スタジオ・ファンタジアおすすめアニメランキング 7

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメのスタジオ・ファンタジア成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年04月25日の時点で一番のスタジオ・ファンタジアおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

69.8 1 スタジオ・ファンタジアアニメランキング1位
君が望む永遠(TVアニメ動画)

2003年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (552)
2948人が棚に入れました
白陵大付属柊学園3年生の鳴海孝之は、受験生でありながら特に進路も決まらずにいた。
親友の「平慎二」と「速瀬水月」はそれぞれの目標に向かって頑張っていた。そんな2人を見て徐々に焦りを感じる孝之だったが、お互いの関係は、これまで大きな波風が立つこともなく上手くバランスがとれていた。\nそんな彼らの輪の中に、水月の親友で控えめな少女・涼宮遙が入ってきた。
某日、孝之は学校の裏の丘に水月に呼び出されるが、そこに待っていたのは遙だった。そこで孝之はいきなり遙に「好きです」と告白される。彼女を傷つけることを恐れた孝之は、その告白を受ける。
そして運命の歯車は回りはじめる…。

声優・キャラクター
谷山紀章、栗林みな実、石橋朋子、上原ともみ、青木誠、浅井清己、吉田恭子、窪田聡子、ひと美、尼子真理、小林まりこ、川津泰彦、金野恵子、崎山健三、宇和川恵美

雛四季 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

最高の鬱アニメです。

文句なしに最高の鬱アニメでした。
最初の数話はかなりこそばゆい青春を感じれたのですが…。

とりあえず真のOPは必見。鳥肌モノです。

主人公のヘタレ具合に吐き気がして見たくない!っていう人もいるかもしれませんが、逆にそこがいい。
あの人間味ある、弱い孝之こそ君のぞの真骨頂です。

ただ話が重い上にちょっと展開が遅めな気がするので、サクサク見たい人には不向きかも。

個人的には最高ですが人を選ぶアニメでした。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 11

野菜炒め帝国950円 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

僕が望む恋愛もの(改良版)

お勧めシリーズ5作目。
本人の希望により匿名希望氏推薦。

2人の女性の間を揺れ動く可憐な男心を描いたお話。所謂三角関係。全14話。

ドロドロした話が見たいんよと言った時に差し出された一品。
自分は一途な純愛ものよりドロドロした愛憎劇が好きだ。

そういう意味では本作品は十分楽しめたが欲を言えばもうちょい修羅場があれば・・。

序盤、割りと静かな立ち上がりに油断させた所に急襲食らわすようなあの展開。
今が戦国の世ならそこで拙者の首は飛んでたであろう。
正直、結構軽い気持ちで見始めたのだが序盤の衝撃の展開からは先が気になってかなり惹きこまれていた。
とにかくストーリーの展開が抜群に上手くて全く飽きさせない。

こういう三角関係の醍醐味の一つに最終的にはどちらを選んでどちらを切るのか。
切られたほうはどうなってしまうのか、と言うのがあるがこのどちらを選ぶのかが全く予測出来なかった。
結局それが分かったのは全14話中14話目だった。
お前が鈍いだけやとか言わないでくれ。いやそういうことなら程よい鈍感さを持った人のが楽しめるかも。

もう1つの醍醐味に濃密な人間ドラマがある。
無論、所謂純愛ものと言われる作品にも人間ドラマは存在するがドロドロ恋愛だからこそ描ける人間の負の部分の描写があるからこそドラマにより深みが増す。
別に人の不幸と言うか修羅場見てウヘヘと笑いたいだけでドロドロ恋愛ものが好きなわけでは無いのだ。

全体として見てもそれぞれの葛藤、心理描写も秀逸で非常に完成度が高いという印象。
中盤辺りで、こりゃ名作だわと確信。
最終回、選ばれなかった方との最後の別れもその胸中を察すると心が無いと言われた自分ですらさすがに胸に来るものがあった。
こういうのも三角関係だからこそ味わえる感覚。

それと主人公がヘタレ優柔不断という評価がやけに多いのには多少驚きを覚えた。
断言出来るが自分がこいつと同じ境遇に置かれたら大体似たような行動を取るだろう。
これは、ある意味仕方ない。俺はそんな行動は取らないと胸を張って言える男が果たしてどれだけいるだろうか。
言うは易し行うは難し。
この主人公も十分苦しんだ。葛藤もしたのだ。只、良く言えば少し優しすぎただけなのだ。
その主人公も最後には男になった。感動の瞬間だ。
・・別にこの主人公から裏金掴まされたわけじゃない。

脇を固めるサブキャラたちも中々に魅力的だ。
主人公のバイトしてるやけにフリーダムなファミレスの女の子2人も暗くなりがちな物語の一服の清涼剤のような存在だし
店長やヒロイン「水月」の上司も主人公の親友も皆いいキャラだった。

しかしこの中に一際光を放つ人物がいる。
ヒロイン「遥」の妹「茜」だ。
この子がメインヒロインを食ってしまうくらい可愛い。
自分的には、この「茜」と「遥」との三角関係展開も見たかった。
本当に見たかった。何故見せてくれなかったのか。
姉妹のドロドロした三角関係。なんという美味しいシチュエーション。ウヘヘ。。

またこいつは推薦されたからってやたら持ち上げやがってとか思っちゃいけない。
見て頂けたら分かるがこいつは結構な名作。
恋愛ものってやつは、やっぱこうあるべきだと思う。
こういう三角関係から素敵な人間ドラマが生まれるんだ。

三角関係見ると吐き気がするという人以外には強くお勧めしたい。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 46

浩平 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

「人を愛する喜びと苦しみ、そして真実の愛を問う作品」

~あらすじ~
孝之は女友達・水月の紹介で、遙という少女と付き合うことになります。初めはぎこちなかったものの、徐々に恋人らしい感じになっていく二人…しかし、彼らの前にはある運命が待ち受けているのでした。


昼ドラのようなドロドロとしたアニメを見たい方にはオススメです。
またEDでとあるシーンが流れるのですが号泣しました。

OVAでifストーリーの「君が望む永遠-NEXT SEASON」と外伝の「アカネマニアックス」なる作品もあります。
本編を見た後、公式パロディとして見るのが良いかと思います。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 11

60.1 2 スタジオ・ファンタジアアニメランキング2位
奏光のストレイン(TVアニメ動画)

2006年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (100)
515人が棚に入れました
はるかな未来。人類は宇宙を舞台にユニオン(連合)とディーグ(帝国)の2つの陣営に分かれて、始まりすら定かではない永い戦争を続けていた。ユニオンは戦争はあくまで人の手によるものである事を尊んだが、ディーグは戦争をただの外交手段としか見なしておらず、合理的かつ効率的に人の手を掛けず行う事を重視していた。そんな時代に繰り広げられる一組の兄妹の物語。兄はユニオンを裏切りディーグに付き、全てを失った妹は裏切りの理由を知るため兄との再会を胸に戦い続ける。

声優・キャラクター
川澄綾子、近藤隆、野中藍、ゆかな、松来未祐、保志総一朗、谷山紀章、花井なお、阪田佳代、皆川純子、谷井あすか、麦人、中田譲治

ワタ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

シリアスでハードな1クールアニメの良作。

SF美少女メカアクションアニメ。
リアルタイムで見て以来、久々に見直したところ、当時より楽しめました。

印象的にはシリアスで人死にまくりな「マジェプリ」
1話と最終話の展開は「喰霊」っぽい(最終話の演出・絵コンテが喰霊の監督だった)
亜光速におけるウラシマ効果を設定に取り入れてるところは「トップをねらえ!」
そしてコンセプトは「小公女セーラ」ということらしい。
登場人物名からしてそうだし、主人公セーラへの過激なイジメ描写もあります。

シナリオは奔放な展開が目立つけど、これといった破綻もなく良く出来ています。
展開の緩急のつけ方が上手いんですよね。1クール飽きることなく一気に見れます。

セーラは1話の出来事をきっかけに心を閉ざし、周囲から孤立するわけですが
ロッティを始めとする空間機甲科のメンバーとの触れ合いを通じて
徐々に彼らに心を許し、かけがえのない仲間となる。この過程が素晴らしい。

セーラの戦いの目的は一貫しており、セーラ個人の物語として見れば文句なし。
ですが・・・セーラとその兄ラルフの物語としては微妙っちゃ微妙。
「あの優しかった兄がどうして・・・!」
という展開なんだけど、ラルフの描写が薄いのが問題。
ラルフが豹変した理由には納得できるんだけど
かつてのセーラとの温かな思い出が足枷となるも、それでも俺は止まるわけにはいかない・・・!
みたいな、葛藤する描写が全くないので兄妹のドラマに深みが出ないんですよね。
それでもラストは兄と妹の対比という意味でよく纏まっているし、余韻も残るものになってます。


地上波での放送がなかったし、キャラデザも微妙だし
星間戦争の真っ只中にいるという設定ながら
キャラ個人のドラマに焦点を絞っているのでスケールが小じんまりしている点など
様々な事情から埋もれてしまってる作品ですが、個人的にお勧めしたい一作。

※なお声優は、メインに川澄綾子にゆかなとか・・・超絶俺得w

投稿 : 2024/04/20
♥ : 24

ソーカー さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

最終話のEDは全部見るべし。

人類が宇宙を舞台にユニオンとディーグの二つの陣営に分かれ戦争を繰り広げる中での兄妹の物語。ユニオンを裏切った兄の目的を知るために、妹が過酷な運命に身を投じる。一話目から鮮烈的なSFロボットアニメ。

どうやら登場人物名・コンセプトは「小公女」らしいのだが全然知らない・・・が主人公は結構陰湿イジメに合うので、その辺はそうなのかも知れない。
むしろ「トップをねらえ!」にかなり近いです。亜光速移動によるウラシマ効果を扱いながらも整合性を失わず上手くシナリオに絡めている点は見事だったので、その辺が見たい!って人は是非。

ストーリーは・・・一話が衝撃的すぎる。キャラがバッタバタ死んでいきます。主人公はいじめられます。兄に会いたい一心で過酷な境遇にも耐え抜いていきますが、その意志の強さがこの作品の一番の魅力かもしれません。非常にテンポ良く設定も練り込まれているのですが、コンパクトすぎて世界観の全貌が掴みきれないのは残念なところではある。あとCGによる高速戦闘も美麗でおぉ!と思ったシーンもちらほら。見ようによってはハードSFですが、超展開が売りのギアスを見るような気分でも全然いけるので、結構おすすめ出来ると思います。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 16

月夜の猫 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

♥個人的には名作♥

2006年・SFロボットアニメーション作品。全13話。


戦争モノの様で実は・・という二重構造になってる。
※実際にはロボットがメインのアニメではない。
世界観/諸設定も亜光速云々も簡潔で矛盾が少ない。
※要点を抑えた最小限の説明しかしないので見易い。
全体的にはシリアスですが、コミカルな描写もある。

メカニックデザイン - 川原智弘・海老川兼武
可也好みで綺麗なラインと3D描写が良い感じだった。
マクロスやガンダムにも劣らないスピード感がある。
臨場感や躍動感のあるシーンが多く姿勢制御が綺麗。
※3Dに訛りのある動きも感じるけど可也動きも良い。

キャラデザは個性重視の様で微妙だけど鉄板の布陣。
キャラは亜光速云々も含め解り易く個性が際立つ。
もう少しキャラのデティールが綺麗なら良かった。
声優のもキャラのイメージとの相性が良い感じ
OP/ED音関係はとても良く世界観に浸り易いと感じた。
アングル等印象的なシーンの切出が結構好みで好き。

あらすじ
はるかな未来。人類は宇宙を舞台にユニオン(連合)と
ディーグ(帝国)の始まりすら定かではない永い戦争を
延々と続けていた。そんな時代に翻弄された人々の話。

国を裏切った兄に友人達を目前で皆殺しにされ家名も
友人もミミックもリーズナーとしての道も全て失った。

再び兄に逢い理由を問い正す為に・・経歴と名を偽り、
限界を超える訓練と敵と激烈な戦闘に明け暮れるセーラ。

そんな時セーラが出会った一体の人形”エミリィ”。

真紅のワンオフモデル・ストレイン”ラムダス”。

彼女の行く先に何があるのか・・


主力兵器

ユニオン(連合)
ストレイン※有人機動兵器。ミミックリンク者が必要。
ギャンビー※有人機動兵器。旧式の主力機。

ディーグ(帝国)
トゥモール※無人機動兵器。
ストレイン・グロワール(ラルフ・ウィーレック専用機)
※基本ディーグには有人機動兵器は存在しない。

キャスト

バジオン総合戦術学校空間機甲科の訓練生。

「セーラ・クルス」セーラ・ウィーレック(川澄綾子)
兄と一緒に戦う為、ストレインの操縦士を目指してた。
裏切った理由を知る為生きている。可成りのブラコン。

ロッティ・ゲラー(ゆかな)空間機甲科。愛称女王様。
ラルフは兄の仇で彼が戦場に出てくると見境を無くす。

ジェッシィ・アイジェス(松来未祐)やや百合萌えの少女。
普段は控えめな確りした性格だが、キレると人が変わる。

カリスフォド・ラドフリックス(保志総一朗)通称カリス。
グォール空間補給廠の出身。セーラに好意的で優しい。

ディコン・シドノック(谷山紀章)可成りのお調子者。
軟派な遊び人だが意外にもストレインの操縦技術は高い。

マーサ・シュビーパウエル(花井なお)体育会系な少女。

アーメンガァド・ヨハニッツ(阪田佳代)通称アーミィ。

ラヴィニア・リベルス(野中藍)全裸艦内1周事件を起す。

イザベラ(田中理恵)機動歩兵科の訓練生。リーダー格。

メルチセデック(皆川純子)天才的技術者。年齢不詳。
演習艦リベルタッド内でストレイン・[ラムダス]を自作。
周囲から保護兼調査する為にセーラを監視下に置いてる。

カアマイクル(谷井あすか)良くガレージに居る
年齢不詳のバジオン総合戦術学校技術工兵科の教官。

クレイヴン(麦人)バジオン総合戦術学校校長。

デュファルジュ(中田譲治)空間機甲科教官。

セディ(白鳥哲)メアリー(田中理恵)コリン(増田裕生)
グラベラ空間機甲兵科学院訓練生でセーラの親友だった。
ラルフ・ウィーレックの裏切りにより全員死亡。


ディーグ軍

ラルフ・ウィーレック(近藤隆)セーラの兄。
元ユニオン軍屈指のエースパイロットだった裏切り者。
名門ウィーレック家の当主で非常に心優しき青年だった。

エミリィ(野中藍)
グラベラの旧い研究施設内のカプセルで眠っていた少女。
セーラが大事にしているエミリィ人形と瓜二つの容姿。

メドロック(田中敦子)ディーグの軍艦クンルーン指揮官。
ラルフと彼の愛機ストレイン・【グロワール】の監視役。

バロウ(長克巳)メドロックの副官。
彼女と違いラルフの事は信用しておらず、憎悪している。


視聴回数8回くらい

投稿 : 2024/04/20
♥ : 5

57.0 3 スタジオ・ファンタジアアニメランキング3位
AIKa R-16:VIRGIN MISSION-アイカヴァージンミッション(OVA)

2007年4月25日
★★★★☆ 3.3 (64)
340人が棚に入れました
高校1年生の皇 藍華はある日、クラス委員長の真海 エリからサルベイジャーの仕事を依頼される。エリによれば、2年生の美波野 カレンの胸にある蝶のあざのようなマークを解析したところ、意味深なメッセージと位置を示す緯度や経度が得られたのだという。目的地の海中にその謎を解く鍵があると考えた藍華達は、トレジャーハンティング(略して「トレハン」)部の部員達や顧問の凪紗 りさこと共に、エリのクルーザー「レジーナ・エリ号」で目的地へ向かう。

こたろう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

パンツとおっぴろげなエロ。拘りだけは凄まじい

パンツアニメといえばコレなんです。
出現率でいえば、そりゃあストパンに軍配が上がっちゃいますが、アレは反則技ですw。
建前としては「ズボン」だしね(゚∀゚)
この、AIKAという作品は、パンツを見せる事に特化して拘り抜いた作品と断言できます。
だって、制作者がそう公言してるんですから

元になっているのは90年代、深夜バラエティ番組内で放映されていたショートアニメ。
このR-16は、その主人公が16歳の頃の過去エピソードとして、21世紀になってから作成されたOVA。もちろん制作のコンセプトは同じでパンツへの愛で溢れています。


ストーリー本編は少しSFの混じった冒険活劇となっています。
製作会社であるスタジオファンタジアはエロを描きながらも、ミリタリーなメカのギミックを得意としています。
なので、ガンアクションや近接格闘など、バトルとしてわりといい出来といえる部分が多く、アクションアニメとして楽しめる要素も多分に含まれています。
ストーリー自体は陳腐な部類ですが、まぁ、エロの副産物としては充分。
謎を振りまき、アクションして、それを回収する。というお話の流れはそれなりになっています。


エロの方は、とにかくパンツです。
登場人物の女性は全て極限まで短くしたスカートを着用し、「下着は無地の白!」・・・これは、監督の譲れないこだわりだそうでw
とにかくまぁ、そんな装束でアクションバトルですから、見えちゃうのは必然ですよね、うん、うん。

しかしまぁ、下着を見せるのはいいのですが、これがまた見事にアラレモナイんです。
バトルに負けて気絶したキャラは例外なくバンツを晒すのですが、
 ・スカートがまくれあがって尻を突き上げたポーズ
 ・大の字に倒れ込んで、開脚したポーズ
このどちらかです(^^;)

エロアニメに遠慮なんか無用だとは思うのですが、もう少し慎みがないと逆にエロスからは遠ざかります。
監督の性癖のおかげで下着がユニフォームのような全統一規格。
その白一択パンツをまとった尻が、一直線に居並んでいる姿はエロいというよりシュール。
まあ、こんなアホなこだわり、個人的には全然嫌いじゃないんですが、普通の人はこの奇異な映像をみてどう感じるでしょうか?・・・と思うと、切なくなってきます。
ダメだろうな、やっぱw


とにもかくにもパンツ。
パンツを見せるためのあらゆる技法、演出方法を知るためにはいい作品です。
監督の趣味に共感できるアナタ、ぜひご覧くださいませw


【エロ成分】
パンツ  :☆☆☆☆☆
おっぱい :☆☆
裸    :☆☆☆
性行為  :☆
マニアック:☆☆☆☆☆
エロス総評:☆☆

投稿 : 2024/04/20
♥ : 15

ヒロ(4代目) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

前作の同様・・・。お色気物です。

どんな 内容かというと 前作のAIKAを知ってる人なら
即解るように アレに 近いものがあります。

無駄なまでに ローアングル。
無駄なまでに パンチラ。
無駄なまでに エロ描写 。

むしろ 無駄に エロ推ししまくってる 
              前作同様でございます。

そういった ものが好きな人は 
結構楽しめるんじゃないかなぁ。

前作のAIKAの主人公 皇 藍華 の16歳の頃のお話
前作のAIKAが色気で攻めてきたとするとこっちは若さか?

トレハン部なる トレジャーハント専門の部活に所属して
おり その部活中に色々な出来事が起きます。

前作のAIKAをみてたので・・・。
OVA で 続編ということで 期待してみたのですが
うん 前回同様 変わらない クヲリティだった事に
びっくりでした。 作画はやっぱり前AIKAのよりは
良かったかな・・・。

結論 ・・・・ 無駄にエロス追求アニメ

投稿 : 2024/04/20
♥ : 1

月夜の猫 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

だって冒険だもん♥

2007年「AIKa」の10年前を描いたOVAその後「R-16」も販売。
2009年には「R-16」の3年後を描くOVA「AIKa ZERO」も発売。
1997年から1999年にかけて発売されたOVA作品もある。

AIKaシリーズの第2作目。全3巻。

1話 シークレット・ゲーム   2007年4月25日
2話 ピーチ・ピーチ・ビーチ  2007年7月27日
3話 ディープ・ブルー・ガール 2007年10月26日

オープニング『Sailing To The Future』
作詞・作曲:cota、編曲:鈴木智文、歌:小清水亜美

エンディング『Rise』
作詞・作曲・編曲:橋本由香利、歌:小清水亜美

軽いノリで、コミカルな演出が多いのが特徴。
前作同様、パンチラシーンやお色気シーンが多い。

キャラデザは今時の萌系。OPからもポップな雰囲気。
学園モノで可也コメディ色が強くなっている感じかな?
3話でテンポ良く進んで余計な設定とか掘り下げは無い。
何故白に拘るのか・・スタッフではなく原作者の趣味?
※通常は普通に描き分け、[もろ][ちら]描写は白限定?

キャラクターデザイン、メカニックデザイン:山内則康
前作とは顔のデザインが随分違う気がする。経年変化?
脚線美が活かされるほど作画が良くないようです。
※此処!という所の女性のラインは可也拘りを感じる。
メカデザも劣化した感じで動きも微妙に良くない感じ。
必要十分なデザインと作画?でもデティールが低い。

ミステリー→白、サスペンス→白、アクション→白の
ループをしつつ展開して謎に迫り、純白の山を築く・・
MOBが余りに無残に白い山となってぞんざいな扱いで・・
如何にもMOBという・・倒れたままの姿もシュール・・

アクションがそれなりに多いのだけど・・肝心の?・・
滑稽な倒れポーズへの拘りやローアンを盛る為に苦戦?
物凄く壮絶な葛藤があったような・・惜しいアクション。
結果的に・・作品のジャンルがアクションなのだけど・・
アクションとは程遠い微妙な動きになってしまっている。

先生どうして!(「ビスチェなの?」※心の叫び)by藍華

このアニメの免罪符「だって冒険だもん♥」※オールOK。

カレン先輩 「ナイスショット!」※後は由無に?

小清水亜美さん能登麻美子さん福圓美里さんが好きなら
楽しめる程度の内容?で3話なので話の種にも視聴が楽。


あらすじ。

高校1年の皇 藍華はある日、クラス委員長の真海 エリから
サルベイジャーの仕事を依頼される。エリによれば、2年の
美波野カレンの胸にある蝶のあざの様ななマークを解析した
ところ、意味深なメッセージと位置を示す緯度や経度を得た
たという。目的地の海中にその謎を解く鍵があると考え藍華
達は、トレジャーハンティング部(トレハン)の部員達や顧問
の凪紗 りさこ達と、エリのクルーザー「レジーナ・エリ号」
で目的地へ向かうが・・。

キャスト。

皇 藍華:小清水亜美:高校1年生(16歳)。
頭脳や身体能力は優れ、C級サルベイジャーの資格を持つ。
トレハン部に所属。おおらかで活発的な性格。
学校にはほぼ毎日遅刻するなどだらしない一面もある。

美波野 カレン:能登麻美子:高校2年生(17歳)。
容姿端麗(特にスタイルが抜群)で寡黙な少女。
過去の記憶が無く、経歴など不明。左胸に蝶の痣がある。

真海 エリ:福圓美里:高校1年生(16歳)。
高飛車なお嬢様。藍華の通う学園のクラス委員長を務める。
トレハン部の部長も務めている。藍華とは意見が対立する。

凪紗 りさこ:鈴木菜穂子:26歳。
トレハン部の顧問教師を務めている美女。
その正体はカレンを監視するエージェントである。

ガスト:吉野裕行:14歳。
エリのクルーザー「レジーナ・エリ号」の給仕。

船長:黒田崇矢:「レジーナ・エリ号」の船長。

ミドリ:升望:トレハン部の部員。
アキ:阪田佳代:トレハン部の部員。
キョーコ:後藤麻衣:トレハン部の部員。
相田 郷造:大塚明夫:藍華の育ての親。

謎の男:大塚明夫:顔が明らかにわかるのは第3巻EDのみ。
りさこにカレンの監視を命じていた男。本名等詳細は不明。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 1

57.9 4 スタジオ・ファンタジアアニメランキング4位
戦闘妖精少女 たすけて!メイヴちゃん(OVA)

2005年2月25日
★★★★☆ 3.3 (16)
60人が棚に入れました
アニメイベントのチケットが当選し一人上京してきた杉山レイは、イベント会場の熱気にただただ唖然とするばかり、気を落ち着かせるためにトイレへと入った瞬間、見知らぬ世界に迷い込んでしまう。
分けのわからないままでいると突然、ナイフを持った少女メイヴちゃんに襲われてしまう。間一髪の所をスーパーシルフに助けられる。シルフがメイヴにこの人は敵ではないと窘めている所にシルフィードが現れ、この世界はアニメファンの想像上の世界であり、我々も元はあるアニメ作品に登場する戦闘メカであったと説明する。会場に集まったアニメファン達の情念が増幅されゲートが開いてしまったのだという。
さらにファーンIとファーンIIも合流した所に監視役のバンシー達から、新たな魔物が現れたという警告が送られくる…。

こたろう さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

「流行ってるからとりあえずやってみた」感が漂うね

雪風の戦闘機を擬人化したスピンオフ作品です。
萌えキャラ化してます。
巨乳でパンツを見せます。
それだけです。
スピンオフやるなら、もっと徹底的に突き抜けてないとダメです。


話はとって付けたようなお寒い定番。
別に笑いや感動があるわけでもありません。
キャラも特段に可愛いわけでもない普通の女の子です。
本編とのギャップで意外性を感じるだけで、箸にも棒にもかからない内容でした。


DVDのオマケとしてならシャレにもなりますが、これを1つの作品として世に出すのはどうかと思う。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 0

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

アニメが乱造される令和の今見ると意義深い良作でした。

 アニメ・ゲームが乱造されている今、本作には思うところがあります。ファンたちの作品への愛よって集合的無意識的に世界が形成され、キャラクターが意志を持つ。そして、作品が忘れ去られると作品とキャラたちは墓場へ。

 アニメによって勇気をもらった主人公が、親に逆らって冒険するという設定とあいまって、短い中に奥行のある話になっていました。

「RE CREATORS」へとつながる何かが見えますしボカロファンなら「初音ミクの消失」なども想起するかもしれません。

 アニメ的には古い作画ですが、丁寧な絵作りでホッとするというか好感がもてます。本作の演出意図ではないでしょうが、令和の今見るとこの古さが更に意味性が後付けで付与される気がします。

 どうせなら戦闘シーンをもっとド派手にやって欲しかったかなあ。それがあれば完璧だったんですけど。

 コミカルで「戦闘妖精雪風」本編とはほぼ関係がない作品でしたが、面白くそして意義深い作品だと思います。

 声優さんは 沢城みゆきさん、大原さやかさん、水樹奈々さんなど、10年以上前の最前線、今でもベテランという声優さんが勢ぞろいと言う感じでした。

 なぜかDアニメに新作で登場したので見ました。雪風本編もお勧めです。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 6

59.4 5 スタジオ・ファンタジアアニメランキング5位
AIKa -アイカ(OVA)

1997年4月25日
★★★★☆ 3.2 (69)
310人が棚に入れました
西暦2016年、地球規模の大災害により陸地の一部が海底に沈んでしまった。それから20年後、世界では先の大災害により海底に失われてしまった国家や企業のデータ・物品の回収が目的の、「サルベイジャー」と呼ばれる新しい職業が活躍していた。その中でも皇 藍華は、抜群の美貌と格闘センス、冷静な判断力を合わせ持つ超一流のサルベイジャーである。ある日、藍華は某クライアントから、先の大災害と関わりのあるエネルギー物質「ラグ」の調査・回収を依頼される。しかしその途中で、ラグを利用しての人類文明一掃とユートピア建設を画策するルドルフ・ハーゲンや妹のネーナ、そしてその配下のデルモ達との戦闘に巻き込まれてしまう。

ヒロ(4代目) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

ミニスカ ローアングルアクション物(笑)

AIKA といえば わざとらしい 
定番のローアングル

パンチラとは名ばかりの・・・パンモロ。 
わざとらしく こだわった ローアングル。

 ここまで パ○ツが出てくると 。
おなか一杯ですと 言いたくなる作品。

話の内容は まぁ 所謂 アクション物の名を
借りた どうやってパンチラ(パンモロ)を映すか
に気合を入れた アニメだと思う。(笑)。

こういうアニメも あってはいいと思うよ。(笑)
TOP絵の 画像は AIKA の物では なく 
           続編のAIKA R-16 の物です。
      (当然 それも視聴済み。)

投稿 : 2024/04/20
♥ : 4

テンガロン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

業界最多パンチラ!コンセプト通りですね(笑)

かなり古いアニメですが当時は作画もよく出来ており
今見ても女体デザインは素晴らしいバランスです。

カメラアングル、衣装デザインの全てがパンツを
見せるためだけに設計されており、とても清々しいです!

戦闘機や潜水艦といったメカも多く
まさに男の子が好きな物を上手に取り入れてます。
メカと美女の組み合わせは何故かテンション上がります(笑)

制作コンセプトはバカバカしいですが
バカな事に熱くなれるのは素直に羨ましいですね!

この後にリリースされたAikaシリーズは
制作側に当時のオリジナルほどの熱意がないという印象です
作画の質も一気に落ちましたね、残念です。

今後もこんな熱意のある作品が増えて欲しいです♪

投稿 : 2024/04/20
♥ : 13

遥か彼方 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

何でそこまで見せるの!w

タグェ・・・解っていました。
あらすじもキャラデザも好みだと思い、ちょっとエロそうだなあと期待と不安混じりつつ視聴。
銃も含めた派手なアクションにおお!と惹かれて観ていた瞬間、1パン2、すぐに2パン2・・・アングルおかしい!ぶっ飛ばされて画面にドアップパン2の連続・・・。
そう言うアニメってこう言うものなのかと、泣く泣く視聴断念。思う存分堪能したい人は、アクション、可愛いキャラ等美味しいオプション付きで楽しめますよw

投稿 : 2024/04/20
♥ : 9

58.2 6 スタジオ・ファンタジアアニメランキング6位
ナジカ電撃作戦(TVアニメ動画)

2001年秋アニメ
★★★★☆ 3.2 (34)
191人が棚に入れました
柊七虹香は「CRIコスメチック」で働いている美女香料デザイナーで、好評の「デイシリーズ」を作っている。
これは曜日ごとに異なる香りを提供するもので、七虹香は6種類の開発を既に終え、最後となる「日曜日の香り」へと取り掛かっていた。しかし彼女にはもう一つ、CRIの極秘情報部のエージェントと言う顔があり、数々の困難なミッションをクリアしているトップエージェントでもあった。
あるミッションで七虹香はリラと言う女の子を助けるが、その子は実は人間ではなくてヒューマリット(人造人間)であった。知能の上では未だ子供だが、驚異的な身体能力を持っているリラは、それ以降一匹狼だった七虹香のパートナーとなった。ヒューマリットはリラだけではない事を知ったCRIは、七虹香にヒューマリット回収役として、更なるミッションを与える。

声優・キャラクター
冬馬由美、井端珠里、石塚運昇、家弓家正、桑谷夏子、小林沙苗

2010sw さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

ナゼカパンチラ大作戦www

ほとんどのカットが
パンツを見せるための
不自然なアングル
そして
不自然なポーズ
笑ったwww

3Dモデル作成の時に
カメラがどう動いても対象物のほうに
レンズを向ける機能があるんだが、
この作品は、それがパンツに向いている感じだ。
パンツというより股間か。

執拗に繰り返されるパンツ。
もはやチラのレベルではなく陳列。
常設展示だ。

倒された敵のポーズもまた不自然。
それはまるで酸素が無くなった水から
苦しくなって口を出してパクパクやってる
魚のようにパンツが露わになっている。

なんてことだ。

パンツ映像の間隙を縫って
ストーリーが進行しているではないか。

1話は、なぜそのポーズで倒れるwwとか
笑ってみていたが、
さすがに飽きるかもしれん。
何処まで行けるか試してみようと想う。
同じパターンで押し切るのか
それともバリエーションを展開してくるのか??

絵は、パンツを描きこみたいが故に
ていねいに描かれたと思われる。

ちなみに英語で検索するときは
Najica Blitz Tactics あたりで・・・

投稿 : 2024/04/20
♥ : 1

64.6 7 スタジオ・ファンタジアアニメランキング7位
青空少女隊(OVA)

1994年10月21日
★★★★☆ 3.6 (12)
78人が棚に入れました
自衛隊がイメージアップを図るため、世界初!女性パイロットだけのアクロバット・チームを結成、その名も「801st T.T.S.(Tactical Training Squadron)」!目指すは第二のブルーインパルスのはずが・・・801st T.T.S.に転属を命じられた整備員の主人公、石動拓也が入間基地を舞台にパイロットの羽田みゆきと三鷹ありさとの三角関係を中心に一癖も二癖もあるキャラクターたちがストーリーを描いていく。

おふとん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

「GIRLS & KAWASAKI T-4」・・・20年前の、特定層向けOVA。

1994年から全7話が制作されたスカイアクション+ラブコメOVA。
航空自衛隊中部航空方面隊入間基地の、女性パイロットだけで編成されたアクロバットチーム
第801練習飛行隊が舞台のお話。

本編となるのが前半の3話。主人公の整備員・石動三曹を巡って、
2人のヒロイン羽田二曹と三鷹二曹が地上と空で修羅場を繰り広げる三角関係ラブコメディ。
番外編と後半3話が、801飛行隊の濃ゆい面々が織り成す
ドタバタコメディだったりちょっといい話だったり。
話数が少ない分無駄なシーンが無く、テンポもいいので中弛みせず一気に観られました。

「美少女+兵器」という設定は最近はあまり珍しくもないけど、20年近く前にもあったんだこういうの・・
キャラデザインは「少しだけ目が小さくなったAIR」、私の乏しいアニメ暦で強引に例えるならですけど。
90年代の萌え絵ってこんな感じなのかなぁ・・・個人的には違和感なし。

ていうか主人公が美少女フィギュアを持っていたり、ヒロインの1人は微妙にツンデレちゃんだったり
ピンク髪の萌え系キャラいたり・・・明らかに当時の「特定」の層を狙ってるな?この作品(笑)

OP冒頭に「協力 航空自衛隊」と提示されているにも拘わらず、お色気あり(温泉回もあるよ!)、
夢オチながら☢ネタあり、賭けに夢中になって真面目にアラート任務やらなかったりと結構フリーダム。
空自さんってば協力作品に対して意外におおらかなんですね(*^ー゚)b

まあそれはそれとして、やはり空自協力だけあってメインとなる機体T-4の描写はお見事。
コクピット内から外装まで精密に描かれていて、最近の下手なCG画よりよほど見栄えがいい。
アクロバットチームの話なので当然空戦シーンは殆どないものの、綺麗なマニューバを見せるT-4に
制作陣の頑張りが見て取れて、この点では飛行機ヲタとして個人的に大満足でしたね。

残念なのは、やはり前半3話だけで三角関係の恋模様を描くには無理があり、お話がボリューム不足。
鷺ノ宮一曹、下連雀二曹、小西一尉ら脇役たちも含めて、皆しっかりキャラ立ちしていたのに惜しい!
せめて1クール分12話ぐらいで観てみたかった作品です。


おせじにも万人受けする設定とは言えず(20年前なら余計にか?)、
古いOVAということもあって現在の認知度ほぼゼロ。
当時の飛行機ヲタとアニヲタさん達をターゲットに絞ってピンポイントで狙い撃ちしたような作品かなぁ。
現代の深夜アニメを観ている層で飛行機好きなら、
結構違和感無く楽しめるのではないかと思った次第です。


【主な登場機体】
・ 川崎 T-4
・ ボーイング/三菱 F-15J
・ ロッキード・マーティン F-16C(サンダーバーズ仕様)
・ 三菱 零式艦上戦闘機五二丙型

投稿 : 2024/04/20
♥ : 8

ガムンダ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

盛ってリメイクすればウケる素材

航空自衛隊に創設された、女性のみのアクロバットチームを舞台にした、女性パイロットと整備科男子のラブコメ等々。
協力:航空自衛隊がクレジットされる1990年代中期のOVA作品。
全7話。

特に隊の主要キャラ女2男1三角関係が軸になるのですが、その関係の成立過程もあまりリアリティもありませんし、最終話は主要メンバー以外のちょっと良い昔話で終わると言う謎構成。
今見るとキャラデザやボケの間などが何とも古臭い事は否めません。
(キャラデザは当時の感覚でも魅力薄と思ってましたけど)

しかし設定はかなり見どころのある素材と思います。
航空自衛隊にはエリートパイロットに拠るチーム「ブルーインパルス」が存在しますが、こちらはそれと比較して自衛隊の広報パンダ役と言う場末部署。兵舎も基地の片隅のボロ屋。
敵が攻めてくるわけでもない脱力系の日常コメディと言うネタは素材としては結構面白いと思います。

作画もコックピットから立ち上がるパイロットのパースの効いた構図や、
ローパスする機を見送る女性自衛官の姿など、ダイナミックでドラマチックなハっとさせられるシーンが幾つかありました。
それをこれ見よがしに使うのではなく、短い尺でサっと入れる所がなんかとてもセンスが良かったです。

因みにヒロイン達が乗る機体はT4ですが史実の本家ブルーインパルスは当時はT2を装備し、後にT4に転換されましたとさ。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 0
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