「コードギアス 反逆のルルーシュ R2(TVアニメ動画)」

総合得点
92.9
感想・評価
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ランキング
14
ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

アゴに憶えあり (追記:ギアス実行報告)

昨年末このレビューを書いた折、やりたい事や願望をまず言葉で書くと、叶いやすいらしい、即ち己れにかけるギアスなり〜という話を書いたのです。
私は「台所の壁紙を替える」と宣言したのですが、月日は流れ…


訳一年の熟成を経て、発動。
突然、改装しないといけない気持ちが湧いてきたのであった(笑)。
で、やり遂げましたよ!

いやーコレ、
やり出すと、大型家具を動かさざるを得ず、そのためには中身も全て出し…この際いつもやらない部分の掃除にまで手を出し始め…
だいたい普段の不便や面倒くささはなぜなのか?と問題を発掘し、追求し改善していく、こりゃー、一大プロジェクトです。図らずも楽しいです。

嫁に入った家なので、大半は自分で選んだでもない中途半端に古い家具が陣取っており、舅姑たちがかつてガンガン吸っていたタバコのヤニで壁紙は黄土色。掃除するにしても部分部分で、テンションもあんまり維持できなかったってもんです。^^;
感謝しなきゃいけないんだろーけど、それは強制されたくはない。
口げんかした際には「古い家じゃ嫁さん来んてくれんて近所の人に言われたけど、建てなきゃよかったわ」などと言われた事もありました。
姑は言った事も忘れているだろうし、今言われても「お年寄りの寂しさの裏返しや変化球ですね?」と適当にあしらって弾き返せますが。はっはっは


今、掃除がが楽しい自分が不思議です。ギアス恐るべしですよ
まぁ、ひとつ手をつけてると他が荒れてくるって矛盾点はおいておきまして…^^;
自己啓発(?)がてら壁紙替え、オススメかもです。おばさんもがんばってるんで、若人も楽しみながらがんばってください。

あにこれの某お嬢さんさんにメッセで教えてもらった壁紙サイトで通販しましたよ。


次のギアスは…
来春までに台所の流し台の改造と洗面台の割れてる化粧板の付け替えをする!!!<(◎_◎ )



↓去年書いた感想

アニメ本編について
{netabare}
うん、とんがってましたよアゴ。
あのシュッてコメカミに手をやる見栄切りの仕草が面白いよね…そして仰々しい演技。


gyao!の一挙配信で改めて観てみました。以前、忙しい時期に眺め見はしていたのですが、「これね、流行ってるね。」という感じでストーリーを通して記憶はしておらず。見直してシーンごとに印象深かったところが繋がってきました。後に大好きになった作品でも放映時は眺めてただけだったパターンもあって、どんな作品も見る方に余裕がないと響きませんね。
(この年末は余裕ある感じで、年賀状に消しゴムハンコ押しながら観ました。)


始め、チェスをしたり戦術を競ったりする姿と重なるように、キャラを駒として動かしているのかなぁと感じられてしまう所もあったのですが、そういった気持ちが疲れる部分の直後にはコミカルな学園シーンが導入されていて、入り込み易かったです。
ルルーシュのハードボイルドで気のまわらないところが日常パートでは逆手に取れられておかしく、畳み掛けるような群像劇の中で周囲のキャラクターの細かな人間らしい面白さやギャップも描かれて楽しく。
更にその直後にシリアスな急展開を持ち込まれ…。


勝つためにならそんなことしていいのか?という幾つもの積み重ねが不協和音を生み、ルルーシュの足場はどんどん渦巻くように急角度で速度を上げて傾く。
あとほんの少し歯車が噛み合っていたら、話せていたら、許せていたら、信じられたなら、握りしめたこだわりを手放していたら…という歯痒さてんこもりで。
「もう戻れないんだ」とルルーシュ本人が独白するように、取り返しはつかない。
「キャラを駒として」の部分も、周囲から身から出た錆で責められてましたね。
ちょっと学級会みたいと思ってしまいましたが、猪瀬知事の会見とそう変わらないからそんなものなのでしょうか。体験したくないな。
正義を担おうとしてきたスザクは自らの「業」を意識し、その深みにどっぷりはまる覚悟を決める。このへんワクワクさせられました。共にピカレスク一直線におちる感じで。
あと、ルルーシュの心理的な転換を見出させたのが、退行化して使い様のない娘になったC.Cだったところも皮肉で面白いなーと思いました。他にもいっぱい皮肉な展開はあり。

昔のシェイクスピア演劇みたいですね…ってそんなのちゃんと観たこともないですが。^^;


科学者は核みたいなやつ(フレイア)を装備させる前に考えといて欲しい…打たせてから後悔するのヤメテー。でもそんなニーナの苦悩と落とし前もきちんと描かれていて良かったです。フレイアでどれだけの人がどんな風に犠牲になったのかの残酷さについては、だいたいな曖昧なファンタジーでしたが。

ここで終わってもいいって所を回り回って、しつこく先の先で綺麗に決着。最後まで台詞がくどくて聞き応えありました。


出てくる食べ物が、ピザばっかだったけど…どういう食生活なんだ。ピザはアゴが尖るのか。いや…丸くなるよね。サークル状のものを取り分けて食べあう=運命の輪を分かち合うって比喩かな?
{/netabare}



自己にかけるギアスの話
{netabare}
「ギアスは、希望だ」
関係ない話。
知り合いのダンナさんの元にタイムカプセルの中身が届いたところ、大学入学当初の課題で書いた「自分の人生設計」だったそうです。書いたことすらすっかり忘れていたソレには、「…研究課程を経て海外で博士号をとり研究職につき順調に過ごすも、一転して帰国、会社を起こし…」とかなんとか?(ゴメンうるおぼえで適当^^;) 壮大なことが書かれてたらしいんですが、何と!全て叶っていたそうです。全然、意識して生きてきた訳じゃないんですって。
よく、具体的に書くことで願いを意識するとか言いますが。自らかけたギアスですよきっと。

同じような点で、別の奥さんの話。ダンナさんと激しいケンカをしてしまう夫婦で。「本当は別れたくなんかないのに『もう離婚…』とかモヤモヤ心の中でつい思ってしまうから、本当の願いが叶えられにくくなって、うまく物事が進まないのかもしれない。変なこと願ったら、いけないね。」と言っていました。

何を願うかは整理しつつ…
来年度にむけて自らに明快にギアスをかけてみてはいかがかな?(=゚ω゚)ノ

私は、きっと来年は!台所の壁紙を、うつくしく変える!!!!(◎_◎)> {/netabare}

投稿 : 2014/11/14
閲覧 : 444

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