おすすめ三宅麻理恵人気アニメランキング 9

あにこれの全ユーザーが人気アニメの三宅麻理恵成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2019年09月18日の時点で一番の三宅麻理恵アニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

81.4 1 輪るピングドラム(TVアニメ動画)

2011年夏アニメ
★★★★☆ 3.8 (1913)
9659人が棚に入れました
双子の高校生・冠葉と晶馬、そして妹・陽鞠は三人で暮らしている。余命いくばくもない陽鞠を連れて、ある日水族館を訪れた兄弟たち。楽しく過ごす中、倒れた陽鞠はそのまま息絶えてしまう。霊安室で絶望する冠葉と晶馬だったが、死んだはずの陽鞠が、突如ペンギンの帽子を被り起き上がり叫んだ! 「生存戦略!」「妾はこの娘の余命を伸ばすことにした」。だが、被っていた帽子が落ちると、いつもの陽鞠に戻っているのだった――。不思議なペンギン帽子のおかげで、
陽鞠の余命は少し伸びたのだ。ペンギン帽子を被った陽鞠が再び、冠葉と晶馬に命ずる。「ピングドラムを手に入れろ!」ピングドラムとは何か。そのカギを握るのが、女子高生・苹果という人物と解り、探り始める冠葉と晶馬。ある偶然から陽鞠と苹果が仲良くなったことから、苹果が高倉家に出入りするようになり……!?

声優・キャラクター
木村昴、木村良平、荒川美穂、三宅麻理恵、石田彰、能登麻美子、堀江由衣
ネタバレ

shino73

★★★★☆ 3.6

本当の幸い

幾原邦彦監督脚本作品。

衒学的な暗喩の連続で難解で有名な作品ですが、
意義のある作品ですので視聴の助けに成れば幸いです。

両親のいない高倉家に暮らす3人の兄妹。
双子の兄、冠葉と晶馬。
そして不治の病に侵され余命少ない妹、陽毬。
ある時3人で訪れた水族館で陽毬は意識を失い昏倒。
悲嘆に暮れる冠葉と晶馬は不思議な体験をする。
{netabare}病室でプリンセスオブザクリスタルが告げる。
妹を助けたければ「ピングドラム」を探せと。{/netabare}

通常人の思考回路は「足し算」が多いのですが、
この物語は「引き算」で対処して頂きたい。
物語の「根幹」だけを記憶しておく。
演出の「枝葉」の部分は捨てて良いと思います。
モブがピクトグラム、アイキャッチの路線図、
ペンギンたちの正体、透明な存在。
全部捨てて良いでしょう。

物語の根幹にあるのは「運命に対する生存戦略」
何者にもなれない僕たち私たちの生存戦略である。
{netabare}悲しいこと辛いことに意味はあるのか?
過酷な運命に人はどう向き合いどう乗り越えるのか?
物語は「2つの視点」で語られます。
それが自分自身である場合と愛する者である場合。{/netabare}

幾原流「銀河鉄道の夜」は、
運命の列車を乗り継いで彼方を目指す。
銀河を超え行く少年少女の姿が、
僕には「人間讃歌」となり穏やかに心に響くのです。

投稿 : 2019/09/14
♥ : 64
ネタバレ

偽ニュー隊長

★★★★☆ 3.5

正直評価が難しい(50点)

全24話。
アニメオリジナル作品。

個人的満足点:50点
アニメ系統:ファンタジーサスペンス

まずは、このアニメかなり個性的。
観る人によってまったく違う見方が出来てしまう。
これを最高傑作と言う人もいれば、駄作と言う人もいる。
私はかなり中立的な見方をしてきたのだけれども、結局面白さが分からなかった。
しかし、駄作かと言われればそれも違うと思う。
だから、正直評価に困っている。

終始ピングドラムの謎を中心にストーリーは展開するのだが、伏線の張り方がえげつない。
ほとんど回収せずに次々に新しい伏線を張るものだから、意味が分からなくなる。
さらには、途中あまり意味をなさないと思われるギャグ路線まで突っ込んでくる。
(本当は意味があるのかもしれないのではあるのだけれども)

そして、最終話付近でいよいよ回収されるのではあるが、
えっ結局そんなもんなの?的印象を受けてしまった。
結局は大した物でもないのではあるが、
それをいかにも的な見せ方を終始してきたように思う。

例えるならば、濃い霧の中、闇雲に何キロと走ってきたが
霧が晴れればそれは100メートルしか進んでいなかった。
そんな物語だったように思う。

それでも、音楽はなかなか良かった。
作画などはかなり挑戦的で個人的には評価に値する。
作品の雰囲気を盛り上げるのにも大いに貢献していた。

私個人としては面白かったとは言えないのではあるが
こういう挑戦的な作品はこれからも出てきて欲しい思う。

これから観る方は3話程度まで試しに観て
肌に合えば視聴継続でいいのではないだろうか。
そこまで観て面白くないと感じたなら多分最後まで無理ではないだろうかと思う。


と、まあ酷評気味ではあるが
つまり、何が言いたいかというと

俺が分かったのはひまりが可愛いということ



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以下、各話の感想
ネタバレが含まれるので
未視聴の方はスルー推奨


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{netabare}
1話視聴。
出だしはシリアス物かと思ったが
なんだこれはw
よく分からんw
映像は独特の雰囲気を出してるし
途中からの乗りがまったく分からない。
どういう物かも分からない。

シリアスなのか?萌えなのか?ギャグなのか?
まったく不明。
まあそれでもたった1つだけ分かったことがある。
それは

ひまり可愛いよひまり。


2話視聴。
ん~まだ、よく分からない。
今のところ伏線ばら撒き段階ととれる。
ギャグなのかシリアスなのかもよく分からない。
まさかのペンギン萌えってことはないと思うが。。。

結局、わかったのは

ひまり可愛いよひまりw

3話視聴。
まだほとんど意味不明、そして生存戦略も意味不明だが
どうやら、リンゴのあれに何かありそう。
あれがピングドラムなのか?
ただ、あれがピングドラムだとして
物語がどう展開するのかまったく分からない。
2クールものだし、6話ぐらいまでには少し見えて欲しいところ。
まだまだ様子見。

そして確信したのは

ひまり可愛いよひまりw


4話視聴。
何か向かってる方向すら怪しい気がする。
個人的には、正直、今のところ面白いとは言えない。
もう4話なのにこの展開とは。
最後にちょっと引き寄せられる引きを見せた。
そろそろ何か動いてくれないかと期待。


5話視聴。
全然意味わからん。。。
今回は回想ばっかりの上に
また伏線ばらまいていきやがった。
さすがにそろそろ面白くなってくれないと厳しくなってきた。
なんか展開がぐどい気がするんだよね。
まあ、来週もがんばるけどw

6話視聴。
1週お休みでようやく続きとなった。
少しだけ物語が進んだようだが
相変わらず、意味が分からない。
何となく面白くなりそうな雰囲気だけはある。
そろそろ、大きな動きがあっても良さそうだが
果たしてどうなることやら。

7話視聴。
未だによく分からん。
なんて分かり難い話なんだ?
謎だらけだし、話もあっちこっちいくし。
そして歌は・・・・おっと口がすべったw
Mはマタニティっておまwwwww

8話視聴。
うむう。
分けは分からないが、なんとなく盛り上がってきた気はする。
ちょっと次週が気になってきた。
来週はどうなるのかね。

9話視聴。
まったく意味が分からん。
ヒマリの過去が少しだけ出てきたのだが
何がどうなっているのかさっぱり分からん。
ホントなんだこのアニメ。

10話11話視聴。
もはや半分すぎさろうとしているのに未だによくわからん。
どこをどう楽しめばいいのかも分からん。
今週もまた、意味の分からん、設定を最後にぶちまけて終了。
これの面白さを誰か教えて欲しい。。。

12話視聴。
ふむう、物語が加速したかな?
しかし、個人的にはまだ、面白さがわからない。
物語りも折り返しだというのに。
作品の雰囲気は嫌いじゃないんだけどねえ。

13話視聴。
いい加減、前振りが長い。
まだ伏線ばら撒くってのがどうも分からん。
ようやく方向性が見えてきた気はするが、
今までの展開から単純にシリアスに行くとは限らない。
半分すぎて、未だに話が分からないってどうなの?

14話視聴。
りんごちゃんがデレたと思ったらフラレタw
そして、急にレズレズ展開にw
意味不明に拍車がかかったw
何か全然話についていけないなあ。

15話視聴。
ようやく、ようやく話が見えてきた。
前置きがくそ長げえよ。
日記の正体も少し見えた。
ここからぐいぐい行ってくれることを願うばかり。
今までの展開を考えるとすんなり行きそうない気はするが。

16話視聴。
折角、前回で話が見えてきたと思ったら
またもやわけのわからん方向に動いた。
もはや何でもありな感じ。
視聴者に先を読ませない展開といえば聞こえはいいが
読ませないんじゃなくて、読みようがない。
今まで1回でも先が読めたためしがない。
いや、どうせすんなりいかないと前回読めたかw

18話視聴。
もうなんだか分からなくなってきた。
物語というより設定すら分からなくなってきたよ。

私の中ではこのアニメはどんなアニメと聞かれたら
意味不明のアニメとしか言えない状態。
それも18話まで見ても。

ここまで来たんだ、最後まで付き合うのは決定だが
どんな終わり方するのか、そこには期待せざるを得ない。


23話視聴。
いよいよクライマックス。
だが、しかし、個人的に全然盛り上がってない。
雰囲気は盛り上がっているのだが。

しかし、すげーな1話からずっと謎のピングドラム。
未だに謎w
目的も世界観もぼんやりしてる。
全てがぼんやりしてるから、ぼんやり観てしまい、結果ついていけていない。

一度、このアニメを絶賛している方に詳しく解説して欲しいぐらい。
それぐらい、このアニメの見方が分からないのである。
このままでは最後までわからないで終わりそう・・・


24話視聴。
多分これ、自己犠牲愛、家族愛の話だよね?
これだけ引っ張ってこれ?って感じだわ
{/netabare}

投稿 : 2019/09/14
♥ : 77

せもぽぬめ(^^*

★★★★★ 4.1

『銀河鉄道の夜』風、幾原劇場(゚ロ゚;)エェッ!?

■輪るピングドラムってどんなアニメ?
本作品の幾原邦彦監督は、ARIAでおなじみの佐藤順一監督の元で演出助手を務めて下積みをつんで
いた経験があるみたいですね♪
師匠と弟子みたいな関係だったみたいです。
独特の止め絵、バンクのトリッキーなつかい方が特徴な監督らしいのでそういった映像表現にも注目し
て見て行こうと思います♪
 
【止め絵とは】\_( ・_・)ハイ ココテストニデマスヨー
・文字通り、動かない絵の事なのですよ!
 動きのある絵をあえて止める演出技法が止め絵。
 この技法は、元々は手抜きのために使われた手法らしいのですが、手抜きに見せないようにするのが
 腕の見せ所ですね♪
 
【バンクとは】\_( ・_・)ハイ ココテストニデマスヨー
 正式にはバンクシステムというのですね!
 特定のシーンの動画、あるいは背景を保存し、別の部分で流用するシステムなのですよ♪
 コストダウンの為に用いられることが多いのですが、どんなつかい方をするのか注目したいですね♪
 「せいぞんせんりゃくぅうううう」からのアニメーションがこれにあたりますね♪
 
ところで、このアニメの制作会社「ブレインズ・ベース」ですが、今2011年夏作品に
・夏目友人帳 参
・神様ドォルズ
・輪るピングドラム
と3作品もエントリーしてきてるのですね!!
しかも、劇場版アニメ「蛍火の杜へ」9月17日公開予定なのですよ!
勢いがあるのかどうなのかは、分りませんがホームページの2011年作品に「輪るピングドラム」が乗っ
ていなかったのが気になりますね!
力配分が気になります、ちょっと心配になってしまいました・・・っが、是非がんばってもらいたいとこ
ろですね♪
 
■私が見た第一印象♪
まず、OP曲の「ノルニル」は、荒川アンダー ザ ブリッジの「ヴィーナスとジーザス」でおなじみの、
やくしまるえつこさんの曲ですね♪
つかみどころが無い「輪るピングドラム」には非常にマッチした楽曲でとっても好印象でした♪
 
作画については、水彩画のような優しいタッチの作画とCGを使った無機質な作画を使い分けているので
すが、私的にはちょっと違和感を感じるところですね、冒頭でご紹介した止め絵を水彩画タッチで描い
ているようですね。
生活感や温かみをだす狙いなのですが、ラフすぎる感じがどうも気になっちゃいました(-ω-;)ウーン
また、ピクトグラムを通行人に使ったりしているところも狙いのようですが、予算的な制限もかなり
あるように感じられてしまうところですね♪
とにもかくにも、このアニメは最終的にどういう形でおさまるのか楽しみな作品だと思います。
 
「ピングドラム」って何なのか、なんとも可愛いペンギン達は何なのか、楽しみがいっぱいですね♪
 

■総評
なんだかとっても長かったなぁって印象の作品でした!
それが良い方の感覚だったのか悪い方の感覚だったのかは・・・また後ほどw

『輪るピングドラム』って放送開始当初はつかみ所がない印象だったのですけど、最後の最後で納得できる作品に仕上がってましたね♪
はじめは気付かなかったのですけど、宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』をモチーフにしているのがよくわかりました(*^^)v
『銀河鉄道の夜』を知れば『輪るピングドラム』の本質に近づけるんじゃないかなって思ったので、ちょっと違った視点からこのレビューを書いていこうと思ってますのであしからず(^▽^)/

宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』は、作者と作品ってだけの関係ではなくって、賢治自身の想いが綴られている作品でもあるんですよ!
賢治は若い頃、愛する妹の「とし」を亡くしているのですけど、「妹のとしが天の木星にいるかも知れない」と考えた賢治は少しでも天に近いとされていた北極に近づくために、北へ北へと向かおうと思うのです☆
そんな想いを胸に、樺太鉄道に乗って北へ向かった傷心旅行が『銀河鉄道の夜』のモチーフとなってるともいわれているのです♪
どおりで『輪るピングドラム』では電車のシーンが多いわけですねw

『銀河鉄道の夜』ではジョバンニとカムパネルラが友人として描かれてますけど、このように捉えることもできるって言われてますヾ(=^▽^=)ノ

<ジョパンニ=賢治>、<カンパネルラ=とし>

で、物語の方でも死んでいるカンパネルラと生きているジョパンニとなっているんですね♪
ここで「輪るピングドラム」の登場人物を当てはめてみると・・・(・・?

<ジョパンニ=賢治=冠葉>、<カンパネルラ=とし=陽毬>

ってなるんですよね♪
でもそこは幾原監督なので『銀河鉄道の夜』とは違った「if」の世界を見事に作り上げていたのでした♪

「if」の世界を作り上げるにあたって幾原監督は禁断の「運命の乗り換え」を取り入れたのでした('∀`)
その「運命の乗り換え」で必要不可欠となった「りんご」の描写も比較すると面白いことが分かってきますね♪
賢治は作中に「苹果」を数々登場させていて、自分の考える”死”のあり方として描写しているようなのですけど、幾原監督は”生”の源として描写しているのですね♪
登場人物の荻野目 苹果[おぎのめ りんご]ちゃんの漢字を「林檎」としていない点からも、賢治の作品から引用されていることが良くわかりますね♪
また、北欧神話で登場する”黄金の林檎”は不老不死の果実とされていることからも命の象徴とするにはもって来いのアイテムだったのではないでしょうか(*^^)v

それと「運命の乗り換え」を実行した冠葉くんの心理描写は賢治の気持ちとリンクしてるんですよね♪
としの事ばかり考えるのは良くないと頭で解っていても行動できない賢治の自嘲が、「ほんとうの幸」を追求しようと思いながらもカンパネルラだけを求めてしまうジョパンニの嫉妬として表現されているのです!
冠葉くんも妹の陽毬を思うあまり、もっと目を向けなくてはいけない家族や仲間が見れなくなっていましたね♪
賢治とジョパンニと冠葉くんの心の中の葛藤が作品の中にも生かされていた印象です♪
ここでも幾原監督はひと工夫してましたね♪
それは心の中の「ほんとうの幸」を追求できるキャラを双子の晶馬として設定していた事です☆彡
冠葉と晶馬のそれぞれの「運命の乗り換え」は一見同じようでもその性質は全く別なのでそこがこの作品の魅力であり最大の見所ともなっていますよ♪

一番印象的な描写としては、数多く回想シーンで使われてきた駅名の表札のシーンで、駅名が『命 ⇆ 蠍の炎』という演出のシーンでした(*゚∀゚)
賢治は蠍のことを「良い虫」と表現しているんですよね♪
『銀河鉄道の夜』での蠍はこんな感じです('-'*)フフ
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イタチに追いかけられて、命からがら逃げたのですけど、井戸に落ちてしまうんです!
数々の命を取ってきた蠍がその時こう思ったのです。
素直にイタチにこの生命を捧げていればイタチの命の足しになったろうに、神様どうか今度は虚しく命を捨てずにほんとうにみんなのための幸として私のからだを使ってください・・・と!
そしたらいつの日か蠍は真っ赤な美しい炎になって夜の闇を照らし続けたそうなんです!
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この蠍の姿は賢治とジョパンニの理想の姿であり、現実から目を背けていた自分への決別だったと思うのです( ー`д´ー)
「運命の乗り換え」が行われる最終回のシーンもそんな決別を連想させる演出がありましたね♪
苹果ちゃんが燃える炎を晶馬くんが抱きしめるシーンは思わずジーンと来ちゃいましたよ(*´ω`*)

他にも色々リンクされているところはあるのですけど書いているととてつもなく長くなりそうなのでこの辺でまとめですw
『銀河鉄道の夜』も『輪るピングドラム』も転義法を用いて作られているので、雰囲気が似ている印象を受けました♪
色んな比喩的用法を用いているので正直分かり辛いってことですねw
『輪るピングドラム』の演出にいたっては、過去の回想シーンも断片的に入れてきているし、ピクトグラムや止め絵などを使った無機質で斬新な演出をこれでもかって使ってきているので、ワザと解り難くしているとしか思えないですねΣ(^∇^;)
正直この作品は最終話に行き着くまではと~っても長く感じます!
幾原監督のナルシスト気質が作品に出過ぎていて、俺って凄いだろって感じがものすごく伝わってくる印象ですw
最終話まで見ればすべてが理解できる内容なのですけど、あまりにも最終話を意識するあまりそこに行き着くまでのプロセスに面白みがあまり感じられないのです♪
ペンギン達のコミカルな動きが無かったら完走は難しかったかもしれませんw
幾原監督の作品の「少女革命ウテナ」はもっと分かりづらいと言われているみたいなので、好みの問題ではありますけど玄人目線ではなくって、素人目線にして欲しいなって個人的には思ってます♪
でも、この作風が幾原監督の良さなんでしょうけどね(>▽<;;

他にも子供ブロイラーやピングドラムが移り渡ってきた軌跡等々、観終わった後に考察をたのしめるシーンがいっぱいある作品なので、考察するのが好きな人に向いているアニメじゃないかなぁって思いました♪


■MUSIC♫
OP曲『ノルニル』(1話~14話)
 【歌】やくしまるえつこメトロオーケストラ
 名前の通りストリングスと金管木管楽器で深みがあるドラマティックな楽曲です♪
 やくしまるさんのふわふわした歌声でこのアニメの世界観を上手に表現していましたね(#^^#)

OP曲『少年よ我に帰れ』(15話~23話)
 【歌】やくしまるえつこメトロオーケストラ
 前期のOP曲はプログレッシブ・ロック的でどこか焦燥感を煽るような曲調だったのですけど、
 この曲はよりポップでどことなく希望の光が差し込んでくるようなドラマを感じる曲でした♪
 どちらも曲構成が複雑なのに一体感があって聴き心地がとっても良い素晴らしい曲ですね♪

ED曲『DEAR FUTURE 』
 【歌】coaltar of the deepers
ED曲『DEAR FUTURE feat.Yui Horie』
 【歌】堀江由衣
 ディーパーズとか誰が推薦したんでしょうねw
 90年代を代表するシューゲイザーバンドの一つで囁くようなボーカルが特徴ですね♪
 あたしはNARASAKIさんの声が好みではないので・・・
 エレクトロニカっぽくアレンジした由衣ちゃんの曲の方が好きですε- (´ー`*) フッ

挿入歌『ROCK OVER JAPAN』他・・・
 ARBの曲からロック魂を一滴残らず抜き取った挿入歌の数々・・・Σ(´∀`;)
 ある意味、その行為そのものがロックですねw
 その背徳的行為を行ったのがアレンジャーの橋本由香利さんって方です( ゚Д゚ノノ☆パチパチパチパチ
 キーボーディストらしく、ピッチとリズムを上げてポップな感じにアレンジしちゃってます♪
 トリプルHのキュートな声と歌詞がミスマッチな所がなんかピンドラっぽいですねw
 
2011.07.23・第一の手記
2012.01.03・第二の手記(追記:■総評)
2012.01.14・第三の手記(追記:■MUSIC)

投稿 : 2019/09/14
♥ : 99

67.0 2 ピアノの森(第2シリーズ)(TVアニメ動画)

2019年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (103)
332人が棚に入れました
森に捨てられたピアノをおもちゃ代わりにして育った主人公の一ノ瀬海(カイ)が、かつて天才ピアニストと呼ばれた阿字野壮介や、偉大なピアニストの父を持つ雨宮修平などとの出会いの中でピアノの才能を開花させていき、やがてショパン・コンクールで世界に挑む。
2018年春の第1シリーズに続く分割2クール目。

声優・キャラクター
斉藤壮馬、諏訪部順一、花江夏樹、中村悠一、KENN、悠木碧、伊瀬茉莉也、小西克幸、豊永利行、遊佐浩二、三宅麻理恵、坂本真綾、田中秀幸、島田敏
ネタバレ

ninin

★★★★☆ 3.8

ショパンの香り

原作既読 全12話(第1シリーズを含めると全24話)

不遇だった少年一ノ瀬 海(カイ)は、森でピアノに出会い、そして同じく出会った天才ピアニストが才能を開花させ、ショパンコンクールに挑むお話です。

既読作品のアニメはあまり観ないのですが、第1シリーズがまとめて放送されていたのを観たのがきっかけで続きを観たくて視聴しました。

演奏シーンは君嘘やユーフォなどを観たので物足りない感じがしましたね。

でも、カイだけではなく出場していたライバルたちの心情を曲に合わせて表現していたのは素敵でした。

もう一つ、審査員にも焦点が当てられており、公平性を保たなければいけないのに、色々なしがらみで贔屓したり、逆に覆すところなど審判それぞれの心情が描かれているのは興味深かったです。

師弟、ライバル、友情、愛情、色々な心の変化を観ることができました。最後はウルウルでしたね。{netabare}(ショパンコンクールの優勝のときや、最後の海と壮介2人の演奏シーンは感慨深いものがありました。){/netabare}

OPはショパンの曲「海へ」、EDは村川梨衣さんが歌っています。

最後に、この作品を観て、たまにはクラシックを聞くのもいいですね^^

投稿 : 2019/09/14
♥ : 17

Ka-ZZ(★)

★★★★☆ 3.8

「このピアノを全ての人に捧げる!!」 ぱーと2

この作品の原作は全26巻ですが、私は23巻まで既読です。
原作を見ていないラスト…どの様な結末が待っているのか、楽しみで仕方ありませんでした。

しかも、1期の時の特番でモーションキャプチャーが採用されることを知りました。
確かに運指がとても滑らか…
ショパンコンクールで繰り広げられる激戦にこの武器が加わったら…
そう考えると、どれだけ感動させて貰えるんだろうと期待値MAXで視聴に臨みました。

2期では、ショパンコンクールの中盤戦から物語の完結までが描かれています。
特に最終話の中盤以降…振り返ってみると原作を読んでいた頃から、気にはなっていたんですよね。
カイとは縁遠いモノだとばかり思っていたから…

でも、それは私が勝手にそう思っていただけでした…
蓋を開けたら…とっても身近で大切なことだったんです。

ショパンコンクールの結果は…想像にお任せしますが、割と予想しやすいと思います。
でも、その後の展開を予想できた方が果たしてどれだけいらっしゃったのか…
私は完全に一本取られてしまいました。

でもショパンコンクールで物語を終わらせなかったのは、この作品が…この作品に登場するキャラクターが愛されている何よりの証だと思います。
個人的には怜子さんがどんな幸せを掴んだのか、もう少し詳しく描いてくれると嬉しかったかな。

ピアノの旋律に心が震えて涙した聴衆の方がたくさんいらっしゃいました。
でも、本当に凄い演奏を目の当たりにした時、目頭が熱くなるのは私も経験があります。
もっとも、私の涙腺はかなりガタがきているので当てにならないかもしれませんけれど…

あと、実際に使われたピアノの音源…旬のピアニストが起用されているので、私にできるのは聞き惚れるだけ…

物語の展開、ピアノの音源については文句のつけどころが無いというのが正直な感想です。

でも…言葉を濁さなきゃならない部分があったのもまた事実です。
特に作画…作画が悪いんじゃありません。
兎に角、作画が動かないんです。

特にピアノの演奏シーン…私が記憶している限り、モーションキャプチャーは一度も登場しなかったと思います。
使われたのは、最後のエンディングくらいです。
それに運指以外も、演奏中で使われるのは止め絵ばかり…

「何故、こうなっちゃったの…?」

期待していただけに残念でなりません。

予算配分の問題?
ピアニストに回した分、作画に予算を割けなかったの?
でもNHKだからそんなミスはしないだろうし…

カイのピアニストと同じくらい、作画には疑問が残りました。
でも、それ以外は良かったと思います。

オープニングテーマは、1期から引き続き「海へ」
エンディングテーマは、りえしょんの「はじまりの場所」

1クール12話で、計2クール全24話の物語でした。
「夢は叶えるためにある」
大きな夢を叶えるために、小さな目標をコツコツと…
この言葉を実現する物語だったと思います。

投稿 : 2019/09/14
♥ : 15
ネタバレ

ぺー

★★★★☆ 3.4

ショパンコンクールのプロモーションビデオ

原作未読

制作会社の社名変更で㈱ガイナで再出発。第1シリーズとクレジットに載ってる社名が違いました。
期待外れとの声多き第1シリーズで聞かれたのはこんなところ、

・ダイジェスト過ぎて原作の良さを潰している
・CGと手書きの差が激しくて違和感がある

ストーリーと演奏シーンに難あり。あとは大なり小なり様々なお客様の声。私も似たようなものだったので、第1シリーズ観て第2シリーズに流れ込んだ人も少なかったかもしれませんね。
実際のところ第2シリーズも微妙でした。鳴る物入りのCG演奏シーンは駆逐されて止め絵に取って代わり客離れを加速させます。でもうーん、、、仮にCGのままでも状況は変わらなかったと思います。
第1シリーズ終盤にはショパンコンクール予選に突入しちゃったもんで、第2シリーズでは12話かけてコンクールやるか、どこかで切り上げて後半盛り上げるかというのはあったかもしれませんが、なにせ「よう!ショパン!」のお話なので後者を取ることは考えられませんでした。
となると第1シリーズと同じです。演奏シーンが多いなら似たようなものを繰り返されたところで飽きるだけなのです。

おそらくスタッフはコンクールをじっくり描きたかったんだと思います。{netabare}通算24話のうち第9話~第24話と16話分。{/netabare}実際、一次予選、二次予選、そしてファイナルと徐々に上がるボルテージ、途中のハプニングを含めてコンクールの雰囲気は否応がなく伝わってきました。
そのコンクールを彩るための武器が、ぬるぬるCGと著名ピアニストの音源。技術に走っちゃいましたね。
プロの運指を見せるCGだと他の手書き絵とのバランスが悪い。止め絵連続でのモノローグや回想の多用と聴衆のリアクションばかりだとエモさが限定的。月並みですが、そこに魂。シーンを通して伝えたいメッセージがあればまた違ったものになったかもしれません。
第1シリーズの監督中谷学氏はCGの第一人者で日本のアニメは初だったみたいですが、主にシナリオの詰めが甘かったのでしょう。大筋の流れは出来上がったところに第2シリーズ監督交代でテコ入れしようとしたところで、V字回復には至りませんでした。
そもそも一流の音を聴いたところで私を含めてどれだけピアノ表現の差異をわかるかいっ!ちゅう話もあります。
CGが不評で路線変更せざるを得なくなり、残された超絶音源を頼りに作画のテコ入れをしなかったのが実情なのではないかと邪推しております。コンティンジェンシープランって大事ですね。
{netabare}それでもカイの演奏シーンの時は染み入るような感動に近いものを覚えましたので監督交代は悪くない判断だったような気がします。{/netabare}

とにかく演奏シーン多いですし、全てに全力投球を求めるわけではありません。メリハリつけてここぞというところは力を入れて欲しかったなというのが率直なところです。

1.だってこれ見せるために他 (ストーリー) を削ったんでしょ?
2.音楽ものは演奏シーンが肝なんだから力を入れてよ?

不満に感じる理由です。
あと坂本真綾さんの出番が少ないのもあったかも。


自分はショパンが好きですし、同じ曲でも確かにタッチが違うなと感じられる部分もありました。残念ながらストーリーはあまり入ってこず。
有名なショパンコンクールの雰囲気のようなものに触れられる。ピアノ好き。音は第1シリーズよりも良かったので、シンプルにピアノないしショパン限定で楽しみたい方向け。
ラストもそこそこいい話で終幕して物語を完結させているので酷評するまでには至らずの作品でした。


物事が上手くいかなかった時に次善の策を講じられなかった失敗例としてシリーズ通して観るのも良いかもしれません。


{netabare}ポーランド人の矜持ってワルシャワを訪れてひしひしと感じたところがあるんですよね。“我がポーランド”って作中に何回か出てきて良い受け止められ方はされない描写の数々だったのだけど気持ちはわかる。
そんなポーランド人が最後には音楽に正直だったというのがとても素敵でした。未読ながら原作クラッシャーだったというのは薄々でも理解はできました。{/netabare}

投稿 : 2019/09/14
♥ : 29

87.9 3 月刊少女野崎くん(TVアニメ動画)

2014年夏アニメ
★★★★★ 4.1 (2900)
13965人が棚に入れました
無骨な男子高校生の野崎梅太郎に恋をした女子高校生の佐倉千代は、ある日、勇気を振り絞って告白するのだが、想いは上手く伝わらず、気が付くと彼のとあるお仕事をアシスタントとして手伝うことに…。男子高校生でありながら人気漫画家である野崎君を中心に、個性豊かなキャラクターたちが織り成す少女マンガ家コメディー!

声優・キャラクター
中村悠一、小澤亜李、岡本信彦、小野友樹、木村良平、中原麻衣、沢城みゆき、三宅健太、小野大輔、川澄綾子、宮野真守、三宅麻理恵

ゆりなさま

★★★★★ 4.4

個性的なキャラ揃ってます♡

原作読んでからアニメに入りましたがかなりおもしろかったーヾ(●´□`●)ノ

好きになった男の子は少女漫画家でした。

一人一人のキャラが個性的でみんなおもしろい!
嫌なキャラもいなくて、内容もスムーズにテンポよく進み
とても観やすい作品でしたヽ(*´∪`*)ノ"
キャラのバランスがすごくいいと思う。

ちゃんと笑えるギャグアニメです★
個人的にですが観てると元気になります。
野崎くんの漫画に対する熱意がすごいっw
あと鈍感?w
千代ちゃんも恋愛に進展させるにはこれは一苦労だ!!w

あとOPの曲がお気に入りで車の中でながしたりしてます♪

笑いたいときとか元気もらいたい時とかにぜひぜひオススメですd(>ω<*)☆
2期やって欲しい作品です♪

読んでくださりありがとうございましたヽ(´▽`ヽ)

投稿 : 2019/09/14
♥ : 90
ネタバレ

Yulily

★★★★★ 4.3

壮大な勘違い学園コメディーアニメ

どこにでもいそうな普通の女子高校生の佐倉 千代はある日の放課後、教室で片想いの野崎 梅太郎へ告白をするのです。

しかし....すごく緊張してしまいやっとの思いで出た言葉が「ずっ、ずっとファンでした!!」

こんなおっちょこちょいな珍告白をしてしまいます(可愛い)
しかし実は主人公の野崎くんが人気少女漫画家で千代ちゃんをその「ファン」なんだと勘違いしてしまうという私にとっては笑える。千代ちゃんにとっては災難な展開から始まるお話です。

個性が光るキャラクターの共演。皆が全力でボケとツッコミを繰り広げ全力で勘違いコントしているのかと突っ込みたくなる学園コメディーアニメです。

でも千代ちゃんの恋の健気で可愛いシーンが満載なので「ラブ」もですね。
学園コメディー時々ラブです。

そんな愛すべき個性抜群キャラクターの紹介です
{netabare}
・野崎 梅太郎
人気少女漫画家で切ない女子の気持ちを代弁するかの如く描きます。女子の気持ちを知る男子のスキル。どれほどモテてしまうのでしょうか?...しかしこの無表情の大男さん私生活では女子の気持ちに鈍感やらデリカシーないやら大変です...彼を好きになったら中々に厄介では。。仕事とはいえなぜ魅力的なヒロインを描けるかその秘密が面白い。

・佐倉 千代
とっても可愛く健気な恋する乙女。この作品で一番の常識人、破壊力のある他キャラのボケへのツッコミ要員。表情豊かで純真 故に端から見ればその心は筒抜けです。しかし彼女の想い人がとにかく鈍感。身長で出来る相手との物理的な目線の差以上にズレズレ三昧です。頑張れ~

・御子柴 実琴 (みこしば みこと)男
皆に持ち上げられるとつい調子にのり大きな口を叩いてしまう。でも実は超繊細なハートの持ち主。そう女の子よりも女の子気質。それ故 野崎くんの漫画のヒロインのモデル。性別の壁をこえた清純な乙女っぷり。野崎くん、性別なんて関係ありませんよヒロインのモデルチョイス大成功ですね!

・瀬尾 結月 (せお ゆづき)
千代ちゃんの友達。密かに美人。何事にも激しく豪快、勢いだけで突進突破。そんな彼女ですが実は聴くもの全てを虜にする「声楽部のローレライ」なんです。カッコイイ結月が時々登場。沢城みゆきさんの演技のおかげか?後半からお気に入りキャラクターです。

・若松 博隆 (わかまつ ひろたか)
部活のバスケで破壊的な瀬尾ルールの被害者の1人。それが原因で不眠に陥る。しかしローレライの歌声をすすめられ聴いたところ今まで以上の快眠を手に入れファンとなる。しかし歌っているのは瀬尾ちゃん!!まさか...夢にも思うまい。ここの絡みも面白い。

・鹿島 遊 (かしま ゆう)
このアニメで一番のイケメン。。と思いきや女子。見た目や言動から女子に大人気の学園の王子様ポジション。「堀先輩(男)は女になりたい」と勝手に解釈した後の広がる妄想。忘れはしないでしょう...先輩を馬に乗せてあげたいと自らが馬になり(着ぐるみ)廊下を爽快に駆け抜けたあの日。。鹿島くんは...勿論純粋な気持ちです。。

・堀 政行 (ほり まさゆき)
鹿島くんとの絡みが絶妙。女になりたい(憧れている)と勘違いされているため鹿島くんの男前の気遣いの被害者。それは常に嫌がらせへと変換するわけです!堀先輩と鹿島くんとの噛みあわなさ絶妙です。
{/netabare}

注目は野崎×千代ペア、結月×若松ペア、鹿島×堀先輩ペア3組。すれ違い勝手な思い込みをして突っ走りずれにずれて何度笑わせてもらったことでしょう。チグハグが絶妙に絡み合った会話の面白さや、ギャグセンスは私のツボです。
キャラが面白く気楽に見れて笑えるアニメ見つけました。
{netabare}
最後に。千代ちゃんと野崎くんのすれ違いから関係が全く進まないこと、笑えてしまいました。(ごめん、千代ちゃん) {/netabare}

この先の展開、いくらでもありますよね?2期制作を期待しちゃいます。

投稿 : 2019/09/14
♥ : 90

scandalsho

★★★★★ 5.0

野崎くん・・・。ずっとファンでした!

私にしては珍しく、原作既読です。全12話。

すれ違い系ラブ(?)コメディといった所でしょうか?

原作のエピソードを忠実に再現しつつ、原作(4コマ漫画)にはない動きとテンポが作品の魅力を引き立てます。
原作もかなり面白いですけど、アニメの方が更に面白い印象でした。
演出と声優さんの演技力が加わるからでしょうか?

個人的には一途な千代ちゃんと、声楽部のローレライ・結月押しです。

第2期期待しています。

投稿 : 2019/09/14
♥ : 95

69.0 4 ガッチャマン クラウズ(TVアニメ動画)

2013年夏アニメ
★★★★☆ 3.8 (660)
3190人が棚に入れました
生命体が持つ精神性特異能力が実体化した物体「NOTE」を力の源とする特殊な強化スーツを装着して戦う戦士の総称。地球のガッチャマンは評議会から派遣 された宇宙人と、潜在能力を見込まれてスカウトされた地球人達で構成されており、評議会の定める保護観察処分に背いて地球に侵入する異星人犯罪者達から地 球の資源と人々の生命を守っている。近年は評議会も正体を把握していない謎の存在「MESS」への対処が主な任務となっている。

声優・キャラクター
内田真礼、逢坂良太、浪川大輔、小岩井ことり、平野綾、細見大輔、村瀬歩、宮野真守、丹下桜、森功至
ネタバレ

offingbook

★★★★★ 4.1

正義の見方と、君の中の正義

2013年7月から9月まで放送。全12話+特別編。

異星人犯罪者を世間から秘密裏に退治する特殊組織・ガッチャマン。
主人公の自由奔放な女子高生・一ノ瀬 はじめが新たにガッチャマンのメンバーに
任命されたところから始まる物語。

過去に『C』や『つり球』などを手掛けた中村健治監督の
作品ということでいつか観ようと思っていて、先日ようやく視聴。

単純なヒーローものではないメッセージ性と、でもヒーローもの特有の
突き抜けた熱さを感じさせてくれる作品でした。

日常生活で当たり前となったネットやSNSへの、肯定も否定を含めたメッセージ、
様々な立場から見る正義などが前半からは感じられて、
そこを踏まえた後半への上手い物語展開。

個人的には、目的がはっきりしていくにつれ感じられるピリピリと張り詰めた空気がたまらなく、
徐々に徐々に惹き込まれていった感じです。

でも作品全体には中村監督が描く格好良さとどっか軽妙な作風が
ずっとあったので、決して重苦しさなく、終始飽きずに楽しませてもらいました。

ガッチャマンメンバーのメンツも良かったですね。
みんな格好良いスタイリッシュさと不器用な格好悪さが供わっていてすごく魅力的。

特に主人公のはじめちゃんがすごく良い!
非常にトリッキーな面を持つキャラなので好み分かれそうですが(笑)明るさと可愛らしさと、
でも単純じゃない底知れなさもあって、作品の魅力を一層増してくれました。
大好きなヒロインで、大好きなヒーローです。

作画は常にカラフルで眼に面白い。個人的にはやっぱり、
ガッチャマンのアクションの場面が好きで興奮させられました。格好良くて、観ていて熱い!

OPのWHITE ASHの主題歌と映像も秀逸。何度聴いても、何度観ても痺れます。
中村監督作品の、あまりアニメ主題歌のイメージがない
バンドやアーティストを起用するところは、個人的な楽しみの一つです。
もちろんED主題歌も良かったです。

あとは最終回ですか。
ただ最終回にはTV放送版とディレクターズカット版なるものがあるそうで…その辺は下の方で感想言います。

まぁちょっと理想論過ぎるかもとかいろいろ説明不足とか、穿った観方をすれば出来ちゃうかもしれませんが…。(汗)
でも僕好みで、観て良かった作品でした。
続編も制作されるようで。続編ではガッチャマン6人についてもっともっと知りたい!

往年のガッチャマンシリーズ知ってる知らない関係なく観れるアニメです。
やや癖がありますが、人の優しさを信じたくなるような、良いアニメでした。

{netabare} 最終回は確かに謎めいた終わり方でしたね。
全話視聴後、ディレクターズカット版の方も観てみました。
(なお、レンタルDVD版にもディレクターズカット版は収録されていない模様?^^;
 ソフトを買った人だけのご褒美か)

TV版の視聴者それぞれの想像に任せる部分がちゃんと描写されていて、
やっぱりディレクターズカット版の方が良かったです。(笑)

はじめちゃんとカッツェの融合の経緯も知れたし、
O・Dも生きてたみたいで良かったし、それぞれのその後もちょっと知れたし。
あと、カッツェによって冤罪で捕まってた人が釈放されたような雰囲気もあって安心しました。

ていうかもう…はじめちゃんの愛の深さが、何だかすごいです。
絶対無理だけど、はじめちゃんのような人になりたい。(笑)

カッツェを演じた宮野さんもすごかった。
こういう変質的な役を演じるが天才的ですね、宮野さん。(笑)

てかやっぱり、ディレクターズカット版をTVで放送すべきだったような…^^;
そしたらもっと視聴者にガッチャマンクラウズの良さが伝わったような気がして、
そこだけちと残念です。 {/netabare}

投稿 : 2019/09/14
♥ : 45
ネタバレ

Nagi*

★★★★★ 4.5

“アニメは、こうあるべきだっ!”を破る作品

ガッチャマンクラウズは駄作だって?
「 Hey! You!
   誰にケンカ売っちゃってんのかな?
                オコだおww 」
…って言われちゃうよ!カッツェさんに\(^o^)/

※同作を批判してる人を批判するつもりは毛頭ありません!


ヒロインは女の子らしく可愛い話し方をしなければいけませんか?
変わった考え方をしたり 違った視点からものを見てはいけませんか?
萌えもラブコメも誰かが成長することもないストーリーは駄目ですか?

この作品は、ヒロインに感情移入して泣いて欲しいわけじゃない
このアニメを通して何かを考えてほしい、そんな思いが伝わりました


 「 ガッチャマンである必要があったのか? 」
よく、こんな言葉を見かけます。

自分からしたら 昔のガッチャマンを見たことはないので
どーでもいいんですよ。名前なんて(笑)
ただ “ガッチャマン=がちがちのロボット系” だと誤解して
クラウズを見てない人がいるなら残念ですが…

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ガッチャマンは秘密裏に活動するヒーロー!
地球に侵入する異星人犯罪者から人間を守り
主に“MESS”と呼ばれるものを排除してきたんだけど…
いつの間にか居なくなってて
ひょっこり最終回で顔出しましたねw

そして そこに絡んでくるのが “爾乃美家 累”
全人類をヒーローへ!…という理想的な世界を目指す女装男子
 (これが可愛いんですよ、結構w)
人々の意識が変わり、事が成されることを“アップデート”とし
ギャラックスというサイトを運営。

もうひとり、ガッチャマンとも累とも敵対するのが
 “ベルク・カッツェ”(CV:宮野真守♡←)
他人の不幸を 『 めしうまw 』 って言うのが口癖で
ほかにも
 「立川が完全におわたーでございますw」
 「結局Meと同じですやんw ガッチャマンおわたw」
 「いよいよMeを始末しちゃう気ですかっ♡ キラリンっ☆」
…的な発言をする異星人です(笑)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

監督が、この作品に込めてる思いが書いてあったので少し紹介♪
{netabare}★人々の心がネットにより可視化された現代。
 この心が起こす様々な問題や騒動をどう捉えていいか解らず
 個人も社会もただただ戸惑っているばかり。
★拡大した世界はあらゆる分野が細かく専門化され
 一人の人間では全容を把握しきれない。
 それでも、優秀なリーダーが全てを抱えてくれると盲信している。
★可視化された心を、もっと良いことに使えるのではないだろうか{/netabare}

結局、何かの悪事の真犯人は“人間の醜い心”なんだってこと
その心は変えられる、考え方次第で世界が変わるんだってこと
言いたかったんじゃないかな?って思った!
私バカだけど!笑 このアニメ見たらそう思えたよ~♪

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ガッチャマン クラウズ ラジオっていうのもあります!
カッツェ役の宮野さん&丈役の浪川さんの2人がメインなんだけど
これがまた面白いww
ラジオ聞いてからアニメ見ると
カッツェvs丈が → 宮野vs浪川に聞こえて仕方ない(笑)

あと、面白いなーって思ったのが
画面に流れるコメントがリアルだったってこと。

OP含め、作中で使用される音楽のセンスはピカイチッ★
アニメ見なくてもいいからBGMだけでも聞いてほしいなw

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

大好きな作品だけど…
ちょっと残念だなーって思ったとこも数か所(>_<)

{netabare}★ODの生死が不明
★カッツェとはじめちゃんは結局どんな戦いだったのか
★最後らへんの意識不明者はどうなったのか
★ガッチャマン ナンバーの抜け番が多いこと

この辺のことを11話の前半をカットして詳しく描いて欲しかった。{/netabare}

ま、でもその辺のことは
2期できれいに描いてくれるでしょう(*^_^*)
期待してますっ♪

はじめちゃんのキャラを受け入れる広い心を持って
世界をアップデートしよう! ガッチャ!

投稿 : 2019/09/14
♥ : 53

にゃっき♪

★★★★★ 4.5

everybody's somebody's hero

タイトルや先入観から敬遠するのは、あまりにもったいない硬派な作品です。
主人公の一ノ瀬 はじめ(いちのせ はじめ)の破天荒な言動から序盤で視聴を断念してしまう方もおられると思われますが、彼女がどんな人物なのか、物語を通してじっくり見極めて欲しいです。

作品世界では、使用者の問いかけに対して人工知能である「総裁X」が素早く的確な答えを用意できるシステムを持つSNS、GALAXを多くの人々が使用していますが、GALAXで市長や消防署長も参加しているコミュニティを主宰する女子高生、一ノ瀬はじめが、宇宙人J・Jと出会い、ガッチャマンの新人メンバーになるところから物語は始まります。
J・Jは人の心を「NOTE」として身体から取り出す力があり、NOTEを持つ者は、それぞれ特殊な能力を持ったガッチャマンに変身出来ますが、NOTEを破壊されると本人は命の危険に晒されることになるようです。宇宙人もいるガッチャマンのメンバーは、J・Jの予言に従い、NOTEを持たない一般人には見えない特殊空間で戦っているので、都市伝説のように認識されています。

一方、GALAXの開発者である爾乃美家 累(にのみや るい)は宇宙人ベルク・カッツェから同じようにNOTEを取り出され、人の意識を実体化した運動能力の高いアバターであるCROWDSを使えるアプリを、他の人たちに与えることが出来る能力を手に入れます。CROWDSを使える能力を与えられた「ハンドレッド」と呼ばれる報酬や評価に左右されない100人と共に、ガッチャマンのようなヒーローを必要としない平和な世界の構築を目指す 累 ですが、人の悪意の発現を好むベルク・カッツェが暗躍するなか、世界をアップデートする事は出来るのでしょうか?

主人公の一ノ瀬はじめと関わることで、自分の弱さと向きあったり、困惑し悩みながらも成長していく周囲の人物がしっかり描かれている作品で、SNSの危険性と可能性など、縦割り社会では実現が不可能なシステムやヒーローのあり方について問題提起もなされています。作品中でポイントに釣られてゲーム感覚で人助けをする事など説得力があり、有事に際して、無敵のヒーローにはなれなくても、自分のスキルを生かす事で何が出来るかを個々が考えるべき方向性を示唆しているのは好感が持てました。
誰の中にも善意と悪意は同居していますし、強く関心を持っているものがあれば、無関心な事にはとことん無関心な方が多いのは仕方がないのかもしれませんが、現代社会は、使い方次第で自分のクビを絞めるような技術の上に成り立っている事を忘れてはならない事を再認識させられました。
ラストは豪快にすっ飛ばされていて「鬱々」する方も少なくないと思いますし、はじめ自身のキャラが最初から完成されていたり、世界が立川を中心に回っているような印象も受けますが、色々な考察も楽しめる刺激に溢れた作品だと思います。

追記
円盤のBOXを手に入れたのですが、BOXに特典として収録されている最終話のディレクターズカット版は鬱々を一掃してくれる内容で、概ね想像どおりの展開なのですが、映像で見ることが出来たのは嬉しく思います。機会があったら是非ご覧になってくださいね。

投稿 : 2019/09/14
♥ : 58

63.5 5 紅殻のパンドラ(TVアニメ動画)

2016年冬アニメ
★★★★☆ 3.4 (332)
1700人が棚に入れました
先進国では、一部ではあるが、サイボーグや自律ロボットが一般に出回り始め──
戦争や災害をはじめ、世界はあらゆる災厄に覆われ、救いをもとめて人々がさまよっていた時代。
これはそんな時代に──全く関係なく、『彼女が、彼女に出会う物語』

声優・キャラクター
福沙奈恵、沼倉愛美、田中敦子、森田順平、松田颯水、村川梨衣

ninin

★★★★☆ 3.6

明るく可愛い全身義体の女の子だや〜

原作未読 全12話

主人公の七転 福音(ななころび ねね)が両親と死別し、親戚の引き取られた先のセナンクル島で、ある大事件に巻き込まれるお話。島に向う途中で知り合ったアンドロイドのクラリオン(クラリン)と一緒に物語は進んでいきます。

原案が士郎正宗さんというこで「攻殻機動隊」と同じ世界観らしいのですが、こちらはシリアスな部分を極力抑えて、明るく楽しいコミカルな感じになってます。

福音とクラリンの愛情に近い友情物語という感じですね。とにかく明るい前向きな福音に対して、いつも冷静なクラリンの極端な性格でバランスが良かったです。

良くも悪くも可愛い作画やコミカルなところ挟んでいるので、ハラハラドキドキというような危機感を全然感じませんでした。

お話も切りがいいところで 終わってい ますが、伏線が全然回収されていないので全容が最後まで把握できません。

福音とクラリンの近未来な日常として割り切って観ると楽しいかも知れませんね。

OPはZAQさん、EDはこの作品の主役キャラを演じている福沙奈恵さん、沼倉愛美さんの2人が歌っています。

最後に、変身シーンだけはちょっといただけませんね^^;

投稿 : 2019/09/14
♥ : 33

offingbook

★★★★★ 4.6

LOVE&PEACE!

2016年1月から3月まで放送。全12話。原作漫画未読。

サイボーグやロボットなどが一般にも出回り始めた近未来。ある島を舞台に、
脳以外を全身機械化した少女・七転 福音(ななころび ねね)と、
その島で福音と出逢った美少女型のアンドロイド・クラリオン(通称・クラりん)、
2人の活躍や日常を描いたSFアニメ。

シリアスな雰囲気になっても、思わず笑っちゃうユーモアが入り込む作風。
SFだけれど、難しくなり過ぎない軽やかさ。
目を惹く近未来的な映像表現がありつつも、ほのぼのとしたやわらかさを失わないゆるやかさ。
SFであり、変身ヒロインものであり、でも日常コメディであり、
そして可愛い百合もある、そういうの全部合わせたカオスな感じ。

いろんなものが盛り込まれているのに、すっきりとした気持ちで観れる、
その、絶妙なアンバランスなバランスの良さ、全部ひっくるめてすごく僕好みでした!
(僕は何を言っているんでしょう?(笑))
まぁ簡単にいえば、すっごく面白いアニメ作品でした!2016年冬アニメで一番好きです!

いろんな要素が描かれつつも、それでも今作を重さなく、とことん楽しく視聴出来たのは、
何といってもメインヒロインの2人・福音とクラりんの可愛らしさです!

明るくて優しい、感情豊かな福音。福音と出逢い少しずつ変わっていくクラリオン。
2人ともすごく可愛らしくて、とても魅力的。いっしょに少しずつ成長していって、
少しずつ深まっていく信頼や繋がり、観ていて愛らしく、とても癒やされました。

たとえどんなことが起ころうとも、2人が正しくまっすぐ進んでくれたから、
観ているこちらも、最後まで清々しく、温かい気持ちで視聴できました。
二人を見守る(?)ブエルの存在も楽しかったです。(笑)

福音とクラリオン、2人にはこれからどんな日々が待っているのでしょう?
きっとまだまだ慌ただしい未来が待っていそうで、とっても気になりますね。
まぁ簡単にいえば…続編が観たい!すごく観たい!(笑)

投稿 : 2019/09/14
♥ : 31
ネタバレ

剣道部

★★☆☆☆ 2.0

ルールをちゃんと守る悪役(苦笑)

[文量→中盛り・内容→酷評系]

【総括】
90年代後半のアニメの良さを出している感じの作品。

エロは苦手だけど、ギリギリ許容範囲かな? 絵は、あえて少し古めを意識してるのかな? メカがタチコマっぽくて、攻殻機動隊ファンとしてはニヤニヤ。もちろん、他にも共通点多数。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
う~ん、面白くなかったな~。パンドラデバイスはひとつの装置として良かったと思います。少年がいきなりモビルスーツを操縦できるよりは、インストールという方がなんとなく納得できるし、あの位置にあるのもまあ、他人にバレにくい部分にあると思えば、なくはない。ざっくり言うと、士郎版ひみつのアッコちゃん、ですね。

中盤の日常回がいらなかった気がします。最初と最後をシリアスバトルにするなら。あと、敵も味方も、みんな浅いな~と思いました。特に、メインの敵であるイアン・クルツの小者感がひどかった。

「ブエルの真の価値は……」と気をもたせ、「荷電粒子砲だ!」……ん?? 「荷電粒子砲なら、条約に触れることなく、中枢を破壊できる!」……って、真面目か(゜o゜)\(-_-)wwwww

なに、悪のくせに条約気にしてんねん(笑) というか、最初は条約外でも、すぐに条約化されるでしょ? そしたらなに? ブエル使うのやめるの(笑)?

ある意味で、ここ最近一番笑った台詞です(笑) 死に方まで小者だし(笑)

あと、ところどころでガンダムネタが雑に扱われて、腹がたちました。シリアス場面での笑えないパクりネタは、原作への冒涜、つまり悪です。と、ガンダム好きとしては、思わずにはいられませんでした。

まあ、士郎さんは、世界観の設定とざっくりしたキャラ設定までの原案で、ストーリーその他諸々は、漫画家の六道さんが担当しているそうなので、しょうがないかな~とも思いました。最初は面白かったのに、残念。シリアス展開追いかけ(微百合、微ギャグ程度で)、2期目があったら、化ける可能性も感じるアニメでした。
{/netabare}

投稿 : 2019/09/14
♥ : 28

69.2 6 ピアノの森(TVアニメ動画)

2018年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (212)
859人が棚に入れました
 森に捨てられたピアノをおもちゃ代わりにして育った主人公の一ノ瀬海が かつて天才ピアニストと呼ばれた阿宇野壮介や 偉大なピアニストを父に持つ雨宮修平などとの出会いの中でピアノの才能を開花させていき やがてショパン・コンクールに挑戦するまでを描く、感動のストーリー。

声優・キャラクター
斉藤壮馬、諏訪部順一、花江夏樹、白石涼子、大地葉
ネタバレ

四文字屋

★★★★☆ 3.8

ぬるぬる動く指。敢えてサクサク進めないストーリー。

放送日程は違うけど、3月のライオンの引継ぎタイトルという位置づけのようなポジションかと、邪推しつつ初回鑑賞。

冒頭{netabare}いきなり、ショパンコンクールのファイナルらしきシーンからスタート!おお、これはラストまでやるゾ!という意思表明と見ていいんだね?!でもそうなると、尺が全然足りないが?これは3月のライオンと同じ、分割式ロングクール採用ですか?もうここで気持ちは、いきなり盛り上がったw{/netabare}

で、カイの小学校時代からお話はあらためてスタート。
森のピアノ、修平との出会い、阿字野先生ツンデレ。
みんなそうあるように、あってくれる。
劇場版で危うかったCVが、安心して聞いていられるだけで大満足。

まだストーリーはサワリのみだけど、
すすむ方向はしっかり見えているので、いい。
敢えてゆっくり丁寧に、進めすぎず、端折り過ぎず。
うん。いいね。
これは間違いなく、ロングタームを意識してる。
せっかくエンドマーク打たれた作品だし、しっかりと腰すえて、作ってください。


で。気になった指。
のだめの頃とは隔世だ。
坂道のアポロンでも雰囲気一発、運指はおまけ程度だったし、
君嘘では心象的作画に走って、運指は少ししか見せてくれなかったが。
今回は、打鍵と音がしっかり合っている。
ユニゾンしてる!
こういうのってやはりコンピューター万歳なんだろう。
これからは、より自然なアニメーション画像を目指すだろうし、
この作品の中でも、日々進化する表現を楽しませていただこうと思います。



予想完視聴確率:99%
クール内BEST10到達予測:80%
予想涙腺刺激度数:4%
平均エロチックメーター指数:6.5%

投稿 : 2019/09/14
♥ : 28
ネタバレ

ぺー

★★★★☆ 3.2

音楽ものとしてはわりと底辺 残り12話に期待

2018.07.04記


原作未読 ※すごい良いらしい

全24話の触れ込みですが、いったん12話まで放映されたものを視聴。
原作者一色まことさんの作品はスピリッツを毎週読んでいた頃お世話になりました。この原作もすごい良いらしいです。

直前スペシャルで、期待値上がってました。
なんでもコンサートホールをキャプチャ取ってCGで再現し、ダイナミックな演出を可能にしたとか。実際ピアノを弾いてる人のキャプチャ取って演奏シーンに反映させたとか。キャラに合わせた演者を用意したとかとか。
ストーリーか演奏シーンかどちらかで魅せてもらえればOK!の心持ちで視聴開始です。


あらすじは天才肌の主人公一之瀬海とサラブレット努力型の雨宮修平という二人のピアノ少年が出会い成長し、という物語になります。
努力型は置いといて、森に捨てられたピアノを鳴らしているうちに音の感覚や人の心を揺さぶる演奏力を身に着けた主人公という設定は興味深いものでした。


結局、、、

『意欲作』といったところでしょうか。
{netabare}子犬のワルツ(ショパン)のインパクトがある種きっかけになって、ショパンコンクールでクライマックスを迎える流れは筋が通っていて好感ではあります。{/netabare}


物語が駆け足で、ここが盛り上がりどころなんだろうなという場面でもそれまでの人物の背景描写が薄くて感情移入しにくい。
声優さんは安定したいい演技をしている。
OPEDも物語に沿った良い内容。出演もされてますが、悠木碧さんの落ち着いたED曲なかなか良かったです。
途中で切るほどではないけど、おそらくいろいろ端折ったんでしょう。話が飛んでいるように見えることで、起伏が生じずやや平坦な印象を持ちました。


さらに演奏シーンの多用は諸刃の剣になってしまったとも思います。
 ※劇中の演出に触れてるのでいちおう伏せときます

{netabare}たしかに指や体の動きはなめらかでした。・・・だがCG・・・
手書き部分とCC部分が見た目違い過ぎて違和感がはんぱない。止め絵やモノローグを多用するよりは指の動きを見せたい、という製作側のサービス精神の発露と受け止めたいところですが全体のバランスでみるとどうだったんでしょうね。{/netabare}

それと演奏の描写について

美しい音色なんですが、残念ながら私には違いがよく分からない。
{netabare}特にコンクール入ってからはみんなうまい人たちばかりなので曲の解釈はどう演出されてるかにかかってたのですが、ほぼ聴衆の反応(セリフ)のみ。心象描写や背景演出そしてモノローグなど使ってても印象が薄い。曲数も演奏シーン自体が多いという作品の特色を考えれば、いかんせん単調になってしまいました。心象描写や背景演出で印象に残ったのは一ノ瀬海演奏時の森の風景が立ち現われたのとか、パンウェイの革命のエチュードのシーンなど。これは良かった。{/netabare}
もう少し、曲の背景や持つ意味だったり、その曲を何故選択したか?のストーリー性など絡めても良かったんじゃないかと思います。


残り12話待ちですね。今のところイマイチです。



■余談 ※本作と四月は○の嘘のネタバレ込み

【ショパン バラード第1番ト短調 作品23】

この曲名でピンと来た人はそれはそれですごいですよ。

{netabare}雨宮くんの声は花江夏樹さんが担当してます。
その花江さんが誰か一人を想ってこの曲弾いてます。
演奏中、モノローグががんがん流れます。

四月は君の○を視聴済の場合はこのシーンだけ切り取っての視聴をおすすめしたいかも。
聴衆は感動で涙を流してましたが、こちとら苦笑を禁じ得ない状態でした。{/netabare}



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2019.09.04追記


視聴時期:2018年4月~6月 リアタイ視聴

2期と言うべきか後半と言うべきか残りも視聴完了。
期待の急浮上とはいかなかったもののやや盛り返した感あり。
ピアノの音色は文句なし。



2018.07.04 初稿
2019.09.04 追記

投稿 : 2019/09/14
♥ : 51
ネタバレ

isislove

★★★★☆ 3.1

セ カイ イチノ ピアニスト

<第1期(第1話から第12話)までの総評>
同期の「ひなまつり」は、スタッフの原作愛がアニメを
原作以上にしていたと感じたのとは対照的に、
本作は、スタッフに原作愛がたりないと感じました。

特に人物の作画レベルが低いのと、
内容の不用意なカットで原作キャラの魅力が
時に半減している場面が多かった。

尺の制約の中で原作の構成を上手くアレンジして
面白い所をより面白くしたり、
簡略したとしても、本来の感動を損ねないような工夫が
十分に足りていたとは思えなかった。
以上から結局、ダイジェスト感ばかりで12話以外は、
ほとんど盛り上がれませんでした。

第1期全12話で、カイのショパンコンクールデビューまで描くには
尺がどう考えても足りない。
せめて、もう半クールでもいいから話数を加えて、カイの修業時代と
誉子のエピソードを丁寧に描いて欲しかったです。

<物語とキャラについて>
{netabare}
最終話視聴直後は一度物語1.5、キャラ評価2.0にしました。
その後、映像抜きでオーディオドラマとして再度鑑賞して評価上げました。
物語評価は、原作を5.0とするなら最終的に3.0に修正。
脚本的には12話が一番良かった。

キャラ評価が2.5なのは以下の理由。
カット多いため誉子と阿字野、レイ、佐賀先生の魅力が描き足りない。
特に誉子は、個人的に一番好きだったのでアニメでのキャラ評価は厳しい。
カイの恋人、サエの存在カットもマイナス。
サエは、やはり存在すべきキャラ。
恋人がいる方が、カイが17歳でも精神的に成熟してるように見える。
カイの精神年齢の高さに説得力を与え、
人間的魅力もアップしたように思います。
{/netabare}
<作画について>
{netabare}
背景を除く作画が、話の没入まで妨げる珍しいケースと思った。
映像ない方が、話が何倍も面白く感じる。
滅多に評価を1にすることない私ですが、
本作の作画はあまりにも不快で、個人的な許容範囲を遥かに超えてました。
原画担当の多くの技術が低く、粗が素人目にもはっきりわかる。
CG部の作り込みも甘い。その結果、全体が調和していない。

人員が足りないのかもしれませんが
原画などを安易に、日本人以外の外国人へ大量外注するのはどうかと。
文化や感性、価値感の異なる近隣国のスタッフは
日本人の美徳の融和の精神に欠け、統制が取りづらいんだろうと思います。
そのため監督さんは、納期との兼ね合いもあり
作画上の妥協点を低くせざるを得なかったかもしれません。
そんなことが完成されたアニメから滲み出ていると感じました。
{/netabare}
<その他>
{netabare}
音楽面は、番宣でアピールしてただけのことはある。
とても素晴らしかった。そこは非常に救い。
オーディオドラマとして再度鑑賞して4.5→5.0に評価アップ。

声優キャストの皆さんは、全員素晴らしかった。
しかし、デッサンが別人のように場面場面で目まぐるしく変わる
滑稽な顔で、いい声でいいこと言われても閉口します。
作画の酷さが、キャストの演技の魅力まで台無しに。

2期(第13話から第24話)は半年間の準備期間を与えられた以上、
今期の反省を踏まえ、作品の質の大いなる向上を望みます。

第9話で、この物語の肝になる部分に繋がる
原作第13巻の伏線のエピソードがカットされましたが、
2期では原作第21巻に描かれる別な伏線の丁寧な描写を外さず、
一番感動したポイントを、的確に味わい深く演出して欲しいものです。
{/netabare}

1期までの詳細は以下へ。
視聴前&視聴中レビュー。かなりの長文です。
{netabare}
主人公である「ピアニスト 一ノ瀬海」は、
アナグラムで「世界一のピアニスト」になります。
作者さんはネーミングセンスいいですね。

※ 以下は、放送前に投稿したもの。長いのでタグで閉じます。
{netabare}

<はじめに>
2015年末に発売されたばかりの原作コミックの最終話を読み終えた時、
感涙するほど大感動!!

以来、テレビアニメ化を熱望していた作品です。

2年4ヶ月経ち、その想いもようやく実現。

放送6日前に、全26巻の原作を読み返しましたが、
読み始めたら止まらず一晩の一気読みとなりました。

原作の紹介は、2007年公開のアニメ映画版のレビューに
投稿済みなのでここでは割愛します。

久しぶりに放送中での全話レビューをしたくなりました。

物語やキャラの評価を事前に満点としたのは、原作基準によるもの。
作画と音楽だけは、実際観るまで評価できないのでデフォルトのまま。

過去に、TVアニメ全75話で
単行本全20巻の「バクマン。」を描いたNHKが本作を制作。

既に、メインキャラのみならず、
13巻以降登場のライバルキャラのキャストも公表済み。
そのキャラの演奏担当の様々な国籍の新進気鋭のピアニストも
個別に決定してるようで
音楽面でも予算を十分掛けてるようで期待は大きい。

最後まで描く気満々と思われますが、本作の実尺が非常に気になります。

NHK総合の番組予定表には本作は全12話と記載。
(ピアノの森のアニメ公式番組サイトには、現状話数の記述はなし)
これだけの情報では、全26巻分すべてをここに詰め込むのか、
また別に2期を企画してるのかが不明。

放送倫理上問題あるところの改変や省略はある程度は仕方ないにしても、
納得のいく構成になるかは未知数で、視聴中に物語評価はかなり変動するかもしれません。

以下は4月放送予定分のみのサブタイトル。

第1話「選ばれた手」
第2話「ショパンを弾くために」
第3話「モーツァルトの遺言」
第4話「一番のピアノ」

放送前の現時点では、公表済みの以上のサブタイトルの流れから
4話で少なくても5巻最後までは確実に消化の模様。
6巻1話目までの映画版と同じ所まで進むかもしれません。

5話、もしくは6話までには小学生篇を終え、
カイの成長期(高校生)篇に移ると個人的に予想してますがどうなることか。

やはり、このペースと1クールで原作のすべての旨味を引き出すのは不可能と思われます。
小学生篇後は、ごっそりカットもしくは大改変の簡略化で、
ショパン・コンクール篇突入とかは勘弁してほしいけど...。

NHKは、ショパン・コンクール篇の華やかさを売りにして、
演奏者や声優も決定して番宣してる半面、カイの恋人、冴(サエ)のキャスト発表がない。

なので、ポーランドに旅立つまでの日本でのドラマを
なおざりにする可能性が大のような気がします。

仮に、原作改変して冴のエピソード抜いたとしても
全体としての話は成り立つとは思います。

しかし、カイが性格の明るい天才ピアニストという魅力だけでなく
ハイティーンの、清廉なだけでない等身大の人間としての魅力も大切で
そのために、彼の成長過程を丁寧に描くことがとても重要です。
冴の存在や日本での出来事を軽視すると
きれいごとだけの物足りない話で終わってしまう懸念があります。

ところで、発表された声優キャストの中では、
特に諏訪部順一、坂本真綾、悠木碧、花江夏樹の起用に拍手を送りたい。

諏訪部さんの主人公のピアノの師匠役は、イメージドンピシャ過ぎ。
坂本さんの、芯の強い包容力ある主人公の母役もきっと嵌ることでしょう。

個人的に本作で一番好きなキャラは丸山誉子。

彼女には、人間の弱さと強さ、幼稚と成熟を幅広く演じ分けられる声優が必要不可欠。
そんな誉子を、幼女から可愛い女性、強い女性と
なんでもこいの演技の幅が広い悠木さんが演じてくれる。

以上3名のキャストだけでも声優評価は満点です。

花江さんと言えば、名作「四月は君の嘘」で
ピアニストの主人公、有馬公生を演じました。
本作では、「君嘘」で言えば主人公のライバル、
相座武士にあたる雨宮修平(高校生)を演じます。

「君嘘」を2014年冬からのリアルタイム放映を視聴したとき、
ピアノに熱く青春を捧げるキャラたちに共通点を見出し、
この映画版をすぐに思い出したのも今では懐かしい。

修平のキャラデザは、優男風メガネ男子。
見た目で既に公生と被って見えます。
さらに性格上も似てるキャラと思いますので、高校生篇になると、
花江ボイスに「君嘘」との類似性の話題が飛び交うかもしれません。

いずれにせよ、主役の一ノ瀬 海(高校生)役の斉藤壮馬さんや
後半登場のパン・ウェイ役の中村悠一さんも含め
どのキャストも繊細で深い演技が期待出来そうで非常に楽しみです。
{/netabare}

全24話 (分割2クール。2クール目の13話以降は2019年1月より)
※ 放送前のNHK番組表には全12話とありましたが、第1話終了後、全12話表記は削除。
そしてHP公式の紹介文が改訂され、そこに話数が盛り込まれました。
その改定前と後の2つの全文を以下に転記します。
{netabare}
(改定前) 森に捨てられたピアノをおもちゃ代わりにして育った一ノ瀬海。
過酷な境遇にも負けず、師との運命的な出会いを経て、
ショパン・コンクールで世界に挑む姿を描く感動の物語。

(改定後) 森に捨てられたピアノをおもちゃ代りにして育った主人公の一ノ瀬海が
かつて天才ピアニストと呼ばれた阿字野壮介や
偉大なピアニストの父を持つ雨宮修平などとの出会いの中でピアノの才能を開花させていき
やがてショパン・コンクールで世界に挑む姿を全24話で描く、感動のストーリー。
{/netabare}
本作の原作(漫画)は、2年以上前に全26巻で完結済なので
旬とは言えないタイミングのTVアニメ化。
個人的には、アニメにしてもらえただけでも有り難い作品と言えます。

<アニメーション制作:ガイナックススタジオ>
wikiによると、エヴァンゲリオンなどで有名なGAINAXの関連会社として
2014年に設立された福島ガイナックスの、2016年に東京都内に設立したアニメスタジオ名。
しかしGAINAXとは、2015年から資本関係が無くなっており、
企業的な協力関係は残るものの、今ではGAINAXとは別経営の別会社なので誤解なきよう。

連続テレビアニメ作品の制作は、この「ピアノの森」が初めてらしい。
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<「ピアノの森」の魅力>
{netabare}
アニメ映画版がきっかけで原作を読んで、
ピアノに興味なく習ったこともない自分が、
生まれて初めてピアノって素晴らしいなと思えた作品。

アニメ化された漫画原作、クラシック音楽のピアニストの主人公の音楽もので
既に観たことのあるものは「ピアノの森」(映画版)以外では
「四月は君の嘘」「のだめカンタービレ」が頭に浮かぶ。

音楽は時に、人の一生を180度変えることがある。

そんな音楽の素晴らしさと、音楽が与えてくれた奇跡を
ストレートに雑味なく描かれている「ピアノの森」が一番好き。

「ピアノの森」には、調味料として、
悲劇は小さじ少々、恋愛はほんのひとつまみ程度含まれている。
その隠し味が、絶妙な風味を醸し出す。

この物語を原作で最初から最後まで味わえば、

音楽って素晴らしい、音楽は偉大だ、音楽は神様だ、
音楽抜きの人生なんてあり得ない、音楽は人生を豊かにする...

人により言葉は違えど、そんなポジティブな感想を持つのが自然じゃないだろうか。

音楽に限らず、きっと何かに打ち込みたくなるだろう。

このTVシリーズもそんな作品になって欲しい。
{/netabare}
<物語の主人公>
{netabare}
海(カイ)は、まっすぐで性格の明るい若き天才。
男だが、色白で綺麗な容姿でよく美少女に間違われる。

彼自身の成長と共に、作中で出会う多くの人に大きな影響を与え、
最高のライバル、希望、目標、ヒーローのいずれかに当て嵌まる存在になっていく。

主人公は一人だけではない。

本作は、ピアニスト以外も含め、魅力あるキャラクターたちがいっぱい。

登場するピアニストたちは、純粋でストイック。
地獄に落とされるような挫折やどん底の幼少期を体験した者もいる。

中でもコンクールの優勝を目指す者は、一人一人が胸の内に
苦しみ、悲しみ、悩み、葛藤、焦燥、嫉妬など様々な想いを抱きながらも、
夢や希望のために、ひたすら音楽に身を捧げる求道者ばかり。
この作品に出てくる皆、他人の足を引っ張るような愚かなことはしない。
自分自身とライバルとの真っ向勝負に命を燃やす。

そんなキャラクターたちがポーランドで邂逅。
その群像劇は最高のスパイスとなり物語に彩りと深みを与える。
{/netabare}
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<各話レビュー>
小学生篇では、2007年の映画版(日本テレビ他制作 小島正幸監督作)との比較もしたいと思います。
(酷評あり。本作を素直に楽しめてる方は閲覧要注意)

以下、NHK総合にて月曜(日曜深夜)放送
0:10 - 0:35 近畿地方を除く日本全域
0:50 - 1:15 近畿広域圏

(以下、各話を~篇で分類したのは公式のものでなく、独自な解釈の便宜上のものです)
◎ 小学生篇
★ #01:「選ばれた手」(2018.4.9放送)
{netabare}
原作第1巻から第2巻半ば(第1話-第12話)までの内容。

<主人公カイと修平の出会いと、カイとピアノ師匠との繋がりの始まり>
今回の最後で使われた、サブタイトル関連の
「この手は選ばれた手だ」という台詞は、映画版では28分/100分にも出てくるが
キャストの演技の個性が全く違うので聴き比べると面白い。

映画版の作画に馴染んでしまったせいで、TV版が見劣りしてしまいます。
出来ることなら京アニか、CGのレベルが高いufotableあたりで制作してもらいたかったです。

製作予算を、メインイベントのショパンコンクールの音楽と演奏シーンなど、
華麗なステージ再現に注ぎ、それ以外の小学校時代などは、
エコノミーな作画でお茶を濁すつもりでしょうか。

背景は問題ないが、フル3DCGのピアノ演奏シーンと
普段のキャラクターの作画のギャップが大きすぎる。

普段はのっぺりした子供向けアニメキャラっぽく
CGになるとゲームのアバターのように見える。
動きも、ぬるぬるとガクガクの違いが極端で気持ち悪い。

また最後の方、月明かりの下、夜の森でピアノを弾くシーン。
いかにもCGな作画に変わって、カイの指使いが映し出されると、
カイの指が軟体の宇宙人の指に見えてしまった。

冒頭以外は、映画版より原作に近い形でのスタート。
キャラクターデザインも原作準拠のもの。
初回で既に、掛け足でコンクール篇になってしまう予感。

<映画との違い その1>

映画では、今回の話に該当する部分は、
色々とアレンジされており原作とは違うシーンが多い。
冒頭は、修平が母親と共に車で引越し先へと向かうシーンから始まります。
全体的に、阿字野先生と修平の内面をしっかりフォーカス。
キャラデザも顔の輪郭がすっきりしており原作よりスマート。

また、原作に拘らない映画の方が、
カイと修平の人間関係の親密度が増す様が自然に感じられます。
カイは、映画の方がいじめには決して屈しない、
メソメソしない人間的逞しさがあって好感度が高い。

音楽面では、特にピアノ演奏に関して、冒頭は素晴らしかったがそれ以外で、
映画版のウラディーミル・アシュケナージ(20世紀後半を代表するピアニスト)が演奏した、
ゆったりと余韻たっぷりな、幻想的な格調高さが染み付いてしまってるので物足りなさが残りました。
TV版の方が原作に忠実。好みだけの問題です。

<1話総評>

色々と不満も書きましたが上を見ればきりがありません。
今回は、原作ファンの自分としては100点満点なら70点の満足度でした。

映画版でもそうでしたが、さすがにTV版でも原作でキンピラが使った「淫売」という言葉は避け、
カイの母親初登場時の、百聞は一見に如かず(何のことかは察して下さい)シーンは丸々カット。

原作は他にも、森の端がいかに酷い所か解る、
年齢制限付きOVAにでもしなければ描けないような場面があります。
興味があったら読んでみてください。
{/netabare}
★ #02:「ショパンを弾くために」(2018.4.16放送)
{netabare}
原作第2巻半ばから第4巻半ば(第13話-第28話)までの内容。
映画版では経過時間28-60分のシーンに相当。

<カイ、ピアニストへの旅立ち>

カイは、ショパン『小犬のワルツ』との出会いがきっかけで、
全日本ピアノコンクール地区予選に不本意ながら出場することになってしまう。
課題曲は、モーツァルト『ピアノソナタ ヘ長調 K.280』
カイと修平はこの時点から完全なライバルとなった。

<映画との違い その2>

原作通りなら、カイと修平は一旦、友人関係が決裂、
そしてライバル関係としての再構築の流れが、今回の話に盛り込まれます。
TV版は、その点で非常に物足りません。

以下は、TV版ではカット。

映画では原作通り、キンピラとカイが再び喧嘩するシーンが描かれる。
そこに「この手はもう、喧嘩なんかする手じゃないんだよ」と
必死にカイの腕を掴み、喧嘩を止めようとする修平。
余計なお世話と、ピアニストとして心配する修平の気持ちを全く汲み取れないカイ。
そこで生まれた不協和音で修平は、カイを忘れようと必死に練習に打ち込む。

そんなドラマがあればこそ生きる最後の二人の真剣勝負の約束でしょう。
このシーンは外してほしくなかったですね。

また、ピアノレッスンの見返りに関する
阿字野とカイの取引は、映画の方が原作に近く丁寧。
そのため、主導権をがっちり確保した、やり手の先生感が映画の方が良く出ています。

TV版では「森の端」の描写が、ごっそり消滅。
森の端は、そこを牛耳る裏社会の人間達が、住人をそこに一生縛り付けようとする厄介な場所。
カイと母親の会話から、それを伝える努力は認めますが、
そんな森の端のエピソードが、あまりにもなさ過ぎて説得力が弱い。
原作を知らないと、TV版のカイは、ただの貧乏な境遇に見えてしまうかもしれません。

一方映画では、原作の持つ生々しさは最小限に抑え、短いながらも
カイが手伝う店内の様子や、修平がカイを訪ねた時のトラブルを描いてくれた。
そのおかげで、森の端という地域の問題点をある程度は伝えてくれました。

<手描き作画について>

唯一の救いは背景の綺麗さ。

普段、全体での統一感さえ、ある程度維持していれば、多少の作画崩れはそんなに気にしません。
しかし今回は1話以上に、キャラクターの作画に一貫性が無く統一感のないものでした。

その他のキャラはそんなに気にならないのですが、
阿字野先生の顔つきの、別人のような変化が見苦しい。

ナイスミドルになったり、冴えないおじさんになったり、
時には左右の目の高さが変わったり、額が広く顔長になったり…
映像から露骨に滲み出てくる原画担当の個々の技量の差が気になって話に浸りきれません。

<蛇足>
※ 以下は、あくまでも個人の邪推と偏見です。
現場を見てきたわけではないので勝手な妄想の戯言と思って下さい。

今回で、本作の演奏シーンのCGと止め画のOP&EDは、
アニメーターの実力不足をごまかすために採用された気がします。

手描きとCG双方が、相手を尊重して歩み寄る姿勢を感じられません。
演奏シーンのCGの不自然さは、1話と同様。
カイがピアノを弾き始めCGに切り替わった途端、別次元の住人に変身。
手のCG感も相変わらず。自然な手先に見せる加工も工夫もなく雑です。
せめて髪の毛の質感だけでも何とかならないものでしょうか。
CGになると、カイの髪の毛が人間のものから
鳥の羽の質感に変化するので違和感が非常に大きい。
さらに演奏中も手描きとCGが切り替わり、
手描き班とCG班の統制が全く取れていない映像に酔いそうになりました。

監督の中谷学氏は、アメリカでCGアニメの現場で叩き上げられた実力者であっても、
ドリームワークスの劇場アニメでの、ライターとCGスーパーバイザーとしてのキャリアのみ。

様々な部署を統制しなければならない日本のTVアニメ監督は初体験なはず。
手画きの多い日本のアニメの、過酷な制作現場で下から叩き上げられた方ではないよう。
特にCGとは畑違いゆえ、手画きスタッフに対して、発言力が弱くなってるかもしれません。

また気になるのは、日本人以外の、
自己主張の激しい国民性を持つ2か国のスタッフが大勢いること。

半島系(原画6名中4名、動画4名中2名、作画監督2名全員、美術5名全員)、
大陸系(CG制作20名中8名、CG美術2名全員)とエンドロールで一目瞭然の参加比率。
手画きとCGで、2カ国真っ二つに分裂。

これでは、手画きとCGが調和するのは絶対不可能な気がします。
管理する日本人スタッフは、納期に間に合わせるため
多くの問題に目を瞑らざるを得ないのかもしれません。
監督と総作画監督の苦労が偲ばれます。

以上、完成映像から、制作現場での余計な人間ドラマを想像してしまいました。

モーションキャプチャでの見応えあるピアノ演奏に拘るなら
いっそのこと全作画を3DCGにして、キャラクターも、
原作から離れたとしてもCGとの調和を優先したデザインがいいと思います。
その点、映画のキャラデザの方がよほどCGと調和しやすそうです。

<2話までの総評>

個人的には、2話単独の満足度は60点。
大筋のまとめ方としては無難とは思います。
原作未読者にとってはこれでも十分かもしれません。

2話まで観て、物語の評価は、5.0(原作基準)→4.0、作画を3.0→2.5に下げました。

原作にある以下のポイントが、映画版ほど十分に描けていないのがその理由です。

・カイの育った境遇の悲惨さ。
・学校でのいじめや大人からの虐待に、勇猛果敢に立ち向かう野生児カイの魅力。
・阿字野先生が、カイと出会うことで生まれた人生の迷いと葛藤。
・修平の、カイを知れば知るほど増幅する苦悩、葛藤、焦燥。

とは言え、次回からの原作上のエピソードが大好きで期待してます。
一番好きなキャラも初登場しそうで楽しみです。
{/netabare}
★ #03:「モーツァルトの遺言」(2018.4.23放送)
{netabare}
原作第4巻半ばから第5巻途中(第28話-第35話序盤)までの内容。
映画版ではおおよそ経過時間60-76分のシーンに相当。

<誉子、人生を変える出会いを体験する>

カイは阿字野に指導を乞い、修平との誓い通り、
万全の準備でピアノコンクール地区予選に出場することなった。

予選当日、参加者の一人の丸山誉子は、会場の控室でカイと出会う。
彼女は極度のあがり症で、いつも本番で実力を発揮しきれない。
成り行きで、カイはそんな誉子を励ますことになった。
修平は、コンクール本番のパーフェクトな演奏で確かな手応えを得る。
果たして誉子は、そしてカイは…。

<映画との違い その3>

今回もTVは原作を尊重してるが、それが必ずしもいいとは限りない。

今回のエピソードは、映画では16分でまとめていた内容を、
TVでは約22分でまとめていました。
プラス6分の余裕で一層濃いものになりそうなものなのに、
結果的には単なる原作のダイジェストになってる気がします。
それは脚本の問題で、キャラクターの心情と言動の描写に
繊細さが欠落しており、すべてが上っ面な感じがする。
それに加え、作画の拘りの不足がもたらした結果と思われます。

・TVでは、映画では登場しなかった修平の父、
雨宮洋一郎が原作通りコンクール会場に登場。

・TVでは、阿字野の模範演奏カセットテープ(原作準拠)をCD-Rに変更。
現代に沿うよう改変したかに見えて、作画の難易度を下げる意図が見え隠れ。
映画では、テープを本体から引っ張り出し、
カイに二度と聴かせないようにするシーンまであり、手間暇かけてたのに少々残念。

阿字野の調律シーンも、阿字野の手元を全く描かず。
ピアノの内部構造も遠景で誤魔化し、チューニングハンマーも描かず清々しいほどエコノミー。

・モーツァルトの幻影の映画以上な大幅な簡略化。
今回の見どころだったモーツァルトの幻影を簡略すると
サブタイトル詐欺と言われても仕方ないような…。

エコノミー作画の影響をここでも感じる。
オバケのモーツァルトが、おまけのモーツァルトになってました。

映画では、短いながらも最高のアレンジが加えられ、一人から日に日に増えて、
大小男女合わせて11人で、カイの後ろをぞろぞろ付いてくシーンが可笑しかった。
様々な声優で「楽譜を返して」と、カイに語りかけるのもまた愉快でした。

・TVでの、カイが服を汚され、それをガソリンスタンドで水洗いするシーンは原作にあったが映画には無かった。
このシーンは、もっと丁寧に描かないと中途半端。
原作通り、カイと母との仲睦まじい姿に感じ入る阿字野の心のモノローグを入れるべきです。
そうすれば、このシーンは非常に生きたと思います。

<3話までの総評>

3話単独の評価は55点。

上記不満点に加え、誉子に振り回される、表情豊かなカイが描き切れてないのも不満です。
声優、白石涼子さんの荒っぽい声質のせいもあり、カイが偉そうで可愛げがありません。
映画では誉子に抱きつかれた時の、困ったような、照れたような
カイの表情と仕草に子供らしい可愛さがあって好きでした。
映画でのCVも、女優の上戸彩さんの繊細な演技が意外なほどに嵌っていた。
そして、穏やかさと力強さを併せ持つカイの優しい人間性もよく出ていました。

TVでの小学生のカイを演じる白石さんは、プロらしい上手さがあるけど、
子供向けアニメによく見られる、画一的で繊細さが足りないテンプレ演技でつまらない。
これは彼女の演技力が問題というより、脚本と演出の問題だと思います。

以上、次回以降の描き方に期待して、物語の評価は保留にしますが、
その代わり、声優の評価を5.0(事前発表のメインキャスト基準)→4.0に下げます。
また、作画は手抜きがさらに増量した感があり、今回で2.5→2.0に下げます。

作画班は、日本人スタッフが相変わらず少数派。
作画の大雑把感が大きいのは、そこにも問題がありそう。
ガイナックススタジオの少数派の日本人スタッフは
多くのアジアの異人に囲まれ気苦労が絶えなさそうです。
{/netabare}
★ #04:「一番のピアノ」(2018.4.30放送)
{netabare}
原作第5巻途中から第5巻末(第35話続き-第40話)までの内容。
映画版では経過時間76-89分のシーンに相当。
(今回は、構成の違いのため今までのように単純に切り取れませんでした。
89分とは単なる目安です)

<誉子、ピアニストとして脱皮する>
<カイ、多くの観衆の前でピアノを演奏する悦びを知る>

楽譜通り、模範演奏、という呪縛を解き放った二人のピアノは観衆に大きな感動を与えた。

修平と誉子はコンクール予選に合格した。
カイは減点方式の審査基準により予選落ち。

しかし、心に深く響くカイの規格外な演奏に、
修平は音楽上の大きな敗北感を味わう。

カイと修平、世界に向けてのそれぞれの第一歩が始まった。

<映画との違い その4(終)>

映画の89-96分(96-100分はエンドロール)に相当するシーンは
次回に入ると思われますが、今回で比較を終了します。

今回の内容も、原作に拘らない映画と原作準拠のTVは、
大まかな流れは同じでも細かい所でかなり違います。

一番分かりやすいシーンだけあげると、審査員の選考会議シーン。
TVは原作通り存在しましたが、映画では丸々カットされました。
TVでの選考シーンは今後の伏線として重要なものでしょう。

映画は、今回のコンクール予選の顛末迄で話を終える必要がありました。
そのためこのカットで、審査員の中で、
今後のカイや誉子の関係者となる人物の存在感を無くしても問題ない。
尺としても、ラストに向けた予選後のシーンを優先したのでしょう。

原作第6巻第41話迄の内容で終了した映画。
一つの区切りで終わっても非常に感動的でした。
映画は、カイの住む町から車で去っていく修平のモノローグで終了。
原作にはないシーンですが、その余韻はとてもいいものです。

<4話までの総評>

やはり本作の作画は自分にとって受け入れがたく、粗ばかり見えてしまいます。
背景はとてもいいのに残念です。

一番の理由は、無意識に映画と比べてしまい要求水準が上がってるからでしょう。
次回以降は、映画では存在しないエピソードに入っていきますので、
なるべく大らかになりたいと思います。
ただ、手描きとCGの整合性の無さだけは、ずっと気になりそうです。

ところで、今回の手描班は、背景は別として日本人しかクレジットされてませんでした。
スタッフの増員がされたわけではないので原画3人、動画2人に激減。
個々の負担がヤバそうです。

手描きで今回特に印象に残ったのは、21分31秒あたりから数秒、
誉子は予選突破に歓喜してる途中で口が閉じられましたが声は続いてます。
台詞と作画があってません。誉子、君はいっこく堂か、と…。
また23分05秒あたり、会場外に出て雨空を見上げるカイは、
キャラデザそのものが変わったかのようでした。

今回は、一度視聴した後でCDドラマのつもりで試しに音声のみで鑑賞してみました。

そのほうが、普通に話に入っていけます。
音声のみの方が、脚本が良く出来てると思えます。
ピアノ演奏も一層楽しめます。劇伴の優秀さも実感できます。
キャストで、前回気になった白石さんの声質も今回は全く気になりません。

以上、4話単独の満足度は、映像込みだと65点。映像抜きなら90点。
映像抜きで初めて本作の音楽の良さが伝わりました。
今回、音楽評価のみ修正して3.0→4.0にします。

なんとも皮肉な話ですが、少なくとも4話までは、
自分にとって映像が邪魔なアニメだったと言えそうです。

そのうち、もう一度1話から3話まで、音声のみで鑑賞してみたくなりました。
物語の印象が全然変わりそうです。
{/netabare}
★ #05:「コンクールの神様」(2018.5.7放送)
{netabare}
原作第5巻末から第6巻半ば過ぎ(第40話続き-第47話)までの内容。

<カイ、阿字野との約束を果たして森のピアノに戻ろうとする>

阿字野はカイを世界に羽ばたかせようとカイと母レイを説得。
森のピアノさえあればいいとカイはそれを辞退。
しかし森のピアノは、まるでカイを拒絶してるかのように音が出なくなった。
ピアノが弾けない欲求不満が日々溜まる。
観衆の前で演奏する快感も忘れられない。
カイは、今なすべきことを見出せず一人悶々となった。

<修平、阿字野から貴重なアドバイスを貰う>
修平は、コンクール後まもなく東京に転校してカイから離れていった。
カイと共に過ごしたのはわずか3か月間。

阿字野の別れ際の修平へのアドバイス。
「君はもっと自分のピアノを好きになった方がいい。そうすればきっと解る。誰かと比べる必要なんてないんだ。」
それは、誉子はクリアできたテーマ。
しかし修平にとってはそれをクリアするのはまだ先になりそうだった。

<誉子、迷いなく音楽家への道へ>
カイの演奏に恋した誉子。”便所姫”の称号をカイから授けられピアノ界の勇者の道を選ぶ。
それは、コンクールの勝ち負けより自身が納得できる、カイのような音楽性豊かなピアニストを目指すこと。
そして、今回のコンクール本選で審査員特別奨励賞を受賞することで自信を得た。

<5話の感想>
ほぼ原作通りの話の進め方でした。

今回の一番の見せ場は、誉子のコンクール本選シーン。
誉子役の悠木さんの演技がさすがです。
ピアノ演奏もとても良かった。
その点だけでも今回は80点の満足度。

カイの理解者で協力者でもある亜理沙が、今回ようやく登場。
本来は2話から登場させて、原作のようにカイとの人間関係を丁寧に描いた方がいいと思います。
アニメでは、「森の端」の存在を曖昧にさせる都合上、致し方ないのでしょう。

今回は、動画のぎこちなさもあまり気にならなく、
前回よりは安定した作画のように感じました。
原画スタッフを、日本人で統一して増員(前回+9人)させたためか、
制作陣のゆとりが作画に滲み出ていたように感じられます。
キャラが柔らかく人間的温かみが増した気がしました。

また今迄と打って変わって、CGを極力排除していたのも好印象です。
これからも違和感あるCG作画でピアノ演奏の技巧を見せびらかすよりは、
多少誤魔化してでも全体の作画の調和を重視してもらいたい。

審査員の佐賀先生は、顔の作画に笑える所も若干ありましたが、
話の上では、今回一番かっこいい役でしたね。
{/netabare}
★ #06:「森のピアノ」(2018.5.14放送)
{netabare}
原作第6巻半ば過ぎから第7巻末(第48話-第58話)までの内容。

<カイ、森のピアノから卒業する>
既にカイですら音が出なくった森のピアノは落雷で焼失した。
心の拠り所を無くし、自らの進退をどうするか決めあぐねていたカイ。
そんなとき、偶然街中で出会えた楽器店のアクリル樹脂製の透明なピアノ。
多くのギャラリーに囲まれた久しぶりの演奏で涙が止まらくなった。
そしてカイは悟る。
「そうなんだ。ピアノは俺の生命(いのち)なんだ。」と。

カイはプロを目指し、阿字野に師事することになった。

<6話の感想>
今回の一番の見せ場は、透明なピアノでのカイの初めての他者との共演シーン。
原作では味わえない実際の音楽はとても魅力的でした。

今回は原作のおおよそ1.2巻分を1話に詰め込みましたが、
ポイントを外さない上手いまとめ方だったと思います。

しかし、作画が相変わらずチープなのは大きなマイナス要素。
原作既読で話は熟知しているので、
作画と音楽の出来が作品の評価に大きく影響してしまいます。
なるべく気にしないように心がけてもやはり気になる。

全体的に、作画は前回より不安定になった印象でした。
特に気になったのは、透明のピアノ本体の作画は頑張ってたのと対照的に
ヴァイオリンなどの弦楽器の作画が雑過ぎ。
ヘッドやネックは長いし、指板は広すぎるし笑うレベル。

今回、カイの演奏時のCGは手先と上半身の一部のみ。
頭部は手描きのみにしてましたが、このほうがまだいいですね。

以上で、今回は75点の満足度。

今回の原画チームは半島系外国人のみ。
前回は日本人のみと、回毎のチーム分けが明確になってきた印象。
日本人との混成は、出来るだけ避ける方向にしたのでしょうか。
{/netabare}
◎ 高校生(日本)篇
★ #07:「再会」(2018.5.21放送)
{netabare}
原作第8巻(第59話)から第9巻(第71話)までの内容。

<カイと修平、16歳>
カイは、日本の一流進学高校の特待生。
母親から離れ一人暮らし。
学業と、修業を兼ねたピアノ演奏のアルバイトの日常

修平は、カイと別れてすぐに海外留学。
5年後、スランプでピアノが弾けなくなる。
そして、カイに再会するために一時帰国。
それはカイの圧倒的な才能から逃げることを止めるためだった。

<7話の感想>
カイをライバル視する修平。
彼は恵まれた境遇なのに真面目すぎ。
凝り固まった性格で、ある意味不自由。

対して、修平をピアニストとして尊敬するカイ。
彼は自活し、学業と生活で手一杯。
しかし、経済的豊かさからはほど遠くても、
よき師とよき理解者に恵まれ、
伸びやかにピアノの道を歩み続け、ある意味自由。

お互い正反対ゆえ、5年経っても親友同士になりきれない二人。
修平さえ変われば、ピアノで結ばれた親友以上の真友になれるのに...。

今の修平は、カイから与えられるばかり。
カイに与えるものができるのはまだ先になりそう。
カイは素直で年齢以上の人格者なので、
これからの修平の成長物語に期待です。

修平が16歳になって、中の人が花江さんに代わり、
君嘘の有馬公生14歳の2年後のようでした。

今回は、原作の話のまとめ方としては好印象なものの、
作画について、カイの、リスト「ラ・カンパネラ」の演奏シーンで
カイの全身CGと手描きの修平が、一部同一フレームに収まってました。
これは違和感ありまくりでドン引き。
CGと手描きの融合の難しさを感じます。

音楽は、良く配慮されており今回も素晴らしい。
特に今回は、「ヤツらに捧げるバラード」にメロディがついてうれしかった。

以上で、今回はトータル70点の満足度。
今回で音楽評価を4.0→4.5に、作画評価を2.0→1.5に修正します。

次回は、原作の大幅な簡略化がありそうで不安です。
{/netabare}
★ #08:「挑戦状」(2018.5.28放送)
{netabare}
原作第10巻(第83話に87話を一部合成),第11巻(第89話)から第12巻(第100話)までの内容。
(※ 第9巻(第72話)-第10巻(第82話),第11巻(第84-88話)はカット)

<カイと誉子の再会。そしてマエストロとの出会い>
カイは、阿字野の指示通りアルバイトをすべて辞め、5年ぶりにコンクールに出場。
それは遠方の九州大分での「JAPAN ソリストコンクール in 別府」だった。

誉子は師事するピアノの司馬先生に導かれるまま飛行機に搭乗。
始めは訳も分からず、急遽会場に出向きそれを観覧することになった。
5年間、逢いたくても逢えなかったカイと思いがけずそこで再会。

コンクールでソリスト賞を得たカイは、日本の一流オーケストラと共演。
それは、阿字野の手配によるジャン・ジャック・セローという
超一流のマエストロとの出会いの場でもあった。

ジャンのショパン・コンクールの推薦状を貰え、
いよいよカイは世界に飛び出す時がきたようだ。

<8話の感想>
一気に3巻分を駆け抜けた今回は、原作ファンの多くに不評を買ったのではないでしょうか。

以下、原作のネタバレあり
{netabare}
カイの恋人の岸上 冴(キシガミ サエ)は、アニメではいないことにされました。
それは、原作の第72-82話のエピソードをカットすることでキャラも自然消滅。
事前のサエのキャスト発表もなかったので予想通りでしたが残念。
サエは母親と離れた孤独なカイの心を埋めてくれる存在。
彼女の存在は、カイの心の支えの身近な家族として重要なキャラと思います。
出来れば彼女も描いて欲しかった。

サエは才能豊かな18歳の彫物師。未成年でも自立した努力家。
アパート一人暮らし。軽自動車も持ってます。
気立ても良く、技術もセンスも評判高く刺青のオファーは絶えません。

そんな忙しい彼女ですが、マリアのピアノの大ファン。
どんなに忙しくても、クラブに日曜の夜の週一で通い続けるほど。
ある日のクラブ閉店後、サエはマリアが女装の男性カイと知らぬまま
一緒に飲みに行き、酔っぱらったカイはサエのアパートに泊まることに。
そして、酔った勢いのカイに押し倒され男女の仲になります。
そんな二人が初めて結ばれるシーンはエロくはない。
むしろカイもごく普通の若者なんだと伝わる微笑ましいシーンでした。

当初、カイと恋愛関係になることにまんざらでもないサエ。
その後、カイが2つも年下の高校生であったことを知ってショックを受けたり…。
クラブの女の子たちの嫉妬から、遊び相手のつもりで抱いたと誤解させられたり…。

そんな紆余曲折を経て、最終的には
カイの真剣な愛の想いを受け止めカイの家で同棲するようになります。
そして家族の一員として、阿字野やカイの理解者たち公認の
かけがいのないパートナーになりました。

またそれは、誉子とカイは恋愛関係に決してしないという
原作者からの読者へのメッセージとも受け取れました。

NHKでなくても地上波のテレビアニメでは、
未成年の同棲(しかも片方は高校生)と飲酒を描くのは
倫理上ハードルが高いと思われます。

サエは、あくまでカイのプライベートな存在でピアノとは無関係。
この先のメインイベントのショパコンにおいて、
存在しなくても問題ないキャラでしょう。

以上から、サエのエピソードの全カットは諦めがつきます。
しかし今回、一番納得できないのは以下です。

<誉子の5年間の想いの描き方が不十分>
誉子の腱鞘炎をめぐるエピソードまで全カットされました。
原作上、本作で個人的に誉子が一番好きなキャラ。
そうなったのは、今回カットの原作第84-88話のエピソードがあればこそ。

アニメでは、大分に向かう機上の誉子の回想で、
彼女の5年間の出来事のほんの僅かな部分は描かれます。
しかし彼女のピアニスト人生の挫折に繋がりかねない試練は全く描かれず。

誉子は5年前の、たった5分だけのカイのピアノ演奏で
ピアノに対する価値観が180度変えられた。
以来、完璧よりも感動優先。
プレーヤーからアーティストへの脱皮。
5年間、勝ち負けに拘らない個性豊かなピアニストであり続ける。

そして、カイのピアノに恋焦がれ
再び彼と出逢うためだけにコンクール荒しを続けてきた。
優勝が目的ではない彼女が得られたのは特別奨励賞の類ばかり。
そして誉子は、人の何倍ものピアノへの努力が仇で腱鞘炎になりました。

コンクールが唯一のカイとの再会の場と信じ込んだ誉子。
腱鞘炎が周りにバレてもなかなかコンクールへの執着から離れられない。

しかし彼女の執着は、カイの5年ぶりの演奏に逢えたことで一瞬で氷解。
そして改めてカイのようなピアニストになるべく心機一転、
ようやくコンクールから一時離れ、手の治療を最優先することに。

そんな彼女のエピソードは、カイと誉子のドラマにおいて最重要。
尺の問題とは言え、そこを描かないシリーズ構成には失望です。
そこを端折ると、今回の誉子の涙も安っぽく見えてしまう。
原作では大感動でしたが、アニメでは全く感動できません。

また、誉子の5年間の想いを丁寧に描くことは、
カイの才能に信憑性を与えてくれる意味においても重要でしょう。

<原作での隠れたヒーローは、アニメでは消えたヒーローへ>
また、佐賀先生絡みの描写の大幅カットも大きなマイナス。
原作にある佐賀先生の、有能さとユーモラスで人間味の豊かさが共存した
魅力あるキャラ像が、今回の描き方では十分に構築できませんでした。
佐賀先生も、誉子の手の故障を最初に発見する者として重要な役。
実は、佐賀先生抜きでは語れぬ誉子の復活劇が原作ではあったのです。

ついでに書かせてもらうと、
第9巻の71話と72話の間に位置する番外編もアニメで観たい。
誉子留守中の彼女の家に、偶然カイが調律師として派遣され、
誉子とは逢えずとも愛犬ウエンディと逢うエピソード。
これは最高でした。

本作が人気作になればOVA化も期待できると思いますが、
こんな構成で妥協してしまうような制作者と
CGと手描きの融合レベルの低いままで良しとするような
アニメ制作会社の力量ではOVA化実現は期待薄な気がします。
{/netabare}
今回はダイジェストとしても残念な点が多い。
人間ドラマを軽んじている印象で、今迄で一番がっかりです。
悩み多きが青春時代。きれいごとばかりではないのです。
せめて、今回の内容は最低でも3回に分けて丁寧に描いてもらいたかった。
その内1回は誉子に焦点を絞り、カイがほとんど出てこない内容で。

ゆえに今回はトータル30点の満足度。
音楽の素晴らしさを考慮すれば40点。

物語評価を4.0→2.5に、
キャラの描くべき原作上のポイントを外してるため
キャラ評価を5.0(原作基準)→3.0に大幅修正します。
非常に残念です。
{/netabare}
◎ ショパン・コンクール(ポーランド ワルシャワ)篇
★ #09:「ワルシャワの胎動」(2018.6.4放送)
{netabare}
原作第12巻(第102話)から第13巻(第111話)までの内容。
但し、第13巻(第107-110話)はカット。

<カイ、ポーランドへ。そして新たな友との出逢い>
阿字野はまだ日本にいて、カイ一人渡欧してワルシャワへ到着。
話し相手もない孤独な状況のカイは、ショパン・コンクールの予備予選に参加した。

修平は、楽勝で予選通過。
カイは思わぬプレッシャーでかろうじての予選通過。
カイは修平との再会を喜び、素直に修平の技量を褒めたたえたが、
敵愾心丸出しの修平は、カイを拒絶。カイの孤独感を煽る。

一方、同じ予選参加者の日本人、平田光生(こうせい)。
彼は、カイや修平と同学年。ワルシャワに5年留学中。

予選会場で出逢った初対面のカイに気軽に話しかける光生。
同年代のうざいけど気のいい彼。彼は予選には落選。
その結果、カイとはライバルにはなり得ず。
その代わり、気楽に話せる初めてのカイのピアノ仲間になった。
現状のワルシャワでは、親しい友人がいないカイにとって
貴重な存在になりそうな予感。

<重要な伏線を描かず。この物語は何を結末にするつもりなのか?>
原作の第107-110話は結末に向けての重要な描写。
アニメではそれを省きました。これは大いに不安。
このままでは、原作で一番感動したポイントが、
とって付けたような感じで終わってしまうかも。
もしくは、そのポイント自体省かれる可能性もあります。
それは、この作品の魅力を半減するほどの省略となるでしょう。

今回の満足度は音楽込みで40点。
最早この時点で、私にとってこのアニメは
音楽だけを楽しむために観続けているようなものです。

それにしても光生ってキャラ名。
「君嘘」の主人公、公生の名前と読みが一緒とは…。
君嘘は、2011年から発表されました。
当時、ピアノの森の単行本は少なくても19巻まで出版済。
連載前のリサーチで本作を参考にした可能性が非常に高いですね。

今回も相変わらずの作画のトータルバランスの悪さに閉口。
特に今回は、CGと手描きの不自然な融合に加え、
背景の、歴史の重みが滲み出る欧州の格調高い街並みやホールの綺麗な画と
人物の、原作準拠に拘った庶民漫画風の拙い画を
強引にミックスした動画にものすごい不協和音を感じました。
これはもはやギャグ。真面目な話には合いません。
{/netabare}
★ #10:「ショパン・コンクール」(2018.6.11放送)
{netabare}
原作第13巻の第112-117話、第14巻の第124話の内容。

<コンクール第一次審査スタート>

フランス人、ソフィ・オルメッソン
中国人、パン・ウェイ
ポーランド人、カロル・アダムスキ

次々と登場する様々な国のコンテスタントたち。
予備予選をクリアした彼ら第一次予選参加者は
一人45分の持ち時間の中でショパンの名曲を自由に選び演奏して競い合う。

ソフィやパンの魂のこもった演奏を聴き
様々な思いを抱くカイや修平だった。

<10話の感想>
今回の満足度は20点。
今回で物語評価を2.5→2.0、作画は1.5→1.0に更新しました。

今回のカットは、第13巻の第118話と第14巻の第119-123話でした。

修平とカイの人間関係に関わる部分以外は、基本バッサリカット。
特に、コンクール会場以外での
カイと地元の人々との交流を省略したのが今回の一番の不満点です。
具体的には、カイがポーランド滞在中のアルバイトでの出来事。
とある酒場でのエピソードが中心。
マエストロのジャンもカイを支える者として魅力的に描かれます。
これを描かないとカイの人望、魅力が十分に伝わってきません。
さらに光生がピエロのように描かれる部分もあり、
ちょっと和む話だったのに…。

このように、カイと彼の身近な人々を丁寧に描かない点が致命的。
そのため、阿字野をはじめとする人々の存在感が希薄でつまらないです。

手描きとCGを無節操に混ぜ込んだピアノ演奏シーン。
止め画とぬるぬるCGの不自然な融合。
特に、ソフィ(手描き)とパン(CG)の演奏シーンに
大きな格差を生みました。
これは非常に不快。素直に音楽を楽しめません。
CGに拘るならフルCGが無理でも
せめてピアニスト全員の演奏はCGで描画すべきです。

さらに人物の作画乱れも一層酷くなりました。
おかげで話も音楽も素直に楽しめず、
せっかくの予算潤沢?のピアニストたちのピアノ音源も台無し。

総じて、原作は音楽が従で人間が主だったのに対して
アニメでは、それが逆転しまった印象でした。

今回、唯一いいなと思えたのは、パン ウェイ役の中村悠一さんの声。
クールな役は実に嵌ります。さすがお兄様な存在感でした。

さて次週は放送はお休みで、次回は再来週。
そしてNHKは結局12話で一区切りして、
残りの12話は仕切り直して放送する様子。

13話以降をいつ放送するのか不明。
思った以上に期待外れだった本作の詳細なレビュー投稿は
13話以降は止めるかもしれません。
{/netabare}
★ #11:「ポーランドの新星」(2018.6.25放送)
{netabare}
原作第14巻の第125-129話、第15巻の第132-134話の内容。
第130,131話はカット。
[レフとカイの初対面シーンは第118話,第129話よりアレンジして簡略化]

<修平、さらなる闇の世界へ>
カイにコンテストで勝つことが、
自信を回復するための唯一の手段と信じる修平。
一次予選の演奏は大成功と思えたものの、
その凝り固まった考え方で神経過敏になってしまった。

一方、自分に勝つことを信条として、
他者をライバル視することと無縁のカイ。
他者の優れた演奏は、自分と比べることもなく素直に称賛する。
そんなカイは、息抜きに訪れたワルシャワの広大な公園で
自分と波長が合いそうなコンテスタントの一人と遭遇する。

<11話の感想>
今回の満足度は30点。
(話としては50点ですが、作画で-20点。)

もう1次審査最終日。
原作未読者にとっては、
全く気にならなく普通に面白いかもしれませんが、
自分には今回も、なかなかのスカスカな展開でした。

<今回までの話の流れで、原作で出てきたコンテスタントたち>
韓国の双子は、台詞無しでちらりと登場してましたが、
豪快な魅力があったアレグラ・グラナドス(アルゼンチン)は出なかった。
他にもアメリカのダニエル・ハントも未登場。

アレグラはピアニストというより
ワンダーウーマンのようなパワフル系の濃いキャラ。
このキャラを省くのはもったいない。
せめて彼女だけでも登場させて欲しかった気がします。

そしてアニメでも、重要なキャラとして今回初登場は、
ポーランドのレフ・シマノフスキ。

一見人当たりのよさげなレフ。
しかし彼も修平のような闇がありそう。

修平もレフもCG作画で演奏をアピールしてました。
今の所、CG作画を用意されてるピアニストは、
カイ、修平、パン、レフのみ。
少なくてもこの四人は、コンクール篇でのエピソード上
欠かせないキャラと言えそうです。
{/netabare}
★ #12:「fff(フォルティッシッシモ)」(2018.7.2放送)
{netabare}
原作第15巻の第135-138話、第16巻の第139-142話の内容。

<カイ、オンステージ>
1次審査最終日、レフの次の出番はカイだった。
カイは、予備予選の時とは打って変わって萎縮することなく、
自由に伸び伸びと自分のピアノの世界を観客に伝える。
それは、師弟(阿字野&カイ)の、社会との戦いの歴史であり、
カイを育んだ森と、森のピアノのドラマ…

森のピアノは物理的には焼失したが、
カイの心の中に確かに存在し続けていた。

<12話の感想>
カイが全世界にその存在を知らしめるターニングポイントで一区切り。
今回で第1シーズン終了。第2シーズンは半年後スタート。

今期の〆回ですので、作画は今までで一番力入ってた気がしました。
まあ、割と丁寧にカイの演奏の魅力を表現できてたから
作画の粗を普段より感じずに済んだだけかもしれません。

いつの間に阿字野はポーランドに来てたの?
カットが多いせいで、阿字野の扱いが雑な点はマイナス。
しかし、ピアノ音源が素晴らしかったので今回の満足度は70点。

1期は12話で原作15.5巻分を消化。残りは10.5巻分。
2期は1期ほど駆け足にはならないと思われますがどうなることか。
{/netabare} {/netabare}

投稿 : 2019/09/14
♥ : 28

62.2 7 月刊少女野崎くん 特典アニメ 第四号(その他)

2014年12月24日
★★★★☆ 3.6 (111)
722人が棚に入れました
Blu-ray/DVD第4巻の初回生産特典として付属される。

内容は特典アニメ 第四号「夏だ!海だ!合宿だ!」。
ネタバレ

Baal

★★★★☆ 3.5

野崎くんの頭の中は・・・

BD/DVD第四巻に収録されている、アニメ最終回後の

新作ショートアニメです。

サブタイトルは「夏だ!海だ!合宿だ!」です。


夏の合宿で海にやって来た野崎くんたちなのですが・・・


相変わらず頭の中と外が全然噛み合っていなくて、

それにも関わらず会話がなんとなく成立しているので

やっぱり短くても野崎くんたちの一部が見える感じでした。

{netabare}野崎くんとみこりんの会話で野崎くんの頭の

中は相変わらずの漫画家状態なのですが、一方みこりんは

普通の男子高校生らしい頭の作りなので野崎くんの

頭の中で思ったことを口に出したら、案の定みこりんは

そう考えるよねというの{/netabare}が中でも面白かったです。


しかも{netabare}本編の方でもあんまり出ていないマミコと

鈴木が出ていて、この長さで出すんかい{/netabare}と思いましたw


やっぱり野崎くんたちは面白いです。

投稿 : 2019/09/14
♥ : 23

りゅぅぞぅ

★★★☆☆ 3.0

かしまも美人だと思うんだけどな

 かしまの横には男子がむらがり

むらがった男子はかしまにビキニの具合をみてもらう女性を

舐めまわすかのように見るという(;'∀')

 俺は思う かしまも美人でかわいらしいとw

ほり先輩・・・ あんた、かしま依存症だよ(^ω^)

投稿 : 2019/09/14
♥ : 4

nagi

★★★★☆ 3.6

4つめ~。

特出すべき感想は、特になし!

すきな人は、見たら満足出来ると思う。

投稿 : 2019/09/14
♥ : 3

59.9 8 ポヨポヨ観察日記(TVアニメ動画)

2012年冬アニメ
★★★★☆ 3.4 (107)
419人が棚に入れました
チバラギ県ちくば市という架空の田園都市を舞台に、球状の体型をした猫らしからぬ姿の猫を巡る、農家の家族とその周囲の人々を描いている。

声優・キャラクター
大谷育江、三森すずこ、市瀬秀和、千葉芙美香、室元気、神谷明

にゃんた

★★★★★ 5.0

猫アニメ論

★結論は4です。お急ぎの方は4だけお読み下さい★

1 「猫アニメ」の定義について

 「猫アニメ」といっても、大きく1つに括れる訳ではない。
猫にもさまざまなタイプがいるのと同じように、
猫アニメにもさまざまなタイプが存在する。

 単に猫キャラが登場するだけのものもある。
猫がマスコット、或いはサブキャラとしてのみ登場するアニメもある。
古くは、4次元ポケットを持つ猫型ロボットの某アニメなども、あれも広義では猫アニメと呼べるのかもしれない。

 しかし、狭義の「猫アニメ」は、これらとは区別して論じなければならない。
狭義の猫アニメ、すなわち、純粋な「猫アニメ」とは何か。

2 判断基準について

 まず、「猫アニメ」という名称を用いる以上、それは「猫を表現すること」が主題のアニメでなければならない。
言い換えれば、猫を表現することが主題にあればいいのであって、必ずしも主人公が猫である必要は無いと考える。
 もっとも、猫を表現といっても、極めて抽象的な判断にならざるをえない。
 そこで、アニメの内容、展開、猫登場時間等、個別具体的な要素を総合して判断すべきである。

3 本作品について
 
 では、本作品は狭義の猫アニメといえるのか。
 まず、内容は猫のポヨの生態を淡々と描くものである。
しかも、猫の可愛さの象徴である「柔らかさ」を、丸いキャラデザインとすることで強調し、無理に高いところへジャンプして失敗したり、
就寝中に飼い主の元を移動する等、現実的な猫の生態をシビアに表現している。
 次に、展開は、猫のポヨと、ポヨが滞在することとなる家のメンバーを紹介するという、ポヨを中心とした展開となっている。
 さらに、猫登場時間は、3分間の作品のうち、実に2分22秒もの登場時間を占めている。
 
 以上の要素を総合的に考慮すれば、本作品は、猫を主題とした作品であるといえる。

4 結論
 
(=・∀・=)こりゃーイイ猫アニメだぜおい!
ラーメン作ったりタケコプター出したりするのもいいけどさ、
やっぱり猫を正面から描こうって心意気がいいじゃねぇか!

投稿 : 2019/09/14
♥ : 21

大和撫子

★★★★☆ 3.1

丸いです(=^・^=)

約3分間のショートアニメ。
まん丸の可愛い猫が登場です♪

◆この作品の内容は・・・
ある夜の日の事、酔っぱらいながらフラフラと歓楽街を歩いていた佐藤萌は、路上にあったクッションのような柔らかいモノの上でぐっすりと眠り一夜を過ごしますZzz…(*´~`*)。o○ ムニャムニャ
朝になり起きてみるとそのクッションのようなモノは、まん丸の可愛い猫でしたo(^・x・^)o
まさに運命の出会い(゚ー゚☆キラッ!
これがきっかけで、この猫は佐藤家で暮らす事に。
この可愛い猫ポヨを中心とした周りの人々とのほんわか日常アニメです♪

◆ポヨってどんな猫?・・・
見た目はまん丸体系の猫さんです。
ポヨが丸くうずくまっている時は丸座布団、クッションにしか見えません^^;
丸まっている姿から手足を出すと、みんな驚きます∑('◇'*)エェッ!?
周りの人からはなんて動物?って尋ねられます^^;
泣き声は(=^・^=)ヒァー♪
動きが鈍そうに見えて、実はかなり俊敏な動きをしますε=ε=ε=ε=ε=ε=ε=(э^・ェ・^)э
不思議なところがいっぱいの見ていてとっても和める猫さんなのです(*´∇`*)

◆視聴・・・
これといったストーリーはなく、たわいもない話です。
手書きイラスト風の淡々とした作画で、ポヨの可愛らしい姿を見てほんわか和む、ただそれだけの内容です(*´∇`*)

◆声優陣は・・・
佐藤ポヨ : 大谷育江(ポケモンのピカチュウ)
佐藤萌  : 三森すずこ(ミルキィホームズのシャーロック・シェリンフォード)
佐藤英  : 市瀬秀和
佐藤茂  : 神谷明(名探偵コナンの毛利小五郎)

投稿 : 2019/09/14
♥ : 21

takumi@

★★★★☆ 3.6

ぽよんぽよんのまんまる

樹るうによる4コマ漫画作品が原作。
1話3分のショートアニメなので、ちょっとした合間に見れるし
素直に面白いので、気分のリフレッシュに良かった。
舞台は、架空の田園都市。
まんまるい体型をした猫らしからぬ姿の猫を中心に
農家である佐藤家の人々とその周囲の人々を描いている。

猫のかわいさ、おもしろさが淡い色合いのやさしい作画でいっそう引き立ち、
淡々とした日常の中のほんのちょっとおかしな出来事に、
毎回和ませてもらってきたので、ついに最終回がきたのは残念。

猫好きの方や。猫と一緒に暮らしている人になら誰でも
あ~あるある~♪ ってなエピソードがいっぱい。
ストーリーを楽しむというよりは、
ポヨと、ともに暮らしている家族を眺めて
クスクス、ニヤニヤと楽しむべき作品。

個人的には、ポヨに引っ掻かれてばかりの佐藤家の17歳の長男 英の
素っ気無くもお人よしなキャラに、
なんとなく昔の自分を重ねてしまうのであった(苦笑)

ちなみに監督は「神様はじめました」の大地丙太郎 氏で
佐藤家の萌さんの声は「神様はじめました」でヒロインだった
奈々生の声と同じ、三森すずこさん。

投稿 : 2019/09/14
♥ : 31

57.0 9 れすきゅーME! 第3巻オリジナルアニメBlu-ray付限定版(OAD)

2013年6月20日
★★★★☆ 3.3 (10)
45人が棚に入れました
巻田佳春先生の大人気作「れすきゅーME! 」が待望のアニメ化!
コミックス第3巻の予約限定版にオリジナルアニメBlu-rayが同梱される。
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