「チョコレート・アンダーグラウンド(アニメ映画)」

総合得点
56.4
感想・評価
25
棚に入れた
182
ランキング
7124
★★★★☆ 3.3 (25)
物語
3.2
作画
3.4
声優
3.3
音楽
3.1
キャラ
3.3

U-NEXTとは?(31日間無料トライアル)

ネタバレ

sherlock さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4
物語 : 2.0 作画 : 3.0 声優 : 2.5 音楽 : 2.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

健康と嗜好の葛藤…

あっ、そういえば今日はバレンタインデーか
気づかないでたまたまこのアニメのレビュー書いてた!!
こ、こんな偶然あるんだなぁ~(汗)ww

はい、では気をとり直して…笑

この作品は
健全健康党の独裁政治によりチョコレートが禁止された世界で物語が始まる…

<健全健康特別法第三条第一項>
何人たりともチョコレート及びチョコレートを含有する菓子食品の
製造・売買・所持・飲食することを禁ずるという法律

この法律で厳しく取り締まられていたせいで
大人たちは昔のようにチョコを美味しく食べることを諦めてしまっていた

そんなとき二人の男の子はチョコの密売が行われているという情報を聞きつけ
チョコいっぱいの笑顔で溢れた世界を取り戻すためチョコの闇取引所へ向かうことにした

そこで彼らが見たものとは…{netabare}ここからは観てからのお楽しみということで^^
ただ、最後は大人も子供も一体となってチョコが普及した世界を取り戻すため
チョコレート警察(チョコのように甘くはないみたいw)と戦うお話である{/netabare}


突然なんですが実は僕…
{netabare}チョコレート依存症なんです(嘘)←えっ、急に何のカミングアウトww
チョコレート依存症発症の兆候(チョウコウ)としては…←いや、ダジャレじゃないよ(笑)

なのでチョコレートがない世界とか…
{netabare}めんたい味がないうまい棒みたいなものです!!←わかりにくいわっww{/netabare}

でも本当にチョコレートはほぼ毎日食べてて
言わずもがなですが、バレンタインデーの日もチョコレートは食べます
もちろん、自分で買って…orz笑

僕が昔から好きなチョコレートはFerreroのRocherで、
僕が考える理想のカカオマスとカカオバターの比は…えっ、そんなの興味ない?(汗)
ゴホンッ、じゃあ話題を変えてww{/netabare}

チョコレートの起源は諸説あるが、紀元前2000年頃から古代メキシコで
デオブローマ(神の食べ物)として大変貴重なものとされていた
そして、カカオ豆からチョコレートへと至った経緯は大変興味深く
山火事でカカオの木が燃えた際にカカオ豆の良い香りと味を偶然知った人が
カカオ豆を燻し、すりつぶして食べるようになったのがきっかけだと言われている

さらに時代は進み…
16世紀初めには、アステカの皇帝が不老長寿の薬としてカカオ豆をドロドロにすりつぶし
トウモロコシの粉やバニラ、唐辛子などのスパイスを加えた苦い飲み物(エクソコアルト)を飲んでいたらしい

その後、コロンブスがアメリカ大陸を発見した1429年
ヨーロッパの人がチョコレートと出会い
スペインのフェルナンド・コルテス将軍が、病気の治療薬として効果があるということで
スペイン国王カルロス一世に献上し世界中に広まっていった
ただし、このときもまだチョコレートは非常に高価なものとして扱われていたため
一般大衆に普及するのはずっと先の話である…
(ちなみに日本にチョコレート(シヨクラアト)が初めて伝来したのは
江戸の鎖国時代、オランダ交易で栄えた長崎である)

え~っ、話は少し逸れたが
このアニメは『死亡と虫歯を養い人の精神を堕落させる悪魔の食べ物(チョコレート)ww』が
今日当たり前に食べられる幸せを感じ、不健康だと言われても自分の嗜好を貫きたいものがある…
そんな感情を思い起こさせてくれるアニメなので
興味がある方はぜひ一度観てみてはいかがでしょうか(*^▽^*)

P.S.
269年、聖ヴァレンティヌスは結婚を禁じられていた若い兵士と恋人をかくまって結婚させていたため
ローマでキリスト教徒の異端者としてルペルカリア祭(2月15日)前日に生贄となって処刑されたのが
バレンタインデーの由来となっている

投稿 : 2014/02/14
閲覧 : 381
サンキュー:

13

チョコレート・アンダーグラウンドのレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
チョコレート・アンダーグラウンドのレビュー・感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたら こちらのフォーム よりお問い合わせください。

sherlockが他の作品に書いているレビューも読んでみよう

ページの先頭へ