「コクリコ坂から(アニメ映画)」

総合得点
66.2
感想・評価
560
棚に入れた
2841
ランキング
2893
★★★★☆ 3.6 (560)
物語
3.5
作画
4.0
声優
3.3
音楽
3.7
キャラ
3.5

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◎TARGET さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

期待してなかったが意外に面白かった。宮崎吾朗氏を少し見なおした。

❏総評

宮崎吾朗監督作品。

前作の「ゲド戦記」がかなり残念な出来だっただけに
全く期待しないで観たのだが、本作は全然いけてた。

十分に「観れる作品」だ。


❏あらすじ

時は1963年、舞台は横浜(今のみなとみらい地区のちょい南側)。
港南学園に通う松崎海。父は船乗りで行方不明。学者の母は渡米中。
両親不在の中、妹と弟の面倒を見ながら松崎家を切り盛りする
忙しい毎日を送っていた。

そんな中、学園内で2人の男子学生と出会う。新聞部部長の風間俊と
生徒会長の水沼史郎である。2人は文化部部室棟「カルチェラタン」の
取り壊しに反対すべく保存運動に奔走していた。

そんな3人が繰り広げる昭和の青春ラブストーリー


❏大人向け

あとこの作品は完全に大人向けの作品。

宮崎駿監督作品のように子供も大人も楽しめるよう仕上がってはいないので
子供が見ても絶対途中で飽きる思う。


❏アニメ作品として


この作品はアニメという「形式」をとっているものの、
アニメを「表現の手段」として活用仕切れていないのではないかと感じた。

「コクリコ坂から」という作品は面白かった。

しかし「コクリコ坂から」という「アニメ作品」として面白かったのかというと
そうではないと思う。きっと小説で読んでも、実写映画で見ても面白い物語
なのではないだろうか。

だから上にも記載した通り「大人向け」になってしまったのだろう。

「アニメで何が表現できるのか」を駿氏から盗みとって欲しい。


❏最後に

宮崎吾朗氏を少し見なおした。
次回作にはもっと期待したい。

投稿 : 2013/08/15
閲覧 : 243
サンキュー:

5

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