モンスターアニメOVAランキング 13

あにこれの全ユーザーがアニメOVAのモンスター成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年04月19日の時点で一番のモンスターアニメOVAは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

67.9 1 モンスターアニメランキング1位
虫籠のカガステル(Webアニメ)

2020年2月6日
★★★★☆ 3.5 (98)
427人が棚に入れました
21世紀末、人が巨大な虫になる奇病「カガステル」が発症する。“虫(カガステル)"は理性を失い、人を襲う。だが世界的に“虫"の〈駆除〉が認められたのは、世界人口の三分の二が喰い殺された後だった…。カガステル発生から30年後の西暦2125年。人殺しと言われる無情な〈駆除屋〉の青年キドウは、“虫"の巣窟である“虫籠"に近い黄砂の地で絶命寸前の男を発見し、彼の娘を託された。その娘の名は、イリ。父の死の悲しみに打ちひしがれ動こうとしないイリの頬を叩くキドウ。この出会いが二人を、世界を変える。

声優・キャラクター
細谷佳正、花澤香菜、花江夏樹、櫻井孝宏、浪川大輔、森川智之、興津和幸、諏訪部順一、塩崎智弘、茅野愛衣、白鳥哲、間宮康弘、山下大輝、鬼頭明里、杉田智和、悠木碧、鳥海浩輔
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

エクスターミネーター

NETFLIX独占放送配信。

人の体を虫へと変化させる奇病が蔓延し、
人類の大半が死滅した終末世界。
駆除屋の青年キドウは黄砂の砂漠路で、
絶命寸前の男を発見し娘と遺言を託される。

人から虫へ、激烈な進化で理性を失い、
群れを成し人を食す化物へと変貌する。
バイオハザード的な終末観漂う活劇である。
しかし蟻の社会性などこうなると恐ろしい。

起承転結バランス良く物語が展開され、
その裏にある人の「業」も重厚に描かれる。
主題を絞っているあたり週単話だと、
最近の疲れた僕では脱落したかも知れません。
濃密ではあるのですが物語に間延びも感じる。
声優はどこかで聞いた声ばかりで豪華です。
制作費は地上波より多いのでしょうね。

ここに描かれているものは、
擦り切れた道徳心に贖い生きるものと、
{netabare}歪んだ愛を信じた亡霊たちの物語である。{/netabare}
自らの無垢の信者は他人の罪に残酷なのだ。

物語・世界観を重視される方にぜひ。

しかし癒されたい(笑)

投稿 : 2024/04/13
♥ : 31

でこぽん さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

可愛いヒロインと豪華な声優陣なのに…

人が突然、巨大な虫になる奇病。それが"カガステル"。
その奇病で人類の2/3が虫から食い殺されて、衰退した世界での物語。
虫の駆除屋であるキドウと謎の美少女イリを中心に物語は展開されます。


この物語は独自の世界観があり、イリが凄く可愛いので、魅力的なのですが…
私の持つ常識では理解できないところが数ヶ所あり、それがどうしても気になって仕方ありません。

物語に登場する人物が、ときどき非常識的な行動をするのです。
それが無ければわりと良い内容なので、残念です。

例えば、
巨大な虫には銃が全く効かないとわかっていながら、軍人は銃を装備しています。
もちろん虫に対して銃を放つのですが、効かないのでやられてしまいます。
なぜ、効かないとわかっている銃で戦うのでしょうか? もしかして死にたいの?

でも、その巨大虫に対してキドウが普通のナイフで立ち向かうと、ナイフが虫に突き刺さるのです。
なぜ? 主人公だから何でもあり? もしかして銃弾よりも速いスピードでナイフを突き刺した?


また、イリがマリオのお店のお手伝いをして、買い物に行く途中で財布を盗まれるのですが…、
窃盗団のリーダのリジーが「財布を返してほしければ今日中につかまえてみな。つかまえることができれば返してあげる」というと、イリが迷わず窃盗団と鬼ごっこをするのです。
少なくとも、私にはイリが仕事をほったらかして鬼ごっこをしているようにしか見えませんでした。

もし、つかまえることができなかったら、盗まれた財布を諦めるのでしょうか?
人から預かった大切な財布を盗まれたのです。窃盗団の言い分を聞く必要があるのでしょうか?


原作者、脚本家、監督、の誰もが、こんな単純なおかしなことに気づかないなんて、不思議で仕方ありません。

そんな非常識的な行動の描写が無ければ、この物語はもっと評価されたと思います。

ついでに、作品紹介に「世界的に“虫"の〈駆除〉が認められたのは、世界人口の三分の二が喰い殺された後だった」と記載されていますが…、
駆除を決断するのが遅すぎるのでは…。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 18

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

どうして、こんな世界に生まれてしまったのだろう。どうして、こんな世界でも生きたいと願うのだろう。

この作品の原作は未読です。
私はNETFLIXで視聴しましたが、久々にNETFLIXに入会した旨味を感じた作品だったと思います。
大人の事情による総集編祭りや放送日時の遅延など、TVアニメ放送における需要と供給のバランスが崩れている状況を最近ちょいちょい目にすることがあります。

個人的にはそれら全てが悪いことだとは思いません。
人間のやっていることですから、いくら重厚なバックアップ体制をとっていたとしても綻びが出るのはある意味仕方無いと思います。
インフルエンザや、新型ウィルスなども世の中蔓延していますし…
ただ出来ることなら、放送日の遅延は止む無しとしてもクオリティだけは最後の最後まで頑張ってほしいですけれど。
ただ言いたかったのは、NETFLIXならそんな心配は皆無であるということ…
放送が遅れることも無ければ相応のクオリティが約束されているって、当たり前のことかもしれませんが、視聴する側からすると嬉しい限りです。
NETFLIXの有料会員数が鰻登りで増えているのも分かる気がします。


西暦2125年一人が巨大な虫になる奇病"カガステル"が発症。
虫は理性を失い、人を襲い繁殖し続ける。

これはカガステルを狩る"駆除屋"の青年・キドウと
閉ざされた過去を持つ少女・イリの物語。


公式HPのSTORYを引用させて頂きました。

人が虫化するのに前振りはありません。
発症してから完全に虫化するまで約20分…
この間に仕留めないと取り返しのつかない大惨事に発展してしまうのが、この作品の世界観です。

物語は虫に襲われて絶命寸前の男を極東で育った凄腕駆除屋であるキドウが発見するところから始まります。
その男からの最後の伝言は一緒に居た娘のイリを母親のところに連れて行って欲しいとのこと…
こうしてキドウとイリは出会い、物語が動いていきます。

キドウ役に細谷さん、イリ役に香菜ちゃんが起用されていること…
それにかやのんや鬼頭明里ちゃんが登場するのも相まって耳は幸せ一杯でした。
しかし香菜ちゃん…もうどれだけ鬼懸かった演技をするんでしょう。
しかも声質がとても綺麗…もう何度聞き惚れてしまったことか…^^;

ですが、このカガステルの世界は香菜ちゃんのスーパー癒しボイスをひたすら堪能できるほど甘くはありませんでした。
確かに虫の人当たりの厳しさは正直半端ありません。
大の大人ですら、一噛みで絶命させられるほどの強靭な顎と羽を持っていますし、硬い身体は銃弾ですら容易に弾き返すんです。

ですが、個人的にはその虫の脅威の物陰で暗躍する人間の方が怖かったかな…
確かに目的はあったのかもしれない…
けれど、目的と代償の大きさがまるで噛み合っていないのですから堪りません。
そんな理不尽が通用して欲しく無いと本気で思いながら視聴していました。

でも…この物語はそんな痛みだけの作品ではありませんでした。
揺れ動く心…これまでの生き方が言葉や態度を捻じ曲げてしまう…
それでも勇気を振り絞って一歩ずつ歩み入ろうとする姿勢が個人的には大好物でした。

キドウとイリは互いを知って何を選択するのか…
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、「Be ZERO」
エンディングテーマは、「臆病な狼 2019」
どちらもHilcrhymeさんが歌っています。
どちらも相当格好良い楽曲だと思いました。

1クール全12話の物語でした。
物語が1クールの中で綺麗に収まっていたと思いますし、見応えも十分だったと思います。
何より地に足の付いた丁寧な仕事っぷりが感じられたのも個人的にはプラスのポイントでした。
しっかり堪能させて頂きました。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 18

64.3 2 モンスターアニメランキング2位
うたわれるもの(OVA)

2009年6月24日
★★★★☆ 3.8 (191)
961人が棚に入れました
トゥスクル國では、今日も穏やかに時間が流れている。やわらかい風に乗り、遠くから聞こえてくるのは城内を駆ける少女達の足音と、兵士達の訓練の掛け声。そして、赤子の泣き声と子守唄・・・。数日前、城の外へ出掛けたハクオロとウルトリィは、街で赤ん坊を保護することになった。フミルィルと名づけられたその子の身元調査を進める間、城の者達で世話をしているのだ。その中に、とりわけ母親のように世話をするウルトリィがいた。夜、物見櫓に一人佇む者がいた。カルラだ。最近のカルラは、ウルトリィとの晩酌をなかなか実現できずにいた。赤ん坊にかかりきりになっているウルトリィを、ただ、何も言わずに見守るのだった。日に日にフミルィルへの愛情を濃くするウルトリィを他所に、一方ではフミルィルを親元へ返す手筈が進みつつあった。カルラは思う。親子のあるべき姿、家族のあるべき姿を。その矢先、ウルトリィがフミルィルを連れて逃げ出したという報せが入り・・・。トゥスクルに吹く風が運んだ、ひとつの物語。ウルトリィとカルラ、それぞれの想いと葛藤の向こうに酌み交す杯の味は如何なるものか。

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

トゥスクルの平和を感じられる温かな外伝です^^;

この作品は、概要の説明無しにいきなり物語が始まるので、「うたわれるもの」本編視聴済の方を対象にした作りになっています。なので、本作品を視聴される場合は、予め本編をご覧いただく事をお薦めします。

本作品は、以下の3本の外伝で構成されています。
それぞれ、スポットを当てている人物が違うので、本編とは違った一面を見る事ができます。


巻ノ一 望楼の子守唄
ウルトリィと赤ちゃんのエピソード。本編の殺伐としたイメージは無く、終始ほんわかした感じの物語です。

巻ノ二 秘恋の処方箋
あ、往年のキャラに似ているような・・・^^;
エルルゥが薬師として大活躍します^^

巻ノ三 深山の鍔鳴
トウカがアルルゥと一緒に山中で一夜を過ごした物語です。
アルルゥの頑張りと優しさを見る事ができます^^


本編からキャラデザが変わっているせいなのでしょうか・・・全体的に柔らかい雰囲気を受けます。

また、本編で共に戦ったトゥスクルの仲間達も平和に過ごしているのですが・・・相変わらずハクオロだけは忙しそうなのが印象的でした^^;

投稿 : 2024/04/13
♥ : 21

リクポテ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

終始和やかな話でした(*^ー^)

東洋ファンタジー「うたわれるもの」のOVAです。

詳しい説明などがないので、本編を視聴後に見るほうが良いと思います。

時代が戦国時代ということなので本編はやや戦いがメインですが、このOVAは終始和やかな話で笑いの要素も結構あったのでそれなりに楽しめました(*^ー^)

サブキャラに焦点を当ててるので本編とはまた違った一面を見ることが出来ます。またキャラデザが少し本編と変わってますが、そこまで気になりませんでした。むしろほのぼのしたこの話の内容と割と合っている感じがしますね。

全3話構成ですが、1話完結なので手軽に見ることが出来るので、本編視聴後に軽い気持ちで見るとよいと思います(*^_^*)

投稿 : 2024/04/13
♥ : 17
ネタバレ

シン☆ジ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

自分をアニメの世界に引きずり込んだ作品のひとつ。。そのOVAはファンサービスに溢れたものでしたw

 
本編は自分がケモ耳に目覚めた作品であり、ひょっとしたら萌えとか属性とかいうものを初めて強く認識した作品かも。
特にエルルゥとアルルゥが好きでした・・

 原作:AQUAPLUSのゲーム(含18禁)
 1期:2006年放送(全26話)
 2期:2015年放送(全25話)・・偽りの仮面
 本OVA:2009~2010年(全3話)
 制作:カオスプロジェクト、AQUAPLUS
  カオス~の作品としては、
  D.C.〜ダ・カーポ〜、Wake Up, Girls!、
  WHITE ALBUM(ゲーム)が知ってるところかな。
 キャラデザ:桂憲一郎
  マクロス7とかワルキューレロマンツェも担当しているもよう。
 視聴:2021年2月(dアニメ)

原作は未プレイ。
話題作だっただけあって世界観や設定がしっかりしている。
特にキャラが秀逸で各キャラの個性や魅力が強い。
そして、OPとEDがめちゃイイ(特に1期)。

ちなみにどんな設定か・・

■本編あらすじ(あにこれより)
ここではないどこか、今ではないいつか。

時は戦国時代。國は分かれ争い、民草が飢え苦しむ時代。
ある山奥ののどかな辺境の村に、瀕死の怪我を負った男が運び込まれた。
={netabare}
彼は村人に助けられる以前の全ての記憶を失っており、さらに自分が顔につけている仮面はどうやっても外す事の出来ない不可思議で不気味な代物。
彼は村人達に獣のような耳や尻尾がある事や、自分に製鉄や化学肥料などの高度な知識があることを疑問に思い、自分自身と目覚めた世界の微妙な齟齬を訝しつつも、おおらかで穏やかな村人たちの雰囲気に村の暮らしを徐々に受け入れつつあった。

新たに『ハクオロ』という名を村長から授かった彼は、村の生活を豊かに発展させ、村を襲った災厄を退け、村人達の信頼を勝ち取ってゆき、既にこの村の無くてはならない家族となっていた。
しかし戦乱と貧困の風は、この平和な山村にまで吹き付け、人道に反する重い税を押し付けた藩主に反発したことが原因で、村人に強く信頼されていた村長が殺害されてしまう。
{/netabare}=

リアルタイムか再放送か忘れましたが、毎週楽しみに観てました。

■本作のエピソード
お決まり温泉回・・・
~{netabare}
アダルト原作だけあって(?)出すモン出しますねw
ウルトリィは乳を与えているようだけど・・出ているのだろううかw
ウルトリィ vs 怪力カルラ・・ドキドキ。もっと見たかった。
クロウ・・カムチャタールとの恋バナ、安定のニブさw
ベナウィとアルルゥ間の妄想をするエルルゥ・・Good!w
トウカやオボロの間抜けな姿・・貴重w
{/netabare}~
キャラの意外な面を見ることができてニンマリw
1期後すぐに観るともっと楽しめたかも。

■キャラ/キャスト(ほぼ自分用)
~{netabare}
 ハクオロ:小山力也
 エルルゥ:柚木涼香
 アルルゥ:沢城みゆき
 トゥスクル:京田尚子
 オボロ:桐井大介
 べナウイ:浪川大輔
 クロウ:小山剛志
 カルラ:田中敦子
 トウカ:三宅華也
 ウルトリィ:大原さやか
 カミュ:釘宮理恵
 ユズハ:中原麻衣
 ドリィ,グラァ,ハウエンクア:渡辺明乃
 ムックル:下山吉光
 クーヤ:富坂晶
 ゲンジマル:飯塚昭三
 ニウェ:秋元羊介
 ディー:池田秀一

そういえば、アルルゥが・・・
{/netabare}~
沢城みゆきさん!
釘宮さんも中原さんもいたw

未視聴の方は是非、本編から観てみて欲しいです。
アニメの歴史を知る上で必修作品と言わせていただきたいのです。
 

投稿 : 2024/04/13
♥ : 11

62.1 3 モンスターアニメランキング3位
テイルズ オブ シンフォニア THE ANIMATION(OVA)

2007年6月8日
★★★★☆ 3.7 (98)
514人が棚に入れました
はるかな昔、世界は邪悪な闇の種族ディザイアンたちの引き起こした古代戦争のさなかにあった。伝説の勇者ミトスは聖地カーラーンで女神マーテルと契約を結び、ディザイアンを封印して戦争を終結させ、世界を救った。
時は流れ、封印されたはずのディザイアンの復活により、世界は衰退の一途を辿っていた。
絶望の中、人々は神託を受けた世界再生の鍵を握るとされる“マナの血族”の末裔、少女・コレットに希望を託す。コレットは選ばれし“神子”として世界を再生するために旅立つのだった…。

NoName さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6

色々と欠けている

ゲーム原作。原作のスキットやサブイベント等が全て省かれ物語を辿るのみの内容で、その物語すら省略が多い為原作済みでないと楽しみ辛い。作画自体はOVAだけあり良いが、戦闘は迫力無く、個人的に楽しめた部分も少ない。厳しいが、これを見るくらいなら原作をオススメしたい。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 14

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

奈々様 キタ━(゚∀゚)━!

この作品の原作は未プレイです。テイルズシリーズのアニメ化作品・・・第5弾です。
ここまでこのシリーズの作品を視聴してきて、キャラデザは少し子供っぽいけど、作画を含めて綺麗で丁寧に作りこまれている・・・という印象を持っています。
次の作品を早く視聴したい・・・そう思える位置付けに昇華した作品だと思っています。

これまでアビスやヴェスペリアには感動を頂きましたが、感動の質は異なっていました。
アビスでは運命に抗うルークとティアに・・・ヴェスペリアではナイレン隊長の雄姿に・・・
これらは物語の進展に伴って現れてくる展開だったので、不意をつかれた・・・とも言える状況でした。

それに引き換えこのシンフォニアは、最初から痛みを抱いていて・・・そこから更なる痛みに向かって歩み続ける・・・そんな作品なので、視聴していて何度も胸が痛くなりました。

物語の舞台は神託の村イセリア・・・世界はかつて封印した邪悪な闇の種族であるディザイアンの再来により、シルヴァラントに住む人々は恐怖のどん底に突き落とされていました。
ディザイアンは、手当たり次第人間を攫っていくからです。
人々は救済を求めていました。
そんな中、主人公ロイドの幼馴染であるヒロインのコレットに神託が降りるんです。
神託が降りたということは「神に選ばれた」という事です。
そして「神に選ばれた」という事は、「人々の救済に応える事ができる」という事です。

少女コレットは考えます・・・今の生活が大切・・・けれど、世界が救えなかったら今の生活だって無くなってしまう・・・
こうしてコレットは自らに課せられた神子としての運命を受け入れ「世界再生の旅」が動いていきます。

コレットの旅は世界各地に点在する4つの封印を解除し、祈りの塔で祈りを捧げる・・・というモノでしたが、正直過酷な旅でした。
世界再生の旅を阻もうとする者・・・
コレットを死に追いやろうとする者・・・
手強いモンスターたち・・・
ロイドが生まれ持つ装着者を進化させるエクスフィアを狙う者・・・
確かに行く道を阻まれたり、生命を狙われたりする危険極まりない旅は過酷であると言えます。

でも、本当の厳しさはコレットが旅を続けることそのもの・・・
封印を解除する度に天使の力を少しずつ授けて貰っていますが、なんの見返りも無く天使が力を与えてくれる筈がありません。

天使はいつもコレットに問いかけます・・・
問いかける、という事は複数の選択肢から一つを選ぶための行為の筈なのですが、コレットに対する天使の問いかけは、最初から選択肢なんかなく、ただ受け入れる事しかできない問いかけなんです。
それをいけしゃあしゃあと「自らの選択で決めた・・・」なんて事がよく言えるモノです。

なんでこんなにも天使を責めるか・・・それは天使の求める見返りがコレットにとって・・・ロイドにとって苦しみ以外の何物でも無いからです。

ですがコレットは代償を支払っても、どんなに激しい痛みがあっても気丈に笑うんです。そして謝るんです・・・
全然コレットが謝ることなんかじゃないのに・・・彼女の心には心配かけたくない・・・その思いが彼女を突き動かすのです・・・

そんなコレットを演じているのが水樹奈々さんです。
たくさんの作品に出演されている奈々様ですが、コレットの繊細な声の役どころを見事に演じきっています。
奈々様だったから、よりコレットに思いが入ったのかもしれません(//∇//)

コレットの姿を見て希望の光を見失わず決して諦めないと誓ったロイドでしたが、事はそんなに単純ではありませんでした。
気になる方は是非本編でご確認下さい。

ファンタジー王道の物語で見応えのある作品でした。
完走して振り返ってみると、コレットに完全に持っていかれたみたいでした(//∇//)

引き続き、「テイルズ オブ ゼスティリア」を視聴したいと思います。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 13
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

未完の大器が響き合うRPG原作OVAシリーズ

※2期、3期も含めた評価、感想。

原作ゲームはゲームキューブ版(2003年)をプレイ。

【物語 3.5点】
原作シナリオは『テイルズ』シリーズおよび平成RPGの王道。
広い意味でシリーズ初代『~ファンタジア』に繋がる前日譚でもある本作。
初代もまた勧善懲悪とは異なる、考えさせられるシナリオだったが、
『~シンフォニア』では鬱化に拍車。

ゼロ年代流行の少女一人に世界の命運を背負わせる薄幸&犠牲シナリオを軸に、
差別や腐敗、人命軽視の惨事や、業を背負った各キャラの葛藤も重ねる。

人間不信を世界不信にまで深刻化させた上で、
それでも世界は守る云々の問答をラスボス戦に向けて集約させていく。


1期(2007年)では尺も短く、やや駆け足の原作紹介レベルだったが、
2期(2010年~)、3期(2011年~)では各巻ほぼ中編の尺を確保。

ゲーム名場面焼き直しだけでなく、アニメーション作品として、
しっかりと演出を施した上で、視聴者に世界の価値を問う。


原作組としては、本編では詳述されなかった
事の発端である4000年前の古代大戦の顛末が、
3期で映像化して披露されたのが貴重。
それを踏まえたラストは原作プレイ時より納得感がありました。


【作画 4.0点】
アニメーション制作・ufotable

背景美術、人物作画共にOVAとしては及第点レベル。
これも特に1期では止め絵も散見され、決して枚数も多くはないが、
CG、デジタル技術も交え立体感を探求してみたり、
雨中の殺陣動画を構築してみたり、
それでも美しいこの世界を川のせせらぎや動植物を差し込んで表現してみたり。
と後年ハイレベルな戦闘動画を作り出すチームの片鱗を見せる。

2期、3期では、ゲームバトルでは体感し辛い空中戦についても、
アクロバティックな戦闘動画が実現。
終盤は各キャラ“秘奥義”も乱発され華やか。


キャラデザは外崎 春雄監督の盟友・松島 晃氏。
原作・藤島 康介氏のデザイン再現よりも、
アニメーションでの演出しやすやも考慮した風味。


意外性はEDのアニメじゃないリアル無声人形劇w


【キャラ 4.0点】
シリーズのエポックとして挙げたいのはジーニアス。
(武器はナントけん玉w)
姉リフィルとの、おねショタ・カップリング。
さらに、{netabare}幼女らしきプレセアちゃんへの、のれんに腕押しな、いじらしい初恋アタックw
同世代少年らしきミトスとの友情。{/netabare}
などなど、今、振り返れば、それはまさに、
『テイルズ』シリーズのショタ枠確立の槌(つち)音であったw

キャラの抱えた業という点では、これも2期以降が本領。
特にプレセア&リーガルの過去は切なく、
ゼロス&しいなのアホ神子(みこ)&強がりくノ一漫才はおもろいですw
(勿論、この二人も相応の物を抱えています)


主人公ロイド&ゼロスから感じる信じることを信じ続ける覚悟。
リーガル&リフィルから感じる差別の視線の捉え方。
などカップリングして響き合うキャラクターも上手くピックアップされている。


リフィル先生の{netabare}遺跡マニアの重症ぶり{/netabare}などの小ネタも再現され好感触w


【声優 3.5点】
主人公・ロイド役の小西 克幸さん。
先輩、師匠ボイスも印象的な声優さんですが、
ここでは理不尽な現実に立ち向かう熱血少年ボイスを提供。

壁として受けて立つのが先輩傭兵クラトス役の立木 文彦さん。
この師弟の掛け合いも本作の一つの軸。
それにしても(※重大なネタバレ)
{netabare}印象深い親子関係でした。
ラストでジックリ描かれた剣戟の集大成。
想いが伝わって来てグッと来ました。{/netabare}


ヒロイン・コレット役は水樹奈々さん。
薄幸美少女の健気ボイスは良好。
ただ段差の無い所で躓く貴重なドジっ娘属性ボイスについては、
もう一声欲しかったですw


【音楽 4.0点】
劇伴はZIZZ STUDIO。
ニトロプラスのゲームBGMなどで実績のある音楽制作チーム。

神秘的なコーラスも交えて、世界を呪詛しつつも立ち上がろうとする、
ダークファンタジー風の心情曲も手慣れた物。

主題歌は1期OPの河井 英里さんや、3期ED等の志方 あきこさん等が、
幻想的な楽曲でスケール感を付与。

2期ではヒロイン役の水樹奈々さんが、
3期ではゲーム原作主題歌を歌唱したmisonoさんもMe名義でOPを提供。


ただ原作組とすれば、ゲームの桜庭 統氏のBGMや、
ヒロイン&主人公の気持ちをジャストミートした傑作主題歌を
差し替えてまでやる必要があったかと言えば……。

但し、奈々さん歌唱の挿入歌「うちへ帰ろう」等はプラス要素として評価。



【余談】
外崎 春雄監督×キャラデザ・作画監督・松島 晃氏。
制作プロデューサー・近藤 光社長が率いるufotableのスタッフ。
と言えば『鬼滅の刃』の制作チーム。

よく出来たゲーム原作OVA程度だった本作が、
日本映画史上に残るヒットを飛ばした彼らがかつて、
技と絆を高め合った足跡として振り返りたい作品になってしまうとは。
よもやよもやだw

本来1期だけで終わる予定だった本シリーズを、
自身の強い要望により、5年かけて完結させた外崎監督。
これ!と決めた作品への半端ない執念が、
今後『鬼滅の刃』でどう発揮されるのか?楽しみでなりません。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 12

62.1 4 モンスターアニメランキング4位
魔法先生ネギま! もうひとつの世界(OVA)

2009年9月15日
★★★★☆ 3.6 (79)
468人が棚に入れました
麻帆良祭が終わり、夏休みに入った麻帆良学園中等部。魔法使い見習いのネギ・スプリングフィールド率いる3年A組の生徒たちはそれぞれの夏休みを過ごしていた。
夏休みの間、大魔法使いである父親を探しにウェールズに行き、見つかるまで帰らないというネギの言葉を聞いた明日菜は、「みんなでネギのお父さんを捜し出してちゃんと学園に帰ってくるクラブ」――、通称「ネギま部(仮)」を設立する。
生徒ながらも実は吸血鬼のエヴァンジェリンが名誉顧問となった「ネギま部(仮)」は、彼女の提案で部員の証として白い翼の形のバッジを付けることになった。
ほかの3Aのクラスメイトは、そのバッジを奪えば「ネギま部(仮)」に入ってイギリスに行けると聞いて…?

lg さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

-感想-

鑑賞回数:1回 ※評価はしてません。

【総合】
----------
 これから感想更新していきます「(゚ペ)

投稿 : 2024/04/13
♥ : 2

ootaki さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7

前回の続き

OADシリーズの続きですが、以前よりはましになってはいますが、やはりイマイチですね。
オススメしたくないですね。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 2

60.5 5 モンスターアニメランキング5位
KITE LIBERATOR-カイトリベレイター(OVA)

2008年3月21日
★★★★☆ 3.6 (83)
368人が棚に入れました
前作「A KITE」で肉親の復讐を果たした殺し屋の砂羽は、忽然と姿を消して行方知れず…数年後、都会の闇に一人の少女が軽やかに舞う。死の天使は鮮やかな手口でターゲットを抹殺、再び闇の中へ消えて行った。ごく普通の高校生活を送る少女・百南花(もなか)。その地味で控え目な装いは彼女の一部分。表裏一体のもう一面……それが死の天使、百南花のもう一つの顔だった。彼女の知られざる過去と運命の皮肉に翻弄されながらも決して絶望しないその強さと同時にデリケートで繊細な彼女の心。その眼差しの先に見える未来は!?
少女・百南花が闇を撃つ!!

plum さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

作品としては0点だけれど個人的には好き

まず、ひとつの作品として、全く成り立っていません。

梅津氏がやりたいことを、詰め込んだだけの作品。最大の欠点は、ストーリーが完結していないこと。製作段階で続編の製作が決定していたわけでもないのに、この結末はありえません。ただ監督が自己満足するための作品でしかありません。OPで宇宙ステーションが出てきたときに、ちょっと違和感がありました。KITEを冠しているからには、前作「A KITE」の退廃的な世界観は同じだろうと思っていたから、SFって合わないんじゃないだろうか、と。見終わってみると、やっぱりストーリー的に無理がありすぎたと思います。

劇中に提示される多くの謎、伏線は、全く回収されません。人物の背景も描かれません。例えば主人公の百南花(もなか)は、普通に高校に通っている様子ですが、なぜ殺人を請け負うようなことをしているのか、全く描かれません。人物の掘り下げは放棄されています。DVDが投売りされるのも分かります。

と批判しまくりですが、実は私は好きだったりします。なぜかというと、梅津正臣のキャラクターデザインとアクションが好きだからです。そう、見所はアクションと作画しかないんです。ガンアクションを中心とした動きは、相変わらず素晴らしい。そしてキャラデザは、「A KITE」と比べるとデフォルメが進んでいますが、この人の絵は個人的にかなり好みで魅力的に感じます。特に美少女とおっさんキャラがいいですね。エセ京都弁のヒロイン、なかなか可愛いと思いますよ。逆に、若い男キャラは苦手なのか、興味ないのか、あまり魅力を感じないですけどね。

つまり、梅津氏のアクションとキャラだけである程度満足できるひとでなければ、見る価値はないかもしれません。本人は続編に意欲的ですが、実現する可能性は極めて低そうです。お蔵入りの企画が多いのも、本作を見ればやむを得ない気がします。脚本だけ本職の人を使って、他を梅津氏がやるアニメを期待しましょうか。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 8
ネタバレ

りおんぱん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

A KITEの続編と出してるのに関連性・まとまりゼロ

びっくりするくらい謎のまま終わり、完結もしていない。
最悪です…。

{netabare}
砂羽がいなくなって数年後の話で
百南花が砂羽なんじゃないかな?と思ったけど
小さいころからの生い立ちを観ていると違う…
百南花はなんで殺し屋をやっているの?

展開的にSFになってる

最後、化け物になったお父さんと再開して…で?
終わり!?

A KITEとのつながりの話もないし
続編として出すんじゃなく新しい話にすればよかったと思う。
続編だと思って期待して落とされる。
{/netabare}

投稿 : 2024/04/13
♥ : 4

じか さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

梅津泰臣の絵を見るだけのアニメ

 前作A KITEはそこそこツッコミどころはあれど、それをなんとかできるほどのアトモスフィアがあってそれなりにちゃんとお話も纏まっているので見て損はありませんがこれはおすすめしません。
 今作では前作の魅力でもあった無国籍風の雑多な雰囲気がただのよくあるどこかの街になっていて前作とは繋がりのあるはずなのにまるで世界観が違うようです。
 また、お話も前作では暗殺者の少女を取り巻く環境でしたが今作ではなぜかSFというかモンスター的なものが出てくる方向性になり、お話も単純につまらないので前作がよい意味でのB級だとすれば今作はB級ですらないつまらない作品だと思いました。ちなみにこの作品は途中で終わっていますが前述したとおりつかみには大失敗しているので後編がでることはないんじゃないかなと思います。
 ただ、貶してばかりですがキャラが動いているところとかはすごくいいです。序盤の暗殺したあとに駅の屋根からホームにシュタッと降りてくるところなんかはホントに好き。アニメーター梅津泰臣のファンぐらいしか見る必要はないと思います。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 4

64.8 6 モンスターアニメランキング6位
エイリアン9(OVA)

2001年6月25日
★★★★☆ 3.6 (76)
258人が棚に入れました
第9小学校に通う主人公・大谷ゆりは6年生に進級して早々、危険で気持ち悪くて誰もやりたがらない係「エイリアン対策係」に選ばれてしまった。その活動内容は、ボウグと呼ばれる共生型エイリアンを頭にかぶり、学校に出没するエイリアンを撃退・捕獲すること。対策係となった3人の少女たちは、「エイリアン対策」の日々の中でそれぞれが抱える心の問題に向き合い、絆を深め合っていく。そんな彼女たちをよそに、次々に襲い来るエイリアン達や、学校の大人達は、様々な陰謀を張り巡らせ彼女らを巻き込もうとしていた。

お茶 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

ズレが生み出す雰囲気

[エイリアン9]

全4話。クラスの中でエイリアン対策係となって3人の少女で(奴隷化=エイリアン化を実は目論まれてる)、次々学校に現れるエイリアンと戦うお話。とりあえず第一印象はこれは名作の予感と感じた。頭に味方側のエイリアンを装備して戦うのです。旧作風でありいい意味で凡庸で、カワイイ、のほほ〜んとした作画との、エイリアンの画とCGは怖いでもなく気持ち悪いでもなく、ウー・マ生物の雰囲気を出していい意味で浮いている風な所がギャップがありシュール。JCとは思えない画力。

エイリアン討伐時は授業を休んで戦うし、倒せない場合は夜通し。子供向けアニメのようで子供には見せてはいけない内容。4話でしかもこれからって所で終わったのが悔やまれます。そもそもかなり端折っているし説明もナッシングwでも惹きつける魅力を持った作品なのは間違いない。画面の切り替えとサントラは見事。サントラ集はプレミア価格が付いてるみたいです。しかしながらテーマ性を含んでいる事は確かなのですが妄想しないといけない演出止まりが難点。

何でも先生が敵エイリアンのようで(ここら辺の説明不足も難)ひたすら無理強いをしてくる体罰教師なの?とも思った。それとも嫌なことを続ける先に何かアル的なものかと期待してましたがハズレ。エイリアンが心を持っていて、先生が敵らしいのでそこら辺を+して本作を視聴してみると案外これはよさげとも感じた。まあ三人の少女が酷い目にあいます。バトルは単調ではなく小型、大型と色々出てくる。バトルは陰湿でもあり、まるで昆虫採集のようでもあり、逆に採集されてる節もあるし、主人公は泣きじゃくる。

全体通して1話1話の世界観のズレ、エイリアンと人間と学校の画のズレ。場面の焦燥感とサントラのズレ。もうズレにズレて堪らなくシュールな雰囲気。雰囲気だけでも味わえる一品。謎や続きの部分は原作買えと言わんばかりの作品でありんす。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 22
ネタバレ

るぅるぅ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

私がエイリアン対策係!? ごめん、無理ですw ※異質な気持ち悪さに脱帽。

OVA 全4話
原作:漫画 富沢ひとし
ジャンル:SF
粗筋はあにこれより割愛

設定と中身のギャップに負けた節が大きいです。
エイリアンのグロさを描いたバトルアニメぐらいで安易に観ましたが良い意味で裏切ってくれました。

エイリアンの気持ち悪さも多少ありますが、作品全体を包み込む陰鬱な空気・得体の知れないモノに関わってゆく怖さが混ざり合い先を読めない要素に魅了されました。
異質な気持ち悪さが終始まとわり付き引き込まる作風と独特です。

また、その空気に可愛い気なキャラをぶち込んだ設定に焦燥感を駆り立てられます。

ひたすらエイリアンを殺してゆくわけですが、エイリアン対策係に渋々なったヘタレ少女が逃げ続ける物語の視点からも描かれています。

エイリアンの存在が日常である世界観に抗う姿は不条理劇とも見え面白いが、人によっては苛々するかもしれませんw
{netabare} 特に2話あの拒絶は凄かったw{/netabare}
状況の閉塞感は強いが、誰も好んでエイリアン対策係はしたくないという自己投影キャラとしては最適。

作画。バトルシーンが何気に迫力あります。本当にJCが作ったのかと感心させられました。バトルが単調にならないようにエイリアンの性質・デザインと特徴的。

4話以降は制作されていませんが、露骨な謎について一切説明する気がなく漫画買いなさい、という終わりですw
あの結末を観ては買わないわけにはいかない、それだけ楽しめた作品であることは確かです。

完結さえしていれば、SFアニメの名作に成り得る作品です。
 
人によっては鬱・グロと抵抗あるかもしれません。また、キャラデザインも観るステータスで敬遠するかもしれませんが、一度は観て欲しいです。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 15

お茶 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

ガッツリと心をえぐってくる怪作<追記>

ヤングチャンピオンで連載されていた原作 富沢ひとしの作品。
一部の間で人気を博したらしい作品。原作既読。

「電脳コイル」に「まどマギ」を足した感じ。
危険で気持ち悪くて誰もやりたがらない係「エイリアン対策係」に選ばれたJS3人が、
学校に出没するエイリアンを撃退・捕獲する物語。

本作最大の売りはグロくて造形深いデザインのエイリアンと、
ジュブナイル風でありながら、気持ち悪い質感が伝わってくる演出と世界観。

体操着にスパッツ、ローラーブレードとプロテクターの装備。頭には共生型エイリアンを装着しエイリアンと戦うという不思議設定。捕獲優先で麻酔銃で不殺する戦闘。エイリアンのバリエーションも豊富で、その都度、戦い方を模索し葛藤する様子が描かれる。敵なのか味方なのか、はたまた共生を目論んでいるのか。


不思議の国のアリスやグリム童話を初めて観聞きした時の、
あの得も知れぬ怖さと面白さはなぜだろう。

本作はそんな感覚に陥る作品だ。

不安や恐怖や悲しみといったネガティブな感情は人間の一番強い感情という。
「恐怖と笑いは本質的に同じもの」ともいう。
「よく分からないけど面白い作品」は、こうしたネガティブな感情を含む傾向がある。

あまり多くを語ると面白さが減るのでここまでにしますが、確実に賛否分かれる作品で、万人受けはしない。鬱もの、グロ、ホラー耐性のある方にはおすすめ。整合性重視の方はきついかもしれません。

惜しむらくはいいところで終わった点。
もし最後まで制作してくれればまどマギ系譜に入ったであろう作品。それでも充分な出来栄え。

Q.面白いアニメとは
A.何年経っても心に残っている作品=エイリアン9

投稿 : 2024/04/13
♥ : 10

65.8 7 モンスターアニメランキング7位
メガゾーン23(OVA)

1985年3月9日
★★★★☆ 3.6 (56)
229人が棚に入れました
省吾がB.D.に敗れ去り、何処へともなく去って半年後。軍に智美の殺害容疑を掛けられたという理由もあり、新たな友人のライトニング率いる暴走族「TRASH(トラッシュ)」の元に身を隠していた省吾は、半年ぶりに由唯に再会する。その頃、街では軍に支配されたバハムートにより軍の広告塔と成り果てていたイヴを通して、人々を戦争に駆り立てるメッセージが連日流されていた。しかし、実はバハムートは完全には軍の管理下に落ちてはおらず、本来のイヴとも呼ぶべきもう一人のイヴ(軍によって作り出されたものではない、以前同様のイヴ)が現れ、7Gのオペレーターである省吾に対し、自分にコンタクトして欲しいとの呼び掛けを続けていた。省吾は半年間自分を待ち続けた由唯のわだかまりを身と心で解いて想いを伝えると、本来のイヴに会う為、そして彼女が何を自分に伝えようとしているのかを知る為、TRASHの助けを借りる。その頃、デザルグは本格的なMZ侵攻を開始していた。

声優・キャラクター
久保田雅人、川村万梨阿、荘真由美、冨永みーな、塩沢兼人、宮里久美、高木均、三ツ矢雄二、山寺宏一、鳥海勝美、曽我部和恭、郷里大輔、沢木郁也、板野一郎、小林清志

kuroko85 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

アイコンが有るヴァージョン(内容無関係)

実は他の画像なしのアイコンにも
同タイトルがあり、、、
どちらにコメントしてよいのやら、、、

この作品に出合ったのは遠い昔、
関西で春休みや夏休みにその名もベタな
【アニメ大好き】という特集をしていました。
確か読売系のTV系列で放送しており、
その中のプログラムとして、
シリーズ三作を見たのを覚えています。
確か同時に【ブラックマジックマリオ66】もやっていました。

さて、見直した感想ですが
80年代満開ですね。
作中で語られる全ての事柄が、80年を象徴しています。
流石に話の核心は今では目新しくもありません。
ただ、バイクがロボットになる発想は、この頃から
日本のアニメでは日常ですね。
昔を懐かしく思いながら見せて頂きました。
そんな私の第一印象は、
塩沢兼人健在!ということかもしれません。
後、美樹本晴彦のキャラデザですか

投稿 : 2024/04/13
♥ : 5

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

修正版は非推奨。ベッドシーンあり版で。それでも面白くはないです。

 マクロススタッフですねえ…作画・キャラデザ・色彩・動き・セリフ全部です。
 設定もマクロスに似ておりますが、どこが似ているというとネタバレになるので止めておきましょう。簡単にいえばマクロス+マトリックス…です。マトリックスほど電脳世界の話ではないですが、SF的に言って設定もプロットも時代を先取りしたなかなかの水準だと思います。

 ただ、キャラの演技・演出・セリフがなんというかもっさりしているというか、時代を感じさせるというか。キャラに演技をさせたいというスタッフの気持ちは伝わりますが本当にもっさりしていて、無駄な動きが多いです。そこが一番気になりました。

 それとバイク設定がイマイチでした。スピード感があるわけでも、カッコイイ変形ロボなわけでもなく、当時の流行でギミックとして使っていたのだと思いますが、せっかくいいSFの世界観に必然性のないメカをいれたなあという感じがします。

 歌はまあ当時の音楽の中でもレベルは高いほうではないでしょう。キーボードやドラムなどが電子化されていくなかで、ドンチャンやっているだけの魅力がない音楽でした。

 で、本作の有名なベッドシーンですけど配信版はカットされています。なんでそういうことするかなあ、と思います。絵ですよ、絵?何がしたいんでしょうか?別にこんな絵柄のアニメのセックスを見たところで倫理的、道徳的に何が問題なのかさっぱりわかりません。

 そして何より許しがたいのは、この作品。このベッドシーンでの主人公の語りで、SF的世界観を説明します。それが全部カットになってます。これは作品を殺しているだけです。そこのシーンのためにこの作品はスタッフが頑張ったようなところもあります。本当にいい加減にしてほしいです。

 で、肝心の面白さは、ベッドシーンノーカット版で評価したとしても、面白くはないです。設定・世界観等SFとしての出来はいいですけど。OVA作品の世界では名前が知られている方だと思いますが、スタッフの知名度と時代性でしょうね。古典的なアニメオタクを目指すならチェックしておけばいいでしょう。

 SF設定でストーリーの評価は加点。キャラ造形がデザイン以外はあまり良くないので減点。音楽は…という評価です。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 5
ネタバレ

涼宮ハルカスキー さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

OVAの先駆け的存在

公開当時VHSをレンタルして視聴しました。
あの頃、OVAというジャンルが遂に市民権を得ることが出来て、TV放映では描けないような過激な内容を、映画よりも小回りを効かせて次々と量産していくぞという風潮の中、本作品はリリースされました。

本作品のコメントで、マクロスの二番煎じという内容が散見されますが、そんなのは当たり前のこと。マクロスのスタッフに次の金儲けのタネとして作らせた作品ですから…

内容としては、そのようなトンガッた目的の為に作られたものなので、インパクトのあるシーンは多いものの、全体のストーリーとしては評価しづらいものでした。

ただ、ガーランドはデカくてカッコイイですねー(AKIRAの金田バイクには劣りますが…) ああいう無茶苦茶なバイクには一度乗ってみたいです。

最後に…
{netabare}あの時代に、バーチャルアイドルを出そうと考えたスタッフのアイデアは評価に値すると思います。{/netabare}

投稿 : 2024/04/13
♥ : 5

67.1 8 モンスターアニメランキング8位
ポンコツクエスト~魔王と派遣の魔物たち~(Webアニメ)

2013年9月23日
★★★★☆ 3.9 (64)
185人が棚に入れました
魔王に仕えるポンコツな魔物「カク」と「イムラ」の、グダグダな日常を描いたコメディアニメ(全19章)。

魔王様に言われるがまま、さまざまな場所に派遣社員の様に飛ばされる二人。その度文句を言ったり、ケンカしたり…。
RPGのようなファンタジーの世界で、現代人のようなグチをこぼす彼らは、果たして立派な魔物になれるのか!?

監督脚本は「ヤイヤイ森のコミー」の松本慶祐。プロデュースは「かよえ!チュー学」などの会話劇アニメを得意とし、様々なキャラクターコンテンツを手がけるPie in the sky。
(公式サイトより)

KANO さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

月に一度の楽しみな4分間

言わずと知れた某レビュアーさんの推し推し作品

魔王軍に派遣されたポンコツ魔族カクとイムラを
中心にグダグダな日常を描くショートコメディ

6シーズン65章迄視聴
個人的には合間で観るには最高に心地良い作品です。
監督、脚本、企画、声優を松本慶祐さんという方が
主に1人で製作してます。凄いわ〜
声はボイスチェンジャーを使用しているそうです。
漫才、ショートコントの類いですが
本当にこの方はセンスの塊りですよね(^^)

回によってやはりムラは有ると思いますし、
ギャグなので各々で合う合わないも有りますが、
必ずハマるネタも有ると思います。
往年のRPGを彷彿させるバトルシーンはツボです。

私のお気に入りは
第十章『属性』 第十三章『再戦』 第十九章『怠惰』
第三十二章『賭博』 第三十六章『撃退』です(^^)

第百章目指して頑張って欲しいですね。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 19

ようす さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

ポンコツな魔王軍下っ端たちが、魔王様に派遣されてクエストに出るとこうなる

もともとはyoutubeで配信されていたwebアニメ。

現在はサイトやyoutubeで、
期間限定&数話限定で配信中。TV放送もやっています。

現在(2019年9月)は第5シーズンまで放送されていて、
第6シーズンは2019年10月より放送予定です^^

普段は見終わった作品のレビューしか書いていないのですが、

この作品はまだまだ続きそうなので、
一度区切りとしてレビュー書いておこうかなと。

1話が4分なので、
手軽に観れます♪

第5シーズンまでは、全60話です。


● ストーリー
緑のスライム・イムラ。
角のはえた魔物・カク。

魔王軍に所属する彼らは、
勇者を倒すために与えられた仕事に取り組む。

魔王さまの命令でいろいろな場所に行ったり、
いろいろな魔物に会ったり、
時には勇者と戦闘になったり。

弱い二人だけど、
彼らなりに一生懸命?仕事してます。


全編コメディです。
ボケとツッコミの応酬です。

二人の漫才のようだったり、
他のキャラも巻き込んだコントのようだったり、
形態は様々です。

ボケ・ツッコミ役は回によって変わります。

基本はイムラさんがツッコミで、
カクさんがボケなことが多いですけど。

テンポがよくて
思わず吹き出してしまう笑いも多いですw

逆にウケを狙いすぎてイマイチな回もありますけどw

すごいのは、脚本・作画・声優まで、
ほぼ一人で作っているということ。

いろんなキャラがいてゲスト声優さんも登場しますが、
ほぼすべてのキャラを一人で演じているのがいまだに信じられないw

絵は大きく動きはありませんが、
細かく表情も動いていたり、違和感は全然ありません。

むしろ可愛い♪


≪ RPGな世界観 ≫

魔王軍所属の下っ端ということで、
RPGな世界観です。

死んでしまうこともあるけど、
すぐ生き返れますw

面白いのは、
彼らが弱い下っ端ということですねw

「もし勇者と戦ったら」のシュミレーションから、
「伝説の剣を固定する仕事」「勇者を探す仕事」など、
そんな仕事もあるんかいというところがすでに笑えます。笑

終始のほほんとしていますw
だから、時々戦闘になると緊迫感(常にピンチ)があって、またいいのです♪


● キャラクター
スライムのイムラさん。

可愛い見た目に反して、
結構毒舌ww

でもこの作品の中の常識キャラでもあります。

スライムだから弱いけど、
キャラの個性は強い!!

属性変化や知り合いのスライムたちなど、

彼の秘密が明かされれば明かされるほど、
目の離せなくなるキャラでしたw

初期のころから“爆笑問題の田中さん”なイメージのキャラです。笑


角のある魔物のカクさん。

魔王軍をブラック企業と呼び、
とにかく自分の欲に忠実な男ww

それで痛い目を何度見ても懲りないやつですw

イムラさんと二人の時はボケの立ち位置ですが、
他のキャラが登場すると冷静なツッコミ役にもなっています。

普段は変に強気な彼が、
ピンチな時に泣きながらまくし立てているのが面白かわいいですw


他にも個性的なキャラがたくさん…。

私のお気に入りはイムラの知り合いのスライムたちでしたw
彼らの種類や活躍をもっと見たいw


● まとめ
短い時間の中に笑いとやり取りがぎゅっと詰め込まれていて、
毎話楽しめました♪

1話完結の話が多いので公開中のものだけでも楽しめますが、

話と話は関連していたりするので(特に第5シーズン)、
無料で公開されているもの以外も視聴することをおすすめします^^

これからも彼らがどんなお笑いを…じゃなかった、
どんなお仕事をするのか楽しみです♪

投稿 : 2024/04/13
♥ : 17

ウェスタンガール さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

派遣の品カク

何せ魔物なわけで、もう清々しいほどのクズさに品格さえ感じるパクちゃん(カクです!)と、ツッコミ気質のイムラさんの掛け合いがすこぶる楽しい。

何より、彼らの上司である魔王様がやさしい。
いつも目をかけ、スキルに応じたクエストを与えるてくれる。
世のブラック企業は見習うべきだ。

加えて、彼らにからむサブキャラたちがまた良い。
魔道具店の“おじいさんだから”のヤブキさんと犬のコロ、サイコ加減が微笑ましい。
実は若宮正子さん張りにスキルの高そうな魔女のニシノさんのトークはジワるね~。
近所のコンビニや町医者の受付には絶対いそうなウザいオバハンのアマノさんはカクさんの一番の天敵かも。
他にも、同級生にもいた“一人遊び”が得意な“イタい”子供の代表である、スタモン使いのイマズカくん。
いんぎん無礼で立ち回りがうまい後輩のニイズマを始め、とても愉快な仲間たちだ。

一挙配信もしている。
疲れた時にはコレが一番だ。

教えてくれたクソメガネ^^さんに感謝!!

投稿 : 2024/04/13
♥ : 8

62.5 9 モンスターアニメランキング9位
アルスラーン戦記(OVA)

1991年8月1日
★★★★☆ 3.4 (39)
154人が棚に入れました
大陸の東西公路の要所として巨額の富と華麗な文化を誇り、巨大な勢力を持つパルス王国が西方の蛮族ルシタニアの侵攻を受けた。時の国王アンドラゴラス三世率いる大軍は、強力な兵力で他を寄せ付けなかったが、万騎長カーラーンの裏切りによって一日で壊滅。王都は炎上し、ルシタニア軍の足音が高らかに響き渡った。アンドラゴラスは不気味な銀仮面の男に捕らえられ、国王を守ろうとした大将軍ヴァフリーズは殺されてしまう。難を逃れた王太子アルスラーンは、忠誠のもとに集まった強者たちダリューン、ナルサス、ギーヴ、ファランギース、エラムら五人の協力を得て、王国復興のために立ち上がった。

Zel さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

善と悪、権力と夢、憎悪と欲望渦巻く、疾風怒濤のスペクタクル英雄絵巻

1991年上映角川作品

原作は田中芳樹による大河ファンタジー小説
中世が舞台の剣と鎧の時代
大陸公路の中心に位置する大国家パルスの皇太子アルスラーンの物語
敵国ルシタニアによって攻め込まれ、奇襲、策略、裏切りにより王都エクバターナが炎上、陥落してしまうところから物語は始まる
なんとか逃げ延びたアルスラーンは万騎長(マルズバーン)の一人である黒衣の騎士ダリューンに護られながら王都奪還を掲げ流浪の旅に出る
アルスラーンは14歳という若さながら不思議なカリスマを持つ少年
その人柄、王としての器に惹かれ
本当は宮廷画家になりたい天才軍師ナルサスや女好きの吟遊詩人であり弓の達人ギーヴなど個性的で強力な仲間を得て軍として、王として成長していく

もともと原作者は銀河英雄伝説の著者なので戦略などのアイディアは超一流
世界観はしっかり設定されてて、作画も綺麗、キャラも魅力的、音楽も素晴らしく極上の作品に仕上がっています
間違いなくお勧めできるタイトルですよ!

レンタルショップにはなぜか置いてないのだが、観る機会があれば是非見て欲しい作品です
僕はAmazonでフランス版のDVD-BOXが安かったので購入
オリジナル日本語版も付いてるので問題ありません
リージョンコードがPALなので日本製のDVD Playerで再生はできません
PCなら問題なく視聴可能です

主人公皇太子アルスラーン演じるは山口勝平さん
犬夜叉や名探偵コナンの怪盗キッドもやってます

黒衣の万騎長ダリューン演じるは井上和彦さん
タッチの新田明夫、夏目友人帳のにゃんこ先生などを演じるベテラン声優さんです

天才軍師のナルサスを演じるは(故)塩沢兼人さん
希代の名優です
ふしぎの海のナディアのネオ皇帝
ゲームスナッチャーではランダム・ハジル
など様々な名キャラを演じてます

アンドラゴラス王演じるは大塚明夫さん
攻殻機動隊のバトーさんですね

古い作品なだけあって有名声優が目白押しで出演しているのも見所の一つです!

投稿 : 2024/04/13
♥ : 16

ひげ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

当時はめずらしいかもなハイファンタジー

映画見にいったなぁと・・・あんまり覚えてないですね。基本話が暗いので。
後にOVAとあわせてみたのは覚えてます。

角川のお家騒動ですったもんだ。原作も未完?
個人的には原作からの天野絵が大好きでした。

ロードスが天下取ってる時代にめずらしく、魔法的なものはでてこない。モンスターはいる。
実際の歴史をなぞっているところがあり、結構硬い話。









投稿 : 2024/04/13
♥ : 3

nico81 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

いまだ未完とは…

今更観た。
名優揃いの声優陣。彼らの喋りの応酬を堪能しました。
が、銀英伝に先立っての再アニメ化にも期待しています。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 2

63.5 10 モンスターアニメランキング10位
戦え!!イクサー1(OVA)

1985年10月19日
★★★★☆ 3.5 (27)
97人が棚に入れました
「破邪大星ダンガイオー」や「吸血姫美夕」の平野俊貴(当時は平野俊弘)監督によるSF美少女アクション。ヒーローアニメ、特撮のオマージュが豊富に盛り込まれたこの作品の音楽は、特撮音楽の大御所、渡辺宙明。宇宙の侵略者、クトゥルフの魔の手が地球に迫る中、女子高生加納渚は、イクサー1と名乗る女性に「一緒にクトゥルフと戦ってくれ」と頼まれる。

声優・キャラクター
山本百合子、荘真由美、戸田恵子、安藤ありさ、塩沢兼人
ネタバレ

ユニバーサルスタイル さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

映画+アニメ+特撮 それぞれの叡智を結集した傑作

このアニメには実に色々なエッセンスが詰まっています。

美少女が出てきてしかも女の子同士でイチャイチャする、美少女アニメ要素。
巨大ロボットに乗り込んで闘う、ロボットアニメ要素。
不気味な容貌をした化け物に人間たちが襲われる、スプラッター映画要素。
宇宙を股にかける生命体の侵略、SF映画要素。
巨大な敵とビル群を背に闘う、怪獣特撮要素。

このカオスさは80年代のアニメじゃないと味わえない。
イクサー1はそういった時代の象徴だと思います。
いずれも異常なこだわりが感じられて、面白いというか感動すら覚えます。
美少女好きなんだなー、怪獣好きなんだなーというのが見ていて分かります(笑)



ストーリー自体は極めて単純、分かりやすい。大味ながら直球で「愛!」をぶつけてくる辺りが最早清々しいです。


地球人のヒロイン、加納渚が異星人のイクサー1に惚れられて一緒に侵略者である悪の親玉、ビッグゴールドを打倒せんとします。
イクサーロボに二人で乗り込み悪をぶっつぶせ!!

敵も味方も愛ゆえに闘い傷つき倒れていく。そして愛ゆえに立ち上がる。美少女だらけでも完全に燃えアニメです。

燃え、というキーワードの中で力強い声質をもつ渚役の荘真由美さんと主題歌を担当する柿沢美貴さんの功績は偉大です!荘さん最高です!!


女の子は可愛いしロボットはカッコいいし音楽も素晴らしい。
重厚なテーマみたいなものはなく、ただひたすらに娯楽作です。

ちょーっと今見ると異様な雰囲気かな?と思いますので、今のアニメが好きな方には全くオススメできません。
全3話(巻)、次に続きます。


ちょっと思ったこと
{netabare}
この『戦え!!イクサー1』というタイトル。
もしかして『戦え!オスパー』のパロディであったりするのでしょうか。
話は全然関係ないし響きが似てるというだけなので多分違うとは思うのですが。
気になりました。
{/netabare}

投稿 : 2024/04/13
♥ : 9

takato さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

80年代ハイクオリティーova+百合=強烈!。

 某新旧アニメ紹介動画で興味をもって視聴。80年代ovaらしく、ハイクオリティーで無駄にグロ+エロだけど、エロが百合要素強し!なのも、80年代デザインだけど古びない可愛いキャラデザで、現代でも十分楽しめる作品。敵も味方も百合カップルって!。


 下手な現代のアニメより、予算があってクオリティーが高くてキャラデザも良い昔の作品のが遥かに萌えも燃えもある。キャラデザの価値は、新旧で決まるんじゃなく、上手いか下手かしかない。塩沢さんが出てるのも嬉しい。モブにカミーユや鉄男がいるセンスは嫌いじゃないわ!。


 これはもうちょっとソフトにして2クールとかでTVアニメで見たかったかも。イクサー2のハカイダー感とかもそこで深められたらより良かったなぁ…。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 4

褐色の猪 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

特撮戦隊ヒロインもの風

特撮戦隊ヒロインもの風アニメOVA
キャラは基本女性

投稿 : 2024/04/13
♥ : 1

68.4 11 モンスターアニメランキング11位
刀使ノ巫女 刻みし一閃の燈火(OVA)

2020年10月25日
★★★★☆ 3.6 (20)
82人が棚に入れました
御刀で異形の存在<荒魂>を斬って祓う神薙ぎの巫女<刀使>たちの物語!

声優・キャラクター
茜屋日海夏、石原夏織、五十嵐裕美、藤田茜、沼倉愛美、上坂すみれ
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

キレイナセカイ

[文量→中盛り・内容→余談が本論系]

【総括】
テレビ本編「刀使ノ巫女」から数ヶ月後の世界。勿論、本編の視聴はあった方が良いですが、必須というわけでもなく、簡単な設定(荒魂は人間を襲い、それを倒すのが刀使ノ巫女)だけ入れとけば、とりあえず視聴出来るかと。

レビューでは、本作のテーマについて、「ダンまち3期」や「鬼滅の刃」などを例に出しつつ、色々思うことを。だから、あまりアニメの感想にはなってない(笑)

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
人と荒魂(モンスター)は共生できるのか。

私は2020年11月にA-TXで視聴したのだが、ちょうど同じ時期に、「ダンまち3期」が同じテーマで放送しているのが興味深かった。

勿論、(実質2話の本作とは)尺が違うので単純な比較は出来ないけど、本作とは違う終着点になりそうな予感(まだ途中なのでなんとも言えないが)。

本作では、最終的に「受け入れた」。まあ、「人間を害する能力」を保持していることと、「人間を害する意思」を持っていることとでは、当然、後者の方が危険なわけで。「意思」があるならば、人間であっても、銃やら刃物やらで人間を害することはできる。

そんなこと、理屈ではみんな分かっていて、あとは、それを「信じられるか」で。本作では「信じる」ことを選択しましたが、それがちょっと「キレイすぎる」という気はしました。

まあ、それも「作風」なので、「この作品ならこの結論であり」と思いましたが。
{/netabare}


【余談 ~厄災は、滅する? 受け入れる?~】
 {netabare}
「刀使ノ巫女の荒魂」「ダンまち3のモンスター」「鬼滅の刃の鬼」には、共通点があると思う。

人にとっては厄災であり、しかし、相手にも意志があること。

今日のテレビ番組で、ある社会学者が「鬼滅の刃」というタイトルに違和感を感じる、というか、現代の「鬼観」だな~と言っていた。

曰く、「鬼」というのは元来「災い」と近く、「滅する」のではなく、「祓う」ものだった。節分などが分かりやすいが、「鬼は外」と祓う(追い払う)ものの、毎年、鬼はやってくる。「鬼は不滅」というのが、古来の日本人の考え方だった。

「祓う(払う)」とはつまり、「距離をとる」「住み分ける」ということ。元々、日本人は、厄災にすら「神」を感じ、自身の被害を防いだ上で、その存在を認めてきた。

それが、日本人的な「共生」だった。

しかし、欧米の価値観の中では、厄災というのは、制圧するものであり、滅するものだった。一方に「服従」を強いるのが「共生」の形であった時代は長かった(と言ったら、怒られるかもしれないが)。

「鬼滅」というタイトルには、知ってか知らずか、そういう欧米的、現代的な思想が含まれている。そんな指摘だった(いや多分、鬼を文化的なものとして扱っているわけではないので、そんなに深みなくつけたタイトルなのだろうけど)。

鬼滅最後まで読んでないし、ダンまちはまだ放送中だからはっきりは分からないけど、(他作品について){netabare} ダンまちは日本的な「住み分け」に、鬼滅は欧米的な「征服」にあたると思う。 {/netabare}

しかし、現在の「ボーダレス」「グローバル」「違いを尊重」する世界を見渡すと、日本人的な「共生」でも、欧米的な「共生」でもなく、「同じ場所で対等に暮らす」という「共生」。これは、「刀使ノ巫女 一閃の燈火」にも見られて、やはり、現在的だなと思う。

ただ、昨今のコロナ騒動にも見えるが、「人間と野生」「人間と人間」の壁を全て取り払うこと。全ての距離が近づくことが、果たして正しいのだろうか、と、本作の「優しい世界」を観ていて、ちょっとした疑問、違和感を感じたので、レビュータイトルは「ヤサシイセカイ」にしてみた。
{/netabare}

【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
前編☆3
5ヶ月後か。もう大分忘れたな(笑) 主役の2人。まあ、めっちゃ強くなっちゃったから、ストーリー作りにくいよな。

意思をもつ荒魂。ちょうど、ダンまち3期でも同じテーマでやってる。それぞれ、どんな着地にするかな?


後編☆3
過去の色々を踏まえて、結局、人間に対する、というより同族を守ろうとしたコヒメ。ていうか、荒魂からのアプローチなのね。でも、結局許してしまう、ヤサシイセカイ。
{/netabare}

投稿 : 2024/04/13
♥ : 15
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

TV版とは真逆な・・・!?

TV版は視聴済み。
原作はゲームらしいけど、ゲーム音痴の私には何が何やら(笑)。

TVアニメ版と同様、物語は良かったと思います。
2話と短編だったせいもあるでしょうが、作画は改善されていた気がします。

TVアニメ版は展開が遅かったけど、こっちは異常に早かった(笑)。
まあ、2話ですからね。

{netabare}刀使と荒魂の共生。

テーマがダンまち3期とカブっちゃいましたね。
これは最近の流れなんでしょうか?

個人的には、結構微妙です。
作品中のその他大勢の人々と同じでしょうね・・・。
『飼い犬だって手も噛むことがあるのに・・・』って。
(いや、ウチ犬飼ってないや)
『飼いネコに手を引っかかれることもあるのに・・・』

ましてや、モンスター(荒魂)ですからね。
『今は良くても、いずれ裏切られるんじゃ・・・』って考えると思います。

{netabare}結果的に、この作品もダンまちも「信じる」選択をします。
綺麗ですよね。この結論。

納得はしないけど、とても理解出来ます。
モンスターも同じ生命と考えれば・・・。{/netabare}{/netabare}

などなど、色々と考えさせられる作品でした。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 10

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

「刀使ノ巫女 刻みし一閃の燈火」(とじのみこ きざみしいっせんのともしび、略称:とじとも)

この作品は、スマートフォン用アプリゲームに関連するOVAなんだそうです。
「胎動編」と「波瀾編」の2部構成になっているTVアニメ版は視聴済ですが、ゲームは未プレイなので置いてけぼりを食わないか少し心配でした。

ですが、TVアニメ版主人公の衛藤 可奈美(CV:本渡さん)や十条 姫和(CV:大西沙織さん)らも登場するので、全く別の物語を視聴している感覚には陥りませんでした。
それに「荒魂」を巫女が御刀で祓うという世界観は一緒ですしね…

そう言えば、レビューのタイトルにも記載しましたが、この作品には略称があるようです。
TVアニメ本編には略称なんて付いていなかったのに、OVAにだけ略称があるなんて不思議じゃありませんか^^;?


刀使――

それは人の世に災いをもたらす異形の存在『荒魂』を、
古来、御刀で祓ってきた神薙ぎの巫女である。

現代において、ほとんどの刀使は『伍箇伝』と呼ばれる
中高一貫の訓練校で学園生活を送る学生であり、
その一方で任務となれば特別祭祀機動隊という警察組織に属する公務員として、
御刀を手に職務を遂行する。
御刀が持つ特殊な力を引き出して戦う刀使たちの活躍が、
この国の平穏に大きく貢献してきた。

大荒魂タギツヒメによって引き起こされた『年の瀬の大災厄』から数ヶ月。
新たな春を迎え、甚大な被害を受けた東京都内も復興を遂げつつある。
しかし『年の瀬の大災厄』以降、関東一円ではさらに荒魂が頻出するようになり、
特別祭祀機動隊――刀使の力が必要となるケースは後を絶たない。
そんな緊迫した情勢のなか、タギツヒメと刀使の因縁の地である江ノ島で、
非常に強力な荒魂の反応が観測される。

前編のあらすじはこちら…
散逸した御刀の調査蒐集を主な任務とする赤羽刀調査隊。
安桜美炎は、調査隊の仲間と共に職務と鍛錬に励む日々を送っていた。
『年の瀬の大災厄』から数か月後のある日、特別刀剣類管理局は、
江ノ島にて正体不明の荒魂の気配を感知する。
行方をくらました荒魂の居場所を探すため、
美炎たち調査隊は、療養中の鈴本葉菜の補充要員として、
新多弘名という刀使を新たに迎え、捜索任務にあたるが……

後編のあらすじはこちら…
人型の荒魂コヒメは、美炎たち赤羽刀調査隊の面々と過ごす中で、
人間に対して心を開くようになっていた。
しかし「刀使は荒魂を斬って祓うことを使命とする」という事実を突きつけられ、再び心を閉ざしてしまう。
刀使と荒魂は敵対している――そのことに思い悩むコヒメと、そんな彼女を心配する美炎たち。
ある日、調査隊が荒魂討伐の任務に赴いている中、
コヒメは折神家の施設を抜け出して美炎たちの元へ向かうが……。


公式HPのINTRODUCTIONとSTORYを引用させて頂きました。

公式ホームページにはTVアニメ版「胎動編」の総集編のリンクが貼られています。
2020年12月31日までの期間限定配信なので、気になる方は要チェックです。
この総集編のために再編集され、新たに川澄綾子さんのナレーションが吹き込まれているという、気合の入った構成になっているので、懐かしさもひとしおです。

そしてOVA本編も序盤こそゲームから投入されたキャラで占められていますが、程無く可奈美・姫和が登場したと思ったら折神 紫・折神 朱音の折神姉妹の二人までも顔を拝見することができるのですから、ゲーム未プレイ組でも割とすんなり物語には入れる構成になっていたように思います。

それと少しだけ違和感を覚えた点がありました。
それは完走後にwikiをチラ見して気付いたのですが、ゲーム版の主人公である安桜 美炎(CV:茜屋日海夏さん)はTVアニメ版主人公の衛藤 可奈美のライバルとの位置付けなんだそうです。

私は刀使としての安桜 美炎の実力の底を知っている訳ではありません。
ですが、TVアニメ版で死線を何度も潜り抜けたことによって衛藤 可奈美は相当強くなっていると思います。
何せタギツヒメを圧倒する程の実力の持ち主であり、またTVアニメ版の物語終盤では十条 姫和に実力をも圧倒的に上回る剣技をお披露目してくれていましたから…
正直可奈美が本気になれる相手はもういないんじゃないかと思っていたので、この点には違和感を感じたかな^^;

本作のキーパーソンは、ここちゃん演じる「コヒメ」ちゃんです。
これまで居なかった新たな存在という立ち位置なのですが、転び方が見通せないので彼女の立ち振る舞いからは目が離せません。
OVA全2話なので尺はそれほど取れませんでしたが、コヒメの心の葛藤はしっかり描かれていたのではないでしょうか。
だからこそ、後半の展開が大いに盛り上がったんですけどね。

主題歌は、安桜美炎(茜屋日海夏さん)、瀬戸内智恵(石原夏織さん)、七之里呼吹(五十嵐裕美さん)、六角清香(藤田茜さん)、木寅ミルヤ(沼倉愛美さん)、山城由依(すみぺ)による「blurry shadow」
改めて出演されている声優さんの名前をみると、錚々なるメンバーが顔を揃えているのが分かると思います。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。
私はしっかり堪能させて貰いました。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 10

57.0 12 モンスターアニメランキング12位
i wish you were here あなたがここにいてほしい(OVA)

2001年10月12日
★★★★☆ 3.1 (15)
56人が棚に入れました
『i-wish you were here- あなたがここにいてほしい』は2001年に制作されたアニメ作品でアニメ業界初の試みとして、アニメイトによるブロードバンド番組配信サービスanimate.tvでインターネットストリーミング放送が行われた。
人間をモンスターに変えるウイルス「M34」とそれに対抗する組織「CURE」との戦いを描く。
ネタバレ

ラスコーリニコフ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

掘り出し物を探して2

Wikiに項目があるんで、その程度は知名度があるのだろう。

原作はGONZO、監督は水島精二(シャーマンキング、ハガレン、
ガンダム00とかの監督っぽ)

声優は有名どころで、

田村ゆかり 玄田哲章 三石琴乃 郷里大輔 飛田展男

あとは声優じゃねーけど、主人公がオダギリジョー


きっと面白いと思うんで、まずは見てくれば良いよ。

30分×4ですぐ終わるし、映画一本分!



{netabare}

普通につまんねー。


<第1話>
とりあえず変なスーツで戦闘から入る訳なんだが、ナノマシン
がどうこう言ってるから、多分舞乙HiMEみたいな理屈で動いてる
のかな。ノアというらしい。

GANTZに出て来るドレッド頭みてーな奴が、多分主人公か。

1話の中盤で顔付きからして変態の博士が、「地球外の~」とか、
このアニメのストーリーで重要そうな話をする訳なんだが、全く
話に付いていけない。

スーツ着て攻殻の光学迷彩みてーな感じで降下、ノアちょっと
カッコイイな。博士が濃い、郷里の声はインパクト強ぇ

巨神兵みたいな生き物が出て来て、よく分からなくなる。
そしてその巨神兵みたいな生き物を倒した生き物が更にイミフ。

何やら地球が宇宙人に侵略されているらしい。そういや濃い博士
がそんな事を言っていた気がする。

・・別にこれ見れなくはねーな。

結構やらかしてくれるGONZOだから爆裂天使級を期待したんだが、
・・爆裂天使も普通にアリな人が結構いるっぽいし、このアニメ
も楽しく見れる人がいんのかも。


<第2話>
面白くなんねー、プチグロい、ある意味安定してる。
オダギリ声1話じゃあまり気にならなかったが、違和感出て来た。

これ4話しかねーのに、2話の最初から20分頃まで何一つ魅せる
(魅せようとしている)シーンがねぇ。

もう、何を売りにしてるのかさっぱり分からん。

あれ・・なんでノア追われてんだろ、つまんなくて話スルーし
過ぎた。けど別に理由とかもうなんでも良いや。

しょぼい戦闘と、オダギリの安っぽい悲鳴しか見所なかった。


<第3話>
ああ、なるほど、ノア隊員が巨神兵モドキのせいでなんか悪い
ものに感染してんのか・・な。

2時間の映画でも最初の1時間はどうしようもねー事結構あるし、
ここから頑張ればまだ挽回出来るはず。頑張れGONZO。

オダギリ「俺達はなんなんです!?」

いや、それをホント聞きたい。なんなんだよ一体

暴走は巨神兵モドキのせいじゃなくナノマシンのせいなのか??

ストーリーが見えて来ない。1話の最後の方の話で、宇宙人と戦う
のかと思ったら、何やら違うっぽい。一体なんなのこれ。

ん~、3話は戦闘多くて結構見応えあった。


<第4話>
なんで田村にフラグ立ってんだろ・・。もう最終話だし、DVDの
表紙に思いっきり使ってるから、恋愛を売りに路線変更なのかな。

博士のキャラが良過ぎて、こんなマイナーなアニメに閉じ込めて
おくには勿体無い。

i wish you were here あなたがここにいてほしい

これまでのところアニメタイトルと全く関係ねー話だったけど、
なんかタイトルっぽい展開になって来た。しかもすげー無理矢理。

あー、すげー最終回っぽい、戦闘シーンも気合入ってる、そして
最後はすげー上手くまとめられたっぽい。

もう一回見ないと話が分からんけど、流石にもう一回は無理よ。


<まとめ>
とりあえず、戦闘だけは悪く無かった。あと俺は全然話が見えて
ないんで、外部のレビューから分かりやすい部分をパクって来た。

---
ウィルスによって人が凶暴化してしまうのやら、ナノマシン治療、
ウィルスの突然変異など、面白い題材を取り入れている。
ウィルスの変異の結果、人間の力では治癒することができなくなり、
一人の少女の力を頼らざるを得なくなってしまう by 新真那 様
---

---
監督自身が「説明不足だった」とダメ出ししていた。
地球外生命体が侵食してきて、女の子が新兵器としてイヤイヤ
戦いに利用される。そして"光の巨人"という超能力を発揮して
敵を倒すらしい。一応、男の方も変身?して戦っている。
by クレドの塔 様
---

ノアで敵を倒していく話だと思ったら、巨神兵モドキがドーン、
少女の出した光の生き物?ドーンで、ノア何の役にも立たないし、
なんか後半追われるしで、とても展開に付いてけねーです。

---
何の脈略もなく一目会ったその日から好感度MAXな主人公と
ヒロインに脱力しました。話の中核なんだろうから2人の話を
ちゃんとやって下さい。by taigi 様
---

いきなりデレる娘は珍しくはないけど、こういう真面目っぽい話
でやられると不自然。


やっぱもっと悲惨な内容じゃねーと、欲求は満たされないな。

こういう「掘り出さなければ良かったもの」じゃなく、掘り出し
た瞬間に圧倒的な負のパワーを感じさせてくれる作品じゃねーと。
{/netabare}

投稿 : 2024/04/13
♥ : 4

pear さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5

結局どうなったの主人公の2人

M34というウイルスに感染した人間は
モンスターに変身してしまうという現象が
各地で相次いでいた。
その為にNOAという組織がモンスター追撃を
するも、最後にはその隊員全員がM34に感染してしまう。


グロいところがところどころあるので
苦手な人は見ない方がいいかも。
最後、モンスター退治して
主人公の2人の行方がどうなったか
わからないまま終わった。
あの2人はどうなったのだろうか、、、

投稿 : 2024/04/13
♥ : 1

58.2 13 モンスターアニメランキング13位
極黒の翼バルキサス(OVA)

1989年7月25日
★★★★☆ 3.2 (14)
52人が棚に入れました
『極黒(きょうこく)の翼バルキサス』は、多数のコアファンを擁する、よしもときんじ&amp;うるし原智志コンビによるアニメ。『プラスティックリトル』などの名作を生み出した名コンビの、初期の佳作として有名な本作は、浮遊城バルキサスに潜む魔王に復讐を誓った少女レムネアの冒険を描く。

えんな さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

何とも・・・

時代の割に作画はいいけど、正直内容はさっぱり・・・
テンポが速すぎて薄っぺらい、ヒロインもなぜか好きになれなかった
45分くらいの作品です、いちおうファンタジーかな・・・

投稿 : 2024/04/13
♥ : 5

よると さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

作画は当時としてはすごい

某所で拝見。
うるし原智志で、エロありの作画だけど、当時としては(1980年代か?)すごくて圧倒するのではないかと思う。

私が思うに、シナリオはそんなに悪くはなかった。

男勇者の衣装がちょっとエロいのが気になりますな。
うるし原先生は男キャラも上手いから、絵を描く自分としては参考になります。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 2

しげ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

ダークファンタジー

微エロあり。物語としてはありきたりの魔王退治で、作画は
手描きにしては美しい方。80年代末の作品だが90年代の作品に比べて丁寧な作りになっていると思う。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 1
ページの先頭へ