「白雪姫(アニメ映画)」

総合得点
69.9
感想・評価
40
棚に入れた
349
ランキング
1629
★★★★☆ 4.0 (40)
物語
3.9
作画
4.1
声優
3.9
音楽
4.1
キャラ
4.0

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退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

まっさらな白

■あらすじ
王妃「かがみよ鏡、世界で一番美しいのは誰じゃ?」
鏡の中の男「はい王妃様、それは白雪姫です」
王妃「ぐぬぬ」
 
 その後王妃は狩人を呼び出し、白雪姫を始末するよう命じる。狩人は白雪姫を殺せず、森へ逃げさせる。白雪姫は小屋を見つけ、そこで七人の小人達と一緒にお楽しみの夜を過ごす。
 翌朝、小人達が仕事へ向かった隙に老婆に変身した王妃が訪れ、騙された白雪姫は毒りんごを食べて永遠の眠りに落ちてしまう。その後王妃は自爆。
 小人達は白雪姫が死んでしまったと思い込み、美しいままの彼女を埋められず、ガラスの棺に納めて悲しみに明け暮れる。そこへ突然王子が現れて当然のごとく白雪姫に口づけをする。すると白雪姫は目を覚まし、王子と共にお城に向かい幸せに暮らしましたとさ。

 王子はおいしい所全部かっさらって行ったなおい。そして白雪姫も、なに当然のようについて行ってるの。まぁ、つっこみたいのはこれくらい。

■過去回想
 この『白雪姫」はおそらく私が一番最初に見たアニメ作品だと思われる。記憶が曖昧なので、もしかしたらイソップ物語やその他の童話が最初かも。それでも白雪姫だけはある程度のあらすじを覚えていたので、私の中で一二を争う大切な思い出の作品であることには間違いない。
 だが、もう子供の頃これをみて何を思ったのかはもう忘れてしまった。とりあえず現時点で思ったこと記録しておく。

■物語
 もう本当に、どこまでもまっさらな白、全く無駄のない純粋な物語。「夢は願い続ければ叶う」ということを心に、ただただ真っ直ぐ、小細工無しに投げかけてくる。
 ただし、王妃のように醜い心だとそれは叶わない。王妃は自分が一番美しくなりたいがために娘である白雪姫を手にかけようとした。皮肉なことに自らを醜い老婆の姿に変えてしまっている。さらに悲しいことに醜い姿のまま死ぬことになる。墓穴を掘るとは正にこのことだ。あなたはそのままでも十分綺麗だったのに…
 一方、白雪姫は純粋に「王子様が私をお城へ連れて行き、いつまでも幸せに暮せますように」と願い、騙されて毒りんごを食べる。一度倒れてしまうも、結果的にその願いは叶う。不幸を呼ぶはずのりんごは逆に幸運を運んできましたというオチ。同情します王妃さん。「人を呪わば穴二つ」ってやつだが、結局穴に入るのは王妃さんだけでした\(^o^)/

■その他
・作画と音楽は文句のつけようがない。目を塞いでも、耳を塞いでもおそらく十分に楽しめるだろう。どっちも塞いだら、そりゃおとぼけ並みのあほだ。
・笑いと楽しい音楽さえあれば、もうそれだけで十分なんだなと気付かされた。
・何で白雪姫は黒髪なんだ?
・原作は結構エグイ設定のようだ。純粋で綺麗な話だからこそこの作品が好きなので、正直見たくない。
・好きなキャラ…おとぼけ、おこりんぼ

 この作品を見ればきっと純粋な心を思い出せると思います。というより、それは子供の時からずっと持っているものなのかもしれませんね。

投稿 : 2013/09/27
閲覧 : 269

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