「宇宙戦艦ヤマト2199(アニメ映画)」

総合得点
66.6
感想・評価
280
棚に入れた
1032
ランキング
2701
★★★★☆ 3.9 (280)
物語
3.9
作画
4.1
声優
3.9
音楽
3.9
キャラ
3.8

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ネタバレ

かげきよ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

イスカンダルへ!

どうやらあにこれにTV版が無いのでこちらに記入します。
今期ランキングに不参加なのは残念ですが仕方ないですね。

ヤマトは私の世代より前の作品ですが再放送や映画などで内容は知っています。

今期はコメディ寄りの作品が多くば本格的なストーリーのアニメが少なく貴重ですし、
また思い出補正もあり一気に楽しみな作品へとジャンプアップしています。

注:【考察・予想】というのが時折出ますが、原作を知らない状態で書き込んでいます。
(ヤマトに関しては元アニメは知ってますが描かれていない部分の予想になっています。)
ネタバレとは異なりますが先入観を持ちたくない方はスルーしてください。

※1話感想{netabare}
(ストーリー物だと無理かも知れませんが試作で成分表示します)
今回の成分 艦隊戦4:使者2:滅亡2:ばかめ1:豪華コーラス1

みんな現代風の作画になっていますが違和感はないですね。
(チョットみんなイケメンですけどね。特に島。)
艦隊戦も今風にCGなどを利用して迫力があります。
戦艦や戦闘機は今見ても色褪せず昔のデザインとは思えないカッコ良さがあります。

声の方はどうしても昔の作品のイメージが強いのでもう少し慣れたいところです。

基本ストーリーは同じなのですが微妙に違いがある様です。
森雪がツンツン通信士(元はナースでしたよね?)になっていたりしてますね。
少し性格が違う感じがしますがこの後デレるんでしょうか? 
森雪のいろんな表情や仕草も楽しみの一つになりそうです。
他にも昔との違いを見つける楽しさも少しありそうです。
あと赤いロボット・アナライザーは出てくるよね、きっと。

今週はヤマトを見つけましたので2話目で旅立ちなのかな?
飛び立つ姿が早く観たいです。
命がけの単騎(艦)敵陣突破は男のロマンが詰まっていますので、
この先を考えると既に今からわくわくしてしまいます。
女性には分からないかも知れませんがこれがロマンなのです。

ED曲を聴いたとき、少し…いや、かなり興奮してしまいました。
今聴いてもアツイいい音楽です。めちゃ豪華コーラスですしね。
とりあえず五回聴きました。

【元アニメとの違い】
この先がネタバレにならない程度に違いを(._.) φ メモ
毎週する予定(万一の記憶違いは容赦してね)
森雪の職業(看護士ー通信士)
佐渡先生の職業(獣医ー医者)
アホ毛の看護士登場(元は女性は森雪のみ(ちらりと女性乗員が映るカットはあったが))
今の所アナライザー未登場
加藤がエースパイロットとして登場(元は古代の部下)
計器のデジタル化
艦隊戦は台詞や撃墜方法もほぼ同じでした。

ちなみに邦画版の「スペースバトルシップ ヤマト」は
部分部分で似たシーンはありますが基本別物になってます。
{/netabare}

※2話感想{netabare}
今回の成分 発進5:ヤマト計画3:惑星間弾道弾1:ドッグファイト1

今の技術だと戦闘シーンかっこいいねー!
ドッグファイトは観ていて楽しいです。
森雪はやっぱりツンツンしてて少し性格違うんだけど…
コレはコレで良いじゃないかぁ!(。-_-。)ポッ
やっとヤマト発進して全貌明らかになりました。やはりカッコイイ!
アナライザーもちゃんと居たし、さぁイスカンダルへ!
…そういえばイスカンダルのスターシアの妹は二人共々亡くなってしまったんですかね?

【元アニメとの違い】
アナライザーが正式搭乗員で席もある。(元は飛び入りで佐渡先生の助手的役割)
山本が死んでいて妹が乗艦(元は山本生きている)
スターシアの妹が二人で設計図とコアが一年差で届いている
(元は妹一人で設計図が届き開発が異常に早い矛盾があった)
ガミラス語が字幕で容姿など正体不明(元は吹替で喋っていて容姿も出ていた)
ヤマトへの充電&発進がややスムーズ
(元は失敗が許されないとギリギリまで充電を粘りハラハラした)
空母撃破→古代乗船→大型ミサイル撃破の順
(元は古代乗船→空母撃破→大型ミサイル撃破の順だった筈
被弾しながらの充電&発進だったから尚更ハラハラした気がします)
{/netabare}

※3話感想{netabare}
今回の成分 波動砲4:ワープ3:木星2:迎撃1

ワープとか波動砲とかヤマトの主装備を惜しむことなく堪能できました。
なかなか迫力ありましたね。
ワープで森雪の服が透けるサービスも再現していました。
他も含め何気に元と比べて再現度が高いです。
迎撃戦は戦術指揮が細かくて実践の雰囲気がアップしています。
三式弾の着弾音が良いですね。
やはり波動砲はスゴい、スゴいわ波動砲。

ガミラスの字幕は無くなりましたね。
前回で言葉が違うことは印象づけたので、吹き替えの方が分かりやすくていいです。

【元アニメとの違い】
きりしまの見送り(元は見送り艦無し)
新見薫(元には登場せず。技術系は真田の専門分野)
シュルツの娘(元には登場せず。ガミラス側のヒューマンドラマアップ)
最初のワープテストの位置。火星-木星間(元は月ー火星間)
戦術指示が詳細
元アニメの2話分をくっつけた感じ
{/netabare}

※4話感想{netabare}
今回の成分 救難信号3:形見3:コスモナイト2:土星1:戦車1

戦車に追いかけられる森雪&アナライザーのシーンが見たかったー!
そのかわり航空機VS戦車は観られたんだけどねー。
山本妹はかなり腕のいいパイロットだったみたいで意外でした。
古代は形見が発見できて悲しいけれど何も無いよりはいいよね。
昔のアニメだと銃に彫った名前に手彫り感があって面白かったのですが。
銃撃戦は今風ですね撃つ姿勢とか監修されているのでしょう。
森雪とはまだ仲がよろしくない様だけどこれからの進展も見所になりそう。
アナライザーはおふざけしないのかな?
では兄の思いと共にイスカンダルヘ。

【元アニメとの違い】
救難信号の受信(元には無く故障→コスモナイト採取の流れで土星衛星へ)
採取班とメディカル班に分かれて行動
(元は古代、森、アナライザーのみでコスモナイトも採取)
ガミラス機械兵(元は一般兵)
難破船での船内活動(元は船内には入っておらず銃も外で発見)
航空機での支援(元は無し)
食事メニューが豊富(元はパスタとパンとおかず的なの二種くらい)
{/netabare}

※5話感想{netabare}
今回の成分 反射衛星砲5:冥王星2:発艦1:人事異動1:コンピューター人間1

森雪少しだけ柔和してきたけど山本妹の登場で微妙に三角関係が発生してる感じです。
この辺の要素は新鮮で気になってしまいます。

発艦は凝った感じがしてもの凄くカッコ良くなってますね。
CGモデルの航空機もグッドデザイン。ペイントも面白いです。

今回も元アニメにあった矛盾を色々説明により違和感を排除してますね。
(冥王星に海があるとか、波動防壁で20分耐久力アップとか。)
それに「地球滅亡まであと○日」って言わないですね。
ピッタリその日なのか分からないだろ!?ってツッコミを回避する為でしょうか。

ヤマト転覆でピンチですが、逆転して冥王星基地叩けるでしょうか楽しみです。

【元アニメとの違い】
ガミラス人の肌の色による格差
(元はスタート時デスラーすらも肌色だったが途中で青くなった)
ゲール(バラン星にいる指揮官)とシュルツの交信
(元はガミラス星にいるデスラーの副官と直接交信していた)
ヤマトの交代勤務体制(元は主要キャラ働き詰め)
機械兵分析(元にガミラスのアンドロイドは存在せず)
反射衛星砲が遊星爆弾発射装置
(元は高威力のレーザー砲で射程が短く冥王星圏内で戦闘)
航空機部隊で偵察(元は地上で基地探し&潜入)
コスモゼロではない航空機の名称がハヤブサ(元はブラックタイガー、ペイントも異なる)
{/netabare}

※6話感想{netabare}
今回の成分 基地掃討戦4:反射衛星砲2:冥王星2:潜水艦行動1:遮蔽フィールド1

海の底でのやりとりが詳細になっていて興味深く観られました。
昔のは「第三艦橋(ヤマト低部の突起)に移動」の一言くらいだったので。
この作品だと移動してないみたいですがね…。
乗組員が多いので名前覚えるの大変ですが紹介字幕が出るのは確認しやすくて良いです。

ヤマトって反転したら中の人や物ガシャガシャにならないのかな?
潜水艦行動からの攻撃には現代兵器の要素を感じます。

デスラーも出てきました。
なんだか見た目の優男感が増してますね。
声も山寺さんなのでかなりカッコ良くなってる気がします。
言動は冷酷で威厳がありました。今後出番増えて欲しいです。

【元アニメとの違い】
艦載機での戦闘シーン(元は古代と真田が基地に潜入し銃撃戦)
冥王星の生物がいない(元は影だかスライムみたいなのが居て睡眠ガスで眠らせ基地進入)
ガミラスの女性宣伝情報相(元にはいないしガミラスに女っ気もなかった)
ガミラス基地の遮蔽フィールド(元には無し)
退却艦がシュルツの母艦のみ(元は艦隊で逃げていてその後に艦隊で総攻撃)
{/netabare}

※7話感想{netabare}
今回の成分 通信4:赤道祭3:太陽圏外1:三角関係1:船体補修1

森雪に一年前以上の記憶が無い事が分かり衝撃を受けました。
設計図を持って来たユリーシア・イスカンダル本人の可能性もあるって事ですよね。
少なくとも関係はありそう。

保安部の伊東さんってなんだか裏がありそうな気配。
新見さんのIZUMO計画のコップも意味深ですし大丈夫なのかな?

古代、森、山本の三角関係になんだかモヤモヤしますが、
こういう色々な新要素、新鮮に感じます。

【元アニメとの違い】
シュルツについて軽いネタバレ{netabare}
シュルツが生存したまま。
(元は冥王星出てから戦闘。岩石をくるくる回すバリアでガミラス艦隊を打ち破り、
シュルツは軍人の誇りをかけ特攻するも虚しく壮絶に散る){/netabare}
仮装などで盛り上がる赤道祭(元は餅つき大会)
艦長室で飲んだのが徳川(元は通信する相手の居ない者同士古代と飲み明かす)
森雪の設定や通信相手が土方(元は両親健在で通信時にお見合い写真を見せられる)
通信室に入らない古代
(元は部屋には一応入るが誰とも通信せず、そこを森雪に見られる悲しいシーンがあった)
今回やたら流れた「赤いスカーフ」(元ではED曲)
{/netabare}

※8話感想{netabare}
今回の成分 余興3:グリーゼ581 2:ガス生命体2:突撃1:波動砲1:ワープ1

森雪の持ってた金色のオブジェはイスカンダルのコアと似ていたので
やはりイスカンダル人なんでしょうかね?
星に何を願っていたのでしょうか。

先週に続き新見さんはIZUMO計画に未練がありそうなので今後の動向は注視です。

ヤマト艦内の幽霊ってのも気になる所ですね。

一方ガミラス星では建国千年祭。
いっぱい幹部が集まってました。こんなに居るんだ幹部。(^_^;)
ヤマトの行く手にはまだまだ困難がありそうです。
悲しいけどシュルツの娘も復讐心を燃やし挑んでくるかも知れません。
名将ドメルも派遣される様なので激戦必至です。

【元アニメとの違い】
今回は大筋で同じ話だったと思います。
「ガミラスに下品な男は不要だ」の名シーン(?)も再現されていました。
でも幾つか細かい所が違うので書いておきます。

後方のシュルツ艦の存在
(元では撃破し既に居らず。単にガス生命体が仕掛けられ後方からヤマトを追跡)
グリーゼ581星(元だとオリオン座のα星)
太陽風の存在で進める方向が限定される(元だと太陽風ではなくバリア。)
余興後の余裕(元にも余裕発言があり更にヤマトに祝電を送っている)
沖田の病気&デスラー魚雷迎撃命令の遅れ
(元はこの時点でもう少し病状が深刻でミサイル迎撃の命令ができず古代が独断で迎撃。)
あと、デスラー機雷の話が抜けてます。
元にはこの罠の前に機雷に囲まれ脱出する話がありました。祝電はその時だったかも。
{/netabare}

※9話感想{netabare}
今回の成分 ロボット5:心5

ロボットに心はあるのか?
良くあるテーマですが大抵どれも結末は悲しいです。
今回も例に漏れず何とも切ない気分になりました。

【元アニメとの違い】
今話はオリジナルですね。
アナライザーの性格は違い元だともっとひょうきんでいたずらっ子でした。
スカートめくりの常習犯でもありました。
{/netabare}

※10話感想{netabare}
今回の成分 次元断層4:人質2:脱出2:ワープ1:波動砲1

随分と美人で知的なガミラス人が乗艦してきました。
次元断層からは脱出が出来ましたが来週も一騒動ありそうです。
ゲールは相変わらず小ズルいですねー。

【元アニメとの違い】
元アニメだと、人質の話と次元断層の話は別々でした。
人質の話は来週に持ち越しのようなのでこちらは来週書き込みます。

次元断層の話は元アニメだとガミラス人と協力はしませんでした。
演習中のドメル将軍部隊と遭遇し断層にハマりますが、
ドメルは罠の可能性なども考慮して深追いしませんでした。
その後イスカンダルのスターシアから連絡が入り、羅針盤の示す方向に進んで脱出し、
イスカンダルの情報の信憑性が上がるというエピソードになっていました。
{/netabare}

※11話感想{netabare}
今回の成分 捕虜4:戦端3:憎しみ2:解放1

ヤマトの船員が増えただけあって人間模様がより細かく描かれています。
島をはじめ色々事情や背負う物がある者もいる様で興味深く観入ってしまいます。
その分、古代の性格がスマートで人間臭さが
薄く感じてしまうのは残念な所でもあります。

未知の者に対し戦端を開いてしまったのは地球人の様で、
もしかしたら共存共栄もあり得たのかも知れませんが、
ワープが出来ても歴史の針が戻るわけではないですからね…。
相手が同じ人だとしても自分達の文明を守るために進まなければなりません。
ガルガンティアを観た時にこの辺りヤマトと似たテーマを感じたりもしましたけどね。

それと捕虜なんですが、女性の必要があったんでしょうかね?
山本と対比・対決させるのに女性になったのでしょうけど、
美人だしちょっと華があるので戦争の負の部分、
残酷さや泥臭さ、やるせなさが少しブレてしまい訴えかけが弱く感じました。
一般的で地味な兵卒の方が良かった気がします。

【元アニメとの違い】
元アニメだと捕虜は男性で戦闘機での戦いの中で拿捕します。
佐渡先生の検体中に古代が両親や兄の敵とばかりに捕虜に飛びかかる一幕がありますが、
相手を傷つける事が出来ず、相手も人間で戦争と個人への恨みは別だという事を理解し
食料と共に解放する話になっています。
{/netabare}

※12話感想{netabare}
今回の成分 喧嘩3:叙勲式3:反乱分子2:開かずの間1:ホットライン1

ガミラス側の掘り下げも深くなってます。
ガミラス星の内情やドメル将軍の背景も描かれていてなかなか興味深いです。
開かずの間に関しては【小予想】{netabare}
設計図を持ってきたイスカンダル人・ユリーシアがヤマトに同乗している気がします。
森雪とも深く関わっている様子もありますので幽体なら憑依したりするかも。{/netabare}
元のヤマトにはない要素でどうなるのか楽しみです。

【元アニメとの違い】
元アニメより掘り下げが深いです。
叙勲式はさらっと流してましたし、影のある内情描写もなかったです。
島と古代の喧嘩は宇宙嵐で足止めされ、止むのを待つか遠回りするかが発端で
殴り合いの喧嘩になっていたと思います。
ホットラインは元だとお風呂からかけていた気がします。
この辺りちょっとうろ覚え気味。
{/netabare}

※13話感想{netabare}
今回の成分 狩り4:策敵3:手術2:着任1

ハラハラドキドキ、スリリングな頭脳戦になりました。
クルーに少し被害者出てしまいましたが艦長の穴を補い良く切り抜けました。

敵ながらフラーケンカッコいい!
ガミラス人、渋い美声が多くてオッサン声好きな私は惹かれてしまいます。

【元アニメとの違い】
フラーケンとか出てきてないのでオリジナルです。
沖田艦長の手術は元アニメではやっていませんでした。
{/netabare}

※14話感想{netabare}
今回の成分 幻7:魔女2:波動コア1

精神世界に入り込む不思議な話でした。
古代の家族の死も垣間見れましたが気の毒に。
ユリーシアはやはりヤマトに同乗しているようです。
憑依は岬さんの方にでした。今後も物語と絡んできそうです。

古代、森雪に踏まれるとか…あ~なんだか…あ~!

【元アニメとの違い】
これもオリジナルですが、元だとドメルの作戦で地球との交信を復活させて
乗組員の不安を煽る話があるのでそれが元になっていそうです。
あと古代の家族は元だとバス停に墜ちた遊星爆弾に巻き込まれ死亡していました。
{/netabare}

※15話感想{netabare}
今回の成分 絶体絶命4:暗殺2:惑星掃討2:イズモ計画?1:ワープ1

おっと。超展開でしょうか?まさかのデスラー暗殺?
不穏分子かチラチラしてましたし征服した惑星に情け容赦ない仕打ちをしてましたからね。
やっぱりガミラス酷い。しかも独断で滅亡までさせるとは!
暗殺のお陰でヤマトは命拾いしましたけど。
そういうヤマトの中にも不穏分子や不満がありそうです。
いやはや来週どうなるのかな?

【元アニメとの違い】
オリジナル展開です。
{/netabare}

※16話感想{netabare}
今回の成分 反乱4:ビーメラ星4:イズモ計画1:二重スパイ1

OP変わりました。なんだかカッコイイです。

今まで怪しい感じがあったイズモ計画推進派により反乱発生。
山本隊員のダイハードな活躍と星名の表返りにより無事鎮圧できたけど
しこりは残らないのかな?

森雪も自分が何者なのか悩んでしまいそう。

【元アニメとの違い】
反乱は最後の方にあったけど…2199でも再度あるかも知れず
詳しく言うとネタバレになる可能性があるので言わないでおきます。

ビーメラに関しては元アニメだと
女王制度の国家でハチの様な容貌の現地人が
ガミラス人に搾取され、仲間の命を削って出来た蜜を納め細々と生きていたが
それに耐えかねた者達が女王への反乱を起こすも結局は滅びの道を歩む悲しいお話。
そしてこれに巻き込まれた森雪を恋心を持ったアナライザーが命を懸けて守るも
その恋は報われないという更に泣けるお話でした。
名シーンなので観たかった気もしますけど仕方ないですね。
{/netabare}

※17話感想{netabare}
今回の成分 亜空間ゲート5:古代守3:ユリーシア1:軍事法廷1

真田と古代の関係が露わになりましたが、新見さんと恋人だった事の方が驚きました。
更にヤマトの秘密も一つ明かされ森雪は地球人と言うことも判明。
なんとも奇跡的な事故にまた驚いてしまいました。
ガミラスの方も慌ただしくなってきましたが先が読めず新鮮で楽しめています。

【元アニメとの違い】
基本的にオリジナルですが
古代と真田がガミラスの要塞を破壊する話に似ています。
継ぎ目が剥がれる不思議な障害を発生させる要塞に
継ぎ目のない戦闘機(ツッコミ所満載)を作り真田と古代が要塞内部に突入するも
真田が捕まってしまうが真田の体の
とある秘密(今後ネタバレになる可能性があるので伏せます)により
無事抜け出し破壊する話でした。
今回と同じく真田の自己犠牲を感じさせる展開でした。
{/netabare}

※18,19話SP感想{netabare}
今回の成分 バラン5:七色星団4:敵中突破4:偵察3:
      大マゼラン2:クーデター失敗1:波動砲1

アレっと思ったら1時間SP見応えある戦艦バトルでした。
奇襲でバラン星吹っ飛ばしちゃうとは驚きました。
一万もの艦隊を置き去りにしたのは良いけれどゲートも壊しちゃって帰りどうするんだろ?

次回はいよいよ七色星団での決戦。一番熱い戦いになりそう。
ドメルも沖田も家族の写真を見ていたのが印象的です。
ガミラスもデスラー生きてて何やら新兵器が?
新見さん達を営倉に入れている場合じゃない気もするけど…仕方ないのかな。

【元アニメとの違い】
七色星団以外はオリジナルでした。
{/netabare}

※20話感想{netabare}
今回の成分 艦隊戦8:拉致1:軍人の誇り1

激しい戦闘を夢中で観てしまいました。犠牲も出ましたがヤマト強いです。
最大の難敵を倒し、いよいよイスカンダルが近づいてきました。
ドメルは敵ながら見事な最期。
部下も誰一人離艦せず、人となりが良く表されていました。
ドメルに限らず今回の相手は軍人として見事でした。

そして拉致された森雪はどうなるのか?次が気になります。

【元アニメとの違い】
戦闘の流れはほぼ一緒だけど拉致られたり潜入されたりはしてません。
イオン乱流も無かったように思います。
元アニメでの敵艦の撃沈は、ほぼドリルミサイルの逆回転の時だったので
優秀な指揮官の割に密集させ過ぎじゃないか?とツッコんだ気がします。
ドメルの自爆では第三艦橋ごと吹っ飛び被害はもっと大きかったです。
気高く散る姿は同じでした。
{/netabare}

※21話感想{netabare}
今回の成分 捕虜3:収容所3:クーデター3:人違い1

2199オリジナル展開ですね。
伊東さん嫌なキャラではあったけど彼なりに人類の為の行動でしたので、
亡くなってみると寂しいものがあります。
ガミラスの体制もこれからどうなるのか…次回以降も楽しみです。
{/netabare}

※22話感想{netabare}
今回の成分 双子星3:反政府組織3:国葬1:演説1:皇女1:ワープ1

そりゃ雪バレますよね。言葉遣いどころか言葉自体違うのも上の人には分かるだろうし。
ココに来て駆け足になってます。反政府とのやり取りもう少し時間を割いても良さそうですが…。
それにこの展開だと最終的な結末も変わって来そうです。
少し生ぬるい終わり方になる様な気もしますが楽しみに観てみます
{/netabare}

※23話感想{netabare}
今回の成分 波動砲4:本土決戦2:通過儀礼2:救出1:衛士1

やはり結末が違ってきました。
ここでデスラーの暴君ぶりが炸裂するとは…
誇り高くガミラスの栄光と繁栄のために戦ってきた彼が
何故こんな事をするのかさせちゃうのか…
彼なりの美学がねじ曲がって描かれてしまっていて
元アニメ知っていると尚更納得出来ないです。
単に「悪い奴を退治した」のではヤマトという作品でのメッセージが変わってしまいます。
結局は今風で派手なヤマトを見せたいだけだったのですかね。残念です。

【元アニメとの違い】
寿命が尽きる寸前の死の星となっていた
ガミラス星に誘い込まれたヤマトは硫酸の海に追いやられます。
浮上すればミサイルの雨が待っているので死を待つばかりかと思われましたが、
火山脈が有る事を知ったヤマトはそこに波動砲を撃ち誘爆させます。
ガミラス星のあちこちが爆発する中、総統府を破壊。
ヤマトの被害も甚大でデスラー艦には逃げられはしましたがなんとか勝利を収めます。
しかし跡に残ったのは破壊と殺戮。
古代は「これではガミラスのやっている事と何も変わらない」と嘆きます。雪も泣きます。
正義とは?戦争とは?という問いかけになっている結末で
2199の様な勧善懲悪なヒーローっぷりではありませんでした。
{/netabare}

※24話感想{netabare}
今回の成分 イスカンダル4:コスモリバース3:海水浴1:帰路1:古代守1

やっと辿り着けましたイスカンダル!
ここまで来てコスモリバース渡さない展開だったらどうなるんだろう?
と、よぎりましたがそんな訳もなく順調に受け渡してくれました。
もう障害も無いしメルダと握手して別れたり平和的でアッサリした印象でした。
うーん…感動も薄まっている気はしますが…。(^_^;)
次回からはいざ帰路へ。

【元アニメとの違い】
元アニメだと古代守は存命で悩んだ末にスターシアとの愛をとりイスカンダルに残ります。

それと2199では旅の途中で起こったクーデターはここで起きます。
藪達一部のクルーが雪を連れて行ってしまい
この星に残ると言い出しダイヤモンドの洞穴にこもりますが、
イスカンダルも星の寿命が近づいていて不安定になっていて危険な場所が多く
古代が雪を助け出した後、藪達は津波で死んでしまいます。
{/netabare}

※25話感想{netabare}
今回の成分 総統4:帰路2:白兵戦2:拿捕1:亜空間ゲート1

死んだと思われたデスラーが生きていましたが、
何やっているんだか…結局爆死してしまいました。
どうもデスラーの善人としての面が伝わって来ないですし野望もピンと来ないです。
スターシアを愛していたり、恒久平和の為に武力を持ってガミラスによる統一を!
…って考えていたのだと思うけど、他の星の住人はもちろん、
ガミラス人に対しても非情で非道な行動ばかりで共感できる所が一つもないです。
悪役とはいえ、もう少し魅力的に描けた筈ですし描いて欲しかったです。

広報のお姉さんも気の毒な死でした。
デスラーに忠義立てしていましたが
この辺りも掘り下げてくれれば悲しさがもっと伝わったと思います。

森雪がピンチのまま最終回へ。結末が気になります。

【元アニメとの違い】
元でもこの時点でデスラーは生きていて地球到着の少し前に襲って来ます。
2199では機械兵でしたが元だと一般兵が潜入してきますがその際
ガミラスの生存環境には放射能が必要となっているので
ヤマト潜入時に艦内に放射能を撒きますが森雪が命をかけて
コスモクリーナーD(2199でいうコスモリバース)を起動させ艦内を浄化します。
ヒロイン死亡(?)の最終話を迎える点は共通しています。
{/netabare}

※26話感想{netabare}
今回の成分 奇跡4:帰還2:魂2:結婚式1:地球1

コスモリバースに守が乗り移っている理論とか良く分からなかったです。
唐突に詰め込まれちゃったけど先進技術なのだから仕方ないかな。

アナライザーがやっと佐渡先生とツーショットで語り合っていましたが、
もう遅くないか!?

雪が生き返るのは予定通りのご都合ですね。
ともかく長旅ご苦労様。青い地球が戻って大団円。

【元アニメとの違い】
コスモリバースに魂が乗り移る的な描写と結婚式は無かったですが
その他の大筋は概ね元アニメと同じでした。

ただ沖田艦長の最期はもう少しもの悲しかった筈なんですがね…。
まぁこれに関しては思いで補正も入ってしまっているのかも。
{/netabare}

【総評】
昔のアニメと比べつつ楽しむ事が出来ました。
現代風の作画になったヤマトや戦闘機は童心に帰りカッコイイと思えました。

オリジナル要素を織り交ぜたストーリーは飽きさせず楽しませてくれましたが、
『アナライザーの恋の話』が抜けていた事と
『ガミラス星でのヤマトの行動』が改変されていたのは残念でした。
作品の印象やメッセージが変わってしまう重要な場面なのでここは変えないで欲しかった。
結果ストーリーが薄く軽くなってしまっていますし改悪に感じてしまいました。

キャラが増えている点は華やかになって良い部分と、
古代、沖田、森の人間性や葛藤の描写が減って単調になってしまった悪い部分があり
一長一短という所です。

音楽はなんといってもあの豪華コーラス。
何度も聞いてしまいました。

今の若い人に昔のヤマトを観てと言っても億劫でしょうから、
ヤマトに触れる機会や年代の違う者が語れる機会を作ってくれた
2199はそれだけでも価値があると思います。

投稿 : 2013/09/29
閲覧 : 791
サンキュー:

45

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