キャンプアニメ映画ランキング 3

あにこれの全ユーザーがアニメ映画のキャンプ成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年04月20日の時点で一番のキャンプアニメ映画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

76.7 1 キャンプアニメランキング1位
映画 ゆるキャン△(アニメ映画)

2022年7月1日
★★★★☆ 4.0 (205)
795人が棚に入れました
高校時代、キャンプを通じて関係を育んでいった、なでしこ、リン、千明、あおい、斉藤。時を経てそれぞれの道を歩んだ5人が、とあるきっかけでキャンプ場を作ることに。 『ゆるキャン△』が演出する、自然の美しさや美味しい食事、焚火を眺めるようなゆったりと流れる時間――。 「美味しいご飯を食べたり、きれいな風景を眺めたり、温泉にゆっくり浸かったりして……明日もまた頑張ろう」 そんな気持ちになれるひと時の体験。2022年の夏は、映画館で野外活動しよう。
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

受け継いでいきたい優しさの連鎖がここにある

【物語 4.0点】
『へやキャン△』、『ゆるキャン△』2期、映画『ゆるキャン△』。
2018年冬・1期終了後に立ち上がった足掛け四年に亘る3本制作企画の総決算。

大人になった社会人・なでしこたち野クルメンバーが、{netabare}年末戦士サンタクレンジャーから週末戦士作業着レンジャー{/netabare}に進化して、キャンプ場作りに挑むというオリジナルストーリーがメインだが、
決して、1期、2期の人気の余勢を駆った蛇足ではない。
じっくりと煮込まれた設定、脚本、シリーズを横断する伏線芸が提供される。


子供の頃、大人になったら何でも出来ると思っていた。
だが大人になったら案外出来ないことも多かった。
それでも大人になっても楽しいと思うことを皆と一緒にやって行こう。

官民含めた組織を越え始まったキャンプ場プロジェクトに対して、
周りの大人たちが優しく、さり気なく見守るのも暖かい構図。
しがらみの中にあっても、皆、本当はワクワクしたかったんだとの性善説に包まれる癒しの120分。

鑑賞後は凝り固まった心身が、心の芯から解きほぐされるのを実感しました。
整体やマッサージ店に高額なサービス料払うくらいだったら、
本作に鑑賞料金払って身も心も軽くなりましょう♪(←強引な勧誘w)


【作画 4.0点】
アニメーション制作は1期以来のC-Station。

2期では比較的温存していた?富士山も今回は冒頭から押して来ます。
未だかつて、これほどまでに、配給会社がロゴ富士山の松竹で良かったと思った瞬間があったでしょうかw

{netabare}カニだの鮭{/netabare}だの今回も飯テロは即死級の威力。
腹ペコで鑑賞するのは危険なので、何かつまめるフードは用意しておきましょう。

東京、名古屋、横浜と、なでしこたちの活動圏拡大に伴い背景も(聖地巡礼地もw)大増量。
その描き込みに労をいとわず、彼女たちの成長を好表現。
広がった大人の世界を、志摩リンが祖父から受け継いだ大排気量のバイクで駆け回る描写も感慨深いです。


【キャラ 4.5点】
東京・昭島市のアウトドア用品店「フォレストオウル」店員となった各務原なでしこを見守る店長・小牧。
刹那的にノルマを達成する営業ではなく、長期的にアウトドアファン層拡大に寄与する、
なでしこのある種の甘さをも容認するステキな女性。
なでしこに、この仕事本当に向いているわと評価しますが、あなたも相当に向いています。

{netabare}女子高生3人にランプにお試しで火を付けたりしてアドバイスするなでしこの接客に、
なでしこが「カリブー」に何度も眺めに来たランタンをお買い上げするまで見守った店員の姿が重なります。{/netabare}
TVアニメ版で客として優しくおもてなしされたなでしこが、
今度はキャンプの楽しさを広める店員となる優しさの連鎖が温まります。


名古屋の「しゃちほこ出版」編集部員として苦闘する志摩リンを見守る先輩アフロ社員・刈谷。
{netabare}部下が伸び盛りと見て、裏でフォローする心情を上司・白川に吐露する件。
それを受けて白川がお前のほうが大変だったとイジり返す。{/netabare}
先輩が後輩を育み会社の将来を繋ぐ。
氷河期に断絶した当たり前の育成精神がこの会社では連綿と続いています。
こんな暖かい社風なら、ブラックに呑まれて消えていったアイツも凍えずに済んだのかな……。
そう考えたら目頭が熱くなるものがありました。


大垣千明、犬山あおい、斉藤恵那と他の野クルメンバーも成人。
映画では恩師の“グビ姉”鳥羽に続いて{netabare}千明{/netabare}が酔いどれ2号として覚醒w
早速、{netabare}酔った勢いで名古屋から遠征し、タクシー料金メーター9万オーバーの{/netabare}武勇伝を打ち立てるw
ですが、これがプロジェクトの始まり。“飲みニケーション”も悪くはありません。


【声優 4.5点】
実はメインキャスト陣が成人した野クルを演じるのは1期12話の妄想シーンに続いて2回目。
因みに、キャラ設定等も、その妄想シーンから組み立てられており類似点多数。
イメージトレーニングも万全で、キャラを崩さずに成長を演じる好対応。

ナレーションは引き続き大塚 明夫さんで盤石の安心感。
最後、{netabare}兼任する志摩リンの祖父役として発した「いいキャンプ場だ」{/netabare}との一言に報われます。

犬山あおい役の豊崎 愛生さんは映画でも、まつぼっくりさんで\コンニチワ/などと暗躍している模様。
終盤、{netabare}帰って来た原付ビーノで\マカセロ/{/netabare}と男気?を見せたボイスも決まってました。


【音楽 4.0点】
劇伴もお馴染みの立山 秋航氏がオフィスシーンでもブレずに
笛とパイプのケルト風も散りばめる癒し系を継続しつつ新曲を量産。
今回は組曲「松ぼっくり」を編成し、キャンプ場完成までの道程を管弦楽も交えて生き生きと演出。

主題歌もお馴染みのお二人。
OPは亜咲花さんの「Sun Is Coming Up」
淡々と重ねた日々がちゃんと明日につながっていると励ます社会人応援ソング。

EDは佐々木恵梨さんの「ミモザ」
ふと立ち止まって振り返って変わった物、変わらない物を静かに確認するバラード。


【余談】
歴史文化財の保存と活用についても考えさせられた映画でもありました。
{netabare}特に、縄文、弥生の遺構辺りは、教科書に載るレベルの重文級であっても集客は厳しい。
実際、立派に整備された箱物に閑古鳥が鳴いている遺跡が当たり前になっている感があります。
土器発掘体験だけじゃ家族連れは中々やって来ないかと。
少子高齢化でインフラの維持すら難しくなっていく今後の日本にて、
遺跡の価値を損なわない程度のエンタメ化は検討に値すると感じました。{/netabare}

投稿 : 2024/04/20
♥ : 34
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

それじゃ、またね

C-Station制作。

故郷を離れ、それぞれの道を歩む、
大人になったキャンプ仲間がまた集まり、
とあるきっかけでキャンプ場を作ることに。

お互い仕事をして、使えるお金も増えるが、
それでもどこか、不自由な現実に疲れてくる。
本当は知らない内に、たくさんの人に支えられ、
そのことを実感するも、忙しい毎日で感謝も忘れる。

故郷でキャンプ場を作るにあたり、
彼女たちが掲げたコンセプトは再生である。
{netabare}それはきっとキャンプ場作りを通じて、
昔の友達に会い、思い出から自分と向き合い、
楽しいことをただ楽しむ、色んな人へ伝える。{/netabare}
忘れていた初心からの帰結でもあるのでしょう。

変わらない美しい自然の風景があり、
賑やかな友達、美味しそうな料理の数々、
緩やかな優しい時間も変わらず健在ですが、
どこか考えさせられる物語でした。

こうして大人になっていくのでしょう。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 31

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

日常系アニメが一段飛ばしで現実の扉を開く歴史的瞬間 「遠くのものほど大きく見えた」に込められた複数のメッセージ

2018年の第1期
2020年の『へやキャン』
2021年の『SEASON 2』に続く、複数の女子高生を主人公にキャンプで繋がった人々の姿を描く青春群像劇『ゆるキャン』の最新作


本日、完成披露上映会に参加してきたのでネタバレ無しで観どころをご報告します


原作でも全くの未知とされている、社会人に成長した主人公らを描く原作者あfろ先生が監修もされた完全新作の120分です


特に前説も無く、登場人物が多く、シリーズを追ってきた人に向けた小ネタばかりの作品に仕上がっているのであらかじめシリーズを予習していただいた方が無難です


まず【冒頭の5秒】に注目してください
映画好きならハッとさせられる仕掛けがあります
しかもそれが実に“『ゆるキャン』らしい”仕掛けで心の中で大きくガッツポーズしてしまいましたw
それぐらい度肝を抜かれた冒頭です
その手があったかwと


そして「きらら系」とか「日常系」と呼ばれるジャンルの作品で原作のその先を描くという試みが初めてです
それぞれ社会人に成長したキャラ達は住む場所も職業もバラバラながら、実に個性を尖らせた姿で登場して来ます


特にキャンプを仕事にした各務原なでしこと、キャンプは趣味と割り切った志摩リンでは、かつて初心者だったなでしこの成長も相まって2人は同じ目線である様に思えても実は少し違った価値観にもなっている、という表現になっています


また、山梨に残ったイヌ子こと犬山あおいや、Uターン転職で山梨に戻ってきたあきちゃんこと大垣千明と、地元から離れた他の面々とでは今作のキャッチコピーである「遠くのものほど大きく見えた」の意味合いも違って来ますよね


この複数の場所で複数の視点が同時多発的に絡み合うのが本作の一番『ゆるキャン』らしい要素です


キャストによる舞台挨拶では「あきちゃんが転職に至るまでには色々あった」と語られていたので、その“色々”と言われていた部分が本編では描写されなかったので、裏設定なんかもまだありそうです
観終えた後も想像や考察の余地がありそうです


ちなみに斉藤恵那が横浜のペットサロンのトリマーに就職した姿は、1期の頃からキャスト陣の間ではなんとなく予想していたそうで、まさに予想的中だったそうです


肝心のストーリーですが、町おこしの一環として5人の主人公が寂れた過疎地に新たなキャンプ場を建設しようと奮闘するものになっております
あれ?
『鉄腕DASH』か『目がテン』の話でしたっけ?w
流石はシリーズ一貫して【全然ゆるくない】のが『ゆるキャン』ですw
劇場版らしいスケールの話ですねw


公式youtubeチャンネルでは、テレビシリーズの主だった舞台である甲斐常葉駅からも程近い“道の駅しもべ”に、リアルに新しいキャンプ場を建設する動画が公開されています
この新キャンプ場は今回の物語の舞台とは全く関係ないのですが、モデル地とコラボ地は別けておきたい、という公式と身延町の思惑があるようで、今後は映画の公開後に間髪いれずにオープンした後、『ゆるキャン』とのコラボを前提とした展開を予定しているそうです


さて個人的なイチオシポイントはあfろ先生の登場メカへのコダワリが今作にも上手く引き継がれたと感じたところです
既にキーヴィジュアルでは成人したことで自動車に乗る様になったなでしこやあきちゃん、祖父のお下がり(?)なのか新城肇氏と同じトライアンフ スラクストンに乗るしまリンが描かれています


本編ではその他のキャラの愛車にも目を光らせてみると面白いですよ
ポイントはあfろ先生は基本的に四角いフォルムや丸いヘッドライトを好むという点
恵那の愛車はお洒落で都会的な彼女らしいチョイスでした
それと志摩家の自家用車が小さくなった?と思った人は気のせいじゃありませんという点
しまリンが名古屋で1人暮らしする様になったのだから自ずとそうなった、と納得します


最後になりますが古くからのあfろ先生作品のファンにはお馴染みの“アイツ”が遂に銀幕デビューを果たします
あfろ先生は日常系漫画家じゃない、不条理SF作家だ!ってことを急に思い出す、そんな上級者向けのファンサービスがありますw


そんな『映画 ゆるキャン』は7月1日に全国ロードショーです
是非お楽しみに

投稿 : 2024/04/20
♥ : 16

69.3 2 キャンプアニメランキング2位
名探偵コナン 天国へのカウントダウン(アニメ映画)

2001年4月21日
★★★★☆ 3.7 (326)
2146人が棚に入れました
キャンプの帰り、西多摩市に新しくできたツインタワービルを訪れた少年探偵団。しかしそこにはジンの愛車ポルシェ356Aが待ち受けていた。奴らはいったい何をしに来たのか訝るコナンだが、タワーの建造にかかわった人物が相次いで殺害される事件が発生。

タワーオープンパーティに来ていたコナン達は、組織によって仕掛けられた爆発に遭遇する。コナンは蘭と辛くも脱出するも、少年探偵団がいなかった…。

声優・キャラクター
高山みなみ、山崎和佳奈、神谷明、山口勝平、茶風林、緒方賢一、岩居由希子、高木渉、大谷育江、林原めぐみ

ようす さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

元太と光彦の10年後の姿に爆笑ww

劇場版コナンシリーズです。

今回はいつもの事件プラス黒の組織が絡んでいましたねえ。

少年探偵団も大活躍!

●あらすじ
少年探偵団+あがさ博士でキャンプに行く途中に見たツインタワービル。

キャンプの帰り道に寄ると,小五郎,蘭,園子と遭遇。

そしてみんなで見学。

しかし後日,ツインタワービルで殺人事件がおこり…。

そして怪しい行動をとる哀ちゃんは…?

ジンとウォッカの狙いは…?


●感想

安定のコナン。

事件の真相,ちっとも推理できませんでした(笑)

でもまあ,特に「おもしろかったー!」とも感じなかったかなー^^;

つまらないとも感じなかったけれど。

いつも通りという感じです。

いつもと違うのは爆破スケールの大きさかな?笑

脱出シーンは手に汗握るわくわくどきどきでした。

少年探偵団の活躍がよかったよ!

やりとりもおもしろいしww


蘭姉ちゃんといい,あゆみちゃんといい,恋する乙女は強いんだね!

あゆみちゃんにきゅんきゅんしてました。あーかわいい。

みんなの10年後の姿を写す写真があって,そのあゆみちゃんがまたかわいかったー。

元太と光彦の10年後は爆笑wwwwいるいるそういう高校生www

蘭姉ちゃんも撮ったのにどんな姿かは見せてくれずだったよね…?うーん,見たかった。


とまあ,つらつら書いてますがそんな感じ。

コナンが好きな人は普段通り楽しく見れると思います。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 15

AKIRA さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

まさに「カウントダウン」がキーワードです

金曜ロードショーにて視聴

ビル爆破やアクションなどいちいちやりすぎ感は否めませんが迫力があって良かったと思う。
例によって犯人の動機には共感できる部分が少なかったり…
ただタイトルにもある「カウントダウン」については伏線が見事だったと思います。(展開から最初で何となく分かってしまいましたが)

黒ずくめが出てきますがはたして必要だったのか…
全体的にタワーにシーンが移ってからは迫力があって楽しく見れた。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 12

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

歩美ちゃんが可愛い!

今や国民的アニメの名探偵コナンの劇場版第5作目。

物語としてはかなり面白いと思います。


劇場版に黒の組織が初登場します。ジンがかっこ悪いです。ターゲットと園子を間違えて狙撃しておいて『まさか!別人か?』って、こういうのはウォッカの役割だと思っていたけど・・・。

恒例の蘭ちゃんのアクションシーン。今回の蘭ちゃんはロープアクションに挑戦(?)します。蘭ちゃんの新一の対する想いも含めて、このシーンは何回見ても感動します。

あと少年探偵団が大活躍します。特にラストシーンは5人それぞれに活躍を見せ、見事に大脱出を成し遂げます。
特に歩美ちゃんは可愛さ全開です。
『吉田さんを泣かせたら、私許さないわよ』という哀ちゃんのセリフも頷けます。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 18

71.5 3 キャンプアニメランキング3位
映画 すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ(アニメ映画)

2021年11月1日
★★★★☆ 3.8 (15)
53人が棚に入れました
とある秋の日、キャンプに出かけて行ったすみっコたち。楽しい時間はあっというまに過ぎ、夜もふけてきた頃、ぺんぎん?は、ある伝説を思い出す。「5年に1度おとずれる、青い大満月の夜。魔法つかいたちが町にやってくる」すみっコたちが見上げた先には、大きなブルームーンが浮かんでいた!その夜、いつもの町にふしぎな魔法がかけられて...?

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

感動する話じゃないけど大切な何かを感じ取れる作品

【紹介】
劇場版すみっコぐらし第二弾。
前回の劇場版が感動作品な作りでしたが、今回は教育アニメのような作りで子ども向けを意識している感じはしましたね。
大人でも楽しめる内容なので、ぜひお子さんと一緒に視聴してみてください。
癒されたい人には特にオススメしますよ。

【全体的なクオリティ】
相変わらず丁寧な作りをしていますね。

【キャラクター】
たくさんキャラクター出てきます。
今さら言うまでもないですがみんな可愛くて動いているのを見ているだけで幸せな気分になれますね。みんな可愛すぎでしょ。
新キャラであるふぁいぶ君も一生懸命で生きづらそうなところがすごく可愛かったです。

【シナリオ】
色々なキャラを出したいために、ちょっとメインとなる話が始まるまで長くてメインの話が説明不足気味ではありましたが問題はないと思います。
クスリと笑える要素もあり、頑張ってと応援したくなる要素もあり、シナリオはわかりやすいので大人も子どもも素直に楽しめる作品になっています。
前作で評価された感動的な話をやろうとせず、見ている人に伝えたいことを伝えようという意思が感じられ、教育アニメを意識した作りは個人的には高く評価したいと思いました。

【総評】
コロナ下でいろいろと暗いニュースばかりでなかなか光が見えないこの世の中だからこそ視聴して欲しい作品。
子ども向けだと色眼鏡で見ず、疲れているから癒されたいなくらいのモチベーションでいいので是非視聴してみてください。

なんやかんや言っても可愛ければそれで満足なアニメなので
期待通り可愛い姿が見れて癒されたのですごく良かったです。

特に子ども達にはこういう作品に触れてもらって、何かを感じ取って欲しいなと私は思います。

夢を持つことの大切さ、夢に向かって頑張ることの尊さが、多くの子ども達に伝わりますように。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 12

ねごしエイタ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

ネッシーやETみたい + 癒やし系

 すみっコと呼ばれる生き物達の日常と魔法使い??が、絡む一時の叶えられた夢のお話だったです。
 ナレーションのお兄さんの語りが、ほのぼのとした平和な世界に誘うです。声をださないすみっコが、行動しぐさによって良いあじだしていたです。Eテレのような絵本をより良くしたかんじだったです。

 夢みる平和な毎日を送るすみっコ達が、満月になると現れる魔法使いの伝説を信じ会いに行ったです。何だかんだ遭遇し、魔法を見せてもらうです。末っ子のふぁいぶが、とり残されてしまうです。同情したとかげをはじめ、すみっコ達と過ごすことにです。ETを思い出すような要素に、独特な暖かい生活が入るように描いていたです。

 全体的に見てて落ち着き、心温まる、感動もしたりした展開が好きだったです。ふぁいぶが、ちゃんと帰れるので「これで、いいのだ!」です。子供むけも侮れないです。
 すみっしーというのは、名前が受けたです。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 4

二足歩行したくない さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

すみっコたちの夢で照らされたまほうの夜のおはなし

サンエックスのキャラクター"すみっコぐらし"のオリジナルアニメ映画第2弾。

夜空の上にある魔法使いたちが住む魔法の世界。
そこには5人の魔法使いが住んでいるのですが、その中で一番小さい末っ子の"ふぁいぶ"は勉強中で、まだ上手に魔法を使うことができませんでした。
一方で、すみっコたちはお気に入りの"喫茶すみっコ"で、キャンプの計画をしています。
秋の天気がいい日、買い出しを済ませたすみっコたちは、スミッシーが出るという湖・すみっ湖にやってきます。
その夜は5年に1度の青い大満月の夜、魔法使いたちがやってきて夢を叶えてくれる夜でした。
キャンプを楽しむすみっコたちの前に魔法使いたちが降り立ちます。
楽しい夜を過ごすすみっコと魔法使いたちですが、居眠りをしているふぁいぶを置いたまま、魔法使いたちは帰ってしまいます。
1人残されたふぁいぶに、すみっコのひとりとかげは、しばらく一緒に暮らすことを提案する、という展開です。

すみっコぐらしの劇場場は1作めが非常に評判がよく、私も「子供だましでしょ」となめて視聴して、まんまと感涙してしまった覚えがあります。
そんなわけで、ハードルが上がった2作目だったのですが、私的には、普通に良作だったと感じました。
前作のような感動作というほどではないのですが、前作に引きずられない、すみっコぐらしらしい内容だったと思います。
前作と同じレベルの感動を期待して視聴すると肩透かしを食う可能性はありますが、本作は本作で見れてよかった、素直に楽しい気持ちになれたと感じました。

登場するすみっコたちは、みんな夢があります。
シロクマは寒いのが苦手なので早く夏になってほしい、ペンギン?は自分がなんなのか知りたい、とんかつのはしっことエビフライのしっぽは誰かに食べてほしい、ネコは理想の姿になりたい、ざっそうはブーケになりたい、そしてとかげ、とかげの夢は、これは秘密なのですが、すみっコたちにも誰にでも、思い描く望みがあります。
でも、夢を叶えるためには努力が必要で、夢がかなわないことは悲しいことです。
じゃあ"夢"って何なの?必要なものなの?というテーマが内在されているように思いました。
ちゃんとかわいいのですが、しっかりと考えさせる部分があり、大人が見ても楽しめます。

前作とは違い、泣けはしませんでしたが、とても癒やされました。
ラストもすごくキレイで、ほっこりとできる作品だったと思います。
最初から最後まで急転直下して破裂して死ぬような展開になりそうに無いので、ドキドキしたくない方やお子様も安心できるアニメです。
3作目もあるといいなと思いながら、もう一周見ようと思います。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 2
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