「後宮の烏(TVアニメ動画)」

総合得点
69.1
感想・評価
143
棚に入れた
407
ランキング
1836
★★★★☆ 3.5 (143)
物語
3.5
作画
3.6
声優
3.5
音楽
3.5
キャラ
3.5

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ネタバレ

にゃん^^ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

宮廷ミステリー×ラブストーリー?。。@1話目

公式情報 
{netabare}
INTRODUCTION
{netabare}
孤独な烏妃の知られざる正体とは━━ シリーズ累計発行部数100万部を突破。原作・白川紺子が描く中華幻想譚、ここに開幕。 後宮の奥深くに住んでいる、妃でありながら夜伽をしない特別な妃・烏妃(うひ)。その姿を見た者は、老婆であると言う者もいれば、少女だったと言う者もいた。 烏妃の名前は寿雪(じゅせつ)。彼女は不思議な術を使い、呪殺から失せ物さがしまで、何でも引き受けてくれるという。 時の皇帝・高峻(こうしゅん)は、ある依頼のため寿雪の元を訪れる。二人の巡り合わせは、歴史をも覆す「秘密」を暴くことになる……。
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スタッフ{netabare}
原作:白川紺子『後宮の烏』(集英社オレンジ文庫)
監督:宮脇千鶴
シリーズ構成:大島里美
キャラクター原案:香魚子
キャラクターデザイン:竹内進二
小物設定:中村ユミ
美術設定:河野次郎
美術監督:中村典史
色彩設計:歌川律子
撮影監督:渡辺有正
編集:白石あかね
音響監督:明田川 仁
音楽:橘 麻美
制作:BN Pictures

主題歌
OP:「MYSTERIOUS」女王蜂
ED:「夏の雪」krage
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キャスト{netabare}
柳 寿雪:水野朔
夏 高峻:水中雅章
衛青:八代拓
九九:高野麻里佳
温螢:島﨑信長
淡海:岡本信彦
衣斯哈:平田真菜
雲花娘:上田麗奈
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1話ずつの感想


第一話 翡翠(ひすい)の耳飾り 前篇
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
烏妃(うひ)は、妃でありながら夜伽をしない特別な妃である。呪殺、祈祷、失せ物さがし、頼まれればなんでも請け負うが、会えば災いがあるとも言われている。後宮に住んでいるが詳しいことは誰も知らない謎めいた存在だ。夏王朝(かおうちょう)の皇帝・夏高峻(かこうしゅん)は、烏妃の住まう夜明宮へと足を踏み入れる。そこにいたのは漆黒の衣装をまとった美しい少女・柳寿雪(りゅうじゅせつ)であった。
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感想
{netabare}
たぶん、小説だと字を見たら分かると思うんだけど
ハイタイシ、ターチャ、コウタイゴウとか漢字を見ないと
意味がよく分からない単語が多すぎみたい。。

ググってみたら、ターチャは大家のことなのかな?
麻雀用語で他家とかってゆう漢字もあるみたい^^

だから今回のあらすじが、間違ってたらごめんなさい。。

おはなしの前後は変わるけど、
今の皇帝の高峻のお母さんは、皇太后に嫌われて毒殺されたみたいで
その時、高峻も廃太子にされたんだけど
皇太后を幽閉して、皇帝の座についた。。

そして今、皇太后を処刑するために、部下に罪の調査させてるみたい。。

その話と関係あるのかないのか分からないんだけど
高峻が宮廷でひろったイヤリングに幽鬼がついてるのを知って
烏妃ってゆうお妃待遇の宮廷のお抱え霊能者の寿雪に調査をたのみに行って
はじめは嫌がってた寿雪が、自ら聞き込みに出かけた。。

それで、高峻が持ってたイヤリングの幽鬼に特徴が似てる
イジメられてた三の妃が死んで、その責任をなすり付けられ
首を吊った班鶯女ってゆう人がいたことを知った。。
おはなしはそんな感じだったみたい。。



高峻は、反乱を起こして政権を取り返した皇帝だけど
皇太后を私怨で殺したりしない、やさしい人みたい^^

烏妃の寿雪は、はじめは神秘的な感じだったけど
アンマンに釣られて調査を引き受ける、ツンデレお嬢ってゆう感じになって
そんな不思議な子だから、霊能とかで解決するのかな?って思ったら
自分で後宮を回り探偵みたいなことをしたりって、不思議なキャラ^^

これって舞台は宮中で、寿雪は不思議な力を持ってるってゆう設定だけど
実は、探偵ミステリーだったりするのかな?
いろんな伏線をバラまいてたみたい。。

そして最後は
寿雪が水浴びをしてると高峻が通りかかり目が合うってゆうラブコメ展開で
宮廷ミステリー、ダークファンタジー、ラブコメ、とか
いろんなタグが付きそうで、ちょっと「魔法使いの嫁」に似た雰囲気かも?


いろんな意味で、これからの展開が楽しみ☆彡
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第二話 翡翠(ひすい)の耳飾り 後篇
{netabare}
公式のあらすじ
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高峻に頼まれた寿雪は、翡翠の耳飾りに取り憑いた幽鬼のことを調べていた。耳飾りの持ち主は班鶯女(はんおうじょ)。十年ほど前、三の妃を毒殺した疑いをかけられ、首を吊って亡くなっていた。その死の真相を突き止めるため、侍女に迎えた九九(じうじう)とともに、班鶯女の側仕えをしていた蘇紅翹(そこうぎょう)がいる洗穢寮(せんえりょう)へと向かう。しかし話を訊くことはできなかった。紅翹は舌を切り落とされていたのである。
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感想
{netabare}
はじめに銀髪の一族が、新皇帝の命令で根絶やしにされることになって
幼い寿雪は、お母さんが髪を黒く染めてくれて助かったけど
お母さんは連れてかれて、さらし首にされたってゆうエピソードがあった。。

それでメインのおはなしは
この前、寿雪を案内してくれた九九を次女にして
宮廷内の島流し先、って言われてる洗穢寮に乗り込むの。。

そこで寿雪たちはならず者の男たちにおそわれたりしながら
班鶯女の死の謎をさぐったら、犯人は皇太后だって分かって
さらに、そこで出会った班鶯女のいいなずけから、高峻の暗殺計画がもれ
それを命令したのも、寿雪たちをおそったのも皇太后ってゆうのがバレた。。

それで悪事の証拠がそろって、高峻は皇太后の首をはねさせた。。

そのあと疲れた高峻は、ほうびを出すって言って寿雪のところを訪れ
寿雪にプロポーズしたまま、復讐を終えた疲れで眠っちゃった
ってゆうおはなし。。

あと、班鶯女の耳飾りを落としたのは班鶯女のいいなずけで
班鶯女の事件の潜入調査してた、ってゆうのが分かって
彼が寿雪にたのんで班鶯女の霊を呼び出してもらったら
霊が成仏していった、ってゆうおはなし。。

それに、高峻が少年のころ、班鶯女から大事な耳飾りの片割れをもらって
班王女のことが気になってた、ってゆうエピソードがあった。。



推理アニメなのかな?って思ってたけど
ふつうに証人が次々見つかって、事件は全部あっさり解決したから
メインは、高峻と寿雪が、どっちもお母さんを見殺しにしたってゆう
似たような境遇で、高峻が寿雪にプロポーズした方だったのかな。。

寿雪のお母さんが殺されたシーンは、胸が痛かったけど
「平家物語」のびわのお父さんが似たような目にあってたし
こうゆうおはなしでは、ふつうなのかも。。

あと、班鶯女の無実が分かって、成仏していったところも良かった。。

高峻はやさしくて、皇太后を殺すときでもちょっと迷ってたみたいだけど
これだけ殺人や殺人未遂なんかしてたら、現代でも死刑にされると思う。。

ただ、これって皇太后だけが悪いわけじゃなく
高峻のお父さんもたくさんの無実の人を殺してるはずだから
高峻も、自分には罪はない、なんて言えないのかも。。
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第三話 花笛(はなぶえ)
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公式のあらすじ
{netabare}
鴛鴦宮に住まう後宮最上位の妃、花娘(かじょう)が夜明宮にやってきた。花娘は、花笛がなぜ鳴らなかったのか知りたいという。花笛とは冬の終わり、その年に亡くなった者を弔うため、軒先に吊るしておくものである。春の訪れを告げる風とともに死者が還ってきて、笛を鳴らすと言われている。花娘は恋人だった欧玄有(おうげんゆう)を亡くした時、笛が鳴らなかったことを気にかけていた。寿雪は求めに応じて欧玄有の魂を呼び出し、話を訊こうとする。
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感想
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第二の妃、花娘からたのまれて
死んだ人の魂が春風とともに帰ってきて鳴らすって言われてる
花笛が鳴らなかった件の調査をするおはなし。。

寿雪は花娘の恋人の魂を呼び出そうとしてできず
その理由が、ある宗教団体の教祖に関係してるんじゃ?
ってゆうところまで分かったんだけど、その背後に、人に憑依できる
欒氷月ってゆう寿雪の同族がいることが分かった、ってゆうおはなし。。

その中に、花娘が恋人を愛してて
妃になってるのは、花娘が嫁に行かなくって済むように
幼なじみの高峻が、彼女をかりそめの妃にしてあげた
ってゆうエピソードがあった。。



花娘の恋人の魂が解放されて、笛が鳴ったところは良かったけど
氷月のたのみが何だったか気になる。。

たぶん、帝に復讐してくれ、とか言うんじゃないのかな?

だったら烏妃と帝が相いれないモノ、ってゆうのは
敵同士だから、ってゆうことかも?


2人が、謎を解決していきながら距離を縮めていくってゆうので
ちょっと「氷菓」に似てるのかも?って。。

それにしても、高峻(コウシュン)や花娘(カジョウ)がふつうに音読みなのに
九九(ジウジウ)や娘娘(ニャンニャン)は中国読み風って何だか気もち悪いかも。。


あと、皇帝でも思い通りにできない烏妃みたいな能力者がいる欒一族って
あんな能力があったら、新皇帝が攻めてくるのも分かったはずだし
簡単にはやられなさそうなんだけど、どうやって滅ぼされたのかな?
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第四話 雲雀公主(ひばりひめ)
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
夜明宮に雲雀の幽鬼がやってきた。未練があり、楽土へと渡れないらしい。不憫に思った九九は寿雪に雲雀を救ってほしいとお願いした。寿雪は雲雀を飼っていた雲雀公主(ひばりひめ)のことを調べる。宮女に話を訊いて回っていると、とある世間話を耳にする。それは、下げ渡される反物などがない宮は侍女にとってはずれであるということだ。寿雪は九九に何もあげたことがなかった。
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感想
{netabare}
池にはまって亡くなった雲雀公主(ヒバリヒメ)が飼ってた雲雀の幽鬼を
楽土に送ってやりたいって九九にたのまれた寿雪が
公主がケンカした侍女と仲直りするために
咳こむ彼女に薬草を取ろうとして足をすべらせたって知った。。

聞き込みの途中、主人は侍女に何かあげた方がいいって気づいた寿雪が
九九に、高峻からもらった物をあげようとして、彼女を怒らせて。。
ってゆうエピソードがあって、寿雪が、主人と侍女ってゆうか
友だちとの付き合い方を学ぶ、ってゆうおはなしだったのかも?

高峻が、亡くした部下のことを思い出し
「仲直りはしたほうがよい」って言ってたけど、にゃんもそう思う。。

でも、にゃんはいつの間にか人を怒らせちゃうから
友だちが多いほど考えないといけないことが増えて
それなのにあんまり頭が良くないから、考えすぎて疲れちゃうけど
烏妃の方は、人と親しくしないようにって教わってきたみたい。。

たぶん、それつながりで
高峻が烏妃のことを調べてたけど、冬官の人は何か隠してたみたい。。
それがこのおはなしの、1番の謎になるのかも?

終わってない小説とかが原作のアニメって多いけど
このおはなしは7巻で終わったみたいだから
見てて、謎がぜんぜん解決しなくって
後でがっかりってゆうことはなさそうだから、さいごまで楽しみ☆彡
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第五話 懐刀(ふところがたな)
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公式のあらすじ
{netabare}
高峻の寝所に夜な夜なふたりの幽鬼が現れる。それが原因で憔悴していく高峻の身を、衛青(えいせい)は案じていた。烏妃に相談してはどうかと勧めるが、他言無用だと口止めされるばかりである。その理由は幽鬼にあった。高峻の母と、親しかった宦官・丁藍(ていらん)だったのである。高峻はふたりの死に対して、自責の念にかられていた。その気持ちを理解しつつも、放っておけない衛青は、寿雪の元を訪ねようとするが——
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感想
{netabare}
最近、高峻のところに
お母さんの幽鬼と、親しかった丁藍の幽鬼が出るようになって疲れ切ってて
そんな高峻を何とかしてあげたいって思う、衛青のおはなし。。

衛青が問題になりそうな、巫術師をさがすため街に出て
昔の自分を知る人に会って逃げ出す、衛青の過去の深堀回かな。。

「BANANA FISH」のアッシュみたいなトラウマがあったけど
衛青は、高峻にひろってもらえただけ、幸せだったと思う。。

そのあと烏妃に会って、おたがいにあやまったところは良かった^^


OPなしではじまった、って思ったら、途中でEDが流れ
EDのあと衛青が烏妃を訪ね、今回の件を相談。。

でも、その前に烏妃は
高峻にたのまれた柳の下に出る銀髪の幽鬼の方を先に調べるため
幽鬼が腰に下げてたメノウの玉の持ち主をしらべに倉庫に行って
そこで、世界地図みたいなものを見つけて、おどろくところでオシマイ。。

オシマイの後、OPが流れたってゆうことは
ここからが本編ってゆう感じなのかな?



中国のおはなしなのかな?って思ってたら
もしかして、実は異世界もの!?

公式のINTRODUCTIONに『歴史をも覆す「秘密」を暴くことになる……』
って書いてあったけど、実はこの世界は仮想世界だった!?
みたいな展開にはならないと思う^^

でも、何か意外な展開が待ってそうでちょっとワクワク。。
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第六話 夏の王、冬の王
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
皇帝の住まう凝光殿(ぎょうこうでん)の庫(くら)には、幽鬼が身につけていた縞瑪瑙(しまめのう)の玉珮(ぎょくはい)が納められていた。その持ち主は明珠公主(めいじゅこうしゅ)。欒王朝最後の皇帝の娘であった。庫にはその絵姿も残っていた。そこで寿雪は明珠公主と、ある人物の絵を目にする。一方、歴史書を紐解き、烏妃の秘密を探し求めていた高峻は、薛魚泳(せつぎょえい)から本当の史実が書かれたもう一つの歴史書が存在すること、そしてそれを持っているのは烏妃であると明かされる。
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感想
{netabare}
高峻が本当の史実書の存在を知り、烏妃から詳しい説明を受けるの。。

後宮に烏妃がいる理由の解説回で、烏漣娘娘が関わってるみたいなんだけど
烏漣娘娘って、前にも出てきたっけ?
覚えてないけど、話を聞いてたら初代の皇帝を立てた神様みたい。

そのときに、夏の王と冬の王ってゆう2人を立てたんだけど
痴話げんかが原因で2つの勢力が争い始め、夏の王は何度も立ったけど
冬の王がいなかったから、政権はすぐ変わった。。

高峻の祖先は、冬の王の大事さをさとって
金鶏が示した奴隷商にいた子どもひろって、烏妃ってゆう名前で
後宮の奥に閉じ込め
以前の二の舞にならないように、お渡りは一切しなかった。。


さいごは 冰月が九九の体に憑依して、何かをさせようとしてるみたい。。



ってゆうのがざっとした説明だけど
烏妃だけ王宮の外に出れない、ってゆうのがよく分からなかった。。

本来王様の1人なんだから、どこに行ったっていいはずなんじゃない?

あと、どうしても外に出たいなら、王宮の外枠を広げて
民家まで王宮の1部にしちゃうってゆう、奥の手を考えついたんだけどw


あと、はじめに出てくる亀の伝説とはどうつながるんだろう?
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第七話 玻璃(はり)に祈る
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公式のあらすじ
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前王朝の血を引く冰月(ひょうげつ)と明珠公主は、結婚の約束を果たせないまま戦の中で亡くなった。死後、幽鬼となった冰月は、同じく幽鬼になりさまよう明珠公主を柳の下で見つけたが、呼びかけても反応がない。その公主を救うため、冰月は楽土へ渡らず留まり続けていたのである。手を尽くしたが公主は呼びかけに応えてくれないままだった。どうすれば公主を救えるのか。寿雪はひとつの仮説を立てていた。
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感想
{netabare}
烏妃は、九九を傷つけようとした氷月を強制的に霊界送りにしようとしたけど
高峻に止められ、事情を聞くことに。。

氷月は欒の名前を捨て、明珠公主といっしょになる約束をしてたんだけど
その前に2人とも殺され、氷月は公主をさがしたんだけど見つけた公主は
何かに集中してて、ぜんぜん相手にならなかった。。

烏妃は公主が探してるのが、氷月からもらった玻璃のかんざしだって気付いて
近くを掘って、隠してあったかんざしを見つけ、2人を成仏させた。。


それから烏妃は、高峻の寝所に行くと、高峻のお母さんと友が守ってた
寝所にかかってた皇太后の呪詛を解いて、2人を自由にした。。


そのあとしばらく、高峻が烏妃のところに来なかったんだけど
何か法律を変えてるって花娘に聞いて帰ってくると、高峻が待ってて
欒一族の捕殺令を廃止し、烏妃を殺さない。。って言い出して
魚の箸置きみたいなのを2つ出して、1つを烏妃に渡すと約束。。

1つは何があっても寿雪を殺さない
もう1つはお互いに争わない。。

でも、寿雪を飼い殺しにするんじゃなく
2人っきりの時は寿雪を冬の王として扱い
過去の烏妃たちのことも尊敬するって。。

そして寿雪に「苦しみに寄りそえる、よき友になりたい」って。。
それで2人でお茶を飲もうと青にお茶を入れさせるところでオシマイ。。



今回もテンポが速くって、3つのメインストーリーがあったけど
やっぱり、1番よかったのは
高峻が寿雪に「友になりたい」って言ったところかな^^

これから恋愛になってくかもしれないけど
2人はただの友だちのままの方がいいかも?
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第八話 青燕(あおつばめ)
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
飛燕宮の見習い宦官・衣斯哈(いしは)が夜明宮を訪ねてきた。衣斯哈は青燕の羽根を持つ少年の幽鬼を見かけ、その子を救ってほしいと寿雪に頼む。調べを進めていくと、衣斯哈が先輩宦官たちに棒で折檻されている場に遭遇してしまう。寿雪が止めに入ると、衣斯哈の指導役である康覧(こうらん)は震え上がる。寿雪の瞳の中に恐ろしい化物が見えたのだ。
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感想
{netabare}
今回は、青燕の羽根を持つ少年の幽鬼を成仏させるおはなしで
その幽鬼が死ぬ原因になったのは
珍しい鳥の羽をひろってお妃に届けてよろこんでもらってるうち
エスカレートして、捕まえた鳥を死なせ、その死骸をお妃に届けたこと。。

そして、その幽鬼のことを主に訴えたり、寿雪に相談した見習いの衣斯哈は、
主のところをクビになり
行くところがないから、寿雪の下で働くことになった、ってゆう
ちょっといいおはなしにしたかったのかな?


羽をお妃に届けた少年は、けっきょく自分の間違いで殺されたんだけど
きっとその子は、取り返しのつかないことをしたのに気づいて
罰を受けたかったんだと思う。。


そして
彼の幽鬼を助けようとした衣斯哈が体罰に会うのはひどいと思った。。

でも、お妃に死骸を献上するって、かなりサイコパスが入ってるから
その時のトラウマを、お妃に思い出させないようにするってゆうのも
部下の大事なお仕事だと思うから、衣斯哈に口止めさせようとした人も
同じような罰を受けてるはずだし、そんなに責めちゃいけない気がする。。

それよりも高峻には、王宮から体罰システムをなくす方向で動いてほしい☆彡
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第九話 水の聲(こえ)
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
宮女・安蕙蘭(あんけいらん)が頼み事にやってくる。蕙蘭は水の中から死んだはずの妃の声が聞こえると訴える。炎帝が統治していた時代、鵲妃として迎えられた西婉琳(さいえんりん)は、帝のお渡りがある日、池に飛び込み亡くなった。水の中からする声はその妃のものだという。蕙蘭は婉琳を救ってほしいと頼み込むが、寿雪はその訴えの裏にある蕙蘭の真意を見抜いていた。
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感想
{netabare}
帝のはじめてのお渡りがある日、入水した妃・婉琳を救ってほしい
と願う宮女・蕙蘭の件を調べた寿雪が
その声は、婉琳を大事に思うあまり、婉琳の思い人とムリに引き離そうとした
蕙蘭自身が幽鬼になったモノだったことを知り、池に封印。。

ところが誰か、その封印をやぶったものがいて
烏妃を殺そうとしてるんだけど
その背後には、梟と呼ばれる女性がいるみたい。。



何か、また新しい設定みたいなのが出てきたみたい。。

伝説の中には、亀のおはなしも出てきたと思うんだけど
そっちはどうなってるのかな?
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第十話 仮面の男
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
高峻が珍しく寂しそうな顔をみせた。そのことがどうも気にかかるが、寿雪はその理由を問うことができない。数日後、高峻が幽鬼の取り憑いた面を持って夜明宮に顔を出す。幽鬼は異国渡りの琵琶の音に反応するらしい。その琵琶を高峻が用意することで話がまとまる。話を終えた高峻は帰ろうとするが、寿雪はつい引き止めてしまう。
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感想
{netabare}
幽鬼のとりついた面が、琵琶に執着して死んだ男のものだって分かり
寿雪が楽度に送るおはなしだったけど
それよりも、寿雪と高峻のおはなしになってきてるみたい。。

高峻は、宮廷内の勢力争いに加わらないよう
妃を持っても、子どもを作る気はない、ってゆう感じなのかも?

周りの人たちは、烏妃が実は、冬の王だって知らないから
皇帝の下にいるみたいな扱いだけど
実は、皇帝と同じくらい大事だって知ったらどうなるのかな?
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第十一話 布石(ふせき)
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
寿雪が星烏廟(せいうびょう)を訪ねると、薛魚泳と高峻が碁を打っていた。寿雪が魚泳と代わり、高峻と勝負をする。碁を終えた後、二人はしばし庭で話をすることにした。その姿を見ていた魚泳は高峻が帰った後、寿雪に忠告をする。情けは愛とは違う。高峻とこれ以上親しくするべきではない。烏妃は何も望んではならないのだから——と。それは寿雪が麗娘から教えられた烏妃としてのあるべき姿だった。
{/netabare}
感想
{netabare}
宮女がのどを食いちぎられて死んだ事件が起きて
寿雪はそれが、以前、宮女に変装して
死んだものを蘇らせてほしいって訪ねてきた鵲巣宮の鵲妃と関係があって
仕えてる封宵月は自分を殺しに来た(梟)なのでは?と疑ってたみたい。。

それで調査に行った温蛍が戻らなくってさがしに行こうとしたら
九九や衣斯哈、高峻まで付き合ってくれて
鵲巣宮の乗り込むと、強い香の香りに交じって、変わった匂いが。。
ってゆうおはなし。。



寿雪は友だちができて自分は弱くなった、って思ってたけど
高峻にも、変に意地を張らなくなったし(囲碁に負けるのは別w)
みんなと仲良くしてる寿雪を見れてよかったし
みんなが協力してくれるから、逆に強くなったと思う。。


封宵月は、死んだ人を生き返らせるとか言って鵲妃に近づいて
人を襲わせ、血を集めてるとかなのかな?

温蛍が生きてるといいけど☆彡
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第十二話 兄妹(きょうだい)
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
戻らない温螢(おんけい)を探して、寿雪は鵲巣宮に乗り込んだ。そこで寿雪はやつれはてた鵲妃・琴恵瑤(きんけいよう)に会う。大切な兄を亡くした後、長らく床に臥せっていると思われていた恵瑤だったが、彼女は鵲巣宮の中で、あるものと過ごしていた。それは亡くしたはずの兄。髪の毛と泥を使って蘇らせてもらったのだと恵瑤は語る。
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感想
{netabare}
前半は。。

鵲巣宮に鵲妃・琴恵瑤を訪ねた寿雪は、そこで封宵月とすれ違ったけど
恵瑤の方が重大そうなので残って話を聞くと
ただ1人の尊敬する兄が死んで、宵月によみがえらせてもらったって。。

でもそれは、兄の髪の毛を元に作った土人形で
人の血を飲まないと暴れ出すから、恵瑤が自分の血を与えてたんだけど
ある晩、宮女が土人形の兄におそわれて
のどを食いちぎられて死んだことが分かった。。

寿雪はそれがお兄さんじゃなく、ただの土人形だって教えたけど
恵瑶はそれを信じることを拒否して、土人形兄をかばおうとして
自分がのどを食いちぎられて死んだ、ってゆうおはなし。。


こっちは魔術みたいな方法だったけど、科学でもそうだと思う。。

DNAが同じクローンでも、一卵性双生児の兄弟が別人なのといっしょで
どんなに科学が進んで、死んだ人と同じ体や記憶は作れても
元の個体とは全く同じにはならないから
一回死んで、体や記憶が大きく壊れた人は、生き返らないと思う。。

でも、愛する人を失くした人には
取りあえずそんなこと、どうでもいいのかも。。

恵瑶は死んだけど、犯人を作り出したのも
また被害者を出すかもしれないのに、それを隠してたのも
許されない罪だから、悪魔が連れて行ったのかも。。


後半は、封宵月の正体のおはなし。。

正体は、妹の烏漣娘娘(烏)を殺しに来た兄の梟で
本体は世界のはずれの幽宮(カクレノミヤ)にあって
そこから魂か何かを飛ばし、土人形の体を作り憑依してるみたい。。

目的は、初代の烏妃が生身の体に閉じ込めた、罪を犯した烏漣娘娘を
烏妃ごと殺すことで苦しみから救いに来たってゆう感じ。。

そしてこの世界は、罪を犯した者の流刑地・忌島で
本当は幽宮からこの世界に干渉することは禁じられてるんだって。。


前に世界地図みたいなのといっしょに出てきた文が言ってたのは

月燈海に堕ちて双神となりたまふ
一は阴の神二は熒の神
海隅八千夜を分かち
一の神、黝き御舎に幽れたまひ
二の神、月の御舎にて楽をしたまふ

この、一の神ってゆうのが梟で、二の神が烏だったのかな?

それで大龜の神が罪を犯して、バラバラにされてこの世界に流されたけど
その骨が1つになって白亀の神が生まれ、その子孫が皇帝になった
ってゆうことなのかも?


もし宵月の言ってることが本当だったら
彼は悪い人じゃないと思うけど
寿雪が死ぬ時まで、待てないのかな☆彡

今回、あの金色の鳥を使って、宵月の体をこわすことはできたみたいだけど
またすぐに再生できるのかな。。
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{/netabare}
第十三話 想夫香(そうふこう)
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
鵲妃・恵瑤の迎えた悲劇は寿雪、高峻の胸に重く残っていた。その一件から数日後、高峻の命で調べを進めていた衛青は、封宵月(ほうしょうげつ)を後宮に招き入れた協力者が宮廷内にいることを突き止めた。衛青は温螢、淡海(たんかい)とともにその者を追うが、一足違いで逃げられてしまう。同じ頃、ある人物が夜明宮を訪ねてきた。寿雪は驚く。その人物は重大な禁忌を犯していた。
{/netabare}
感想
{netabare}
宵月を後宮に招き入れたのは冬官の薛魚泳だと分かって
その頃魚泳は寿雪のところに行き、先代の烏妃・麗娘の話をしてた。。

魚泳が自分のことを殺しに来たのが分かって
寿雪は死ぬ覚悟をしたとき、高峻たちが助けに来てくれた。。

魚泳は麗娘の幼なじみで、夜明宮に連れて行かれた彼女を追って冬官になって
一人で暮らす麗娘のさびしさを案じてたんだけど、新しく烏妃になった寿雪が
たくさんの人たちに囲まれて楽しそうなのを見て、嫉妬してたのか
烏妃を殺そうとする宵月に共感して、後宮に引き入れたみたい。。

でも高峻が、麗娘には寿雪がいたことを話し
魚泳が殺そうとしたのは、麗娘が娘の様に思ってた寿雪だって話すと
自分が間違ってたことに気がついた様で、そのまま隠居することになった。。


そして寿雪は、眠れない高峻に添い寝をしたみたいだけど
それは、人と人がおたがいを思い合う、恋愛を超えた関係で
次の日、寿雪は恵瑤の親に手紙を書いた。。

高峻自ら香を焚き、恵瑶をとむらっていることを伝えると
恵瑤の父が高峻にお礼に来て、寿雪からの手紙で高峻の思いを知って
寿雪と高峻のやさしさを知ったことを話し
恵瑤の父が恨んでることを気にしてた高峻は、涙を流した。。

寿雪は雲花娘のところに遊びに行き、雲花娘を姉の様に感じ
自分が高峻の救いになれるか相談したり。。



最後は、海と烏と寿雪と高峻が出てきたけど
何だかよく分からないおはなしだった。。

寿雪と高峻が手を取り合ってたけど
高峻の、アザが付いた傷跡あたりから
梟みたいな羽が出てたのが気になった。。

2期があるなら、烏が寿雪から自由になって
寿雪も烏から自由になったりするのかな。。
{/netabare}
{/netabare}


見おわって。。


中国の歴史風、王宮ファンタジーってゆう感じで
心霊的な力を持ってて、夜伽をしない妃・烏妃と
王宮内の陰謀をやぶり皇帝になったばかりの高峻が出会い、共感していって
皇帝と烏妃と世界の謎を知っていく、ってゆうミステリアスなおはなし。。


王宮ラブロマンスみたいな雰囲気だったけど、霊的でグロいおはなしも多く
ラブってゆうより、自分たちに関わってくる伝説の謎が分かってきたり
人と人との気持ちが通じ合う、感動のはなしがあったりで
1話ごとの構成はシンプルだったけど、飽きずに見れるおはなしだった。。


ただ、日本語の漢字読みだったり、中国語っぽい読み方が混ざって
名前が分かりにくくって、小説や漫画だといいと思うんだけど
アニメだと分かりにくいから
もうちょっと何とかならなかったのかな?って。。


原作は終わってるみたいだけど謎はまだ残ってて
これからが気になるから、2期があったら見ると思う☆彡






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投稿 : 2022/12/27
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