「薬屋のひとりごと(TVアニメ動画)」

総合得点
79.9
感想・評価
452
棚に入れた
1567
ランキング
483
★★★★☆ 3.9 (452)
物語
4.0
作画
4.0
声優
4.0
音楽
3.8
キャラ
4.0

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ようす さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

謎の真相と誰かの想いは、ひとりごとの中に留めておくだけ。

ラノベが原作の作品。

面白かったです。
キャラの良さもあって、かなり好きでした^^

2025年には2期の放送も決まっていて嬉しい♪

全24話です。


● ストーリー
花街で医師として働く養父を手伝う薬師の少女・猫猫(マオマオ)。

人さらいに捕まってしまい、
後宮の下女として働くことに。

後宮の皇子たちの衰弱事件を解決したことから
宦官・壬氏(じんし)の目に留まる。

薬師としての知識を重宝されながら、
後宮で起こる様々な事件の解決を手伝うことになる。


漫画版には“猫猫の後宮謎解き手帳”という副題がついているのも納得、
中華風な国家を舞台にしたミステリーです。

初めは後宮やら宦官やら、
中華風な用語や人名に苦戦しましたが、

ある程度用語を理解し、
この世界の文化に慣れてくると難しい世界観ではありません。

後宮で起こる謎や事件を、
猫猫が解決する。

大まかなストーリーを言えばそれだけですが、

一つの事件に絡む誰かの想いや、
徐々に明らかになる猫猫の出自や、
壬氏の秘密など、

人間ドラマも大きな見どころ。

猫猫と壬氏の関係からも目が離せない!
(ラブストーリーと言うには時間がかかりそうだけど…。笑)


● キャラクター
良いものも悪いものも、
とにかくドラマが絶えない後宮。

後宮で交錯する思惑、
そこには過去の出来事も絡んでいて。

事件として顔を出し、
猫猫が解いたときにほどかれる糸が心地良い。

猫猫は薬や毒のことにしか興味がなく、
それらのことには目を輝かせ、
それ以外のことにはそこまで熱がない。

基本的にはさっぱりした性格。
美しすぎる壬氏様にもまったくなびかないどころか、すっぱりw

猫猫のキャラも好きだったし、
さらに演じる悠木碧さんがまたはまり役で…
聞いていて心地よかったです。


壬氏様はイケメンすぎて、
それだけで人生勝ち組なオーラ満載w

猫猫に興味を持ち、
徐々に執着して独り占めしたくなって、
でも全然なつかない猫猫にやきもきして…

振り回されるところは可愛く、
でもちゃんと男らしくもあったり、

最初はただのイケメンか…と思ってたけど、
まるでヒロインのような振る舞いと、
ちょっと不器用な人間っぽさがあって、
終盤にはかなり好きになっていました。

猫猫ともいいコンビになってきていますね♪

他にも後宮の人たちや猫猫の育った花街の人たちなど、
いい人たちが多くて、どのキャラもよかったです。


● 音楽
【 前半OP「花になって」/ 緑黄色社会 】
【 後半OP「アンビバレント」/ Uru 】

前半OPは情熱的な曲調、
後半OPは静かなところから盛り上がっていく曲調。

同じ作品でもどの側面から切り取るかで、
表現する曲調は変わるもんだなーと感じました。

私は後半OPが一番好きでした。

穏やかな日常の映像とのマッチで、
この作品の良さがより引き出せていたように思います^^


【 前半ED「アイコトバ」/ アイナ・ジ・エンド 】
【 後半ED「愛は薬」/ wacci 】

どちらもちょっと切ない気持ちになる曲でした。

私は後半EDの方が好みでした。


挿入歌も多めでした。

挿入歌は下手すると場面の邪魔になってしまうので、
「また挿入歌か…」とドキドキもしましたが、
良曲だったのもあり、邪魔には思わなかったです。

3話の「想風」と24話の「想い咲く時」が好きでした。


● まとめ
この作品、好きでした。
毎話観るのを楽しみにしていました^^

さっぱりしているけど優しい猫猫のキャラが好きなのもそうだし、
猫猫にかまってほしい壬氏様がかわいいのもそうだし、

謎解きストーリーがおもしろいし、
ミステリアスな雰囲気に惹かれるし。

中華風な舞台も作風に合っていました。

2期も楽しみです♪

投稿 : 2025/01/05
閲覧 : 175
サンキュー:

20

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