サーキットおすすめアニメランキング 6

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメのサーキット成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年04月26日の時点で一番のサーキットおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

68.3 1 サーキットアニメランキング1位
オーバーテイク!(TVアニメ動画)

2023年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (103)
243人が棚に入れました
「F4」、フォーミュラ4。 「F1」を頂点としたフォーミュラカーレースの入門カテゴリーで、 上級カテゴリーに優秀な若手ドライバーを輩出しており、 シリーズ発足以来、「モータースポーツの甲子園」としての役割を担う。 そのサーキットに、ひとりの男が足を踏み入れる。 眞賀孝哉。フォトグラファーとして活動しているが、 現在はとある理由によってスランプの渦中にある。 取材に訪れた富士スピードウェイで、高校生「F4」レーサー、浅雛悠の走りを 目の当たりにする孝哉。 その愚直なまでのひたむきさに、久しく感じていなかった胸の高鳴りを 自身の裡に蘇らせる......。 それをきっかけとして、彼は弱小チーム「小牧モータース」と共に、 悠を応援しその夢を叶えようと決意。 いつしか、性格も年齢も全く異なる悠と孝哉の人生は、互いに交錯していく——。

鬼戦車 t89 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

結局、金と勝利次第ってことよ!理解頂けたかな?少年少女諸君!

 最終話(12話)まで観ました。2023.12.18

 なんやかんやでハッピーエンド!良かったねぇ。孝哉さんと悠のトラウマも癒やされましたとさ…。

 結局、スポーツで勝つには金!金!金!モータースポーツは特に顕著ってことが言いたいのかな…。スポンサーが金を出してくれたんでタイヤを潤沢に使えるから戦えんだよ!的な…。

 う〜ん…。最初の悠のトンガリ振りは何だったんですかね?金次第なのはリアルと言えばリアルなのかな…。

 震災やらパパの事故死やら、JKレースクィーンの恋模様やら色々ぶち込みすぎた感じはありますが、大団円で終わったのは良かったと思います。勝利すれば百難隠すってことですね。

 今期覇権とはいきませんが、珍しい競技レースモノを描いたオリジナルアニメとしては、中々面白かったと思います。
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 9話まで観ました。2023.11.27

 あの震災でたまたま衝撃的写真を撮影し、勝手にトラウマになった孝哉さん…。個展で衝撃的写真を発表して炎上したのがトラウマでは無かった様です。

 そんで、遺族に許してもらってからの回復!なのかな?感動するかどうかはあなた次第と言った所でしょう。

 私的には感動エピソードか?と疑問に思います。他人の最期を勝手に撮影して、勝手にトラウマになって、勝手に公表して炎上して、勝手に癒やされただけの話では?

 レースと何の関係もあらへん!あの震災で関係者が亡くなって、傷ついてるのはお前だけでは無い。

 安いお涙頂戴でしかありません。孝哉さんのエピソードは雑音でしかありません。

 レースものに、色々ブッコミ過ぎです。MFゴーストみたいに女子高生お尻フリフリ位でよごさんしょう。
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 7話まで観ました。2023.11.16

 孝哉さんの過去が明らかになります。浅はかな理由で炎上した過去があったそうです。

 自分の個展で、衝撃的な写真を発表して炎上って…。世間が悪い様に登場人物達は孝哉さんを擁護しますが、これまで、散々孝哉さんの軽薄ぶりを観せられてきているので、さもありなん、それ観たことか!という感想しかありません。

 孝哉さん、大震災の津波写真を撮影したことによってトラウマになったと、制作側は言いたいのでしょうが、視聴者には、軽薄さのせいで炎上したのがトラウマなんじゃね?としか思えません。自業自得なんですが…。

 さて、これからどうするんでしょうか…。中々難しい気がします。ノリと勢いで何とかしそうです。

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 5話まで観ました。2023.11.01

 また、あっさい話をぶち込んで来ましたねぇ…。炎のランナーって…。主人公達以外の市民ランナーが雑魚すぎです。

 しかも、孝哉さんのトラウマも解消って何だそりゃ!?アニオリの、こういう荒唐無稽さがたまりません。

 一応、メインキャラの深掘回ですが、キャラの軽薄さは払拭出来ませんでした。まぁ…、深い人間ドラマがあれば良いというものでもないので仕方無いですね。

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 4話まで観ました。2023.10.26

 金のかかるモータスポーツなのに、登場人物達がこじらせています。

 無愛想な高校生ドライバー、トラウマで人物が撮影出来ないカメラマン…。

 観る気が無くなりそうな位ウザそうですが、レースの迫力で何となく面白さを感じます。

 孝哉カメラマンは、どうやって飯を食っているのか?小牧モーターズはどうやって利益を出しているのか?F4の高校生ドライバーを飲料メーカーが広告に起用するか?

 登場人物達や組織が浮世離れしている感じですが、爽やかな話なので、続きが気になります。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 6
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

3話 必殺スリップストリームで、もういいかなと。

3話で離脱します。

 「必殺!スリップストリーム」で、ちょっと根気が付きました。がんばって丁寧に作っているのはわかりますが、ちょっと少年誌的な展開とレース紹介なので、趣味が合わなかったです。
 それとレースシーン。CGのレベルが高いのはわかりますが、疾走感というかスピード感がないんですよね。いや、実際動画でF1を見てても、望遠レンズの関係とかで遅く見えるのはありますけど、それにしてもミニチュア…いやグランツーリスモを見ているような感覚になってしまいます。遠近法がうまくいっていないのかな?MFゴーストと比べて何が違うんでしょうか?

 まあ、そういうことでやっぱりキャラ造形と主人公の行動の違和感と脚本の少年誌的スポコン展開が私にはあいませんでした。





1話 演出・見せ方が下手。不自然な説明とキャラ造形。

{netabare} 今時フォーミュラレースものも珍しいなあ、と思い視聴しました。初回は何か過去の…多分水難事故のトラウマがあって、人物が撮影できないと思われるカメラマン視点で描かれました。

 まず、男女関係の思わせぶり、特に女性から男性への未練を描くことでカメラマンが出来る、モテる男だという演出からスタートします。ここで少し反発心が起きます。どうせ、本当はイケメンで出来る男ということだろう?レースに関わることでトラウマを克服して、仕事も女も上手く行く話だろう?と思います。

 これは私の先入観、偏見であるかもしれませんが、演出がこの作品ちょっと首を傾げるところがあります。冒頭でなんの感情移入もしないままいきなり短い過去回想が入ったり、波のシーンのフラッシュバックが多用されます。効果的ならいいんですけど、カメラマンに反発心があるために乗れません。

 それとレースを観戦しているカメラマンの視点だったのに、突然レーサーのモノローグが入ったりします。場面転換なら分からなくはないのですが、また一瞬でカメラマンに視点が戻ります。

 1話に設定と伏線をばらまきたいのはわかりますが、しかし、この演出は「説明的」すぎます。話に没入できない、つまり感情移入できません。

 レースに行くと知り合いばっかりで全部解説してくれて裏側を案内してくれる人のいい社長さんと知り合うし。ご都合主義すぎだし。冒頭の男女関係からリアリティラインが高い、大人っぽいアニメかなと思って見出すと、レース場に入ってからは少年マンガのスポコンものの手法です。

 つまり、演出なのか脚本なのかわかりませんが、誰向けに何を見せたいアニメなのかを放置して、舞台設定の説明をしたい意図しか見えません。

 で、レースを遠くから眺めていて、感動してがんばれちゃうカメラマン。うーん…それがストーリーラインじゃないの?じゃあ、この1話って一体…で、EDクレジット後のアレかあ…うーん、うーん…

 作画の水準はいいですが、内容…はまだわかりませんが、演出あるいはキャラ造形と言動がまったくついて行っていません。次の話でどうなるかだけは確認しますが、内容よりも見せ方のところが心配になる作品でした。

 なお勝手な想像ですけど、トラウマの水難事故なんですけど、荒れた天候の日に雇い主等のごり押しでモデル撮影を強行して、ファインダー越しに人が波にのまれるのを見たとかそんな感じでしょうか。
 それだと、レースの頑張りを見て克服するというとはどうも結びつかないので、そこの話に説得力をどう持たせる気なのかは気になります。そこが胆なんでしょうか。それとも1話だけで視点が切り替わるのでしょうか。{/netabare}


2話 素人を置いてレースの説明をするという構造で感情移入先がわからない。

 1話で孝哉氏が何に感動したのかがわからない2話でした。なんというかレースを続けることだけを目的として勝つことを目指していない家族にクチバシをつっこんだ感じの違和感がひどかった気がします。

 その不快さを解消してもらいたく結局2話も全部見ましたが…肉屋に営業って、学園部活ものじゃないんだから…という感じです。
 みなし子で親の意思を次いで、というモチベーションに時代性はないのかもしれませんが、そんなあっさり口で説明しないでドラマで見せて欲しいです。

 それに、今回のキャラの雰囲気はあんな冷めた感じの高校生レーサーとホンワカチームがレースを続けていることに惰性を感じてしまいます。主人公は1話で何に感動したのだろうか?という主人公の空回りがなんとも言えない2話でした。

 レースの仕組みを素人を参画させることで、レースの説明するというストーリーの構造が、誰に感情移入していいのかわからない感じで困惑する感じと言えばいいのでしょうか。どうせなら普通に主人公はレーサーの高校生の方が臨場感がある気がします。

 そう…一生懸命なのが外野なのに、家族と応援する外野の構造に説得力がないんですよね。それが1話のフラッシュバック的なこととつながるのかどうかです。

 次話で結論でしょうか。

 

投稿 : 2024/04/20
♥ : 6
ネタバレ

青龍 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

二人の男が過去を乗り越えるまでの物語。

【本作の紹介】
本作は、モータースポーツの登竜門といわれるF4のチームである「小牧モータース」を中心として、その高校生ドライバー浅雛悠(あさひな はるか)と、とあるトラウマにより人物写真を撮れなくなったフォトグラファーの眞賀孝哉(まどか こうや)という二人の主人公が、それぞれが抱える過去を乗り越える(オーバーテイク)までの物語である。

本作は、TROYCAの10周年記念作品として制作され、同社の1作目である『アルドノア・ゼロ』と同じ、あおきえい監督(他に『Fate/Zero』、『Re:CREATORS』など)が担当した。

本作のレースシーンは、車載カメラや実際のレース映像を見ているような臨場感があり、見ごたえがある。もっとも、本作は、「レースシーンがメインではなく、二人の主人公が過去を乗り越えていく人間ドラマが中心」となる(なお、モータースポーツに興味がない人が観てもわかるような作りになっている。)。

そして、本作の評価は、ひとえに眞賀孝哉の人間ドラマをどう捉えるかにかかっているといっても過言ではない(ネタバレありじゃないと説明できないので後述)。

また、年齢も性格も違う二人の主人公が起こす化学反応を違和感なく観れるか、または、そのあたりの説得力を増す描写が足りないと感じるかも本作の評価に影響を与えそうだ。


個人的には、眞賀孝哉の人間ドラマは有りだと思うが(理由は後述)、浅雛悠の話と絡めて化学反応が起きたというには、説明不足だと感じた。

もっとも、本作の人間ドラマに対する感想は、人によって大きく変わりそうなので、ご自身で確かめるのが一番かと…(投げやりじゃないよ!(笑))


【本作のネタバレ有りの感想】
【眞賀孝哉の人間ドラマは有り?】
{netabare}孝哉の抱えるトラウマは、知り合いの少女が東日本大震災で津波にさらわれる瞬間をカメラの望遠レンズ越しに偶然見つけ、それを写真に収めてしまったこと。
そして、それを作品として世に公表し世間から大バッシングされる。

この写真の是非を考える上で、作中でも触れられているエディ・アダムズの『サイゴンの処刑』(1968年ワールドプレス写真賞、1969年度のピュリッツァー賞受賞)という写真がある。

この写真は、ベトナム戦争中のサイゴン(現ホーチミン)で、南ベトナムの司令官が北ベトナムのゲリラ兵(いわゆるベトコン)とみられる人物を路上で銃殺している様子を収めたものである。
撮影者であるアダムズは、米軍によるベトナム戦争介入の熱心な支持者であったが、世間的に、この写真は、南ベトナムが私刑を行っている証拠と見られ、本人も意図せず、アメリカ国内で反戦運動のアイコンとなってしまった。

写真は、文字と違って、映像なので具体性があってインパクトが大きい。しかし、瞬間的な事実を捉えたものなので、前後の経緯を知らない人は、撮った人間の思惑と違うことを感じることがある。

例えば、この写真の経緯を知っているアダムズからすれば、戦争の一場面にすぎないが、知らない人が見れば、一方的な虐殺が行われているようにみえてしまう。


本作では、孝哉は、自分が知る少女が生きていたことを多くの人に知ってほしいから件の写真を公表したという。しかし、少女に何の思い入れもない人にとっては、津波の一被害者の決定的瞬間を写した衝撃的な写真でしかない。

孝哉の意図としては、少女は短い生涯であったが、せめて多くの人が彼女のことを忘れないことで弔ってあげたいということなのだろう。ひいては、津波の恐怖を後世に伝える写真となればいいという想いもあったと想像できる。


そうすると、私は、戦争の被害者の写真がOKで災害の被害者の写真をNGとする合理的な理由が見当たらず、そういう問題提起があってもいいと考えるので、有りだと思うわけです。
もっとも、センシティブな問題なだけに、もう少し尺を使って丁寧に描いた方が良かったとは思います(ただ、詳細に描くと話が重くなるので、あえてあの程度に留めてよかったという評価もあり得ると思います。)。


【年齢も性格も違う二人の主人公が起こす化学反応】
悠と孝哉は、異なる二人が交わることで起こる化学反応を期待され、あえて対照的な性格になるよう設定されたようです。
しかし、主人公2人の性格、年齢、環境が違いすぎて、普通に暮らしていれば互いに接点がないわけですから、私には、彼らがあそこまで信頼し合うような関係になるには、エピソードが足りないように感じられました。

あえて男2人主人公にしたのは、恋愛を絡めず、テーマだけで勝負したかったからなのでしょうから、余計にその辺を感じました。もっとも、あくまで個人の感想です…。{/netabare}


【オリジナルアニメを作る意味】
ここから先は、本作と直接関係ないのですが、原作のないオリジナルアニメ一般について、思っていることを書こうと思うので、以下、興味のある方だけお付き合いいただければ幸いです。

本作は、原作のないオリジナルアニメとして制作されましたが、近年、オリジナルアニメとして成功している作品はほとんどありませんし、制作される数自体も少ないです。そこで、商業的にも成功が読みにくいオリジナルアニメをあえて作る意味を考えてみようと思います。

オリジナルアニメといえば、宮崎駿監督の名前がまず挙がるのではないでしょうか。
クリエイターの評価において、誰が作ったのかがすぐわかるような独自性(オリジナリティ)の価値が高いと思われるため、宮崎駿監督の評価が世界的に高いのは、彼の多くの作品がオリジナルだからという側面があると思うわけです。

これに対して、原作ありの作品をアニメ化した場合、原作の人気に依存するところがあるので、どうしても原作優先になってしまう。
そうすると、アニメ製作者は、原作を映像化するための下請けにすぎず、原作を変えると「原作改変」と批判されることになるため、独自性を発揮しにくくなる。

したがって、オリジナルアニメでの成功は、クリエイターとしてのアニメ製作者の地位を上げ、アニメ独自の表現の幅を広げることにつながると思うわけです。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 3

62.3 2 サーキットアニメランキング2位
つうかあ(TVアニメ動画)

2017年秋アニメ
★★★★☆ 3.2 (188)
713人が棚に入れました
『つうかあ』で描かれるサイドカーレースは、3輪マシン・レーシングサイドカーを操るモータースポーツだ。アクセルとブレーキを担当するドライバーと、体重移動でバランスを調整するパッセンジャーが、二人一組のチームとして戦う点が特徴である。
本作では女子高生の宮田ゆりと目黒めぐみがタッグを組み、レースにチャレンジする姿が描かれる。

声優・キャラクター
古賀葵、田中あいみ、齋藤彩夏、生天目仁美、三木眞一郎、徳井青空、平田真菜、中村桜、長縄まりあ、ブリドカットセーラ恵美、戸松遥、七瀬彩夏、福圓美里、洲崎綾、清水彩香、森島亜梨紗、志田有彩、高垣彩陽、吉岡麻耶、花守ゆみり、竹内恵美子

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

サイドカーっていえばまず思い浮かぶのはマン島レースですけど…。(レースというよりは基本的にはコメディと思うと、わりと面白いです。)

オリジナルアニメだそうですね。
何か気になるので、たぶん観ます。

→ とりあえず第1話を観ました。エンジン音がちゃんとしているのと、各校の名前がレースやサーキット絡みだったのが印象的でした。

そしてマン島TTは、やはりストーリーには関係あるんですね。

2017.11.21追記:
ここまで毎回、各校ペアの当番回みたいな形で進んでいます。7話は前回から都合2話使っての茂木女子双子ペア回。

演技的に、洲崎綾さん無双回でした。必見(笑)!

2017.12.5追記:
既放送回をカットを使いまわして作画量を抑えつつ追加アフレコを交えて総集編的に過去回を振り返る一方で、新規カット追加によりコント的な会話とメインストーリーの若干の進展もみられる特殊回。

構成が似ているという訳ではないのですが、ちょっと『Re:CREATORS』の13話を思い出します。

脚本的にはきちんと練られているところから、急遽このような構成にしたわけではなくオンスケで作画に一息入れるのを兼ねた予定の構成と思われます。チーム紹介が上手くまとめられており、振り返り回としての出来も良かったです。

既存カットの主人公ペアの声を放送部のふたりが勝手に当てる体(てい)で喋っている「自主製作映像」はめっちゃ面白かったです!

9話は、『Re:CREATORS』13話に比肩しうる良振り返り回でした。

2017.12.13追記:
「グッドモ~~~~ニング、三宅島~!」という訳で、この第10話で第1話の場面につながりました。エキシビションレースの場面はほぼ1話で観たカットだったりするわけですが、ここまで積み重ねてきたエピソード、特に直前の9話の「自主製作映像」が効いていて、かなり楽しめました。

基本、コメディと思って観た方が良いです。本作では真面目なレース場面を多く期待してはいけません。とはいえレーシングニーラーならではのネタもあるので、そこが無意味という訳でもありません。

OP/ED両方良い曲であることもあって、私はけっこう気に入ってしまいました。あと2話でどういうオチを持ってきてくれるか楽しみです。

ちなみに、実在するのは「バーチャル姉妹」ではなく「バーチャル兄弟」…。

2017.12.26追記:
最終話を視聴完了。Tivさん本人はそういうマンガやイラストは描かないので、Tivデザインのキャラが殴り合うのは新鮮だったかも(笑)。

モータースポーツを扱った作品でしたが、こんなにコメディ寄りになるとは思わなかったです。そっくりというわけでもないんですが、その場外乱闘ぶりに『ふたり鷹』を連想したりしました。

陸上部と駅伝部が分かれている学校があるみたいに、側車部が独立してなくて自動車部からの参戦とかがあったらそれはそれで面白かったかも。(← どうでもいい)

三宅女子側車部はドライバー・パッセンジャーも凄いんだけど、一番「超高校級」なのって実はむつきちゃん(メカニック担当)なんじゃないの…(笑)?

投稿 : 2024/04/20
♥ : 41
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

最終話まで視聴して・・・。

最終話まで視聴して思ったこと。
『今まで、何を見せられていたんだ?』

最終話。やっちまった感が半端ない・・・。
{netabare}ドライバーとパッセンジャーを入れ替えたのに、いきなり優勝って・・・。
まあ、イエローフラッグによる「運」と「地の利」は分かるけど・・・。
他のチームが弱すぎるのか・・・?
そうだとすると、ここまでの長々と掘り下げてきた話は一体なんだったのか?{/netabare}
最終回で興醒めしてしまう、少し残念な作品。

第9話は面白かった。
かなり笑える復習回。

京都弁が不自然で違和感あり過ぎ。
最後まで馴染めなかった。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 32
ネタバレ

yuugetu さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

キャラものとしては楽しかったんだけど最終話がちょっと…

2017年秋アニメ。全12話。オリジナル。
アニメでは珍しいレーシングニーラー(サイドカー付きの二輪車)という題材に惹かれて視聴しました。

ストーリーは最終話が不満でしたが、そこまでの流れはまあまあ面白く見られました。
作画は安定していたと思います。9話で面白い構成で総集編(のようなもの)をしたり、導入の1話と本戦前の10話で無理なく同じ作画を使う工夫をしていたのも良かったと思います。
キャラクターものとしての側面が強くてキャラ付けはなかなか良く出来ていたと思いますし、声優さんの演技も無理がなくて良かったです。

全体的に萌えアニメの側面が強くて、レースシーンは多くないです。
ヘルメットなし・スカート着用でニーラーに乗るシーンがあったり、女子高生が公道で車を運転するシーンがあったり、無理のある部分も。

{netabare}
キャラクターの掘り下げをドライバーとパッセンジャーの二人の関係性で行ったことは良かったと思います。3つのチームの関係性の回復にゆりとめぐみが多少関わり、コーチから二人が教わったことがリンクする演出も良かったです。実況解説のあいとねねの回でも、ニーラーとの関わりもしっかり描けていて好きですね。
ゆりあとまりあ(茂木ツインズ)だけはあのラストで良かったのかよくわからないなあ;
皆可愛らしくてキャラもよく立っていたと思いますが、それでも全てのチームに各一話ずつ掘り下げ回が欲しかったです。

私が特に好きだったのは、ゆりとめぐみはお互いをコーチを通して見ている、あるいはお互いを通してコーチを見ている所。
「なんでコーチの真似をするのよ!」って独白がありますが、要はお互いをちゃんと理解していて、二人で走るのが当たり前だからそういう感想が出てくる。それが最終話のどんでん返しに繋がるのはご都合主義だけれども結構好きなんですよね。
ただ、その良さがラストでおじゃんになってしまった感じがするのがなんとも…


で、問題の最終話に関して。

レース中に喧嘩するのは流石に無理があるので、怪我をした時点(レース本戦の前夜)で思い切り喧嘩させて和解させた方が良かった気がする。コーチが怪我した教え子に無理させるのも印象が悪いし、どうしても走りたいゆりとめぐみから頼み込んでアイディアをもらうとかの方が良い展開だったんじゃないかと。

めぐみが怪我をしてドライバーとパッセンジャーを交代したにも関わらず、主人公チームが優勝したのも無理があります。ちょっと他のチームが可哀想だなと思ってしまいました。ストーリー的にもマン島TTを目指す理由が薄くなっていて、優勝する必要は無かったと思うし。

コーチが婚約者に振られたことでゆりとめぐみの関係が振出しに戻ってしまったのが、個人的には一番引っ掛かりました。コーチのことに関わらず仲直りしたまま終われば良かったのに…。
二人で走るのが楽しいという気持ちをお互いに確認したばかりなのにこの展開だと流石にもやもやしました。

キャラクターは結構好きだっただけに良くない所が目立ってしまいました。
{/netabare}(2017.12.29)

投稿 : 2024/04/20
♥ : 14

67.6 3 サーキットアニメランキング3位
新世紀GPXサイバーフォーミュラ(TVアニメ動画)

1991年冬アニメ
★★★★☆ 3.7 (110)
507人が棚に入れました
かつて頂点と謳われた「F1」を凌駕する最高峰のレースが誕生した。無公害エンジンとナビゲーション用人工知能《サイバーシステム》を搭載したマシンによるカーレース。その名は「サイバーフォーミュラ」。すべてのマシンは想像を絶する超高速スピードで走り抜け、あらゆる過酷なレース状況に対応するべく最先端のテクノロジーが搭載された、まさに「夢のマシン」。2006年に記念すべき第1回世界選手権が開催されて以来、サイバーフォーミュラは瞬く間にモータースポーツの頂点へと君臨し、多くの熱狂的なファンを生み出した。 2015年開催の第10回世界選手権、思わぬきっかけからサイバーフォーミュラにデビューすることになった少年、風見ハヤトは幾多の挫折と苦い敗北を乗り越え成長していく。

声優・キャラクター
金丸淳一、三石琴乃、飯塚昭三、安達忍、竹村拓、松田辰也、小野健一、緑川光、天野由梨、関俊彦、松岡洋子、吉川晃介、置鮎龍太郎、島田敏、龍田直樹、西村知道、速水奨

ひげ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

レースアニメの金字塔 コッソリ富野監督もいたり新旧ガンダムスタッフ乱れ咲き

ワタルから続いてきたしゃべるロボット、鏡の国のアリス方式、基本一話完結の作品から一変。かなり凝った大人向きのレースアニメに。
グランプリがはじまると毎度賭けレースが開催w
当てるとプラモがもらえる・・

数年前までサンライズを背負っていたアニメで、キャラが変わらないアニメとしてはスタジオ最長寿。
監督はSEEDの福田さん。

基本チキチキマシン、マッハGOGOなんですが、レギュレーションとかマシンのシステムとか細かい設定がハンパない。
河森さんがデザインといっしょに煮詰めたそうで・・。
なかでもイシュザークは最高傑作と名高い。
キャラクターも良キャラぞろい、声優さんも本作が名刺がわりって人がいた。緑川さんとか。
むしろこっちのほう、女子層人気でひっぱられてた。

OVAが人気ありますが、画が悪くてもTV版がやはり一番面白い。
作画予算うかせるのに、レースからオフロードなくしちゃうんだもん・・・
そんなのサイバーじゃないよ!
細かい演出がめちゃくちゃかっこいいんすよ。
脚本も古臭いけど逸品。
主人公がどうせ勝つだろうとわかっていても最終回までの盛り上げ方はほかでは類を見ない高揚感。アナウンサーの実況の台本がヤバイです。

ガンダムと同じで玩具不振、打ち切り短縮なので余計締りがいい。
私からすれば『玩具がうってねえんだよ!』だった。
メーカーの生産数が間違ってる。Sアスラーダ出すの遅すぎ。
アスラーダ、Sアスラーダ、ナイトセイバー 探してもないんだって。



以後、OVAが連発で続きますが途中でガンダムで有名な脚本家、シリーズ構成をしていた星山博之氏が病気で降板、悪名名高い両澤千晶氏に交代してすげえ残念なことに・・・

私も大好きだったブリード加賀、メージュとかでも超人気キャラに。星山さんの脚本では名台詞のオンパレード。
主人公の師匠、兄貴分なのですが、とにかく生き様がかっこいいw

『金じゃねぇのさ。やっぱ俺には向いてねぇのかな。しがらみ背負って走るってぇのはよぉ』

ほれてまうやろー。いつも心に加賀城太郎ですよ。

ぜんぜん関係ないすけど幼い頃観たこのアニメで人生決まりました。そういう意味では私の場合、BOXを墓場までもっていかなければいけない作品。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 8

お茶 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

単純ではない話。

あにこれあらすじ
かつて頂点と謳われた「F1」を凌駕する最高峰のレースが誕生した。無公害エンジンとナビゲーション用人工知能《サイバーシステム》を搭載したマシンによるカーレース。その名は「サイバーフォーミュラ」。すべてのマシンは想像を絶する超高速スピードで走り抜け、あらゆる過酷なレース状況に対応するべく最先端のテクノロジーが搭載された、まさに「夢のマシン」。2006年に記念すべき第1回世界選手権が開催されて以来、サイバーフォーミュラは瞬く間にモータースポーツの頂点へと君臨し、多くの熱狂的なファンを生み出した。 2015年開催の第10回世界選手権、思わぬきっかけからサイバーフォーミュラにデビューすることになった少年、風見ハヤトは幾多の挫折と苦い敗北を乗り越え成長していく。(TVアニメ動画『新世紀GPXサイバーフォーミュラ』のwikipedia・公式サイト等参照)

カーデザイン>マクロスバルキリーの河森正治
シリーズ構成>爆走兄弟レッツ&ゴー!!等の吉川兆

単純な話。14歳主人公が特にF1経験も無く、サイバーフォーミュラで活躍していくこと自体ご都合主義に見えなくもない。事実作内ではぽっと出レーサー、マシンの性能便りのガキなどと揶揄され、そんなイメージを抱えながら10回のレースの中で活躍していくことになるが、

単純な話。そう簡単には勝てないし、勝ってもご都合主義ともとられるし、逆に負けてばかりでも面白くない。そんな微妙な立ち位置から、どう面白く魅せるか、ということは案外難しいことかもしれない。

単純な話。序盤はほぼアスラーダ(車についている人工知能)の性能に頼り切りだったりする。が、それだけでも視聴者は満足はしないだろう。そこで日常回において、トレーニングを行ったりをする。そしてレースを盛り上げる為のタメが用意されているのは、単純ではあるけれども、本作でしか得ることのない、マシンへの執着や設定の凝り方が半端ないw制作者がオタクと感じられるほどw

単純な話。これはねーだろみたいなwところもしばしば見受けられるが、本作の匙加減は単純に子供でも燃える分かりやすさだったり、大人でも唸るほどの渋い男の想いがあったり、そのバランス具合は、レースにおける勝敗の加減や、レーサーものでありながらのロボ風マシンであったりと、ギリギリの良い加減で調整されている。

単純な話。90年代アニメを観ていてよく感じることですが、世紀末の中にいながらも新世紀にむかう、当時の社会情勢と、アニメ産業の熱が異様な形で作品に注入されている奇妙な感覚を伴う場合がある。今では当たり前のワンクール放送ではなく、打ち切りがある中での、アニメーションに賭ける緻密に設計された裏にある、悪戯心がみょうに画面越しに伝ってくる。

本作もそんな悪戯心が見え隠れ。アスラーダにおけるブーストや性能の変化は奇異に飛んでいるし、物語途中で、重要キャラが入退場するのは失笑ものだが、これも一興wこういう突飛な灰汁さが個人的にはツボで、本作も打ち切りで終わったみたいですが、そうは思えない締りの良さ。

単純な話。本作で一番目立つのは、各キャラクターの個性とセリフ。それが走りにも反映しているし、何よりも人工知能アスラーダが誰よりも人間臭いのだ。てな感じで毎回のレースは燃えに燃えたし、シナリオの駆け引きと作風バランスに優れている、という意味では単純ではない、話でお気に入り決定!!

投稿 : 2024/04/20
♥ : 25

ぽこたん さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

OVAのために見るべき

この作品はこの地上波放送分の他に、続編となるOVAが4作品ある。
地上波放送分はちょっと子供向けチックで、見るには少し我慢が必要かもしれない。

しかし、この後に続くOVAは、その世界観を最高に昇華させ、
熱き男の戦い、そしてリアルなマシンとその動きには、
高鳴る鼓動を抑えられないだろう。

サイバーフォーミュラは未来のマシンなので、
リアルなマシンという表現は語弊を生むかも知れない。
車の各機構が現実的で、かつ夢を持っている。「もしも」がリアルなのだ。
機械が細部まで考えられており、見ていて面白い。

レース好きはもちろんのこと、メカ好きも必ず魅入られるだろう。

OVAを見るために、地上波分を我慢して見よう。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 4

64.7 4 サーキットアニメランキング4位
頭文字D Final Stage(Webアニメ)

2014年5月16日
★★★★☆ 3.9 (87)
495人が棚に入れました
神奈川連合チームとのラストバトル、サイドワインダーとプロジェクトD最後の戦い! 高橋啓介vs北条豪のヒルクライムバトルが決着した次のダウンヒルは、藤原拓海vs乾信司 のハチロクvsハチロクの壮絶ラストバトル! 拓海よりも年下の信司はミラクルボーイと呼ばれ、その過去は母の代わりに小学校高学年からハチロクを運転してきたという脅威のドラテクの持ち主。果たしてプロジェクトDの全勝記録は!? 拓海との対決の行方は!?

ひげ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

トヨタはこの作品に足向けて寝れないよね・・・

ドリフト、峠、ラリー、とにかく入門車といったらAE86、安い、丈夫、運手し易いでザクみたいな存在だった当時。
毎週どころか単行本でもスキール音しかしないこの原作が世界を変えてしまいました。
86からFCまで、人気キャラの使用車はプレミアムがつき、
主流だったセダンボディは一斉にハッチバックのドナーに・・・。
ラスボスのセダン版に対する台詞がツッコミ待ちというかメタ発言でして時代の経過を感じさせます。『おまえらのせいだよ』と

声優は10年以上、ほとんどかわらず、アニメオリジナル?のエンディングにちょっと感動です。
露骨なCM?かもしれませんが、きっとこれが本当のプロジェクトDだったんじゃないでしょうか。

なんでFTやGTをつけなかったん!って言いたいですが、トヨタさんのカタログの件もあったり、作品自体が役目を終えて新型にむかって収束していく感じがしてなんとも感慨深いです。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 4

kuroko85 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

ようやく終わった、、、感有り

原作の話ですが、正直終わってホッとしております。
プロジェクトDに入り、終盤は単調な
バトル繰り返しになっておりましたので、、、
そして、記念すべき最終バトルの相手は
まさしく自分の分身というところでしょうか。
ただ、原作も含めこのバトルにはいささか不満があります。
これまでの集大成という事で、皆一様に講釈をたれるのですが
いまいち噛み合ってないというか、
整合性が取れていないものがいくつかあります。
乾 信司が最強の敵である理由は、コースを知り尽くした
グリップ走行であるとのことですが、
このプロジェクトDは皆、相手のホームコースでの
バトルであり、今更この一戦のみにそれを
強調されても違和感があるだけです。
また、全4話のみのファイナルステージですが、
たった4話にも関わらず1話目などは原画崩れがひどく
誰か分からないものもありました。
また、シリーズを通して涼介の原画ぶれていたような、、、
後、最終回という事でギャラリーには
これまでの主要対戦相手が勢ぞろいでしたが
パープルシャドウに2人は出ていませんでしたか。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 4

ヌンサ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

Dの意味が、思ってた以上に普通だった(笑)

 毎度のことですが、バトル系の作品にありがちな"強さのインフレ"が、ついに頂点に達しています。拓海と同等あるいは上回るドラテクを持つには、拓海よりも幼い年齢からハンドルを握っていなければいけない、というわけです(笑)。

 最終回なので(?)特別新しい技術もありませんし、映像的にも新しい試みは見た限りはありません。しかし、やっぱり燃えますね。

 m.o.v.eが解散してしまっているので、主題歌には既存の曲しか使えていないのですが、むしろ知っている曲なだけに、イントロだけでテンションが爆上がりするので逆に良かったかもしれません。このシリーズの集大成的な演出にも一役買っているように感じました。

 キャストを一新した新シリーズは、まだ未見です。そちらはそちらで楽しめたらなと思っています。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 0

62.4 5 サーキットアニメランキング5位
よろしくメカドック(TVアニメ動画)

1984年夏アニメ
★★★★☆ 3.4 (36)
139人が棚に入れました
横浜にあるチューニングショップ「メカドック」の風見潤は、さまざまなアイデアでお客の要望にこたえていく名チューナー。今日も、経理担当の中村一路(いっつぁん)、板金担当の野呂 清(ノロさん)と共に、仕事に励む。やがて、風見は、日本各地で行われるチューンドカー・レースに参戦。那智 渡、渡辺俊光(ナベさん)といった名チューナー兼レーサーとの対決を経て、その技術を切磋琢磨していく。 『週刊少年ジャンプ』連載の次原隆二 原作のマンガをアニメ化。製作は、老舗タツノコプロダクションが担当し、当時のタツノコの演出ではトップのうえだひでひとがチーフ・ディレクターを担当。実車から採取したエンジン音をSEとして使用するなど、レースシーンの臨場感の再現に力が入れられていた。

声優・キャラクター
橋本晃一、石丸博也、玄田哲章、井上和彦、石塚運昇、二又一成、堀内賢雄、一龍斎貞友、日髙のり子、佐々木るん

ひげ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

よろしくしたい、よろしくされたい

原作は飛ばし飛ばし、人の家に転がってたり、ラーメン屋にあるのを。あんまり覚えてない。CRXとかXXとか出てたよなぁ程度。
ただ思ってたのは専門卒業しただけとか免許もってるだけで、そんなにイジったことも、暴走ったこともないんじゃねえの?というめちゃくちゃ失礼な印象。
チューニングってのは『調律』ってことだぜよ・・。
やらかしてることが正確にはモディファイとかカスタムなんだけど、
時代が時代だしそもそもジャンプだし。
馬力だ加速だというそんな時代だったらしいと聞き及ぶ。
鳥山先生もターボごときで泣き喚く時代だしな。



本題のアニメはニコで配信はじまったので視聴。
OPは有名っすね。
すぐに気になったのが音・・実車から取ったと・・すごすぎる・・。なんだその気合は。
作画も当時の風潮でしょうがデフォルメ気味ですごくいい味だしてます。
こんな作風でむちゃくちゃやんwwwって改造やターボだ馬力だ小僧くさいこと言われてもあんまり嫌な感じがしない。
さすがタツノコ?なのかな。かっこかわいいんです。困ったときの片輪走行なんです。
視聴しててとにかく楽しそうな時代だよ・・たしかに横浜とか大黒とかつれてかれてこんなだった。
日本車でもいい車いっぱいあったころだし・・オレは生まれた時代を間違えたかもしれんな・・。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 11
ネタバレ

maruo さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

よろしく俺にチューニング! B+

原作既読

主人公の風見潤は、中村一路、野呂清とともにメカドックというチューニングショップを営んでおり、常連客などの要望に応えて数々のチューンアップを施していく。

このアニメは、主として日本の国産車をベースにチューンアップ(エンジンに改造を加えて排気量を上げる、ターボを付けるなど、車をより早くするための改造行為)を施すことによって、エピソードが展開していくというものです。

海外のスーパーカーやレーシングカーの漫画、アニメはありましたが、庶民に手が届く国産車を描いたのはこれが初めてではないかと思います。

このため、当時の小学生、中学生が原作を含め結構熱中して見ていた様に思います。
今でもOP「よろしくチューニング」は人気があるとかないとか。

このアニメは基本1話完結方式ですが、大きな話として3つのレース(キャノンボール・トライアル編、ゼロヨン編、東日本サーキットグランプリ編)があり、これらについては複数話で構成されています。

1話ずつレビュー感想を述べるのはさすがに荷が重いので避けますが、3つのレースについてはネタバレレビューで述べてみたいと思います。

{netabare}
■キャノンボール・トライアル編

キャノンボールとは元はアメリカで行われた長距離レースで、首都高、一般道を交通規則無視で突っ走ります。

メカドックはドライバー風見潤、セリカXX(ツインターボ、ニトロ搭載)で出場。

序盤~中盤でパルサーEXA、ピアッツァ、スカイラインGT-R、セリカLBターボシルエットを追い抜きます。

終盤で、那智渡のサバンナRX-7、渡辺俊光(通称ナベさん)のフェアレディZ(240ZG)と三つ巴の争いを繰り広げます。
 注)ナベさんはチューニングの神様と言われ、メカドックの面々の憧れでもある。

XXはゴール直前にトップに躍り出ますが、最後にエンジンブローを起こし減速、2位に終わります。


■ゼロヨン編

ゼロヨンとは1/4マイル(約400m)直線区間のスタート~ゴールのタイムを競う競技の通称です。
1対1のトーナメント方式で対戦。

メカドックの選んだ車はバラードスポーツCR-X(ミッドシップに改造)。
何と大会前のテスト走行中にこのCR-Xが盗まれてしまいます。
窮地を知ったライバル那智渡はメカドックに新たなCR-Xを送ります。
メカドックは新たにチューンを施し、ギリギリで参戦。勿論ドライバーは風見潤です。

第1回戦 CR-X(盗まれたもの)
第2回戦 紫電改 ソアラ
第3回戦 那智渡 RX-7(トリプルロータリー、トリプルターボ)
準決勝  ナベさん フェアレディZ(240ZG)
決勝   夢幻  テストマシーン(本作オリジナル)

ナベさんはこのレースで敗れたことでレース引退を決意。

このレースの主催者は明かされていませんでしたが、決勝に進出したマシンのドライバー兵藤千里が主催者の「夢幻」だと名乗り出ます。
夢幻は日本のレースのレベルを上げるためのプロジェクトとして、国内の優秀なチューナーを集めているだと話します。
そして今回のレースマシンには夢のセラミックエンジンを搭載していることを披露。

その割にはやけにあっさりとメカドックのCR-Xに敗れ、ゼロヨン編は終わります。


■東日本サーキットグランプリ編

夢幻が、富士スピードウェイ、鈴鹿サーキット、筑波サーキットと3サーキットを結ぶ高速道路を舞台とした大規模なレースを企画します(キャノンボールと異なり、高速道、一般道は完全閉鎖)。
何とゼロヨンで引退したナベさんが、このレースに夢幻からエントリーする事を発表。

このレースに招待されたメカドックは、風見潤がフェアレディZ(300ZX、4輪駆動に改造)、中村一路がシティーターボII(ブルドック)で参戦。
レース直前に那智渡のRX-7がメカドックに加わり(この辺りの細かい展開は原作から端折られており唐突)、3台のチームで臨むことになりました。

レースはほぼ夢幻の3台と風見のフェアレディZ、那智のRX-7の争いで描かれています。

夢幻チーム
兵藤千里:ペガサス(本作オリジナル)
ナベさん:ワタナベスーパースピリット(本作オリジナル)
五十嵐充:ボブキャット(本作オリジナル)

兵藤千里は、他のレーシングチームの強引なアタックから、風見、五十嵐を守るために自分のレーシングカーを犠牲にしてクラッシュしリタイア。
心配して駆け寄ってくる風見、五十嵐に兵藤はあることを継げます。
ナベさんが白内障を患っており失明は時間の問題であること、これが最後のレースとなるであろうこと。

このことはピット作業中の那智にも知らされ、風見、那智、五十嵐はナベさんを追うのでした。

レースの最終局面、富士スピードウェイでは4人のデッドヒートが繰り広げられます。
ナベさんの視力はもう既に限界にまで来ており、若い頃から幾度となく走ったこのコースを目をつぶって走行することを試みます。
そして、最終コーナーを抜けた4台が横一線に並ぶ。果たして勝者は誰か・・・って勿論主人公なんですけどね。
{/netabare}


とにかくこのアニメは懐かしい車が目白押しです。
30代後半以上の人は涙目になってしまうんじゃないかと思うくらいです。

ただ、1話完結の話では、車のチューンアップで話が収まるのか?っていう回もあります。
また、レースの回でも、後になるほど市販車ではなくオリジナル車が幅を利かせてくるなど、いま一つな点もあります。

評価がまあまあ高いのは思いっきり懐かし補正が入っているからです。はい。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 3

ガムンダ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

コンプラ班が卒倒しそう

車を改造して速くする事を生業とするチューナーがライバルたちと競いながら夢に向かっていくおはなし。

こんな話だったっけ^^;
断片的な記憶で原作とゴッチャになってます。

ジャンプで「北斗の拳」とかと同じ時期ですね。
なんかヒャッハーな感じが影響受けてます。

今だったら「交通ルールを守って正しく」うんちゃらと冒頭にテロップ貼る所ですが、もちろんそんなのありません。

それから、
この手の商売は今はもうすっかり下火で希少種となりました。
この頃は洋々たる未来があると思っていて、アニメのストーリーもそうなってるんですけど実際にはそんな未来は来なかった訳ですね。

感慨深いです。

その感慨に浸りたい人向けです。
当時のアニメは小学生が観るものですし、今の目で見ると全く面白くないです。

あと、当時にしても画が酷すぎますよね。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 3

61.3 6 サーキットアニメランキング6位
マッハGoGoGo 第1作(TVアニメ動画)

1967年春アニメ
★★★★☆ 3.3 (26)
96人が棚に入れました
世界各地のカーレースに参加する新進レーサー・三船剛。彼の愛車マッハ号は、職人気質の三船モーターズ社長でもある父・大造が設計、製作した七つの特殊能力を備えたスーパーカーだ。時にはレースの中で悪質な妨害や窮地も生じるが、そんな剛を助け、また敢えて厳しい言葉をかけるのは、謎の覆面レーサーだ。果たして彼の正体は?

声優・キャラクター
森功至、大宮悌二、堀絢子、野村道子、富山敬、愛川欽也

Comprends さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

究極のスポーツカーでしょw

この作品の主役はスポーツカーと言いますか、
レーシングカーのマッハ号です。

と同時に、この車を駆るドライバーの名前が三船剛で、
号と剛がGoなのだと思ってますw

つまり、主題歌の始まりは、
「マッハ号!、剛!、Go!~」だとwww

とにかくカッコいい車ですよね。
何十年も昔のデザインとは思えません。
いつの時代においても美しくマッチングするフォルムだと思います。

そのフォルムをまとったメカニズムには特殊な機能を内包しており、
まさしく機能美を追究した車です。

様々特殊な機能については、
あえて語りませんが、
物語の中身に触れずとも、
(ミチちゃんの可愛さにさえ触れずともw)
車の話だけで十分というアニメは他には思いつきませんねw
(カーレースのアニメは他にもありましたが)

もし神様がいて、
どんな車でも一台作ってくれるなら、
やはりこれしかないでしょうw

自動車メーカーさんには、こんなデザインをお願いしたいですよ。

この車のデザインの素晴らしさを評価したいため、作画を5.0にします。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 1

REI さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

今からよく考えると・・・

マッハ号ってラリーカーなの?GTカーなのF1ではないし・・・一番近いのはルマンに出てくる耐久カーが一番近い気がするけど・・・
レースはどう見ても耐久レースじゃなかったし・・・(笑)

でも、マッハGOは好きで良く見てました。マッハ号がカッコよくて、水の中は潜れるし、(時間制限があったような気がする)ベルトタイヤで切り立った崖も走れるし、オートジャッキーでジャンプできるし、前からでる丸刃のこぎりで木も倒せる、もうねなんでもありですよ。そういえばキズモっていう今でいうドローン見たいな燕型の小型機も搭載していましたね。

ドラマの方も主人公の兄が絡んできたりとけっこう面白かったですよ。
絵はタツノコプロなので心配いりません。

主題歌もカッコ良いので是非聞いて見てください。

全てのアニメに携わる方々に感謝を!

投稿 : 2024/04/20
♥ : 5
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