ジャングルおすすめアニメランキング 17

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメのジャングル成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年04月19日の時点で一番のジャングルおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

64.6 1 ジャングルアニメランキング1位
7SEEDS(Webアニメ)

2019年6月28日
★★★★☆ 3.1 (143)
517人が棚に入れました
少女ナツが目を覚ますと、辺りは海。突然荒れ狂う海に放り出された彼女は、嵐と蟬丸、牡丹と共に島へと辿り着く。その島には未開のジャングルが広がり、巨大化した植物や、凶暴化した動物や昆虫に次々と襲われ、死と隣り合わせのサバイバル生活へと放り込まれる。そんな中、ガイドだと名乗る人物より信じられない計画の話を聞かされる。それは、人類絶滅を回避するため、若く健康な人間を冷凍保存し、災厄が過ぎ去った後の世界に人類の種を残そうという壮大な計画「7SEEDS計画」の話だった。彼女らはその計画に選ばれた人間なのだと初めて知り愕然とするのであった。「7SEEDS計画」に選ばれた若者たちは変わり果てた世界で、過酷な環境にさらされながらも懸命に生きてゆく。

声優・キャラクター
東山奈央、福山潤、小西克幸、沢海陽子、阿澄佳奈、石田彰、悠木碧、井上和彦、浅野まゆみ、三宅健太、加隈亜衣、石川界人、小松未可子、阪口大助、星野貴紀、津田健次郎、佐々木望、野島健児、桑島法子、小野賢章、櫻井孝宏、千菅春香、嶋村侑、寺島拓篤、佐藤拓也、皆川純子、菅原正志、速水奨、興津和幸、寿美菜子

ヒロウミ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.3

GONZOの落ち目、哀れなり

作品の全てをオタク女子のために捧げた二次創作レベルの物語。


物語のあらすじは置いといて、リアルサバイバル系作品と頭のなかお花畑物語の少女マンガとの親和性は皆無である。設定全てがいびつで違和感しか感じれないものである。
医薬品の不足、予め目覚める場所にあれば良いはずの物資がほぼ全くない、冬眠させた人間が明らかに少ない、化け物だらけの世界で都合のいいときだけしか襲ってこない化け物、気持ち悪いほど臭いセリフのオンパレード、良い歳した男女が居ながらなぜかセッ◯スレス。

「アニメだからそういうもの」というパワーワードを用いたとしてもキャラクターデザインがザ・少女マンガ。化け物のデザインも「プブプッ!なんじゃこりゃwww」なレベルで描写も血生臭さを究極に抜いてる。いや、この作品サバイバルなのにワーストレベルのダサさ。
背景だけはまともなんですけどね。GONZOらしからぬキャラクター描写がカクカクだったりリアリティ抜きのアクションだったりで見所皆無。話数を進めていくほどどんどん手抜きされていく作画。


女の子なんて少女マンガ原作でイケボ主人公にしてモブも豪華声優にしとけばどーせたかってくるやろ、といった制作陣の思惑が素人目にも明らかでマジでサムい。Netflixからの横槍もありそうだがここ何年かの作品の出来の悪さ、商業実績を考えてもGONZO再起はもう無いのだろう。その辺の三流制作会社と変わらんです。


物語、設定、デザインのすんごいショボい原作であれども落ち目のGONZOだからこそ政治的思惑でアニメ化できたのだろう。ただ世の中へこのようなものを出してしまえばそれは会社の劣悪な評価となり一時的に金は入れども新しい仕事が入るとは思えないのだが・・・。

いや、化け物だらけなのに徒歩で由布院から阿蘇越えするとかー、音の出ないパイプオルガン弾いて「良い演奏だったよ!」とかー、電車の中で腹話術芸人がインカム付けっぱとかー、コードギアスの「撃っていい奴は」パロとか動物の死骸を入れて更には殺されて風化するほどの人間の死体が入ってる肥溜めに入って感染症にならないとかマジウケるんですけど~!チ◯コもケツの穴も無いのかよw

イセスマ並みのネタアニメ、その程度で構えて見れば豪華声優陣にキャッハウフフできるでしょう。んでも最終話が続編ありきな終わりかたですんごいすっきりしないのだがイセスマ並みの作品を2期見る人どんだけおるんやろうかね。一体ダレトクだよ、この駄作。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 17

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

これ、原作少女漫画だったんですか!?

この作品の原作は未読です。
Netflixによる独占配信…こういうオリジナル作品を視聴できるのがNetflixの旨味だと思います。
完走してwikiをチラ見した際に知ったのですが、原作漫画は「別冊少女コミック」→「月刊フラワーズ」で掲載されていたんだそうです。
キャラの線も細くないし、内容的にも少女漫画に掲載されていた作品とは思いもよりませんでした。


累計1600マン部超(デジタル含む)
田村由美原作、近未来サバイバルSFストーリー

少女ナツが目を覚ますと、辺りは海。
突然荒れ狂う海に放り出された彼女は、嵐と蝉丸、牡丹と共に島へと辿り着く。

その島には未開のジャングルが広がり、巨大化した植物や、
狂暴化した動物や昆虫に次々と襲われ、死と隣り合わせのサバイバル生活への放り込まれる。

そんな中、ガイドだと名乗る人物より信じられない計画の話を聞かされる。

それは、【~禁則事項~】「7SEEDS計画」の話だった。
彼女らはその計画に選ばれた人間なのだと初めて知り愕然とするのであった。

「7SEEDS計画」に選ばれた若者たちは変わり果てた世界で、過酷な環境にさらされながらも懸命に生きてゆく。


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

物語は、この作品の主人公である岩清水 ナツの所属する夏のBチームの物語から始まります。
各チームに随行してくれるガイドから当面の目的は教えて貰えるものの、最初は何もかもが手探りでした。

物語が進むにつれ分かってくるのは、チーム構成に関する以下の3点。
・チームは春夏秋冬それぞれに分散配置されている
・夏だけAとBの2チーム存在する
・それぞれのチームには最初8名ずつ所属する

ですが、ここでの生活を始めるタイミングはチームによってバラバラだったんです。
中には数年以上の違いがあるケースもあったり…
つまり、チームによって情報量、経験に大きな差があるということです。
こういう場合、情報量の多さが役立つのは常套…
ですが、彼らを待ち受けていたのはそんな生易しい世界ではなかったのです。
知る事は判断材料を増やすでもありますが、同時に諦めることにも直結しているんです。

夏Bチームは衣食住が保存されている目的地の一つに辿り着きます。
そこに本拠地を作り安定な生活の基盤を作って根付くのも一つの生き方だと思います。
でも、人にはどうしても譲れない矜持があります。
自分の故郷がどうなったかを確認したいと夏Bチームの青田 嵐が言いだした一言がきっかけとなり、夏Bチームは2つに分かれて…物語が動いていきます。

実は、この物語が一気に面白くなってくるのはここからなんです。
他のチームだってこの世界で一生懸命生きているんです。
様々な願いや思いを持つのは誰だって一緒…
そんな全てのチームの動きが分かるように群像劇的に物語が描き出されるからです。

最初は一本調子の物語だとばかり思っていたので、この展開は嬉しい誤算でした。
夏Bチームのメンバーには一戦級の声優陣が配置されています。
主人公のナツに奈央ぼう、それにあすみんや碧ちゃんとこれだけでも私の耳は大喜びです。

ですが、春チーム…正確には春チームの主人公である日笠さん演じる末黒野 花が登場してきてから、一気に物語の厚みが増しただけでなく、面白さが加速度的に増した気がしました。

この花のキャラが格別なんです。「父親にサバイバル技術を教え込まれた前向きな少女。」と公式HPのキャラ紹介欄には記載がありましたが、分け隔て無い優しさと悪いことを悪いとハッキリ言える芯の強さを持ち合わせているんです。
彼女の良さはそれだけじゃありません。
一度目標を決めたら絶対に折れないんです。どんなに苦しくても前進を選択するんです。

「暁のヨナ」のヨナや、「それでも世界は美しい」のニケが頭の中で被っていました。
勿論、人間だから強さと弱さを併せ持っていて当然です。
でも自分以外のためにどんな危険も顧みず身を挺することのできる私の尊敬すべきキャラがまた一人増えた気がします。
そんな彼女の廻りには、彼女を応援したいという人間が集まってくるのも自然なことなんだと思います。

こうして物語は一喜一憂しながら進んでいきます。
驚愕な事実が明るみになって愕然としたこともありました。
どんなに経験を重ねても天災には勝てない…身の危険を感じたこともありました。
世の中の理不尽に対する解釈は一つじゃないことを教えて貰いました。
勇気と知恵と…ほんのちょっとの幸運がこの物語を支えていたと言っても過言ではないでしょう。

これからだと思っていたのに…
どうしてあの場面で終わっちゃうかな~
原作が全35巻の一大巨編だから、続編の区切りを考えるとここで切るのがベストだったの?
これで終わったら完全な消化不良になってしまいます。
でもその位続編を楽しみにできる作品です。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、天月-あまつき-さんの「Ark」
エンディングテーマは、majikoさんの「WISH」

1クール全12話の物語でした。
Netflixのオリジナル作品は続編の作られるケースが多いので、この作品の続編も期待しています。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 12

とろろ418 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5

これはアニメではございません

これは『7SEEDS』のアニメではなく、ただの質の悪いダイジェスト映像です。
原作未読でこれから見るという人がいるのであれば、知っておいて欲しいポイントが2点。

・原作15巻までの内容
  アニメを漫画巻数で換算したことがある人は分かると思いますが、1クールに詰めるには明らかに異様な量です。
  異様さを表すために例を出しますと、『ちはやふる』は2クールで9巻分でした。
  『7SEEDS』は心理描写が主なので、3~4巻くらいでも詰め込んだ印象が出そうなところをまさかの15巻分。驚愕です。

・最大の売りの欠如
  前述の通り、キャラクターの心理描写が最大の売りになるはずの作品です。
  そこが全くと言っていいほどに描かれていません。
  最早詰め込んだというより、根こそぎ削り落としたと言っていいレベル。
  過程が大事な作品で、過程を切り離して結果だけを示しています。開いた口が塞がりません。

これだけを見て『7SEEDS』という作品に対する評価を下すのは絶対に止めた方がいいです。
原作は深く心に刺さる作品で、名作と言っても過言ではありません。
興味があるなら原作を読んで下さい。
好き嫌いを語るのはそれからでも遅くないはず。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 12

68.4 2 ジャングルアニメランキング2位
ジャングルはいつもハレのちグゥ(TVアニメ動画)

2001年春アニメ
★★★★☆ 3.8 (214)
1233人が棚に入れました
ジャングルで母親と2人平和に暮らす少年ハレの前に突如現れたナゾの少女グゥ。
何でも食べてしまい、お腹に異次元世界を持っているグゥが巻き起こす珍騒動の数々と、グゥに振り回されて苦労の絶えないハレの姿を描いたギャグアニメ。
基本的にはハレとグゥとその周辺のジャングルでのお話だが、第37話~第58話では、ウェダ(ハレの母)の実家のある都会に話の舞台を移す(「コンクリートジャングル」という意味合いもある)。
ある晩、ウェダが村の集会に行き、孤児のグゥを連れて帰ってくるところから第1話が始まる。


声優・キャラクター
愛河里花子、渡辺菜生子、茂呂田かおる、中村尚子、井上和彦、岩永哲哉、保志総一朗、白鳥由里、前田このみ、松岡由貴、岸尾だいすけ、石田彰、氷上恭子、玄田哲章

ぽぽたん さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

ハイスピードなツッコミは名人級。ギャグアニメの名作!

ギャグアニメ数あれど、登場人物全員ボケに対して
ツッコミ1人で展開するアニメも珍しいです。
この1人ツッコミを担当する声優
愛河さんの演技力は相当なものです。
ツッコミは超ハイテンションかつマシンガン!

愛河さん演じるハレはジャングルで生活する普通の子供なんですが
突如同居することとなる人間の姿をした???なグゥと
同居することとなります。
この少女が人を飲み込んだり、奇行の連続で
ハレは心が休まる暇がありません。

ジャングルを舞台にしたほっこりストーリーが軸ですが
とにかく奇人が多い村なので
ハレは休まる暇がないんです

見所はグゥの底知れない奇行と達観した毒舌
そしてハレのハイテンション+長台詞ツッコミでしょう

愛河さん笑っていいともに出演して演技力を披露されたことも
ありました。

下ネタやパロディに頼った笑いが多い中
ボケとツッコミという王道で笑いをとるスタイルは
本格派といってよいのではないでしょうか?

キャラデザもとても可愛らしく、(原作者は今は女性誌連載が多い)
水島努監督の代表作といっても過言でないでしょう

ギャグの王道アニメ
ぜひ、ご覧いただければ幸いです。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 14
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

グルグル+パプアくん を、さらにカオスにした、ハイテンションギャグアニメ

[文量→小盛り・内容→感想系]

【総括】
一時期のガンガンを支えた漫画が原作(既読)。グルグルもパプアくんもガンガンですし、似たような絵柄、雰囲気ですが、その中でも一番シュールでブラックなコメディ作品になっています。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
ギャグとしては、グウの腹の中の世界や、ダマさんなどは鉄板として笑えた。たまに感動回があって、これまた良い。

ただ、これは原作でもアニメでもそうだけど、やはり出オチ系の作品ではあり、笑いは尻すぼみになっていく印象。特に、都会編からはそれが顕著(原作だと、かなり連載終了を引きのばした感がある)。

ただ、このアニメ化は成功だと思っていて、なによりも声優さんがピタリときた。ハレの甲高いツッコミに、グウのニヒルな低音ボイスは、原作のイメージにピタリと合っている。それだけでも充分だと思う。
{/netabare}

投稿 : 2024/04/13
♥ : 11

キリン  さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

大人も子供も・・・いや、むしろ大人の方が笑うアニメ

気楽に観れるギャグアニメ。


舞台はジャングルですが、
特別、原住民な生活感が出てるわけでは無く
学校や家もわりと日本の田舎にも在るんじゃないか?
と思わせるような親しみやすい世界です。

個性の塊みたいな登場人物達に
話がめちゃくちゃになるところですが
ハレ(主人公)のツッコミスキルがかなり高い為、
物語はなんとか進行していきます。

なんとか進行しようとしてるのに
その邪魔をしようとするのがグゥ
ハレを騙したり嫌がることをするのが大好き☆
でも・・なんか分かります。


基本的に全部おもしろいんですが、
中には腹がねじ切れる程、
笑わせてもらったシーンもあります。
かと思えば、複雑な事情で重くなったり・・・
あ、一応そういうストーリーもやるんだ的な


なんとなくハードディスクにずっと入れておいて
いつでもすぐ観れる状態にしておきたいアニメです。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 9

57.2 3 ジャングルアニメランキング3位
けものフレンズ2(TVアニメ動画)

2019年冬アニメ
★★★☆☆ 2.5 (320)
760人が棚に入れました
この世界のどこかにつくられた超巨大総合動物園「ジャパリパーク」。そこでは動物たちがヒトの姿に変化する不思議な現象が 。いつしか フレンズ と呼ばれるようになったけものたちは、パークで平和に暮らしていました。ある日、フレンズのサーバルとカラカルは、森の中でヒトの子供と出会います。お腹を空かしたヒトの子供はなにやら困っているようで、サーバルたちは一緒に旅をすることになりました。旅の途中で出会う個性あふれるフレンズたちに、パークの秘密や美味しいもの!そして、大地を揺るがすような大ピンチ!?新たなるジャパリパークの物語が、今はじまる!!

声優・キャラクター
尾崎由香、本宮佳奈、小野早稀、石川由依、小池理子、内田彩、佐々木未来、根本流風、田村響華、相羽あいな、築田行子、八木ましろ、菅まどか、山下まみ、前田佳織里、藤井ゆきよ
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

サピエンス全史

アニメから教わることもあります。
苦手、嫌い、先入観を捨てれば意外にも面白い。
記号のように張り付けられたキャラクターも、
多種多様な生物が存在し物語を盛り上げてくれる。

新しい冒険の始まりである。
{netabare}前回の大団円は陸地を目指し海を越えた。{/netabare}
他者を否定しない救済の物語は、
僕たちを癒してくれるのだろうか。
不思議な引力が働く、
けもフレの真の評価はそこにあるのだ。

5話・6話視聴追記。
サンドスターとセルリウムの研究で、
{netabare}フレンズ化されない凶暴なビーストの存在を知る。
時が経ち少女になったかばんが登場。
僕の好きな博士と助手も健在で何よりです。{/netabare}

10話・11話視聴追記。
けもフレ界隈が喧々囂々やりあっているそうな。
僕としてはかつての「けもフレ」にあった、
{netabare}純朴な生命の「善性」が見えないのは残念。{/netabare}

最終話視聴追記。
品質低下の「直接」の原因は、
{netabare}監督の更迭以上に、主役の交代にあるような。
世界に対する知恵を付けたことも大きい。{/netabare}

これからも応援はしたいと思います。
あにこれの評価点以上には楽しめました。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 56

えたんだーる さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7

思っていた以上に「2」でしたが…→ けもフレ2は、どこから来てどこへ行くのか?

== [下記は第1話視聴時レビュー、以下追記あり。] ==
キャラクターデザインに関しては「キュルルちゃん」以外でも、私は1作目(以下、「無印」)の方が好みには合っていますかね。

それと、1話目時点だけでは判断はつきにくいのですが作中に出てくる「各フレンズの、元になった動物の習性に基づく行動」については無印ほどのマニアックさは期待できないように思われます。
(カルガモが皆を先導する辺りとか、(作中の流れとは異なりますが)道路を渡っていたカルガモのヒナが排水口に落ちて、人間に救出される動画を思い出したりした人がいるかも?)

ストーリー的には無印の続編という感じで進むようで、無印を観た人向けの作品と思って良さそうです。

おまけ: キュルルちゃんの目のハイライトの具合は、あれきっと何か伏線なんでしょうね。
== [第1話視聴時レビュー、ここまで。] ==

2019.3.12追記:
第9話まで視聴終了。けもフレ2はどこから来て、どこへ行くのか?
(いや、一応は無印『けものフレンズ』から来たらしいのですが…。)

「月は出ているか?」(違

「犬は人に付き、猫は家に付く」との言い習わしがあったと記憶しているのですが、これはいったい何事…?

2019.4.2追記:
第12話(最終回)まで視聴終了。実は最終回だというのに観ている途中で寝落ちして録画を観直す羽目になりました、というのは余談と言えば余談ですが…。

キュルルちゃんのオッドアイについては、結局理由は不明なままでした。まあ他にもオッドアイだったキャラはいるので「特に意味はない」と言われればそれまでです。あるいは続編が作られれば理由が明かされる伏線なのかもしれませんけど。

そしてイエイヌが最後に見ていた絵で、さらに謎は深まりました。2が無印の続編だとすると、無印終了時からキュルルちゃんが目覚めるまでのジャパリパークはいったいどんな状況だったのか?

絵の内容を見れば無印のストーリーの時点よりも前に描かれたものでないとおかしなことになると思うのですが、そのあたりも何だか良くわからないですね。

でも私としてはそんな「謎」にまったくドキドキワクワクしないくらい、本編ストーリーが面白くなかったです。たぶん「たつき監督降板騒動があったから最終回まで見届けた」って感じで、騒動で話題にならなかったらむしろ途中で断念していたかもしれません。

おまけ: OP主題歌「乗ってけ!ジャパリビート」が、本編にふさわしくない名曲でした。2本編の出来に関係なくCDが欲しいです。

あとは無印の曲ですが「ようこそジャパリパークへ~こんぷりーとべすと~」が気になります。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 46
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0

まあ、前監督を「のけもの」にしちゃったからな(苦笑)

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
ペンギンのアニマル界でサイ大のダックホースで蟻た1期。ニモ関わらZOO、雁ドッグがカバり、サーバルとチュウもく猿た2期。

全鯛として、エイ象はキリンになりミミズクなったが、ス鳥のアルマジロさは牛なワニた気がしマウス。

、、、さあ、フレンズは何匹(人)いるかな~(笑)?

通常バージョン→({netabare}近年のアニメ界で最大のダークホースであった1期。にも関わらず、監督が代わり、さあどうなると注目された2期。

全体として、映像は綺麗になり見やすくなったが、ストーリーの面白さは失われた気がします。
{/netabare})

まあ、どのくらい面白くないかというと、この文章くらい面白くありません。(大体、私がネタに逃げる時は苦しいんです)w

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
このアニメを単独として観れば、そこまで批判されるもんでもないと思う。

まず、1期より映像は綺麗になり、グッと見やすくなった。サーバルちゃん役の尾崎由香さんも演技が上手くなり、表現の幅が広がった。アイキャッチの動物紹介がまともになったため、キャラデザや動物の特性をフレンズと重ね合わせて見ることが容易になった。新キャラのカラカルは、作中で様々な役割をこなし、三者の掛け合いは楽しく、萌え要素というか普通のアニメっぽい要素を一手に引き受けるナイスなキャラだった。

別に、「悪いこと」ではない。。。「普通」ならね。

ただ、元々が「秘境の湯」みたいな楽しさが売りだった本作。

はたして、「秘境の湯」を整備し、歩きやすい遊歩道つけて、脱衣所やら売店やらが完備されば、それは魅力UPにつながるのだろうか?

たまに、アホな芸能人が、塩辛とかホヤのような珍味を食べ、「これは全然クセがなくておいしい」とか言うが、だったら、珍味なんて食うなよと思う。

そんな感じ。

つまり、「こんなん、けもフレじゃない」という印象を与えてしまったことは、元々がカルト的な人気を誇った本シリーズだけに、(制作前のゴタゴタ含め)大失敗の2期になったと思う。

私が本作で違和感を感じたのが、フレンズ=動物<人間 という図式が成り立っているような部分だ。

例えば、3話で「イルカとアシカが、ヒトから拍手を欲しがる」、5話で「ゴリラが、ヒトから動物の支配方法を聞こうとする」、9話で「イエイヌが、ヒトを守りヒトに従属することを喜びに感じる」など、やけに「人間本意」「動物(フレンズ)は人間のためにいる」「人間から動物を見た一方的な視点」を感じるのだ。

もともと、「けもフレ(1期)」は、動物=人間=フレンズ という構造で、それこそ、「のけものはいない」温かな作風を生み出していたはずではないのか? いくら監督が変わっても、作品の根底にある魂には、触れてはいけないと思う(特に9話は不快だった。最終回Cパートは、元々予定されていたものなのか、それとも、9話の大ブーイングを受けて、急遽付け足したものなのか。めっさ気になる~w)。

私は別にけもフレのファンではない。一期の評価は☆3(普通)だ。たつき 監督にも、そこまで同情していない(てか、裏側とかあんまり興味ない)。

そんな私がフラットに観たとしても、一期よりも確実につまらなかったと思う。

結局、一番心に残ったのは、6話や12話の「かばんちゃん」だしね。あれは泣かされたわ(笑)
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆3
あれ? 続編じゃないの? サーバル出て来て、おっ!? となった。サーバルが、なぜカバンちゃんを忘れてる? 1期のサーバルとは違うサーバルなのかな? んで、種族全体で記憶を共有しとるとか。

2話目 ☆2
パンダ、強いな。まあ、熊だし(笑) ヒトを探してるフレンズ、、、カバンちゃんかな?

3話目 ☆2
なんかこう、退屈なんだよな~。拍手が欲しかったってのも、妙に人間目線なんだよな。ラスト、カバンちゃん?

4話目 ☆2
アリツカゲラって、1期でも出てきたよね? なのにサーバルの記憶がないというは、やはり、1期とは違う地域か、時間軸なのかな?

5話目 ☆3
ヒトは怖いという価値観。ヒトから動物を管理する方法を学ぶって、、、「動物」ではなく「フレンズ」ではないの? この世界では。紙相撲の展開は良かった。バーサーカー? カバンちゃん!

6話目 ☆4
やっぱり、サーバルは、1期の後で再度セルリアンに食われたのかな? それとも、1期のラストに食われたのが、遅効性の効果があったのかな? カバンちゃん、ここでサヨナラ? まあ、また出てくれるか。成長したカバンちゃんの姿が嬉しかった。

7話目 ☆2
個性の違い、優劣の無さを表現したいのだろうけど、ストーリーメインの作品で、この話、いる?

8話目 ☆2
トキ、というか金田さん、お元気そうでなにより(笑) ライブ、作画ガチだけと、「それ」が、今の監督がやりたいことだったの? だとしたら、ニーズとは違うと思うんだけど。

9話目 ☆1
イエイヌ? ハスキーかな? 地球から人類いなくなって、月に移住? キュルル、イエイヌさんを放置してサーバルとキャッハウフフって、鬼畜かよ(汗) イエイヌさんに対して、あっさりしすぎじゃない? 違和感しかないな。

10話目 ☆3
人の思いに反応するセルリアン。一期のEDの観覧車? ぬいぐるみの数はその動物の個体数の比喩という話を聞いた。リョコウバト、人間は、絶滅したってことですね。なかなか、けもフレっぽくなってきた。

11話目 ☆3


12話目 ☆3
なんかこう、みんながいるところが私の家って、「え? そんなありきたりなオチで良いの?」という感じ。ただ、かばんちゃんには泣かされた。
{/netabare}

投稿 : 2024/04/13
♥ : 35

85.7 4 ジャングルアニメランキング4位
Dr.STONE(TVアニメ動画)

2019年夏アニメ
★★★★☆ 3.8 (753)
3292人が棚に入れました
全人類が、謎の現象により一瞬で石化して数千年――。超人的な頭脳を持つ、根っからの科学少年・千空が目覚める。「石器時代から現代文明まで、科学史200万年を駆け上がってやる!」。絶体絶命の状況で、千空は仲間を探し、世界を取り戻すことを決意する!

声優・キャラクター
小林裕介、古川慎、佐藤元、中村悠一、市ノ瀬加那、沼倉愛美、前野智昭、村瀬歩、上田麗奈、高橋花林、河西健吾、麦人
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

はーすげー!へーすげー!の連続

原作未読


JUMP案件全24話。
謎の石化ビームで人類が活動を止め3,700年。いにしえの時を越えて石化が解けた一握りの人類が科学の途絶えた地球でその科学の知識を駆使して失地を回復していく物語。
主人公はどんだけ幅広く深く網羅してんのよ!なスーパー理系高校生の石神千空(CV小林裕介)。見た目は下仁田ネギを擬人化してオーケンのメイクをしたような感じ。ジャンプっぽいデザインです。そして同級生の高校生ら数名。

『戦国自衛隊』だと現代兵器を信長時代に持ち込んで大暴れとなりますがこちらは持ち込み不可。3,700年ほったらかしだとさすがに文明は絶えて石器時代以前の原始時代かのよう。
同期の『本好きの下剋上』のように現代の頭脳を持ったまま後進文明に乗り込んで「無ければ作ればいい」を試行錯誤するのに似てます。『JIN』も同系統でしょう。そしてさらに文明がないところからスタートするのが本作なわけですからこのテのものでは最難関ハードル。ちょっとワクワクします。

それと自分幼稚園の時でしょうか。世界名作劇場『ふしぎな島のフローネ』から漂ってきた匂いと同じものを感じます。OPもEDも覚えてます。木の上の家は憧れでした。
つまりあぁそういうことか。原体験からくる刷り込みがどうやら自分にはあるようです。
イキリ主人公が教育上どうかとは思われど、少年少女が“科学の面白さ”に触れる良い機会になるやも。


 {netabare}オイラ文系でラッキー?{/netabare}


化学ならびに物理の理系科目に不案内なため、アニメで描かれている試行錯誤の産物が乾いたスポンジに水が浸み込むようにすーっと入ってきます。

{netabare}パクチーとライムなんかでコーラ作れんの?マジでスゲー!{/netabare}

信じるかどうかは俺次第 キリッ なんす。

そして前半のOP「Good Morning World!」がすこぶる良い。なにが良いかって作品にばちっとハマる感覚。久しぶりです。ピストルさんっぽい声質もしっくりくる良曲です。


障害ももちろんありますよ。
文明を起こそうという主人公らを妨害するのは野生の肉食動物や自然の猛威だけかと思いきやそう簡単ではありません。
アンチ文明の敵対する勢力もわりと序盤から登場し、主人公らの前に立ちはだかります。まあバトル要素ですね。


 科学の試行錯誤+バトル要素


このバランスが崩れず2クール完走でした。原作が続いているので続編期待な感じでの終幕。
大袈裟でしょうが“人類の叡智”の触りを感じるのにちょうどよい良作です。ごちそうさまでした。



※オマケ

■“霊長類最強の男”獅子王司ってどうよ?

あらためてこうして見るとすごい名前ですね。さてこの方について
好きですか?嫌いですか?どんなキャラだと思いますか?
私はちょっと受けつけないですね。作者の術中にはまってるのかもしれません。

1.{netabare}動くゴールポスト

敵視する対象が最初は“我欲にまみれた汚い大人”。ピュアな若い連中のみ石化解除しようともちかけ、それを千空に拒否されることで対立の芽が生じました。描かれてませんが、「お前らが年くったらどうすんだ?」と疑問符が浮かびます。
それがいつの間にか“科学を信奉し文明を起こそうとする者”へと。考えが深化したとみるよりゴールポスト動いてんじゃんとみてます。でさっそく作中でツッコミが入りました。途中出会った集落の科学?青年クロムについて千空が言及「俺を殺しても次が出てくる」と。まさにその通りなんですよ。
そのため獅子王司の目指す未来は破綻が約束されてるようなもんです。{/netabare}

2.{netabare}ポル・ポトと変わらん

毛沢東と迷うところですがこっちかな。最初は知識階級だけだったのが順次粛清対象が拡大して…
力で押さえつけるしか方法がないので、この世界で肉体での戦闘力に秀でた司が首領ポジションにいるのがしっくりきます。原作未読の戯言ですが、司陣営でそのうち粛清が始まることでしょう。{/netabare}



■スイカ役の高橋花林さん

超個人的なつぶやきです。
この方1年前の迷作『ソラとウミのアイダ』で主役張られてた方です。すでに多くの方の記憶から消え去っているかもしれない作品ですね。
新人でおそらく初めてゲットした主役級の配役があれでと。そのことをもって高橋さんの今後を案じる旨をレビューで書く、という余計なお世話極まりないことをした記憶があります。
こうして、再会できたのはなによりです。ぜひ頑張ってください。



視聴時期:2019年7月~2019年12月 リアタイ  

------


2020.02.07 初稿
2020.07.19 修正
2022.01.30 修正

投稿 : 2024/04/13
♥ : 68
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

悲しき熱帯

トムス・エンタテインメント制作。

地球上の全人類が石化する怪現象が発生。
生き残った少年少女は科学を頼りに、
再び、原始生活から歴史を歩み始める。

語り口が一風変わったサバイバル冒険譚で、
舞台の西暦を聞き、楽しいかもと確信した。

主人公は科学を信奉する合理主義者で、
偶然であれ必ずそこに合理的な理由があると、
数々のトライ&エラーを繰り返しては、
仲間とともに町を発展させていく。

太古から始める生活も、
{netabare}石の時代、火の時代、動力の時代と、
小さな一歩ではあるが、
確実に文明の灯を社会は宿し始めていく。{/netabare}

敵側の集団には少年ジャンプらしい、
主題を持つキャラを配置されていますが、
私はむしろ敵は居なくても良かった。
探索・発見・発明、仲間との友情、
やがて未曽有の危機に瀕した地球の秘密を知る。
そんな物語であってもいいなと思います。

本来、科学とは心まで豊かにするものだ。
人類は心まで実りある社会を取り戻せるのか。
私たちの武器は想像力と好奇心である。

続編が楽しみなアニメですね。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 62
ネタバレ

イムラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

悠大で悠久な物語

<2019/12/22 追記>
全24話見終えました。

面白かったー!

科学の蘊蓄だけでなく、
文明がほぼ原始の世界というだけでなく、
現代に在る科学の凄みだけでなく、
逆転の発想で「今は過去からつながっていて、そして未来に続いていく」ことまでも実感できてしまう。

『悠大で悠久の物語』

ハリウッドが狙ってきそう 笑。

ここは無理があるんじゃないの?という部分ももちろんありますが、そこは架空のお話。
気にしないで見れたモン勝ちです。

二期があるとのことで今から楽しみです。

<2019/7/11 初投稿>
観始めなので評点はデフォルトの3.0です。

原作未読。
あにこれのあらすじ紹介だけで期待値上げてた作品ですが・・・面白いやんけ( ・∇・)

ざっくり言うとタイトルの通り
「ララーシュタインのような髪型した少年が科学でファンタジーに挑む」
と言う感じかな。

ララーシュタインってなに?と言う方は是非、画像検索してみてください。
ついでに言うとこのララーシュタインさんが登場する作品。
OP曲はグラムロックの名曲ですよ。

閑話休題

さて本作、ちょっと変わってる印象です。

普通、物語の分類で
ファンタジーと言えば「科学的裏付けの全くない空想」作品で。
SF(Science Fiction)と言えば「科学的裏付けがあったり、あるように思わせる空想」、 つまり科学と空想が入り混じった作品なのですが。

ところが本作はどちらとも言い切れない。
強いて言えば
「Science(科学) &(そして) Fantasy(空想)」
で「SF」かな

科学的裏付けが全く感じられない現象に対して
めちゃくちゃ地味な科学的考証の積み重ねで立ち向かう。
ScienceとFantasyの二つが融合せず、お行儀よく隣り合ってる印象です。

地味なウンチクも多い。
そう言うの好きな人にはぴたっとハマると思います。

例えば理系のアニオタの私とか( ・∇・)♪

自分は今期、「ヴィンランド・サガ」「炎炎ノ消防隊」「コップクラフト」と並んで注目しております。

<2019/7/15 追記>
2話目観ました。

炭酸カルシウムの4番目の使い道が意味ありげで気になるー笑。

そして新キャラ登場。
獅子王さん。
濃いですねぇ。
{netabare} 空飛んでる鳥を木の上から飛びかかって捕まえちゃったよ、この人 笑。
チート武力{/netabare} 担当だそうです。

さあこれで3人。
人間、3人集まると派閥が生まれるというような言葉がありますが、もしかしたらこれからはそんな展開なんでしょうか。

獅子王さんの発想は昨今の{netabare} 世代間の断絶{/netabare} のようなものを表してて面白いです。

でも、それを是としたら{netabare} ジャンプのような商業誌には載せられなくなってしまいます。
というわけで主役のララーシュタイン、もとい千空さんはかっこよく反発して、{/netabare} 引きへ・・・

でもですよ。
ちょっと思うんです。
もし{netabare} 獅子王さんの考え方に千空さんが同調して物語が進んだら・・・
結局、若い世代同士が新しい利権を奪い合って理想郷なんてできないってことがわかってEND{/netabare} とかSFっぽくてそれもありかなーなんて 笑。


ところで全く話は変わりますが。
他の方のレビュー拝見してて{netabare} 「石化してるのが表面だけならなんで中身の生物は何千年も生きてるの?」{/netabare} というような疑問を複数見かけました。

そこはファンタジー部分だから、と私は飲み込んでおります。
それ言い出したら、{netabare} 石化したら息できなくて数分で死ぬじゃん、という話だし。
仮に呼吸できたとしても水も食料もなければ一週間ももたないし。{/netabare}
そこら辺はファンタジーなんじゃないですかね。

<2019/9/3 追記>
9話まで観ました。

アニメでも映画でもドラマでもなんでもそうですが。

登場人物に対して「なんでそこ気がつかないの?」とツッコんでる自分いませんか?
それは俯瞰して見てる視聴者だからこそのツッコみな訳で。
物語を進める上での重要な部分ほど気がついてくれない。
それが物語の面白み。

ところが、たまにそういうのが極端に少ない作品もあります。
デスノートとかそうですよね。
登場人物が賢いので先の先、裏の裏まで読む。
ところがそれでも裏かかれちゃう。
で、そこが面白かったりする。

本作もデスノと同じ匂いがします。
千空さんはもとより、獅子王さんもかなり思慮深く用心深い。
お互いに裏の裏の裏を掻きあってもう痒いところもないくらい。

もしかしたらデスノの系譜と言える作品なのかもしれないですね。

デスノのようなイケメンいないので女性人気は覚束ない感じですが、理系男の私はハマってます。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 53

81.7 5 ジャングルアニメランキング5位
BTOOOM!(TVアニメ動画)

2012年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (2108)
11115人が棚に入れました
全世界で300万本以上売れているこのゲームの武器に、銃の類はない。
BIMと呼ばれる爆弾のみだ。
レーダーで相手を見つけ、8種類のBIMを戦略的に駆使して敵を爆殺する。
それが、このゲームで勝つためのポイントだ。

22歳になっても職に就けず、さえない日々を送るだけの人生。
それが俺、坂本竜太(さかもとりょうた)の人生――。
だが、この【BTOOOM!】というネットゲームの世界では、
俺は誰よりも強く、
誰よりも尊敬され、
そして、誰よりも偉かった――。

しかし今、俺がしているゲームは仮想(バーチャル)ではない。
現実(リアル)だ。
無人島で、BIMを持たされ、戦う意味すらわからないまま、人殺しを強要される。

理由もわからず連れてこられたプレイヤーたちによる、生き残り(サバイバル)ゲーム。

現実世界で行われる【BTOOOM!】(殺し合い)。

生への渇望。
失われていくモラル。
侵食する狂気。
肥大化していく欲望。

全てが混ざり合い、粉々に砕け、

爆殺遊戯の幕が上がる――。

声優・キャラクター
本郷奏多、三森すずこ、大川透、沢城みゆき、中村悠一、高橋名人

アシュコロン さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

生き残るための、人間の本質が問われるゲーム

拉致された老若男女が
とある無人島で脱出を懸けてサバイバルゲームを行う。
ゲームのルールは端的に言うと
他の人を最低7人以上殺すこと
ただし武器は「爆弾」のみ。

このアニメの見どころは
・さまざまなタイプの爆弾を駆使した戦闘シーン。
・サバイバル且つ殺し合いという過酷極まりない状況下で
 人間の心理状態がどのように変化するのか
 というところです。

爆弾にはさまざまなタイプがあるので
戦闘のバリエーションが豊富でとても見ごたえがありました。

そしてこういう窮地に立たされると
人間は自身のより本質的な部分を晒すことがわかりました。
社会に対してのモラルや人の倫理観などの縛りが
この無人島では一気に解放され
どんな悪逆無道も善悪を問わずにひたすら殺し合う。
まさに地獄ですね。

こういう時こそ人は助け合うべきだ、という者。
またその逆もしかり。
人の協調性を逆手にとり利用し、裏切る者。
さらにはこの状況をゲームがごとく楽しむ者。

自分はもしこのような状況に陥った場合
はたしてどのような選択をするのか…
と心の中で問いかけながら見ると
より面白いかもしれません。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 67
ネタバレ

ゼロスゥ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

爆弾型バトルロワイアル!

話の設定がすごく好きです。
キャラデザはあまり好みではないのですが、爆弾を使ってのバトルシーンの作画は迫力があって良かったです。

1話感想
{netabare}
敵があんだけ爆弾投げまくって死ななかったのに、こっちが一個爆弾しかけただけなのに殺せるってどーいうことなの?
圧倒的主人公補正ですねw{/netabare}

2話感想
{netabare}
今回はヒミコサイドの話ですね。
てかヒミコかわいそすぎんだろ・・・
ヒミコがあの部屋から逃げ出せたんだから事件が解決されたといってもいいのに、それで島送りにされるってどんなだよ。
てか先輩の部屋に行きたがったの友達の方じゃねーか!
理不尽すぎんだろ!

てことは主人公が島に連れてこられたのはお母さんのせいなんだろねきっと。
いや、お母さんは悪くないのか?
働かないのがだめなんだし・・・
まぁなんでもいいやw{/netabare}

3話感想
{netabare}
ついに本格バトル始動です!
にしても平のおっちゃんはいいキャラしてるわ。
普段頼りなさそうに見える人がいざという時には超キレる、そういう人は結構好きです。
でも、坂本も伊達に主人公やってないねw
武器持ってる奴らがいるのに動じないなんて、やっぱ主人公はこうでないと。
てか、部屋で引きこもっている時とのギャップがすごいなw{/netabare}

4話感想
{netabare}
何か危ない子が出てきたよ!?
親父の方は中々エグイ死にざまでしたね。
てか、親子なのに顔似てなさすぎw

あの近距離で爆弾受けても死ななかったってことはあの子も主要人物なのかな?
主人公並みの補正がかかってますねw
あのモブっぽい弁護士のおっさんは今頃どっかであっさり死んでるんでしょうか?(;゚∀゚)

ちょっと原作が読みたくなってきましたw{/netabare}

5話感想
{netabare}
ようやく正ヒロインと行動することになりましたね。
準ヒロインはおっちゃんってことでw
バトルというほどのバトルはなかったけど、たまにはまったり?と話をしてもいいじゃないか!
中々エグイアニメだしねw

てか、オオトカゲって何ぞ!?
あんなのが普通に生息してたら殺し合いをするとか以前にみんな食われてしまうんじゃないか?
実際爆弾とか関係なく死んでしまう人とかもこれから出てきそうですね(;゚∀゚){/netabare}

6話感想
{netabare}
坂本いいね!
やっぱ主役はこうでなくては!
まぁわざわざはしごに上らずとも、普通にとっとと爆弾投げてりゃいいような気もしますがねw

ところで仕事中のおっちゃん、悪い顔してたね~。
あんないい人なのに、信じられないです(;゚∀゚){/netabare}

7話感想
{netabare}
坂本の運動神経おかしいだろ!?
引きこもりですよね!?
毒ガスからの逃げ方がすごすぎんだろ!
一体どこにあんな力が・・・?

そして宮本・・・
今回は中々のグロ映像でしたね(;゚∀゚)
あいつ結構いいキャラしてるからもっと最後まで残っていて欲しかったのに・・・

弁護士のオヤジ?
ああ、いたね~そんなのも。(興味なし){/netabare}

8話
{netabare}
手が吹っ飛んでも生きていられるものなのか?
即死はないだろうが普通は出血多量とかでお陀仏な気がするんだが・・・(;゚∀゚)

伊達って奴はひどい奴だねほんと。
でもおっちゃんの治療をしてくれてたっぽいよね。
何が目的なのか・・・

あとは出てきていきなり裏切りおった女ですね。
もうこの島では裏切りがあたりまえなんだね。
俺がもしBTOOOMに参加させられたらどうなるんだろう。
誰か仲間を作ってもやっぱり裏切ってしまうのだろうか・・・
それ以前にビムの使い方を誤って自爆したり、オオトカゲに食われて人知れず死んでしまいそうな気がしますねw
我ながら情けない(;゚∀゚){/netabare}

9話感想
{netabare}
史上最強のニート、それが坂本だ!
とは言ってもさすがにここまでの主人公補正はやりすぎなんじゃないかなぁ・・・?
ファイヤーを使ってたオッサンは一個のビムであっさり死んだのに坂本は三個ぐらい一気にくらったのに生きてたよ!?
いやまぁくらってないから生きてるんだけど、あの状況でくらわないのはさすがに無理があると思うんだ俺は(;゚∀゚){/netabare}

10話感想
{netabare}
坂本さん、マジすみませんでした!
前回は主人公補正で生き残れたとかなんとかほざいてしまって本当にもうしわけございませんでした(;゚∀゚)
ちゃんと坂本は考えてたんだね。
今回もまたピンチな感じで終わったが坂本ならまぁ大丈夫だよねw
結果として坂本は織田に負けてしまったが、ほんとに良い戦いで、これからの二人の対決が楽しみです。
{/netabare}

11話感想
{netabare}
ヒミコ自重しろw
ヒミコが胸でビムを跳ね返した時に変な声を出しやがったせいでおもわず吹いちまったじゃねえかw
シリアス展開台無しだよ(;゚∀゚)

村崎さんは伊達を許してしまったのか。
どこまでいい人なんだよ。
俺にはいまいち理解できないが、ほんとに伊達のことが好きだったということだけはよくわかるよ。
てか、村崎さんも坂本に負けず劣らずの生命力を持ってますよねw
腕なくなったのに生きてるし、伊達のビムくらっても復活するしw

次回最終話か・・・
ほんとに最後のは平さんなんかな・・・{/netabare}

12話感想
{netabare}
まさか平さんが死んでしまうとは思わなかったよ(T_T)
てかその後すぐにラブコメってる二人ってどーなの?
大事な仲間が死んでしまったら普通はしばらく立ち直れないと思うんだが(;゚∀゚)

最後だけOPが変わってましたね。
なかなかカッコいい曲だと思いました。
変える必要があったのかいまいちわからんがw
流れてきた映像もこれまでの戦いの総集編って感じで中々良かったです。{/netabare}

総評

かなり楽しめたバトルアニメでした!
終わり方からしてこれは2期あるでしょうね。
大いに期待して待ちましょう!

投稿 : 2024/04/13
♥ : 62
ネタバレ

ストライク さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

サバイバルボンバーマン!

原作 漫画 未読

主人公は、職にも就かないニートで、ネットゲーム依存症?ですかね。
(やりたい仕事に就けてる人なんて、ほんの一握りなんだから、割り切って働けよ!って言いたい。)
お気に障ったらすみません。m(_ _)m

なんか最近、ネットオタクの作品が多いような気がしますね。
(作者がそうだった人が多いかならのかな?)

2話までの感想

爆弾で殺し合うサバイバルですか~。(ボンバーマンですね)
設定は面白いかな?
ヒロインのヒミコが金髪外人で、今後どう絡んでいくのか?ちょい楽しみです。
サバイバルだから、「未来日記」の様に、 {netabare} 最後はどちらかが死んでしまうのか? {/netabare}
この辺も気になるが、原作がまだ連載中なので、どう終わらせるのか?注目ですね。

まぁまぁ面白そうな作品です。(^^;

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最終話まで見た感想
{netabare}
男嫌いだったヒミコが、主人公の竜太に何度か助けられ、ネットのゲームの中で竜太と結婚した事もあってか、段々惹かれて行ったのには、良かったな~って思いました。

最終話で、ヒミコがネットのヒミコと同一人物だと分かり、二人の絆が深まったのも良かったです。
竜太がその場の流れでヒミコとしないで、「二人で一緒に帰って自分から正式に申し込む」っと言ったのは、好感が持てました。
この島に来て、竜太が大分大人に成長してきた事が見て分かりました。
その点でも、好感度が上がりましたね~。

ラストがまだ話途中で終わってしまったので、凄く続きが気になります。

個人的には、まだ終わりそうのない作品を、アニメ化しないで欲しいもんです。
だって、続きが気になって仕方ないから、原作買っちゃいそうになります。
これがアニメ化する目的の一つなんだろうけど、やれやれだ!
(ーдー)ハァ
{/netabare}

続きが気になり面白かったので、是非2期やって欲しいですね!

バトルロワイヤルや、
「未来日記」が面白いと感じた人にはオススメです。
!(*^ー゜)b! グッ

投稿 : 2024/04/13
♥ : 53

76.0 6 ジャングルアニメランキング6位
劇場版ポケットモンスター ココ(アニメ映画)

2020年12月25日
★★★★☆ 4.0 (42)
178人が棚に入れました
ポケモンに育てられた少年ココ。
この夏、ポケモンと人間の、新たな絆が生まれる。


人里から遠く離れたジャングルの奥地。

そこに、
よそ者が足を踏み入れることを許さない、
厳しい掟で守られたポケモンたちの楽園、
オコヤの森があった。

その森で、幻のポケモン・ザルードに、
ポケモンとして育てられた少年ココ。

自分のことをポケモンだと信じて疑わないココは、
ある日、サトシとピカチュウに出会い、
初めての「ニンゲンの友達」ができる。

自分はポケモンなのか?
それともニンゲンなのか?


オコヤの森に危機が迫った時、
ポケモンと人間、親子の愛が試される。

声優・キャラクター
松本梨香、大谷育江、林原めぐみ、三木眞一郎、犬山イヌコ、堀内賢雄

lumy さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

圧がちょうどいい。

公開初日に(こどもに言われて)観に行かされましたw
劇場で観たポケモン映画は、
元祖・ミュウツーの逆襲以来ですね。

視聴後の感想は、意外に、思ったより、良かったです。
どの程度のものを期待してたかというと、
程よいストーリーで、程よい作画で、程よく泣ければ
いいかなと思っていたのですが、
これらが期待をちょっと上回る内容でしたね。
特に作画は、けっこう気合が入っているので、
子ども向けとあなどってはいけません。

子ども向け映画の鉄板はドラえもんだと思うのですが、
最近のドラえもんは賛否があるようなので、
(泣かせよう、こうあるべきという圧が強い)
本作ぐらいの道徳心と泣かせ具合がちょうどいいです。
というか、涙腺は思ったよりも緩くなっているみたいですw

ゲスト声優のお二人も、作品に合っていて
違和感ありませんでした。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 12

takato さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

近年のポケモン映画のテーマは「協力」。ココがもっと良いショタボイスだったらなぁ〜。(78点)

 サトシのキャラデザが変わった前作がなかなか良かったので、評判の良い本作も鑑賞。子供向けプログラムピクチャーの良作としてポケモン映画が新たに台頭してきたか…。


 本作を見て改めて感じたが、前作から「伝説のポケモン」などの強力なポケモンんを中心にした話ではなく、弱小なポケモンや人間たちの協力が一番燃えるポイントに変えてきている。


 本作のクライマックスはピカチュウがアイアンテイルを打ち込むだけなのに滅茶上がりました!。弱小なポケモンたちも協力しあい、コンビネーションを巧みに組み合わせ、リレーするようにピカチュウに決定打をキメさせる。それを非常に縦横無尽なカメラアングルで描いてくれるから見事としか言いようがない。


 それに至るまでのセットアップもシンプルながら強い動機づけを上手く積み上げられているからこそより上がる。ポケモン同士だけでなく、人間とポケモンの協力という面も町での描写からしっかり作れているし、なによりココが人間とポケモンの架け橋という存在に収斂していくからハマっている。


 敵の存在が少々微妙とか、ココがちゃんと良いショタ声の声優さんだったら…というないものねだりも少々あるけど大満足な出来栄え。「うさぎドロップ」と同じく、親にはなっていくもの、子供に教わり救われる、という親子といポイントもちゃんと抑えている。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 12

みのるし さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

めーいっぱい泣かせていただきました。

ポケモンの映画にはホントにお世話になったなぁ。
うっとこの娘がちっちゃいころ夏になったら必ず映画館にいってたもんさね。

いつくらいまで見に行ってたかなぁ。
ルカリオくらいかなぁ。

確かルカリオの時、名古屋にポケモンの遊園地が期間限定で開催されてて、それ行ったなぁ。

そこでルカリオの帽子買ったんだけどあれどこいったかなぁ。


劇場版ポケットモンスター ココ。
これ実は見たかったんだよなぁ。

もう娘と一緒にポケモンの映画を見に劇場まで足を延ばすなんてことはありませんので、ひとりでこっそりアマプラで見ちゃいました。


ああ。ポケモンの映画。

それだけでなんか夏休みだなとか子育てが大変だった時期だったなとかなんかいろいろいろいろ思い出して。

いやー。ポケモン全然知らんやつばっかじゃん。
ラ・ラ・ラ言えるかなーポケモンの名前ーってボクの知ってるポケモン全然いないじゃんかー。

にしてもロケット団。相変わらずいい仕事してくれてるぜ。
コジロウ声炭次郎の親父じゃんか。もっと声若かったのになぁ。
ムサシは全然かわってないのね。あとニャースも。
なんだかとってもいいかんじーってのはもう言わなくなってんのか。
あれ好きだったのにな。


そんな心持でもってこの映画見ちゃうとですね。
そらあもうだめですってば。


めーいっぱい泣かせていただきました。

話はですね、やっぱりご時世かグローバリゼーションの波が押し寄せていてなんかヤな感じなんですが、カンクローのくどい芝居と上白石妹のアレな芝居がいろんな意味でとにかくよくて、まいりました。

なーんかよかったですわ。
たまにはポケモンの映画もいいもんですな。

なんだかとってもいいかんじーーーーー。
なのでした。


終わり。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 5

65.3 7 ジャングルアニメランキング7位
ジャングルの王者ターちゃん(TVアニメ動画)

1993年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (103)
602人が棚に入れました
アフリカのジャングルの平和を守るターちゃんやヂェーンと、そのジャングルの動物たちが繰り広げるお下品ネタ満載のドタバタギャグアニメ。アニメ化の際、原作の特徴とされていた過激な下ネタの大半がカットされ、ややソフトな下ネタに変更されている。

AKIRA さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

原作と比べると

下ネタが鳴りを潜めてしまってますね

ギャグとシリアスのバランスが絶妙でした

投稿 : 2024/04/13
♥ : 2

CHOHIKKI さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

文句なしの

王者です!!笑えるし良い話もある!

投稿 : 2024/04/13
♥ : 2

ウィラード さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

バトルアニメだし面白いぞ!!

バトルアニメだから面白いよ うん
今だったら金玉で空飛ぶのとか絶対出来ないやん
とか笑える箇所は多々ある

なんだろ、チャージマン研の時の「キチガイ」発言と同じでそういう場面があって面白いかな

バトル作品として楽しかった

投稿 : 2024/04/13
♥ : 1

63.6 8 ジャングルアニメランキング8位
狼少年ケン(TVアニメ動画)

1963年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (10)
57人が棚に入れました
熱帯地方ドガールのジャングル。野生の狼の群れの中に、“二本足の狼”と呼ばれる人間の少年がいた。狼のママに育てられたケンだ。ケンは乳兄弟の双子狼・チッチとポッポと一緒に楽しく遊んで暮らしていたが、牙を持っていないことから、なかなか一人前の狼として認められずにいた。冒険の旅に出たケンは、海の彼方にある失われた都にたどりつき、守り神の白銀のライオンから「強く正しい狼になるために使うのだ」と、牙の替りのナイフを与えられる。そうして森に戻ると、動物たちを襲うジャングルの三悪トリオや密猟者などから森のみんなを守るために活躍し、片目のジャックをはじめとする狼一族のメンバーからも、次第に勇者と認められるようになってゆく。

声優・キャラクター
西本雄司、田上和枝、大竹宏、八奈見乗児、内海賢二、水垣洋子

lZQnV50529 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

子供の頃の思い出

 熱帯で男の子(ケン君)が胴巻き(というか、ミニスカートみたいなものか)だけを身につけて狼と暮らす、という話で、ケン君の顔は、唇が厚く独特の風貌でした。ここらへんは、斬新というか、正直ショッキングでした。いや、今放映されればもっとショッキングかもしれません。
 白黒で、しかも線画に近く、作画レベルはお世辞にもいいとは言えません。当時のほかのアニメというと鉄人28号とか、鉄腕アトムですよね。アニメ黎明期の作品としては、かなり意義があるのかもしれません。
 お話の内容はよく覚えていませんが、スパイダーマンみたいに、ジャンクルの中の木の枝から別の木の枝に「つる」を利用してスピーディーに移動できるシーンが多数出てきました。つるではなくロープが垂れ下がっているようにも見えました。当時の子供(私を含めて)のあこがれで、ジャングルの中でケンみたいな生活をしてみたいと子供心に思っていました。
 OPの音楽、声優さんの声も特徴がありました。当時の子供達が皆、ケン君の声の真似をしていたのを覚えています。
 実は、映画版もありました。資料によると2本あるようですが、私が見たのはそのうちの一つ、わんわん忠臣蔵と同時上映されたものです。テレビシリーズの焼き直しみたいな内容でしたが、カラーで見れたのでそれだけで満足でした。
 番組のスポンサーに森永食品があり、ミルクココアの宣伝にこの男の子が出てきて、よくココアが売れたと聞いています。それだけ、多くの子が見ていたことになり、このアニメの実力がわかります。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 5

k-papa さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6

ターザンを勝手にアニメに?

OPは結構今でもCMでも使うことがあるので
知っている人は多いでしょう。

内容は如何考えてもバローズ原作のターザンのパクリでしょうね。
今の新興国と同じようなこと日本もしていたのだなと。
まあ、今やジャングル大帝がディズニーがまねするぐらい
日本もりっぱになりました。

見た時は楽しめたかな?
正直内容殆ど覚えてませんわ。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 3

68.6 9 ジャングルアニメランキング9位
クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶジャングル(アニメ映画)

2000年4月22日
★★★★☆ 3.8 (189)
1309人が棚に入れました
しんのすけや幼稚園の子供たちも夢中になっている『アクション仮面』の映画最新作「南海ミレニアムウォーズ」が公開される。アクション仮面の敗北を示唆する予告にしんのすけはどぎまぎし、野原一家・風間と風間のママ・ネネとネネのママ・マサオとマサオのママ・ボーちゃん(いつも通り親は不在)は、映画の完成を記念した豪華客船ツアーに参加し、船の旅を満喫する。一方、いつもの春日部は、しんのすけ達がいなくて一部はのんびりしたり、少し寂しかったりする人達もいたのであった。そして夜。待ちに待った船上試写会が始まった。だが、その試写会の途中で上映が突然ストップ。謎のサル軍団が現れてツアーに参加している全ての大人達とアクション仮面役の郷剛太郎を南の島へ拉致し、子供達だけがとり残されてしまった。しんのすけ・風間・ネネ・マサオ・ボーちゃんの5人から成る"かすかべ防衛隊"は、大人達を助けに行こうと、豪華客船に置いてあったジェットスキーを暴走させ、南の島へと上陸。さらに、ひまわりとシロも彼らを追って船を飛び出す。

声優・キャラクター
矢島晶子、ならはしみき、藤原啓治、こおろぎさとみ、真柴摩利、林玉緒、一龍斎貞友、佐藤智恵、玉川砂記子、萩森侚子、大塚智子、川澄綾子、立木文彦、高田由美、富沢美智恵、三石琴乃
ネタバレ

れんげ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

『正義の味方は、タマタマも丈夫なんだね♪』 『当然だ!』

劇場版クレヨンしんちゃんの第8作。
2000年公開。


【前置き】

原恵一さん、脚本&監督作品の第4弾。

前作に引き続き、公開前の予告とは異なる内容から(私の中で)物議を呼びましたが、じゃあ今回も面白くなかったかと言われると、そうではなく。
実際、1作目以降ずっと下り気味だった興行収入も、本作で初めて右肩へ上がったそうです。

さて、第6作が「ぶりぶりざえもん」の映画だとすると、この第8作は「アクション仮面」の映画です。
こう言うと、第1作の「アクション仮面VSハイグレ魔王」が既に…と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、本作ではヒーローとしてのアクション仮面ではなく、俳優としての「アクション仮面=郷 剛太郎(ごう ごうたろう)」がメインの作品なのです。

勿論、しんちゃんも大活躍しますけどね。



【あらすじ】

『アクション仮面』の映画最新作の公開を記念して開かれた豪華客船ツアーに参加した、野原一家とカスカベ防衛隊の家族一同。

アクション仮面を演じる「郷 剛太郎(ごう ごうたろう)」と顔見知りのしんちゃんは、特別ゲストとして客船に来場した彼と挨拶をした後、客船で公開される映画を楽しみにしていました。

しかし放映の途中、突如客船に乱入した猿に大人達が捉えられ、近くの無人島に連れ去られてしまったのでした……。



【論じてみる】
{netabare}
まず本作は、これまでどこかしかで表現があった魔法的なファンタジー要素が、一切無い作品です。
故に、しんちゃん達カスカベ防衛隊の、地力が見れるのがポイントですね。

常識人の風間君、泣き虫のマサオ君、博識のボーちゃん、そして…回を重ねる毎に暴力性を増すネネちゃん、。
猿に連れ去られた大人達を探しに行こうと、無人島へと突き進むこの5人の活躍は、少々尺稼ぎ感のようなエピソードもありましたが、総じて小ネタが一杯で楽しめました。

今作で一番笑わせてくれたのは、「マサオ君」でしたね。
本編で、お嬢様の「酢乙女あいちゃん」に恋をしたマサオ君は、今作ではピンチの度にその名前を出され、乗せられることで性格が豹変し、奇想天外な行動の数々を見せつけてくれました。
初期から比べると、なんとも濃いキャラになったことで……。

しかし頭の中が あいちゃんで一杯のマサオ君は、崖で手を差し伸ばしてくれたネネちゃんに対し、ふいに

「ありがとう、あいちゃん!」

と言ってしまい、思わず手を離されてしまう場面も……。
「いけない!」と言っていたネネちゃんでしたが、その本心が故意でないことを願ってやみません。


後は、その5人を追いかける「ひまわり&シロ」の奮闘も良かったですね。
ひまわりも勿論ですけど、いやはやシロの万能っぷりが凄まじかったです。
一家に一匹ですね、この綿飴犬は。

ひまわりが皆に追いついた時、しんちゃんを見て緊張が解けたのかふいに泣きだしたシーンは、少~し目頭が熱くなりました。
その涙を優しく舐めるシロも、また優しいんだからもぅ。

そうそう。
ここで、ひまわりから貰った哺乳瓶を回し飲みするシーンの、風間君にも笑かされました。

しんちゃん「トオルちゃん、ママのオッパイ美味しい?」

風間君「うん、美味しいよ、ママ!…………………あっ………。」

誰一人笑うことなく、一同の目が風間君に集中した瞬間でしたね。
しんちゃん、なんというトラップを……www



さて、本作のボスキャラ、無人島で猿達を従える「パラダイスキング」。
これまでのボスキャラと違い、仲間は猿のみなので、総じて本作のオリジナルキャラはパラダイスキングのみ。
そう考えると、少し作品の色が薄い印象ですね。

実際、彼のエピソードとしても、日本を飛び出し無人島に住もうとした動機など無明瞭な部分があり、どことなくキャラ立ちが不安定です。
子供達に人気のアクション仮面を屈服させることの意義はまだしも、大人達を連れ去った理由が無理矢理アニメーターにして自分の自伝を作らせる為というのは、ちょっと首を傾げてしまいます。
見た目だけで言えば、ファンキーなアフロヘアーにダンサーのような奇抜なコスチュームが見栄え良いのですけど。

ただ、生傷だらけになりつつも猿を従えた実力は、正真正銘の本物。
ファンタジー要素が一切無い作品だけに、その格闘術や猿のような身軽な動きは、見ていて非常に格好良かったです。

そして、「貴様、まともじゃない!」と言い放つ郷 剛太郎に対し言い放った台詞

『まともじゃ王様は務まらねぇ。

 王様ってのは欲張りで、気まぐれで、残酷で!!

 ……退屈してるんだ。』

は、その残忍さが際立っていて、とても印象的でした。
{/netabare}



【アクション仮面を演じる、郷 剛太郎の咆哮】
{netabare}
ファンタジー要素が一切無い作品だけに、無人島で皆が助けを求めるのは、やはり俳優でありアクションスターである、郷 剛太郎さんでした。
ただ、本人が言う通り、アクション仮面とは架空の特撮ヒーローであり、彼はそれを演じているに過ぎないワケです。

しかし、子供達を人質にとられ、彼はアクション仮面としてリングの上で、パラダイスキングの言いなり通り、決闘をさせられてしまうのでした。
子供達の夢と、自分のプライドを懸けて……。


「柔道三段、空手三段、剣道ニ段、他にムエタイ、少林寺、サンボ、骨法、ブラジリアン柔術等…、カポエラも少々。」

っと、これだけの格闘技経験を持ち合わせている剛太郎。
しかし、ルール無用のジャングルで培ったパラダイスキングの変則的な攻撃は、それを上回るものでした。

「テメェみてぇなガキ相手のインチキヒーローとは、わけが違うぜ!」

この台詞に激情してしまった剛太郎の気持ちは、同じ男として…なんだか分からない気がしなかったですね。
だからこそ、心配しリングに近付いて来たしんちゃんに、うつ伏せのまま

「やぁ、しんのすけ君…。ごめんよ、カッコ悪くて…。」

と、言うことしか出来なかった彼を見るのは、とても胸が痛かったです。


ただ、涙ぐみながらも「アクション仮面」は絶対に悪者に負けない、と言い放つしんちゃん。
それに呼応して、子供達は勿論、大人達もリングに揃い

「ヘッ、まるでサルだな。」

と、皮肉めいた台詞を吐かれながら、皆で剛太郎を「アクション仮面」として応援していくのです。
それに涙した剛太郎が、空へ

「ウオォーーーー!!!!!」

と吠え、奮闘するこの一連のシーンは、曲の効果も合わさり劇中一番の名場面です。
勿論、ここで特上の蹴りをお見舞いした後に言い放った

「カポエラも使うと言ったハズだ。」

も、忘れられない名台詞です。



勿論、格好良いだけでなく、クレヨンしんちゃんらしいコミカルな要素も、しっかりこなしてくれますしね。
クライマックスで、しんちゃんが彼の「キン●マ袋」にしがみついたシーンが、それを物語っています。

しんちゃん「正義の味方は、タマタマも丈夫なんだね♪」

アクション仮面「当然だ!」

素敵ですね。
子供のこういう台詞に、平然とこう答えられる大人でありたいと、私は常々思います。
{/netabare}



【総評】

「アクション仮面」というキャラクターを最後まで演じ切った、「郷 剛太郎」の活躍と心情が何より魅力的な作品でした。

放映当時は、前作に続いて尺稼ぎ感のある中盤が鼻についたり、パラダイスキングという存在が不明瞭な点からも、そこまで評価はしていなかったのですが…。
今、まさに剛太郎の年代になって見返すと、彼の心情に深く共感してしまい、涙腺が崩壊しちゃいました。

シナリオ的には「んんっ?」っと思うところもありますが、それを補って余りある彼の奮闘は作中と同じく、子供だけでなく大人の心もバッチリ掴むのでは?と思いました。

ではでは、読んでいただきありがとうございました。


ちなみに、彼が吠えるシーンで流れる音楽「アクション仮面の闘志」は、劇場版でも個人的には3指に入る名曲です。
この曲を超える上位2曲は、次の作品の、あの2つの名シーンの音楽しかないでしょう。

次回作は、第9作「嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲」です。


◆一番好きなキャラクター◆
『アクション仮面 / 郷 剛太郎』声 - 玄田哲章さん


◇一番可愛いキャラクター◇
『野原ひまわり』声 - こおろぎさとみさん



以下、ひろしの痔について。
(※例の如く、どーでもいい話なので〆ます。)
{netabare}
作中、しんちゃん考案の「尻歩き」により並み居るサル達を屈服させる大人達でしたが、ひろしだけは持病の痔を気にしていましたね。

ここで思い出しましたが、いつぞや本編でしんちゃんが、ひろしの痔を周囲に話す際に、こう言うシーンがありました。


「オラの父ちゃん、長男なのに痔なんだぞ。」


一瞬何を言ってるのか分かりませんでしたが、このダジャレに気づいた時、ここまで頭の回る5歳児に、私は憧れすら抱いたものです。
{/netabare}

投稿 : 2024/04/13
♥ : 21

メア さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

猿サル猿サル猿サル

「しんのすけが主人公としてメインで活躍する作品を作る」
という方向で制作された作品らしいのです!w(゚o゚*)w

野原家加えて、多くの家族が豪華客船ツアー(『アクション仮面』の映画完成記念)にて、映画を視聴中に突然映画が止まってしまい、サルの軍隊(?)が襲ってきて、親たち(アクション仮面役含め)を連れ去ってしまうのです。
そして残された子供たちの中、かすかべ防衛隊のメンバーが救出に向かっていき、(後にひまわり&シロも)親たちを救出。そして、サルの統率者であるパラダイスキングの野望であるアクション仮面打破を防ぐのです。

今作はなかなか「おふざけ」と「シリアス(的な展開?)」がよく入り混じっていた。
 悪く言うと中途半端ですが、面白い作品でした。

縛られた親たちがしんちゃんの案で行う「大行進」は、昔見たとき真似した記憶が(出来なかったんですけどね・・・)あって懐かしく、これを必死でやったり熱く語る大人たちが面白おかしかったですねヾ(・ω・o) ォィォィ

投稿 : 2024/04/13
♥ : 4

いつさ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

アクション重視

設定や戦闘シーンもよかった。ラストもしんちゃんっぽくて良い(笑)
あと猿が若干怖い・・・

投稿 : 2024/04/13
♥ : 2

69.9 10 ジャングルアニメランキング10位
グリザイア:ファントムトリガー THE ANIMATION スターゲイザー(アニメ映画)

2020年11月27日
★★★★☆ 3.7 (44)
262人が棚に入れました
トーカ(獅子ヶ谷桐花)は、SORDメンバーたちと共に海外合同合宿に参加するも、その予定は変更され、脱走者・グミ(九真城恵)を追う作戦に参加することとなる。
任務に際しトーカは、両親との記憶や、昔の友人・シホとの果たされることのなかった約束と邂逅し、グミの境遇に想いを馳せる。それぞれが交差する中、トーカの導き出した答えとは――?

声優・キャラクター
佐倉綾音、三森すずこ、内田真礼、南條愛乃、名塚佳織、種﨑敦美、井澤美香子、代永翼、長妻樹里、小見川千明、依田菜津、友永朱音
ネタバレ

ねごしエイタ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

カエル、二羽鶏、牛丼

 前作「グリザイア:ファントムトリガー THE ANIMATION」から一年以上たった今回、新しい仲間ができた続きとなるです。初めて見る人にも、何となくわかるような簡単な解説があるです。

 今回は、美浜学園の生徒トーカを中心に過去に振り返えつつ、グミという少女の過去と現在と対峙決着という展開、何やら濃い内容のようなお話だったです。前回出でてきた生徒は、脇役みたいなかんじになったです。

 トーカ自信と家族を物語る過去と、復讐を背負ったグミとの対比が描かれているです。
 トーカと出会ったグミが、最後どういう反応をするのか?このお話の結末を左右するです。この上ない宿命のようなこの二人の過去は、一人の人物を知る共通点と、運命においてやや深いものがあったです。互いを知った時どうなるのか?、「過去を打ち抜く!」とは何なのか?お話として、前作より面白みがあったと思ったです。

{netabare} 別に印象に残ったのは、任務において出てきた修道服の女の子たちが、言葉遣い、行動、性格においてのギャップも見所だったです。
 でてきた太ったおっさん?が、どこか存在感を示していたのも・・・です。{/netabare}

 戦闘においてやや順調で、少し思わぬことが起こりながらも、淡々と遂行されてしまうトーカが、デューク東郷とも一味違う狙撃で、一度狙われたら相手もおしまいというのを現したある意味での凄まじさを感じたです。

 結局、スターゲイザーというのが、良くわからなかったです。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 4

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

『ビルマの竪琴』の美少女アニメ版が完成したと聞いて!!!「みもり~ん、一緒に日本に帰ろう~」途中から『コマンドー』か『エクスペンタブルズ』になってるとか言いっこなしよ?

エロゲでお馴染みの『グリザイア』シリーズの全年齢版、かつ現在進行形で展開中の『グリザイア:ファントムトリガー』のvol.3をアニメ化した61分の映画です
↓ちなみに2019年にvol.1とvol.2をアニメ化したのが前作になります↓
https://www.anikore.jp/review/1907909/
過去のシリーズとの接点は希薄で、さらには前作のダイジェストも劇場では流れますのでイキナリ今作から観始めても良いと思います


美浜学園に通う生徒達は皆ワケあり
国家諜報機関の汚れ仕事を担うSORD(ソード)と呼ばれる殺し屋として育成されている
前回の事件を機に新たにSORDとなったマキを加えた美浜学園は修学旅行…という体裁でフィリピンのジャングルで山岳訓練を控えていた
しかし合同で訓練を行うはずだった聖エール外国人学校から脱柵兵の捜索依頼をされる事に
脱柵兵の名は九真城 恵(クマシロメグミ)通称グミ
実は以前の作戦中、現地で捨て兵にされてしまい、復讐心を燃やして敵を1人で壊滅し、ゆくゆくは自分を捨てた上司を殺害するのでは?と恐れられているスナイパーだった
グミと一緒に捨て兵にされ戦死したのが、かつての自分のパートナーだと知った美浜のスナイパー、トーカ
トーカは同じスナイパーであるグミの暴走を止めるべく作戦に参加するが、その内心では複雑な想いをめぐらせるのだった…


前作に引き続き、ハイクオリティな美少女ガンアクションが炸裂するGun&Girlsアニメです
単純に女の子が銃をぶっ放すアニメが好きな人は観て損は無いでしょう


前作の助監督であった村山公輔が新たに監督デビュー
脚本はあおしまたかし
もちろんキャラデ総作監は渡辺明夫、ですが前作と違いパート作監は複数に分担でされてます
それでも相変わらず作画クオリティは超高水準で安心しました
作画が良い、という言葉は今作の為にあるとすら感じます


物語はグミの姿に自分の過去を重ねていくトーカ、
孤独な戦いを続けようとする古風な軍人気質のグミ、
そしてSORD達のあまりの非日常的日常風景に翻弄される有坂先生ェ…
という3つが並行して進む群像劇になっています
さらにグミと同じ聖エールの生徒達も作戦に加わり、登場人物は一気に増えていくのが群像劇スキーには堪りません
特に新キャラの1人、ベルベットちゃんに小見川千明というキャスティングが憎いですねw
彼女達のシュワルツェネッガーかスタローンかって活躍にも注目です


グミに帰投を願う仲間達からグミの無線へ「一緒に日本へ帰ろう」という言葉が掛られるのは『ビルマの竪琴』を彷彿とさせます
グミがハルトと逢って初めて発した台詞も横井庄一さんから発せられられた流行語が元ネタでしょう
これを小見川千明や三森すずこに言わせたのが面白過ぎますw
次の『ガルパン最終章第3話』でも同じことをやるんじゃないか?とけみかけは踏んでますがさてどうでしょう?


そして『グリザイアPT』において最も重要視されてるテーマである生きる事、即ち食べる事、が今作でも健在です
61分の中でこんだけ飯テロを仕掛けてくる映画はグルメモノでもそうそう無いでしょう
下手にお腹が空いてる時に観ると辛いかもしれませんw


今作ではトーカが掘り下げられたので、このままクリスやムラサキのエピソードも是非このクオリティでアニメ化をして欲しいものです!
それでは、バイポッドになりたいっ!けみかけなのでした~

投稿 : 2024/04/13
♥ : 2

66.7 11 ジャングルアニメランキング11位
selector spread WIXOSS(TVアニメ動画)

2014年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (583)
2979人が棚に入れました
都会に引っ越してきてから、友人もなくただ日々を特に不満もなく過ごしていた女子中学生「小湊るう子」。
そんな「るう子」を気遣う祖母をみかねて、兄がるう子に買い与えたものは、中高生の男女を中心に人気のWIXOSS(ウィクロス)というカードゲームであった。
渡されたカードゲームを開け、中に入っていたある1枚のカードを見ると、カードの中に描かれた少女が突然動き出した。
不思議に思う「るう子」をよそに、その少女は「るう子」にバトルがしたいと言い続ける。その少女の事をタマと名付けつつ、
不思議な事態に困惑している彼女の前に、るう子の事をセレクターと呼ぶ、同級生の紅林遊月からカードバトルを挑まれる。
タマは一体何者なのか?セレクターとは?
希望、願望、欲望。それぞれの想いを胸に少女たちは危険なゲームの渦に飲み込まれていく──

声優・キャラクター
加隈亜衣、久野美咲、瀬戸麻沙美、佐倉綾音、茅野愛衣、赤﨑千夏、釘宮理恵、杜野まこ、新井里美、川澄綾子、小林裕介、石谷春貴、久保田民絵
ネタバレ

disaruto さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

その結末は…

制作はJ.C.STAFFのオリジナルアニメです。
ジャンルはダークファンタジー・TCGです。
全編シリアスなので、暗い話が苦手な方は注意です。


一期「selector infected WIXOSS」のレビュー。
http://www.anikore.jp/review/896050/


販促する気が全くないTCGアニメの分割二期。
一期では少女たちの残酷な戦い、そして絶望するような終焉で幕を下ろしましたw
二期では全体的に漂う雰囲気はそのまま、セレクターバトルの真相と黒幕に迫っていきます。
終わり方に関してはかなり綺麗に終わっているので、その点では安心を。
「終わり良ければ全て良し」です。
でも途中はMPが削られるかもねw


相変わらず上手いと思ったのは「引き」と「BGM」。
とにかく吸引力のあるストーリー展開でぐいぐい引き込まれ、不気味な音楽が盛り上げる。
キャラクターの狂気性も一期でお腹いっぱいかと思いきや、ぶっ壊れ具合がヤバい方が何人かいらっしゃいましたw

みんな大好き、あきらっきー。
前半は彼女の挙動を見ているだけで楽しかったですねw
ヤンデレの処理には注意を払わないといけませんよ…。
あと、たま。
彼女の曇った表情は、こう、加虐心をね、うんw



本作に苦言を呈するならば二点です。

一点目はストーリー構成。
本作は見ればわかりますけれど「点」では予想以上に面白い。
一話一話の面白さは素晴らしいと思うのですよ。
でも、「線」として見るとどうか、ということ。
徐々に設定が明らかになってストーリー自体が面白い、という感じではないのですよね。
本筋と関係ない所の方が面白い。
そういう回が多いから、終盤に怒涛の超展開になる。
でも、超展開になった割に最終回は綺麗にまとめていますからね。
{netabare}ご都合気味だけれども「みんな復活してよかったなあ~」って思えましたし。
るうるう・たま・ユキ、三人の百合感も当方は大満足ですよw{/netabare}

二点目は伏線。
{netabare}一番気になったのは「幼少期のるう子」ですね。
「何考えているか分からない」とかいうやつです。
この伏線はるう子が実は特別な存在だったことを表すのに、大変有用な伏線だったと思うのですが…。
放り投げられましたw
るう子はちょっと内気で優しい、普通の女の子でしたw{/netabare}


総括して、私は今期の主軸として十分に楽しめました。
物語面ではそこまで高評価は出来ないのですけれどもw

どうでもいいですが、やっぱりカードはバカ売れみたいです。
なにが販促になるか、全く分からんな。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 44

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

シリアスな雰囲気を醸し出しただけで終わった作品

作画や演出はずっと良かったと思います。
しかし肝心のストーリーが色々と破綻していたのと、登場キャラクターひとりひとりへの感情移入が余り出来なかった(何気ない日常シーンの描写などが少なかったから?)のとで、当初の期待よりもだいぶ低い個人的評価となってしまいました。

決して面白くない作品ではなかったんですけどね(第1期の第8話まではかなり面白かった記憶がある・・・)。
ただ、シリアスな雰囲気をひたすら漂わせたものの、結局終わってみると中身が空っぽだった印象だけが残ってしまい、ちょっと残念。

心優しい少女たちが徐々に精神的に追い詰められていってしまう「まどマギ」的な作風のアニメだと本作と同時期に放送中の『結城友奈は勇者である』の方がずっとお勧めです。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 43

takarock さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

selector spread WIXOSSの雑感。

そもそも本作を観始めた当初、本作に期待していたことは、
物語の全容が明らかになったときに
「なるほど!そういうことだったのか!」という謎解きのカタルシス
だったんですけど、これはもう1期終了時点で諦めていました。

なんでかというと脚本が岡田麿里さんだからですw
この理由だと最初から期待してなかったみたいに聞こえますけど、
最初の方は期待していましたよ!w
けれども、設定の整合性だったりは1期の頃から破綻気味でしたし、
私がいくつか抱いた「何故?」という問いに対しても
「想いの力がなせる技」とかそんな答えが返ってくるんだろうなと
たかをくくっていました。

岡田麿里さんは「男子が本当の女子のことを知ったら多分引くと思うよ」
というようなドロっとした生々しい女性の感情だったり、
その感情的なやり取りだったりの描写はすごく上手いと思いますが、
理屈の構築についてはまるで期待できないという
イメージがすでに私の中で定着しておりまして・・・
なので私は2期である本作は、
伊緒奈の体を持ったウリスに対するアキラブリーの百合っぷりを楽しんだり、
アキラブリーの病みっぷりに期待したり、
ルリグとなったイオナの「こんなはずじゃなかった」感を堪能したりと
そういう楽しみ方をしていましたw
あとは「私の中に入ってくるぅぅ」みたいな狙ったようなエロい台詞とかねw

1期、2期と通して言えるのはアキラブリーを眺めているのが
一番楽しいということですw

ストーリーの本筋に関しては
なんとなく予想した通りになんとなく進行していっただけなんですけど、
すでに考察する気力もやる気もない状態だったので、なんとなく楽しんでいました。

なんか酷評みたいになってますけど、普通におもしろかったですよ。
ラストも良かったですし、終わりよければ的な感じでいいんじゃないですかね。
まぁおススメですと言うつもりは毛頭ないですけどね。

「魔法少女まどか★マギカ」の幻影を追って
期待値を上げ過ぎた方にとっては少々残念な出来だったかもしれませんが、
「WIXOSS -ウィクロス-」の販売促進という点で言えば100点の出来だと思います。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 42

66.2 12 ジャングルアニメランキング12位
クレヨンしんちゃん ブリブリ王国の秘宝(アニメ映画)

1994年4月23日
★★★★☆ 3.5 (122)
630人が棚に入れました
野原家の嵐を呼ぶ園児・しんのすけは商店街の福引を当て、ひろし、みさえの両親と共にゴールデン・ウィークは南の島のブリブリ王国へ。だがそれは王国の秘宝を狙う秘密結社ホワイトスネーク団の罠だった。何と誘拐されたスンノケシ王子と瓜二つだったしんちゃんは、親衛隊の美人少佐ルルの努力にもかかわらず、ホワイトスネーク団の参謀ミスター・ハブとおかまの部下ニーナ&サリーに連れ去られる。


声優・キャラクター
矢島晶子、ならはしみき、藤原啓治
ネタバレ

れんげ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

『殺す!殺す!って、気安く言わないでよ!! 子供が見てるでしょうがっ!!』

劇場版クレヨンしんちゃんの第2作。
1994年公開。

前作は夏休み公開でしたが、本作以降はゴールデンウィークに公開となっております。
よって、本作に限っては前作から1年経たずして公開。
スタッフの皆様お疲れ様でした。

前作は作品紹介も兼ねた作りであったのに対し、今作は今現在では定番の、野原一家が大騒動に巻き込まれ、家族の絆を深めながら立ち向かうという方向性を見出した作品でもあります。
くわえて、ファンタジー色も勿論強いのですが、それ以上に強烈な格闘シーンが目白押しで、こちらも後々に継承されていきました。

あと、記憶にある方も多いかもしれませんが、オープニングはクレイ(粘土)アニメで制作されており、以降こちらも劇場版クレヨンしんちゃんシリーズの定番となりました。
これが毎度、クオリティが高く見ていて楽しいんですよね。



あらすじとしては、福引で「ブリブリ王国」への旅行券を当てた野原一家が、旅客機内で
{netabare}
実はその旅行を画策し、しんのすけをある理由から誘拐する算段を立てていたホワイトスネーク団と対峙し、その陰謀に巻き込まれていくというストーリーです。


本作を見た方なら誰もが感じると思いますが、内容はインディ・ジョーンズとアラジンをクレヨンしんちゃんとして上手く混ぜあわせたような作りとなっています。
特にアラジンへの、オマージュが強いですね。

だからこそ読めてしまう部分も多々あるのですが、本作の魅力はなにより、個性的で魅力的なキャラクターが多いことなのです。


まず、初期からしんのすけを付け狙うオカマの2人組、ニーナとサリー。
この2人が、悪党ながらも人間味があり、しんのすけと行動していく内に心境に変化が湧いていくんですね。
勿論、オカマなりにですが。

当初は、「そのガキを渡しなさい!」と声を荒げていましたが、いつの間にか2人は寝ているしんちゃんに対してこうも言っていました。

「寝顔だけは可愛いじゃない…?」
「寝顔だけはね……。」

この内、サリーの声を担当された塩沢兼人さん(本編ではぶりぶりざえもんの声優)は、後の5作目でも味方のオカマキャラで再登板されています。
実際、オカマっぷりが絶妙にハマってらっしゃいましたからね。
ブチ切れた時の口調なんか怖かったりもして、幼少期はちょっとビビりましたけど。
(塩沢兼人さんに関しては、語りだすと長くなるのでメインの第6作で……。。。)


そして、メインのボスキャラの一人。
逆三角形をまさに絵で描いた体格の、ミスター・ハブ。
俳優として活躍されてらっしゃる中田浩二さんの声の渋さが凄まじく、敵キャラらしい冷徹さを見せ、その圧倒的な格闘術?もインパクト抜群。
のワリに、作中とある場面では真面目にコミカルなダンスも披露する万能ぶりも見せてくれます。

悪党でも、ただの悪党では終わらない。
これが、特に初期の劇場版クレヨンしんちゃんシリーズは強くて、個人的に大好きなところです。


しかしなにより私が個人的に押したいのは、劇場版全シリーズ内でも3指に入る程大好きな女性キャラクター。
そのミスター・ハブと世界の命運をかけて戦う

『ルル・ル・ルル』

ですね。
ブリブリ王国の秘宝を求め、秘宝に繋がる鍵となる王国の王子スンノケシと、スンノケシと全く同じ身格好のしんのすけを連れ去るホワイトスネーク団に対し、王の奪還のために動くキャラクターが彼女なのですが…。
その活躍っぷりは、作中でも際立っていました。

基本的に真面目一本で、見た目もショートカットの(私好みの)綺麗なお姉さんなのですが、どこかズレた感覚の持ち主で、流石の野原一家でさえ表情を曇らせる場面も……。。。。
あげくには、オカマの2人組にまで

「あたし達の方が、よっぽどノーマルじゃない?」

なんて言われる始末。

しかし、いざ師匠(カンガルー)直伝の格闘技を披露すると、その圧倒的強さに惚れ惚れしてしまうのです。
彼女が最終戦で言い放った

「鼻が高過ぎたみたいねぇ、ミスター?」



「殺す殺すって、気安く言わないでよ!! 子供が見てるでしょうがっ!!」

の台詞のシーンは、今でも他のアニメでは中々味わえない程の熱さがあります。
私は、何っっ度見ても痺れます。


王子に対しての、愛情にも似た献身ぶりも良いですね。
終盤では、人間味溢れるニーナとサリーが、ルルのその健気な献身ぶりに涙してしまう場面も…。
しんのすけが絡むことにより

「何笑ってんの?」

「感動してんのよ(怒)」

ってやりとりになっちゃってましたけど…。。。。
{/netabare}


総評として。
本作は、前作同様に子供向け色の強い作品ではありますが、初期10作の定番となる『魅力的なオリジナルキャラと、熱いバトルで魅せる』シリーズの地盤が固められた内容です。

そして、今回の敵はしんのすけの誘拐が目的である為、ひろしとみさえが、しんのすけをどれだけ大切に想っているかが垣間見えるのも良いですね。

勿論、定番のギャグも今作はピカイチ。
スカイダイビングのシーン、野生の猿とのやりとり、誘拐直後のしんのすけの立ち振舞いなど、思い返してもニヤついてしまうシーンが多いです。
初期の作品は毎度毎度、よく90分弱でこの内容をまとめたなぁと感心してしまいます。

総じて前作よりも、大人も子供も一緒にっていうより関係無く、誰もが見やすいエンターテイメント作品になっているかと思います。


ではでは、読んでいただきありがとうございました。

次回作は、第3作「雲黒斎の野望」です。



末筆となりましたが、メチャクチャに格好良く、時にはコミカルな天然さを見せて可愛らしい。
そんなルルの声を御担当された、声優の紗ゆり(さゆり)さん。

後に本編でも、しんちゃんの憧れの女性ななこお姉さんを演じて下さいましたが、2012年に55歳という若さでがんにより他界されました。

今回レビューを作るにあたり本編を見返しましたが、やっぱり最っっ高にハマリ役で、ときめくような声でした。

本当に声優さんは、お亡くなりになってもファンの中で耳に刻まれ生き続けるのですね。

改めて、なんて素晴らしい職業なのだと感じ、こんな気持ちを抱かせてくれたことに、感謝の気持でいっぱいになりました。


◆一番好きなキャラクター◆
『ルル・ル・ルル』声 - 紗ゆりさん


◇一番可愛いキャラクター◇
『ルル・ル・ルル』声 - 紗ゆりさん


◆嫁にしたいキャラクター◆
『ルル・ル・ルル』声 - 紗ゆりさん


◇罵られたいキャラクター◇
『ルル・ル・ルル』声 - 紗ゆりさん

投稿 : 2024/04/13
♥ : 17

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

優れたバトルアクションと脚を楽しみましょう…それだけですけど。

 クレヨンしんちゃん人気絶頂の時期の作品ですね。興行収入も良かったみたいですが、面白さでいえばそうでもないです。他の作品のレビュー用に見返そうと思ったら作品を間違えました。せっかくなのでレビューしておきます。

 小学生向けの活劇ですが、大人が見ても楽しめる水準です。90分なのでテンポがいいので飽きる頃には終わるでしょう。私は大変面白く見た記憶があります。1回限定ですが。今回見返しましたが、10年以上間があると思いますがちょっと辛かったです。(クレしんは不思議なことに、劇場版になると対象年齢が下がる気がします。コミックは大人用、TV版は薄く広くで、劇場版は小学生から中学生までしょう)


 それを補ってくれるのがアクションシーンでしたね。冒頭の賊が侵入するシーンからかなり見せてくれます。人が非常に良く動いています。完全なギャグ体型がヌルヌル動いているのがちょっと不思議な身体感覚ですね。ルル=ル=ルルというヒロインのアクションが良かったです。かなり動いていました。それと御御足を大胆に見せてくれてます。

 ドラえもんもそうですけど劇場版になると女性キャラが急にエロくなりますね?お父さん向け?クリエータがなんか表現したくなる?

 それと作中の地下ダンジョンのようなところのギミックの表現が他からの流用だとは思いますが、見せ方が上手くてここは面白かったです。
 
 クレヨンしんちゃんですから、親子3人の冒険譚ですね。珍しく幼稚園組が全く登場しませんでした。みさえとひろしが積極的に物語に関わってくるのが劇場版の特徴ですが、本作については解決に夫妻がかかわったかというと、ちょっと脇役感が強かったですね。
 加えて夫婦喧嘩を頻繁にするのですが、内容がヒロシがみさえに状況を作った責任を押し付けるような攻め方をしていました。これが結構不愉快でしたね。モラハラ…覆水盆に返らず…うーん。時代ですかね。LGBT的な表現もちょっとスレスレでしたね。

 牽強付会的に友情とか欲というテーマが付けられなくはないですが、まあ、童話的な寓意が若干ある程度です。

 
 ブリブリ大魔王…ブリブリ左衛門ではないですが、やはり塩沢兼人さんがよかったなあ…他の役で出てるのにもったいない。やっぱりマクベの声だからいいと思うんですけどね。

 OPのクレイアニメはやっぱり良かったですね。今は3Dですからね。貴重です。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 6

AKIRA さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

インディ・ジョーンズ風のアクション映画

当時はハイグレ魔王と雲黒斎の中間で地味な印象でした。

まだ劇場版2作品目ということもあり方向性が決まっていなかったと思います。

覚えているのもルルくらい… 見たのが昔ということもあるかもしれませんが全体的にパンチが足りなく地味な印象でしたね

投稿 : 2024/04/13
♥ : 4

67.4 13 ジャングルアニメランキング13位
ターザン(アニメ映画)

1999年12月1日
★★★★☆ 3.8 (30)
288人が棚に入れました
幾度となく映像化されてきた『ターザン』の物語がディズニーによって完全アニメ化。英国貴族の息子として生まれながら、嵐によってアフリカに漂着したひとりの赤ん坊。両親を失った赤ちゃんはゴリラに助けられ、たくましく育っていく。だが成長したターザンの前に文明人が現れたことから、ジャングルの平和が破られることになる……。

ソーカー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

思ったよりとんでもないハッピーエンドだったなぁ!?

やっぱりディズニーの作画は半端じゃないすね。
まぁ出だし30分ぐらいはすげーとか思ってたけど、その後はほぼ惰性で見てました。
名作だけによく出来てるとは思うけど、やっぱり典型的なディズニーだから、一時間見たらお腹いっぱいだ。

ターザンが言葉をオウム返ししてる辺りが一番面白かったね。
ラストはハッピーエンドすぎて、もはやコント。あれくらいがディズニーは丁度良いのかな。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 1

75.8 14 ジャングルアニメランキング14位
映画クレヨンしんちゃん 激突!ラクガキングダムとほぼ四人の勇者(アニメ映画)

2020年9月11日
★★★★☆ 4.0 (21)
104人が棚に入れました
自由なラクガキをエネルギー源として空に浮かぶ王国、その名も「ラクガキングダム」。しかし、時代の流れか、近年地上でラクガキを目にすることも減り、王国はエネルギー不足により滅びようとしていた…。「ラクガキングダム」の王国軍は国の命運をかけて、地上への進撃を開始!! その下にはなんと、しんのすけたちが暮らす春日部が!! 描いたものが動き出す、王国の秘宝「ミラクルクレヨン」を与えられし勇者は…まさかの“ちょ~お気楽5歳児”野原しんのすけ!! 果たしてしんのすけは、ほほ~いと描いたラクガキたちと世界をお助けできるのか!?

声優・キャラクター
小林由美子、ならはしみき、森川智之、こおろぎさとみ、神谷浩史、山田裕貴、りんごちゃん、きゃりーぱみゅぱみゅ

ねごしエイタ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

やっちゃえば~、ラクガキは春日部を救うぞぅ

 劇場で初めて令和になってから、クレヨンしんちゃんの映画見たです。クレしん映画において、やたらトラブルに巻き込芽れる春日部だなぁです。クレしんにしては、音楽も何だか凝った感じがしたです。

 空に浮かぶラクガキングダムが崩壊の危機にさらされていていです。ラクガキングダムの防衛大臣の陰謀???により、「ウキウキかきかき作戦」が決行されるのを防ぐため、ミラクルクレヨンが宮廷画家により、勇者として野原しんのすけに託されることにです。
 制圧された春日部を奪還するため、しんのすけや、ミラクルクレヨンから生まれた、ブリーフ、ななこお姉さん???(ニセななこ)、ぶりぶりざえもんと共に、ユウマも途中加えて立ち向かうお話だったです。
 ラクガキがテーマなだけに、しんのすけがラクガキで奇跡を起こす展開は見所です。

 ブリーフ、ニセななこ、ぶりぶりざえもんが、しんのすけに引けを取らず個性的だったです。
 終盤、自分の身を顧みないブリーフ、ニセななこの決意行動は、胸を打たれるです。
 ぶりぶりざえもんも相変わらずで、お調子者で一瞬敵に寝返る行動もとるけど、良いところもあったり、大活躍するので必見です。

 前半、可笑しな乗り物に乗った、変な格好をした兵士たちが、春日部を襲撃するところは、非常識と非現実すぎる行動で、クレしんえいがらしかったです。

 やはり、相変わらずなしんのすけが、全体的にらしさを占めている印象がしたです。ミラクルクレヨンをどう最後使っていくのか?しんのすけも含めて、ユウマもやさしさを見せてくれたと思ったです。

 一番印象に残ったのは、終盤のラクガキから出てきたものもそうですが、前半の春日部に戻ろうとする、しんのすけ、ブリーフ、ニセななこ、ぶりぶりざえもんの行動、ユウマとの出会いと行動を共にする展開だったです。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 5

ハルヒ激love35 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

下手したら将来、令和最高傑作と言われかねない、歴代でもtop10には入れる傑作

ハイグレ~ジャングルまではビデオやらDVD、オトナ帝国からず〜っと毎年足を運んでいますが、今作は久々にきましたね〜。
初めてですね、”クレヨンしんちゃん”というタイトルを回収した作品は。ニセななこお姉さんは間違いなくヒロインです。最後は涙無しではいられなかったです。
あとぶりぶりざえもんのカッコ良さ、これはブタのヒヅメ以来じゃないでしょうか。救いのヒーローの名は伊達じゃないです。
サブキャラの無駄のなさや、子ども達が頑張っているのに対しての大人達の反応、風刺的な描写もあり大人向けとしても好評価です。
いやほんと、声優とか時代とかじゃないんですよ。
声優が交代したから、昔の作品の方が出来が良かったとかでスルーされてる方々、勿体ないですよ〜

投稿 : 2024/04/13
♥ : 4
ネタバレ

ノリノリメガネ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

まさにタイトル回収作品

シリーズ28作目。

「クレヨンしんちゃん」というタイトルを回収するかのような作品。素晴らしい作品だった。
{netabare}
不意打ちだった。ここ7年は橋本監督と高橋監督が交互に手掛けていて、この2人によって当時暗黒期だったしんちゃん映画をここまで立て直してきたわけだけど、ついに今年新しい監督に代わるということで(しかも順番的には高橋監督で私は高橋監督の作品が好きだったため)、正直期待せずに劇場へ足を運んだ。
それがまさかこんなロボとーちゃん以来の感動作を見せられるとは思いもよらなかった。

作画も綺麗で良く動き、音楽にもこだわりを感じた。そして何より脚本がかなりの仕上がりだった。
前半から伏線が散りばめられ、物語の終わりにかけて回収していく様が気持ちいい。
今回は野原一家やカスカベ防衛隊すらほとんど活躍しないという珍しい作品ではあったが、過去作で見たことがあるようなシーンも多く、過去作へのリスペクトを感じた。
しかも毎度おなじみになっていたねんどアニメをOPでなくEDにもってくるなど、既存のルールに囚われない挑戦的なところも兼ね備えていた点も評価したい。

おなじみキャラを封印したとは言え、しんちゃんの孤独な戦いかと言えばそうではなく、落書きによって生み出されたブリーフ、ななこ、ぶりぶりざえもんがそれぞれ魅力を持って描かれ、終盤の演出にそれぞれが一役買っている。

前半は冒険もので、終盤はしんちゃん映画としては珍しい殺伐とした画を持ってきていたが、最後は「カンフーボーイズ」や「B級グルメ」のような歌と映像によって突き抜け、そのカタルシスを表現している。

おそらくぶりぶりざえもんが劇場でしゃべったのは「ブタのヒヅメ」以来だと思うので、それも感慨深いものを感じた。ぶりぶりざえもんの人間臭さが相変わらず良かった。
誰しも生きていれば長いものに巻かれなければいけない瞬間ってあると思うんだけど、そんなぶりぶりざえもんが悩みながらも最後には良い行いをするというところに私たちはロックを感じたり、勇気をもらえたりするのではなかろうか。

京極監督、最初なめててすみませんでした。お見逸れしました。
{/netabare}

投稿 : 2024/04/13
♥ : 3

66.0 15 ジャングルアニメランキング15位
機動戦士ガンダム 第08MS小隊 ラスト・リゾート(OVA)

1999年7月25日
★★★★☆ 3.5 (197)
1209人が棚に入れました
『第08MS小隊』ラストエピソード。戦争終結後、ミケルとキキはシローを探してジャングルの奥地へと向かう。そこでジオンの子どもたちに出会った彼らは、亡くなった重病の子どもがシローの恋人と同じアイナという名前であることを知る。子どもたちとシローの間にはつながりがあるのか?そしてシローの行方は?

ワドルディ隊員 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

視聴者がシローとアイナを好きなのかどうかによって感想が変わる

このアニメは、機動戦士ガンダムの外伝作品の一つ
「機動戦士ガンダム 第08MS小隊」の後日談である。
物語は、ガンダム第08MS小隊のラストから始まるため
事前にガンダム第08MS小隊を視聴する必要がある。

おおまかなあらすじとしてはこんな感じ。
アプラサスを破壊するため、シローはアイナとともに
ガンダムEz8に乗り込み、死闘の末撃破した。
だが、相討ちとなったことにより、二人は生死不明の状態になっていた。
一年戦争が終わりを迎えるとほぼ同時に、08小隊は解任される。
ひとり除隊したミケルは、他の隊員たちからシローを探して欲しいとの
願いを託され、キキとともに旅を続けていたのだが…。

ざっとあらすじを書いたのだが、見て分かる通り
この作品は、非常にシンプルなストーリー展開になっている。
要は、シローとアイナの安否を知りたいと願う
視聴者の要望に応えたアニメなのだ。視聴者の代理人は
シローの部下の中では恐らく一番使いやすい(?)で
あろうミケルを選んだ訳だ。

ミケルとキキが道中で子供たちと出会った場面は
この作品で一番よいと思ったシーンだ。
彼らが、シローやアイナと出会い、名前を授けられたことにより
誇りを持って行動しているのが凄く伝わってきた。

それ以外で良かったところは特にない。
ロードムービーの一つに過ぎないので
MSの戦闘、人間同士の殺し合いに遭遇するような場面は一切ない。
それがあれば、臨場感も増し見ごたえがあったのだが…。

実質、ミケルは、シローとアイナの姿を見るために利用された
駒といっても差し支えない。
個人的には、シローやアイナではなくノリスやギニアスの
前日談を描いた物語を作って欲しかった。
まあ、結局は好みの問題なのだが。

ガンダム第08MS小隊を視聴して、シローとアイナが特に
好きな方ならば見る価値はあると感じた。
シローとアイナに思い入れのない方は見なくて大丈夫だろう。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 10

ひげ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

本編のケツ拭き

勝ったぞ!!!まではよかったけど、うやむやになったラストの補完。
あのエンディング消化不良だなってひとはみるといいです。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 2

こたろう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

あれ?ガンダムは?

その後のお話です。
「ガンダム」なのにガンダムは一切でてきません。
モビルスーツも殆どでません。
まぁ、いいんですけどね。

主人公であるシローとアイナも数秒しかでません。
いいのか?w


行方不明の2人の軌跡を辿る形で物語は進行します。
ちょっと哀しくもイイ話があって、大団円って感じで締められます。

その後どうなってるか気になった人が「あー良かったね」と安心するための一作というところでしょうか。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 1

69.9 16 ジャングルアニメランキング16位
ダンジョン飯(TVアニメ動画)

2024年冬アニメ
★★★★☆ 3.6 (111)
558人が棚に入れました
ダンジョン飯。 それは、"食う"か"食われる"か――― ダンジョン深奥で、レッドドラゴンに妹が喰われた! 命からがら地上へ生還した冒険者のライオス。 再びダンジョンへ挑もうとするも、お金や食糧は迷宮の奥底……。 妹が消化されてしまうかもしれない危機的な状況の中、ライオスは決意する。 「食糧は、迷宮内で自給自足する!」 スライム、バジリスク、ミミック、そしてドラゴン! 襲い来る魔物たちを食べながらダンジョン踏破を目指せ、冒険者よ!

声優・キャラクター
ライオス:熊谷健太郎
マルシル:千本木彩花
チルチャック:泊明日菜
センシ:中博史
ファリン:早見沙織
ナマリ:三木晶
シュロー:川田紳司

かりんとう さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

TRIGGERのアニメの中では良作だと思う

原作 九井諒子
監督 宮島善博
シリーズ構成 うえのきみこ
キャラクターデザイン 竹田直樹
音楽 光田康典
アニメーション制作 TRIGGER


あにこれの評価が思ってた以上に低くて驚きました。
原作は未読なので私には分からなかったのですが、個人的にはTRIGGERは原作ありのが面白いんじゃ?と思いました。
キルラキル、リトルウィッチ、BNAと観てきましたが、正直どれも中間あたりでダレてきて観るのが面倒くさくなるアニメばかりでした。(結局最後が気になるので頑張って観てましたが汗)
サイバーパンクも一様原作のゲームありますけどほぼオリジナルっぽいし、今石さんが監督だし観たいんですけど、中間でダレそうで心配で観れてないです汗。(今石さんだから心配ってのもある笑)
その点ダンジョン飯は原作ありでダレる心配もなく観続けることができましたし、作画はTRIGGERですから全編安定していて良かったです。(作画に関しては心配ないです笑)

2クールが楽しみです!

投稿 : 2024/04/13
♥ : 1

ごまちる さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

あれ?こんなにつまらなかったっけ?

漫画を読んだときははまったのに、アニメじゃ全くダメだ。
こんなに淡々と続くストーリーだっけ?

投稿 : 2024/04/13
♥ : 1

64.5 17 ジャングルアニメランキング17位
ドラえもん のび太の大魔境(アニメ映画)

1982年3月13日
★★★★☆ 3.5 (82)
433人が棚に入れました
春休みのある日、のび太の家に一匹の子犬が迷い込んで来た。その子犬ペコは、山と積まれた航空写真の中から、コンゴにある不思議な巨神像の写真を探し出した。 のび太、ドラえもん、スネ夫、ジャイアン、しずかたちはどこでもドアでアフリカに巨神像の謎を解きに行くことにした。巨神像はバウワンコの神といって、その実物を見た者はいないのだ。そして伝説によると、そこには犬の王国があるのだという。その巨神像を捜し求めてジャングルをつき進むドラえもんたち一行の前に、様々な障害が待っていた……。

ソーカー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

私の原点

劇場版ドラえもんはあまり好きではなかったので、ほとんど見てないのですが、これは結構面白かったかなと。内容もよく覚えているし、大変思い出深い作品ではあります。

アフリカの奥地にある魔境を探しに行くお話なのですが、最初は冒険譚とはほど遠く「あぁ何もでてこねー、つまんねーよ!」と言い、ドラえもんの道具で獣を呼び寄せて楽しむという・・・
この映画のポイントは「先取り予約機」でしたっけ、まぁとにかくそのアイディアに幼い頃は驚きました。要はタイムパラドックスなお話なのですが、正直見所はそれだけだった気もしなくもないです(笑)

アニメは年々進化していくものなので、おそらく出来は後年のドラえもんの方がよいと思います。
まぁ思い出補正ですね、こんな魔境もあり得るかも知れないという夢がつまっておりました。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 11

ASKA さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

旧ドラ大魔境。犬の王国の大冒険。

旧ドラののび太の大魔境です。
今回はジャイアンが秘境に冒険に行きたい!とのび太が秘境をドラえもんの道具で探し、偶然アフリカの奥地に謎の石像を発見、偶然出会った犬のペコと一緒に探検に出かけるお話になります。

途中の道中もハラハラしましたし、途中ある理由でひみつ道具を制限された中での冒険もハラハラしました。ラストの展開は予想できず楽しめました。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 7

kochiro さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

だからみんなで

この作品の挿入歌が大好きです。
大長編ドラえもんの映画では
宇宙小戦争 の「少年期」
雲の王国 の「雲がゆくのは…」
と、本当に武田鉄矢さんの作詞は心に響きます。

だから僕は弱虫なんだ、心の中を探してみたけど
だって僕の勇気なんか、全部出してもこれだけなんだ。

そうだ君も探してくれよ。心の中の少しの勇気を
だって僕と君のを合わせたら勇気が少し大きくなったろう

きっと、みんなの心を合わせたら
きっと、僕は弱虫じゃないよ
きっと、みんなと強くなれるよ。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 3
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