ラブレターおすすめアニメランキング 13

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメのラブレター成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2020年10月26日の時点で一番のラブレターおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

75.6 1 ラブレターアニメランキング1位
ヴァイオレット・エヴァーガーデン Extra Episode(その他)

2018年7月4日
★★★★☆ 4.0 (133)
886人が棚に入れました
ヴァイオレット・エヴァーガーデン BD&DVD第4巻に収録。

第4話と第5話の間の、数か月間に起きた物語。
ヴァイオレットのもとに舞い込んだとある歌姫からの代筆依頼を描く、特別番外編を収録!

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

Times heals all sorrows_Get over, no worries_Cause nothing is more precious than love_Nobel, faithful, she is as pure as the driven snow_Oh dear heart, so sweet

好きだ好きだと言いながら円盤を買っていませんでした
奇しくも2019年7月18日の木曜日、京アニ第1スタジオで痛ましい事件が発生してしまい、何か僕に出来ることは無いのか?と模索した結果、「やはり僕には何も出来ない」という結論に至り、とりあえず好きだと公言している作品の円盤ぐらいは揃えておこう、とその日のうちに通販で円盤を取り寄せました
2018年冬期に全13話が放送、今観返しても京アニ最高傑作だな!と豪語できる名作中の名作ですが、テレビシリーズについてはそちらの方でレビュを書かせていただいたのでこちらは円盤の最終巻に1本だけ収録されてるOVAについて


第4話でアイリスの付き添いで初めて代筆の出張をこなしたヴァイオレット
第5話ではそれから数ヶ月経って、いくつかの大きな仕事をこなした後、婚約した姫と王子の国際結婚を手助けする大役を務めます
この第5話のラストでヴァイオレットは初めて劇中で笑顔を顔に出すのですが、いくらなんでも4話と5話の仕事の内容に差がありすぎる;
ってことで4話と5話の間にヴァイオレットが急成長、彼女のドールとしての人気も鰻登りするキッカケとなったエピソードが今作というわけです


ドール育成学校の師範、ローダンセ教官の推薦でヴァイオレットに初めて指名の依頼が訪れる
オペラ座の歌姫、イルマ・フェリーチェが恋文の内容を依頼したいという
しかしイルマの依頼は酷く抽象的で、全ての人が共感出来る恋文にする必要がある、と無理難題を押し付けるのだった
度重なる駄目出しに息詰まって弱音を吐いてしまうヴァイオレット
やがてその恋文の内容とは新作オペラのクライマックスを飾る歌曲の歌詞だと知る
愛を知らないヴァイオレットが、愛の歌など書けるはずも無い
愛について書かれた本を読み漁ったり、C・H郵便社の仲間達の協力もあり、ソレらしい言葉を選ぶことを覚えていくヴァイオレット
しかしイルマが本当に納得の出来る歌詞を書くためには、イルマがその新作オペラに強く拘る真意を知る必要があると悟るのだった…


5話で初めて笑う、と先述した通りこの話のヴァイオレットはまだ感情表現が希薄で、依頼主の真意を汲み取る力も拙い
その辺りが前半だいぶコミカルに描かれつつも、イルマがオペラに託す真意というのがあまりにも壮大で情緒的な為、後半では一気に真剣みが溢れだすスケールの大きなお話になっています
とても円盤のオマケというレベルではなく、クライマックスのオペラのシーン等も作画に要求されるクオリティがべらぼうに高い
もはや劇場版に相当する内容です!といっても過言ではないOVAとなっています
また、イルマ役のキャスティングに日笠陽子
イルマが歌う歌曲をわざわざTRUEに歌わせていることからも今作の“本気度”が伝わるかと思います


このエピソードのAパートのコンテ、演出はシリーズ演出も務めた藤田春香さんが行っています
ちょうど明日、藤田春香“監督”の処女作となる『ヴァイオレット・エヴァーガーデン外伝』を劇場に観に行くので期待が高まっているところであります


今作自体はネトフリでも配信されてるようですが個人的に円盤を揃えて欲しい理由は今作以外にももう1つあります
テレビシリーズ放送中に新宿ピカデリーにて数話分をまとめて再編集し、音声を5.1ch化した劇場公開版が各巻の特典ディスクについてるんです
これが結構テレビシリーズと違ってて、もちろん本編カットの数を増やしたり減らしたりしてるわけでは無いのですが、OPやEDの入りが全然違ったりと一気観するのに特化した繋ぎの良い編集になっているんです
OPが無いところにあったり、EDがあるところに無かったりとかね
一話一話に浸るのも良いのですが、改めて一気観してみても味わい深い作品であることが感じ取れる編集になってますので映画感覚で観るのにはコチラの編集が断然オススメです
ですから買ってくださいw揃えてくださいw円盤をね


今作でイルマがオペラに託した思いは、結果的に後々のヴァイオレットの感情を育んでいく事、すなわち娯楽文化が人の感情を育てるって事に繋がっているんです
京アニがアニメを作り続けているのも同じで、誰かの感情を育んだり、傷ついた人を救う事に繋がっているんだと思います


時間が解決出来ない事もありますが、逆に言えば時間が解決出来る事もあるんですよ
作品は生き続けますからね
今はただ、僕に出来ることを

投稿 : 2020/10/24
♥ : 18

えりりん908 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

ヴァイオレットが「愛を知る」ための、大切な話。

エクストラ・エピソード=外伝扱いになっているけど、
むしろ本編で描き切れなかった点を補ってあまりある、
優しさと美しさに満ちた、30分のショートストーリーです。

ここでは、本編ではあまり重きを置かれなかったというか、
他のところにかまけて十分には描かれていなかった感のある、
「愛を知る」ために行動し模索するヴァイオレットが描かれます。
そして、このエピソードこそが、物語全体の、
重要なポイントになっていると、思います。


実は本編で伝えたかったことがすべて、
この掌編のなかに詰まっている感じがして、
ヴァイオレット・エヴァーガーデンという物語は、
これだけで、もう完成してるんじゃないかって思ってしまうほどに、
人を愛することと、それ故の悲しさの意味が、心に響きます。


書架を漁っても同僚に相談しても図書館に通い詰めても得られない、
人の、「想いの在り処」に、
難しい「手紙」の依頼を通じて気付かせてくれた、
オペラ歌手イルマ。
そしてそれを、
まっすぐな心で受け止めて、
帰還軍人と愛する人が再会する約束の場所に佇み、
無数の蝋燭の灯りと、
無数の届かぬ手紙を、
じっと見つめ続けるヴァイオレット。

彼女が
この困難な依頼にこたえようと努力するなかで
どれほどのことを知り、
どれほどの「あたらしい感情」を得られたか。
想像するほどに、
心が打ち震えるのを
止められません。

本編ありきの、外伝ではありますが、
本編よりも素敵な、
物語だったと、思います。

投稿 : 2020/10/24
♥ : 36

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

「きっと"愛"を知る日が来るのだろう」

私はNetflixに入会しているのですが、作品をチェックしていたところ「ヴァイオレット・エヴァーガーデン スペシャル」と書かれた番組を見つけました。
「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」は、2018年に放送された作品の中で一番大好きな作品です。
そんな私が「スペシャル」という言葉を見逃す筈がありません。
このスペシャルにはExtra Episodeが用意されていたので、早速視聴することにしました。

このExtra Episodeは、本編の4話と5話の間に起きていた物語が描かれているそうです。
物語は道筋を指し示す序章から始まり、本編と同じ形でオープニングに繋がっていきます。
私には読めませんが、きっとこの作品のタイトルである「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」という言葉が綴られているんでしょう…

次の瞬間、広大な緑と青い空の下、ヴァイオレットが風に静かに吹かれている姿が画面一杯に溢れます。
そして画面は何度も見惚れたヴァイオレットの真っ直ぐ前を向いた表情を映していくのですが…
本編で繰り返し何度も見た映像であるにも関わらず、一気に溢れた涙が止まりませんでした。
人だけじゃない、全ての生物が懸命に生きる様…自然界における在り様がモノの見事に描かれていたのですから…
たった90秒に込められたこの作品に対する想いがどれ程深かったのか…
当時初めてこの作品を視聴した際に気付けなかったのが悔しくて堪りません。

涙の原因は言わずもがなですが7月18日に起きた第1スタジオにおける放火事件です…
様々なメディアが情報を発信していますが、過去作の発する情報は段違いです。
言葉にならない程繊細で緻密…「綺麗」という言葉で表現できる次元を遥か超越した珠玉の作画が動いているのですから…
もう芸術の領域に足を踏み入れている作品と言っても過言ではないくらい、あらゆるクオリティが群を抜いているんです。
これだけの作品を制作する作り手の皆さんを…と思うと言葉がありません。

でも、Extra Episodeでヴァイオレットは難しい依頼を受け、悩みながらも一歩ずつ前に進み続けていました。
依頼主が依頼の件で言葉を発したのは方向性だけ…
方向性だけで手紙が書ける筈なんてありません。
ヴァイオレットに境遇の似た人からの依頼…だったからでしょうか。
紆余曲折を経てヴァイオレトが紡いだのは、手紙を出した人の心にそっと寄り添ってくれる言葉の数々…
温かくて、優しくて、そっと背中を押してくれる手紙…
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングとエンディングは本編と同様です。
TRUEさんの歌う「The Songstress Aria」と「Letter」が挿入歌として使われています。

1話34分の物語でした。
Extra Episodeと言いながら本編との繋がりをしっかり感じさせてくれる作品だったと思います。
またこのヴァイオレト・エヴァーガーデンの様な京アニさんならではの作品に触れられる時が来るのを願っています。

投稿 : 2020/10/24
♥ : 22

71.8 2 ラブレターアニメランキング2位
可愛ければ変態でも好きになってくれますか?(TVアニメ動画)

2019年夏アニメ
★★★★☆ 3.4 (387)
1649人が棚に入れました
彼女いない歴=年齢な普通の高校生、桐生慧輝に宛てられた突然のラブレター。遂に彼女ができると喜んだものの、そこに差出人の名前はなく、しかも何故だか純白のパンツまで添えられていて……???彼をとりまく可愛い女の子たちは誰もが怪しく、そしてちょっぴりワケあり風味!?果たして“パンツを落としたシンデレラ"は誰なのか?謎が謎を呼び、変態まで呼び寄せてしまう、新感覚変態湧いてくる系ラブコメがはじまる……!!

声優・キャラクター
下野紘、竹達彩奈、日高里菜、野水伊織、本渡楓、大橋彩香、春野杏、河本啓佑
ネタバレ

ラティア さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

独特で面白い!

恋愛もののアニメを何回か見たことがあるものです。

{netabare}ある日、主人公ケイキへのパンツとラブレターが見つかる。そして、ケイキは書道部なので書道部を中心に犯人探しをする。犯人の候補にはみんな特徴があり、自分の好きなことに粉骨砕身している。ケイキは言動、行動に才覚を働かすが犯人は見つからない。犯人は一体だれ?{/netabare}


ひとりひとり典型的な感性を持ち、繰り広げられる恋愛にとても魅了しました。

投稿 : 2020/10/24
♥ : 2

ふじお さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

声優さんの力よね

作画も最初は微妙だな―なんて思ってましたがopもedも一人で作ってることを鑑みるとこれってそーとーがんばってるんじゃないかと。特にopは「アブソリュート・デュオ」並に驚異的なんじゃないかと。
そう考えると作画もそんなに気にならなくなってきて完走出来ました。
音楽も、コミカル、シリアスと場面によってメリハリがついてて劇伴として満点だと感じました。

でも一番は下野紘くんが絶妙ですね。ヒロインズの大概な発言に対するあの突っ込みのタイミングや調子がおもしろい。
そこだけでも十分観る価値あると思います。

投稿 : 2020/10/24
♥ : 3

根越 詠汰 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

見た目は可愛い女子達、その実体は・・・・・

 主人公 桐生慧輝と女子4人、親友、後から女子2人が織りなす面白おかしい変わった青春コメディいというのですかです。にしても、奇抜なタイトルだなぁです。

 所属する部室の掃除後、慧輝がつぶやいていると机の上にラブレターと女性物下着が置かれているという思わぬ展開から、物語は始まるのです。
 ガラスの靴ならぬ下着というかなり変わった、おかしなシンデレラ探しになるのです。

 慧輝が探りを入れる女子それぞれに、普通には思えない趣味?、願望?というのかを持っており、キャラの容姿のギャップがある意味面白さを引き立てているです。それは普通なら、退く人もいたり、逆にかなり受け入れてしまう人もいるかもしれないです。
 シンデレラ探しを中心に、彼女らに振り回される慧輝も面白いです。

 シンデレラ探し以外に、親友の恋の仲介もあったです。そのつてもあって、終盤やっと気づいた物語の核心に迫ることができるのです。

 シンデレラを特定する慧輝の計画、今まで気づけもしなかった意外な誰かさん、思わぬ衝撃の真実はいかに!です。

 シンデレラ本人の慧輝への思いも、真のものであることを突きつけれれるです。それに対する慧輝の答えは要必見です。
 明かされる、シンデレラの忘れ物の真相はいかに!です。

 このアニメのタイトルは最後の最後まで、慧輝に纏わりついた展開で面白いです。慧輝の願いは叶うといいなぁです。ただ、お茶の間で家族で見るには、やや刺激的な光景があると思うです。

投稿 : 2020/10/24
♥ : 10

72.1 3 ラブレターアニメランキング3位
舟を編む(TVアニメ動画)

2016年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (616)
2703人が棚に入れました
三浦しをんさんの小説「舟を編む」が原作。

玄武書房に勤める馬締光也(まじめ・みつや)が、辞書編集部で新しい辞書「大渡海」を編集することになる……というストーリー。定年間近のベテラン編集者、日本語研究に人生を捧げる学者、徐々に辞書に愛情を持ち始める“チャラ男”など個性的な面々の中で、馬締は辞書の世界に没頭する。

声優・キャラクター
櫻井孝宏、神谷浩史、坂本真綾、金尾哲夫、麦人、榊原良子、斎藤千和、日笠陽子
ネタバレ

ブリキ男 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

色盲の人に色という概念を伝えるにはどう説明したらいいと思いますか?

原作は三浦しをんさんの同名小説。2013年には実写映画化もされたそうです。

辞書の編纂者として抜擢された、生真面目かつ※1エキセントリックな印象の馬締光也(苗字はまじめと読む。そのままじゃないか‥!)と、その同僚で、いかにも世渡り上手な軽~い印象の西岡正志、二人青年を中心に描くお仕事の物語の様です。

耳に心地良い言葉と言うのは簡潔な表現である事が多いもの。アニメとか映画を見ている時に、台詞を聞き逃したり、見逃したりする時、そんな場面には必ずと言って良いほど、独白や会話の中に耳慣れない表現や珍しい単語が含まれるものです。

複雑に入り組んだ言葉の連なりにはそれを口にする人の個性や心情が如実に表れ、時として人物描写をより精彩のあるものとして際立たせますが、一方で不明瞭な表現と取られてしまう可能性を多分に含んでおり、視聴者にとっては優しく無い表現とも言えます。比べるべくもありませんが、それよりもずっと酷いのは、簡潔に表現出来る事柄を難解な言葉で表現するという行為で、これは不合理この上無く、またひどく滑稽なものです。

辞書を編纂するという行為は上記の真逆。言葉の持つ本来の意味、精髄をいかに簡潔な言葉で短くまとめるかに重点が置かれた作業と言えます。

誰が読んでも理解出来る文章を作るというのは簡単な様で難しいもので、誰々だったらどう解釈するのかな?とか、子供だったらどう思うのかな?とか‥、出来得る限り他者との隔てを無くす必要があります。自身を他者に投影するのではなく、他者を自身に投影しなければなりません。独り善がりの表現は禁物なのです。

ブリキ男は過去に知人から「※2色盲の人に色という概念を伝えるにはどう説明したらいいと思う?」と質問された事がありますが、難しい質問だなぁと思った後、ちょっと想像力を働かせて、色盲の人になったつもりで考えてみる事にしました。すると自然と視点は変わり、色という概念を形状や濃淡などの視覚的な認識の一種として広義に解釈する事によって、どうにか説明に至る事が出来たのです。皆さんは"色"をどういう言葉で説明しますか?

作中にて馬締さんが"右"という言葉に与えた定義、これも同様で、"箸を持つ手"や"心臓の無い方"では不十分。左利きの人にも、心臓が右にある人にも、万人に分かる"右"で無くてはなりません。彼の"右"に与えた明瞭な表現、お見事でした。本編にてご確認下され。
{netabare}
馬締さんの"右"の定義、良く考えたら宇宙空間とか他の天体上(系外惑星とか自転していない星とか)では通用しませんでした(汗)壁掛け時計を正面から見据えた時の3時(左なら9時)の方向という言葉で端的に表せますが、エレガントではないですね‥まぁ宇宙で"右"の項引く人なんて皆無でしょうが‥(笑)
{/netabare}
2話の感想とあれこれ
{netabare}
「大渡海」編纂の志、とても崇高なものですが‥優れた辞書があっても言葉の海をすいすいと渡れるのはその辞書を持っている人に限る‥。値段張りそうだし‥。今ではオンライン辞書もかなり役立つし、こういう辞書手に取る人は限られるのかも‥。タウンページの配布とか毎年いらないから、5~6年に1回でもいいから、税金使って各家庭に一冊ずつ国語辞典の配布して欲しいとか思ったりしました。

ちなみに私が今良く使っている国語辞典は「明鏡国語辞典[携帯版]」。2003年出版の定価3000円のやつですが、今だったら中古で何と200~300円程度で手に入る! 古いからってあなどれない、中々のスグレモノなのでオススメです。常にネットにアクセス出来る環境をもっていないので、割と重宝しています。

本はあれこれ読んでいるけど人付き合いの下手な私は、馬締さんに他人とは思えない様な親近感を抱きました。見守っていきたいと思います。
{/netabare}
3話の感想
{netabare}
どんな男だって、夜ベランダで突然女性と出くわしたらびっくりするだろうと思いますが、朝玄関先で会ってもあからさまにたじろぐとは、馬締さん、どういう学園生活を送っていたのだろう? ちょっと気になりました。何というか、好きな子にばったりと出くわした時の高校生並みの反応‥。

作中で描かれた様な一目惚れを推奨する描写は、私的には手放しでは賛同はしかねます。周囲の人達も馬締さんの恋愛に関して全肯定で、当然の様に応援するし‥。なんかサザエさんとか、ちびまる子ちゃんとか、大衆向けアニメで描かれがちな本質の良く見えない恋愛観を見ている様でした。‥本をたくさん読んでいる人って、人の事を良く観察する癖が付いたり、懐疑的になったりする事が多いから、もうちょっとユニークな価値観を持っているのでは? とか思いました‥。

松本先生の辞書編纂に対する姿勢。恋愛も含め、視野を広く持つ必要があるという意見には納得‥でも終幕のテロップの恋についての説明が微妙‥。

「人を好きになり、いつまでもそばにいたいと思う気もち」

"いつまでもそばにいたい"って、相手の事がある程度分かってくればそうなると思いますけど、知り合ったばかりの片思いの段階では、話したり、顔を合わせるのが恐かったり、逃げ出したい気持ちになる事だってあると思います。大雑把過ぎる印象を受けました。

わたしが恋の項を書くとしたら「主に異性に対して抱く病的な好意、または独占欲。」とします‥が、こんな冷たい言葉で綴られたら恋という文字が可愛そうですね(汗)
{/netabare}
4話の感想
{netabare}
今回は西岡さんの有能さが発揮されるお話。この人もまた馬締さんに負けじと劣らず仕事熱心な人でした。「大渡海」編纂中止を阻止すべく奔走します。初回の印象からはとても想像出来ない機転と行動力を見せてくれました。適材適所とは正にこの事。誰かに出来ない事を誰かがやる。そうやって上手いこと歯車が噛み合う様に、人間関係が絡み合ったら世の中もっと円滑に回るのに‥。理想的なチームの一端を見た様でした。

でも西岡さんのやった様な会社の利益に関わる独断専行をしたら、現実ではどうなるのだろう? 私には分かりません。作中の人物の台詞にある様に「ただでは済まない」事になったりして‥。

続く馬締さんと香具矢さんのデートのシーン、偶然と、半ば強引に引き合わされた二人ですが、言葉の分かる異性と会話出来るって事は嬉しい事ですよね‥。二人を応援したくなる周りの大人たちの気持ちも何となく分かってきました。(大人の癖に何を今更‥)

そしてお約束の最後のテロップ、今回は「漸進」でした。

「漸進」の「漸」の文字は水の流れを切って徐々に導き通す事を意味し、そこから「だんだん」とか「次第に」という意味に変わっていったそうです。

作中では「立ち止まらず、少しずつ進む事」とありますが、前回の「恋」に続いてかなり淡白な表現という印象‥。導き通すという所が欠けていますが流れる水のイメージは感じられるので無難な解釈なのかも知れません‥。

言葉の意味を端的に表現する事は辞書編纂において重要な事だとは思いますが、要約が過ぎて本質から外れた意味を持たせると、言葉の精度が落ちてしまう気がします。かと言って複雑過ぎると編纂者の主観が強くなってしまう‥馬締さんの様に活字に耽溺した者のみが持つ微妙なバランス感覚が必要な様です。

「鏡の国のアリス」に登場するハンプティ・ダンプティは、言葉に給料を払えば、その言葉に好きな意味を持たせる事が出来ると豪語していますが、そんな話も少しだけ思い出してしまいました。

※:エンディングの語釈は「三省堂国語辞典」を参考にしている様です。シンプルな語釈で有名な辞書だそう‥。わたしは持ってません(笑)
{/netabare}
5話の感想
{netabare}
馬締さんの恋文は試金石の様なものかも知れませんね。受け入れてくれる人がいれば運命の人、そうでなければ縁が無かったという事‥。自分を偽ればいつか必ず綻びが生まれて後々大変な事にならないとも限りませんので、意外と相手の心を確かめる懸命なやり方なのかも(笑)

揺蕩う(たゆたう)‥ゆらゆらとゆれる。説明これだけでいいんでしょうか? これじゃあ"ゆらめく"と同じ気がします(汗)
{/netabare}
6話の感想
{netabare}
一目惚れに近い感じの馬締さんもそうですが、恋文なのか何なのか分からなかったのに、伝わってきた真剣さだけで「好きです」って言ってしまえる香具矢さんにもちょっと軽薄な印象を受けてしまいました‥。現実ではそうやって付き合い始める人も多いかも知れませんが、ちょっとこの物語にそぐわない恋愛の描き方だった様に思います。お互いの事をまだ良く知っているわけでも無いのに、決断が早過ぎて思慮深さに欠ける印象を受けました。

共振‥前回に続いて他の語に簡単に置き換えられてしまう語釈でがっかり。共鳴と置き換えても差異が全く無い表現でした。言葉を扱う物語なのだからこういう細かいところにも気を使って欲しい気がします。
{/netabare}
7話の感想
{netabare}
大渡海の執筆依頼を受けていた小田先生の原稿が届くお話。

小田先生、伝えられた執筆容量を無視している上に、馬締さんにダメ出しされまくり‥。この人、名声とかはあるのかもしれないけれど能力は甚だ疑問でした。それに人に土下座させて喜ぶ人の精神構造って、小中学生とかのいじめっ子並みに幼い気がします。要はどっちが偉いかという事を確認して喜ぶおばか思考‥。視野が狭い人の様です。

元々商売としての意義は見出せない大渡海編纂なんだから、権威は無くとも若い人の中から優秀な人材を探すべきだった気がしないでもないです。最初から足手まといにしかならないこんな人に頼まなきゃいいのに‥とか思ってしまいました。でも現実ではコネとかで物事が進む事は良くあるので、ある意味リアルな描写なのかも知れません‥。

馬締さんと西岡さんコンビの「西行」修正シーンは、この作品ならではの面白さを見出せて大満足でした。文字の海の中で戯れる二人の姿は素敵なおもちゃを与えられて喜ぶ子供の様でした。

「遍歴する人、流れ者」という拡大解釈を追記するに至った動機については、西岡さんの「この意味を載せれば心強く思う人がいる」という情に偏った意見に依存しますが、客観性をそれほど無視した選択ではないとも思われたので好感が持てました。

ただ今回の山場、西岡さんの小田先生へ向けた止めの一言「地球のコアより固く、マグマより熱い」という大仰な表現については蛇足気味で、あまり心に響きませんでした。こういう"してやったり"な展開自体わたしは好きではありませんが、最後の台詞がバトルものにありそうな大見得なのでさらに残念。人物や作風にそぐわない気がしました。
{/netabare}
8話の感想
{netabare}
馬締さんと香具矢さんいつの間にか結婚してる(笑)というのは置いといて。

終幕近くのシーン、辞書編集部に新しく入ってきた岸部さんの"右"の説明が1話の馬締さんのものと同じだった点には作為的なものを感じました。性別の違いも経験の違いもあるし、あれこれ違っても良かろうと思われました‥。違った説明を考えるのが面倒なのと、それに続く西岡さんの「君、辞書向いてるよ」という台詞を言わせたかっただけの様に邪推してしまいました‥。

お約束の終幕の語釈について、今回は"編む"でしたが、「文章・歌などを集めて本にまとめる」との事。編むには当然他の意味もあるので、いくつかある語釈の内の一つだとして、それでもかなり雑な印象を受けました。

先ず文章と歌という語が並列に扱われているのがおかしいのと、用例もそれに合わせて「辞書を-」となっている所に強引さがあります。

"など"と入っているので文章という語と用例の辞書からは離れて、歌と並べて記すなら"物語"とし(他に"思想"とかもあるけれど‥)、文章という語は完成品を指す語なので後に置くのが適切かと思われます。二つ例を挙げると‥

「物語、歌などを集めて本にまとめる。」

「物語、歌などを文章にして本にまとめる。」

となりました。まぁ、いつもながら要約し過ぎな気もしますけれど(汗)
{/netabare}
9話の感想
{netabare}
前回に続き製本までの流れを描くお話。

西岡さんのいたずらは端的に馬締さんの性格を伝えようとした試みかも知れませんが、ラブレターのコピーを無断で読ませるって結構ヒドイ気が‥。西岡さんだからしょうがないんですが(笑)

松本先生の"言葉を大事にする"の説明シーン、内容そのものはなるほどと思わせるものでしたが、先の恋文の話の続きとしてみると、流れが間逆の方向に進んでいる様で若干の違和感がありました。馬締さんは例の恋文の中で言葉を大事にしていたのだろうかと‥。

後半、あけぼの製紙の宮本さんが岸辺さんをデートに誘うお話と予期せぬトラブルのお話がありましたが、ドラマ部分はやはり、毎度の取って付けた感があり馴染めませんでした。後者については編纂作業にPCを導入していれば回避出来たかも知れない問題なので、辞書編集部の頭の固さに閉口(汗)作業効率も格段に上がるでしょうに何故そうしないんでしょう‥理由は不明。

文章について、専門書など特定の読者層を想定して編まれた本と違って、辞書やこのレビューの様に、不特定の読者に向けた文章というのは平易な文体を心掛ける事は元より、多くの人にストレス無く読んでもらえるよう、専門用語、難解な表現は極力避けて綴られねばなりません。かと言って平た過ぎる文章には面白みが無いし、情報の詰まった文章というのは面白いもの。やはりバランスが肝要‥。

万人に理解されうる文章にする為には語彙を限定せねばならず、そうすると必然的に表現の幅が狭まり、大まかな意味は伝わっても精密さの欠ける曖昧な文章となってしまいます。逆に馬締さんの恋文の様に知力を総動員して綴った文章では理解が困難になる可能性が生じます。

言葉は生き物と作中にありましたが、その生き物を使って生き物である人間に意志を伝えるという難しさ、今もまたひしひしと感じるブリキ男なのでした。
{/netabare}
10話の感想
{netabare}
大渡海に"血潮"が抜けていたので再チェックというお話。

これまでのお話で既に語られた、未だに用例カードの集積をデータベースとして利用しているという設定にも驚きましたが、今回の24万語の手作業によるチェック作業もかなりきつそうでした。作業量もさる事ながらヒューマンエラーによる問題が次々と出そう‥。時代設定が現代であるという事も相まってPCを利用せずに行う人員を動員しての力技にはやはり前時代的な印象がありました。

日本では辞書などの手書きデータの電子化は80年代あたりから着々と進んでおり、1985年三修社によって発売された日本最初のCD-ROMコンテンツ「最新科学技術用語辞典」を皮切りに、翌々年1987年には「広辞苑第三版CD-ROM版」が発売されていたとの事。当時富士通のワープロ専用機(価格が200万円位もしたらしい)のソフトとして利用可能だったそうです。

現場の事など何も知らないわたしとしては、上記の流れからすると電子化作業は現在ではとっくに完了している様にも思えてしまいますが、実際の所はどうなんでしょう? 近い未来に紙媒体の印刷物自体が無くなる事など、まずあり得ませんが、作業効率の向上や生産コストの削減という観点からすれば、電子化は必然の成り行きとも言えるので、今回の様な時代錯誤とも言える非効率なやり方にはどうしても疑問を抱いてしまいました。

終幕の語釈については特に思う所が無いので今回もはしょります。
{/netabare}
11話の感想
{netabare}
後半の松本先生の死、「大渡海」初版刊行のお話はエピローグ扱いと受け取り、私は前半の松本先生の家の縁側のシーン、延いては荒木さんと真締さんが駅のホームで言葉を交わすシーンをこの作品の終幕と受け止めました。

松本先生の話によれば、日本では辞書編纂に公金が使われた例は皆無との事、それゆえ権威付けや支配の道具として使われる事も無いという‥。以前私はこのレビューで"タウンページの代わりに辞書を配って欲しい"と考え無しに綴ってしまった事がありましたが、いつもながらに浅知恵でした。

日本では一般的な書に関しては、人権侵害や著作権の侵害による出版の差し止めを除き、検閲が禁止されているため、法制度上の発禁は原則として存在しないというのが建前だそうですが、菊タブーだの鶴タブーだのという、いくつかの言論の禁忌に当たるものも確かに存在し、それらを避けなければならない暗黙の了解もある様です。報道についてはその傾向が特に顕著だそうな‥。責任の所在はマスコミ自体にあるそうですが、暴力的なものも含め様々な圧力が掛かる中で公正な記事を書くというのも難しい事なのだと推察されます。

言葉によって綴られる文章の内容については言うまでもありませんが、言葉そのものにまでその様な規制が掛かってしまうと、さらに窮屈この上ない社会になってしまいそうですね‥。松本先生の懸念はもっともな事だと思いました。

「大渡海」出版を待たずして逝ってしまった松本先生でしたが、生前に自分の仕事を引き継いでくれる荒木さん、真締さん、西岡さんを始めとする何人もの人たちと出会えた事は幸運であったと思います。「循環する命の営みほど我々にとって励みになるものはありません。」と話した松本先生は、辞書作りには完成が無い事を誰よりも深く理解してました。世には辞書編纂に限らず様々な未完成品が存在しますが、個人の死により永遠に未完となるものもあれば、引き継がれ完成に至るものもあります。松本先生は引継ぎ先を、命のバトンを渡すべき相手を見つけ、心安らかに息を引き取っていった事でしょう。結果よりも過程に意味があると常々考える私はそう信じます。

人の命もまた、廃れ編み直される辞書の如きに死に生まれ行くもの‥。定まった目的に向かって進む事も時として大事ですが、毎日を悔いなく過ごす様に努める人生の方にこそ真に尊いものがあると改めて教えられたブリキ男なのでした。
{/netabare}

主人公の馬締さんの声を演じるのはサイコパスの槙島聖護役でも有名な櫻井孝宏さん。西岡さん役は、こちらも言わずと知れた人気者、神谷浩史さん。それにしても馬締さんど~りで堂に入った話し方をする訳で‥紙の本とはよほど相性の良い方の様です(笑)朗読とかドラマCDとかの語りが好きな方なら櫻井孝宏さんの淡々とした言葉運びを耳に心地良く感じる事でしょう。

起伏のあるドラマを期待出来る様な作品では無いと思いますが、台詞そのものと落ち着いた作風に魅力を感じました。目に楽しいねこさん作画、丁寧なお料理描写も相まって、最後まで飽きずに視聴する事が出来そうです。

最後まで観終えて、一足飛びで目まぐるしく進む展開には戸惑いを覚える事もありましたが、辞書編纂というお仕事の一端、それに掛ける人々の情熱、真摯さの伝わってくる素晴らしいドラマだったと思います。

アニメのキャラについつい敬称を付けたがるわたしですが、それも極々自然な事と今更ながら確認出来たアニメでもありました。松本朋佑というキャラに対しては"松本先生"と言う呼び方以外は考え付きませんでしたもの‥。本作の落ち着きのある作風を根幹から支える、自ずと敬意を抱きたくなる好人物でした。


※1:奇人、変人と訳される事もあるあまり有り難く無い言葉? 女性名詞"不思議ちゃん"もこれに含まれるらしい。

※2:知人は白と黒しか知覚出来ない全色盲を指していた様でした。

※:"舟を編む"と言う言葉、ちょっと不思議な響きですが、編む様にして作られる舟は実在します。私が知っている限りではアリュート・インディアンの作る伝統的な船"バイダルカ"がそれに当たります。無数のパーツを何本もの紐でしっかりと結わえ付けて作られる、剛性、柔軟性を備えたカヌーで、"バイダルカには間接がある"とまで称されています。

アニメとは全然関係ないけれど、ケネス・ブラウアー著「宇宙船とカヌー」に詳しい描写がありますので、ご興味が湧いた方は是非ご一読を。素晴らしい書です。

投稿 : 2020/10/24
♥ : 56

ようす さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

「言葉は、言葉を紡ぐ人の心は、自由であるべきです。」

三浦しをんによる小説を原作とするアニメ。

実写映画も話題になりましたよね。
(まだ観ていないので、今度観ようと思っています。)

いやー、期待以上に良い作品でした。

最終話は涙が止まらなくて困りました(´;ω;`)

全11話です。


● ストーリー
玄武書房辞書編集部は、
新しい辞書『大渡海(だいとかい)』を作る計画に乗り出していた。

辞書編集部の西岡正志(にしおか まさし)は、
頼りない営業部の馬締光也(まじめ みつや)に出逢った。

彼は、言葉のいろんな意味を瞬時に、真面目に考える青年だった。

馬締を辞書編集部に迎え、
いよいよ辞書作りが本格的に始まった。


辞書を作る、なんて全然知らない世界だから、
新しく知ることばかりでとても引き込まれました^^

地味な作業が多いけれど、
出来事の描き方がうまくて、ドラマのよう。

とても根気のいる作業でもあり、
実際作中では13年以上の時が流れます。

季節が何度も移り変わり…
たくさんの人が関わって情熱を傾け…

そしてようやく1冊の辞書が完成するのです。

特に、『大渡海』の監修を行っている松本先生の生き様が、
私には一番印象深く残りました。


≪ 辞書 ≫

辞書というのは、
言葉の世界への招待状だと思います。

人と人とが分かり合おうとする限り、
この世に言葉は溢れ続ける。

人が自分の想いを伝えることをあきらめない限り、
この世に新たな言葉が生まれ続ける。

人々が言葉の海に溺れてしまわないよう、
陰から支えてくれるのが、辞書の役目。

自分の知らない言葉と出会える無限の可能性が、
そこには隠れているのですね。


愛用していた電子辞書が壊れてしまってからは、
私も紙の辞書を愛用しています。

本でも漫画でもそうだけど、
紙に触れるのが好きなのです(*´ω`*)

電子辞書だと、
調べたい言葉の意味の正解を探すことだけに集中してしまいますが、

紙の辞書だと、
すべての意味がすぐに目に飛び込んでくるから、わかりやすい。

そしてちょっと視線をずらすと、
すぐそばに違う言葉がたくさん並んでいて、
「こんな言葉もあるんだ。」という新しい発見もある。

この作品を観れば、
きっと辞書に触れたくなること間違いなしですよ^^


≪ 言葉 ≫

毎回タイトルには
ひとつの言葉がつけられています。

その意味は、EDのイントロで紹介されるのですが、
それが素敵…!

なんと話や登場人物の心情を的確に表現した言葉なのか…!としびれる!

するすると、ゆったりと流れていくストーリーも心地よいですが、

何より言葉に惹きつけられる。言葉に魅せられる。
言葉の魅力におぼれてしまいます。


● 音楽
【 OP「潮風」/ 岡崎体育 】

OPはアップテンポで楽しい気分になる曲ですね♪

どちらかというと静かである作品の雰囲気とは正反対な気もしますが、
まったく違和感はありません。

むしろ好きです^^


【 ED「I&I」/ Leola 】

こちらはしっとりとしたラブソング。

作品の雰囲気から考えると、
この曲はぴったり♪

歌詞は香具矢(かぐや)さんの気持ちなのかしら…と
思うと、よりうっとり(*´ω`)


● まとめ
辞書作りに情熱を注ぐ人たちのお話。

穏やかで優しくて、
激しくてアツくて、
しんどくて終わりがなくて、
沈んでも沈んでも底が見えなくて。

言葉の海の魅力に魅せられました。

とても好きな作品となりました^^

投稿 : 2020/10/24
♥ : 39

Marsa さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

地に足ついた異質な良作アニメ。大人向きです。

原作未読。小説は2011年のベストセラーのようで映画もあるようですね。
友人に何とも言えない魅力ある作品と小説を勧められ、アニメからw

全11話。

辞書製作という、普段知る機会がない、膨大な時間と労力を要する職種、
そこに集うひたむきな情熱を持つ、誠実な人々の辞書完成までの物語です。
長期間の辞書製作を通じて言葉と人との繋がりの大切さを表現しています。
同時に、辞書製作の苦労を知る機会にもなり、思わ辞書を手にとって
しまいます。

全体的に静かな作品で、想定外な驚きや感動はありませんが、出しゃ張り
過ぎない程度の恋愛や人生を、巧みに絡めています。

20歳以上を対象にした作品ですかね。

投稿 : 2020/10/24
♥ : 22

86.8 4 ラブレターアニメランキング4位
バカとテストと召喚獣(TVアニメ動画)

2010年冬アニメ
★★★★☆ 3.8 (5196)
25134人が棚に入れました
科学と偶然とオカルトによって開発された「試験召喚システム」を試験的に採用し、学力低下が嘆かれる昨今に新風を巻き起こした文月学園。
振り分け試験の成績で厳しくクラス分けされるこの学園で自信満々にテストの結果を受け取った主人公・吉井明久(よしいあきひさ)を待っていたのは最低クラスであるFクラスの、学び舎とは思えない最低の教室だった――。
この状態を改善するにはテストに応じた強さを持つ「召喚獣」の戦争「試召戦争」で勝ち上がるしかない!新感覚、バトル学園ラブ?コメディ!!

声優・キャラクター
下野紘、原田ひとみ、水橋かおり、鈴木達央、加藤英美里、宮田幸季、磯村知美、竹達彩奈、寺島拓篤、平田真菜、南條愛乃、津田健次郎、大塚明夫、井上喜久子

U-tantan-U さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

たぶん展開していくことを考えていたと思うので

原作と並行してみていました。

ちょっと話を削りすぎてる感は否めないかなあというのがありましたが、おそらく2期以降も展開していくことを考えていたハズなので一期は掴み的な意味合いが強いと思います。その点を考えれば掴みとしては十分な内容とボリュームだったと思います。

試験召還システムという斬新な設定で、うまいこと学園の醍醐味(?)勉強とバトルを絡めた作品でよく作りこまれていると思います。AクラスからFクラスまであるのでとにかくキャラがたくさん出てきますが、みんなばかwただ、そこが良くて、みんな個性があります。ラブコメにありがちな女キャラの設定は作りこまれているのに、男のほうかなり適当じゃね?みたいな事もありません。各キャラがちゃんとたっています。

少し、試召戦争の迫力に欠けるかなーという部分はありましたが、これからに期待。

二期は合宿らへんの物語になっていくのかな?一期よりも盛り上がっていくと思うので今後にさらに期待がもてるアニメだと思います。

p.s. 二期のPV観ましたが、一期よりも作画等向上しているように見受けられます^^二期は美波がかなり可愛い予感なので楽しみ&要注目。

投稿 : 2020/10/24
♥ : 39

cross さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

馬鹿のテンションで笑いを取る!!このテンションに乗れればとても面白い作品!!【総合評価:87点】

2010年冬に全13話で放送された作品。

この作品は笑いと恋愛の二つの要素を盛り込んだ作品ですね。
自分としては、恋愛よりも笑いを求める作品だと認識していますので悪しからず。

舞台は振り分け試験の成績で厳しくクラス分けされる文月学園
A~Fまであるクラスは、最高ランクのAクラスより、教室設備が徐々にランクダウンし、最低ランクのFクラスは最早、学び舎とは思えない最低の教室を割り当てられると言う厳しさ。
主人公、吉井明久は最低ランクのFクラスに割り当てられる。
そして、病弱で振り分け試験の当日に風邪の為、試験を途中退室し全教科0点とされてFクラスに割り当てられてしまったヒロインの姫路瑞希

文月学園には、「試験召喚システム」 と呼ばれる試験の点数に応じた強さを持つ「召喚獣」を償還できると言うシステムが存在
その「召還獣」使用した戦争「試召戦争」にて勝利することが出来れば、クラスの設備を入れ替えることが可能
姫路を本来の実力に相応しい環境で勉強させてあげたいと吉井はFクラス代表の坂本雄二を焚きつけて試召戦争へと立ち上がらせ、打倒Aクラスを目指して奮闘する。


と、大筋はこんな感じなのですが、これだけだと、真面目な勉強アニメって感じになってしまいます。
ですが、この作品はそんなお堅いのではありません。

馬鹿馬鹿しくも個性の強い面々によって繰り広げられる笑いを追及したアニメ
基本的にメインキャラのFクラスの馬鹿なやり取りや行動は、馬鹿のテンションだからこその面白さがあり、会話劇と言うよりもその場の勢いで笑いを取ってきますね。
馬鹿なキャラばっかりなのに、どのキャラも憎めない愛着の持てるキャラと言うのがポイントです。
そして、こう行った勢いで笑いを取るタイプの作品で重要となってくるのは、声優ですね。
主人公、吉井明久を演じる下野紘は正に適任だったと思います。
このキャスティングだったからこそ、この作品の笑いの要素はより輝かしいものになっていると言っても過言ではないでしょう。

そして、パートに節目にあるコーナー。バカテスト。
文章で表示されるだけなので見逃す方も居るかもしれませんが、それは勿体無いですので、そこは注意してほしいです。
教科などはランダムですが、普通の問題が出題され、それを各キャラクターが回答すると言う単純なコーナー
ですが、珍回答続出で面白いので、是非ともこのバカテストにも注目していただきたいです。

作画に関してですが……
取り立てて際立っていると言うのはありません。誤解の内容に言わせてもらいますが、決してお粗末だと言うわけではないです。
パステルカラーを用いた、若干オシャレな演出など普通に良好だとは思います。
ただ、作画が際立って素晴らしい作品に比べたら、そうでもないなって事です。

各キャラクターのデザインや召還獣のデザイン、どれも酷評を受けるようなものでもないと思われます。
作品のタイトルでもある召還獣による戦闘は、まぁ期待するほどのバトル物ではないですね。
この召還獣による戦闘シーンは結構ある割には若干残念な気もしますが、まぁ基本は笑いを求める作品だと自分は思っていますので、そこまで気にする事もないです。

と言った感じで、この作品の紹介とさせて頂きます。
テンションに任せ勢いで笑いを取るタイプなので、この作品の持つ勢いが合うか合わないかで、この作品の笑いの要素に対する評価は変わってくるでしょう。
個人的には、この馬鹿なテンションは合っていたので、とても面白く視聴できました。
未視聴の方は試しに数話視聴して、面白いと思えば最後まで安定して楽しめると思います。

投稿 : 2020/10/24
♥ : 55

oki96 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

明久がバカで面白い。

文月学園は「試験召喚システム」を使用します。バカはボロボロの教室授業を受け、で賢い生徒はホテルみたいな教室で授業を受けます。教室を改善したければ、上位のクラスと「試召戦争」を行い、勝ったら教室が交換できます。主人公はFクラスでも関わらず、Aクラスの教室を狙って動き始めます。

この設定が大好きでしたね。斬新でとても良かったです。

なんかバカバカしいと思うかもしれませんけど、そこが面白いですね。観てたらそんな学校に行きたくなりました。意外と楽しいかもしれませんね。

でも、やっぱり見所は明久のバカバカしさですね。何度明久のバカの行動で笑ったか数えきりません。明久は賢くならなくて、バカのままでいて欲しいです。

ギャグもかなり笑えます。Fクラスのバカバカしい行動には常に爆笑でたね。そして、秀吉の性別ネタには毎回笑いました。バトルシーンも面白くて良かったです。

キャラも可愛いです。ツンデレの美波ちゃんは大好きでした。秀吉も男性だと思えない可愛さでしたね。

声優陣もなかなかですね。水橋かおりさん声は美波ちゃんにとても合って美波ちゃんの可愛さを増加していますね。原田ひとみさんは知りませんでしたけど、ものすごい可愛い声しています。これからの活躍も期待できますね。そして、加藤英里子さんの一人二役(秀吉・優子)も非常に良かったですね。

二期は色々説明してくれないので、観る時は一期を先におすすめします。

投稿 : 2020/10/24
♥ : 29

73.9 5 ラブレターアニメランキング5位
少女革命ウテナ(TVアニメ動画)

1997年春アニメ
★★★★☆ 4.0 (481)
2450人が棚に入れました
天上ウテナは、幼い頃自分を助けてくれた王子様に憧れる少女である。だが、彼女は、いわゆる王子様がいつか迎えに来てくれるのを待つお姫さまではない。王子様本人に憧れるあまり、自分が王子様になりたいという願望を持つようになった少女だったのだ。鳳学園に入学したウテナは、そこで「薔薇の花嫁」と呼ばれる少女、姫宮アンシーと、天上ウテナが王子様から貰ったのと同じ指輪「薔薇の刻印」を持つ生徒会役員達(デュエリスト)に出会う。彼らは、「世界の果て」という謎の人物からの手紙に従い、「薔薇の花嫁」を賭けて決闘を繰り返していた。薔薇の花嫁とエンゲージしたものに与えられるという、「永遠」に至る「世界を革命する力」を得るために…。そして、ウテナもまたこの決闘ゲームに巻き込まれていくのだった。

声優・キャラクター
川上とも子、渕崎ゆり子、子安武人、草尾毅、三石琴乃、久川綾、西原久美子、緑川光、川村万梨阿、小杉十郎太
ネタバレ

ひげ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

魔法少女モノをハイティーン、オトナ向けにしたらどうなるのか?百合、ネタアニメの形をした実験的かつ革新的作品

エヴァ大月P&セラムンスタッフが作った名作。
いまや伝説と化したエヴァとセラムン・・その二匹目のドジョウははたしていたのか?

作品の構成が劇中劇、アングラ劇団の挿入歌等いろいろと狂ってる。
演劇を見ているような雰囲気になるわけで・・
しかも作品側から『アニメじゃない』ならぬ私はアニメですよー、といっているようなもん。
加えて何でもかんでも非常に意味深で抽象的。
この時点で敷居が非常に高くなる。
嫌いな人は数話観たら切りです。それくらい尖がってる作品。TV4クール、時代のせいでテンポも遅いw

しかし、ボーイッシュでさっぱりとしてるけど、リボンの騎士、ベルばら的な男装の令嬢的主人公、出崎さんみたいな演出とキャラクター・・やってることはただの学園バトル漫画・・
アイキャッチ後数分には例外はあっても必ず『絶対運命黙示録』なバンクが入ってくる。変身ヒーローの様式。ヒロインだけど。


ギャグ回も多いのだがまるで危ないクスリでもやってるかのような突拍子もないネタが多い。
よくあったセルの切った貼ったしたからとかじゃないんです。
もとの作画と話からすでにおかしいんですw頭・大丈夫ですか?と。

意味不明なデュエル(決闘)シーン、変身バンクも語り草。
なぜか脱いだ服から木が伸びるアンシー、変身するのもむしろその相棒。
ウテナはキュピーンって意匠がつくだけ。服が引っかかった木から薔薇がww
空の上には鏡に映したようなバカデカイお城・・
胸から出てくる謎の剣wと生存戦略な超かっこいいポーズ。

後半では、世界の果てへ行くために真似して車乗ったやつ絶対いたはず・・。オッサン・・なんで制服?なぜ脱ぐの?ボンネット凹むよ・・。これぞスタイリッシュアキオドライヴ!
深い意味はよくわからんが、とにかくかっこいいんだ。


途中で本筋にはあまり絡まない尺稼ぎ的な黒薔薇編があるんですが、これがなかなか面白い。むしろこっちが人気あったり・・・。
島編とは違うのだよ。最終回に向けたタメという意味では本質は同じかもしれない。


忘れられたないのは、夕方の作品だったので少女の成長物語なのは間違いないのですが・・少女から女になる過程で{netabare}主人公がセックスするとかwありえませんw爆笑しました。処女厨発狂wテレ東も発狂wエヴァに対抗したのか?基本声だけなんですけどくっそエロいんだよね・・ミサトさんアンアン事件のクレーム対策か会話でうまいことごまかしてるのが素敵。放送局に電話したらお客さん、変な妄想してませんか?っていわれそうな。。オカズになるだけにオカズの話・・・オトナになっても気高い心をお持ちなのはスタッフさんだった。
{/netabare}

シナリオ、脚本も作りながらいろいろ試行錯誤もあったようで・・
懲り過ぎちゃってていまだにセリフの意味がわからん。
だからといって話しが通らないかといえばそうでもない。
キャラが演じる役割がはっきりときまってるんです。
ポイントだけ抑えてそれを毎度の脚本家さんなりが解釈、アレンジしてるからなんでしょう。

細かい考察うんぬんがむずかしいんだけどそれは当時の本や作った製作者本人が話せばいいだけで、お話自体はシンプルというか、きっとそこんとこがすごいんですね。考えるな、感じろってやつ?ですかねw深く考えたらツボにはまります。
ウテナで主観的な考察、感想を書くのは・・・。
文才ある方なら余裕で容量オーバーするでしょう。

ただ答えが用意してあるのがいい加減、いやファジーなエヴァとは違ういますね。後発だけに。
どんなに考えようが、最終的なメッセージも答えもはっきりと出されてます。妄想、議論になりようがないんです。
だからいつまでも生まれながらの超B級、今の世では参考資料程度になってしまうんでしょう。


作品の概要、大筋がわかってしまえばエンディングに行き着いたときにはへんな夢から覚めたようなすっきり感。
こういうのをカタルシスっていうのかね。
そんな意味でも奥井さんのOPがすばらしい。
あの前フリがあるから視聴できる。ドMにはたまらない残酷でドライなアンシーさんの今週のお言葉、キャラたちのドロドロの愛憎劇を見せられようとも、人生賛歌で友情、成長物語なんですよこれはっていう。これぞアニソンの正しい使い方。



アニメとして作中で語られるがごとく、既存の殻を破ったかどうかはわからないです。
とにかく例外的なことをたくさん詰め込んでどうにかしたいという意思は感じました。
広義のセカイ系であると同時に、『アニメでなにができるのか考えた』『なんでおれらアニメやっての?』ということでエヴァと同じ。まどかとも同じ。
芸術として昇華したという評価をするのであればそれでもいいんじゃないでしょうか。


ちなみに近親相姦ではあるが百合ではないです。絵がそれっぽいだけ。スタッフも映画のときだかにちゃんと書いてたな。
でも映画は完全に百合だっていってました。そんなに百合が観たいか?見せてやる!ってことなんだろうw
あっちはあっちで謎のミッチー起用を除けばすごく分かりやすくリメイクした作品なのでよくできてると思います。


まどかを出しましたが、新房監督が大好きらしいそうな。
誰がどうみてもシャフト演出の原典のひとつ。
似てるとかパクったとか言われる以前に実際にシャフトも参加してたりする。

まどかを賞賛し、本家?(同じ幾原監督)ピンドラに首をかしげてしまう私。
やっぱり映画でもなんでも商業作品ってのは普遍的なテーマにどうやって切り口いれんべか?ってのが大事なことだと思うんですよね。別の意図を狙ってなければですけど。
ピンドラはそこんところがどうにも納得いかず、狙いすぎてね?という。個人の問題でしょう。終盤でストライクゾーンに入らなかったというだけ。
まどかはその点で『魔法少女黙示録(仮)』(ウテナの絶対運命黙示録からと思われ)ってくらいだからウテナを愛していて、美点をちゃんと引き継いでいたな、と感じちゃうんです。
{netabare}アンシー役がキュゥべえになってるのかな?
{/netabare}まぁ本家からしたらウテナと同じじゃイカン!っていうプレッシャー、ポリシーがあるんでしょうが。 

ウテナ単体では柳の下のドジョウにはなれなかったけど、その闘魂継承者は10年を経て立派なそれになったかなと。
もちろん1匹目の。

投稿 : 2020/10/24
♥ : 30

harass さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

ぜひ見るべき作品

1997年夕方に放映されていた全39回のTVアニメ。
夏に幾原監督が再びアニメの監督をする(廻るピングドラム)ということで改めて観てみました。
 宝塚歌劇と前衛演劇を意識した美術と衣装デザイン。耳につくJAシーザー作の合唱曲(寺山修司映画演劇の音楽担当者)
 初見の人は戸惑い笑うのかもしれません。正直意味がよくわからない所があります。今どきのアニメと違って説明しません。説明するのが野暮と判断しているのでしょう。暗喩が多用されます。前後のシーンから意味を読み取る必要があります。演出表現が奇抜で前衛演劇などの手法が取り入れられています。ツッコミをいれたくなる表現ばかりですが非現実世界を描き奇抜な音楽との融合で唯一無二の世界観に浸れます。

制作会社のシャフト作品に似てると思うところがあるかもしれません。そう思う人はいい勘をしています。このアニメが明らかに影響を与えています。*シャフト自体が下請けで製作した回もあります。

難しいのでは?と思う人もいるのかもしれませんが、キャラクターたちが生き生きとしていて、彼らの心境や関係性の変化を追うだけでも楽しめます。主人公のウテナをめぐるいろいろなキャラクターのドロドロとした内面のドラマの怖さはなかなかお目にかかれるものでありません。よくこんな内容や題材を夕方に放映できたのかと感心します。愛憎劇あり百合ありBLあり……あり。また、このレベルのドラマの凄みが今の深夜アニメに無いのかとつくづく嘆いてしまいます。
 また抱腹絶倒のギャグ回が何回もありこれらの振幅加減にはクラクラします。七実回は本当に……。

作画はよく動いてくれますが、現代の深夜アニメレベルの作画力を求めてはいけません(そんなバカがいるとは思えないんだが……。大体、作画を求めるんなら実写映画でもみてればいい話だ)バンク(繰り返し使い回しシーン)が多いと感じるかもしれません。お約束です。のんびりした時代だったんです。

他にもいろいろ書きたいことがあるのですが眠いのでやめておきます。
このアニメのスタッフですが、細田守氏(時をかける少女、サマーウォーズ監督)や錦織博氏(禁書1・2監督)榎戸洋司氏(フリクリ、輝きのタクト、トップをねらえ2脚本)ら参加しておりその才能が垣間見えます。担当回などを確認して比べて楽しんでみてください。
 ちなみに、幾原監督はこのアニメを手がけたあとのアニメの仕事は、少女革命ウテナ映画版、のだめカンタービレ、青い花OPで、アニメ本編としては14年?ぶりの作品がこの夏に放映されます。廻るピングドラム。さて彼の天才ぶりは発揮されるのか、衰えたのかどうか、かしら?かしら?

投稿 : 2020/10/24
♥ : 11
ネタバレ

お茶 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

視聴のお手伝いになれたら<修>

少女革命ウテナ本作はかなりシュールな作品となっています。

先日、美術館に行ってきました。絵というものは当然誰かに観られる為に描かれており、本作にある、意味深な描写も何かしらの配慮がなされていると感じる。美術館の絵の中で、油絵の保存状態が悪くひび割れていた作品がありました。その作品を修繕した所、一人に視える女性の絵が複数に視えるようになった絵がありました。驚きです。保存状態の行く末まで考え、描くそれ自体も、またその作者の思い通りになった保存のヒビ自体も。

そんなように多分w本作もやたらそんなメタ描写が多すぎる作品です。そもそも設定自体も奇に飛んでいて、主人公ウテナは女性でありながら、女性(ナンシー)を護る騎士として、学園内のナイトと決闘をする流れで、正直最初はわけわかめで観ていました。

というかどのような物語なのか把握できないでいました。毎回同じような決闘を重ねたり、ウテナは女性であるにもかかわらず王子に憧れていたり、ウテナも憧れの騎士がいたり、皆に争われるナンシーは何故争われるのか、他にも女はいるのに、てな感じでござります。

まぁ何とも謎解きのような物語であります。本作の象徴として薔薇が随所に描かれています。花言葉→「バラの花言葉は愛情」+BL?
{netabare} ~
緋色の薔薇 【灼熱の恋】
紅色の薔薇 【死ぬほど恋い焦がれています】
濃紅色の薔薇 【恥ずかしさ】
黒赤色の薔薇 【決して滅びることのない愛、永遠の愛】
赤い薔薇の蕾 【純潔、あなたに尽くします、純粋な愛、愛の告白】
赤いしおれた薔薇 【はかない】
赤い薔薇の葉 【無垢の美しさ、あなたの幸福を祈る】
さくら色の薔薇 【誇り】
プリティーピンクの薔薇 【かわいい人】
ブライダルピンクの薔薇 【愛している】
ダークピンクの薔薇 【感謝】
ピンクの大輪の薔薇 【赤ちゃんができました】
白い薔薇の蕾 【少女時代、愛するには若すぎる】
白い小輪の薔薇 【恋をするには若すぎる】
白い一重咲きの薔薇 【素朴、純粋】
白いしおれた薔薇 【束の間の印象】
白い枯れた薔薇 【生涯を誓う】
{/netabare}
とあり赤だけではなく白から黒まで色々な色が登場します。まず視聴する際、この薔薇の色に注視すべきだと感じます。薔薇の色によって意味が違ってきますのでそこら辺を観ていながら、描写される意味を感じ取るのも一つかと

本作は薔薇だけではなく、車「力ある男性」エレベーター「女性(性)」等々あるので、そんな幾つもの細工がなされてもいて、当然ストーリーも暗喩だらけ。少女革命と題してはいますが、少女だけではなく、旧態依然とした王子像。かっこつけキザ台詞窮地に弱いとか、少女においては、メルヘン男助けて陰でこそこそといった、少年少女の夢をいたずらにぶち壊すw

また主人公においては、ウテナかナンシーがどちらなのかという観方も生まれ、ウテナは某シーンにより超越した存在になったり、ナンシーもry。最終的にマジすかな展開になったりするので、これだけの仕掛けが用意している中で、最後答えは用意しているので、エヴァ的なものにはならずカタルシスー

投稿 : 2020/10/24
♥ : 43

64.8 6 ラブレターアニメランキング6位
超訳百人一首 うた恋い。(TVアニメ動画)

2012年夏アニメ
★★★★☆ 3.6 (362)
1638人が棚に入れました
はるかな昔から、歌い継がれ、愛されてきた百人一首。 藤原定家が選定した百の和歌には、現代の私たちも共感できる 普遍的な“人の思い”がみごとに詠みこまれている。 とりわけ、「恋」の和歌にこめられた思いは、驚くほど昔も今も変わらない。 そんな百人一首の深い魅力を、恋の歌を中心に、アニメと超訳でわかりやすく お届けします。

声優・キャラクター
梶裕貴、諏訪部順一、早見沙織、遠藤綾、内田夕夜、千葉進歩、下野紘、大原さやか、遠藤大智、小林沙苗、森久保祥太郎、宝木久美、代永翼、佐藤祐四
ネタバレ

takumi@ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

<最終回まで視聴完了> 恋する想いはどれほど時代を経ようとも

<最終回の感想>

百人一首の選者であり、全話を通してパーソナリティ役を務めていた定家が
今回の主人公となり、とてもきれいにまとまった最終回だった。

この作品が一番言いたかったこと。
定家自身もそう想って百人一首を選んでいたのではと
思わせてくれるような説得力があった。

また全話通して、当時の身分の差からくるせつなく哀しい想いや男女のルール、
雅やかな衣装と歌の世界を、現代語を交えた斬新なシナリオで見せ
わかりやすかったし、引き込まれたエピソードも多かった。
結局、どれほど時代が変わっても、やはり恋というものはいつの世も
同じ想いに駆られるものなのだということを、時には面白おかしく
時には親心なども交えて幅広い世代に共感を呼んだのではないだろうか。

キャラデザや作画、演出には好みが分かれるかもしれないし
最新の技術を駆使したスピード感あふれるアニメに慣れた人からは
いくらか退屈な部分があったかもしれないけれど、そのあたりは
平安の世を描いていたからこそ、逆にこれで良かったのかもと思うし
個人的には毎回楽しみにできた大好きな作品の1つになった。

残念ながら1クールだったので当然百首には叶わず、恋を詠んだ歌も
まだまだ他にあるのだけれど、仕方ない。
でも最近また、百人一首の解説本を引っ張り出して読んでいたりして、
そんなきっかけを作ってくれた嬉しい作品だった。

今回の最終回で式子が言った言葉・・・
{netabare}
「不自由さの中、歌だけが自由で、歌の中でだけは自由でいられるのです」
{/netabare}

・・・あまりにも深く共感しすぎてなんだか耳から離れない。
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<12話の感想>

せつない話が続いて今回は身分の違いから結ばれぬ運命にある2人の悲恋。
身分など考えなければ、ワイルドな雰囲気の道雅と
無邪気で明るい当子はお似合いのカップル。
しかも出会いは当子が幼い頃で、きっかけはとある約束ときた。
同じエピソードの流れを前半は道雅視点で、後半は当子視点で描き
どこでどうすれ違っていったのか、よくわかったけれど
この演出法を25分間の間で見せるのはいささか、もったいない気がした。

それに、娘とその恋人の仲を引き裂いておきながら、
娘の恋路に理解を示してやれないとかで世を墓なんで出家を
考える父親ってどうなの??
いくら天皇だからとはいえ、出家するくらいならその勢いで
娘の想いをもう少し汲んであげても良かったのでは・・などと
思ってしまうのは、半分以上現代風にアレンジされた作品だから
なのかもしれない。

さて来週は最終回のようで・・どんなお話でまとめられるのか楽しみ。

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<11話の感想>

これまたせつないお話で。
そのせつなさは、あの時代の女性同士だからこその部分もありつつ、
現代にも通じるものがあるなぁと。
「女のクセに」と言われながら才気を発揮していった香子(のちの紫式部)と
「女のクセに」と言われながらお転婆の限り腕力をふるった藤子。

「男になんか負けない」と目標を持ち、笑いあっていた年月も過ぎ、
その先に立ちはだかるそれぞれの壁。

藤子に「あなたが男だったら良かったのに」と言われ
かつて父親からも「男に生まれてくれたら良かった・・」と言われた香子が
唯一の理解者であった親友・藤子を想う気持ちは、
痛いほど伝わってきた。
そして再会を素直に喜べないまま無視してしまった藤子の想いも
わからなくはなかった。

視聴しているこちら側としては、双方の心の揺れも昂ぶりも
しっかり観れているから納得するけれども、
当の本人達は電話もメールもない時代で、心を打ち明けるとしたら
それはもう文しかないわけで。

紫式部の「めぐりあひて 見しやそれともわかぬまに
雲隠れにし 夜半の月かな」というあの歌が
焦がれ親しんだかつての友を想うものだったとは、知らなかった。
とはいえ、これは百合的に描かれたまま観るべきものではなく、
幼馴染で育ったという環境が背景にあって、なおかつ
逆境の中でお互いの才能の唯一の理解者だったということが深い友情を
生んだのだし、そこを履き違えてはいけない気がした。
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<10話の感想>

今回は百人一首の中になぜ、定子様の歌が選ばれなかったのか、そして
「枕草子」に清少納言が託した想いとは・・という2つの話だった。
一方、行成とのその後、実方のその後も描かれ、せつなかった。

また、悲運に見舞われた定子の、死の直前に詠まれた歌は
あまりにも悲しいもので。
でも枕草子には、定子との楽しかった日々のみが書かれており、
それを見た藤原定家が何を感じ取ったかは、すごく共感できた。

楽しかった思い出は前向きに今を頑張るためにある。
という言葉がとても印象に残った。

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<9話の感想>

ともに親が有名な歌人であるがゆえに和歌が苦手と言うことで
意気投合した藤原行成と清少納言のお話。
気が合う部分が多くても、すぐに恋愛に発展するわけではなく
苦手な和歌で無理やり、やりとりをするより、手紙の往復。
その文章にしても、会った時の会話にしても、なかなかスパイシー(笑)
一筋縄ではいかない関係に、周囲も無関心になっていき。。
だからなのか、すごく余裕を感じさせるし、面白かった。
でもあんな皮肉ばかり言ってる会話は、実際疲れそうだし
長い期間そんなことしてると本当に友達のままになってしまうよね(苦笑)
次回はそんな2人のゆくえも描かれるようで、すごく楽しみ。

この作品の今までの話を振り返ってみて、小野小町のエピも良かったけれど、
清少納言にまつわるエピは重なる部分や共感する部分が多いからか、
さらに心を揺さぶられてしまう・・

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<8話の感想>

前半は、後の清少納言となる諾子の兄の、遠距離恋愛の話。
信じるものが何も無い人生は死に等しい・・確かにそうかも。
けれど、信じ続ける、想い続けるのは難しく、人の心は移ろうもの。
前半の話にもけっこう共感できたけれど、少し幼い感じがして、
それゆえにか後半の話がとても大人の恋に思え、感動した。

のちの清少納言となる諾子と藤原実方との恋の行方。
彼女の才能を何よりも愛した彼の決断と、その本音。
自分の出世より彼を愛する想いを優先させたい彼女の気持ち。

記憶と重なるセリフや想いに、観ていて思わず
心揺さぶられてしまった。
そして今回、実方の表情が特に繊細に描かれていて素晴らしかった。
気づいたらボロ泣き。
それに今回、前半と後半の2つの話の組み合わせ方が秀逸。

{netabare}
在原業平と同様、光源氏のモデルとも言われた彼、藤原実方。
意地悪な見方をすれば、プレイボーイらしい別れ方なのかもしれないが、
自分が見込んだ彼女の才能が開花した華々しい姿を見届けるために
あえて一緒にならない道を選ぶことや、予想通り羽ばたいている彼女の
成功をみつめながら冗談を交わすそのひそかな愛情は、とても切なく、
そんな身の焦がし方は大人の恋ならではと感じた。

想うままに自分の傍に引き寄せることばかりが愛じゃなく、
あえて突き放したあと、男女の友情を成り立たせてしまう。
実際はそのほうが長続きする関係も多い。
さすがだわ実方様(笑) 鮮やか過ぎて何も言えへん~
{/netabare}

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<7話の感想>

リアルタイムで観た時、ちょっと酔っていてうろ覚え。
2回目観て共感しながら後半爆睡。
3回目観ながら和歌を堪能、もう一度確認したくて4回目視聴。
なぜかこの7話だけ4回も観てしまった(笑)

対照的な男性2人だけれど、どちらもなかなか魅力的。
前半の源保光の娘の素直なしとやかさも良かったけれど
後半の高階貴子の結婚に対しての固定観念がなかなかリアルで
興味深かった。
どっちの結婚が幸せかなんて野暮なことは考えないけれど
観終えた後でじわじわ、いろいろ考えてしまう回だった。

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<6話の感想>

いやはや、番組間違えて録画してしまったかと思ったよw
今回は完全なるパロディ回。
G1だったり、徹子の部屋や新婚さんいらっしゃいだったり、
ホストクラブやカジノも登場~で、設定はしっかりしてるのがミソ。
なかなか盛りだくさんな構成でいながら、よくまとまってたし
最初から最後まで笑い通しだったせいもあり、あっという間に終わったw

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<5話までの感想>

百人一首の中でも、主に恋にちなんだ短歌をテーマにした
コメディ・タッチのストーリー。

平安時代の歌の世界観や人物たちの会話の中、「オタク」や「コスプレ」
「聖地巡礼」や「スルー」などといった流行語や現代語を交えた言葉や
現代訳が登場するので、古典を本格的に楽しみたい方からは賛否両論
あるかもしれないが、間違った解釈はしていないし、現代人にはとても
わかりやすく共感しやすくなっている分、親しみも感じやすい。

OPやEDの音楽も、百人一首の世界を意識した歌詞でありながら、
あえて現代の先端をいくような音楽にしていることに意味があるというか。
短歌という限られた文字数の中に想いを含ませ、恋する気持ちや
自分の本音をしたためた平安時代も、根底に流れている想いは現代と同じ。
時代がどれほど変わっても、恋する想い、愛する気持ちは変わらない
ってことが言いたいのだろう。

恋をすると誰しも、詩人になったりするしね。
また、今の世に名と作品を残している平安時代の歌人もまた、
現代の詩人や作詞家と同じように、歌を自分の居場所とし
形あるものとして残していくことに、自分の存在意義を感じていたのだなと
そんなことを思えると嬉しくなる。

なので史実に基づいた忠実な再現ドラマにするのではなく、
ある程度は資料を基にした関係や事実だとしても、今風に置き換え、
最終的には百人一首を深く理解していれば良いのだと思う。

構成も見やすく、毎話・・その回に登場する詠み人を主人公に
それぞれエピソードを展開ながら想いや交流を描いている。

監督は『ハチミツとクローバー』や『のだめカンタービレ』などで
おなじみのカサヰケンイチ氏
シリーズ構成は『うたプリ』などの金春智子さん。
キャラクターデザインは『君と僕。』『ちはやふる』
『銀河へキックオフ!』のつなきあき氏。
ってことで、スタッフ見ただけでも観る気満々だったが
キャストのほうも、以下の通り豪華な顔ぶれ。
もともと古典は好きだし、もう観ないわけないやんって感じで
今現在、第5話まで視聴済み。

個人的には2話の「貞明と桜子 陽成院」に、ちょっと泣けてしまったり
3話の「宗貞と吉子 僧正遍昭」の、幼馴染であった吉子(小野小町)と宗貞の
兄妹のような関係にせつなくなってしまったり、
5話「東下り 小野小町」での老いてしまった小野小町の想いに
つい共感してしまったりと、毎回飽きることなく楽しめている。

というわけで最終話まで何度か、感想を更新しながら編集していく予定。
なので☆評価はそれまでの間、暫定です。

藤原定家 - 梶裕貴
在原業平 - 諏訪部順一
藤原高子 - 早見沙織
小野小町 - 遠藤綾
良岑宗貞 - 内田夕夜
文屋康秀 - 千葉進歩
宇都宮頼綱 - 下野紘
式子内親王 - 大原さやか
在原行平 - 遠藤大智
弘子 - 小林沙苗
陽成院 - 森久保祥太郎
綏子内親王 - 宝木久美
紀貫之 - 代永翼
喜撰法師 - 佐藤祐四
藤原義孝 - 石田彰
高内侍 - 平田絵里子
藤原道隆 - 楠大典
清少納言 - 茅原実里
藤原実方 - 子安武人
藤原行成 - 寺島拓篤
藤原斉信 - 曽世海司
藤原公任 - 岸尾だいすけ
清原元輔 - 中博史
清原致信 - 豊永利行
末の松山 - 南里侑香
源保光の娘 - 潘めぐみ
中宮定子 - 折笠富美子

投稿 : 2020/10/24
♥ : 47

Key’s さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

これは昔の人が記した恋の記録の物語

原作は知らないですが少女マンガっぽい雰囲気ですね
まさにダークホースでしたw
期待せずに見てたら意外と面白かったですw

僕が恋の話が好きなのと
国語が好きなのが上手くハマった作品w

もちろんキャラの性格や見た目などは
史実とは違うが
別段気にはならなかった

歌の解釈はいろんな解釈があると思うが
こんな風な軽い感じであっていると思う
良い感じで史実とフィクションが混ざっていて
物語として面白かった

OPがすごく気に入った
作品とも合っていたと思うし

1話完結なので流れとかは
特に気にせず気楽に見れた
途中からでも普通に楽しめると思う

まぁ知っていたがやっぱり
失恋の歌が多いなw
その分やっぱり実らない悲しい恋が多かったな・・・
個人的には2話の陽成院の話が一番好きだった
感動もできた

何気にギャグも好きw
あのいきなり始まったわけが分からない
カードバトルとかw

恋の話や国語の短歌や歴史が
好きな人は絶対気に入ると思う
その分短歌とか嫌いな人は
感情移入しにくいのかな?

僕は楽しめたので
恋の話好きにはおすすめしたい作品ですね♪
何気に二期を希望(無理かなw?)

投稿 : 2020/10/24
♥ : 54

ロボ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

うた恋い。1話目の感想。

面白かった(^^)

中世の色男。
日本のドンファン?
昔の恋文は、フランス人の
口説き文句以上に美しい?

高子の強気に振る舞いで
実はかわいい性格良いですね^^
今後の二人の展開が楽しみです♪
{netabare}
私の身体が貧相かどうか
自分の目で確かめてみなさい
(笑)でも、それは次の機会に
致しましょう。
~綺麗な景色
この時代や夏目友人帳の様な
田舎は流れる時間が違い
緩やかで穏やかな時が
流れていたのかなと思っていたら
次の瞬間、裸の二人^^
{netabare}

投稿 : 2020/10/24
♥ : 9

65.6 7 ラブレターアニメランキング7位
イタズラなKiss(TVアニメ動画)

2008年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (293)
1476人が棚に入れました
斗南高校の入学式でF組の相原琴子はA組の入江直樹に一目惚れしてしまう。3年生になり、2年間の想いをラブレターに託し勇気を出して告白するも「頭の悪い女は嫌いだ」とあっさり振られる。
直樹への気持ちを断ち切ろうとする琴子だが、ある日琴子の新築の自宅が震度2の地震で崩壊。家を建て直す2・3ヶ月の間、父・重雄の学生時代からの友人の家に居候させてもらうことに。しかし、そこは直樹の家だった…。

声優・キャラクター
水樹奈々、平川大輔、松井菜桜子、長嶝高士、朴璐美、島田敏、阪口周平、早水リサ、山田きのこ

せもぽぬめ(^^* さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

何気なく見出して、結構ハマッた作品でした!

多田かおる先生の遺作になった作品です。亡くなられた9年後、先生の構想ノートに則りアニメ化にて完結することができた、思いの詰まった素敵な作品です。

物語の内容はファミリー・ヒーマン・ラブコメって感じです。琴子ちゃんの高校生時代の話から始まり、大学、就職、結婚、出産と本当に琴子ちゃんの成長を暖かく、そしてドキドキしながら楽しめた作品です。
あと、笑わせてもらったキャラで好きなのは、入江ママですね~琴子ちゃんと色々な策略をめぐらせたり、励ましたり、とっても明るく琴子ちゃんの事が大好きなママさんなのですよ~ハチャメチャぶりがとっても面白かったです~

実はこのアニメ、琴子ちゃん役の声優『水樹奈々』さんの事を好きになるきっかけとなった作品だったので、私にとっても思い出のつまったアニメなのです♪

投稿 : 2020/10/24
♥ : 20
ネタバレ

文葉 さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

イタズラなKiss(/ω\*)最高!

90年代不朽の名作。“恋愛のバイブル”と評された人気ラブコメディ
台湾、韓国、日本3カ国アジアで実写ドラマ化された
少女漫画原作です。

アニマックスで放送すると聞き、試しに録画して見てたら
思いのほかハマってしまい、お気に入りのアニメとなりました。

{あらすじ}
斗南高校の入学式で、落ちこぼれのF組女子高生・相原琴子は、
A組の頭脳明晰なイケメン入江直樹に一目惚れしてしまい
思いを募らせ3年生になり、2年間の想いを込めたラブレターを渡したところ
「頭の悪い女は嫌いだ」と受け取ってすらもらえずにフラれてしまう。
そんなある日、新築したばかりの家が震度2の地震で倒壊・・汗
琴子はなんと自分をフッた相手。入江直樹の家で暮らすことになった。

主に不器用で料理や裁縫も下手だけど
明るさと根性が誰にも負けない(相原琴子)と
頭脳明晰のイケメン(?)&運動神経抜群の天才だけど
冷めてて意地悪な元祖ツンデレ(入江直樹)の二人と
周りの人がかなりユニークなラブコメディなので
ラブコメOKなら男性も見やすいと思います。

原作連載中に作者が亡くなり、ファンの希望でアニメ化され
完結しました・・作者の構想メモなどを頼りに制作したらしい(´;ω;`)

OPの「キミ、メグル、ボク」がすごく好きで毎回飛ばせなくて
「♪出会いと、サヨナラ~」
「いたずらに絡まる運命僕らずっと探してたんだ
そして今二人出会えた。きっと偶然なんかじゃない」

この部分が琴子と入江の二人にしっくりきて、
物語と作者のことを考えるとなんか切ない
この作品に出会えたのも、きっと偶然なんかじゃないよね。


ここからは個人的にツボったキャラについて・・↓

相原 琴子
今まで色んな少女漫画やアニメ見たけど
一番恋愛に関しては最強のヒロインだと思う・・汗
琴子より料理やお裁縫を上手くやったり
綺麗な子もいるかもしれないけど
こんなに一途で一生懸命な女の子に惚れられたら・・
{netabare} 入江だって恋に落ちちゃうよね。
だって作中で何度も「押し倒す勢いで入江を落とした」と他のキャラに言われてるし(笑) {/netabare}

入江 直樹
最初見た時「AGOwww」って思っちゃうくらい
作画崩壊系王子w
ほんとに入江が作画崩壊する確率多くて笑いました。ごめんなさいw
琴子への上から目線&冷たい態度→デレるという
「うわぁ・・ありえないムカつくw」と私さえ思っちゃうw
これはもう元祖ツンデレ以外他に思い当たりませんw
入江といい弟といいあんな感じなのにお母様が大変素晴らしい!
入江はお母様似だな・・お父さんには似て・・イヤ、これから似るのかw

池沢 金之助
琴子LOVE&命な熱い不良・・?
現代的イケメンに描かれてない所がなんかポイント高いけど
琴子に惚れたきっかけはなんだろう?と、とても気になるw

鴨狩 啓太
{netabare} 人妻琴子に恋した {/netabare}
熱血黒髪ロングの男性☆
最初は琴子を嫌って敵視してたけど徐々に・・( ̄∀ ̄)
個人的に鴨君タイプです・・(/ω\*)←おいっw

嫌いと好きって同じラインにあるから
振り幅が大きいほどその人を好きになるって心理学で聞いたなぁ
大っ嫌い→から大好きになることは十分にありえるということだ。

評価がやけに高いのは個人的に好きだからです・・(笑)
文章も長くなりましたが実はまだ書き足りないというw

天国へファンレター送れないかな・・
この作品に出会うのも好きになるのも遅かったけど、
多田かおる先生&監督さん・・こんなに素敵な作品ありがとう!

投稿 : 2020/10/24
♥ : 31

しげ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

ラブコメの良作

原作も面白かったけど、アニメも良くできてます。

元々が少女漫画なので女性にはとても楽しく観られるだろうけど、男性にも楽しめます。ただ入江君があのように家族や周囲のしがらみに縛られてるのを観ると男性としてはかわいそうに思えてくる。だからあんなツンケンな態度になってしまったのだろうか。女性にとってはああいう状況が「幸せ」に思えてくるのでしょう。

ストーリーが進んでいくにしたがってキャラクターが高校→大学→結婚→就職→出産と成長していくのにも共感が持てます。永遠の高校2年生とか、やはり無理があるw

投稿 : 2020/10/24
♥ :

66.9 8 ラブレターアニメランキング8位
マクロスゼロ-MACROSS ZERO(OVA)

2002年12月1日
★★★★☆ 3.7 (240)
1162人が棚に入れました
1999年7月、後にマクロスと名づけられる監察軍の宇宙戦艦が地球へ落下した。この艦よりもたらされた様々なオーバーテクノロジーの奪い合いに端を発する争いは、やがて統合戦争と呼ばれる世界大戦に発展する。
戦争末期の2008年。統合軍パイロットの工藤シンは、反統合同盟軍の可変戦闘機SV-51に乗機を撃墜され、今なお伝説が生きる南海の孤島マヤン島に流れ着く。そこで彼が会ったのは島の巫女サラ・ノームだった。一方、落下した宇宙戦艦と同様のエイリアン反応を示す物体がマヤン島付近の海底に沈んでいることが判明し、統合軍と反統合同盟軍は新型可変戦闘機VF-0 フェニックスとSV-51を配備した回収部隊を派遣する。マヤン島を舞台に戦争が始まり、伝説に謡われた「鳥の人」が目覚めて「滅びの歌」を唄う時、世界は破滅の淵を覗うことになる。

ふもふも さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

これぞヴァルキリーの戦い。

 時系列的には最初のマクロスより前の話。また、マクロスフロンティアとはかなり深い関係あり。フロンティア見る前に、こっちを見たほうがいいです。


OVAだけあって映像がすごい。ヴァルキリーが可変機能を駆使して動くわ動くわ。これぞ可変機どうしのドッグファイトって感じです。特にスカルリーダーでおなじみ、(若い)フォッカーさんがすごい。昔からかなりのものだったんですね。


映像美を楽しめる名作です。「フロンティアは見たけどこっちはまだ」、「これからフロンティアを見ようと思う」といった方に是非の作品です。そんなに長くないですし。


それにしても昔フォッカー、肌の〇ろが違いすぎです(笑)。

投稿 : 2020/10/24
♥ : 6

coldikaros さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

作画は頑張ってるのはわかる

2002年の作品でこの作画は大したもんだと思います。
ですがストーリーは面白いかと言われると、どうも微妙なラインですね^^;
つまらなくはないですが、どうも盛り上がりに欠けます。
マクロスの弾幕描写はやはりマクロスプラスのような絵のほうが迫力があると思います。
まぁすっきりして見やすくはなりましたが、その分目をみはる絵というのはなくなってしまったように思います。
この作品で描かれたことがもろにマクロスFで話に出てきますので、Fから入ってきた人はこれのことかと感じると思いますし、初代から見てきた人は作中の時代の経過をFで感じることができると思います。
こういうのはシリーズを見てきたファンにとっては嬉しい要素ですよね。
ですので、シリーズとしてはそこそこの価値のある作品です。そういう面では面白いですね。
ただやっぱり、単体としての評価は微妙なところですけども^^;

投稿 : 2020/10/24
♥ : 2
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

コンパクトに纏まった「マクロス」本編の《前日譚》

先に、マクロス・シリーズの第1作『超時空要塞マクロス』(初代マクロス)のレビューで、同作は初見者にとって視聴を続けていくためのハードルが非常に高い、と指摘しました。
それでは、同作の続編であり、それぞれ人気作として定評のある『マクロス7』、『マクロスF』の方を先に視聴すべきか?というと、それもまた問題がある(※具体的に言うと、『初代マクロス』のシナリオとの繋がり具合・重なり具合を無視したまま視聴してしまうと、それらの楽しみ具合そして受け取る感動の度合いが半減してしまう惧れが高い)と思います。

では、一体どうしたら良いの?

・・・と考えあぐねていたら、需要あるところに供給ありなのか、丁度マクロス・シリーズ・ビギナーにお誂(あつら)え向きの作品があるじゃないですか!

その名も『マクロス ゼロ』

※以下、本作の良い点を列挙していくと・・・

(1) 作中の時代設定が、『初代マクロス』(西暦2009~10年)の丁度1年前(西暦2008年)である。
(2) 『初代マクロス』では第1話の冒頭にチラっとしか語られなかった、異星人の製造した巨大宇宙戦艦の地球飛来・墜落(西暦1999年の出来事)とその後に起こった統合戦争の一局面が描かれている。
(3) 『初代マクロス』では、統合戦争の英雄の一人であり可変戦闘機VF-1のエースパイロットとされるロイ・フォッカー少佐の、統合戦争当時の活躍の一端が描かれている。
(4) 同じく『初代マクロス』では結局ゼントラーディ人達の会話の中で曖昧にしか語られなかった「プロトカルチャー」の担い手(あるいは運び手)について、かなりの程度明確な描写がある。
(5) 制作時期が2002-04年と新しく、尚かつ特典用(※つまりオマケ)ではなくマニア向け販売用OVAであるため、作画もシナリオも出来が良い(※とくに戦闘機同士のバトルシーンが圧巻)。
(6) さらに、全5話(※但し1話は30~34分程)でTVシリーズに換算するとだいたい半クール(約6.5話分)と短く、視聴にかかる負荷がさほど大きくない。
(7) そして、何といっても本作は、マクロス・シリーズのお約束である「少年パイロット×タイプの違う二人の少女」の三角関係が、コンパクトながらも確り描かれている!!

・・・ということで、これから初めてマクロス・シリーズを見ようという方には、うってつけの作品のように私には思えました。

※因みに、本作のサブ・ヒーローであるロイ・フォッカー少尉は、前述のとおり『初代マクロス』にそのまま登場しますが、本作のメイン・ヒーローである工藤シン少年(主人公のパイロット)も、『劇場版マクロスF~サヨナラノツバサ』の終盤に少しだけ登場します。
※そして、本作のWヒロインの片割れマオ・ノーム(※妹の方)は、『マクロスF』のWヒロインの片割れ(シェリル・ノーム)の祖母という設定で、同作の回想シーンにチラリと登場します。
※そして、本作の第三章「蒼き死闘」のあの海中の注目シーンといえば『マクロスF』の第10話!!(※ランカ・リーの・・・)

・・・ということで、本作は『初代マクロス』だけでなく『マクロスF』との繋がりも深い作品なので、やはり、マクロス・シリーズの真っ先に視聴するのが吉!!!です!!!!


◆制作情報
{netabare}
原作・監督      河森正治
特技監督       板野一郎
脚本         大野木寛
キャラクターデザイン 齋籐卓也
メカニックデザイン  石垣純哉、宮武一貴、河森正治
音楽         蓜島邦明
アニメーション制作  サテライト{/netabare}


◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回

=========== マクロス ゼロ (2002年2月-2004年10月) ========
{netabare}
第一章 海と風と ★ 1999年8月の災厄、工藤シンのマヤン漂着(2008年)、VF-0(バルキリー試作機、通称“ゼロ”)と「鳥の人」伝承
第二章 地上の星 ★ フォッカー少佐のシン・スカウト、空母アスカ内のエイフォス、文化人類学者(アリエス)の島上陸と風の巫女(サラ)の反発、聖なる泉の奇跡(サラの歌) ※挿入歌「ANKAN」
第三章 蒼き死闘 ★★ 人類プロトカルチャー干渉仮説、魚の人(マオ)の宝物、反統合同盟の「鳥の人の胴体」奪取作戦、島を包む砲火、PC仮説と島の伝承の証明 ※挿入歌「ANKAN」「yanyan」
第四章 密林 ☆ ハスフォード博士の野心、サラ&シン逃亡、フォッカーのアリエス救助(地雷)、マオ回復、気化爆弾投下・密林炎上
最終章 鳥の人 ★ サラの罪、シンのサラ救助失敗、「鳥の人」の目覚め、滅びの歌 ※第四章との繋がりが雑なのは×、挿入歌「HOROBI NO UTA」{/netabare}
--------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)1、★(良回)3、☆(並回)1、×(疑問回)0 個人評価 ★ 4.1

OP ※なし
ED ※各章で変わる
  第一章&最終章「ARKAN」
  第ニ章「Life Song」
  第三章「yanyan」
  第四章「Forest Song」

投稿 : 2020/10/24
♥ : 13

68.9 9 ラブレターアニメランキング9位
revisions リヴィジョンズ(TVアニメ動画)

2019年冬アニメ
★★★★☆ 3.4 (274)
1014人が棚に入れました
「これは予言よ。あなたたち五人に、いつか大変な危機が訪れるの。そのときみんなを守れるのはあなた」幼いころ誘拐された過去をもつ高校2年生・堂島大介は、幼なじみのガイ、ルウ、マリマリ、慶作とともに、不可思議な現象──「渋谷漂流」に巻き込まれる。渋谷の中心部が跳ばされたのは300年以上先の「未来」。そこで待っていたのは、広大無辺な荒野と森、点在する廃墟……そして、未来人「リヴィジョンズ」と彼らが操る巨大な機械の化け物だった。理由もわからぬまま化け物に蹂躙されていく渋谷を助けようと現れたのは、誘拐事件の大介の恩人と同名で瓜二つの少女・ミロ。彼女は、大介たちだけが操縦できる人形兵器「ストリング・パペット」を提供し、渋谷を守れと促す。誘拐事件の恩人──ミロによる予言「仲間を守る運命」を信じて生きてきた大介は、ついに訪れた危機と手に入れた力に歓喜する。しかし、幼なじみ5人の絆は誘拐事件の影響でバラバラとなっていた。孤立した街。未知の敵。未確定な過去と運命の予言。

声優・キャラクター
内山昂輝、小松未可子、島﨑信長、高橋李依、石見舞菜香、斉藤壮馬、日笠陽子、田村ゆかり、櫻井孝宏、遠藤綾、てらそままさき、飛田展男、寺崎裕香、大塚芳忠
ネタバレ

yuugetu さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

群像劇としてのキャラクター配置の巧さ〈若干修正・追記あり〉

2019年冬放送のオリジナルアニメ。全12話。
半径1キロの範囲(都市)のタイムトラベル(SF)に少年少女の成長譚、都市災害、群像劇を加えたちょっと珍しい作品。

もともとメディアミックス前提の企画だったようですね。
WEBのインタビューを読んだら、監督によると「元々は(本作の企画・プロデュース担当の)スロウカーブさんが、アニメを中心としたマルチメディアミックスの企画を立てていて、その途中で私に声が掛かった」と。作品の枠組みは谷口監督が参加してから決まっていったようです。
CGを担当した白組の平川孝充さんとの対談などを読んでいると、かなり力が入った作品という印象を受けます。

3DCGとても良かったと思います。コンテ(カメラワーク)もしっかり決まっていて、CG酔いするような所が無くて見やすかったです。
個人的にはEDが大好き。歌も画も凄い好み。ミロ美人。


【良かった点】
過酷な環境下での少年少女の成長物語はもともと好きなので、とても楽しめました。
展開が早く濃くてアニメのみだと付いていくのが大変でしたけど、無駄が無くいので見直すのも苦になりませんでした。
恋愛要素は関わってきますが、それほどドロドロした描写はありません。グロは覚悟していたんですが、思ったよりショッキングなシーンは少なかったです。CGの限界なのかもしれませんが、演出でフォローしている所が多かった印象です。

{netabare}
大介の性格は私はあまり気にならなかったですね。
他のキャラクターが釘を刺し続けていたので、最後には必ず成長するだろうと何となく安心して見ていました。(周囲のキャラクター達が「大介はそのままで良い」という描写だったらさっさとやめてたと思いますが)
第一他の子たちも欠点が無いわけではないですし。
ミロとの関係が好きだったので大介の空回りにハラハラしつつ、成長してからミロとはどんな関係に収まるのかに期待して視聴していました。その点はすごく満足した!ミロ好き。

終盤になって、ストリングパペットの搭乗者としては大介が能力的には「補欠」であり慶作の能力が最も高かったことが判明するあたりが、もっと丁寧な描写だったら良かったかも。
こういうの好きなんだよね…「失敗しながらも必死で成し遂げたこと」によって凡人が英雄になるって良いじゃないですか。

それに対して慶作は本当に運に見放されていて可哀想でしたけど…。
視聴者の中には「主人公体質」と感じた人もいたようだけど、私は最初はそうは思わなかったんですよね。多分仲間たちのために自分は我慢していたからだと思うのだけど。
私にとって主人公の条件は、主体的に決断できることと心の強さ(最初は弱くて大きく成長する場合もアリ)なのかなと…
だから、最後に慶作が自分の意志で大介を生かしたのは主人公的な行動だったと思います。
そして「観測されたものは存在が確定する」というこの作品の理論によれば間違いなく慶作は生存しています。大作や他の皆が慶作のことを覚えているので、いずれかの時空に存在しているということですね。勿論それはニコラスも同じなので、また一波乱ありそう。
2期見たいですね~…慶作幸せになって欲しい。

ストリングパペットが巨大ロボットではなく、パワードスーツなのも好きでした。
市街地での戦闘や任務をこなせるサイズだから、自動車やバイクとの共同作戦が自然に画にできていたように思います。{/netabare}


【勿体なかった点】
{netabare}
正直に言うと、取り扱う題材が多く複雑で尺不足に感じました。
その分ワンシーンが濃くて飽きずに集中して視聴できたけど、毎回気は抜けない。
他のS.D.S.メンバーに比べてガイがちょっと出番少ないのは特に勿体なかったです。尺不足の煽りを受けちゃった感じはしますね。
ガイが好きな人には、小説は是非読んで欲しい。{/netabare}


【小説版読了】
小説版もかなりの出来で、単品でSF娯楽小説としても申し分ないです。
文章も読みやすいですし、内容・心理描写・世界観説明も素晴らしく、アニメと併せてとても楽しめました。
…ていうか両方手に取るべし。
{netabare}
物語は同じですがキャラクターへの理解が深まります。
S.D.S.のメンバーだけではなく、例えば大介の叔父の幹夫さんがとても良い。社会人としても叔父としても立派ですし、幹夫さんの描写と大介の掘り下げを併せてしているんですよね。こういうの好きです。

世界観についてもアニメだけだと説明が最低限になってしまっているし、小説だけだと視覚的に理解しにくい部分があります。
ストリングパペットのデザインはせめて挿絵がないとわからないと思う。一般的なロボットアニメのメカとはだいぶ雰囲気が違うので。
…何より田舎者には新宿の地図はとっさに頭に浮かばないし…。
3DCGを選択した理由の一つとして、監督は新宿の街の再現性を上げてもいるのですよね。地方民としては心底ありがたい(笑)

それだけ世界観をしっかりと構築しているので、映像と文章両方楽しめます。活字好きには是非オススメしたい。{/netabare}


ソーシャルゲームの展開も予定されているそうなので、この世界観がこれからも活かされそうなのは良いですね。
ただ、やっぱり私はアニメで見たいなあ…。2期あればきっと見ます。(2019.9.13)


【再視聴感想】
放送が今年の冬だったらもっと話題になったかなあ…
と思って遠い目になってる(苦笑)。
{netabare}
作中で直接パンデミックが描かれるわけではないんですけど、パンデミック後の世界と、抗体の有無で差別が起こり戦争に突入した2つの勢力を登場させたのはなんとも皮肉だなあと…。

自然災害時に起こる人災も普遍的な要素と思いますが、良い面も悪い面もきちんと描いているのも好印象でした。悪い面ばかり描けばかえってリアリティは失われるものです。
後日談の記者会見シーンで、教員(メンタルカウンセラー)、自治会長、公的機関責任者、医師が会見場に立っている。今の現実を見ていると、凄く理に適ったキャラクター配置をしていますよね。こうなるとサブキャラクターの群像劇をもう少し詳しく見たかったなと思ってしまいます。やっぱり2クール欲しかったですね…。

特に悠美子先生はもう少し活躍する予定だったんじゃないかなあ?小説でも特に描写が増えたりはしてないんですよね…。
大介達を精神的に追い詰めたり一般の人達をカウンセリングしたりしながら、悠美子本人も強くなっていく展開とかだったら是非見たかったなあ。強い大人の幹夫と脆い大人の悠美子の対比は、考えてみれば示唆に富んだ内容でもありますね。
{/netabare}
再視聴して全体の印象が変わったわけではないんですが、現実味と創作のバランスを如何に取るか、よく練られた力作だと改めて思いました。
(2020.5.31)

投稿 : 2020/10/24
♥ : 20
ネタバレ

すがさ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

メサイアコンプレックス【救世主妄想】

平和な世界に生きるごく普通の高校生5人が、突如として訪れた危機に際して人類の命運を託されてしまうお話。

しっかりと"普通の高校生"なので、異世界転生主人公みたく、ニヤつきながら敵を蹴散らすような展開にはならないし、危機的状況の中で冷静に正解択を選ぶようなこともなかなかできない。
{netabare}そんな世界観の都合上、5人の中で視聴者が好感を持てたのはケイサクぐらいだったと思う。
(5人以外だと泉海さんが素敵な女性だった。)

ダイスケの行動がキツいのは脚本を書いた方も承知の上だと思うから、「ダイスケが嫌いだからこのアニメ嫌い。」というのは視聴者側の対話拒否なようにも思えるが、
実際にそう感じた視聴者が続出してしまったということはやっぱり脚本が悪かったのかな?

まあ、そこに関しては私は全然大丈夫だったんだけど、単に盛り上がりに欠けていたなとは感じた。

《メサイアコンプレックス【救世主妄想】》とかいう壮大なレビュータイトルに釣られてこのレビューを読んだ方が、中を開けてみればショボいなって思ったのと大体同じような感想。

ともあれ、私が見たかったもの[誘拐事件の伏線回収]は最終話で概ね満足のいく結果となってくれたので、終わり良ければなんとやら。観て良かったと思う。
{/netabare}

内容からは逸れますが、このアニメの3DCGは素晴らしいですね。
3DCGのアニメには少々抵抗があったのだけど、このアニメの3DCGはすごい(語彙力)
これほどの高クオリティでやってくれるのであれば、他のアニメでも大歓迎ですよ♪

投稿 : 2020/10/24
♥ : 30

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

ロボット物……、なのかなあ…?(SFなのは間違いないです)

オリジナルTVアニメ作品です。NETFLIXで先行配信していたみたいですが、私にとってはフジテレビ系列での2019年1~3月の放送を観たので、2019年冬クール作品です。

モーション・トレースっぽい操縦方法で作中では「パペット」と呼ばれている、生体認証機能が付いていると思われる搭乗型のロボット兵器が出てきます。

この生体認証機能のおかげで、パペットに搭乗できるのは主人公の堂島大介を含めた少年少女5人だけ。

何で人型なのかというのは、物語が進むにつれて明かされる情報からすると「そういうことなんだろうな」とわかる、イヤな感じっぽい理由だと思われます。(劇中でそこは明確には言ってなかった気はしますが、たぶん…。)

とりあえず公式サイトの第1話あらすじにある通り、大介が通っている高校を含む渋谷の街全体が、未来へ跳ばされてしまうというタイムスリップ系のSF物です。

跳ばされた途端に、未来の人類を二分する戦いに巻き込まれてしまうわけなのですが…。

とりあえずタイムスリップの実現方法以外はそんなに突飛な設定は無く、わりとまともなSF作品だったと思います。作中でのタイムパラドックスに関する解釈は、『STEINS;GATE』などと概ね同じっぽいです。

大介の性格にいろいろと難があるのでこれに耐えられずに視聴をあきらめてしまう人はいるかもしれませんが、一方で大介がひたすら凡人なのがこのお話の肝なのかもしれません。

最後まで観たら私はけっこう楽しめました。

投稿 : 2020/10/24
♥ : 32

59.1 10 ラブレターアニメランキング10位
りぜるまいん(TVアニメ動画)

2002年春アニメ
★★★★☆ 3.2 (88)
470人が棚に入れました
『りぜるまいん』はスギサキユキル(杉崎ゆきる)による漫画、およびそれを原作としたアニメ。
《ストーリー》中学3年生の少年岩城友紀は、自分の担任の教師に恋人になってもらおうとするが、その先生は婚約していた。そればかりか、友紀を「ダンナさま」と呼ぶ少女(人間ではない)りぜると、国家権力により無理やり結婚させられる。友紀は年下が嫌いであることをりぜるに明かし離れようとするが…。そしてその後のある事件で、忘れ去られていた友紀の幼い頃のりぜるとの本当の最初の出会い、そして過去を友紀は徐々に思い出した…!?

声優・キャラクター
釘宮理恵、山口勝平、浅野真澄、鈴木千尋、田中理恵、永島由子、飯島肇、清水敏孝、松山鷹志
ネタバレ

ユニバーサルスタイル さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

はふはふはふ~ん♪甘々なラブコメディ

釘宮理恵さんは実にたくさんのアニメでヒロインを演じられ、どれも印象に残るキャラばかりな凄い声優さんです。
しかし!その中でも一際強烈なのがこの『りぜるまいん』の「りぜる」です!!
他に類を見ない個性派ヒロインな上、実に可愛らしい・・・一度見たら病み付きになること間違いなしです。


あらすじ↓
{netabare}
主人公の岩城友紀(いわきとものり)は担任の井端菜摘(いばたなつみ)に恋していた。しかし中学3年生のときついに告白しようと思った矢先、菜摘が婚約することを知る。

ショックで落ち込んでいた彼の前に突然りぜるという謎の少女が現れる。何故か国家権力によって強制的にりぜると婚約させられた友紀だが、彼は年上の女性が好みだと突っぱねる。

友紀に振り向いてもらうべく奮闘するりぜると、一向に相手にしようとしない友紀。二人の関係はこの先どうなるのか?
{/netabare}


前半はりぜるが友紀に振り向いてもらうよう頑張る奮闘記になります。

毎度ベタな展開とオチが続くので、序盤は単調に感じるかもしれません。その代りテンポがとても良くて、1話1話における満足度は高いです。一気見には向かない、ということです。

友紀にデレデレな彼女は、そっけない態度を取られても乱暴な目に遭っても全くめげずにアタックし続けます。

この部分はうる星やつらのオマージュになっているらしいです。OPもうる星をかなり意識した曲になっています。

ただ、この作品は勘違いではなく実際既に二人が婚約した仲となっており、りぜるは友紀との初めての共同作業を何でも好意的に捉える新妻らしさが面白いです。
(例)初投げられ~、初叱られ~、初縛られ~

それからラムちゃんは宇宙人ですが、りぜるは人工生命体(アンドロイド)であり、その点を活かしたユニークな動きも見所です。
(例)喜ぶと頭にある巨大な髪飾りがピコピコ動く。泣くと涙が地に落ちて爆発する。等

あとラムちゃんは「ダーリン♪」呼びなのに対し、りぜるは「だんなさまー♪」呼びなのも地味に持ち味になっています。


何も考えずにアタックし続けても相手にしてもらえないと分かったりぜるは、少しずつ友紀のことを理解しようと努め始めます。

そしてその努力を次第に認め、彼女に心を開き始める友紀。

この二人が互いに歩み寄っていく過程がとってもハートフルで良いです。


りぜると友紀のクラスメイトや友人も個性派ばかりで、中盤からこの関りが面白くなってきます。

その他キャラ↓
{netabare}
聖本あおいちゃんは友紀の幼なじみでありクラスメイト。一見地味なんですが、りぜるに親身に付き合ってくれる唯一の親友でもあります。

鳳凰院龍之介は同じ学校で金持ち・エリート・イケメンの三拍子揃った完璧超人。その外面にあおいちゃんは想いを寄せています。しかしその実重度のロリコンでりぜるに惚れこんでいる変態であります。

八千草響子は過去の出会いから友紀に恋している高校生。年上好きの友紀は彼女のアタックにふらつきます。普段はシャイで大人しいけれど、眼鏡を外すと強気で妖艶な性格に豹変します。
{/netabare}


りぜるはいつもニコニコ笑顔で甘い言葉を恥ずかしげもなく連発してくる・・・もう羨ましすぎるぐらい愛らしい女の子なんですが、対する友紀は生意気で仏頂面で粗雑で、もうダメすぎる!(笑)

でもちゃんと彼がそうした態度を取り続ける理由があって、記号的な(単なる朴念仁な)人間になっていないので、次第に友紀も可愛いと思えるようになりました。
その理由は...↓
{netabare}
友紀は年上の女性が好き。でもただ好きになっても振り向いてもらえない
ことに苦しみ、人前では男らしくカッコイイ人間を演じていたから。

子供のままでは大人の恋愛対象になれない。早く大人になりたい、大人扱いされたい。そうした感情からわざと(本人の中では)大人びた態度を取り続けていたのです。
{/netabare}


りぜるにはなんと三人のパパがいます。

特徴があまりないので、失礼ながら髪の量で並べると
パパA:やや少なめ(バーコード) 
パパB:ふさふさ
パパC:つるつる

全員サングラスでイカツい外見ですが、娘のりぜるには目に入れても痛くないくらい愛情をもって接しています。

最初りぜるはパパ達に頼り切りで友紀と上手くいくように色々手助けしてもらうのですが、次第に自分の力で友紀に振り向いてもらうよう頑張るようになります。


終盤の、独り立ちした娘を見守る父の姿、そして成長したりぜるの姿には思わず感動しました。


表面的に見れば、エッチな描写だったり暴力的な描写が多く苦手に思う人が多いかもしれません。

確実に見る人を選ぶアニメだとは分かっていますが、それでもやはり奥に 溢れるあったかさと優しさを感じてほしい・・・・そう思います。

イロモノに見られようが、絶対に名作だと言いたいです。


評価について
物語は、二期に続くという形で終了したので-0.5
作画は、10年前にしては綺麗な方ですが、回によっては荒れも見られたので-0.5
としました。

その他評価
{netabare}
主題歌
OP「はじめて♡しましょ!」・・・甘々なラブソングの歌詞に乗せて、釘宮さんの甘い歌声と癒し系の音楽が合わさった、まさしく最強の萌えアニソン。

ED「ほんきパワーのだっしゅ!」・・・OPとは打って変わった情熱的なラブソング。恋する乙女のパワーを表現した、こちらもかなり素晴らしいアニソンです。インストがカッコよすぎる。

音楽
主題歌の作曲同様、佐橋俊彦さんが手がけています。決して萌え~な感じの緩いBGMでなく、疾走感ある感じがアニメのテンポの良さに貢献していたと思います。

好きなエピソード
1話「突然!幼な妻!?」:突然の登場、いきなり婚約?ロリロリな新妻。
→非常にサクサク進むので思わず引き込まれてしまいました。

3話「めざせ!2人でおふとんイン!?」:男くさくなるための特訓?匂い?口調?服?男臭さってどこ?
→りぜるの懸命な努力、可愛いですが笑えます。

5話「やったね!一緒にイッちゃった!?」:りぜるの好意をふいにして自己嫌悪する友紀。最後は仲良く仲直り。
→ラブコメによくある、トラブルからの不仲と感動的な仲直り。ほっこりします。

6話「SOS!あぶない放課後!?」:あおいの策略通り、りぜるが危ないと知ると急いで助けに来る友紀。
→友紀のツンデレが見られて微笑ましい瞬間です。

9話「初体験?あたしが抱いちゃった!?」:恋人と上手く行かずふさぎ込む菜摘。そしてそれを慰めようとする友紀。傷心の隙に乗じて菜摘に想いを伝えようとした友紀だったがまたもや空回り。りぜるに慰められる。
→じーんとくる良い回でした。ここでやっと友紀の素直さも見られます。

10話「ラブレターパニック!恋の板挟み!?」:あおいと龍之介をくっ付けようとするりぜる。りぜるは龍之介に好きなのに振り向いてもらえないあおいの気持ちを訴えるが、龍之介も自分のりぜるへの気持ちを訴えた。
→揺れ動く少年少女の心、青春です。この回のやり取り良いですねー。

12話「オトナへの扉!初めてのC!?」:接吻岩の願いごとを各々信じてやってきた一行。パパの力を頼らずに奮闘するりぜる、接吻岩の上でキスする二人。
→りぜるの覚悟と愛が素晴らしい。まさに神回でした。
{/netabare}

投稿 : 2020/10/24
♥ : 10

54.1 11 ラブレターアニメランキング11位
おしりかじり虫(TVアニメ動画)

2012年秋アニメ
★★★★☆ 3.1 (10)
52人が棚に入れました
おしりかじりむし18世(10歳)は、底抜けに明るく元気で、歌と踊りの大好き。
猫背の人や落ち込んでいる人、自信のない人たちのお尻をかじって元気にしていくストーリー。
子供たちの好きなユーモアたっぷりのギャグを取り入れながらも、作品には地域社会の大切さや家族愛というメッセージも込められています。

声優・キャラクター
金田朋子、徳山靖彦、斉藤貴美子、潘めぐみ、伊瀬茉莉也、鈴木琢磨、浜添伸也、内田直哉、佐久間レイ、戸田めぐみ

計測不能 12 ラブレターアニメランキング12位
ゾイドワイルド ZERO(TVアニメ動画)

2019年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (8)
48人が棚に入れました
ゾイドとは、銀河の彼方に生息する、戦う意思を持った金属生命体である。惑星が最後を迎え、人類は第二の故郷として地球を目指すが、ゾイド因子の暴走と不慮のタイムワープで突如、21世紀の地球にゾイドが出現。ゾイドによる破壊と度重なる地殻変動で地球は一度滅びた。レオは自ら発掘したビーストライガーを相棒に、地球の未来を左右する少女サリーと冒険の旅に出発した。

声優・キャラクター
野上翔、千田葉月、保村真、日笠陽子、増田俊樹
ネタバレ

yuugetu さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

最終話まで見ての感想【辛口注意】

2019年10月放送開始のTVアニメ。ゾイドアニメシリーズ6作目であり、ワイルドシリーズ2作目となります。
テレ東系が見られず見逃し配信で視聴しているため、見返せなくても良いように各話メモしていたら文章量が膨大に…。最後まで視聴してから投稿しようと思っていましたが、読む人が大変だと思うので一度上げます。
固有名詞間違い、駄文ご了承ください。

内容は濃いけど、個人的には好きな回とそうでもない回の落差が激しいです。辛口部分もあるのでご注意願います。


【各話メモ】
{netabare}
第1話「誕生!ビーストライガー」
{netabare}21世紀の地球に降りる宇宙船とゾイド。ゾイドと大きな地殻変動により文明が滅ぶ。物語の舞台は新地球歴0030年。
武器を持たない白いライガーと惑星Zi(なのかな?)から移住して第2世代の主人公レオは最初から相棒らしい。今度のライガーは優しい性格かな?街中ではゾイドが公道を歩いているし普通に受け入れられているみたい。その様子や主人公の運び屋という仕事、ライガーとの関係がフューザーズを思い起こさせる。廃墟でバズと共にレアメタル(ジャンクパーツ)回収で資金稼ぎしていると(主人公の身体能力が非常に高い)ジャミンガ(錆びて野生になったラプトールっぽい?ゾイドのなり損ないと言われてる)に襲われているサリーと出会う。
帝国軍のリュック隊長に追われるサリーを守ろうとするが追い詰められる。リュック隊長の軍服の背中の部分にキャノンブルと接続する機能があるみたい。サリーは持っていたペンダントをライガーに投げるとレオの腕に機械が一体化し、ビーストライガーへ姿を変える。マシンブラスト(兵器開放)で倒れなかったライガーはエヴォブラスト(進化開放)し、3人は無事に逃げ切った。
本来は耐Bスーツが無いとワイルドブラスト時のコクピット内は辛いらしい。レオは不思議な力で守られているみたい?隊長の「あれがボーマン博士の研究成果か」というのはサリーのこと?ボーマン博士はサリーのおじいさん。
・感想・
OPEDともに曲は良い印象だった。ゾイドアニメはシリーズ全体通してイメージカラー青なのかな?ワイルドゼロ単体だと青いイメージがあまり無いんだけど、OP曲名が「blue blue blue」。
音楽が平野義久さん。大好きです。平野さんは作曲・作風の引き出しが多すぎる。ちょっと聞いたくらいじゃ絶対にわかんないwちょっと聴いただけで作曲者がわかるのは没入感を阻害するので好きじゃないけど、本作は好き。{/netabare}


第2話「爆砕の武器庫!バズートル」
{netabare}OP映像はまあまあ。
ライガーはレオが発掘して復元したゾイド。レオは左半身が機械に。バズは帝国軍とことを構えるのは嫌がるが、レオは特に何も言わない。
夜中に出て行こうとするサリーを引き留めるライガーとレオ。レオの体を見てショックを受けるサリー。ウォルター・ボーマンはサリーのおじいちゃん。(人の住めなくなった地球からサリーたちの母星に移民したが、その母星も滅びる。ゾイド因子を地球に持ち込んで再生エネルギーの問題を解決し、地球由来のゾイドを発生させ地球再生に役立てる計画。地球に帰る時に科学船がジャックされ、航路を変えたためその後何があったかわからない。サリーと博士は地球に到着したのは1年前。他の移民団は30年ほど前に到着しているため、レオ達は第2世代。)
ズィーフォーミング計画は上手く行かず、第一世代は呼吸器が必要でジャミンガが発生した。
ワームホールの影響で科学船が地球に到着したのは移民船が着く100年前。滅ぶ前の地球に到着したことでテラフォーミングは失敗し、地球が壊滅。ゾイドも稼働できず石化し地中に。いまやゾイドは発掘されるもの。
博士は誰にも気づかれないように地球再生の研究を続けていたが、帝国に知られてしまった。
バズの身元から帝国に居場所が割れ、バズートルに襲撃される。サリーをおじいさんに会わせるのがレオの当面の目的。
・感想・
レオは左半身が一部機械化してることを何も言わないけど良いのかな?サリーがショック受けてるから、体を元に戻すためにおじいさんに会いに行く展開かと思ったら全く言及されない。その目的もあるのだと思いたい。
キャラクターそれぞれの人柄と目的がちょっとしか出てなくてまだ設定説明ばかりなので様子見。{/netabare}


第3話「飛べないライオン」
{netabare}今回からしっかりしたナレーションが入るようになるのかな?
帝国軍から逃れるために海を渡る一行。サリーのペンダントが指し示す場所(ズィーフォーミングの施設)を目標に動くことに。帝国の海上演習場に迷い込んで逃げようとした所にスナイプテラ(ギレル中尉)によりライガーは落とされ、間一髪のところを共和国軍のトリケラドゴズ(ディアス中佐)に救われる。
・感想・
レオが窓からスナイプテラを夢中に見ててバズが困った顔するのが好き。バズが意外とレオに振り回されてるのかも?年の離れた兄と弟みたいな感じなのかな。
レオがライガーに大人しくしててっていう所は可愛くて良かった。{/netabare}


第4話「ゾイド遺跡を死守せよ!」
{netabare}共和国軍に助けられ大規模な遺跡に連れていかれる一行。バズとサリーが和む。考古学者の女性ジョー・アイセルに出会う。帝国軍を警戒するディアス、遺跡の襲撃をもくろむアルドリッジ。
レオの父親ジョシュア・コンラッドも考古学者?アイセルの憧れ。父親は行方不明になっている。サリーは祖父の「森羅万象には良い面と悪い面がありゾイドもそう。ゾイドは一度は地球を滅ぼしたが、地球と共存できる」という言葉を思い出す。レオの父も同じような思想の持ち主だったらしい。
21世紀の遺産(地下駐車場のジャンク)を漁りに入るとジャミンガの群れ。ライガーは地下に入れず、アイセルのラプトリアに助けられる。そこに帝国軍のスティレイザー(アルドリッジ少佐)を囮にガブリゲーターの小隊が襲撃。レオとライガーは、スティレイザーも敵に加勢したため苦戦。地下に爆弾を仕掛けて足場を崩し撤退させる。ガブリゲーターが煙幕使っててワイルドを思い出す。地球の自然は再生の兆しがある。草や水に触れようとするライガー。
地球考古学者アイセルが旅に加わる。ディアス中佐に目くばせしてたの何故?
・感想・
ライガーに動物らしい動きが増え、アイセルのラプトリアも威嚇の様子を見せる。野生を取り戻していくということなのかも?レオがバズから「生活のことも考えろ」みたいなこと言われてて、子どもらしさが見えてきた。サリーは結構成り行きって感じだけどどうしたいんだろう。
地球に本来いなかったはずのゾイドがどうやって地球と共に歩んでいくのか。あらゆるものは善悪の二極化では考えられないという点は前作に続き提示され、ジャミンガがその描写を担ってくれたらいいなと思ってる。
アイセルは歴史を調べ、バズは今を生きることを考える。この二人に支えられてレオとサリーは明るい未来を創っていくことになるんだろうか?(2019.10.27){/netabare}


第5話「裏切りのガトリングフォックス」
{netabare}光学迷彩で共和国軍基地に攻撃を仕掛ける帝国軍のガトリングフォックス。作戦後に動かなくなるなど、おかしな挙動を繰り返す。作戦行動の折、バーン・ブラッド二等軍曹はフォックスを制御できず逃走してしまい、ボーマン博士に出会う。
帝国軍の証であるゾイドオペレートバイザーはゾイドを乗り手の意のままに操るもの。帝国からするとゾイドは戦争するための物だけど、ゾイドの闘争本能はゾイド自身のもの。博士に曰く、フォックスにとって自由を奪われるのは何よりも耐え難い。軍属であることを捨ててフォックスの命を助けるか?
レオ達は船を入手するものの現在地の確認できずにいると、フォックス捜索中の帝国軍に襲われ、サリーとバズが人質にされる。そこをバイザーを取ったフォックスとブラッドに救われる。サリーはフォックスにまた出会える気がする、という。予告からすると次回も登場するかな?
・感想・
ブラッドの軍人という道とフォックスの意志・命の二択。ブラッドのこれまでの人生が描かれず、フォックス自身はブラッドをどう思っているのか不明確なのは難点。
前作と違うのはゾイドの命が人間に握られていること。前作だとゾイドは常に乗り手の心を問い、同じ志を抱いた時にゾイドキーが出現した。今作だと人間の手に委ねられるものが増えた代わりに責任や背負うものも重くなっている。ゾイドキーが無いから心が通じているかを確認する術が無い。これが今作で吉と出るか凶と出るか?まあゾイドキーの無い作品の方が多いので、それに代わる表現があれば良いのだから期待したい所。
車の中でバズが愛嬌があるの良いなあ。サリーは軍事技術の知識に明るい?アイセルは共和国軍との仲介役。
ちょっとした疑問だけど、バイザーをゾイドの意志を無視するものと描いてしまって良かったのかな?これをデザインして発売されている玩具もあるし、ゾイドの兵器としての側面も一概に悪いものとして描いてほしくない気持ちもある。様子見案件。(2019.11.4){/netabare}


第6話「悪魔の翼!スナイプテラ」
{netabare}最強のゾイドを作り上げることを目的に、共和国から環境や資金で有利な帝国へ移ったランド博士は、かつて地球の三分の一を滅ぼしたと言われるゾイド・ジェノスピノの化石を集めて復元しようとしている。ランド博士はバイザーや耐Bスーツの開発者でもある。スナイプテラのライダーであるギレルをそのライダーにする予定。
帝国は共和国より1年遅れて地球に到着し軍備増強等を急がなければならなかったので、共和国からランド博士を招聘し、今はジェノスピノの開発で共和国とのゾイドによる覇権争いに決着を付けたい。
レオ達は帝国から逃亡したブラッドに話を聞く。ブラッドにとっては帝国との決別の意思表明、フォックスに好きにさせてあげたかったこと。共和国軍のアイセルが言うにはバイザーはゾイドの意志を奪いロボット化するもの。ブラッドからはおじいさんの情報を得て別れ、食堂でジャンク屋からおじいさんの居場所を知る。
ギレルとランド博士は化石を回収していて、レオ達がおじいさんを追った同じ山中で遭遇。スナイプテラに撃墜されるライガー。
・感想・
ギレルは軍人としては相当なはねっかえり。傲慢にも見えるが実力は確か。でもスナイプテラは今後他の軍人に乗られることになるのかな?
帝国が力任せに軍備増強する理由はわかったけど軍内部の描写がちょっと適当な印象。しかも共和国軍側はそれ以上にガバガバすぎる。
ブラッドさんはキャラとしては好きだけど、帝国に家族とか居ないの?軍人としての出世欲とはどう折り合いを付けたの?フォックスとのやりとりがもう少し観たかったけど流れはまあ妥当な所か。
物語を進めるばかりではあるけどバズ・アイセル・ギレル・ブラッド達は性格がわかって来てる。レオとサリーに何かもう一押し欲しい。ボーマン博士がジープを動くようにした変な機械って?
バイザーについての違和感が増す。作品全体としては兵器としての側面を否定する描写は無いが、ゾイドの意志を無視するのは悪いことだと描いていると感じる。
まがりなりにも戦争を扱うのなら帝国と共和国が善悪偏った描き方にならないで欲しい。国の在り方はキャラクターの生活や思想に大きく影響する部分だし、早めに明かしてくれると色々理解も深まるはずだけど。
バイザーと軍の描写の2点はひっくり返してくれるのを期待したい所。(2019.11.9){/netabare}


第7話「ライガー奪還作戦!」
{netabare}谷底に落ちて急流に流されてレオとはぐれ、帝国軍に回収されるライガー。レオを救助に行ったアイセルは地下の滅びた都市を見つける。その様子からジェノスピノが破壊したもの?ジャミンガも多くいて、倒れたレオに群がっている。アイセルがジェノスピノの名前を出す。帝国では化石が集まりきらずギレルに毒づくランド博士。
ライガーのために焦るレオ。レオを心配するサリー。共和国軍の施設で治療を受け、ライガーの情報を得て帝国のザガート基地からの救出作戦に出る一行。立場上ディアス中佐は帝国へ共和国から仕掛けることは出来ないため、4人はジャミンガを使って工作してザガート基地に入る。レオ、サリーがライガーを修理し(レオの左手に反応してライガーのキャップが取れたのは何故?)バズが提案して武装を付ける。アイセルはザガート基地のシステムをハッキングして帝国基地から共和国軍領地への誤射を演出し、帝国軍が門を壊してレオ達を脱出させる。帝国がジェノスピノを復活させようとしているとディアス中佐から伝えられる。
ジェノに語り掛けるギレル。
・感想・
キャラ描写が全員良かった。ギレルとランド博士のやりとりも。全体的に子ども向けらしい表現が多かった印象。サリーは特に良かった。レオを心配し、ライガーの救出を手伝い、友達らしいやりとりが見れたと思う。
アイセルの機転も良かった。帝国から工作員がいたことを追及されたらヤバない?とちょっと心配ではあるけど。
「心と心が通じれば、ゾイドはかけがえのないパートナーになる」これが共和国側の考え方で良い?そうなると軍備としてのゾイドの運用はどんな感じなんだろう。
ラストでギレルがジェノスピノに呼びかける。ジェノに意志を認めるのならギレルは道具扱いだけとは言い切れない。強い兵器としてゾイドにこだわるならギレルにとっては相棒となるはずだし、ギレルの人間性ともマッチする。ランド博士は腕を気にしていたし呼吸器使ってないのが気になる。ジェノに対してはマッドな惚れ込みよう。
ジャミンガ大活躍だけど、結構酷い扱いかも知れないwライガーにやっと武器を積んだと思ったら取ってしまった…毎回改造して武装を取っていく展開だったら面白いかも。ラプトリアとライガーが可愛い。(2019.11.16){/netabare}


第8話「猛撃の重戦車!キャノンブル」
{netabare}キャノンブルに追跡され、砂嵐の中を進む一行。砂嵐の外に出たと思ったら21世紀の時のまま保存されたような街に出る。急に地面の穴からジャミンガが現れる。レオが父親の研究にあった「ボルテックス」の話をする。砂嵐(未知のエネルギー)に守られ時間の流れもおかしくなった街を見つけた、その不思議なエネルギーが「ボルテックス」。その時サリーのペンダントが、町の中の巨大な穴に導く。ペンダントと穴の奥の何かが反応して光る。
レオとサリーが探索に入り、地下鉄の線路を辿ると大きなキューブ…ジーフォーミングの端末がある。レオの体のゾイド因子と反応し、サリーが再起動することで、端末は地下へ潜っていく。端末が正しく起動したから。
地上に出るとバズとアイセルが帝国軍の捕虜になっている。サリーが帝国軍に投降しようとしたとき、端末が正常に働き始めたため街が朽ちていく。混乱に乗じて反撃に出るライガーとラプトリア。帝国軍をかわした一行はサリーのペンダントとレオの父親の手記の「ボルテックス」の場所を頼りに端末を探すことにする。
次回ギレルがライガー討伐に出るか。
・感想・
今回もラプトリアの動きが可愛い。アイセルもラプトリアに乗る時耐Bスーツ使ってる。これがないと本能開放できないのは帝国も共和国も同じ。レオがゾイド因子のせいで明らかに普通じゃなくなってるんだなあと。アイセルがキャノンブル二機を手玉に取るのは良かった。乱戦・混戦になると小型ゾイドも活躍するので嬉しい。
レオにはゾイドの改造に詳しいって設定があるんだから、隊長のキャノンブルの武装変更には自分で気づく方が良かった気が。レオの腕が機械化したのがゾイド因子のせいだって話、今までに説明されてたかな?個人的に予想はしてたけど本編内でちゃんと知らせて欲しい。結構気にしてたから見逃してはいないと思うんだけど…。
ランド博士も左手?気にしてたからゾイド因子の影響を受けているんだろうか。地面からジャミンガが現れたし、地下の端末が正常に機能してないからジャミンガが発生するということだよね?
キャラ設定を使いこなせてなかったり、説明不足が目立つ気がする。もう8話なのに何となくもやっとする。明かせない謎は別だけど、説明はもっと端的にして欲しい。バズのキャラクター描写が一貫しないのもストレス。コメディリリーフなのかレオの保護者ポジなのか、明確にしてもらえると良いんだけど。(2019.12.1){/netabare}


第9話「空へ吠えろ!ライガー反撃‼」
{netabare}バズが旅費調達のために手に入れた怪しい地図を頼りに荒野を進む一行。100年前の航空母艦や飛行機を見つけるが、軍事的な遺産のため共和国軍のものに。100年前の装備なのにカタパルトが動く。アイセルが居ない間に、言いつけを破って内部を調べに入るレオ達。船内でジャミンガの群れの死骸を見つける。
アイセルはディアス中佐から「彼らの監視と報告を」頼まれる。やはり軍の仕事だったんだね。
帝国軍がビーコンを受信して見つかってしまう。「共和国が領有を宣言しているが実効支配していないから上層部に連絡しよう」
レオ達はディメパルサーを筆頭とした帝国軍の部隊と交戦。スナイプテラが襲来したのをカタパルトを利用して撤退させる。ビーストライガーはスナイプテラにまた会える気がする、と。ギレルもレオへの評価を上げる。
・感想・
最近サリーが行動力を見せてくれて嬉しい。バズはコメディリリーフ寄りになってるけど、地図の入手・探索・カタパルト準備など縁の下の力持ちといった描写は悪くないと思う。ギレルがレオとライガーをライバル認定したっぽい?これも良かった。
…アイセルはやっぱり監視任務なのですね。そうだろうとは思っていたけど、個人的には子ども向けアニメでこういうのを最初から明らかにしていないのはもやっとする。共和国と帝国はまだ国境線が定まらず領地争いをやっているわけだ。予想はしてたけど、両国の生活の描写が無いので解りにくくなってる気がする。
私は近接格闘戦・修理整備シーンが好きなので、重火器の打ち合いが多くて見てて楽しくない時も。一番生き生きしてて楽しいのはラプトリアかも。(2019.12.9){/netabare}


第10話「フォックス捕獲指令」
{netabare}ジャミンガを退治したりして生計を立ててるバーン。帝国にも共和国にも頼らずに生きている街もあるみたい。発掘のプロを名乗るエドという中年男に発掘現場の孤島のジャミンガ退治を頼まれる。一方のレオ達も海上運搬の仕事を受けている。
ラプス島は10年以上前に取りつくされたと言われているが、エドは諦めていない「ゾイドの発掘は人生を懸けるにふさわしい仕事」。二人で島に入るがバーンは取り残され、エドが手引きした帝国軍に襲われる。
海上から砲撃され陸上ではラプトールに襲われ捕獲されるが、一度は自力で脱出。エドが手引きしたことを知るが、帝国に島を破壊されてエドも気落ちしている。エドの船で逃げようとするが追い詰められたところを、運搬仕事で船で移動していたレオ達に助けられる。バーンとは別れるけど、レオ達の仕事は間に合わなさそう…。ラプス島の地面から何かが見えている。
・感想・
お仕事の話は好き。レオ達や普通の人達の暮らしぶりが見えたのは良かった。最後にエドにフォローが入るかと思ったんだけど無かったのが勿体ない。エドも帝国軍を追い払うのに小さくても良いから活躍があればもっと面白かっただろうに。エドはマスク付けてないけど第2世代ということ?バーンはまたフォックスに強化したバイザーを付けて使われると言われて怒る。そりゃそうだよね。バーンは後ろ手に縛られたまま海に飛び込んでよく生きてたね…。
今回は作戦行動や戦闘が良かった。ただフォックスが岩場を上る時とか不自然?。スティレイザーとフォックスの本能開放でフォックスが撃ち負けるシーン良かった。次回予告、バーンまたレオ達に合流する?今回ラストで別れずに同道してても良いような気がするけど。なんだろう、全体的に話の繋ぎがおかしい時があるのが気になる…。(2019.12.15){/netabare}


第11話「灼熱の破壊竜ジェノスピノの復活!」
{netabare}ギレルは病床のコリンズ准将を見舞い、ジェノスピノの復活を誓う。基地にはアルドリッジ少佐も。そこにランド博士からジェノスピノ最後のパーツがイージスバレーで発見されたとの報せ。回収に乗り出すが、空輸の途中にパーツのエネルギーで山火事が起こる。
船で移動中のレオ達は共和国軍の連絡で山火事の現場へ。化石は発見次第破壊することに。バーンが一般人の救助の依頼で動いていて、待機中のサリーたちに合流する。レオとアイセルはバーンの案内で化石の元へ。
スナイプテラで現場へ向かうギレル。ギレルの足止めで帝国の輸送が間に合い、レオ達は化石を持ち去られる。ジェノスピノが完成するものの、コリンズ准将は亡くなり、アルドリッジ少佐がどういう方法でかジェノスピノのパイロットに任命される。
・感想・
今回のイージスバレーのパーツが最後だというけど、前回のラプス島の残された化石はなんだろう?
コリンズとギレルの会話良かった。病気であることは前の登場時にはっきり描いておいても良い気がするけど、そういえば前も杖をついていたっけ?惑星Ziに居た頃のコリンズの二つ名「黒い荒鷲」はスラゼロネタでしょうか。熱くなるギレルは人間味があって良い。ギレルとコリンズ、親子のようで良いですね。ジェノスピノのことではランドとギレルは気が合いますね。この二人仲良く喧嘩しな!って感じ良い。今作はドラマ性の描写がギレルとバーンに偏っている気がしてならない。
コリンズとランドは屋外ではマスクをしているので、屋内なら外しても大丈夫という事だろうか。第2世代は耐性があるから単に慣れの問題なんだろうか。
レオ達が共和国軍に良いように使われてる感があってスッキリしない。アイセルがレオ達の監視任務も負っていることをレオ達が知っているならモヤモヤしないと思うんだけど。
ラプトリアが今回も可愛い。ジェノのCG流石だけど、もう少しハッタリきかせた演出しても良い気が。(2019.12.23){/netabare}


第12話「無敵の咆哮!ジェノスピノ!」
{netabare}アルドリッジ少佐がシーガル准将によってジェノのライダーに任命される。共和国軍に身を寄せるレオ達。巻き込むわけには行かないというディアスだが、アイセル「レオ達はもう巻き込まれている。彼らは地球を愛してる。気持ちは我らと同じ」
ジェノに共和国軍の基地を破壊される。帝国軍シーガル准将から共和国軍ギャラット少将との通信で、ジェノによる共和国軍基地の破壊はコリンズ准将による暴走であると嘘をつく。ギャラット少将も気づいている様子。シーガル准将は軍事力としてしかジェノを見ておらず、ランド博士はライダーが誰でも構わない。(ギレルはコリンズ准将の執務室に立つ様子がワンカット入る)
都市要塞モザイクにジェノが襲来する。モザイクは共和国軍象徴とも言える場所。テラフォーミングシステムが正常に機能し再生した希少な場所で、その「希望の地」を守るために要塞都市がある。
都市内にジェノを誘い込んで罠に嵌めるがジェノを傷つけることは出来ず、重火器を積んだライガーとフォックスでも倒せない。ライガーは大破、それを守ろうとしたディアス中佐のトリケラドゴスは再起不能に。取り逃したジェノスピノは共和国の首都ネオへリングに向かう。
・感想・
ディアス中佐がレオ達を巻き込みたくないって言うのはどの口で言うの?としか思えない。軍服のまま身分を隠さずアイセルを同行させた時点で嫌でも巻き込まれるでしょうに。
チーム内でのバズの役割がいまだにはっきりせず、今回のような場合に何もできない(役割が無い)のが結構ストレス。バズは役割次第ではかなり好きな立ち位置なんだけど。ていうか役割が比較的明確でかつ好きだなって感じるキャラがギレルとアルドリッジ少佐くらいしか…。
近接戦闘多くて作戦行動があり楽しめた。個人的にギレルに期待するのはジェノスピノとの関係かも。(2019.12.29){/netabare}

第13話「漆黒の魔獣!ドライパンサー!」
{netabare}ジェノスピノを止めるために行動し始める共和国軍。ライガーは瀕死の状態。急に要塞都市モザイクの周辺が金属化し始め、リジェネレーションキューブの端末があることがわかる。アイセルとサリーが端末の再起動に向かう。モザイクの環境は変化し続ける。
ジェノスピノの操縦で消耗するアルドリッジ少佐。シーガル准将は共和国軍からの連絡を無視。ランド博士がシーガル准将に、要塞都市の端末を回収するよう依頼するが疎ましそうな様子。(ランド博士は最高科学顧問として将官クラスの権限を持っている)ランド博士のデスクに家族との写真。多分孫娘はサリー?ドライパンサーがモザイクに進軍する。
コリンズ准将の遺志を継ぐ決意をするギレル。共和国軍のディアス中佐を頼り、コリンズ准将の名誉のためにジェノスピノを止めて欲しいと頼む。ギレルが捕虜となり鹵獲された体を装いスナイプテラを使い、ライダーであるアルドリッジを狙うことを提案する。
レオは生身でサリーたちのフォローに向かい、地下を通って湖の下の空間に出る。一方ビーストライガーはボロボロの体で湖に入る。湖底で端末を再起動するとキューブは地面の中に潜り、湖底から石のコンテナのような物がレオ達の前に現れる。
ジャミンガや帝国軍ドライパンサーの襲撃に苦戦するフォックス。
・感想・
今回は良い所が多かったと思う。ギレルがここまで型破りな行動に出るとは思わなかった。良く気づかれなかったなあ。ギレルの行動原理がさらにはっきりしてきた。アルドリッジ少佐死んじゃったりしませんかね…;;好きなんで生き残ってください。
ライガーが湖に沈むのを見てバズが慌てる様子は和んだ。せっかくならライガーから止めようとするバズへの反応があれば良いのに。森や水場はゾイドにとっても癒される場所。サリーが「レオはライガーについていて」と言い、それを結局振り切ってレオが救援に向かうのも、レオとサリーの自主性を感じた。
場面転換が多すぎるようには感じる。ドライパンサーはお披露目のみ。個人的には、ライガーから周囲の人間への感情表現をもっと見たいかも。
(2020.1.12){/netabare}

第14話「超進化!ライジングライガー‼」
{netabare}ドライパンサーに苦戦するフォックス。
湖底でコンテナから目覚め、ドライパンサーを退ける白いライガー。ペンダントの力だと思われる。自身の意志で強くなろうとするライガー。
共和国軍はジェノスピノ進行を防ぐため、鹵獲したスナイプテラを利用することに。アイセルにも増援要請。
ライガーの回復はキューブとゾイド因子の相乗効果によるとランド博士は結論する。ボーマン博士はその二つを使った地球再生を考えていたのではないか。
瓦礫の中からライガー改造のためにパーツを集める一行。ブレードも修復して載せて完成。復活と改造が別なのが良いですね。
ジェノスピノにより消耗するアルドリッジ。ジェノスピノは海を泳いで共和国軍の首都へ。ディアス中佐はスナイプテラでアルドリッジの消耗を狙う。マシンブラストを繰り返したことでアルドリッジが昏倒しジェノスピノは停止。
一方ドライパンサーはライガーを襲うが隠密性が有効でなく、覚醒したライジングライガーに倒される。
・感想・
今回は面白かった。修理シーンがずっと見たかった。ゾイド達の仕草や感情もとても良かったし、復活と改造(パワーアップ)が別々なのが好き。
ジェノスピノのマシンブラスト、柄の所伸びるんですね。ギルラプター、ボーンとアーマーの色が逆になった機体が。
ライジングライガーとレオの意思疎通の様子が良かった。今回はキャラ描写も良くて、サリーも生き生きしていたし、お茶を差し入れるバズもワンカット入ったり。サリーが「とっても強そう!」って可愛いwアルドリッジ少佐には無事に帰ってきてほしい…。もしかしたら一番好きなキャラかもしれない。
新EDでゾイドが走っていくの好き。次回予告とゾイド紹介も二人体制で好き。ずっとレオとレギュラーキャラ誰かでやって欲しい。
{/netabare}  

【以下、15話~22話まで】
{netabare}
第15話「破滅竜ジェノスピノを追撃せよ!」
アルドリッジは消耗しジェノスピノも停止したように見えたが、ジェノスピノはライダーなしで暴走し始める。首都に向かうのを止めるためにディアス中佐やレオ達はジェノスピノを追撃する。共和国軍は廃墟で迎え撃つが足止めできない。ガノンタス、グラキオ、トリケラとか。
ゾイドコアを狙う作戦をサリーが提案。ギレル「無謀だがライガーのライダーが俺の想像通りなら」「こんな愚行を犯すためにジェノスピノは復活したのではない。この事態は帝国の望むところではないと信じている」レオ「ライガーはジェノスピノを止めるために進化した」
ギレルがバイザー付きキャタルガを使ってビルの下敷きにしてレオとライガーが攻撃。ジェノスピノを停止させる。ランド博士はジェノとライガーのデータ収集していた様子。ジェノスピノをどうするかは帝国と共和国の上層部が協議して決めることに。
サリーはゾイドのためにボーマン博士の目的を果たすと再度決意する。レオ、ギレル、バーン、ディアスの顔合わせ。コリンズ准将の汚名は雪がれたと言ってギレルは帝国に戻る。
・感想・
格闘戦が良かった。ライガーとレオのやりとりも。
捕虜であるはずのギレルの扱いはグダグダ…まあそれどころでもないけれど、何の交換条件もないとか、相変わらず気になる…。アルドリッジ少佐が心配。ギレルは准将の汚名は晴らされたというけど、どうだろうなあ…。サリーが自分の意志でボーマン博士の仕事を受け継ぐ流れがさらに明確になったのは良かったかな。
レオ、共和国軍にスカウトされるのか…。あまり共和国軍に肩入れしてほしくないと思ってきたけど、ギレルがジェノを戦争の抑止力として本気で考えているなら、レオが共和国軍に協力する流れになってもどうにかバランスは取れるかもしれない?両国の戦いが和平で終わるだろうことは想像できるけど。(2020.1.30)

第16話「徹底研究!これがライジングライガーだ!」
帝国女帝フィオナと共和国大統領との会議と和平。ジェノはそのまま残されることに。ネオへリック招待されたレオ達。軍に戻るアイセル。ディアス中佐の両親の歓待を受けるレオ達。第一世代は上部のマスクが必要ない場所にいる。ドーム状になってる?
ディアスと昔馴染みらしいシェリー・ハント大佐。レストランでレオに勲章を渡す。一般にはレオがジェノを止めたと知らされていないから?
シーガル准将は帝国で軍事裁判を受け、アルドリッジ少佐は意識不明のまま。ギレルはランド博士と衝突する。
シェリー大佐からライジングライガーのデータ収集を依頼されるレオ。ライガーを管理したい大佐に軍人にならないかといわれるがはっきり断り、勲章も返してしまう。アイセルが監視任務を継続することに。
ディアス中佐の両親から「君たちにも生きた証を残してほしい。地球人として」
・感想・
仮想敵として色んなゾイドが出てきて良かった。
まあ、軍との関係は妥当なところに収まったかな。金巻さんの脚本好き。
中佐の両親が出てきて良かった。アイセルが情が移ってるのもしっかり描かれて大分スッキリした。もう少し人間関係が軍意外と作られたらいいんだけど。首都の暮らしぶりももっと見せて欲しいな。食事シーンが好き。ていうか生活の様子が見れるの好き。一度渡された勲章を礼儀正しく返したレオ良かった。(2020.2.2)

第17話「逃亡者ボーマン」
総集編
リュック隊長はボーマン博士を追っているが取り逃している。
キューブの反応がある村へ向かうボーマン博士。
・感想・
総集編にしてもちょっと意図が…?ボーマン博士がほぼすべての出来事を把握しているということでいいのだろうか。狙いが明確でない総集編でちょっと残念。(2020.2.11)

第18話「琥珀の大鋏!クワガノス出撃せよ!」
ゾイド因子を作ろうとしてる?ランド博士と助手。ランド博士の作った装置からはジャミンガが現れるが、ランド博士の右腕に怯む。
ジープが不調で立ち往生しているレオ達は、マグネスターウイングとガラクタで作ったドローンみたいなものに乗ったジェイクと出会う。空を飛ぶのが夢。レオはそこに首を突っ込み、マグネスターウイングを利用した飛行機を再現。
一方アイセルは軍の仕事で別行動。クラウド大尉と発掘隊がクワガノスの化石を発見・復元している。性能テストの途中でジェイクの飛行機とかち合って墜落し大破。捕まったジェイクとレオ達が合流した夜帝国軍に急襲される共和国軍基地。レオを助けるためにクワガノスに乗り込むジェイク。帝国のクワーガを撃退し、レオが苦戦していたドライパンサーを退ける。
・感想・
軍人以外との人間関係が広がってきたのは良いけど、軍が絡まない話がそろそろ見たい。そう思うとアイセルが軍人として同行しているのが、話の幅を狭くしてて嫌になってきた。飛行機は地球独自の発明だったみたい?レオが知ってるのは地球の歴史に詳しいから?呆れるバズ良かった。
ジェイクはクワガノスをワイルドブラストさせる。ジェイクとクワガノスの絆にお話を持っていかないのが意外でもある。最新型のクワガノスは機密だろうによくジェイクを開放してくれたなあ…。軍の描き方がガバガバなのは変わらない。ジェイクが次は宇宙を目指そうかなっていうのは好きな感じ。
シリーズ構成の脚本が個人的にイマイチ。(2020.2.21)

第19話「孤島の争奪戦!」
キューブを探してボルテックスの大嵐の海に乗り出したレオ達は大波にさらわれて遭難する。島は静かで、会場は大荒れしている。はぐれたサリーはゼペットという男に助けられる。端末と思われるものの場所を案内してもらう。
帝国軍ランド博士とメルビルは異常気象の中に端末を探すために向かっている。島では呼吸が平気なのでキューブの存在を確信する。島の捜索を始める帝国。
ゼペットは娘の話をし、サリーは自分の父の話をする。サリーの父は幼い頃に家を出ており、サリーはいまも会いたいと思っている。帝国軍に見つかるがレオ達が助ける。レオとサリーで端末を見つけるが、ランド博士と鉢合わせに。持ち去られる前にサリーは端末を再起動し、アラシが収まった所でバズとライガーたちが合流。
メルビルのスナイプテラを撃破してゼペットと共に陸へ戻る。
・感想・
スナイプテラって二人乗りできるのか…。サリーの母はクリスタという名前。
バズの役割があったのかどうか今回は微妙。それよりアイセルがいても役に立ってない感。ゼペットの娘との再会まではやってくれないんですね…。人情もの仕立てもたまにはやってくれないかなあ。親子関係の描写のためだけにゲストキャラがいるのならそれは苦手にかんじてしまう。
ゾイドの動きは確かに良いんだけど、瞳の表現がほとんど見られなくなったのが泣ける。ゾイド紹介コーナーで使用目的に沿ってしっかり改造されたメルビルのスナイプテラの紹介をしたのはとても良かったと思う。前作は亜種だけだったから。こういうのがメカ的な楽しさ。(2020.2.24)

第20話「リジェネレーションキューブの村」
村の洞窟の奥でキューブを修理するボーマン博士。修理が終わるから出て行くと少年に伝える。
燃料補給するレオ達とバズ。キューブの情報を見つける。
ランド博士にとって右手は何なのかな?ランドとボーマンは惑星Ziでは共同研究者。ボーマンは地球再生にゾイド因子の力を使う。破壊と再生の力。
デスレックスの突然変異種の化石。荷電粒子の発生機関の一部。荷電粒子は膨大なエネルギーを使うためにそのゾイドは自滅した?ランド博士は荷電粒子発生機関の化石にキューブを移植することで荷電粒子砲を使えるようにするつもり。
村にレオ達が到着し、ボーマン博士も一人で旅しながらキューブを再起動してきたことを知る。土地を接収しようとする帝国軍とレオ達はかち合うが、共和国のクワガノス部隊に助けられる。ボーマンの滞在した部屋に映像が残っていて、サリーはペンダントを奪われないよう忠告される。
回復したアルドリッジ少佐は、軍刑務所に入るはずだったがランド博士からペンダント奪回の条件を出される。専用の黒いファングタイガー登場。
・感想・
アルドリッジ少佐ご無事で何より!ファーストネームはダグラスさん。バズは最近安定して生活面をフォローするようになってきた感じでなお良し。
クワガノスの登場で帝国独壇場だった制空権に変化が起こりそう、というのはなかなか好き。本編内でやって欲しい気持ちもあるけど、それやってしまうと対象年齢と合わないかもしれないし、内容が複雑化しすぎるかな。
帝国軍の描写が濃いので兵器ゾイドに関しては好きだなって思うんだけど、共和国軍は…。兵器扱いなのは一緒なのでアイセルとディアスの以前の会話が上滑りしてるようにしか未だに感じられない。アイセルはラプトリアと仲いいけどそれだけ…。(2020.3.5)

第21話「時を超えた記憶」
女帝に謁見するギレル。女帝の不自由さ。
異常に綺麗なビル街に入るレオ達。アイセルはその中で100年前の幻を見る。100年前の状態のオフィスに入ると異常が。エレベーターで上階の居住区まで。AI人形アリスが持ち主のマリアという女の子を慕ってよく似たアイセルを呼んだらしい。そこにジャミンガが襲ってきて、アリスは壊される。良かったアイセルがジャミンガを蹴散らす。
・感想・
ビルが綺麗な状態なのはキューブのせいじゃなかったの?一部だけだから何が何だかよくわからない。
アイセルがどうしてそこまでアリスに感情移入したのかがよくわからない。自分も同じような経験があるとかならわかるけど、物語のためにキャラクターが動かされてる感がちょっと乗り切れない。メインキャラでさえ上手く掘り下げ出来ていないのはちょっとどうかな…。脚本金巻さん。いつもは好きだけど今回はイマイチ。
ラプトリアが壁を上るのとか良かった。ラプトリアの紹介がアイセルだったのは良かったと思う。(2020.3.13)

第22話「ファングタイガーの罠」
ファングタイガーでレオ達を追うアルドリッジ。一人レオ達を追跡するリュック隊長。ラプス島で大きな化石が出たことをエドから知るバーン。バーンは一人ラプス島へ。オメガレックスを再起動しようとするランド博士。
100年前の遺物の多く残る場所でリュックに追いつかれるレオ達。谷に逃げ込みリュックのキャノンブルからは逃れるが、アルドリッジのファングタイガーに見つかってしまう。バーンとフォックスの助けでファングタイガーは退けるが、サリーがリュックに連れ去られる。(2020.3.20) {/netabare}


【一旦視聴を止めます】
毎週見るのがしんどくなってきてしまいました。動画サイトなどで見る気になれば、最終回まで終わってから一気に見ようと思います。

以下、具体的に視聴断念の理由。

{netabare}世界の謎に迫る物語なのは理解していますが、正直見ていて楽しくないです。
いつかテーマ性が明確になるかなと思って気長に見ていたのですが、もう半年近くなるのにモヤモヤが溜まっていくばかりになっています。

・ゾイドとの関係性・
国家間の小競り合いがある世界でゾイドが人とどんな関係を築いているのか(帝国・共和国の軍事運用の形、ゾイドの意志をどのように扱うかなど)を見たいと思っていたのですがなかなか…。兵器として扱うのが嫌と言うわけではないので、帝国側はある程度描写されていて納得しています。一方の共和国側が「ゾイドはパートナー」としか言っていなくて、じゃあ軍事運用はどうなってるのよ?と感じてもやっとしています。
・キャラクター・
個人的に感情移入できるキャラクターがおらず、単発回でのキャラの掘り下げも納得いかず、若干ストレスが溜まってきてしまっています。ゲストキャラクターが良い所無しに退場する場合もあって、見ていて辛い。
・惑星Ziからの移民がどう暮らしているのか・
国の在り方、普通の人たちの生活、生活の中でゾイドはどう利用されているか。そういうのがあまり描かれないのがなあ…。
・ゾイドの改造・
今年は改造を売りにしていくと言っていたのに、改造シーンやメンテナンスシーンが少なくて勿体ない。玩具の改造用アイテムも2種類出ただけだし。
{/netabare}(2020.3.26)
{/netabare}


【最終話まで視聴した感想】
まず、私個人が視聴断念した理由に対して納得する事は無かったです。最初から描く予定のない要素だったのでしょうね。キャラクターに関しては終盤で好きな所が増えたので、見なくても良かったとまでは思わないのですが。
よって私個人としては、それほど好きとは言えない作品となりました。
今作はハイティーン向けに私には見えるのですが、前作がキッズ向けだったので前作視聴者を取りこぼした印象があります。間にローティーン向けの作風のアニメを一作挟んでも良かったのでは、と感じてもいます。

ゾイド紹介コーナーが癒しでした。二人で掛け合いながらやる回が好きだった。バズもたまに出てくれて楽しかったです。

ゾイドのCGは素晴らしかったです。戦争ものとしての物量とか迫力はよくできていたと思う。
ワイルドゾイド(玩具)のコンセプトやデザインとして動物の側面を強調したはずなのに、動物らしさはあまり描かれなかった…というかちょっとした動きとかは結構感じたんだけど、瞳の表現がだいぶ少なくなってしまったのは勿体なかったなあ…。

{netabare}
35話以降の終盤ではありますが主人公のレオが物語の中心になったと感じましたし、冒険ものと感じる所も増えたりキャラクターの心理描写もコンスタントに入れてくれていて良かったです。
40話のバズが4発目の砲弾をネコババしようとする回すごく好きでした。全てのキャラクターに見せ場と役割があってとても良かったです。
41話でランド博士が乗るギルラプターが跳躍力やバランス性能を活かしてリュック隊長とメルビルを翻弄していたり、ゾイドの動きは前作から長所を継承して上手く魅せていたと思います。

49話と最終回も好きな所が多かったです。
ゾイドの楽園が地殻変動で切り離され、後々それがワイルド大陸になるのでしょうかね?ワイルド大陸と戦争をやってる帝国共和国の大陸は今後基本的には関係しないということかな。

レオとライガーの崖飛び越えで締めたのは本当に良かったと思うし、地球考古学者になるって新しい夢を得たのも良かったし、ライガーとのつうかあっぷりも良かったです。このライガーは質実剛健な性格なんだろうなあ。レオとのやり取りが終盤では増えてとても好き。
せっかく退役したアイセルには是非私服姿を見せて欲しかったと思います。アイセルはまだ良いとしても、他の軍人たちは軍人としての側面しかほとんど見ることができず少し残念でした。
ギレル、ディアス、バーンなど良いキャラが多かったけど、大人達に視点が寄りすぎている印象はあって、私はそれよりも地味に堅実に、主人公側の生活風景や旅先での一般人や軍人との交流の方が見たいと感じました。

私はバズとアルドリッジが好き。この二人が好きな理由は、やっぱり子供を主役として直接的に盛り立てる役回りだからなんだよね…。
{/netabare}

【軍事要素について】
ワイルドゼロには帝国と共和国のゾイドの運用の違いとかやってほしいなと最初は思ってましたが、そこまでやる尺は無かったですね…。そこは仕方のない事かなと思います。
{netabare}
ワイルドでも兵器としての面は描いたからさらに踏み込んで欲しかったというのもあって、

・帝国は一般的に編隊で扱うから行動を平均化するためにバイザーを付けるが、個々の戦闘力も落ちてしまう場合がある
・共和国はパートナー関係を重視するから個別の任務が得意だが、連携しての作戦時にはゾイド同士の相性も考えないといけない

とか、二国間の戦争だからこそ出来る表現もありそうだなと妄想してたんですけど。
バイザーがゾイドの意志を制御するものと言われたきりで、なぜそうする必要があるのかも語られずに終わってしまったのが残念です。バイザー付きの玩具が発売されているのにそれを悪く言って終わりって、販促アニメでそれはないでしょうって思うんですけど。

個人的には戦争(軍)を描くなら守るべき町や市民も描いてほしかったというのもあります。
レオは軍関係者との関わりがほとんどで、世界を広く描こうとしてるのは感じるのに社会(人間関係)は狭く感じてしまい、個人的には少し苦手です。
帝国軍人のリュック隊長が第1話で悪役っぽくて私はそれが嫌でした。結局共闘関係になるなら最初から良い所も描いてくれたら良かったのに…って思いましたし、レオは中立であってほしくて、共和国だけじゃなく帝国の人とももっと人間関係作って欲しかったです。

素人の後出しジャンケンになっちゃうけど

・序盤…レオが運び屋として帝国共和国両方で仕事して軍人や市民との交流を描き、さらに軍の激突などもレオの視点で見せる
・中盤…レオが中立の立場で帝国共和国を繋いで協力して地球の危機に立ち向かう
・終盤…キューブ再起動と父親の伏線回収

みたいに、レオが全体通して中心にいられるような話運びをして欲しかったです。
{/netabare}


【地球再生の物語としては】
こっちを期待していたのでレオの頑張りはとても好きなんですけど、原因が苦手なパターンで…。
{netabare}
地球が滅んだ原因が惑星Ziからの移民にあるという時点で私は結構冷めてしまっていたので、全体に対しては好意的にはなれませんでした。
ありがちだけど、100年前地球人類を見限った地球の防衛本能がゾイド因子を使ってゾイドを作り出しゾイドクライシスを起こした!とか、全部地球人のせいにしてしまえば惑星Ziからの移民を素直に応援できたと思います。

前作の世界観には夢のあったのも好みだったから、同じ世界に戦争とかゾイドクライシスとかされると私の心にダイレクトアタックが…
いっそワイルドと繋げないで惑星Ziか他の惑星にしてもらえたらよかったんかなって…
{/netabare}

【ちょっと愚痴】
興味ない人は読まなくて良いヤツだよ。
{netabare}
アニメスタッフとスポンサーの関係を外野が推しはかることはできないので戯言ですけど、世界観を作るタカトミがこういう指示を出したのなら、戦争ロボットものが受けないとさんざん言われている今の時代、アニメスタッフは相当苦労したのでは?
アニメの主要スタッフはドライブヘッドの人達なので、子供向けについてはよくわかっていると思うんですよね。
それこそタカトミは帝国・共和国間の戦争をやってほしい、アニメスタッフは地球再生の冒険物語をやりたい…みたいな齟齬が出ていたとしてもおかしくないのかなとか思ってしまいました。
お疲れ様でした。
{/netabare}

投稿 : 2020/10/24
♥ : 6

計測不能 13 ラブレターアニメランキング13位
みつあみの神様(OVA)

2016年3月16日
★★★★☆ 3.8 (9)
19人が棚に入れました
手塚治虫賞受賞の今日マチ子さん作の漫画をもとに2015年に「朗読劇×アニメーション×音楽×サンドアート=シアトリカル・ライブ」という形で舞台化したもののアニメーションパート。朗読劇演者の諏訪部順一さん、花澤香菜さん、小林裕介がそのまま声優を務めていらっしゃいます。


海辺にポツンと佇む1軒の小さな家。
そこには“あの日"以来ひとりぼっちになった、みつあみの少女が暮らしている。
みつあみの少女は知らない。洗濯バサミや石鹸、枕や目覚まし時計、ゴム手袋にぬいぐるみといった「モノ」たちがガヤガヤとこの世界について話し合い、嘆き、励まし合って生きていることを・・・。

残酷で、儚く、そして優しい世界のものがたり。


プロダクションI.G制作のこのアニメは、第49回ワールドフェスト・ヒューストン国際映画祭にてクラシック・セル・アニメーション作品部門のプラチナ賞を受賞しています。
https://youtu.be/4BQMN7_g444
ネタバレ

魂がBITCH♡ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

アレゴリックリアリティに宿る真実のアイロニー

【内容が重いので閲覧の際は注意】
原作未読。考察少量。専門用語あり。

第49回ワールドフェスト・ヒューストン国際映画祭クラシック・セル・アニメーション作品部門のプラチナ賞受賞作品。
米国滞在時に視聴。

【視聴環境に関する特記】

"Mitsuami no Kamisama"

Crunchyroll(配信元)

With English sub
22inch PCディスプレイ

☆制作情報
▼原作者:今日マチ子
▼アニメーション制作:プロダクション I.G
▼話数:OVA28分
{netabare}▼監督:板津匡覧
・実績
(監督)
『ボールルームへようこそ』
▼キャラクターデザイン:板津匡覧
・実績
(キャラクターデザイン)
『百日紅~Miss HOKUSAI~』
(総作画監督)
『電脳コイル』
▼脚本:丸尾みほ
・実績
(脚本)
『Dr.スランプ アラレちゃん』『機動戦士Ζガンダム』『それいけ!アンパンマン』『ちびまる子ちゃんシリーズ』『のだめカンタービレシリーズ』他多数
▼音楽関係
音楽・劇伴:青葉市子
主題歌「神様のたくらみ」
▼アニメーションサンドアート
伊藤花りん
▼CAST
諏訪部順一
花澤香菜
小林裕介{/netabare}

【総評】
2017年の夏頃"Crunchyroll"で配信されていたので視聴した。
率直にいって素晴らしい作品だ。
本作はなんの予備知識もなく視聴をしたのだが、ファンタジックな世界に醸し出される異様な空間…それはデストピアだった。
原作者が作品に込めた想いは善悪を平坦に捉えるのではなく、深淵を覗き込むように織り交ぜられたゼオロジー(Theology)の世界であった。

《原発の所見》
{netabare}本作視聴後既に1年近く経過し、記憶が曖昧な部分もあるが、3.11(福島原発事故)がモデルの寓話作品だ。
そして、また反原発関連作品か…と、ある意味冷めた気持ちで観ていたが…

ここで、原発に対する個人的な見解を説明する。
まず、国内の「反原発運動」の多くは左翼による政治的な「反核運動」と連動している。
日本共産党機関紙『赤旗』でよく反原発運動が採り上げられるので多くの方々は御賢察だと思う。
また、千葉麗子著の『さよならパヨク』では左翼の「反原発運動」の実態を暴露しているので参考に読むといいかもしれない。
ここまでが「反原発運動」の思想的な概略だが、原発に関しては思想のみで結論する気はない。
なぜなら、私は職業上、原発の基本原理である「連鎖核分裂反応」の危険性を十分に熟知しているからだ。
ここでは物理学的な記述はしないので「連鎖核分裂反応」の詳細を知りたい方は『終末のイゼッタ』のレビューを一読願いたい。
https://www.anikore.jp/review/1552608/

次に原発の科学的見地だが「連鎖核分裂反応」は原爆にも原発にも用いられる原理だ。
ゆっくりと反応させる原発の場合は針の穴を通すような精密な制御が必要だ。
それは、何事もない前提で組み立てられている極めて精密なシステムであり、一旦不測の事態が起き安全装置が対応できなると「連鎖核分裂反応」は制御不能のまま暴走し今般のような大事故に至る。
資源のない我が国において原発は多くのメリットがあるのは確かだが、一度事故を起こすとメリットを遥かに上回るデメリットが生じ、重篤な事態となる現実は改めて説明する必要はないだろう。

このようなことから、福島原発事故の報が流れた瞬間背筋が凍りついた。

当時の民主党政権はこの重大事故の本当の姿を隠蔽するなどの情報操作が酷く、実情をシミュレーションするために、私の居住地域の物理、工学関係者が結集して実態把握に努めると同時に基幹国立大学を通じて可能な限り情報を発信した経緯がある。
更に手分けをして域内を回りガイガーカウンターで放射線量測定も行った。
(このとき、原子炉のメトロダウン確率をシミュレーションで導いたが、さすがにシミュレーションのみでは公表できる性質のものではない。)

そうこうしているうちに東電や当時の原子力保安院から地元の電力会社や自治体を通じて福島他、東北、北関東の放射線量測定ボランティアの依頼があった。
職業柄、放射性元素や同位体を取り扱うこともあるため「放射線取扱主任者」資格を保持していることもあり、放射性ヨウ素(I-131)の半減期が終わるか終わらないかの頃に自衛隊の車両で福島入りをしたが、そこは私の想像を超えた様相だったのだ…
(妻や娘達からは猛反対されたが誰かが行かなければならず、また、私のとある体験は福島を放置することが出来なかった。)

なぜここでこのようなことを述べるかの理由だが、

①福島原発の問題を政治利用している左翼に対する憤り。
②原発に関する諸課題は、政治問題以前に科学技術の問題である点。
③原発に対するステークホルダーは利害関係が顕著な市民運動を含めた政治や財界ではなく科学者が担うべき。
④したがって思想信条を問わずに政治的に反対している階層と科学の見地で反対している二通りの層がいることを最初に理解をして頂きたい。

そして私は科学の見地で原発には反対する。
地震大国の我が国における原発設置は危険極まりないものであり、かつ、原発に対するテロや攻撃など安全保障上の問題、プルトニウムの管理と処理問題、この三点が主たる理由だ。
ときの政府が原発を推進したのは、石油に頼らない燃料自給が表向きの理由の他、国民には語られていない裏の理由もある。
仕事柄「IAEA(国際原子力機関)」未公表査察資料を読む機会があったが、裏の理由はそこで一目瞭然であった。
しかし、レビューでの記述はしない。悪しからず。

更に我が国の原発が他国に比べリスキーである点は「MOX」というプルトニウム混合燃料棒を用いていることだ。
通常の濃縮ウランでも連動核分裂反応の制御は厄介なのだが、臨界が異なるプルトニウムまで燃やすとなると、より想定外の事故に繋がり易くなるのだ。
難解になるので技術詳細は省くが濃縮ウランを燃やせばプルトニウムが生成される。
プルトニウムは猛毒であり、かつ、その半減期は2万4千年(約6割を占めるプルトニウム239)から37万3千年(約0.4割のプルトニウム242)だが、このような気が遠くなる未来まで管理しきれるのか?という疑問が至極当然に湧くだろう。

それと、比較的安定しているプルトニウム239は制御をし易いことから核兵器に用いられる重要戦略物資でもあり、核ジャックに対しても対処可能な相応の管理が必要となり、終局的には石油発電よりも大幅なコスト増が生じることは想像できると思う。
しかし、電気料金は「総括原価方式」という特殊な方法で計算されており、原発で生じる放射性廃棄物などの管理経費は含まれない。
電気料金に転嫁されなくても誰かが払っているのだが…そう、原発立地地域の振興経費を含め原発維持に要するランニングコストの大半は税金での負担であり、原発で発電される電気料金は政策的に安く抑えられているに過ぎないのだ。

IAEAの査察は核兵器に転用可能なプルトニウム239の保有状況を厳密に調査する。
そういったこともあり、少しでもルトニウム239を減らし、核分裂で生じるプルトニウム240(半減期6,560年)を生成するために軽水炉の燃料に再利用するが、MOX燃料程度では焼け石に水であり、逆に240は自己崩壊核分裂を起こしやすく、臨界当量の管理を誤ると意図せぬ核分裂を引き起こし厄介な中性子が大量放出される。
中性子被曝の恐ろしさは各自で調べて頂きたい。
※1公式資料では原発など核兵器を除く放射線は「被曝(ばく)」、核兵器は「被爆」と使い分けられている。
※2「半減期」の概念は二通りあり、上記で説明をしているのは「外部被曝」を含めた元素の性質の半減期で、体内に放射性物質を取り込む「内部被曝」は「生物学的半減期」が用いられる。
(放射線被曝を『はたらく細胞』で分かり易く取り上げてくれないかな?)

このように、原発自体が政治問題以前に科学的合理、更に経済的合理においても既に破綻しているのだ。
それと、暇な左翼連中がドンチャカ笛やら太鼓を鳴らして官邸や国会前でデモをしている時間があるなら、除染作業にでも行った方が遥かに社会貢献になる。{/netabare}

《レビュースタンスについて》
政治的メッセージが含まれる作品には、政治哲学に基づいたレビューをする。
それが、製作及び制作者に対する礼儀であろうと思考する。
したがって本作のレビューはイデオロギー色が強くなることを予め断っておく。

{netabare}前置きが長くなったのは、私は反原発の立場であり、その立場でレビューをする必要があるからだ。

ただし、核兵器保有には賛成する。
一見矛盾のようだが科学的合理と安全保障的合理を照合すれば矛盾がないことが分かるはずだ。
ここはよく考えてもらいたい。
広島、長崎の悲劇は重々承知しているが、今の国際情勢は冷戦終了後かつてないほどカオスかつ緊張が高まっている。
特に我が国周辺のロクデナシ国家は核保有国だ。
現状では核兵器への対抗措置は「毒をもって毒を制する」抑止しか手段はない。
理想論や丸腰では三度目の悲劇を味わいかねないのが今の国際社会の常識でもある。

原発が無くても国は維持できるが、核を首都圏に打ち込まれたり成層圏で核爆発を起こされると我が国は一巻の終わり、つまり万策尽きただ。
特に成層圏爆発をやられると日本全土がブラックアウトする。
人命や経済的な打撃のみならず、ブラックアウトが回復しなければ全国にある原発が制御不能となり原子炉が暴走、大規模な原発事故に至ることは目に見えている。

核廃絶などの空念仏や理想を唱えていても、中国や北朝鮮から打ち込まれる想定は現実的な脅威であり、また耳障りの良い平和フェチの中には共産党や新左翼のテーゼである※「祖国敗北主義」も混ざっているから注意が必要である。

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※現在の政体を外敵や国民の思想改造で破壊するか弱体化させるかの手段を謀りつつ、暴力や大衆煽動で革命を成功させる考え方。
WW1において帝政ロシア体制をドイツ等の同盟国軍との戦争で弱体化させてから革命を起こしたレーニンや、蒋介石軍を我が国との戦争で疲弊させてから国共内戦に勝利した毛沢東が代表的である。(周恩来が謝罪する田中角栄に対し、逆に感謝の意を示したのは有名な話しだ。)
現在もなお、この戦術はマルクスを隠した「文化マルクス主義(マルクス主義哲学)」に受け継がれて続いており、特に左派文化人による(9条を不磨の大典の如きに拘る)護憲論、自虐史観やフェミニズム、ゆとり教育の普及、財政破綻を誘発する高福祉政策の啓蒙などの伝統、文化、経済、教育など多方面にわたる破壊も元来が祖国敗北主義のロジックによるものである。
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核兵器保有はあくまで抑止力としてだが、その実効には、華北地域や朝鮮半島を壊滅可能な程度の核兵器と北京(東京から約2000km)が射程に入る中距離ミサイルなどの運搬手段の保有は必要であるし、事実、我が国はエネルギー換算で広島型原爆約千個分に相当する約48t程度のプルトニウム239を保有している。
※中国は中距離弾道ミサイルの配備を進めており、更に核兵器を打ち込まれたと認識することすら出来ない中性子爆弾の研究開発も進めている。

実のところNPT(核拡散防止条約)で合法的にプルトニウム239を使用可能な状態で大量保有できるのは米英仏ロ中の旧戦勝国とNPTが事実上承認した印パ、常駐査察を受け入れた我が国だけなのだ。(イスラエルは疑惑があるが米国が後ろ盾となり査察や国際批判を撥ね付けている。多分核兵器を保有しているだろう。)

こっそりと核兵器を開発したイランや北朝鮮の国際制裁を考えれば分かるが、高濃縮ウランやプルトニウム239は保有するだけでも国際的には一大センセーショナルなのである。
前述した通り中国と朝鮮半島に特化した小威力の核兵器の開発は核実験を行わなくても、我が国の技術とシミュレーションで十分に製造可能であることが、中国や朝鮮半島をビビらせているのもまた反面の事実ではある。
しかし、潜在的核保有だけでは張り子の虎でもあるし、米国の核の傘は国際情勢でいくらでも変化するので当てになるものではない。
PAC3やイージスアショアでは飽和ミサイル攻撃に対処は出来ず、高価な割には子供騙しなのだ。

したがって、米国とのコンセンサスの範囲で核兵器の実戦配備が望ましいし、平和愛好家の方々に申し上げれば、現状の国際情勢では核兵器を保有した方が確実な抑止力となり戦争は起き難くなる。
その結果、逆説的に平和が担保される。
また、軍事的優位は外交的優位に直結し、保有のデメリットを補って余りある国益を招く。
政府はプルトニウム239を特アのロクデナシ国家との外交の武器としてもっと活用するべきだ。

韓国は(国際的な信用もなく)保有したくてもできない高濃縮ウランと悪魔の元素プルトニウム239を喉から手が出るほど欲しがっているようだが、文在寅が北に阿るのは核兵器保有国への野望もあるのだろう。熟々幼稚でいかれた国だ。

通常の感覚では反核と反原発をセットで考える傾向にあるが、科学者の立場では両者はまったく別の事象であり、反原発=反核とは必ずしもならないことを付記しておく。(核兵器は本レビューの主題ではないので、別の作品で機会があれば重粒子荷電砲や反粒子爆弾、素粒子融合爆弾なども加えて説明する。)

簡単に説明をすれば半減期が異常に長いプルトニウムの地上拡散確率が高い原発事故の方が永きに亘り自然や土地を蝕む。
原爆は一瞬の破壊的威力がある反面、急激な核分裂で未燃焼プルトニウムなどの放射性物質のほとんどは大気へ拡散されることで当量当たり面積は原発事故よりも圧倒的に広くなり、放射能汚染における二次被害は原発事故よりも遥かに軽微である。
(Pu1molが受け持つ面積が狭ければ狭いほど放射線密度が上がり、高線量放射能汚染地帯となる。原発事故は原爆よりも遥かに狭い面積に放射線物質が堆積し高線量汚染が発生し易い。)

他にもあるが、原子物理学視点での原発事故と原爆の大きな違いは以上のとおり。

なお、原発事故では核爆発はまず起きない。
怖いのは、冷却不能となった高温化で燃料棒に使われるジルコニウムが水と反応して発生した水素の爆発(福島)や高温高圧で逃げ場を失った水蒸気の爆発だ。(チェルノブイリ)
これにより、原子炉や原発施設内にある放射性物質が外部に吹き飛ばされて、深刻な放射能汚染が引き起こされる。{/netabare}

《物語の世界観》
一般論として、反戦や反核など平和祈念を基軸にしたアレゴリーな社会風刺作品は原作者の思想的傾向を鑑別すると、様々な換喩や暗喩に隠されたメッセージやメタメッセージが読み取れると思う。
しかし、本作の立ち位置が{netabare}反原発(原発に対する疑問){/netabare}であることは明白であり、私の姿勢も説明済みなので、あえてその考察はしないし必要もない。

そして、本作の真のテーマは{netabare}原発事故後の世界{/netabare}を映しつつもこれを弁証をすることなく換喩し、人は神の子である問い掛けから深い洞察の感慨へと導くメタメッセージとして構成されている恐るべき作品だ。

読み解くヒントとしてトラップ脚本とも揶揄される「換喩」について少し説明。
IG繋がりだが、換喩技法の代表的な作品は『攻殻機動隊』だ。
公安警察の活躍はそのまま国民監視へと逆説となる、コインの表裏の関係をとる。
全共闘世代の劇場版押井監督と、その弟子の神山監督は公安に私怨でもあるかの如く換喩技法で皮肉めいたメタ構造に作品を仕上げている。
「史的唯物論」を理解している方には容易だと思うが、疎外と弁証を駆使する押井監督作品の換喩を用いたメタ表現には注意を要する。

以下、次に「神学」の表記をするが、狭義の神学「カトリック神学」ではないので御注意を。

さて、キービジュアルでも分かるとおり、優しい水彩画風の絵柄で描写される本作の世界観だが、それは「対」を意味する。
これこそ、意思の選択によって決めることが不可な運命の悪戯によって生じる結果なのだ。
本作の優秀さは、ともすれば対立概念となる「対」の世界を色彩暗喩をスパイスに「和(ペア)」で表現をしているところだ。
そして「対」から「和」への導きに哲学的な思弁を踰越し神学的概念を邂逅するアニメ離れをした物語であり、ここまで表現が出来るのかと新鮮な気分に浸った以上に、アニメに対する固定観念を打ち砕く如く頭をハンマーで殴られたようなショックを覚えた。

正直、東京芸大出身の原作者今日マチ子先生には興味を抱いた以上に敬服をしたし、原作者の意図を忠実にアニメ化した板津監督には大いに賛辞を贈りたい。

人は「哲学」を感じる作品に出会うと「深い…」と感嘆するが、本作は芸術が持つ特有の毒気がなく、愚かな人間の思考すら許さない天上の境地に達している。
唯物や唯心などの俗世の観念では表現ができない世界観なのだ。
そして、本作タイトルの「神様」は何かのメタファーではなく文字通であるから考察のテキスト化を逡巡したのだ。

私はいままで多くのアニメ作品と出会ったが、本作のような高貴な作品と巡り会うことはそれこそ10年に1度あるかないかだろう。
逆に本作のような作品に出会うと、通常のアニメのほとんどは色褪せたC級娯楽にしか思えなくなる。

本作は朗読劇としても公演されているとのことだが、三名の声優さんいずれも主役級をこなす方々であり、その演技力にはただただ驚愕である。

森田童子さんを彷彿させ、虚無な空気感を醸し出す青葉さんの主題歌と劇伴は、言霊のように私の感性を突き抜けた。
{netabare}挿入歌のアコギ演奏描写は青葉さん御本人のようだ。{/netabare}

脚本の丸尾さんを含め、国内最高のクリエイターで創り上げた渾身の作品である。
多くの方々に本作を鑑賞していただく意味でも物語の詳細解説はしない。
私のレビューに引き込まれることなく、ピュアな感性で観て欲しいからだ。

そして、無論、最後の{netabare}みつあみさんの{/netabare}選択は誰にもその良否は判断できないだろう…この感覚こそが深みをロストした無疆の深淵なのだ。

最後に、本作はキャッチさんが仮登録申請し、私が投票をした経緯があります。
本作のレビュー機会を与えてくれたキャッチさんに深く御礼を申しあげますとともに、素晴らしい作品をあにこれで紹介していただけましたことを、この場を借りて感謝を申し上げます。

(★は一個0.5点)
物語★★★★★★★★★★5.0(評価点)
作画★★★★★★★★☆☆4.0(評価点)
声優★★★★★★★★★☆4.5(評価点)
音楽★★★★★★★★★☆4.5(評価点)
キャラ★★★★★★★★★☆4.5(評価点)

投稿 : 2020/10/24
♥ : 34
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