ゲーム原作でコミカルなおすすめアニメランキング 10

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメのゲーム原作でコミカルな成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年04月26日の時点で一番のゲーム原作でコミカルなおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

68.5 1 ゲーム原作でコミカルなアニメランキング1位
艦隊これくしょん -艦これ-(TVアニメ動画)

2015年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (1275)
5672人が棚に入れました
人類がその制海権を失ってしまった世界。海を蹂躙する脅威、それが「深海棲艦」。その脅威に対抗できるのは、「艦娘」と呼ばれる在りし日の艦艇の魂を持つ娘たちだけ――。 深海棲艦に対抗する艦隊の拠点、「鎮守府」。そこは、多種多彩な艦娘が集い、そして日々の演習などで切磋琢磨しながら、共同生活をする場所。その鎮守府にある日、一隻の艦娘が着任する。彼女は、特型駆逐艦―-。その名を「吹雪」。 「吹雪です! よろしくお願いします!」 吹雪の、そして艦娘たちの物語が、今始まります。

声優・キャラクター
上坂すみれ、藤田咲、井口裕香、佐倉綾音、東山奈央、大坪由佳、日高里菜、洲崎綾、野水伊織、種田梨沙、谷邊由美、ブリドカットセーラ恵美

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

鋼の艤装は戦うために、高鳴る血潮は守るために、秘めた心は愛するために、ありがとう、大好き、素敵、嬉しい、大切な人への大切な気持ちを伝えることを躊躇わないで、明日、会えなく

なるかもしれない私たちだから‥‥‥(字余り)

原作未プレイ 全12話

提督から鎮守府に呼ばれ着任した新任の駆逐艦で主人公の吹雪が、他の艦娘と共に謎の敵「深海棲艦」と戦うお話です。

艦隊これくしょん(艦これ)、名前はよく知っていましが、ほとんど予備知識もなく視聴しました。

擬人化の作品は数作品観ましたが、どちらかといえば「うぽって」みたいな感じですね。

突っ込みたくなる設定は多かったですが、こういう設定なんだw と自分に言い聞かせて観ていました。

お話はシリアスな展開とコミカルな展開のギャップが大きく、色々な方のレビューにあるようにどちらかに絞った方が良かったように思えます。

1話ごとにある程度切り離して観てみるといいかもしれませんね。そう思うと私は結構楽しめました。

キャラデザはみなさん可愛く描かれています。声優さんは複数の艦娘を演じていましたね。声優さんって凄いです。

2期も決定しているので、色々な謎も解き明かしてほしいですね。

タイトルは、特に印象に残った作中のあるキャラの台詞を使いました。

OP AKINOさんが歌ってます。スピード感のあるAKINOさんらしい曲です。
ED 早口で歌うところが好きです。普段結構聞いていますね。

最後に、金剛さんのCVは東山奈央さんですが、どう聴いてもきんモザのカレンとしか思えませんでしたw

投稿 : 2024/04/20
♥ : 45
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

OP『海色』歌詞に示される核心テーマ。日本海軍の栄光と悲劇をモチーフとした人気ゲームのアニメ化

《各話タイトル&評価》

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に疑問を感じた失敗回
?は内容が微妙で現時点で評価保留の回

{netabare}【第1話】 「初めまして!司令官!」(1/7放送) ★★
【第2話】 「悖らず、恥じず、憾まず!」(1/14放送) ★★
【第3話】 「W島攻略作戦!」(1/21放送) ★
【第4話】 「私たちの出番ネ!Follow me!」(1/28放送) ★
【第5話】 「五航戦の子なんかと一緒にしないで!」(2/4放送) ☆
【第6話】 「第六駆逐隊、カレー洋作戦!」(2/11放送) ☆
【第7話】 「一航戦なんて、大ッッキライ!」(2/18放送) ☆
【第8話】 「ホテルじゃありませんっ!」(2/25放送) ★
【第9話】 「改二っぽい?!」(3/4放送) ☆
【第10話】 「頑張っていきましょうー!」(3/11放送) ☆
【第11話】 「MI作戦!発動!」(3/18放送) ★
【第12話】 「敵機直上、急降下!」(3/25放送) ☆{/netabare}

※以下、時系列での内容レビュー・感想+キーワード&解説
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【第1話】 「初めまして!司令官!」(1/7放送)視聴直後の感想

《とりあえず第1話は◎。方向性がまだ見えず期待と不安が交差するスタート》★★

原作ゲーム未プレイ。
作画は当然ながら良質で、キャラ設定・音楽も良い感じでした。
肝心のストーリーは、第1話では方向性も皆目分からないし、これからなのだけど、ちょっとワクワク感があって好感を持ちました。
ただし、先の大戦当時の日本海軍の艦艇名称が矢継ぎ早に出てくるので、予備知識がない人は視聴を続けるのは少し厳しいかも(※対策として以下のレビューに ◆キーワード&解説 を多数盛り込みました)。

◆キーワード&解説
{netabare}
¶鎮守府
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%8E%AE%E5%AE%88%E5%BA%9C_(%E6%97%A5%E6%9C%AC%E6%B5%B7%E8%BB%8D)

鎮守府(ちんじゅふ)は、かつて日本海軍の根拠地として艦隊の後方を統轄した機関。
横須賀(神奈川県)、呉(広島県※本作のモデル地)、佐世保(長崎県)、舞鶴(京都府)の4箇所に設置。

¶艦艇の種類
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%B8%9D%E5%9B%BD%E6%B5%B7%E8%BB%8D%E8%89%A6%E8%89%87%E9%A1%9E%E5%88%A5%E5%A4%89%E9%81%B7

※下段はネーミングルール(※艦名は本作品に登場したもの。§はセリフが多い重要キャラ、-は姉妹艦)

(1)戦艦
※旧国名が規則だが(例:長門§-陸奥§、大和§)、巡洋戦艦の場合は山岳名(例:金剛§-比叡§-榛名§-霧島§)
※長門は連合艦隊(旧日本海軍の合同艦隊)旗艦を最も長く務めた艦であり、本作でもそれを意識して{netabare}提督(司令官)の意を受けて各艦に指令を下す艦(秘書艦){/netabare}となっている。
※なお戦艦のうち、比較的小型で巡洋艦並の高速機動力を誇るが、主砲火力や艦体防御力が通常の戦艦に比べて弱い艦を、特に巡洋戦艦と呼ぶ(高速戦艦とも)。

(2)空母
※縁起の良い実在または想像上の飛翔動物名だが(例:翔鶴§-瑞鶴§、蒼龍、飛龍、翔鳳、大鳳§)、もともと戦艦や巡洋戦艦として建造開始されたのち空母に転用された艦はそれぞれ戦艦・巡洋戦艦のネーミングルールのままとなっている(例:加賀§、赤城§(主人公の憧れ))
※なお正規空母(軍艦として建造された大型空母)と軽空母(商船からの改造が多い。護衛空母とも)の区別あり。

(3)一等巡洋艦(重巡洋艦)
※山岳名(例:愛宕§-高雄§、足柄§-羽黒-那智、青葉)
※ただし当初軽巡洋艦として設計されたのち重巡洋艦に転用された艦は軽巡洋艦のネーミングルールのまま(例:利根§-筑摩、最上)

(4)二等巡洋艦(軽巡洋艦)
※河川名(例:川内§-神通§-那珂§、北上§-大井§-球磨-多摩、夕張、大淀)
※なお、二等巡洋艦は駆逐艦を引き連れて水雷戦隊を結成し、夜戦を仕掛けることが多い({netabare}「夜ならば・・・」というセリフが何度も出てくるのはそのため{/netabare})

(5)一等駆逐艦
※気象や時・音に関する名称(例:吹雪§(主人公)、夕立§、暁-響-雷(いかづち)-電(いなづま)、島風§)
※陰暦の月名称(例:睦月§(主人公の親友)-如月§-弥生-望月)
※なお、特型駆逐艦という呼称は吹雪型(特Ⅰ型)駆逐艦に対して最初に付けられたものだが、後継の綾波型(特Ⅱ型)、暁型(特Ⅲ型)もある。

(6)二等駆逐艦
※縁起の良い植物名称(本作には登場しないと思われる)

(7)水上機母艦
※縁起の良い抽象語彙(例:千代田、千歳)

(8)給糧艦(食糧補給艦)
※海峡の名称(例:間宮§)

(9)その他
※登場したら追加予定
{/netabare}

◆現状での違和感と期待

2013年秋に放送された『蒼き鋼のアルペジオ-ARS NOVA-』が、{netabare}軍艦形態そのものは確保しながら、その制御ユニットとしてメンタルモデルという擬人化艦娘を設定して、その感情変化を巧みに描き出した{/netabare}のに比べると、どうしても{netabare}少女の容姿のままの艦娘達が砲塔や盾を装着して海上で敵と戦闘する{/netabare}、というスタイルは、今のところ迫力不足なだけでなく説得力に欠けるものに見えてしまいます。
今後、ストーリーが進むにつれて、この違和感が解消されていき、終盤ではこの作品ならではの魅力に変わると良いのですが。

とにかく、多くの人が感動する名作・・・というようなストーリー面での大成功は要らないので(というよりアニメの設定上、無理だと思う)、去年のラブライブ!(※シナリオ構成が同じ花田十輝氏)のような感じで原作人気を一層盛り上げる手堅い成功を収める作品に育って欲しいものです。

あと史実に基づく艦の個別エピソードをどのくらい盛り込むのか(あるいは盛り込まないのか)、にも注目です。

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【第2話】 「悖らず、恥じず、憾まず!」(1/14放送)視聴直後の感想

《第2話でストーリーの方向性が少し見え始めた?嬉しい史実リスペクト》★★

悖(もと)る、とは「道理に背く、約束を破る、歪む」という意味。
憾(うら)む、とは「外的な刺激によって心に不満や残念を感じる」という意味。

◆キーワード&解説
{netabare}
¶特型駆逐艦(吹雪型駆逐艦)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%B9%E9%9B%AA%E5%9E%8B%E9%A7%86%E9%80%90%E8%89%A6

ワシントン海軍軍縮条約(1922年)で戦艦、空母および巡洋艦の建造制限を受けた旧日本海軍は、補助艦艇である駆逐艦に重装備を施して英米に対する海軍戦力の劣勢を補おうとした。
そのために新規に建造されたのが、吹雪を1番艦とする「特型駆逐艦」で、戦艦・空母クラスの巨艦をも撃沈できる61cm魚雷や、駆逐艦としては強力な12.7cm砲を装備したために、従来の駆逐艦よりも艦上部が重く、運航時のバランスを取るのが難しかった。

※本アニメ中で、吹雪が{netabare}「トップヘビーでバランスが悪い」と先輩の艦娘達から指摘されている{/netabare}のはそのため。
※しかし、提督(司令官)や赤城先輩、さらに軽巡洋艦の3姉妹(川内、神通、那珂)達が、{netabare}新入りの吹雪に大きな期待を寄せて、彼女の頑張りを評価しようとしている{/netabare}のは、上記のように特型駆逐艦にかけられた旧日本海軍の期待の反映。

¶酸素魚雷
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%85%B8%E7%B4%A0%E9%AD%9A%E9%9B%B7

本アニメの講義に登場する「酸素魚雷」は、先の大戦当時、旧日本海軍が世界で唯一開発に成功していた高性能魚雷で、圧縮空気を使った従来型の魚雷よりも、速度・炸薬量で勝るばかりでなく、水中で容易に二酸化炭素に溶解する酸素の特性から、ほぼ無航跡かつ長射程(従来型の数倍)を実現して、旧日本海軍の虎の子兵器となっていた。

※本アニメ中で、吹雪が所属する{netabare}水雷戦隊(軽巡洋艦と駆逐艦からなる、強襲夜戦を得意とする戦隊)にも、正規空母(赤城・加賀)を中心とする航空戦隊や戦艦(金剛・比叡)を中心とする支援戦隊と同様に、提督(司令官)や長門(秘書艦)から大きな期待が寄せられている{/netabare}のはそのため。
{/netabare}

◆迫力のOP「海色」から見えてきた?本作の方向性

第1話でラスト付近に特殊EDとして流れた「海色」ですが、楽曲1~2番のミュージッククリップが公開されています。
しかし正確な歌詞がまだ発表されておらず、肝心の英語部分がはっきりしません。
(2/18のOPシングル発売日までお預け→2/18確定)


OPもしくはEDに、その作品の制作者が視聴者に届けたい作品テーマやメッセージが篭められおり、それらを読み解くことによって作品テーマの理解が進むケースは、とても多いのですが(というより常識になっている)、この作品の場合でも、やはりそうなるのか?

特に、艦娘は先の大戦当時に実在した軍艦の擬人化であり、「その記憶をある程度有しており、それに因(ちな)んだ人格やトラウマを有している者もいる」という原作ゲームの設定を考えると、OP歌詞にある「私」=艦娘=実在した軍艦となり、意味深です。

これは相当ポレミカル(論議を呼び起こしがち)で刺激的な歌詞だと思いました。
今後のストーリー展開に注目です。

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【第3話】 「W島攻略作戦!」(1/21放送)視聴直後の感想

《第3話で史実回収イベントを敢行!物語は一気に悲劇性を帯びて、艦娘たちの行方が心配・・・》★

◆放送前の予想

果して、{netabare}駆逐艦如月(きさらぎ)の運命{/netabare}は・・・!

※W島は{netabare}ウェーキ島(ウェーク島){/netabare}を暗示。
※史実では、この島の攻略作戦で{netabare}駆逐艦如月と疾風(はやて)が轟沈{/netabare}している。

本作にシリアス展開があるのか否か、あるとしたらどの程度か、の指標となる注目回



◆放送後の感想

(´・ω・`) ヤッテクレタネ;;

今回、史実回収イベントが確認されたことにより、第2話放送直後から気になっていた事ですが・・・
OP動画の最初の部分に、{netabare}正規空母=赤城・加賀両艦娘の凛々しい上半身のアップ・シーンに一瞬赤いフラッシュがかかる{/netabare}箇所があり、動画を一時停止して確認したところ、{netabare}案の定ミッドウェー海戦で両空母が大破炎上している艦影の画像が挿入されていて、この感じだと両艦の悲劇回収はどう見ても必至と思います{/netabare}(いわゆるフラグ)。

⇒ここが本作のクライマックスとなると予想。

※私は、第1話の感想に書いたように、このアニメは原作ゲームの人気を維持し盛り上げることを第一とした手堅い作りになると思っていたし、最悪の場合、艦娘たちがキャハハ・ウフフするだけのギャグ多めの固定ファン向け日常ほのぼのアニメになっても仕方ないかな、くらいに見ていたのだけど、守りに入らず逆に、アニメはアニメとして果敢に討って出てきたことに驚くとともに、制作者側の心意気をちょっと応援したい気持ちになりました。

※原案ストーリー・コンセプト=田中謙介氏の2013年9月のインタビュー記事(田中氏の基本的な考えと共に、様々な艦娘の名前・絵柄が紹介されており参考になります)
http://www.famitsu.com/news/201309/07039658.html
http://www.famitsu.com/news/201309/08039659.html

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【第4話】 「私たちの出番ネ!Follow me!」(1/28放送)視聴直後の感想

《第4話は武勲艦・金剛四姉妹のターン。日本海軍の栄光と悲劇をモチーフとした人気ゲームのアニメ化》★
{netabare}
英国帰りの巡洋戦艦(高速戦艦)金剛と姉妹艦、さらに駆逐艦島風も活躍。
{/netabare}

◆キーワード&解説
{netabare}
¶金剛(戦艦)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%91%E5%89%9B_(%E6%88%A6%E8%89%A6)

金剛は1913年(大正2年)に竣工・就役した英国製の巡洋戦艦(高速戦艦とも呼ばれる)。
英ヴィッカース社は日露戦争(1904-05年)で活躍した戦艦三笠の製造元で、日本海軍との良好な協力関係の下、金剛を設計・製造、なおかつ同社の強力な技術協力により、金剛型の姉妹艦(比叡-榛名-霧島)が国内メーカーにより製造されることになり、以降、日本海軍の主力艦は全て国産化されることになった。
金剛型より新しく主砲火力も強力な、長門型(長門-陸奥)さらに大和型(大和-武蔵)の大戦艦が、通常は司令官が座乗し艦隊の象徴となるフラッグシップ(旗艦)となることから前線への投入が避けられたことと対象的に、高速機動力を誇る金剛型巡洋戦艦は繰り返し最前線に投入されて活躍し、一番艦金剛は日本海軍の最高殊勲艦(他に空母瑞鶴、駆逐艦雪風など)となり、姉妹艦もそれぞれ赫赫たる戦績を残した。{/netabare}

◆第7話辺りに来る?次の山場に向けて、しばらくは人気艦の紹介回が続く気配
{netabare}
本作の核心的テーマが謳われていると雑誌で公式アナウンスのあったOP『海色(みいろ)』のシングルリリース&歌詞判明が2/18(第7話の放送日)であることから、第3話に続くシリアス展開が来るのはここが最有力と推測します。
それまでの溜め回として、しばらくは今回の金剛四姉妹など原作ゲームでの人気艦の活躍を描く紹介回が続くと予想。{/netabare}

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【第5話】 「五航戦の子なんかと一緒にしないで!」(2/4放送) ☆

{netabare}第三水雷戦隊は解散となり、吹雪は新たに編成された第五遊撃部隊に配備されることに。
同部隊は、①巡洋戦艦1隻=金剛、②正規空母2隻=もと一航戦(第一航空戦隊)の加賀・もと五航戦(第五航空戦隊)の瑞鶴、③軽巡洋艦(但し重雷装艦)2隻=北上・大井、④一等駆逐艦1隻=吹雪、の計6隻で、この個性派揃いの部隊のフラグシップ(旗艦)を誰にするかでひと悶着し、意外な結果となる。{/netabare}

◆キーワード&解説
{netabare}
¶瑞鶴(空母)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%91%9E%E9%B6%B4_(%E7%A9%BA%E6%AF%8D)

正規空母瑞鶴(ずいかく)は、初参戦となった真珠湾攻撃(1941年12月)からレイテ沖海戦(1944年10月)での轟沈まで日本海軍の機動部隊主力として活躍し続け、姉妹艦翔鶴(しょうかく)(マリアナ沖海戦(1944年6月)で轟沈)と共に歴戦の殊勲艦とされる名空母。
瑞鶴の轟沈により、日本海軍は事実上、航空機動力を喪失した。

¶重雷装艦(じゅうらいそうかん)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%8D%E9%9B%B7%E8%A3%85%E8%89%A6

日本海軍の虎の子兵器である酸素魚雷を重装備した二等巡洋艦(軽巡洋艦)で、具体的には北上・大井の2隻。{/netabare}

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【第6話】 「第六駆逐隊、カレー洋作戦!」(2/11放送)☆

{netabare}第六駆逐隊に配属の一等駆逐艦(暁型=特Ⅲ型)暁-響-雷(いかづち)-電(いなづま)4隻のインドシナ海域・インド洋方面での活動史実をモチーフとした話か。
※雷(いかづち)が轟沈した敵艦の乗組員多数を救助した史実は有名。
http://kancolle.doorblog.jp/archives/31667176.html

※放送後の感想

全然違うじゃないか(笑)。今回は{netabare}海軍カレーをモチーフとした完全なコメディ回{/netabare}でした。{/netabare}

◆キーワード&解説
{netabare}
¶海軍カレー
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B5%B7%E8%BB%8D%E3%82%AB%E3%83%AC%E3%83%BC{/netabare}

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【第7話】 「一航戦なんて、大ッッキライ!」(2/18放送) ☆

おおよそ予想通り、第7話から再び史実をモチーフとしたシリアス寄りのストーリー展開に突入か。

※FS作戦・MO攻略作戦は、ともに先の大戦初期(1942年春)に企画された日本軍の米豪遮断作戦の一環で、
①米豪両国を結ぶ海上補給線上にあるフィジー(F)・サモア(S)両島の攻略を目指したもの→FS作戦
②豪州北方にあるニューギニア島の要衝ポートモレスビー(MO)の攻略を目指したもの→MO攻略作戦

※このMO攻略作戦遂行のため派遣された日本海軍の空母機動部隊に対して、その暗号を密かに解読し作戦目的を把握していた米豪側も空母機動部隊を出撃させたため、史上初の空母機動部隊同士の海戦が行われることになった(1942年5月の珊瑚海海戦)

◆キーワード&解説
{netabare}
¶珊瑚海海戦(1942年5月)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%8F%8A%E7%91%9A%E6%B5%B7%E6%B5%B7%E6%88%A6

この海戦の結果、米豪側は{netabare}正規空母1隻轟沈(レキシントン)・1隻中破(ヨークタウン){/netabare}、日本側は{netabare}軽空母1隻轟沈(翔鳳)・正規空母1隻中破(翔鶴){/netabare}となり、日本側の戦術的辛勝となったが、MO攻略作戦は中止され、米豪遮断は失敗したために、米豪側の戦略的勝利と評価されている。

※アニメでも、{netabare}史実どおり軽空母1隻轟沈(翔鳳)・正規空母1隻中破(翔鶴)という描写{/netabare}となっている(加えて{netabare}暗号も漏れている{/netabare})ため、この後間もなく実行された{netabare}MI作戦(ミッドウェー攻略作戦、1942年6月){/netabare}がアニメでも描かれる惧れが一層高まりました(第9話以降か)。{/netabare}

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【第8話】 「ホテルじゃありませんっ!」(2/25放送) ★

戦艦大和登場!(※艦内設備が充実し居住性も良かったので他艦の乗組員から「大和ホテル」と揶揄されていた)

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【第9話】 「改二っぽい?!」(3/4放送) ☆

{netabare}駆逐艦三人娘の中では影の薄かった夕立が、大規模改装を受けて戦力を大幅UP、吹雪の憧れの赤城先輩のいる第一航空戦隊に配属されることになります。
一方、第五遊撃部隊の旗艦として頑張ってきたはずの吹雪には、部隊解散の上、鎮守府に至急戻るように指令が下されます。
気持ちが折れそうになっていた吹雪に赤城先輩が掛けた言葉は「努力に憾みなかりしか」。
第1話冒頭のナレーションにも出て来た海軍兵学校・海自幹部候補生学校で継承されている五つの訓戒の一つです。{/netabare}

◆キーワード&解説

¶五省(ごせい)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%94%E7%9C%81

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【第10話】 「頑張っていきましょうー!」(3/11放送) ☆

{netabare}鎮守府に戻った吹雪たちが見たものは敵機の爆撃を受けて煙をあげる施設でした。
行方不明の提督から吹雪に託された指令は「改になれ」。吹雪の特訓が始まります。{/netabare}

◆キーワード&解説

¶ドーリットル空襲(1942年4月)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%AB%E7%A9%BA%E8%A5%B2

米軍機による本土初空襲。
日本軍が南方に戦力を展開している隙を突かれたこの空襲は、被害は小規模ながら衝撃が大きく、敵機動部隊の脅威を取り除くことを目的としたMI(ミッドウェー)作戦発動の誘因となった。

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【第11話】 「MI作戦!発動!」(3/18放送) ★

ラスト2話はOP映像にも予告されていた大詰めです。

◆キーワード&解説

¶ミッドウェー海戦(1942年6月)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%83%83%E3%83%89%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%83%BC%E6%B5%B7%E6%88%A6

史実では、日本軍が正規空母4隻轟沈(赤城/加賀/飛龍/蒼龍)・米軍が正規空母1隻轟沈(ヨークタウン)という日本側の惨敗に終わり、日米の形勢が逆転してしまった海戦として有名。
※空母赤城は、敵機の爆撃を受けて大破炎上し、総員退艦のあと護衛の駆逐艦により雷撃処分されて轟沈。

赤城先輩に憧れる駆逐艦吹雪の成長・奮闘物語として描かれてきた本作が、こうした史実を踏まえて、どのような結末を描き出すのかに注目です。

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【第12話】 「敵機直上、急降下!」(3/25放送) ☆

{netabare}史実のミッドウェー海戦では、航空戦力としては

(1)日本軍は空母6隻参戦(うち4隻轟沈)、
(2)米軍は空母3隻参戦(うち1隻轟沈)+ミッドウェー島基地航空部隊

の対決となり、本作でも危うく空母タイプの艦娘4人が轟沈しそうになったのですが、主人公吹雪や提督の機転、そして艦娘たちの団結により「歴史の強制力」を打ち破って敵空母3隻撃破+敵航空基地破壊という勝利をもぎとることに成功しました。{/netabare}

1クールではどうしても消化不足感が強く残るラストだっただけに「続編 制作決定!!」のアナウンスは素直に嬉しく思いました。

◆キーワード&解説

¶大鳳(たいほう)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E9%B3%B3_(%E7%A9%BA%E6%AF%8D)

投稿 : 2024/04/20
♥ : 92
ネタバレ

mio♡美桜 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

Хорошо!

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原作 - DMM.com/KADOKAWA GAMES
製作総指揮 - 井上伸一郎
企画・エグゼクティブプロデューサー - 安田猛
原案ストーリー・コンセプト - 田中謙介
監督 - 草川啓造
シリーズ構成 - 花田十輝
キャラクターデザイン総作画監督 - 井出直美、松本麻友子
キャラクターデザイン協力 - しずまよしのりしばふコニシ
メカニックデザイン - 宮澤努、諸石康太
クリーチャーデザイン - 清水空翔
エフェクトディレクター - 橋本敬史
アクションディレクター - 井畑翔太
美術監督 - 高橋麻穂
色彩設計 - 上村修司
CGディレクター - 井野元英二
CGモデリングディレクター - 川端英樹
CG制作 - オレンジ
撮影監督 - 伊藤康行
編集 - 岡祐司
音響監督 - 亀山俊樹
音響効果 - 野崎博樹(第9話 - 第12話)
音響制作 - グロービジョン
音楽 - 亀岡夏海
音楽制作 - フライングドッグ
アニメーション制作 - ディオメディア
製作 - 「艦これ」連合艦隊司令部
放送期間 - 2015年1月 - 3月
話数 - 全12話

(以上Wikipedia より引用)

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原作ブラウザゲーム:プレイ中

ほぼ放置中だったもののアニメ見てから再始動。
やっぱり艦娘ハラショーです♡

当初からブラウザゲームとして話題だった艦これ。
そんな艦これがアニメになる!
って聞いた時私の頭の中ではこのゲームをどうアニメ化
するのか想像もつきませんでした。

というのもゲームの中の女の子(通称:艦娘)たちは旧日本
海軍の名だたる艦艇の擬人化キャラなんです。
そして原作の中ではもちろん彼女達が生き生きと動くこと
はありません。
(アニメと同じ声優さんのセリフはありますけれど。)
ストーリーもほぼ皆無に等しいのです。

ゲームだから分かるけど、これをアニメ化って…⁇
どんなストーリーにするんだろう。ワクワク♪

と最初はこんな感じでした。

そんな期待と不安が入り混じる気持ちで見始めたところ
まず彼女達が戦場に登場する姿に思わず爆笑。
(この爆笑というのは感動のあまりの嬉しい爆笑です!)

艦娘達の戦場でのその艤装(艤装とは彼女達が武器や装備を
装着すること)
を施した出で立ちがゲームのまんまなのです。
当たり前なのですが…

そして当然アニメなのでそんな艤装を施した彼女達が
生き生きと動いています。
(キャラデも原作より私的には全然可愛いと思えました♡)

その勇ましい姿に正直感動すら覚えるくらい。
特に出撃シーンがカッコいい!
めちゃくちゃカッコいいんです‼︎

ストーリーは次から次へと色んな艦娘達が出てくるのです
が、ある一人の艦娘に焦点をあてつつ日常、コメディ、
シリアス、バトルが折り重なった感じかな。
それぞれの艦娘達のキャラ設定も実際の艦艇の性能や
史実をふまえた設定になっていますので、興味のある方は
そのあたりも調べながら視聴されるとそれぞれの艦娘の
名前、性格、能力が

「おぉ、なるほど!」

って楽しめるかもです。

原作がストーリー性のないゲームで、原作の中で使われる
難しい言葉も出てきますのであま〜り深く考えなければ
可愛い艦娘達が日常シーンではワイワイ、キャッキャ、
迫力の戦闘シーンではドーン!バーン‼︎って楽しめる
作品っぽい。

OP・EDは共に作品の世界観にマッチしていて気持ちの
高揚感が凄いです。
2015冬アニメのアニソンの中ではトップクラスの曲だと
思います!
そしてなんと言ってもサントラのキャラソン♪
ある声優さんの歌とか色んな意味で凄いです!
私はハマりました♪
興味のある方はおススメです!

キャラが多くて一人の声優さんが何人も掛け持ちして
やっているのでそのあたりの声優さんの頑張りも見所の
1つだと思います。
今をときめく女性声優さん達がいっぱい出演されてます
ので、女性声優さん好きな方にもおススメです!

と簡単な紹介になりましたけれど、
とにかく全てのキャラが可愛いくて個性的で魅力的。
1人の声優さんの演じ分けが見所の一つなのでそこを
楽しめるあなたは

「Хорошо!」

なのです!



【mio’s café】
視聴済みの方限定ですよぉ♪
一応ね…( *´▽`)_旦~
{netabare}
2周目終わりました。
1周目よりもっとキャラに注目出来て楽しかったです♪
でも、やっぱり凄く評価が分かれそうかな。

改めて基本的に原作を楽しんでいる人向けのアニメだと
思いました。
その原作組でも、自分の好きな艦娘達が生き生きと動いて
満足する人と、ストーリーの無い原作からストーリー性の
あるアニメを期待していた人と…

私は原作ゲームでも彼女達が何の為に何と戦っている
のか細かい描写が無く理解せずに楽しんでますので、
アニメで生き生きとした艦娘達を楽しめただけでも
良かったです。
これはあくまで原作組としての1意見なのですが…

アニメから入った人にとっては提督の存在とか、鎮守府?
高速修復剤⁇とか?の部分が多かったと思います。
簡単でもいいからもう少し設定とかキャラに関しての解説
なりあると良かったかなぁ。
だけど逆に原作知らない人の方が楽しめたかもって思った
りもした。

そんなストーリー的な不安をカバーしたのがキャラの
可愛さと作画の良さと音楽の良さ。
迫力の戦闘シーンと萌え要素充分で個性的なキャラは
とても良かったと思います。

そしてやっぱり声優好きな私には声優さんの色んなキャラ
の演じ分けが楽しかったです。

そんな私のお気に入りはフォロミー金剛さん♡
明るくて、カッコよくて、仲間思い。
帰国子女らしい設定とブッキーとの絡みが大好き。
(金剛型姉妹艦の歴史を調べるとなるほどです。)
金剛型4姉妹のCV:東山奈央さんの演技、キャラソン
凄く好きです^ ^
そして忘れてはならない、パンパカパーン♪
愛宕さんも♡でした♪

佐倉綾音さんの川内型3姉妹、島風ちゃん、長門・陸奥
球磨・多摩コンビの8役はその幅の広さに感動すら覚える
くらいです。
同じシーンに4,5人?出て来るところとか鳥肌ものでした。

女の子ばかりなので色んなタイプのカップル?がいるのも
特徴的でしたね。

長門×陸奥、赤城×加賀、大井×北上、などなど…
百合なのかどうかはわかりかねますが…

ちょこっとしか出ないけれど、球磨×多摩コンビも
原作組としては見逃せません。
球磨ちゃんのアホ毛、ワイルド過ぎる…
多摩ちゃんの射撃の後の動きが可愛い過ぎるのです。

お話としては私的に6話のカレー大会、第六駆逐艦隊が
ちっちゃくて可愛くて♡面白かった♪
CV:洲崎 綾さんの可愛い演技も見所。

8話の大和さんの下りとかも好きでした。
ホテルと言われてる大和の苦悩が凄く表現されていて。
この辺りも歴史を調べるととても興味深いですね。
しかも大和CV:竹達彩奈さん!
私的に嬉しいです♡

何にしてもとどめは最終話だったかも。
まぁ原作設定色々ぶっ込みすぎです!
まさか大鵬ちゃんまで出てくるとは…
大鵬ちゃんて凄い空母なんですよぉ。
(原作ではまだ私のところに来てくれません…)

最後は長門秘書官まで参戦しての肉弾戦!
長門パーンチ!長門キーック!からの射撃‼︎
もう何が何だか格闘技!

そして1番私のツボだったのは、大井っちの

「私の北上さんに、何してけつかるのよぉ〜‼︎」

ドロップキーック!からの投げ!そして射撃‼︎

スーパー北上様との意味不明の回転からの
「二人合わせて片舷40門」
「両舷合わせて80門の魚雷は伊達じゃないわ。
海の藻屑となりなさいな!!」

MVP確定の瞬間でした^ ^

「けつかるの」

最初私には?でした…
調べてみたら、なるほど!
大した意味は無いんですけれど、方言みたい。
「けつかるの」にはまっちゃいました 。

実際の重雷装艦大井、北上をネットで見たのですが凄い
ですね。
なんだかこの頃の軍部の考え方って正気の沙汰ではない
というかなんというか…
調べるとこれまた興味深いです♪

2期も確定しているのでそれなりに楽しみ。
これでストーリーがしっかりしていたら凄い作品に化ける
様な気もするのですが…

2期では是非、私のお気に入りの雪風ちゃんの登場を
お願いします!提督‼︎

だってメチャクチャ可愛いんです♡


【主要登場人物・出演者】

吹雪、蒼龍、飛龍 - (CV:上坂すみれ)
睦月、如月、弥生、望月 - (CV:日高里菜)
夕立、白露、時雨、村雨 - (CV:タニベユミ)
赤城 - (CV:藤田咲)
加賀、利根、筑摩 - (CV:井口裕香)
長門、陸奥、川内、神通、那珂、球磨、多摩、島風
- (CV:佐倉綾音)
金剛、比叡、榛名、霧島、高雄、愛宕 - (CV:東山奈央)
北上、大井 - (CV:大坪由佳)
暁、響、雷、電、最上、鳳翔 - (CV:洲崎綾)
翔鶴、瑞鶴 - (CV:野水伊織)
那智、足柄、羽黒 - (CV:種田梨沙)
夕張 - (CV:ブリドカットセーラ恵美)
間宮 - (CV:堀江由衣)
大淀 - (CV:川澄綾子)
大鳳 - (CV:能登麻美子)
大和 - (CV:竹達彩奈)
ナレーション、飛行場姫、中間棲姫 - (CV:榊原良子)


【主題歌】

オープニングテーマ
「海色」(第2話 - 第12話)
作詞 - minatoku[93] / 作曲・編曲 - WEST GROUND /
歌 - AKINO from bless4

エンディングテーマ
「吹雪」(第2話、第4話 - 第12話)
作詞 - minatoku / 作曲 - Hige Driver / 編曲 - WEST
GROUND、斎藤悠弥 / 歌 - 西沢幸奏

「Let's not say "good-bye"」(第3話)
作詞 - minatoku、松井俊介 / 作曲・編曲 - 宝野聡史 /
歌 - 艦娘特別艦隊(赤城・加賀・瑞鶴・金剛・島風・
吹雪)

【劇中歌】
「進め!金剛型四姉妹」(第4話)
作詞 - minatoku、松井俊介 / 作曲・編曲 - 斎藤悠弥/
歌 - 金剛型四姉妹(金剛・比叡・榛名・霧島)



追記:戦後70年を迎えて。
本編とは全く関係ありませんし、特別な政治思想が
あるわけでも無いです。
1人の日本人として思った事です。
スルーされて構いません。
{netabare}
今回「艦これ」を視聴してみて、心の中に少しばかりの
複雑な気持ちがありました。

もちろんこの作品はフィクションでありアニメとして
割り切って視聴しました。

しかしモチーフになっているのは実際の太平洋戦争で
戦った艦船と壮絶で悲しい史実。

可愛い艦娘達。

この娘達はどんな船だったのだろう…
一つ一つ調べていく度に多くの悲しい事実が判明します。

誇り高き日本国を守るため。
愛すべき家族、恋人、友人を守るため。

それは連合国しかり。
多くの犠牲をはらい今の私達の暮らしがここにあります。

私達は日本人である以上過去の悲しい歴史の事実を
受け止め語り継ぎ、世界の人々と共に手を取りこれからも
歩んでいかなければと。

政治的な難しい事は分かりません。
でも願う事は自由です。

私達に出来る事はちっぽけで理想論かもしれませんが…

世界からいつの日か争い事が無くなる日が来る事を
祈って。
{/netabare}
{/netabare}

投稿 : 2024/04/20
♥ : 85

69.8 2 ゲーム原作でコミカルなアニメランキング2位
神撃のバハムート GENESIS(TVアニメ動画)

2014年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (706)
3335人が棚に入れました
ここは<人><神><魔>あらゆる種族の入り交じる神秘の世界ミスタルシア

かつて、黒銀の翼持つバハムートにより世界は終焉の危機に瀕した。
しかし<人><神><魔>は種族の垣根を超えて共闘し多大な犠牲をもってその力を封印した。
そして、封印の鍵を二つに分け、<神>と<魔>それぞれが有することとなった。その鍵が決して一つになることのないように。

それから二千年以上が経ち、世界は安寧の中にあった。いつしか<人>はバハムートを唯一無二の存在と考え、恐れ崇めるようになっていた。
そんな或る日、決して盗まれるはずのない<神>の鍵がひとりの少女によって奪われる。

世界の近郊が緩やかに崩れはじめた。

バハムートが復活の咆哮をあげるとき、世界はまた絶対的絶望の淵に沈んでいく。

世界よ、滅べ。
誰かが、ただ切に願った。

声優・キャラクター
吉野裕行、井上剛、清水理沙、平田広明、潘めぐみ、岩崎ひろし、森久保祥太郎、森田成一、喜多村英梨、小山剛志、沢城みゆき、藤村歩、蒼井翔太、辻あゆみ、大関英里、玄田哲章、津田健次郎
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

これはアニメであってゲームではない・・・なCygames処女作

ゲーム未プレイ

今は昔。TVCMハイローテしてたのがソシャゲ黎明期の『神撃のバハムート』

「自分。ゲームはやらないけどタイトルは知ってますよ」
「アニメっすか?ペイできるぐらいゲーム流行ってるんですね~」

業容拡大で次ステージへ。社内制度を整備する段階でお取引あったのが設立間もないCygamesさんでした。
2019年冬「マナリアフレンズ」の放送開始にともない、これも何かの縁!と初版を漁ってみました。


全12話。世間的にも自分にとっても悪評ばかりの “ゲーム原作もの” の中ではだいぶマシ、いや、素直に面白かったです。

神と悪魔の合いの子であるヒロインのアーミラ(CV 清水理沙)は作品の{netabare}文字通り{/netabare}“鍵”。
主人公ファバロとカイゼルも凹凸のある良く出来たコンビで下手なバディものよりバディバディしてました。
沢城さん演じるリタも上記3人とは違う冷静沈着キャラ。{netabare}良いゾンビって珍しいキャラ設定ですが、2018年末アニヲタ界隈を席巻した『ゾンビランドサガ』で市民権を得たのかしら?両方ともCygamesさん絡んでますね。{/netabare}

この4人のバランスが良いのです。例えばカイゼルに対する見方も三者各々で捉え方が違います。そんな組み合わせが複数ありながらバランス崩れてないため飽きることはないです。
それに生い立ちや幼少期の出来事が4人ともに影を落としてたりと、けっして明るい話ではありませんでした。おそらくダークファンタジーの部類に入ります。


舞台は中世ヨーロッパ。オルレアン騎士団とかジャンヌダルクとかが出てくるので、百年戦争あたりの時代設定でしょうか。{netabare}そういえば、ジルドレイも登場してましたww{/netabare}
信仰が統治に影響、いや統治そのものであったため人と神、対抗する悪魔も含めて人間にとって極めて身近な存在だった頃です。
基本軸はアーミラの出自がそうであるように、神と悪魔のすったもんだの物語です。中世世界を舞台にすれば伝統的にファンタジー設定と相性は良く、また挿入される史実ネタとも喧嘩をしません。

ジャンヌが火刑に処せられたことはその処刑理由とともに有名ですし、さらっとケルベロス(CV喜多村英梨)が拷問器具“鉄の処女”に触れてたりもしました。元ネタを絡めての物語構成は良く出来てたほうだと思います。
さらに、キリスト教の概念としての悪魔。簡単に言うと“欲”に取り込まれることとはどんなことか?が描かれてるため、聖書を読んだことのある方は肯ける描写も数多くあったかと思います。


 “とりあえず中世で剣と魔法見せときゃそれっぽくなるっしょ?”


こういった安直さがありません。基本がしっかりしていること。人はこれを王道と呼びます。
考証に無理のないこと。私にとっての好材料であります。ダーク寄りのストーリー展開はさらに下駄を履かせるのに充分でした。
王道の世界観、そして先述のキャラ相関のバランスの良さといった背骨が真っすぐに伸びた素直な作品と言えるでしょう。1クールできっちり纏めた手堅さも評価しつつ、なにせ1クールとお手軽な点から、ファンタジーもの、ゲーム原作ものが苦手な方でもクセが少ないことと合わせておすすめできる良作です。


同社の別作品グラブルのとある回でめっちゃ販促感を感じる経験はこれまであったものの、Cygamesさんは自社のゲームコンテンツでさえまずはアニメ作品として成り立たせようという意識が強いかもですね。
アニメ参入一発目の本作からそれは貫かれてますので、もしそういったポリシーがあるのであれば今後も受け継いでいってもらいたいところです。



■声優“清水理沙”のお仕事

印象的なヒロインでした。声質は坂本真綾さんや種田梨沙さんに似てるような。これだけで私にはツボです。
語りのたどたどしさは、{netabare}生を受けて5年後という{/netabare}アーミラのキャラ設定にとても合ってます。
そしてヒロインを演じられた清水理沙さんは後にも先にも主要キャラでの出演はこれ一本。悪く言えば一発屋ですが、他の作品の色がないので唯一無二な存在感を放ってます。

{netabare}最後まで鑑賞された方はご存じでしょうが、アーミラが帰ってくることはありませんでした。作品の内容と彼女の声優としてのキャリアが重なって見えるところもあって、感慨深いものがあります。{/netabare}

EDの作詞と歌唱を担当されてました。音大声楽科出身らしさが全面に出ている良曲でした。ボイトレをすると高音は出るようになりますが綺麗な低音の発声は本人の素質によるところが大きかったりします。この曲のサビ高音部分も綺麗なのですが、それ以上に低音がとても魅力的です。機会があったらぜひどうぞ!



-----
2019.08.20追記
《配点を修正》 +0.1


視聴時期:2019年1月末

やっぱり『ゾンビランドサガ』で描かれた“善き人としてのゾンビ”のモデルは本作のリタさんだったみたい。レビュアーさんから教えてもらいました。実証記事も見つけました。
こうやってクリエイターさんは経験を積んで育っていくんですね。



2019.02.03 初稿
2019.08.20 修正

投稿 : 2024/04/20
♥ : 39

PPN さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

ゲーム原作のお手本にヾ(o´∀`o)

多種族が存在する世界で巻き起こる
混沌を描いたファンタジー作品。
全12話。
原作:ソーシャルゲーム


キーワードはバハムートの復活。
世界を破滅に追い込む力を持つこの竜の復活を巡り
天界と魔界、人間界がそれぞれの立場や思惑で
せめぎ合い、交戦していくストーリー。

いや~クオリティの高さに本当に驚きました。
そして見事に引き込まれました(*´艸`)

しっかりと作り込まれたストーリーに
迫力あるCG、丁寧な仕上りの作画と
世界観を上手に表現している色使いは
まるで劇場版のようでした。

キャラの特徴を活かす各シーンのカメラアングルや
バトルシーンにセリフ回し、BGMなどなど
どの演出も素晴らしかったと思います(・∀・)v

また声優陣も好演。
ちょっと軽薄な面と熱い想いを持ち合わせる
主人公・ファバロ役の吉野裕行はまさにハマり役。

ゲーム販促とは思えない程のクオリティを
ラストまで維持してくれた点は高く評価したいです。
もっと評価されても良い作品だと思います!


ソーシャルゲーム全盛の時代。
やはりソーシャルゲーム原作作品も
どんどん増えて行くのでしょう。
予算や時間の都合などあるとは思いますが
ぜひ、この作品をお手本にしてほしいです!
そしたらゲームやりますw

続編を作って貰いたい作品ですね!
男女隔たりなくオススメしたい1本(*´∀`*)ノ





《キャスト》

ファバロ・レオーネ(CV.吉野裕行)
カイザル・リドファルド(CV.井上剛)
アーミラ(CV.清水理沙)
リタ(CV.沢城みゆき)
ラヴァレイ(CV.平田広明)
ジャンヌ・ダルク(CV.潘めぐみ)
バッカス(CV.岩崎ひろし)
ハンサ(CV.森久保祥太郎)
シャリオス13世(CV.玄田哲章)
アザゼル(CV.森田成一)
ケルベロス(CV.喜多村英梨)
パズズ(CV.小山剛志)
ルシフェル(CV.櫻井孝宏)
ベルゼビュート(CV.大友龍三郎)




《主題歌》

OP
『EXiSTENCE』/SiM
ED
『Promised Lond』/清水理沙

投稿 : 2024/04/20
♥ : 55

大重 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

作画はまさに最高峰。内容も最後まで見ればなかなか

1話感想:
スマホ原作なんて絶対つまらないよ、賭けてもいい、ぐらいに思って見始めましたが、クオリティの高さに驚きました。
いやー絵が素晴らしすぎる。恩田さんはさすがレベルが高い。

とはいえ内容はどうってことないですね。絵だけ眺める目的でさらっと流し見したいと思います。
一応賭けは外れましたねー。珍しい。

2話感想:
いやー、絵についてはアニメで無尽蔵に金をつぎ込めばどこまでクオリティを上げられるかという上限ではなかろうか。
それくらい美しいですね。内容はぼちぼちですが割りと面白いです。
ソシャゲーアニメなんて課金の蟻地獄に引き込むための罠でしかない印象でしたが、これは「ソシャゲで儲けた金で思う存分理想のアニメを作るぞー」って感じで好感が持てます。

全話感想:
絵については最後まで文句の付けようがない素晴らしさでした。
内容もどんどん面白くなりましたね。最初ちょっとどうかと思っていたファバロもだんだん好感が持てて。キャラが皆生き生きとして魅力的でした。
ま、ストーリーは基本を抑えていて面白いのは間違いないですが、良くある感じではありましたけどね。でもいい話でした。

良いアニメを見させて頂いて感謝です。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 11

88.9 3 ゲーム原作でコミカルなアニメランキング3位
ウマ娘 プリティーダービー Season 2(TVアニメ動画)

2021年冬アニメ
★★★★★ 4.2 (666)
2112人が棚に入れました
「ウマ娘 プリティーダービー」は、Cygamesがゲーム・アニメ・コミックなどで展開するクロスメディアコンテンツで、競走馬の魂を受け継ぐ存在であるウマ娘たちが競い合う架空のレース競技<トゥインクル・シリーズ>と、一流の競技ウマ娘を目指す少女たちが通う「トレセン学園」を中心とした物語が描かれる。作中にはスペシャルウィークをはじめとした名馬たちをモチーフとしたウマ娘や、皐月賞、天皇賞といったレースが実名で登場する。2018年4月~6月にはTVアニメ「ウマ娘 プリティーダービー」が放送されたが、2021年1月4日より放送予定のTVアニメ「ウマ娘 プリティーダービー Season 2」は待望の続編となる。第1期ではスペシャルウィークとサイレンススズカを中心としたストーリーだったが、「Season 2」では伝説の三冠ウマ娘・シンボリルドルフに憧れるトウカイテイオー、そしてそのライバルであるメジロマックイーンにスポットが当たるようだ。

声優・キャラクター
Machico、大西沙織、和氣あず未、高野麻里佳、大橋彩香、木村千咲、上田瞳、田所あずさ、前田佳織里、花井美春、田澤茉純、遠野ひかる、矢野妃菜喜、立花日菜、沖野晃司、豊口めぐみ

takato さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

ソシャゲ原作アニメ史上初の大傑作。それでも現実を乗り越える者に惜しみない喝采を。

♪♪(BGM)「GIRL'S LEGEND U 」FULL ver


 ついに現れてしまったソシャゲ原作アニメの大傑作…、その名は「ウマ娘 プリティーダービー Season 2。


 スタジオ変更があったりしたが、正直1期とは比べ物にならないくらい進化している。アニメとしてのクオリテーの平均値は非常に安定しているし、なにより王道なストーリーが素晴らしい!。1期見てなくても全然問題なく見れるのも良い。


 本作においてはキャラクターもストーリーも実に上手く現実という神様が作った究極の創作物を生かしている。だからこそ、一本芯の通ったブレない無駄のない見事な物語が作られている。それはテイオーの不屈の物語であり、他のウマ娘たちの輝きである。


 本作においては主役のテイオーが気持ちよく勝つのは最初のダービーくらいでそっから殆ど艱難辛苦の連続であり、9話においては近年ではこんなに主人公を追い詰める展開ないわ!って神様の鬼畜ぶりが冴え渡っている。


 王道の作劇の一つはとにかく主人公を追い詰める「我慢劇」と呼ばれるタイプがあるが、本作は近年稀に見るその成功例だろう。


 「我慢劇」は70年代くらいまでは日本だけでなくアメリカ映画の世界でも見られたが、主人公が耐えに耐える展開の連続に観客が飽きちゃう問題が出始めて、80年代からドッカンドッカンノンストップアクションが主流となった。


 本作においてテイオーがひたすら追い込まれる展開なのに暗くもならず飽きずに見れるのは、全体的な作風の楽しさと、テイオー以外のウマ娘たちも非常にキャラが立っていて彼等の物語も凄く面白いからである。


 ソシャゲアニメにおいてはキャラが多すぎて、キャラを出すのがノルマみたいになってるアニメが目立ったが、本作においてはキャラは多いといってもフォーカスするキャラたちをしっかり絞っているし、彼等の物語が充分主役級といっていいくらい素晴らしい。


 そして素晴らしいストーリーとキャラを活かす演出の妙!。1話の引きから、この監督は只者ではないと思ったが、ちゃんと盛り上がる段階を踏み、台詞無しや少なくても魂を震わせる場面をいくつも作ってるのが凄い。そしてコミカルなシーンを適度に入れる大人っぷりも偉いねぇ…。


 大絶賛な本作だが、良かっただけに少々勿体なく感じたのは終盤の11話を丸々百合回に使っちゃった点。やはりaパートだけとかにした方がビワのキャラをもっと積み上げられただろうし、マックイーンの件だってもっと良くなりえたろうし、if展開をもっと描く余地もあったろう。


 ビワとの決着も、マキバオーオマージュでこのレースにいないずっと追い続けてきたルドルフ、そしてマックイーンのイメージと競っているテイオー…とかの方が感動も納得度も高かったかな。ビワ「そうか…、お前は一人で走っているのではないのだな。勝てぬわけだ…。」みたいな。まぁ、無い物ねだりかな。

 
 「諦めないこと」を「ひたむき」であることを無駄だなんて誰にも言わせない!。本作は王道のエンタメを突き詰めた結果、このメッセージを単なる言葉でなく心に刻みつけてくれる。テイオーは選ばれし者じゃない、自ら選択した者なのだ。
 

最期はニコニコの1話についていたあるコメントで締めたいと思います。


「ここに無敗の天才の物語は終わり。不屈の帝王の物語が始まる」

投稿 : 2024/04/20
♥ : 95
ネタバレ

でこぽん さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

ずっと先で待っている。あなたが復活して来るのを…

この物語は、主人公に感情移入できるかどうかで評価が全く異なります。

確かにこのアニメは競馬の馬たちを女性に擬人化させて描いており、受け取る人によっては女性蔑視(セクハラ)だと感じる方もおられるでしょう。

私も以前はそう感じていました。
でも実際に視聴してみると、主人公の心の葛藤にぐいぐい引き込まれてしまい、目が離せなくなります。特に物語の後半は感動の嵐でした。

まだ見てられない方は、見ることをお勧めします。
きっと感動で涙が流れるでしょう。


シーズン2での主人公はトウカイテイオウです。
彼女は無敗のまま2冠を征しており、その優れた疾走は多くのファンを魅了していました。
彼女の目標は、無敗のまま3冠を征してチームメイトのメジロマックイーンと同じレースで走ることです。

その彼女が突然、足を骨折します。馬娘にとって足の骨折は致命的です。
3冠の目標はついえてしまい、無敗の記録も途絶えてしまいます。
それでも彼女は諦めません。レースでメジロマックイーンと共に走る約束を守るために、懸命にリハビリをします。

そして…、{netabare}
ようやく足が完治したかと思ったら、またしても骨折…。それも二回続けて…
折れ癖がついたかもしれない。
三度目の骨折は、トウカイテイオウの心を打ち砕くのに十分すぎる出来事でした。
{netabare}
リハビリの最中にメジロマックイーンの走行時間を測定するトウカイテイオウは、あまりの速さに驚きます。
その速度は、かつて自分が走っていた速さ…。今となっては別次元の速さに思えます。
そしてつぶやくのです。
「そうか。そうなんだ。僕はもう… あんなふうには走れないんだ…」

いつの間にかトウカイテイオウの両頬に涙がこぼれ落ちます。
その涙はいつまでも流れていました。

このときのトウカイテイオウの気持ちが切なすぎて切なすぎて…
思わずもらい泣きしました。
{/netabare}
それでも必死に応援してくれる仲間に励まされて、トウカイテイオウは再びあがき続けます。
周りから何と言われようとも、どんなにみっともなくとも、あがいてあがいて、あがき続けて…
{netabare}
その矢先、今度はメジロマックイーンが繋靭帯炎を発症します。
選手生命にかかわる不治の病です。奇跡でも起きない限り治りません。
残酷な運命の仕打ちにメジロマックイーンは子供のように泣きじゃくります。

そのとき、トウカイテイオウが言うのです。
「今度は僕の番だ。今度の有馬記念で僕は奇跡を起こす。誰よりも速く走る。」

かつてメジロマックイーンが王者としてトウカイテイオウの復活を待ち続けたように、今度はトウカイテイオウが王者としてメジロマックイーンの復活を待つつもりです。
{/netabare}
そして運命の有馬記念が始まります。
有馬記念の出場資格はファン投票で決まります。
一年近く休んでいたトウカイテイオウが出場できたのは、多くのファンが引退セレモニーとして最後の勇姿を見たいがため。投票した人は勝つことなど誰も期待してませんでした。

しかし…、{netabare}ここで奇跡が起きたのです。
手に汗握る感動のレースでした。とめどなく涙が出てきました。
競馬界に奇跡というものがあるのならば、まさにこの瞬間でした。

これは1993年に実際にあった出来事です。競馬史上最も有名な奇跡のレースでした。
トウカイテイオウは実に364日のブランクを克服し、復帰一戦目にして王者へと返り咲いたのです。{/netabare}

{/netabare}
奇跡は、信じ続けて必死にあがき続ける人にのみやってくるのかもしれません。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 83

lumy さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

言いたいことが山ほどある。

スマホゲーム原作だと思ってなめていました。
これは、3年に1度級の覇権アニメです。
レビュワーのみなさんありがとう。
みなさんのおかげで良い作品に会えました。
では、以下雑記です。


●気になる人は最終話(Bパート)を見てください
 まだ視聴していない方は、2期最終話を
 見ちゃってください(ウイニングライブのみ)。
 作画がすごいので、気になった方は1期に戻るです。
 ちなみに、最終話から見た1回目は泣けませんでしたが
 全話見た後の2回目の最終話はボロ泣きでしたw

●1期は見ておいた方が良い
 ということで、1期から見始めましたが、
 1期は★3.5ぐらいです。
 話として悪くはないんだけど、2期には及びません。
 クラナド無印とアフターみたいなもんです。

●2期の2話でグッときます
 ここらへんから、1期とはテイストが違うことが分かります。
 あとは、怒涛のスポコン青春劇です。
 これだけ本格的なスポコンものは、カレイドスター以来ですね。

●youtubeでチェック
 新しいウマ娘は、youtubeなどで実際の活躍などを調べると
 なお感情移入しやすくなります。
 私は、ジャンゴのウマ娘チャンネルにお世話になりました。

●やっと馬の名前が覚えられた
 ダビスタで競馬にはまり、実際のレースを見ていましたが、
 どうしても馬の名前が覚えられませんでした。
 それは、各馬のキャラが頭に入ってこなかったからですね。
 でも、本作を見ればすぐ覚えますw
 ネイチャの最長寿記録、応援しています。

●主役の2人がサイコー
 甲乙つけがたい、素晴らしい演技とキャラメイクですね。
 でも、テイオーは数ある作品の中でも上位にくるキャラと
 なりました。まさか、ウマ娘にハマるときがくるとはw

●及川啓にハズレなし
 俺ガイルもまたサイコーですが、
 ひなまつりもおもしろかったし、
 結構のっている監督ですね。
 これからも期待大です。

●ゲームについて
 やりたいけど、時間とお金が飛びそうなので
 今は我慢しますw
(追加)我慢しきれなくなってはじめましたw
      いやぁ、沼ゲーですね。
      自粛ゴールデンウィークにぴったりです。

●余談
 youtube上に2016年にアップされたプロモーション
 ムービーと方向性が全然違うw
 安易なキャラ萌えものに走らないで本当に良かった…

投稿 : 2024/04/20
♥ : 42

71.4 4 ゲーム原作でコミカルなアニメランキング4位
神撃のバハムート VIRGIN SOUL(TVアニメ動画)

2017年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (260)
1147人が棚に入れました
ここは、《人》《神》《魔》あらゆる種族が入り混じる神秘の世界ミスタルシア バハムート復活による世界崩壊を免れてから10年─── 新たな《人》の王は《神》の神殿を襲い《魔》の国を攻め落とした 壊滅寸前だった状況からの復興と更なる発展 王都は《人》に富をもたらす 王都復興の糧として奴隷となる《魔》 消えゆく信仰心により力を失った《神》 均衡を失っていく世界で《人》《神》《魔》それぞれの正義が交錯する―――

声優・キャラクター
諸星すみれ、梅原裕一郎、吉野裕行、井上剛、森田成一、沢城みゆき、岩崎ひろし、森久保祥太郎、潘めぐみ、坂本真綾、間宮康弘、小野賢章

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

「脚本: 大石静」だと…?→ 1クール目はまずまず順調

「神撃のバハムート」はとても有名なスマホゲームのタイトルです。タイトルからしてそれが原作のアニメなんだと思うんですが、『神撃のバハムート GENESIS』(前シリーズ…?)は観てませんしゲームもやったことありません、すみません。

「脚本: 大石静」という、もうこれだけで観てみようかなと思ってしまいました。ちなみにドラマ脚本ではとても有名な人です。私がちゃんと観た脚本作品はNHKドラマが多いですが、『ふたりっ子』、『オードリー』、『功名が辻』あたり。

あんまりちゃんと観ていなかったけどタイトルは知っているという感じなのは『おとなの選択』、『長男の嫁』、『ガラスの家』、『セカンド・ラブ』、『コントレール〜罪と恋〜』など。

家族ドラマ、恋愛ドラマの脚本に強いというイメージ。アニメの脚本は初じゃないすかね…?

脚本といい、作画といい、なんかお金かかってそうだなあ…。とりあえずGENESISを観ていなくてもついていけそうなので、視聴継続。

2017.7.4追記:
キャラクターデザインやストーリーはシリアス寄りなのに、殴り合いの描写やトロッコアクションなど随所にマンガ的な演出が光る意外と侮れない作品です。

1クール目でキャラクターはほぼ出そろったと思うので、2クール目以降の展開(人間 vs 神々 vs 悪魔 & 主にニーナ周辺の恋愛ドラマ)に期待します。

2017.10.5追記:
観終わっていたのですが、更新を忘れていました(笑)。

「大石静(おおいし しずか)力いかばかりか」という点で注目だった本作でしたが、『神撃のバハムート』のファンタジー的な世界観・設定にうまくなじめなかった印象です。

重要人物を殺すことに意外と躊躇がないのは、さすがにドラマ畑出身の脚本家という感じでした。展開的にアニメ視聴者層には違和感があったかもしれないです。

元々ニーナの恋愛脳はかなり前に出てきていたと思いますが、これをもっと前面に押し出した感じなら、そもそも2クール必要はなかった気もしますね。

つまらなかったわけではないですが、やや凡作感はありました。が、シリーズのファンなら観ておいて良いのではないでしょうか。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 37
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

ファンタジーの衣を被ったガチめのラブストーリー

ゲームはしてない


1期に続いて2期を観たという流れです。1期が面白かったので特に抵抗なく。。。

1期全13話(総集編的なの1話込み) 2014年10月~
2期全24話(こっちは総集編無し)  2017年4月~

掘り出し物です。

Cygamesさんの数少ない一社提供のうち一つ。肝いりの2クールの割には話題にならなかったのかな? その頃アニメ観てないのでよう知りません。
レビュー・感想数207件(2019.02.06時点)は同期の作品の中でもTOP20にも入り込まないながらも、得点では地味に8番手くらいにつけてるというあにこれの評価です。同期に『月がきれい』『エロマンガ先生』『進撃の巨人2期』とあるなかで健闘してるように見えます。
観た人はそこそこ満足したと思われる客観評価。私も同様でした。
さて、、、、

・ゲーム原作かよ?
・〈神〉?〈悪魔〉? ファンタジー系はちょっと・・・
・1期逃してるのでスンマセン

安心してください。

“ファンタジーの衣を被ったガチめのラブストーリー”

でした。・・・いや・・・まあファンタジーなんだけどさ。ラブストーリーであり冒険活劇であり成長物語であったりと毎話Bパートの引きの良さもあって、2クール分一気に観せる力のある作品でした。
ソシャゲ原作特有のグダグダなところもなく、主人公が1期と変わるので、2期から参入しても問題は無さそうです。

1期でのファバロ、カイザル、アーミラ、リタを中心とした物語から10年後。ダークな世界観はそのままに2期の主人公をニーナ(CV諸星すみれ)にバトンタッチして、話は進んでいきます。
このニーナ、これあくまで私の思い込みですが、ヲタ受けしないヒロインさんです。少々イケメンならすぐ赤くなる恋愛体質に見えてしまう彼女は早々にビッチ認定されてしまいそうww
それも数話経てば霧散することでしょう。どんな娘かというとあれです。寝ちゃいけないって思うと眠くなっちゃう的なアレ。こちらは本編でお確かめください。彼女については表情が多彩というか喜怒哀楽で何パターンあるんだというくらい作画班が良い仕事してます。

繊細な“心情”を描写してのラブストーリーとは毛色が違う、“感情”を全面に出したり押し殺したりの全力投球ヒロインはとても好印象でした。
ちょっと脱線すると、全力投球ヒロイン設定は意外とリスクって高いです。さじ加減を間違えると

1.躁鬱の“躁”状態に見えてしまう
2.一歩間違えればコミュニケーション障害
3.ドジっ子空回りキャラみたいな型にはめたくなる誘惑に勝てずブヒる層以外が離れてく

この手の女の子でおバカっぽく見えないようにキャラ設定を組んだ製作陣の勝利だと思います。


そんな彼女のラブストーリーの行方と、“成長”物語が、けっして能天気じゃない世界で繰り広げられることになります。

能天気に見える女の子が能天気じゃない世界で能天気のままいられるのか?
能天気でいられないならどんな覚悟を決めたのか?

前半のほっこり回が進んでいる中でも忍び寄る不穏な影が徐々に濃くなっていく中盤あたりからはニーナの笑顔も違った意味をもってきます。このへんは親目線ですが、彼女の成長が頼もしくそして周りの救いとなってくるのです。
そして最終話を観終わると、序盤うっとうしく思った(かもしれない)彼女の能天気さを思いだし、

能天気が能天気でいられる世界がいいよなぁ・・・平和が一番!

ひと回りして“アリ”な娘さんと思える満足の全24話でした。くどい。。。


肯定的に捉えた本作の世界観については1期レビューで触れてますのでよろしければそちらを。


2期からOK!とのたまいつつ、物語を深掘りするならやはり1期からの視聴をお薦めします。1期は1クールと手に取りやすいしこちらも単体で楽しめる仕上がりですよ。
とりわけ重要局面で取った選択。旧主役ファバロと2期主役ニーナとの対比は“なにが正解か誰にも分からない”この世の真理を露わにしてました。やはり主役は主役でした。
ここでは触れてない脇役たちにも主役を食う魅力的なキャラに事欠きませんのでお気に入りをぜひ見つけてみてください。


物語は1期より複雑です。〈神〉〈悪魔〉の二項対立の末、「そうきましたか・・・」の1期だとすると、
2期は〈神〉〈悪魔〉の上に人間が立っちゃったかも、という斬新な種族相関からスタートします。
現実世界でもパワーバランスが崩れた時に戦争は起こるもので、まさに2期の舞台がそれ。極限の状態で人(※本作の場合神も悪魔も)は試されそして輝きを放つのです。


OPは1期から続くラウド系ロック。EDは米津玄師とのコラボで名の売れたDAOKOを配置。前半ED「拝啓グッバイさようなら」は地味ながらクセになる良曲です。

 
ソシャゲ原作の中では群を抜いて完成度の高い本作。言われなければゲームが母体とは気づかないでしょう。あらためて思います。

逆宣伝になるような粗悪品を濫造するくらいなら、しっかりアニメアニメしたものを作ってほしいな。よっぽど宣伝になるはずです。



※オマケ

■ジャンヌダルクは蜘蛛が苦手
ちやほやされた後は落とされる。本邦マスコミの得意技ですが、これをどさらにどでかいスケールでやられちゃったのが歴史上のジャンヌダルクであります。
{netabare}10話の母息子回の余韻が冷めない11話で、{/netabare}蜘蛛が苦手というエピソードを挟んできました。史実ではジャンヌを登用したシャルル7世の跡継ぎルイ11世のあだ名が“蜘蛛”だったとかなんとか。
王室に対しては恨み骨髄でしょうねww


■ジ○リっぽいと言えなくもない
表情筋がよく仕事をする巨匠の作品と似てるな~と思っていたら、{netabare}12話トロッコの脱走劇。{/netabare}どこぞの有名冒険活劇で見たことあるアクションシーンを堪能できます。


■声優“野沢雅子”のお仕事
2クールめ初っ端の14話に登場しました。人間国宝にしてよいと思う。


■サブタイトル“Virgin souls”
本作タイトルを冠した{netabare}第17話の{/netabare}サブタイトルです。
「次会えたら私のなすべきことを伝えよう」この回からクライマックスに向けてエンジンが吹かされる重要回です。
なんですが、ニーナが洞窟池の中に入ってって身を隠してから竜に変身してましたね。みだりに変身すると着ていた物を破壊しちゃうから、律儀に彼女は見えないところで衣服を脱いで変身したんだろうと妄想。
こういった恥じらいは大事です。気にも留めない振りをする男側の度量も試されます。


-----
2019.08.20追記
《配点を修正》 +0.2


視聴時期:2019年2月頭

続編で面白さが継続しているのはたいしたもんだ。それも主人公を変えてたりするのに。
ダンスシーンはこれまで観たものの中でもトップクラスでしたね。



2019.02.07 初稿
2019.08.20 修正

投稿 : 2024/04/20
♥ : 39
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

10年に1度、「???」が大暴れする街?住みたくねぇ~

最終話まで視聴。前シリーズも視聴済。

【物語】
大石静が脚本ということで、かなり期待していたけど、終盤がちょっと・・・。
{netabare}終わってみたら、何か普通っていうか、期待外れっていうか・・・。

{netabare}王の目的が「バハムートの復活ではなく、バハムートの討伐だった」ってところが見せ場だったんだろうけど・・・。{/netabare}

バハムートのパワーが前作より落ちてる?
アーミラの登場が唐突過ぎて、驚いた。{/netabare}

【作画】
見事としか言いようがない。
非の打ち所がない。

【最後に】
前シリーズからリタ推しだった私には大満足の作品でした。
最初から最後まで出っぱなしだったし、終始、大活躍だったし・・・。
何だかんだ言って、『亀の甲より年の功』って事でしょうか?
{netabare}カイザルの死は可哀想だったけど、ラストでゾンビ化したカイザルを見てホッとした。
これからはカイザルとずっと一緒にいられるね!{/netabare}

投稿 : 2024/04/20
♥ : 31

59.4 5 ゲーム原作でコミカルなアニメランキング5位
バトルガール ハイスクール(TVアニメ動画)

2017年夏アニメ
★★★☆☆ 3.0 (119)
529人が棚に入れました
星守(ほしもり)――――人々の想いを受けてそびえ立つ御神木『神樹(しんじゅ)』から選ばれし18人の少女たち。
彼女たちは神樹ヶ峰女学園の生徒として賑やかな学校生活を送るかたわら、神樹から授かった『星衣』を身に纏い、平和を脅かす謎の侵略者『イロウス』から地球を守るために戦う!

大人気スマホゲーム「バトルゲーム ハイスクール」から待望のアニメ化!
完全新作ストーリーで贈る、星守たちの友情と絆の物語!

声優・キャラクター
洲崎綾、佐倉綾音、雨宮天、東山奈央、上坂すみれ、早見沙織、本渡楓、下地紫野、内山夕実、南條愛乃、田村睦心、久野美咲、五十嵐裕美、悠木碧、木戸衣吹、加藤英美里、原田ひとみ、内田真礼

◇fumi◆ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

タイトルのわりに女学園日常トークが中心のライト戦闘アニメ

2017年放送のテレビアニメ 全12話

原作 コロプラ 監督 秋田谷典昭 構成 コロプラ 黒田洋介
制作 SILVER LINK

2015年から配信されているコロプラのゲームアプリが原作。
美少女格闘ソシャゲ原作アニメとしては冬季の「スクールガールストライカーズ」が記憶に新しいが、
本作も骨格はそれに準じたものだと思う。
あちらは錦織博監督、J・C・STAFF制作の豪華っぽい作品ではあったが、
ジャンルとしての未完成感が強かった。それでも楽しめましたが。

本作は監督、副監督共に新人の起用だが構成の黒田洋介は大ベテラン。
このタイプの原作は集金力が大きく、予算はあるがその分縛りが大きい。
アニメに絶望してゲームがぽしゃった場合の損害が大変だと思われます。
「けものフレンズ」はゲーム終了後のアニメ化で、予算無し、自由度高しで傾向が逆。
本作は元々高予算ゲームのようで超豪華声優陣がゲームの時点で確定。

ソシャゲ原作アニメの可能性は大きいと思う。主に予算の面で。
いまだ決定版と言える名作が誕生していないジャンルであることに異論はないと思う。
自分の評価としてはこの作品は非常に楽しめました。
構成の黒田さんの実力かな?
脚本を一切書いていないのに、随所に黒田節(w)が見られるような。
バトルはプリキュアなどの「殴って解決魔法少女」スタイル。
タイトルの割にバトルシーンはそんなに見せ場ではなく、
日常シーン、特に着替え(コスプレ)や少女たちのトークが見どころでしょう。
ゲーム版の主人公である「先生」(杉田智和)の出番は少なく、
神樹ヶ峰女学園の女子生徒たちの日常を楽しく描いた部分が多い。

全員同じ服(!)セーラー服ですが、まあ個性もありハンコ絵ではないと思います。
バトルを監視するコックピットのオペレーターは必要なんでしょうか?
デートアライブのようにヒロイン達に指令を出していますが。

一歩間違うと区別のつかない美少女一個中隊戦争アニメになるところを、
絶妙な黒田節で楽しい少女たちの青春劇にとどめた、
綱渡り的ではありますが良作であったと思います。満足できました。
なにしろ最終回ではほろりと・・・

この時点では、マジンガーや長浜3部作のようにおもちゃ売りから抜け出ていないロボットアニメ。
今後、ソシャゲアニメのガンダムが登場するか?

ヒントはソシャゲをテーマにしたラノベ「魔法少女育成計画」にあるような気もします。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 22
ネタバレ

ezo さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

ソシャゲ+美少女バトル=声優豪華

ソシャゲ原作。
アンジュ、スクストと同じ匂いがします。

個人的にはOPは今期トップ3に入る良曲。

1話目感想
{netabare}
星守と呼ばれる女の子が戦う話。

個人的には好きなタイプの作品なんですが1話は微妙。

それでも現時点の2017夏アニメの中では活撃刀剣乱舞、賭ケグルイの次くらいの位置。

シリアス寄りになるか日常寄りになるかで評価は変わっていきそう。

とりあえず視聴継続
{/netabare}

2話目感想
{netabare}
ナレーションで色々説明してたし、やっぱり原作知らないと楽しめない感じか...。

アニメから入る人を楽しませる気はないようで。

シリアス面で面白くなりそうな気がしなくもないけど個人的には少しキツいです。

今後の展開についてあくまで個人的な予想ですが、転校生と主人公は別世界の同一人物なんじゃないかなぁと。髪飾りとか色々似てますし。

スクストでもそんな話あったのでそんな感じがします。
{/netabare}

3話目感想
{netabare}
ミサキが他人に厳しいのは誰にも傷ついてほしくないから。

CMで、「アニメでは語られないミサキの~」みたいなゲーム宣伝CMがやってるけど普通にミサキ中心の話のほうが面白そうだなぁ。

{/netabare}

4話目感想
{netabare}
ミサキはフォルテシモの大ファン。

毎回丁寧にキャラ登場に合わせて名前をテロップで表示してくれてるけど相変わらずミサキ以外わかりません。

いい最終回だった的なノリの回だったけど、バトルガールってタイトルの割にはバトル要素がおまけになってるような。
{/netabare}

5話目感想
{netabare}
髪の色とか長さが似た感じだから風呂に入るとミサキと風紀委員の区別がつかなくなる。

この作品のキャラが全く覚えられないのは毎回星守クラス全員を登場させてるからなんだろうなぁ。

アンジュとかスクストもキャラは多かったけど少人数チームで複数に分かれてる感じだったからまだ覚えやすかった。

内容に関しては今回も特訓的な感じ。そろそろ大きく盛り上がる回が欲しくなる。
{/netabare}

6話目感想
{netabare}
とりあえずれんげ先輩とくるみは覚えることが出来た。それだけでも今回の話には意味があったかも。

今までこの作品の主人公ポジのキャラはみきだと思ってたけど実はミサキが主人公ポジなのかな?

今回の話を見てそう感じました。
{/netabare}

7話目感想
{netabare}
まるで最終回のような展開だったけどまだ7話。

ソシャゲ原作だし主要キャラはほぼ死なないと分かってるから(艦これみたいな例外もあるけど)シリアスでも緊迫感とかは特になし。

ミサキの「こっちの星も綺麗だよ、お姉ちゃん」この台詞が意味するものとは...。

とりあえず次回は一段落といった感じの日常回かな。

スクストは11話目で面白くなったけどバトガはどうなるのか。
{/netabare}

8話目感想
{netabare}
みきと同じでミサキもメシマズだったのはやはり2人には何か関係性があるってことなのかな?

マットでの昼寝に勝手に混ざったミサキが可愛かった。これも打ち解けてきたから出来ることか。

箸休め回としてはとしては悪くなかったけどもうちょっとシリアス成分が個人的に欲しい。
{/netabare}

9話目感想
{netabare}
ミサキは大分星守クラスに馴染んできたなぁ。

そして演劇中に乱入者。次回辺りからシリアス展開に入っていきそうな予感。
{/netabare}

10話目感想
{netabare}
ミサキは別世界から来たみく?前々から似てるとは思ってたけどミサキはみきの妹だったか。

そしてフードを被ってる敵は別世界のみき。

色々と謎が明らかになって面白くなってきた。やっぱりミサキ中心のほうが面白い気がする。
{/netabare}

11話目感想
{netabare}
今回も面白かった。ここにきて今期個人的下位アニメから脱出した感じ。

ミサキの回想シーンは良かった。今までのグダグダした日常回はこのシーンの為にあったのかな?

面白くなるのが遅すぎでもはやほとんどの人が観ていない状況だけど個人的には最終回を楽しみにしてる。
{/netabare}

12話目(最終回)感想+総評
{netabare}
悪くないんだけどスクスト同様ラストが駆け足になってしまったのが残念。

最終回だけあってラストバトルの作画は中々。

シナリオ自体は悪くないけど見せ方があまり良くなかったのか惜しい印象。

ソシャゲアニメってシリアスメインの方が面白いと思うんだけどなぁ。

ラスト3話だけなら今期上位クラスだけどやはり面白くなるのが遅すぎで全体の評価としては微妙な感じ。

そして結局半分もキャラ名を覚えられなかった。
{/netabare}

投稿 : 2024/04/20
♥ : 13

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

みんなのキズナが、希望にかわるよ!!

この作品の原作はスマホ用のゲームアプリだったみたいですね。
このところよく見かける「大声優さん祭り」作品ですね。
最近アニメの視聴に声優さんが欠かせない私にとって、視聴しないという選択肢のあり得ない作品でした。

この物語の舞台は、神樹ヶ峰女学園という中高一貫学校…
この学校には「神樹」と呼ばれる大木と、神樹の力を使ってイロオスという敵を倒すことのできる「星守」が存在しています。

この星守ですが、一人ではなく中学から高校まで各学年に複数存在するので大所帯…
こうなると途端に難易度が上がるのが登場人物の名前を覚えること…

いやぁ…実際さっぱり覚えられませんでしたよ。
せめてもの救いは、全員ではありませんが声優さんでキャラが区別できたこと…

「あ、これ天ちゃん…」「はやみん、東山さん、真礼ちゃん、りえりーは分かりやすいね」
「分かりやすいといえば、久野さん、悠木さんだって…」

こんな感じだったので最初はキャラの名前を覚えようとしましたが敢え無く挫折…
結局は声優さんの名前をそのままキャラの名前に置き換えて視聴していました。
それでも結構楽しみながら視聴できたと思います。

一方、物語の方ですがこれまでに視聴してきた幾つかの作品を掛け合わせたら、こんな風に仕上がりました…という感じなので、ラストの展開以外は物語に新鮮さはありませんでしたが、この作品の特徴は兎にも角にも声優陣が豪華絢爛、ということです。

高校1年生
・星月みき(CV:洲崎綾さん)
・若葉昴(CV:あやねる)
・成海遥香(CV:天ちゃん)
・ミサキ(CV:りえりー)

高校2年生
・天野望(CV:東山さん)
・火向井ゆり(CV:上坂すみれさん)
・常盤くるみ(CV:はやみん)
・煌上花音(CV:本渡さん)
・国枝詩穂(CV:下地柴野さん)

高校3年生
・粒咲あんこ(CV:内山さん)
・芹沢蓮華(CV:南條さん)
・楠明日葉(田村睦心さん)

中学1年生
・藤宮桜(久野さん)
・南ひなた(五十嵐裕美さん)
・サドネ(CV:悠木さん)

中学2年生
・千導院楓(CV:木戸さん)
・綿木ミシェル(CV:加藤英美里さん)

中学3年生
・朝比奈心美(CV:原田ひとみさん)
・蓮見うらら(CV:真礼ちゃん)

これだけの声優さんが揃えられる、ということは原作ゲームが好調であることの証なのでしょう…
そう考えると、原作ゲームにも興味が湧いてくるようにも思いますが、何せ時間がありませんからね…
視聴環境の変化にも慣れてきましたが、総じてアニメを視聴する時間は減少傾向…
ゲームとアニメを天秤にかけると…やっぱり軍配はアニメに上がります。

でも良かったのは声優さんだけではありません。
一歩前に踏み出す勇気だったり、仲間のためになりふり構わず敵に向かっていったり…
「仲間」「絆」「友情」というベタですが、熱い展開に欠かせないスパイスはしっかり効いていたと思います。
なので、原作ゲームをプレイしていなくても十分に楽しめる作品だったと思います。

物語はありきたりかもしれない…
けれど、その中でも確かな熱さは感じられる作品…
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニング・テーマは、神樹ヶ峰女学園星守クラスによる「ホシノキズナ」
エンディングテーマは、f*fによる「Melody Ring」
f*fはこの作品に登場するアイドルで、煌上花音と国枝詩穂の2名で構成されたユニットです。

1クール12話に物語でした。
この作品は原作の販促版…という要素が強かったんだと思いますが、そう割り切って視聴すると、あまり違和感を感じることなく作品が楽しめたと思います。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 9

59.6 6 ゲーム原作でコミカルなアニメランキング6位
妖怪ウォッチ(TVアニメ動画)

2014年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (103)
460人が棚に入れました
ごくごく普通の街「さくらニュータウン」に暮らす、ごくごく普通の小学5年生「天野景太(ケータ)」は、ある夏の日に白い奇妙な生き物「ウィスパー」に遭遇した。それからケータにつきまとうようになったウィスパーは、なんと妖怪だったのだ!不思議な時計「妖怪ウォッチ」をウィスパーから渡されたケータは、その日から街のいたるところに現れる妖怪たちが見えるようになってしまった・・・!日常にあふれる困ったことは、すべて妖怪の仕業だった!?ケータは困ったことを引き起こす妖怪を説得し、時には戦って問題を解決する。そして、その妖怪と友達になるんだ!

声優・キャラクター
戸松遥、関智一、小桜エツコ、遠藤綾、奈良徹、佐藤智恵

nk225 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

「映画 妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!」、DVD版は初週8.5万枚でオリコン総合首位! BD版も1.4万枚

第70話「ヒキコウモリのヒミツ」
ヒキコウモリがデイトレードをやっていたとは。

デイトレード(day trading)とは、主に個人投資家による株式・債券などの日計り取引である。主に株式・債券取引や外国為替証拠金取引 (FX)、商品先物取引、差金決済取引 (CFD)、株価指数先物取引など市場流動性の高い取引において行われる事が多い。

1日に1回もしくは複数回の取引を行い、細かく利益を積み重ねる売買手法である。場合によっては、1日で数百万円~数億円の利益を得られる(あるいは失う)など、他のトレード手法と比べ即時性・ゲーム性・ギャンブル性および依存性が強いとされ、利益をあげ続けるためには高い熟練度を要する。

デイトレードを継続的に行う者を「デイトレーダー」と言う。本業としている者を「専業デイトレーダー」、兼業している者を「兼業デイトレーダー」と言うこともある。日中に頻繁に売買する点をさして、日計り専門でないスイングトレーダーも含めてデイトレーダーと呼ぶことが多い。かつて日本語ではこれらを相場の一勢力としては「日計り筋」と呼ぶ事が多かった。

日本での現物株の売買においては、差金決済が禁止されているため、実際の手法としては同一銘柄を資金余力を超えて回転売買することは出来ない(現金取引の場合)。この場合デイトレーダーの手口としては、特定銘柄の売買を終了させついで別の銘柄を手がけるといった「ループトレード」の手法をとることが多い(日本の株式の信用取引の差金決済取引については、2013年1月1日より、法令上、事実上解禁されている)。

第58話「結成! コマさん探検隊!」
コマさんとコマじろうの年齢が300歳以上であることが判明。

【アニメキャラの魅力】もんげー!田舎からやってきたちょっとおとぼけな妖怪「コマさん」の魅力
妖怪がたくさん存在するさくらニュータウン。主人公の「ケータ」を中心に、問題を起こす妖怪たちとの日々を描くレベルファイブの同名のゲームソフト『妖怪ウォッチ』を原作とするアニメ作品です。

今回ご紹介する「コマさん」はぷりちー族の妖怪。ハンバーガーショップで購入したアイスクリームが一巻き少ないという現象を怪訝に思ったケータによって発見されました。ソフトクリームが大好きで、ソフトクリームを注文したお客がカウンターに取りに来たのをこっそりひと巻き分だけ舐めていたのです・・・。そんなちゃっかりものの「コマさん」は田舎から上京してきたばかりらしく、見慣れぬ都会に戸惑いも・・・。

■「もんげー」な妖怪
見た目は白い犬のような妖怪で、頭についている2つの青いヒトダマと、両頬の紅いグルグルがポイント。大事にしている風呂敷をいつも背中に背負っています。言葉遣いに大きな訛りがあり、「ズラ」という語尾も特徴です。

田舎の神社で狛犬に憑依していたのですが、神社が取り壊されたのをきっかけに旅に出てさくらニュータウンにやってきました。驚いたり感激すると、「もんげー!」と目をキラキラさせて大はしゃぎします。とにかく何にでも驚くので、弟の「コマじろう」を含め、周囲に居る者を呆れさせる事も多々・・・。しかし、その純朴な所に愛らしさを感じてしまうのです。

■立派な兄として振る舞いたい
本編とは別に一部の妖怪に焦点を当てた外伝エピソードがあります。コマさんにもいくつかのシリーズが用意されており、その中でも9話~16話の「コマさん○○編」では、コマさんを訪ねて上京してきた弟のコマじろうに「都会のキビしさを教えよう」と奮闘します。しかし、実はあまり詳しくなく知ったかぶりしてしまうコマさん。エスカレーターや改札機など、色々な物に対するコマさんの謎解釈がとても面白いです。

■才能あふれる逸材!?
上記と同じく外伝エピソード「田舎者はバラ色に」では、仕事を求めたコマさんがおもちゃ企業「DANDAI」の清掃スタッフに応募します。おもちゃに囲まれた立派な内装に感動し、張り切って掃除に精を出している内に社長に気に入られてプランナーに抜擢されます。それからは出世街道まっしぐら。最終的には社長にまで上り詰めてしまいます(笑)。スーツをビシッと決めたコマさんの活躍が楽しめますよ。

■淡い恋物語
コマさんも年頃の男の子・・・(?)。とある喫茶店で巡りあった綺麗な女性に恋心を抱きます。喫茶店に通う度に彼女のことをひとつずつ知っていくコマさんですが、ある衝撃的な事実が!?本編ではギャグや癒やし担当であるコマさんには珍しい貴重なエピソードでしょう。妖怪と人間との恋を描いた物語としても良く出来ているのでオススメです。

いつも色々と背伸びして精一杯頑張りますが、むしろ弟のコマじろうの方が詳しかったり慣れていることが多く、弟からの冷静なツッコミを受けて唖然とする「コマさん」。そんなコマさんもまた可愛いですね。少し(?)頼りないですが、やる時はやる人(妖怪)なので好感が持てますね。これからの大活躍に期待しています。

【アニメキャラの魅力】可愛いクラスメイト!憧れの女の子、フミちゃんこと「木霊文花」の魅力とは?
妖怪がたくさん存在するさくらニュータウン。主人公の「ケータ」を中心に、問題を起こす妖怪たちとの日々を描いたレベルファイブの同名ゲームソフト『妖怪ウォッチ』を原作とするアニメ作品です。今回ご紹介する「木霊文花」は、ゲームではケータと同じく女の子の主人公として登場します。アニメでは、なかなかつかみどころのない個性的なキャラクターとして描かれています。

■ケータのクラスメイト
フミちゃんは、ケータと同じくさくら第一小学校に通っている女の子。普通であるケータとは違い勉強の出来る優等生です。高得点にも関わらず、いつものように100点が取れなかったことを悩んでいたほど。事情を知ったケータの計らいで、何でも正直に喋ってしまう妖怪「バクロ婆」を取り憑かせ、フミちゃんママに正直な気持ちを伝えることで
解決しました。

■憑かれやすい体質?
妖怪がたくさんいるさくらニュータウンでは、妖怪が人々に取り憑いて悪さをする、いわゆる妖怪不祥事案件が起こることは珍しくはないのですが、特にフミちゃんは登場人物の中でも取り憑かれることが多いようです。

お腹が空いてしまう妖怪「ひも爺」に取り憑かれた時は、背丈ほどありそうな特大のホットドッグを食べていました。しかもケータに、ついつい食べ過ぎてしまうことを相談している最中にペロリとたいらげ、ウィスパーもその早業には驚いて突っ込みを入れていました。

長い無駄話をしてしまう妖怪、「ナガバナ」に取り憑かれてしまった時は、なぜか大阪弁(他の人に取り憑いた場合も同じ)に。見ている方はうんざりしてイライラする程の無駄話を垂れ流しました。しかし、ナガバナに取り憑かれたフミちゃんの表情は豊かで面白いです。ちなみに、“なにわのおっちゃん”という謎の人物の話ばかりします。

取り憑いた人を熱血にしてしまう妖怪、「メラメライオン」のお話では、ケータが場を和ませるために呼んだ妖怪「ホノボーノ」がフミちゃんに取り憑き、ほのぼのフミちゃんになりました。それを見たメラメライオンも「超かわいい~ありじゃね?(ウィスパー訳)」とほのぼのフミちゃんの可愛さを評価しました。

■天然のS疑惑
悪気はないと思うのですが、ケータのことを「普通」と本人が一番気にしていることを笑顔で言ったりと天然のS疑惑が持たれています。

おならをさせてしまう妖怪「おならずもの」のお話で、おならずものに取り憑かれたフミちゃんが授業中おならをしてしまいます。誰がしたのかはバレなかったものの、ものすごく恥ずかしい思いをしたフミちゃん。その後、ケータもおならずものに取り憑かれておならをしてしまいます。しかし、それを見たフミちゃんは露骨に嫌な顔をします・・・。彼女を助けようとしたのにも関わらず・・・。

ちなみに別のお話で、フミちゃんはやきいもを食べていたため皆の前でついおならが出てしまうエピソードも。しかしフミちゃん、恥ずかしがる事もなく「テヘペロ☆」と普通に流しました。女子的にそれでいいのでしょうか・・・。

■ゲームでは女の子版主人公!
アニメでは、ケータの憧れのヒロインでありつつも、妖怪に取り憑かれては変な行動を起こしてしまいとてもヒロインとは思えないような状態の彼女。しかし、それが良い方向に作用して妖怪を懲らしめる事が出来たり、ケータが苦戦している妖怪の能力が全く通じなかったりと、何かと妖怪に強かったりするので、なかなかの妖怪キラーでもあります。

新シリーズでは、新たな女主人公のイナホちゃんが登場します。フミちゃんの立場が危ういのでは?なんて意見もちらほら聞くのですが、どちらも活躍して欲しいですね。楽しみです。

【アニメキャラの魅力】プリチー!オレッチ!トモダチ!ふくわウチー!気ままなネコ妖怪「ジバニャン」の魅力
たくさんの妖怪が暮らすさくらニュータウン。「ジバニャン」は、ある横断歩道で“寸止め事故”という怪現象を引き起こしていた所に「ケータ」と知り合い、彼の家に住まわせてもらうことに。今回はそんな気ままで自由奔放な「ジバニャン」の魅力や秘められた謎について語ってみたいと思います。

■かわいい
まず何よりもその愛らしい姿。マスコットのような妖怪が多いプリチー族だけあり、その可愛さはずば抜けています。1話の「恐怖の交差点」では、ケータが妖怪ウォッチを向けた時こそ禍々しいオーラをまとっていましたが、姿を現すとあくびをしたり身体を掻いたりなど、とても事故を起こす妖怪とは思えない愛らしさでケータたちを困惑させました。

9話の「ロボニャン始動!」でも、テレビを観ているケータの隣でゴロゴロしたり、未来から来たネコ型ロボット「ロボニャン」との勝負に負けて「しょぼーニャン・・・」と落ち込んでいる姿はとても愛くるしいです。

24話の「妖怪ネクラマテング」では、性格が暗くなってしまう「ネクラマテング」に取り憑かれ、「オレっちなんて、いつでもゴロゴロしてチョコボー食べてるだけの怠け者の猫みたいな存在ニャン・・・。」と自虐的に・・・。いや、確かにそうなのですが・・・可愛いからオッケーなのです(笑)。

その他、個人的に可愛いシーンのおすすめは、33話の「妖怪じがじいさん」で、どうでもいい自慢をしてしまう能力に取り憑かれ、「オレっちレベルになるとニャン、チョコボーを食べた後口の周りについたのをぺろぺろするニャン」と、口をぺろぺろしながら言うシーン。とてもとても良いです。自慢と言うよりは可愛さアピールになってますが。

さらに、54話の「妖怪ガシャどくろ」では、“運”を司る妖怪「ガシャドクロ」との勝負。負ける度に“特徴”を奪われていくのですが、語尾の「ニャ」や「ニャン」を奪われてしまったジバニャン。「オレっち、なんかおかしいかな?」となんとなく女の子みたいに・・・。可愛さポイントでもある“語尾のニャン”を取られたにも関わらず、なんだか余計に可愛くなっています(笑)。

■生粋のマニア
愛らしいマスコットのような存在の「ジバニャン」ですが、実は意外な趣味が・・・。アイドルグループ「ニャーKB」の熱狂的なファンなのです。寝言でニャーKBに会いたいと呟いたり、いつでも無意識に「ニャーKB」を求めています(笑)。

ジバニャンのご先祖様であるレジェンド妖怪「ブシニャン」も、実はニャーKB好きなのですが(そもそもなんでジバニャンのご先祖がニャーKBを知っているのか疑問ですが・・・)、彼に予備の写真集やポスターを開封されてしまい悲しんだり・・・なんてこともありました。

また、新型妖怪ウォッチの発売日に妖怪銀座1丁目にあるストアの行列の最前列に並んでいたり、遅れて到着したウィスパーやケータに「ふたりとも今頃来たニャンか?」、「流行ってるものを手に入れる為にはこれぐらい当たり前ニャンよ~。」、「妖怪発表会を見てから並ぶようじゃ遅いニャン」と、流行りものにも精通している所を見せつけました。

しかしその後、行列好きなのに待つことが出来ない「妖怪まてんし」に割り込まれてしまい、彼を止めるためケータに呼び出され最後尾に・・・。絶望するジバニャンですが、なんとそのあと並び直して新型妖怪ウォッチを見事にゲットするというガッツをみせました。こんな友人がいれば絶対楽しいだろうなと、つい想像してしまいますね。一緒に行列に並んだり語ったりしたいです(笑)。

■過去の人(猫)生
生前ネコだった時は、エミちゃんという女の子の家で飼われていました。そもそもジバニャンは死んだ時に「ダサい」とエミちゃんに言われてしまった事で、強いネコになると誓い、車と戦い続けて寸止め事故を引き起こしていたのです。

25話の「ジバニャンの過去」では、悪巧みを企んむ謎の妖怪に過去に飛ばされてしまいます。気付けばエミちゃんの家にいたジバニャン。ネコだった時は「アカマル」と呼ばれて可愛がられていました。その時のジバニャンの幸せそうな姿と言ったらたまりません。

結局最後には、もともとの事実どおり事故で死んでしまい離れ離れになってしまうのですが、なぜ素早いネコであるジバニャンが事故にあってしまったのか、エミちゃんはなぜあんなに酷いことを言ったのか・・・、その理由は是非実際にご自分の目で確かめて欲しいです。このエピソードは『妖怪ウォッチ』のアニメの中でも1,2を争うほどの名エピソードです(個人的見解)。

のんびりわがままで、よくケータにも迷惑をかけてしまう「ジバニャン」ですが、主人や飼い主想いでとても良い子なのです。喧嘩してもきちんと反省して仲直りしますしね。ただ、妖怪と戦う時にジバニャンの必殺技「ひゃくれつ肉球」で攻撃しても、ほとんど効かなかったり(それどころか手を痛めて自爆したり・・・)、結局負けてしまう事が多いので(ケータとウィスパーには圧勝していますが)、ぜひ「ジバニャン」が戦闘で活躍する姿も見てみたいですね。

【アニメキャラの魅力】表情豊かでユニーク!頼れる(?)妖怪執事「ウィスパー」の魅力とは?
妖怪がたくさん存在するさくらニュータウン。主人公の「ケータ」を中心に、問題を起こす妖怪たちとの日々を描いた、レベルファイブの同名のゲームソフト『妖怪ウォッチ』を原作とするアニメ作品です。

今回ご紹介する「ウィスパー」。その昔、正義を気取った坊さんに、「妖怪は悪いやつらだ」と決めつけられ、ガシャカプセルに封印されていました。そこへたまたま昆虫採集に来ていたケータに助けられます。その恩返しに、妖怪執事としてケータの役に立とうと頑張ります。作中では何かと不遇な扱いを受ける「ウィスパー」ですが、その魅力とコミカルなキャラクターに隠された彼なりの想いを紹介してみたいと思います。

■妖怪パッドのエキスパート!
『妖怪パッド』という、妖怪世界のタブレット端末をいつも大事に持ち歩いており、ケータが妖怪に遭遇するなり「さっさっさっ!」と妖怪世界の百科事典『妖怪ウキウキペディア』にアクセスし、妖怪情報を解説してくれます。

ケータには「調べた情報を丸読みしてる」と、あまり良い評価はされていないですが、実際に毎回きちんと調べようと思えば結構面倒なはずです。毎回必ずその確認を怠らない所に律儀な性格が現れています。

ちなみに33話の『妖怪じがじいさん』では、どうでもいい事をつい自慢してしまうじがじいさんに取り憑かれ、妖怪パッドで調べる時のスワイプスピードには自信があると明かしていました。得意気に話している様子は、なんだかちょっと可愛いですね(笑)。

■豊富な演技力!
ウィスパーを語る上で欠かせないのが、その素晴らしいウィスパーボイスを始めとする表情やボキャブラリーの豊かさです。普段はひょうきんな喋り方ですが、時々急にカッコいい声になり、思わずドキッとさせられます。

また、演技力の高さにも注目です。妖怪を発見した時に『妖怪不祥事案件で言うところの・・・』と人間界でのあるあるを交えて説明するのですが、その時の迫真の演技が素晴らしいのです。ただの解説ならそこまで面白いと思わないのですが、彼はカツラなどの小道具を使ったりしながら、本気で役になりきる姿が、何気ないシーンを面白くしているのだと思います。まさに名役者といえるでしょう。

ちなみにED後の『きょうの妖怪大辞典』のコーナーでは解説役を務めています。その時の喋り方が毎回異なっており、まさに7色の声色で演じ分けるのです。この台詞を毎回どのように発声するのか、本編視聴後の密かな楽しみです。

■真剣なのに面白い
もし大事なものを無くしたら・・・。そんな大変な状況もウィスパーは笑いに変えてしまいます。48話の『消えた妖怪パッド』で、うっかりトイレに落として流されてしまった妖怪パッドを探しに、ウィスパーはそのままトイレに流され下水道まで行ってしまいます・・・。気の毒に思ったケータが、家に住んでいる妖怪「ヒキコウモリ」に頼み、妖怪通販で新しい「妖怪パッド」を取り寄せてウィスパーにプレゼントするのですが、実はトイレに落とした妖怪パッドをこっそり持って帰って来たようで・・・。

真剣だったウィスパーには悪いのですが、ケータやジバニャンがドン引きしているのにも関わらず、綺麗に拭けばまた使えると全力で渋る姿に大笑いしました(笑)。

■隠された過去の過ちとウィスパーの決意
何が何でも確認を怠らないウィスパー。実はその強いこだわりは彼の過去に秘密があります。ウィスパーの正体・・・、それは『妖怪シッタカブリ』。その知ったかぶりさせてしまう能力のせいで、過去に仕えていた大事な主人を亡くしてしまったのです。そんな悲劇を二度と起こさないために、何でも妖怪パッドでしっかり調べてから発言するようにしているのです。

そんな過去を知ると、それまでの物語の印象がガラッと変わり、彼の苦労や苦悩が読み取れるようになりませんか?そんなに辛い事があり、長い間苦悩しているとしたら、なかなか他人の事まで考える余裕など無くなってしまいそうですが、それから何百年も経った後に巡りあったケータに対しても、迷惑をかけないよう必死で努力しているのです。例えそれが全く周りに理解されずバカにされようとも・・・。ウィスパーが主人を想う気持ちの強さには胸を打たれますね。

47話の『妖怪軍師ウィスベエ』は絶対外せません。勝ち目のない戦へ向かう、当時の主人である「石田三成」に、「一度そなたを見たかったのう!」と言われ、号泣しながら「意外とつるっとしておりますぅ~」と答えるシーンは、二人のこれまでの主従関係を象徴するシーンでもあり、とにかく感動すること間違いありません。

作中ではなにかとダメな奴扱いされる「ウィスパー」。しかし、本当はとても忠誠心が強く、思いやりにあふれた魅力いっぱいの愛すべき妖怪なのです。

「映画 妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!」、DVD版は初週8.5万枚でオリコン総合首位! BD版も1.4万枚
7月8日発売のアニメ映画「映画 妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!」スペシャルプライス版DVDが、7月20日付オリコン週間DVDランキングで総合首位を獲得することが明らかになった。

発売初週の売り上げ枚数は、8.5万枚。「妖怪ウォッチ」シリーズの映像作品では、2014年11月10日にDVD-BOX第1巻が獲得した2位が過去最高で、首位獲得は初の快挙に。さらに、今年発売のアニメDVD作品としても最高の週間売上枚数をマークした。ちなみに、同時発売でシリーズ初となるBD版は1.4万枚を売り上げてBD総合2位にランクインしている。

「映画 妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!」は、「妖怪ウォッチ」の初の劇場版として2014年12月20日に全国公開されて大ヒットを記録。志村けんさん、片岡愛之助さん、AKB48・島崎遥香さんといった豪華メンバーがゲスト声優として出演することでも注目を集めた。2015年12月19日には、第2弾「映画 妖怪ウォッチ エンマ大王と5つの物語だニャン!」が公開となる。

妖怪ウォッチがアンパンマン抜く 子ども人気キャラ調査
子どもが好きなキャラクターの調査で、「妖怪ウォッチ」が初の首位に立った。これまで13年続けて1位だった「それいけ!アンパンマン」を抜いた。玩具メーカーのバンダイが発表した。

調査は1996年から続いている。今年は5月、0~12歳の子どもを持つ親800人に、ネットを通じて一つを挙げてもらった。

その結果、幼児から小学生まで幅広い人気を集めた「妖怪ウォッチ」が19・9%に達した。2位の「それいけ!アンパンマン」は12・9%、3位は「アナと雪の女王」で5・3%だった。

「妖怪ウォッチ」は、制作会社レベルファイブ(福岡市)が13年7月にゲームソフトを発売し、14年1月にアニメ放映が始まった。時計型のおもちゃや、メダルなどの関連グッズも売れている。「番組に出てくる特徴ある歌や踊りも人気を押し上げた」とバンダイはみている。

『妖怪ウォッチ』映画第二弾の情報が遂に解禁! 豪華特典付き前売券の内容は!?
今や国民的作品といっても過言ではない『妖怪ウォッチ』。そんな『妖怪ウォッチ』の映画第二弾の情報が遂に解禁されました! 正式タイトルが『映画 妖怪ウォッチ エンマ大王と5つの物語だニャン!』に、公開日は2015年12月19日(土)に決定しました! さらに前売券発売日と、特典としてとびきりレアな「ピョンBメダル ベイダーモード」&「データカードダス妖怪ウォッチともだちウキウキペディア ジバニャンカード」のセットが付いてくることも決定! 妖怪ファンの子供たちのみならず、お父さんお母さんにも必見の特典に大注目です!
いまや、日本だけでなく世界中が注目している「妖怪ウォッチ」。公開に向けての今後の動向も要チェックです!

【解禁情報】
■映画タイトル
『映画 妖怪ウォッチ エンマ大王と5つの物語だニャン!』

■公開日
2015年12月19日(土)

■前売券情報
発売日:2015年7月25日(土)
特 典:
「ピョンBメダル ベイダーモード」&「データカードダス妖怪ウォッチともだちウキウキペディア ジバニャンカード」のセット
※全国限定100万セット。特典はお一人様3セットまで。
※前売券の詳細は7月15日(水)発売の「月刊コロコロコミック 8月号」にて解禁予定です。

全国を回る妖怪ウォッチ『妖怪カー』デザイン発表!モデルは「大人の事情」につきコマさんに
2015年4月から行われているダイハツ自動車と『妖怪ウォッチ』のコラボ企画『妖怪ドライブ計画』から、全国各地を回る『妖怪カー』の「デザイン発表」篇が特設サイトで公開されたニャン!

コラボカーのモデルは勿論ジバニャン!!!ではなく、「ジバニャンは大人の事情で車にすることができず」(発表資料原文ママ)見送りになってしまったそうです。さらに、人気妖怪のグレるりんも、スピード違反で捕まってしまうという理由で選外となり、『コマさん』に決定しています。

待望のデザインはコマじろうによる「渾身のデザイン」とのこと。発表画像ではデザインにモザイク処理がほどこされていますが、特設サイトでは全容を確認することができます。
製作途中の写真によると、後ろにしっぽみたいな物が取り付けられるみたいですね。詳しくは7月中旬に更新予定の製作過程動画で紹介されます。

Yahoo!検索大賞2014 アニメ部門は「妖怪ウォッチ」
テレビアニメの放送開始とともに人気に火がつき一躍社会現象に。また「ジバニャン」をはじめとする登場キャラクターも人気になりました。

『妖怪ウォッチ』大人がハマる秘密
今年、小学生を中心に一大ブームとなった『妖怪ウォッチ』。12月20日の映画公開を控え、人気は高まるばかり。しかも夢中になっているのは子どもばかりかと思いきや、一緒に観ている父母の心も掴んでいるという。なかには「あの面白さは大人じゃなきゃわからない」と断言する人も。大人をも引き付ける『妖怪ウォッチ』の魅力とはいったい何か? 3つのポイントからその秘密をご紹介しよう。

●魅力その1「大人も『クスッ』っとできるオマージュ」
アニメ作品は1話完結型となっているが、過去のTVドラマやアニメなど、様々な人気作品のオマージュとも呼べる演出が随所にちりばめられている。例えば、『101回目のプロポーズ』。主人公のともだち妖怪であるジバニャンは、トラックに轢かれたことで地縛霊になってしまった猫なのだが、作品中何度もトラックに戦いを挑む。その際、「僕は死にましぇん!」と叫ぶのだ。その他にも、『太陽にほえろ!』『孤独のグルメ』など…。いずれも、小学生や園児の子を持つ父母世代がかつて熱中した作品を“ネタ元”にしていることが、大人たちを作品に引きつけるひとつの理由になっている。

●魅力その2「世知辛い日常を優しくフォローしてくれる!懐かしい妖怪」
『妖怪ウォッチ』では、日常的に起こる様々な出来事の「原因」=「妖怪のせい」という設定になっている。例えば、「わすれん帽」という妖怪は、その名の通り、人の頭に憑りつくことで記憶を忘れさせてしまい、物忘れの原因に。そうした“あるある”を「妖怪のせい」と謳うことによって、日常の失敗を優しくフォローしてくれる点は、子どもたちよりもむしろ大人にとっての方がありがたいのだろう。また、子ども向けゆえ、妖怪たちは決しておどろおどろしくなくチャーミング。その他、「口裂け女(口だけ女)」や「人面犬(じんめん犬)」、「トイレの花子さん(花子さん)」など、懐かしの妖怪も登場し、この点も大人たちのハートをガッチリつかんでいる。

●魅力その3「中毒性のあるテーマ曲とダンス」
『妖怪ウォッチ』に大人の目を向かせた3つめの立役者が、アニメのエンディングやゲームに登場するテーマ曲「ようかい体操第一」。振り付けは、あのラッキィ池田氏。「ラジオ体操第一」の曲名をパロディにしているだけあって、決して激しいダンスではなく、誰でもカンタンに覚えることができる難易度。振り付けも可愛らしく、ネット上では「YouTube」に実際に踊った動画をアップロードする人たちが続出。とくに、セーラー服を着た女子高生・まなこ氏、カナダ人モデルのテイテイが踊る動画は人気が高く、まなこ氏のYouTube動画は380万回再生を超えている。

『アニメ流行語大賞2014』投票結果はこうなった!
今年のノミネートは35コ。今年は第2期の作品も多く、新しいセリフが生まれにくかったように感じました。さて、2500票を超える投票の結果は?

銀賞、銅賞は「もんげー」「妖怪のせいなのね」と、どちらも『妖怪ウォッチ』から。
今年大ブームを巻き起こしたレベルファイブのゲームが元の『妖怪ウォッチ』。本家『ユーキャン新語・流行語大賞』にもノミネート。アニメのOP/ED「ゲラゲラポーのうた」や「ようかい体操第一」もヒットしました。子どもたちはもちろん、大人までとりこにした『妖怪ウォッチ』。しかし、「妖怪のせい」「妖怪の仕業」だと言ってイタズラする子どもも増えて大変という面もあったり?

マックの妖怪がポケモン超えた、発売2週間150万部でギネス記録超え
マクドナルドは11月26日、現在販売中の「マクドナルドオリジナル 妖怪ウォッチカレンダー2015」が、2週間で150万部を突破したと発表した。

これは同社が「ポケモンカレンダー2010」で記録した、「1年間で最も売れたカレンダー」(Most calendarssold in one year)のギネス世界記録147万6,442部(2010年11月5日認定)を超える数字で、店舗でのカレンダー販売が終了次第、ギネスワールドレコーズに世界記録として申請を行う予定だという。

マクドナルドオリジナルカレンダーは、長年にわたり、ファミリー層を中心に好評の人気アイテムで、毎年、ハッピーセットに登場するキャラクターの中から、男の子からも、女の子からも人気の高いキャラクターが採用されている。昨年までは「ポケットモンスター」が起用されていた。

『妖怪ウォッチ』が起こした空前の“妖怪バブル” 画集や浮世絵までもが大人気
子供たちの間で大ブームの妖怪ウォッチ。昨年の夏、ゲームソフトの発売に合わせて、コミックを含むメディアミックスの展開を開始。今年の1月からは、アニメ放映に合わせて、腕時計型のオモチャに組み込んで遊ぶ「妖怪メダル」の販売が始まって人気に火がついた。年末に公開される劇場版アニメの前売り券は、配給会社・東宝の歴史上最高となる72万枚の売り上げを記録している。妖怪ウォッチのクリスマスケーキは、予約完売店が続出だという。

いまや市場規模は800億円を超え、ある種の社会現象にもなっている妖怪ウォッチだが、その影響を受けてか、ほかの「妖怪」関連のコンテンツの売り上げも伸びているというのだ。妖怪をテーマにした書籍が売れていると聞き、都内のある書店員に反応を尋ねた。

「妖怪関連の書籍コーナーを設けていますが、売れ行きは好調です。感触としては、武蔵大学の妖怪研究者・カバット先生の著作や、マニアックなところでは鳥山石燕の妖怪画集などですね」

書籍は誰もが手に取りやすいぶん、目に見えて反応が良いのだろう。さらに、妖怪を主題にした展示会でもブームの影響が表れている。今夏から秋にかけ、「江戸妖怪大図鑑」と題する浮世絵の展覧会を開催した、東京都渋谷区の太田記念美術館に、開催当時の状況を伺った。

「もともと展示内容は、けっして妖怪ウォッチを意識した企画ではなかったのです。ですが、普段の展示では高齢の方が目立つのに対して、今回は親子連れのお客さまも多く来場されていました。浮世絵に馴染みのないお子さまたちに楽しんでいただいたのは嬉しいですね」

会期中の来場者数は3万3000人を超え、大盛況だったという。元来、日本人には妖怪への憧憬が根強くある。その熱は、次世代にもしっかりと受け継がれているようだ。

「妖怪ウォッチ」劇場版アニメ第2弾が決定 2015年冬公開
レベルファイブのゲーム「妖怪ウォッチ」の劇場版アニメ第2弾が2015年冬に公開されることが決定した。

劇場版第1弾「映画 妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!」の公開は12月20日。映画1作目の公開前に2作目の公開が決定するのは異例という。

「映画 妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!」の劇場前売券は7月19日に発売され、50万枚の特典付き前売りは即完売となった。特典終了後も週平均1万枚以上のペースで売れ、公開8週前の時点で、東宝映画で史上最高数の72万枚を突破した(コンビニなどを除く、劇場取り扱いの前売券の販売枚数)。

“ゲラゲラポー”なぜ大ヒット? 『妖怪ウォッチ』に見る子供向けコンテンツと音楽の関係
今、子供たちの間で『妖怪ウォッチ』が大ブームを巻き起こしている。今年7月10日に発売したニンテンドー3DS用ソフト『妖怪ウォッチ2 元祖/本家』は、販売本数が240万本を突破(メディアクリエイト提供、国内ゲームソフト売上ランキング/9月1日~9月7日)。アニメやコミックなどメディアミックスも盛んに行われ、人気の玩具にいたっては発売と同時に即完売。もはや社会現象と呼ばれるまでになっている。特に、今年から放映が開始されたアニメは夕帯の激戦区にも関わらず、高視聴率を記録。あの“ポケモン”をも上回っているというから驚きだ。

アニメが話題になると、当然ヒットするのが主題歌。本作も例にもれず、オープニングテーマ『ゲラゲラポーのうた』は、発売初週に2万枚以上を売り上げ、オリコンチャートの4位にランクイン。新小学1年生が好きな歌ランキングでも堂々の1位に輝くなど、注目が集まっている。

歌っているのは、キング・クリームソーダという男女3人組ユニット。ラップ担当のゲラッパーにZZROCK(ジージーロック)、そしてメインボーカルのマイコというメンバーからなるが、それぞれの詳細なプロフィールは(公式には)明かされていない。さらには、結成理由も「妖怪の仕業」とされており、本作のための特別ユニットとみるのが正しいようだ。とはいえ、表舞台には登場しないのかというとそうではなく、この夏は「a-nation island」にも出演。さらには、他局の音楽番組「ミュージックステーション」に生出演するなど徐々に露出の機会も増やし、年末の紅白出場にも期待がかかっている。

楽曲はというとラップが入っていたり、演歌調のフレーズがあったりと変化に富んだメロディラインは一聴するとちょっと気味が悪い。しかし、この違和感こそが中毒性の正体。曲の頭と終わりが「ゲラゲラポー」の繰り返しで永遠にループできてしまう構成も、何度も聴かせるための仕掛けだ。

子供向けアニメのテーマソングとしてヒットした例と言えば、思い当たるのがB.B.クイーンズの『おどるポンポコリン』。これは『ちびまる子ちゃん』の主題歌として長きにわたり使用された楽曲で、リリース時のオリコン年間シングルチャートでは1位を記録したほど。また、『妖怪ウォッチ』以前に子供たちの人気を独占状態にあった『ポケットモンスター』から生まれた『ポケモン言えるかな?』も、当時多くの子供たちに口ずさまれた。
どれもリズミカルで楽しげな曲調であることはもちろんのこと、「ゲラゲラポー」だったり、「ピーヒャラピーヒャラ パッパパラパ」のような無意味だけど耳に残るフレーズもポイントだ。アニメはその時その時間帯にしか見られないが、楽曲であれば、街中などさまざまな場所で耳に入ってくる。つまりは刷り込みが行われ、口ずさむようになる。アーティストにネームバリューがあるとか、露出が多いなどとは無関係に、ひたすらこの原始的なアプローチに支えられ広まっていくのが特徴的だ。実際、『ゲラゲラポーのうた』は、それまでアニメを観たことがなかった子供たちも、学校や幼稚園等でほかの子供たちが歌うのを耳にして、知ったという事例も多いそう。いかに子供の口コミにうまく乗れるかが、ヒットの大前提にあるというわけだ。

子供向けコンテンツが一度当たると大きいと言われる理由が、こちらが探さずとも勝手にターゲットが生まれ続けることにある。たとえ、今夢中になっている子供たちが成長しても、次なる世代が下に控えている。その繰り返しで息の長いヒットが見込めるのだ。『妖怪ウォッチ』もこの勢いを見る限り、今後数年は一大コンテンツとして台頭するのは間違いない。つまりはこの“ゲラゲラポー”、数年後の未来までヒットし続けることを確約された稀有な楽曲なのである。

劇場版「妖怪ウォッチ」、特典付き前売券騒動「重く受け止め」 入場者プレゼントは中学生以下、500万人に
劇場版「妖怪ウォッチ」製作委員会は、特典付き前売り券が入手困難となった状況を重く受け止め、映画公開時の劇場入場者プレゼントについては「ファンのお子さま始め皆さまのお気持ちに応えられるよう」善処すると明らかにした。

入場者プレゼントは中学生以下の子どもが対象。500万人に「妖怪メダル」をプレゼントする。詳細が決まり次第、公式サイトなどで発表する。ただし劇場前売券特典「妖怪メダル フユニャン」とは異なる。
特典付き前売り券は先着50万人限定で7月19日に発売され、徹夜で長蛇の列ができるほどの騒ぎとなった。入手できなかった子どもがいる一方で、ネットオークションでの高値出品が相次ぎ、批判の声が上がっていた。製作委員会は「多くの希望者の方にご購入頂けない事態となりました事を心よりお詫び致します」と謝罪している。
あわせて、劇場版の応援イラスト&メッセージを募集し、作品を送ってくれた人から抽選10万人に「妖怪メダル フユニャン(G)」をプレゼントすることも発表した。前売特典のフユニャンメダルとは絵柄が異なるが、QRコードは同じという。

妖怪ウォッチに行列、親は大変 「とりつかれたみたい」
昨夏発売のゲームソフト「妖怪ウォッチ」が一大ブームに大化けしている。怖くない「ゆるキャラ」風が子どもたちに受けて、親たちがおもちゃなどの関連商品を求めて炎天下を走り回る。品薄と周到なメディア展開にあおられた人気はどこまで続くのか。

東京・銀座の玩具店「博品館トイパーク」で7月31日夕、「妖怪ウォッチ」のゲーム機のボタンを9歳の男の子が何度も押していた。勝ってくじに当たると、「妖怪メダル」がもらえるが、負けた男の子は懲りずにまた長い列の後ろに並び直した。
埼玉県川口市から来た母親(34)は「4時間半も続けている。まるで妖怪にとりつかれたみたいに」と語りながらも、自らもメダル獲得のため列に並んだ。
メダルを使えば、店頭のゲーム機に自分が持っている妖怪を呼び出すことができる。2枚入り180円(税別)で玩具店などで買えるが、春ごろから売り切れ状態が続く。
妖怪ウォッチは、今年1月にテレビのアニメ放映も始まり、人気に火がついた。その高まりとともに、店頭から関連グッズも消えていった。
中1と小2の兄弟を抱える茨城県ひたちなか市の主婦(38)は、160枚のメダルを集めてきた。限定メダルつきの書籍の予約や映画の前売り券購入に、炎天下を走り回る。「こんな生活にはもう疲れた」とこぼすが、子どもに飽きる気配はまだないという。
博品館にも連日、メダルの入荷を尋ねる電話が後を絶たない。新商品の発売日には開店前から列ができ、あっという間に売り切れるという。ネットのオークションサイトでは、10倍以上の値で落札される例も珍しくない。
別売の腕時計型の玩具があれば、メダルを装着して妖怪を呼び出す雰囲気を味わえる。2日には腕時計型の新商品が発売される。7月に発売されたメダルは旧型では遊べないため、子どもたちには垂涎(すいぜん)の的。東京・有楽町のビックカメラは先着順で売る予定で、前日には数百件の問い合わせがあったという。

新作「妖怪ウォッチ」狂想曲 「絶対手に入れたい」家族総出で奔走
ゲームやアニメ、漫画、キャラクターグッズなどが次々と製作され、社会現象となっている「妖怪ウォッチ」をめぐり、夏商戦が本格化している。主人公が身につけている腕時計は全国的に品切れ状態が続く中、新作が8月2日発売。必ず手に入れたいと、子供だけでなく、親まで巻き込んでいる。関連グッズを特典にしたコミックや映画観賞券にも争奪戦が繰り広げられている。

今夏、もっとも子供たちから熱視線を集めているアイテムが「DX妖怪ウォッチ」と対応のメダルだ。「どうしたら確実に買えるのか――」。ネット上などで入荷情報が錯綜(さくそう)し、手に入れるために家族総出で奔走する姿は珍しくない。

物語では、主人公が時計を使って身近に潜む妖怪を発見したり、友達になった妖怪のメダルを装着して呼び出す。「DX妖怪ウォッチ」はその世界観を再現できるように生産。第1弾が1月に発売され、3月までに約10万個を売り上げた。発売から7カ月近くたってもなお、全国で入手困難な状態が続いている。

こうした中、新作「DX妖怪ウォッチ タイプ零式」(税抜き3200円)が8月2日に発売。各地の玩具店などには開店前から長蛇の列ができるとみられる。玩具販売大手や大型家電量販店などは店頭予約を受け付けていないためだ。発売元のバンダイは販売個数を公表しておらず、発売日以降に各店舗ごとの入荷分だけ販売される。消費者は「どこの店が、どれくらいの数を売るのか知りたいけれど、直前まで分からない」と頭を悩ませる。

この“妖怪時計”に装着して遊ぶメダル(1袋2枚入り、税抜き180円)も入手困難。対応するゲームソフトやゲームセンターの専用機でも使え、品切れ店が続出。バンダイによると、6月末までに出荷量は3200万枚に達し、年内に累計1億枚を超える見通し。

この限定メダルを特典につけた商品は特需も。映画「妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!」(12月20日公開)の前売り券は今月19日に発売され先着50万枚がほぼ完売。公開5カ月前にもかかわらず、発売当日は全国の映画館に徹夜組を含む大行列ができた。

また、漫画を連載している月刊コロコロコミック(小学館)は、限定メダルを付録につけた9月号(8月12日発売)が約4年ぶりに発行部数100万部に到達する。子供たちと妖怪のアツい夏はまだまだ続く。

≪スタンプ台に行列≫西武鉄道は妖怪ウォッチとタッグを組み、練馬や所沢など西武線10駅でスタンプラリーを実施中。スタンプ台には行列ができている。ラッピング電車も8月31日まで運行中。

特典付き劇場前売券が即完売で早くも転売 「子どもが泣いています」と公式Facebookに批判
子どもたちの間でゲームやアニメが大ブームとなっている「妖怪ウォッチ」。7月19日に発売された「特典付き劇場前売券」は徹夜で長蛇の列ができるほどの騒ぎとなり、公式Facebookに批判が集まっている。

これは12月20日公開の映画「妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!」の前売券に、ゲーム内で使える「フユニャンメダル」とデータカードダス「Sレア ジバニャン」の特典がついたもの。全国の映画館で先着50万人限定で販売された。販売開始時間や購入枚数制限は各劇場によって違うものの、「1人6枚買える」「朝5時に並んだけど買えなかった」という場所もあり、Twitterでも多くの行列画像が投稿された。転売目的で並んだ人も多かったようで、ネットオークションでは高値での出品が相次いでいる。

子どもと早朝から並んで買えなかった人も多く、「子どもが泣いています」「販売枚数が少なすぎる」「他の映画のように入場者全員プレゼントにできないの?」といったコメントが殺到。「子どもの映画なのに子どもの手に入らない。誰のための特典なのか」と販売体制に対する厳しい批判の声があがっている。

夏の鉄道スタンプラリーでもポケモンに迫る勢い
夏休みのイベントといえば海水浴やキャンプ、花火が定番だが、最近は鉄道各社によるスタンプラリーもある。今年もJR東日本はポケモンスタンプラリーを開催するが、最注目は西武鉄道の『妖怪ウォッチ』スタンプラリーだろう。他にも東京メトロは『ハピネスチャージプリキュア』と『仮面ライダー鎧武』、東武鉄道は『クレヨンしんちゃん』、名古屋市営地下鉄は『ドラえもん』、9月末までの実施でJR四国は『アンパンマン』など、子どもに人気のキャラクターが勢ぞろいだ。

『妖怪ウォッチ』といえば、関連おもちゃが軒並み品切れになり、発売されたばかりの「妖怪ウォッチ2 元祖/本家」(レベルファイブ)は初週で販売本数が130万本を超える人気ゲーム・アニメだ。夏休みに妖怪が見える時計を手に入れた小学生のケータが、出会う妖怪たちと友だちになることで問題を解決する内容は、登場する妖怪キャラクターの愛らしさなどもあわせて、よく第2のポケモンと呼ばれている。

『踏切天国』など鉄道関連の著作があるライターの小川裕夫さんは「『ポケモン』や『妖怪ウォッチ』のように収集願望をくすぐるものはスタンプラリーに向いています」と言う。

「長年続いている『ポケモンスタンプラリー』参加者の様子を聞くと、スタンプを完全に集めることが子どもたちの間でステータスになっています。そしてスタンプラリーは、子どもだけでなく保護者も含めた利用者が増えるので、鉄道会社にとってもうれしいイベントで、栄養補給に飲み物を買い食事もするため地域振興にも役立つ。利用者の満足度も高く、全体として喜ばれるものになっていることが多いですね。
鉄道会社にとって、学生が夏休みに入る時期は利用者が減少する悩ましい季節でしたが、それを埋め合わせる役割を果たしているのがJR東日本の『ポケモンスタンプラリー』です。JR東日本が夏の旅客減少対策に成功してからというもの、追随して夏休み向けスタンプラリーを実施する鉄道会社が増えています」

1997年に初めてJR東日本がポケモンスタンプラリーを開催したとき、通勤時間帯にターミナル駅で子どもが長い列を作っていると評判になった。その後、ラッシュ時を避ける時間規定やゴールを2段階に設定するなどマイナーチェンジを繰り返し、20年近く続く人気イベントに成長している。小さな子どもが、鉄道実習の高校生に補助されてスタンプを押す姿も見慣れた光景になった。

「鉄道会社が人気のキャラクターで子どもの関心を引くのは、後ろにいる大人をひきつけるため。大人の興味だけでは30~50代の忙しい世代は動いてくれません。そこで鉄道会社と地域振興とアニメ、親和性が高いこの3つを三位一体的に連動させてレジャーへ誘っているのです。この仕組みは実施者、協力者、参加者のいずれも満足度が高いイベントになることが多いのです。

自治体が単独でご当地もののアニメや小説に関連したスタンプラリーやイベントを実施することがありますが、人の流動性や盛り上げに苦労しています。ところが鉄道が加わると動きが生まれ、子どもが主役になると同行の保護者も含め利用者が増えます。ラッピング電車などは一回の訪問で写真を撮って帰るだけになりがちですが、乗り放題チケットを買うスタンプラリーは旅客ひとり当たりの単価が高いのも魅力的です。夏休みのスタンプラリーは今後もなくならないでしょう」

発表されているスタンプ設置駅をみると、『妖怪ウォッチ』は秩父まで遠征せずともスタンプが集められる。もっとも遠くても西武球場前までだ。とはいえ、夏休みで開放的な気分になっている子どもたちは大胆な行動に走りがちだ。トラブルが起きてから「妖怪のせいなのね、そうなのね」とならないように気をつけたい。

Googleは7月11日、2014年上半期(1月1日~6月30日)に話題となった検索ワードトップ10を発表した。

これは、検索数が急上昇したキーワードで、その時々のニュースや話題、流行を反映している。
5位の妖怪ウォッチは、子供に人気のRPG、アニメ。

大ブームを呼んだ“現代っ子ウオッチング”
ユニークな妖怪キャラクターが活躍する作品「妖怪ウォッチ」が子供たちの間で大ブームになっている。ゲームやアニメ、漫画などが製作され、グッズを売る公式ショップには親子連れが殺到。品薄のため営業を一時休止するなど、社会現象化している。人気の秘密は何か?原作者が力を入れていたのは、子供たちの気持ちや悩みを探る“現代っ子ウオッチング”だった。

「妖怪ウォッチ」は小学5年の主人公ケータが不思議な時計を手に入れて妖怪が見えるようになり、その妖怪と友達になっていく物語。「日常の出来事は妖怪の仕業」という設定で、人の頭に取りついて物忘れさせる「わすれん帽」や、おならがしたくなる「おならず者」などが登場する。

生みの親はゲームソフト会社「レベルファイブ」の日野晃博社長(45)。昨年7月にゲーム用ソフトを発売。企画段階からアニメ化などが前提で、今年1月にテレビ東京のアニメ放送とグッズ販売が始まると、商品が品切れ状態となる爆発的人気になった。

日野氏は「さまざまな媒体を使ってコンテンツを広め、ゲームにたどり着いてもらう戦略」と説明。子供心をつかむため、どんなキャラや物語に共感するか探る“現代っ子ウオッチング”に力を入れたという。

その結果、目指したのは「現代版ドラえもん」。のび太が勉強も運動も苦手なのに対し、ケータは何をやっても平均的。その背景を「現代っ子にとって、何一つできない落ちこぼれは感情移入しづらい。それより、普通であることを残念に感じるのが現代っ子の心理」と指摘。「殴るのは現代的でない」ため、ジャイアンにあたるキャラも暴力は振るわない。

子供たちの悩みも調査。「学校のトイレで“大便”に行けない」「忘れ物を学校に届けてくれた母親を同級生に見られるのが恥ずかしい」など、現代っ子の身近なネタを取り入れた。

ストーリーは「笑えること」を重視。その理由を「妖怪ウォッチは子供たちの救済コンテンツ。身の回りの悩みを妖怪のせいにして“大したことない”と笑い飛ばしてほしい」とする。

ゲームとアニメの世界進出に向けた交渉も始まった。時代と国境を超えて愛される作品となるか。日野氏は「ただ長く続くだけではダメ。ゲームもアニメもグッズも人気で、常に生きているイメージを保たなければ」と話している。

限定ショップが開店2日で営業停止、グッズ即完&来店者殺到
3月14日に東京駅の一番街に期間限定でオープンした人気アニメ『妖怪ウォッチ』をテーマにしたイベントショップ「妖怪ウォッチ 発見!妖怪タウン」が、来場者が殺到して商品を提供することが困難になったため、オープンから2日で急遽営業を休止したことが明らかになった。

『妖怪ウォッチ』は、レベルファイブが手がけた『ダンボール戦機』や『イナズマイレブン』に続くクロスメディア作品で、ゲームをはじめ、アニメ、漫画、玩具と多角的に展開。

ゲーム自体は2013年7月に発売されたが、今年1月よりテレビ東京系で放送がスタートしたTVアニメ、そしてバンダイから発売された、なりきり玩具『DX妖怪ウォッチ』や『妖怪メダル』によってさらに人気が加速。ゲームは売り上げランキングで再浮上、玩具は店舗側が購入制限を設けて品薄状態が続くなど、幼稚園児~小学生を中心に爆発的なヒットを記録している。

ようかい体操、妖怪メダル……妖怪ウォッチ人気が止まらない
ヘンテコリンなダンスを踊るイケメンお兄さんに子供たちが夢中──というだけの話ではない。今や踊れない子供はいないほど大人気の「ようかい体操」。テレビアニメ『妖怪ウォッチ』の主題歌である。
『ようかい体操第一』(4月23日発売)のCD発売イベントには500人以上の親子が殺到。

子供たちにウケているのが腕時計型のオモチャ「DX妖怪ウォッチ」。今年1月に発売されるや即日完売、今やネットで定価の3倍、1万円の値がつく。
「DX妖怪ウォッチ」にセットする「妖怪メダル」(1袋2枚入り/180円)は、発売後1か月で300万枚以上売れた。

昨年7月に発売されたゲームソフトは出荷本数70万本を記録、テレビアニメは高視聴率で『コロコロコミック』連載のマンガも大ヒット中。爆発的な人気で“第二のポケモン”の呼び声も高い。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 38

かおーん さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

小学生に人気、新世代のポケモン的作品が始まったのかも。

ハイテンポの小学生向けギャグアニメ。

原作はレベル5のゲーム。ファミ通クロスレビュー(笑)、プラチナ。
マンガ化されコロコロとちゃお。
ゲーム発売は2013年7月、それから半年後、小学生待望の?アニメ化された作品。

小2の息子のみならず、小6まで練習の合間に「妖怪ウォッチはじまるぜ!」って話題になってる。

ひょんなことから妖怪ウィスパーに出会い、妖怪ウォッチを渡され、妖怪が見えて会話できるようになり、友達になってメダルを集める、みたいな王道ストーリー。

アニメ版主人公はケータ(男の子)。ちゃおで連載されているほうは女の子。ポケモンのサトシとヒカリみたいな関係で、ゲームではスタート時に選択できます。

ウォッチ(watch)は時計と見る、の両方をかけてるところが良いですね。
ウィスパー=ささやき? って全然ささやいてない、うるさい。ウィルオウィスプから取ったにしても火の玉じゃないし・・・このいい加減さがレベル5らしい。

「妖怪」=水木しげる御大となっている今日、妖怪ウォッチは新しい妖怪を作り出しています。無駄遣いさせる「むだづ貝」、コンビニで買い食いさせる「ひも爺」、なんでも暴露させる「暴露婆」など。
邪道!と取れますが、「妖怪」という言葉も御大が作り出した名称。各地に伝わるモノノケを集め漫画によってビジュアル化したもの。民俗学的にも評価されるべきことですが、それだけが正当な妖怪であるいわれはない。
そもそも妖怪の発祥は「いいわけ」や、説明できない事柄から来ているものも多数。飲んで浮気して遅く帰宅する際「キツネに化かされた」、「天狗じゃ、天狗の仕業じゃ(AA略)」等、妖怪を言い訳に使ったりしたことが広まったケースが多い。
この妖怪ウォッチも、「つい買い食いしてしまう」「忘れ物してしまう」等と妖怪のせいとすることによってキャラが作られている。この点では起源を共にしている。

息子のお気に入りだが、大人が見てもまぁ笑える。小学生でも解りやすいノリツッコミ、ボケ。この作品のギャグから「笑い」を覚えられる?良作かも。
私たちの子供の頃のコロコロ漫画ような下品なギャグ(おぼっちゃまくんとか)でないので好感も持てます。

これは・・・凄いゲーム、アニメが始まったのかもしれません。ゲームの勢いからして、シリーズ化されるでしょう。メディアミックスでアニメも。

おっさんの私たちの世代でいうドラクエ、ちょっと下の世代でいうポケモン、そして妖怪ウォッチ。今の小学生の世代を代表する作品が生まれたのかもしれません。

ケータの声優は戸松遥さん。え、アスナ?フラメンコガール?全然違うんですね、声優さんすげえ。フミちゃんも戸松さんがやっちゃえば良いのに。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 9

とまときんぎょ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

隣りのジバは

スーパーに「キャラクタークリスマスケーキ予約受け付け」の貼り紙がしてあって(買わないよ)
妖怪ウォッチのケーキだけ、既に売り切れていました。


とある家庭ではテレビで招きネコが喋る演出などがあると、「ホラ、妖怪ウォッチのジバニャンじゃないの〜」と適当にからかっていたところ、思わぬ返しがあったという…


子 「違うよ!こんなんじゃないよ。ジバニャンはジバクしたネコだよ。」

母 「ジバ……ジバクじゃない、いやジバク違いでしょ?」

父 「それはイスラムのジハードの人達だろう」

子 「え?え??トラックにはねられて、ジバクしたんだよ!」


自爆 ≠ 自縛

むずかしいようです。



(ジバニャンは正しくは、トラックにはねられて死んだ後に地縛霊になったネコです。)

投稿 : 2024/04/20
♥ : 23

66.2 7 ゲーム原作でコミカルなアニメランキング7位
メルクストーリア -無気力少年と瓶の中の少女-(TVアニメ動画)

2018年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (122)
447人が棚に入れました
モンスターの心を癒やす力を持つ癒術士の少年・ユウは、幼い頃に父から不思議な瓶をプレゼントされる。
ユウが瓶に触れると中から出てきたのは液体状の少女・メルク。
そしてユウと出会う前の記憶がないメルクは自分が何者なのか知りたいと言い、2人はさまざまな国を巡る旅に出た。
モンスター恐怖症の見習い癒術士ユウと、瓶詰め少女のメルクが引き起こす2人のコミカルファンタジー開幕!

声優・キャラクター
田村睦心、水瀬いのり、花守ゆみり、チョー

どどる さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

よくできたアニメーション

ラストピリオドと同会社ということでもっと破壊的な内容かと想像していたのですが、まったく経路の違うやさしいおはなしでした。

主人公自身もいちおうストーリーを持っていますが、基本的には1~2話完結のゲストが主人公で、主人公はそれに巻き込まれていくお話。
アニメの中で主人公ユウの成長も描かれますがほぼオマケで、ゲストのエピソードの良いとこどりをしていく感じです。

シティハンター、ゴルゴ、007、剣客商売、水戸黄門など、古くから「主人公は手伝う人」という形式のお話は枚挙にいとまがありません。
このアニメでは、その形式をうまく使っています。

なにしろゲストキャラの方がソーシャルゲームでは主力商品なわけでなかなか存在感がありますし、バックストーリーもしっかりしています。
ソシャゲアニメでこの形式ってあんがいなかったのですが、正解に近いのではないでしょうか。

優しいつくりの短編連作が見たい気分の時には、安心してオススメできる1本です。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 7

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

このお話は、意外と悪くなかったりするのですよ…?

== [下記、第5話視聴終了時のレビュー: 全話視聴後の追記あり。] ==
このレビューを書いている時点では第5話まで視聴済みです。

Happy Elements(ハッピー・エレメンツ)のスマホゲーム『メルクストーリア』(メルスト)が原作らしいTVアニメ作品。ちなみにメルストを遊んだことはないのですよ。

ちなみに「無気力少年」とあるのは主人公のユウ、「瓶の中の少女」とあるのは語尾が「~なのですよ」という喋り方をするメルクのことなのですよ。

一般的に人間とモンスターの共存が難しいと考えられている世界で、モンスターを「癒す」ことで鎮静化させて人に害を及ぼさない状態にする「癒術(ゆじゅつ)」と呼ばれるものがあり、これが使える人が「癒術士」と呼ばれているようです。

ユウの家でたまたま買い取った瓶の中からメルが現れ、記憶を失っているらしいメルが自身が何者かを知るために旅に出たいというのにユウが付き合って旅立つことになり、旅商人ジャモの護衛という職を得て、仲間になったモンスターのトトも合わせた四人(?)で諸国を旅しているといった感じの冒険ファンタジーです。

旅先で問題が起きているところをユウの癒術などもあって解決し、またその旅先で出会った人(← いつも姫様のような気がする)の成長やユウ自身の成長なども絡めながらの王道ストーリーといった感じで、同じようにハピエレのゲームが原作だった『ラストピリオド』のような尖がった作風ではありません。

が、王道には王道なりの良さというものがありまして心穏やかに観られる作品になっています。10月末時点でのベスト10には入れませんでしたが、私は意外と好きですよ。

ところで予告に出てくるティティとチョチョって、誰なのですよ…?
(↑きっとゲームをやっていればわかるんだろうな(笑)!)
== [ここまで] ==

2018.12.30追記:
最終回まで、視聴終了。URAHARAほどPOPではないにしても、キャラクターデザインがちょっと独特な感じで街並みなどの背景美術も物語絵本風でアニメとしてはちょっと変わっていて、私はけっこう好きでした。

ゲーム自体が続いている以上そんなにカッチリと終わることはないのですが、それでも「一つの冒険が終わった」という感じはありました。

EDの背景は各話で巡った国々をなぞっていたのですね。あれ、けっこう良かったと思います!

投稿 : 2024/04/20
♥ : 31
ネタバレ

yuugetu さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

深夜らしからぬ作風の癒しアニメ

2018年秋アニメ。全12話。
ソーシャルゲーム原作、未プレイです。
物語として大きなヤマはないため刺激が欲しい人には向かない作風ですが、私は好きでした。

舞台は人間とモンスターが暮らす世界「メフテルハーネ」。
時として衝突する人間とモンスターを、癒しの力「癒術」で導く「癒術士」が存在します。
その才能を持つちょっと無気力でモンスターが苦手なユウは、瓶に宿る少女メルクと共に、メルクが何者であるかを探す旅へ。様々な国を訪れて沢山の人に出会い、ユウは癒術士として成長していきます。


内容はどちらかというと感動系寄り。原作よりもキャラクター数を絞り、各クエストのストーリーをコンパクトに纏めているようです。
それぞれの国の風習や文化が物語に反映されているのが興味深く、ハッピーエンドで終わるので安心して見ていられました。子どもや若者に結構重いもの背負わせるけど、最後は気持ちよく終わるのが良いですね。

ビジュアルは全体通して世界観に合っていました。キャラクターデザインは原作よりかなりシンプルになっていて、絵柄も子ども向けに近いはっきりした優しい印象。作画は標準的ですが、動きにメリハリがあって好みでした。
背景の美しさ、国ごとの街並みや植生の違いも見ていて楽しかったです。

ターゲットは癒されたい人とか、可愛いキャラ(萌えキャラに非ず)が好きな人とか、 ハッピーエンドが好きな人とか?
ユウとメルクが好きになれれば結構楽しく見られるんじゃないかと。

{netabare}
ユウは主張の強い子ではないため、視聴者の視点に立つタイプの主役かも。それでもメルクやオルトスに対しては遠慮のないやり取りをしています。
最初はメルクに引っ張られるばかりで面倒事には首を突っ込もうとしなかったのに、ストーリーが進むにつれて誰かのために、傷ついたモンスターのために自分から行動するようになっていきます。

メルクも主張ははっきりしているけれども優しく可愛らしい。瓶詰め少女っていうよくわからない存在なんだけど、だからこそユウと自然なやり取りをしてるのが友達って感じで良いですね。(…メルクの正体が知りたければ、ゲームをやれってことですね解ります)


問題の当事者の気持ちの変化が物事を良い方向へ導く展開を一貫しており、癒術を使うのは本当に危険な時だけだったのが好感度大。

ユウとメルクが訪れる国にはそれぞれに独自の文化や価値観があり、そのために何か問題を抱えていたり、今を生きる若者たちの悩みになっていたり。
それぞれの恋愛観、死生観、宗教観、信仰が描かれ、それを否定することなく受け入れつつも、新しい考え方や若い力によってより良い方向へ向かう、というのが好きでした。

印象的だったのが第8・9話。外見と歌が絶対的な美の基準となる国の物語で、ありのままの相手を愛するため(相手の隣に立つため)に外見と歌を磨くという、ちょっと世知辛い(?)展開を納得のいくハッピーエンドにしちゃう所が好き。「まだらも水玉に変える」ルピエが全てをありのまま愛されるよう、ヴォイシアさえも美しく変える結末は何とも心憎いなあと。

第10・11話もちょっと趣が違って、ユウがメルクとオルトス…二人の友人のために珍しく無茶をするんですよね。最終話でも、ユウはメルクのために一人でモンスターを探して洞窟に入っていく。この時にはユウはトトと意思疎通できるようにさえなっていて、ユウの成長がわかる良い最終回でした。
ユウの物語としては第1話、第10・11話、最終話で起承転結がきちんと作られていた印象。第1話と最終回はアニメオリジナルで上手くまとめていたそうです。
{/netabare}
個人的には朝か夕方に子ども向けとして1年くらいかけてやって欲しいなあ…なんて。和んだし楽しかったです。(2019.1.7)

投稿 : 2024/04/20
♥ : 19

65.9 8 ゲーム原作でコミカルなアニメランキング8位
明治東亰恋伽(TVアニメ)(TVアニメ動画)

2019年冬アニメ
★★★★☆ 3.4 (75)
302人が棚に入れました
「不思議な世界があなたを誘う――今宵はストロベリームーンライト」赤い満月の夜、女子高生の綾月芽衣は、妖しげな奇術師チャーリーのマジックに誘われ箱の中へ。目を覚ますと、そこは明治時代の「東亰」だった!戸惑う芽衣を助けたのは、森鴎外と菱田春草。言われるがまま馬車に乗せられ、着いたところは鹿鳴館。高官たちが集う華やかな舞踏会の場で、泉鏡花、川上音二郎、小泉八雲、藤田五郎といった歴史上の人物たちと出会う。この世界では、日没から明け方の「朧ノ刻(おぼろのとき)」に、「物の怪」たちが姿を現す。その姿を見ることができる者は「魂依(たまより)」と呼ばれ、芽衣もこの力を持っていた。慣れない生活の中、彼らと触れ合い芽生えていく恋心。「魂依」の力は、芽衣と彼らをより強い絆で結びつけていく。しかし、現代に戻るチャンスは一か月後の満月の夜。芽衣が選ぶのは現代か、それとも……少し不思議な明治の東亰で、時を越えた恋の物語が開花する――

声優・キャラクター
諸星すみれ、浪川大輔、KENN、鳥海浩輔、岡本信彦、福山潤、立花慎之介、細谷佳正、森川智之

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

明治のイケメン偉人大集合!?

いわゆる「乙女ゲー」、つまり女性主人公がイケメン男性に囲まれるタイプのゲームが原作のようですね。もちろんプレイ経験などありません(笑)。

お話としては、現在の女子高生(霊視能力あり)が明治時代にタイムリープして、そこで当時の有名人とお知り合いになってどうこうなる感じのお話です。主人公である綾月芽衣(あやつき めい)の霊視能力とレギュラー男性陣のストーリー中での関連は第1話目時点では良くわかりませんでした。

ストーリーというか、ゲームの設定上の特長としては男性陣が実在人物をモデルにしており実名で出てくるところですかね。第1話目で親切にも名前をスーパーで表示してくれたので把握できたのは下記の人たちでした。

森鴎外(もり おうがい): 本名は林太郎。言わずと知れた明治の文豪で、軍医であったこともわりと知られていると思います。

菱田春草(ひしだ しゅんそう): 本名は三男治(みおじ)。後に大画家として知られることになりますが、作中年代では画学生のようです。

川上音二郎(かわかみ おとじろう): 自由民権運動の闘士や「オッペケペー節」という歌の作詞者として日本史的には有名人。記事を書いて何度も投獄されていますが、作中年代では川上音二郎一座という劇団の主宰です。

泉鏡花(いずみ きょうか): 本名は鏡太郎(きょうたろう)。後に小説家として知られることになりますが、作中では森鴎外の書生のようでした。(← これの史実については知りません、悪しからず。)

藤田五郎(ふじた ごろう): たぶん新撰組にいた斎藤一(さいとう はじめ)なんだと思います。アニメ第1話を観ただけでは良くわかりませんでしたが、警官やってましたし…。

小泉八雲(こいずみ やくも): 『遠野物語』の著作で知られる、ラフカディオ・ハーンの帰化名。作中年代では東京帝国大学の講師です。

岩崎桃介(いわさき ももすけ): 後の福澤桃介で、電力事業で大成功するはずの実業家です。実在ベースの登場人物の中では知名度は一番低そう…。

あと、芽衣のタイムリープに関与したと思われる奇術師がいますがこの人のことは良くわかりません。(架空の人物でしょうし…。)

第一印象では、『ニル・アドミラリの天秤』と同程度には楽しめる気がします。一応ストーリーっぽいものはあるんじゃないかと思いますが1話目だけでは良くわかりませんでした。

2019.4.5追記:
観終わっていましたが、レビュー更新が遅れてしまいました。男性の私でもわりと楽しく観れたのですが、それはたぶん芽衣ちゃんが可愛かったからでしょう。

アイドリッシュセブンで紡(つむぎ)ちゃんが可愛かったから観れたのと似たような感じ。

それと、一応いろいろなキャラのルートと思しきエピソードは各キャラに関してあったのですがほぼ本命ルート固定でストーリーがフラフラしなかった点も良かったと思います。

乙女ゲーム原作にしては面白い方だったと思いました。ただ、時間を無理やり捻出してまで頑張って観なくても良いとは思いますね…。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 23

みたらし さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

明治の偉人よりどりみどり…

原作は乙女ゲー。時代モノの逆ハーレムアニメ。
この手の恋愛作品は、壮大なストーリー展開があるわけでもないので
感情移入できるか、共感できるか否かで自分は好き嫌いが分かれるのですが
結末が好きじゃなかった…。ヒロインの決断に共感してあげれなかった。
ヒロイン成長譚として見てたら別だったかもしれないのですが、
端から恋愛アニメとして見てしまっているので、
恋愛を軸に考えて、逆ハーレムまで作っておきながらこの結末、誰得?
ってなってしまった。そこ以外は好きでしたよ!

投稿 : 2024/04/20
♥ : 2

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

ここは自分らしく、居られるところ…。

この作品の原作ゲームは未プレイです。
あにこれでこの作品のジャケットを見た時、一目で女性向きと分かるキャラデザだったので、視聴するか迷っていましたが、ヒロインのCVを諸星すみれさんが演じると知り視聴を決めた作品です。

諸星さんに対して改めて思うこと…
芸歴がとても長い声優さんなんですよね。
初出演が何と7歳…
その後、2012年に「お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ」の鷹ノ宮ありさ役を演じているんですが、その時って諸星さん中学1年生なんですよね…
中学1年で深夜アニメのキャラを演じるってアリなんでしょうか…なんて思ったり?

諸星さんは色んな役を演じられていますが、個人的には天真爛漫で明るく元気な女の子役が好きです。
「ハイキュー!!」の谷地仁花、「神撃のバハムート VIRGIN SOUL」のニーナ・ドランゴ、「ボールルームへようこそ」の赤城真子などが挙げられます。
そう、この作品と同時期に放送された「約束のネバーランド」のエマは絶対に外せませんね。
これだけの経歴を持つ諸星さんはまだ弱冠20歳…今後の活躍が楽しみです。

諸星さんの事となり、少しヒートアップしてしまいました^^;


赤い満月の夜、女子高生の綾月芽衣は、
怪しげな奇術師チャーリーのマジックに誘われ箱の中へ。
目を覚ますと、そこは明治時代の「東京」だった!

戸惑う芽衣を助けたのは、森鴎外と菱田春草。
言われるがままに馬車に乗せられ、着いたところは鹿鳴館。
高官たちが集う華やかな舞踏会の場で、
泉鏡花、川上音二郎、小泉八雲、藤田五郎といった歴史上の人物たちと出会う。

この世界では、日没から明け方の「朧ノ刻(おぼろのとき)」に、「物の怪」たちが姿を現す。
その姿を見ることができる者は「魂依(たまより)」と呼ばれ、芽衣もこの力を持っていた。
慣れない生活の中、彼らと触れ合い芽生えていく恋心。
「魂依」の力は、芽衣と彼らをより強い絆で結び付けていく。

しかし、現代に戻るチャンスは一か月後の満月の夜。
芽衣が選ぶのは現代か、それとも…
少し不思議な明治の東京で、時を超えた恋の物語が開花する…


公式HPのIntroductionを引用させて頂きました。

諸星さん演じるヒロインの綾月芽衣…
少し流されやすい面もありますが、芯の強く優しい女の子です。
そして何より明るく、困っている人を放っておけないタイプ…

一方、森鴎外を始めとする男性陣は、これまたイケメン揃い…
この頃の男性は大きな髭を生やし、この作品を始めとする女性向け作品からはかけ離れた容姿だったんですけどね…

そういえば、戦国時代モノにおいても「ちょんまげ」「着物」「槍や刀」といった当時の基本3点セットから大きく逸脱しているキャラがたくさんいますからね…
まぁ、写真や肖像画のキャラがそのまま出てきても困ってしまいそうですけれど…

この物語は芽衣がこの一か月の期間を経て何を選択するか…という物語です。
普通なら間髪入れずに現代に帰りたいと思うでしょう。
現代の方が間違いなく生活しやすいですから…

でも、その状況を額面通りに受け止められない事情が芽衣にあったのも事実です。

だから迷い…躊躇する…
そんな揺れ動く芽衣の心情が綺麗に描かれています。
それもそのはず…明治時代の芽衣の立ち位置はイケメンに囲まれた逆ハーレム状態なのですから…

特に芽衣に対して良くしてくれた森鴎外の芽衣の呼び方は「子リスちゃん」…
いやいや、そんな恥ずかしい台詞、誰も言いませんから…
その手の台詞を臆面も無くサラっと聞いたのは久しぶりだったのではないでしょうか?

でもイメケンという要素だけで芽衣の気持ちが揺れるかというと別問題…
彼らは優しさを兼ね備えているんです。
それだけじゃありません。
「あななだけに見せる特別な優しさ」を皆さん醸し出すんです。

それでも、芽衣の歌う挿入歌「星屑の詠み人」を背景に紡がれた物語は、優しさが溢れていて見ていて胸が熱くなりました。
ラストの纏め方も良かったのではないでしょうか。
芽衣がどんな未来を選択するのか…気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは「月灯りの狂詩曲(ラプソディア)」
エンディングテーマは「星屑の詠み人」「メロウな夜に踊りましょう」「宵や、酔いや 〜Yoiya Yoiya〜」

個人的には挿入歌に軍配です。
エレキテルショー・ダンサーズによる「エレキテルショー」
綾月芽衣(諸星すみれ)による「星屑の詠み人」
特に芽衣の「星屑の詠み人」はお気に入りになりました。

1クール全12話の物語でした。
「迷ったら見る!」
これを実践してホントに良かったと思えた作品でした。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 9

68.5 9 ゲーム原作でコミカルなアニメランキング9位
逆転裁判 その「真実」、異議あり! Season2(TVアニメ動画)

2018年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (64)
216人が棚に入れました
奇想天外な事件に巻き込まれた依頼人たち。
主人公の新人弁護士、成歩堂龍一が彼らの容疑を晴らすために立ち上がる。

被告人は有罪なのか、無罪なのか…。
成歩堂は依頼人を信じ、ライバル判事らと法廷で熱いバトルを繰り広げる。
絶体絶命のピンチに追い込まれ、万事休すかという瞬間、
「異議あり!」
の言葉と共にわずかな証拠から、ムジュンを突き、華麗なる逆転劇を巻き起こす!

声優・キャラクター
梶裕貴、悠木碧、中村千絵、玉木雅士、岩崎征実、奈良徹、平田広明

ニワカオヤジ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

アニメ化に「異議あり!」「待った!」

原作ゲームのファンですが、本アニメはあにこれでも低評価で、悲しくなってきたので最期まで見ました。

感想:
アニメ見るより先にゲームやれ。
ゲームやったらアニメ見る必要は別に無し。

と、救いようのない結論に達しましたが、原作ファンとして少し弁護したいと思います。

まず、裁判の方法など諸々にリアリティが無いという批判が多いですが、これは的外れかと思います。

そもそも「逆転裁判」の世界は、我々視聴者の世界ではありません。
増加する凶悪事件に迅速に対応するために生み出された、数日の審理で結審させる「序審法廷」という制度が布かれた世界が舞台であり、我々の知る裁判、弁護士、検事などとは全く違うわけです。なのでゴドー検事が裁判中にコーヒーを飲んだり、そのコーヒーがどこからともなく現れたり、狩魔冥がムチを振り回したりしても、リアリティの欠如ではありません。そういう世界です。この世界では、明治時代から、当時の最たる先進国家である大英帝国でも、同様の裁判が繰り広げられています(「大逆転裁判」をプレイすべし)。

ということで、細かい突っ込みどころは全て無視して、純粋に推理とストーリーの逆転劇を楽しむべきものかと思います。
しかし、ゲームでは自分で推理して証拠を突き出していくからこそ面白かったのに、アニメではナルホドくんが勝手に推理してあっさり真実にたどり着いてしまいます。まるで他人がゲームしている動画をYouTubeで見ているだけのようで、正直に言いまして全く面白くありません。

アニメを最期まで見てしまうとゲームのネタばれになるので、ゲーム「逆転裁判123」をまずやることを強くお勧めします。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 15

石川頼経 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

ハチャメチャ裁判ワールド個人的には良かった。

一話目を見ましたが、巷の評判はかんばしくないようです。
「鈴木」と「須々木」の違いくらい捜査段階でわかるだろう? 何でそれで裁判段階まで進むんだ?
とか、おバカにしたり失笑したりする人がいますし、そういう指摘は認めます。
しかし、あくまで、このシナリオは原作ゲームではチュートリアルみたいなものですから、
この回で稚拙すぎると見切っては欲しくないと思います(ただ、その稚拙さがは逆に芸の域に達している気もしましたが)。
個人的にはこれから、面白くなりそうだとは思います。

それにしても前作見ても、思った点ですが、
ナルホド君の性格が原作と違って思いっきり優等生だと思いました。
原作では、性質の悪い犯人に非常に痛烈な嫌味を言うような底意地の悪さはありました。

あと、今回は一話目こそ逆転裁判2の一話目を原作にしてますが。逆転裁判3を原典とする話しのようです。

EDは本当に良いですね。原作では「カエル顔」とか言われた真宵が素晴らしい美少女に描写されています。

最後まで見たので追加
この作品はあくまで、実在の裁判のシミュレートした作品ではなく、あくまで、一般にイメージされる裁判のハチャメチャワールドです。
そういう意味で「ミスター味っ子」に似ていると言えば似てます。あの作品には「ヘンタイ料理人」とか言われた数々のオーバーアクションの変な料理人が出てきますが、
この作品はそういう変人の弁護士、検事、被告人、証人が次から次へと裁判に出てきて笑わせてくれます。
そして、オカルト要素、一応、推理作品の体裁はとってますが、逆転裁判1~3では霊媒というものが重要要素です。
4以降も心理分析や「御霊の託宣」などのオカルト要素が出てきます。
それでも、ちゃんとそういうオカルト要素を取り入れながらも推理作品としては良く出来ていると思います。
とにかく、原作のゲームは本当に名作なんですよね。しかしアニメにしてみると・・・というのは確かにありますね。
個人的には好きです。

なお、以後のアニメ逆転裁判ですがあるとすれば4~6の展開が中心になるでしょう。
参考までにゲーム「逆転裁判6」のPVでも見てください。
https://www.nicovideo.jp/watch/sm28440296

投稿 : 2024/04/20
♥ : 11

ダークフレイムマスオ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4

無茶苦茶裁判その「ダメっぷり」意義あり!

タイトルそのままです。完全にネタ枠と悠木碧さんに癒されるためだけの視聴です。コナンでさえもまれに突っ込みどころありますがあちらはまあ納得いくレベルです(コナンが麻薬舐めて一言「麻薬⁉」っておまえしってんのかい!)ぐらいでしたが、こちらは嫌になるぐらいの突っ込み。証拠品素手で触る。闇金が普通に営業してても刑事は知らんぷり。法廷内でコーヒー飲む暴挙。さすがのおっさんでもおこるでしかし!
 
容疑者の事務所じゃ普通に物色してる。犯罪やん!と、血圧が高めの人。U12指定(12歳以上の方)の視聴はやめた方が無難だw

ゲーム原作でもまあひどい。でもこれっておっさんビューだからなのかな?内容的に低年齢年向けでありなんだかんだで水戸黄門みたく「異議あり!」で被告を無罪にして真犯人追及して勧善懲悪でよかったね~。でハッピーエンド。お母さんもチラ見でも「悪いことは最後にばれちゃうからしちゃだめよ~」とまあ安心して子供に見せることができる。

だがしかし子供の目は誤魔化されるほど甘くはない。その昔エウレカという名作が朝7時というまさにお子様向けの時間帯でとんでもない金字塔をぶちたてた。サブカルはじめ宗教問題、ひととの繋がり、大人の責任でさえも物語に取り入れた。作中デューイなるショタ疑惑がある軍人がこういってる「ここにあるすべてがまがい物だ。だが大衆は大きい声と、偉大なる指導者を望むものだ。」いとこは7歳の時これを見ていたそんな彼も20歳になった。子供の頃の話をしたらエウレカだけは何度も繰り返し見たそうだ。子供は感性が鋭い。大人が与えるより自分達でそれを見出す。メイドインアビスやリトルウイッチアカデミアなんか一緒に見て感想をききたいものである

そういや40年前に見たポンキッキは流行歌だけじゃなく随所に洋楽(70年代のHR)もながれていたな~。4歳ぐらいの時でもいまだに覚えているな・・・そして高校生の頃洋楽聞きまくって相当名曲ぶち込んでたんだと驚いた。

エウレカにしてもむしろマイノリティーとの共存や秩序というものの独善さをかなり詰め込んでいるよ。落ちが月に落書きとか壮大すぎるバカップルぶりはご愛敬。

子供に弁護士目指せさせるなら、リーガルハイ。医者ならブラックジャック読んでから親子の会話したいものだ。

追記
デューイ・ノヴァクの言葉は要約しました。本来なら超長くなってしまいます。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 12

61.7 10 ゲーム原作でコミカルなアニメランキング10位
モンスターハンター ストーリーズ RIDE ON(TVアニメ動画)

2016年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (23)
80人が棚に入れました
ここは人とモンスターが共存する世界。モンスターを狩る者たちはハンターと呼ばれた。そのハンターの世界の片隅に、モンスターと絆を結び共に生きる者「ライダー」がいた。ライダーは、モンスターの秘められた力を目覚めさせることが出来る「絆石」を持ち、絆を結んだモンスター 「オトモン」と密かに暮らしていた。ライダーの村「ハクム村」に住む少年リュートの夢は、"世界一のライダー"になること。12歳になったリュートは「絆石」を授かる儀式を前に、最初の「オトモン」を自分で見つけようとする。心優しい幼なじみのシュヴァルと、同じく幼なじみで好奇心旺盛なリリア、リュートの相棒でお調子者のナビルーと共に森の奥深くへと足を進めたリュートは、そこでリオレウスと奇跡的な出会いをするのであった─。 「ライダー」と「オトモン」たちの絆を結ぶ物語が、今始まる!

声優・キャラクター
田村睦心、M・A・O、逢坂良太、高橋未奈美、杉田智和、水樹奈々、牧野由依、後藤哲夫、柳田淳一

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

日曜日朝の子供向けアニメ(第2部突入 → 視聴終了)

タイトルの通り、『モンスターハンター ストーリーズ』(以下、「ストーリーズ」)というゲームの世界観に基づくアニメ作品。

普通の『モンスターハンター』シリーズが協力プレイによるモンスター退治などのクエストを中心とするゲームなのに対し、ストーリーズでは単独プレイあるいは1対1での通信対戦を行うゲームであり、また特定のモンスターをパートナーとして選ぶ(作中で「オトモン」と呼ばれる)という、まったく異なるゲームシステムになっている。

モンスターを狩る「ハンター」とは違い、オトモンを連れるプレイヤーの職業は「ライダー」と呼ばれる。

アニメ作中でも主人公はライダーであり、どうやらライダーとハンターのそれぞれの成り立ちや違い、ライダーとしてのモンスターたちとの調和などが話のテーマになるようだ。

録画機(Panasonic DIGA)が勝手に新番組を録画してくれる機能があったため、たまたま1話目を視聴することができたのでなんとなく観続けているが意外と悪くない(笑)。

2017.10.4追記:
普通の『モンスターハンター』シリーズには無い、「ストーリーズ」特有の設定と思われる異能ナビルー達である「ナンバーズ」が登場。途中、彼らの名乗りで尺を稼ぐダメ演出があり、ちょっと鬱陶しかったです。

「白き竜の伝説」編とでも呼ぶべき<第1部>が終了し、9月から「ブラックライダーズ」編とでも呼ぶべき<第2部>に突入。

ところでこれ、いつまで続くんです…?

2018.4.1追記:
約半年間の「ブラックライダーズ編」を経て、無事終了。そしてなぜか視聴の方も完走。

ゲームの側の設定に合わせてライドオン時に鎧を着るようになったり、「重ね合わせの儀」で他のモンスターの能力をオトモン(自分がライドオンするモンスター)の能力に付加できるようになったりしましたね。

主題歌がジャニーズWESTだったりと終始「子供向け」っぽい空気を醸し出そうとしつつ、番組最後の似顔絵コーナーでは「◯◯さん30さい」とか大きなお友達余裕展開なのは笑いを禁じ得ません。

お付き合いで観終わりましたが、「ずっと観てました」とか「モンハン好きです」とかでなければわざわざ観るようなものではないと思います。

あ、でもお調子者でいろいろやらかしてくれたマネルガー博士は意外と好きです(笑)。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 11

とらお さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

アニメ版は見てないですが実写との情報なので

実写版のトレーラー見てきました
予測通りです、みなさんの予想にある通りなのです
ハリウッドスター中心の作りですよわははは、、、
ミラ・ジョボビッチ出ると中心に据えるよなそりゃ
モンスタームービーの主役はモンスターでしょうに
ジョーズを100回見せたいよまったく

装備もモンスターから剥ぎ取った素材感なくいまいちな出来でした
ただし、砂漠からドーンとわいてくるディアブロのCGはさすがハリウッド
モンハンマニアなら「ハリウッド骨格実装はよ」でしょうなあ
※CGは針がね的な骨格に、肉や装甲を付けたしてるだけであり、
 骨格が動くと連動して肉や装甲が動く、つまり骨格が本体です

投稿 : 2024/04/20
♥ : 1

くっく さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

なんか違うけど……………

「モンスターハンター」シリーズで初のRPGで、ほぼゲームと同時に始まりました。主人公たちはモンスターを操って、乗ることができる「ライダー」です。しかし、主人公リュウトは、相棒となるモンスター(オトモン)に悪戦苦闘。彼らは一人前のライダーになれるのか。

放送時間が日曜日の朝であり、ゲームの方も全年齢対象なので(基本的にモンハンは全て15歳以上)親子で楽しめる作品だと思います。ちなみに、モンハンをずっとやってきている人からしたらなんか微妙な作画(モンスターの絵)でしたが。まぁ内容はいいので見てみて下さい。

ああ、ダブルクロス発売楽しみだなーー

投稿 : 2024/04/20
♥ : 2
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