ミッキーマウスおすすめアニメランキング 5

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメのミッキーマウス成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2019年10月18日の時点で一番のミッキーマウスおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

69.8 1 ミッキーマウスアニメランキング1位
ファンタジア(アニメ映画)

1955年9月23日
★★★★☆ 3.9 (13)
83人が棚に入れました
8つの異なる時代を8つの古典音楽にのせて描く、ファンタスティックなアニメーションによるバレエ劇。ミッキー・マウスが指揮者兼時の魔術師として登場。当時としては斬新な立体音響を採用した。収録曲はバッハの『トッカータとフーガ』、チャイコフスキーの『くるみ割り人形』、デュカスの『魔法使いの弟子』、ストラビンスキーの『春の祭典』、ベートーベンの『交響曲/田園』、ポンキエルリの『時の踊り』、ムソルグスキーの『はげ山の一夜』、シューベルトの『アベ・マリア』。

イブわんわん

★★★★★ 4.6

初めて見たとき、カルチャーショックを受けたアニメ(400見終わった記念)

とは言え、タイトルが判らずまだ棚に移動していないアニメも多くあるが、区切りとしてこのアニメを選びました。

ご存知の方も多いと思うが、ディズニーではトップクラス(個人的)で、公開が70年以上前の芸術アニメ作品。

で、何にカルチャーショックを受けたかと言うと、音楽と映像との関係です。

それまでは、効果音的な立場のクラシック音楽(BGM)がメインになっており、映像と音楽が見事なまでに相乗効果をかもし出しております。

音楽のイメージをビジュアル化したこの作品を見たとき、とても感動した記憶があります。

また、「展覧会の絵」はこれとは逆に絵から受けたイメージを音で表現しています。
(ムソルグスキー作曲、後にラベルがオーケストレイションし有名になる)

特に「魔法使いの弟子」は今見てもその芸術性、エンターテイメント性には脱帽です。

ミッキーマウスの魔法使いの衣装はあまりにも有名ですよね♪(とんがり帽子に赤いマント)

最近では「かみひこうき」という台詞が全く無いモノクロの短編アニメを見たが、現在においては日本のアニメ文化の方ががかなり進んでいると思いました。

投稿 : 2019/10/12
♥ : 7

文葉

★★★★☆ 3.9

ディズニー製作 クラシック音楽とオムニバス

11月18日、『蒸気船ウィリー』が公開された日として
ミッキーの誕生日特集でディズニーチャンネルで放送してくれました。

ディズニー長編映画は殆ど観ましたが、
(およそ50作品中、他はボルトと1946年公開のメイク・マイン・ミュージックだけは観ていない)
ファンタジアは映像とクラシック音楽とオムニバスと聞き
ディズニーアニメ(特にアニメのハウスオブマウス)でもパロディされていましたが
中々観る機会がありませんでした。

Wikiによると、公開の部分が
アメリカ 1940年11月13日
日本   1955年9月23日
と、15年程空いており1940年当初は日米関係が悪化していたので一般公開がされずに
第二次世界大戦の終戦からおよそ10年後の1955年になってようやく公開されたそうです。

オムニバス×クラシック音楽×1940年のハイクオリティな映像美を考えると
当時には相当斬新な発想でディズニーの本気だと思った。
しかし、人に勧められるか・・?と言うと微妙。考えてしまう。

早速録画して本編を観るといきなり解説役のダンディなおじさまが出てきて
(アニメではなく実際の人物 調べてもよくわからなかったから指揮者かもしれない)
曲の解説などをしてくれて眠気・・いや、癒しを与えてくれます。

ちょうど観た時が夜勤明けで眠気がひどくて
すみません・・前半クラシック音楽の美しい音色が子守唄となってしまいました。
辛うじて起きて観た、ミッキーマウスが主人公の「魔法使いの弟子」と
ケンタウロスの可愛らしいカップル達やペガサス、全知全能の神ゼウスが出てくるギリシャ神話的な「田園交響曲」はお気に入りです。
「ハウスオブマウス」やディズニーアニメにパロディにされる
「はげ山の一夜」は魔王が怖い(なんかホラー的なものを召喚してくる)ので
お子様が泣いたりトラウマになる危険があるので一緒に鑑賞の際は飛ばしたほうが良いです。

「ファンタジア」を観るということは、
アニメを観ているというより、アートを見ている感覚です。
面白いとか起承転結のストーリーとはまた違うように感じます。

美術館に訪れて美しい絵画を見て見惚れるのと
「バレエ」を鑑賞するのと少し似ている気がしました。
眠れない夜に観るのも良いかもしれません。

投稿 : 2019/10/12
♥ : 32
ネタバレ

前田定満

★★★★★ 4.2

クラシック音楽を聴くきっかけに!

ディズニー長編アニメ第3作。
1940年の作品です。
上映時間は約2時間。

自分的にはディズニーの映画で一番好きです。
それどころかおそらく全てのアニメーションを比較しても
この作品が一番好きです。

このアニメは普通のアニメではありません。
普通のアニメと違うところは音楽が主人公であることです。
普通のアニメにはお話があり画があり、それを盛り上げるために音楽が存在します。
しかしながらファンタジアはそれが逆になります。
もともとあるクラシック音楽に画をあてています。
別の言い方をすれば音楽を面白くするために画が存在するのです。

映画の構成としては世にも奇妙な物語のような感じです。
ファンタジアというタイトルの中で8つの作品に分かれており、
作品と作品の間には説明のナレーションが入ります。
指揮者は当時有名だったイギリスの指揮者レオポルド・ストコフスキーが勤めます。

声優が好きな方にはこの映画はオススメできません。理由は台詞がなく、画と音楽だけだからです。
しかしその分のエネルギーを作画にあてているため、画を楽しみたい方、クラシック音楽が好きな方、アニメーションを芸術として観ている方にはオススメです。
またクラシック音楽を聴いたことがない人も聴くきっかけになると思います。
約80年前も昔の作品とは思わない映像技術、作画技術をぜひ一度はご覧になるべきだと思います。

それでは簡単に各作品のご紹介です。
長いので読むの疲れます。
ご了承ください。


1作目はバッハの「トッカータとフーガ」。この曲はファンタジアのどの曲とも違い、ストーリー性がなく情景を表さない「絶対音楽」という音楽です。なので画もただ音を画に表したような抽象的なものです。
{netabare}
この作品はファンタジアのオープニングの役割をしています。
最初は単に本物のオーケストラの映像だけです。途中からバイオリンの弦が動く画が登場し、徐々に画(アニメーション)が増えて、最終的に壮大な画(アニメーション)になっていきます。
アニメーションと実写の融合作品。
まさに芸術作品という感じです。{/netabare}


2作目以降は絶対音楽とは真逆のストーリー性や情景を表す「標題音楽」です。
2作目はチャイコフスキーの「くるみ割り人形」。
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くるみ割り人形はバレエ曲です。ファンタジアでは「序曲」と「行進曲」はありません。
順番に「こんぺい糖の踊り」、「中国の踊り」、「葦笛の踊り」、「アラビアの踊り」、「ロシアの踊り」、「花のワルツ」
くるみ割り人形ですが、ファンタジアの画にはくるみ割り人形は登場しません。
ファンタジアでは妖精や花やキノコや金魚が踊りを披露します。
特にアラビアの踊りの金魚は相当色っぽいです。
最後の花のワルツにおけるストコフスキーの指揮の締めが見事です。{/netabare}


3作目はデュカスの「魔法使いの弟子」
{netabare}
これはファンタジアの看板作品です。
魔法を覚えたばかりの弟子が解き方も知らずに魔法を使い
最終的に魔法が暴走してしまうというお話です。
画は実際の音楽のストーリーに忠実です。
弟子役はミッキーが勤めます。
魔法をかけうかれた弟子がうたた寝して夢を見るシーンは有名なシーンです。{/netabare}


4作目はストラヴィンスキーの「春の祭典」
{netabare}
画として一番好きな作品です。
元々はロシアのバレエ団のために作曲されたバレエの曲です。
しかしファンタジアでは別の解釈をして地球の歴史を描きました。

一部:地球誕生からマグマオーシャンを経て地球に海が現れるまでを描いています。
時代でいうと先カンブリア時代の冥王代の約46億年前から始生代の始め約40億年前まで。
マグマの画と海底火山の画が凄いです。

二部:生命誕生から恐竜絶滅までを描いています。
時代でいうと先カンブリアの真ん中の約35億年前から始生代、原生代、古生代と来て、
やっと中生代の恐竜時代です。
しびれるのはT-REXがステゴサウルスを狩るシーン。
恐竜の他にも海の最強爬虫類モササウルスも登場します。
しかしその後恐竜は干ばつにより死んでいきます。
現在は隕石の衝突とそれによる環境の変化で絶滅したというのが有力ですが、
上映された1940年のあたりでは干ばつにより絶滅したと考えられていました。
恐竜が絶滅したあと再び時代が変わり海が帰ってくるところでお話は終わります。

私が地学好きになるきっかけの作品です。

ただ作曲したストラヴィンスキーはこの映画ができたときまだ生きていました。
自身のイメージと違う画を観て衝撃を受けたようです。{/netabare}


5作目はベートーヴェンの交響曲第6番「田園」。
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曲は一番好きです。
タイトル通り田舎の風景を描いた曲です。
それぞれの楽章のタイトルを紹介すると
1楽章は「田舎に着いたときの愉快な感情のめざめ」
2楽章は「小川のほとりの光景」
3楽章は「田舎の人々の楽しいつどい」
4楽章は「雷雨、嵐」
5楽章は「牧人の歌 嵐の後の喜びと感謝の感情」
タイトルはオーケストラスコアに載ってました。

画としてはかなり曲に近いですが、
ファンタジアではこれにギリシャ神話を加えています。
なのでキャラクターもペガサス、ケンタウルス、ユニコーン、ゼウスなどが登場します。
{/netabare}


6作目はポンキエッリの「時の踊り」。
{netabare}
バレエ音楽です。大変楽しい曲です。特に終盤付近から始まるメロディーはノリが良いです。
ここではいろいろな動物が登場してバレエを披露します。
ダチョウ、カバ、ゾウ。しかしみんな女役。
この3種類が可愛く色っぽく見えるのは不思議です。
これぞディズニーマジック!
中盤以降から男役のワニを交えて盛大に踊りは終わります。{/netabare}


7作目と8作目は繋がっています。
{netabare}
7作目はホラーです。ムソルグスキーの「はげ山の一夜」。
悪霊たちの夜の祭りを描いています。
お墓などから出てきた悪霊達が夜の世界で踊り狂います。
小さいときに観たときは怖かったです。
しかし悪霊たちの楽しい祭りも終わりを迎えます。
朝を迎えるのです。
教会の音と共にラストの8作目に続きます。
8作目はシューベルトの「アヴェ・マリア」。
踊り狂った悪霊たちの魂を巡礼者達がロウソクの光でしずめていくという演出です。
小さいときに観たときはつまらなかったですが、
大人になってみると非常に美しいなと思います。
そして太陽の光と共に全ての作品が終了します。{/netabare}




全曲について、映像に合わせるために編曲されているので、まんまではありません。

あといきなり全作品を通して観ようとするのは
やめた方がいいです。
作品ひとつひとつ分けて観ることをオススメします。

投稿 : 2019/10/12
♥ : 8

計測不能 2 ミッキーマウスアニメランキング2位
蒸気船ウィリー(アニメ映画)

1929年9月1日
★★★★☆ 3.9 (6)
22人が棚に入れました
ミッキーマウスの短編映画シリーズとして最初に公開された作品。

日本では1929年9月に公開された。

ワドルディ隊員

★★★★☆ 3.8

ディズニーの知名度を大幅に上げた代表作

このアニメは、ミッキーマウスの短編映画シリーズと
して最初に公開された作品である。
調べてみて分かったことだが、世界初の音声つきアニメーション
(トーキー・アニメーション)ではないようだ。
本作も当初は、サイレント映画としての企画が進んでいたようだが
ウォルト氏の提案により、トーキーアニメとして
制作された。ちなみに、この作品は一番最初に制作された
ミッキーマウス映画でもないらしい。

大まかなあらすじとしてはこんな感じ。
とある小さな蒸気船には、乗組員であるミッキーマウスと
船長のピートが乗っていた。ミッキーが勝手に船を操縦していたことに
怒るピート。それからしばらくして、港に到着した船は
家畜を積み込み、再出航。その船に乗ろうとしたが、置いてけぼり
になりかけたミニーマウスも登場。ミッキーの協力の元、成功する。
だが、ミニーが持っていた楽器や楽譜を傍にいたヤギが
食べてしまう。すると、何とも奇妙なミュージカルが始まるのだった…。

まず驚いたのは、滑らかに動く作画。1920年代とはいえ
ここまで優れた物は中々ないだろう。度肝を抜かれた。
ディズニー映画の神髄を垣間見たような気がする。

これは賛否両論あると思うが、非常に個性的なミッキーも
この作品の魅力につながっている。最初の時点で、危険な香りが
漂うミッキーだが、真似事だけで終わらないのが初期のミッキーなのだ。
猫が振りまわされたことにより発生する悲鳴で音を作ったり、
豚の乳を突きまくることで、母豚に声をあげさせたりするのだ。
また、牛の歯を利用し、打楽器として使用するなど悪知恵は高い。
はっきり言って、お友達にはなりたくないタイプのキャラである。
何をされるか分からないからね。

1920年代に作られたとはいえ、とてもとても非情なミッキーマウスである。
当時の動物愛護団体から苦情が殺到しても不思議ではない。
ちなみに、先程述べたミッキーの悪行は、残酷過ぎるという理由から
販売会社の都合によってはカットされたようだ。納得。

もしかすると、トムとジェリーはこの作品から影響を
受けたのかもしれない。少なくとも、ディズニーの歴史を語る上
では重要な作品の一つだと私は判断した。
ディズニー映画が大好きな方で尚且つ、この作品を見ていない方は
一度視聴してみることをお勧めする。個人的には良作だと思う。

投稿 : 2019/10/12
♥ : 12

天上しょーと♪♪

★★★★☆ 3.3

タイトルなし

※2013頃の感想です

久しぶりに視聴。
小さい頃見た時は年代なんて気にしていなかったけど・・・
1927年でこれは凄いなぁ・・・。
この頃は完全に外国のアニメが勝ってた時代なんですねー。
声を全部ウォルト・ディズニーさんがしているというのも初めて知りました。
それに監督、製作もひとりだとか・・・凄いなぁー。
内容は鳴き声だけでセリフはないものの楽しい感じの作風がいいです。
まぁ今見ると若干ミッキー暴れすぎwって思うけどw。

なにしてるのかよくわからないシーンもあったけど・・・船長さんが食べてたのってなんだろう?

投稿 : 2019/10/12
♥ : 7

計測不能 3 ミッキーマウスアニメランキング3位
ミッキーのミニー救出大作戦(アニメ映画)

2014年3月14日
★★★★★ 4.1 (3)
22人が棚に入れました
『アナと雪の女王』の同時上映作品として劇場公開された。

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★★★★★ 4.2

斬新な映像演出にびっくり。

「アナと雪の女王」同時上映。
前座のショートムービーです。

内容はアニメタイトルそのまま。
とにかくドタバタで楽しいです。

しかし、このアニメの魅力はそこではありません。
最初は、モノクロの小映像から始まる普通のムービー。
そのうち突然映像が破れ、劇場側に登場人物が出現。
もうそこからは怒涛の展開です。
2Dと3Dの融合。
ノスタルジーと最新技術の共演。
アニメの原点もあったり。

もう参りましたとしか言いようがありません。
目がまん丸になりますよ。
こんなアニメ初めてです。
創造力と発想力の勝利でしょう。

投稿 : 2019/10/12
♥ : 26

計測不能 4 ミッキーマウスアニメランキング4位
ミッキーのアルバイトは危機一髪(アニメ映画)

1995年8月11日
★★★★☆ 3.6 (1)
4人が棚に入れました
1995年に公開されたミッキーマウス・シリーズ
の第124作目にあたる作品。英語版では長年ミッキーマウス
の声を演じたウェイン・オルウィンが出演した
最後の短編映画作品となった。
テレビゲームに夢中なミッキーマウスは
ミニーマウスとのデートの約束を忘れてしまう。
デートの埋め合わせとして海外旅行を提案したが
後に大金が必要であると分かり、途方に暮れてしまう。
大金を得るために怪しげなアルバイトに挑むのだが…。

計測不能 5 ミッキーマウスアニメランキング5位
プレーン・クレイジー(アニメ映画)

1929年3月17日
★★★★☆ 3.5 (1)
1人が棚に入れました
ミッキーマウスの短編映画シリーズとして
最初に制作された作品。
本作より前に一般公開されたトーキー映画の『蒸気船ウィリー』 がヒットしたのち、本作もそちらに合わせトーキー映画と
して作り直され、シリーズ3作目として初めて一般に公開された。




ワドルディ隊員

★★★★☆ 3.5

ミッキーマウスの原点

このアニメは、ミッキーマウスの短編映画シリーズと
して最初に制作された作品である。
調べてみて分かったことだが、この作品も元々は
サイレント映画として作られていた。
しかし、本作より前に一般公開されたトーキー映画『蒸気船ウィリー』
が大ヒットしたことを機に、トーキー映画として作り直された経緯を持つ。

大まかなあらすじとしてはこんな感じ。
チャールズ・リンドバーグにあこがれるミッキーマウス。
友人たちの協力の元飛行機を完成させる。直ぐに飛行試験を行うが
案の定失敗に終わる。そのことでショックを受けていたミッキーだが
偶然目の前にあった自動車を改造して再び飛行機を作ろうと試みる。
今度は、それを用いながらミニーマウスを空へと誘うのだが…。

まず驚いたのは、滑らかに動く作画。1920年代とはいえ
ここまで優れた物は中々ないだろう。蒸気船ウィリーよりも
前に作られているので、それと比べると多少見劣りはするものの
度肝を抜かれた。ディズニー映画の神髄を垣間見たような気がする。

カメラワークも非常に良い。特に、中盤以降に発生する飛行機
トラブルのシーンでは臨場感をきちんと出せている。非常に驚かされた。

笑いの部分でも楽しめる所が多かった。
一番好きなのは、飛行機と衝突するのを察知した建物が自動的に
折りたたまれるシーン。不意をつかれた。笑いのセンスにおいても
非常にクオリティの高い物を作っていたのだなと改めて認識した。

これは賛否両論あると思うが、非常に個性的なミッキーも
この作品の魅力につながっている。最初の時点で、危険な香りが
漂うミッキーだが、真似事だけで終わらないのが初期のミッキーなのだ。
ちなみに、蒸気船ウィリーよりもだいぶワイルドなデザインに
仕上がっているというのも相まって、卑劣さに一層磨きがかかっている。

一人の友人を道具のようにこき使っているのは勿論のこと
車を強奪することに何のためらいもない。
お前の物は俺の物を地で行くキャラクターだったのだ。
これには驚かされた。頭の回転も速く、鳥の羽を利用すれば
飛べるはずと考え、躊躇せず鳥の羽を抜き取る姿には感動すら覚える。

飛行機から投げ飛ばされたミッキーが、持ち前の知力を
活かして飛行機を離陸させることに成功したまでは良かったものの、
その謝礼としてミニーにキスを要求するのだ。
ミッキーの強情さを表しているといっても過言ではない。正に外道。
その後の展開で、報いを受けたのでざまあみろという感情が残ったのは
私だけではないはずだ。

ミッキー以外のキャラクターも非常に個性的。
まず、気になったのは肉体を柔軟に変えられるお犬様だ。
階段状になるのはお手の物で、飛行機の駆動部までも
対応できるとは…恐れ入った。
一番凄いのは、自ら快くその役を引き受ける寛容さだ。
私なら断固拒否する。少なくとも、ミッキーから絶大な
信頼を受けているのは間違いない。

次に気になったのは、中盤から登場するお牛様。
首の長さを調節できる機能がついている素晴らしいキャラクターだ。
飛行機にしがみつく場面が多いのだが
飛行機の仕組みを知りつくているのだろう、飛行機が壊れないように
バランスを保ちながらしがみついているのだ。誠に感服した。

もしかすると、トムとジェリーはこの作品から影響を
受けたのかもしれない。少なくとも、ディズニーの歴史を語る上
では重要な作品の一つだと私は判断した。
ディズニー映画が大好きな方で尚且つ、この作品を見ていない方は
一度視聴してみることをお勧めする。個人的には良作だと思う。

投稿 : 2019/10/12
♥ : 9
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