「境界の彼方(TVアニメ動画)」

総合得点
86.6
感想・評価
3220
棚に入れた
17646
ランキング
148
★★★★☆ 3.9 (3220)
物語
3.7
作画
4.2
声優
3.8
音楽
3.8
キャラ
3.9

offingbook さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

少年 meets 少女

2013年放送。全12話。京都アニメーション制作。

妖夢と呼ばれる存在と、人知れず妖夢と対峙する異界士と呼ばれる人々が存在する現代日本が舞台。

人間と妖夢の間に生まれた男子高校生・神原秋人と、特異な力を持つ一族の
最後の生き残りの女子高生・栗山未来の2人が中心のバトルダークファンタジー。

最近はあまり使われてないような気がしますが“セカイ系”という言葉があります。

揶揄の意味で使われたり、人によって捉えている意味が違うようですが、僕の中では
(“セカイ系”=『主人公とヒロインの行動が、世界や宇宙などに多大な影響を及ぼすのに、
そこを深く描かずに、終始、主人公とヒロインの行動だけを描く物語の種類』)と思っています。

(あくまで僕が捉えている意味で正しい意味ではないと思います)

『境界の彼方』はセカイ系として良い、と感じた次第。
よく分からない部分もあったけど(特に後半)分かる必要もなかった。
上手く言えないのですが、これは神原秋人と栗山未来、2人の物語。それでいい。それでいいんです。

あまりあれやこれやと説明されても、物語の流れの興を削ぐかもしれませんし、
観る人の想像に限りを作るかもしれない。ほど良い説明が丁度良かったです。

『考察することや、物語全体の意味を深く考えることから逃げているんじゃないのか?』
『お前に理解力が足りないんじゃないのか?』と言われれば、全くその通りなのですが(笑)
全部に意味を見出すこと、綺麗な起承転結、伏線回収を観て納得することだけが
アニメの見方でもないと思っているので、これはこれで良かったです。

ボーイミーツガールものとして楽しみました。

作画については、京都アニメーションの作画はいつも美しいと、常套句のように使ってしまうのですが、
『境界の彼方』の作画も素晴らしかったです。(笑)

『Free!』では水の表現に力が入ってたように思えましたが、
『境界の彼方』ではバトルアクションの表現を魅せたかったのかな?見応えがありました。

風の流れや陰影、目線や仕草や間で言葉に表さず
キャラクターの心情を映し出す演出も丁寧で、さすがでした。

エンディング曲から感じる低体温な雰囲気も、物語に合っていて好きです。

好きという意見や否定的な意見、いろんな感想がありましたが、
それだけ多くの人が観ていたってことでもあるので、
最後まで魅せる京都アニメーションの力は発揮されていたのかな。

投稿 : 2013/12/30
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