マガジンで仲間なおすすめアニメランキング 5

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメのマガジンで仲間な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年04月25日の時点で一番のマガジンで仲間なおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

67.3 1 マガジンで仲間なアニメランキング1位
Over Drive-オーバードライブ(TVアニメ動画)

2007年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (264)
1538人が棚に入れました
高校の自転車部に入部した主人公・篠崎ミコトが、仲間やライバルと共に挫折を繰り返しながらロードレースの頂点を目指していく姿を描いた、安田剛士原作の新感覚スポコンアニメ!

オカラ様 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

大好きな漫画はアニメ化してたので見てみた!

オーバードライブは当時マガジンで連載してた時から大好きだった!!この作品は最近アニメ版を見たがぜひストーリーは原作と一緒なのでお勧めできるが私的には漫画版が完全版なので漫画の方が好きかな、、
主人公のミコトはいわゆるヘタレ主人公で主人公とヒロインのやりとりがめっちゃ面白い!!漫画版は私が知るなかで、一番終わりのできがいい漫画だったからアニメ版の終わり方はしっくりこなかった。スポ根まんがって暑苦しくて嫌いな女の人が多いとおもう。がオーバードライブはまず主人公が男の子だけどかわいいから見やすい!あと絵がきれい!あとヒロインがさばさばしててちょっとビッチで飾らない感じがすごい良いし面白いし可愛い!!それにミコトの成長は見ててとても頼もしいし始めは救いようのないくらいかっこ悪い主人公がのちのちめちゃくちゃかっこよく見えてくる!オーバードライブはスポーツまんがだけど青春にはかかせない恋の部分がすごい味を出してるしギャグが面白いのが普通と一つ二つ頭が抜き出ててつぼかな!!
漫画版はもっと選手達の気が遠くなるような努力があるがアニメ版は省略されててたから少し悲しくもあったがこれはこれで見やすいかもしれない。
根っからのスポ根好きにはアニメ版は物足りないかもしれないが、女の子とか恋愛物好きずきには十分お勧めできるし、スポ根好きの方はなおさら漫画は見なきゃ損します!!漫画はマジでおわりが最高だった!
もしアニメ版で最後終わりまで見て続きが気になる様だったら漫画版をお勧めします~!!

投稿 : 2024/04/20
♥ : 5

★mana★ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

「自転車」はみんなを繋ぐ絆だった・・これは「自転車部」のアニメです( `・∀・´)b

原作は少年漫画。全17巻。アニメは26話です。

私、スポコン物って何だかあんまり好きじゃないんですよね。
何でかって、まずはそのスポーツのルールを知らないとまるで楽しめないし、
これを言うと何でもそうなんですが、どれも流れが同じじゃないですか?
良く言えば「王道」って感じですかね?
結果から言えば、この作品もまさにその王道の流れ。

いじめられっ子の主人公が、
好きな子から自転車部に入れと言われるがまま入部し、
そこから成長してくって話。

そんな流れに見事にはまった私が居ました゚∀゚)・∵. ガハッ!!
何故でしょう?まずは、自転車部のアニメってのが珍しかったから。
(弱虫ペダルって自転車部の漫画を読んでるので自転車の面白さを知っていたからかも?)
そして、自転車部には難しいルールが無く、何も考えずに観れた事。
あとは、主人公の「篠崎ミコト」のキャラが見てて単純に面白かったから(特に前半)。
主にそん位ですかね?
なので、言ってしまえば、成長過程の前半の方が熱くて面白かったです。
後半は、自転車部で地元のロードレースの大会に出るんですが、
その1大会でラストです( ・`ω・´)ナン…ダト!?
だからと言って面白くない訳ではありません。
1大会と言ってもいろんな意味で、山あり谷ありですから。(ロードレースですからねw)
まぁ、最後は感動で泣きました。゚(゚´Д`゚)゚。(←多分私だけだ、ここ数年涙もろいので)
贅沢を言えば、「もっと観たかった!!」
って感じで、私はこの作品をメチャクチャ評価しますっ!!


※ここより下は超個人的感想なんでスルー推奨です↓↓

で、上記で書いた主人公・篠崎ミコト役を務めるのは、
今は主役ばかりこなしてる梶裕貴きゅん (*´∀`*)
「おまっwやっぱ理由はそこか!やっぱりお前は動機が不純だ!」
と、思ったそこの貴方!「はい、その通りであります( ー`дー´)キリッ」
きっかけは、梶きゅんが初主演をした作品だった事と
最近、TA◯IT◯RIを観てると、やたらとこの作品の
「DVDBOXが格安で出ます!」と主張するCMが目に付いた事です、はい。
で、そのCMで流れていた この作品のOPでもある
少年カミカゼ(懐かしすぎて涙が出るぜ(´;ω;`)w)
の「WINDER~ボクハココニイル~ 」が異常に良かった事♫
しかしTVver.に限ります・・1曲通して聴くと何故か残念でした・・。


てな感じで、いつものように趣味入りましたが、
久々スポコンで好きだなぁ~と感じた作品でした。
でも、個人的に男性はこういう主人公って嫌いじゃないか?
なんて思ったりもしました。
何となくぶっ飛んだ最後だったんで、原作に手を出そうと思ってます(*´σー`)エヘヘ

投稿 : 2024/04/20
♥ : 28
ネタバレ

momomax さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

ロードレースって凄いなぁ~面白かった。ヘ(*^0^*)v

2013年秋アニメの『弱虫ペダル』が気に入ったので
自転車関係のアニメが観たくなり視聴。

第一印象は、キャラデザインが好みで
主人公の篠崎ミコトが気に入りました。
声も梶くんで、凄く合ってました!!
ヒロインもただ可愛いだけじゃなく、
思春期のあがきみたいなのがあり好感がもてます。

内気で運動音痴、日和見主義な主人公が
好きな子からすすめられた自転車を通して、
今までの自分を変えようと奮闘します。

人や物事との出会いって凄い力がありますよね。
それによって、どんどん変化していくのだから!!

ママチャリすら殆ど乗れない私からしたら
物凄いスピードで走るロードレースは圧巻でした。
無知な私は、サイクルロードレースのツール・ド・フランスを
このアニメを観て知りました。^^;
山あり、坂ありのコース、賞(山岳賞など)やルール、
いろんなタイプ(スプリンターやクライマーなど)の
選手がいることを知り、楽しかったです!

ロードレースの激闘では感動してうるってきました。
ミコトが健気で一途で応援しまくりでした。(笑)

スポ根だけでなく、おバカな高校生(1年)の妄想や
恋心なんかもあり、面白かった!

真面目な私は、それはダメでしょ!?って
ツッコミ入れたシーンもありましたが…
{netabare}
窓ガラス割っちゃいかんでしょ!
授業サボって自転車の練習はダメでしょ!?
子供がお金盗んじゃだめでしょ!?
表彰式で乱闘はダメでしょ!?
{/netabare}
そこは、まあ~スルーして
いろいろ楽しめる作品でした。(*^_^*)

*******
2013年10月26日にさいたま市で
「ツール・ド・フランス」100回目を記念した
自転車競技『さいたまクリテリウム 』が開催されます。

クリテリウム=ぐるぐる回るという意味で、
他の交通を遮断して街中に作られた短いコースを
何度も周回する自転車ロードレース。
通常のロードレースと違い観客の前を選手が
複数回通過し何度も応援できるのが特徴。

近いので行ってみたかったのですが
10/26は先約があり私は断念です。
タイムリーだったのに惜しいなぁ~~~。。。。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 22

77.4 2 マガジンで仲間なアニメランキング2位
進撃の巨人 The Final Season Part 2(TVアニメ動画)

2022年冬アニメ
★★★★☆ 3.9 (351)
1423人が棚に入れました
最後の進撃が始まる。 「その巨人はいついかなる時代においても、 自由を求めて進み続けた。 自由のために戦った。 名は――進撃の巨人。」 ついに明かされた壁の外の真実と、巨人の正体。 ここに至るまで、人類はあまりにも大きすぎる犠牲を払っていた。 それでもなお、彼らは進み続けなければならない。 壁の外にある海を、自由の象徴を、まだその目で見ていないのだから。 やがて時は流れ、一度目の「超大型巨人」襲来から6年。 調査兵団はウォール・マリア外への壁外調査を敢行する。 「壁の向こうには海があって、海の向こうには自由がある。 ずっとそう信じてた……」 壁の中の人類が、初めて辿り着いた海。 果てしなく広がる水平線の先にあるのは自由か、それとも……? エレン・イェーガーの物語は、新たな局面を迎える。


声優・キャラクター
エレン・イェーガー:梶裕貴
ミカサ・アッカーマン:石川由依
アルミン・アルレルト:井上麻里奈
コニー・スプリンガー:下野紘
ヒストリア・レイス:三上枝織
ジャン・キルシュタイン:谷山紀章
ライナー・ブラウン:細谷佳正
ハンジ・ゾエ:朴璐美
リヴァイ・アッカーマン:神谷浩史
ジーク・イェーガー:子安武人
ファルコ・グライス:花江夏樹
ガビ・ブラウン:佐倉綾音
ピーク・フィンガー:沼倉愛美
ポルコ・ガリアード:増田俊樹
コルト・グライス:松風雅也
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

軍事侵攻手前の猶予期間

原作意地でも未読


Finalと銘打っての2発め。結局完結せず肩透かし感は否めず。続きは1年後とだいぶ先だったりと一気視聴に向いてると思われます。でも待てないのでつい…
なんとなしに“ターボ”やら“ダッシュ”やら付けていつまでもⅢに届かないストⅡを思い出した。なお毎度楽しみなバトル此度はストリートファイト(市街戦)がけっこうなお手前でした。
おさらいしときます↓

 第1期(#01-#25) 人類対巨人の絶望的なパワー差でも抗う人類の意志を描き
 第2期(#26-#37) 絶対真理と思っていた『打倒巨人』の前提に揺らぎが生じ
 第3期(#38-#49) 揺らぎや萌芽が形となって壁内の人間同士の争いへと発展
 第3期(#50-#59) 明かされる世界の仕組み。壁内人類の災難はマーレ起因らしいことが判明
 第4期(#60-#75) シリーズ初の壁内人類外の視点で始まる最終章。物語は黙示録の様相を纏い 
 第4期(#76-#87) 今ここ

物語は佳境であります。ドラクエで言うところの船を入手して世界がいきなり広がった感のあるFinalseason。物語上では4年経過してて初出情報も多く、途中経過も適宜挿れてくるのでついていくのがやっとです。ちなみに今回のFinalseason Part2を完走してから試しに#60-#62をさらっとおさらいしたら気づきもあったりで余裕のある方にはおススメです。実際に物語完結したらFinalseasonを通して観てみようかなと目論んでます。

では本題。※以下#75までのネタバレは隠してないのでご注意をば。
エレン(とアルミン)にとって海は自由の象徴でした。ところがどっこい海を渡った大陸の住人はエレンたちが住むパラディ島のエルディア人を蛇蝎の如く忌み嫌っております。
巨人を制御下に置く国家マーレの軍事優位性は科学技術の発展により減じる一方。起死回生リーサルウェポン“始祖の巨人”奪還に向けて島への侵攻が秒読み段階。一方で島のエルディア人も事実を知り自衛のための一手を講じようかというところ。FinalPart1で描かれたマーレ側の諸事情は至極説得力のあるもので平和裏な方法での解決はほぼ不可能と思えるものでした。

 世界は残酷だ

ここブレてませんよね。巨人VS人類から人類対人類にシフトしてその“人類”に固有名詞がつけられ大陸諸民族対エルディア人となりました。そして視点は今一度壁内人類に戻って、禍根を断とうとジークが目論む“エルディア人安楽死計画”に伸るか反るかでチャンプルーし始めたわけですが、反るにしてもキリスト教で言うところの“ハルマゲドン”的なものとなるため終始陰鬱なトーンで物語は進行します。
そしてトーンが陰鬱ということはなにかしら決着しないままの“to be continued”だとちょい耐え難いものがあったりもするのでやっぱりまとめて一気が良い気がします(しつこい)。もう遅いけど。待てないので観てしまうんだけど。

しかるべき人が検討熟慮を重ねたプランAと対案プランBというのは往々にして妥当です。そして“妥当”は無謬ではありません。リスクやデメリットは必ず内在します。現実世界でもそのデメリットにやたら攻撃を加え夢のプランCを持ち込む人たまにいますけどちょっと突っ込んだだけですぐ破綻するものでして、特に有事にそういう輩湧きますよね。
この物語はプランCが瞬殺されるリアルさがあり、そんなプランCがダメなところを見せたうえで A or B が残されているわけでより絶望的な気分にさせられます。それで喜んでる自分はドのつくMなんでしょう。A{netabare}(地ならし){/netabare}もB{netabare}(安楽死計画){/netabare}も身も蓋もないけど、結局Aってことになるのでしょうか。

今のところ残酷な世界に救いはなさそうに見えます。それでは1年後。。。



※ネタバレ所感

■とはいえラスト3話

コソボみたいでコロナみたい。最後はコンパみたい。

#85(裏切り者)
{netabare}「断ります。手も汚さず正しくあろうとするなんて…」頭を下げるマガトへのアルミン。手を汚す=仲間を殺す、です。仲間を殺す葛藤をこれでもかと描いてやがります。
それでマガトに宣言してベルトルトの「誰かがやらなきゃ」回想あったりのアルミンじゃなくて手を汚したのコニーなんですよね。実際旧ユーゴの人と話したことあるんだけど、アニメ観てヘタれアルミンって簡単には言えませんよ、普通。つらい。
要塞攻略時の鬼隊長ぶりを思いだせばマガトも頭を下げるタマではなかった。ガビに一瞥してから頭下げたのよね。ここで覚悟したんだろうな。{/netabare}

#86(回顧)
{netabare}「ところで…あんた名前は?」マガトとシャーディスの二人とも教官畑で場所は違えど同じ立場。
シャーディスって「なんの成果も得られませんでしたぁっ!(#1)」の人なのよね。あれも子を失くした母に向けてでした。それで艦もろとも自決するわけで、先に出航したのにはアニとライナー乗ってるしワンチャンいけるかもだが万難を廃するわけですよ。子や孫や未来のために…。とまあカッコいい老兵なんだがこの世界で死に時を自ら決めることができたのは幸せなのかもしれません。
多くは言わんが日本の老人も見習ってほしい。{/netabare}

#87(人類の夜明け)
{netabare}「俺が死んだ後もずっとあいつらの人生は続く」「続いてほしい…ずっと幸せに生きていけるように」エレンの動機。
それとこの回は久しぶりにエレン笑ってるの見た気がする。周囲の仲間もそうなんだけどあの中東風のおっさん(大陸人)らと肩組んで酒を酌み交わしたような未来こないかな?{/netabare}


■“地ならし”を良しとせず

プランA{netabare}(地ならし){/netabare}が発動しプランB{netabare}(安楽死計画){/netabare}却下路線なんだと思います。そして具体性に乏しいとコケにしたプランC(仮)なんですけど本心を言えば追い求めるべきなんです。

{netabare}「虐殺はダメだ。これを肯定する理由があってたまるか」ハンジさん(#84)の一言に尽きますね。
憎しみの連鎖を断つために片方を殲滅するのは民族浄化の発想です。苦しみなく云々も十字軍みたいな善意の蛮行です。しっかし歴史的政治的なモチーフふんだんに揃えてるとはいえタイムリーよね。

なおプランCは往々にして綺麗ごとであるがゆえに実現のための工程をめっちゃ考えなければいけません。ここを疎かにするのは思想の左右なく駄目なものは駄目。{/netabare}


■まだよくわからないのが…

{netabare}未来視スキル。過去巡りツアーを見る限り現実に干渉して変更できてるみたい。まあ終わったらゆっくり振り返りましょう。{/netabare}




視聴時期:2022年1月~2022年4月 リアタイ

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2022.04.17 初稿

投稿 : 2024/04/20
♥ : 36

ウェスタンガール さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

鉄火肌の女たち

いや~、気付かんかった~。

数日前まで、The Final Season が 再び To Be Continued となっていた事に…(汗)。
Part 2 の表記を見ていながら…、最終回はまだかなぁと待っていた、エヴァの如く、「おかえり^ ^、エレン」でおわるのかなぁ等と考えていた自分が恥ずかしい。

気を取り直して…。

とはいえ、いよいよ佳境に入ったであろうことは想像に難くなく、進撃の巨人が意味する事柄が次々と明らかとなってゆく。
そんな中、自分の信じる道を突き進んできた面々の内、主に男性陣の凋落振りが目につくシーズンであった。
刀折れ矢尽き、自らが第一義を見失う中で、心身共に疲れ果て、人生を達観し、早期リタイアどころか、あちら側へ行ってしまい、禅問答に明け暮れるブラザースだっていたりする…。

それに比べて、鉄火女の純粋さと情の濃さ、惚れた弱みからこぼれでる色気あふれる女性陣の強さと言ったら無い。
ミカサを筆頭に、ヒール役で名を馳せたアニやガビの活躍が痛快だ。
何よりハンジさん!
腹をくくった人間の強さ、格好良さである。

さらに、ここにきて存在感を増す“アズマビト”である。
大きな謎を秘めたミカサ・アッカーマンが鍵を握っていることに疑いはない。
先ずは、進撃の巨人そのもののビジュアルである。
真っ先に思い浮ぶは、日本美術史上の「奇想の絵師」、その最右翼である「歌川国芳」が手になる「相馬の古内裏」である。
暗闇から顔を出す巨大な骸骨、妖怪「がしゃ髑髏(どくろ)」に通じる禍々しさである。
そしてそれが日本史上最凶の怨念を宿す「平将門」につながることを知れば、あの「首チョン」も合点がゆくというものだ。
カビちゃん、GJ!
なお今少し妄想を膨らますなら、平将門を討伐し奥州藤原氏を興した藤原秀郷、彼の若き日の武勇伝もまた、この世界観のモチーフではないかと感じる。
琵琶湖の畔、近江の地は三上山に伝わる「ムカデ退治」の伝説がそれであり、始祖ユミルの秘密に迫ったあの回、地の底から這い出すあのビジュアルにつながるのではと考えてみるのも面白い。
加えて、秀郷が唾液を吐きかけた矢でをもって、鎧の如く強固な大ムカデの眉間を貫いたことと重ね合わせるなら、ミカサと『蝿の王』と化したエレンがたどり着くであろう顛末に、その関係性を加味した上で、思いを馳せたとしてもバチは当たるまい。

「エピジェネティクス(後成遺伝学)」、DNAにはまるで「スイッチ」のような仕組みがあり、その切り替えによって遺伝子の働きががらりと変化。さまざまな体質や能力、病気のなりやすさなどが変わり、私たちの運命や人生までも左右するという。

ミカサよ、ロンギヌスの槍を放て!
メルトダウンし暴走するエレンが再臨界する前に、
DNAのスイッチを押すのだ。

な〜んてね。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 17
ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

Final Seasonは何処まで続く

原作未読 全12話 4期の2部(Part2)なので1期から観ることおススメします。

人を食べる巨人との戦いを描いた作品。その背景には様々なことがあります。

Part1で中途半端に終わっていましたので、早く続きが観たかったですね。
{netabare}
リヴァイ・ハンジ・ミサカ・ジャン・コニー・アルミンとライナー・アニ・車力の巨人・ガビ・ファルコ・マガトとの共闘、ユミルの民の真実、目的のためなら仲間を殺さなければならない虚しさ切なさ、マガトとキースの船の爆破での2人のシーン大変印象に残りました。
{/netabare}
今後は具体的には{netabare}エレン(最後に出てきたエレンはもはや人ではなかったですね)を{/netabare}どうするのか?ですね。

観ていて何となく終わりそうにない感じがしましたが、やはり当たりましたw

それだけ丁寧に描かれているということで仕方がありませんが、出来れば続けて観たいですね。

まだ、まったく進撃の巨人観ていない方で興味がある方は3期(全58話。一区切りという感じだったので)まで一気に観て、全て終わってから一気に残りの部分を観た方かいいかも知れません。

OPはSiMさん、EDはヒグチアイさんが歌っています。

最後に、2023年より完結編が放送予定ですが、まさか完結編Part1とかなりそうで不安ですねw (仮に残り12話で終わる場合、駆け足にならないか心配ですね。うーんジレンマw)化物語の「終物語」ような感じでしょうかw

投稿 : 2024/04/20
♥ : 21

65.0 3 マガジンで仲間なアニメランキング3位
100万の命の上に俺は立っている(TVアニメ動画)

2020年秋アニメ
★★★☆☆ 3.0 (332)
1067人が棚に入れました
合理的で単独行動が好きな中学3年生四谷友助は、ある日ゲームじみた異世界に転送された――。すでに転送されていたクラスメイトの新堂衣宇、箱崎紅末とともに3人目のプレイヤーとなった彼は、命を懸けたクエストに挑むことに。感情論を廃してすべての要素をフラットに、時には仲間の命すら駒として扱う冷酷な四谷。襲い来る魔物、厄介な事件、そして暗躍する強敵からパーティの全滅を防ぎ、このゲームをクリアすることができるのか?

声優・キャラクター
上村祐翔、久保田梨沙、和氣あず未、小市眞琴、斎藤千和

take_0(ゼロ) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

2期が決まっているんですってね(2021.5.4現在)

2期が決まっているという情報を知ったうえで視聴。
途中までは「う~ん、何故2期が・・・」と言う思いが半分ありましたね。
とは言え「魔王様リトライ」の2期を期待している私です。
どっかに、なんかいいとこあるんだろうと思って観続けたというのが真相です。

最初に言っておくと、タイトル回収はできていなかった気がしています。
このタイトルの意味を知りたいという興味はありますよね、確かに。

さて、物語はGA〇Z的なニュアンスを含んだ異世界ものです。
いや、厳密に言うとパラレルワールドモノですね。
ここら辺は、視聴して確認をしてほしいと思います。
パッと見は、よくあるゲームの中へ転生してしまう系の作品の様ですが、この作品のユニークなところは、リアルとゲーム(実際はパラレルワールドと言う別のリアルですが)を行き来するという点いあります。
あと、転生先でも割と苦労する点が変わっていますかね、LVが低い状態からスタートし、特段ブーストがかかる訳でもなく、地味に成長するパターンです。
仲間も徐々に増えていく感じで、この辺は私的には好みの展開なのです。

ただ、欠点も多くありまして、
全体的に設定と言うかいろいろなところが雑、いや雑と言うと悪意がありすぎるか・・・、隙があるという、ぬるいというか・・・どう表現すればいいのかなぁ。
それほど、硬派な作品ではないにせよ、もう少しカチッと作ればいいのにと言う思いが残る作品でした。

この作品、前述したようにぬるい点がいくつもあるにも関わらず、
ポイントポイントで割と善悪とか物事とか人間性の本質にかかわるような「問い」を提示するんですよね。実は、ここら辺が私の琴線に触れているのですよ。
だからこそ、惜しい、もう少し硬派につくっていれば。。。という個人的見解が生まれる訳です。

最終盤での未来人と主人公:四谷友助との会話なんて言うのは、なかなかに興味深かったです。
あれあれあれ、もしかして主人公闇落ちあるんじゃね、と思ったりもしましたし、今後、どう答えを見つけ、どう変化していくかに興味が湧きました。

そして最後の

Q.キミの正義はどこ?

ここで、2期あるんならみるか、と言う気になった次第です。

今のところ、あまり多くを語れる作品と言う訳でもないので、今後に期待と言う訳ですが、そうですね、私的には時館由香という魔女っ娘オタクキャラがお気に入りなので、このキャラの活躍にも期待して観ましょうか。


1期だけではタイトル回収もおぼついていない作品です。
物語も半分も進んでいないという印象です。
2期が来ることも踏まえて、機会がありましたら、ご覧くださいませ。
一応、ストーリとして今後が気になる作品ではあると思います。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 18
ネタバレ

Takaさん さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

1話が斬新

別冊少年マガジンで連載している漫画だけど、
とにかく1話が斬新!

12話
{netabare}
まさかの5周目キャラ登場と思ったら、
セカンドシーズン告知とは…
セカンドシーズンありきで作ってたのかな?

次回は、宇宙、心臓を捧げよ!らしい。
{/netabare}

11話
{netabare}
ゲームマスターが、フリーザ様に!

この世界は並行世界だったとゲームマスターから告げられる。
こちらの世界の方が地球より進むの早いような事を序盤の方でやっていたような?
「あの村が無くなっている?」的な。

殺人者となってしまった、主人公とメガネは地球に帰って何を思うのだろう。
{/netabare}

10話
{netabare}
カハベルさん達とさようならで、
マップ探索のミッションに…

主人公、箱崎、新堂がミッション達成が難しい中、
やっと腐メガネが活躍するの?

ED歌っている人の宣伝入ったね…
{/netabare}

9話
{netabare}
荷物が王国兵の残虐性の報告だったとは…
首はいらんってもっともだけど、
カハベルさん達はここでさようならかな?
{/netabare}

8話
{netabare}
ゲームマスターが、出なかった!

主人公、リアルでのゲームの経験?を元に
エグイ作戦を思いつく。
やはり、仲間と認めた、命の優先順位で
仲間想いの田舎でのキャラになるのね。
{/netabare}

7話
{netabare}
ゲームマスターが、速水奨さんに交代。

そして、カハベル陣営1人死亡。
カハベルさんは助けるんだーと新堂、腐メガネが言ってたけど、
主人公の言うところの命の優先順位が高いのかな?

そうすると、腐メガネは助けてもらえないね。
{/netabare}

6話
{netabare}
腐メガネの余計な一言で、王国兵を敵に回し、
遺跡に閉じ込められることに…

カハベル陣営で誰か死にそうな予感。
勇者は全滅しなければしなないしね。
{/netabare}

5話
{netabare}
ゲームマスターの声は前回と変わらず。

箱崎さんの精神的な成長回と、
異教徒をラドドーゴまで輸送中の王国兵と遭遇し、
荷物についての選択を迫られる前で終了。

このクエストが完了でアニメも終了か、
5人目が出てくるのか?
{/netabare}

4話
{netabare}
今回のゲームマスターの声は、
塩屋浩三さん、あまり知らないけど、青二所属のベテランさんみたい。

カハベルという肉を斬りたがるHENTAI女騎士と目的地に出発!
{/netabare}

3話
{netabare}
衣宇とは真逆のタイプの腐メガネが4人目として登場。
しばらく、クエスト回は続きそうだね。

ゲームマスターの声は、毎回変わるようだ。
今回は、古川登志夫さんと元プロレスラーの天龍源一郎さん
{/netabare}

2話
{netabare}
主人公は、熊本から東京に引っ越してきて、都会が嫌いみたいだけど、
田舎で一人暮らしなら、親も許したのでは?

農民からジョブチェンジで、またもやレアジョブ料理人とは、
ゲームマスター仕込んでるでしょ…
OPでメガネ女子出てたから、4週目でアニメは終わるのか、
4週目後、OPに追加されるのか期待。

ゲームマスターの声は、毎回変わるのかな?
2話目は、草尾毅さん、メインキャストを良くして欲しい。
使い方がもったいない
{/netabare}

1話
{netabare}
1話まるっと、「いらすとや」の素材で放送!

主人公は、ゲームオタクで、農民というレアキャラというか、
モブからのスタート。
(ここから、ランクアップやジョブチェンジはできるのだろうけど)

30秒で蘇生ルールは、ゲームっぽさがあるものの
結局は、全員死亡で、リアルでも死亡のデスゲームなのねー

ゲームマスターが、若本さんとか豪華すぎ。

※別日に正規版なる1話が放送されたけど、
 1話目は2つ作った遊びってかんじかな?
{/netabare}

投稿 : 2024/04/20
♥ : 4
ネタバレ

TaXSe33187 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0

せめて合理的であってくれ

最初のクエストを終えて、元の世界に戻ってきたとこで視聴断念
感想はタイトルの通りで、あらすじとの乖離があまりにも酷いのが断念の大きな理由

主人公が中学生ということで、「自分では合理的と思ってるけどただのひねくれ者」という主観と客観のギャップが描かれてるなら別にいい
でもこれ、合理的な性格って部分はあらすじの客観的な説明文じゃん

なんで1話早々に、しかも主人公のキャラ付けっていう基本的な部分があらすじと矛盾してんだよ…
主人公の主観と作者(あるいは脚本家)の描く物語の客観を切り分けられてない時点でシナリオ全体もガタガタなのが察せられる

具体的な内容について{netabare}
書きたいことを整理せず、ただ思いついた順に並べ立てたような描写が多い
GMとの会話で面白くもないボケモドキとツッコミモドキを連発するのは駄目
戦闘中にジョブチェンジを狙うことで時間を止めて逆転するってのは「なろうなら」よくある展開だし、これ自体はうまく使えば盛り上がる
でも自分が死んだら終わりという極限状況で「余韻が!」とかルーレットで料理人を引くとか白けるだけじゃん

農民から料理人になって、非戦闘職で敵を倒すのは別にいいんだよ
でもここは主人公の「合理的な判断」でジョブを選択するほうがいいでしょ
「農民から一足に戦闘職に離れない、だから代わりに非戦闘職の中で刃物に長けた職業を選ぶ」とか主人公の思考がないと

そこから先の展開はただのギャグだからどうでもいい
腹筋は柔らかいから短い包丁でも胃まで切り裂けるとか、
腹筋と皮下脂肪を切り裂いて胃まで到達する切れ味なのに足は硬くて切れないとか、
切り裂いた腹の中はスッカスカで主人公が侵入しても隙間どころかちょっとした押入れくらいのスペースが有るとか、
包丁じゃまるで歯が立たないほど硬い皮膚に対して非力な魔法使いの杖は簡単に貫通するとか、
明らかに弱点になってるだろう腹部を無視して全く無傷な首筋に魔法で攻撃するとか、
そよ風を吹かせるだけの魔法を肉の詰まった首筋から頭部に向けて射出するだけで脳まで真っ直ぐ届いて即死するとか、
こんな展開をギャグ以外で書いてる人がいるなら最早それ自体がギャグ…を通り越してホラーだもの
{/netabare}

「偶然」ボスが村を襲撃して「偶然」逃げ出せて「偶然」道の先にゴブリンがいて「偶然」倒してジョブチェンジして「偶然」戦闘への強い適性を示す
合理的って言葉の意味を知らないままなんとなく話を書き始めちゃったのかな?
もっと「合理的」にシナリオを作れると良かったかもね

投稿 : 2024/04/20
♥ : 4

65.4 4 マガジンで仲間なアニメランキング4位
100万の命の上に俺は立っている 第2シーズン(TVアニメ動画)

2021年夏アニメ
★★★★☆ 3.1 (177)
614人が棚に入れました
合理的で単独行動が好きな中学3年生四谷友助は、
ある日ゲームじみた異世界に転送された―。

すでに転送されていたクラスメイトの新堂衣宇、箱崎紅末とともに
3人目のプレイヤーとなった彼は、命を懸けたクエストに挑むことに。

感情論を排してすべての要素をフラットに、
時には仲間の命すら駒として扱う冷酷な四谷。

襲い来る魔物、厄介な事件、そして暗躍する強敵からパーティの全滅を防ぎ、
このゲームをクリアすることができるのか?

声優・キャラクター
上村祐翔、久保田梨沙、和氣あず未、小市眞琴、斎藤千和
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

しりあがりでございま

原作未読


実験作の2シーズンめ。巷では1期けちょんけちょんだったので継続視聴者少なさそうな気がします。
となるとここ覗いてるあなたには仲間意識みたいなのを感じます。基本評価は1期レビューにて。

悪い意味でおふざけが過ぎた1期の締め(最終回)がわりと好感をもったので今ここに立っている私。
主人公四谷くんが自分自身の厨二気質を自覚して葛藤を見せてました。あれがなければ…

今更ですが、おもいっきりなろうテイストと思わせて別冊少年マガジン連載の漫画が原作らしいです。

 もしかしてアンチなろう!?

主人公最強の対極いってるし、女性に囲まれてるけどいがみ合ってるし、現実とゲーム世界行ったり来たりで現実逃避に専念できないし、と。
見慣れた景色と少し違うので興味を引いたんだけど

 心意気だけは買う?買わない?

私でもわかる程に作画やる気ないし、演出についてけないし、合理的主人公のふれこみなのに知性感じないし、つまんねーし、と。あまりにも足を引っ張る要素が多くて後が続かない1期だったのでした。


それで2期!というかほぼ分割クール後半11話みたいな2ndseasonについて。
 
 ん?なんか普通

作画はあまり改善されておらず、奇抜な演出はちょっと鳴りを潜めたかなくらいではあるんですが… クエストこなす度に不明点が解消されたり、そういえばあん時の!な繋がりを感じたり、物語が進んでいる手応えを感じます。
しりあがりで面白くなっていった2期。題名『100万の命の上に…』立つ自覚か責任みたいな風を確実に感じることができることでしょう。収穫ですね。ここまできたなら続きがあれば観ます。

ちなみに厨二の殻を破れるかのMY鑑賞ポイントについてはうやむや。
本筋の大きなうねりの中に埋もれていった感じですね。気にしなくても良さそうです。



※雑感

■○○かと思った

グレンダは沢城さんかと思った。早見さんだったのですね。
{netabare}※幼女の正体見破ったりしてた有能なレズさんです。あー早見さん芸幅広げてるのね。そう感じたきっかけが『RELEASE THE SPYCE』のゴリマッチョ役だったような。全く違う早見節を楽しめます。{/netabare}


■○○死

{netabare}最終回。ドラゴン使いの幼女(敵)が散る時、“自裁”という言葉を使っていて珍しいと思いましたね。直近だと西部邁さんがこの言葉をチョイスされてた。{/netabare}


※備忘

■自分用メモ

{netabare}・オークの姫君と共に散った護衛のオーク。うーん…人間
・ガハベルさん思いっきりヒロインムーブだったのに。うーん…時の流れ
・ドラゴン使い幼女は微笑んで自裁。うーん…敵味方の概念がね{/netabare}

{netabare}100万の命とは?
A ゲーム内世界の人々(もしかするとモンスターとかも)
B 穴が開いて蹂躙されんとする現実世界の人間{/netabare}

結局
『尊い犠牲の上に俺は存在してる』
『足元の生命は俺の手にかかってる』
どっちともとれそうなんだけどどっちなんだろう!?



視聴時期:2021年7月~9月 リアタイ   

------


2021.09.29 初稿

投稿 : 2024/04/20
♥ : 29
ネタバレ

イムラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

やはり面白かった

<2021/7/31 初投稿>
原作漫画は未読。
見始めなので評点はデフォルトの3.0です。

一期は結構好きだったんですが実質評価保留みたいなレビューになりました。
お話自体は実は渋いんじゃないかと感じていて、これからの展開次第で面白くもつまらなくもなりそう、と感じたので

というわけで16話見ました。
やはり段々と面白くなってる。
勇者たちのレベルアップの仕組みはまるでゲームのそれですが、{netabare}異世界は仮想ではなく、現実に存在し、そこに住んでいる人も実際に生きている{/netabare}ということがわかった前作

それを踏まえて勇者たちは訳のわからない、やたら困難なクエストに取り組んでいきます。

最新16話では{netabare}オークとの切羽詰まった生々しい殺し合い{/netabare}の最中{netabare}島の突然の噴火と津波に見舞われ大混乱{/netabare}となります。
そんな状況でも相変わらず目的達成に向け、最も効率的・確実性の高い行動を取ろうとする主人公

そしてさらに{netabare}噴火口からは謎のラドンみたいな鳥?{/netabare}が・・・

という畳み掛けの上に更に畳み掛ける展開

やはり面白いのか?

<2021/8/7 追記>
第17話まで見ました

面白いですよ、この作品
ようやく胸を張って言えるようになったかも
一期で多くのアニメファンを怒らせてしまい、見る人が減ってしまったので隠れた作品になりつつありますが

私は好きです。

相当に捻くれた内容なので、
私のような捻くれ者とは相性が良いのかも 笑

とりあえず中間評価点付けてみました。

今期、「死神坊ちゃん」「桃太郎」と本作は毎週楽しみになってます。

<2021/9/24 追記>
最終話まで見終わりました。

面白かった。
物語もキャラクターも上手くできてる。

1期はトリッキーなことやってて「ふざけてんのか」とお怒りのアニメファンも多数。
ただ今考えると1期の内容はプロローグ。
だから限られた予算内でいろいろ工夫してというのもしゃーない、と思います。

2期は物語が展開し、主人公たちの立ち位置や課せられた本当の目的{netabare}「ドラゴン復活の阻止」{/netabare}が見えてきて、ゆっくりと、確実に盛り上がってきました。
最終話では「100万の命」の意味にも触れてます。
チャラい意味じゃなかった 笑

最終話のゲームマスターの今後の展開を暗示するような台詞。
大塚芳忠さんだったので、より重さが響いてきました。

惜しむらくはアニメーションの動きに全く迫力がないこと。
派手な演出は邪魔になるというタイプの作品ではあるけど、それにしても重要なシーンだけでも良いからもうちょっと丁寧に描いて欲しかった。

この作品、これから先の展開が気になります。
3期がほしいなぁ。
難しいのかな。
原作追いかけようかな。、

投稿 : 2024/04/20
♥ : 31

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

1期目より面白い(1期目がつまらないとは言ってない)

相変わらずの原作未読です。勇者として転送された「ゲーム」の世界と現実との関係が1期目最終回で明かされたのを受けての2期目となります。原作はまだ継続しているみたいですね。

1期目を観ていないと2期目の話は良くわからないと思いますので、未見の方はここでさようなら…。



さて2期目の本作ですが、1期目同様に作中の1クールでクエストは2周(ジフォン島編/ザグロス村編)し、それぞれのクエスト冒頭から新しいプレイヤー(転送先の世界では「勇者様」と呼ばれる)が加わります。

向こうの世界の住人で1期目ではヒロインムーブをかましていたカハベルさんは、この2期目ではほとんど出番がありません。出番がない理由は、けっこう切ないです…。

1期目で主人公の四谷友助(よつや ゆうすけ)が参加しての3周目のクエストからメインの作戦立案者は友助、4周目ではたまに時舘さんが友助の相談に乗るといった感じでしたが、2期目の6周目のクエストでグレンダさんが加わって、友助とは違った視点での有能な作戦担当として活躍していました。

人としての倫理観に必ずしも囚われずにクエストの本質を見抜きクリアに邁進する友助と他のメンバーとの感情的なすれ違い、普段はヘタレ気味でもここぞという時になぜか火事場の馬鹿力的な活躍を見せる時舘さん、直情的な行動でパーティーを簡単に危機に陥れる啓太、友助とは違ったアプローチでパーティーの危機を救うグレンダさん、といったあたりでかなり楽しめました。

けっこう面白かったです。

余談: 勇者の死亡からの復活システムはどうやって実現されているのかさっぱりわかりませんが、これを深く気にしだすと本作は楽しめなくなってしまうかも?

投稿 : 2024/04/20
♥ : 22

68.0 5 マガジンで仲間なアニメランキング5位
FAIRY TAIL ファイナルシリーズ(TVアニメ動画)

2018年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (70)
374人が棚に入れました
仲間への想いを胸に、自分の信じた道を進め!

闇ギルド「冥府の門」タルタロスとの激闘、そして育ての親である<火竜イグニール>との哀しい別れを経たナツは、
更に強くなるべく、相棒のハッピーを連れて修行の旅へ出た。

一方、「妖精の尻尾」フェアリーテイルのマスター・マカロフは、何の前触れもなく一方的にギルド解散命令を出し、自身も行方をくらましてしまう。

それから約1年・・・、ルーシィは記者見習いの仕事をしながら、大陸中に散らばったかつての仲間たちの情報を集めていた。
そして年に一度の「大魔闘演武」の取材をしていたある日、ルーシィの前に修行を終えたナツが現れる!
魔導士ギルド「妖精の尻尾」の復活を掲げ、想いを一つに、ナツ・ルーシィ・ハッピーによる仲間探しの旅が始まるのだった!!

声優・キャラクター
柿原徹也、平野綾、釘宮理恵、中村悠一、大原さやか

pikotan さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

最後までアニメ化してくれてありがとう

フェアリーテイル、ついに終わってしまった。
真島ヒロ先生の作品はRAVEも好きですが、本作もとても面白かったです。
真島作品の魅力はシリアスな話の中でもちょいちょいギャグやお色気シーンをはさんできたり、ライバルや敵だった人が仲間になったりするところですね。
マガジン連載の作品って、そういうの多いですよね。
「昨日の敵は今日の友」みたいな展開が私は好物なんです。
それにフェアリーテイルに登場する敵キャラは根っからの悪人ではなく、敵なんだけど憎みきれない、そんなところも魅力に感じます。

ちなみに女性キャラのお気に入りはジュビアです。
初登場時は怖い感じのキャラでしたが、フェアリーテイルに所属して以降、ルーシーと共に結構なお笑い要員になっていた気がします。
一方でグレイを一途に想う姿がとても愛らしく感じました。

男性キャラのお気に入りは何と言っても一夜です。
どんなときも男前で本当に格好良かったなあ。
一夜みたいなキャラを出してくるところも、真島作品の魅力の一つではないかと思います。

アニメが始まったときは、RAVEと同じく途中で終わるものと思っていましたが、まさか最後までやりきってくれるとは。もう大満足です。
関係者の皆様ありがとうございました。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 7

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

竜か、人か…。

この作品の原作は未読ですが、アニメは2期まで全277話は視聴済です。
私にとって「いつまでも終わらない作品」という位置付けだったのですが、とうとう完結してしまいました。
まぁ、一足先に原作が完結していたので、いつかはこんな時が来るのは覚悟していたつもりですが、やっぱり寂しさは拭えませんね。


「FAIRY TAIL」最終章、
ついに待望のアニメ化決定!

目指せ、魔導士ギルド「妖精の尻尾」復活!!
ナツたちの、暑くて楽しい仲間探しの旅は始まったばかり。

しかし、新たな"闇"は動き始め、"運命の時"を引き寄せる…!!!


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

随分あっさりとしたINTRODUCTIONですこと…
これだけじゃ、この作品の魅力が何も伝わらないんですけど…
と思わずツッコミを入れたくなるような内容ですが、ここで多くを語らないのが、この作品の魅力なのかもしれません。
「知りたきゃ本編でどうぞ」みたいな…

第1期が始まったのが2009年の10月なので、約10年間に渡って放送されてきたことになります。
途中、第2期と第3期の間が1年半空いているので実質8年半になりますが、この長い間、制作を続けてきた作り手の皆さまには頭が下がるばかりです。
どんなに好きな事でも継続し続けるのって大変ですからね。

立派な魔導士を目指す少女ルーシィーは、この物語の主人公であるドラゴンスレイヤーのナツと、話せる空飛ぶ青いネコのハッピーと出会い、憧れだった「フェアリーテイル」に加入して物語が動いていく訳ですが、完走して振り返ってみると、随分物語のスケールが大きくなっていたんですね。

最初はギルド同士の抗争が主でしたが、今思えば単なる小競り合いでしかなかったような…
でも、本当に辛く苦しい戦いの連続でした。
エドラス編、天狼島編、大魔闘演舞編を経てタルタロス編までがアニメ2期で放送された内容です。

そういえば、2期のラストにフェアリーテイルの創始者であるメイビスを主人公とした「FAIRY TAIL ZERØ」が放送されたのは印象的でした。
メイビスには唯一無二の親友であるゼーラという少女がいました。
最初から仲が良かった訳では無かったのですが、とある事件をきっかけに行動を共にすることになるんです。
この物語は涙無しでは見れなかったのを覚えています。

そしてこの3期では、黒魔術教団編とアルバレス帝国編が描かれました。
黒魔導士のゼレフ、「闇の翼」と恐れられたアクノロギア、ゼレフ書最凶最悪の炎の悪魔「END」など伏線の積み残しが色々ありましたが、それらも綺麗に回収されています。

物語もさることながら、この作品で一番魅力的なのはやはりキャラでしょう。
ナツ、ルーシィー、ハッピー、グレイ、エルザ、ウェンディにシャルル…
他にもたくさんの個性的なキャラが登場しました。
どのキャラにも沢山の思い入れがありますが、一推しで見ていたキャラはやっぱりルーシィーだったかもしれません。
明るく素直ですし、何だかんだいいながら一途で可愛いですからね。

この作品を視聴するのが毎週日曜日の日課だったのに…
何か週末の楽しみが一つ減った気分です。

オープニングテーマは以下の通りです。
lolさんの「power of the dream」
THE RAMPAGE from EXILE TRIBEさんの「DOWN BY LAW」
大阪☆春夏秋冬さんの「NO-LIMIT」
BiSHさんの「MORE THAN LiKE」

エンディングテーマは以下の通りです。
Beverlyさんの「Endless Harmony」
EMPiREさんの「ピアス」
みゆなさんの「僕と君のララバイ」
Miyuuさんの「Exceed」

このファイナルシリーズは、4クール全51話の物語でした。
物語のラストでナツが続編エピソードに向かう旅に出発したこと、ゼーラが妖精の姿で「またね。」と言っていたことから、
きっと続編が制作されると信じています。
作り手の皆さま、この10年もの間、たくさんの感動をありがとうございました。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 6

三毛猫メリー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

フェアリーテイル完結編

2020.3.13 視聴完了。

フェアリーテイル全328話、見終えました。
見始めてから1年ちょっとかかるという長丁場でした(笑)

ファイナルの内容に関しては敵が強すぎて引くレベルだったので、
これ以上は頑張らなくていいよと思ってしまった。
そういう意味でも私自身これでファイナルの気分です。
残念だったのはオーガストがあまりにも不憫だったことかな。

ラストはとても上手にまとまっていました。


以下はこのシリーズの途中で考えていた私の妄想エンド(笑)
10歳位の子供たちが時には喧嘩したりしながらも
和気あいあいと遊んでいる。
ナツとルーシィの子、グレイとジュビアの子、エルザとジェラールの子、
ガジルとレビィの子、他数名。
彼らが後のフェアリーテイルの・・・である。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 8
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