「すずめの戸締まり(アニメ映画)」

総合得点
78.2
感想・評価
63
棚に入れた
243
ランキング
527
★★★★★ 4.2 (63)
物語
4.2
作画
4.6
声優
4.1
音楽
4.2
キャラ
4.0

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ネタバレ

ガタリリス さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

日本神話とオカルトのメタファーか?

【参考動画紹介】
私が本作の感想を書いた3週間後くらいにTOLANDVLOGさんが秀逸な考察動画を上げてくれたので、この場で紹介させて頂きます。
参考にどうぞ♪
①https://www.youtube.com/watch?v=K7jyLyuDNrY
②https://www.youtube.com/watch?v=fBcJMFXRyzs

***

近所の映画館にて視聴してきました。
「君の名は」や「天気の子」に比べて若干大人向けの雰囲気に感じました。
新海作品は川村元気氏プロデューサー以降と以前で作風が全く違います。
私は以降の作品を「現新海作品」以前を「旧新海作品」と呼んでいます。
現新海作品は今回で三作目ですが、共通項がある程度見えて来た気がします。
特徴としては、

①バックグラウンドに日本神話やオカルトネタがある
②自然災害がメインテーマ
③ボーイツミーツガールな内容

の三点ですね。

まず①について。
前作「君の名は」や「天気の子」の神話的考察については
TOLANDVLOGさんの動画
https://www.youtube.com/watch?v=Frul7EBPsEk
https://www.youtube.com/watch?v=7bgJBG80P4I
をご参照下さい。

ちなみに私は日本神話に関しては、恥ずかしながら深い知識を持ってないため多くを語れないのが残念です;;
古事記を一読したことがあるのですが、神様の名前が難しい漢字の羅列で頭に入らなかったり、意味が分からない描写が頻繁に出てきたりと、その辺りが原因で内容がすんなり入って来ませんでした。。。
なので私の認識出来る範囲で書いて行きたいと思います。

本作の主人公の名前は「岩戸 鈴芽」ですね。
これはアマテラスの岩戸閉じの神話に絡めたネーミングであると推測できます。
あとは「すずめ」の由来も「アメノウズメノミコト」という神様の名前から拝借したもののようです。
岩戸の前でストリップした神様の名前ですw

また、閉じ師である宗像草太は過去の古い文献なんかも持ってて、これももしかしたら神話と関係ある内容かも知れません。

あとは今作では出てきませんが、現新海作品には「月刊ムー」が登場します。
つまり、バックグラウンドにオカルト的な設定があると暗示してる訳ですね。
今回の作品に出て来た要石や扉という設定は、陰陽道の結界と同義であると解釈できます。
その結界が日本で起こる自然災害を封じ込めていて、そのメンテナンス(?)をしているのが閉じ師という設定だと私は解釈しました。

他は作品公開日が2022年11月11日。
何か意味あり気な数字ですね。


次に②
「君の名は」は隕石の落下。
「天気の子」は異常気象。
そして本作「すずめの戸締り」は地震がテーマになっています。

三作品とも自然災害がメインテーマになってるのは偶然でしょうか?
もし偶然でないとしたら、どういう意図でこういうテーマを選んでいるのか?
ここら辺を深く考察したいですが、私の推測能力では浅はかな解釈しかできないと思いますので、他の方の深い考察をしばらく待っていようかなと思います。
特に本作は3.11東日本大震災がテーマにありますので、この考察は特に重要度が高いと感じます。


そして③
現新海作品「君の名は」「天気の子」では年齢が近い高校生同士のカップルがメインの登場人物です。
そして、これは新海氏の好みだと思いますが、女子の方が年上です。
しかし、本作の主人公は高校生ですが、ヒーロー(ヒロインの対義語ですw)は社会人間近の大学生です。
旧新海作品でも大体ヒロインの方が年上だったと思うのですが、新海さんのこだわりは何処に行ったのでしょうか?w
謎ですね。


最後に個人的な感想を書いて終わりたいと思います。
本作のマスコットキャラ「ダイジン」ですが、「まどマギ」に出て来るキュゥべえ的な存在なのかな?と思いました。
可愛い顔してえげつない性格を持ったネコ的存在ですw
まあ、半分くらいはそういう系統のキャラだと思いますが、鈴芽に嫌われたら残念そうな表情をしてたり、最後は鈴芽のために{netabare} 要石{/netabare}になったりと、一応人並み(?)の良心は持ってるらしいです。

宗像草太はダイジンによってイスに姿を変えられ、それを治すためにダイジンを追い掛け日本中を旅します。
その道中に現れた”ミミズ”を追い出すため扉を閉めます。

新海作品によく出て来るのが、旅の描写ですね。
前二作品は東京が舞台でしたが、今回は日本中津々浦々が舞台です。
さすがにワンパはまずいと感じたのか、今回は少し趣向を変えて来た感がありますねw

本作は全体的に重たい内容だと感じましたが、最後はハッピーエンド。
個人的には草太の友人”芹澤朋也”が一番印象に残ってて好きでしたw

以上、拙い感想でした(・ω・)ノ

投稿 : 2022/11/29
閲覧 : 241
サンキュー:

14

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