カーチェイスアニメOVAランキング 7

あにこれの全ユーザーがアニメOVAのカーチェイス成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年04月20日の時点で一番のカーチェイスアニメOVAは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

72.6 1 カーチェイスアニメランキング1位
攻殻機動隊 SAC_2045(Webアニメ)

2020年4月1日
★★★★☆ 3.7 (143)
609人が棚に入れました
2045年。全ての国家を震撼させる経済災害「全世界同時デフォルト」の発生と、AIの爆発的な進化により、世界は計画的且つ持続可能な戦争“サスティナブル・ウォー"へと突入した。だが人々が、AIによる人類滅亡への危機を日常レベルで実感できるまでには衰退の進んでいない近未来――。内戦・紛争を渡り歩き、廃墟が横たわるアメリカ大陸西海岸において、傭兵部隊として腕を奮っている全身義体のサイボーグ・草薙素子とバトーたち元・公安9課のメンバー。電脳犯罪やテロに対する攻性の組織に所属し、卓越した電脳・戦闘スキルを誇っていた彼女らにとって、この時代はまさにこの世の春である。そんな草薙率いる部隊の前に、“ポスト・ヒューマン"と呼ばれる驚異的な知能と身体能力を持つ存在が突如として現れる。彼らは如何にして生まれ、その目的とは。大国間の謀略渦巻くなか、いま再び“攻殻機動隊"が組織される――。

声優・キャラクター
田中敦子、阪脩、大塚明夫、山寺宏一、仲野裕、大川透、小野塚貴志、山口太郎、玉川砂記子、潘めぐみ、津田健次郎、林原めぐみ
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

NO NOISE、NO LIFE

神山健治&荒牧伸志監督、
士郎正宗原作の傑作サイバーパンク。

2042年、米帝、中国など、
主要先進国はお互いに利益を享受する、
持続可能な戦争を模索していた。
世界はサスティナブルウォーと揶揄される、
産業としての戦争をスタートさせた。
経済行為としての戦争の始まり、
サスティナブル、現代を象徴する言葉である。

結論を先に言おう、強烈に面白い。

顔の表情などに違和感が残るも、
初回で慣れれば、むしろ身体の動きや、
背景・戦闘描写など情報量に圧倒される。
フラットに批評すれば悪くはない。

こうなると攻殻の独断場である。
SACシリーズは物語の強度が群を抜いている。
飛び交う攻殻言語に電脳が零れ落ちそうだ。

相対する相手が魅力的なのも変わらない。
{netabare}ポストヒューマンが描くであろう、
過剰な正義と平穏で静寂な世界では、
どれ程の地平が待っているのか!?
事件の行く末を見逃してはいけない。{/netabare}

ビッグブラザーの登場が待ち遠しい。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 44

takato さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

攻殻ブランドの凋落ぶりよ….。

攻殻といえば、言わずとしれた名作SF刑事アニメ!。特にテレビ版1期は、その知性と深みといい、大人な味わいと渋さといい、キャラの魅力にエンタメも備わった歴史的な傑作と言っても過言ではあるまい。


そんなブランド力溢れる作品だが、ソリッドソテイトを最後に神山監督の手を離れてから正直凋落していった感があった。アライズは沖方さんがやると聞いた時は歓喜したもんだなぁ…(遠い目)。しかし、ついに神山監督の手に戻って、お馴染みのメンバーで再アニメ化と聞いて、これは真打ち登場か!と期待せざるをえなかったが…。


ゆ、緩い…。色んな意味でゆるゆる…。ストーリー構成、新キャラ、各話の緊張感、全てが緩い…(藩さんは好きだが、このキャラは攻殻にはねぇだろ)。かつてのメンバーが揃ってるのはファンとしては嬉しいが、テレビ1期から色々進歩したはずなのに肝心の脚本や演出が緩いし温い…。


テーマは興味深い面があるえけど、それ以前になんだこのハリウッドアクション映画的な微妙なノリは…。キャラもなんか違う…。


これはかつてヒットを飛ばした漫画家が、その後に色々やったけどかつてのような成功はなくて、結局凄い久々にかつてのヒット作の続編とかをやってる感じ。この人の中にはもう彼等はいないんだなぁ…というガッカリ感。


まだ話は続くから最終結論ではないが、これなら1期の「タチコマの家出」を見直したほうが有意義。あっちのほうが15年近く前なのに、進んだ内容かつ見事な上手さがあった。攻殻1期のレビューは後で書きます。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 20

えれ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

批判の前に。

レビューとは言えないかもしれないけど早めに書いときます。
CG批判、新キャラ批判だとか初心者向けだとか...
ちょっと待って欲しい。神山監督と荒牧監督のインタビューまず読みましたか?
CGは神山作品の適正だから、新キャラは若者に媚びたとでも思ってもらえばいい、未来予測というアプローチをやめようというのがあったetc...
皆さんの疑問には既にヒントが出てますよ。
CGはキャラこそ変ですが、ネット会議シーンなど複数人が集うシチュエーションで効果的だったと思いますよ。背景も悪く無かったです。4話辺りから夜の縁側がちらほら写りますが、SAC1話の時の夜の縁側と見比べてみてください。

SACの強みっていかに作品が高尚なのかばかり語られますけど、まず士郎正宗の原作から「面白く」作り上げた事も重要で、伝わる物を先ず作っているというプロの匙加減は妙だとは思いませんかね。そもそも攻殻という散々やってきたタイトルですしどこまで期待してたかにもよるとは思いますが。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 13

68.7 2 カーチェイスアニメランキング2位
ルパン三世 炎の記憶~TOKYO CRISIS~(OVA)

1998年7月24日
★★★★☆ 3.8 (73)
510人が棚に入れました
時価二千億とも言われる徳川家の財宝。それは今でも東京のどこかに眠っており、その在処は徳川慶喜を写した2枚のガラス乾板、通称「巽の慶喜」と「乾の慶喜」に記されているという。月曜日、さっそくルパンは、若き実業家・マイケル・スズキの依頼で銭形が運搬担当している「巽の慶喜」を狙うが、銭形の機転で計画は失敗。火曜日、次元に協力を求めたルパンであったが、次元は虫歯のために銃を撃つのもままならないありさま…。協力を断られたルパンは、仕方なく単独で行動を開始した。一方、銭形のもとには雑誌記者のまりやが取材に押しかけてくる。取材攻勢にあいながらもガラス乾板を届けた銭形は、マイケル・スズキが造ったテーマパーク「アクアポリス」の警備を命じられてはりきっていた。銭形の警備のもと、残る「乾の慶喜」をトラックで輸送することを知ったルパンは、輸送中にガラス乾板を盗む作戦を実行する。
ネタバレ

Moji さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

TVスペシャル第10弾(1998)

世界を股に駆けて盗みを働くルパンだが、今回の舞台は東京、お宝は徳川の埋蔵金。
虫歯で銃を撃てないガンマン(次元)と剣を盗まれた剣士(五ェ門)を相棒にどうする?ルパン?
前回、怪我でお休み(?)だった銭形警部が活躍する回でもある。
その他、いろいろ見所あり。
・中島誠之助氏「いい仕事してますねぇ」。
・とっつぁんの下の名前{netabare}「幸一」{/netabare}が登場。
・この11年後対決するコナンの後姿がOPに登場!(灰原哀は声のみ出演。)
 「ルパンvsコナン」の伏線か?(そんな訳ねぇ~だろ)

投稿 : 2024/04/20
♥ : 1
ネタバレ

ヲリノコトリ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

ルパンベスト10のためのレビュー

【あらすじ】
東京を舞台に、ルパンが実業家の陰謀を暴く。予知能力を持つ女性と銭形がいい感じに……。

【成分表】
笑い★★☆☆☆ ゆる☆☆☆☆☆
恋愛★★☆☆☆ 感動★★☆☆☆
頭脳★★☆☆☆ 深い★★☆☆☆

【ジャンル】
ルパン三世、TVスペシャル10作目(1998)、銭形中心

【こういう人におすすめ】
「ルパン三世全部見るぞ」って人。ハラハラドキドキ系ルパン。銭形ファン必見。

【あにこれ評価(おおよそ)】
67.9点。

【個人的評価】
トップクラスに好きなルパン作品。ヒロインの可愛さと悪役の腹黒さがトップクラス。
『自分のお気に入り』

【他なんか書きたかったこと】
{netabare}
 ルパンベスト10のためのレビュー。↓以下同文。
{netabare}
 まだ私が無垢な魂をぶら下げて山野を駆け巡っていた頃、風邪をひくと隣町の小児科に行き、ついでに隣町のレンタル屋で「ビデオ」を借りてきて、布団の中でそれを見ながら、私の液性免疫が急性上気道炎を撃退するのを待つ、という風習が我が家にはあった。
 その「ビデオ」(現在で言うDVDの立ち位置)はほとんどがアニメ映画であり、そのため私は、私が受精卵としてすら存在していなかったときの古いアニメ映画をほとんど知っている。
 ジブリコンプリートなどは我が家にとっては序の口で、ルパン映画、劇場版クレヨンしんちゃん、劇場版ドラえもんなどはほぼ制覇したと思われる。 その中でクレヨンしんちゃんとドラえもんはあまり覚えていないが、ルパン三世は当時の汚れ始めた私の魂にジャストフィットしたらしく、各作品を非常に鮮明に覚えている。

 で、今回ルパンベスト10を作ろうと思い立って、ついでに短めにレビュー書きます。最低でも10個書かなあかん(笑)
 あ、ルパン三世のテレビアニメ1期もたぶん「ビデオ」で観てるんですが、さすがに作画が古すぎて心に留まらなかったようで覚えてないです。だから「ルパンは本来こういうものなのだ!」みたいなのは無理っす。原作も知らないし、というかモンキー・D・パンチさんが何者かもいまいちわかってないし、栗田貫一さんの声に何の違和感も感じてません(笑)
 そういう若輩者の素直な感想です。
{/netabare}

 
 ルパン作品を書き散らした結果、私はどうやら年代で言うと世紀末付近のTVスペシャルと、それ以前の映画版が好きだったらしいということが分かりました。思い返せるほか作品との違いとしては作画か。そのあたりで丁度作画が急成長したかもしれませんね。で、その直後にセル画じゃなくなって、作画の面白みが無くなって低迷したのかな。
 無垢な私は作画でアニメを観てたのか。今は作画はあまり重視してないなあ。

 これもすごく印象に残っている好きな作品。でもこの作品のとっつぁんですら、すこしかっこよすぎると感じていた。
{/netabare}

投稿 : 2024/04/20
♥ : 7

65.4 3 カーチェイスアニメランキング3位
ルパン三世 1$[ワンダラー]マネーウォーズ(OVA)

2000年7月28日
★★★★☆ 3.7 (76)
431人が棚に入れました
1カラットもない安物の指輪、マルケスの記念指輪がニューヨークのオークション会場に出品された。呆れ返る衆人をよそに、一人の紳士が百万ドルの値を付けるが、1$差でバンク・オブ・ワールド頭取のシンシアに競り負けてしまう。 そこへ銭形警部が現れた。 シンシアと競り合っていた紳士の正体はルパンだったのだ。 ルパンは指輪を奪い逃走しようとするが、シンシアの部下ナビコフに奪われてしまう。指輪には、持っているだけで世界の王になれるというブローチの所在を示す秘密が隠されていて、シンシアもそのブローチを狙っていたのだ。 ルパンと次元は、宗教にのめり込む五ェ門と共にバンク・オブ・ワールドに忍び込んだ。

酒と肴と頭痛 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

スコッチ党の次元がマンハッタンを。

次元がウイスキーを好むという設定はシリーズ共通と思いますが、どんなウイスキーを好むのか、スコッチだったり、バーボンだったり、話によって変更されていると思います。

この長編では、スコッチ党ということになっています。話の中で大きな清算をしにいく直前に、次元はルパンが待っているバーに入って、ドライマンハッタンを注文します。本来スコッチ党の彼がそうしたのは、感傷気味だったからでしょう。女に優しい次元ですから、清算後、ルパン一味が勝利した所で、救われない女が一人いるのは、彼が感傷的になる理由の一つではないかと感じました。

そして、他の女が一人、成功の道を歩んでいくことになるのですが、同じ大都市の中では上記の救われない女もおり、その対比が、あえてスコッチ党の次元がバーボンを使うマンハッタン(摩天楼)を欲した心境に重なるようで、通常のマンハッタンよりシャープで苦味のあるオリーブを添えた一杯が、この長編をより味わいのある物にしていると思いました。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 0

Moji さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

TVスペシャル第12弾(2000)

「世界の王」になれるという曰く付きの「幸運のブローチ」の鍵を握る安物の指輪。
今回は、盗みをせずにオークションでその指輪をGetするはずだったが、1$と時間差で競り落とされてしまった。
まずはその指輪をめぐって、スバル360でのカーチェイスはもちろん、次元が愛用のM19を落としたり、しっかりと金庫破りもあり、ルパンが死んだり・・・。
幸運のブローチの謎解き、頭取の女社長とのコンゲームもありと、けっこう盛り沢山の内容である。
ルパンが幸運のブローチを狙う理由を「見てみたいだけさ」といってますが、それだけのはずはないよね。
地下駐車場で襲われるシーンでSSKが撃たれ、「オッ!」と思ったらその影からスバル360。イイ演出でした。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 0

サブアカウント01 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

敵でありヒロイン

今回はまさかの敵のボスがヒロインという、今までの作品にはない敵としての魅力やドキドキが楽しめました。
とルパン映画のOPは、ルパンのテーマに合わせてのカーアクションですよねを再確認させてくれるカッコいいOPで始まります。

主要キャラの評価
ルパン・・・大人でカッコいいルパンです。やっぱりルパンはカッコよくないと

次元、五右衛門、不二子、銭形・・・ちゃんとみんなカッコいいです。

敵キャラ、ヒロイン・・・今までにないタイプで非常に魅力を感じました。

タイトル通り1$を効果的に使った演出が、何度も出ており特に最後のシーンは最高にクールでカッコいいです。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 0

68.6 4 カーチェイスアニメランキング4位
逮捕しちゃうぞ(OVA)

1994年9月24日
★★★★☆ 3.8 (35)
238人が棚に入れました
墨東署交通課に勤務する婦警、辻本夏実と小早川美幸。
並外れた怪力を持つ夏実と知性派の美幸は、コンビを組むことになった…。そんな対照的な二人が、さまざまな事件に挑む!

藤島康介の人気コミックを原作にしたOVA。
原作にはなかった夏実と美幸がコンビを結成するまでのエピソードも描かれている。

月夜の猫 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

夏美♪足ブレーキ!!

原作は1986年同タイトル。1994年にOVA化。

1995年2月全4話 以降のアニメ他の原点?

1996年10月TV版放送開始全51話

1999年3月特別編1「逮捕しちゃうぞ Special」全21話

1999年『逮捕しちゃうぞ the MOVIE』劇場公開

2001年4月「逮捕しちゃうぞ SECOND SEASON」全21話

2002年3月特別編2YOU'RE UNDER ARREST〜逮捕しちゃうぞ〜」

2002年10月実写ドラマ全9話

2007年10月「逮捕しちゃうぞフルスロットル}全24話

昔からある凸凹コンビ警察ものを、ミニパトに乗る婦警に
置き換えて破天荒に愉快痛快なコメディタッチで描く作品。
色々なパロディーが多く含まれ、マニアックな描写も多い。

結果的にこの作品自体パロネタにされることも多い様です。
このアニメのパロを含む作品から此方を視て、更にネタ元
を探すのも面白いかもしれません。

二人の婦警のコミカルなトークと署内や白バイ隊他個性豊か
な人々や、街の住民等とのハートフルな交流等を描きつつ、
交通違反者を追いかけナンセンスなカーチェイスをコミカル
にシリアスに描き分けている。

乗物系のメカデザはデティールに拘っていて可成りのもの。
キャラデザなどは最近の萌え系とは違い個性がある。

スリリングなカーチェイス等はアングルや心理描写等の演出
とデティールの高い車体や計器類の描写で補っている感じ。
基本的にはナンセンスなコメディ風ドラマを視ている感じ。
海外の警察ものや白バイドラマのノリ?

初期のOVAでこのレベルだと、後発の作品程期待ができる。
1期だけで51話続いたのだから当然かな?全120話位?

恋愛要素は不可欠w 「仲直りを目的にした逢引を命ずる!」
部署を挙げての一大プロジェクト?こういうの好きだな♪

足ブレーキについては可也古典的なパロですが・・ドアを
開けて両足で・・というのは流石に新しかった気がする。


辻本夏実(玉川紗己子)墨東署交通課の女性警察官。巡査。
正義感は強いが破天荒で快活な性格。並外れた体力と怪力。
愛車モトコンポ。酒好きで酒乱。

小早川美幸(平松晶子)墨東署交通課の女性警察官。巡査。
頭脳明晰で論理的思考力と洞察力が高い。時々暴走する。
愛車トヨタ・スポーツ800。手先が器用でメカフェチ気味。

二階堂頼子(小桜エツ子)墨東署交通課の女性警察官。
ゴシップとそれに絡む騒動が大好きなトラブルメーカー。

中嶋剣(島田敏)墨東署交通課の白バイ警察官。
自称“墨東の白き鷹”常にサングラス姿。質実剛健の大男。

課長(政宗一成)交通課課長 警部

投稿 : 2024/04/20
♥ : 2
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

90年代中盤としては、トップレベルのクオリティ♪

[文量→小盛り・内容→感想系]

【総括】
3期、劇場版まで続く、「逮捕しちゃうぞ」シリーズの一作目。時系列的には1期の最初の部分にあたるので、ここから観るのがオススメです。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
作画は時代を感じさせるものではありますが、時代に関係なく「綺麗」だと思えるはずです(特にメカ類の作画は)。この時代のアニメをあまり観ていない若い世代にとっては、ある意味では新鮮な驚きがあるかと思います。

ストーリーとしても、メインの二人(夏実と美幸)のキャラがよく描かれており、ストーリーと合わせ、かなり面白いです。是非オススメしたいですね(シリーズNo.1のオススメ度)♪

※詳細は1期に書きました。
{/netabare}

投稿 : 2024/04/20
♥ : 18

ぶるーれっと。 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

作画の良さにびっくり

タイトルや絵柄は知っていましたが某アニメストアにてテレビシリーズが追加されて見始めたら冒頭の数話が無く調べたらこのOVAの再編集版らしく
追加されるまで待たないと思いバンダイさんの方で見てきました。

驚いたのは作画です
とても綺麗で作られた年代を感じませんでした。
ストーリーもテンポ良いため
今のアニメと遜色無く見れます

逮捕しちゃうぞのテレビシリーズは作画はあれな回も多いので雰囲気を理解するってところだけなら
このOVAみてハマったらテレビシリーズを見るでいいと思います。

少しでも気になっていた人は是非このOVAを見てほしいですね、残念ってことはないかと

投稿 : 2024/04/20
♥ : 1

64.7 5 カーチェイスアニメランキング5位
ガンスミスキャッツ [GunSmith Cats](OVA)

1995年11月1日
★★★★☆ 3.5 (19)
88人が棚に入れました
愛銃Cz75で戦う賞金稼ぎのラリー・ビンセント、ボム・フリークスのミニー・メイたちを描いた同名の園田健一原作コミックのOVA作品。ストーリーはオリジナルで、運び屋ビーンのコンビを組みやっかいなトラブルに立ち向かい、原作の硝煙臭いストーリーをそのままにシカゴを舞台にガンアクションが展開される。もちろん、コミック同様の銃の運用に対する徹底したリアリティも見逃せない。また本作に登場するパーシー警部は、2004年より続編としてコミック連載がスタートした「GUNSMITH CATS BURST」で登場し、OVA版のリボーンと思われる展開が話題を呼んだ。

JBさん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

スウィーパーじゃないんだよねコレが・w・

原作にはないオリジナルエピソードで
このアニメは、ほぼファン向けに作られていると
言っても過言ではないかもしれません。
原作を知らずに見ると、間柄やラリー達の職業が
バウンティーハンターだって事もわからないと思います。
やってる事は、スウィーパーですがね・・・=w=
なにはともあれ!銃火器の精密な描写!そしてなにより、
マニアなら喉から手が出るほど欲しいと思う
67年製シェルビーコブラGT500!くぅ~っ・・・たまりません!!
マニア心をくすぐられる!Σd(゚∀゚d)イカス!
走行可能な現物なら1億6千万・・・下手すりゃ2億はいくだろうなww
まぁドノーマルで355馬力のV8エンジンなんて化物、
日本で走らせるにゃ酷ってもんだけどね・・・
 
ちなみに、アメリカではバウンティーハンターという職業は実在します。
96年に起きた事件以後、バウンティーハンターに対する法改正が行なわれ
今では、そんなバンバン銃は撃てないし殺しもNGになってますが
ちゃんとしたライセンスを必要とする職業なのです・w・b
元刑事とか元軍人って人がほとんどですがw

投稿 : 2024/04/20
♥ : 2

nyaro さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

昔は珍しい女性バディものガンアクション。作画・演出が高水準です。

 さて、女性バディものというのは00年以前にはかなり少なく、すぐ思いつくのが本作とダーティーペアくらいでしょうか。アニメだとこの数年後にNOIRノアールが出てきます。本作自体は今ではかなりマイナーな作品にはなると思います。

 昔は感情移入する相手先が同性だったので、この手の「(少し)大きなお友達」向けのコンテンツでは女性主役は少なかった気がしますが「リコリコ」が出ている今、かえって違和感がないのかもしれません。まあ要するに「リコリコ」からの連想で女性バディもののレビューです。

 OVAということで手書きアニメの丁寧な作画を楽しみたい人には一見の価値があります。
 キャラは下着シーン満載ですが、生々しいデザインではないのであまり気になりません。残念なことに2作目、3作目と作画の丁寧さが失われていく感じです。アニメ技術・絵柄の美しさを観賞するなら1作目がダントツに優れています。
 2作目は良いと思いますし、3作目も決して悪くはないですけど、この時代のまだ作画が丁寧だったころのアニメ作品としては特筆するほどではないという感じです。
 ですので、作画の点数は低めです。1作目だけなら文句なく5点満点です。

 本編については、ストーリーは映画的テイストですがありきたりです。ただ、アクションアニメのベースとしては90分弱に程よい刺激でまとめられていました。テーマ性の薄い娯楽作品として見る分には、そこそこ面白いと思います。

 またアニメとして演出や作画に見るべきところが多く、カーアクション、ガンアクション、情報活動、日常のそこここに工夫があり、アニメ映像として楽しめました。
 00年以降に登場する少女ガンアクションものと比較しても遜色ないし、この作品の1作目の丁寧さはかなりの水準だと思います。

 多分アメリカが舞台ですが、非常にアメリカ的雰囲気も出ていました。黒人、白人のヒロインですがやっぱり顔と髪型は日本人でした。
 キャラデザは椎名高志(ゴーストスイーパー美神)とか昔のガイナックスというかそんな感じの80~90年代のエヴァ以前のオタク絵の雰囲気です。
 キャラの性格造形はヒロイン2名とも内面は見えませんが、この手の娯楽作品としては必要十分だと思います。キャラ付けはちゃんとできていました。本来はマンガ原作だったそうでバックグラウンドが分かってくると、違う見方になるかもしれません。

 サブスクではもうないのかもしれませんが、機会があって視聴しました。手書きOVAの味わいを楽しめました。

 追記 やっぱり2作目のカーアクション、ガンアクションはすごかったので作画評価あげます。あと、もう1回みたら思ってたより面白かったです。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 3

takato さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

細部描写がしっかりしたポップな女版「シティーハンター」?。

 とにかく銃周りや車などの細部の積み重ねが世界に魅力をあたえている作品。こういう作品は、話がどうとかテーマがどうとかな大袈裟なもんじゃなく、ありきたりな話をどうセンス良く語るかに尽きる。ベタ気味だが可愛いキャラも良い。昔でまだ萌えとか言われる前の作品の温かみがあって漫画漫画してる良さがあるキャラデザは好き。


 ガンアクションもカーチェイスも一見ド派手だけど、下手な人がやるとアニメでも実写でも冗長で平板になってしまう。その点、本作は基本的なアニメーション技術の確かさがしっかり出ていてグッド。あと、昔の作品は声優さんも充実してる。「リコリコ」もこういう女版「シティーハンター」みたいな話ならまだ良かったのに…。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 3

65.5 6 カーチェイスアニメランキング6位
ライディング・ビーン(OVA)

1989年2月22日
★★★★☆ 3.7 (23)
60人が棚に入れました
アニメクリエイター兼漫画家の園田健一が原作をはじめ全体の構成を務めたストリートアクションOVA。 夜のシカゴを激走する700馬力の真紅の車バフとそれを追うパトカーの一団。バフに乗っている大男はビーン・バンディット、法外な金額で依頼人を望みの場所へ連れてゆく運び屋「ロードバスター」だった。今夜もビーンは二人組の強盗を逃亡させるが、その二人の片割れセマーリンは翌日、変装してビーンのもとに来訪。大富豪グリムウッド家の警備員モーリスと名乗り、同家の令嬢チェルシーを屋敷まで運んでほしいと願う。ビーンとそのパートナーである射撃に長けた美女ラリーはこの依頼を5万ドルで引き受けるが、その直後にモーリスは謎の襲撃で弾丸を身体に受けてしまう。やむをえずチェルシーをバフで屋敷へ連れて行くビーンとラリー。だがやがてモーリス=セマーリンは回復。すべてはビーンを誘拐犯として仕立て上げるための作戦だった……。 本作の実制作はアートミックとAICが担当。

素振りをする素振り さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

サントラが凄い!

物語は面白いです。

でも何より言いたい事は、サントラが凄いんです!!

当時のL.A売れっ子スタジオミュージシャン軍団であるデヴィッド・ガーフィールド、マイケル・ランドゥ、カルロス・ヴェガ等(殆どカリズマ兼ロス・ロボトミーズのメンバー)が全曲作曲・演奏している超豪華なサントラです。
・・・当時の時代背景が伺えますねwww

サントラにしておくには勿体無い位、ハイレベルなCDなので、ジャズ/フュージョンが好きな方は絶対聴くべきです。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 3

ユニバーサルスタイル さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

ハードボイルドな世界で展開される痛快アクション

往年のアメリカ映画のようなストーリー展開ですが、実写に負けないぐらいの迫力あるカーチェイスは一見の価値ありです。


金さえ払えばどんな場所へも依頼人を送り届けることで裏社会では有名な運び屋「ロードバスター」。

愛車バフを乗りこなし仕事をこなす荒くれ者のビーンと、依頼を受け彼を射撃でサポートする冷静沈着な美女のラリー。

このコンビがある依頼を切っ掛けに警察とマフィア両方に狙われる羽目になり、事の真相を突き止めるため奔走する・・というのがあらすじです。


何よりこのアニメの特徴は、ド迫力なカーチェイスが本編のほとんどを占めていること。

ビーンの愛車バフは元々の超馬力に加え、特殊なギミックが凝らしてあってどんな道でも突き進んでいきます。

このバフの形振り構わない暴走っぷりは圧巻の一言です。
また、激しい動きを手元のシフトレバーの捌きで表す所もマニアックで良いです。


男も女も堅気でないためか、一般人離れした能力と精神力を発揮しています。

一見普通の女性に見えたラリーもやはり裏稼業の人間だけあって、いざというときには人殺しも厭わないようなハードボイルドな作品世界が展開されています。


小気味良いサウンドとアクション、シナリオが綺麗にまとまっていて意外な完成度に驚きました。

最初はビーンの尖がった顎に目が行くかもしれませんが、見ていく内に全く気にならなくなります。

当時隆盛を誇っていたAIC・アートミックのタッグは伊達じゃないです。納得のクオリティだと思いました。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 4

HINAKA さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

シナリオライターの立場がない作品の筆頭!

アメリカン・バイオレンス・アクションの、良い意味での日本アニメ版。
ガン・アクションに、カーチェイス、無理と無謀なストーリーと超強引な展開を越えた、超人と変人の成り行き対決!?ともかく血と破壊と、レズ行為に嫌悪感を感じる人は、見てはイケナイ類です。
逆に何も考えずに、クライム・アクションをひたすら見ているだけで、スカッとしたい!人には大いにお勧めです。こう言っては何ですが、「ガン・スミス・キャッツ」のマンガ家・園田健一氏のアニメ作品としては、唯一の成功作?だと思います。
何より驚きは、主人公の相棒の女性ガンスリンガーが、金髪白人女性のラリー・ビンセント(後のマンガ及びそれを原作としたOVAの、主人公ですが髪と肌の色が違います)だったと言う事です。当時は続編期待でしたが、今ではもう無理でしょうねェ~。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 3

65.0 7 カーチェイスアニメランキング7位
FREEDOM フリーダム(OVA)

2006年11月17日
★★★★☆ 3.7 (267)
1327人が棚に入れました
23世紀、人類は月に移住していた。「科学技術の研究の自由」「地球の渡航への自由」が奪われた月共和国「EDEN」(エデン)では、高度の放射能によって地球文明は崩壊したと伝わっている。一方的に与えられる自由に不満を持つタケルは、本当の自由を求める中で、EDENがひた隠しにしていたある真実に触れてしまう。

che さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

大友 克洋ではありません。

日清カップヌードルのCMとしてできたアニメプロジェクト。
なので、そこらじゅうにカップヌードル出てきますw
王道的内容なので、見やすいし面白いですよ。
時間も短いし手軽に見れるので、休日にビール飲みながら見たらいいと思うw
OPアニメーションと宇多田ヒカルの「this is love」が印象的です、かなり好きですこのOP
特に宇多田ヒカルは好きじゃないんですが、宇多田ヒカルの曲のいくつかは、何故か「未来」を感じさせてくれますw
これは凄いな~と思います。
曲から未来を感じたのは、ジャミロクワイ以来ですw
ジャミロクワイの曲は今聴いても新しいと思うし。

これ、監督大友克弘じゃないんですよ、じつはw
初期設定だけで、あとはほかの人がやってるみたいです。
電通のせいで、大友さんは降板したそうですw
にもかかわらず、あたかも、この大友さんが作ったような作風、内容。
「AKIRAの大友克洋が作った」って看板が欲しかっただけですよね絶対。
電通ってホント駄目だよね~、キライです!
だからこの国の映画って面白くないんだよ(日本ででっかい映画を作るためには電通なしでは作れないので)、電通怠慢すぎるよ、金のことしか考えてねえ奴ばっかってイメージしかありません!
そういえば、NYのタイムズスクエアのカップヌードルの看板って年間いくらぐらい払ってるんでしょうね?
やっぱ、年間1億ぐらいするんですかね?気になりますw

追記、調べましたw、タイムズスクエアのカップヌードルの看板は、日清が撤退したのでもう無いようです。
とても残念です、あの看板があそこにある事が僕にとってのTSの象徴だったんですねえ、まあ仕方ないです、調べたところカップヌードルのあった看板の広告費は月額で日本円すると、おおよそ2000万~3500万だったようです、一億は言いすぎでしたwでも高いですね~、まあそれだけの価値がある場所ですけどね。
(タイムズスクエアのカップヌードルの看板があった場所は、電光掲示板時計がありニューイヤーカウントダウンの際は世界中のTV局がそこを映してカウントダウンするので、必ずその看板はアングルに入り全世界にアピールすることができるのです。)57へぇ


こういう人にオススメ

SFの人
カップヌードルの人
王道の人
AKIRAの人

投稿 : 2024/04/20
♥ : 2

エスペランさ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

月→地球→月→地球、壮大な未来宇宙モノ!?

OVA7話として作られた作品。未来の発展した月と、衰退した地球のお話。両者がもう一方を滅亡したもののと思っていたが事実は・・・。主人公の楽天主義が非常に気持ちいい作品でした。最後の決断などもオッケー。あんまり深く考えず気楽に見れる作品となっています。(といっても政治の裏側的要素も扱っていますが。)
気になるのは特別協力の日清カップヌードル!いたるところで出てきて金(スポンサー)の力を思い出させ現実に引き戻されます。大友さんがキャラ&メカデザインですがメカはさすがですが(ビーグルなど燃えます)、ヒロインがねー、どうして一目惚れすんのかな的な。
歌は宇多田ヒカル「Tjis is love」歌詞がそぐうかどうかは別としていいかんじでした。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 3
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

自由を掴め

森田修平監督作品、
キャラクター&メカデザイン大友克洋。
1枚の写真から始まるSF冒険活劇。

西暦2105年、既に地球の文明は崩壊し、
唯一の生存圏として、
月面に大都市が建設されている。
人々は共和国EDENを宣言し、
都市は緩やかな拡張を続けていた。
{netabare}疑惑の始まりはタケルが見つけた1枚の写真。
地球は本当に死の惑星なのか!?{/netabare}
好奇心はやがてEDENの謎に迫り、
少年たちの運命は大きく動き始める。

日清カップヌードルの有名な、
コマーシャルフィルムが企画の始まりです。
当時大きな話題になりましたね。
疾走する宇多田ヒカルの楽曲に乗り、
大友克洋×バンドデシネ的オープニングは、
今のアニメを遥かに凌駕しています。
物語の完成度はそれほど高くはありませんが、
SF好きなら十分楽しめます。

月と地球、共に生きる。
新世代のフリーダム号はもう打ち上がったのだ。
僕らを希望ある未来へ導くのは、
「想像する力」だろう。
シンプルで美しい作品だと思います。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 44
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