「薬屋のひとりごと(TVアニメ動画)」

総合得点
79.6
感想・評価
437
棚に入れた
1517
ランキング
497
★★★★☆ 4.0 (437)
物語
3.9
作画
4.0
声優
4.0
音楽
3.8
キャラ
4.0

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ネタバレ

STONE さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

とりあえず簡単な感想

 原作は未読。
 作品舞台が中国の帝国のようで、最初は「いつの時代がモデル?」と思ったりもしたが、よく
見ると風俗や生活様式などは各時代の国家のそれがごっちゃになっているみたいで、あくまで
「中華風」ということみたい。
 異世界ファンタジーなんかもあくまで中世・近世の「ヨーロッパ風」だったりするが、それと
同じようなものか。

 基本的には主人公の猫猫が数々の事件の謎を解いていくミステリー作品で、個々の事件の
謎解きも面白いのだが、別々の事件だと思われていたのが終盤の壬氏暗殺事件に繋がっていく
展開はピースが揃ってパズルが出来上がっていくような面白さもある。
 謎と言えば、一連の事件の黒幕や壬氏のを含む帝室や後宮の秘密など、本作では未解決だった
部分が幾つかあり、先行きが楽しみなところ。

 キャラも魅力的だが、なんとも言っても主人公の猫猫。
 陰陽併せ持った魅力があり、キャストの悠木 碧の演技がその魅力を押し上げている感じ。
 猫猫の相手役的立ち位置にある壬氏もハイスペックキャラかと思いきや、男女の綾などに
子供っぽい部分もあり、そういったギャップも含めて面白い存在。彼自身の謎も残っているし。

 猫猫の実父である漢 羅漢も面白い人物で、途中までは数々の事件の黒幕かと思われる描写で
ミスリードを誘い、実は娘を溺愛する愛すべき人物。
 悲劇的過去と言い、猫猫との関係が空回りしている現在と言い、悲しき存在とも言えそう。

 後宮が舞台ということで、上級妃を中心とする女性ばかりのコミュニティでのやり取りの
描写も興味深い。

2024/07/16

投稿 : 2024/07/16
閲覧 : 104
サンキュー:

4

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