フランスでラブコメなおすすめアニメランキング 3

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメのフランスでラブコメな成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年04月20日の時点で一番のフランスでラブコメなおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

69.1 1 フランスでラブコメなアニメランキング1位
政宗くんのリベンジR(TVアニメ動画)

2023年夏アニメ
★★★★☆ 3.5 (139)
523人が棚に入れました
8年前、デブで冴えなかった真壁政宗はかつて自身をこっぴどく振った残虐姫こと安達垣愛姫に復讐するため、激ヤセし名字を変え、イケメンに変身して帰って来た。すべては惚れさせてから振るという、最高の復讐のために。 愛姫に熱烈なアプローチを重ね、少しずつ彼女の心を開いていく。そして季節は巡り、開催された文化祭では様々なハプニングに見舞われ、最後は政宗と愛姫のキスで幕を下ろした。 さらに月日は流れ……復讐の舞台は修学旅行先のフランスへ!ロマンチックなパリの雰囲気にあてられ胸が高鳴る政宗。一方、愛姫は意味深な言葉を口にする……。「ずっと考えてたの、一度あなたとゆっくり話をするべきだって」予想外の言葉に動揺する政宗。 さらに漫画家志望のフランス人少女、ミュリエル・ベッソンとの出会いが2人の関係に変化をもたらす!? 豚足と呼ばれた元デブ男のリベンジラブコメ、リターン!!
ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

茶番みたいなオチ

{netabare}
正直内容が記憶から抹消されているアニメの続編。
2期は例の復讐云々の話にもけりがついて、原作は知らないけどもこれで完結ということでいいのかな。
1期もラノベ臭くてあまり好きじゃなかったけど、2期も率直に言ってあまり面白くはなかった。

最初はフランスでの話。
日常話としては面白かったけど、新キャラとの絡みよりも既存キャラとの絡みの方が見たかった感がある。
そもそもフランス人キャラ必要だった?という感じが否めない。
1期から、取り合えずキャラを増やしたがる割に全く扱いきれてない。
男を動かして主人公達を拘束させるって展開もすごく馬鹿馬鹿しい。

ただ、フランス編が終わると意外にも早く物語の根本の話に。
だけど、その落ちがクソしょうもない。
豚足発言をしたのは実は愛姫の変装をした吉乃という全く現実感がなくラノベ臭いオチ。他人のふりなんてそう簡単にできる物でもないだろうに、とか考えると茶番感しか...。
それに豚足発言したのが吉乃なら今までの立ち振る舞いは何だったんだよと。
何とか作戦に協力した揚げ句、傷ついているのが分かった上で豚足豚足言い続けてた上と考えると、吉乃のイメージが非常に悪い。
引っ張ってた話なだけにかなり肩透かしを食らった。

その後は誤解が解けて告白。
そこで終わりでいいのになぜかその後吉乃と付き合うか付き合わないか見たいな流れに...。
どう考えても愛姫と二人付き合う提で話が進んでいたのに急に吉乃がーみたいな話になって困惑。
まあ結局、吉乃は振られて最終回は結構いい感じに終わったとは思う。

メインストーリーに関していいと思った点は全然ないけれど、日常寄りの回やデート回は面白かったかな。
キャラも吉乃が嫌いになってしまった以外は全員それなりに良いと思う。
OPは1期に比べたら劣るものの、2期も相当好みだった。

私的評価:50点
私的ベスト回:2話
{/netabare}

投稿 : 2024/04/13
♥ : 5

大重 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

久しぶりの二期楽しみ。あれ、作画こんなだっけ…? 内容は良いラブコメでした

1話感想 3.5

なかなかデレないヒロインと面白い主人公のラブコメですね。
1期は楽しく見られました。

長く時間が空いての二期ですね… 結構忘れているかも。
前期再放送をしていたので、見ればよかったですかね。でも新アニメも多数ある中で、再放送に時間を使うのも…。
まあ見たら結構思い出してきましたが。

1期は楽しんだので、2期も楽しく見るつもりです。
しかし… あれ、作画、こんなものでしたっけ?
ちょっと崩れているような…

まあ監督もスタジオも同じですし… 絵柄的には同じですからね。
ま、こんなものだったのでしょう。

五年で周りのレベルが上って、相対的に低く見えるだけかもしれません。
でもまあ、1期を見た以上は付き合う気しかありません。

今期も楽しませてくれれば良いですね。

全話感想
無事ストーリー完結まで描写してくれましたね。
まだ続編があるようですが… 何をやっているんだろう。

内容は良かったと思います。良いラブコメでした。
最後の最後まで、あれ、もしかして? と思わせてくれるほどサブヒロインが魅力的で。
もちろんメインヒロインも魅力的でしたよ。

作画はなんか変でしたが、まあ良いんじゃないですかね。
CMの原作者の絵が良かったので…。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 3

buon さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

みんな大人でとてもいいです

こんな話になると思わなかったー

一期を観ていたと思って観ようと思ったが、
実は一期も見ておらず、
まあ最初から見てみたら、
想像よりおもろしろかったー

さて、一期がすごい稚拙な展開だったが、
ただ全キャラええなあと感じた
そして仕掛けもある程度分かっていた

んで、着地点どうなるんだろう?
と最終話の一つ前でこうなるのか、
と思いきや最後にはこうなるのかと驚かされた。

恋愛もの好き向き、
と言うより、
キャラがどんなこと考えているかのキャラ萌え、
仕掛けの結果を見たい人向けかなあと

私から言えることは一つ、
やはり容姿端麗、じゃないにしても磨いている人はステキざます

投稿 : 2024/04/13
♥ : 3

78.2 2 フランスでラブコメなアニメランキング2位
ふしぎの海のナディア(TVアニメ動画)

1990年春アニメ
★★★★☆ 3.9 (580)
3126人が棚に入れました
西暦1889年、パリ万国博覧会中のエッフェル塔で、飛行機の発明を夢見るジャンは、サーカスの団員ナディアと、彼女の友達である赤子ライオン(キング)に出会う。彼女の持つ謎の宝石ブルーウォーターを狙うグランディス一味から逃げ、ナディアの故郷を目指す旅のなかで、悪の組織ネオアトラン(ネオアトランティス帝国)の首領ガーゴイルが占拠した島で生き残った少女マリーと出会う。しかし、マリー、キング、ナディアの3人は、ガーゴイルに連れ去られる。初めはブルーウォーターを狙っていたグランディス一味と共にナディア達を助けるうち、ジャンは万能潜水艦ノーチラス号のネモ船長とガーゴイルとの戦いに巻き込まれていく。

声優・キャラクター
鷹森淑乃、日髙のり子、水谷優子、滝沢久美子、堀内賢雄、桜井敏治、清川元夢、大塚明夫、井上喜久子
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

『ブルーウォーター』はアニメOPの金字塔

2018.07.26記


現在ではおそらくもう作られないであろう要素がてんこ盛りの古典。最近のアニメとは違った風に吹かれてみたいと思ったなら手を出すのは一興です。

個人的には思い入れの深い作品です。リアタイで衝撃を受け、2012年の地上波再放送と20年ぶりの視聴でも普通に完走できました。思い出補正があったとしても、作品に魅力がなければ無理だった話でしょう。

とかく「エヴァ前夜」的文脈で語られがちな作品であり、たしかにファンが目を細める描写もありますが、ジョジョ以前のバオー来訪者や、幽々白書以前のてんで性悪キューピッドのような扱いでは決してなく、独立した作品として白眉ものの出来かと思います。

同様に「ラピュタ」の亜種という側面も、出自を考慮すればそれも納得するわけで、決して劣化コピーではありません。


【物語】
大筋は、ブルーウォーターという宝石を巡って繰り広げられる冒険奇譚といったところでしょうか。海洋を舞台にした冒険活劇と言い切れないのは長丁場の作品の最終盤でこれまでの伏線を回収し一気に哲学的、宗教的昇華をみせるからかもしれません。
前半ラピュタの後半エヴァとは言いえて妙とは思うものの、できれば先入観を廃してフラットな視点で作品に向き合えるといいんでしょうね。

30年前の作品とは思えないほど今でも使える数々の仕掛けとそれでも少し埃を被った古典の味わいと両方を堪能できるハイブリッドアニメです。


【キャラ】
主役はナディアとおそらくジャンもそうなのかな。彼ら彼女らを中心に、グランディス一味(グランディス、サンソン、ハンソン)、マリー、キング、ネモ船長、エレクトラさんなど個々にファンがいるほどの魅力的なキャラ達が脇を固めます。敵役{netabare}ガーゴイル{/netabare}も充分憎たらしい役回りを担ってくれてます。彼らの掛け合いの中にも心揺さぶられる明言が多い。

ヒロインのナディアは今でいうところの「ツンデレ」。だがしかしそこは30年前。PDCAサイクルを経てある意味様式美と化した現在のテンプレには該当しません。水戸黄門ばりの様式美を期待してると裏切られたと感じるかもしれないし、逆手にとってとても新鮮と感じるかもしれません。
当時、雑誌アニメージュの人気投票において、マンガ連載中という地の利を活かし数年王座を守っていたナウシカからトップを初めて奪ったのがたしかナディアだったと記憶してます。そしてしばらく1位2位をこの二人で争ってたような。それだけ魅力あるヒロインだったんですね。


【声優】※評価というより思い出話
ジャン役日高のり子さん。浅倉南の爪痕が生々しい当時に少年役とはびっくらこいた記憶があります。
ナディア役鷹森淑乃さん。正直これ以外存じ上げないのですが、最近は進撃の巨人エレンのお母さん役で安否を確認できました。お元気そうで何よりです。{netabare}ネモ船長に「生きろ」と言われた後、一世代を経て今度はエレンに「生きるのよ」と。命のバトンを繋げております。 {/netabare}
{netabare}少しだけ演技に言及すると、フェイトさんの最期とか、「裏切りのエレクトラ」回のエレクトラさんとか演技で魂震えてたような気がする。{/netabare}
それと、マリー役水谷優子さんですね。同時期に放送開始したちびまるこのおねえちゃん役と声全然違ってたものですから、私が「声優ってすげーな」と思った最初の声優さんだったと記憶してます。つくづくもうお声が聞けないのは残念でなりません。

それでレビューを書くにあたりあらためてキャストを見ると、当時人気だったり実力のある方たちで固めていたようですね。どうりで感情移入しやすかったわけだ。


【作画】
メカやキャラデザは素晴らしく、物語中盤の作画崩壊?については他の方のレビューにもあるとおりなので特にここでは詳しく言及しません。
今でも鑑賞に耐えうる作画といいますか、30年後の今のクールでもナディア未満の作画はけっこうあることを考えれば上出来じゃないでしょうか。
特筆すべきは、海だし宝石の名前だしと青色を基調とした絵が多い作品における青の表現でしょうか。OPアニメーションの色合いなんて味わい深いものですよ。
{netabare}「島編」のカオス作画だって、当時における「外注することの対価としてどういった代償を払ったか?」ですとか、はたまた「今ではマシになった韓国からの納品物がいかばかりのものだったか?」と歴史遺産であるとの見方をもって楽しむと・・・いやムリか・・・
でもこれ勢いでNHKのゴールデンタイムで流してたわけですから、イケイケドンドンのバブル時代ならではだったからなのかもしれません。{/netabare}


【音楽】
OPED 森川美穂さんのシングル買いました。サントラだって買いました。
鷲巣さんの劇伴、今でもたまにバラエティで使われたりしてます。印象的な曲が多かった。
OPブルーウォーターのイントロが流れた時、「1週間お待たせ!いざ開幕!」のワクワク感は当時たまりませんでした。突き抜ける高温&ビブラートは心地よく、EDのロッカバラード的な曲調に静かに余韻に浸ったものです。
森川さんについてはバブル全盛期の見た目上等!の世相の中で、ボーカル一本で勝負するぜという潔さに痺れて憧れてましたね。確か自分で作詞作曲はやらずにいただいた曲をボーカリストとしてどう向き合うかに必死です的なインタビューを読んだ気がします。間違ってたらごめん。



■閑話休題 ※そこそこネタバレします
{netabare}
放送年度が1990年。前年にパリ万博100周年、フランス革命200周年とことフランスに焦点が当たった翌年に放送されたアニメです。物語の舞台設定は1889年、まさに万博開催中のパリにて興行中だったサーカス団の花形少女ナディアが事件に巻き込まれるところからスタートします。同じく巻き込まれてしまったジャンと一緒に、ブルーウォーターを狙うグランディス一味からの手に汗握る逃避行。ガキンチョだった自分がワクワクしないわけがないのであります。

私は1986年のラピュタに感動して冒険ものが好きになり、そうこうしてNEXTラピュタが登場するのを待ってたきらいがあったと思うのですが、ラピュタ以降でやっと心震える冒険ものに出会った気がしたのがナディアでした。NHKではこの数年前に「心っに冒険をぉ~」とのりピーが歌ってたアニメもあるにはあったのですが、実際のところ「冒険」感は控えめでした。やっとです。

放送の数か月前にはドラクエⅣが発売し、ミネアとマーニャというエキゾチックな女の子も魅力的だなと思ってた矢先に、ヘソ出し褐色の少女が主役のアニメに出会ってしまったのが運のつきでしたね。

世間一般の評価の一面として視聴率は悪かったと思います。18:00か19:00のゴールデンの時間で5%いったかいかなかったくらい。今よりもっと多くの人がTVを観てた時代、これは致命的に悪い数字です。
ナディアを機に購入し始めたアニメージュでの凄い盛り上がりとは対照的にクラスの友達に話を振ってもあまり観てるやつがおらず反応が薄いという状態。これまで北斗の拳やキン肉マンでは一緒に盛り上がれてたのに、と断絶を感じた瞬間でした。
{/netabare}


NHKという制約があったものの、丸々1年間の猶予期間を与えられた庵野秀明監督を筆頭とする当時のGAINAXの面々が思いっきり好きなことをやったらこんなん出来ました、という傑作です。


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2019.01.17追記
《配点を修正》


思い出補正しときます

投稿 : 2024/04/13
♥ : 45
ネタバレ

文葉 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

いとしのナディア

アニマックスで視聴。
以前エヴァ好きの兄に熱烈に勧められ1話視聴したけれど、
何故か1話だけ観て満足してしまいそれっきりだった。
スカパーでHDリマスター版が放送されたので、録画して少しずつ観ました。

色んなアニメとの関連性やオマージュを見つけるとワクワクしました!
夢と冒険と格好良いノーチラス号やメカ・・それにキュートな女の子(?)キャラ。男のロマンたっぷりで男の子が好きそうな感じのアニメですね!
キャラクター1人1人の個性や生い立ちが強烈で心に残っています。

<私の中で好きなキャラのグランディス嬢>
{netabare} 最初はイマイチ物語に入り込めなくて、私は11話辺りからハマりました。
ネモ船長に恋するグランディスちゃんが可愛すぎます・・!
特に彼女、本当に苦労しているんですよね。過去の回想シーンで思わず感情移入しました。
普段はまさに姐さん!って感じがネモ船長の前では恋する乙女に変わるところツボです。
特に、エレクトラさんとの恋愛バトルやネモ船長が「チョウチンアンコウのグランディス風ラブコール」を見た時の表情が忘れられない(笑){/netabare}

<ジャンとナディア>{netabare}
ジャンはメカの天才ではあるけれど、意外と不器用で嘘をつけないほどの正直者。
ナディアは感情の起伏が激しく、気難しいところがあり、しかも頑固で意地っ張り。
普通「可愛げがないなぁ」で終わってしまいますが、
一目惚れを一途に貫き通したジャンに拍手を送りたい。

島編での二人の初めてのキスシーンが非常になめらかで自然だったのでドキドキしてしまいました・・っ
ナディアがジャンにキスした後、明らかジャンを異性と意識して優しくなったりデレてみたり、「これがツンデレの魔力か・・」と思わずナディアを可愛いと思ってしまいました。
ジャンがその前のファーストキスを覚えてなかったという事でナディアは相当怒ったんでしょうね。
そしてアフリカ編で他の男の子に一目惚れしたけれど失恋して、ジャンの想いに改めて気づく流れがリアルな恋愛らしいと思いました。{/netabare}

<アフリカ編>
島編は作画崩壊酷かったですが、ドタバタっぽさやナディアのデレが見れたのでそこそこ楽しめました。
ですが、アフリカ編の34話が許せなかった。
キャラソンと謎のMVと尺稼ぎ。作画外注のせいですね・・これはひどい。
全自動ウクレレ演奏機を私は忘れない。

まさに、この気持ちをわかりやすく表現したら・・
この間電車に乗って、向かいの座席に座る女性が「綺麗だな」とチラッと眺めたら目の前で凄い表情で携帯見ながら鼻に指をinしてTreasure Hunt始めたのを見てしまった衝撃的な気持ちと(見てはいけないものを見てしまった)

小さい頃好きで買ってたパンケーキを久しぶりに買い、添えてあるマーガリンの成分を見たら上の方に「シリコン」と書いてあって「今までシリコン食べてたのか」と言う気持ちが入り混じったような残念な気持ちです。
忙しい母もナディアにハマったので、島編の一部とアフリカ編ほぼ削って(34話なんてなかった)見せることにしました。

<最終回>{netabare}
最終回のストーリーと作画の気合いが凄かったですw
ネオ皇帝の最後は衝撃的だった。ナディアの心にも深く残ってしまったんだろう。
ジャンの死に方が音もなく、くたっと・・あっけなくて。
しかも受け身を取らずに打ち方が悪くて、頭から大量の血で床が染まる描写が無意識に残ってます。
他に死の描写で気になったのは、死の恐怖に耐えきれなくなって泣き叫びながら死んでいったフェイトさん。
フェイトって英語でFate=運命、宿命と言う意味を改めて感じさせられました。
ネオ皇帝にジャン(ジャンは生き返ったけど)フェイトさん。皆、綺麗な最期ではなくて生々しいのは庵野さんがコメントしているように
「死を美化することへのアンチテーゼと、ジャンに科学は万能でなく物事に二面性があることを知って欲しかった」らしい。
物語に生と死のリアルさが出ているのはこのせいだろうか。

さて、あの時ブルーウォーターをネモ船長に使いたい所、ナディアにジャンを生き返らせるように進めるなんてエレクトラさんは成長しましたね。
中盤でネモ船長に激情をぶつけてた時とは明らかに違う。

今更気づきましたが、ネモ船長髪伸びるの早いですね。
キャプテンハーロックにどこか似ているような・・?気のせいか。

ネモ船長の最期の時、エレクトラさんがお腹さすってて、
「この二人付き合ってたんだ!・・この描写、NHKやるなぁ・・。」と思いました。その瞬間のグランディスの表情がまた・・。

一番驚いたのが、サンソン×マリー。
23歳差でしかもデキ婚なんだぜ・・ウィキペディアを見ると「美しく成長したマリーの初恋と、マリーに惹かれるサンソンの苦しみを描く物語」を描く書籍の「ふしぎの森のマリー」があるらしい!みたい!!

サンソンは初登場時「気障なキャラだな」と思ってたら、
グランディスへの片思いとネモ船長への嫉妬。実は怪力で力が強くて、信念も格好良いと気づいて、後から惚れ惚れしました。
この二人は超絶幸せになって欲しいですね!好きなカプです!
最期のEDに繫がる描写と演出に思わず笑顔になってしまいました!{/netabare}

ふしぎ海のナディアは、今観ても新鮮でロマンたっぷりの作品でした!
(ただしアフリカ編を除く)
ノーチラス号での「その人の役割」「人との関わり方」を作中で表現していて、子供の役割と大人の役割について考えさせられました。
ジャンやナディアの思春期特有の気持ち、不安定さもいつしか愛おしく感じて、
主役二人の年代の頃の気持ちを思い出しながら、楽しく視聴できました。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 42

Smog さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

1990年代の代表作。今の話題作と比較して見るという楽しみ方ができる作品。

SF小説が原案。
全39話。原案未読です。

19世紀後半のヨーロッパが舞台のSF作品。
過去の代表作として興味を持ったので視聴しました。
元はNHKと宮崎駿が企画したものとして有名ですね。
ラピュタと設定や世界観が似ているのはそのためだそうです。

一番の見所は、序盤と終盤のストーリーでしょう。
序盤と終盤は、「この先どうなっちゃうんだろう」という引きの強さが素晴らしかったです。
人の死について切なく扱っているところにも好感を覚えました。
序盤と終盤のシリアスパートは今の作品と比べて遜色はなく、一見の価値有りだと思います。

中盤はゆるい雰囲気やギャグパートが中心でした。
良く言えば序盤の暗い雰囲気を和らげ終盤に向けて息抜きができる展開、悪く言えば中だるみ感が目立ってしまった展開という印象でした。
メインの登場人物に感情移入させるための内容だったのでしょうが、今からするとちょっとあざとい感じがしました。

音楽について、OP/EDが印象的でした。
言わずと知れた名曲ですので、懐かしくてついつい毎話聴いてしまいました。
作品をきちんと見たのは初めてだったのですが、当時耳にすることも多かったので記憶の片隅に残っていたのでしょうね。

作画について、22年前の作品ならではの味わいがありました。
セル画による作画のなつかしさが楽しめました。

今となってはご都合主義な設定や展開が多々あり、ありがちと感じる部分もたくさんあると思います。
しかし、1990年当時にかなりの人気があったということを考慮し、今の人気作と比較して楽しむことができる作品だと思いました。
例えば、律儀に毎話30秒以上時間をとって、あらすじナレーションを入れる丁寧な作りは、1990年ならではの演出でしょう。
過去作はこういった楽しみ方ができるのも魅力ですね。

2012年4月からNHKでデジタルリマスター版が放映されています。
ちょうどクライマックスに入るところのようです(2012年11月26日現在)。
毎話、丁寧なあらすじナレーションがありますので、途中から見ても楽しめると思います。
気になる方はご覧になってはいかがでしょうか。

ナディアという単語が少しでも気になった方、過去の話題作が気になる方にオススメしたい作品です。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 41

69.1 3 フランスでラブコメなアニメランキング3位
のだめカンタービレ 巴里編(TVアニメ動画)

2008年秋アニメ
★★★★☆ 3.9 (390)
2156人が棚に入れました
千秋とのだめは、音楽留学のためパリへとやって来る。飛行機恐怖症を克服して、久しぶりに戻って来たパリに感慨深くなる千秋。
パリでの住処であるアパルトマンで二人を待っていたのは、のだめと同じ国立音楽大学ピアノ科に在籍するオタクのフランス人、フランクと派手な外見のロシアンギャル、ターニャだった。

声優・キャラクター
川澄綾子、関智一、松風雅也、大原さやか、伊藤静、浅沼晋太郎、日野聡、森川智之、清川元夢

ato00 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

フランス語はアニメで習得できるらしい。

舞台は一転芸術の都パリ。
前作にくらべ、主要登場人物が少なく、落ち着いたストーリーとなっています。
その分面白味も少ないです。

のだめと千秋の距離は縮まり、信頼関係も徐々に深まります。
最終話あたりでのターニャのツンデレが気持ちいいです。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 33

◇fumi◆ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

のだめ第二章は、花の巴里でのだめと千秋の夢が膨らむ留学生活。

2008年放送のテレビアニメ ノイタミナ枠 全11話

原作 二ノ宮知子 監督 今千秋 構成 榎戸洋司 キャラデザ 島村秀一
制作 J.C.STAFF

前年放送されたのだめカンタービレの続編でスタッフが変わって声優の変更はありません。
ベテランカサヰケンイチ監督は更迭ではなく、当時非常に多忙で監督作品が続いていたので、
新鋭女性監督に譲ったと推測します。

監督には「ひぐらしのなく頃に」「純情ロマンチカ」に続いて登板の今千秋さんです。
制作進行しながら絵コンテと演出を学んだ苦労人のようです。

と言うことで、前作は全話男性が演出ですが、今回は男女半々くらいになりました。
OPはゴスペラーズが歌う「Sky High」、EDは宮本笑里の「東京et巴里」
ですが、動画はちとダサいです。味があるのか?少女漫画チックではあります。

のだめの催眠術で千秋真一は飛行機恐怖症を克服し、
生まれ故郷でもあるフランスのパリへ留学しているところから物語は始まる。
一期ラスト、のだめが参加した「マラドーナピアノコンテスト」というので、
入賞は出来なかったものの、高名なピアニストに認められ、
フランスのコンセルヴァトワールに留学と言う運びになっています。

パリではのだめと千秋は同じアパルトメントの隣でほぼ恋人状態、
催眠術の恩義でしょうか。
パリでも高名ながらエロ親父の指揮者シュトレーゼマンがキーマンとして、
二人の音楽活動を支えていきます。
ライバルには気の優しい中国人天才ピアニスト「ソル・レイ」が登場、
のだめが意識してるだけで、ちょっと間抜けっぽい友達でした。

のだめ役の川澄綾子はfateのセイバー、夢使いの塔子、しおんの王の安岡紫音、
スカイガールズの桜野音羽、ひとひらの一ノ瀬野乃など枚挙にいとまがないほどの、
主役専門女性声優として絶好調でした。
現在も活躍中です。

女性的な感性で描かれたのだめカンタービレ第二期です。
一期よりもさらに音楽的用語が増えて本格的になり、舞台もパリと言うこともあり、
相当な研究のもと制作された労作であり、しかも文句なしに面白い。

一期二期三期で分割4クール作品として、ノイタミナの価値を決定付けた記念碑的な作品でもありました。

このレビューには感想らしきものは少ないんですが、
現在三期視聴中ですので、全編視聴後にしたいと思います。

リアルのだめとは?

作者にゴミ屋敷内でピアノを弾いている写真を送り付けた人物で、
本名は「野田恵」
作中の「おなら体操」を作曲したそうです。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 22

みけねこ+ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

髭男爵を探せ~なぜコラボしたんだろう?

×髭男爵
全11話中4話にお笑い芸人の髭男爵が出てきます。
正直、世界観にあってません。
というかなぜ髭男爵なんでしょうね。。。
10話に至っては声の出演まであります。
※髭男爵自体は嫌いじゃないけどアニメには合わないよね。。。

○感想
ストーリーは相変わらず面白いです。
ただ、1クールだったのでちょっと展開が
早いかなとも感じました。

1期がいい終わり方しているので
この2期を見るのはやめておくのも
ありかも知れません。

☆タイトル
巴里編っていうタイトルだけど、1期を見る前に
このタイトルを見てしまうとパリに留学するという
ネタばれにつながるよね。。。実際私がそうでした。
もう少しタイトル考えて欲しかったです。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 16
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