「ようこそ実力至上主義の教室へ 2期(TVアニメ動画)」

総合得点
73.2
感想・評価
364
棚に入れた
1349
ランキング
1016
★★★★☆ 3.6 (364)
物語
3.6
作画
3.4
声優
3.7
音楽
3.5
キャラ
3.7

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ネタバレ

STONE さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

とりあえず簡単な感想

 原作は未読。
 2期ものということで、クラス対抗のポイント取り合いの図式は1期と変わらず。

 前半に関しては正直なところいまいちな感が強かった。
 優待者を当てる船上試験は色々な部分が削られていたようで、分かりにくいことが多々。
 この手の頭脳戦は推理・考察、あるいは理解に当たって、それなりに材料が必要だが、
その材料が足りないとやはり面白みも減ってしまう。
 次の体育祭もそんな感じで、加えていずれも龍園 翔や櫛田 桔梗にしてやられる展開と
いうこともあって、鬱憤が溜まるような内容。
 ただ船上試験は綾小路 清隆と軽井沢 恵に関係性ができたり、体育祭では堀北 鈴音と
須藤 健に成長が見られたりと、キャラクタードラマとしては見どころがあったりする。

 前半は後に反撃に至るための溜め回といった位置付けだったので、逆に後半の
ペーパーシャッフルや龍園との決着は溜飲が下がるような展開。
 ただ、ここでの綾小路の行動は外から見れば、堀北や軽井沢を助ける王子様のようなものに
なっているが、あくまで本人の私利のために行動に過ぎず、龍園との一件に関しては船上試験の
段階から軽井沢を手駒にするための計画というかなり冷徹なもので、改めて綾小路の闇深さが
浮き彫りになった感じ。

 ヒロインに関しては1期では堀北が出ずっぱりだったので、彼女が正ヒロインなのかと
思っていたが、あれは原作から改変されていたそうで、本作では軽井沢がメイン。
 他にも綾小路に告白する佐藤 麻耶を始め、綾小路の女子好感度は上昇中といった感じで、
図式自体は綾小路ハーレムのようになっているが、肝心の綾小路はいずれのヒロインに対しても
人間的好意すらなさそう。

 1期では表立つことはなかったが、本作では敵味方問わず目立つ存在になってきたようで、
更に次に対峙しそうなAクラスの坂柳 有栖は龍園とはまったく違うタイプと言うことで、
今後の綾小路の立ち振る舞いや戦略はどうなっていくのか、楽しみではある。

 残念だったのは作画。
 個人的に作画にそんなにこだわるタイプではないし、本作自体作画を売りにしているような
作品ではないが、それでも前半などは雑な部分が目に付いた。

2022/11/07

投稿 : 2022/11/07
閲覧 : 106
サンキュー:

5

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