アニメミライおすすめアニメランキング 23

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメのアニメミライ成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2020年07月09日の時点で一番のアニメミライおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

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67.1 1 アニメミライアニメランキング1位
スペース☆ダンディ シーズン2(TVアニメ動画)

2014年夏アニメ
★★★★☆ 3.9 (312)
1477人が棚に入れました
スペース☆ダンディは、宇宙のダンディである。そして彼は、宇宙人ハンターである。 見たこともない新しい宇宙人を発見して、新種の宇宙人と認められると報奨金がもらえるのだ。それは、早い者勝ちがルール。宇宙を旅して、誰よりも早く、誰も見たことのない宇宙人を見つけるのが使命。 ダンディは、ポンコツロボのQT、途中で拾ったボンクラベテルギウス星人のミャウとともに、未知の星や異星人と出会う。宇宙の果てへの冒険。見たこともない宇宙人の発見。それが宇宙人ハンターの醍醐味なのだ!

声優・キャラクター
諏訪部順一、佐武宇綺、吉野裕行、石塚運昇、畠山航輔、銀河万丈、ゆりん、桑島法子、矢島正明、井上和彦、大原さやか、神谷浩史、家弓家正、北原沙弥香、木村良平、楠大典、KENN、小林星蘭、沢城みゆき、柴田秀勝、白石冬美、白川澄子、菅生隆之、関俊彦、辻親八、津田健次郎、津田匠子、冨永みーな、中井和哉、中尾隆聖、名塚佳織、浪川大輔、南里侑香、林原めぐみ、久川綾、古川登志夫、牧野由依、三ツ矢雄二、山寺宏一
ネタバレ

青陽 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

スペ☆ダン中毒者によるレビュー。色々とわかる人だけわかってくれればいいです!

まず、初めにひとこと。
「めっちゃ面白かったじゃんよ!」
視聴済みの方にはこれだけで伝わります(笑)


以下しばらくは観てなかった人向けの文章かな。この作品のように楽しくふざけた感じでいきたいと思います(´・Д・)」



「スペース☆ダンディ…それは宇宙のダンディである」矢島さんの素敵なナレーションとともに始まるアバン。スペダンの始まりです!


スペース☆ダンディ…そのアニメは
日本アニメ界のオールスター☆感謝祭とでも呼ぶべき
一大イベントスーパーアニメーション!!(適当)
将来のアニメ界を担う若手応援プロジェクトがアニメミライなら、こちらは優秀なスタッフ・キャストが集結したアニメゲンザイといえるでしょう。
同時配信先のことを考えると、地球規模のアニメフェスティバルといっても許されるはず!
ああ乗れてよかった、このビッグウェーブに!



あらすじ

♪スペース☆ダンディ ✖3
なんでもありの楽しい旅
楽しい仲間
めったにカッコ良くないけど
さぁ、おいで (ダンディ)
みんなでいっしょに (ミャウ)
楽しく遊ぼ (QT)
BBPの
ハンティングタイム♪


アニメのコンセプト
「研ぎ澄まされた適当、磨き抜かれたいい加減」
ええ、まず企画テーマからして愛すべきバカです。
しかし、まさにその通り!
ふざけまくってるストーリー展開はネタが細かく練りこまれたものであり、BBP(馬鹿ぼんくらポンコツ)が巡るさまざまな惑星の世界観やメカニックデザインなども毎回ものすご〜く凝っています!まるで本当に彼らと色々な宇宙を旅しているみたい。
公式サイトのストーリーページを見て感動したのは初めてじゃんよ!!

スタッフ的にビバップと比較され低評価されたりもするけど、盲目的なビバップ信者の方々には
あの名作でも一度だけダンディみたいな投げっぱなしエンドの話があったのを思い出してほしい!

「…あぁ〜、全力でふざけてみたい!」

ハードボイルドでかっこいいアニメを作りながらも、きっと裏でスタッフはこう望んでいた…はず!
それが今作なのです。たぶん

スタッフも声優も皆とても楽しんで作ってるなー、これは作ってて楽しかっただろうなーってのがビンビン伝わってきます。
また声優陣の豪華さが假屋崎さんのお家並みなので
特定の声優さんでなく「声優」が好きな人も大いに楽しめるでしょう。


個人的に
1期で楽しめたのは半分くらいだったけど、2期は気づけばほとんどの回で笑っていました!
ダンディが面白くなったのか、それとも自分がダンディ寄りになったのか……まあ楽しきゃオールOKじゃんよ!
おそらく
スペダンを楽しめる人はサムライフラメンコも最後まで観たはずです!
どんな珍騒動をも笑って楽しめるどんと大きな心が必要かも?
でも、アニメーション好きとしてこれを観ないのはもったいない!
本当に勿体無い!!
それは断言できます!!!
普段のMyレビューでは自分が感じたことを書いて他の人と感想語れれば、それで満足しちゃうけど
このアニメだけはぜひ観てほしいとオススメしたい!紹介したいです。


目も当てられないような批判レビューを書いちゃう人たちにダンディはきっとこう言うでしょう。
「つまんねぇなんて言っててもつまんねぇだろ?楽しむ、ただ楽しむ…それだけじゃんよ!」

そう、楽しむことの楽しさを

「アニメ」を観る楽しさを

改めて教えてくれる…そんな素晴らしい作品だった。
この作品は後の世で伝説のアニメとして語られることになるだろう!(わりとマジで)

ここまでめちゃハードル上げてきましたが、視聴スタイルとしては酒呑みつつ鼻ほじりながら観るくらいの気楽さがピッタリだと思います(笑)




隠してあるのは各回のネタバレ感想。ただただ楽しんだ日々の記録。観てない人はぜったい意味わかんないから見ちゃだヴぇ!

{netabare}
14話 俺がいっぱい?????
ひも理論?ダンディのリーゼントのほつれを引っ張ると……∑(゚Д゚)
This is ダンディ!2期の一発目に相応しいおふざけ全開なストーリー。いろんなダンディがいて面白かったじゃんよ!
あの相棒じゃネガティヴダンディになるのも仕方ねえ…。

そして、ああ…ダメだ。矢島さんのナレーションに影響が及ぶと絶対笑ってしまう!
ずるいよ、ナレーションでもがっつり笑い取りにくるんだもん。

しかし、この回もスペース☆ダンディの根幹に繋がる話なのだった…


15話 闇に呑まれよ!
あれ、シリアス?えっ、チャンネル間違えたかな?いいえ、ダンディです。
「仲間に手ぇ出したら許さねえ!」
サーフィンもクールに決まってるし、久々に名前負けしてなかった!ダンディかっこいいじゃんよダンディ

16話 急がば回れ湯浅回じゃんよ
回らずに急いでストーリーを要約すると焼き魚は美味しいね!って話。
そして、またまた予告で笑わせてもらった回。
ギョーギョギョ、ギョギョギョー!!ぜひ台本見てみたい(笑)
できたら魚語の部分はさかなくんさんにアフレコしてほしかったなあ。そしたらきっとワライシンデタけど


17話 CV:牧野由依の時点で約束された勝利じゃんよ!
アメリカンムービーを観たことがある人なら思わず笑ってしまうスクールカーストネタ。プロムはバックトゥザフューチャーやキャリーでも扱われてたなあ…
学園のスターは坂道のアポロンのりっちゃんと同じ声優なのね。どうりで素敵な歌声だと思った!
この回 声優さん収録楽しかっただろうなー(。-_-。)
ミュージカルの大元ネタはなんだろ。観てなくても面白いんだから、元ネタわかる人は最高にFUNNYだったろう!他にもE.Tにアイアンマン、ハルクにロッキー…アメリカ映画ネタがふんだんに盛り込まれててミュージカル好きの映画好きとしては
とても楽しめた話だった!


18話 QTの釣り好き設定生きてたじゃんよ!
和風なアニメーションがかっこいい!2期の中でもかなり好きな作画。穏やかな海に舟が浮かんでいるシーンはまさに絵画のような芸術性だったし、荒ぶる海は浮世絵っぽくてすごい迫力があった!
かぐや姫であった嵐の海を航海しているシーンと見比べてみたいなぁ。

そして幻の魚は惑星規模の回遊魚!でっけえ…宇宙には想像できないくらいビッグなロマンが溢れているぜ。夢に満ちたいい話だった。

今回は
ドラマにバラエティ、CMでもよく見る子役タレントの星蘭ちゃんがゲストで声を当てていた。声優は初挑戦なのかな?そうだとしてもそうとは思えないほど上手!
うさぎドロップのりんや蟲師の子どもたち、今期でいえば ばらかもんのなる
などもそうだが、本当の子どもが演じるとキャラがイキイキしているし、存在感がぜんぜん違う。
ベテランや成人した女性声優が子どもを演じるのは
演技力が必要な特徴のあるキャラを見事に演じてたり、同じキャラを年齢によって声色を変えて演じてたりで
技術的にすごいし、必要不可欠だけど
やはりなんといってもピュアさが
違う。人がいろいろな経験を積んでいくうちに自然と失ってしまうナニカを子どもたちはまだ無くしていない。それが声に出ている。
そういうピュアさが求められる役どころだと、子どもが演じたほうがいいと思う。ただし、劇場版コナンのモブの子どもたち、おめーらは流石に棒すぎる!

19話 ノーブラってすごい苗字じゃんよ!
どうりでハニーの胸はよく揺れるわけだ。ブービーズからの制服着用時のセクハラ指定じゃなくて彼女ならではの拘りなのかな?
可愛いけど、抜けた感じに見えるハニーが実はすごい記憶力を有する宇宙人のハーフだったことが判明!でも、この設定は後に生きてくるのだろうか?
スタッフの方には申し訳ないけど、この話より、ゲスト声優 林原めぐみさんのコメントのほうが笑えてしまった。脅したんかい!(笑)

20話 ろっくんろおる
神谷さん登場!気が合う二人の馬鹿なケンカに笑わせてもらった。ホントにケンカ内容がしょうもない(笑)たしかに今どきペナントはいらないじゃんよ…
ハニーがなぜかいつも以上にセクシーだった。好きなキャラデザだから出てくれて嬉しいけど、前回の設定何だったんだい?

帝国の王様ってことはこの先また出てくるんかな?
うーん、まあミュージカル回の歌のほうが好きだったかな。



21話 悲しみのない世界じゃんよ
今回は哲学的であり、作品の根幹に触れる重要な回であった。
渡辺監督自らが脚本を手がけているしED 背景・世界観の力の入り具合からもキーストーリーだとわかる。要するにめっちゃ好きな回でした!
前クールからずっと観続けてきたダンディファンなら、始まってすぐにこの回は何かが違うと気づくだろうし、最後まで観たら心が打ち震えたはずじゃんよ。

ぶっ飛んだ終わり方しても無かったことになるのはギャグアニメだからじゃなくて、ダンディが次元越境者だったから!?
いってみれば四畳半のような…EDがやくしまるえつこだったのはそのため?
キルラキルでもそうだったが、ぶっ飛んだ設定に視聴者が慣れた辺りでその真相が明らかになると燃えるよね。なんだかんだ言っても終わりに近づいてるんだなあって少し寂しくなった

また今回のゲスト声優
名塚さんと津田さんはすぐにわかった、ダメ絶対音感が成長してきてるのか?いや、2人とも特徴的な声の方だし、わかるか。
津田さんは宇宙兄弟のビンセントみたいなクールキャラも合うけど、やはりああいう奇怪な役もピッタリ合う声質だった!寄生獣のミギーは、津田さんや今は亡き塩沢さんのような声の持ち主が適役だと思っていたんだけどなぁ


で、そんな意味深な回の次はどんな話が来るんだろうと思ったら
またふざけちゃう!
22話 ダンディないとふぃーばーじゃんよ!

しかも過去最高レベルにふざけた話を持ってくるあたり流石ダンディじゃんよ!いや、あの後だから爆発エンドも意味があるのだがね。

そして相変わらずゲスト声優が豪華!あれは山ちゃんしか演じられないよ。
公式サイトの山寺さんのコメントが面白かった!笑
役名トン・ジョラボルタって…もうほんと馬鹿(笑)
あのハイテンションっぷりはジーニー思い出した!

にしても、あの婆さんはズルい!あんなん笑うに決まってんじゃん!


23話スペース☆トレンディ
M78星人よく捕まえられたな!!未確認宇宙人捕まえるよりすごいじゃんよ!…と思ったけど扱い悪っ!!笑
ふつうに
ジュワッ!って帰っちゃうし。
あの世界だと変哲もない一種の宇宙人なのか


トレンディ時代はよく知らないけど、うわートレンディだ!って笑いっぱなしだった。恋物語のOPを思い出さなかった人はいないはず!
スカーレットはたしかに髪をおろしていたほうがいいじゃんよ。


行く場所もトレンディ!
ゲレンデ、ビーチ、花火大会……
「ここはエノアイランド。さあべべ!言ってごらんなさい。せーの!」
「フンガー フンガー。」
「エノアイランドってなんじゃい!江ノ島って言わんか!」

待ち合わせ、会えない2人、ムーディな街灯と月明り。真面目なシーンなのに終始笑ってしまっていた。電車が通り過ぎたせいで互いを見つけられないとかトレンディすぎ!笑
今の日本だとLINEでぱぱっと連絡取れちゃうからこんなトレンディドラマは起こらないよなあ…便利だけど、ちょっと味気ないかも。
それにしてもトレンディ時代のファッションが再流行するとは!昔のイメージが強すぎて
いくら流行だといっても肩掛けカーディガンは遠慮したい…


スカーレットの元恋人現ストーカー
中井さん演じるドルフは完全につっこんでるときの土方だった(笑)
人って愛であんなに狂ってしまうんだね。
いやぁ、あいつが声豚になったらヤバイだろうな…( ̄△ ̄;)


24話もろ ギャラガじゃんよ!
重要でシリアスな話だったけど、アプリやってたから所々で笑ってしまった。スマブラで相手が使ってきても要注意じゃんよ。

それと、沢城さんの演技がとても色っぽかった。4次元と3次元がOKなら3次と2次も問題なんて何もないよ


いや、それにしてもそういうことだったのか…‼
EDのやくしまるえつこの歌
「X次元へようこそ」
ついに歌詞の意味するところが完全に明らかとなった!
あゝ…まさかこの歌を聴いて涙がにじむ日が来るとは思いもしなかったじゃんよ。

ワープの秘密
自我の遷移。それぞれ別宇宙のダンディ。だから爆発オチで終わっても次の話では何事も無かったように別次元に意識が飛んで生きてるわけだ。
そして各宇宙軸に存在したダンディの記憶を引き継ぐことはないから1話完結のようになっていたのだ!
ワープするたびに違う宇宙に移動していたのならダンディたちはいくつの宇宙を超えたことになるのか…

前回のスペース☆トレンディも
また他の宇宙軸では2人がカフェで巡り合えていたのかも…?


25話 苗木、それは違うじゃんよ!
裁判回。
あれ?梅津監督のよりまともな裁判してないか?
話半分で聞いてたらおいてかれちゃうじゃんよ!

スカーレットの証言にあった
「ダンディは珍しい宇宙人をあまり連れてきたことがない」
ということは、トレンディ回とは別次元の宇宙の話。
やはりX次元へようこそ、である。

ペットショップの件からのミャウの変わり身と
R2-D2みたいなロボ欲しかったのに間違えて買ったって聞いてQTが証言変えたのには笑った。たしかにR2と形は似てるね!

そしてカツオと中島のパロキャラが出てきたのはサザエさん好きとして爆笑しないはずがなかった!
もうバカっ、ホント〜に馬鹿!笑
なに本家本元の大御所声優使ってんだよ!笑
スペダンスタッフのそういうとこ狂おしいほど好きだわ。
いや、ホントこの回に関しては声優豪華ってレベルじゃねーぞ!改めて公式サイトやwiki見てみたら凄すぎて涙出そうになった!嘘だけど

にしてもどうしてくれんだよ!これからサザエさんで2人が出てきたらちょっとそういう目で見ちゃうじゃん!笑


CMの入り方がタイトルのアイキャッチでなく「休廷」だったのには痺れたじゃんよ。

小ネタで笑いつつも、なんだかんだ真面目に裁判が進んでたけど、結局オチはダンディらしいふざけたものだった。じゃいあんと馬場のオマージュとローズの話はちょっと感動したけど。


このままかっこよく「閉廷」で終わりかなーと思ったら、法廷を出たダンディたちを取り囲むロボット兵の大群→続く→ED
…続いたッ!!?∑(゚Д゚)
おいおい、奇しくもビバップと同じ流れじゃんよ!

ダンディから検出された時間と空間を超えうる異次元の力を持つデカパイオニウム粒子(笑)
希少なその粒子を宿している?ダンディをゲル博士はずっと追っていたってことなのか。遂に次回すべてが明らかに!!

今までの流れぶった斬るけど…
{netabare}
先日、デカパイオニウム研究の第一人者である デュラン博士を演じられた家弓家正さんが亡くなられました…。私が知っている作品で有名どころだと、ハガレンのお父様やロード・オブ・ザ・リングのサルマンなどに声を当てられた方で
どちらも作品内で敵役として圧倒的な存在感を発揮していました。
永井さんと同じくスペダンが最後にアフレコした遺作なはず。
(永井さんの場合、もしかしたらサザエさんかも)
声優という職業はまさに生涯現役なのだなぁ…。
御二方とも本当に素晴らしい名優でした。
ふざけたレビューの中で恐縮ですが、謹んでご冥福をお祈りします。
{/netabare}

次回予告も「次が最終回だよ」感全開で
ああ、終わっちゃうのかと寂しくなったが
次回タイトルのネバー・エンディング・ダンディでまた笑った!
ネバーエンディングストーリーのテーマはほんと良い曲。

最終話
さらにさらに148億年後のダンディはきっと わきフェチじゃんよ!
最終回はめちゃくちゃ動く動く∑(゚Д゚)前回はしっかり聞いてないと!って話だったけど、今回はしっかり見てないと置いてかれそうだった。
アロハオエ号の変形した姿は久々に見たなぁ
弾幕を掻い潜りながらも、アロハオエ号がどんどんボロボロになっていく姿はビバップの最終回と雰囲気が似てた。


「ダンディ、まさかお前とはな」
ジャイクロ皇帝はダンディとバンド組んでたときのことを憶えている…?ってことは爆発オチだったけど、20話と同じ宇宙軸ということかな。

さすがに最後はふざけずにダンディなダンディだなーと思ってたけど、神との対話のときはやっぱりいつものダンディだった。そりゃつまんねえよ、神なんて。まどかはよく覚悟できたよなぁ…


最終回で「1年後…」とかはよく見かけるけど、『148億年後』は初めて!笑 壮大すぎるよ!!

破壊と創造。
輪廻転生。
終りの始まり。
終わりの無いのが終り。
世界は廻り続ける。

今まで散々ふざけてきてたのにけっこうまともな終わり方だったな。宇宙消滅ENDでも構わなかったのに(笑)他のアニメなら「は?」ってなるけど、ダンディならそれでも許せてしまう気がする。あっ、だいぶ毒されているな…


宇宙は148億年周期で生まれ変わっていくんですね。またひとつ勉強になりました!最後はダンディがふくらはぎフェチになってるだけでなく、QTを呼ぶときのイントネーションも変わってたっぽい。

それにしても、最後の神を失った世界は 今わたしたちの暮らしている宇宙を示唆しているのだろうか……まあブービーズがあればどうでもいいじゃんよ!


全体を通して満足だったが
ただ、キャラクターとして
2クール目はBBP(バカぼんくらポンコツ)っぷりが少し抑え目だったかもしれない。ぼんくらとポンコツだからキャラとして目立たなかっただけかも。
ダンディもバカだけど2クール目は基本かっこよかった印象のが強いしね。
まあ、完全にBBPだと話が進まないから仕方ないかな。それは
ミャウの故郷の星に行ったときのループ回でも明らかだったし(笑)
主人公がナレーションにストーリー進行助けてもらうとか初めて観たよ。

いやはやホントに楽しいアニメだった!
May Be Continued?
We want more!
{/netabare}

【OPED】
どちらも冬に放送された1クール目と同じ。だが、それがいい!ってかストーリー観たら変えるなんてあり得ないということがわかる。
なによりどちらもお気に入りの曲だから変わらなくて良かった(u_u)

OP「ビバナミダ」/岡村靖幸
野崎くん、ハナヤマタと並び
「踊り出したくなるくらいテンション上がる今期三大OP」の一角。
最初に聴いたときは
なにこれ?って感じだったけど今ではイントロが流れると爆発的にテンション上がっちゃうくらいには調教されました。ベースラインが心に響き、つられて思わず身体が動き出しちゃうので公共の場での視聴はオススメできません。

映像はキャラクターのシルエットでビバップをリスペクトした表現をしたりしつつも、ダンディらしい愉快で楽しさ溢れるものになっています。


そしてEDはやくしまるえつこが歌う「X次元へようこそ」
ネタバレっちゃうので詳しくは語れませんが、こちらも素晴らしい曲です。
やくしまるえつこさんの歌
いいですよね、独特で。歌い方といいメロディといい、OPともどもクセになるタイプの音楽です。
コンビニに寄ったとき、この曲が流れ出しておおっ!?と思ったらさらに、まさかのFULL!!
予定以上に長居してしまったのは言うまでもありません。

今期ではテロルの「誰か、海を」とこの歌が
思わず口ずさんでしまうエンディングテーマの2TOPでした。

投稿 : 2020/07/04
♥ : 13

beatle さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

宇宙誕生レベルの傑作だと思ってましたけど、実はビッグバン傑作でした

少なく見積もって宇宙誕生レベルの傑作、僕的にはビッグバン傑作でした。

一話一話が濃い良いですね。濃厚。何度も何度も見直したくなる話ばかりでなんというか、マジダンディです。

一話から最終話まで仔細に渡って見所や面白さをセールスしたい。

一番の駄作は狙い過ぎた一話だけだした。他の珠玉の宝石箱。つまんないというパラダイムから面白い!!!というパラダイムシフトまで頭が席巻されました。

日本昔話のオムニバスストーリーのような感覚がちらほら見えたり。

なんというか・・・・。

ノスタルジーがあったり、感慨耽けたり、いい加減だったり、笑いっぱなしだったり、ガッツポーズしたくなったり、応援したくなったり、中指を立てたくなったり、涙が出ちゃいそうだったり、考えさせられたり、多くを秘めた作品で哲学的だったり、それでもやっぱりいい加減だけど、最後はいい加減なりにきちんと締めてくれる、そんな作品です。

「観ないと人生、後悔するぜ」第八話ラストから。



以下、ちょい見所ちょい要チェックポイント。


スペースダンディをコズミックレベルの傑作だと感じさせた第八話。
初見観て「はぁ・・・?」っと思った回。
誰もが考えて、誰もが分からないある種の命題に我らがダンディが立ち向かいます。底無しの絶望すらも持ち前のいい加減でなんとかしてしまう。そんな不思議な男の話です。

音楽
兎に角素晴らしい。奇跡的にマッチした背景に合致した世界観のBGM。ラストシーンに流れる音楽はピンクフロイドのダークサイドオブザムーンを彷彿とさせます。途中で演奏される亡き王女のためのパヴァーヌ、素晴らしい。退廃的な音楽と退廃的な世界観にマッチ、中毒性のある音楽が視聴の巻き戻しを急かします。

脚本
途中で挿入されるサイドシーンから物語に深みと厚みを持たせています。不思議の国のダンディ、そんなWonderland in the DANDYな脚本、台詞回しがどこまでもダンディに不気味な程、命題に絡み合い、観るものに深いなある種の不愉快、拒絶感を植え付けられて、ある種の怖さを感じます。惑星の経緯を考えても、なかなか。それでいて、ふとしたダンディの一言がどこまでもダンディらしい瑞々しさを失わない。でも、それが視聴者には酷くグロテスクに映えました。『いかれた食いもんといかれた奴しかいねーじゃんよ』『やれやれ、本当にいかれた人ですね』
神懸り的過ぎる。調べたら脚本やってんの総監督の渡辺じゃねーか!!!!突出してこれ造りたいって気持ち入り過ぎやろ!!!

作画
なんて素晴らしい世界観、ジブリの一作がまんまのような背景。息を呑むような絶景。森や都市や廃墟、からの砂漠。頭が可笑しいんじゃないかってほどのアイディアが詰まってます。小道具まで懲り過ぎ。何気ないワンシーンワンシーンに力込めすぎ。いやもうほんとジブリ。調べたらムーミンのファンの絵コンテの人なんだ。なるほど・・・道理で退廃にノスタルジー。

総評
どこまでもアニメらしく、どこまでも残酷なんで、徹底的にいい加減なボーイミーツガール。最後のシーンで、それは蜃気楼のように幻のように画面が溶けていくのはきっとこれが正に幻であった事を示しています。ラストシーンとファーストシーンの違いがどてもダンディらしく好きです。

次回予告まで含めてこの一話は、僕がこれまで観てきたどんな一話よりも優れたアニメです。次回予告で画太郎持ってくるなんて・・・・もう!!!って感じで、それが後味の良さをさっぱりに仕立て上げてくれて、こういう部分がとても愛らしい。
ネタバレ的な解説や真相を書きたいけど、ここで書いちゃうとまだ視聴してない人までも読んじゃいそうだから書けないよね。
(ゴンドラに乗ったダンディを一時停止して確認すると、あるべきはずのものが無く、死んでいる事と眠っている事は似ているという劇中の台詞、現状のダンディの状況から考えての考察の結果が、やぱり、それがとてもダンディら過ぎて、そんなところがとってもいとおしい。




・・・・・。

いやいや、八話が兎に角僕の視聴したアニメのどんな一話よりも優れていたというだけであって、ただ八話だけが素晴らしいわけでは決してありません!!!!!!!!!!!

2話4話5話なんかも、噛めば噛むほど味が出てくるし(繰り返しの視聴)10話なんかも3.4回ぐらい観たし、12話だって凄く面白い、最終話なんて金輪際観たくもない。

とりあえずシーズン1からもう一度見直してから、また一度評価レビュー詐欺みたいコメントの下にお詫び文と謝罪文と訂正文を載せようと思います。

投稿 : 2020/07/04
♥ : 3

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

「研ぎ澄まされた適当、磨き抜かれたいい加減」ぱ〜と2

1期では、「スペースダンディ・・・それは宇宙のダンディである」という念仏のような下りで始まったこの作品・・・
2期ではどうなるかが非常に興味があったのですが・・・ある意味期待は裏切りませんでしたね^^;

この物語の主人公はダンディで、職業は宇宙人ハンター。珍しい宇宙人を登録センターに連れて行くと、レア度に応じて報酬が貰える仕組みを生業にしているのが宇宙人ハンターです。

ダンディは相棒のQT、ミャウと一緒に全宇宙を飛び回っているのですが、行く先々で珍事件に巻き込まれていく・・・という展開で物語が進んでいきます^^

1期では、物語の序盤の掴みの弱さが勿体無いと思っていましたが、2期はそんな事はありませんでしたね^^;

本作品の企画のテーマである「研ぎ澄まされた適当、磨き抜かれたいい加減」を第1話の冒頭からたっぷりと見せてくれます・・・^^
1期を完走して2期の放送を楽しみにしていた視聴者にとっては、むしろ掴みはバッチリだったと思います^^

結局、ダンディはレア宇宙人を登録センターに連れていったかというと、
私の記憶にはございません・・・^^;
正直全く稼ぎにならない事を延々とダンディたちは繰り返していたように思います^^;
でも、その割にはちょくちょくブービーズには通っているんですよね・・・
そのお金はどこから・・・?
などというツッコミをこの作品にはしてはいけないんですよね・・・
なにせ、この作品自体が「研ぎ澄まされた適当、磨き抜かれたいい加減」なのですから^^;

今期の物語は、1期に輪をかけてテーマに忠実だったように思います。
1期では、宇宙人との掛け合いが主体で、中には不覚にも涙の溢れる回もありました^^;
今期は、そのような心に響く宇宙人とのやり取りは少なかったと思います。
それより、2期で大活躍するのは宇宙人登録センターのスカーレット(CV:桑島法子さん)です。
1期ではそんなに活躍の場が無かっただけに、今期の活躍を目をみはるモノがありましたね^^
彼女の活躍が気になる方は、是非本編でお楽しみ下さい。

なお、2期は何の前置きや説明の無いまま、いきなり始まりますので、1期を未視聴の方はそちらからの視聴をお薦めします^^

完走して振り返ってみると・・・○子のバスケに登場する桐皇学園高校の青峰 大輝くん・・・
イメージは全く異なりますが、何度も脳裏に浮かんできちゃいました^^;
2015年にそちらの方は第3期の放送が決まっていますが・・・今度はダンディが浮かんでくるんでしょうね^^;

物語は分割2クール目で計13話で構成されていますが、この作品特有のゆる〜い感じが満喫できる仕上がりになっていると思います。
それと、最後に「may be continued?」というテロップが流れました。
これって、続くのでしょうか? それとも続かないのでしょうか?

投稿 : 2020/07/04
♥ : 20

66.7 2 アニメミライアニメランキング2位
リトルウィッチアカデミア(アニメ映画)

2013年3月2日
★★★★☆ 3.9 (262)
1317人が棚に入れました
幼い頃に見た魔法ショーで魔法の魅力に取り憑かれ、ヨーロッパの魔女育成名門校「ルーナノヴァ魔法学校」に入学したアッコ。大きな期待とは裏腹に日々の授業は意外と退屈。保守的な魔法界の雰囲気を打ち破り、魔法に夢を取り戻そうと張り切るアッコだが、周囲の目は冷ややかで授業でも空回りの連続。唯一の味方はルームメイトで親友のロッテとスーシィの2人だけ。 そんなある日、学校でとんでもないハプニングが発生。思いがけず事件解決の鍵を握ってしまったアッコは、ロッテ、スーシィ達と共に学校崩壊の危機に立ち向かう!

声優・キャラクター
潘めぐみ、折笠富美子、村瀬迪与、日笠陽子
ネタバレ

ぽよぞー さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

天才アニメーター吉成曜 初監督作品

『リトルウィッチアカデミア』は文化庁若手アニメーター育成プロジェクト『アニメミライ』2013年度の参加作品の1つ。
製作は、ガイナックスで天元突破グレンラガン、Panty & Stocking with Garterbeltなどを製作していたスタッフが結集し、独立した会社『トリガー』によるものだ。

かわいい魔女、ド派手なモンスター、心躍るストーリー、動きまくるアニメーション、作り込まれた設定。
どれを取っても高いレベルでまとまっており、約25分の短編アニメとは思えないほどのクオリティ!!

この作品を手掛けるのは、世界でトップクラスのアニメーター「吉成曜」であり、今回待望の初監督となる。

「新世紀エヴァンゲリオン メカ作画監督」を初め、ゲームのキャラクターデザインから、
アニメのメカニックデザイン、コンセプトアートまで手掛けるなど、アニメーター・イラストレーターとして超一流の実力を誇っており、業界内でもスーパークリエーターとして認知されている。

そんなすごい人物が、監督として初めて手掛ける作品の評価は…

まさに傑作!!の一言。

本作品は、2週間の劇場公開で絶賛され、劇場公開終了後、公式でYoutubeに全編UPするなどして話題をさらい、日本国内だけでなく、海外でも絶大な反響を呼び、続編の制作も決定した。
続編では、クラウドファウンディングによる資金調達を行う手段としてKickstarterを利用し、
続編を期待するファン達から直接的に製作資金を集める等、新しいアニメビジネスとしても注目される。

『真のアニメファン』なら、今後最も注目しなければならないアニメの1つである。

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●あらすじ
小さい頃に見た魔法ショーで魔法の虜になってしまったアッコは、期待を胸にヨーロッパの魔法学校に入学するが、
魔法ショーのド派手でワクワクなイメージとは違い、実際は退屈で眠たい授業ばかり・・・
しかしそんなある日、学校で思わぬ大事件が発生してしまう。
思いがけず事件解決の鍵となってしまったアッコは、親友のロッテとスーシィと共に学校崩壊の危機に立ち向かう!

●脚本
25分と短い制約はあるが、斜に構えず、王道に書き切っている。
昨今のアニメは、伏線を立てまくり、それっぽく回収した風に見せかけて投げっぱなし等の非王道な脚本が多い印象だが、そんな時代に敢えて、クラシックなスタイルで王道を貫き、傑作足らしめたのは見事。

●映像
『元ガイナックス』と言っただけで想像出来る人は多いと思われる。
いわゆる金田的な動きなど、キャラクターがケレン味たっぷりに動きまくる作画が特徴。
それに加えて、本作ではカートゥーン的な動きがブレンドされているので、日本のアニメしか知らない人にとっては新感覚を味わえるだろう。
しかし最も注目するべきは、監督、吉成曜さんによるレイアウトの凄さ!必見。

※動画枚数約17,000枚

●楽曲
大島ミチルによるフルオーケストラ。しかもフランスでオーケストラ生収録!
25分のアニメなのに気合入れすぎでドン引きするクオリティ。

●作品の属性(ピン!と来たら是非)
魔女
カートゥーン
{netabare}ダンジョン
ミノタウロス
ドラゴン
空中戦{/netabare}

●吉成曜さんの過去の代表的な仕事
新世紀エヴァンゲリオン (1995-1996) メカ作画監督
ヴァルキリープロファイル (PS/1999) キャラクターデザイン
天元突破グレンラガン (2007) メカニックデザイン
Panty & Stocking with Garterbelt (2010) コンセプトアート コンテ・演出・作画監督・設定協力

●アニメミライとは?
2010年度から始まった文化庁若手アニメーター育成プロジェクト。
国内のアニメ制作プロダクションからオリジナルアニメーションの企画を公募し、
選考の結果選ばれた4社が、未来を担うアニメーターを育てながら、約25分の短編アニメを生み出す。

※『若手アニメーター育成』の為に行う事業なので、営利目的でないという所が重要です。

投稿 : 2020/07/04
♥ : 10

シェリングフォード さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

見習い魔女の魔法学校にて!

人々に魅せる魔法でショーを開くカリスマであるシャイニー・シャリオに憧れて魔法学校に入ったアッコ。
やる気と情熱は誰よりもある!だけど実力がついてきてはくれず、常に空回りしてしまいます。
私の憧れであるシャイニーもここでは「魔法の間違ったイメージを植え付ける」と忌み嫌われている。
でもアッコはめげません!頑張ってシャイニーに追いつくんだと彼女なりに精一杯取り組みます。彼女なりにね。
そんなある日、実習の最中に古代のドラゴンが蘇っちゃった!
さらに、たまたまアッコが拾った杖はなんとかつてシャイニーが使っていた杖だった!
二度と輝きが戻らないとされていたのにその杖は微かな光を灯していました。
と、なればドラゴンを倒せるのはもうアッコしかいません。がんばれアッコ!負けるなアッコ!

単純爽快な「選ばれし勇者」ストーリー。
数多の作品で使われてきたパッケージをごっそりと中身だけ変えてそのまま作ってきました。
おいおい、そんなもん何が面白いんだいと不思議に思われます。いやまあ大して面白くはないんですがw
魅力は、というか目立つ違いは、キャラクターと柔らかい作画ということになると思います。
主人公のアッコと大人しく控えめな友人ロッテ、ちょっとマッドなスゥシーの三人が基本の登場人物です。
そこでほんの少し異なった個性や人間関係を描くことで差別化があるような、ないような…
でも作画はすごく良いんですよ。動きが柔らかいし、キャラの表情もとても豊かです。
静止画はほとんどなくどの場面も細かいところまで動かし、リアルな動きを追及しています。
魔法の見せる魅力も過去どの作品と比べても落ち度はありません。
炎や魔法の矢を放つ瞬間やドラゴンの爆発シーン、箒で空を飛ぶ様子などかなりいい。
特にキャラクターはこの作品の目玉です。デフォルメもちょうど良く、線を太く濃くはっきりと描かれています。
僕はアッコのカエル顔が好きです。カエルに似てません?彼女は喜怒哀楽がはっきりしていてとても愛らしいです。
一番好きなキャラはスーシィです。スーシィとっても好きw全身のシルエットやあの独特なしゃべりがツボです。

好きなシーンはアッコがシャイニーの杖を持ってきて先生に見て見て!ってやってるとこ。
ここはちょーかわいいです!ホントかわいい!あとスーシィの毒殺シーンも好き。なかなかグロいけどw



でも、作品自体のレヴェルは僕は低いなあと思います。ほんとに面白くない。
単発的に映像にワクワクさせられることはあっても、話の流れの中に戻るとすごく味気ないです。
既視感もそうですし、いささか単純すぎるシナリオそうですし、話の流れそのものが単調であると感じます。
これはどう言ったら伝わるのかわかんないけど、場面が変わっても変わってもそこに落差がなく、
いつまでも同じものがずっと連なっている感じというか、そんな感じです(笑)
あと個人的にはアッコ役の藩さんの芝居があまり好きではありませんでした。声はアッコに合ってると思います。
ただ、ちょっとうるさいw 甲高い声自体好きではありませんし、ちょっとオーバーにやり過ぎで芝居臭いです。


表紙パケの花火をバックに立つシャイニーのかっこよさに惹かれて観てみたけれど、まあそれなりのものでした。

あでゅー。

投稿 : 2020/07/04
♥ : 9

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

『魔法使い』でも『魔法少女』でもなく10割が『魔女っ子』で出来ています(キリッ 最低限の言葉で説明するならば「かわゅい」、「微グロ」、そして「作画スゲェ!」の3つ

今年度のアニメミライはヲタ向けに振っていると散々言ってきましたが、今作はまさにそれの典型であり本当の意味でコアなヲタが狂喜乱舞しそうな内容の全く持って偏った作品であることを先にお詫びしておきましょうw
つまりオイラ向けです!w


最低限の言葉で説明するならば「かわゅい」、「微グロ」、そして「作画スゲェ!」の3つ
これだけでも十分じゃないかなってくらい軽快な作品ですw


幼い頃に魔法ショーで見た魔法界のヒロイン『シャイニィ・シャリオ』
その魔女にそぐわぬ派手な外見と大袈裟な魔法の数々に「いつか自分もシャリオのように」と憧れた少女『アッコ』
やがて月日は経ち、理想と現実のギャップに四苦八苦し、劣等生とからかわれながらも仲間達との魔法学校での日々を一生懸命に過ごすアッコ
ある日のこと、ダンジョン探求の実地授業で危険なドラゴンが暴れ出す事件が起きる
ドラゴンの暴走から学校を守るべく、アッコと仲間達は奮闘する・・・


まずこまけぇことを言ってもしょうがない
ようつべで“公式に無料配信されてます”のでまずご自分の目でお確かめ下さい


https://www.youtube.com/watch?v=RBlqxEIJ_Cg


アニメミライ関連作品はほとんどの場合は限られたカタチでしか公開されないが、プロジェクト終了後に作品の権利は制作会社に返却されるはず
にも関わらず、これまでプロジェクトの作品はほんのわずかな数量しかソフト化されず現在では入手困難なものばかり;
今作のように無料配信されるのは大変に喜ばしいことです
今のうちに目に焼き付けておかねば、次はいつ観れるのかワカラン!w


さて、今作の監督についたのは天才アニメタ、吉成兄弟の弟である吉成曜
作ヲタならその名を知らぬであろう名アニメタでありまして、古くはテレビシリーズ『エヴァンゲリオン』の戦闘シーンの大半を
特に12話で陸上競技のように疾走する三機のエヴァは有名
近年だとやはり『グレンラガン』とか『パンスト』が記憶に残りますね
そんなスーパーアニメタの氏が遂に監督を務めることとなり、業界各所や作ヲタは歓喜に湧きました


『パンスト』でも氏が愛するカートゥーンアニメーションの要素が持ち込まれていましたが、今作は自身の監督ということで自らキャラクターをデザイン
やはりどこか70~80年代の海外アニメ作品の雰囲気を匂わせるモノで、ダークグレイッシュな色調、陰影のハッキリしたベタ塗りな色使い、大きな白目など
『フリクリ』や『トップ2』に似た要素ですよねw
これらは昨今の美少女系作品の傾向とは真逆のベクトルを向いてるのが面白いところです



そんな氏の可愛らしいキャラが、とにかく所狭しと動きまくる
細かい芝居はモチロン、魔法を使うってことで光や炎などエフェクト類もホンマ丁寧
魔法バトルの迫力はむしろスクリーンで観た方が痛感しますかな?
作画に関しちゃ言うこと無しの100点満点
メチャクチャすげぇっすよ!


個人的に推したいポイントは主人公の友人スーシィやライバル役となるダイアナさんといった濃ゅいサブキャラクターの可愛さが異常なところw
微グロな場面もあるので決して子供向けではないのですが、そこだけ割り切れば、、、というか前述の通り「ヲタ向け」に振り切ってる作品なのでご視聴の際は覚悟を決める必要アリです^q^

投稿 : 2020/07/04
♥ : 32

64.2 3 アニメミライアニメランキング3位
アルモニ(アニメ映画)

2014年3月1日
★★★★☆ 3.7 (205)
1054人が棚に入れました
人は皆、それぞれ自分の世界を持っている。34人の生徒がざわめくこの2年1組の教室の中にだって、沢山の世界がある。吉田や渡辺なんかと一緒に昨晩のアニメについて熱く語れるのが、僕---本城彰男の世界。楽しいし、居心地だっていい。……でも、本当はいつも考えている。教室の向こう側で華やかな友人に囲まれて笑っている、真境名樹里の世界のことを。ある日、僕は彼女の世界に触れることになる。言うほど単純なことではないんだけれど。

声優・キャラクター
松岡禎丞、上田麗奈、沼倉愛美、大地葉、松本健太、岩崎了、古川慎
ネタバレ

renton000 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

隠されたハッピーエンド!

 初見でした。25分ほど作品です。
 ジャンルは、恋愛ものとは言い切れないように思います。正しくニュアンスを伝えられるとすれば、高校生の男の子と女の子の出会いに着目した作品、ということになるでしょう。最終的には恋愛ものでいいんですけどね。
 絶対音感(ぽいもの)を持った主人公が、ヒロインのオリジナル携帯着信音を聞いたことに端を発する物語。大雑把ですが、あらすじはそんな感じです。

 人間関係の描き方がとても上手いという印象を持ちました。人物を描写するのに、セリフや表情だけでなく、トラブルを用いていました。大きなトラブルに目が行きがちですが、25分という短い時間の中で、これでもかというほど小さなトラブルを見せています。この小さなトラブルの発生原因とその解決方法への振る舞いを描くことで、その人物の人となりや立ち位置などを伝えていました。この作品で描かれる教室内の人間模様は、異常なほどまでにリアルに感じられます。おそらくこれは、このトラブルの描写による効果であると思われます。トラブルがたくさん描かれるせいで、胸がチリチリ焼けるというか、そわそわするというか、そういう印象が積み重なっていきます。
 通常のアニメよりも狭く描かれる教室も、現実感や圧迫感を上手く演出していたと思います。

 結論としてはかなり面白かったです。あからさまなハッピーエンドではないんですけどね。あまり悪い点というのが浮かびませんでした。ショートストーリーということもあって、「もう終わり!?」という感じも確かにありましたが、その辺は理由があるので、考察で補足します。


対象年齢:
 思春期以上ならどなたでも。オススメするので、ぜひご覧になってください。


アルモニとは?:{netabare}
 アルモニというのは、フランス語のハーモニーのことです。フランス語ではHの発音がありませんからね。
 ということで、まずはこの作品の何がハーモニーだったのか、から考えていきます。

 作品内で最初に語られているのは、ホンジョウの友人が語る「共通の世界を持つこと」ですね。これが人間関係を進展させるのだと説明されています。そして、ホンジョウとジュリが夢の世界という共通の世界を持ったことで、二人の人間関係が進展していきます。このハーモニーが表面上のストーリーと紐付いています。

 ですが、これ以上に重要なハーモニーがあります。現実の世界と夢の世界のハーモニーです。

 夢の世界の女の子は、「ロボット、人形みたいな女の子」と表現されていました。これは当然ジュリのことです。眼鏡っ子が「高校デビュー頑張ったみたいだけど」と言っていましたからね。本心で語る人を人間とすれば、本心を隠しているジュリは人形ということになります。作中でも、ジュリの笑顔は張り付いた感じで表現されています。
 ジュリ自身も一番好きな夢のシーンについて、女の子が洋服をたくし上げて、機械の身体を見せているところだと言っています。ジュリは、本心を出して否定されてきた過去があり、高校生活では本心を隠している。つまり、本心を出したいという願望が根源にあるとみて間違いないのでしょう。そのためか、ホンジョウに理解を得られたと分かったときには、ものすごいハイテンションになっていました。

 夢の世界の男の子は、もちろんホンジョウです。男の子は、暗く狭い部屋に居て、そこに光が射し、女の子と出会う前に塔の屋上へと上がっていきました。この描写は、ホンジョウが教室内での居場所に乏しく、ジュリの着信音を聞き、学校の最上階へ上っている描写と一致しています。

 人物描写からもシーン描写からも、夢と現実は確かにハーモニーを奏でていました。面白いのは、現実世界ではボーイミーツガールのストーリーですが、夢の世界ではガールミーツボーイになっているというところですかね。
{/netabare}

エンディングその後:{netabare}
 中途半端なところで終わっているようにも見えますが、この作品はきちんと完結しています。なぜなら、現実の世界と夢の世界がハーモニーを奏でているからですね。
 以下では、具体的なハーモニーの内容を確認してみます。上が夢の世界で下が現実の世界です。

①暗く狭い部屋にいた男の子に、光が射す
→教室内に居場所が乏しいホンジョウに、ジュリの着信音が聞こえる

②他人の流れに沿って歩いていた女の子が、列を外れて駆け出す
→友達に合わせていたジュリが、独自の行動を取り始める

③男の子と女の子が、塔の屋上で出会う
→ホンジョウとジュリが、学校の最上階で出会う

④女の子が黒服の手によって男の子と引き裂かれそうになり、男の子の手から赤いビンが落ちる
→ジュリが彼氏()の手によってホンジョウと引き裂かれそうになり、ホンジョウの手から絵が叩き落される

⑤女の子が男の子の手を取って、駆け出す
→?

⑥塔の屋上で、男の子が叩く三色のビンに合わせて女の子が踊り、女の子が三色のコードを見せる
→?

 ①~④までの描写は夢の世界と現実の世界がピッタリ一致しているのが分かると思います。ですが、現実世界で描かれたのは、⑤の途中まで、すなわち、女の子が男の子の手を取るところまでです。ここに該当するのが「私と一緒」というジュリのセリフです。
 ⑥の機械の身体を見せることというのは、本心を明かすことに相当しますが、「私と一緒」というセリフはあくまでも共感であって、本心を明かしているわけではありません。男の子と女の子が互いに手を伸ばす描写が、ホンジョウとジュリの互いを思い合う行動になっているのだと思います。したがって、現実の世界で描かれたのは、⑤の途中までだということになります。

 ⑤の「駆け出す」以降は、作中で描かれていないわけですが、夢の世界と現実の世界が強くリンクしていることを見せているからこそ、同様のことが現実の世界でも起こるだろうと考えられるのです。具体的には、「ホンジョウとジュリが二人で学校の最上階に上がり、ホンジョウの弾くピアノに合わせてジュリが歌い、ジュリが本心を語る」といったところだと思います。ジュリが踊るということは、さすがにないでしょうからね。
 描かれたハーモニーと描かれなかったハーモニーがある。でも、ハーモニーを奏でているのだから、現実の世界も夢の世界と同じようにハッピーエンドに至るんだ、ってことですね。「ハッピーエンドではない」のではなくて、「ハッピーエンドが隠されている」のです。


 この作品では、ハーモニーが「人間関係」と「夢の世界と現実の世界」という重層の構成になっており、また、描かれたハーモニーに対して描かれなかったハーモニーという構成にもなっています。25分の短編ながら、内容の詰まった非常にいい作品だったと思います。まさにアルモニというタイトルに相応しい作品でした。{/netabare}

投稿 : 2020/07/04
♥ : 16
ネタバレ

とまときんぎょ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

アルモニ、エルメス、アマグリ

学校の生徒たちの空気感がリアル(なのかな?)でハラハラでした。
繋がると思えなかった縁が繋がる、というのは面白いですね。
さえない男友達のヨシッ!がヨシッ!でした。

勘違いが恋に発展したとして、誤解させたままでいいのかな。誤解がほどける時がドラマティックなのかもしれない。
あるいは誤解だったとしても、彼がまず彼女の歌を素敵だとこっそり思っていたって、その眼差しが、大事なのかもしれないですね。彼女は友達にもあまり心を開いている様子ではなかったし。
自分の夢中になっていた世界に魅力を見出してくれた、ということが有難く重要で、あんなに堰をきったような態度になったのでしょうか。わかってくれる人がいる。
また、 {netabare}聴くことで同じような夢をみられた、 {/netabare}それで充分、誤解でもなく本当に繋がりあえたってことなのかもしれないし。
打ち明けられる相手に出逢えたのだから、これから先は過去に縛られず、彼女自身が本当に心惹かれる世界を楽しめたらいいのかもしれない。案外わかってくれる人が増えて彼と疎遠になったりして^^;

彼がオタクな友達たちと仲間うちでだけ共有できる楽しみを持っていたってことが、効いてますね。
コレが無くて、絶対音感だけ携えて登場した主人公だったら、もっとキザな話になっていた気がします。誰にでも自分の世界がある(オタクでなくても)。
そこに触れ合えるかというラブストーリーでした。
彼はどうして彼女が気になっていたのかな?高校デビュー前の夢見がちな匂いを感じ取っていたんでしょうか。



お母さんがいろんな人連れてくるって…そのへんを心配すると、女の子の夢の真偽よりも、お母さんの処置がどうなんだと…気にしすぎか

なんだこの煮え切らない感じ。


ある日娘が彼氏を紹介するとして
{netabare}「お母さん!私の夢の中での話を知っている人に出逢えたの!もう一人じゃないの!!」ってきたらば

さあ お母さん、どうするんだ。

・「まぁ…この子にも、心を打ち解けられる相手が出来たなんて。この子、現実離れした事ばかり言っているでしょう…至らない子ですが、よろしくお願いしますね。」

・「夢を共有…?ちょっと座ってください。本当にあなたも同じ夢を見られたのか、その相違点をきちんと検証させてください。」

・「この子の特殊性は、今にして思えば才能です。あなたのご好意はありがたいのですけれど、無理に同調はしていただかなくとも構いませんのよ。」

・「趣味は?アニメ、あー、なるほどねー。そんな年頃だよね。(この子らしい子を選んできたわね)」

それとももしも、ジュリがお母さんをそこまで信頼しなくなっていたら、「夢を共有しているのは二人の秘密ね?」ってコトになるのかしら。


彼が催眠学習的に夢を見られたのだから、彼女のほうも始まりはそういった断片や刷り込みが繋がったものだったのかもしれない。 {/netabare}


まことにまことに邪道ながら夢判断
(参照http://www.geocities.jp/dreamusic7/)

{netabare}機械、ロボット
「繊細な感情レベルや心と身体と精神の相互のふれあいを欠いている。鍵のかかった思考力。無感動。自分が出来ないことを代わりにやってくれる存在。現在の自分の非力や社会的存在感が希薄な状況。」

「心理的確立。精神的到達。霊的精神力。権威。力。明瞭さ。見通し。理想や目標。攻撃性。孤立。自己防衛。」
葬列
「今までの複雑な人間関係から解放されて本来の自分の姿に帰りたい願望。」
孤独、集団の中で自分だけが独り取り残される
「他の誰かが自分を捨てたいと思っているのではないかという不安。」
水の入った美しい瓶「輝く未来。」 {/netabare}


アルモニ〜。フランス人はハヒフヘホの発音ができないので、ヘルメスはエルメスになるようで、知り合いがフランス人の料理教室に通ったとき「アマグリがない!アマグリを買ってこい」と言われ、右往左往で甘栗を買ってくると「これはっ、アマグリじゃ、ナーイ!!」と激怒したそうな。
そう、彼が求めたのはハマグリでした。

投稿 : 2020/07/04
♥ : 41

ろき夫 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

これは面白いっ!

アニメミライ2011~2014のレビューまだ全然書けてないけど、他のレビューは後回しにして、とりあえず今はこの感動を伝えたい!
ということで、一押しの作品です。

軒並み高クオリティだったアニメミライ2014でしたがその中でも本作は頭一つ抜け出た、話の独創性と面白さを持っています。(好みの問題かもしれないけど)
観る前は、アルモニっていう良く分からないタイトルと、ぼけ~っとした女子の表情から、シュールなギャグアニメなのかな?と思っていました。が、やっぱり全然違いました(笑)

【あらすじ】
とある学校の、どこにでもありそうな教室の風景。
ちょっとイケイケな人たちや、じめっとしたオタクっぽい人たち、あとその他大勢。
普段通り友人とアニメのネタをくっちゃべっている「本城」(主人公)の目に映るのは、華やかな友人に囲まれて笑う「真境名樹里」の姿。本城は、一曲の歌の世界を通じて彼女の意外な一面・過去を知ることになる。




以下感想↓

根暗でオタクな男子生徒の目線からみた学園の人間模様、その陰鬱さを描く作品も増えてきていますが、人物の極端な描き方に納得できず「なんだかなー」と、少し嫌気を感じていました。
こういうのって他の素材と違って身近なものだったから、やっぱり丁寧に描いて欲しい。過去にそんな男子生徒だった一人としては。ヒエラルキーだったり中二病だったりと、作品ごとに強調されるものが違いますが、比較的シリアスな作風が多く、その割には中途半端で粗が目立つものが多い気がします。本作も、そういうテーマを扱った作品なのかなぁーと思って最初みてたんで全然期待はしていませんでした。

しかし見進めていくうちに、一曲の歌の世界を共有し合う男女の不思議な関係性がテーマなのだと気がつき、そのファンタジー要素が強いおかげで嫌味がなく、なんだかふわっとした気持ちになれました。
でもそう言うと、登場人物の頭の中にお花が咲いている感じの話を想像してしまいがちですが、下手にシリアスぶったものよりも生徒同士の会話がリアルです。人間観察がきちんとなされている。主人公が友人たちとする会話には笑ってしまうこともしばしば。良い意味でオタクの特徴を押さえています。場面一つ一つに「ありそうな光景」が広がっている。
夢の描写も、幻想的な美しい空間の中に不安や恐怖を感じさせる部分なんかもあったりして何とも言えない雰囲気が出ている。現実と向き合うドラマでありながらも、幻想的な世界を見せつける。その往復というか、絶妙なバランスが個人的にはツボ。

カメラワークで魅せる演出も多く、見所がたくさんあった。
特に、絵の束を床に落とすシーンとラストシーンがお気に入り。
ラストシーンの「引いて、一旦止めて、また引く」というカメラワークで主人公の感情を表現する演出は見事で、感動を覚えた。あのシーンの良さをぜひとも観て感じ取って欲しい。


1つの曲から想起させる物語というのはやっぱり刺激的で面白い。
(あれ、もしかしたら物語が先にあるのかな?)
アニメ化された(される)ものではブラックロックシューターやカゲロウデイズが思い浮かびますが、本作のサウンドプロデュースにボカロPで有名なトラボルタさんが参加していることからも、そういった流れを汲んでいるんじゃないかと思います。いろんなところからインスピレーション引っ張ってくる作品がアニメミライの企画にはたくさんあって、作品の出来不出来関係なく観ていて飽きません。

今回、原作・脚本・監督を務めたのは吉浦康裕さん。
彼自身まだまだお若いのに第一線で活躍されていて、本作では新人さんたちの指導も引き受けるなんて・・・すごいですね。そんな彼の姿が、今の若手アニメーターのモチベーションに貢献してるんだなぁ~なんて想像すると、ますます応援したくなります^^
購入したBDに付いてきたポストカード裏のメッセージには「おもしろかった」「楽しかった」という言葉が他の作品の中でもひときわ目立っていた。

投稿 : 2020/07/04
♥ : 19

63.5 4 アニメミライアニメランキング4位
デスビリヤード(アニメ映画)

2013年3月2日
★★★★☆ 3.7 (222)
1039人が棚に入れました
「ここがどこなのか、という問いにはお答えできません」
「これよりお二人にはゲームをして頂きます」
「ゲームは命をかけて行なって頂きます」
「そして、ゲームが終わるまで当店から出ることはできません」
強制的にルールを課せられた男二人。
やがて剥き出しになっていく人間の本性。
デスゲームの果てに待ち受けるものは?

声優・キャラクター
前野智昭、中村悠一、筈見純、瀬戸麻沙美
ネタバレ

イムラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

アニメで8ボール!

<2018/1/20 初投稿>

---その若い男は気がつくと知らないエレベーターに乗っていた。
エレベーターが止まり扉が開くとそこは先客の老人が一人座るカウンターバー。
そして慇懃で冷たい眼をした銀髪のバーテンダーにカウンターの中からこう告げられる。

「お二人には今から"命"を賭けてゲームをしていただきます」

こんな感じでお話は始まります。
文化庁の補助金で製作された30分アニメで後に「デス・パレード」としてテレビシリーズ化されてます。
「リトルウィッチアカデミア」と同じですね。

バーテンダーの宣言通りに若い男と老人は「命を賭けて」ビリヤードで勝負することになります。
ゲームの種類は8ボール。
ビリヤードやってる人にはお馴染みですが、やらない人にはほとんど知られていないゲームです。
なのでちょっとマニアックな感じ。

私は長いこと趣味でビリヤードやってるのですが、ビリヤードのシーンは経験者から見てもかなり自然でした。
相当ビリヤードのこと研究したか、もしくは製作スタッフにビリヤード好きがいたか。
もちろん「なんでそんな狙い方するの?漫画かよ!」とか言いたくなるところは多々ありましたが、そこはそれアニメなので。

謎めいた設定、バーの雰囲気、バーテンダーとバーテンダー助手(?)の女性のキャラクターどれも結構好きでした。

そして肝心のお話ですがこれもまた結構好き。

以下、重度なネタバレ。
{netabare}若者と老人は同時刻に亡くなっています。
そしてこのバー「クイーン・デキム」は同時刻に死んだ二人が死亡直後に訪れる場所。
ここで二人はバーテンダーのデキムの判断により行き先を「天国」と「地獄」に振り分けられます。
その判断の材料が「ゲーム」。
と言ってもゲームの勝敗と「天国」「地獄」の振り分けは無関係です。
(テレビシリーズで明かされた話だと「天国=現世への生まれ変わり」「地獄=魂の消滅」のような感じです){/netabare}

ただし、この「デスビリヤード」はお話が謎だらけ。
テレビシリーズで明かされる部分もありますが、そうでない部分も多々あります。

なぜ結果がああだったのか
老人は最後デキムに何を伝えたのか
なぜ老人は最後に笑ったのか

正直いくら考えても分からなかったのですが、でも面白いからまあいいや、という気分になりました。

{netabare}「スカイハイ」{/netabare}とか好きな方におすすめです。

投稿 : 2020/07/04
♥ : 15

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

チクショウw何を言ってもネタバレじゃねぇかw

ハッキリと今年のアニメミライは失敗だったんじゃないかと思います
大手制作会社や著名なスタッフが実制作に介入し過ぎたと各所で騒がれたのは言うまでも無く、オイラ個人としてはヲタ向けに振り切った作品ばかりで子供と一緒に観れるようなファミリー向けな作品が皆無だったのが残念でなりませんでした
多くの人へアニメミライというプロジェクトへの理解を深めてもらうために、ヲタ向けの作品ばかりに偏るのはちょっと違うじゃないかと思うからです


そんな中でも今作、『デスビリヤード』はシリアスな内容ながらも普段アニメに親しみの無い方でも楽しめるような受け口の広い「大人向け短編映画」と呼べる作品に仕上がっております
今年度のアニメミライ最高傑作に相応しいでしょう


エレベーターを降りると知らない間に見覚えのないバー『クインデキム』へ来てしまっていた腰の曲がったヨボヨボの老人
カウンターには一人の若い優男
バーテンダーは二人に“命をかけて”ゲームをしてもらうと告げる
ゲームが終わるまで店からは出られない
ゲームの内容がビリヤードに決まる、命をかけた勝負の行方は如何に・・・?


往年の名画『ハスラー』に福本伸行『カイジ』をプラスしたような作品です
正直、何を言ってもネタバレになるため内容を深くお伝えできないのが残念ですw


丁寧な作画
中村悠一の熱演
前野智昭の怪演
しっとりと、しかしジワジワ来る音楽
時折入るギャグ?w
全てが緊迫した空気感を生み出す要素へと繋がっている短いながらにも丁寧に作り込まれた作品です
最後までドキドキしながら楽しめること間違いないでしょう^^b


“命をかけて”の言葉に炙り出される人間の本性
短編アニメがお好きな方はこの作品を観ない手は無い
濃厚な25分間、是非ご堪能あれ!

投稿 : 2020/07/04
♥ : 31

maruo さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

この世で一番怖いものを描いた A+

経験済みのことや、想像できることから沸き起こる恐怖心をはるかに越えたものがあるとすれば、それは「未知への恐怖心」ではないでしょうか。

このビリヤードで勝敗が決した後に何が起こるのかは、主人公達には全く明らかにされていません。そのような状況下では、否が応でも緊迫感を高めることになります。

そして、我々視聴者にとっては、その緊迫感は楽むべきものに、未知への恐怖心は好奇心へと転化されます。主人公達があがけばあがく程、我々の期待は高まるという、少し悪趣味な楽しみ方をする作品ですね。

また、この作品では、未知への恐怖に対峙した人間の姿が対極的に描かれています。同じような状況になったら、自分はどちらになるのだろうかという視点で見ても良いでしょうし、1度目と2度目で視点を変えて見るのも良いかも知れません。

25分という短い時間に綺麗に纏め上げられた作品です。見ていて納得できないところも出て来ると思いますが、それは、このような境遇に陥った主人公達の心情そのものなのではないでしょうか。


追記:
この作品はネタバレのラインが非常に難しいです。核心には触れていないつもりですが、「ネタバレじゃない?」と思ったら気軽にメッセに書き込んで下さい。

投稿 : 2020/07/04
♥ : 34

67.0 5 アニメミライアニメランキング5位
リトルウィッチアカデミア 魔法仕掛けのパレード(アニメ映画)

2015年10月9日
★★★★☆ 4.0 (169)
962人が棚に入れました
幼い頃に見た魔女・シャイニィシャリオのショーで魔法の魅力を知り、伝統ある魔女育成名門校「ルーナノヴァ魔法学校」に入学したアッコ。
騒動ばかり起こしているアッコと、友人で世話役のロッテ、皮肉屋のスーシィの3人は、罰として魔女狩りの歴史を再現したパレードに参加させられることに!
同じく問題児グループのアマンダたち3人と一緒にパレードを成功させなければ、落第決定。
しかしどうせなら、シャイニィシャリオのショーのように思いっきりハッピーなものにしたい!!
街全体を巻き込んだ、アッコたちの魔法仕掛けのパレードが動き出す──。

声優・キャラクター
潘めぐみ、折笠富美子、村瀬迪与、日笠陽子、志田有彩、村川梨衣、上田麗奈、日髙のり子
ネタバレ

ようす さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

“THE HAPPYTINE 計画”!魔法が素敵なものだって、みんなに知ってもらいたい♪

2013年に公開された“アニメミライ”の1つ、
「リトルウィッチアカデミア」。

その続編として、
2015年に公開されたのがこの作品です。

DVDには2作同時に収録されているので、
先に前作から観ることをおすすめします。

前作は30分、
本作は1時間ほどの作品です。

ちなみに、2017年のTVシリーズは本作の続編ではなく、
完全新作だそうです。(私はまだ観ていません。)


● ストーリー
魔法学校の生徒であるアッコ、ロッテ、スーシィ。

彼女たちは学校でよく騒ぎを起こしていた。

罰として、ふもとの街で行われるお祭りの、
魔女パレードを成功させるよう命じられる。

魔女パレードは魔女狩りを模したパレードで、
どう見ても楽しそうなものではない。

他の問題児3人が加わり、
パレードの計画を考え始めた。


標準的な映画と比べると短い時間ですが、
中身に関して物足りなく思うことはありませんでした。

テンポよく話が進むので、
むしろこの時間でよかったなと思います。


話のオチからエンドロールへ。

この時の気持ちって映画の感想に大きく影響すると思うのですが、
いやーとても清々しくて満足度の高い終わりでした。


≪ うまい!空気作り ≫

アッコは幼い頃に観た魔法への憧れが強く、
魔法に対して“かっこいい”という明るい印象を持っています。

そんなアッコのキャラが
とても大切にされているような気がします。

様々なハプニングが起こり、
ピンチに立たされることも。

しかし、
ピンチが嫌な緊張感になることは決してない。

なんかむしろ「もっとやれー!」な楽しさw

それはキャラたちが意図的に作った空気なのですが、
それがそのまま作品の空気になっちゃうんですね。

空気がいいから、
この作品に対して悪い印象を抱きにくい。

結構荒いんですけどねえ、脚本w
{netabare}
・街が破壊されているのに演出だと信じてうろたえない市民。
 演出だとしても相当派手に破壊されてますけど…。笑

・すごく難しいと言ってた高等魔法を、 あっさり使えてしまう3人。
 火事場の馬鹿力ってやつ?いやいや無理あるだろ。笑
{/netabare}

魔法っていいな~と純粋な気持ちで憧れちゃいます♪


≪ 物語を動かしていたのは悪ガキたちだった ≫

魔女をバカにしている街の悪ガキたち。

物語が展開するときにまず動くのが、
この悪ガキたちなのです。

メインキャラ以外のキャラが物語の舵を切ることで、
物語に意外性が生まれる。予想しなかった方向へ物語が動く。

この作品の楽しいところの一つに、
そういう“一筋縄でいかないところ”もあると思います^^


● キャラクター
私、どうもアッコが好きになれなくて。

自分がやりたいことしか考えてなくて、
それがすべて正義だと思っていて、
平気で周りを振り回す。

にぎやかで明るいキャラだけど、

周りの人たちの気持ちを何も考えず、
自分がやりたいことだけに一直線な姿には高い好感は持てない…。

夢は思い描く。しかし口だけで自分が努力をすることもない。

何か不都合があれば、
周りのせいにしたり、わかってくれない人を悪く言う。

…ほら、アッコ最低な主人公じゃない?笑


しかし、そんなアッコを私に見捨てさせない存在がありました。
2人の親友、ロッテとスーシィです。

特に終盤のロッテの台詞がすごくて。

アッコ:
「{netabare} ごめんね。いつも自分勝手で、ロッテの気持ち考えないで。 {/netabare}」

ロッテ:
「{netabare} いいの。だからアッコは、私ができないことができるの。前を向いてどんどんやりたい方に進んでいくの。それがアッコだよ。 {/netabare}」

アッコの悪いところを全部わかっていて、
それでも悪いところじゃなくて、よいところを大切にしているんだな~と、

なんて懐が深い人たちなんだと、感激しました。

ロッテのこの台詞が、
アッコというキャラをすべて表している。

「アッコが腹立つんだよね。」なんて思っていた自分は、
なんて歪んでいると思いました。反省。笑


● 音楽
【 主題歌「Magic Parade」/ 大原ゆい子 】

この主題歌好き♪

爽やかでキラキラしていて…
私の好みです^^


● まとめ
私の中では珍しく、
「キャラに好感は持てないが、物語は好き」な作品でした。

手描きのぬくもりが伝わってくる丁寧な作画も好きでした。

アッコの自分押し付けな行動は好きではないけど、
夢を恥じない一直線な姿は見習いたいな。

テレビシリーズも観たいと思います♪

投稿 : 2020/07/04
♥ : 23

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

「忘れないで、信じる心があなたの魔法よ」

この作品は、2015年10月に劇場公開された作品ですが、実はこの作品には前日譚に位置付けられる作品があるんです。
2013年の「アニメミライ2013」で公開され、2014年の1月からレンタルが開始されている「リトルウィッチアカデミア」という作品です。
収録時間は26分なので普通にアニメ作品1話分に相当する尺となっていますが、作品自体が登録されていないので、合わせてレビューを記載したいと思います。

この物語の主人公は、日本人のアッコ…彼女は幼い頃に魔女シャイニィシャリオの煌びやかな魔法に憧れて、魔法家系でもないのにヨーロッパの魔法学校に入学した女の子です。
でも魔法使いを目指す者の多くは魔女の血筋を持つ者が圧倒的に多く、一般家庭育ちのアッコは言わば落ちこぼれ組…
それでも憧れの魔女に近づくため希望を持ち続ける…そんな女の子です。

「リトルウィッチアカデミア」では地下迷宮探索の実習中に、アッコはシャイニィシャリオの杖…シャイニィロッドを見つけるのです…本来そのロッドは2度と輝きを取り戻せないと言われていましたが、アッコがそのロッドを手にした途端にロッドが輝きだしたんです。
でもその実習では、同時に古のドラゴンの封印が解かれていました。
ドラゴンが地下迷宮から地上に出てきた事で学校は大混乱…
ですが、これまでろくに魔法の使えなかったアッコがシャイニィロッドを手に魔法使いの片鱗を見せてくれる…
こんな物語が描かれています。

一方、本作ではアッコ、ロッテ、スーシィの仲良し3人組は、仲が良すぎる反面、自由気ままな授業態度がそのままみんなの迷惑になっていて、その態度は一向に改善されません。
そんな3人に痺れを切らせた先生は、アッコを含めた問題児6人にこの街の伝統行事である「魔女パレード」への参加を命じるのです。
でもその魔女パレードとは名ばかりで、実質的には昔行使されていた魔女狩りを、学校の生徒を魔女に見立てて再現したお祭りだったんです。

「どうせパレードを見てもらうなら、見に来てくれた人が笑顔になれるようなパレードにしたい」
アッコらはこう考えて物語が動いていきます。

作風は、一目見てTRIGGERさんだと分かるくらい、キャラの勢いや躍動感など表現の特徴がしっかり捉えられています。
「お客様を喜ばせたい」
シャイニィシャリオに憧れるアッコなら当然の発想だと思います。

でも何故、魔女狩りを再現したお祭りが街の伝統行事として今でも続いているのか…
学校の外では魔法使用に限界があり、学校の中の様にうまく魔法を使えない事も後押しして事はそんなに単純には運ばないんです。
結果的に実現不可能な議論を堂々巡りさせた成れの果てで待っているのは亀裂しかありませんでした。

でもアッコは諦めません。
何故なら、ここで自分が諦めたらもう「狩られる」事しか選択できなくなるから…
彼女のありったけの知恵と時間を絞り出した「彼女らしさ」は迫力満点です。

それとこの作品の魅力は豊かな表情を持ち合わせたキャラデザだと思います。
TRIGGERさんのキャラは喜怒哀楽が全身で表現されていますが、それがまた作風にピッタリなんですよね…
それに所狭しとキャラが画面一杯使って動き回るのも見ていて楽しいと思います。
「綺麗」とか「汚い」という尺度で測れないこの作品のキャラも十分魅力的だったと思います。

完走して言える事…それは2017年冬アニメで放送予定の「リトルウィッチアカデミア」には十分期待できる、といったところでしょうか…
「キルラキル」でも同じ事を感じましたが、この作品も躍動感が半端ありません。
90分弱の作品なのですが、タイトルに相応しい内容だったと思います。

もし、現在放送中の作品を見て過去作が気になった方は、視聴をお勧めできる作品だと思いました。
引き続き、2017年冬アニメの放送を視聴します。

投稿 : 2020/07/04
♥ : 19

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

【これがTRIGGERの本気!】アッコに勇気付けられ、ロッテに泣かされ、スーシィに爆笑させられる【超豪華スタッフによるネ申作画と新しいアニメの作り方!】

2013年度アニメミライに採用されたTRIGGERの短編作品『リトルウィッチアカデミア』の続編で長篇作品です


舞台は魔女を養成する名門、ルーナノヴァ魔法学校
幼い頃に観た魔法ショーへの憧れが忘れられず魔女を目指す問題児、アッコとその友達たちが巻きこすドタバタファンタジー
街で開かれるお祭りのパレードに参加することになったアッコとその友達たち
しかしパレードは魔女狩りを再現した陰険なもので、ルーナノヴァでは忌み嫌われていて問題児達へのペナルティ的な側面が強すぎた
アッコは魔女の悪いイメージを払拭すべく、ハッピータイム計画なる明るく楽しいパレードを企てるが友達たちとの折り合いが付かず一人空回りしていく・・・


上映前に30分の前作が流れ、その後に60分の本作が流れるので全くの予備知識無しでもオーケーb
魔女っ子ファンタジー、歯に衣着せぬキレたギャグ、ドタバタマジックアクションがお好きな方は是非チェックしていただきたい!
新たに加わった新キャラも魅力的でしたが、折笠富美子さんの歌声が久々に聴けたのには思わずホロっときちゃいましたね


監督は超天才アニメーター、弟成こと吉成曜
前作は新人の育成が主目的でしたが(と、いっても凄い新人さんたちでしたがw)今作では現在のTRIGGERを代表する夢のような作画メンバーが一堂に集結
だから作画クオリティはめちゃくちゃ高いです!
『キルラキル』とか好きな人にもオススメします


実は今作が制作されるまでの経緯が特に面白いんです


アニメミライ2013のプロジェクト終了後、YouTubeで公開され大きな反響を呼んだ前作
すぐさま続編が企画されましたが、続編制作を成立するための資金調達としてクラウドファンディングで15万ドルも集めなくてはいけなかったんです
記憶が確かなら、日本のアニメがクラウドファンディングで制作費を調達するのは初めての試みだったはず
YouTubeでの英語字幕付きの公開も助けになり、特に海外からの熱いエールと応募があって目標を遥かに超す62万5518ドルが集まりました


丸2年の歳月を経て完成した本作の先行上映は、あえてアメリカ最大のアニメファンイベント、AnimeExipo2015で行われ4000人の観衆からスタンディングオベーションが巻き起こったそうです
そんなこんなで満を持しての国内凱旋ってわけ


これは本当に凄いことです
【日本のアニメをお金を払ってでも観たい】という海外の方々が本当に沢山いるんだってことをこの作品が証明してみせたわけですよ
と同時に、一見して無謀なオリジナルアニメ企画にもクラウドファンディングという形でなら直接消費者から制作者へエールを送れる、という可能性を示したのです


ずばりアニメの新しい制作スタイルを確立した歴史的一作と言えるでしょうb

投稿 : 2020/07/04
♥ : 19

56.5 6 アニメミライアニメランキング6位
アルヴ・レズル -機械仕掛けの妖精たち-(アニメ映画)

2013年3月2日
★★★★☆ 3.3 (75)
510人が棚に入れました
今から一〇年後――西暦二〇二二年。技術的特異点へと加速し続ける近未来。ナノアセンブラ技術の進展とともにマン・マシン・インターフェースは長足の進歩を遂げ神経細胞を模した極微細無線通信装置「ナーヴセラー・リンカー・ナノマシン(NLN)」の完成と市場への普及を見るに至った。NLNは、人体の神経系と外部ネットワークとの無線通信を実現することにより既存のディスプレイ/キーボード、或いはタッチパネルというボトルネックを回避し、人間の意識とネットワークをシームレスにリンクさせることを可能にする。だが、人と機械の垣根を崩すその技術は、数万もの人の意識をネットワークの彼方へと喪わせる災厄「アーリー・ラプチャー」を結果してしまい――。

声優・キャラクター
福山潤、喜多村英梨、日笠陽子、成田剣

けみかけ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

死んだはずの義妹が、ある日突然「ぼく」を名乗って帰ってきた

皆さんはアニメミライという文化庁のプロジェクトをご存知でしょうか?


宮崎駿、庵野秀明、細田守・・・日本が生んだこれら著名な天才アニメ監督達は、『アニメーター出身』という共通の経歴を持っています
しかし現状のアニメ業界ではアニメタという職業の抱える問題は少なくありません
低賃金などの低い労働水準、より人件費の安い海外スタジオへの外注の多発・・・
これでは折角世界的にも評価を得てきた日本のアニメ作品の次代を担う若手が育たないのでは?
この問題へのメスを入れるべく、国家予算を投じて若手育成の為の現場(OJT)を用意しようというのがアニメミライであります


このプロジェクトは単に国のお金でアニメを作ろうというものではありません
次代の日本のアニメ業界を担う若手アニメタ達が動画マンから原画マンへ、原画マンから作画監督へ、作画監督から演出業や監督業へとステップアップしてもらうため、仕事をこなしていく中で先輩アニメタや監督から直接指導やアドバイスを受けて成長の糧にしてもらおうというのが主目的であります
また、あくまで日本のアニメ=日本の産業であることを喪失せず、作家性や芸術性に突出した作品よりも、むしろ商業展開への可能性を感じさせる作品作りを心がけて貰うのも特徴
最終的にはプロジェクトで得たノウハウが若手アニメタ個人の技量向上という小さなレベルから参加制作会社の若手育成環境の整備という大きなレベルへ、ゆくゆくは業界全体の労働環境改善へと広がっていくようにと願われて行われているのです


既にこの2012年度で第3回目にあたり、毎年参加する4社が厳正な審査の結果選出されます
審査の条件には面白い作品が作れるという企画力はもちろんのこと、参加アニメタが仕事を掛け持ちしないようにするスケジュール調整、プロジェクトが主催する講習への参加義務、海外スタジオへの下請け発注の禁止、参加アニメタへの一定の賃金の支払いなど様々な制約も含まれています


このプロジェクトに意義はあるのか?
それは是非ご自分の目で完成した作品をご覧になって確かめていただきたいと思います










この『アルヴ・レズル』という作品の原作は講談社とスターチャイルドが展開する新人賞を取ったラノベ作家、山口優による同名の受賞作


NLNと呼ばれるナノマシンを介することで人間の神経とコンピューターネットワークを無線通信で繋ぐことのできる未来
ある日、全世界で同時多発的にNLNユーザーが植物人間化するという突然かつ大規模な精神喪失事件が起こる
その犠牲者の一人となってしまい生死も分からない義理の妹を探すために、沖ノ鳥島にあるフロートで出来た未来都市を訪れた主人公、御影礼望(ミカゲレム)
妹が住んでいたはずの部屋で傷心に暮れる彼の前に、突然全裸で現れたのは精神を喪失したとされたはずの妹の御影詩希(ミカゲシキ)だった
詩希にはほとんど記憶が無く、自分が何者であったのかも思い出せないほど混乱している
しかし微かに残る記憶の中で『今の肉体が元々の自分のものではない』という違和感を受けており、精神喪失の前後で精神と肉体が入れ替わってしまったのでは?という疑問を感じていた


ネットワークに繋がれた機器の一切をNLNでコントロールする「アルヴ」という異能まで身につけてしまったがため、謎の実験組織に付け狙われる詩希
一人称まで「わたし」から「ぼく」になって別人と化してしまった『妹の姿をした少女』を、どう接するべきなのか苦悩する礼望
二人の当て無き逃走劇が幕を開ける・・・


今作で初監督を務めることになったのは異例中の異例とも言えるわずか23歳(当時)の吉原達矢
作画界隈では若くして演出、作監を経験した超々スピード出世で、若手の急先鋒として近年ずっと話題となっていた方です
さらに今作は新人賞作家の原作ということで若い才能同士によって組まれたタッグというのが面白いですね


お話自体はコテコテのアンチユートピアSFであり、それほど目新しさを感じるものではありませんが、ヒロインである詩希の精神喪失事件の前後が比較的に描かれていて、そのギャップが主人公の心情を痛感させてくれるキャラ作りが上手かったです


なにより詩希役の声優に選抜されたのが喜多村英梨ということもあって「ぼくっ子」の演技っぷりには【ドキっとするトキメキ】と【かつての妹である(であった)という虚しさ】のダブルパンチに心がエグられる気持ちです


これといったオチもなく今後の展開も十分ありうるような内容でしたが、少しおセンチに浸ってしまう・・・そんな作品だと思います

投稿 : 2020/07/04
♥ : 19
ネタバレ

上芝 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

タイトルなし

アニメミライ2013、XEXCSの参加作品
夜ノヤッターマンの吉原達矢監督初監督作品なんですね。
若干24歳で作画監督から監督デビューなんて才能がうらやましいです。

物語は見づらくはないけど面白くもなかったです。
原作のある物語なのでそれにも左右されると思いますが、キャラの言動が意味不明というか…
例えば
{netabare}詩希に向かって唯が「アルヴとしては未熟だな、殺してしまえ!裏切り者!」と言うセリフ、
アルヴとしては未熟だな←よく知らない
殺してしまえ←ロボットに命令している
裏切り者←裏切ったということは親身な間柄であったということ

違和感①アルヴと裏切り者で矛盾している
違和感②セリフのつながりが、放ったロボット犬の名前を裏切り者にしている

とかそんな違和感がいっぱい。
一番面白かったのは

礼夢「スタンブレード…使ってくれてたんだな」←女の子が何に使うんだ!
詩希「この間はありがとうね、スタンブレード」
謎のスタンブレード推し、どんだけスタンブレード(スタンガンと警棒を合わせたようなもの)好きなんだよと思っていたら

ウォードッグが部屋を襲撃する
スタンブレードを持って部屋を出ていく
敵を倒すメイン武器に!
なんだこの茶番劇と思いましたよね、伏線最高でした。{/netabare}

今作の出来はともかく、アニメミライはちゃんとアニメの未来に爪跡を残しているんだと思ったら灌漑深くなりました。
夜ノヤッターマン
波打際のむろみさん
モンスター娘のいる日常
ろんぐらいだぁす!等をみて吉原達矢監督が気になった方はこちらも是非見てみて下さい。

投稿 : 2020/07/04
♥ : 1

るぅるぅ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

声優は豪華です。

25分枠の作品です。
シナリオは悪くないのですが最初から詰め込み過ぎではないかという印象ですね;

NLNという精神システム(大雑把すぎるかな)によって、人とネットワークシステムがリンクしボディプールを使い生活できる快適な科学が一変し恐怖へ。

アーリー・ラプチャーいわゆる植物状態になったわけなんですよね。

その1人だった義妹が戻って来たが・・・彼女は彼女ではなかった。 精神が違うとのこと・・・そしてアルヴという超能力があったりと駆け足で進みます。

そして謎の組織による襲撃と理由もわからないまま倒します。

~~~ん
正直、現状では何とも言えないですね;
シナリオは、どこかで読んだりあるような内容で今後の見せ方に期待はします!
シナリオは嫌いじゃないんですよ・・・ただ、展開は王道になっても、そこに至るまでのプロセスを評価する作品として今後も観たい作品ではありますね。

作画は、かなり好き嫌い分かれると思います。
やわらかいタッチで、癖がありますね。

声優は豪華ですね。

御影礼望       福山潤

御影詩希・ポエム   喜多村英梨

比良坂唯       日笠陽子

今回は詩希とポエムのギャップある喜多村さんを観れるだけで満足したような。

投稿 : 2020/07/04
♥ : 10

60.6 7 アニメミライアニメランキング7位
わすれなぐも(アニメ映画)

2012年3月24日
★★★★☆ 3.5 (86)
420人が棚に入れました
かつて上代に手練れの陰陽師が大蜘蛛を封印したと言われる一冊の本。それを入手した古書店の硯とビルのオーナーの孫娘・瑞紀の前に、身の丈20センチほどの小さな娘蜘蛛が現れた。寂しげに母を求める娘蜘蛛のいたいけな姿に、硯は自分の師匠からヒントをもらって、あるべき場所へ物の怪を返そうと試みる。だが行動をともにする瑞紀からは、硯はすでに娘蜘蛛に取りつかれたようにしか見えなかった……

声優・キャラクター
土田大、下田麻美、金田朋子、星野充昭

けみかけ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

「なんと!めごい、これはめごい!あろうことか、愛らしい幼女ではないか!」 這いよる幼女とシュールなラストの作画アニメ

アニメミライというプロジェクトがあります

文化庁が年間2億円かけて国内アニメ業界に働く若手アニメーターの育成環境を整えるという計画でして、選抜された制作会社には30分のアニメ作品を一本作るだけの予算として3800万円が与えられます

このプロジェクトの趣旨の大事なところは国の金を使ってアニメを作ろう、っていうことではないです
ソコが重要!

制作会社や参加アニメーターには様々な制約が課せられます
○監督他メインスタッフが主導となれるよう、オリジナル作品であること
○作画には積極的に若手アニメーターを起用すること
○参加アニメーターには一定以上の報酬を支払うこと
○海外制作会社への作業発注を禁止すること
○参加アニメーターが今作の制作に集中できるよう、作品の掛け持ちを禁止すること
などなどです

これらは全て若手のアニメーターにOJTの場を与えるための工夫となっています

また単にお金だけ渡すのではなく、参加者に向けて現在の業界ではあまり取り入れられていない、アニメーター向けの講習会が開かれたりもします

このプロジェクトの意義とはコレをきっかけにアニメ業界の教育環境が整備され、やがて制作会社が自主的に若手教育に力をいれるようになってくれることにあるのです









さてさて、今作はそんなアニメミライの平成23年度分に選ばれたものの1作です
実制作スタジオはプロダクションI.G

かつて名のある陰陽師が退治した大蜘蛛の妖怪が産み落とした幼い娘の姿をした子蜘蛛
その娘蜘蛛は書の中に封印され、時を経て現代の古書店にひょんなことから顕現する

古書店の店主の硯(すずり)は、次第に娘蜘蛛に取り憑かれたように惹かれていく・・・
それを懸念した古書店の常連、瑞紀は娘蜘蛛を親蜘蛛の元に返すことを手伝うのですが・・・



アニメタ育成を課題にしているだけあって、作画クオリティは本当に凄いです!
序盤の陰陽師と大蜘蛛のバトルシーン
前半の縦横無尽に暴れまわる娘蜘蛛の愛くるしい動きと瑞紀ちゃんのコミカルな表情
後半のロトスコ(ロトスコープ)と思しき丁寧な動きと巧みなレイアウトの追跡シーン
とにかくどれも凄いですよ!

ただこのお話のオチは・・・;
いわゆる「妖怪との共存系」のゆったりアニメではないし、「妖怪とのガチバトル系」のアツイアニメでもありません
とにかく笑えないし、泣けもしない、ちょっとゾッとするシュールなラストが待ってますよ;

投稿 : 2020/07/04
♥ : 20
ネタバレ

まりす さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

心を絡め捕られる男(と私)

文化庁が主導する若手アニメーター育成プロジェクト
「アニメミライ2012」の参加作品4つの内、Production I.Gが制作を
担当した作品。

アニメーター育成事業だけあって、時間は30分程度と短いながらも
色んなシーンを仕込んでいます。
戦闘シーン、ホラー的な構図、ヒーロー番組等々…
場面も古都→現代の街並み→廃村 と、趣の違ったフィールドでキャラを動かしている。
音楽が抑え目な分、作画をじっくり観られた点も良かったと思います。

ストーリーはほのぼの系…かと思いきや後半のシリアスっぷりも面白い。
また、物語の中心に居る「娘蜘蛛」役である金田朋子の演技は見物です。
「蜘蛛を擬人化して幼女にするとこんな声かなぁ」みたいのをドンピシャで
やってくる。やっぱり役者って凄いや。

ネタバレで3点考察しときます。
{netabare}
①娘蜘蛛は瑞紀の頭に牙を突きたてたり、顔を脚で刺したりして
 ましたが、最初から獲物として見ていたような印象を受けました。
 そう考えると娘蜘蛛の行動は一貫してましたね。

②廃墟で硯が蜘蛛の糸にまみれながら 何かに誘われていくシーン。
 あれは糸に物理的に引っ張られてるのではなく、糸そのものが
 「存在をからめ捕る」存在だったのでしょう。
 ラストの月吠庵のシーンでは、硯に操られている素振りが見られません。
 (目の下にクマがない)
 瑞紀が死んでいるにも関わらず平然としている。
 からめ捕られたのは理性です。
 硯は最早、蜘蛛に贄を捧げるのにも躊躇わないでしょう。怖い、怖い。

③萩原朔太郎の「月に吠える」という詩集で、吠えているのは犬です。
 何で吠えてるかと言うと、自分の影に怪しみ恐れて吠えている。
 月吠庵の店主は過去の自分と同じく怪異に片足を突っ込んだ硯の状況を
 怪しみ、恐れて 瑞紀に「硯を取り戻せ」と耳打ちする。
 結局硯は怪異にからめ捕られてしまいますが、店主にとっては
 自分の過去(≒影)を見ているに等しい。
 不吉な月を怪しみ、影を恐れても、所詮影は自分を離れることがない。
 お前も逃れられぬ定めだったかとため息をつきつつ、硯の状況を
 割かし簡単に受け入れてしまう店主は結構重要キャラだと思います。
{/netabare}

それにしても娘蜘蛛めごい。めごいぞ。
一匹家に欲しいです・・・(おっと目の下にクマが)

機会あれば鳥山石燕の画にも触れてみたいと思います。
お目汚し失礼いたしました。

投稿 : 2020/07/04
♥ : 6

maruo さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

ラストがストーリーの肝 B+

アニメミライプロジェクトの作品です。
アニメミライとは、正式には「若手アニメーター育成プロジェクト」といい、文化庁が主導し、2010年から実施しているアニメーターの人材育成事業のことです。
労働環境の悪化、過度の海外委託、低収入・長時間労働が、人材の使い捨て、喪失につながっているということが背景としてあり、日本の将来を担うアニメーターを育成するということを主な目的で行われるのが本事業です。
その他副次的目的もあるようですが、詳細はWikiでご覧になってください。

私たちの見ているアニメは、アニメーターの劣悪な労働環境の上に成り立っているもので、製作現場はいつも危機的状況にあるようです。
この企画の恩恵が及ぶのはごく一部だとしても、お役所にしては良い仕事だと思います。

さて、アニメミライばかり語ってしまいましたので、そろそろ本題に入ります。

物語の最初、古の陰陽師が登場し、大蜘蛛を一冊の本に封印します。
そして現代、古書店を営む硯とビルのオーナーの孫娘・瑞紀が、ひょんなことからその本を発見してしまいます。
本から現れたのは20センチ程の小さな娘蜘蛛でした。
瑞紀は蜘蛛を物の怪として非常に怖がりますが、硯はそんな素振りは見せません。
むしろ、寂しそうに親蜘蛛を求める娘蜘蛛を見て、親蜘蛛の元へ返そうとします。
そんな硯に瑞紀もついて行くのですが・・・。

この作品に登場する娘蜘蛛は、ロリというには小さすぎますが、見た目は人型なので、可愛い物好き+ロリの方は要注意です。
表情や仕草を追うだけで満足してしまう人もいるかもしれません。
私としてはそれよりも、娘蜘蛛を怖がる瑞紀という女の子の方がツボなんですけどね。

まあ、それは良いとして・・・。

物語自体は特段思いがけない展開がある訳でもなく、淡々と進んでいる感がありますが、ラストは思わず「え、そうなったの?」と言いたくなるような結末が待っています。
良い意味で想像外のラストでしたが、本当にあの最後で良かったのだろうか。
これは絶対にネタバレせずに見るべき作品です!

気になった方はぜひ見てみてください。
といっても、これDVDとか出てるのかな?

投稿 : 2020/07/04
♥ : 13

61.3 8 アニメミライアニメランキング8位
アキの奏で(アニメ映画)

2015年3月22日
★★★★☆ 3.6 (60)
267人が棚に入れました
アニメミライ2015作品。株式会社ジェー・シー・スタッフ。


東京に来て10年、子供の頃からの夢であった太鼓奏者として活動しているアキ。

だが現実は厳しく、演奏活動とアルバイトとの二重生活。

先の見えない日々を悶々と過ごしていた。

そんな時、アキの所に1本の電話が鳴る。

15年ぶりに復活する事になった太鼓祭りの為に、帰ってきて技術指導をしてもらえないかと。


声優・キャラクター
佐藤利奈、浜田賢二

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

あの日の感動と鼓動をもう一度取り戻す為に私は還る

アニメミライ2015の一作
アニメミライは新人アニメーター育成の為の国家プロジェクトです
詳しくは公式サイト他を是非ご参照ください


制作はJ.C.STAFF
監督は最強と謳われるJ.C.の撮影班出身で『変猫』で監督デビューを果たした鈴木洋平


プロの和太鼓奏者になるという夢のため、熊本から上京した女性、アキ
しかし現実は厳しく、和太鼓奏者とアルバイトの二足わらじの生活を送っていた
ある日、地元熊本の太鼓祭りが復活するという知らせを受けるアキ
彼女は和太鼓演奏の指導者として招かれ、故郷の地で和太鼓の鼓動と出会った日と和太鼓に掛けた青春を思い出す・・・


主人公アキの半生を振り返りつつ、挫折してしまった社会人の心の復帰、そして故郷の素晴らしさを描く30分


特に清々しい太鼓部での青春模様が大きくフューチャーされており、この手のベタな部活青春モノを作ってこなかったJ.C.STAFFにとっては新鮮さを感じる一作です


見どころはモチロン和太鼓の演奏シーンなんですが、これまたライブシーン作画ブームに完全に乗り遅れた(あえて避けてた?)J.C.STAFFには無かった試みなので個人的にはその出来栄えにちょっと感動
いや、『のだめカンタービレ』とかはありましたけどね


また佐藤梨奈、釘宮理恵、中原麻衣といった豪華キャストによる熊本弁も聴きどころ
釘宮理恵や古川慎はネイティブ熊本県民でしたけど、その他のキャストも自然と馴染んでいてとても素晴らしい


いやぁ、それにしてもやっぱ和太鼓っていいですよねb
大好きなんですよ
是非に音響の整った環境で観ていただきたい
耳にも心にも、ズンと来ること間違いなしですb

投稿 : 2020/07/04
♥ : 15

HIRO さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

観たい2015春アニメ

アニメミライ2015の作品です。
佐藤利奈さんがどんな演技をされるのか楽しみです。


あらすじ
東京に来て10年、子供の頃からの夢であった太鼓奏者として活動しているアキ。だが現実は厳しく、演奏活動とアルバイトとの二重生活。先の見えない日々を悶々と過ごしていた。そんな時、アキの所に1本の電話が鳴る。15年ぶりに復活する事になった太鼓祭りの為に、帰ってきて技術指導をしてもらえないかと


監督:鈴木洋平
演出・コンテ:石田美由紀
作画監督・キャラデザイン:八重樫洋平
作画監督補佐:梶谷光春
若手原画:佐藤嵩光/奥谷遥/小松沙奈/前田ゆり子/中田久美子/泉しづか、中堅原画:坂本哲也/森七奈
動画チェック:五十川綾子
美術監督:髙野真希
色彩設計:小島由佳
撮影監督:間中秀典
プロデューサー:松倉友二
制作プロデューサー:藤代敦士
音楽:高山英丈
音楽制作:飯島弘光 "IRAM RECORDS.,LTD"
制作会社J.C.STAFF

キャスト
宮川アキ:佐藤利奈
吉岡道夫:浜田賢二

投稿 : 2020/07/04
♥ : 7
ネタバレ

過たる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

熊本県が舞台

熊本市が政令指定都市になった描写が有るので、
2012年4月以降という設定だと思われる。
モデルとなる作品や史実の有無については不明。

あらすじを説明すると、
親に反対されながらも上京し
プロの和太鼓奏者になったはいいが
この先もやっていけるのか不安になる。
そんな折、地元の太鼓の恩師から技術指導を依頼され
実家に帰省。

主人公アキが太鼓にハマった経緯の回想。

いざ指導をするところで終わり。


感想

熊本市の設定は結果的に生きたと思う。
{netabare}政令指定都市化に伴う市町村や学校の統廃合。
今作では、母校が廃校になる予定であり、アキを地元に呼ぶことに繋がったと思う。{/netabare}

親、特に{netabare}父親とのワダカマりが解消された感じが{/netabare}しないのが残念。

冒頭でプロ奏者としてやっていけるか不安を抱えていたが、
結局、{netabare}なんとかなるさ!的な終わり方で投げやり{/netabare}な感じだったのが残念。

投稿 : 2020/07/04
♥ : 2

57.7 9 アニメミライアニメランキング9位
黒の栖-クロノス-(アニメ映画)

2014年3月1日
★★★★☆ 3.4 (47)
257人が棚に入れました
少し暗い陰を持つ高校生・中園真。彼には幼い頃より、魂を連れ去る「黒い存在」が見えてしまうという不思議な力があった。ある日不意に「黒い存在」の一人・瀬野晶に話しかけられ「自分たちの邪魔をする気か?」と問い詰められる。しかし真は「どうせ何も出来ないので邪魔はしない」と諦めの態度を見せるだけだった。そう、その時はまだ、幼馴染の葉月に迫る不穏な影に、真は気づいてはいなかったのだ……。

声優・キャラクター
花江夏樹、小野大輔、大地葉、前野智昭、松本夕紀
ネタバレ

まりす さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

正しく実習用教材

文化庁が主導する若手アニメーター育成プロジェクト
「アニメミライ2014」の参加作品4つの内、STUDIO 4℃が制作を
担当した作品。


・・・うーん、短いのは仕方ないんだけど 話が印象に残らないというか。
色々伏線貼ってるのに全く回収していない。
行動の背景もイマイチ見えない。正に少年誌の読み切り漫画のような・・・

・・・・いえ、いいんです。アニメミライはアニメーター育成事業ですから。
売る目的で作ってないんです。作画に注目しましょう。
監督の恩田さんは本作が初監督作品。
完全に作画畑の方で(凄まじいキャリア)、後輩アニメーターにも
「いろいろやらせてみた」感があります。

キャラは結構細かく動かしています。ちょっとした仕草とか。顎とか。
2、3シーン 口の動きに違和感を覚えた箇所も有りました。
よくよく見てみると、セリフの母音に合わせて口を細かく動かしすぎている。
かなり丁寧な作業ではあるけど、これじゃ声優が発声をフレーム単位で
合わせないといけなくなる。細かいのも良し悪しですねー。

この作品もそうですが、STUDIO4℃の作品って独特の空気感がある。
萌え萌えしてないし、押し付ける熱血も無い。
社長が女性ってのも理由なのかな。本作もやっぱりそんな感じでした。

※本作はスタッフへのインタビュー記事と合わせてご覧になると
 より楽しめると思います。
http://animemirai.jp/2014anifav/production/studio4c/index.html


題名の話(蛇足){netabare}
 黒の栖→クロノス から時間を司る神「クロノス」を思い浮かべてましたが
 本編にそんな要素は全く無く。
 他方、ゼウスの父で農耕の神「クロノス」はアダマスの鎌を武器として
 います。
 もしかして黒服達が鎌を使うって理由だけでこの作品名にしたんでしょう
 か・・・
 (栖=巣だから黒服達の棲み処という意味?もうわけがわからないよ){/netabare}

投稿 : 2020/07/04
♥ : 4

けみかけ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

あえて世界観を消化しない伝奇モノ

2014年度のアニメミライにおける1作


地味な良作が揃ったアニメミライ2014の中では正反対な、ミステリアスなストーリー、ファンタジックな世界観、そしてバトルを中心に構築された割と単調な作品


制作はSTUDIO4℃
『ブラスレイター』や『緋色の欠片』等で繊細なキャラクターデザインを手掛けてきた恩田尚之が初監督


幼い頃から死を目前にした人の背後に現れる「死神」を目視できる能力を持った少年、マコト
死神が見えるというその能力を誰も信じようとはしなかったが、見えるというだけで何が出来るわけでもない
マコトはいつしか、死神を見て見ぬフリをするようにして生活していた
しかしある日、マコトが死神だと思っていた黒づくめの男、アキラがマコトに接触を図る
アキラの真の目的は理解できなかったが、やがてアキラの次の標的がマコトの幼馴染の少女、ハヅキであると知ることになる・・・


お話自体は謎に満ちた「死神」の存在を軸に、次から次へと登場する複数の人物の思惑が入り乱れて2転、3転とする急展開
とても世界観を消化し切れてるとは言い難い


続きを予感させるストーリーといえば聞こえは良いですが、実際のところお話の肝となる死んだ人間の魂がどうなるのか?
が、具体的にはわからないままで味気ない結末を迎えます


キャラクターデザインは繊細な絵柄が特徴の監督自身のタッチとは正反対に、ハイライトも陰影も入ってない大味な印象
作画自体もフルアニメーションを多用した所謂ヌルヌル作画でどちらかというと動画殺し(笑)的な独特の作風に仕上がっています


お話も画面も少し練り込み不足を感じ、特に他のアニメミライ参加作品とは違う試験的な立ち位置の作品ですね

投稿 : 2020/07/04
♥ : 14

ゆりなさま さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

運命に抗った少年。

アニメミライ作品「黒の栖」約25分

主人公の声優が花江夏樹さんでちょっと嬉しかったです。

死神が見える主人公。
そして死神は主人公の幼なじみに・・。

観始めて思ったのは少々癖のあるキャラクターデザイン(作画)だと感じました。
最近のアニメというよりは少し古い感じの様な雰囲気がしました。

死が関係あるだけに内容は暗めというか結構静かな感じ。
BGM(効果音に近い音)が作品の雰囲気や死神の存在を
うまくだしていると思いました♪

内容的には観てると予測できちゃう展開でした。
できちゃうけど、メインシーンは結構感動しました。
こんなに思ってくれる人がいてヒロインは幸せだなって。

この作品、まとめるのには25分じゃちょっと足りなかったように思いますが
雰囲気や空気感は良いし、つまらなくはないので
ちょこっと時間ある時とかに観てみても損はしない作品だと思いますヽ(*´∪`*)ノ"

読んでくださりありがとうございましたヽ(´∀`*)ノ

投稿 : 2020/07/04
♥ : 25

55.9 10 アニメミライアニメランキング10位
音楽少女(アニメミライ2015)(アニメ映画)

2015年3月22日
★★★★☆ 3.2 (51)
250人が棚に入れました
――その日、少女は音楽と出会った。謎のハイテンション転校生、千歳ハル。スーパーインドア派少女、熊谷絵里。その邂逅は二人の日常を変えてゆく。踏み出したその先に、少女たちが見い出したものとは……。絵里の歌が大好きなハル。歌う事が大好きだった絵里。2人の好きがいつか重なり、すれ違う。ひと夏の高校生活を2人なりの青春を燃やす事に費やした2人。青春のこんな素敵な1つの形「音楽少女」のグランドフィナーレ。

声優・キャラクター
沼倉愛美、瀬戸麻沙美

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

シャフト演出と若き才能達の共演!“超作画萌えアニメ”の爆誕!!これは本当に歴史的傑作!!!【普通の女子高生がネットアイドルしてみた】

アニメミライ2015の一作
アニメミライは新人アニメーター育成の為の国家プロジェクトです
詳しくは公式サイト他を是非ご参照ください


はぁw
なんていうかこれはやってくれましたね
良い意味で溜め息すら出ます


制作はスタジオディーン
監督はシャフト出身、『D.C.Ⅲ』や『桜Trick』の石倉賢一
キャラ原案は『天体のメゾット』や『ガールフレンド(仮)』のqp:flapper
そしてキャラクターデザインは僅か25歳というホンモノの天才、『ゆゆ式』や『ばらかもん』のまじろ


謎の言動が多い転校生ハルに付きまとわれる大人しめなインドア派少女、絵里
実は絵里の歌声に惹かれたハル、彼女を歌わせようと必死に誘うのですが極度のあがり症の絵里は頑なに断り続ける
しかし絵里の正体はネットで話題をさらった歌ってみた動画の投稿者だった
ハルは絵里とユニットを組んで二人でデビューする思い出を作りたいと願うのですが・・・


内容は石倉監督らしいコテッコテの青春コメディ、萌え萌え、キマシ系、美少女動物園
演出も監督らしい所謂シャフト演出で、パース無視の奥行き感の無いレイアウトの背景、首を傾ける仕草、ぬるぬるズーム、が一杯出てきます
大それた内容では無いというか、中身自体は【クソアニメ】として楽しめる方しかオススメは出来ません、残念ながら


ところがこれまでの石倉監督作品とは違って、【めちゃくちゃ作画イイんです!】
なぜならそう!まじろさんだから!
ああ、この30分が(作画的に)どれだけ凄いのかわからない人はちょっと可哀想;
そんぐらいオイラは感動しました!
だってほら!ずっと動いてる!
止め絵とかそーゆー省エネ、小細工、一切無しの芝居作画です!
アニメミライ2015はどの作品も大変素晴らしい作画だったのですが、作画だけに限ればこの作品がブッチギリです!
いやマジで!


音楽、というか歌唱シーンを題材にしているだけあって全体的な音響面もgood
本格的にキャラソンも作ったらしく、今後は商業展開させていくようです
だってメインキャストに沼倉愛美、瀬戸麻沙美ときといて、なぜかサブキャラに早見沙織がいるぅ~と思ったらやっぱりキャラソン出たかw


いや、ホント内容は萌え萌えなだけで山も谷も浅いようなクッダラナイお話なんですが(爆)
そこを許していただける方!
是非ともお時間許すときにご鑑賞を!
オイラは歴史的傑作だと思いますよ?




投稿 : 2020/07/04
♥ : 19

♡ェみーる米麹米子 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

作画良いです。

あらすじ


――その日、少女は音楽と出会った。謎のハイテンション転校生、
千歳ハル。スーパーインドア派少女、熊谷絵里。その邂逅は二人の日常を変えてゆく。
踏み出したその先に、少女たちが見い出したものとは……。
絵里の歌が大好きなハル。歌う事が大好きだった絵里。
2人の好きがいつか重なり、すれ違う。ひと夏の高校生活を
2人なりの青春を燃やす事に費やした2人。
青春のこんな素敵な1つの形「音楽少女」のグランドフィナーレ。
(アニメミライ抜粋)

アニメミライ30分ですが
作画が良く、下手な1クールアニメより良かったと思います。
京アニが好きでキマシ、萌え系好きな方にはオススメかと。

私は、ハルという厨二キャラがあまり好みではなく
点数自体は低めですが、今アイマスとかラブライブとか人気ありますよね。
好きな方はツボに入るのではないかなと。
ライブの演出が良かったですし、
最後にはハルのウザキャラも気になりませんでしたし。

自分の好みかと問われるといいえなのですが
需要はあると思います。
アニメミライでは人気や需要があれば
1クールアニメや映画化される事もあるようなので
アニメミライ作品は見て損はないかと。

<放送情報>
■地上波放送
・読売テレビ
『音楽少女』3月23日 月曜 深夜
『ハッピーカムカム』3月30日 月曜 深夜
・毎日放送
『クミとチューリップ』4月2日 木曜 深夜
『アキの奏で』4月3日 金曜 深夜
※放送日・放送内容は変更になる場合がございます。

■CS・ケーブル放送
・アニマックス
スカパー!や全国ケーブルテレビ局などでご覧いただけます。
4/5(日)から2週連続で放送 13:00~14:00(2話連続)
『音楽少女』4月5日 日曜 13:00~13:30
『ハッピーカムカム』4月5日 日曜 13:30~14:00
『クミとチューリップ』4月12日 日曜 13:00~13:30
『アキの奏で』4月12日 日曜 13:30~14:00

<劇場上映>
劇場上映決定!! 4月より順次上映予定!!
※詳細はツイッター等にて告知予定

投稿 : 2020/07/04
♥ : 34
ネタバレ

文葉 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

音楽少女!

エミールさんのレビュー見て視聴しました。
若手アニメーター育成プロジェクト、アニメミライの作品です。

作画がとても綺麗で、登場する女の子達がキュート♪
キャラの瞳のデザインが
宇宙を思わせるような光の入れ方で綺麗です。

ざっくりとしたあらすじだと、
音楽に目覚めて歌が大好きなハイテンションガールのハルと
シャイで歌うことが好きだったクールガールの絵里が
ライブに出て青春しちゃうぜ!なストーリー。

30分なので説明不足や物足りない描写があるけど
ユニット組んで二人で挑戦していく姿が良い感じです。

余談 ネタバレあり
{netabare}
このアニメ見てたら、昔ユニットを組まないと出場出来ないライブに
出た日のことを思い出しました。
ハルと絵里がカラオケで二人で初めて歌うシーンや
振り付け考えるシーン、衣装を考えるシーンなど印象深いです
ライブ前日にハルが4ヶ月後に留学すると聞いて絵里が戸惑って
解散の危機になるところでハルが絵里への真っ直ぐな想いを伝えるシーンが
グッときました。
「一緒じゃないと、歌えない」と
相方を思う気持ち、良いですね。

最後に大きなライブ会場でピンマイクでダンスしながら歌うシーン・・
羨ましかったです(笑) 
小さいライブ会場だとスタンド式マイク&長いコード付きだから
両手使えないんだぞ!マイク持っちゃったら
片手だけの振り付け考えなきゃいけないんだゾ☆と、思いました(笑)
女の子同士で組むのって良いですね。楽しそう・・♪
欲を言えば、二人のライブに出るまでの過程がもっと観たかったです。
{/netabare}

投稿 : 2020/07/04
♥ : 26

60.5 11 アニメミライアニメランキング11位
みのりスクランブル!(OVA)

2012年2月15日
★★★★☆ 3.5 (28)
182人が棚に入れました
ペンギン研究者の父をもつ女の子・たまき。だが彼女はペンギンが大の苦手。それを克服するためにペンギノイド(ペンギン×アンドロイド)・みのりが作られたのだが、たまきとみのりは、次々と事件を巻き起こしてしまう!

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

見よコノ【無駄に洗練された無駄のない“無駄に可愛い”無駄な動き!】

オイラはいま、心の底から「アニメがスキだ!」って言える^q^


テレビシリーズの枠にも、劇場作品の枠にも当て嵌めることが出来ない作品を(中略



まんがタイムきらら系列誌連載のドタバタコメディを『ドッコイダー』や『空の境界 第二章』を手掛けた野中卓也監督とufotable(というかufotable徳島)が単発、約40分の作品にOVA化


ペンギン研究者の父親の反動でペンギン嫌いになった主人公、たまきちゃん
たまきちゃんのペンギン嫌いを克服するために父親が作ったのは、女の子の顔とペンギンの特性を持ったアンドロイド、みのりちゃんであった
ってなんじゃそりゃああああああああwwwwwwwwwww


このようにw設定からもわかるドタバタ&ムチャクチャぶりw
へんな感動とか一切ナイヨw
そーゆーの期待してる人は回れ右(お


本編は終始動きまくり
ラストのワンカットの出来栄えとか興奮のあまり鼻血が出そうになった(笑)
どう見てもスタッフはみのりちゃんを“可愛く動かす”ことに全力を注いでいるw
つまりは作品への愛が溢れているw
こーゆーアニメ化って原作者や原作ファンの方がホント幸せ者に見えます^q^


それに昨今の作品では珍しく、クルマとチャリンコが作画されている点にも注目したいおw
いやw思わず宮崎ルパン再来なのかおwwwってw


やっぱOVAの醍醐味はクルマかバイクかチャリか戦闘機かモビルスーツ、ですよねー(大嘘


アイキャッチでは(フェイトZERO以外の)ufo作品ではお約束のストップモーションアニメも復活
ZEROしか知らん人に「ufoにストップモーションあり!」と教えたいw


公開オーディションが実施されたキャストには
「オイオイ、なんだこのオイラのツボにハマるヘタウマな声優は?」
と、思いきやオイラが大好きな阿久津加菜さんだったりw
最近はパパ聞きで
「ひなだぉ?」
とか言ってる五十嵐裕美さんだったりでw
真空管コンポのような柔らかい聞き心地のキャスティングが最高b


って、こまけぇこたぁーいいんですよ!w
みのりちゃん可愛すぎて生きているのがツライ^^
可愛いキャラが大好きで可愛いキャラを見ると“瞳がハートになっちゃう”そんなアナタは是非に!是非に!是非にオススメしますぞ!
気付けば満点くれてたわw


その可愛さたるや!公式のPV↓是非ご自分の目で確認してくださいね^^
http://www.animebunko.com/minori/

投稿 : 2020/07/04
♥ : 18
ネタバレ

ユニバーサルスタイル さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

ハイテンションどたばたほのぼのコメディ

あにこれで知ったアニメです。
皆さん(主にけみかけさん)のレビュー大変参考になりました。
ありふれた題材のお話でも、アニメーションの力でここまで面白く見せられるのかーと感心させられました。

あらすじ
{netabare}
ペンギン研究の第一人者であり大のペンギン好きである掛川博士。
しかしその娘であるたまきは、博士の異常なペンギン愛のせいで幼い頃よりペンギンがトラウマになっていた。
そんな娘を不憫に思って博士はペンギン型のアンドロイド「みのり」を開発し、彼女にみのりを預けてトラウマを克服させようとする。ところが・・・。
{/netabare}


まず見て思ったのは、なんだかイカ娘っぽいなーと(笑)

みのりの愛くるしい見た目と、そこからは想像できない身のこなし。

萌えとギャグと感動と、色々なものが混在したごっちゃに感のあるストーリー。

そしてキャラの挙動から表情、カメラワークまで普通のアニメより‘動かす’ことを意識している所が特徴的でした。


それほど目新しい展開は見られませんが、‘女の子が可愛い’‘みのりが可愛い’で終わるんじゃなく、しっかり見てアニメとして楽しんでほしいというスタッフの心意気が感じられました。

以前アニメミライにて、P.A.WORKSが制作した『万能野菜ニンニンマン』然り、アニメファンよりもむしろアニメに不慣れな子供にこそ見てほしい作品です。

親子で見ても何の問題もなく楽しめると思います。


声優に関して、たまきちゃんの親友・晃(あきら)ちゃんが下手だったので少し残念です・・・。
代わりにたまきちゃん役の五十嵐裕美さんは意外にしっかりした喋りで好感。たまきちゃんの母親役の坂本真綾さんも安定して上手かったです。

投稿 : 2020/07/04
♥ : 3

こたろう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

アニメの読みきりマンガ

まんがタイムきらら系原作。非4コマ漫画。
「アニメ文庫」(TVアニメでも劇場アニメでもない、気軽に映像化するというコンセプトだそうです)として発表された1話かぎりの作品です。
ドタバタなギャグまんがの王道、一見可愛らしい謎のキャラ(ペンギン型のアンドロイド)が騒動を巻き起こすというもの。
お話自体には語るべきところはありません。


ウリは何といっても、キャラクターとアクション。
主人公?であるみのりは、2頭身で着ぐるみを着ている幼児ような造型で発声も愛らしい。
そんなマスコット的なキャラが、暴走して色々なところで騒ぎを起こしまくる内容。
あまり必然性や脈絡はなく、都合良く次々とシーンを変ていくのは、ドタバタ劇のお約束。
そんなみのり追いかける形で様々なアクションが描かれています。

動きを魅せるための、アニメーション。
息をつかせない、ハイテンポで爽快な展開。
可愛らしいキャラ。

おそらく、それを表現したいがために制作された作品。その目的は、まぁ果たされているかと思います。
どこがどう傑出しているわけではないですが、そこそこ魅力的。特に不満もなく、楽しめたといえば楽しめました。

ですが、続編がみたいか?
と問われると微妙な内容です。
正直、内容については毒にも薬にもなってないといった印象。なんか数年したら完全に忘れ去りそうです^^

アニメ文庫のコンセプトである「気軽に」というのが、なんとなく理解できる気がしますが
・・・・そんな作品需要、そうそうあるのかなぁ?

投稿 : 2020/07/04
♥ : 13

56.0 12 アニメミライアニメランキング12位
龍 -RYO-(アニメ映画)

2013年3月2日
★★★★☆ 3.3 (38)
172人が棚に入れました
慶応2年(1866年)尊皇攘夷、倒幕、佐幕さまざまな思想・主義に日本が揺れていた時代。恩人である坂本龍馬と中岡慎太郎を護れなかった事を強く悔やむ少年・RYOは、嵐の蝦夷・江差沖にて座礁した五稜郭政府旗艦・開陽の傾く甲板で土方歳三と対峙する。

けみかけ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

「ラスエグ」、「ドルアーガ」ファン必視!?ゴンゾ作品精鋭スタッフが再集結の幕末史アニメは、ショタとシャモが見どころ???

アニメミライ2013年度の1作として一時期は経営不振によって元請作品が全く無くなるという事態に陥ったあのGONZOが復権を込めて渾身の作品制作に挑みました


監督に千明孝一、キャラクターデザインに高岡じゅんいち、音楽に黒石ひとみ
といった具合に近年のGONZOの代表作たる「ラストエグザイル」や「ドルアーガ」のメインスタッフが再集結してます


舞台の始まりは幕末の京都
『坂本龍馬』とその妻『お龍』は京都の寺で藩士を志し武芸に励む孤児の中から『白』と呼ばれる一人の少年を引き抜き、本当の名が無かった彼に『RYO』という名前を授けた
お龍を残した晩年の龍馬が、お龍の代わりに付き添わせたのが実はこのRYOという少年だった・・・という架空の歴史モノです


物語のクライマックスとなるのはズバリ龍馬が暗殺された近衛屋事件の真相
しかしながら、わずか25分間の中に詰め込んだ数年分の史実とエピソードで展開はかなり早足気味
肝心のオチも少し力不足に感じ、物語としての出来栄えは正直ヨロシクナイでしょう


アニメタ育成が名目の企画であるため、もちろん殺陣のシークエンスは見どころではあるものの
作中では龍馬の好物だったという『軍鶏鍋』がキーアイテムとして度々登場し、それがナカナカ美味そうに描かれているのが気になりました^q^


それに高岡さんデザインによるRYOをはじめとするショタ顔キャラのかわいいことくぁわいいことw
RYOを演じるのは少年役はナント初挑戦となる悠木碧ちゃん
これまでの碧ちゃんの演じてきたキャラクターとは全く異なる寂しげでシリアスな演技には注目したいです(ぐへへ


作品全体を見てしまうとハッキリと期待外れ感の強い今作ではありますが、毎年アニメミライにはほぼ必ず1本なにかしら「やらかしてる」作品があり、個々のアニメタにとって良い経験となっているのであればそれでいいんじゃないか
と、個人的には考えていますのでええショタが観れたのでコレはコレでまあよかったんじゃないか(爆)と感じていますw

投稿 : 2020/07/04
♥ : 13
ネタバレ

境界線の観測者 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.2

エピソード0

アニメミライ2013の一作として公開されたGONZO製作のアニメ映画作品。

幕末を駆け抜けた者たちを描く幕末剣客アニメーション。

当初の企画ではテレビアニメ化を念頭に、
坂本龍馬を暗殺をしたのは誰かという謎に、京都・江戸・会津・函館と
仇を討つ旅をする物語となっていたらしい。

幕末という舞台設定を生かし切れていない。
登場人物も魅力的に描かれているとはいいがたい。

キャラクターの想いや信念、生き様を描く時代物との
相性の悪い短い時間制限の中の作品とはいえとはいえ凡作以下に収まるだろう。

時代物はテーマやキャラクターの信念、結末までもが
焼きまわしになりがちで目新しさが無くなってしまう。
奇抜な作品がいいとは言い方が、それにしても実に地味な作品だった。

アニメーション、作画の質は一定以上を保っている。
ストーリー展開、演出も平凡。
やりたいこと、伝えたいこと、描きたいことを
短い時間に収められなかったという印象を受ける。

機会があれば視聴しておいいかもしれない程度の作品。

自分用メモ

{netabare}

「龍馬」と「拳銃」を魅せるシーンはせめてもう少しひねってほしかった。

{/netabare}

投稿 : 2020/07/04
♥ : 2

ato00 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

まっこと、日本は小さいぜよ。

アニメミライ2013の作品。
25分の歴史アニメです。

明治維新、坂本龍馬物語。
大河ドラマ的なものを短編とするわけだから、無理があります。
詳細を描き切れていないので、話に入り込めません。

主要人物は、龍馬・おりょう夫妻と少年兵龍の3人。
皆、龍関係だからこのアニメタイトルなのかな?

龍の声が悠木碧さんのため、視聴したようなもの。
やさしい凛々しさがありました。
茅野愛衣さんはおりょう役。
破天荒女性を大胆に演じられています。
龍馬は藤原啓治さん。
のほほんとしたおおらかな語り口がはまっています。

ストーりーは推して知るべし。
演出も今一歩。
作画の美しさだけは評価できます。

投稿 : 2020/07/04
♥ : 22

62.2 13 アニメミライアニメランキング13位
大きい1年生と小さな2年生(アニメ映画)

2014年3月1日
★★★★☆ 3.7 (39)
154人が棚に入れました
1年生のまさやは体が大きいのに泣き虫で、通学路の暗い坂道が怖くて1人で歩けません。そんなまさやと手をつないで歩いてくれるあきよは、背は小さいけれどしっかり者の2年生。あきよのようにしっかりしたい、とあこがれているまさやですが、ある日、あきよが涙をながす事件が起きてしまいます。まさやはあきよを元気づけるため、あきよが大好きなホタルブクロの花を探しに、はるか遠くの一本杉の森へと歩いて行くのでした。

声優・キャラクター
田村睦心、矢島晶子、久野美咲

シェリングフォード さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

偉大なまさやくん

小学一年生にしてはとても背の高い「まさや」くんと、背の小さな小学二年生の「あきよ」ちゃんのほっこりするようなお話。

まさやくんは体格が大きいものの、気の弱い性格で通学路挟むようにしてある森にさえおびえてしまいます。
彼とは反対に、あきよちゃんは背が小さくてもしっかりしたお姉さん。
そんなまさやくんをあきよちゃんは堂々と先導していきます。でも、もうちょっと背が高かったらと思い悩むあきよちゃんです。
そんなある日のこと、上級生からもらったホタルブクロという綺麗な花を大切に抱えている下校途中で、
同じ小学生の暴走自転車がぶつかってきてホタルブクロがつぶれてしまいました。とても悲しいことです。
特に、いつも元気で自分を励ましてくれているあきよちゃんの涙はまさやくんにとって衝撃的でした。
かける言葉も見つからず、ただただ帰り道を彼女の後ろをついて行くことしかできませんでした。
しかし、まさやくん決心します。なんとかあきよちゃんに元気になってもらおうと。
以前、おじいちゃんの家に行く途中、バスの中から見かけたホタルブクロのおぼろげな記憶を辿りながら、
あきよちゃんからもらった首飾りを頼りに、勇気を振り絞りまさやくんは1人で冒険に出かけていくのだが……

「アニメミライ」という若手アニメーターを支援する文化庁の企画らしく、2010年から毎年行われているらしいです。
アニメの短編、または長編映画好きの僕にとっては嬉しいものではありますが、
あまり面白そうなものや観たいと思わせてくれるものが少なく、いまいちパッとしません。
『リトル・ウィッチ・アカデミア』もこの企画で作られたものでした。うーん、やっぱりいまひとつでした。
この作品もそんなに面白いというわけではなく、興味がないとおそらくすぐに飽きてしまうような作品です。

原作は1970年に出版された児童文学。
ストーリーは、上にも書きました通り、気弱な少年が自分の意志でひとつ成長する姿が描かれます。
体が大きいからといって心も強いわけではありません。背が高いから顔もかっこいいというわけではないし、
必ずしも運動ができるわけでもない。男が誰しもラジオの修理ができるわけではないように。
小学生の頃から、もっと言えば幼稚園の頃から皆より背が高かった僕には、まさやくんの気持ちがよくわかります。
背が高いのになにもできない木偶の棒というのも案外キツイものです。
だから、内なる恐怖に頑張って立ち向かい、大好きなあきよちゃんのためにと奮闘する彼の姿は立派だと思うのです。

あきよちゃんが涙を流すシーンもくるものがあります。尊敬している、特に年上の人の弱い部分は、
なんだか見てはいけないような気がするのものです。そしてそれはとても心に残ります。
『マリア様がみている』で祐巳の前で祥子さまが泣くシーンなんてとてもびっくりしました。
またこの作品にしろ、『マリみて』にしろ、これを上手くストーリーの中で使っています。
場合によっては涙する側は立場を失いかねないので繊細な配慮が必要になるこの場面ですが、
両作品ともちゃんと物語を前に進めることができていて、話の作りとして上手いと思いますし、なにより結末がより魅力的に輝いていました。


この作品の特徴をあげるときに絵は欠かせません。
水彩絵の具で塗ったような温かい雰囲気のある背景に交じる小学生たちの姿は不思議とじっくり見てしまいます。
精密というよりはアバウトに大胆に描かれたそれらは、むしろ小学生視点の世界を忠実に描いていました。
日常が非日常で、周りのものが神秘的で幻想的。森は悪魔の巣窟に、タコは正義の味方になるのです。
話の終わりの方で、自転車で小麦畑の間を駆け抜けるシーンは特に綺麗でした。

少年の冒険と呼ぶにはいささか大袈裟な気もするし、深く感動するようなこともなかったけれど、
小学生のあの頃、隣町でさえ自分にとっては未開の地であり、目に映る全てが新鮮であると同時に、
自分がどこにいるのかわからず、帰れなくなる恐怖感が常にあったことを思い出しました。たしかに、あれは怖かった。
そんな子供の頃の感情を生のまま掘り起こされる作品でもありました。

こういった子供の話や日常を背景にした作品には思いのほか感動してしまうことがあります。
僕にとってこの作品は違いましたが、たとえそうでなくともなかなか良い作品ではないかと思います。
話の展開があまりに平板過ぎるのが少し瑕なんです。でもだからといってまさやくんの行動の偉大さは少しも減じられません。
立派でした。これからの2人の関係と、成長していく彼らの姿が、続きはないのだけれど楽しみにもなる作品でした。

投稿 : 2020/07/04
♥ : 7
ネタバレ

ユニバーサルスタイル さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

大きくなるために、等身大の冒険物語

40年以上も前の絵本が基になっていると聞いて、絵本の世界はいつも変わらない素晴らしさがあると実感しました。
子供の頃読んだ絵本は今読んでも感心させられる教訓や戒め、笑いや感動が詰まっています。

あらすじ
{netabare}
体は周りの子より大きいけど臆病で引っ込み思案な小学1年生の‘まさや’は、体は小さいけど気が強くて世話焼きな小学2年生の‘あきよ’にいつも手を引っ張ってもらっていた。
ある日クラスの女の子にあきよ達はホタルブクロの花を貰い、その花が好きなあきよは大層喜んでいたが、学校の帰り道で乱暴な上級生に花を踏みにじられてしまう。
普段は強気なあきよが泣き出す姿を見て、まさやはホタルブクロが多く咲いているという一本杉の森まで一人旅立つ決意をする。
{/netabare}


なんだか懐かしい気分になれました。

大きくなればなんてことない悩みや怖さに振り回されていた体験は古今東西、誰にでも共感できるものだと思います。

通学路にある暗い道がなんだか怖くて足早に通ろうとしたり、背が伸びないのを気にして毎日牛乳を飲んだり、そんな経験を丁寧に、かつドラマチックに描いているので大人から子供まで楽しめるはずです。


今の技術でアニメ化するとなると絵がすごく派手だとか演出が過剰だとか懸念されると思うのですが、そんなことは全然なく昔の絵本をそのまま動く絵本にしたような優しいタッチと演出で違和感はなかったです。


特徴としては変にノスタルジー、懐古的なお話にしていないところが決定的に違うと思います。

大人に向けたお話ではなく子供に向けたお話だと分かる、子供ならではの目線が今やなかなか無い貴重な要素ではないでしょうか。

例えば
{netabare}
・一緒に学校に通いたくて朝ごはんを食べないで登校した結果、学校でお腹を空かす
・下敷きで髪の毛を逆立たせて、背伸びした気分を味わう
・飴玉の包みで透かして風景を眺めて、違う色の包みで何度も楽しむ
{/netabare}
ほんの一部分です。もっとたくさん子供ならではの発見がありました。



絵本をアニメ化する、とても壮大な挑戦だったと思いますが見事な映像化でした。まさにアニメでしか出来ない表現力。

途中巻き起こるファンタジーな展開もアニメにしたことでより興奮が増す仕上がりになっていたはずです。(原作は未読です)

声優さんも皆子供になりきって演技しているようなリアルさでした。
矢島晶子さん、久々に女の子の役を見ましたが変わらず素晴らしい。
久野美咲さんはもうリアル少女という感じで出てくれて嬉しかったです(笑)



まだレンタルは開始してないのかも。もしレンタルされているのを見かけたら是非一度は見てほしいお話です。
動く絵本という言葉は見てもらえれば分かると思います。

投稿 : 2020/07/04
♥ : 10

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

【44年の時を経て名作がアニメ化する瞬間】

文化庁が主催するアニメミライ、2014年度の一作


原作は1970年に出版された絵本(というか絵物語)
恐らく小学校の図書室で目にした事のある方も多いでしょう、オイラもその一人
実に44年の時間を経て、この名作絵本が遂にアニメ化するのです
それも一流スタッフの手腕と国の金で(笑)


監督は『宇宙兄弟』『謎の彼女X』の渡辺歩
キャラクターデザインは金子志津枝
このコンビは4月スタートの『彼女がフラグをおられたら』のメインスタッフでもありますね
監督自身も子供の頃に読んだというこの原作
いつかアニメ化したい、と考えていたようです
そんなベテラン監督に従えられたA-1Picturesの若手アニメーター達が挑むのは、渡辺歩監督が得意とする【現実と虚構が混濁する世界】です










1年生なのに身長が大きすぎる「まさやくん」
背は小さいけど2年生らしいしっかり者の「あきよちゃん」
泣き虫なまさや君は登校途中にある薄暗い森のある坂道が怖くて一人で歩けませんでした
そんなまさやくんと手を繋いでくれるあきよちゃん
けれでとある日、あきよちゃんが泣いてしまう出来事が起きてしまいます
まさやくんはあきよちゃんを元気づけるために、あきよちゃんのお気に入りだったホタルブクロの花を捜し求めてはるか遠くの森に一人歩いていくことを決意します・・・









まず可愛らしい感じに低めの頭身でまとまったキャラデザ、田村睦心と矢島晶子の新旧少年役声優の競演、44年前の東久留米の姿を再現してみせた世界観と背景
とまあパッと見でわかる見どころの多さに惹かれます


さらにまさやくんが怖がる暗い森
これを渡辺歩作品お約束の現実(リアル)と虚構(イメージ)が混濁して重なる様として表現
昨今では珍しい、ラフで荒々しい大胆なタッチの背動(背景動画、背景ごとアニメーションさせる作画の手法)が拝めるのが最大の見どころかと


いやはやしかし;
44年前の絵本をアニメ化させようだなんて考えが今日浮かんでくるとは・・・しかもそれが実現しようだなんて・・・
正直驚きです
次に何がアニメ化するのか予想できませんw

投稿 : 2020/07/04
♥ : 17

59.5 14 アニメミライアニメランキング14位
しらんぷり(アニメ映画)

2012年3月24日
★★★★☆ 3.5 (29)
137人が棚に入れました
「ボク」は小学6年生。「ヤラガセ」たち4人組がドンチャンに、いじめを行っているのを知ってはいるが、自分がいじめられるのが怖くて、ついつい「しらんぷり」をしてしまう。マリモ先生たち大人は、いじめを見過ごすのは、いじめをするのと同じくらいいけないことだと言う。だけど「ヤラガセ」たちの行動はエスカレートする。やがて学校では「劇の会」の日が近づいてきた。そこでドンチャンは、思わぬ行動に出るのだが……。

声優・キャラクター
小嶋一星、小清水亜美、矢島晶子、銀河万丈、内山夕実
ネタバレ

maruo さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

大人に向けた作品 B

アニメミライプロジェクトの作品です。
アニメミライとは、正式には「若手アニメーター育成プロジェクト」といい、文化庁が主導し、2010年から実施しているアニメーターの人材育成事業のことです。
労働環境の悪化、過度の海外委託、低収入・長時間労働が、人材の使い捨て、喪失につながっているということが背景としてあり、日本の将来を担うアニメーターを育成するということを主な目的で行われるのが本事業です。
その他副次的目的もあるようですが、詳細はWikiでご覧になってください。

私たちの見ているアニメは、アニメーターの劣悪な労働環境の上に成り立っているもので、製作現場はいつも危機的状況にあるようです。
この企画の恩恵が及ぶのはごく一部だとしても、お役所にしては良い仕事だと思います。

さて、アニメミライばかり語ってしまいましたので、そろそろ本題に入ります。

本作品はイジメをテーマーとしており、いじめを受けている「ドンチャン」に対して、主人公の「ボク」は傍観者の立場にあります。
ボクはいじめられるのが怖くて、ついついしらんぷりをしてしまうという、どこにでもありうる物語です。

大人たちは、いじめを見過ごすのは、いじめをするのと同じくらいいけないことだと言います。
しかし、大人たちはその言葉を発しただけで免罪されると思い込んでいるとしか言いようがありません。
後はいじめがあるとは分からなかったと言いさえすれば、実際にいじめに介入するということをしないのです。

現実問題、我々も同じような立場にあると思います。
私は子どもがいないので偉そうなことが言える立場ではないのですが、自分の子どもがいじめられる側にも、いじめる側にも関わっていなければ(傍観者の立場であれば)それでいい。
そのように考えているのではないでしょうか。
私だったらまず間違いなくそのように考えてしまうと思います。

{netabare}この作品では親や教師は具体的に関わってきません。
大人は一人出てきますが、全く子ども達とは接点のなかった昔気質の一般人です。
その大人がいじめの問題解決に役立ったかというと、必ずしもそうではありません。
いじめられているドンチャンはある時勇気を振り絞りますが、それが解決に結びついたかというと、それもまたそうではありません。
明確な結論というのをこのアニメでは描いていないのです。
押し付けがましい回答を用意するのではなく、視聴者それぞれに考えさせるという内容になっています。{/netabare}

この作品を見ていじめについて考えよう、というのは非常に簡単ですが、実際に考え、実践に移すのはとても難しいことです。
しかし、考えることすら放棄するのでは、第一歩を踏み出すことが永遠に不可能になってしまいます。
これを子どもに見せて考えさせるのではなく、大人である我々が見るべき作品だと思います。
そこから何を考えるのかは我々次第です。

投稿 : 2020/07/04
♥ : 8

ろき夫 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

のび太はじゃいあんをボッコボコにしてやりました

すいません、内容とは関係ないです^^;(いつもなんてタイトル付けていいか分からなくて・・・)


観る前↓
いじめに関する作品なんて、分かり易いデフォルメされたいじめの形しか描かず、大人の理想を押し付けて、どうせ「みんなで考えよう!」なんてありきたりなところに落ち着くんでしょう?
なんて、あまり良い印象を持っていませんでしたが、表現の方法自体にはとても興味があり観ることにしました。

タイトル通り、いじめをしらんぷりしたままでいいの?というテーマ。
案の定、内容自体に最初に抱いた先入観を覆すような目新しさはなかったものの、鉛筆書きの力強い絵のタッチ、それを見事に動画にしてみせた作り手のモチベーションの高さが伝わってきて、それだけでも楽しめた。作品の持つ勢いを感じるだけでも一見の価値があると思う。それだけに、「しらんぷり」というタイトルや、そのテーマ性で避けられて損してる部分はもったいない。

動画の持つ勢いに関してもそうだけど、物語の見せ方も良かった。
物語は、いじめられっ子の友人の「ボク」(主人公であり、第三者)の立場から、小学生が日記を読んでいるような感覚でつづられる。小学生の等身大らしい語りかけと、軽妙な演出のおかげで説教臭くなく、一人の体験談として受け止めることができた。

目の前にある理不尽な光景に口を挟みたくも利害計算が先に働いて、ググッとこらえ、何度も妄想をはべらすボクの姿には、いじめに限らず、人間関係・仕事関係で悩まされることの多い大人にも刺さる部分があるんじゃないか。そう考えると、しらんぷりをしているのは子供だけ、なんてことは決してないよなーなんて。

ここで語るべくもないけれど、いじめに関する自身の経験を思い出したり、考えたりさせる内容であったことは確かだ。伝わるかどうかは別として、これを観た大人が子供に見せたくなる気持ちもすごく理解できる。ただ、本作がしらんぷりを是としない作風であることも確かで、結局子供たちを追い詰める結果になってしまいかねない。自発的に観るぶんには問題ないだろうけど、教師が生徒に観せる場合とかには慎重さが必要だと思う。

あと本作を通して、制作に携わった「白組」という会社をはじめて知りました。スタッフさんすいません^^;
ホームページなどを拝見すると、今までに観たことのある作品も意外にあって「へー、そうだったんだー」ってなって、そこからまた興味がわいてきた。こういう刺激的な短編作品を通してアニメ制作会社の潜在的な魅力みたいなものを再発見できるというのも、アニメミライの大きな魅力なのだと思います。


テーマ性が人を選んでしまって万人受けしづらい内容であるけれど、短編ならではの個性というか挑戦的な姿勢は面白く、アニメミライならでは!が光る作品になっていた。ぜひお試しあれ。

投稿 : 2020/07/04
♥ : 14
ネタバレ

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

いじめは連鎖するものだけれど

いじめをテーマに、傍観者という立場にスポットを当て
正面から向き合った作品。

原作は絵本ということで、絵本そのものを観ているような
鉛筆画っぽい作画と、のどかな雰囲気の音楽も語り口も、
どこか昭和的な印象だった。

いじめの現場を見て見ぬふりをする傍観者たちの「しらんぷり」
いじめがある事実に気づいていても、「しらんぷり」をする親達。
いじめられていることを周囲に言えずに「しらんぷり」する本人。
そして時には、そういう子ども達の変化に気づきながらも
「しらんぷり」をする教師達もいる。

しらんぷり=ないものにする、なかったことにする、ということ。

しらんぷりをする傍観者には、チクったら今度は自分が標的になる
という恐れや不安があったり、学校側の勝手な事情や
親同士の大人の事情など、さまざまな理由はあるものの
それが正しいことだとは、おそらく誰も思ってないはず。

さらに、連鎖と因果応報ともいうべきか、いじめをしている人間が、
{netabare}別の場所ではいじめられる立場にあったり{/netabare}
なんていうこともしっかり描かれていた。

唯一、いじめに遭っている子を放置せず、
いじめている側に立ち向かっていく大人が描かれていたのは
せめてもの救いだったけれど、いじめは大人の世界にもあるし
人間の心理に憎悪や嫉妬がある限り、たぶんなくならない。
この作品に描かれている以上に、もっともっと残酷で陰湿ないじめが
蔓延っている現在なので、今まさに・・いじめに遭っている人が見たら
「こんなもんじゃない!」と腹が立つほど不愉快に思うかもしれない。

でも、かつての多くの傍観者はきっと考える機会を与えられ
もしかしたら過去の自分の行いを恥じ、あらためて後悔するかもしれない。

だけど、いじめがなくならないのは傍観者だけのせいでもないし
いじめられる側に原因がまったくないとは言い切れない場合もあるし
いじめをする本人も、何かに苦しめられていたりするストレスから
はけ口的に行っている場合がほとんどなので
三者それぞれの大元を辿って解決しない限り、実際無理な話なのだ。

そしてその解決方法は、というと答えはひとつじゃない。
その場、その時々で考えないとならない。
1人だけで背負うのじゃなく、1人1人考えることが必要。
すぐに答えが出なくても、考え続けていくということに意義がある。
そう受け取れた作品だった。

投稿 : 2020/07/04
♥ : 24

58.3 15 アニメミライアニメランキング15位
BUTA(アニメ映画)

2012年3月24日
★★★★☆ 3.4 (24)
130人が棚に入れました
アニメーションの制作環境の問題解決や振興を図ることを目的とした文化庁の若手アニメーター育成プロジェクト「アニメミライ」2011年度制作の4作品のうちの1本。飯代のために海賊トラフグ一味の用心棒を引き受けたBUTAは、海賊船に捕らわれていたキツネの逃亡劇に巻き込まれる。欲望に忠実でバイタリティ溢れるBUTAと、心は純粋だが世間を知らないキツネの逃避行は大騒動に発展し……。個性的な動物たちが繰り広げる冒険活劇で、制作は「ルパン三世」シリーズや「NEMO ニモ」のテレコム・アニメーション。監督は「NEMO ニモ」のアニメーションディレクターとして知られる友永和秀。

声優・キャラクター
てらそままさき、沢城みゆき、咲野俊介、ゆきのさつき

maruo さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

子どもも大人も一緒に楽しめる冒険活劇 B

アニメミライプロジェクトの作品です。
アニメミライとは、正式には「若手アニメーター育成プロジェクト」といい、文化庁が主導し、2010年から実施しているアニメーターの人材育成事業のことです。
労働環境の悪化、過度の海外委託、低収入・長時間労働が、人材の使い捨て、喪失につながっているということが背景としてあり、日本の将来を担うアニメーターを育成するということを主な目的で行われるのが本事業です。
その他副次的目的もあるようですが、詳細はWikiでご覧になってください。

私たちの見ているアニメは、アニメーターの劣悪な労働環境の上に成り立っているもので、製作現場はいつも危機的状況にあるようです。
この企画の恩恵が及ぶのはごく一部だとしても、お役所にしては良い仕事だと思います。

さて、アニメミライばかり語ってしまいましたので、そろそろ本題に入ります。

本作は時代劇+冒険活劇です。
主人公はタイトルにもありとおり「ブタ」です。
手練のブタが、宝の地図のために誘拐されていた可愛い子狐を行きがかり上助けることになり、海賊「トラフグ一味」から逃げ回ります。
デフォルメされた可愛いキャラクターとは裏腹に、ブタとは思えない見事な殺陣が繰り広げられ、最後はなぜかおんぼろのロボットまで登場し、大バトルとなります。

大人にとってはどこか懐かしいようで新しい、子どもにとっては何も考えずに画面に食い入ってしまうような、そんな雰囲気を持った作品です。

ストーリーとしては、最後のロボットの登場がちょっと無理があるような気もしますが、深く考えずに視聴する分には楽しいのではないでしょうか。

投稿 : 2020/07/04
♥ : 9

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

kawaii系,stylish action! 王道『漫画映画』への回帰!!! 子連れブヒブヒどこへ行く・・・

アニメミライというプロジェクトがあります(中略



今作を実制作したのは古くは『カリオストロの城』や『劇場版じゃりん子チエ』を制作した名門中の名門スタジオ【テレコムアニメーション】
近年では白組との共同制作で『もやしもん』を制作し、黄金期の栄光を復活させたことも記憶に新しい



海賊に用心棒として雇われたテダレの“BUTA”が小ギヅネ一匹を連れて途方もない旅へ繰り出す冒険記の序章というお話でつ^^

かいけつゾロリかアンパンマンを髣髴とさせる可愛い動物キャラが、ガチンコの殺陣シーンを繰り広げるというギャップが面白い!
『北野武の座等市』のようなスタイリッシュアクションエンターティメント作品になってます
これは決して子供向けではないのです!
誤解無きように!



縦横無尽な殺陣はモチロンのこと、最後はなぜかロボまで出てくるという破天荒なストーリーですがw丁寧な作画が最後まで飽きさせず楽しませてくれることでしょう

完全無欠にしていぶし銀の渋さを合わせ持つ“ブタ”役にはてらそままさき、物語の鍵を握る“キツネ”役には沢城みゆき
とまあ豪華キャストも見所ですぜ!

投稿 : 2020/07/04
♥ : 13

chance さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

【時代活劇】天外魔境をジブリ風味に温めた良作

一人の腕利き風来坊がゆきずりの少年と旅する時代活劇で、アニメミライ作の1話完結モノです。
主人公BUTA?のチャンバラでのスカシた立ち振る舞い~焦りの強弱、他人の言動へのケチの付け方、道徳観点、自己中心的思考等々、言動に共感出来る点が多く、身近なヒーローとして親しめるキャラ立ちが魅力的です。
(例えるならアムロやカミーユのような人間としてダメダメなんだけど(自分だってダメダメなので)その言動に共感出来ちゃうみたいな?)

なお、活劇モノではありますがチャンバラアクションというよりほんわかあたたかーいコミカルな作風なので、古き良きジブリ作品みたいなの見たい人にオススメします。

投稿 : 2020/07/04
♥ : 4

58.2 16 アニメミライアニメランキング16位
ぷかぷかジュジュ(アニメ映画)

2012年3月24日
★★★★☆ 3.3 (28)
119人が棚に入れました
5歳の女の子ミカは、パパにずっと不満をいだいていた。海へ行こうと言ってるのに、休みのたびに仕事の電話がかかってきてしまい、なかなか約束を守ってくれないからだ。ひとりさびしく家のビニールプールに入っていたミカの目の前で、フロートボードだったジュゴンのジュジュがとつぜん言葉をしゃべりだし、代わりに海へつれていってあげようと語りかける。ジュジュに海中を自由自在に泳ぐ方法を教わったミカは、いっしょに不思議な世界へと向かう。ところがその先で見たものは、とらわれの身となった哀れなパパの姿だった……。

声優・キャラクター
加藤英美里、梅田貴公美、三宅健太、岡村明美、水橋かおり、納谷六朗

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

ジュジュと笑ってパパに勇気を貰う、そんな“超絶ネ申作画アニメ”

アニメミライというプロジェクトがあります(中略


まずお間違いにならないでいただきたいのはタイトルだけ、イメージボードやキャラデザだけ覗き見てしまうと未就学児向けの作品とカンチガイされるかもです
が、大人も十分楽しんでいただけますのでご安心を!


パパと一緒に海に行きたい5歳の女の子、ミカ
だけどパパは休みの日はいつも接待ゴルフに行ってばっか
それにどうもパパは海が苦手な様子
まさかパパって泳げないの!?


「そんなに海に行きたいのなら、僕が代わりにパパになってあげるよ」


一人寂しい思いをしていたミカに突然喋りかけてきたのは、ジュゴンの浮き輪だったはずの【ジュジュ】でした


ミカを連れてジュジュが行く不思議な海の世界が、丁寧でスピーディーな作画で描かれるのが見どころ


海面の波模様、水中の気泡一つ一つ取っても明らかに『ファインディングニモ』や『崖の上のポニョ』を意識した作りになっているにも関らず、それらに引けをとらない完成度ですね


そしてなにより、ミカちゃんの子供らしいくぁわいい仕草にも要注目です(キリッ!

肝心のお話の方もミカちゃんが「パパと海で遊びたい!」っていう悲痛な想いが胸に刺さります
それに応えんとして勇気を振り絞るパパにも好印象です


実制作を担当したのは元ウォルト・ディズニー・ジャパンのスタッフで構成された【アンサースタジオ】
最近は『川面を滑る風』とか一風変わった作品ばっか作ってましたけど、今作を通してこの会社が培ってきたフルアニメーションの技術(この場合、フルコマのアニメーションという意)が若手アニメタに継承されることと思うと、作ヲタ的には大変嬉しく思います^q^


いやしかしまあw
加藤英美里、水橋かおりの二人は幼女を演じさせたら強ぇっすなw

投稿 : 2020/07/04
♥ : 12

maruo さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

良質ファンタジー B

アニメミライプロジェクトの作品です。
アニメミライとは、正式には「若手アニメーター育成プロジェクト」といい、文化庁が主導し、2010年から実施しているアニメーターの人材育成事業のことです。
労働環境の悪化、過度の海外委託、低収入・長時間労働が、人材の使い捨て、喪失につながっているということが背景としてあり、日本の将来を担うアニメーターを育成するということを主な目的で行われるのが本事業です。
その他副次的目的もあるようですが、詳細はWikiでご覧になってください。

私たちの見ているアニメは、アニメーターの劣悪な労働環境の上に成り立っているもので、製作現場はいつも危機的状況にあるようです。
この企画の恩恵が及ぶのはごく一部だとしても、お役所にしては良い仕事だと思います。

さて、アニメミライばかり語ってしまいましたので、そろそろ本題に入ります。

5歳の女の子ミカが、なかなか海に連れて行ってくれないパパを尻目に、家のビニールプールで遊んでいたところ、フロートボードだったジュゴンのジュジュが突然しゃべりだし、代わりに海に連れて行ってあげると語りかけられて・・・というお話です。

ジュジュに連れて行ってもらった海にはファンタジーの世界が広がっています。
一見、子供向けのように思える本作ですが、映像美は大人の目でも十分に楽しませてくれると思います。
親子で見るなら、思わず大人の方から「綺麗だね~」って言ってしまいそうな美しさです。

最後の方で、ミカとパパの心の交流も描いています。
ただ、少し尺足らずのようで、あっさり描かれている印象です。
ファンタジーに興味がある方にはお勧めできる作品です。

個人的には、物語としては今一歩といった感じで、少し退屈しました。

投稿 : 2020/07/04
♥ : 5

takumi@ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

主人公のミカちゃんは可愛いけれど

主人公である5歳のミカちゃんは、とてもかわいいし
おっとりしていながら、色々と心得ているママもなかなか魅力的。
ただ、パパは仕事で忙しく、娘との約束もキャンセルして
度々接待ゴルフに行っちゃう様子。まぁ、よくある話かな。
(でも最近はそんな接待も実際減ってるらしいけどねw)

すねてしまうミカちゃんを見かね
庭にビニールプールを出して、フォローするママ。
そういう何気ない日常のシーンの描写は秀逸だったと思う。

ジャンル的にはファンタジー。
プールに浮かべたジュゴンのフロート、ジュジュが本物に変身。
パパとの約束だった海へ。
ジュジュがかけてくれた、ある夏の一日の魔法。

パパが娘を海に連れて行けずにいた本当の理由が
なるほど、あのシーンに繋がっていたのかと納得はしたけれど

でも、ついついジブリ映画が脳裏にちらついてしまい
思わず意地悪な感想を書きたくなってしまっていたのが
正直なところではあった。

投稿 : 2020/07/04
♥ : 16

59.9 17 アニメミライアニメランキング17位
パロルのみらい島(アニメ映画)

2014年3月1日
★★★★☆ 3.5 (28)
96人が棚に入れました
遠い海の向こうに浮かぶ小さな島。そこには未だ人間に知られていない不思議な動物達が暮らしていた。その島の子供、パロル・ズーズ・リコットは、ある日人間の世界の写真を拾い、その美しさに魅了され、掟を破って島を飛び出してしまう。初めて見る人間の世界に驚き、興奮するパロル達。ただ、そこには思わぬ落とし穴が待ち受けているのだが…。果たして彼らは無事に旅の目的を達成する事が出来るのか?

声優・キャラクター
藤村歩、勝杏里、川澄綾子
ネタバレ

ユニバーサルスタイル さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

見ている間だけ子供になれる素敵な世界

「パロルのみらい島」を手掛けたのはシンエイ動画。
シンエイ動画と言えばドラえもんを代表に子供向けの作品を多数生み出してきた会社です。
この作品も愉快痛快な子供向けアニメとして素晴らしいクオリティを誇る一作です。

あらすじ
{netabare}
動物だけの不思議な島で暮らすパロル・ズーズ・リコットの三人。
彼らは学校で絶対に島の外へは出てはならないと言いつけられていたが、ある日見つけた外の世界の素敵な写真にリコットは感激してしまい、パロルとズーズを連れて外の世界へ飛び出して行く。
{/netabare}


最初に飛び込んでくる島の光景でもうこの世界に引き込まれます。

広大な自然、そしてそこで暮らす動物たちの営みが躍動感をもって描かれています。まさしく夢の楽園といった感じの、憧れずには居られない世界でした。

動物といってもこのアニメのキャラクターは二足歩行で動くので人間とほぼ変わらず、違うのは文明のレベルが著しく低い事です。
そのためアナログな手段で島の中を移動しているのですが、その移動手段が凄い。よく考えたら人間にはあんなアクロバティックなこと出来ないので、人間より猿に近いかもしれません。

島の中を縦横無尽に駆け巡る姿は、自然と共生している彼らの生態を現しているようで印象的でした。


近代的な技術や文明は何も知らずとも、次々と新しい発明品を生み出すズーズはそれこそドラえもんにでも出てきそうです(笑)

科学者というよりはある種の職人のように、身の回りのものだけで便利な道具を発明していくズーズはパロルとリコットを支える縁の下の力持ちといった所です。

ズーズの力を借りて新しい世界へ飛び出した三人は、途中で小鳥の‘アン’に出会います。
アンの道案内で探していた場所へたどり着きます。

そこにはもう、異世界が広がっていてその困惑や感激がこちらまで伝わってくる様子でした。

私達にはそれほど違和感のない舞台であっても、パロル達には新鮮な光景であった。そのギャップをうまく表現できていました。
{netabare}
例えば自動車が往来する道とか。とっても驚いてましたよね。でもその後でバスに乗って移動していたような…アンの入れ知恵があったとはいえよく乗れたなあと思いました(笑)
{/netabare}

異世界に突然パロル達がやってきても浮かないような設定付けも辻褄が合うもので、納得できるし素敵な設定でした。
メモ{netabare}
その日は人間たちの祭りの日で仮装して街を歩いて良いことになっていたので、パロル達も子どもが仮装しているだけのように見えて目立たなかったのでした。
そう言われると可愛い子供が動物の着ぐるみを着て歩いているように見えてくるのが不思議ですね。
{/netabare}


それから起こるトラブルは、きっと島の大人が警告していた通りのことなのでしょう。
初めての危険に戸惑う三人。
島にいる頃から怠け者で臆病だったパロルが、今までの自分を思い起こし、このままじゃいけないんだと奮起し、二人のために闘う姿は興奮しきりでした。

やっぱりこういう葛藤とか成長って子供に見せる上で大事な要素だし、欠かせないシーンですね。


最後はハッピーエンドで、良い余韻を残して終わってくれました。

視聴者が予期していたエンドを見せるタイミングが完璧だったと思います。分かっちゃいるけど感心してしまう、匠の業でした。


当初の目的ともうひとつ、大事なのは恋愛要素。

パロルとリコットの関係もとても素敵でした。
リコットはいつもパロルの事を気にかけていて、だからこそいつも無気力に生きるパロルに腹を立てていました。
ズーズに好意を寄せているように見せつけて、本当はパロルに振り向いてほしいといわんばかりの態度は可愛らしくて憎めません。
変に良い子ぶらず自分の気持ちに正直なリコットは名ヒロインだと思います。


それから「アニメミライ」の作品はどれも作画は高水準で、あにこれ評価で5.0にふさわしいクオリティですが、その中でもパロルはずば抜けて作画が優れていると思います。5.0をカンストして10.0あげたい位高評価です。

色鮮やかな島のグラデーション、でも目に優しくずっと見ていたくなる美しさ。
アイランドという言葉が似合うような楽園そのものでした。

所変わって街の美術はとてもリアルで、パロル達と上手く溶け合うように工夫されているこだわりは圧巻です。
ヨーロッパのような街並みは最早ファンタジーのように感じられました。


ヒロインのリコット役が川澄綾子さん、凄い合ってたと思います。川澄さんにはもっと子供向けのアニメで活躍してほしいです。

そう言えばパロルの主題歌は一度聴いたら中毒になりますね(笑) ♪パロルパロル~と不思議な歌は面白い響きをしています。


よく「童心に返る」と言いますが、このアニメに限ってはその表現はふさわしくないですね。
見ている最中はもう子供に戻るというか子供になれる、何と言えばいいのか、童心に返る以上に素敵な気分になれる感覚です。

子供が見ていて喜ぶような、選りすぐりの面白要素に溢れていて感心しきりです。

タイトルのみらい島の‘みらい’はアニメミライにおけるアニメーターの未来と、このアニメを見てくれた子供の未来。その両方を応援するために付けられたように思えます。

子供の頃見ていたアニメを見返すようなワクワク感が全力で味わえる、またとない逸品でした。

投稿 : 2020/07/04
♥ : 9

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

ケモナー歓喜である(笑)今年度アニメミライにおける最高の作画クオリティ!冒険と成長と三角関係を詰め込んだ、アニメの宝石箱や~♪

文化庁が主催するアニメミライ、2014年度の一作


制作はシンエイ動画
シンエイ動画といえば星の数ほどある日本のアニメ制作会社の中でもかなり特徴的な会社ですよね
『ドラえもん』『クレヨンしんちゃん』等など、ファミリー向け作品を専門とし基本的にアニヲタに媚びた作品は作らないのが方針
(いやw『となりの関くん』は例外でしたかな?w)


今作で初監督を務めるのは現在『ドラえもん』でメイン演出家も務めるアニメーターの今井一暁
今回氏がオリジナルキャラクターとオリジナルストーリーで作り上げたのはまさに【子供の頃見て、興奮したアニメの原初的体験】を追求した作品
つまり、どこまでも果てしなく子供向け


どこかの島で暮らす人間が知らない不思議な生き物の村
その村のオトコノコでいつも学校をサボってばかりの弱虫、パロル
活発で島の外の世界に憧れるガールフレンドのリコット
島に流れ着く漂流物で発明をすることが趣味のズーズ
三人は危険が故に決して島の外には出てはならない、という掟を破り冒険の旅に出る
そして辿り着いた先で初めて見る人間の文明に触れてしまう・・・


まずとにかくよく絵が動くw
アニメーター育成の企画であるアニメミライにおいて、作画はもちろん重要視されるところでありますが、今作は今年度の中でも特によく動かしてきます
喜怒哀楽がコロコロ変わるキャラクターの表情は魅力的に、身振り手振りの芝居、そしてアクション
もうやりたい放題でありますw


子供向けと割り振っておきながら、主役のパロル、リコット、ズーズは見る人から見れば三角関係の幼馴染
サクッと甘酸っぱい要素を入れてくる辺りは流石の老舗、シンエイ動画なんじゃないでしょうか
そしてリコット、この娘可愛すぎw
2012年度にはケモナー歓喜の作品(笑)『BUTA』がありましたがw今作はそれを超えますw
リコットに惚れた人、あなたにはケモナーの素質ありますw


「パ~ロ~ル~♪」って子供の耳に残り易そうな優しいトーンで強烈なインパクトを誇るテーマソングもバッチリ作られてたりで、かなり本気を感じた一作です^^b

投稿 : 2020/07/04
♥ : 12

神崎凛 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

こんなに面白いアニメだったとは...

遠い海の向こうに浮かぶ小さな島。その島の子供、パロル・ズーズ・リコットは、ある日人間の世界の写真を拾い、その美しさに魅了され、掟を破って島を飛び出してしまう。初めて見る人間の世界に驚き、興奮するパロル達。ただ、そこには思わぬ落とし穴が待ち受けていた……。


最初は得たいの知れない生き物3匹の気ままな物語なのかと思っていたけど全然違いましたww絵柄が何かに似てると思ったら制作したのが「ドラえもん」などのスタッフらしくて納得しました。

人間が出てこない作品と思っていたので人間の世界へやってきたのが1番予想外でした。作画も凄く良くて動くシーンはめっちゃ動いてます。まるで1本の映画を観てる気分でした。

王道をテーマに作ってるだけあって凄く王道な作品になってます!私は単純に観てて楽しい映画とかとても好きなのでかなり面白かったです!!声優陣もかなり豪華でした!!

ぜひ何も考えずに鑑賞してほしいです!!

投稿 : 2020/07/04
♥ : 7

64.0 18 アニメミライアニメランキング18位
たんすわらし。(TVアニメ動画)

2011年春アニメ
★★★★☆ 3.8 (17)
87人が棚に入れました
のえるはアパートに一人で暮らすOL。ある日、母親から彼女の元に和だんすが恩着せがましく送りつけられてきた。仕事から疲れて帰ってくると、たんすの中から子どもが現れた。食いしん坊、板前、和服の子など、次々と個性的な子どもたちが出てくる。彼らは「たんすわらし」だった。大騒動が巻き起こり、最初は戸惑っていたのえるだったが、ともに暮らすうちにかつて経験したことのない感情がわきあがる。
ネタバレ

-Cha sMIN- さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

なんだかイイです

.
2011年3月
若手アニメーター育成プロジェクトの一作として公開
Production I.G製作のアニメ映画作品
ーWikipediaよりー

全25分
ドタバタから始まるので
興味を持って視聴できるかな
と思いましたが
ホッコリする作品でした
作画もホンワカしていて
視聴してよかったです
{netabare}
作中で突然親から箪笥が送られてきたり
食器棚が送られてきても
ひとり暮らしのアパートに
置く場所確保はできないと思うんですけどね
(⌒-⌒;
{/netabare}

投稿 : 2020/07/04
♥ : 1

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

2010年 PROJECT A(現在はアニメミライ)作品

30分

一人暮らしのOL、のえるさん、突然実家から古い箪笥が送られて来ました。
その箪笥に潜む「たんすわらし」(箪笥童子)との交流を描いたほのぼの作品です。

のえる役の能登麻美子さんの声に癒されましたね~

ちょっぴりウルウルするシーンもありましたが、楽しく観させてもらいました。

日常系が好きな方にはオススメです^^

最後に、私の家にもこの箪笥が欲しいと思いましたw

投稿 : 2020/07/04
♥ : 23

イカちゃん☆休止中 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

☆癒される短編

もじどおりタンスから子供のお化けが飛び出して
騒動をおこす楽しい作品です♪板前の子がいいです
(*^^*)☆

監督/黄瀬和哉

アニメーション制作/Production I .G

2011年第1回アニメミライ参加作品

投稿 : 2020/07/04
♥ : 3

60.1 19 アニメミライアニメランキング19位
万能野菜ニンニンマン(TVアニメ動画)

2011年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (20)
73人が棚に入れました
小学2年生のまりちゃんは、ニンジン、ピーマン、牛乳が大嫌いで、食べると気絶してしまうほどだ。ある日、苦手な食べ物をムリヤリ食べたら、ニンニンマン、ぴーマン、ミルクたち、ヘンテコな《お化け》が現れた! ニンニンマンたちはノリのいい魔法を使って、まりちゃんのトラブルを解決しようと活躍する。はたしてまりちゃんは、気まずくなってしまった親友のモモちゃんと仲直りができるのだろうか?

ろき夫 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

おすすめです!

監督・原案・脚本・キャラクターデザインを吉原正行が務め、彼をはじめとするP.A.WORKSのベテラン勢が脇を固める。

演出としてのキャリアを積んできた吉原さんを中心に、原画を担当する新人さんたちの指導に当たったということなんでしょうか^^ 彼らベテランの耕した豊かな土壌のもとで育成されてゆく新人さんたちに今後期待したいところです。
本作は安定した可愛らしい絵柄で、子供の成長をテーマとした、明るく元気の出るお話です。斬新さはないものの、各要素のクオリティはかなり高く、見て損はない内容だと思います。

【あらすじ】
舞台は複雑な地形をもつ海沿いの町。
そこに住む主人公の「まり」は、ちょっとわがままだけど、どこにでもいそうな小学生の女の子。
通学路には´きもだ橋´と呼ばれる橋があって、そこを通るのが怖い彼女はいつも遠回り。
そんな彼女の前に、苦手な食べ物の「にんじん・ピーマン・牛乳」が妖精(?)となって突如現れる!


以下感想↓(ネタバレはない・・・つもり)


まず、舞台となる土地の地形が面白く、それだけでも物語の想像を掻き立てられる。そのひとつがきもだ橋で、あの向こう側には何があるのか、どんな冒険記が始まるのかと、ついワクワクしてしまう。広げようと思えばいくらでも広げられそうな、そんな魅力に溢れている。

そしてなんていってもキャラクターが面白い!
お調子者のニンニンマン、赤ちゃんのピーマン、お姉さんのミルク。
特にニンニンマンのルックスがディズ二ー風で、ノリの軽さ、ギャグも完全にそれw
形を変え、いろんな動きをみせる三匹のやりとりがとってもキュートで面白い。

演出なども凝っている。
夢で出てくるお父さんとお母さんの姿を現実のものとリンクさせ、クスリと笑えるようにしてある。
学校の保健室での言葉のやり取りもユーモアに富んでいて面白い。
小学生の成長という、簡単な話の中に人間同士のやり取り、夢の描写、アクション、コメディ・・・いろんな要素がエンターテインメントとして綺麗にまとめられていて、まるで短編のお手本のような作品になっている。そして個人的にお気に入りなのが、こっちが観ていて楽しめるのはもちろんだけど、制作サイドのベテランクリエイターの´思いやり´のようなものまで伝わってくるところ。
つまり、新人クリエイターの実力向上への配慮だ。いろんな要素をくまなく取り入れ、バランス良く勉強できるように物語を設計したんじゃないのか。
本作は教材としても作りこまれている、そんな誠実さと愛情を感じる作品だった。

「あせらずとも乗り越えられるよ、そのうち」
子供の成長を温かく見守る両親の目線が、若手を優しく見守るベテランたちの目線のようにもうつり、さりげなく応援のメッセージを彼らに送っていると感じた。
なんだか、観てるこっちの背中も押して励ましてくれたような気がして元気が出た。
P.A.はこれからもしばらくは安泰そうで何より。やんや、やんや。
アニメミライというコンセプトに、これほどふさわしい作品はないんじゃないかと思います。

この作品を通してP.A.にさらに興味が湧きました。
「有頂天家族」「凪のあすから」は評判が良く、まだどっちも観てないのですごく楽しみです。
そして、これからの作品にも大いに期待して良いんじゃないかと思います。

投稿 : 2020/07/04
♥ : 6

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

2010年 PROJECT A(現在はアニメミライ)作品

全1話 約25分作品 P.A.WORKS制作

アニメミライとは2010年より若手アニメーター育成プロジェクトで毎年春に4作品発表してます。(広報大使は西川貴教さん)

BSで特集があったので観てみました。

小学生のまりちゃんはにんじんとピーマンと牛乳が大嫌いで、ママから言われてしぶしぶ食べたら、ちっちゃなマスコットみたいな元気でちょっとずれているニンニンマン、ドジなぴーマン、ツンデレのミルクが現れました。3つの妖精?と友達のももちゃんとのエピソードを描いたお話です。

なかなかコミカルでほのぼのとして面白かったです。
キャラの表現が(顔の表情や動きなど)いいですね~

声優さんも豪華です。
まりちゃん役は早見沙織さん、ニンニンマン役は森川智之さん、ぴーマン役は釘宮理恵さんなどそれぞれ合ってましたね。

子供向けような作品ですが、大人でも楽しめる作品だと思いました。

最後に、まりちゃん好き嫌いなくしてね~

投稿 : 2020/07/04
♥ : 18
ネタバレ

ま いっか さんの感想・評価

★★★