scandalsho さんの感想・評価
3.5
勘違い系コメディ
原作未読。
勘違い系コメディ。
ばらかもんのスピンオフだからと楽しみにしていたが、そういう意味では少し期待外れ。
ただし、勘違い系コメディとしてはまずますかな?
{netabare}7話の図書委員「もう半田くんは来なくていいよ」は思い切り吹き出してしまったし・・・。{/netabare}
scandalsho さんの感想・評価
3.5
原作未読。
勘違い系コメディ。
ばらかもんのスピンオフだからと楽しみにしていたが、そういう意味では少し期待外れ。
ただし、勘違い系コメディとしてはまずますかな?
{netabare}7話の図書委員「もう半田くんは来なくていいよ」は思い切り吹き出してしまったし・・・。{/netabare}
ato00 さんの感想・評価
3.5
書道家半田清舟、高校時代のブラックヒストリー。
思い込みオンリーはんだくんと自分勝手に解釈する取り巻きども。
このすれ違いが笑いのすべて。
キャラは多いけど、笑いが同一パターン。
手を変え品を変えにもかかわらず、どんどん飽きてきます。
キャラの中では、目の周りが暗いストーカー女が光っています。
目つきが怖くて、ついつい笑みがこぼれるほどの魅力。
歩くだけのEDでも、目が吸い寄せられます。
目を見せない図書女も好き。
て言うかくぎゅ声が好きというのが本音です。
腑に落ちない作品なので、本編「ばらかもん1話」を見てみました。
雰囲気違いすぎに笑っちゃいます。
「はんだくん」には、人情の尊さ、自然の奥深さ等微塵もありません。
「はんだくん」自体が勘違い作品かも。
ご注意を。
どらむろ さんの感想・評価
3.1
長崎県・五島列島を舞台に、都会育ちの書道家と島民の交流を描く「ばらかもん」…の、スピンオフな学園コメディー全12話です。
ばらかもんの主人公の高校時代のお話、自分は嫌われ者だ(と思い込んでいる)半田君を、本人が知らぬうちに周囲が祭り上げる感じ。
変則的な俺TEE系?
…ばらかもんの先入観や第1話を抜きにしても、コメディーとしてイマイチ性に合わなかったです。
{netabare}『物語』
1話初っ端から30分丸々メタフィクション全開…完全に内輪ネタ、原作ファンでもない限り、まずここで付いていけない。
まあ、1話くらいならご愛敬、2話以降に期待かな…と思いつつ観ていくと。
主人公の半田君は将来嘱望される書道のホープ、才能豊かで近寄りがたいオーラを放つ半田君に、周囲は憧れと畏怖を抱きまくるのだが…
実は本人は極度の対人恐怖症で、自分は嫌われいると戦々恐々していた(その態度が更に畏怖を振り撒く悪循環)
ひょんな事の連続で、学校内に半田君伝説が築き上げられていくのだった…。
…半田君は本人完全に受け身で内心ツッコミ担当、ひたすら周囲が勝手に盛り上がっていく。
半田君と、周囲の認識のギャップから生じる滑稽な展開が笑い所か。
実態の伴わぬ過大評価はオーバーロードのアインズ様(アインズ様は実際強いけど)や、古くはドラゴンボールのミスターサタン…
だが本人は一切望んでいないので…「みなみけ」の春香姉さま番長伝説の方が近いのか、どうか?
ハッタリ(本人不本意だが)だけで周囲をビビらせる、「モブサイコ100」の霊幻師匠に敵組織がビビりまくってた時みたいな可笑しさを、感じなくも無い?
本人の意図に反して周囲がビビってくれる流れ自体は、それなりに面白いとは思いましたが。
30分枠そのネタ一本槍、3話くらいから飽きました…。(うち1話は捨て回なので、実質2話がピーク)
男子絡みの半田軍団ヨイショよりは、女性陣の方が狂気を感じるので、まだ可笑しかったです。
恋文のカン違い展開は結構定番ネタながら、ここが比較的笑えました。
…もう一つだけ見所は。「ばらかもん」に繋がる小ネタ。占い少女の予言が(読者や視聴者視点では)的中しているのに本人は外れていると落ち込むシーンなど、ここら辺はスピンオフとして良かった。
一貫して祭り上げられる半田君、だが実際は誰も半田君と本当の友達になってはくれない…。
ある意味「善意による集団イジメ」にも見える雰囲気が、嫌いでした。
…明白に嫌悪を感じる程ではないけれど、微妙にモヤモヤする。
一応、修学旅行のエピソードは友情少し感じるので良かったのですが、それも僅かに前進しただけ。
総じて笑えるシーンも少しはありましたが、全体的には好みに合わなかったです。
『作画』
半田君が「俺ガイル」の八幡っぽい。
女性陣はそこそこ可愛かった気がする。
『声優』
声優陣は良かったのでは。
注目は金城美代子の狂気を好演した本渡楓さん。こ、こころちゃんとは思えん…。
『音楽』
妙にカッコ良かった気が。
けどテーマに合っているかはサッパリ判断できない。
『キャラ』
半田君はアニメ主人公には珍しい、正真正銘のコミュ障であった。
わたモテのもこっち以来…でも半田君の方が、「どのクラスにも一人はいそうな」普通の少年な印象。
ひたすら受け身で内心ツッコミするのみでは、主人公としては微妙。
超高校級の書道家としての名声が一人歩き、半田清は静かに暮らしたい…。
とにかく、見ていて気の毒でした。
半田軍団では、ニセ半田が比較的面白かった。
主に女子2人に狂気を感じる。{/netabare}
でこぽん さんの感想・評価
4.0
この物語はテレビでのプリズマ☆イリヤシリーズの最終章です。
この最終章の後に「劇場版プリズマ☆イリヤ 雪下の誓い」がつくられたのですが、この最終章を見られる前に劇場版を見られることを、私は強くお勧めします。
そうすれば、この物語に凄く感動できます。
物語の大部分は、今迄と違いシリアスタッチのバトルものになりました。
もちろんドタバタ騒動もありますが、それはほんの少しです。
物語の内容は、
美遊が元々いた平行世界にいる者達が美遊を拉致します。
美遊を平行世界に連れて行き監禁するのです。
美遊は、この平行世界での聖杯だったのです。
イリヤたちは、美遊を助けるために奮闘します。
そして…{netabare}
ここでイリヤは、平行世界にいる全ての人たちの敵になるかどうかの選択を迫られます。
実は、この世界は終焉を迎えていました。
夏なのに凍てつくほどの寒い気温。多くの動植物は死に絶えていたのです。
彼らは聖杯(美遊)の力で、絶滅の危機から逃れようとしていただけでした。
美遊を救い出すことは、平行世界の住民全てを敵にすることを意味しています。
そして、悩みぬいた末でのイリヤの選択は…
{/netabare}
ところで、
この物語の最終回(第十二話)の最後で、美遊が笑顔を見せます。
イリヤやクロと楽しそうに笑いながら話をするのです。
たったそれだけのことですが、私にとってそれが最も感動しました。
なぜならば、
美遊が笑顔になること。それは、{netabare} 美遊が生まれた平行世界で、美遊の兄である衛宮士郎{/netabare}の唯一の願いだったのです。
そしてその願いは、「劇場版プリズマ☆イリヤ 雪下の誓い」を先に視聴した私の願いでもありました。
「劇場版プリズマ☆イリヤ 雪下の誓い」を見られた方は、改めてこの物語の最終回を視聴されることをお勧めします。
きっと喜びがこみ上げますよ。
プリズマ☆イリヤシリーズの4期 42話の物語は、実は美遊の成長を描いた物語。
主人公こそイリヤですが、この物語は、美遊が笑顔になるための物語のようです。
生まれおちたときから、聖杯として死ぬ運命にあった美遊。
平行世界では他人と話す機会が無く、友達もいなかった美遊。
それが、イリヤと出会い、クロと出会い、大切な友達ができました。
そして、ようやく笑顔になることができました。
この物語は、まだまだ続きがありますが、それはきっと新たな目的のための物語となるでしょう。
◇fumi◆ さんの感想・評価
4.2
2016年放送のテレビアニメ 全12話
原作 あろやまひろし TYPE MOON 総監督 大沼心 監督 高橋賢
構成 井上堅二 キャラデザ 平田和也 制作 SILVER LINK
2013年放送がプリズマ☆イリヤ 第一期 全10話
2014年と2015年放送がプリズマ☆イリヤ 第二期 全20話
2016年放送の本作がプリズマ☆イリヤ 第三期 全12話
2017年の放送は無かったが、10月に続編の制作が発表されたようです。
17年公開の劇場版「プリズマ☆イリヤ雪下の誓い」は第一期の前のお話。
よくある「ゼロ編」です。
本家Fateに匹敵するほどのシリーズとなったイリヤスフィールの物語ですが、
本作は第三期の前半と言う感じです。
イリヤスフィール・フォン・アインツベルン CV門脇舞以
美遊・エーデルフェルト CV名塚佳織
クロエ・フォン・アインツベルン CV斎藤千和
遠坂凛 CV植田佳奈
ルヴィアゼリッタ・エーデルフェルト CV伊藤静
以上、第二期まででおなじみの魔法少女達(小学生~大学生)
マジカル・ルビー CV高野直子
マジカルサファイア CVかかずゆみ(松来未祐さんから引き継ぎ)
第三期となる本作は第二期のラスト3話くらいから連続性があり、
当然ですが、一期から順番に視聴が必要です。
主人公イリヤは、儚げな外見とは裏腹に現実的で真っ当な感覚を持つ少女。
全登場人物の中で一番人間くさいです。
イリヤの魅力を存分に味わうためには、フェイトスティナイト(どっちでもOK)を見ておくべきかと思いました。
今回のイリヤたちは何かの運命の力によって平行世界に飛ばされます。
たった一人で目が覚めたイリヤと最初に知り合うのは、
ブルマ体操着に「田中」という名札の入った少女 CV福園美里
さらに前作のラスボスだったギルガメシュが「ギル君」というショタとなって一行に加わります。
平行世界の冬木市を支配するエインズワース家の人々はイリヤたちに敵対して、
とんでもない強敵として現れますが・・・
Fateの楽しいスピンアウトだった一期とは打って変わって、
本家に匹敵するほどの物語性とバトルを展開することとなります。
悲劇的だったイリヤがこのシリーズでは強くてかわいい主人公として、
たっぷりすぎるほど堪能できますので、文句はありません。
作画は一期から微妙にレベルアップしてきているようで、
一期が気に入った人ならどこまででもついて行く価値はあると思います。
Fateファンでこちらを未見の人は、まずは一期から。
二期は相当お馬鹿アニメっぽくなりますが、本作では深い設定とダークなムードを楽しめます。
Fateファン、ロリ少女ファン、魔法少女ファンのみならず、
アニメが好きな人なら一度は試してみて欲しい力作シリーズです。
可愛いキャラが好きならFateより先に観る手もありますよ。
今回は不思議なムードに統一されたファンタジー魔法少女アニメとして、
水準以上の出来ではあったと思います。
相変わらず微エロも楽しめて、紳士諸君には必見の作品でありましょう。
次回作が待ち遠しい作品でした。
Ka-ZZ(★) さんの感想・評価
4.1
この作品は、Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤの4期目に相当する作品です。
物語の内容に繋がりがあるので、前期未視聴の方はそちらからの視聴をお勧めします。
この作品の1期を視聴した際、角川10話枠である事が本気で残念だった作品でしたが、こうして毎年1期ずつ続編が制作されると角川10話枠である事も気にならなくなるから不思議です。
私の中では「必ず毎年続編が放送される作品」として位置付けられています。
Fate本編ではあまり見る事のできないイリヤのもう一つの魅力が堪能できる…このスピンオフの企画は間違いなく大成功だと思います。
本シリーズはこれまでカードの回収を行いつつ、小学生の女の子の日常を垣間見る…そしてその日常がだんだんエスカレートしていく様を、「絶対こんな小学生いないよね…」と頭では分かっていながらも釘付けになって視聴してしまう作品でした。
でもこの4期はこれまでと設定が明らかに異なっており、新たに登場した「エインズワース家」とそのご一行様と事を構えることになります。
従前の設定のまま突っ走って貰っても一向に構わないと思っていましたが、これまでの設定ではネタが無くなったのか、或いはこれ以上過激になったら地上波で放送できなくなるとか、そんな大人の事情があったのかは分かりませんけれど、イリヤ、クロ、美遊が3人仲良く手を取り合えるなら設定が変わろうと良いじゃないの…と思っていました。
でもこの4期ではいきなりエインズワース家に美遊がさらわれてしまうんです。
3期でギルガメッシュと激しい死闘の末、やっと取り戻したばかりなのに…
直後に再び二人の仲を引き裂くなんて…どれだけ容赦が無いの?
でも、ここで美遊を助けにいかないイリヤではありません。
美遊のためならきっと何処にでも…何度でもイリヤは助けにいくと確信した瞬間でもありました。
こうして4期は波乱の幕開けとなり…物語が動いていきます。
でも、今回のエインズワースは攻守共にこれまでを遥かにしのぐ力を持った集団でした。
特にドールと呼ばれるベアトリスとアンジェリカの強さは反則級です。
トールのカードを使うベアトリスは、容赦なくミョルニルを叩き込んでくるし、アンジェリカはギルガメッシュのカードと自身の置換魔術によって、ギルガメッシュさながらの強さを発揮するんです。
一方イリヤ陣営は、イリヤ、クロ、バゼットとこの世界で出会った田中さん…そして何故か少年の姿をしたギルガメッシュ…という何とも変わった組み合わせ…
田中さんは記憶を無くしており、戦闘の頭数に数えて良いかは不明だし、ギル君は一見優しそうだけれど何考えているか分からないし…改めて考えてみると、この陣容でエインズワースと事を構えるなんて、無謀も良いところだったんですね。
それでも美遊を…と思っていた矢先、イリヤが行方不明になってしまうんです。
イリヤ達は学校を拠点としていましたが、そこには結界を施していました。
誰かが中に入ったら結界が反応する筈なのに…
その後イリヤはちゃんと見つかるのですが、イリヤにとっては一世一代の危機を何度も迎えることになります。
イリヤは必死です…それは見ているこちらにもひしひしと伝わってきます。
でもイリヤって、その必死さの中にも可愛らしさをちゃんと残しているんです。
自分の意思で身体をコントロールできない…きっとイリヤにとっても初めての経験だと思います。
でも美遊を助けたい純粋な気持ちと、彼女の不屈の精神が奇跡を起こしてくれるんです。
イリヤ曰く「必要なのは、出来ると確信すること」だそうですけれど…
不謹慎かもしれませんが、今期の必死のイリヤ…ちょっとお茶目なところも可愛いと思います。
物語の進展に伴い、エインズワース家が何故美遊をさらったのか…事の真相が明らかになります。
それと共に、イリヤは究極の選択を迫られる事になるのです。
彼女の出した答えは…気になる方は是非本編でご確認下さい。
オープニングテーマは、ChouChoさんの「Asterism」
エンディングテーマは、TECHNOBOYS PULCRAFT GREEN-FUND feat.幸田夢波さんの「WHIMSICAL WAYWARD WISH」
オープニングアニメと曲のマッチングは言うまでもなく抜群です。
このオープニングを見ると視聴に気合が入る気がします。
勿論、カラオケでもチャレンジ済です。
今期は何と1クール全12話の物語…3期までより2話多い構成になっていたのは、嬉しいサプライズです。
どんなに離れ離れになってもイリヤと美遊の繋がりを感じる事の出来る物語だったと思います。
そして、次のTV放送は来年かな…と思いきや、今度は劇場版との事です。
劇場版は決して悪いとは思いませんが、劇場版で完結…は良くあるパターンで、もしこの作品もそうなったらもう毎年楽しみにしていたTV放送が見れなくなる…と考えるとどうしても寂しさを感じてしまいます。
この先もこのシリーズが発展していく事を祈念しています。
ninin さんの感想・評価
3.6
原作未読 全12話
主人公の七転 福音(ななころび ねね)が両親と死別し、親戚の引き取られた先のセナンクル島で、ある大事件に巻き込まれるお話。島に向う途中で知り合ったアンドロイドのクラリオン(クラリン)と一緒に物語は進んでいきます。
原案が士郎正宗さんというこで「攻殻機動隊」と同じ世界観らしいのですが、こちらはシリアスな部分を極力抑えて、明るく楽しいコミカルな感じになってます。
福音とクラリンの愛情に近い友情物語という感じですね。とにかく明るい前向きな福音に対して、いつも冷静なクラリンの極端な性格でバランスが良かったです。
良くも悪くも可愛い作画やコミカルなところ挟んでいるので、ハラハラドキドキというような危機感を全然感じませんでした。
お話も切りがいいところで 終わってい ますが、伏線が全然回収されていないので全容が最後まで把握できません。
福音とクラリンの近未来な日常として割り切って観ると楽しいかも知れませんね。
OPはZAQさん、EDはこの作品の主役キャラを演じている福沙奈恵さん、沼倉愛美さんの2人が歌っています。
最後に、変身シーンだけはちょっといただけませんね^^;
offingbook さんの感想・評価
4.6
2016年1月から3月まで放送。全12話。原作漫画未読。
サイボーグやロボットなどが一般にも出回り始めた近未来。ある島を舞台に、
脳以外を全身機械化した少女・七転 福音(ななころび ねね)と、
その島で福音と出逢った美少女型のアンドロイド・クラリオン(通称・クラりん)、
2人の活躍や日常を描いたSFアニメ。
シリアスな雰囲気になっても、思わず笑っちゃうユーモアが入り込む作風。
SFだけれど、難しくなり過ぎない軽やかさ。
目を惹く近未来的な映像表現がありつつも、ほのぼのとしたやわらかさを失わないゆるやかさ。
SFであり、変身ヒロインものであり、でも日常コメディであり、
そして可愛い百合もある、そういうの全部合わせたカオスな感じ。
いろんなものが盛り込まれているのに、すっきりとした気持ちで観れる、
その、絶妙なアンバランスなバランスの良さ、全部ひっくるめてすごく僕好みでした!
(僕は何を言っているんでしょう?(笑))
まぁ簡単にいえば、すっごく面白いアニメ作品でした!2016年冬アニメで一番好きです!
いろんな要素が描かれつつも、それでも今作を重さなく、とことん楽しく視聴出来たのは、
何といってもメインヒロインの2人・福音とクラりんの可愛らしさです!
明るくて優しい、感情豊かな福音。福音と出逢い少しずつ変わっていくクラリオン。
2人ともすごく可愛らしくて、とても魅力的。いっしょに少しずつ成長していって、
少しずつ深まっていく信頼や繋がり、観ていて愛らしく、とても癒やされました。
たとえどんなことが起ころうとも、2人が正しくまっすぐ進んでくれたから、
観ているこちらも、最後まで清々しく、温かい気持ちで視聴できました。
二人を見守る(?)ブエルの存在も楽しかったです。(笑)
福音とクラリオン、2人にはこれからどんな日々が待っているのでしょう?
きっとまだまだ慌ただしい未来が待っていそうで、とっても気になりますね。
まぁ簡単にいえば…続編が観たい!すごく観たい!(笑)
剣道部 さんの感想・評価
2.0
[文量→中盛り・内容→酷評系]
【総括】
90年代後半のアニメの良さを出している感じの作品。
エロは苦手だけど、ギリギリ許容範囲かな? 絵は、あえて少し古めを意識してるのかな? メカがタチコマっぽくて、攻殻機動隊ファンとしてはニヤニヤ。もちろん、他にも共通点多数。
《以下ネタバレ》
【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
う~ん、面白くなかったな~。パンドラデバイスはひとつの装置として良かったと思います。少年がいきなりモビルスーツを操縦できるよりは、インストールという方がなんとなく納得できるし、あの位置にあるのもまあ、他人にバレにくい部分にあると思えば、なくはない。ざっくり言うと、士郎版ひみつのアッコちゃん、ですね。
中盤の日常回がいらなかった気がします。最初と最後をシリアスバトルにするなら。あと、敵も味方も、みんな浅いな~と思いました。特に、メインの敵であるイアン・クルツの小者感がひどかった。
「ブエルの真の価値は……」と気をもたせ、「荷電粒子砲だ!」……ん?? 「荷電粒子砲なら、条約に触れることなく、中枢を破壊できる!」……って、真面目か(゜o゜)\(-_-)wwwww
なに、悪のくせに条約気にしてんねん(笑) というか、最初は条約外でも、すぐに条約化されるでしょ? そしたらなに? ブエル使うのやめるの(笑)?
ある意味で、ここ最近一番笑った台詞です(笑) 死に方まで小者だし(笑)
あと、ところどころでガンダムネタが雑に扱われて、腹がたちました。シリアス場面での笑えないパクりネタは、原作への冒涜、つまり悪です。と、ガンダム好きとしては、思わずにはいられませんでした。
まあ、士郎さんは、世界観の設定とざっくりしたキャラ設定までの原案で、ストーリーその他諸々は、漫画家の六道さんが担当しているそうなので、しょうがないかな~とも思いました。最初は面白かったのに、残念。シリアス展開追いかけ(微百合、微ギャグ程度で)、2期目があったら、化ける可能性も感じるアニメでした。
{/netabare}
てけ さんの感想・評価
3.8
正体不明の地球外起源種BETAと人間の戦いを描いた物語。
マブラヴオルタネイティヴの外伝作品です。
ゲーム版の本編はプレイ済みです。
ラノベのシュヴァルツェスマーケンは未読。
さて、この作品、世界観の説明がほとんどありません。
主軸が置かれているのは人間同士のドンパチ。
そのため、人類共通の敵であるはずのBETAが添え物状態です。
もし詳しい背景を知りたければ、本編を知らなければいけません。
一見さんには辛い作りです。
しかし、本編を知っていると今度はシュヴァルツェスマーケンが微妙に感じてしまいます。
キャラにも物語にも説得力がないんですよね。
冒頭こそ斜に構えて舌打ちばかりしている主人公。
しかし、2話3話であっという間に柔らかくなり、「お前を守る!」みたいなヒーローキャラに変身します。
登場人物はドイツ人なので、名前も当然ドイツ語。
馴染みのないドイツ語の名前を覚えるより先に、主人公が覚醒!
さすがに早すぎて笑ってしまいました。
他の人物も、人類の存亡をかけた戦いなのに頭がお花畑で、どうにも好きになれません。
いつも重要人物ばかり生き残る……みたいな展開もちょっとね。
拾った女の子がいきなり最強の部隊の人員に加わるなんてのも苦しすぎます。
もうちょっと納得の行く説明が欲しいところ。
「あ……そうなの」ってな感じで、「見せられている」感覚に陥りました。
ただ、原作の評判はいいみたいです。
つまり、1クールにおさめるため、スピード重視になり、説得力が殺されたということなのかなぁ。。
それに決して見られない質というわけではありません。
最後まで見せる力はあると思いますし、着地点は無難。
シリアス一辺倒としては色んな面で押しが足りないなぁと思ったのです。
なお、前作のトータル・イクリプスで原型が出来上がったのか、BETAや戦術機がちゃんと動くようになりました。
前作放映時は紙芝居でしたからね……着実に進歩しています。
オルタネイティヴ第二計画とある通り、少しずつ材料を揃えて、いつかは本編をやるのかも。
本編は大好きなので、もしやるにしてもこけて欲しくないです。
こうして外堀を埋めていくのはいいのかもしれません。
以下、これだけ分かればなんとかなるかもしれない、簡単な年表とバックボーン。
{netabare}
1944年 第二次世界大戦終結。日本は負けたが、軍は解体せず帝国のまま
1950年 軍事・宇宙開発が加速し、惑星探査計画開始
1957年 宇宙探査用の多目的ユニットが実用化
1958年 火星探査機が未知の生物と接触し消息不明に
1967年 月面探査チームが謎の生物と接触し全滅。BETAと名付けられ、交戦状態に
1972年 アメリカが宇宙開発用のユニットをベースに拡張・武装した「戦術機」の存在を公表
1973年 月から今の中国あたりにBETAが飛来。レーザー種という航空戦力の天敵が現れる
1974年 カナダにもBETAが飛来するが即座に核で殲滅。カナダはオワタけどアメリカは無事
以降、ユーラシア大陸の大部分にBETAが広がりハイヴという巣が作られる
戦術機が実戦配備され、各国での戦術機開発競争が始まる
1978年 ヨーロッパが主戦場に
1983年 東ドイツ、今作のシュヴァルツェスマーケンの舞台
2000年 アメリカ、前作のトータル・イクリプスの舞台
* BETA単体は飛べず、基本的に徒歩でしか侵攻できない
* 地上戦を含む3次元動作が可能な戦術機は、航空戦力の代わりに進化(名前が現実の戦闘機と同じ)
* 航空戦力が使えないが、レーザー種がいなければ爆撃等が可能になる
- レーザーの出力を落とせるのが重金属雲
- 懐に飛び込んでレーザー種だけ倒すのがレーザーヤークト
{/netabare}
ninin さんの感想・評価
3.9
原作未読 全12話
前に放送されたトータルイクリプスより前のスピンオフ作品。ヨーロッパで謎の生物BATA(結構気持ち悪いですね)の進攻を食い止めようとしている東ドイツの最強の戦術機部隊666中隊を中心に、BATAとの戦いや国内の争い・陰謀・愛憎などを描く作品です。
世界観、乗っている機体や戦闘服などにはトータルイクリプスと共通点もあるもののお話自体は独立しているので、トータルイクリプスを観なくても大丈夫です。
現実とリンクしている部分もあるのでリアリティもありました。(秘密警察や東西ドイツやベルリンの壁など)
キャラは、シリアスな作品の割に女の子は可愛く描いていますね。(トータルイクリプスも同様でしたが)666中隊も女子の比率が高いです。
BATA側でのお話はない(内情は描かれていませんね)ので、人間側のお話が中心となります。重く悲しいことが多いですが、最後は希望が残るお話でした。
戦争ものなのでたくさんの人が死にます。苦手な方は注意してくださいね。
トータルイクリプスは私には合わなかったので視聴するかどうか迷いましたが、コミカル部分をいれたり中途半端で終わったトータルイクリプスに比べて、突っ込みどころはありましたがシリアスで中だるみもなくきちん終わっているこの作品を観てよかったと思っています。
OPはfripSide、EDはキーマンの2人の女性を演じた声優さんが歌っています。どちらもこの作品に合っていましたね。
最後に、ドイツのお話なので名前がなかなか覚えにくかったですねw
剣道部 さんの感想・評価
3.0
[文量→大盛り・内容→感想系]
【総括】
「マヴラヴ オルタネイティヴ」(エロゲ)のスピンオフ作品ですが、本編の前日譚のため、本編プレイは必須ではありません(私も未プレイですから、多分ですが)。本編は、迫り来る異形の者(BETA)と人類の尊厳をかけて戦うセカイ系作品らしいですが、本作は、冷戦時の東ドイツの世界観を下敷きにした、人間対人間の戦い(謀略)がメインです。
本作、「BETA」のデザインがかなりキショイので、「アニメでもそういうのムリ!」って人には合わないと思いますし、人間関係においても、途中でかなりえげつない描写もあります。アニメに癒しを求める方にも合わないでしょう。
そんな感じで、色々と尖ってる作風ではあるものの、見所もあるアニメです。毎話、「次はどうなるのかな!?」ってドキドキは楽しめるので、興味があれば、是非。
【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
何の予備知識もなく(マヴラヴと知らず)観た初回、レーザー級が出た時に、懐かしさで泣きそうになりました(トータル・イクリプスは視聴済みだったので)。まさか、あんなキモいのに再会し、感動する日がくるとは(笑)
グロは嫌いだけど、戦争もの(特に化け物相手だと)だと不思議と観られます。戦術機は完全にヴァンツァーにしか見えませんね、戦闘画面の緑色の線とかはARMORED COREだしw
旧東ドイツやその秘密警察を下敷きにした世界観は、様々な議論をよびそうですね。私は、フィクションはフィクションと割り切ってるんで、その辺は気なりませんでしたが。
途中までは興味深く観ていたのですが、第6話の兄妹のゴニョゴニョで完全にドン引き(義妹とはいえ、個人的に、生理的にダメなんです)。視聴断念を考えました。
視聴を継続できたのは、ひとえにレーザー級への愛ゆえに(笑) というのは半分冗談としても、最初から最後までずっとシリアス&悲劇で、続き&結末が気になったのは事実。
作品の中盤以降は、正に「死が死を呼ぶ」展開。最終回なんて、歴代ガンダムシリーズを思わせる死にっぷり。でもまあ、無駄死にはしてないし、作画も良かったんで満足かな。
「失ったものは大きく、得たものはない。だが、これは前進である!」と、どっかの砂の国の国王もおっしゃっていますので、これからの666中隊に期待したいです! (と、思いたいんですが、この作品がマヴラヴ オルタネイティヴ以前の世界を描いたスピンオフである以上、今後の結末は規定路線なんだよな……鬱)
最後に、文句をひとつ。リィズの死に際のシーンで、テオドールに「お前のお兄ちゃんなんだからな」なんて言わせるくらいなら、それこそ6話のゴニョゴニョは不要、むしろマイナスでしょ。だったら最後まで(テオは)兄妹愛を貫こうよ。リィズの歪んだ愛情を表現したいのだろうけど、リィズに迫らせて、テオドールが断ればいいだけ。誰であれチャンスがあればとりあえず抱いとくとか、エロゲの主人公か!(いや、エロゲですがw) 本当は評価4にしたいけど、6話で-1です。
{/netabare}
ato00 さんの感想・評価
4.2
501部隊が西部戦線で勝利。
そのころ、東部戦線では502部隊によるペテルブルグ攻防戦が行われていた。
扶桑からの帰任中の雁淵中尉はネウロイの急襲により重体。
その代わりに、見習いとして妹のひかりが着任した。
ひかりは、やる気と根性と体力は一人前。
しかし、魔法力は足りず、ウィッチとしては力不足。
とても危険な特技、接触魔眼が唯一の武器です。
彼女の成長がこの作品の見どころといってよいでしょう。
やってみないとわからない!
彼女の無茶な申し出。
{netabare}対立はありつつも、仲間と共闘し次第に認められるひかり。
とくに熱血漢菅野中尉との関係が特筆すべき。
当初はひかりを認めない菅野中尉。
しかし、最終的には相棒に。
最悪な関係からの好転は、ひかりの前向きな明るさによるものでしょう。
{/netabare}全身全力でぶつかるひかり。
学ぶところ大です。
最終決戦は{netabare}激熱。
私、これまでの想いがこみ上げ、目がウルウルです。
極寒の地であの格好。
寒いを通り越して痛いでしょう。
そんなことを忘れるほどの熱い熱い戦いでした。
春3月。
ひかりは温かい日差しの元、502部隊に正式着任。
そして新しい戦いが始まるのです。たぶん・・・{/netabare}
えたんだーる さんの感想・評価
3.9
早めの話数で放送延期がありましたが、話数的にも総集編とはならずに、関連作品のOVAの放送で穴埋めを図りました。
…そう考えると、策は尽きていなかったのか(笑)?
予備日程があったのか、一応2016年内にキリの良いところを迎えて終了(?)。
ストライクウィッチーズが潜在能力高めな宮藤さん無双気味なのに対して、ブレイブウィッチーズは主人公の雁渕ひかりがあまり魔法力に恵まれない設定で、そのあたりをロスマン先生が「魔法力の制御と集中」という方向で育ててた分、本作の方が個人的には好みに合っていました。
あと、「ブレイブ~」の方が「ストライク~」よりも肌の露出は抑え目だったかも。個人的にそこはあまり重視していないので、その点は加点も減点もなしです。
CGの出来が、とか作画が、とかいろいろ言う向きもあるようですがそういうのはSHOW BY ROCK!!のミューモン形態とかユーフォの作画くらい突き抜けてないなら、五十歩百歩であんまり気にはならないです。
まあ、普通に毎話観ようと思う程度には充分面白かったです。
あ、OP曲は好きです!
ninin さんの感想・評価
3.9
全12話
ストライクウィッチーズと同じ世界、今回は第502統合戦闘航空団ブレイブウィッチーズの活躍を描く作品です。
敵はストライクウィッチーズと同じネウロイですが、進化してますね。巧みな攻撃をしかけてきます。
姉が本来所属するはずだったブレイブウィッチーズに、ある出来事で急遽所属することになった妹の主人公の雁淵ひかり(かりぶち ひかり)の成長するお話にもなっています。
ネウロイと戦う最前線、当然戦闘のエキスパートが必要なので、魔法力も弱く戦闘経験もないひかりは、当初メンバーたちに認められません。
でも、負けず嫌いなところもあって苛酷な試練にも耐えて徐々にみんなに認められていきます。
当初、ストライクウィッチーズの続編と思って期待していたのですが、キャラが全くちがうので少し戸惑いましたw(ちょい役でストライクウィッチーズのキャラも出ていますね)
でも、観ていくとだんだんキャラたちの個性が分かり始めたら面白くなってきましたね。
好きなキャラはニパです。ドジなところもありますが、ひかりと直枝を心配しながらうまく2人の架け橋になっていました^^
最後は凄い戦いでした。切りのいいところで終わっています。でも彼女たちの戦いはまだまだ続くようですね。
OPはストライクウィッチーズと同じ石田燿子さんが歌っています。EDは1980~1990年活躍したLINDBERGのカバー曲となっています。歌はその話で活躍したキャラの中の人が歌っていますね。
最後に、他にも統合戦闘航空団がいっぱいいるようなので、今後もこのシリーズ続いてほしいですね。
ninin さんの感想・評価
3.9
原作未読 全13話
マギのスピンオフ作品なので、本編のマギを観るとより分かりやすいと思います。
マギに出てくる重要人物の一人であるシンドバッドが主人公のお話ですね。
序盤の幼少期は不幸なことが多いですが、成長していくと持ち前の明るさと信念で数々の問題を乗り切っていきます。
ダンジョン攻略によるバトルや本編マギのときに出てくるキャラとの出会いなどがテンポ良く描かれていました。
お話も重たくならずに結構コミカルに描いていますね。マギの時のシンドバットの性格が少し出ていましたw
原作も続いているようなので切りの良いところで終わっています。
冒険もまだまだ途中、できればマギに出てくるシンドバットになるところまで続きを観たいですね。
OP PENGUIN RESEARCHさん、EDはフジファブリックさんが歌っています。
最後に、終盤はコミカルすぎて緊張感が全くなかったですねw{netabare}(谷底で葉っぱ1枚で暮らして馴染んでいるところはあまりにもコミカルでしたねw){/netabare}
Ka-ZZ(★) さんの感想・評価
3.7
この作品の原作は未読ですが、放送の決まった時から視聴を決めていました。
2クール×2期=50話もの大作で本編であるマギは描かれていました。
その中でもマギ、アリババやモルさんの冒険において多大な影響を及ぼしたシンドリア王国の国王シンドバッドの成長譚なんです。
これまで圧倒的な強さを身に纏ってきたシンドバッドの過去が明らかになる・・・と聞いて気にならない訳がありません。
こうして放送が始まった訳ですが、物語はシンドバッドが生まれた瞬間からが描かれています。
マギ本編でお目にかかった懐かしい顔ぶれと天変を目にした後・・・奇跡の子であるシンドバッドが誕生します。
シンドバッドの過去を遡る・・・と言ってもまさか生まれた時から描かれるとは思っていなかったので、私にとっては嬉しい誤算でした。
奇跡の子・・・その片鱗は既にシンドバッドが物心付いた頃から発揮されていました。
それは時折親すらビックリさせるくらいでしたから・・・
でもシンドバッドの父親は・・・周りから非国民と罵られていたんです。
それは戦争を知り尽くしていたから・・・
戦争で傷付く事と大切な家族を守る事は同義ではないと知っていたから・・・
自分の信念を貫き通すシンドバッド一家に、1話から溢れ出す涙が止められませんでした。
そして旅立ちの時を迎え・・・シンドバッドは大海原に漕ぎ出し・・・物語が動いていきます。
時を同じくして世界各地にはダンジョンという遺跡が突如出現していました。
そのダンジョンの奥には「ジンの金属器」が眠っているとか・・・
ダンジョンの最新部まで到達し、ジンと契約を交わすことで金属器本来の力が使えるようになるのですが、これまで誰一人攻略できた者がおらず多くの尊い血が流されてきました。
逆に言うと、それほどその金属器に価値があるという事です。
シンドバッドもダンジョンの攻略に向かいました。
最終的にシンドバッドが幾つの金属器を手にしていたかは覚えていませんが、「七海の覇王」の異名を持つきっかけになった事は間違いありません。
ここから物語の中盤まではダンジョンに纏わる話が中心となりますが、旅の途中で出会うキーパーソンについてもしっかり描かれています。
特に北方の海で出会ったヒナホホ・・・彼は一人前の戦士として認めて貰うため、必死の想いで海に乗り出したところ、シンドバッドとの出会い・・・ヒナホホの思い描いていたシナリオから少しずつずれていくのを止められないヒナホホの心中は複雑だったと思います。
でもその変化は結果的にヒナホホにとってマイナスにはなりませんでしたけれど・・・^^
そしてシンドバッドの冒険の中で一番変化したのはジャーファルだったでしょう・・・
両親を手にかけ11歳にして暗殺集団の筆頭・・・彼は何度となくシンドバッドに刃を向けてきました。
それは「執拗」という言葉でも片付けられない程・・・
そんな生き方の果てで待ち構えているのは・・・大概は良い物ではありません。
事実、ジャーファルも絶対絶命のピンチを迎えるのですが、彼の命を救ったのがシンドバッドだったんです。
シンドバッドの旅は同時にジャーファルにとって進化の旅でした。
彼が自身の新たな道をどの様に切り開いていくのか・・・この物語の見どころだと思います。
そしてシンドバッドが商人としてどの様な采配を奮うのか・・・見どころ満載なこの物語・・・気になる方は是非本編をご覧下さい。
オープニングテーマは、PENGUIN RESEARCHさんの「スポットライト」
エンディングテーマは、フジファブリックさんの「ポラリス」
残念なのはここから・・・ここまできたらシンドリア王国設立まで描かれるとばかり思っていました。だから当然1クールでは終わらず続くとばかり思っていました。
でも・・・1クールで終わっちゃいましたね^^;
それだけが残念です。
いつか続きが描かれるのを期待しています。
朝霧麻衣 さんの感想・評価
3.8
マギ本編においてはアラジン・アリババ・モルジアナ達の良き理解者であり、師匠的な立場にいて最初から最強なシンドバッドさんが幼い頃のお話です。本編では最強的な立ち位置でもありギャグ要員でもあるというとても重要人物です。
【あらすじ】※大まかな設定に関してはマギ本編のレビューを参照願います
「ダンジョン」と呼ばれる迷宮が世界各地に現れ、最深部まで攻略すると絶大な力を手に入れることができるという。そこに初めて攻略者として名を挙げたのがシンドバッドだった。その力を使い、世界から争いを無くすための冒険へと旅立つ。
【ストーリー】
王道冒険ファンタジー作品です。次第に増える仲間たちとの冒険や、ダンジョンで手に入れた力によるバトルなどが主軸です。ここで主人公となるシンドバッドですが、本編ではかなりの女たらしという設定で幾多のトラブルを起こしたキャラでもあります。この作品ではまだ16歳のようですが、すでにその片鱗が垣間見れるようです(*^^*)
女性関連で引き起こすトラブルをネタにしたギャグが本編に比べると気合が入っていたように感じます。ストーリー自体も暗すぎず、こちらのほうが個人的には見やすいかなと感じました。
【作画】
終始バトルシーンを含め、作画はとても安定していたと思います。
ギャグシーンでは作者独特の簡略キャラ達が笑いを誘ってきます(*^-^*)
【まとめ】
本編ではすでにシンドバッドと盟約を交わしていたキャラ達の出会いが丁寧に描かれていましたので、もし本編で好きなキャラがいたらエピソードの補完的な意味でも面白い作品かと思います。
nf918 TELL さんの感想・評価
2.8
前作に続き作画、特にバトルシーンは素晴らしかったです。一方物語は徐々に話がぶれていき、最終章である今作ではよく分からないものになってしまいました。
結局、今まで張り巡らされていた物語を面白くするのに重要そうな伏線の数々は消化不良のまま放り出され、最後は人間の心の力、人間が持つ不思議な力みたいなもので無理やり終わらされた感じがしました。ギアスを始めとするそういう力はこの作品ではあくまで一つの手段でしかないわけで、そこを中心に話を作って世界観を潰してはそれはもうコードギアスではないと自分は思います。誰もそんなものをコードギアスに求めている訳ではないのです。
こうした迷走の結果、本編のコードギアスと同じ世界で起こっていた出来事であるはずなのに、まるで違う世界の話のような稚拙さを持つ作品となってしまいました。
いくらでも面白くなる可能性を持った作品だっただけに途中からの迷走が本当に残念です。
そあら さんの感想・評価
3.4
ついに完結した亡国のアキトですが本編のコードギアスの出来の良さを考えると今作は失敗作です。
全5作ですが最初が一番良くて和数が進むごとにいまいちになっていきますね。最後の方なんか割とあっさり話をたたんでしまった感があります。
ルルーシュやスザクも登場こそするものの必要ではありませんほとんど物語と絡んできませんし
これはコードギアスファンとしてはつまらないんじゃないかなー
作画は綺麗ですし音楽もまぁ良いと思います。
でも別段、わざわざ見るほどの物でもありません(期待しすぎたかな)。
暇なときにコードギアスが好き好きでたまらなくて少しでもコードギアス感を楽しみたい人ならもしかしたら・・
僕としては落胆の部分が大きいです。
けみかけ さんの感想・評価
4.5
60分×全5部作で送る『コードギアス』の外伝作の最終章
今回だけは特に前作までを振り返るダイジェストはありませんのでご注意を
前作、アキトへの復讐に燃えていたアシュレイとあっという間に和解してしまったり、シンの目的が世界を滅ぼすという荒唐無稽なもので急展開にかなり萎えてしまいました
そもそもアシュレイは部下を一人殺されしまったことに腹を立てていたはず、これでは死んだヨハネに会わせる顔が無いのでは?;
クライマックスでは赤根監督作品ではもはやお馴染みと言える「タイムリープ」というか「パラレルリンク」というか「リバイバル」というかが発動するのですが、「ブレインレイド」や「ギアスの欠片」という要素は全部このための伏線だったということに思わず笑ってしまったw
そこまでやりたかったのか赤根監督w
オイラは今後この一連の展開を‟赤根ループ”と呼ぶことします(キリッ
シンの目的が世界を滅ぼす事なのや、アキトをその手で殺すことに拘る理由については詳しく描写されるためとても納得がいきましたね
この辺りシン役の松風雅也さんやシンの幼少時代役の皆川純子さんの演技も込みで観どころです
また、軍内部からも反発を買い独裁者ぶりを深めていくシンを唯一の理解者として彼を支えるジャンの存在はこの作品の数少ない救いの要素
ジャンを演じてる伊瀬茉莉也さん、ヴァイスボルフ城のオペレータ役も努めつつの重ね役の演じ分け素晴らしかったですb
(不意打ち的に乳首券も発行されてしまったしw)
で、アシュレイが寝返ったこと以上にオイラが一番納得いかないのはスマイラス将軍と時空の魔女の関係
第3章でこの二人はシンの暴走を止める契約を交わしていると明言されている(劇中では「(シンの)命を差し出す」と表現されている)がスマイラス如き小物(笑)がなんで時空の魔女と知り合いなのかがよぉわからんかったです
スマイラスはなぜこんな危険な契約を結ばなければならかったのか?
誰か解説キボンヌですよ
これさえキチンと補完されてればもっと評価は上でした;
さて第1章から散々言ってますが今作も井野元英二さん率いるチームオレンジによるフル3DCGで描かれるナイトメア戦には注目していただきたい
特に今回はヴァイスボルフ城での籠城戦ということで、『反逆のルルーシュ』では主人公サイドが様々な奇策で難攻不落の要塞を陥落させたのに対し、その逆に数で圧倒する敵から如何にして拠点を防衛するかが今作の手に汗握るポイントです
今回のナイトメア戦の出来はホントに良かったと思います
オイラはこれまで3DCGによるロボアニメの最高傑作は『マジェスティックプリンス』だと言い放ってきたのですが【遂にソレを超えた】と思います
シリーズ完結ということで総評としましては当初の予定を遥かにオーバーし3年半もかかっただけに完成したフィルムの出来はさることながら、テレビシリーズから設定を変えたりお話の急展開が目立ったたりでお世辞にもイイハナシではなかったです
さあ泣け!と言わんばかりのラストシークエンスも全然泣けませんでしたし
まあこれは『R2』の時にも感じたことなのですけどね
ただし前作までをチェックされた方は必ずその最後を見届けていただきたい、今作が全話で一番面白かったですからb
えたんだーる さんの感想・評価
4.3
作中の競技、ストライクアーツで少女たちがガチで殴り合ってます。
とりあえず、経験上わかることは頭を蹴られると痛いです。(痛いだけじゃない、脳震盪で意識飛んだ人も実際に知っています。)
2016年12月19日時点で、特番が残っているようですが一応本編終了のようなので「観終わった」ということにしてレビューを書いています。
まず最初に断っておくと、私はリリカルなのはの他のシリーズ作品を観ておらず本作が最初の視聴となります。
で、まあ本作ですが過去のシリーズの登場人物がたくさん出てきているようではありますが、「本作のメインストーリーを理解する」という上ではそれは特に障害ではなかったと思います。
作中オリジナル競技のストライクアーツについても魔法力的なもので打撃効果を高めたり、謎の安全システムによって危険度が下げられたりはしているようですが基本的には「打撃中心の総合格闘技」という理解で良さそうです。
で、本作なんですがストーリーの作り方は基本的に格闘技系の少年マンガのそれですね。ライバルとの因縁、ちょっとした行きがかりで入門、同門の仲間との練習、師匠の導き、etc.
女の子ばかり出てくるという点を除けば、普通に王道の熱血スポ根ものと言えます。わりと手堅く作られていますが熱めのストーリーでそこそこ楽しめる良作と言えます。本作が魔法少女ものかって聞かれると、違うと思います(笑)。
私的にはブラジルの格闘技であるカポエイラ(蹴りおよび回避が中心)を約10年、ロシアの格闘技であるシステマ(攻撃はなんでもあり+呼吸による早期回復など)を若干経験しているので、彼女たちほどガチガチに痛い思いをする機会はほぼないにしてもなんとなく共感できる部分もあり毎回楽しんで視聴していました。
シリーズの他作品も観ると、また別の楽しみ方もあるのかもしれません。が、とりあえず本作だけでも過去のシリーズ作品でのエピソードの片鱗などもうかがわれてわりと面白かったです。
最後に、作中での「いじめへの報復」について:
行使できる実力があって周囲に止める人間もいなければ、むしろ本作の描写がリアルに近いんじゃないかと思う(やって良いとは言ってない)。
◇fumi◆ さんの感想・評価
4.0
2016年放送のテレビアニメ 全12話 OVA3話
原作 都築真紀 監督 西村純二 制作 セブン・アークス・ピクチャーズ
なのはシリーズの第五弾となるようですが、
タイトルからは「魔法少女なのは」は消えて続編ではありますが主人公は変わりました。
シリーズで中心人物だった「なのは」と「フェイト」は登場せず、
前作「魔法少女なのはViVid」の主人公「高町ヴィヴィオ」は準主役級または脇役止まりです。
フーカ・レヴィントン CV水瀬いのり
リンネ・ベルリネッタ CV小倉唯
孤児院出身の二人の少女が主人公となる格闘アスリートストーリー。
タイトルから魔法少女が外され、所属も「ナカジマジム」と言うことで、
ほぼ、美少女格闘スポコンアニメになっています。
総合格闘技つまりキックボクシングの進化系ですが、
寝技や投げは少なく、パンチ偏重のようです。
格闘系にはあまり詳しくないので分かりませんが。
孤児院と言うことで虐げられた過去から這い上がる努力と根性物で、
梶原一騎の作品へのリスペクトがこの作品の真髄かとも思います。
「タイガーマスク」「あしたのジョー」「キックの鬼」「空手バカ一代」などですが、
その後のK-1などの総合格闘技とストリートファイターなどの格闘ゲームも、
視野に入り、ネタは十分だと思います。
それを魔法少女風ファッションの10代美少女に行わせるというアイディアは、
そのうちやるだろうと予測していた人も多かったと思います。
この作品は四角いリング内のファイトという選択で、70年代スポコンものの流れです。
少女と言うことでコメディ、お色気、ゆとり、などの可能性があったと思いますが、
梶原一騎風一本に絞ったようで、個人的にはちょっと微妙かなという感じです。
可能性があるジャンルなので、エロゲキャラではなく、現代少女キャラで見たいと言う希望です。
なのは系を期待すると肩透かし、スポコン系として観るとキャラデがかみ合わない、
やっぱり、なのはのスピンアウトとして楽しめればと思いましたが、
「魔法少女なのはViVid」と同様にイマイチ合いませんでした。
レビューを見ると比較的好評のようなので、魔法少女と思わずスポコンと思って観れば楽しめそうです。
ただ、リングの上での魔法少女ファッションは心震わせるものがありました。
わたし個人としては「劇場版魔法少女なのは」に期待と言うことで。
剣道部 さんの感想・評価
4.0
「魔法少女リリカルなのは」シリーズの外伝?みたいなことかな? シリーズを観てないので、よくわからないです(汗)
[2016秋 個人内ランキング 9位]
《以下ネタバレ》
【各話感想】
{netabare}
第1話
なかなかシビアな冒頭。格闘技系のスポ根もの? やたらとオッドアイの人物多いけど、何の意味もなくオッドアイのキャラを出すアニメはあんまり好きくないな。ヴィヴィオの「アクセルスマッシュダブル」は、「はじめの一歩」「ヴォルグ・ザンギエフ」の「ホワイトファング」にしか見えないw
第2話
絵柄があれだけど、微エロには少し萌えたw 腹とかw フーカの1日を淡々と紹介しつつ、各キャラクターに触れていく感じはなかなか良かった。
第3話
リンネのトレーニングシーンは、しっかりと筋肉を見せたいって感じでしたね。第2話の寝ているフーカの腹の描写もそうだけど、制作にはなんらかの特殊なフェチを感じる(笑)
第4話
リンネ過去編。たまたま、「いじめ~いけにえの教室~」を観てレビューを書いた直後の視聴で、不思議とリンクした。ラストのリンネの暴行リベンジで胸がスッとしてしまった私は、いけない人間なのだろうか?
第5話
大分バイオレンスな回でした。魔法少女の要素、必要ですか?
第6話
ミウラに、分かりやすい死亡(負け)フラグがぁ……。バトルシーンの手抜きがヤバイ(笑)
第7話
アインハルトの1回戦、鳩尾への肘打ちからの延髄蹴りとか、リンネよりエグいんじゃ(苦笑) フリッカージャブって、やっぱり「はじめの一歩」に似ている気が(笑)
第8話
今井VS板垣 戦を観ているようだな。二人ともスマッシュ撃ってたな。ヴィヴィオのスイッチスタイルも、ランディー・ボーイ・ジュニアがやってたな。カウンター狙わず、判定勝ち狙えばヴィヴィオは普通に勝てたんじゃ? でもここでヴィヴィオを勝たせるとか、良い展開ですね!
第9話
やはりここでリンネを負けさせるとは、凡百の格闘アニメとは違いますね。もしかしたらリンネは、「格闘技を辞めるために、格闘技を続けていた」のかな? やたら熱血展開だ(笑)
第10話
殴り合いながらの過去を回想。どこの熱血バトルやねん(笑) 熱く、熱く、熱く!
第11話
意識が無くなりかけ、トレーナーの言葉とミットの位置だけが見えるって、やっぱり「はじめの一歩」じゃんw 怪我と才能の無さを努力と理論でカバーしてきたジルが、才能のあるリンネと出会い、新たな夢をみる。「あなたの強靭な体に、私の技術と理論の全てが乗って、あなたの全身の筋肉が完璧に連動した一撃を討てたのなら、その打撃に耐えられる人間なんていません。きっと神様だって倒せます。」という言葉は、胸熱だった。神様=運命、なんだと思う。私もたまに道場で子供の指導をするので、どうしてもジルに感情移入してしまうw 才能ある若者との出会いは、それだけで幸せだよね。
第12話
殴り合って、仲よくなった後の平和な世界。百合百合してたw 太腿のアップとか、やっぱり制作の妙なフェチを感じるw キャラとか知らない人も出てきてるし、前作(シリーズ)ファンへのサービスも兼ねてるのかな? 決勝は、観たい気もするけど、ここまできたらもう蛇足ですよね。コーチ二人の会話とか、深いこと言ってた。
{/netabare}
【視聴終了】
{netabare}
愛は奇跡を信じる力よ~♪ 孤独が心~閉じ込めても~♪
……ハッ! 仲良くして頂いている(と思ってる)天地人さんのレビューの入りに似ている(しかも平成生まれの方には伝わらない)w
絵柄と違い、ガチのバトルアニメでした。実はリリカルなのはシリーズは観たことがなく、これが初の視聴ですw 結論としては、かなり面白かったです。ストーリーにも重厚さがあり、意表をつく展開もあり、熱さもあり、悲しさもあり。
個人的には第4話が印象に残っています。人としてどうかとは思いますが、正直に言って、スカッとしてしまいました(汗)
4話以降は、ナカジマジムの面々とリンネを中心した話が多く、サブキャラもよく掘り下げられていると感じました。
一方、フーカは途中から空気になっていましたが、リンネとのラストバトルで面目躍如。この作品の主人公であることを証明してくれました。リンネの目の、心の曇りを晴らすために殴り合う姿は胸熱。ところどころ完璧に「はじめの一歩」だったのはまあ、ご愛敬ということでw
ただ私は、リンネとジルのコンビに一番心を奪われました。才能という壁に夢を阻まれたジルと、才能溢れるリンネとの出会い。ジルの「私の理論とあなたの才能が合えば、神様も倒せる」という言葉、じ~んときました。この場合、神様=運命(人生)、だと思います。ジルは自分の不甲斐ない格闘技人生を、リンネは大好きな祖父の死とその後に起こしていまった事件を、それぞれが呪っています。そんな自分の人生を吹き飛ばすような、強烈なアッパー。第4話以上に胸がスッキリしました。
リンネは強くなりたかったのではない。強くなったと思いたかっただけ。だから、形(ベルト)を欲した、というのは納得の出来る心情です。
リンネはこれまで誰とも試合をしてなかったのですね。だから、勝っても冷たい目をしていました。それは、リンネの戦う相手は常に弱い自分自身、弱い自分自身が起こしてしまった過去の出来事だから。そういう、いつまでも過去に立ち止まっている姿、誰のことも見ていないリンネを、フーカは許せませんでした。だから殴ったのです。涙を流しながら。ジャジャジャン、愛は奇跡を信じる力よ~♪(って、もう良いってw)
そんなリンネが、フーカとの殴り合いを通し、過去を払拭し、自分がどれだけ格闘技が好きなのかを自覚し、最後は青空の中で二人揃って倒れるシーンは、正に名シーン。フーカに勝てなかったからもうベルトには手は届かないのだけど、そんなのどうでも良いんですよね。リンネは自分が本当に欲しかったものを手に入れられたのだから。
最終回は、本当に色んなことに結末をつける、温かいものになっていました。ちょい役のキャラにもちゃんと後日談を用意しているとか、芸が細かい。
リリルカなのはシリーズ(というより外伝的な扱い?)は本作が初めての視聴でしたが、予想以上に楽しめました! 時間ができたら、一作目から全部観てみたいと思えました♪
{/netabare}
【総括】
絵柄とは違う、ガチの格闘アニメ。格闘技を観る、というより、そこに至るまでの経緯や、バトル中の心情の変化を楽しむアニメか。シリーズ未視聴だが、ここから入っても充分に楽しめた。他の作品も観たくなった♪
◇fumi◆ さんの感想・評価
4.3
2016年に上映されたOVA 機動戦士ガンダム THE ORIGIN Ⅲ 暁の蜂起
原作総監督 安彦良和 監督 今西隆志 脚本 隅沢克之 制作 サンライズ
キャスバル・レム・ダイクンはサイド3にあるジオンの士官学校に入隊する。
そこで出会うのは権力を握ったザビ家の3男ガルマ・ザビだった。
キャスバルは後の物語である「機動戦士ガンダム」の歴史通りシャア・アズナブルの名前を手に入れていた。
ザビ家の面々、特にギレンは兵器開発を急ぎ密かに新兵器モビルスーツを軍事用に想定する。
地球連邦政府はコロニーに生きる人々への優越感をあらわに、
圧倒的な軍事力を背景に圧力政治を行っているように見えます。
前半は風雲急を告げる一年戦争の開幕前としてクールダウン状態で静かな流れ。
シャアとガルマの出会いと信頼が描かれる。
後半はタイトルにある内乱「暁の蜂起」の全貌が描かれ、ここまでのシリーズ最大のスペクタクルとなった。
暁の蜂起によってスペースノイドはザビ家に大いなる信頼を寄せ、
圧倒的な戦力を持つ地球連邦政府への叛逆へと至るわけです。
1,2,3と淡々と進むストーリー。
シャアは何を考えどう実行したのか?
日本最大の文化であるアニメーションの最も大切な物語を見届けなくてはならない、
と決意した次第であります。
ねごしエイタ さんの感想・評価
4.5
前回のシャアの声は、年相応に聞こえなかったけど、今回は役にはまってたと思うです。初日早朝、見に行ってしまったです。
今までのあらすじを簡単にまとめて始まったと思いきや、予想通りエドワウ(キャスバル)と本物のシャア入れ替わったです。こんなに早くもそうなるとは!です。
後から思うけど、仕組まれた偶然にしか見えないです。{netabare}
で、エドワウ、本物のシャアを自分の身代わりにするのだから、物語とはいえ狡猾だと思ったです。後半にも秘密を知ったリノを誘導して、反乱の巻き添えに消し去るのだから無意識に自己中心的な面も見えたです。{/netabare}
素性が知られるのを困るのは、分からなくもないのだが・・・・・・。
なりすまして士官学校に入学するシャア(キャスバル)。いきなりなんでも出来ちゃうのだから、才能といえばそうだろうけど、反則すぎる感じです。
ここでガルマでてくるのだけど、TVシリーズで見たガルマと違い、背伸びをする幼い少年のように見えるです。{netabare}自分で何でも決めることのできない未熟さもある感じです。そこを後半、シャアに付け込まれるんだけどもです。
モビルスーツ開発エピソードもでてきて、Dr.ミノフスキーなんてTVシリーズでも聞いたことのある名前の爺さん登場は、面白いです。見た瞬間に髪短いけどすぐわかったゼナとかいう女性。ドズルの奥さんがシャア、ガルマと同期だったのは、ビックリです。
ジオン独立の話につながるエピソードが、後半でタイトルにもある連邦に対する暴動をきっかけに、シャア達がサイド3の連邦を武装解除させる連邦の制圧させる「暁の蜂起」。ガルマをシャアが決め台詞でそそのかすのだけども、ここを含めて最後まで見事に成功させる展開は、凄いし面白かったです。
ここでシャア、例のマスク、バイザー登場の秘話が明かされるです。目的のためとはいえ、利用できるものは利用するというシャアの姿を見たです。{/netabare}前作より、ずっと面白いですけど・・・・。本当にジオンの歴史に残りそうな、展開だったです。
最後{netabare}にアムロ親子が、またサプライズで出てきたと思ったけど、{/netabare}次回のお話にも繋がる登場だったようです。
{netabare}秋上映予定が、{/netabare}楽しみです。
kuroko85 さんの感想・評価
4.4
前作でセイラとの別れ、
仕官学校入りを決意したキャスバル。
いよいよ「赤い彗星」ライジング、という段階ですね。
私はファーストガンダムに対して完全にかぶった世代です。
ファーストに関して、
そこまでの思い入れはありませんでしたが、
時代がこの作品に対して
無関心であることを許さない時代でしたね。
この作品で「シャア・アズナブル」という
人間が実在していたのを初めて知りました。
そして彼がその名を名乗るようになり
また、あの仮面を被る様になった
経緯もこの作品で明かされています。
またザビ家による1年戦争前の状況や
MSの製造過程もしっかり挿入されています。
その際にはガンダムでは欠かす事の出来ない
「キーワード」=「ミノフスキー粒子」の
ミノフスキー博士も登場しています。
そんな中ザビ家の人間として、
ドズルとガルマがいい味出しています。
特にドズルの方はファーストでは
見れなかった人間性(人間味)満開です。
それを言えばデキンもそうなのですが、、、
Ka-ZZ(★) さんの感想・評価
4.1
私のお気に入りの棚序列4位のスピンオフ作品です。
フェアリーテイルの2期が始まった時に「月刊フェアリーテイルマガジン」が発売されたので定期購読していたのですが、その中でこの「ZERO」の物語が描かれていました。
このマガジンはかなりお得で、DVDに4話分のアニメが入っている上に別冊でそれぞれのキャラを掘り下げた特集が組まれていたりこのZEROが連載されていて税別2,759円しかしないんです。
それに1〜6号に付いている専用応募券と切手を送れば、特製タペストリーが貰えたりと特典も盛りだくさん・・・^^
唯一気がかりだったのがVol.13で終わってしまった事だったんですが、「月刊FAIRYTAILコレクション」に姿を変えて発売されてたんですね・・・知りませんでした^^;
このZEROでは、魔道士ギルド「フェアリーテイル」が誕生するまでが描かれています。
主人公はフェアリーテイル初代マスターのメイビス(CV:能登麻美子さん)
メイビスは天狼島の魔導士ギルド「赤い蜥蜴」に幼い頃から所属し、両親の残した借金返済のため、過酷な労働を強いられていました。
着るものも履くものも粗末・・・それでも常に前を向いて気丈に振舞う姿は見ているだけで涙が溢れてしまいます。
そんなメイビスの転機はギルド間の抗争で「赤い蜥蜴」が壊滅してしまった事でした。
辛くも生き延びたメイビスとギルドマスターの娘であるゼーラ(CV:花澤香菜さん)は7年もの間、天狼島で二人きりの生活を送っていました。
この7年もの間、島の図書館の本を読みあさっていた事が、後に彼女を「妖精軍師」と言わしめる所以となったようです。
天狼島しか知らないメイビスとゼーラでしたが、トレジャーハンターであるユーリ、ウォーロッド、プレヒトの三人との出会いが彼女達の運命を大きく変える事になるのです。
3人は島の宝である天狼玉を手に入れるために島に訪れましたが既に盗まれた後でした。
島の宝を取り返したい・・・そう願うメイビスは3人のトレジャーハンターと一緒に島から出て物語が動いていくのです。
原作既読だった事・・・実はちょっぴり後悔しました。
決して面白くなかった訳ではありません。
ラストで衝撃の事実を知ってしまった事・・・そして一度脳に焼き付いた記憶は決して消えることが無いので、視点がどうしても衝撃の事実ありきになってしまった事に悔しさを感じました。
衝撃の事実は・・・とても悲しい事・・・そしてとっても大切な心の拠り所・・・
だから本編のちょっとした言動でも涙腺が緩んでしまうんです。
例えばオープンニングで一瞬笑顔を見せてくれるのですが、その笑顔に切なさが溢れているようで目頭が熱くなったり・・・
より深く感動できた・・・と言えばそうかもしれませんが新鮮味・・・という切り口で見ると少し少なかったような・・・^^;
アニメを見ていると原作でも感じた違和感はしっかり踏襲されています・・・
どうしてメイビスは幼い少女の姿をしているのか・・・その理由はこのZEROで明らかになるのですが、この時のメイビスの笑顔が堪りませんでした・・・どうしてそんな風に笑えるんだろう・・・どうしてそんなに爽やかなの・・・?
原作既読に関して色々書きましたが、結局はアニメのラストでは原作既読がどうしたの?・・・いうくらい声優さんの演技が良くて号泣しちゃいましたけれど・・・^^;
本編の方では途中から登場したメイビスですが、このZEROで彼女がより一層魅力的に見えるようになりました^^
オープニングテーマは、シシド・カフカさんの「明日を鳴らせ」
エンディングテーマは、SOLIDEMOさんの「Landscape」
FAIRY TAIL ZEROとしては1クール10話でしたが、構成上この外伝は2期に含まれていたようです。
ZERO終了後に2期として2話分放送されたので・・・
フェアリーテイルファンなら必見の作品だと思います。
そして2話分放送された2期ですが・・・間違いなく次に繋がる展開だったと思います。
アニメが原作に追いついてしまったとも聞きましたが・・・続編の発表を楽しみにしています^^
三毛猫メリー さんの感想・評価
3.9
2020.1.20 視聴完了。
「フェアリーテイル」の初代マスター・メイビスの物語。
天狼島での生い立ちに始まり
天狼玉を取り戻すため、トレジャーハンターの
仲間たちと旅をし・・・という話でした。
一番驚いたのは、とある秘密よりも
マカロフの出自の方でした(笑)
amZ さんの感想・評価
3.2
安定のフェアリーテイル
ワンピと比べて可愛いキャラが多いのとテンポがいい
ただ話の構成は単調になりがちなので飽きる人は飽きます。
メイビスかわいい
アニメ200話以上お疲れ様でした!
最後まで王道貫いた作品だったと思います。
えたんだーる さんの感想・評価
4.1
『SHOW BY ROCK!!』(1期目)に引き続きの2期目。新キャラ以外は紹介する気はなさそうなので1期目を観てから本作を観ましょう。
MIDI CITYやミューモンたちの設定は前作と変わらずなので、そのあたりについては1期目のレビューをどうぞ。プラズマジカ、シンガンクリムゾンズ、クリティクリスタ、徒然なる操り霧幻庵、トライクロニカの面々は1期目から継続して1話目から登場してました。
新バンドのバッドヴァージンロジック(BVL)はなかなか良かったです。本シリーズは1期目でミューモンの3DCGによる各バンドの曲演奏場面も気に入っているので、本シリーズも楽しみにしていました。ただ、全話の演奏シーンを振り返ってみると、ミューモン形態での演奏シーンはあまり多くはなかったですね。
とりあえず、第1話で主人公のはずのシアンがなかなか出てこなくてびっくりしました。
「世界の危機」に関しては1期目以上にシリアスなはずなんですが、様々な問題とその解決について1期目よりもより「ロックバンドあるある」な感じがして楽しいです。
ミューモンの3DCGは減ったように思うんですが、1期目がともするとただのバトルアニメになりかけていた感があるので、より「ロックバンド」という設定が活かされている2期目の本作のほうが個人的には観ていて面白いです。
ただ作品の出来を論ずる上での「物語の評価」となると、たぶん1期目より低い評価になるかなあ…。
結局「世界の危機」はバンドに訪れるトラブルのひとつとして味付け程度になっていた気がしますが、たぶん本シリーズはそういう作品なんでしょう。
プラズマジカによるOP/ED両曲は好きです。またどちらも背景アニメーションはかわいさにあふれています。
101匹足利尊氏 さんの感想・評価
3.7
原作ゲームアプリは未プレイ。
当初、{netabare} いきなり話が宇宙レベルに飛躍したり、
巨大人型ロボットだったりwタイムリープだったりw惑星ぴゅるだったりw{/netabare}
大がかりすぎて音楽アニメとして原型を止めるか不安でしたが、
終わってみれば、音楽アニメの二期として無難に着地した印象。
大風呂敷が広げられる中、相変わらずどーでもいいことで熱く語り合っている
シンガンクリムゾンズの中二病?日常トークに再会できた時は、
まるで実家に戻った時のような安心感がありましたw
やはり中二病?をこじらせていて、故に、
何を言っているのか今ひとつよく分かりませんがw
シンガンの予定調和を見て、私もようやく作品と折り合いが付いた感じ。
シンガンのメンバーは物語でも{netabare}キーとなるキャラと意外な人脈がありましたし、
アーティスト魂も見せ付けてくれましたね。{/netabare}
尊氏は家畜ではありませんが、何かこう……ありがとうございます。
音楽の力を説き直すシナリオはベタではありました。
けれど、ふと現実の日本の音楽業界を見渡せば、
{netabare} 賞レースで札束が飛び交った疑惑が浮上したり、事務所内紛だったり……。
禍々しいダークオーラーがもうもうと立ち籠めていますw
私のメロディシアンストーンも穢されそうな、
それこそ誰かが「ウタヨノコレ」とでも叫ばなければ、
真実(まこと)の歌など消えてなくなりそうな、
師走の今日この頃ですが……
それだけに本作の陳腐ながら真っ直ぐな音楽への想いは、
思いの外、深々と私のハートに突き刺さりました。
無闇に人気を金で買い漁る行為が何故、音楽を汚すのか。
メンバーの絆が音楽にとってどれほど重要なのか。{/netabare}
本作は音楽の力について率直に物語ってくれていると思います。
最後の展開。{netabare}かつてのライバルも交えて全員演奏でラスボス浄化。
これもまた基本に忠実な続編シナリオですが、
(ただし、 {netabare}社長型ロボット兵器特攻は斜め上でしたがw{/netabare})
色んなしがらみや枠を越えて、みんなで歌のパワーの再確認するっていいな。
と私は素直に思えました。
現実の音楽業界でも東日本大震災後にチャリティーで
アーティスト大集結の流れ等がありましたが、
こうした企画もメロディシアンストーン浄化には有効かと思います。
阪神淡路大震災後にあったジャニーズのJ-FRIENDSみたいなスペシャルユニット、
またやればプラスにはなるとは思いますが……難しいかな(苦笑){/netabare}
Ka-ZZ(★) さんの感想・評価
4.0
この作品の原作ゲームは未プレイですが、アニメ1期とショート1期が先行しているので正直原作がゲームである事をすっかり忘れていました。
内容的には1期の続きではないので、2期から見ても問題無いと思いますが、1期から進化を続けるキャラデザを比較したり、特定のキャラへの思いれを大切にされる方には1期からの視聴をお勧めします。
1期ではゲームの世界であるMIDICITYに引きずりこまれ、そこで「プラズマジカ」の一員としてデビューしたシアンはバンドのメンバーと共に様々な困難を乗り越えながら成長していく様が描かれていました。
でも、まさかシアンが再びMIDICITYに召喚されるとは嬉しい誤算ですが、前期と違って今回は序盤からきわめて状況が芳しくないんです。
何でも闇の女王が襲来したとかで、MIDICITYは危機的状況に直面していました。
シアンが呼び出されるという事は、ロックな音楽パワーをMIDICITYが必要としているから…
そしてこの展開は序盤からアツアツでした…
これまでプラスマジカは、チュチュ、レトリー、モアの3人グループでした。
だから3人での音楽活動は彼女たちにとって本来あるべきバンドの姿…
でも一時的とはいえ、シアンの加入でプラスマジカは4人組になった…
住んでいる世界が違うから、もう会えない事くらいみんな分かっています…
それでもふと我に返ったり、物事に行き詰ったりした時に、4人で様々な困難を乗り越えたあの頃をどうしても思い出してしまう…
そして会いたいと思ってしまう…
決して叶わない夢だと知っていても心の中で思う事だけは自由だから…
でもそう考えるのって決して一人じゃないんです。
だってみんなで一緒に乗り越えたんですから…
そしてみんなの思いがシンクロしたその先には…
こういう展開…大好物です。
MIDICITYの危機…とはいえ、この作品の肝である適度な緩さは2期でも健全です。
むしろ2期目になって精神的に一回り大きくなったキャラが増えたのではないでしょうか。
今期はプラスマジカを取り巻く周囲にもしっかりスポットライトが向けられていたと思います。
クリティクリスタのロージア…1期では自分の弱さにつけ込まれ大変な騒動への発展しましたが、人一倍反省していて改心していました。
そんな彼女は今期で更なる成長を遂げることとなるのですが、これは見てのお楽しみです。
そのほかシンガンクリムゾンズのアイオーンの過去や、モアは超VIPなお姫様だったりと様々な事が明るみとなる訳ですが、尺の関係上、その分ばっさり切られたバンドもありました。
一番残念だったのは、1期でイチオシだったダル太夫率いる「徒然なる操り霧幻庵」が殆ど登場しなかった事です。
確かに大いなる目的のために動いていたので仕方なかったのかもしれません。
けれど演奏している姿を見たかったのが本音です。
一方、個人的に大好きだったのは6話後半から7話…
プラスマジカの新曲にまつわるお話です。
痛い位に感じるみんなの優しさ…
もう時期的にはレッドゾーンなのに、耳にする台詞は「いたわり」ばかり…
そして極め付けはこの一言…
「キングさん…私、分かったよ…。私の音楽の神様はね…いつも、いつも傍にいたんだよ…」
私もシアンと一緒に号泣です…
様々な成長を経て生まれた音楽の力は、どこまで闇の女王と渡り合えるのか…?
そしてMIDICITYを巡る戦いの顛末は…?
気になる方は是非本編でご確認頂ければ…と思います。
オープニングテーマは「ハートをRock!!」
エンディングテーマは「My Song is YOU !!」
どちらもプラズマジカが歌っています。
この楽曲ってワルキューレにもひけを取らないクオリティだと思いました。
特にオープニング…歌詞の合間に合いの手が入るのですが、その合いの手もハモっているように聞こえるんですよね…
合いの手って歌ではないのでハモるのは至難の業だと思うのですが…
どちらもカラオケで挑戦済です。
1クール12話の物語でした。
ショートのレビューでも記載しましたが、作画のクオリティは確実に向上しています。
オープニングで曲に合わせてシアンがニコニコ笑顔でツイストっぽく踊っているシーンで、シアンに色々と持っていかれてしまいました。
シアンが三度MIDICITYへ…というのも展開次第では有りだと思います。
もし続編が制作されるなら絶対視聴したいと思います。
ato00 さんの感想・評価
3.4
てーきゅうライバルアニメ。
おっそ~。
てーきゅうに慣れた身には、このアニメ「かめかめ」です。
テニスをまともにしてる4人組が登場。
なにテニスやってるの?ってツッコミたくなります。
3人が軽くボケて鈴木さんがツッコむパターン。
鈴木さんのツッコミが正攻法だから笑いのセンスは今一です。
てーきゅうメンバーがゲスト出演している回が興味深い。
のんびりしゃべっているのに違和感を感じます。
どうも尺が長いせいらしく、てーきゅうでは無理している模様です。
決して面白いとは言えないコメディーですが、
口数の少ない西さんがボソッとつぶやくところがかわいいとか。
鈴木さんが黒髪美人とか。
顧問が冷静なつっこみ役とか。
所々に見どころがあったりします。
Ka-ZZ(★) さんの感想・評価
3.5
この作品の原作は未読ですが、これまで放送された「てーきゅう」の中でも前フリがあったので、視聴を楽しみにしていました。
何せ濃密な2分間の中で息つぎする暇も無いくらいのハイパーマシンガントークが炸裂する「てーきゅうの公式ライバル作品」という立ち位置・・・気にならないわけがありません。
物語の舞台は兎亀高校テニス部・・・
ここでは乙女が4人が大会に向けて日々汗を流す・・・というところまで体育会系のノリではないのですが、時には部室でトランプなどの小休止を挟みながら部活動に励んでいます。
そんな少し緩めのテニス部員は以下の4人です。
田中 きなこ(CV:中島由貴さん)2年生のボケ担当。レビューを書くためにwikiをチラ見するまで気付きませんでしたが、この作品の主人公なんたそうです。
鈴木 あやこ(CV:新井田いづみさん)3年生の緩いツッコミ役。ロングの黒髪が特徴的で、4人の中では一番スタイルの良い女の子です。
佐藤 くるみ(CV:小出ひかるさん)3年生のボケ役。普段はチャラい感じでなのですが、たまに言う良い時のギャップが可愛らしい女の子です。
西新井大師 西(CV:谷尻まりあさん)1年生の無口無表情系キャラ。そしてすぐ餌付けされちゃいます^^;
てーきゅうの視聴を続けてきた人にとっては、1話目から違和感を覚えたと思います。
てーきゅうはハイパーマシンガントークが炸裂する作品です。
その公式ライバルだったら同じようなマシンガントーク・・・と思いきや台詞のテンポは思い切り普通でした。
でもキャスト陣を見たら・・・それも何となくですが納得しちゃいました。
今回の主要キャラの声優さんは、アーススタードリームのメンバーで構成されています。
そして皆さん新人さんなんだと思います。
一方、てーきゅうの声優さんは、花澤さんやみもりんなど脂の乗った演技をされる声優さんで構成されています。
考えてみると2分間とはいえ、あのハイパーマシンガントークを噛まずに演じきるって、声優として相当高いスキルが要求されるのではないでしょうか。
何といっても「台詞が聞き取れなかったら原作を・・・」と言い切っている作品です。
これを新人さんに求めるのは、あまりに酷な事のように思えて仕方ありません。
物語の中で、兎亀高校と亀井戸高校がテニスの練習試合をする場面があります。
亀井戸高校の皆んながここまで真剣にテニスをプレイしている姿はもしかしたら初見かも・・・と思える位貴重なシーンでしたが、帰り際に
花澤さん「なんかこっち喋りやすいなぁ」
みもりん「尺長いからねー」
の台詞には、てーきゅうの苦労がにじみ出ているようで思わず笑ってしまいましたけれど・・・^^;
それではこの作品はイマイチなの・・・?
と問われると決してそんな事はありません。
作画を含め全体的に温かい雰囲気と、時々真面目にテニスに打ち込む姿はてーきゅうと真逆ですし、何より4人が仲良しなのが見ていて微笑ましいです。
一風変わったテニス部物語・・・てーきゅうを視聴済の方なら何の問題もなく入り込める作品だと思いますし、キャラの動作や仕草はてーきゅうを彷彿させてくれますよ。
オープニングテーマは、うさかめ高校テニス部の「走れ!うさかめ高校テニス部!!」
エンディングテーマは、アース・スター ドリームさんの「Promise you」
1クール全12話の作品でした。このところアース・スター エンターテイメントさんのショート作品が続いているので、私の中では「無くてはならない存在」になりつつあります。
今度はてーきゅう8期か・・・それともうさかめ2期か・・・考えただけでも楽しくなります。
続編の情報を期待して待っています。
buon さんの感想・評価
3.2
わっ、なんか変、おもしろ。
・・・
ヘビ花火、ニョロッとしてる時はなんか面白い、
燃え尽きた後の残念感。
絵柄はなんか絵本タッチで可愛らしい、
キャラはなんか川合らしい、
褒められる点は以上!
さて、比較として出さざるを得ない「最強の宿敵(ライバル・先輩)」てーきゅう。
て☆ー☆きゅ☆う☆と比較すると、
尺が長い、
セリフがスロー過ぎる、
超人ギャグがない、
勝ちようがないじゃん!!!!!
あった勝機が!EDがある!!!!!
まあ、あったから何なのって話ですが。
けど、OP・ED共に結構ええ♪
作品内容とは無縁ですが。
観ているときはホンワカイイ感じ。
まあまあええで♪
ninin さんの感想・評価
3.0
全11話
Re:ゼロの後にあったショートアニメ、Re:ゼロのキャラがデフォルメされて本編とリンクしたようなお話をコミカルに描いた作品です。
オーバーロードの「ぷれぷれぷれあです」みたいな感じでした。
箸休めにどうぞ~
scandalsho さんの感想・評価
4.2
Re:ゼロのショートアニメ。
第1期の前半の物語と微妙にリンクしている(?)ショートアニメ。
ショートアニメにしてはコメディ要素が少なめ。
TAMA さんの感想・評価
3.7
リプチより先にコチラでしたね。レビュー書く順番間違えたな。
休憩時間はやたらラムが多かったな。ラムの特徴的な動きが生まれ、リプチにまで派生していきましたね。あの動き、好きですよ姉様!
物語的に先に本編。後に休憩時間という流れ。単品では理解しにくい作りですね。これがもしキャラ交換とか本編ではない仕様にしたらまた違ったかもしれません。ま、題名に『休憩時間』と書いてありますしお茶でも飲んで暇潰しに観てください、みたいな感じなんでしょうね。
個人的にはやはりラム率が高かった様に感じます。
ロズワールと一緒に風呂に入っているスバル。スバルが『エミリアたんの入った後のお湯を~』のセリフ中に外でロズワールの服を持って待ってるラムの顔が…まるで汚物を見るような…汚名返上しろよ、スバル!
ninin さんの感想・評価
3.5
全14話
Re:ゼロから始める休憩時間が終わった後に始まった本編Re:ゼロの後にあったショートアニメ。
Re:ゼロから始める休憩時間と同じようにキャラはデフォルメされています。
Re:ゼロに出てくるキャラたちが、スバルいる世界にそのままの感じでいたらというお話です。
それぞれキャラの特徴に合わせて学校やゲームセンター、コンビニなどでスバルを中心にコミカルに描いています。
なかなか楽しかったですね^^
箸休めにどうぞ〜
scandalsho さんの感想・評価
4.4
Re:ゼロのショートアニメ。
Re:ゼロのキャラたちが舞台を変えてコントしています。
コメディ要素強め。
Re:ゼロ好きの方なら、楽しめると思います。
シン☆ジ さんの感想・評価
3.5
youtubeで「リゼロ二期情報 世界初公開スペシャル」を観た後、見つけました。
リゼロのキャラが2~3人出て来てーの、スバルとの掛け合いが楽しいw
シリアスでしかないキャラのボケとか水着姿とか結構貴重かと。
異世界カルテットの前身かも知れないですね。
文葉 さんの感想・評価
4.5
弱虫ペダル SPARE BIKE
上映時間が60分と短め。スピンオフです。
巻島裕介先輩の壁の穴の理由とあの独特な”登り”をキメるまでと、
東堂尽八先輩のおしゃれファッションとカチューシャの秘密についての2本立て。
”それいけアラキタくん”の荒北先輩の(なんてことない)日常が拝めます。
昨日、ネットで「最近のアニメのコラボカフェないかな~」と検索したところ、
「カフェ&バー キャラクロ feat.弱虫ペダル」が秋葉原にオープンしていたそうで、説明箇所を見ると横に「SPARE BIKE」と書いてあり、なんだそれは・・と思い、調べるとスピンオフの上映があると知り、
普段OVAや番外編はレンタル待つことが多いですが、あにこれのページを見ると
誰も棚に入れていない、レビューもタグもない状態だったので、これは見たいな~!と、仕事帰りの午後休に行ってきました。
上映時間が60分と短いので、特別料金。
私のよく行く劇場では1800円のところ1500円でした。
客層は女性7;男性3の割合。お友達同士やカップルもそこそこいて、
初日なのか、調べると一回目の上映からほぼ満席。平日の朝から皆何やってるんだ・・(笑)と、思いました。
入場者プレゼントで缶バッチ貰えると知らず、期待せずに早速開けてみると、
なんと中は・・私のお気に入りキャラの・・地味ながら御堂筋くんを支える京伏の石垣くん!!!(推しキャラについて誰も聞いてないって?そんなの良いんだよ・・←)受付のお姉さま、本当にありがとう・・泣\(^^)/
席は女性に挟まれたほぼ真ん中の席で見やすく、映画版だから作画もクリア・・っ
特に石垣くんを大スクリーンで(ほんの一瞬だったけどw)観れて満足です。
内容は、弱虫ペダル第一期と二期観た方は十分楽しめる番外編でした。
作中で少し触れた部分を回想たっぷりに観ることができて、巻島先輩と東堂先輩の魅力がたっぷり伝わりました。
中には思わず吹き出しそうになるシーンもありまして(特に東堂偏)、私の席の両サイドはじめ一列がこらえきれず、ふふっ・・としていました。
まだ未見の方には厳しい内容かもしれません。
劇場まで行くの面倒な方や、惰性で観ていた方はオススメしませんが、
アニメ1期2期共に夢中で観てた方や、巻島、東堂先輩の今に至るまでの昔の話が観たい方にはオススメします。
鸐 さんの感想・評価
4.0
予告通り巻島と藤堂の過去メインのお話です。
前回の熊本レースは弱虫ペダルにしては真面目なお祭りアニメでしたが、今回のスペアバイクはいつもの、テレビアニメのノリの、いつもよりも少しだけレアな物語をご覧頂けるでしょう。
劇場の雰囲気も適度に緩くて想像していた以上の満足感が得られました。
ここからネタバレです
{netabare}
本編は全3話とアラキタくんミニストーリー+アラキタくんアイキャッチの構成になっています。
過去の話は3話とも現在の登場人物との日常会話から、過去を振り返るという形をとっております。現在の時にお馴染みのキャラも登場しますが、基本的には過去のキャラメインなので、巻島と藤堂以外の人気キャラの登場は期待しないでください。
ちなみに、ポスターに描かれた謎の人物は登場していません。
1話
巻島が入学後、隠れて特殊なダンシング走行を練習する、本編でも触れられた話を深く突っ込んだ話になります。
ショっ端から巻島節全開の「春ショ〜うららショ〜ショショショショショ♩」で快く静かに笑わせて頂きました。
神崎兄は既に車乗りでしたので、結構早い段階で自転車に乗るのを止めてしまったようですね。
2話
藤堂が自転車レースに出るきっかけとなった中学の出来事になります。
過去の話の中で登場する主な人物は藤堂君と、その友達の糸川君と、当時の箱学の女子マネさんの三人のみ。
糸川君の声(阪口大助さん)が尽八くんと呼ぶ声が、新八と被って不思議な気持ちになりました。
現在パートでは安定の泉田君アブが輝いていました。
結局糸川君は今何をしているのかな?気になりますね。
3話
激しい乗り方で愛車を壊してしまった巻島が立ち直るまでの話です。
隠れて練習して、自分の走りを認めさせた巻島さんですが、最大の壁は以外にも違うところにあったんですね。
それいけアラキタくん
リーゼント時代の荒北くんが猫と触れ合うシリーズです。
なかなか懐かない猫に対し、リーゼントの事を尻尾だ!人間の尻尾は頭についているんだ!と力説する姿が何とも可愛らしいです。
尽八くんと巻島さんの絡みは残念ながらありませんでしたが、いつも通りキャラ出し全開のギャグ+レース展開で凄く面白かったです。{/netabare}
2週間と短い上映期間ですが、弱ペダファン、特に巻島&藤堂が好きな人にはとっておきのストーリーとなっています。おすすめです!
takato さんの感想・評価
3.5
全然、女性向けアニメは見ないのだが、好きなアニメレビュアーさんの笠さんが推してた作品なので見てみたが、やはりキツイ…。
女性に媚び媚びでセクシーアピールな部分はやはりキツイのだ。
男性向けの作品の女性キャラって媚びてるとはいえ、可愛い小動物系で癒される感じ露骨に恋愛や性に繋がらない感じだけど、女性向けってなんでこんなに露骨なのか?。
格好つけ過ぎて滑稽、或は気持ち悪くなっちゃってる部分は受け入れがたい。
ライブ中に突如、自転車二人乗りデート妄想みたいなのが始まってキメキメな後に、二人乗りはダメ絶対!みたいな交通安全のポスターか!みたいなギャグになってる部分は爆笑だったが。
キャラの描写も、仕方ないっちゃ仕方ないが薄すぎて、いかに狂った展開をやられても、そのジェットコースターに私は乗れてないからなぁ…な虚無感が。
ぶっ飛んだ展開や描写に関しても、ウテナやGガンを通ってきた人間としては、それだけじゃそんなに衝撃は受けぬ。だって、前述の二つのがもっと半端ないもん!。
ただ、この物語どうなるのか気になったし、キャラが掘り下げられるだろうと思って続編のテレビ版を見てみたら、こっちは面白いのでキッカケを作ってくれたのには感謝したい。
けみかけ さんの感想・評価
4.9
『プリティーリズム・レインボーライブ』の正当な続編にしてシリーズの名脇役として活躍した男性キャラ達を主人公にしたスピンオフシリーズ第1弾の映画
上映時間は約60分
まずお伝えしたいのですがこの映画【歴史的傑作です!w】
『うたプリ』とか『美男高校』とかが苦手で無い方は絶対に観た方がいいです!
だって天地がひっくり返るぐらい面白いw
劇場の男女比は見事に5:5!
満員の観客は最初から最後まで腹抱えて笑い倒し!
昨今、男性人気か女性人気かのどちらかに極端に偏った作品が多く、あれだけ話題を呼んだ『ガルパン』ですら女性客はほとんど見受けられないというのが寂しい現状
ところが、この映画は男女両方のハートを鷲掴みにしたわけです
こんなアニメ映画、なかなか出会えるものではありませんから本当に凄い
『レインボーライブ』最終回に登場した男性3人組ユニット、「Over The Rainbow」のその後と、新たにエーデルローズに入寮した7人の新人スタァへの橋渡し的な物語、さらに暗躍するシュワルツローズと呼ばれるライバルの登場で今後の展開も予想される新シリーズのプロローグ的な映画となっています
「Over The Rainbow」やエーデルローズに関してはダイジェスト的な回想を含めて解説されるので『プリティーリズム』シリーズを全く観たことが無い!って方にもオススメします
また『レインボーライブ』から2年が経過しているようで、かつてプリズムスタァとして切磋琢磨していた少女達の現状もチラッと登場し、彼女達の成長した姿を拝めるというファンサプライズもあってプリズムエリートは観に行かない理由などありません
ちなみにエーデルローズ新人の中にはあの涼野ユウ(いとの弟)も成長した姿でいるからなんとも感慨深いんだこれがw
監督はお馴染み、『プリティーリズム』シリーズや『プリズムツアーズ』を手掛けた菱田正和
『プリズムツアーズ』のルート4、つまり男性アイドルをピックアップした上映回が好評だったことを自ら劇場に足を運んで実感し、温めていた今作の企画を実現させたそうな
菱田監督はホント天才でして、超低予算&超短期納品で今作を完成させています
60分作品にも関わらず、30分作品と同等までに2D動画の枚数を絞ったというのだから驚きです
なのに作画の粗雑さは全く持って感じませんでした
それどころか、2D作画でダンスするカットすらあるのだからタマゲた
ちなみに昨今のアニメ、特に劇場版ともなると作監が数人〜数十人という大所帯になることも珍しくないです
(個人的にはこの人海戦術ってのは嫌いです)
が、今作は原案、キャラデ、作監を全て松浦麻衣が1人でこなしてるのもポイントですね
それにしても『プリティーリズム』という2年も前に稼働終了したアーケードゲームのアニメを、再始動させることに水面下で尽力したavexには拍手
まあ、男性アニメアイドル的なものをすぐに始められるのはコレだ!って思ってたんでしょうな
そしてタカラトミーにとってはほとんど金にならない企画なのによくOKが出たものです
関係者には感謝しかない
そしてとにかく注目していただきたいのは、やはり(笑えるw)ライブシーン
キ○ガイ染みてるともいえる今作のライブを手掛けたのはプリズムエリートにとってはこれまたお馴染みの京極尚彦(演出)と乙部善弘(CGディレクター)
そう、京極さんといえばあの『ラブライブ』シリーズの監督
彼が『ラブライブ』のライブシーンに用いてる演出というのは『プリティーリズム』シリーズで培ったものなんです
当時『ラブライブ』が盛り上がってきた為に京極さんは『レインボーライブ』の演出をほとんど手掛けることが出来ませんでした
その鬱憤晴らしなのかw今作では狂気に満ち満ちた演出の数々を披露しています(笑)
【これが『ラブライブ』の監督の本気】と言わんばかりかの『E.T』パロ!マトリックスからの五郎丸!!未成年の主張!!!(言ってる意味が解らないでしょうがオイラにもワカリマセンでしたw)
なんてかあのひと頭オカシんじゃないでしょうかwww(褒め言葉です)
そんなオールスタースタッフが揃ったのだから低予算なんぞ跳ねのけるほどのパワーに溢れた映画となってます
文字通り、観に来た方を「笑顔にする」作品ですねb
2016年、マストなアニメの1本に入れておいて絶対に損は無いと確信しています!
是非その目で確かめてください
4DX応援上映観てきました!
座席のモーションや振動は『ガルパン』ほど激しいモノではないしそもそも60分と短い時間なので4DXの「動き」が苦手な方でもなんとか観れる丁度いい尺だと思います
モーションは主にプリズムショーの動きに合わせてなのであたかも踊ってるかのような気分になります
カヅキとアレクのレビテーションの風が心地よかったw
フラッシュ演出も効果的に入ってました
が、何より驚いたのがシャボン玉演出ですよw
プリズムショーの度にシャボン玉が降ってくるので上映終わった後に床が石鹸でデロンデロンのトゥルントゥルンになってて危なかったですw
ただでさえ面白いキンプリがさらに面白くなってしまった
ありがとうキンプリ
ありがとう4DX
鸐 さんの感想・評価
3.8
通常上映2回、4DX上映1回行ったのにまだ≪KING OF PRISM by PrettyRhythm≫のKING OF PRISMの部分しか知らないのはこれいかに。
これはプリティリズム・レインボーライブを観てない言い訳にしか聞こえないしれない。しかし、キンプリが奥の深い作品であることは変わりないのだ。
そもそも、プリティーリズムを知らない私がキンプリを知ったきっかけは、全裸の男の子達が前売り券を飾っている攻めたアニメがあるとの噂を得たことがきっかけだったと思う。
だから第一印象は絶対ヤバいアニメじゃん(面白そうだ)と思った。
では、見に行こうと決めて、スマホで上映情報を調べていると、【応援上映】と【通常上映】、二種類の上映があった。そもそも応援上映とは何だ?キャストやスタッフの祭壇イベント系か?と考えを巡らすが当然答えが出るはずもなく、グーグル先生に頼ることにする。
応援上映とは、応援による発声や吹き替え、ペンライトを振ることが許可された上映のこと。
イメージは全くつかめなかったが、掻い摘んでこのようなことができるらしかった。
私は、通常上映を観ることにした。
遅い時間に出かけたので、応援上映は間に合いそうになかったし、なにより未知でヤバそうなアニメを最初から応援上映という特殊な形態で観る勇気は私にはなかった。
さて、このヤバそうなアニメという印象は、開始後すぐに頭のオカシイアニメという印象に切り替わる。
プリズムショーはスケートをモチーフにしているけれど、ライブ演出が異次元というか、全裸で分身したキャラクターが無限ハグ…ハグ…ハグとエコー効かせながら飛んでくるし、吹き替えのためだけに用意された音声のついてないシーンが存在するし、{netabare}二人乗りしてる自転車を勢いよく漕いで、車体が宙に浮き、着地した後で、「公道での二人乗りは禁止だよ」のセリフはごく全うなように感じて、そもそもなぜ自転車をこのタイミングで漕いだのだろうかとか{/netabare}考えるとわからないことだらけで全く理解に追いつかなかった。
そしてあっという間にクライマックスが近づく。
カリスマ的アイドルユニットの解散に嘆くファン、そこに新たな希望の星として輝こうとする少年。
ライブ演出の意味不明さや、脱ぎたがりな面を除けばなんやかんや良い話で収束した。
それどころか、そのライブ演出の意味不明さや脱ぎたがりな一面は、ギャグとして昇華できるものであったので、家族や友人にネタ話としてはもってこいだった。
その後、私は話題の流れで再び見に行くことになる。
今度は家族と共に鑑賞に来た。上映タイプは再び通常上映だ。
うん、何度見ても意味の分からない演出だ。
しかし、1回目と違ったのは、このカオスな空間を時々心地よく感じるということだった。
私はもう一度見に行こうと決心した。
それからというもの、ことあるごとに、キンプリをもう一度見に行きたいという欲にかられるようになった。
そこまで面白いというほどの映画ではなかったはずなのだが、ここまで本能に訴えかけられる作品になるとは、以外だ。
そのチャンスがめぐってきたのはそれから2か月後のこと。4DX上映が公開されるという情報が入ったのだ。
私はこの時点で、推しのユキノジョウのグッズを漁るようになっていて、見に行かないという選択肢は既になかった。
この4DXは応援上映でもあったから、初めての応援上映でもあった。
久しぶりのキンプリは4DX+応援上映の効果も相まって想像以上に楽しい空間であった。
ただ一つ、心残りとなったのは、恥ずかしくて声援があまりかけられなかったということだった。今まで映画館でこんなにも自分が無力だと思ったことは無かった。リベンジしたかったのだが、結局その後、もう一度見に行くことはしなかった。
4DXでやりきったという感想を抱いてしまったこと、
手練れ達に交じって応援を送ることは自分には出来ないと足がすくんでしまったことが原因であった。
その後3か月はチャンスがあったのだ。今思えば本当に勿体ないことをしたなと思う。作品自体は、DVDで再び視聴できるが、ライブ感を味わえるのは劇場の特権だ。たった1600円、たった数時間の上映、もう後悔はしたくない。次回作のキンプラではその辺納得がいくまで堪能しようと心に決めている。
Ka-ZZ(★) さんの感想・評価
3.7
レビューを書くためにwikiをチラ見するまで知りませんでしたが、この作品の原作はPCゲームだったみたいです。
イケメンがたくさん登場したので、女性向けのゲームである事は視聴していて何となく感じましたが、ジャンルが「童話、マフィア、恋愛」と言われると正直???です。
ゲームではマフィアや恋愛要素は微塵もありませんでしたので、ゲームとはだいぶ設定が異なるのでしょう…
タイトルの「OZMAFIA!!」も何を意味するのか全く見当が付きませんでしたが、童話、マフィアと言われると納得感があるように思います。
この物語の主人公はスカーレット…彼はオズ学園に転校してきた高校生なのですが、転校初日から警備員に追い回された挙句、個性豊かな先生方の恰好の遊び相手にされてしまうのです。
この学校の先生はかなり自由奔放…アニメだからと割り切って見ないと、この学校の…この先生に授業料を払うのがバカらしく思えてしまいます。
でも適材適所に先生を配置して効率よく授業を行っている…設定になっているのだと思いますが、その辺りはほんの片鱗しか見る事はできません。
ショート作品なので、色々詰め込むのは無理があるので仕方ないんですけれど…
この作品も学園の平穏な日常を描いた作品なのかなぁ…と思っていた矢先、物語が大きく動きました。
最初はこの作品始まってからの女性キャラが登場…今後どう発展していくんだろう…と思っていたら、突然学校を襲撃しに来るんです。
学園の平穏な日常が一変して殺伐としたモードに…
一般生徒が避難している中、襲撃現場の最前線に全く役に立たないスカーレットがいる事に疑問は感じましたが、先生の強さに圧倒されてしまいました。
それに何か不思議な力みたいなのも使っていたような…
流石先生…やる時はやるんですね…私もスカーレットと同意見。
その直後に行った保険室での出来事はあまりにもビックリ…
そりゃ、タイトルの一部でもあるのでどこかで被ってくるのではと思っていました…
でも、この出方は正直予想外…スカーレットが驚くのも無理はありません。
保健室での出来事が気になる方は…是非本編でご確認下さい。
別な世界に迷い込んでしまった様な錯覚を感じると思います。
この作品の中で一番好きだったのはエンディングのアニメです。
毎回新しいキャラが登場するのですが、その回に登場したキャラデザが一枚のキャンパスに描かれるのですが、そのそのキャンパスには1話から登場したキャラが全員描かれているのでキャンパスには大勢のキャラが描かれています。
でも色鉛筆の淡い色合いとタッチの優しさが良い感じの絵だったと思います。
そして一番気になったのがその画用紙の置かれた机で眠っているロングの女の娘の存在です。
物語の中で登場するのかな…と思ったら最後まで出番はありませんでしたし、いつか起きてくれるよね…と期待していましたが、結局最後まで眠りっ放しでした。
あの女の娘…誰だったんだろう…気になります!!
1クール計12話の作品でした。1話4分なのでサクッと視聴できる作品です。
キャラデザも綺麗なので、視聴者を選ばない作品だと思います。
女性向けゲーム原作の作品に抵抗が無ければ問題無く視聴できる作品だと思いました。
イス さんの感想・評価
2.8
まさかのアニメ化!
とても嬉しかったのですがショートアニメ…学園…。原作のキャラを使いつつゲームとは全く違う雰囲気になりましたね。スカーレットの苦労人さが増してます。
ちまっとしたキャラが動きまわってて可愛かったです。シナリオは面白くないです!笑
たっぷりおから さんの感想・評価
3.2
乙女ゲームを原作としたアニメ。内容は原作と変わり、裏社会もの→学園ものと変化している様子。5分アニメでシナリオが無いに等しいため正直書くことが無い。キャラ紹介アニメと言われた方がしっくりくる。
視聴はアニメ→ゲーム体験版の順。ゲーム版は短いながら十分面白かったのだが、キャラ達を楽しむにはゲーム→アニメでないと魅力が分からないだろう。視聴しようと思っている皆さんには後者の順をおすすめする。
yuugetu さんの感想・評価
3.9
2016年9月から2017年3月までNHKで放送された一話5分間のショートアニメ。全26話。実写映像に3DCGを合成した作品。
宇宙から来たにゃんぼー達が、故郷に帰るためにUFOの欠片を集めるお話です。
にゃんぼーはあずまきよひこさんの漫画『よつばと!』のダンボーを猫型にした生き物(?)。
たまに実写で猫が出るのが一番の楽しみだったかもしれない。
メカにゃんぼーとかビッグオメガとか、結構超展開ですねw
普通に楽しむ分には充分な内容。
ビジュアルは素晴らしいしキャラも可愛いし好きだけど、特別何か気付くことが多いわけではないし、普通に楽しむだけならまあ良いかな…という感じ。
私が物足りないと感じたのは、「にいちゃんキライ!」みたいな内容の回が何話かあればすごく良かったのに、ということ。これができるのに、なんでもっとやらないの?と思ってしまいました。
せっかくの子ども向けなのだから、豆知識的なものを入れても良いし、お仕事アニメ的な内容も良いし(これはにゃんぼーではやりにくいでしょうけど)、兄弟や友達との関係をさらに深める内容でも良いと思います。
クオリティが高いので親子で見ても充分楽しめると思いますが、脚本はストーリーこそ上手いけれども考えさせられるような部分は少なくて、正直少し残念でした。(2019.1.18)