「ヴィンランド・サガ SEASON2(TVアニメ動画)」

総合得点
73.9
感想・評価
215
棚に入れた
464
ランキング
946
★★★★☆ 3.9 (215)
物語
4.0
作画
4.0
声優
3.9
音楽
3.9
キャラ
3.9

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ネタバレ

にゃん^^ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

つづきだから1期を先に見てね☆彡

公式情報は©幸村誠・講談社/ヴィンランド・サガ SEASON 2 製作委員会
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公式のINTRODUCTION
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新たな千年紀を迎えたデンマーク・ユトランド半島南部。仇敵・アシェラッド亡き後、生きる目的を失ったトルフィンは、「奴隷」として地主・ケティルに買われ、彼が所有する農場で開墾作業に従事していた。そこで、同じく奴隷の身分へと堕ちた青年・エイナルとの出会いをきっかけに自らが犯した罪と向き合い、生きる意味を見出していく。一方、イングランド王に即位したクヌートは「楽土」の建設に向けて、さらなる版図の拡大を目論んでいた。これは“本当の戦士の物語”プロローグのその先にある“償いと救済の物語”。
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スタッフ{netabare}
原作:幸村誠
監督:籔田 修平
シリーズ構成 / 脚本:瀬古 浩司
キャラクターデザイン / 総作画監督:阿比留 隆彦
美術監督:竹田 悠介 / 大貫 賢太郎 / 平林 いずみ
色彩設計:橋本 賢 / 西田 みのり
撮影監督:川下 裕樹 / 松向 寿
3DCG 監督:小川 耕平
音響監督:はた しょう二
音響効果:長谷川 卓也
音響制作:サウンドチーム・ドンファン
音楽:やまだ 豊
制作:MAPPA
製作:ヴィンランド・サガ SEASON 2 製作委員会

主題歌
OP:「River」Anonymouz
ED:「Without Love」LMYK
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キャスト{netabare}
トルフィン:上村祐翔
エイナル:武内駿輔
クヌート:小野賢章
アルネイズ:佐古真弓
オルマル:林勇
ケティル:手塚秀彰
トールギル:楠大典
蛇:小松史法
スヴェルケル:麦人
レイフ:上田燿司
トルケル:大塚明夫
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1話ずつの感想


#01 奴隷
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公式のあらすじ
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北イングランドの青年エイナルは穏やかな農村で母と妹と3人で暮らしていた。
しかし、ある日ヴァイキングの襲撃によって農村は壊滅し、エイナルの人生は一変する。
今再び、激動の時代で本当の戦士の物語(サガ)が始まる……
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感想
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北イングランドの農村で、エイナルの村がヴァイキングに襲われ
お母さんと妹が殺され、自分は奴隷として売られた。。

見知らぬ土地に連れてこられて逃げようとしたけど
行く当てもなくって、けっきょく連れ戻され
良さそうな地主に買われて、彼のところで農業をすることになって
そこで紹介された先輩奴隷がトルフィンだった、ってゆうおはなし。。



ちょっと逃げ切れば、あとでお母さんを助けに来れたかもしれないのに
捕まったらそれもできないし、結局妹も殺されちゃって
エイナルと妹が、さっさと逃げなかったのがよく分からなかった。。

お母さんを助けるために戦おうとした、とかなら分かるんだけど
そんな感じじゃなかったし
突然のことで、どうしていいか分からなかったのかな。。

よそ者のヴァイキングと違って、隠れられそうなところは分かってると思うし
襲われる心配があるんなら、前もって対策しておけば逃げられたかも?
ってくやしかったけど、それってエイナルたちだけの問題じゃなく
いつ地震や台風とかに襲われるかもしれない、今の日本も同じかも。。


人が人を襲ったり殺したりするのを見るのは痛かったけど
今の日本でも道を歩いてるだけでからまれたり、レイプされて殺されるとか
そんなことがまだあるってゆうのも他人事じゃないかも。。


奴隷になるってひどいことだと思ってたけど
どっちにしろやることがおんなじだったら
あんまり変わらなかったりするのかな?

ネットとかでときどき記事を見るけど
ブラック企業で働いてる人の方が、奴隷以上にきつそうなのは
自由な社会って、本当に自由なの?って。。

奴隷は高い買い物だから、DQNな主人に当たらない限り
死ぬほど無理をさせられたりしなかったみたいだけど
ブラック企業はある社員がやめても、次のほかの人が来るから
無理をさせても平気みたい。。

自由な人もいっぱいいるけど
昔の奴隷よりきつそうな人もいるのが、現代だったりするのかも。。
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#2 ケティルの農場
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公式のあらすじ
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デンマークの地主ケティルは奴隷のエイナルにトルフィンと協力して広大な森を開墾するよう命じる。
開墾した畑の収穫物の金額が自身の値段を上回れば「自由」を与えるという条件に驚き喜ぶエイナル。だがトルフィンの表情は変わらず暗いままであった。
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感想
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前半は
エイナルはトルフィンと協力して、ケティルの森を開墾することになった。。

ケティルは、話の分かる主人みたいで
2人が開拓した畑の収穫が、自分の値段を上回れば
自由にしてくれるってゆう条件に、喜ぶエイナルだったけど
トルフィンはどっちでもいいって、ほとんど口をきかない。。

そうして、森の木を伐りはじめたエイナルは
はじめの日から先輩の奉公人たちにイジメられ
主人に報告しようとしてたけど、きれいな娘に気を取られ、言わないままで
力仕事の毎日がはじまった。。


後半は、ケティルの息子のオルマルのおはなしで
お父さんは自分で農場に出て、みんなといっしょに働くくらいの働き物なのに
息子はそうゆうジミな仕事を嫌って
戦士になって出て行く夢ばかり見てる、ってゆうおはなし。。



そんなオルマルを見て、彼は戦争を知らない、って言ってた
戦争被害者のエイナルには希望があるけど
トルフィンはそうゆうところにどっぷりつかってきて
人生あきらめちゃった人、ってゆう感じ?

そう言えばトルフィンも子供の頃、戦士にあこがれてたんだよね。。

いつになったらトルフィンは、ヴィンランドを目指すのかな。。
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#03 蛇
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公式のあらすじ
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ケティルの息子オルマルが一人前になるため、農場の用心棒である「客人」たちは通過儀礼としてオルマルに「殺しの経験」を積ませようとする。
ある朝、悪夢にうなされて起きたトルフィンと農場での生活に希望を見出し始めていたエイナルの前に客人たちが現れる。
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感想
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農場で、客人と呼ばれる用心棒たちの内、キツネとその仲間が
勇気のないオルマルに人を殺させて、自信をつけさせようと
エイナルを相手に選んだら抵抗したから、代わりにトルフィンが立候補。。

死ぬのが怖くない人間がいることを信じたくないキツネは
トルフィンの体に傷をつけはじめるんだけど
ビクともしないトルフィンにイラ立って、本気目をつぶそうとして
ボス格のヘビに見つかり、ぶんなぐられて終わり。。



戦士になりたいのはオルマルの方なんだから
彼を猛獣と戦わせてみるとか
彼の方に死ぬ恐怖を味わってもらった方が良かった気がする。。

エイナルみたく、死ぬような目にあってみないと
殺されたりする心配なしで生きていけるのは幸せなことだって
気が付けないのかも。。


あと、死ぬのはこわくない、ってゆうのと
痛いのはイヤってゆうのとは違う気がする。。
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#04 目覚め
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公式のあらすじ
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客人の一人キツネがトルフィンに向け剣を振り上げた時、客人たちのリーダーである「蛇」が現れその場を治める。エイナルはトルフィンの驚異的な身のこなしを見て、トルフィンがかつて戦士であったことを知る。
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感想
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ヘビが来てくれて助かったけど、彼が一瞬、本気で殺そうとした時
トルフィンは反射的にヘビを攻撃して
ヘビから「体は生きたい、って言ってる」って言われた。。

それでトルフィンは自分が、生きたいって思ってることを知ったけど
生きる目的がないから、それまでといっしょ。。

その時のことで、トルフィンが戦士だったことを知ったエイナルは
木を伐りながら、何人殺したか聞いてみたら
思い出せないくらい、って聞いて
その晩、彼が寝ているときに首を絞めて殺そうとした。。

でも、うなされてる彼を見て、いつものように起こした。。

トルフィンは、彼に
「いつも起こしてくれてありがとう」って言えるようになった。。



サブタイトルが「目覚め」になってるけど
トルフィンが人間らしさに目覚めて、ここで一区切りってゆう感じなのかな?

彼を治療して、服までくれたパテールが、やさしかった。。


エイナルがトルフィンを殺そうとしたのは
トルフィンと、自分たちを襲った兵士たちをいっしょにして
憎しみで、何にも考えれなかったからだと思う
じゃなかったら、斧を使った方が確実だから。。

でも、彼がうなされるのを見て
トルフィンも自分と同じ人間なんだって思ったんじゃないかな。。



あと、弱肉強食って当たり前のことだと思う。。

動けない木を切り倒し、草を引っこ抜いて食べ、動物を狩って食べてる人間が
「弱肉強食はダメ」なんて言っても
植物だからいい、動物だからいい、って理屈をつけて正当化してるだけで
弱い物を食べてるのは変わらないから。。

ただ人間って、仲間を作って自分たち以上に強い敵を倒すことができるから
「強い」の意味が、ただの「力が強い」から
「みんなをまとめる力が強い」に変わって、人があまり死ななくなっただけで
「弱肉強食」は変わってないんじゃないかな?って。。
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#05 血の道
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公式のあらすじ
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デンマーク王スヴェンの死後、支配者を失ったイングランドは再び戦火に包まれていた。
かつて誰よりも争いを嫌っていたクヌートはイングランドを征服すべく、ただ一人修羅の道を歩んでいた。
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感想
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アシェラッドがスベン王の首を切り落としたところからはじまった。。

それを機に亡命してたエゼルレッドが帰国し、イングランド王を名乗ったから
クヌートが、エゼルレッドの重臣エアドリクを追いつめて協力させ
エゼルレッドとその息子を毒殺し病死ってゆう事にして
正式にイングランドの王になった、ってゆうおはなし。。



ウィキペディアでエゼルレッドを調べたら
裏でクヌートがこんなことをしたかは別にして
エアドリクの裏切りや、エゼルレッドと息子の病死とか
今回のおはなしは、歴史の裏話みたいな感じで、おもしろかった。。


クヌートは、自軍の兵士が略奪してるのを見て
軍律違反だって首を切り落とすように命じたくらいだから
やらない方がいいことはやらない代わり
やらなくっちゃいけないことは、ひどいことでもきっちりやる人。。

トルケルは、片っぱしから殺して目的を目指すけど
クヌートは謀略でするから、トルケルは面白くないみたいだけど
人が死ぬなら、少ない方がいいってゆう感じで、できればしたくないけど
心を鬼にしてマーシア領を焼いたみたいで、悲しかった。。
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#06 馬がほしい
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公式のあらすじ
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トルフィンとエイナルは広大な森の開墾作業を効率的に進めるため馬の労働力を欲していた。
しかし、奴隷の身分である2人に馬を貸してくれる者はおらず、途方に暮れていたところ、スヴェルケルと名乗る風変わりな老人と出会う。
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感想
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トルフィンとエイナルは、畑の石拾いをしてたおじいさんの雑用をする代わり
馬やスキを借りることができて開墾が進み、秋には麦をまくことができた。。

実は、そのおじいさんは主人のお父さんで
拡大主義の息子とは仲が悪く農作業をしながら、ひとり暮らしをしてた。。

トルフィンは、おじいさんが言ってた
「大きすぎる富は災いを呼ぶ」が気になってたみたい。。

ケティルを守ってくれるはずのハロルド王は
クヌートのお兄さんみたいだけど、まだ生きてるの?
それとも、今は、クヌートに貢物をしてるのかな?

それだと、災いってゆうのは
戦争が起きて、クヌートが守ってくれなくなるってゆう伏線?

また、戦争がはじまるのかな?
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#07 鉄拳ケティル
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公式のあらすじ
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農場では食料の盗難が続いており客人たちが捜査を進めていた。
時を同じくしてケティル家の長男トールギルが帰省する。トールギルは心穏やかな父ケティルとは違い、勇猛なヴァイキング気質で、クヌートの従士であった。
盗難の犯人として幼い兄妹が捕まえられ、2人の処罰を決める会議が始まる。
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感想
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あらすじ↑のおはなしで、奴隷の主人ケティルが実はやさしい人
ってゆうおはなしだったのかな?

幼い兄妹が捕まって、お父さんは1年前に行商に出て帰って来ず
お母さんは赤ちゃんを抱えて病弱って聞いて
何とかしてあげたいって思いながら、何もできずにいて
奉公人のパテールに決めた棒打ち形を自分でしなくっちゃいけなくなった。。



幼い兄妹の話は、かわいそうでうるうるしてきたし
ケティルが自分で棒打ちをするところは胸が痛かった。。

アルネイズが奥さんから嫌われてたのは
ケティルの側女だったからなのかな?

今だと不倫になってよくないと思うけど、昔のお金持ちはふつうのことだから
しょうがないのかな。。

鉄拳ケティルって、ウソをついてる彼にとっては
アルネイズがいてくれて良かったのかも。。

でも、アルネイズにはアルネイズの思いもありそうだし
ケティルが本当にいい人で、彼女に本当に側にいてほしいなら
まず彼女を奴隷から解放してあげた方がいいと思う☆彡
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#08 カラッポな男
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公式のあらすじ
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トルフィンはいつもの悪夢にうなされ続けていた。復讐だけを考えて戦場を生きてきたトルフィンは、アシェラッドを失い生きる意味を見失っていた。
そんな自分に悩むトルフィンに対しエイナルやスヴェルケルは「人は変われる」と言葉をかける。
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感想
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うなされて寝言で言ってた“アシェラッド”が誰かを聞いたエイナルに
トルフィンは「父親の仇だったけどほかの人に殺され、今は恨んでない
だから自分はカラッポだ」ってゆう話しをしたら、スヴェルケルが聞いてて
口より手を動かせ、って、漁の仕方を教えてくれた。。

トルケルはスベルケルの
「人は変われる、カラッポの方が変わりやすい」ってゆう言葉に
「人間って変われるもんかな?どうしたら変わるんだろう?」
って、考え続けてた。。


そんな時、漁から帰って来た2人が見たのは
根っこから抜かれて荒らされた麦畑で
エイナルはすぐ、奉公人のせいだって気が付いて、復讐に向かおうとしたのを
トルフィンが止めた。。

クールなトルフィンにエイナルは「怒れよトルフィン!」って煽ったけど
トルフィンは「俺はずっと奪ったり壊したりする側の人間だったから
奉公人に腹を立てる資格がない。。
お前が奉公人をぶっ殺すなら俺もお前にぶっ殺されなきゃ」って。。

それでエイナルはちょっと落ち着いて、それからパテールさんに報告したら
「すべて旦那様に報告する。。私も奴隷の時にはいろいろ酷いめにあった。。
差別を好む者はどこにでもいるがそうでない者もいる、2人ともくじけるな」
って言ってくれた。。

その帰り、2人は奉公人たちに出会って煽られて
またトルフィンがエイナルを押さえたけど
「奴隷の作った麦なんか臭くて食えない」って言われて
こんどはトルフィンがキレ、その人をぶん殴ってケンカがはじまった。。

後頭部を打たれて意識を失いかけたトルフィンは
また、暗闇に落ちていく夢を見ていた、ってゆうところでオシマイ。。



トルフィンが「自分には腹を立てる資格がない」って言ったところで
小さい頃に家を出たせいで、そういう生活しか知らなかった彼がかわいそうで
思わず涙が出てた。。


にゃんもイジメられて、大事な物を壊されたりしてたから
差別される人たちの、どうして放っておいてくれないの?
ってゆう気持ちはよく分かるけど、今回の事件は差別ってゆうより
他人がうまく行ってるのを見て嫉妬しただけな気がした。。
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#09 誓い
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公式のあらすじ
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奉公人たちとの乱闘で不意を突かれ意識を失ったトルフィン。そのさなかに見た夢に現れたのは父トールズと仇敵アシェラッドであった。彼らは今のトルフィンを見て何を思い何を語るのか。
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感想
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意識を失くしたトルフィンは、夢の中で崖から落ち
暗闇に飲み込まれて、何とか岩につかまったその先に
人々が殺し合いを続ける地獄を見た。。

気が付くと近くにアシェラッドがいて
トルフィンはアシェラッドが死んだことで空しくなり
せっかく闘いの日々から離れられたのに
怒りで暴力をふるったから、またこの場所に来たことを教えてくれた。。

すぐ下に、自分につかまってこようとする亡者がいて
トルフィンは思わず蹴り払ったけど、アシェラッドは
その人たちはトルフィンが今まで殺してきた人たちだって教えた。。

でも、トルフィンは、そんな人たちの顔さえも覚えてないことに涙すると
アシェラッドは「その人たちにつかまれたまま登れ」って言ってきた。。

そして登り始めると、そこは現実の世界で、近くにはエイナルが倒れてた。。

トルフィンはエイナルを起こすと、彼に肩を貸して歩きはじめたんだけど
もう2度と暴力を使わないって誓った。。


トルフィンたちの畑を荒らしたのは、奉公人たちだってゆう証拠が見つかって
主人が、今回の件は、2人の畑が豚に荒らされただけで、ケンカはなかった
ってゆうことにしてくれて、2人がまた畑を耕しはじめたところで終わり。。



地獄のシーンは小説の「蜘蛛の糸」を思い出したけどちょっと長すぎたし
お説教っぽかったから、夢の中のアシェラッドに教えてもらうより
本当は、現実世界の中で自分で気が付いてほしかったかも。。


トルフィンが、自分で殺した罪のない人たちの誰の顔を思い出せないって
すごく悲しくって、いっしょに涙が出て来た。。

考えてみたら、これってやっぱりトールズが悪かったんじゃないかな?

トールズが、自分がやってきた罪を償わないまま家族を持ったから
息子にまで自分の罪の清算を押し付けることになったんだと思う。。

にゃんは、親の罪で子どもが罰を受けるのは間違ってると思うけど
もし、子供を殺した犯人が逃げて、家庭を持って幸せに暮らしてたら
それを知った親は、犯人の子に罪が無いのは分かってても
恨んだり憎んだりする気持ちは止められないはず。。

そういう思いって、時がたったからって簡単に消えるものじゃないから
トールズが殺されただけじゃなく、子供のトルフィンまで
自分以上に不幸な目に遭って苦しむことになったんだと思う。。

アシェラッドが「トルフィンにつかまる亡者たちは彼が殺した人たちだ」
って言ってたけど、それにしては多すぎるみたいだったから
トールズやトルフィンの祖先が殺した人たちも入ってたんじゃないかな?
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#10 呪いの首
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公式のあらすじ
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森の開墾を始めて3年、トルフィンとエイナルは全ての木を切り倒した。
そしてもうすぐ自由になれることを知り、自分たちの未来について語りあう。
時を同じくしてイングランドの覇者となったクヌートがデンマークの王都イェリングを訪れていた。
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感想
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前回から3年後の
トルフィンとエイナルがもうすぐ自由の身になれることが決まったころ
お兄さんのお見舞いで、イェリングに着いたクヌートに
切り落とされた父王の首が語りかけてくる妄想がはじまった。。

理想の国を作るために、イングランドとデンマークの統一が必要だから
そのために、仲の良かったお兄さんにまで毒を盛って殺そうとし
クヌートには、本心を話せる相手が、その呪いの首しかいなくなったってゆう
悲しいおはなしだった。。



クヌートが、みんなのために北海の国をまとめようとするのか
自分が大王になるためにするのかで、ぜんぜん違う気がする。。

ただ、国民が殺し合わなくって済むように
戦争をさけて、ひそかに自分の親や兄弟の方を殺すって、実はいいこと?

どんなに平和な国にしても、そのうち争いが起きると思うんだけど
クヌート方式なら、死ぬ人は最低限なんだけど
これってトロッコ問題なのかも?
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#11 王と剣
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公式のあらすじ
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クヌートが逗留するイェリングを訪れるケティルとトールギル、オルマル。そこでトルフィンを探し続けているレイフと出会う。 一方、クヌートはイングランド駐留軍の維持費を捻出するため、ケティルの農場に白羽の矢を立てていた。
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感想
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献上品を持ってハロルド王に会いに来たケティルは、王が亡くなったって聞き
次期国王予定のクヌートに会うために
クヌートの部下をしてる息子トールギルに話しをつけてもらったら
すぐに会ってくれた。。

その席でオルマルが、クヌートの部下の戦士になりたいって言い出して
試験代わりに豚の丸焼きを試し切りさせられたんだけど、恥をかいただけ。。

戦士としては使えないのが分かったけど
イングランド駐留軍の費用を出すために
ケティルの土地を接収したかったクヌートは
失敗させてケティルの畑を取り上げるため、彼を雇うことにした。。


あと、トルフィンを探してるレイフが
ケティルと話して、本物のトルフィンっぽいトルフィンを見つけたけど
ちょっと遠すぎて確認に行けないみたいで、どうなるのかな?



オルマルはDQNキャラで、いつも変な事しかしないけど
クヌート軍で失敗したら
戦争なしでケティルの土地がクヌートの物になるのかな?

それじゃあ、ケティルさんがかわいそうだし
奴隷から解放されそうなトルフィンたちはどうなるのかな?
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#12 失われた愛のために
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公式のあらすじ
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クヌートはケティル農場の接収を目論んでいた。
その陰謀を知らないオルマルはクヌートの使者から侮辱を受け決闘を申し込んでしまう。そこにトールギルも現れ取り返しのつかない事態に発展する。
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感想
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オルマルは罠にはめられ、クヌートの使者に決闘を申し込んじゃって
トールギルが煽るから、本気で相手に突っ込んでったら
今回の件を使者にたのんだ男が、指弾で使者の目を狙い動きを止めたから
オルマルの剣がのどに刺さって死んだ。。

使者の5人の仲間が復讐しようとしたところを
トールギルがあっさり返り討ち。。

駆けつけた衛兵がケティルごと3人を逮捕しようとしたら
トールギルが隊長以外切り殺し、さいごに隊長をおどし
首謀者が従士長だって聞き出して、クヌートを敵に回してビビるケティルに
「こいつは始まりだ!‎敵は強いぜ」って不敵な笑みを浮かべてた。。

そのあと3人は、クヌートの捜査をかいくぐり
トルフィンの身柄や、商品の買取りを条件に取引して
レイフの船で農場に向かってたけど
クヌートも兵を引き連れて後を追っていた、ってゆうところでオシマイ。。



トールギルが来なかったら、オルマルは何にもできずに終わってたと思ったらそれでもクヌートは何かとケティルをワナにかけようとしたと思うけど
ちょっとトールギルが、クヌートの思い通りに動きすぎだったみたい。。

それでも今回のことで、ケティルもクヌートの敵意に気が付いたから
これからケティル農場対クヌート軍の戦いになるのかな?

でも、たとえ今回は勝ったとしても
ケティルに勝ち目はない気がするんだけど。。
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#13 暗雲
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公式のあらすじ
{netabare}
ケティル農場の周辺で一人の奴隷が主人一家を惨殺し、脱走する事件がおきる。
一方、農場では自由が目前となったトルフィンとエイナルが今後の身の振り方を思案していた。 自分の意志で自由になることができないアルネイズを思いやるエイナル。 そんななか、スヴェルケルが畑で倒れてしまう。
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感想
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ケティル農場では、大旦那さんが畑仕事の最中に倒れ
幸い、大旦那さんが食事を作りに帰って来ないに気付いた蛇が心配し
連れ帰ったおかげで助かったけど、動くのが不自由になってて
主人のケティルがいない間、アルネイズが身の回りの世話をまかされた。。

そのころ、ケティル農場の近くで奴隷がひとりで主人一家を殺し逃げた
ってゆう情報が入ってきて、蛇が手下を3人ずつにして警戒してたら
その逃亡奴隷に遭い、1人やられて馬をうばわれ、2人が追いかけて来た。。

その逃亡奴隷を見たアルネイズは追いかけ、彼の名前を呼んだ。。

馬を止めたその人は、奴隷になる前のアルネイズの旦那ガルザルだった!
ってゆうところでオシマイ。。



ガルザルが主人一家を惨殺して逃げたのは、ひどいやり方だったけど
これって今の法律だったら正当防衛とかになると思うし
主人の扱いが荒かったみたいだから、彼が悪いとは思わないけど
本当に逃げ切れるって思って逃げたのかな?

ちょうど、クヌートが攻めてくるところだから
どさくさにまぎれて、アルネイズといっしょに逃げられるといいけど☆彡
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#14 自由
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公式のあらすじ
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脱走した奴隷のガルザルはアルネイズのかつての夫であった。
ガルザルはアルネイズと共に逃亡を試みるが、部下を殺された蛇が立ちはだかる。
アルネイズの自由を望むエイナルはガルザルに加勢しようと斧を手に取るも、トルフィンに引き留められ……
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感想
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アルネイズの旦那さんのガルザルは蛇に生け捕りにされた。。

ガルザルも同情する気はあったと思うけど
仲間が1人殺されたし、雇い主を裏切るわけにはいかないから
何もできなかったんだと思う。。

エイナルも2人を逃がそうと、協力を申し出たけど
村がヴァイキングに襲われた時、女のたちの意見を聞かず
鉄資源の争いに出てたガルザルたちを、恨む気持ちもあったのかな?
アルネイズはお腹にケティルさんの子供がいることもあって反対した。。

でも夜中、ひとりで外に出て行こうとして
大旦那さんが話す、大旦那さんとケティルの昔ばなしを聞き
「嵐はやり過ごすことはできても、傷あとは残していく」って聞いたあと
結局ガルザルに会いに出て行ったみたい。。



嵐が過ぎ去るまでじっと耐える、ってゆうのは
にゃんもやってたからよく分かるけど
本当に、それしかできないと思う。。

アルネイズはどうして出て行ったのかな?

残ればもう1人の命は守れるから
いっしょに逃げるためじゃないと思うけど。。
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#15 嵐
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公式のあらすじ
{netabare}
蛇に敗れたガルザルは砦に拘束されていた。
アルネイズはガルザルに会おうと客人たちに必死に訴えなんとか彼のもとにたどり着く。
アルネイズを見たガルザルは心中をあらわにする。
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感想
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アルネイズは何とかガルザルに会った。。

ガルザルはいっしょに逃げようって誘ってきたけど
はじめのうち、アルネイズも断って泣いてた。。

そんな、泣いてるアルネイズを止めようと、客人のひとりが近づきすぎて
のどをかみ切られて殺された。。

結局アルネイズはガルザルに、その客人の剣を渡し
剣を手に入れたガルザルは、小屋から出てくる客人を全員殺して
アルネイズと逃げた。。


朝、眠れなかったトルフィンとエイナルで
トルフィンの言ってた奴隷も戦争もない国の話をしてて
はるか西に、ヴァイキングも奴隷商人も近づけない大地がある
ってゆう話をトルフィンがし出した。。

そこに客人たちがやってきて、家探しをはじめたから
2人はガルザルが逃げたことを知った、ってゆうおはなし。。



アルネイズはいっしょに逃げちゃったね。。

なんだか、崖の端はくずれやすいって分かってるのに
だんだん近づいていく人を見てるみたいで
それ以上近づかないで!って心の中で言いながら見てた。。


それにしても客人は、何度も油断するな、って言われてるのに油断して
全員殺されちゃったけど
昼に仲間がひとり殺されたばかりなのに油断するなんて
本当に「ばかなの?死ぬの?」って言いたくなった。。

それに蛇も、アルネイズが来た時点で、何が起きてもおかしくないんだから
自分が送っていけば良かったのにって。。


今回のおはなしは、共感できないことが多かった気がする。。


あと、戦争も奴隷もない国なら、にゃんも行きたいけど
イジメられてて気が付いたのは、いじめられっ子どうしでも
仲良くなれないってゆうことで
たぶん、楽土を見つけても、内部から戦争が起こるんじゃないかな?って。。
{/netabare}
{/netabare}
#16 大義
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公式のあらすじ
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見張りの客人たちを殺したガルザルは姿をくらませていた。
客人たちがガルザルの捜索を強化する中、エイナルはアルネイズたちに力を貸すことに決め、トルフィンも迷いながらも協力することにしたが……
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感想
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トルフィンとエイナルが大旦那さんの家に着くとアルネイズがいて
蛇と2人の部下が、ガルザルが来ると思って見張ってた。。

トルフィンたちは皿洗いを手伝うフリしてアルネイズから事情を聞くと
彼女は大ケガしたガルザルをここに運び、大旦那さんに協力してもらって
意識不明になった彼を、ベッドの下に隠したって。。

トルフィンとエイナルは2人を逃がすため、協力することに。。

それで、エイナルが囮になって蛇たちを引き付けてる間に
トルフィンがガルザルを馬車に積み込んでたんだけど
大ケガしてるはずのガルザルの逃げ足が速すぎることに気付いた蛇は
1人で引き返してきて、積み込み中のトルフィンを見つけ決闘が始まった。。



蛇は「手下を殺された」って怒ってたけど
絶対やるなよ!って言われて、わざとやる芸人さんじゃないんだから
油断するな、彼女を送っていけ、見張りをひとりにするな、って言われたのに
その反対のことをして殺されたなら、殺されても仕方ない気がする。。


トルフィンとエイナルが協力してたけど、殺人犯の奴隷をかばったら
自分たちも殺されてもしょうがないと思うんだけど
もしかして、しばらくいっしょに逃げるつもりかな?


最後のトルフィンの決断とバトルは、見ててハラハラしちゃった。。
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#17 帰路
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公式のあらすじ
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トルフィンたちの囮作戦に気が付いた蛇が、今まさに脱出しようとしていたガルザルとアルネイズたちの前に姿を現す。
この場で蛇と闘える者は一人だけ。トルフィンは初めて、闘いたくない相手との対峙を迫られる。
客人たちがガルザルの捜索を強化する中、エイナルはアルネイズたちに力を貸すことに決め、トルフィンも迷いながらも協力することにしたが……
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感想
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トルフィンと蛇は、いい勝負だったけど
ガルザルの近くの場所を取った蛇が彼の胸を刺し、勝負はついた
と思ったら、ガルザルの意識が戻って
油断した蛇の首を後ろから絞めて、蛇は倒れた。。

アルネイズは、ガルザルが助からないのを分かってて
いっしょに家を目指すことにしたけど
ガルザルが家に着いて、息子から迎えられる夢を見ながら亡くなり
周りを客人たち?に取りかこまれたところでオシマイ。。



トドメを刺されたはずのガルザルが復活し、蛇を倒したのはいいけど
時間合わせなのかな?悲しいおはなしになりそうだったのに
死にかけてたはずのガルザルの回想がダラダラ長すぎて
泣くタイミングが分からなくなってたみたい。。

ガルザルにもいろんな事情があったのは分かったけど
メインストーリに、そんなにからんできたキャラじゃなかったし
これだったらアルネイズが、幸せだった時のことを思い出す
とかの方が良かったかも。。


かわいそうだけど
それより、アルネイズやトルフィンたちのこれからの方が気になった。。
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#18 最初の手段 
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公式のあらすじ
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何とかクヌートの手を逃れ、レイフの船で農場に戻って来たケティルたちであったが、クヌート率いる軍団はすぐそこまで迫っていた。
トールギルは戦争の準備を始めたが、ケティルは現実を受け入れられず憔悴し帰宅する。
そこで、唯一の心のよりどころであったアルネイズが逃亡を図ったことを知る。
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感想
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クヌートは、できれば人材を失いたくなくって
自分が出ることで、ケティルを降服させたいと思って
軍をひきいてケティル農場に向かってた。。


トールギルは着いたらすぐに戦争の準備を始めた。。

現実を受け入れられないケティルは
心の拠り所のアルネイズのところに行こうとして
彼女が自分を捨てて逃げたことを知り、ついにキレ
捕まってた彼女を木の棒でめった打ちにした。。

蛇が止めて彼女は死なずに済んだけど、ケガがひどく気を失ったまま。。

トルフィンをさがしに来たレイフはパテールから
トルフィンの友人のエイナルとアルネイズも買い取ってほしいって
お願いされてたけど、ケティルは「アルネイズだけは俺のものだ」って譲らず
戦争のために、剣を取った。。ってゆうところでオシマイ。。



アルネイズが殴られるところは、ひどすぎて目をつぶっちゃった。。

何もかも自分の思い通りに行かなくなった
ケティルの絶望が伝わって来て、痛かった。。

でも、ケティルがどんなにアルネイズにやさしくしてきたつもりでも
奴隷から解放しなかったんだから
ケティルのやさしさは、元から自己中心だったんだけど。。

あと、そっちの方に集中してたけど
レイフがトルフィンに会えてよかった☆
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#19 ケティル農場の戦い
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公式のあらすじ
{netabare}
ケティル率いる農民たちと、クヌート率いるヨーム戦士団との闘いが始まった。
しかし歴戦のヨーム戦士団にはまるで歯が立たず、次々と殺されていく農民たち。
一方、トルフィンたちは戦闘のどさくさにまぎれ重傷のアルネイズを連れ出し、戦争から逃れる為レイフの船へと向かう。
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感想
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クヌートの軍団100人対ケティルの寄せ集め集団350人のバトルが始まった。。

それだけの人数の差があっても、戦い自体はクヌート軍の圧倒的強さに
ケティルの人たちが一方的にやられてるだけ。。

でも、トールギルがそんな人たちを集めたのは
王の注意をバトルに集めている間に
自分とオルマルで、剣を背負って泳いで、王たちの背後に回り込み
奇襲をかけるためだった。。

トルフィンたちも戦闘のどさくさにまぎれて
重傷のアルネイズを馬車に乗せて運び出し
レイフの船へと向かおうとしてた、ってゆうおはなしだったけど
蛇が仲間に話した、ケティルの正体のネタバラシシーンが良かった◎


蛇が手下たちに「逃げたいなら逃げろ」って言っておいて話したのは
この農場に来る前、ケティルがどこかで失敗して、逃げて
昔、お世話になった鉄拳ケティルをたよってこの農場に来たら
実は同じ名前の別人で、ケティルの経歴サギだった。。

でも他に行くところもなく、ここでタダ飯を食わせてもらったから
「そろそろメシ代を払わないとな」ってゆうおはなしで
「みんなはそんなペテン師のために死ぬことはない」って言ったんだけど
義理堅い蛇に、みんなが残ることにした、ってゆう。。

最低な人たちの集まりみたいな、蛇の手下たちだったけど
これ以上最低な人間になりたくない、って死ぬ覚悟を決めるところが
たぶん、本当は間違ってるんだけど、何だか感動。。


オルマルはあきらめて、トールギルは背後を取ったけど
それでもクヌートは、たぶん部隊で最強クラスの2人に守られてるんだから
倒すのは難しそう。。
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#20 痛み
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公式のあらすじ
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ケティルたちはクヌート軍の圧倒的な力の前になすすべなく敗北する。
しかしクヌートの首を狙うトールギルが単身で奇襲をしかけ、混乱のなか戦闘は一時中断する。
船に向かっていたトルフィン達だったが途中アルネイズの意識が戻り、エイナルとトルフィンへの感謝を口にする。
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感想
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ケティルたちの軍はたくさん殺され、蛇は退却の合図を出して
逃げる味方を止めようとしたケティルも半殺しにされた。。

でも、その間に背後に回り込んだトールギルがクヌートに襲いかかり
クヌートは、何とか自分の剣で受けたけど、護衛の2人は殺され
もう少しのところで首をはねられそうになったけど
従士長ウルフが右目を失くしながらも止め、トールギルは逃げた。。

これで戦争は一時中止になったけど
アルネイズは感謝の言葉を告げて
旦那さんと子どもたちの待つあの世に旅立って行った。。

蛇にかつがれて、引き上げて来るケティルを見たエイナルは
彼を殺そうとしたけどトルフィンが止め
トルフィンはアルネイズを埋葬した後
この戦争を止めさせるため、クヌートに会いに行ったところでオシマイ。。



借金を盾に、逃げる人たちを止めようとするケティルが、相手から
「借金も何も、あんたは終わりだよ。。」って、言われるところが良かった☆

自分が、相手と同じ立場にいるのに気づけないくらい
ケティルは傲慢になってたんだと思う。。

今回ケティルが、王軍を何とか追い返したとしても
そのままだとみんな武装しだして
誰もゆう事を聞かなくなるから、王が放っておくわけないよね。。

だから、王に盾を突いた時点で終わったと思う。。
それなら協力して、自分を管理人にでもしてもらった方が良かったかも。。


あと、伝説のヴィンランドはアメリカ大陸のことだと思うけど
そこに行った人たちが
結局インディアンの人たちと戦争になったことを考えたら
たぶん、戦争のない国なんてないんじゃないかな?って。。

だって、罪がほかの命を奪うことだったら
どんなに、動物は殺してもいい、とか、植物ならいい、とか理屈をつけても
みんな、他の動物や植物を殺して食べて生きてることに変わりはないから
結局、罪がある者どうしで殺し合ってるだけ。。

本当に、自分には罪が無いって言える人は、死んだ人だけだから
戦争のない世界に行きたいんだったら
あの世に行ったアルネイズが、実は一番正しかったのかも。。

よく分からないけど。。
{/netabare}
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#21 勇気
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公式のあらすじ
{netabare}
多数の戦死者を出した農場側はクヌートからケティル一族の投降を条件に2度目の降伏勧告を受けていた。
それに対し、ケティルの妻とトールギルは諦めず戦争の継続を望む。
抗戦か降伏か、その決定は意識のないケティルに代わり、後継者のオルマルに託された。
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感想
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2度目の降伏勧告を受けても
ケティルの奥さんとトールギルは最後まで戦う気だったけど
たくさんの人が傷つき、死ぬのを見た、跡継ぎのオルマルは
恥を捨て、降伏することを選んだ。。

トールギルは、そんなオルマルをバカにしながら、どこかに去って行き
降服は、蛇が代わって行くみたい。。


そのころトルフィンは、クヌートに面会を求めて行ったけど
近衛兵の熊殺しのドロットに取次ぎを拒否され、なぐられることに。。

トルフィンは、自分が何発殴られるまで耐えるかで賭けてる兵士たちに気付き
止めるエイナルを説得して、ドロットの拳を100発耐えることができたら
クヌートとの面会が許される約束を取り付けたってゆうおはなし。。



前半のオルマルの、戦わない勇気が良かった☆

力がちょっと足りないくらいなら、戦う選択肢もあるかもだけど
絶対勝てないのが分かってて戦うのは、ただのばかだと思う。。


あと、後半のトルフィンは
なぐられたら痛いとは思うけど、ふつうの人じゃないから死なないよね。。

トルフィンが来てもクヌートが話そうとしないのは
会って話をしたら、自分が説得されるのが分ってるからかな?
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#22 叛逆の帝王
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公式のあらすじ
{netabare}
近衛兵「熊殺しのドロット」の拳を100発耐えることができれば、クヌートとの面会が許される約束を取り付けたトルフィン。
降伏を告げに来たオルマルと蛇が事情を知って止めに入るが、トルフィンは頑として耐え続ける。
そのトルフィンの姿にやがて周囲は言葉を失う
{/netabare}
感想
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蛇とオルマルが来て、止めようとしたけど
トルフィンは変わらずに殴られ続け、ついに100発が終わって
トルフィンとエイナルはクヌートに面会することができたけど
クヌートの気持ちを変えることはできなかった、ってゆうおはなし。。



トルフィンの恨みのない相手を殴れない、自分には敵はいないってゆうのは
みんながそうだったら、ただのDQNな人が得をするだけな気がする。。

だって人間って、その辺に生えてる木や
弱い生き物を捕まえて食べるのがふつうだから、その相手が人間になって
話し合いをしようとしても、動物が鳴いてるのと変わらないから。。

世の中が変わってきたのは
弱い人たちが集まって、強い人たちと戦ってきたからで
相手に勝つか大打撃を与えて、両方が「これ以上戦いたくない」って思って
はじめて話し合いができるってゆうのがふつうだと思う。。

クヌートがしようとしてるのって、そうゆう事なんじゃないのかな?

結果的に、ケティル側の人がたくさん死んだけど
クヌートだってできるだけ殺さないように指示は出してたし
ふつうのことをしてるだけなんだと思う。。

ただ、エイナルが言ってた通り
自分で畑を耕してみたら、人の物をただで取り上げるってゆうのが
悪いことだってゆうのは当たり前かも。。

でも、ケティルだって人に働かせて自分の富を増やしてたんだから、
自分のために富を集めようとしてるんじゃないクヌートの方が
正しいことをしてる気もする。。

農地を開放して、自分が耕した土地は自分の物として認めてあげて
そこから税金を取るとかにしたら、そこで働いてた人たちにはいいのかな?

でも、どんな方法にしても、抜け道はあって
結局、力の有る人がどんどん強くなるってゆう仕組みは変わらないのかな。。
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#23『ふたつの道』
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
クヌートと対峙したトルフィンとエイナルはそれぞれの立場から、現在に至る想いをクヌートにぶつける。
しかしクヌートは自身が目指す「楽土建設」の為、ケティル農場の接収をやめるつもりはないことを宣言し、場は緊張に包まれる。
{/netabare}
感想
{netabare}
このまま権力を振りかざし人を殺し続けるなら、自分は「逃げる」
ってゆうトルフィンを、クヌートは自分の仲間だと認め
農場接収は一切やめ、駐英デンマーク軍を解散させ
最小限の戦力を残すだけにしたけど、結局反乱は起きなかった^^

そして「生きろ」って言ってあげられなかったアルネイズに別れを告げ
2人は、胸を張って「生きろ」って言える国を作るため
ヴィンランドを目指すことにした。。

残った蛇たちは本当の名前を名乗り、畑仕事をはじめたってゆうおはなし。。



来週はエピローグで、今回が第一部の最終回ってゆう感じで
トルフィンが、戦いのない土地ヴィンランドに逃げようって決意するおはなし
だったのかな?

はじめはトルフィンパパのトールズが
戦いの最中、船から逃げ出して、農業をするおはなしだったけど
結局、戦士にあこがれたトルフィンも
平和な暮らしにあこがれて、戦いから逃げて終わったみたい。。


クヌートの前に現れる前王の亡霊は、彼の不安とか
イヤな自分が形になったモノだと思う。。

だから、要求を断ったら何をするか心配だったトルフィンが
「逃げる」って言ったことでホッとして
緊張が解けて、思わず笑っちゃったんだと思う^^
{/netabare}
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#24『故郷』
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
トルフィンはエイナルとともにレイフの船で10数年ぶりに故郷アイスランドへ帰還する。
生き別れた姉のユルヴァ、そして母ヘルガと再会し、一時の幸福を享受するトルフィン。
虐げられている命を救うため、新たな旅へ出る決意を語り始める。
その表情には亡き父トールズの面影があった。
{/netabare}
感想
{netabare}
トルフィンの里帰りで、お母さんとお姉さんに会い
今までのことを話し、平和な国を作るため
ヴィンランドに行く決意を話し、出かける準備をするところまで。。



お母さんに認めてもらったところは涙が出ちゃったけど
お姉さんにけ飛ばされたり、なぐられたりするところは
ちょっと大げさすぎて、リアルっぽくなかったかな。。


あと、村の子たちがまだ戦争ごっこをしてるのが気になった。。

男の子ってバトルとか好きだから
あの中からまた、トルフィンみたいな子が出なければいいけど、って☆彡


最終回だったけど、今週だけ見たらちょっと物足りなかったかも。。
{/netabare}
{/netabare}


見おわって。。


アシェラッドが死んで、目的がなく奴隷になってたトルフィンが
今まで自分がしてきたことを後悔して
争いのないヴィンランドに行こうって決めるまでのおはなし。。


テンポは悪かったけど
じっくり気持ちの伝わってくる、いいおはなしだったと思う。。


ただ、トルフィンが変わりすぎで別人みたくなっちゃったのと
やっぱりテンポが悪すぎて
引き伸ばしにしか見えないエピソードがあったけど
それ以外は良かった◎
















.



P.S. ☆だけ評価で☆1つの評価をつけてるアンチ評価が100個ぐらいあって
ふつうに高評価のレビューと戦って勝ってるせいで
こっちの評価がすごく悪くなってるのが悲しい。。

おはなしやキャラデザとかで好き嫌いあるとは思うけど
どう見ても☆1つはありえないと思うから
ただのアンチの人のイヤガラセだと思う。。

自分の好きな作品に同じことをされたら、悲しいはずだから
嫌いな作品を落とすようなことは止めた方がいいと思う☆彡

アニメの評価サイトにも、争いのないヴィンランドが必要かも☆彡

投稿 : 2023/06/23
閲覧 : 319
サンキュー:

35

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