「薄桜鬼 碧血録[へっけつろく] 第2期(TVアニメ動画)」

総合得点
72.8
感想・評価
556
棚に入れた
2902
ランキング
1070
★★★★☆ 4.0 (556)
物語
3.9
作画
4.0
声優
4.1
音楽
3.9
キャラ
4.1

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ネタバレ

★hiTa★ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

一期をみて続き物みたいなので二期もみることに!

千鶴の双子の兄、薫が全10話中3話目で西国の鬼の一族頭領風間に心臓をつらぬかれ亡くなってしまった。。。
兄弟なのに一緒に暮らすこともなく千鶴は純粋に育ってきて薫は屈折して育ち死の間際薫が流した涙がとても切なく思えた。

父親は2人の本当の父親ではない。
千鶴の雪村一族は東国の鬼で純血種らしい。

風間と一緒に行動していた鬼の天霧、不知火は途中から風間とは別々に歩みだす。
新選組の斉藤が羅刹に遭遇したとき近くに天霧もいて2人の目の前で突然灰になって消える。
天霧のはなしだと凄い力を発揮できると同時にどんどん羅刹の寿命が縮まってしまうということ。。
新撰組メンバーは次々戦いで命をおとし羅刹になっていたメンバーも寿命が尽き灰になって消えていく。
千鶴の父が羅刹は基本昼の行動は辛いそうだが日中にも対応した羅刹をつくり羅刹の集団を引き連れ千鶴を取り戻しにきた。
最後は千鶴に向かってきた羅刹の前に立ちはだかり娘を守りなくなってしまった。。。
そもそも羅刹をつくったのも雪村を、鬼を、千鶴を思ってやったことだったが悲惨な結末だった。
野望に狂う父にもみえたが娘を思っていたこと、娘も父を思っていたことを再確認したがとても悲しく思えた。

後半にかけて土方と千鶴のお互いをおもいやる気持ちが通じあい幸せになれれば!とおもっていたが土方にも羅刹の寿命が迫り自我を保てなくなりつつあるところを千鶴が血を与えることで少しの間生きながらえていた。

最後土方と風間の戦いを千鶴が見届け完結する。

個人的にはハッピーエンドを多少期待したりもしたけどそうではなく、男の生き様、戦をすることが戦い続けなければならない時代がものすごく切なく一人一人の魂や生き様がとてもカッコイイとおもえた。
千鶴の立場も考えると悲しくて苦しくなってしまう。
父や兄の死、自分は鬼という事。同族同士で争ったり、この時代の戦うためにつくり出された羅刹という人間とも鬼とも言えない物の存在。。。
人の欲深さだったり力に執着していたり。
話し合って解決するならいいが、やはり力あるものに従わなければならないやるせなさ
勝ち負けとはなんなのか、、、
自分の命だけでなく仲間の命を預かり考え、戦いがある限り多くの命が尽きていくのを見続ける苦しみ。
壮絶なものだとおもった。。。
今の時代で考えたら刀や銃をもって街中を歩くことなんて日本じゃありえないから薄桜鬼の世界はとるかとられるか毎日が生きるか死ぬか年齢なんて関係なかったんだろうな。

鬼の一族の話も細かくは出てこなかったからもう少し知りたいと思った!

投稿 : 2013/11/12
閲覧 : 284
サンキュー:

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