シボ さんの感想・評価
4.7
物語 : 4.5
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
オオカミを敵に回してはいけません!
この作品、最初はリアタイしてたんですけどなんか途中で
止めちゃってたんですよね。
それは序盤のちょっとどうでもいいかもってくらいの
小事件を解き明かす話があんまりワクワクしなかったのと
(きっと背景転換?で河原へ飛んだりするシーンでの癒される
せせらぎ音とかのせいで眠くなったのかな~ww)
解答の説得力もちょっと薄いなって白けちゃったんです。
それと淡々としてる小鳩くん、小佐内さん、主役二人
だけでなく偉そうな堂島くんとか全般的にキャラが
馴染めなくてしっくりこなかったんです。
今回2期が始まったのをきっかけに再チャレンジしました。
10話ほぼ一気見した結果、印象が変わりました。
小市民たろうとする意味が理解出来てきたことと
きっと週をまたぐと忘れちゃっただろうなって展開が
前より分かりやすく感じたせいか最後まで楽しく観れました!
まあ本当に面白くなってきたのは後半なんですけど。
最後の事件は色々な意味で怖っ・・ってなりました!
{netabare}
もはや小事件ではとどまらない警察沙汰の誘拐事件。
小佐内さんの執念深さ
異常とも思えるくらい周到で
緻密な準備を本人が種明かししていく物語は見応えありました。
小佐内さんはオオカミに例えられてました。
実際、本物のオオカミは
自らのナワバリを侵害するオオカミがいたりすると、
相手が死ぬまで攻撃し続けるためオオカミの死因の50%が
そういう殺し合いよるものだそうです。
ちょっと引くぐらいの自己防衛を発揮してた小佐内さんは
守ってあげたくなるような見かけとのギャップが大きすぎて
最後はホント怖かった~~><!
最後の大きすぎるパフェを食してでの別れ
「ほらね・・私たち痴話喧嘩も出来ないの」
考える事が優先されるせいで感情のままに動かない。
そもそも感情が分からないのかなって感じちゃう二人。
(甘いパフェーが急に辛くなった小鳩くんはきっと
頭では分かってなくても感覚、心は訴えてたのかな~~?)
お互いが一緒にいる利益がなくなるとともに別れがきた
それぞれ二人の前に新たに現れる異性の存在。
小佐内さんと同じ赤い目をした
「ハッキリとした男の子!?」の瓜野 高彦。
小鳩くんには明るくてちょっと強引で
積極的に迫ってくる仲丸 十岐子。
このこときっかけで二人の感情に変化が起きるのか?
続きがちょっと楽しみな終わり方でした。
{/netabare}
OP EVE / 「スイートメモリー」
歌声だけで爽やかでオシャレな感じがしちゃうEVEさんの楽曲。
キツネとオオカミの影絵のポーズとか
大空をもつれあうように駆け上がる赤い目のオオカミと
青い目のキツネが二人そのものって感じで素敵な描写でした。
ED ammo / 「意解けない」
いとけないって「幼い」って意味があるらしいのですけど。
タイトルの意解けないはまんまの当て字なのかなって
(「小佐内」さんってそういう意味もあるの!?って)
なんか色々とかかってそうで、それだけで洒落てますね!
聴いてく度に好きになった曲でした。実写世界で存在する
小佐内さんと小鳩くんが違和感なく描かれてましたね。
とりあえず面白かったんで切ったまんまにしないで良かった!
2期もちょっと待ってから一気見します!