お好み焼きでコメディなおすすめアニメランキング 2

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメのお好み焼きでコメディな成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年03月29日の時点で一番のお好み焼きでコメディなおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

58.3 1 お好み焼きでコメディなアニメランキング1位
僕の妹は「大阪おかん」(TVアニメ動画)

2013年冬アニメ
★★★★☆ 3.2 (300)
1141人が棚に入れました
「gdgd妖精s」の菅原そうたと石舘光太郎のコンビが贈るショートアニメ。
世界最強とも評される“大阪のおかん”のことを書いた「大阪おかんルール」を原作としている。

声優・キャラクター
阿澄佳奈、白石涼子、井口裕香

ストライク さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

妹あすみんの大阪ケンミンSHOW!

フラッシュアニメ

1話 3分ちょいのショートアニメ

全12話

ジャンル:県民性あるある


家庭の事情で、大阪から 兄・京介のいる東京に10年ぶりに戻ってきた
妹(浪花 高校1年)の、大阪ルールを知る日常系アニメ。


感想

フラッシュアニメがどんなものなのかは解らないが、見た感じ、立体感がなく、平面的な動きなので、最初は凄い違和感w
なんか紙芝居というか、人形劇というか・・・そんなような物を観てる感じでした。
でも、段々と慣れたけど^^

自分は中部で生まれ育ったので、大阪ルールはTV(ケンミンSHOW)なんかで知ってる程度だから、なみか(妹)が言ってる事が本当なのかは?解らないけど、
これがなかなか面白いし、毎回 へ~ って感じで観てました。

キャラでは、大阪から帰って来たなみか役が、福岡出身の阿澄佳奈さん(あすみん)起用でしたが、僕的には違和感なかったです。
ってか、あすみんの声とキャラが可愛すぎる!
もう愛でるわ~ (〃ω〃)  
あんな声の活発な妹なら欲しかったわ~w(@>▽<@)
一緒に買い物行ったら、値切ったり、おまけ貰ったりで頼りになるよね~♪
(ちょっとハズいけどw)
ちなみに、お姉ちゃんなら「お姉ちゃんが来た」の、
弟を溺愛する水原 一香みたいな人が欲しいけど(笑)

まぁ、僕の個人的な趣味は聞いてないよねw すんません (>Д<)ゝ”

兄の京介役は 白石涼子さんでしたが、これが「ハヤテのごとく!」のハヤテ君にしか見えなかった(苦笑)

その他は、モブキャラを含め、全て井口裕香さんが演じてましたが・・・
頑張ってましたw ^^

EDは、その回のネタを歌詞にしてるので、毎回違ってて楽しめましたよ♪
(@^▽^@)


あすみん好き、大阪ルールに興味のある人なら楽しめるハズw おススメです!

投稿 : 2024/03/23
♥ : 41

あぱぱ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

浪花は世渡り上手

この作品のフィーリングは、あっけらかんとして心地がいいです。
浪花ちゃんはゴーイングマイウェイな性格がいい。
兄の京介が浪花に戸惑う描写が、兄弟なのにそう感じさせない妙な感じ。

ショートアニメという手頃な感じが私好みです。

作画はFLASHアニメ風で、個人的にはマッチングしてると感じます。
エンディング曲が毎話ごと替え歌で、何故か最期まで見てしまいます。

物語は「大阪ルールのあるある集」になっていますが
関西圏の地域的なローカル感性があるので「これが大阪」と
大阪圏以外の人が認識してしまうのはどうかな?
と思うところがあります。

関西圏の方で、お付き合いしている方からも聞きますが
大阪府でも北摂と南で微妙に違ったりします。

地域をひとまとめに言ったりすると、「一緒にするな!」と
怒られたりすることも。。

このアニメに限らずですが、ローカル(地域)の言葉や文化を
描写した作品は、中途半端に作られると地域の人は
気分を悪くしたりすることがあろうかと思います。

逆に描写の完成度が高いと、高評価になっている作品もありますね。

私は地域外なので深くは追求しませんが、地元の方には
どう映っているのか気になったりします。

作品レビューからずれてしまいましたが
内容が視聴者に対して興味が沸けば、どんなアニメでもいいと思ってます。

(余談)

じゃりン子チエの「チエちゃん」(中山千夏)の大阪イメージが
私としてはしっくりきます。

声優は独特な喋り方を演じるのは難しいと思います。

ロケーションに在住経験ある声優が話す台詞が
耳残りはいいと感じます。

投稿 : 2024/03/23
♥ : 10

つぼ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

私は疲れてるのか、、、妙な中毒性にハマってしまった。

兵庫県人(今は転勤族)の私から見ても、あり得ないくらいのコテコテ大阪劇場、
「そんな訳ないや~ん、」って突っ込みながら楽しむ作品なんでしょうね、きっと、
そもそも、コメディアニメなんだから大阪の現状をドキュメントする事を期待しちゃいけませんww

いや~、それにしても充分笑わせて頂きました、妹はおかんなんだかお子様なんだか、、、
あらためて、声優さんて凄いね、見事に演じ切りましたね、
「大阪おかん」ってキャラ設定自体は危うさも多分にありましたが、メチャ純真でキュートな大阪の女の子に仕上がってました、フラッシュアニメなのに魅力的なんですよ、
あくまで個人的に、ですが近年では一番の可愛さかも、、、言う言葉はアレですが裏表のない綺麗な心みたいなモノも見えたりして、、、ここまで言うと、さすがに大袈裟かな(苦笑)

エンディングも劇中の大阪弁的なものも何だか癖になります、一度視聴する分には全く損はありません、私はオススメしますよ。

投稿 : 2024/03/23
♥ : 8

68.4 2 お好み焼きでコメディなアニメランキング2位
じゃりン子チエ(TVアニメ動画)

1981年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (78)
345人が棚に入れました
浪花の小学生・竹本チエは生活能力のない父テツ、別居中の母ヨシ江に代わり、稼業のホルモン焼き屋を営む。そんな鉄を見守るのは、チエが小鉄と名付けた、額に三日月キズのあるオス猫だ。だがその小鉄の元にある日、若き猫アントニオJrが現れた。Jrにとって小鉄は、今は亡き父の仇だったのだ。

声優・キャラクター
中山千夏、西川のりお、上方よしお、鮎川十糸子、伝法三平雄、永井一郎、太田淑子、山口朱美、三輪勝恵、入江雅則
ネタバレ

che さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

虎の褌♪羆のパッチ♪百足の歯ブラシぶら下げて~♫茶臼山で鈍甲釣り♪エテ公が真似して赤っ恥~♫

久しぶりに、一話だけ見ました。
懐かしすぎた!ってかOPが懐かしすぎたww
てか歌詞が凄いwどやって思いついたんやって感じの歌詞ですw

内容は、
まあ、大阪の西成周辺での昭和の日常って感じでしょうかw

あと、声優を結構芸人がしてます、テツは西川のりおだし。
テツは役はマジでハマってますw
マサルはシンスケじゃなかったかな?

あと、猫がよく出てくるんだけど、世の中の世知辛さを知ってて、その辺りが笑えますw
小鉄(コテツ)とアントニオJrが大好きです好きですw

物語
ユニークすぎるwwオムニバス形式だし見やすと思います。

声優
芸人使っててこれまたユニークw

キャラ
これだけリアルなダメ人間が出てくるアニメはじゃりん子チエぐらいじゃないでしょうかw
リアルだしユニークですw

作画
当時にしては綺麗な方だと思います。

音楽
OPの歌ヤバすぎるwどうやって思いついたんやって感じですw

この下のネタバレ部分は西成に関する説明なんで、
アニメにあんま関係ないで、見ないでいいと思いますw
長くなったので、ネタバレにしただけです。
{netabare}
大阪の南の方の人間ぐらいしか、分からない場所かもしれませんが、まあカオスな場所ですよw日本唯一のスラムですw
平成になっても暴動とか起きてますからwもみ消されてニュースとかには上がりませんがねw
僕は自転車でも一時間以内に行ける範囲にあるのでそれなりに知ってるんですが、普通の日本の尺度で物事を考えないほうがいい場所ですねww
今はもう全然まっしになってるんで、(新世界とかもう観光地です)昼間なら歩ける場所になってるから、大阪にきたら行ってみたらいいんじゃないでしょうか?飛田新地とかも近いし面白いかも?
車でいくのはおすすめしません、当たり屋多いんでw
知ってる人間はあの辺ではスピードだしませんw
あと、西成の辺りは夜は未だに治安悪い、、、ていうか薬中多いんで、ほんとに危険ですよ
あと場所によってはスッゲー臭いですよw歩いてるだけで服についた臭い洗濯しないとれないでです。
そんな場所から数キロのところ(天王寺)に日本一高いビル建てようってんだから大阪ってカオスだよな~ww

まあ、そんなカオスな土地が舞台ですw
{/netabare}
でも、このアニメはすごくユーモラスに作られてて、面白いですよ!出てくる人間はテツを筆頭にダメ人間多い所もリアルだし、チエちゃんの店にくる客もリアルww
なにより、脚本が最高!!

「ヤクザ脅して金巻き上げたろかな~」テツ

「アホウ!ヤクザ怖ぁてこの辺で生きていけるかい!」テツ

「(客に対して)もう止めとき、それ以上呑んだら頭オカシなる」チエ

「それよりオッサン、もう五杯目やど、(心配するな金やったらあるわ)金のことやない、あんまり悪い酒ばっか飲んでたらアホになるど。」チエ

「おバアはんのブレーンバスターが出そうや!」チエ

このセリフが面白いと感じたら見てもいいんじゃないでしょうか?w
かなり笑えますw

タイトルはOPの歌詞です読めるかな?ww
まあ読めないと思いますw僕自身、羆、鈍甲は調べるまで知りませんでしたw

褌(フンドシ)羆(ヒグマ)百足(ムカデ)茶臼山(チャブス山)鈍甲(ドンコ、淡水のハゼの一種)

こんな人におすすめ

花札の人
下町の人
昭和の人
大阪の人
ホルモンの人
虎の褌で羆のパッチの人

投稿 : 2024/03/23
♥ : 10
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

‐哀悼‐ 大阪の下町を舞台にした、人情話の名作を、名匠がアニメ化

[文量→中盛り・内容→雑談系]

【総括】
「ちびまる子ちゃん」と「寅さん」(もしくは両津勘吉)を親子にして、この二人をコテコテの関西人にしたような作品。私は原作漫画が好きで、そこから興味を持ちました。

「じゃり」とは、「子供」を意味する俗語です。主人公の「チエ」は、バイタリティーに溢れる小学校5年生。全く働かないダメ親父の「テツ」に代わり、お好み焼き屋をきりもりしています。そんな「チエ」や「テツ」、母の「ヨシ江」、祖父母の「菊」と「おじぃ」、飼い猫の「小鉄」を中心に、大阪の下町の人情味溢れるキャラクター達の掛け合いが楽しく、心温まる作品です。正に、「吉本新喜劇」の世界観って感じです(笑)

監督は、あの「高畑勲」さん。流石は高畑勲さんだけあり、原作の空気感をよく生かし、なおかつ「格」も生み出している。声優さんも、永井一郎さんなど実力派の方や、芸人の西川のりおさんやタレント議員だった中山千夏さんなど、かなり個性豊か。でも、しっかり役にハマってるんですよね。この辺の上手さは、本当に宮崎駿さんにも見習ってほしかったですね。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
アニメの感想は、「総括」に結構書きましたので、そちらに。とにかく、大阪の下町を舞台にした日常系アニメとしては、原作、アニメ共に、間違いなく名作の部類に入ると思います。私は特に、「小鉄」をはじめとした、猫達のからみが好きでしたね。

さて、高畑勲監督です。先日、お亡くなりになったとの訃報を聞き、本作を思い出しました。

高畑勲監督は、どのアニメにしても、「アニメらしさ」を失わない範囲での「本当の意味での、人々の日常の営み」を、物凄く丁寧に描写される監督だったと思います。原作つきの作品も多くアニメ化されていますが、原作の理解度の高さと原作への愛、敬意を感じます。ただただ表面だけを切り取って「動く漫画(小説)」にするのではなく、原作者が伝えたいことをしっかり汲み取り、アニメならではの表現のなかで、しっかり再構成できる、稀有な才能をお持ちだったと思います。勿論、本作もそういう高畑勲監督らしさを随所に感じることができます。

武骨な見た目に反し、繊細で、知的で、こだわり(美学)が強くて。優しいのに、心の内側に燃えたぎるような「何か」がある人だと、勝手に思っていました。そういう意味で、私が大好きな作家、「梶井基次郎」と、印象がダブっている部分もあります。

高畑勲監督の代表作としては、「火垂るの墓」「平成狸合戦ぽんぽこ」「ホーホケキョとなりの山田くん」「かぐや姫の物語」などが知られています。勿論、全て視聴済みです。しかし、今回気づかされたのは、いずれにもレビューを書けていなかったということです(別に意図的に避けていたわけではないのですが)。

高畑勲監督の作品に、私は、良くも悪くも敷居の高さを感じます。「昔観た記憶でぼんやりとレビューを書いたり」「雑談でちゃかしたり」できない、しちゃいけない作品ばかりなんですよね。

一見、平易で、でもその背景には、莫大なメッセージが隠れていて。哲学的というか、文学的というか、高尚なんですよね。戦争体験も大きいと思いました。

どうせレビュー書くなら、もう一度しっかりと視聴して、ちゃんとレビューを書きたい。そう思わせてくれる、尊い作品ばかり。だから今回は、原作が好きで何度も読み返している、本作のレビューを書かせてもらいました。

「かぐや姫の物語」を、映画館で観た時の感動は、今でも忘れられません(また映画館でやらないかなぁ、、、)。私たち世代の多くは、「火垂るの墓」で、初めて戦争に触れ、2度とあの悲劇を繰り返してはいけないと痛感しました。本当に素敵で、いつまでも色褪せない作品をたくさん遺して下さいました。ありがとうございました。

御冥福をお祈り申し上げます。
{/netabare}

投稿 : 2024/03/23
♥ : 21

takato さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

高畑勲監督の最高傑作。萌えに大切なのはビジュアルにあらず。

いまになって高畑さん作品を見てみると、後輩だった宮崎さんとは大きな対比を為している。


本作を始めとした高畑さん作品は、まさに日常系の先駆けであり、本作の2期を戦時下日常アニメというべき「この世界の片隅に」の片渕さんがやってるのも偶然とはいえ興味深い。



本作の現代日常系と違う点は、とにかく汚いところだろう。西部劇に対するマカロニウェスタンぐらい汚い。


汚いが、それは地に足がついているからであり、そこにキャラたちがみんなしっかり生きているから汚くて不細工でも、いやだからこそ愛嬌があって媚びない可愛さがたまらない。


血統書付の室内で飼われた子猫に対する、ふてぶてしいが憎めない野良猫の愛嬌に例えられる。正に作中の小鉄が作品を象徴しているようだ。


チエにしろ、ヒラメちゃんにしろ古~いシンプルすぎな絵柄だが、回を追うごとに彼等がドンドン愛おしくなる。


そして、テツをはじめとするオッサン連中も、しゃあ~ない人達やなぁ~と呆れながらもその駄目人間っぷりに温かい気持ちにすらなっていくのです。


話数がたっぷりあってダラダラ見るのにも最適だし、時にじ~んと胸に迫る回もあり、高畑さんは映画よりTVアニメの方が実は向いてるかも。押井さんや湯浅さんもそうだが、作家性が強すぎる人は良い原作と組ませた時のがバランスがとれるのかも。

投稿 : 2024/03/23
♥ : 19
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