「五等分の花嫁∬(TVアニメ動画)」

総合得点
78.6
感想・評価
479
棚に入れた
2004
ランキング
533
★★★★☆ 3.8 (479)
物語
3.6
作画
3.7
声優
4.0
音楽
3.6
キャラ
3.9

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ネタバレ

蒼い星 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

五等分のヒロイン?

【概要】

アニメーション制作:バイブリーアニメーションスタジオ
2021年1月8日 - 3月26日に放映された全12話のTVアニメ。

原作は『週刊少年マガジン』にて連載されていた漫画作品。
著者は、春場ねぎ。

監督は、かおり。

【あらすじ】

ぼっちの優等生の上杉風太郎は、高校に転校してきた同学年で赤点だらけで落第寸前で、
五つ子美少女の中野姉妹を卒業させる家庭教師のアルバイトを引き受けてしまったものの、
彼女たちは勉強をする気がなくて非協力的。
一番成績が悪いが最初から友好的だった四葉。
懸命に歩み寄って拒絶状態からの三玖の心を開き、花火大会で一花を味方につけたものの、
五人姉妹の居場所に割り込んでくる風太郎を排除したい二乃と、
初対面のときに風太郎に冷たく扱われたことを許していない五月。
この二人とは上手くいっていなかった。
それも、中間試験や林間学校などを経て二人とも以前よりは気を許すようになっていく。

林間学校で動き回って五月の心を開いた代償として、
風邪が悪化して入院した風太郎のお見舞いに賑やかな五つ子姉妹。
彼女らの風太郎に向ける視線は、出会ったときより優しくなっていた。

入院中に風太郎は5年前のヤンチャだった頃の自分が京都で出会った少女のことを思い出し、
五つ子姉妹も実は5年前の京都で大切な想い出があり、
五つ子の中に風太郎の初恋の少女がいるのだった。

【感想】

ハーレムアニメはジャンルそのものがそんなに好きではないですが、

風太郎を異性として意識するようになって赤面シーンが増えたりで可愛くなって、
恋愛感情に振り回されて右往左往する五つ子ちゃん。

自分の気持ちに気づいた彼女たちは積極的にアプローチをかけようとするのですが、
恋愛奥手の朴念仁の風太郎が彼女らの気持ちに応えられるようになるには、
まだまだ時間がかかるようでして、また五股をかけるような男でもないので、
五者択一で一人だけを選ぶ答え探しの真っ最中であり、
その5対1の風太郎争奪戦の恋愛の過程を楽しむ!

好きな女優やアイドルが出演しているから、このドラマを観るみたく、
このアニメもそんな楽しみ方でして、
1期より可愛く描かれた恋する美少女たちの表情や声などをニヤニヤと楽しむ、
少年誌の男性向けの恋愛アニメの理想形がこれなんでしょうね。

個人的には二乃と三玖を推しなのですが、
五つ子で一人だけ泥をかぶっちゃった子がいて、それがちょっと痛々しかったかな?

恋愛はきれいなだけじゃなくて足の引っ張り合いもあるという話ですが、
足を引っ張って姑息なことをしているのが一人だけでお互い様になってないのが、
むずむずして楽しくはなかったというか。

焦りからくる負の感情を抑えきれなくて腹黒い部分を自覚しての心の痛みであったり、
切なさや涙を乗り越えて五つ子の結束が前より強固になるであるとか、
感情のドラマを見せたかったのだとは思います。

中野五つ子姉妹のキャラの可愛さ・魅力で人気を誇る作品で、
ピリピリの受け取り方で、よりキャラを魅力的に感じられれば幸せかもしれませんけど、

やってしまった卑怯な行為は本当に嫌われても文句を言えないのですが、
姉妹がいい人達で五人でお互いの気持ちを共感して許して貰えて助かったねみたいで、
良いところもありながらズルをして株が下がった彼女とは別に、
風太郎にも姉妹にも裏表なく素直な感情をぶつけて株が上がったキャラもいまして、
そのむず痒い展開が、実は恋愛の扱いが五等分でなくて明らかに上下を感じましたね。

身内同士の仲間意識や共感とは別に、お手々繋いで一緒にゴールとはいかない、
シナリオ上のキャラの峻別に物語の結末に向けての進展が感じられるのが2期でしたね。


再び、薄くて浅いことしか書いていませんが、
これにて、感想を終わります。
読んで下さいまして、ありがとうございました。

投稿 : 2022/11/18
閲覧 : 167
サンキュー:

23

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