アニメアンチの憂鬱 さんの感想・評価
2.0
物語 : 1.0
作画 : 2.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 1.0
状態:今観てる
電脳化構想とジェンダーフリーが実現する【新しい世界秩序】の暗示
●悪貨は良貨を駆逐する
妹の友人が家を訪れ、料理を披露する展開となります。
友人曰く料理は「簡単だよ」{netabare}ということらしいですが、冷蔵庫の残り物で焼き飯を作ります。
恐らくはチャーハンを作っているつもりのようですが、いつものことで料理の基本が
理解できてない感が見事に再現された品が完成します。
中華料理一般に言えることでありチャーハンにももちろんニンニクと生姜のみじん切りが
入るわけですが、たまたま冷蔵庫になかったためなのか?チャーハンにとって致命的な
基本の2種を省いてしまい、おまけに刻み葱も入りません。
葱の代わりにレタスを入れるのが、革新的だと思っているのか?レタス入りチャーハンに
特別な価値があると妄信しているのか?兎に角ベーコンとレタスと玉子が
具材に入ってるただの焼き飯が完成してしまいます。
チャーハンを作るには熱効率の関係性で大きめの中華鍋が理想的ですが、
もしもそれがない場合は豆知識と小技が必要になります。
フライパンでチャーハン3人前を作るのはやや難易度が高く、水分を飛ばすことに失敗した
べちゃべちゃ焼き飯が出来上がり、この触感が重くてもっさりしたやつを完食するのは
大変厳しいものがあると言わざるを得ないのであります。
基本的にチャーハンとはパラパラの状態、触感を再現するのがポイントでありまして
飯の一粒一粒を玉子でコーティングして強火で焼きあがることにより
初めて成し遂げられるものであります。
家庭でチャーハンを作る時は玉子単体をフライパンで焼くという工程はむしろ
不要でありやるべきでないと言った方がよいでしょう。
ご飯と溶き卵を先に和えてからフライパンで焼くのがより適切な調理法でありまして、
黄金チャーハンの理屈がわかっていてフライパンの上でそれを成すというのなら
玉子を炒めてからベーコンを投入する意味がななく、溶き卵投入の直後にご飯を追加しないと
黄金チャーハンに成らずに、ご飯と玉子が分離してもっさりした触感の
焼き飯が出来上がるだけにございます。
玉子はご飯と一体化、融合させる食材でありまして、焼きあがった玉子のでかい塊が
入っている時点で融合に失敗したもっさり焼き飯の出来上がりを意味するわけであります。
これが旨いわけがなく、そんな出鱈目料理の手法を拡散するような真似は
やめて頂きたいと言う話にございます。{/netabare}
●持続不可能な世界は悉く粉砕され・・・
{netabare} 男女の役割や人間という存在の定義も一新されることとなるでしょう。
【グレートリセット】は通貨と経済システムを破壊し尽くし
多くの庶民は職を失い、路頭に迷うことになる運命なのかもしれません。
予定調和的救済法は「ベーシックインカム」になりそうですが
恐らく受給者には資格が必要となり、「ライセンス」を拡張体として増設する
必要性に迫られるのでありましょう。
【両性具有】とは比喩的象徴的表現であり、それは
人類の【進化】や「拡張体」を示唆するものでありましょう。
「TS」ものが流行っているというフェイクの背景にある真の意図は
刷り込みという話でございます。{/netabare}
{netabare}もしも仮に単純に兄妹愛を表現したいなら 銭湯の描写は不要であり
男女間の認識の違いを単純にコメディとして描きたいなら生理の話はむしろ
女性を愚弄してるようにしか見えず、不快感を抱くだけで何が面白いのか意味不明です。
兄が女に性転換する意味が今のところ不明過ぎます。
兄のキャラは確かに可愛いと言えばそうですが、性転換の{/netabare}意味がさっぱり不明です。
その辺の解説をこのジャンルの識者にご教授願いたく思います。
どうやら【Transsexual Fiction】というある意味特殊な思想が本作の背景にはあり、
すべての点と線は繋がり、そして未来の新世界が到来するという暗示なのでございましょう。
昭和生まれの古臭いおっさんの老害でしかない当方の感覚で敢えて言わせていただくなら
本作はどうやっても気色悪い変態性癖アニメにしか見えないというのが結論であります。
今時の感性を持つ特に女性の方々はもしかしたら本作に好意的印象を抱くことも
あり得るのでありましょうか?
確かに性転換を見事に果たした主人公のキャラデザ的なことについて言えば全く可愛くない
とも言えなくもありませんが、あまりに露骨なジェンダーフリー論的な思想的偏りが惨い本作を
思想というものに極めて敏感な当方が黙って見逃せるかと言えば、ジェンダーフリー論は糞食らえ!
というのが結論にございます。