カレーパンおすすめアニメランキング 2

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメのカレーパン成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年03月29日の時点で一番のカレーパンおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

62.3 1 カレーパンアニメランキング1位
スクールガールストライカーズ Animation Channel(TVアニメ動画)

2017年冬アニメ
★★★★☆ 3.2 (183)
708人が棚に入れました
新生私立女子高・五稜館学園。
この学園には知られざる裏の顔がある――。

時空の歪みから現れる、謎の妖魔「オブリ」。
この人類の的に対抗できるのは、五次元空間を探知できる能力を持った「ストライカー」と呼ばれる少女達のみ。

五稜館学園は素養を持つ少女達をスカウトし、オブリを討伐する戦闘部隊「フィフス・フォース」を育成する機関でもあった。

新たに結成されたチーム「アルタイル・トルテ」に所属する5人の少女達の、戦いと友情の物語が幕を開ける!!

声優・キャラクター
石原夏織、日高里菜、沢城みゆき、花澤香菜、小倉唯、伊瀬茉莉也、野中藍、村川梨衣、Lynn、内山夕実、冨岡美沙子、田野アサミ、小林ゆう、山本希望、もものはるな、木戸衣吹、釘宮理恵、牧野由依、藤野泰子、浅川悠

シャベール大佐 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

綺麗な作画と豪華な声優で描く、美少女学園アニメ(バトルあり)

スマホゲーム原作の美少女学園バトルアニメ。全13話。
項目別に点数をつけると自分でも意外なほど高くなって少しびっくりなのですが、素直に面白かったです。毎週楽しみに観ていました。
観始めてまず感じたのは作画の綺麗さ。やはりソーシャルゲーム系は予算が潤沢なのか、通常シーンのキャラ、アクションシーンの動き、学園や寮の外観や内装といった背景画まで、全体的にとてもよく作られていて、最初まだこの作品が面白いかどうかわからなかった時点から、結構熱心に画面を観ていました。
内容的には、バトルアニメとしてのストーリーもそれなりにあって悪くはないですが、作品の大部分は、笑える会話や馬鹿馬鹿しい事件、ノルマのようなシャワーシーンなど、ゆるい雰囲気の日常描写で占めていて、そういった美少女日常系の作品として、かなり出来が良かったと思います。
キャラは非常にたくさん登場しますが、物語の中心となるのは主人公のチーム5人と、その他重要なキャラ数名といったところなので、無理に全部覚える必要はないです。キャラデザはかわいくて、戦闘シーンのコスチュームはやや露出が高め。真面目なリーダー、甘えん坊のロリっ子、頼りになるお姉さん系、お調子者的ムードメーカーなど、いろいろなタイプのキャラがいます。
声は人気声優が揃っていて、かなり豪華。主人公の美山椿芽(みやまつばめ)を演じていたのは石原夏織。声質が好きな声優さんなのでとても良かったです。いちばん印象に残ったのは沙島悠水(さじまゆうみ)役の花澤香菜。明るく陽気で周囲を笑わせるようなキャラをノリノリで演じていて、個人的には普通にヒロインを演じるときよりも、こういった弾けた脇役の演技のほうが好みだったりします。その他にも、小倉唯、日高里菜、沢城みゆき、釘宮理恵など、それぞれ個性を発揮していたと思います。
音楽は、OP、EDともに、作品の雰囲気に合っていて良かったです。
全体的に、美少女キャラのゆるい日常学園ライフを綺麗な作画と豪華な声優で描いていて、そこにいちおうバトル要素もありますよ、くらいの感覚で楽しみました。あまり話題にもなっていなかったようですが、かなり好きな作品でした。

投稿 : 2024/03/23
♥ : 16
ネタバレ

ezo さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

美少女だらけの学園バトルもの

ソシャゲ原作。

スクストという名前は以前からCM等で耳にしていたのでついにアニメ化まで行ったのかという感じです。

おそらく似たジャンルであろう「アンジュ・ヴィエルジュ」は周りの評価が低くても個人的には好きなアニメだったのでこの作品にも密かに期待してます。

1話目感想
{netabare}
内容に関してはまだ何とも言えませんが
とりあえず作画は好みですし声優も良い感じだったので割と楽しめました。

一応説明等もありましたがゲームを知っている前提のような会話が多かった印象。

これからのストーリー次第では結構楽しめる作品になるかもしれませんが
OPの雰囲気からはあまりシリアスになりそうな気配はあまり感じられず。

良い友情もの、成長物語として面白くなっていくことに期待。
{/netabare}

2話目感想
{netabare}
特訓回なので仕方がないですが話はほとんど進まず。

相変わらずアクションシーンの作画は良いですが退屈に感じる回でした。

ゲームをやってると印象は変わってくるのかな。
{/netabare}

3話目感想
{netabare}
過去回。椿芽は過去に何かあったのかな。記憶がないのは何故?
少し続きが気になる感じではあるけど今のところ面白くはないかな。
{/netabare}

4話目感想
{netabare}
微妙な味を再現って結構難しそうな気もするけど流石悠水。

ストーリーはともかく

「ちゃんと微妙だったよ」
「そこはまぁ主観なのでご自由に」
「おい美少女!」
とか会話は結構面白かった。

面白いかどうかは別だけど、バトルものなのに日常多めでのんびりした微妙な感じが割と楽しい。
{/netabare}

5話目感想
{netabare}
悠水というかざーさんが面白かった。

作戦説明からの「バカな~!」はテンポが良くて観ていて楽しかった。

生き生きしたざーさんの演技はやっぱり良いですね。

シリアスになりすぎず、ずっとヘンテコな回をやってたほうが楽しめそうな感じになってきた。
{/netabare}


6話目感想
{netabare}
ハチャメチャな感じの良いギャグ回だった。

これぐらい好き勝手やってるほうが面白いなぁ。

しかしCパートの写真が何やら不穏...。

実は椿芽以外は存在してないとかそんな話だったらすごいけど、元がソシャゲだしそんなことはないのかな。

次回はシリアスなのか、それともまたギャグなのか、少し気になる引きだったから次回はちょっと楽しみ。

一方で作画が徐々に微妙な感じになってきているのは残念。
{/netabare}

7話目感想
{netabare}
特訓回やギャグ回が続いていましたが今回でやっと話が進みました。

ギャグ回も好きでしたが本筋も進めないといけませんしね。

仮面女と3人組。どっちも椿芽が関係していそうです。

ストーリーとは関係ないですが、悠水、サトカのボケにもツッコミにもなる感じが個人的には結構好きです。
{/netabare}

8話~12話
{netabare}
三姉妹と仲良くなったり、探検隊ごっこをしたり遊んでいたのは11話まで、12話は今までと変わってかなりシリアス寄りになっていて面白かったです。

椿芽がモルガナ?モルガナとは一体...。

色々分かったようでわからない部分もあるので何とも言えないけど最終回次第では評価が一気に上がるかもしれません。

まさかギャグ回が伏線だったのは。

最終回に期待。
{/netabare}

13話目感想(最終回&総評)
{netabare}
隊長さんが椿芽を救いハッピーエンド?

ラストが急展開すぎてイマイチな印象になってしまいました。

隊長さんについてもっと色んな説明があったら良かったんだけどほとんど説明なかったし、やはりゲームをやってるファン向けの作品なのかなぁ。

面白くなりそうな要素は凄くあったのですが、結局1クールだけでは上手く出来ず、一応は纏まったもののアニメ組の自分としては微妙に感じてしまいました。

ゲームをやってない人はストーリーというよりは中盤までのコントのようなギャグパートを楽しむ感じの作品なのかも。

パロディや声優さんの力もあり、この手のアニメにしては結構印象に残る作品だったと思います。
{/netabare}

投稿 : 2024/03/23
♥ : 9

ZORRRO さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

流れるように終わりました。

普通に観れました。あんまり真面目に観ませんでしたけど(汗)

キャラが王道の【リーダー】【大人っぽい】【元気】【クール】【ロリ】の5キャラ。
もうちょい主張激しくてもクドくはないと思いますが、
声優さんが良かったのでそれなりにキャラたってました。

絵は綺麗ですし可愛いです。

流れるようにと書いてますが、特にこれといって激しいアクション無く、
まあこうなるわなぁ。といった展開で進んでいくので、
万人受けといったところでしょうか。

投稿 : 2024/03/23
♥ : 4

63.1 2 カレーパンアニメランキング2位
ふたりはプリキュア Splash Star(TVアニメ動画)

2006年冬アニメ
★★★★☆ 3.7 (79)
432人が棚に入れました
海原市立夕凪(ゆうなぎ)中学校に通うふたりの女子中学生、日向咲と美翔舞。ふたりは、「泉の郷」からやってきた花の精・フラッピと鳥の精・チョッピの力により「伝説の戦士プリキュア」に変身し、滅びの力で世界を支配しようとするアクダイカーンやその手下と戦う。

声優・キャラクター
樹元オリエ、榎本温子、山口勝平、松来未祐

takato さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

花が咲き、鳥は舞う。風が薫り、月は満ちる。

正直全体的にはどうかと思う部分が多い。


戦隊もの的に単に悪いやつを毎週倒すな展開だと単調だし、特に戦闘シーンの作画はヤベーレベルにピンチなことが多い。


ラスボスもネオエクスデス的で、設定上の敵というだけで深味やカリスマに正直欠ける。ドッキリ展開も、展開のための展開な感じ。mhの展開と似てるし。


しかし、満と薫の存在が本作を際立たせている。


主役の咲と舞は良いキャラだけど、葛藤や悩みといった人間的に成長する余地があんまりない。


その点、初の寝返り幹部キャラ(正確には違うともいえるが)で不憫な満と薫は葛藤が実に良い感じ。


みんなに触れ合う内に目覚めた気持ちに悲しいような困ったような笑顔を見せる二人。


ついに、プリキュアと闘う決意をするも、その前に初めて曇りのない笑顔を見せる二人。


解説に烈海皇がいたら「裏返ったぁ~!!(満と薫の気持ちが)」な名シーンである。


そして、クライマックス。


間違いなくプリキュア史上に残る燃える復活シーン


ここも烈海皇がいたら「復活!!、ふたりはプリキュアスプラッシュスター復活!!。」な名シーンである。


そして、4人の名前の意味と、「グレンラガン」のごとき最終回タイトル回収が炸裂。


色々あったけど、こんなもん見せられたら好きになっちゃっうよね。本作は、満と薫が人間になる物語として評価したい。


しかも、二人はプリキュアにはなれなかったから、その後のオールスターとかには出れないし…。


もっと二人の出番が多かったらなぁ~。


あと、本作の大きな力の一つは佐藤さんの音楽だろう。プリキュアは音楽が際立っている時はやはり輝きが違う。

投稿 : 2024/03/23
♥ : 8
ネタバレ

yuugetu さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

「命」というテーマを描ききった名作(少し修正)

2006年2月から2007年1月放送のTVアニメ。
「ふたりはプリキュア」から、キャラクターも舞台も刷新。
前作は、正反対の二人の女の子の絆の強さが印象的で、なぎさとほのかの関係性が一番のポイントだったと思っています。
対して本作は最初から仲がよく、二人が他の「命」と繋がって行く感じですね。

私はMAXHertからリアルタイムで見ていて、最初は若干の違和感はありました。(すぐにそれもなくなり、今ではすごく気に入っているんですけど)
本作で主人公の入れ替えと言う思い切った選択をしたことが、その後のプリキュアシリーズ化に多大な貢献をしたとも思います。


一貫した「命」というテーマ、地味ながら印象の良いキャラクター達、世界観をあらわす美しい背景、敵幹部の面白さなどが見所。
それらの要素と設定が全てテーマにリンクしているのがとても良いです。

バトルは前作までのアグレッシブな肉弾戦は控えめになり、精霊の力を借りた魔法のような技のぶつかり合いが増えました。
そして「自分たちの大切な日常を守る」という初期コンセプトに沿って、精霊の力をバリアとして用いる、纏った光の粒が衝撃をやわらげるなどはっきりと「守り」を視覚化しています。

全体のまとまりはしっかりしていますが、人によってはダレを感じる部分はあるかもしれません。
ですが単発のエピソードや日常回も、舞台や登場人物を掘り下げる地味ながら良い話が多いです。


【ストーリー】
海原市立夕凪中学校に通う日向咲は、大空の樹で美翔舞と出会い、「泉の郷」からやってきた花の精・フラッピと鳥の精・チョッピに請われ、二人でプリキュアに変身。滅びの力を振るうダークフォールから泉の郷(精霊の世界)を取り戻し、緑の郷(人間の世界)を守るために戦うことに。


【キャラクター】
{netabare}
地味ですが逆に言うと地に足が着いた印象が強く、大人は落ち着いており、子ども達は純粋に可愛いです。

咲は活発なムードメーカーで妹を可愛がるお姉ちゃん、舞は穏やかですが勘が鋭く意思も強く、二人とも良い子でとても感情移入できます。
日常描写が本当に丁寧で、家族の登場場面、地元の人たちとの交流やクラスメートのエピソードがかなり多く、自分たちの住む町が好き、そこに暮らす人たちが好き、というキャラクターに厚みを出していると思います。

泉の郷からやってくる精霊達も見所ですね。
咲と舞のパートナーであるフラッピとチョッピ、中盤から登場する幼い精霊ムープ、フープは可愛らしくくるくると良く動き回り、そこは女児向けらしいですが、4匹ともプリキュアを助けるために危険に飛び込むような行動もし、心の強さも持っています。ムープとフープは満・薫とも縁があり、人間関係(?)でも役割を持っていたのも良かったです。

泉の郷のフィーリア皇女は最初は力を失っており、プリキュアが奪われた6つの泉を取り戻すにつれ回復して行きます。
戦う力はありませんが咲と舞をできる限り助け、プリキュアへの感謝の心や精霊たちをねぎらう優しさを常に持っている、人の上に立つ者の鑑みたいなキャラクター(一時期、訳あって咲の家の猫・コロネの中にいたりしますがw)。
最高位の精霊なのだろうとは始めから思ってましたが、ラストで明かされる世界樹の精霊というのも設定として良く嵌っており、デザインもシンプルながら上品で美しく、とても好きなキャラクターです。

強烈な個性を持つのはむしろ敵側で、きわどくインパクトのあるキャラクターデザインと声優さんのアドリブもあいまって、アクダイカーン様以外の全員がかなり濃く面白いキャラにw
特にゴーヤーンはもっとも酷薄で、序盤はアクダイカーンの腰巾着のようですが、後半の活躍もあって凄く良いキャラクターになっています。
真の姿のデザインはちょっと世界観違いますけど、器のでかさが恐ろしいというかカッコいいw森川さんの演技、すごく良いです。
{/netabare}


【テーマについて】
{netabare}
本作はテーマが一貫して「命」であり、咲は「全てのものに命は宿る」と両親に教えられていて、この言葉が作中でも度々出てきます。
対してダークフォールは「滅びの力」を使っていて、「殺す」のではなく存在そのものを「消す」ことが目的でした。

「生と死が循環するのが命の正しい在り方」というのが本作の肝。
子ども向けアニメで人や生き物が死ぬシーンを入れずにそれを表現するのは簡単ではありません。

ですが本作では、襲ってくるダークフォールの幹部は自然物の命を歪めた存在で、プリキュアに倒されることで正常な命の循環に還るのです。
満と薫はもともと滅びの力から生まれた存在ですから精霊たちにとってはある意味では異物でした。ですが命の営みは単純な繰り返しではなく、時に異物を受け入れても大きな流れは変わらない複雑な「循環」です。だからこの世界には満と薫が受け入れられる場所があったのだと思っています。

序盤から「絶対に奪われてはならない」と言われていた7つ目の泉“太陽の泉”が実は母なる海であるというのも、初見では驚きましたがテーマにしっかり嵌っています。舞台が海に面した街であったことも良かったと思います。

人との繋がりを大切にする、命を大切にする、自然を美しいと思う、そういう小さな演出が最後までぶれなかったのが本作の凄いところ。その積み重ねがテーマに説得力を生んでいました。
{/netabare}


【満と薫について】
{netabare}
満と薫はダークフォールの幹部として咲と舞を倒すために近づきます。(いわゆる偽友作戦てやつですね)
最初は二人は考えている事はあまり変わらないのですが(容姿は全然違うんですが)、緑の郷での経験が増えるにつれ、二人の言動に少しづつ個性のようなものが見えてくるのも面白いです。
緑の郷を美しいと感じるようになり、咲や舞と友達になった満と薫は、アクダイカーンを父親と慕いながらも命令と自分たちの願いとの板挟みに悩みます。中盤の山場で、自分たちの本心をアクダイカーンにぶつけるシーンは必見。

そして二人を後押しし、助けようとする咲と舞。
命の大切さと世界の美しさを生まれたときから知っている咲・舞と、緑の郷に来て初めてそれを知った満・薫の対比が上手です。
終盤の満と薫のエピソードも重くなりがちでしたが、それを一緒に背負う咲と舞が負担を軽くしてくれました。

ラスボス交代は驚きましたが、満・薫に親殺しをさせたくなかったという理由もあったのではないかと思います。
この辺りは子ども向けとしての配慮でもあるかな。
{/netabare}


【本作の最大の特徴】
{netabare}
私が本作に特に感じるのは「重さ」です。

序盤では咲と舞は敵に「どうしてこんなひどいことをするの?」というような問い掛けを度々しています。話し合いが出来ないか模索するような描写です。
しかしダークフォールが求めるのは無の世界なので、自分たちの大切なものを守るには戦う以外の選択肢はありませんでした。

悪を倒すとかそういう話ではないのは他のプリキュアもそうなんですけど、ここまで和解の可能性が無いのはSSくらいじゃないかと思うのですよね。
歴代プリキュアの中である意味もっともシビアで過酷な設定ではないかと思いますし、行き着くところまで行ってしまった感じもあります。バトルが抑え目にも関わらず本作をかなり「重く」感じる理由はそこなのでしょう。
そしてそれを女児向けらしい明るさと優しいキャラクターで緩和しているのが素晴らしいところ。

プリキュアシリーズは作品が進むにつれ、敵との和解による戦いの終息へと女児向けとしては妥当な路線変更が行われました。
私はどちらも好きですし、今も楽しめています。
{/netabare}

派手さはそこまでありませんが、子ども向けとしての細やかな気遣いが感じられ、明るい雰囲気で深いテーマを描いた素晴らしい作品です。
いろんな年代の人にゆっくり一話ずつ楽しんで欲しいです。(2015.11)

投稿 : 2024/03/23
♥ : 16
ネタバレ

ACやざわ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

中盤以降の安定した面白さ

初代プリキュアのあとに制作されたシリーズ2(3)作目
前半は初代と比較されあまり、評判は芳しくなかったようだ
また、プリキュアの特徴であった戦闘シーンがかなり控えめになってしまい、その点でも厳しい評価を下されてしまった
それによって早いうちに視聴者が離れてしまったことが残念でならない
なぜならばSSが真価を発揮するのは中盤以降だからだ

{netabare}霧生薫、満の登場が物語を一気に面白いものに変えた
本来は幻の2期で展開されたであろう展開を一気に2クールに詰め込んだ結果、物語のテンポが良くなった
シリーズにありがちな中だるみもあまりなく、魅力的な敵キャラたちも相まって、安定した面白さを維持することとなった
{/netabare}

シリーズの中では決して評価が高くはないが、見てみると面白い
それがスプラッシュスターであろう
それだけに前作と比較され、初期で低評価をされてしまったのが惜しまれる

もちろんプリキュアシリーズでも一押しの作品である

投稿 : 2024/03/23
♥ : 3
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