「小鳥遊六花・改 ~劇場版 中二病でも恋がしたい!~(アニメ映画)」

総合得点
66.7
感想・評価
645
棚に入れた
4028
ランキング
2676
★★★★☆ 3.7 (645)
物語
3.3
作画
3.9
声優
3.8
音楽
3.6
キャラ
3.9

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ネタバレ

蒼い星 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 3.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ファン向けに閉じたアニメ映画。

【概要】

アニメーション制作:京都アニメーション
2013年9月14日に公開された97分間の劇場版作品。

原作は、著者・虎虎とイラスト・逢坂望美による、
KAエスマ文庫から刊行されていたライトノベル。
監督は、石原立也。

【感想】

TV版の総集編の前後に、

・勇太の邪気眼中二病の全盛期だった中学生時代。
・六花が見た夢の中の中二病な世界。
・1期と2期の間のショートエピソード。
をくっつけたものではありますが、

この総集編は、名場面とギャグシーンを集めたものでして、
一本の映画作品として観ますと、初見にはストーリーの繋がりがやや雑ですね。
完全に既存のファン向けの2期開始前のおさらい+サービスシーン的な新規映像の作品。

昭和50年代には、ビデオデッキの普及の前にガンダムらの総集編映画が上映されていて、
平成初期には、『うる星やつら』『めぞん一刻』らの総集編VHSビデオが売られてたなど、
この手のアニメの売り方は昔から続けられているものでしたね。

こういうアニメの売り方は他社もやっていますが、
有料配信などで手軽に過去のアニメ作品を観られる時代に、
ふりかえり総集編映画の存在価値が薄れていて、
劇場の大スクリーンと音響以外に劇場で観る以外のメリットは無いのではないか?

自分が当時、映画館に観に行ってたら、
この映画には満足しなかったろうなという自信はありますね。

勇太と六花の生活環境の変化と新キャラのお披露目で、
新しい季節の到来のワクワク感のある終盤新規パート自体は良かったですが、

個別項目を抜きにしたら星3つというところですね、
作画や声優や音楽やキャラ自体は良いのですので、この採点方式だと点数が下がらない。
というギャップが少々悩ましいものでありました。


手短ですが、これにて感想を終わります。
読んで下さいまして、ありがとうございました。

投稿 : 2022/12/23
閲覧 : 139
サンキュー:

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