グループ・タックで友情なおすすめアニメランキング 3

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメのグループ・タックで友情な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年04月16日の時点で一番のグループ・タックで友情なおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

69.2 1 グループ・タックで友情なアニメランキング1位
学園アリス(TVアニメ動画)

2004年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (294)
1842人が棚に入れました
小さな田舎町で育った蜜柑と蛍は大の親友。なのに蛍は突然、アリス学園に転校することになってしまった。蛍が転校したのは、潰れそうだった田舎の学校に学園からもらったお金を寄付して救い、蜜柑を悲しませないため。さらに、生徒たちの噂では、アリス学園は一度入ったら卒業するまで出られないという。それを知った蜜柑は、転校していった蛍を追いかけ単身東京へ。向かった蜜柑が辿り着いたのは、天賦の才能=アリスを持つ者のみが通える究極の一芸入学の学校、アリス学園であった。

声優・キャラクター
植田佳奈、釘宮理恵、朴璐美、安田美和、緒乃冬華、斎藤千和、石田彰、成瀬誠、鈴村健一、櫻井孝宏、野中藍、神田理江、松元惠、井上麻里奈、三木眞一郎、松本大、宮野真守、山田美穂

とってなむ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

アリス科学園の劣等生

泣けるとかじゃないですが感動しちゃいました
友達の存在のありがたみを感じれる作品でしたね
友情っていいなぁ


ジャンルは学園/異能/ファンタジー
『アリス』という特別な力を持つ者のみが通うアリス学園が主な舞台
この『アリス』、人それぞれ違う能力なのですが、
種類が豊富で楽しいです
例 『ダジャレで相手を必ず笑わせるアリス』
よくスベるから、ちと欲しいw


アリス学園には何か大人の事情がある様子
ここに入学したら最後、学園外には出られないのです
親との面会も禁止、手紙でのみの連絡
小さな生徒たちには辛いですね。。

このルールは物語の重要な部分を占めており、
設定としてもなかなか面白いなと思いました


見所はなんと言っても、
主人公(劣等生?)である蜜柑とその親友の蛍(優等生)の絶妙な駆け引き
蜜柑は蛍が大好きでいつも蛍~蛍~って感じですが、
蛍は蜜柑を鬱陶しく思っている?のか、見事な毒舌で対応
面白かったです。笑いました

ちなみに蛍は『発明のアリス』持ちで、
彼女の発明品には奇っ怪なものばかり
この発明品にも注目ですね

それと、この作品はただの日常系ではないです
まぁ異能が出てくる時点で日常からはかけ離れてますが。
ストーリー性がしっかりしているので、
話に起伏が生まれ、毎話退屈せずに楽しく観れました


OP「ピカピカの太陽」 歌ー佐倉蜜柑(植田佳奈)
ED「幸せの虹」 歌ー佐倉蜜柑(植田佳奈)/今井蛍(釘宮理恵)

蛍って釘宮さんだったのぉぉ
観てるとき、全く気付きませんでした

それとOPのダンス、何だあれは!
あんなのやられたら草不可避じゃないか


てなわけで、笑いアリ感動アリの素敵な作品です

アリス学園という鳥かごのなかで彼女たちはどう過ごしているのか。
はたまた、彼女たちは楽しく羽ばたいているのか。
彼女たちとの面会は禁止されてますが、
画面を通してその様子を確認するのなら問題ないはず!
友情ものの作品が観たいときにおすすめです

投稿 : 2024/04/13
♥ : 27

NoName さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

色々な要素があり面白い

少女漫画原作。序盤こそ王道だが後の展開は伏線が増え始め魅力的な内容になっていく。少女漫画にしては設定が複雑な能力系物語と特殊。アニメは原作が途中だったからか中途半端な終わり方だったが十分面白く思えた。原作は長く未だ続いており、現在も愛読中で双方お気に入りの作品。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 11

karinchaco さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

10年以上たっても色あせない。主人公の成長と友情を描いた物語。

漫画原作のNHKで放送されたアニメ。

主人公佐倉蜜柑が親友今井蛍の突然の転校を受けて、蛍の転校先の学校「アリス学園」に押しかけ自分もアリス学園の生徒になる。そのアリス学園は超能力者たちが集まる学校だったというプロローグから始まります。
蜜柑は天真爛漫な性格で、「めげへん」「くじけへん」をモットーにしている美少女。アリス学園に転校直後はクラスのボス棗と対立したため厳しい(いじめられる)立場に追い込まれ、親友蛍からも距離を置かれるなど四面楚歌の状態だったが、持ち前の明るい性格で徐々にクラスのみんなからも信用されるようになります。

放映当時は原作が未完だったとみえ、非常に半端なところで終わっていますが、作品のメインテーマである「友情」の物語はたっぷりと描かれています。また、主人公が関西弁の明るいキャラクターということもあってところどころでギャグ要素が織り交ざっています。
その他にも、主人公の成長物語という要素もあって、いろんな意味で非常に中身の詰まった内容のある物語といえるでしょう。

放送から10年以上たっていますが、今見ても古さは全く感じません。色々な要素が詰まった傑作だと思います。機会があればぜひとも見ていただきたい作品です。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 10

68.0 2 グループ・タックで友情なアニメランキング2位
ふたつのスピカ(TVアニメ動画)

2003年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (214)
1322人が棚に入れました
『ふたつのスピカ』は、柳沼行による漫画作品と、それを原作とする望月智充監督のTVアニメ作品、およびノベライズ作品
【ストーリー】有人宇宙探査ロケット「獅子号」が市街地に墜落、その事故に巻き込まれて母を亡くした少女・鴨川アスミ。
葬儀の日、彼女はライオンのかぶりものをした1人の青年と出会う。彼は「獅子号」のパイロットの幽霊で、かなえられなかった宇宙への夢をアスミに託し、アスミもまた、それに応えるように宇宙飛行士への夢を膨らませていく。

声優・キャラクター
矢島晶子、木村亜希子、豊永利行、緒乃冬華、甲斐田ゆき、堀内賢雄、水野理紗、子安武人

とまときんぎょ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

その後が気になる

原作 柳沼行
監督 望月智充
脚本 望月智充、中瀬理香
キャラクターデザイン 後藤真砂子(監督の奥さんだそうで)


ほっぺたがハイジみたいな、主人公あすみちゃん。

幼いあすみちゃんの回想で、亡くなったお母さんと三途の川でさまよい出会う辺りは、じわじわときてしまいました。私も母を亡くしたのはあすみちゃんと同じくらいの時だったので。そんな観方は気持ち悪いよなぁ、よくないよなーと思いつつ。
もっとも、あすみちゃんのように聡明な良い子じゃぁ〜なかったのは重々承知なので、アレですが。
そして、あすみちゃんのお母さんは身体は生きているとはいえ、何年も家族と思い出を育むことができなかった。
そんなあすみちゃんが、悲しみの先に目指そうと見つけたのは輝く星スピカだった。えらいこじゃ。


「下手こいた〜」って口ぐせのこまっしゃくれた幼なじみの幼少期がおかしかったです。もっと観たかった。
この幼なじみ、素直じゃなくて面白いですね。
知人のだんなさんが地震の時にすぐ電話がかけてきて、心配してくれたのかなーと思ったら「玄関の水槽の生き物、大丈夫かっ?!」って言ったんだ…て話を思い出しました。きっとそんなタイプ…


ライオンさんは幽霊みたいなのに掃除ができたりハーモニカの音色を伝えられたりして、操作性がなんとも不思議でした。


作画は…大らかですね。
12話で出てきたシンプルなネコは、あまりにも生きているように見えず戸惑いました。「それ知ってる!『あずまんが』で榊さんをカブッと噛むやつだろ?…いかんいかん、シリアスなお話なのに」と思ってしまいました。


過去のロケットの事故でいろいろなものを失った人達のお話が、各話でクローズアップされます。
失った思い出を振り返りたくない体質の人には、辛気臭い物語と映るかもしれません。でも、地味だけどいい話ですよ。
行き止まり感のある大人達に対して、少年少女が力を合わせるカタルシス部分が展開されるのかな?と思っていたのですが、そういうやっつける感じではありませんでした。どこまでも地味にひたむきに癒そうとする力が働いていました。
宇宙を目指すサクセスフルなお話でもなく、失ったところから取り戻そうとする人達の底力を信頼して見守る物語でした。

「ポルフィの長い旅」からこの監督作品を選んで観てみてます。原作があるとはいえ、この監督さんの追求したい人生のうらさびしさの路線、少しわかってきた気がします。

まりかちゃんの事情、先生たちのその後、そしてもちろん子供たちのその後など、もっと見ていきたかったですね。原作読もうかな〜

投稿 : 2024/04/13
♥ : 33

緑川悠一郎 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

小さい頃にドラマで見た覚えがある

ドラマは全部見たわけではなくて、ちょっと見かけただけだが、その時面白いと感じたおぼろげな記憶があるので、アニメで全話見たいと思っていた。

主人公と浮田さんが「二つのスピカ」っていう設定だったと記憶していたけれど、アニメでは誰と誰が「二つ」の星なのかはっきりとは分からなかった。

ドラマだと浮田さんがパートナー設定だったのかな?あとドラマでライオンさんって出てたっけ?どうも思い出せない。

オープニングの曲好きだった。エンディングの曲はアニメの曲としては濃すぎる気がした。有名曲だし。

過去の回想が多すぎるのがどうも好みでなかった。浮田さんストーリーをもっとちゃんと見たかった。
結局どうして浮田さんが現在の姿で存在しているのか、全然分からなかったし。クローンみたいな話なのかな?

ただすごく泣けるシーンはところどころにあり、特に佐野先生の一連のストーリーは好きだった。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 23

イブわんわん さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

幼かった頃の純粋な心、あなたにはまだありますか?

全20話 原作未読。

以前から見ようと思い棚に入れっぱなしだったのだが、ちびっこ先生のレビュー読んで見始めました。
十二国記を見た後なので、正直あまり期待はしていなかったのですが、1話途中ですでに涙腺崩壊(年のせいかなあ)。

主人公のアスミちゃんがとってもいい子すぎ。
その健気で前向きな姿、自分のおかれた立場など言い訳にもせずただひたすら「ロケットの運転手さんになる」夢に向かっている姿に何度も涙腺崩壊。
それが無理な演出なく、ごく自然なところがまたよかった。
(多少はあったかもしれないが・・・)

書こうと思えばいくらでも書けるし、ツッコミどころがないわけではないがあえて止めておきます。

作中BGM・EDの「見上げてごらん、夜の星を」は反則だなあ。

社会の荒波に飲まれて、必死に生きている大人の人に見て欲しいな。
ラストのライオンさんと5人のあのシーンでそんなメッセージを感じました。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 14

64.0 3 グループ・タックで友情なアニメランキング3位
あらしのよるに(アニメ映画)

2005年12月10日
★★★★☆ 3.6 (131)
755人が棚に入れました
ある嵐の夜、1匹のヤギ(メイ)が、山小屋に避難してきた。同様に1匹のオオカミ(ガブ)も同じ山小屋に避難してきた。真っ暗な闇の中、かぜ気味で鼻の利かない2匹は、互いの正体を知らない(勘違いした)まま夜通し語り合い、意気投合する。そして「あらしのよるに」を合い言葉に、翌日再び会う約束をする。

翌日、2匹は互いの意外な正体を知ることになるが、喰う者(オオカミ)と喰われる者(ヤギ)の関係を超えて、2匹は「ひみつのともだち」となる。しかしそれは、互いの種族にとって、決して許すことのできない禁断の友情であった。ある時、ガブと逢う約束をしたメイに、友だちのヤギ・タプが心配だからと一緒についてくる。ガブにとってはメイは友だちだが、メイの友だちは美味しそうなエサである。結局、メイの友だちを脅かして逃がし、その場は事なきを得る。

しかしやがて、2匹の関係は、ヤギとオオカミのお互いの集団にバレてしまう。

声優・キャラクター
中村獅童、成宮寛貴、林家正蔵、山寺宏一、KABA.ちゃん、小林麻耶
ネタバレ

Baal さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

一匹のオオカミと一匹のヤギの不思議な友情物語。

同名の絵本が元となった作品である。

NHKのてれび絵本という番組で知り、映画に

なっていることも知ったので視聴しました。

オオカミとヤギ、本来は食う食われるの関係で

あるはずの二匹があらしのよるに出会い、

お互いの本当の姿を知らぬまま仲良くなってしまう。

そしてお互いの正体を知ってしまうものの

秘密の友達として友情関係を結ぶ。

そうこれは種族という垣根を超えた作品であると

思います。絶対に分かり合えないことはけっしてない

通常はどんな関係を持っているのかはどうであっても

友情の力は{netabare}そんなこと全てを覆し超えて{/netabare}いく。

とってもハートフルな物語だと思います。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 14

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

ほんとうは深い作品

原作を読んだときの自分の中のイメージとは、
少し違うキャラデザインではありましたが、
ストーリーをわかっていても泣けてしまう作品でした。

親子で見るも良し、な物語ですが、
大人が見た方がより深く、より胸に響くものがあります。
そしてこみ上げる涙を抑えきれない・・
本当は、さまざまなことを揶揄していて、
人間社会にも置き換えることのできる
深い作品だったのだと気づかされます。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 9
ネタバレ

renton000 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

子供向けと言い切れない面白さ

 初見でした。110分ほどの作品です。(ちょっとだけ追記)
 子供向けの作品ですが、その割にやや長いのが難点かもしれません。ペースも少しゆっくりとした感じです。小学校低学年くらいなら大丈夫かもしれませんが、園児だと110分は集中力が持たないかもしれませんね。ターゲットである幼い子への配慮は少し足りないように思えました。内容に文句はありませんけどね。

 普遍的なテーマで、かつ選んでいる言葉もシンプルなので、大人が見ると余計なことまで考えてしまうと思います。もちろんそこも魅力の一つになっています。ゆっくりとした作品や子供向け作品に抵抗がなければ、大人でも十分楽しめる作品になっていますので、幅広い年代の方に見てもらいたいですね。


ストーリー(ネタバレなし):{netabare}
 オオカミの男の子のガブと、ヒツジの男の子のメイ。二人は嵐から避難した小屋の中で、互いの正体を知らずに友達になってしまいます。後日の待ち合わせでビックリ! 捕食者と被捕食者の奇妙な友人関係が始まります。

 オオカミ仲間はガブに「メイを使ってヒツジをスパイして来い」と言い、ヒツジ仲間はメイに「ガブを使ってオオカミをスパイして来い」と言います。そんな社会に嫌気がさしたガブとメイは、二人が楽しく過ごせる新天地を目指して旅に出ることにしました。
 節々で「メイを食べたい」と思ってしまうガブ。メイに気遣って肉食をやめ、痩せ衰えていくガブ。ガブの葛藤の日々が始まります。

 新天地を目指した最後の難関、雪山越えが始まりました。猛吹雪に襲われ、二人は絶体絶命の大ピンチに陥ります。二人の行く末を悟ったメイはガブにこんな提案します。「私を食べて、私の分まで生きて」
 そして、ガブは…。
{/netabare}

 泣ける作品に仕上がっていますが、泣ければ良いというわけでもないので、少しだけ気付いたところを挙げておきます。

ざっくり:{netabare}
 絵本を意識しているのか、キャラクターは少し淡い感じで描かれています。光と影はしっかり描かれていますから、見辛いということはないはずです。

 背景は、原っぱなどののどかなシーンでは淡い線で、雪山などの緊迫したところでは強い線で描かれていたように感じました。このメリハリのある描き方には好感が持てました。
 最近の作品は、リアルな背景への追及が強すぎるような気がしています。どのシーンを見ても「同じ綺麗」ばかりが並んでいるように見えるのです。綺麗なこと自体は批判の対象ではありませんが、単一的な描き方だと表現からは乖離していくように思えます。好みの問題かもしれませんけど。

 ゆっくりした話のせいもありますが、テンポがちょっと悪く感じました。ただ、ここをあまり批判したくはないんですよね。ストーリーからも分かる通り、子供向けの割にテーマがちょっと重いんです。意図的に考える時間が取られているのかもしれません。個人的には助かる部分もありました。子供には必要な時間なのかもしれません。途中で飽きちゃうかもしれませんけど。
{/netabare}

ガブとメイ:{netabare}
 オオカミのガブの方が明らかに負担が大きいです。ただ、こればっかりはしょうがないですね。
 捕食者というのはどうしても悪者に見えてしまいます。ですから、それを打ち消すためにはより多くの負担を与え、より多くの努力をさせる必要があったのでしょう。

 で、ガブの努力というのは、その本質は「ジャンプ」にあります。
 ガブは岩から岩へのジャンプが上手くできず、オオカミ仲間からは笑われてしまうんです。一方で、後半のガブががんばるシーンでは、しっかりとジャンプをしているんですよ。ガブがジャンプをする姿には「がんばれ~!」と思わずにはいられませんでした。
 あまり露骨な伏線ではありませんが、ガブのジャンプにはじんわりしてしまいました。
{/netabare}

夜と洞窟:{netabare}
 タイトルの通り、夜は重要なシーンが目白押しでした。ただ、回数自体は多くはありませんでしたので、使うタイミングに関しては徹底していたのだと思います。
 エンディングは洞窟と絡めて非常に良いものになっていました。「夜空の満月」が「洞窟内から見た外の光」のように演出されています。
{/netabare}

 大人の視点で見ると、この先一体どうなるの?と考えてしまうところもあるかと思います。ただ、あれこれと理屈をつけるのではなく、素直な子供視点で見て欲しいかな、と個人的には思います。シンプルながらも深みのある作品でした。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 4
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