「魔女の宅急便(アニメ映画)」

総合得点
89.2
感想・評価
1592
棚に入れた
11133
ランキング
87
★★★★☆ 4.0 (1592)
物語
4.1
作画
4.1
声優
3.8
音楽
4.2
キャラ
4.0

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ネタバレ

てけ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

視点を変えて見てみる

ジブリのレビューは怖い…((((;゚Д゚)))

まあ、何気なく見てても楽しめるのですが、ちょっとひねった考え方を…。

{netabare}
1.魔女の家系→義務
キキは魔女の家系生まれ。
これは自分の持った才能で、確かに他の人にはマネできないことだが、この時点では、「魔女だから飛ぶ」という義務に似た思想。

2.働き始める→目的探し
どんな才能を持っていても使わなければ意味がない。
そこで、自分の能力を生かした仕事を見つける。
この時点ではハッキリした目的もなく、「自分に向いてそうだから」という認識。

3.スランプに陥る→現実と理想の間
頑張っても報われないこともある、トンボとのやりとりなど複数のエピソードにより、「自分の道は本当にこれでいいのだろうか」という疑問が生まれる。
そして、今までキキを支え続けてきたジジが一時的ながらも頼れなくなってしまう。

4.ラストの事件→はっきりとした目的
飛べなくなったというスランプを乗り越え、トンボの救出に成功。
自分の力で、現実と理想の間の葛藤を克服する。


確かにキキは魔女という特殊な立場にある。
しかし、その道は普通の人間と何の変わりもない、たいていの人が通るようなもの。
それを1本の映画にまとめたものが「魔女の宅急便」。


まあ、穿った見方かもしれませんが、テーマを自分なりに探ってみるのも面白いものです。
…時間かかるけど(笑)
{/netabare}

投稿 : 2012/10/16
閲覧 : 437
サンキュー:

35

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