「すずめの戸締まり(アニメ映画)」

総合得点
77.0
感想・評価
225
棚に入れた
823
ランキング
646
★★★★☆ 4.0 (225)
物語
4.0
作画
4.5
声優
3.8
音楽
4.1
キャラ
3.9

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でこぽん さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

映像、音楽、ストーリィ展開、全てに満足しました

新海監督の映画を多く見てきましたが、この映画が最も素晴らしかったと思います。
映像、音楽、ストーリィ展開、全てに満足しました。

但し、東日本大震災や阪神大震災が物語に含まれていますので、見たくない方もおられると思います。
映像や音響効果が、あまりにも迫力ありすぎるのです。
被災者の方が見られる際は気分が悪くなられるのでは…、と危惧しています。


主人公の岩戸 鈴芽(いわと すずめ)は宮崎県に住む女子高生。
ひょんなことから(実はすずめが年上の美男子が大好きなので)、すずめは青年(?)と一緒に愛媛、神戸、東京、そして東北へと旅をします。
旅をすると言っても、恋愛要素は全くありませんので安心してください。

旅の目的をすずめは理解しているつもりでした。
でも、旅の真の目的をすずめが理解したのは、旅が終わるときでした。
実はこの旅には、深い意味があるのです。

旅の途中ですずめは、いろんな人から優しさを分けてもらいます。
その優しさは、とても心地よいものでした。
そして知らず知らずのうちにすずめは、大きな愛情を各地の人々に与えていたのです。

だから、この物語は優しさを与え合う物語でもあるのです。

そういえば東日本大震災のとき、日本じゅうの心が一つになりました。
誰もが募金をし、たくさんのボランティアの方々が被災地で活躍された…
確かにあのとき、日本中の人々が優しさを分かち合ったと思います。


新海監督の映画だけあって作画はこの上なく美しい。そして迫力があります。
それに今回は音響効果も抜群で、開始10分ほどで映画に没頭しました。
しかも物語の内容も、丁寧で奥深い考慮がされていました。

この映画は多くの人にお勧めします。

投稿 : 2022/11/20
閲覧 : 390
サンキュー:

40

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