メイドカフェおすすめアニメランキング 7

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメのメイドカフェ成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年03月19日の時点で一番のメイドカフェおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

84.8 1 メイドカフェアニメランキング1位
まよチキ!(TVアニメ動画)

2011年夏アニメ
★★★★☆ 3.7 (3288)
18525人が棚に入れました
執事系女子の時代、来たる!? クラスメイトの涼月奏に執事として仕えている美少年・近衛スバル。ふとした事故により、俺はスバルの秘密を知ってしまう。華奢な身体。かすかに漂う香り。掌に吸い付く柔らかい感触……って、こいつ女の子だったのか!? 「ボクはおまえの記憶が飛ぶまで殴り続ける。それが執事の記憶消去術だ」「その方法に執事は関係ねえだろ!」どうやら彼女は家庭の事情とやらで、女の子であることがバレると執事を辞めなくてはいけないらしい。そんな中、奏はスバルの秘密を守ることと引き替えに、ある協力を俺に申し出てくるが……?

声優・キャラクター
井口裕香、日野聡、喜多村英梨、花澤香菜、伊瀬茉莉也、阿澄佳奈、藤原啓治、茅原実里、沢城みゆき、最上嗣生
ネタバレ

偽ニュー隊長 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

「マヨネーズチキン」じゃないんだからね。(65点)

全13話。
ラノベ原作。原作未読。

個人的満足点:65点
アニメ系統:ラブコメ

題名の「まよチキ!」は「迷える執事とチキンな俺と」の略。
決して「マヨネーズチキン」という美味しそうな物の略ではない。

主人公「坂町近次郎」は、女性恐怖症で女性の肌に触れると
拒絶反応(鼻血)を引き起こしてしまう。

そんな彼は、ある日ふとした事故から傲慢お嬢様「涼月奏」に仕える
執事「近衛スバル」が女であるという秘密を知ってしまう。
この事故には色々突っ込まずにはいられないが、ここでは割愛する。

近次郎はスバルに記憶消去という名目で暴行を受けそうになるが、
止めに入った奏からスバルの秘密を守る事と引き換えに、
自身の女性恐怖症を治す協力を申し出され、3人は「共犯関係」になってしまう。

と、題名や共同戦線をはるなど、どこか「とらドラ」の香りを感じつつも
「とらドラ」よりコメディ重視かつハーレム化された作品。

このハーレムがなかなか秀逸。
メインヒロイン「スバル」をはじめ、ドSデレ「奏」ツンデレ「マサムネ」
妹デレ「紅羽」メガネ巨乳BLデレ「ナクル」とより取り見取り。

はじめのうちは、スバル可愛いよスバル。
途中からマサムネのツンデレがいいねえ。
その後、妹、紅羽萌え。
後半、奏のデレっぷりに撃沈。
最後1話前、再びスバル可愛いよスバル。
最後によくわからん13話でナクルのめがねなしに
不意打ち気味のカウンターを食らう。

個人的には、マサムネが好みだったが、後半、奏のデレにもっていかれた。
巨乳は好みじゃないんだが、持って行かれた。
そう、持っていかれたんだ、奏に。

ストーリーはといわれると
女の子のしぐさは覚えているが、内容はあまり覚えてないw
内容が全くないわけではないが、そんなことは重要ではないと思う。
とにかく、女の子に萌えるアニメ。

OP曲が喜多村英梨さんが歌っていて、個人的にかなり気に入った。
ED曲もなかなかいい。

それほどお勧めのアニメというわけではないが
可愛い女の子に萌えたければどうぞ。


と、まあ色々書いてきたが
つまり、何が言いたいかというと

12話最終回でよかったんじゃね?




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以下、各話感想。
ネタバレを含む場合があるので
未視聴の方はスルー推奨。

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{netabare}
1話視聴。
いきなり色々とぶっ飛んでた。
突っ込みどころは満載なんだが
あまり難しく考えないほうが良さそうだ。
バカバカしくぶっ飛んだ展開に笑えればいいといった感じだろうか。

スバルには秘密がある。
すぐばれるがw
ばれ方には思わず突っ込んだw

そしてお嬢様はドSか?
でもさ、何か俺もいじめられたいwwww

変な趣味に走りそうだわw

今後も生暖かい目で見守るべき作品な気がするw


2話視聴。
貧乳と妹属性は最高級グルメだ!
あーざすwwww

とらドラのような雰囲気をかもしだしている気がする。
物語りの持っていきかとといい、音楽といい。
共有の秘密をもち共同戦線をはるあたりとらドラ臭がプンプンする。

とらドラ+ちょいエロ
そんな感じがしてならない。
期待せざるを得ない。

そして
スバル可愛いよスバル。

3話視聴。
スバルがデレると可愛い。
ツンデレとはちょっと違うが、男ぽいところから
急に女の子を見せられると可愛すぎる。
相変わらず「とらドラ」臭がするw
個人的には結構好きだね。
来週も楽しみだ。

4話視聴。
動揺しているときのスバルはまた格段に可愛い♪
お嬢様の妖艶さもなかなか。
何か奇妙な三角関係になりそうだなw
始めから予想はしていたが。
そして来週新しくキャラが出てくるようだ。
これはまた嵐の予感。

5話視聴。
ツインテツンデレキター
この子もなかなか可愛い。
しかし、スバルの可愛さが益々アップしてきたw
もはやどうみて女の子です。本当にありがとうございました。
さてさて、まだまだ面白くなりそう。
「せ」で始まることwww

6話視聴。
ツンデレツインテ陥落w
だんだんハーレム化してきたんだがw
この流れは表紙に乗ってるあの猫耳メガネも
ハーレムに加わる流れなのかな?
12話で収集つくのかね。
風呂敷広げるだけ広げて2期へとかなりそうで恐ろしいw
まだ、半分だしわかんないけどね。

7話視聴。
ぷにるwwwww
「かなおねえちゃん」の破壊力がすさまじいwww
奏の色っぽい声も反則www
完全にドタバタハーレム物になってきた。
最後はスバルとって展開だとは思うが
まあこれはこれでいいかな。

8話視聴。
ジロウなんてうらやましいハーレムw
スバルは毎話毎話可愛いね。
そして、スバルがついに。
さてさて、どうなっていくのか。
面白くなってきた。

9話視聴。
マサムネも可愛いねえ。
このツンデレがいい。
チチもでかくないしw
スバルもいいがマサムネもいい。
個人的にツンデレマサムネが一歩リードw

10話視聴。
急に話の展開があらぬ方向へw
クレハの誕生日会だった。
ジロウ出番少なしw
まあ、うさぎちゃんが可愛くて
料理も裁縫も出来るという
すばらしい物が見れたので満足w

11話視聴。
にゅwwwwwwwwww
シャックリの乱wwwwwwwwwwwww
にゅにゅにゅ
笑うしかねえwwwww
さて次回で終わりかな。

12話視聴。
あれえ?????
なんだこの最終回ぽいのはw
早くくっつけw
しかし、なんと言うか、スバルとくっつくのが妥当だろうが
奏でもいいような気がするし、マサムネもいい気がする。
個人的に巨乳は好きじゃないが、奏がだんだんいいなあと思う今日この頃。
いや、1話の自分の感想を観たらすでにその時に汚染されていたようだw

なんか知らんが、来週もあるみたいだ。
もう、ここで終わっておけばいいんじゃね?

13話視聴。
ナクルのめがね無の破壊力に脱帽。
別に好みじゃないが破壊力は確認した。
これだからめがねはあなどれないぜ。
と、中途半端に最終回。
やっぱり先週で終りでよかったんじゃね?
{/netabare}

投稿 : 2024/03/16
♥ : 57

せもぽぬめ(^^* さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

なんでこうなるのだぁ( `ー´)ノ

■まよチキ!ってどんなアニメなのでしょうね♪
この作品は、ラノベ原作の学園ラブコメなのです♪
「まよチキ!」ってなんだかおいしそうなタイトルだぁって思っちゃいました!(゚ー,゚*)ジュルルル
でも「迷える執事とチキンな俺と」っていう意味だったのです・・・何のことやら・・・
原作は未読だったので、どんなアニメか知らずにとりあえず観てみる事にしたのです♪
 
設定は浪嵐学園に通う主人公の「坂町 近次郎」(sakamaki kinjirou)と、学園理事長の娘の「涼月 奏」(suzutsuki kanade)と奏の執事「近衛スバル」(konoe -)を中心に物語が広がっていきます!
特に執事のスバルが女性という事を隠して男装しながら学園生活を送っているところが最大のポイントでしょうね♪
それと近次郎も特殊な体質があって「女性恐怖症」で女性に触られると( ̄TT ̄)鼻血が・・・
近次郎に向けられる複雑な恋愛感情と女性恐怖症などのコミカルでちょっとエッチな設定を楽しむアニメなのでしょうね♪
 
 
■メインキャラと豪華声優陣をチェックです(-ω☆)キラリ
・坂町 近次郎(声:日野聡)
 ◇代表作:灼眼のシャナ・・・悠二、ゼロの使い魔・・・才人
 家族環境の影響で女性恐怖症となった本作品主人公。
 母と妹から受けるプロレス技の特訓?で人よりも丈夫な肉体を持っている!
※またまた鈍感な主人公を演じることになった日野っちの演技に注目ですね♪
 
・涼月 奏(声:喜多村英梨)
 ◇代表作◇:とらドラ!・・・亜美、まどか☆マギカ・・・美樹さやか
 理事長の一人娘。スバルとは親友&執事という関係。
 ドSっぷりを発揮する反面、近次郎に好意を寄せる乙女ちっくな表情も可愛いですね♪
 
・近衛 スバル(声:井口裕香)
 ◇代表作:とある魔術の・・・インデックス
 奏の執事で学園では男装していて、ファンクラブが存在するほどのもてっぷり!
 好意を寄せている近次郎との微妙な関係と他の女の子に向ける嫉妬心で可愛い表情を見せてくれます♪
 
・坂町 紅羽(声:花澤香菜)
 ◇代表作:化物語・・・撫子、Angel Beats!・・・かなで(天使)、IS・・・シャルル
 近次郎の妹。プロレス好きで強烈な技を炸裂させちゃいます!
 スバルを男性と思い込んで恋心を抱いている元気で明るい女の子!
 
・宇佐美 マサムネ(声:伊瀬茉莉也)
 ◇代表作:おおかみかくし・・・櫛名田眠、タイバニ・・・ドラゴンキッド
 ツインテールがチャームポイントの女の子。
 家庭環境から人間不信に陥っていたけど、近次郎との出会いで変わってゆく彼女に注目!
 
・鳴海 ナクル(声:阿澄佳奈)
 ◇代表作:ひだまりスケッチ・・・ゆの、アマガミSS・・・橘美也
 ファンクラブ「スバル様を温かい眼差しで見守る会」の会長。
 スバルと近次郎を同性愛の恋人と思っている、色黒のメガネを愛する女の子。
 
 
■前半まで視聴した感想です♪
正直最初の1・2話はあまり好印象ではなかったのです(>o<")
ISのようなハーレム設定だけで押し切ってしまうような内容の薄いアニメかなって印象だったのです・・・
スバルちゃんも男装している割には、髪型それまんま女の子だよ!ってつっこみたくなるほど見た目が女の子そのものだったし・・・
エッチなシーンも、何でちょっとぶつかって転んだだけで生乳・・・ってあまりの不自然さと露骨さにちょっと引いてしまいました・・・
 
でも・・・観ているうちにだんだん面白くなってた感じですねr(^ω^*)))
もともと、キャラデザはとっても可愛く描かれているし、女性恐怖症や男装執事といった設定は面白いと思ってたので、声優陣の頑張りもあってかキャラの個性が生かされてきて魅力を感じるようになってきた感じです♪
σ(・・*)アタシ的にはマサムネちゃんが出てきて、ちょっとストーリーに幅が出てきた印象です♪
それと、コメディよりも恋愛要素の方が強くなってきた印象なので、各キャラの乙女心の変化を楽しみながらどんな結果になるか視聴していきたいと思ってます♪
 
監督さんは「こわれかけのオルゴール」の川口敬一郎さん!
そして、シナリオ構成に「ARIA」「たまゆら」の吉田 玲子さん!
ラノベ原作なので落としどころが難しいかもしれませんけど、是非手腕を発揮して欲しいところですね♪
 
 
■総評
後半はキャラの特性をいかした可愛らしさを武器に、恋愛感情やコメディーパートにも安定感が出てきた感じを受けました♪
でも、やっぱり一言・・・
13話ってなんで最終回にしたんですかねw
シナリオの途中に組み込んでも問題ないように思えるのですけど・・・原作に忠実なのでしょうか???
 
最終回はナクルちゃんのショートストーリで、「1・2・3・ナックル♪ナックル♪」と強烈に繰り出す無邪気さに思わず(。・w・。 ) ププッって笑ってしまいました♪
近次郎を取り巻く恋愛関係の台風の目になりそうな超個性的キャラのナクルちゃんには、今後も注目したいですけど・・・最終回でしたね∑('◇'*)
 
中途半端に終わってしまったわけなので、続きを観ないとスッキリしないですよ!!
なので、ひとまず2期に期待って感じですね(。・_・。)
 
 
■MUSIC
OP曲『Be Starters!』
 歌:喜多村英梨
 
ED曲『君にご奉仕』
 歌:近衛スバル(井口裕香)、涼月奏(喜多村英梨)、宇佐美マサムネ(伊瀬茉莉也)
 
※みなみけなどのアニソンを中心に楽曲を提供してるポップホリック所属の山口朗彦作曲の曲ですね!
 ノリの良いポップなサウンドが特徴です♪
 
2011.09.30・第一の手記
2011.10.01・第二の手記

投稿 : 2024/03/16
♥ : 60

ぱるうらら さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

スバル<奏と思っている私は異端?

私は、スバル<奏 と思っているのですが、それは私だけなんですかね?
皆さんのレビューを拝見したところ、圧倒的にスバル派が多いような気がしましたので…。

奏ぐらいのツンツン具合が私的にはBESTだと思います!
めったにデレない方が、デレた時の可愛さが絶大ですから♪
それに顔も可愛いですし。 私的にはこのアニメで一番のお気に入りです♪


このアニメは学園ラブコメディアニメ+執事付きです。

女性恐怖症という残念なステータスを持つ、ヘタレ主人公の坂町 近次郎が…次々と女の子たちと仲良くなっていく。 まぁ本命はたぶんとある屋敷の偽男執事なのでしょうけれど…、私的には、屋敷のお嬢様とくっついて欲しいという儚い願望が私にはあります♪
女子を目の前にすると鼻血を出してしまうという、一歩間違えれば変質者扱いされそうなキンジロー君ですが、メガネを取ると意外とイケメン。 性格もかなり良い方。肝心なところで男を見せてくれる。実は完璧だったりするかもしれませんね、多少鈍感でもありますけど。

スバルとキンジローが良いムードになるシーンも悪くはないというか、( ≧∇≦)bなのですけど、やはり私はキンジローと奏おじょー様が接近している時の方が好きです(`・ω・´)
かなりの悪女ではありますけど…。

ツインテールの少女である宇佐美 マサムネとキンジローのパートは…私的には若干盛り上がりに欠けていたような気がします。 どこかギャルゲーのキャラの典型のような、と言ってもギャルゲーをやったことはないのですけどね。そんな雰囲気です。
妹の紅羽は、なかなかの暴走っぷりを見せてくれた強女でしたが、弱い面もあり、何か困ったことがあると兄を必要とするような、そんなブラコンっぷりが可愛らしいです。 こんな妹もいいかもしれませんねー、とても元気ですし。

ナクルを性格上の問題やら何やらで眼中に入ってなかった人もいたでしょう、が、不意打ちナクルパートにおけるナクルが予想以上に可愛かったので、心を動かされた人もいるかもしれませんね。 メガネの有無のギャップがまさかここまでだったとは…。 あれはもう完璧ですw ナクルパート、以前は全く眼中になかったナクル、見直しました。



ここからは割りと真面目な感想です。
序盤はそれほど悪くなかったですが、中盤でやや失速気味になり、最後まで多少引きずっていたように思えました。ストーリーも女の子との恋愛度UPイベントばかり、それに、登場人物のキャラを重視しすぎて内容が薄くなっていました。 中途半端なHな要素も少し減点。 一番気になった点は、このアニメ独特なモノ(ストーリー)がなかったということです。多少、無駄が目立っていました。

しかしその分、作画が良く、女性陣の容姿も可愛いものに仕上がっていました。この点ではスバルが一番素晴らしかった。 また、奏おじょー様の毒舌もなかなかw


私的には気になった点の方が目立ったアニメとなってしまいました。

投稿 : 2024/03/16
♥ : 33

80.5 2 メイドカフェアニメランキング2位
かんなぎ(TVアニメ動画)

2008年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (2250)
12287人が棚に入れました
美術部員の御厨仁は地区展に作品を出すため、手彫り製の精霊像を作っていた。すると精霊像が突然動き出し喋り出した。精霊像は自分の事を「神」だと言っているが…。

声優・キャラクター
戸松遥、下野紘、沢城みゆき、花澤香菜、星野貴紀、柿原徹也、早水リサ、中原麻衣

U-tantan-U さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

いわゆる神アニメですね。そして、原作再開です^^

ヒロインが神様という意味でいわゆる神アニメです。


主人公がふとしたことをきっかけにして、地元の神様であるナギと出会って共同生活を送るといったラブコメ。宗教的なことは詳しくわかりませんが、おそらく神道をモチーフとしたアニメですね。


前半はナギとの出会いから、生活などがコメディタッチで描かれていきます。ほのぼの系な感じです。お茶の間感覚と謳っているだけはあります。


笑いどころもありますし、テンポ、キャラ共にいいのでなかなか面白く出来ていると思います。ナギもざんげちゃんもかわいいですよ^^♪ 特にナギのキャラと戸松さんの声がすごいマッチしていていい感じでした^^


それとOPが耳、印象ともに残ります。アイドルのPVを思わせるような映像で曲もいいです。自分はこの曲のベース音が結構好きだったので、ベースの練習に使ったりしてましたww恥ずかしいから音漏れないように^^;w


ただ、物語が徐々に動いていく後半に入ってからはかなりトーンダウンした感じになってしまいました、、、シリアスタッチに描かれていて、面白いは面白いんですが、これといった光る盛り上がりに欠けていました。


特に悪い点もなく、バランスの取れた作品ですが、おお!となるところがなかったのはもったいなかった。まあ登場キャラたちが魅力的ではあるので、キャラ萌えアニメという位置づけでもいいかもですね^^


原作ではちょっと違うみたいですし、いろいろ原作と読者の間でいざこががあった作品なので、原作、アニメ共に見てみると面白いかもしれません。


そのいざこざから2年半、、原作再開だそうで、、不定期連載らしいですし、アニメ続編の可能性は薄いと思いますが、切に希望します^^

投稿 : 2024/03/16
♥ : 52

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

ヤマカンの「本音」が凝縮されている。

正直、内容は80年代ラブコメだが、

京都アニメーションも元々は「うる星やつら」の下請けから始まったという経緯もあってか、「ヤマカン」こと山本寛さんは常にラブコメの韻を踏んでいる。

それはオープニング曲や演出にしてもそうであり

内容はあからさまである。

「美少女」にある理想を託す姿は「童貞マインド」というか、こういった「元気ハツラツでいつでも彼氏のことを考えている女子」というのは、高橋留美子的でありアイドル的なアイコンとしての発想である。

今に続くアイドル文化が消えないのはこういう側面もあるからかもしれないが、付き合いだすと倦怠期やら、生活様式など様々な問題が出てきてくるのがアラサー以上ならわかるはずである。

思春期ジュブナイルとしての評価です。

投稿 : 2024/03/16
♥ : 12
ネタバレ

なない さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

ただのハーレム作品だと思ってました

いや、立派なハーレム作品でしたが(笑)

主人公モテモテハーレム作品が苦手で…でも、一目ざんげちゃんの姿が見たくて気になっていた作品でした。

ヒロインのナギはケガレを祓う為に、仁の家に居座り、
主役である仁は、お節介を絵に描いたような可愛い幼馴染が居て…
そしてある日ナギの妹・ざんげがやってきて、三角関係…みたいな。

言葉で説明するだけでも、はいはいいつものハーレムね…と飽き飽きしていたと思うんです。いや確かに1話見ただけじゃ切ったと思います。

気に入ったのはまず、ギャグ。
元々笑いのツボが浅い私はナギ様の行動や言動がツボでした。
だいたい10話くらいまでギャグで飛ばしていきます。
それに加え、仁の「トゥーピュアピュアボーイ」ぶり(笑)仁の童顔さに加え、顔を真っ赤にして「やめろ!」とか「はなれろ!」とか言われたら…なんか見てるこっちまで少しキュンキュンしてしまいます。

まあ、最後に極め付けなんですが…… {netabare}11話~13話(最終回)までのちょっぴり鬱展開。10話から11話の落差にポカーンでした。最終回も少し感動するし…。
ナギ様の失踪で、ナギの大切さや存在を噛みしめた仁に感動…。{/netabare}
この3話があったからこそ、物語評価★4つになりました。

色々うだうだと書いてしまいましたが、率直に言うとすごく面白かったです。もっと言うと、ナギ様と仁の活躍がもっとアニメで見たいのです!
原作の連載が再開したということで、2期が是非作って頂きたい作品です。

投稿 : 2024/03/16
♥ : 20

65.0 3 メイドカフェアニメランキング3位
AMNESIA(アムネシア)(TVアニメ動画)

2013年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (601)
3024人が棚に入れました
8月1日以前の記憶を失った状態でカフェにいた主人公。
戸惑う主人公は、「精霊」だというオリオンの導きを受けつつ、記憶喪失を悟られないように行動を始める。
名前も顔も知らない「幼なじみ」や「先輩」、「恋人」との出会いの中で、想いを感じつつも応えられない主人公。
記憶の欠片がときおりよみがえる中で、突然、危機が訪れる。
ネタバレ

Etzali さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

それぞれの想いと記憶のカケラを繋ぎ合わせた、8月1日へ…

(2013.1/10 1話:I)
{netabare}水面に写る月のような主人公は、記憶喪失となっていた。
「I」は、「I(ワン)」始まりとも、「I(私)」とも取れる。

なぜオリオン、記憶喪失の原因が現れたのか?

オリオンと言えば、「SHOUT OUT」でしょwww
イッキは何か「持ってそう」だな。
まだまだ、謎が多い作品ですね^^;{/netabare}


(2013.1/17 2話:Ⅱ)
{netabare}かつての約束を破った為、同級生?友人?から恨まれる事になってしまった主人公。そんな中、主人公が企画した親睦会でシンが「殺した、人を殺した…」という情景がフラッシュバックした記憶の断片、それは何を意味するのか?

また、記憶を失ったと知る(8月4日)以前の8月1日に戻った理由とは?{/netabare}


(2013.1/24 3話:Ⅲ)
{netabare}瞳の色が各キャラ主に2色あり、

紫:高貴、橙:開放(シン) 
緑:安定、青:後退(主人公)
緑:安心、黄色:喜び(トーマ)
ピンク:優しさ、水色:親切(イッキ)
緑:調和、ピンク:温かさ(ケント)

それぞれの性格と関係あるのか?

いやぁ、ばれちゃったね~主人公^^;
   
まさかとは思うが、主人公だけじゃなく他の人も記憶が混乱してる?{/netabare}


(2013.1/31 4話:Ⅳ)
{netabare}これ、どこまでが本当でどこからが嘘なんだろう…
主人公が記憶喪失なのをいい事に、事実を隠して嘘で繕ってるんじゃないかと思う程に、展開が読めない。
シンが人を殺したんじゃなくて、シンの父親が殺した。

主人公が事故に巻き込まれる度に、記憶・時間が8月1日へと戻ってしまい、そこからシン→イッキ…と続く事によって主人公の記憶が戻っていく物語なのか?{/netabare}


(2013.2/7 5話:Ⅴ)
{netabare}イッキとも付き合って「3か月」。イッキの体質って?
一人と3か月の付き合いだとしたら、4人で1年。この物語は主人公の空白の1年を描いたもの?
だとしても、尺が足りない…

異なる世界軸の中から少しずつ、記憶の断片を取り戻していくのか?

いや、分からない事が多すぎるのは視聴者も同じですよwwww{/netabare}


(2013.2/14 6話:Ⅵ)
{netabare}やはり、主人公の記憶が8月1日に戻るのは、その戻った世界がパラレルワールドだから?
完全防備って、いうより○面ライダーかよwww
そんな変質者には甘えられませんからwww

この回、1話と繋がりましたね。

いや、お前の方が重いからwww

さぁ、次はケントルートかな?{/netabare}


(2013.2/21 7話:Ⅶ)
{netabare}ケント、かなり不器用だなwww
でも、個人的にはケント×主人公ルートが良い。

気づいたね、ケント^^

この世界のケントは、主人公が元居た世界のケントにも影響を与えるんだろうか?

ってか、ケントルートもう終わり!? だとしたら、次回はトウマルートか。

様々な人との恋愛を通して、主人公の過去の記憶を呼び覚ますだけでなく、その経験をした主人公の8月1日(ほづみ=穂摘み)の物語?{/netabare}


(2013.2/28 8話:Ⅷ)
{netabare}なんかトーマ、裏がありそうで恐いな^^;
そして、鍵の掛かった日記帳には記憶の真実が!?
「一日の計画」ってなんだ? ってか、主人公のケータイお前がもってたんかよΣ(・ω・ノ)ノ!
ウキョウさん、目が病んでるなと思ったら性格まで病んでたwwww

あの主人公を目の仇にしてるヤンデレーズの3人組は何者なんだ?{/netabare}


(2013.3.7 9話:Ⅸ)
{netabare}束縛するのは、どうなのよ!?(゚д゚;)
そんなんじゃ、愛想笑いしかしてもらえないですよ?

シン、久々の登場ww

トーマ、恋人じゃなくてストーカーですか∑('◇'*)エェッ!?
檻とか人として扱ってない。鬼畜だな、トーマ。

強すぎる想いは、考えものだな…{/netabare}


(2013.3/14 10話:Ⅹ)
{netabare}鍵の掛かった日記帳に自分の記憶のヒントが隠されているのではないかと思った主人公は、その日記帳の鍵を開ける事に…
トーマの事が好きだったんだな、主人公。

無理矢理って、檻に入れた時点で無理矢理すぎだからさトーマ^^;

おいっ(゚д゚;)ウキョウ、落とすなよ!
そして、ウキョウルート突入!!{/netabare}


(2013.3/21 11話:Ⅺ)
{netabare}夏なのに鍋、冬にアイスの考えが理解できない(-_-;)
ウキョウ、主人公を守りたいのは分かるんだが…

それに、この世界が主人公を殺したがっているって?

こうしてまた、君と出会えた…僕のルートで。
今度こそ、君を殺す?それとも、想いを伝えるのかウキョウ?

ウキョウが主人公にとって、一番危ない存在なのは分かってますw
ウキョウも主人公と同じように幾度となく「死」を繰り返している?

ウキョウ不審者のうえに二重人格か(-_-;)

1話の冒頭に繋がるんでしょうか?
ウキョウが彼女を殺したがっているのは、自分が生きたいが為?{/netabare}


(2013.3/28 12話:Ⅻ)
{netabare}「何度も、主人公が生きている世界を渡り歩いてきた。」←暁美ほむらですか? ウキョウさんwww

ウキョウさん、アレルヤとハレルヤみたいだな^^;
ニールって、ニール・ヤング?

ニール様って、オリオンの知り合いかよ∑('◇'*)エェッ!?
何でニールはウキョウと一体化してまで主人公を求めたのか?

主人公の記憶をいとも簡単に元に戻したのは…尺のせい^^;?

結局、彼ら4人が出てきた意味あったんでしょうかね(-д-;)

主人公、誰を選んだんだろう…{/netabare}


5枚のトランプが出てきた所を観ると、続きは原作(ゲーム)でって事でしょうか?

投稿 : 2024/03/16
♥ : 24
ネタバレ

かげきよ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

乙女ゲームらしい作品

記憶喪失の少女が喫茶店で働きながら少しずつ記憶を取り戻してゆくストーリーの様です。

ただでさえ苦手な乙女ジャンルですが
「記憶喪失のままの少女を喫茶店で働かせる」
という環境を作るために乱暴な設定づけがされています。

↓※1話設定について
{netabare}
精霊と精神体がぶつかって記憶が飛んでしまった。
病院で刺激のない環境だとそのうち呼吸法まで忘れる。
などなど、
私がこのアニメを楽しむには簡単には飲み込めない条件を突きつけられてしまいました。
物語がファンタジー方向に向かうのならまだしも現実世界での話となってくるとキツそうです。
{/netabare}
登場人物の服が異様にオサレなのでそのデザインを見るのは楽しみです。
どんな普段着だよ!どう着るんだよ!などとこれまたツッコんでいます。

ストーリーはトランプと絡めてきそうですがまだ方向性がわかりません。

OP,ED曲は結構良いと思います。

とりあえずもうちょい観てみます。

※2話感想{netabare}
主人公、自我無さすぎじゃない? オリオンの言うがままじゃん。
多分、原作ゲームではプレイヤーが選択するからなんだろうけど…ちょっと不自然。

オサレ優男が多くて目の色も気持ち悪いんで困り気味なんですが話は惹かれるモノがあります。
これって時間ループ系なのかな?
流星見るのと妖精の名がオリオンなのも何か関係有るのかな?
EDの万華鏡や望遠レンズ、「覗く」が関係してくるのかな?
などなど、ミステリーは好きなのでもう少し様子見てみます。
{/netabare}

3話感想書き忘れてたみたい…ごめん。
※4話感想{netabare}
優男シンの甘い態度や囁きを堪能する回でした。
どうやらループ繰り返しながら、いろんな優男が彼氏となって甘い時間が疑似体験できるお話みたいです。
こういうのが好きな女性は楽しめる作品のようです。
アニメ化するにはストーリーが浅く、私の期待していたミステリー要素も薄い気配を察知しました。
{/netabare}

※5話感想{netabare}
今度はイッキのあま~い歯の浮く台詞のオンパレードでした。
女の子こういうの憧れるのかな?
でも一般人が言ったらひくんだよね…。(^_^;)
ストーリーよりもこういうの楽しむアニメなんだよねきっと。
{/netabare}

※6話感想{netabare}
「何か喋って…君の声聞いてないともう死ぬかも、本気で。」
…とか一度口にしてみたいわー。

無理だと思っていた設定もファンタジーが強いので乗り越えてきたんですが、
優男の甘い語録が観てて恥ずかしくなっちゃいます。
ミステリーの要素も色々気になって面白味は感じるんですが、
なんせ乙女要素が強いもので物語に集中できません。

トランプの様に四種類のパラレルワールドがある様ですね。
謎は気になってはいるので気持ちに余裕がある時に
なんとか上手く観ていこうと思います。本気で。
{/netabare}

※7話感想{netabare}
気楽に観られた回でした。
耐性が付いたのかケントの不器用なお陰か分かりませんが、
今回はさほど優男感は気になりませんでした。
私が乙女ならこのルート選んでそうです。
折角相談できる人に出会いましたが、
結局また違うルートに行って、全体としては進展がないです。
以前の記憶は蘇るのでしょうか。
{/netabare}

※8話感想{netabare}
今度はトーマ回です。
ほかと比べると癖が少ない好青年でした。
服着たまま寝るのはどうかと思いますが。
男の事はもう飽きてるのでそろそろミステリーを明かす展開にならないかな。
あのカメラマンも性格が変わっちゃってますけど何かあるのかな?
ファンクラブはどの世界でもおっかないですな。
{/netabare}

※9話感想{netabare}
好青年取り下げます。おっかねぇ。薬や檻はもう犯罪です。
純愛も行き過ぎるとおかしくなっちゃいますね。
主人公自我はないけど結構なんでも受け入れられる子ですね。
トイレとかどうしたんだろ?私なら耐えられないです。
{/netabare}

※12話感想{netabare}
一応は全ての謎が解ける展開で辻褄は合いましたが、
妖精王ニール様という神のような存在が関与していて何でもありになってました。
どんなに考察してもニール様には叶いません。

でもゲームらしい余韻の残る終わりは良かったです。
どの扉で戻ったのか想像もかき立てられます。
でも主人公は各世界でヤンチャだった節があるので性格変わってたら少し嫌かも。
あのままの純粋な彼女で幸せになって欲しいです。
{/netabare}

男の私でも少しだけ乙女チックになれる作品でした。w
乙女気分を味わいたい人にはオススメです。

投稿 : 2024/03/16
♥ : 27

イツキ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

AMNESIA の感想

舞台は、とある世界の、とある街。
8月1日に目覚めた主人公は、突如としてその日以前の記憶を全て失っていた。
そして、その彼女の前に現れるのは、自身を「精霊」と呼び、「記憶を失ったのはボクの所為なんだ」と詫びるオリオンという少年。
自分がどこの誰で、記憶を失う以前は何をしていたのか。
そして、記憶探しを手伝うことになったオリオンと主人公の前に、突如恋人として現れる「彼」――…
主人公は、相手に記憶喪失を悟られないよう行動し、記憶を取り戻す手掛かりを探しつつ、「彼」との恋物語を紡いでゆくこととなる。


本作では、主人公の名前が無いところが、個人的に好きなポイントの一つである。
主人公は4つの世界を渡り歩き(所謂、パラレルワールド)、その世界によって相手の「彼」が違うという設定である。その「彼」によって、呼ばれ方が、「ねぇ、きみ」だったり、「お前」だったりと、違う。
乙女ゲームが原作ということもあり、視聴者が感情移入しやすい設定である。
また、それぞれの「彼」には、大きく違うそれぞれの特徴があり、それもまた、視聴者をその世界に惹きこむためであり、個人的に好きな理由でもある。

それぞれの話は単に恋愛だけでなく、記憶の無い主人公の恋人の「彼」に対する接し方の葛藤の描写なども多く、また、謎に包まれている部分を暴くシーンもあり、どちらかと言うとラブミステリーだとか、ラブサスペンスだとかの方が近いように思う。

全13話と作品的には然程長くないので、忙しい人でも楽しみながら見られるのではないかと思うし、ストーリ性も面白いので、個人的にお勧めしたい一作。

余談だが、作画はとても綺麗だが(個人的に好きなのは目)、主人公を含む登場人物の服装に突っ込んではいけない。
また、AMNESIAとは英語で記憶喪失を意味する。

投稿 : 2024/03/16
♥ : 6

72.0 4 メイドカフェアニメランキング4位
ラブライブ!サンシャイン!! 2nd Season(TVアニメ動画)

2017年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (461)
1635人が棚に入れました
静岡県沼津市の海辺の町、内浦にある私立浦の星女学院。

駿河湾のかたすみにある小さな高校で
2年生の高海千歌を中心とした9人の少女たちが、大きな夢を抱いて立ち上がる。

それは、キラキラと輝く“スクールアイドル”になること!

諦めなければきっと夢は叶う――。
いまはただ輝きを目指して、がむしゃらに駆け抜けていこう!
ここから彼女たちの「みんなで叶える物語(スクールアイドルプロジェクト)」が始まった!

声優・キャラクター
伊波杏樹、逢田梨香子、諏訪ななか、小宮有紗、斉藤朱夏、小林愛香、高槻かなこ、鈴木愛奈、降幡愛
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

Aqoursは頑張ったと思う

2018.01.01記


1期でμ'sからの卒業をうまく描いてました。
2期ではそのμ'sから独り立ちしたAqoursが廃校阻止に向け奮闘しつつ、スクールアイドルとしての存在意義やそもそも自分らが何したいのか?を突き詰める物語でした。1期同様シリアス要素多めです。

さっそくですが、8話から9話にかけてのルビィ feat.理亞の回は秀逸です。
{netabare}前作のライバルA-RISEのどこまでもナイスガイっぷりと比較すると、本作のライバルsaint snowは若干ひっかかりのある姉妹ユニットです。そのルビィ、ここまではただのがきんちょでしたが全てフリでしたね。ルビイが理亞と協力して、姉から独り立ちする挿話です。
妹同士だからこそ気づけた相手が抱える苦悩、自分もわかるからこその協業申し出、とあらためて気づかされた姉から受けた愛情、姉への想い。
雛鳥が親から巣立つというか『はじめてのおつかい』で心揺さぶられる感覚があれば涙します。
締めのsaint aqours snow のライブシーンは ?? でしたが、そこはそういうもんだということにしました。そこに至るまでの過程をご堪能くださいませ。{/netabare}
個人的にはこれだけでやや満足です。

ハッピーエンドやわかりやすい展開など前作(無印)を彷彿させる流れは安心材料です。

サンシャイン1期のレビューでも書いたとおり、物語の展開はむしろ前作より好みですが、曲がそうでもないのが残念です。劇場版もやるみたいなので今度はそういう曲に出会えるといいですね。

当たり前ですが、元ネタが大きければ大きいほど続編というのは難しい。そのような中で、製作陣は前作に敬意を払いつつチャレンジしてたと思います。アニメ自体は佳作、どちらかというとマーケットが大きくなりすぎてる中どう落としどころをつけるのかに私は注目してます。
スクールアイドルは素敵なんだということを知ってほしいと全国のSI集めて一緒に踊って歌った前作劇場版でほのかが蒔いた種は作品上では花を咲かせたかたちになってます。
うまくオチがつけば、今後は仮面ライダーやプリキュアよろしく年毎は厳しくとも3-4年周期のプロジェクトにして新人声優の登竜門みたいにするといった展開も望めましょう。

作品評価から離れてしまったので以上にします。ご精読ありがとうございました。



視聴時期:2017年12月   

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2018.08.27追記

マーケティング臭が鼻につくのはサンシャインのほうですね。
「堕天」その他決め台詞がとってつけたようで、ライブやイベントで一緒にこのコールやれやれほいほいと無理やりブームを作ろうとしている感が否めません。

それと、曲の演出もちょっと。{netabare}バク転やらせたのありましたが、これリアルのライブでもきっとやるんですよね?{/netabare}これまでの歌と踊りで魅せる以上の要素を盛り込むことで変化をつけたのでしょうが、私の好みではありません。
「そのハードル必要ですか?」といった類のハードルを用意して、クリアして感動させる手法に見えてヒキました。感動ポルノです。


2018.01.01 初稿
2018.08.27 修正
2020.09.25 タイトル修正

投稿 : 2024/03/16
♥ : 33
ネタバレ

おぬごん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

なぜラブライブ!サンシャイン!!は感動できないのか

静岡県沼津市の浦の星女学院のスクールアイドル・Aqoursを描いたラブライブシリーズ2作目の第2期
(1期感想:https://www.anikore.jp/review/1549253/)

さて、1期感想でも触れたとおり私はμ'sを描いた初代ラブライブ(以下、無印)に魅了されたラブライバーです
このサンシャインも1期で物足りなさを覚えながらも、1stライブはLVで参加、2ndライブは西武ドーム2daysとも現地参戦し、聖地沼津にも2度足を運ぶなど応援してきたつもりです
…ですがこの2期でもその物足りなさを拭うことはできず、それどころかサンシャインは無印に決定的に及ばないとさえ思うようになってしまったというのが結論です
ではなぜそう思うに至ったのか、私見を書いていきます
(※折りたたんでますが、めっちゃ長いです。気が向いたら読んでください)

前提
{netabare}
まず前提として、私にとってラブライブ無印はアニヲタ人生の転機とも言えるあまりに大きな作品でした
アニメのイベントや声優のライブに行ったり、ペンライトを振ったり、ニコ生を毎回見たり、ニコ生一挙放送を完走したり、ゲーセンでフィギュアやぬいぐるみを取ったり…私に色々な「初めて」をくれた作品、それがラブライブです
ですからこの後の私見にはラブライブという作品を神格化するような、かなりのバイアスが掛かっていると思います
サンシャインという作品に、無意識にとんでもないハードルを課していたことでしょう
ですが私は最初からサンシャインを突き放して見ていたわけではありません
むしろ冒頭のとおりかなり作品を楽しんでいたと思いますし、本当は無印同様に心から感動したかったんです…
…何が言いたいかっていうと、私はいわゆるμ's原理主義ではありませんw
{/netabare}

サンシャインと無印の違い
{netabare}
1期放送後からこの2期までを通じて分かったのですが、サンシャインでは無印でやりたかったけどできなかったことをとことんやっていくスタイルを取っています

代表的なのはイベントですね
無印の声優陣はプロジェクト発足当時こそ無名の新人集団でしたが、1期の成功もあり特に南條愛乃と三森すずこが声優にソロ活動にと多忙になってしまい、9人そろってのイベントを組むことが難しくなってしまいました
またプロジェクト後期は30代のキャストが数人おり体力面に不安があり、特に南條愛乃は膝に先天的な持病があったことも発覚し、まともに踊れなくなってしまいました
そこでサンシャインでは若き新人キャストを揃え、専属契約に近い形でプロジェクトに専念させています
これによりかなりタイトなスケジュールでイベントを組み、さらにライブツアーを行うこともできました

また無印は予想外の大ヒットを記録したために、グッズ展開やコラボレーションが後手後手になってしまったこともファンの不満として挙げられていました
サンシャインでは公式twitterを見てると分かるんですが、週3くらいで新グッズの情報が出てきますwとても全部追えませんww
もちろん沼津という聖地を設けたのも、この2期でライバルユニットとコラボしたのも、「やりたかったこと」だと思います

良い言い方をすればスタッフも全力でやりたいことができ、ファンも全力で楽しめるようになった
汚い言い方をすれば、全力でリソースをぶっ込んでファンからお金を吸い上げる体制ができた、ということですねw
{/netabare}

計画性とその功罪
{netabare}
サンシャインは無印の成功を受けて作られた、成功が約束され、そして成功しなければいけない2作目です
そのため常に先の見えない道を開拓し続けていた無印と違い、サンシャインはかなり計画的にプロジェクトが進められているように思います…下手したらアニメ、ライブを中心に最初から最後まで完璧にスケジュールが組まれている可能性もあります
たとえば無印は1期放送後の3rdライブのサプライズで2期制作が発表されたんですが、この時キャスト陣全員がガチで驚いて喜んで泣いてたんですよね
ところが、サンシャインではこういったキャストを巻き込んだ大きなサプライズがほぼありません
多分キャストもあらかじめ全てを知らされ覚悟ができていて、それにより地に足をつけた計画的なプロジェクト運営ができているのでしょう
一方でその計画性は作品の根幹を成すテーマである「みんなで叶える物語」とは相反するものでもあります
1期の感想でも書きましたが「どうせ俺が応援しなくても成功するでしょ?」って思えてしまうんですよね
そしてその計画性故の管理体制がアニメにも影を落としてしまったのではないかと考えています
{/netabare}

アニメ制作上の縛り ~ライブでの再現前提の演出~
{netabare}
サンシャイン1期の最終回は、放送後にかなり叩かれました
批判点はモブの出しゃばり、ライブ前の長い寸劇、レギュレーション違反の3点でしたが、
このうち1期全体を振り返るライブ前の寸劇は、現実の1stライブで再現することを前提とした演出でした
1stライブ後に酒井監督も「今夜の彼女達のパフォーマンスでやっと13話(最終回)が完成した様な気持ちです」とツイートしていたことからも、これは明らかだと思います
そしてこの2期でも、ライブでの再現を前提とした演出が多々ありました
特に2期はライブシーンでそれが顕著で、6話の千歌のバック転なんかはその最たる例ですね
これはライブで千歌役の伊波杏樹がバク転を成功させて初めて感動が生まれます
アニメ内だと無印で凜ちゃんが雨の屋上でウルトラC級の床技を決めてましたし、サンシャイン1期でもセイントスノーの妹(理亜)が3mくらい跳んでムーンサルト決めてましたからねw 今更バク転じゃ驚かない世界ですw
また9話のセイントスノーとのコラボも、本編後のライブ開催のCMを含めたサプライズありきで、本編ストーリーとのつながりを考えたらむしろ11人で歌うのは不自然だったり…

もちろん、アニメとリアルの融合はラブライブ!の1つの大きなテーマです
ですがアニメはアニメとして、完結した一つの作品として作って欲しかったです
少なくとも無印は、ライブで補完しないと完成しない作品ではありませんでした
むしろライブシーンでは昼夜が入れ替わったりワープしたり、現実で再現不能な演出が多々ありました
それをライブ班がどう再現するか、といった楽しみ方もあったんですけどね…

先述の「計画性」にも繋がるんですが、あまりに計画的に作られているせいで、制作側の自由な創作を縛ってしまっていたように思います。なぜならこうした演出は、アニメスタッフの一存で入れられものではないからです
酒井監督が優れたライブシーン・PVを作れるのは、シングルのPVや1期2期のOPを見ても分かります
ただ作中のライブシーンでは、現実での再現前提の演出が足を引っ張り持ち味を出せていなかった印象です
{/netabare}

アニメ制作上の縛り ~ストーリー~
{netabare}
この2期のテーマは主に、浦の星女学院の廃校、廃校決定前後のラブライブ挑戦の意義の変化、そして千歌が探し追い求める「輝き」の3点です
そもそもサンシャインは、プロジェクト発足当時から「廃校が決定している学校が舞台」という設定でした
それがアニメでは1期で廃校の可能性が浮上しただけで、廃校の行く末も2期に持ち越しとなっていました
なぜなら1期の最大のテーマはAqoursの独り立ちで、そして2期が最初から「計画」されていたからです
Aqoursの独り立ちを描くためには、廃校問題を全て後回しにせざるをえなかったんですね
そして恐らく、この1期のAqoursの独り立ちというテーマは、アニメスタッフではなくプロジェクトの創意として、ラブライブサンシャインというプロジェクトのために組み込まれたモノでしょう
それは今年9月の2ndライブを経て現実のAqoursが独り立ちを遂げるまで、サンシャインと無印のコラボはもちろん、キャスト陣が無印に触れること(果南役の諏訪ななかがμ'sの紅白出演への感想ツイートを削除したり)が徹底的に排除されてきたことからも予想できます

こうした事情のため2期では廃校を阻止できない展開を描かなければならず、シリアスにならざるをえない
しかしラブライブという作品はシリアス一辺倒ではいけない
明るく楽しく前向きでなければならず、特に2期では1期でスポットの当たらなかったキャラをピックアップしなければならない
この二律背反のせいで、2期はシリアス、キャラ回がともに浮いてしまっていたように思います
特にメインストーリーから完全に外れていた5話のよしりこ回とかね
ファンからの評価は高いですし私も好きな回ですが、後々2人差で廃校が決定してしまうことを考えると、犬と遊んでる暇あったか?本当に全力尽くしたのか?と思えてしまいます

そもそも酒井監督は、シリアス面を描くために選ばれた監督だと思っています
酒井監督が無印で担当した回(1期7話「エリーチカ」12話「ともだち」、2期11話「わたしたちが決めたこと」)を見れば一目瞭然です
サンシャインもおそらく、ストーリー面、シリアス面だけを切ってみれば、恐らくよくできています
ただ先述の事情により、明るいキャラ回やギャグを組み込みにくい構成になってしまったのかと

もちろんそれでも良い作品に仕立て上げるのが監督の仕事だと言えばそりゃそうなんですが
{/netabare}

積み重ねが足りない
{netabare}
サンシャイン2期では無印同様、ラブライブ優勝と3年生の卒業(+廃校)が描かれました
最終回の優勝と卒業の感慨、寂しさを描いた描写・演出は素晴らしく、無印にも劣らないものがありました
ですが、いまいち感動できなかったんですよね
その原因は恐らく、サンシャインが積み上げてきたもの、少なくとも時間が明らかに少ないからだと思います
無印はTVアニメ化に3年の下積みを要し、2期のラストの時点で4年が経過していました
そしてその間、作品の人気はCD売り上げ500枚のスタートから2期BD1巻11万枚まで駆け上がっていたのです
一方でサンシャインはプロジェクト発足が2015年4月、1stシングル発売が同年10月です
この2期の時点でまだ2年しか経っていない上に、その1stシングルも最初から5万枚売れてるんです
1期のBDや最近のシングルも5万枚前後の売り上げです…安定してるんですよね
もちろん人気を安定させることは大変なことだと思いますし、短いこの2年間にもドラマはありましたが、
残念ながらそこに無印と同様の感慨深さが生まれることはありませんでした
これは初代の後を受けた2作目としての宿命とも言えるかもしれません
江戸幕府を築いた初代家康の陰に、幕府を安定させた秀忠が隠れてしまうように…
{/netabare}

粗が目立つ→それを覆すインパクトの欠如
{netabare}
この2期、話の展開の粗、矛盾点が目立ちました
例①:3話、予選から学校説明会まで間に合わない!バスも船も無理だからミカン収穫用のトロッコだ!
   ←親に車出してもらえ!お姉ちゃんたち軽トラで間に合ってるじゃねーか!
例②:7話、ライブ終了後80人だった入学希望者が深夜に増え続けて98人に
   ←どうやって出願したんだよwww ちなみに作中で願書、調査書、受験料納付証明が必要とあり
例③:7話、12月の朝5時なのに明るい屋外
   ←静岡地方の12月の日の出は6時30分~6時54分
例④:9話、お姉ちゃんのためにルビィと理亜の2人(+よしまる)で内緒で用意してきた
   ←Aqours+セイントスノー11人で完璧なライブパフォーマンスを披露

もちろん無印にもこうした粗、突っ込みどころは多々ありました
ですが無印には、京極監督のラブライブには、それを全部ぶっ飛ばすインパクト、大きな感動があったんです
1期のレビューでも書きましたが、サンシャインに最も足りないのはこのインパクトです
そしてここまで擁護してきた酒井監督に足りなかったのも、このインパクトで魅せる力です
同時期放送の京極監督の作品「宝石の国」を見ても、京極監督の魅せる力、インパクトを残し感動させる力は類い希なるものがあります

そもそもサンシャインという作品には、無印のにこのような作品のアイコンとなる人気キャラ、そして「にっこにっこにー!」のような作品を代表するフレーズもありません
善子がその枠になってほしかったみたいですし、善子の「リトルデーモン」や曜の「ヨーソロー!」などキャッチーな決め台詞も用意されていますが、力不足
せいぜい絵里の「ハラショー」くらいの位置づけでしょう

ここまで色々不満を言ってきましたが、インパクトさえあれば、大きな感動さえあれば、それらの不満は全ては覆されていたと思います
それがラブライブという作品です
{/netabare}

まとめ
ラブライブ!サンシャインは無印の成功を受け、非常に野心的で、かつ計画的に作られている作品です
その計画性がアニメのストーリーやライブといった魅力を縛り付け、物語の展開に粗が生じ、また2作目故に作品としての積み重ねも少ないためにラストの感慨深さも生まれませんでした
そして何より、それらを覆すインパクトが足りませんでした
だから私はサンシャインに、心から感動することができなかったのです


ですが、私はラブライブから、サンシャインから離れることは無いでしょう
それは何だかんだ言って、ラブライブに触れている時間は最高に楽しいからです
この2期の放送中も、各話の感想やイベントについて友人ラブライバーと密に語り合っていましたw
またライブ中やライブ後や聖地で、初めて会ったラブライバーと話すことも多々ありました
沼津に行った際は韓国人ラブライバーと写真を撮ったりもしましたw
作品だけに留まらない楽しさ、経験、初めてを提供してくれるラブライブ
「今が最高」「過ごしてきた時間の全てが輝き」を体現するラブライブが、何だかんだ言って大好きなんです


以下、書くタイミングを失った雑感の箇条書き
{netabare}
・CGの進化が半端ない。特にOPは衝撃だった
・一方で手書き作画は珍しく崩れることも…特に8話Aパートは気になった
・音楽では寂しさをはらんだOPとカーテンコール感あふれる最終回EDが好み
 でも音楽もインパクトないんだよね、サンシャイン。結局スノハレノーブラ級は現れず
・キャラではルビィが印象に残った。実質個人回の8,9話だけじゃなく、7話で一番最初に「優勝」を口にしたり、
 ドームをドゥームと言ったりw、一番キャラとしての背景、ドラマが見えたのがルビィだったかな~と
・1期では無かったよしりこが2期では特盛りにwww5話でなれそめを描いてから回を増すごとに親密に…
 6話で遂に実現した「リリー」呼びは個人的に2期のハイライト
・1期で若干クドかったしいたけの使い方が上手くなってた。ラストでメスで仔犬出産という衝撃の展開が待っていたが、お前千歌が小学生の頃からいる老犬だろww大丈夫かよww
{/netabare}



最後に、もしここまで全部読んでいただいた方がいらっしゃったなら、本当にありがとうございました

投稿 : 2024/03/16
♥ : 21
ネタバレ

踏切太郎 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7

キャラがbotと化したスタッフの自己満足アニメ

批判レビューなので好きな方は読まないで下さい。


このアニメって一言で言うと監督の自己満足アニメですよね。
脚本の方に何の責任もないとは思いませんが、実際無印から変更になったスタッフは酒井氏だけなので監督がやりたい放題した結果なのでは。

やりたい演出を優先したシーンが多過ぎる結果シナリオがぐっちゃぐちゃ。
{netabare}ラストの何故か旅立った3年含めて全員講堂にいるシーン{/netabare}の理由説明して欲しいなぁ。
{netabare}千歌の回想シーン→ライブなら納得出来るが、走って学校行ったら海外などに旅立ったはずの3年生も含めて全員集合!は意味不明すぎて…
夢オチ?軽くホラーなんですが…

それ以外にも主人公が行く先々に事前連絡もなく全員集合してました!なシーンが多すぎて冷める。

キャラも発言がワンパターンでbot化しているように感じる。
特に善子と花丸。
善子は中二病発言して花丸はそれに突っ込んで食べるだけ。
ギャグ漫画じゃないんだから…
一期のルビィも酷かったが2期はきちんと役割を与えられていたので良かった。

お陰で無印は円盤を買う程好きでしたがサンシャインは推しキャラが出来ませんでした。

無印は9人それぞれ役割がある点が好きだったのですが、サンシャインは千歌と梨子2人で何か決めたり問題を解決してしまうシーンが多く、アイドル活動する上で必要か?と感じてしまうキャラが複数いるのがダメだと思います。
{/netabare}

個人的にキャラクターデザインも衣装も楽曲も無印から明らかに劣化していて残念。
映画も興行収入的に苦戦しているようですが、まぁあの監督ならな…と納得してしまった。
まさか前作の半分以下で終わりそうな状況だとは思いませんでしたが。
映画の特典絶賛テコ入れ中ですが、半券キャンペーンやサイン入り色紙って…初期に観てくれた人を馬鹿にするようなやり方には呆れてしまいました。
もう少し内容で勝負して欲しかったなぁ。

「ラブライブ」というネームバリューで売っている以上前作と比較されてしまうのは仕方ないかと。
実際、悲しいことに映画も前作と同じ条件でリピーターが半分以下になってしまったので。

投稿 : 2024/03/16
♥ : 3

66.6 5 メイドカフェアニメランキング5位
ギャラクシーエンジェル(TVアニメ動画)

2001年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (169)
959人が棚に入れました
「ギャラクシーエンジェル隊」は、トランスバール皇国近衛軍に属する特殊部隊である。その任務は、古代文明が残した科学技術「ロストテクノロジー」の回収なのだが、実際にやってる事は、猫の捜索や誘拐事件の犯人捜し、VIPや超重要犯罪者の護送、アステロイドに放置された粗大ゴミの処理や惑星に刺さった釘抜きなどと、ほとんど「何でも屋」。
一応、本来の業務もしているのだが、回収されたロストテクノロジー自体が「船そのものがダイエットマシーンの巨大宇宙船」「周囲の人間の魂を入れ替えた挙句に強制成仏させる墓石」「人間を幼児化させる外郎」など、果たしてこれらが文明の発展にどう寄与したのかどうか疑問を抱かせるテクノロジーばかり。さらにライバルの「ギャラクシーツインスター隊」には挑戦されたり、時空の歪みに引きずり込まれて着いた惑星で原始生活を始めたり、皇国にまつわる秘宝を巡って欲を張り合って隊員同士で乱闘をしたり、基地内に昆布の神が降臨するなどと、果たして彼女たちに安楽の日は訪れるのであろうか?

声優・キャラクター
新谷良子、田村ゆかり、沢城みゆき、山口眞弓、かないみか、藤原啓治

ひげ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

両方原作といえる。同時に作られた別世界のGA   まさかのwBDBOX発売記念にニコ動&MXで全シリーズ再放送だと?!!

マジで見てほしい。ミルキィの先輩がいかに規格外の外道達だったかという様を・・・ミントこと沢城みゆきがいかに稀代の天才だったかということを・・。2期3期が秀作多し。
そういえば偽物語でガハラさんのマニアックな罵倒ネタだったはずなのにスルーされたな。おれはタクトがいるほうは好きじゃないが千歳の扱いには同情するぜ・・・。そんなわけでガハラさんもドアラ木さんも好きらしい。


原作ゲームがどうのと申しましても、
アニメはマッドハウスにも版権があるんでございます。
企画のときはゲーム版と同じ時空って話だったんですが・・
それじゃぁおもしろくないじゃんってことで・・。
一応ゲームの半年前ってことにしてありますが。
放送がショートアニメなのとゲームがぜんぜんできなかったw。これが理由。
よって大きな差異は5人のキャラが同じだけどもはや違う、タクト(主人公)がでない。中佐とノーマッドという人気キャラがでる。
そもそもゲームはさくら大戦ちっくなスペースオペラ&美少女もの。アニメは100パーセントのギャグ。。。



美少女アニメの体をなしているが中身はシモネタなしの銀魂である。パケに騙されてはいけない。ある意味まどマギ以上である。
女であるぶんギャグと表現はもっとえぐい。
『あのCCさくらのスタッフがおくる美少女アニメ』って詐欺がかった触れ込みもえぐい。
ブロッコリーの最盛期と終焉のはじまりでもある。まぁ木谷社長(当時)は会社つぶしてでもGAのアニメを作り続けたかったらしい。
初代は最後のセルアニメらしい。
15分もので構成される。
キー局放送になった2.3期は名作と名高い。
そんな内容も銀さんに負けず劣らずあぶない。

今はすっかり人気ないのはなぜ?まぁいまのブロッコリーに金をやることはないが。
ちなみに跡目としてミルキィががんばってるがどうにもいまひとつこいつらには敵わない。スタッフさんもどうにか追いつきたいらしいが・・ギャグセンスもそうなんだけど、女のあさましさ、邪悪さがたぶん決定的に足らない。
新谷良子(新人)に対し若き沢城みゆきと田村ゆかりに関しては最初からクライマックスの怪演、いや好演である・・

ちなみにpiaキャロット、デ・ジ・キャラットとならびメイドカフェの前身、コスプレカフェを作った偉大な存在。
ブロッコリーさんはぶっとんでた。
でまぁ写真を探せばわかるが・・店員さんが社員?のオバちゃんだったりするのがいろいろと残念・・・。時代である。

投稿 : 2024/03/16
♥ : 17

こたろう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

原作ファンは見ちゃだめ?!

オリジナルのアニメとして見れば、普通に可も無く不可もなく、荒唐無稽なドタバタギャグです。
ただ「ギャラクシーエンジェル」名を冠していますが、原作とされているゲームとは大きく異なります。
原作からの流れでこれを見ようとする人は覚悟が必要です。
(wikipediaによると「メディアミックス企画としては前例のない」程ですw)


--以下、原作ファンの愚痴になります(笑)--


百万歩譲って、ギャグであることは仕方ないとしましょう。
原作はアホみたいな大スケールのスペースオペラですから、アニメにするのは難しいのもわかります。
だけど、キャラクターの性格や関係まで変えないでください。
ギャクにするには多少トンガった性格の方が動かしやすいのはわかりますが、イメージぶち壊しです。


天然の阿呆、生意気な尻軽、すました性悪、ガサツな男女、謎の不思議ちゃん。
これは、彼女達のほんの側面であって、本質ではない筈なのにアニメでは強調されてて、こういう性格なんだとしか見えません。
そりゃそうです。ギャグなんだから。


というわけで、原作ファンは見るの禁止です!

投稿 : 2024/03/16
♥ : 2

maruo さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

一度は見て欲しい正統派ギャグアニメ A

ゲーム 未プレイ

ギャラクシー・エンジェルこと5人の美少女たちの生態を、ドタバタのコメディーで描く秀作です。敢えて「活躍」とせずに「生態」としたことにご注意あれ。見た目からして萌えアニメなのかと思われるかもしれませんが、さに非ずです。不必要に萌えを強調するような描写は殆どない上に、エロに至っては皆無の正統派ギャグ作品です。

ギャラクシー・エンジェルとは、一応、軍隊の特殊部隊なのですが、軍人っぽいのは1人だけ(しかし立派な男女で銃を撃ちまくる難アリ女性)で、後は、天然ボケ強運お菓子作り好き少女、強欲イケメン好き格闘少女、金満慇懃無礼コスプレ好き少女、謎の無口少女から構成されています。まともな人が一人もいないというだけで、どのような展開になるのかは十分に予想できるのではないかと思います。

彼女達の主要任務は、古代の科学技術「ロストテクノロジー」の回収なのですが、実際は何でも屋に等しいことをやっています。本来の任務の対象であるロストテクノロジーにしても、内容が訳の分からないものばかりです(具体的にはあらすじをご参照ください)。しかも、彼女らの任務遂行は注意力に欠けており、いつも問題が発生してしまいます。そして、誰も火消しが出来ないどころか、皆で火に油を注いでしまうというのがお約束のパターンです。

1話15分なので、話を無理に引っ張らず、程よいところで切り上げているという印象です。ただ、第2期以降と比べてみると分かることなのですが、第1期ということで少し控えめに作っているような感じがします。探り探り製作していると表現した方が適切かもしれませんが、少し物足りない印象が否めません。

少し古い作品ですがギャグが好きな方にはお勧めです。多分、レンタルでは置いてないとは思いますが、昨年、TOKYO MXでア・ラ・カルト(選集)が放送されたくらいですから、今後も放送がないとも限りません。機会があればぜひご覧になってください。視聴にあたっては頭空っぽにすることを推奨します。私のように元々頭空っぽの人はそのままご覧になれば大丈夫です。

以上、あくまでもゲームを知らない者の印象でした。

投稿 : 2024/03/16
♥ : 26

64.6 6 メイドカフェアニメランキング6位
東京ミュウミュウ(TVアニメ動画)

2002年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (111)
902人が棚に入れました
『東京ミュウミュウ』(とうきょうミュウミュウ)は、征海未亜による少女漫画作品、またそれを原作にしたテレビアニメ。
【ストーリー】桃宮いちごは同級生の青山君のことが好きな中学生。いちごは念願の青山君とのデート中に遭遇した地震の直後、数人の女の子と光に包まれ、ネコが自分の体に入るかのような感覚に襲われる。それ以降、眠気にいつも襲われたり、体が異様に身軽になったり、魚を見るとくわえてしまうようになってしまったいちご。その不思議さに悩むいちごを心配してくれた青山君に告白しようとしたら、今度は目の前に巨大なネズミが現れて襲い掛かる。そこに突然現れた青年に「たたかえ」と言われたいちごは、「ミュウミュウストロベリー メタモルフォーゼ!」と言って猫耳としっぽをつけた姿に変身してしまった。


声優・キャラクター
中島沙樹、かかずゆみ、佐久間紅美、望月久代、野田順子、緒方恵美、遠近孝一、緑川光、阪口大助
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

吉田玲子=原作シナリオのテンポの良い「変身(魔法)少女&戦隊もの」

この作品は未だ一回しか完走していない(※序盤だけ数回見ている)ので最終評価は保留ですが、『けいおん!』シリーズや『たまこ』シリーズといった京アニ制作アニメのシナリオを執筆して今や押しも押されぬ「日常系作品」のシナリオの第一人者となった感のある吉田玲子氏の手になる作品(※原作マンガの方、アニメは十川誠志氏がシリーズ構成)らしく、主役キャラ(ヒロイン=桃宮いちご)の性格の良さは確り伝わってくる印象でした。

逆に言うと、いちご以外のキャラはいまいち印象が薄かった気がするのと、全体シナリオは今一歩印象に残らなかった気がしますが。

でも、私個人は、やっぱり吉田玲子キャラが個人的なツボなので、どうしても本作は大甘の点数を付けたくなってしまいます(※同じ魔法少女ものだと、CCさくらには負けるがセラムン・キャラよりずっと良い)。

そのうち再視聴したら、もう少し厳密に点数評価しようと思いますが、とりあえず今は甘々の ★ 4.0 で良いかな?


◆視聴メモ
{netabare}
・作画や演出は制作年代相当ですが、明るい雰囲気で見やすい作品(特にOP/EDが秀逸)。
・ヒロイン(桃宮いちご、中学1年)の思い人(青山君)の声優が『カードキャプターさくら』の雪兎と同じ緒方恵美氏なので、いちごのキャラデザと併せて何となく既視感のあるキャラ配置となっている(※狙ってた?)。
・キッシュその他の敵役は『マクロス7』のプロトデビルン似の耳長キャラで、この時代のエイリアンのお約束のデザインだったのかも?
・全52話(4クール)で、1クール(13話)毎にシナリオに区切りを付けている印象。{/netabare}


◆制作情報
{netabare}
原作マンガ(シナリオ)吉田玲子、(作画)征海未亜 『なかよし』連載
監督         阿部記之
シリーズ構成     十川誠志
脚本         十川誠志、高橋ナツコ、田中哲生、大和屋暁、
キャラクターデザイン 北山真理
音楽         根岸貴幸
アニメーション制作  ぴえろ{/netabare}


◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得のいかなかった疑問回

============= 東京ミュウミュウ (2002年4月-2003年3月) ===========
{netabare}
第1話 ネコになる、正義の味方は恋する少女にゃん ★ 桃宮いちご(中1)ミュウイチゴになる ※トンデモ展開だが掴みはOK
第2話 新しい仲間、正義の味方は超お嬢様にゃん ☆ カフェ・ミュウミュウ、藍沢みんと(中1)ミュウミントになる
第3話 学校の怪談、お化けの正体見つけだすにゃん ☆ 碧川れたす(ミュウレタス、中2)との出遭い、悪戯者キッシュ(いちご初kiss)
第4話 涙のデート、青山くんにいえない秘密にゃん ★ 動物公園デート、3人組でのキメラアニマ撃退
第5話 嵐の新体操、ネコの舞で輝く星になるにゃん ★ いちご新体操部へ、初めての大会(青山君の応援)
第6話 心のピアノ、ときめきの舞踏会にゃん ☆ 白金とのダンス、人間のスピリッツのキメラアニマ化
第7話 歩鈴登場、耳とシッポも芸のうち ☆ 黄歩鈴(フォンプリン、小6)登場、ミュウプリン誕生
第8話 温泉へGO!神秘の山の愛の奇跡 ☆ 青山君そっくりさん登場
第9話 愛しのお兄様、思い出は写真の中に ☆ みんとの兄登場
第10話 最後の仲間、まぼろしの一匹狼 ★ みんとの憧れ(人気アイドル藤原ざくろ、中3)、不可解なミュウザクロの行動
第11話 信じる心、五人そろって東京ミュウミュウ ★ 続き、キッシュの策謀失敗、TV放送(正義の味方宣言)
第12話 バレちゃった、季節はずれの桜散る ★ 白金の状況説明、東京壊滅の危機・回避、いちご身ばれ 
第13話 すれ違う心、狙われた青山くん ★★ ※吉田さんらしいちょっと意外性のあるシナリオ 
第14話 赤坂の秘密、切ない恋の物語 ☆ タルト&パイの策謀、赤坂の元恋人(仁科麗)
第15話 小さな勇者、マシャ 命がけの友情 ☆ いちごのマスコットのピンチ
第16話 れたすの恋、一途な思いは図書館で ☆ 
第17話 蒼の騎士! おまえは俺が守る!! ★ 夏休み開始、いちごの夏風邪
第18話 真夏の恋!いちごのハートはゆらゆら ★
第19話 優しさの力、海の深くに願いよ届け ☆ れたすと泳げない少女
第20話 母の記憶、お姉ちゃんは大変なのだ ☆ ぷりんの病気
第21話 心の火花、いちごとみんとのすれ違い ☆
第22話 夏よさらば、いちごの一番長い日 ☆
第23話 恋は突然! 乙女のハートをうけとめて ☆
第24話 不思議な宝石、輝きはあなたの中に ☆
第25話 恋のハードル、いちごの恋は障害だらけ ☆
第26話 時よ止まれ! 胸にあふれる愛しい気持ち ★ 東京タワーの戦い、ミュウアクア出現
第27話 あなたが好き、青山くん衝撃の告白! ★ いちご子猫化 
第28話 ネコパニック、秘密のカギは乙女のくちびる ★ 続き
第29話 禁断の恋? ネコの言葉がわかるニャン ★ 
第30話 素直になって、水晶玉に秘めた片思い ☆
第31話 父の背中、いちごをかけた一本勝負! ★
第32話 お嬢さま対決、お金じゃ買えない正義の味方 ☆ みんと回
第33話 婚約者現わる 歩鈴、宿命の結婚?! ☆ ぷりん回
第34話 一番大切な事、誰かを信じる気持ち ☆ れたす回 ※シナリオ微妙
第35話 泣かないで、ひとりぼっちの小さなざくろ ☆ ざくろ回
第36話 白金の過去、ミュウミュウ誕生の秘密!! ☆ アルトの正体
第37話 輝きの涙、二人きりのクリスマス ★★ 恋心の深まり
第38話 聖夜の奇跡、秘密の消えた夜 ★ 秘密の打ち明け
第39話 盗まれた夢ラベンダーの甘い罠 ☆  
第40話 二人は友達?歩鈴、危機一髪!! ☆
第41話 幸せを運ぶ風、一途な祈り ☆
第42話 ざくろの迷い、四人になったミュウミュウ ☆
第43話 敵か味方か?戦ってお姉さま!! ☆
第44話 森になった街!いちごの笑顔を守るもの ★ 蒼の騎士の正体
第45話 解けた謎!蒼の騎士の真実 ☆
第46話 新しい戦力!地球を守る仲間 ☆
第47話 愛のパワー!青山君は私が守る!! ★
第48話 異次元の迷路!キッシュの賭け!! ☆
第49話 青の目覚め、もうひとつの姿! ★ ディープブルー覚醒
第50話 いちごの試練!あたしはミュウミュウ ★
第51話 最後の戦い!あなたの笑顔を信じてる ★
第52話 地球の未来に、ご奉仕するにゃん! ☆{/netabare}
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★★★(神回)0、★★(優秀回)2、★(良回)19、☆(並回)31、×(疑問回)0 個人評価 ★ 4.0

OP 「my sweet heart」
ED 「恋はア・ラ・モード」

投稿 : 2024/03/16
♥ : 12
ネタバレ

愛花 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

斬新な設定

評価はそんなに高くないですが、なかなか名作だと思っております(^-^)
リアルタイムで観たのはいつのことだっけ…というくらい昔の作品ですね…
懐かしいです(^-^)

最後に観たのは(3周目)2,3年前なので、覚えてる範囲で書きますね!

まずOPの音楽がよかったです!
『It's show time!ドキドキさせてね?いつでもトキメキたいの いろんな私みせてあげる だから』
今でもshort ver.なら空で歌えます♪

それから設定が珍しかったと思います。
絶滅危惧種、地球温暖化、メイドと、幼い私に新しい知識が入りました(*^_^*)笑
前者2つは言われていたとしても、この時代メイドはまだ流行ってなかったのでは…?

このへんでざっとあらすじを。
{netabare}
絶滅危惧種の因子を持った5人の少女が変身して悪い奴らから地球を守る!という少女戦隊もの。
悪い奴らってのは地球外の惑星から来たエイリアン。
彼らは生物兵器キメラアニマを使って地球をめちゃくちゃにします。
それを東京ミュウミュウが追い払うって流れです。

しかしここからが深いところ(?)で、
エイリアンは地球をめちゃくちゃにしたいわけじゃなくって、ミュウアクアというものを探しています。
このミュウアクアを見つけて危機に瀕している自分たちの星に持ち帰り、みんなを救いたいというのがエイリアンの意思。
私たちはなんのために戦っているの?とミュウレタスが呟きます(確か。)

悪い奴が真っ黒っていうわけじゃなくて、彼らもミュウミュウ同様、守りたいものがあって戦っていたわけで。。
でもやっぱり、人を傷つけるやり方では何も守れないのだって考えさせられました。

最終的には、東京ミュウミュウ側の人間、青山くんが幾つか人格を持っていて
(正確に言うと、エイリアン側の人である人格の1つが青山くんで)
エイリアン側である彼が地球を滅亡に追いやろうとするのを東京ミュウミュウとエイリアンが協力して食い止めます。
なんとか青山くんを人間側に引き戻し地球を危機から救ったあと、
エイリアンたちは入手したほんの少しのミュウアクアを持って星に帰ります。

ここの、最後に味方が敵になっちゃうのも敵と味方だったもの同士が共闘するってのも、子供向け番組としては珍しいのではと思いました。

またエイリアンのリーダー格のキッシュという人がヒロインに好意を寄せていて、
ことあるごとに味方に引き入れたり連れ去ろうとしたりっていう設定もなかなかないのではないかと。
愛しすぎて殺そうとしたこともあった気が。(今でいうヤンデレですかね〜)

しかし幼い私は、子供のようで一途なキッシュが大好きでした。
私の友人にもキッシュが好きな子がいて、こういう子供向けアニメで、子供にウケるような敵を設定するのも多分あまりない気がします。

またエイリアンたちは作戦をミュウミュウによって阻まれた時、
ロケット団のごとくやなかんじ〜と飛ばされるわけではなく
あーあ、失敗しちゃった〜などといってフッと消えて撤退するのがまたカッコよかったです(笑)
(ロケット団のたとえは、当時私が他に見ていたアニメといえばポケモンでしたので(^-^))

ラスト、死んだヒロインが生き返った時、星に帰るロケットの中で
「やった、いちごが生きていた!」と喜び、
仲間に、戻らなくていいのか(ヒロインを連れ去らなくていいのか)と聞かれると
「いや、いいんだ、もう…」と微笑みながら呟くキッシュがイケメンすぎて。笑

{/netabare}

何から何まで、設定が斬新な作品だったと思います。

投稿 : 2024/03/16
♥ : 7

とってなむ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

ミュウミュウ メタモルフォーゼ!!

全52話。
長いですが面白いです。


ジャンルとしては魔法少女もの。恋愛もアリ。
共に戦い信頼しあい・・
友情、絆が試されるシーンもあったりして楽しいです。
小6~中3と、ちっちゃ可愛いメンバーで構成されています。
彼女たちがどのような成長を見せるのか。
注目です。


序盤はこのメンバー集めから。
出会いやらきっかけやらが面白い。



幼い女の子主人公に憧れの男子がいたりと、設定はありがちですが52話のなかで広がる物語は意外性に富んでおり、驚いたりツッコミを入れたり出来るので飽きませんでした。

ドキドキしたら猫耳と尻尾出現!
可愛いです。でも絶対すぐバレますって。みたいな。


変身→戦闘→勝利は、魔法少女ものの基本で、それに忠実な本作。
いかんせん話数が多いのでマンネリ化を感じたことも。
しかし、思わぬ苦戦を強いられたり、仲間同士のいがみ合いがあって上手くいかなかったりするなど、展開に波があったおかげで飽きなかったのかななんて思います。



どちらかというと、女の子向けの作品。
イケメンも多数登場。
魔法少女組織(ミュウミュウ)のリーダーの稜はいいキャラしてます。
他のイケメンもわりと抵抗なく見れました。


ストーリー構成はよく出来てますし、バトルはいくつもの技が飛び交いよく動くので、女の子向けとは言っても大人でも男子でも全然楽しめる出来です。
それに魔法少女を愛でるという最大の楽しみ方もありますしね。



10年以上も前の作品なので、キャラデザは古いですが魔法少女に変身した姿を見ると、けっこう萌え絵だったりします。
とても可愛らしい。
私、ピンク髪ショートには弱いのですよ。

それに、子猫や子猿などを模したコスチュームは魅力的でした。



OP「my sweet heart」 歌-小松里賀
ED「恋はア・ラ・モード」 歌-東京ミュウミュウ

OPは名曲になるのでは。
作品を象徴する曲でした。


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やっぱ魔法少女って素晴らしい。

投稿 : 2024/03/16
♥ : 26

63.2 7 メイドカフェアニメランキング7位
少女たちは荒野を目指す(TVアニメ動画)

2016年冬アニメ
★★★★☆ 3.2 (591)
2891人が棚に入れました
神奈川県、金沢百景。風光明媚なその地で学生生活を送る少年、北条文太郎には、将来の夢がなかった。やりたいことを見つけられない、そんな焦りを抱き始めていたある日、彼はミステリアスな同級生の少女から、一緒にゲームを作らないかと持ちかけられる。その提案に、初めて何かを成し遂げることができるかもしれないという予感を感じた文太郎。そして、彼はついに一歩を踏み出した。いざ往かん。この世の荒野に、仲間たちとともに――。

声優・キャラクター
山下誠一郎、千菅春香、花澤香菜、明坂聡美、佐藤聡美、豊永利行
ネタバレ

アレク さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

う~ん見たかったのとは違ったかな

このアニメはPV見たときから注目していてまず数々の話題作を世に送り出してる
ライターであり仕掛け人タカヒロさん企画、アニメでは人類は衰退しましたで有名で
エロゲ業界からも評価が高い田中ロミオさんがシナリオ担当、きんいろモザイクや
ろこどるなどを手掛けてる個人的に大好きな脚本家綾奈ゆにこさんがシリーズ構成と
しかも勝手知ったるエロゲいやもとい美少女ゲーム業界の舞台裏を描いてくれるということで
「荒野を目指す」というタイトルが示すようにバクマンやSHIROBAKOのように
精神力はゴリゴリ削られそうですが甘くない現実に立ち向かいながら
夢を形にしていく過程みたいなのが見れると期待してました。

{netabare}実際一話はすごい良かったです、夕夏のさりげないアドリブで彼女の演技力の高さが
表現されてたし脚本は文太郎が書いたということ、さらに学校やバイト先の振る舞いで
自然なキャラ紹介をしていてよかったです。それに毎日忙しくしていても
道を定められない不安な感じや、夕夏の「一日二十四時間じゃ足りない」なんて
言葉にはまだまだやり足りない飢餓感というか若々しいパワーがあふれていて
その才能なりエネルギーなりがこれからぶつかり合って一つの作品ができていくのかと
いい滑り出しだと思いました。

しかしそこからの展開というのがいまいち想像していたのとは違う、キャラ紹介が若干
唐突なのはその後のプロットもあるであろうからまだいいとして、
まず彼らの役割分担というのがあまり見えてこない、プロデューサーである黒田さんが
関係各所の根回しとか今の流行りとかニーズとかを見て受けそうな
題材を企画、なのかな?ライターである文太郎が細かくストーリーを肉付け、それ以外の人も
各々の受け持ちを担当というのはいいんですが作中ではイマイチその役割分担が機能してないように感じた。
特に黒田さんの役割って売り上げが大きく左右される大事な舵取り役だと思うんですが
残念ながらあまりその大変さとか細かいディティールが感じられなかった
(プロデューサーの仕事を作中の手掛かりから勝手に想像しました間違ってたらすいません)
夕夏も後半まで遊ばせているのももったいないと感じたし、声優という役割ゆえの性質なので
彼女の責任ではいがもっとフォローとかの役与えてもいいんじゃないかと思いました。
作ってるゲームがどんなものかもイマイチ不明瞭なのでゲームが完成しても
作り上げた喜びの共有というものができなかったし缶詰などそれっぽいイベントはあるが
ゲーム作りの実際というものが作中であまり見えてこなかった印象です。

中盤の安東の一件にもあるようにキャラが未成熟な点も気になりました、
高校生なのでそういう点も差し引いたとしても黒田さんが説得を丸投げしてるのはちょっと・・・
それは本来彼女の役目だと思うしコミュ力低いのを自覚しているとしても
ライターである文太郎に負担かけるのはダメだろうと、しかも彼女が発起人なんだし
無理してでも大人になんないと、これに限らず俯瞰目線のまとめ役って描くの難しいと思いますが、
裏では仕事してるかもですが作中では後から文句つけるだけという役回りに見えてしまうんですよね。


それに一話で覚悟した社会の厳しさや壁といったものが作中では感じられない
後半とあるライバル会社とゲームの本数勝負をするんですけど実際の社会ってこんなわかり易い
敵はいないがでも日々戦っていかなければならないしオリジナルブランドとして
自営するのであればなおのことだと思うんですがわかり易さを重視したにしても極端すぎる
エンタメとして本数勝負するのはいいと思うがお互い業界内の噂とかもあるので
もう少し自然な形で持って行ってほしかった。

さらにここら辺から自分が見たかったものとの齟齬が一番出てて、ゲームの本数勝負で
仲間たちが売れ行きを心配してる時、黒田さんが自分たちの作ったゲームは
ライト層をターゲットにしてるから本数勝負では有利だと発言するんですがまず作るゲームを
どの層のニーズに応えるかターゲットを絞る段階でライターとプロデューサーが一戦交えて欲しかった、
ライターをやってるなら通に認められたいと思いますがみんなに知ってもらうには
圧倒的にライト路線のほうがいい、そこでライターと商業視点のプロデューサーとの
ぶつかり合いがほしかった、同人活動特有の溢れる情熱のバチバチと
生々しい舞台裏を描いてこそ「荒野を目指す」なのではないか。

ライターの文太郎がプロデューサーの黒田さんの方針を最初から受け入れていたということは
初めからそんな路線を狙ったものではないというわけで、実際個性的な仲間たちとの
取材にかこつけたデートや海での合宿や幼馴染の夕夏との淡い恋心など
ライトなラブコメとして楽しく見れました。

PV見て勝手に内容を想像して文句言ってりゃ世話ないんですけど
一話はすごくよかったし期待してた路線だと思ったんだよなぁ・・・

ちらとも業界っぽいものを見せないのは逆説的によっぽど夢も希望もないところなのかな
などと益体もない事を邪推しつつ、いい言葉も多くて例えば黒田さんが創作論を聞かれ

「物作りとはコスト」

と答えるんですがそれが対価に見合った人材と作品ができるという
プロデューサー目線の意図かそれともかけた情熱に見合うだけ作品は応えてくれるという
意図の発言か作中で明らかにならないし夕夏に

「限られた時間内に結果を出してこそプロ」

というんですが、思わず身につまされるいい言葉だと思うのですがその後の展開が仲間と一緒に
頑張るみたいなマイルドで口当たりがいい感じになっていて、それもいいと思うが
その言葉を引っ張り出すんならプロとして自立する夕夏の姿が見たかったし
他にもいくつか胃にズーンとくるいい言葉があるんですがそれを言葉でなく彼らのゲーム作りの
過程で感じたかった想いが強いです。{/netabare}

投稿 : 2024/03/16
♥ : 29
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0

テーマは面白いんだけど

[文量→小盛り・内容→酷評系]

【総括】
ある高校の生徒達が集まり、同人ゲームを作る話。趣味や部活レベルなら、類似の作品もいくつかあるが、狙うのが商業ベースのものである点が、本作の個性か。

テーマは面白いと思う。が、構成がイマイチだったかな。同人ゲーム制作の過程を見せていきたい(お仕事アニメな)のか、そのチームの人間関係にスポットを当てたい(学園ドラマな)のかが中途半端だった印象。

【視聴終了】
{netabare}
みんなでゲームを作る話。テーマは面白い。ただ、あまりにご都合主義すぎて白けてしまう。そんな半径20メートルに才能が固まるか?は、アニメだから許すとして、

壁ぶち当たる→悩む→解決する のサイクルが早すぎる。

13話かけて、1つか2つの壁を乗り越えるくらいでちょうど良いと思う。例えば、絵師のレベルだけ特出していることでの葛藤や妥協とか。

たまに入る恋愛要素が不要。ゲーム作りで新たに知る知識もなかった。「SIROBAKO」を観て勉強せいと言いたい。
{/netabare}

投稿 : 2024/03/16
♥ : 25

一言 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.1

なんの味もしないアニメ

一言で言えば、色々と中途半端な部活青春ものゲーム制作アニメ。


というわけで、よく冴えカノと比較されるわけですが。
劣化冴えカノというのは頷ける。

冴えカノはゲーム制作やキャラクタの内面に個性を置き、またオタクが好きなお約束展開やお色気シーンも手を抜かず、ギャグやオタクあるあるネタも、テンポやキレが良かった。

しかしこの作品はその真逆ともいえる。ゲーム制作要素は冴えカノよりある意味細かくやっていたのにもかかわらず、重要なゲーム制作におけるリアルさを出しておらず、しょうもない会話劇でごまかして中途半端に。
仲間との絆や、恋愛要素も、何もかも中途半端。
問題から解決までが早く、また度々あるせいで、視聴者は置いてきぼり感。

そして何よりキャラクターである。
自分にはそもそもキャラクターが合わなかったのが原因と言える。


ヒロインの黒髪ロングのキャラ、いつもならこんな雰囲気のクール美少女キャラは好きなんですが、なんというか発言の痛さが気になって好きになれなかった。
別に、オタク趣味の美少女キャラが嫌いなわけではない、むしろ好きなのだが、(はがないの肉や、うまるちゃん等…)、、、この作品のヒロインはどうも好きになれなかった。
というより、言ってしまえば痛さを上回るくらいの可愛さと魅力が欠けていたとも言える。
ただの美少女ゲーム好きで、ガハラさんになりきれてない感というか。

幼馴染も、どこにでもあるような没個性な幼馴染キャラで、嫉妬したりワーワーと叫んだり、テンプレにテンプレを重ねた感じで、勢いだけのキャラという印象。
イラスト担当の女子も、同じく没個性。
個性がなくとも可愛ければよいのだが、始終もじもじとした態度で感情移入できるような重要なイベントも特になかったので、何も残らなかった。

そして何よりメガネのキャラ。サークルブレイカー。自由奔放。
行動が分かりやすく、行動の理屈は分かるのだが…どの層を狙っているのか不明なくらい可愛さがまるでない…。雰囲気が悪くなるような発言しかしない。
ライバル的ポジションのキャラクターなら良かったが、、、メインヒロインに入れるべきではなかっただろう。

あと、アトムという男キャラも、リア充はぜろネタも寒いし普通につまらない…。


たまーに面白いなあと思える部分もあったんだけれど、それを打ち消すほどにテンポが悪い・ギャグが寒い・痛い・キャラクターに絶望的に魅力を感じない・全てにおいて中途半端で、良い部分を書こうにも思い出せません。

見ない方が良かったなと自分は思ったのでおすすめはまずしない。
好きなキャラや声優がいて、ワクワクできなくてもいいからとりあえずアニメなら何でもいいという方なら視聴しても良いと思う。

投稿 : 2024/03/16
♥ : 4
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