「よふかしのうた(TVアニメ動画)」

総合得点
75.1
感想・評価
374
棚に入れた
1270
ランキング
821
★★★★☆ 3.7 (374)
物語
3.5
作画
3.8
声優
3.7
音楽
3.7
キャラ
3.6

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ネタバレ

STONE さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

とりあえず簡単な感想

 原作は未読。
 いきなりの自分語りだが、若い頃は深夜に外出するのが好きだった。
 一人の時もあれば、複数の時もあり、後年経済的余裕ができてからは繁華街に出向くように
なったり、車を手に入れてからはドライブになったりしたが、最初の頃は自宅近辺を
ほっつき歩くことが主な過ごし方。
 当時住んでいたのが住宅街ということもあって、深夜にはほとんど人がおらず、それによる
解放感のようなものを感じたり、同じ場所でも昼とはまったく違う顔を見せる夜の街の雰囲気に
魅入られたりしており、そういう点で本作の主人公である夜守 コウに対して、かなり共感度が
高かった。

 夜の描写が素晴らしく、リアリティのあるものではないが、コウの心情や他のキャラとの
関係性を映像表現した心象表現のような描写も多く、とにかく美しかった。
 ストーリー上必要な時以外はモブキャラが出てこないというのも、やはりリアリティより
雰囲気作り優先の一環という感じ。

 ストーリー的にはコウと吸血鬼の七草 ナズナの二人の交流、そこに市井の人である
脇キャラが絡むちょっとしたヒューマンドラマ、いい意味での雰囲気アニメといった感じ
だったが、中盤以降は他の吸血鬼が登場したり、吸血鬼を狩る探偵が登場したりでバトル要素が
加わったりとどちらに進んでいくのか分からない状態で終了。まあ先が楽しみではある。

 キャラが魅力的でメインのコウとナズナに関しては、いずれも思慮深い面と考えなしな部分が
同居しているような掴みどころのない部分が面白い。
 この二人に次いで登場頻度の高かった朝井 アキラもそんな感じ。
 本作のキャラは全体的に設定うんぬん以上に、佇まいや雰囲気で惹かれるキャラが多かった。

2022/11/23

投稿 : 2022/12/03
閲覧 : 133
サンキュー:

6

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