2015年度のバトルアニメOVAランキング 3

あにこれの全ユーザーがアニメOVAの2015年度のバトル成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年04月20日の時点で一番の2015年度のバトルアニメOVAは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

63.5 1 2015年度のバトルアニメランキング1位
這いよれ!ニャル子さんF(OVA)

2015年6月19日
★★★★☆ 3.7 (158)
949人が棚に入れました
私は、真尋さんのことが、大好きです――。「うー!にゃー!」そして「SAN値ピンチ!」の印象的なフレーズとともに、日本列島をお騒がせした邪神・ニャルラトホテプが、三度あなたに這いよります!八坂真尋の日常は、自宅に居座るニャル子、クー子、ハス太の3人(?)の邪神に囲まれて、毎日賑やか。ある休日。真尋の元に、話題のアミューズメントスポットのチケットを手に入れた同級生の珠緒と余市が現れて…?今度のニャル子さんは、ついに真尋とウェディング!?怒涛のハイテンションラブ(クラフト)コメディ!堂々完結!!

声優・キャラクター
阿澄佳奈、喜多村英梨、松来未祐、釘宮理恵、新井里美、久川綾、羽多野渉、大坪由佳、山本希望

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

「足掛け3年、別の世界線では6年掛けた超大作」ここに完結!?3期じゃねーよ!!5期だよ!!!w

結論から言うと諸手を挙げて絶賛出来る素晴らしい作品でした(笑)
そもそも『F』って“ファイナル”じゃなくて、むしろ“フロンティア”の『F』だったのでは?
公式にドラマCD版や『ニャルアニ』を認めた上記のセリフだけでもオイラは既に泣きそうでしたが、最後には本当に泣いてしまいました;
まさか『ニャル子さん』で泣く日が来ようとは、、、不覚でした


まず初っ端からGA文庫フェスタの舞台裏で収録された阿澄佳奈、松来未祐、大坪由佳のコメント動画が再生され【出オチ】にも甚だしい
アニメ観に来たのにいきなり声優の顔出し・・・これぞ『ニャル子さん』、早速やってくれる


お次は『這いよれ!』及び『這いよれ!W』のダイジェスト映像に沿ってニャル子と真尋がコメンタリー風のナレーションでこれまでのシリーズを振り返る総集編
「あーあったなそんなこと」「あーいたいたそんなやつ」と真尋さんの適切な(テキトーな)受け答えに思わずうんうんと頷いてしまう素晴らしくツボな総集編です
パロディもさることながら、イチャイチャラブコメとしてやっぱ面白いですよねこのシリーズ
そう再認識させてくれました


そしてようやっと本編へ
ニャル子に降りかかる絶体絶命、最大のピンチに真尋が取った行動とは・・・!?


パロディ元は相変わらず『仮面ライダー』が大部分を占めていましたが、主に最新作からなので新作ライダーを知らない人には厳しいかも知れません
その他「私達の歌を聴け、届け銀河の果てまで」、「ご注文はニャル子ですか?」など各種方面に断りもなく、そしてヲタクしか観ていないことが大前提のセリフばかりでとてもキモチワルイ(褒め言葉)


いいですか皆さん、こーゆー作品を【クソアニメ】と呼ぶんですよ?というお手本のような出来にオイラはもう劇場で腹を抱えて笑うしか無かったです


そしてクライマックス、前述の総集編を踏まえているので二人の距離が少しずつ近づいてきているのを感じている我々観客はニャル子の身がもう長くないという事実に真尋と共に絶望、悲観、後悔をすることとなるわけです(T_T)これはもう泣くしかない!


ウザ可愛を極めたニャル子というキャラを産み出した原作、ここまで作り続けたアニメスタッフには力一杯の拍手と敬意を送りたいです
原作の結末のアニメ化は保留というカタチなのですが、そんなことはさておき「ニャル子さん、真尋さん、お幸せにね!」
そんな一言をオイラはこのアニメに送りたくなりました

投稿 : 2024/04/20
♥ : 13

ポール星人/小っさ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

普通過ぎてニャル子さん的で無いというか

原作のラストとは全く違う話で締めましたね。
アニメ版しか見てない方ならば、さほど違和感は感じないかもです。
シリーズを綺麗に終わらせるが為のOVAという位置づけでしょうか。
ニャル子さんらしいゲスさはあまり無くて、ちと物足りないかもです。

まぁ原作の方はとても品の無い終わり方ですんで、アニメにするのは如何なものかとは思いますしw
アト子さんは出てきましたが、やはりイス香は出てこなくて残念。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 6

◇fumi◆ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

ニャル子と真尋の愛の誓い『ばれなきゃ犯罪じゃないんですよ。』

2015年制作のOVA

原作 逢空万太 監督 長澤剛 構成 木村暢 制作 XEBEC

13年に終了したテレビ版「這いよれ!ニャル子さん」のOVAにしてFINAL
残念ながらラノベ原作終了後の作品となってしまいました。
1期12話2期12話は名作と言っても過言ではない作品でしたが、
永遠に続くと言うことはあり得ないんですね。

内容は取り立てて言うべきことも無いニャル子さんと真尋君の純愛物語です。
テレビ版と同じスタッフキャストでこの作品の締めくくりとなりました。
感動というより喪失感が大きかったんですが、
いつか12+12+1の物語を見直す日のためのとても重要な1話として大切にしたい作品です。

ソフトにはこれまでの総集編が入っていて見応えがあります。
ニャル子(阿澄佳奈)が綺麗な発音でSAN値ピンチSAN値ピンチと歌ってます。
Wのopのオリジナルでは30日30日って聞こえますからねw

12年と13年に放送された電波ラブコメアニメの傑作。
アニメファンの宝物のFINALです。

ラムちゃんとニャル子さんは二大宇宙人ヒロイン。
原作の復活とアニメの新編を望んでやみません。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 24

64.5 2 2015年度のバトルアニメランキング2位
機動戦士ガンダム サンダーボルト(Webアニメ)

2015年12月25日
★★★★☆ 3.9 (94)
523人が棚に入れました
宇宙世紀0079、地球連邦とジオン公国が戦った一年戦争の末期、サイド4のスペースコロニー群、ムーアはジオン軍の攻撃により破壊され、多くの住人が命を落とした。破壊されたコロニーや、撃沈された戦艦の残骸が無数に漂う暗礁宙域では、ぶつかり合い帯電したデブリによって絶えず稲妻が閃くようになり、いつしかそこは、『サンダーボルト宙域』と呼ばれるようになった。ムーア市民の生き残りで構成された地球連邦軍所属部隊、ムーア同胞団は、故郷であったサンダーボルト宙域の奪還を悲願とし、宙域のジオン軍を殲滅せんとしていた。連邦の進軍を足止めせんとするジオン軍も、義肢兵の戦闘データ採取を目的に設立されたリビング・デッド師団を展開。ムーア同胞団に所属しながら、故郷や自身の出自に束縛される事を疎ましく思うイオ・フレミングと、過去の戦闘により両足を失い、今はリビング・デッド師団でエーススナイパーとして活躍するダリル・ローレンツは、戦場で対峙した時、互いに悟るのだった。ふたりは、殺し合う宿命なのだと……。

声優・キャラクター
中村悠一、木村良平、行成とあ、大原さやか、平川大輔、咲野俊介、佐々木睦、土田大
ネタバレ

ポール星人/小っさ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

4話で終わりかい(汗)

全6話だと思ったら、4話で終わりな様でw
どうやら追加映像加えて劇場版みたいな形で上映もするみたいですが。
配信版の全4話だとスゲェ締まりのない終わり方ですんで、チョットお勧めはし難いすね。

4話視聴
 くしくもMSと{netabare}軍人の肉体を直結するという残酷さと可能性{/netabare}が内包されたオルフェンズとサンダーボルトが同時期に放送された訳ですが。
個人的にはやはりサンダーボルトの方が心ににクるものが有るというか。
どちらもその要素はストーリーの本筋では無いですけどね。
 それらの要素を「どうです?酷い話でしょ??」とストレートに描いたガンダム2作品と並行して、そのテクノロジーに対する複雑な印象を福音の少ない台詞と仕草でオブラートに包んで見せた紅殻のパンドラも同時期だったりするのは偶然だったんですかね?
まぁ紅殻をそういう視点で見てた人は少ないみたいですけど。

 痛々しいシーンの多い作品ですが、流石にビームサーベルで生身の人を焼くシーンは絵面よりも行為のエグさが半端ないというか。
私は宇宙世紀モノ以外のガンダムは殆ど観てませんが、今のところ極北なガンダムかなと。
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2話視聴
 両パイロット共憎悪の根は戦争で失ったもの故ですが、相手に対する私怨で殺り合うが如く変質してしまった様が超私好みなんすよねw
今のところ、大義も敵に対する敬意なんて戦争物に付き物の綺麗事が無いのがイイ感じだと思います。"戦争なんて嫌い・帰趨なんてどうでもいい"という科学者の態度に対し困惑する主人公。

 UCも逆シャアまでの色んな世代のMSの改修機が観どころではありましたが、コレは馴染み深いファーストの機体ばかりですしタマランです。
ガンプラをMSVまで付き合ってた私みたいなオッサンは大喜びなのですw
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オリジン観てない私が言うのもアレなんですが、別のベクトルでファースト直撃世代が観たくなる路線すよね。
Gアーマーでシールドが左右2枚付いてるのに、分離するとシールドを重ねちゃうシーンに子供の頃から不自然さを感じてたりしたんですけどね。
サンダーボルトの世界では堂々とシールド2枚オッ立てて突っ込んできますw
極論するとMSという兵器の在り様がガンダムよりボトムズに近い雰囲気というか。
正直ジオン贔屓な作品が昔からOVAでは多かった気はしますが、コレはいい物観させてくれるかもという期待はさせてくれる1話目とは思いました。

まぁ原作読んだ方がいい気もしますが(汗)

出撃時にティッシュもらうトコは、ライトスタッフのリドリーとイェーガーへのオマージュなんでしょね。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 16
ネタバレ

全身タイツ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

大人のガンダムっすね!

正月に兄に勧められて視聴しました。

ザクやリックドムが出てきたりBGMにジャズを使う辺りはファースト世代を意識したのでしょうか?

{netabare} ジムはシールド2つ使っても「負けジム」{/netabare}なんだと苦笑いしてしまいました。
ジオン軍のスナイパー部隊と壊れ気味の連邦のパイロットとの戦いということで楽しみですが、正直な気持として恋愛要素の無い徹底したドライな話を観てみたい気もします。

とりあえず続きが楽しみです。原作読もうかな?

投稿 : 2024/04/20
♥ : 4

nico81 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

オールディーズ×フリージャズ

UCと同スタッフということで、正直なところ物語や演出面で期待薄で観る気なかったのだが…
なにしろ音楽が菊地成孔だっていうもんで結局観た。そしたらこれが期待以上に良かった。
短いけど、短いからこそか、作画も音楽も気合い入りまくっている。
あと木村良平さん、癖がないのに凛としていて良い声ですね。

ガンダムシリーズにありがちな大義名分やら夢見がちな正論は見当たらず、
現場レベルでの「戦争」の実態がより現実的に描かれている。
現場の人間にしてみたら大義や正義もよりも、国の存亡や理想よりも、
いまそこで起きている戦闘と殺戮が全てだし、生きるか死ぬかが全て。
そういうものなんだろう。


オールディーズのザク×フリージャズのガンダムという対比も両者の対立構造をより明確にしていて良い。
さらにその2種類の音楽で、戦闘のスピード感と同時に哀切をも効果的に表しているあたりはさすが。

音楽については菊地氏が自身のブログで詳細に解説している。
ご興味ある方は一読してみては。(↓4/22の記事。長文)
http://www.kikuchinaruyoshi.net/n-k-blog/
ご本人が自画自賛しちゃってるが、さもありなん。
熱量高くて、ちょっと本気出しちゃいました感、ハンパない。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 2

57.4 3 2015年度のバトルアニメランキング3位
一騎当千 Extravaganza Epoch(OVA)

2015年2月25日
★★★★☆ 3.3 (56)
245人が棚に入れました
「赤壁の戦い」を経て3校が鼎立し平和がもたらされた関東…しかし、そこに「関羽、敗れる!?」の知らせが。急襲!卑弥呼率いる関西闘士!宿命に導かれ新たな戦いのステージへ!

声優・キャラクター
浅野真澄、甲斐田裕子、真堂圭、生天目仁美、茅原実里、門脇舞以、浅川悠、武田華、斎藤千和、日野聡、阪口周平、田辺留依、巽悠衣子、日笠陽子、たかはし智秋、石川英郎

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

うぅ・・・これじゃ蛇の生殺しッスよ〜^^;

このシリーズは、1期からOVAを含めた5期までずっと視聴を続けてきました。
仲間意識の高さと、頭首を守るためなら何も厭わず全てを投げ打つ闘士達の姿勢に何度胸を熱くしたことか・・・^^;

その新作というので半端無い期待で放送をずっと楽しみに待っていました。
途中何度か公式HPをチェックしてみると・・・
「関羽、敗れる!?」などと書いているではありませんか!?
これまで見てきた関羽は強く・・・気高い闘士でした。そう簡単に敗れるはずがありません。
このような小出しの情報に一喜一憂しながら待つのも決して嫌いではありませんが・・・
この作品ばかりは放送までの時間がやけに長く感じたように思います^^;

新たなステージでの戦いが始まるのは楽しみだったのですが・・・
OVA2話と聞いて尺の短さに正直がっかりしてしまいました^^;
個人的にはテレビシリーズでしっかり尺を取って放送して欲しかったのですが、これも大人の事情・・・という事なのでしょうか^^;

こうして視聴を迎えた訳ですが・・・
普段は録画した作品を見ることが殆どなのですが、あまりに待ち遠しかったので、12/21と12/28はリアルで視聴してしまいました(//∇//)

物語はこれまで関東内で戦いを行ってきましたが、今回は関西の闘士が参入してきます。
これまでは中国三国志の武将の魂を受け継ぐ闘士で構成されていましたが、関西は古来日本の武将の魂を受け継いだ闘士で構成されています。
そのため、歴史上名前を聞いたことのある闘士が次々と登場・・・と言いたいところですが、尺の関係で登場したのはほんの一部だと思います。

そして作画ですが・・・申し分無いと思います。
このシリーズってとにかくキャラの作画がとても綺麗なんですよね^^
作品を重ねるごとに向上する作画・・・今回も期待していましたが、期待通りだったと思います。
そしてバトルシーン・・・これも良く動いていると思うんですけれど・・・
本当はもっと沢山の熱いバトルが控えているのでしょうけど、物語の都合上、一部の人のバトルしか見れなかったのは残念です。
でも、登場したキャラの格好良さは半端ありませんでしたけれど^^

結局しっかりと尺の長さが取れていれば解決することばかり・・・^^;

そして続編については特に情報が無いのも気になるところです・・・
これじゃ蛇の生殺しッスよ〜^^;
まさか、これで終わっちゃったりしませんよね??
続編の制作を心待ちにしています♪

投稿 : 2024/04/20
♥ : 16
ネタバレ

るるかん さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

真の強さと友情とは・・・

OVA2話で構成された作品だが、今後の展開も予感させるような
内容だ。
戦闘の際に女子の服が破けて裸になることの解釈をエロととるか
どうかは個人の自由。ただのエロバトルアニメと思うならそれでも
いいと思う。
 
今回の2話の主題は、真の強さと絆(友情)。一騎当千は今までの
作品でも常にこの2つのテーマがあった。それを、このような形
で魅せ伝える制作者のぶれない姿勢が私は好き。
 
今回は党首を持たない関西の闘士と、関東各校の闘士との闘いで、
新しいキャラも登場した。相変わらずキャラデザは抜群に良い。
柳生や義経はとてもよかった。
{netabare}  
成都学園の玄徳・益徳・孔明が危機一髪の所で関羽が登場するあた
りは、ちょっと感動的でした。友を想う気持ち、党首を慕う気持ち
があるから、最後は勝つんだ・・・という月並なテーマだけれども、
このように魅せてもらえることもアニメでこそだろう。
一騎当千の日常はこういう学園生活なのだ・・・と思って観ること
ができれば、裸だろうが、下着姿だろうが、関係ないのだ。
 
最後に関さんが覚醒して、真の強さを宝蔵院胤舜に説く。
とてもいい話で感動しました。{/netabare}

投稿 : 2024/04/20
♥ : 12

ヌンサ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

やっぱりテレビシリーズが見たい

 全2話で計50分くらいのOVAです。短い時間なので、「キャラクターの顔見世」、「サービスカット」、「戦闘」と大急ぎで展開されている感は否めません。

 やはり1シーズンで良いので、テレビシリーズが見たいというのが正直な感想です。各見せ場をじっくり丁寧に描いた方が、一騎当千ファンの僕としては楽しめるなと思います。

 僕の中での一騎当千の最大の魅力は、熱い戦闘シーンです。どちらも万全の体調でぶつかり合う肉弾戦こそがワクワクするものだと思うのですが、今回は戦闘前からどちらかが準備不足や負傷している状態のものが多かったので、もっとギリギリのバトルが見たかったなと思いました。張飛のバトルはなかなか熱かったですが、もっと長い時間と多い作画で見たかったですね(贅沢?)。

 曹操の描き方も、個人的にはもっと"戦闘を極力避ける"と言いますか、レイドバックしたキャラクターであってほしかったかなと思います。

 原作がもっと溜まってから、改めてテレビシリーズをやってもらいたいところです(できれば大畑晃一監督で)。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 0
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