「ドラえもん のび太と雲の王国(アニメ映画)」

総合得点
67.0
感想・評価
91
棚に入れた
555
ランキング
1539
★★★★☆ 3.6 (91)
物語
3.8
作画
3.5
声優
3.7
音楽
3.5
キャラ
3.7

offingbook

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

雲が明日を知っている

1992年3月に公開されたドラえもん映画シリーズの一作。約1時間40分。

ドラえもん、のび太たち5人は雲の上に理想の王国を造り上げる。
しかしその事から偶然、空の上に天上人が住む世界があることを知る。
雲の上、天上の世界を舞台にしたアニメ映画。

子供の頃から好きなドラえもん映画は、今観ても楽しいし、どれも好きですが、
唯一、子供の頃は単純に楽しめたのに、大人になってから観るのが少し怖くなったのが、
この『ドラえもん のび太と雲の王国』

この『雲の王国』は、ドラえもん映画の中でも非常にメッセージ性が強い作品です。

環境保護の大切さ、環境破壊への警告、エネルギー問題、監視社会の恐ろしさ…。
しかもそのどれもが、責めるように、迫り来るように、強迫的かつ脅迫的に描かれていて、
何度観ても心がざわついてしまいます。

それに途中途中にある災害の描写は、今だからこそ、
人によっては冷静に見れないものがあるかもしれませんね。

でも決して、悪い作品ではありません。
むしろ、だからこそ、子供が観ても大人が観ても、
真に迫るものが感じられるドラえもん映画に仕上がっていると思います。

もう20年以上前の映画なのに、この作品のメッセージ性が、
いまだに今の時代に通じるのが、悲しいけれど、すごいことだなぁと思ったり。

きっと人間が生きていく以上、環境問題はずっと付き纏う事で、
これで解決、これで終わり!という事は無いんでしょうね。

ドラえもん映画は、基本、子供向けだけど、
こういう深みも出せるんだ、こういうメッセージもあるんだぞ、と
ドラ映画の多種多様な側面、その強度の高さを見せつけられる一作。

他のドラ映画に比べれば単純じゃない重たさもありますが、
他のドラ映画とは一線を画す深みと強さ、一度観て何度も噛みしめられるメッセージ性があります。

一応、誤解されないように言っておきますが、好きか嫌いかでいえば、
もちろん今作も大っ好きなドラえもん映画ですよ。(笑)

そしてどーでもいいことなんだけど、今作の冒頭のドラえもんの声が…ちょっと変です。(笑)

投稿 : 2015/01/21
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サンキュー:

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