shino さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:今観てる
人形たちの記憶
A-1 Pictures制作。
異星人が生み出した機械生命体により、
地球を侵略された人類は絶滅の危機に陥る。
月へと逃れた人類は新型アンドロイド、
ヨルハ部隊を地上へと派遣し反撃を開始する。
物語全体を俯瞰しなければならない。
初回は大胆にも戦闘描写だけに終始し、
第二話は物語の根幹に触れるかのような、
哲学的な脚本であったように思う。
これは演者が揃えば面白くなりそうだ。
廃墟の街、とある機械は宝物を見つけた。
{netabare}機械たちに目覚める意識、認知、感情、記憶、
彼らはついに心を持つに至ったのか、
彼らにどこか悲哀を感じさせる演出である。{/netabare}
私には物語の顛末は悲劇的に思えるが、
その予感が当たらないことを願うばかり。
4話視聴追記。
ただ命令に従うアンドロイドと、
自由に振る舞う機械生命体の対比が描かれ、
{netabare}機械生命体は自我を持ち始めているのか、
人類の芸術活動を象徴する演劇場を舞台に、
両陣営の衝突が迫力ある戦闘描写で描かれる。{/netabare}
行く末を案じるが、停戦の糸口は見つからない。