「のんのんびより 7巻 OAD付き特装版(OAD)」

総合得点
66.4
感想・評価
234
棚に入れた
1185
ランキング
2006
★★★★☆ 3.9 (234)
物語
3.7
作画
4.0
声優
3.9
音楽
3.8
キャラ
4.1
ネタバレ

れんげ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

帰ってきた、のんのんびより。

2014年7月発売の原作単行本第7巻特装版に付いている、テレビ未放送OAD。
約20分。(本編と比べると、3分程少ないです。)


【あらすじ】

珍しくデパートまで買い物に行った一行。

そこで越谷家のお兄ちゃんが沖縄旅行を当てたことにより、一行は沖縄旅行の準備を始めるのでした。

(原作第6巻の内容に沿った、オリジナルストーリーです。)



【論じてみる】
{netabare}
とりあえず、にゃんぱす☆
えぇハイ、楽しみに待っていました。
こんなに癒やされてハマった日常系作品は、中々ありませんでしたから。


まず作画クオリティに関しては、1期同様に全く問題無し。
淡々と田舎風景を見られるシーンもありましたので、夕焼けとひぐらしの鳴き声をバックにしたれんちょんを見ると、「のんのんびよりが帰ってきた!」って感じにさせてくれました。

ただ、DVDの為に地デジやBlu-rayのHD画質に比べると、どうしても見劣りしてしまうのは残念ですね。
元々はHD画質で制作されていることがほとんどのようですし、最近ではBlu-ray版を付属するケースも増えてきているので、本作も出来ればBlu-rayで発売して欲しかったですね。


さてアニメ1期は、田舎で繰り広げられる れんちょん達の日常風景を1年に渡り、淡々と描くものでした。
して、本作OADは、沖縄旅行という要素を主軸に話が進みます。

ただ、原作7巻にあたる沖縄旅行そのものは描かれません。
2期で沖縄旅行の回が描かれることを考えると、このOADはハッキリ言って見なくても差し支えない日常回にして、この回は2期に残しておくべきだったのでは…と、視聴前は思ったのですが…。
視聴後の今となっては、どうでしょう…。

内容自体は原作に無いオリジナル回(原作の内容は、あえてほとんど省いていました。)ですので、別段差し支えないと言えばそうなのですけど、こちらの出来がまた非常に良かったもので…。
2期でこのOADの回を、丸々と間に放送しても良いかもですね。
(批判も食らいそうですが…。。)

とりあえずオリジナルでこれだけのクオリティを保てることが証明され、私的には素直に嬉しかったです。



内容に触れていきます。

まず目を引いたのは、れんちょんのリボンの髪留めが、ポンポンに変わってるっ!!!!
これも、また駄菓子屋に貰ったのかな?
季節は夏でしたので、本編では実はあまり見る機会の無かったミニスカートれんちょんも見れたり、中々新鮮でした。

主要メンバーも、それぞれ沖縄に思うところあり色々な思惑を見せてくれますが、中でも蛍の

「沖縄…、(小鞠)先輩とお泊りだ…!! しかも一日中一緒っ!!!」

は、流石でしたね。
彼女にとっては、沖縄という場所は最早どーでもいいのでしょう。
今回も安定した蛍でした。


それから、その蛍に飛行機に乗った時のことについて、レクチャーをしてもらうことになった、いつもの3人。
CAの真似事の無茶ブリまでさせられる蛍でしたが、戸惑いながらも

「じゃあ…飲み物…。。」

と言うと、れんちょんが

「CAさん、それはちょっといきなりなん……。。。」

と、真面目にダメ出しするシーンには、思わず笑ってしまいました。

イメージ図ですがCAの格好をした蛍も可愛かったですし、CAの挨拶として取り入れられた?

『にゃんぱすぱすーーーーーん!」』

も聞けて、開始数分で、もぅ私的には大満足の内容でした。
(我ながら簡単な視聴者だわ。)


そこから、「自転車で2時間かかる距離にある」「夕方に閉まる」コンビニまで、買い出しに行くメンバー。
ここでも、れんちょんの

「エレベーターはないん?」

「じゃあ屋上もないん?」

「ウチ、一周して来るん!」

等の台詞が、可愛かったですね。
コンビニだよココ、ほんとイチイチと可愛い子だわ。



さて最後、駄菓子屋が

「沖縄に行ったら人生観が変わるかも!」

と言っているのを聞いたれんちょんは、旅行前日に「自分も、今と変わってしまうのでは?」と考え、少し不安に感じ始めます。

「まぁ…、小学生は変わらないから大丈夫。」

と、姉々から言ってもらった れんちょんは、

「忘れ物あるん、『行ってきます』言ってくるん!!」

と言い、外へ飛び出しました。

その相手とは、これまで過ごしてきた数々の日常風景であり、ほんのちょっとだけのサヨナラの挨拶でした。


『行ってくるのーーーーん!!!

 ウチ、沖縄に行ってくるん。

 だから、ちょっとだけいないのん。

 でも、すぐに帰ってくるのーーーーーーーん!!』


バックで流れる、ピアノとヴァイオリンのBGM。
ひぐらしやバッタ等の、虫の鳴き声。
そして、れんちょんのサヨナラの挨拶を受け止める、夕焼けに照らされた数々の田舎の風景。

なんでしょうね…。
なんでコレで、涙腺が刺激されるのでしょう…。
本編にも全く引けをとらない、「のんのんびより」の新たな名シーンを見たと思いました。
{/netabare}


【総評】

私的には、大変満足の出来る内容でした。

「沖縄旅行に繋がる回を、一体どう描くのか。」
「1期とイメージが変わってしまったら…。」
と、少々不安もあったのですが、沖縄編が描かれるであろう2期の期待を更に高めてくれるオリジナル内容で、ほぼ文句無しの出来栄えでした。

オリジナルでも、キャラに違和感が全く無いというのが、何より素晴らしいですね。
これは、シリーズ構成の吉田玲子さんの力が大きいでしょうね。
この方が続投して下さる限り、安心して2期も見れそうです。

2015年の春に、原作の新刊が発売される予定ですので、2期はそれぐらいのタイミングでしょうかね。
8巻も入れると、不安要素だった原作のストック問題も解決しそうですし。

早く見たいのは勿論ですが、何より1期と変わらず高クオリティで見たいので、ゆっくり来年を待とうと思います。
……てか、来年には2期しますよね?
「そ○おと」みたく、「皆様のおかげで(残念な出来のブツ切り)劇場版制作決定」とかやめてよね。


久しぶりの、のんのんびより完全新作。
思いっきり楽しませてもらいました、

ではでは、読んでいただきありがとうございました。


◆一番好きなキャラクター◆
『宮内 れんげ』声 - 小岩井ことりさん


◇一番可愛いキャラクター◇
『越谷 小鞠』声 - 阿澄佳奈さん

投稿 : 2014/07/24
閲覧 : 329
サンキュー:

33

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