中国おすすめアニメランキング 9

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの中国成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年04月24日の時点で一番の中国おすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

65.4 1 中国アニメランキング1位
天官賜福(TVアニメ動画)

2021年夏アニメ
★★★★☆ 3.4 (53)
165人が棚に入れました
仙楽国の太子・謝憐(シエ・リェン)は天賦の才を持ち、人々を救うことを志して修行を積み、飛昇し武神となった。しかし彼は二度も天界から追放されてしまう。そして800年。謝憐は三度目の飛昇を果たした。しかし”三界の笑い者”といわれる彼に祈りを捧げる者は今やどこにもいない。謝憐は功徳を集めるべく、人々の住む下界に降りてこつこつとガラクタ集めをしながら、神官として出直すのであった。ある日、謝憐はガラクタ集めの帰り道で、”三郎(サンラン)”と名乗る不思議な少年と出会う――

あっしゅ1216 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

きっつ

魔道祖師の原作が面白かったので、見てみましたが、
アニメ・魔道祖師の名前聞き取りには苦労しましたが、初めに字幕があった分、親切だったと痛感しました。
こちらはないので、ストーリーを追う前に名前聞き取りに苦労します。

その上、この原作者さん、伏線がやったらめったら好きな上に、大量投入。
舞台は天界、人間界&鬼などが存在するファンタジー世界な上に、設定用語が多すぎ。
日本では小説出てない。Wikipediaの情報も不十分なので、断念する人は多いでしょう。

小説でてから見ても遅くないかなと放置中です。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 3

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

設定が凝り過ぎた中国BLアニメ

中国小説原作の古風なファンタジーのBL一歩手前アニメ
アニメ一期はまだあまりBLっぽさが前面に出てないですが、原作はBLです
※中国本土では同性愛が推奨されてないため、アニメはBLを薄くしたのだと思います

すごいクオリティだし物語も凝っています
小難しい話はスルーしてBL視点で見れば最高だけど、BLに興味なくてストーリーだけ楽しみたい人にとっては敷居が高くてきついアニメだと思います
かなり辛辣なレビューになってしまいましたが、美術も物語もキャラの信頼関係も美しくて素晴らしいBLアニメ、説明不足で敷居高すぎる序盤がとにかくもったいない

このアニメの欠点はアニメづくりや海外展開に慣れてないところ、もっと丁寧に説明してくれたら海外でも受け入れられやすかったかも

中国の独特な凝った設定がかなりとっつきづらいし説明が足りないので最初はわけがわからない、整いすぎた美形ばっかりなので慣れるまでは顔の判別が難しいし、モブが無駄に目立ちすぎてるし、中国語に慣れてないので誰のことを話しているのかもわかりづらい
そんな感じで序盤はなにがなんだかわかならくて敷居がとても高く感じられますが、このアニメの魅力は小難しい設定ではないので、とりあえずわからないところは無視して5話くらいまで見続ければだいぶ慣れてきて見やすくなってくるかも
キャラクターの行動も唐突で、なんでそんなことした?って思うような行動も多いのがもったいないかな

【音楽】
主題歌はOPがシドさん、EDが雨宮天さんで、どちらも好きだしいい曲だと思うけど、あくまでも中華風なだけで中国の歌ではないので、中国版の主題歌のほうがこの作品の雰囲気に合っていると思う
日本の幕末アニメの主題歌を外国人が歌っていたらなんか違うって思うのといっしょかな?

【シナリオ】
例えていうなら古文書のような印象のなんか堅苦しい世界観設定で、その独特な文化が色濃く表れたエキゾチックな世界観は魅力的だけど、中国人以外には馴染みのないワードや理解できない概念が多く会話を聞いていてもイメージがわかないので、とても敷居が高く感じます

【バトル】
作画は凄いけど単調なバトルシーンは面白みが少ない

【総評】
欠点ばかり書いたけど、BLが好きな人は最初のとっつきづらさに我慢して見続ける価値アリです!

投稿 : 2024/04/20
♥ : 14

とらお さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

下請けになった日本

中国はアニメに注力してる的な話は聞けども、
深夜アニメ帯ではとんでもアニメしかなかったですよね
でも今回の「天官賜福」は綺麗でストーリーもなんとかこなしている
中国アニメすごい!は本当であり、これが中国アニメの現在地でしょうか?
いやいや、日本に食い込むため良さげな作品だけ送り出しただけなの?
これから放映する中国アニメから真偽は見えてくるんでしょう

なんて考えながら検索してたらこんなことになってたとは
https://www.sankeibiz.jp/macro/news/210408/mca2104081041014-n1.htm
ううむ、ショッキングな話です
ゲームもテンセントとかすげーもんね
そのテンセントが天官賜福を制作している絵夢の持株会社だもん
ネトフリが出来なかったアニメ改革を中国がやりおるとは二次元の覇権主義すげえです
まあ中国政府はパワーある企業を封じ込めるからテンセントは規制確実ですがね
株価大暴落してたし

中国が仙人のごとくアニメ信者を増やしてる間に日本は寂れていくのか
日本は何が出来るのか?を示す時期は今なのかもしれませんが、
出来るのは、、、下請け?
ムチャな指示にも期日までに成果を出すのが得意な日本だからねー
日本のアニメーターはその体現者なのがまた皮肉です

投稿 : 2024/04/20
♥ : 1

51.3 2 中国アニメランキング2位
Bloodivores(ブラッディヴォーレス)(TVアニメ動画)

2016年秋アニメ
★★★☆☆ 2.7 (110)
491人が棚に入れました
世界規模で蔓延した「不眠症」。

その原因不明の病気を抑制するために開発された新薬の副作用により誕生した「嗜血種(しけつしゅ)」。

嗜血種と人類の合いの子として生まれた主人公ミ・リュウは、嗜血種と人類をつなぐ「希望の子」とされていた。

銀行襲撃事件の主犯格として逮捕されたミ・リュウは刑務所に移送されてしまうが、嗜血種でありながら、嗜血種を監視する人類機関「国安部特管局(こくあんぶとっかんきょく)」のリーダーでもある実の父の手引きで刑務所を抜け出そうとする。

が、突然出現した謎のモンスターに刑務所が襲われてしまう。

ミ・リュウはアンジと共に刑務所を脱出することに成功するが、刑務所が位置する場所が嗜血種発祥の地とされる「青里(あおり)」という廃都であることに当惑する。

なぜ囚われた嗜血種が「青里」に送り込まれるのか。

そこに存在するモンスターとは何者なのか。

モンスターとの戦いを余儀なくされる主人公たちは、その謎を紐解いていく。

声優・キャラクター
赤羽根健治、喜多村英梨、佐藤拓也、速水奨、山口翔平、市来光弘

なる@甘口評価 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

何を評価すべきなのか

私はただの視聴者であり、このアニメを作った制作者でもなければ、原作者でもありません。

このアニメは正直にいうと作画崩壊など、全然アニメ詳しくなくても誰が見てもおかしい部分が多すぎます。(11話は特にひどかった)

でも、ただ批判して見捨ててしまったらもうこの作品の行き場はありません。制作者だって何か思いがあって作ってると思うんです。
そこまで視聴者が汲み取れというのは無理があります。
でも、それでもこの言われようは…

私は最後まで見ます、血反吐がでようとも…



中国だとか中華だとかそういうのは気に入らないですね。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 1

Y さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0

酷すぎで 観るに耐えない

1話は 面白そう、良いと思える。
でなければ続けて観ようとは思わないからだ。
1話終了時のEDの入り方が素敵で、引きの良いアニメと感じた。
事件に疑問を持った刑事がいたり、吸血鬼が裁判にかけられたりと、面白い所も有る。
でもね 気付いたんだ
これは
視聴するに値しない
バイオハザードやバトルロワイヤル(映画)の殺戮部分や序盤の展開だけが大好きな小学生が
主人公の頭の回転速いし かっこいい~
と考え無しに歓喜しながら観るアニメ。
いつまで 続けるつもりなのかというテンポの悪さ。
戦闘(クリーチャー絵)もモッサリで迫力に欠けるし
ストーリーも台詞もモッサリ。
随所に見受けられる 違和感(ズレ)
何かおかしいと調べたら
中国原産アニメでした。
成程 感性が合わない筈だ。
生まれた国 育った環境下で思想も大分違って当然。
それを 日本人に観させるのは理解に苦しむ。
敢えて その違和感(ズレ)を愉しんで観るという
果敢なチャレンジャーか小学生なら
視聴する価値は有るのかも知れない作品。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 3

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

血能と呼ばれる異能力バトル物語…

この作品の原作は中国版ウェブコミックとの事ですが未読です。
ヒロインのキャラデザとオープニングテーマに引っ張られて視聴を始めた作品でした。
私はネット配信版で視聴しましたが、放送局がTOKYO MXだけとはあまりにも少ないと思います。
でも、この作品のwikiをチラ見したところ、TOKYO MXには「ハオライナーズ枠」という時間が設けられているそうです。
この作品の様に、日本の作り手も頑張っている日中合同作品の視聴の場が増えることを期待しています。

ヒロインのキャラデザとオープニングテーマに引っ張られた…と先述しましたが、この2つは確かに素晴らしいです。
美少女で礼儀正しいヒロインのCVは喜多村英梨さん…この組み合わせも良かったと思います。
でも、物語の展開に対する説明が明らかに不足していた感が否めないのも事実です。

この物語の主人公は、人類と嗜血種との間に生まれたミリュウ…嗜血種とは薬物の副作用で吸血人種になった人のことを言います。そしてこれまでの人類と嗜血種との軋轢から嗜血種は人類から疎まれる存在になっていたのです。
そんなミリュウは孤児院でヒロインのアンジ、チェンフォン、ウィンチャオに出会い共に生きてきました。
アンジ以外は嗜血種だったので、お互いの心の痛みが分かり合える仲でもありました。

でもそんな孤児院が危機に陥ってしまったんです。彼らはこれまで一緒に暮らしてきた孤児院を救うため、銀行強盗を結構するのですが、結果的に捕まってしまい4人ともアオリという場所にある刑務所に送られる事になったのですが…そこは、ただの刑務所なんかではなかったのです。
物語はこの刑務所の中で…激しく動いていきます。

物語の出だしはこんな感じなのですが、正直謎が多すぎてあらすじが纏まらない…のが本音です。
次々と襲い掛かってくる危機的状況…一つ間違えば命すら危うい展開が連続します。
そのため、今この瞬間起こっている出来事はそれなりに楽しめるのですが、物語の脈絡が分かり辛く何もかもが突然の様に始まっていくんです。

それに…明らかに不可解な展開もあるのですが説明は一切無し…確かにある意味視聴継続にも影響を及ぼしかねない危機的状況だとは思いますが、何故そうなったのかが全く分からないと嬉しさも半減してしまいます。

若干出来すぎた感はありましたが、血能による異能力バトルは迫力があったと思います。
でも、これにも謎が…血能の力を有する者の中にはその力によって暴走する人が存在します。
暴走のトリガーはあるようですが、収束条件などは未知のまま…また人によって暴走のレベルも異なっているんです。
血能には個人差があるので、それがレベル差と私が勝手に捉えていたのかもしれませんけれど…

そして一番謎なのはアオリの刑務所の構造です。
一体どこまでが刑務所なんだろう…確かに最初に連れてこられた建物は刑務所だったのかもしれません。
けれど部屋が一つもありませんし、争いが屋外で行われることもあるのです。
周囲には廃墟の様な建物がたくさんありますし、人の移動に車なんかが使われているんです。
刑務所自体が屋外フィールドを持つ広大な敷地の中にある施設なのか…或いは廃墟のある場所は別の場所なのか…結局は分からず終いでした。

この様に物語は今一つでしたがそれでも完走できたのは、ヒロインのアンジとオープニングテーマのメロディが私の好みのドンピシャだったからです。

オープニングテーマは、Miliさんの「与我共鳴-NENTEN-」
ボーカルの声がとても綺麗で澄んでいるので聞いていて気持ちが良いんです。
あまりに良かったので少しググってみました。
2012年に結成され国際的に活動しているユニットだそうです。
ボーカルはカナダ在住のmomocashew(モモカシュー)さん。
これからの活躍を期待しています。

1クール全12話の物語でした。謎を解明してスッキリしたい…ヒロインのアンジの活躍をもっと見たい…
という事で、続編が制作されるなら是非視聴したいと思います。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 8

65.2 3 中国アニメランキング3位
兄に付ける薬はない!(TVアニメ動画)

2017年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (104)
456人が棚に入れました
中国の人気Webマンガ「快把我哥帯走」を原作としたアニメ。バイオレンスな妹がおバカな兄を殴る蹴る!兄弟愛!恋!グルメ…?など全部入りの学園コメディ。監督・脚本は「やわらか戦車」「アグレッシブ烈子」「英国一家、日本を食べる」など数多くのアニメ作品を手がけているラレコが担当。

声優・キャラクター
中村悠一、雨宮天、小野賢章

TAMA さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5

ラレコのお陰かな?

監督・脚本がラレコだからかな。『ガ◯活』みたいで入りやすかった。中国アニメはことごとく低評価が多い中やっと観れるのが来たかな?と思います。
声優さんの中村悠一さんや雨宮天さんのチカラもありますね。『京◯』と『アク◯』か。

残念な部分はやはり中国主体になってるので風潮やお金なども中国では当たり前を使ってるのでそこら辺は分かりづらいかな。『元』と『円』は相場が分かってないと2話の所の面白さは感じ辛いかな。

中国アニメは『知ってて当たり前』や『後半(早ければ中盤)失速』が多いので様子見ですかね。どれかに当てはまったら切ると思います。

中村悠一さん、やはり兄役合うな~…おっと(・・;)

投稿 : 2024/04/20
♥ : 5

pooki さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

<60> お揃いのジャージが中国っぽい。

現代中国人兄妹の暴力的ショート ギャグ。
原作こそ中国だけど、実質的にはラレコかな。ネタは力押しで、その荒々しさが微笑ましい。後半はラブコメ展開で、妹可愛い。
中国っぽさは薄めで残念。続きあるとうれしい。

<60> 中国兄妹極太力押し。
1 話視聴。
現代中国兄妹の極太力押しギャグ。ネタはたいしたことないんだけど、その荒々しさが微笑ましい。素敵なお揃いのジャージを始め、中国感高め。いや、行ったことないけど、きっとたぶんこんな感じ。こうであるべき。
短いし、なんとか観続けたい。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 4

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

中国国内での合計閲覧数が5億回を超える作品…

この作品の原作は未読です。
タイトルにも記載しましたが、中国国内での合計閲覧数が5億回を超えているとか…
確かに絶対数は凄いと思いますが、中国は人口の母数そのものが多いので、回数と人気度の関係は日本と一緒じゃないでしょうから、この数字の持つ意味は正直良く分かりません。
この作品に食いついた理由はただ一つ…天ちゃんが出演されたからです。

天ちゃん…1週間フレンズ。の藤宮香織で初ヒロインを演じられたのがちょうど3年前…
まだ3年…?
もう3年…?
と考えると、きっと前者の感覚の方が強い気がします。
その間、7つの大罪のエリザベス、プラメモのアイラ、モン娘のミーア、このすばのアクアなど魅力的なヒロインをたくさん見せて貰いました。
エリザベスとアイラには前が見えなくなるほど号泣しましたし、ミーアとアクアには何度も爆笑させて貰いました。
2014年以降の出演作品は、ほぼ主要キャラである事からも彼女の人気が伺えると思います。
私の中でかなり推している天ちゃんが出演されるのであれば、私に見ないという選択肢はありません。
こうして視聴に臨んだ訳ですが…

作画はお世辞にも綺麗とは言えないと思います。
それでも完走できたのは、出演された声優さんの力量にほかなりません。
2人の兄妹の日常を描いた作品で、しょうもない事をする兄を妹が暴力で粛清するある意味お決まりの展開…
天ちゃんは妹役で兄が中村悠一さん、兄の友人として小野賢章さんと花江夏樹さんが出演されています。
中国の作品で5分枠のショート作品にも関わらずこの配役…正直かなりレベルが高いと思います。
実際に声優さんの演技は相当レベルが高かったですけど…

特に天ちゃんの演じた時秒(シーミョ)のはじけっぷりは半端ありませんでした。
普段兄には暴力的な一面ばかりを見せていますが、時折物凄くしおらしくなる事があって、そのギャップが彼女の魅力になっているのですが、それを見事に演じ切っていたと思います。

でもここまで暴力的なキャラって初めての配役だったのではないでしょうか…?
あ、WWW.WORKING!!の鎌倉志保もそうだったかな…?
でも志保はラストの方で頭にお花が咲いていましたからね…
そう考えると、「超」が付くほどのツンデレキャラを演じるのが抜群に上手いのかもしれませんね。

1クール12話の物語でした。
完走して振り返ってみると、天ちゃんの魅力溢れる作品…という気がします。
中国版では違う声優さんが演じているようですが、きっと作品から受ける印象はだいぶ違うんだと思います。
彼女のファンなら視聴して損をする事は無いと思いました。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 8

59.5 4 中国アニメランキング4位
実験品家族 -クリーチャーズ・ファミリー・デイズ-(TVアニメ動画)

2018年春アニメ
★★★☆☆ 3.0 (91)
361人が棚に入れました
マッドサイエンティストの両親に孤島の極秘の実験で改造人間にされた、5人の兄弟姉妹たち(内1人は改造を免れる)がやがて両親と離別、孤島を追われ一般社会へ。
しかし、主人公タニス(兄弟姉妹の末っ子)以外の兄と姉たちは誰一人として現代人の常識を持ち合わせぬ怪物(モンスター)だった。。。
タニスと4人の改造人間兄姉は人間社会との齟齬やギャップと直面、自分たちの特異能力という秘密を隠しながらも、受け入れてくれる運命の人を求めて「ふつうの家族、本当の家族を創りあげる」為、運命の旅を始める。。。

声優・キャラクター
杉山里穂、早見沙織、森なな子、生田善子、浪川大輔、多田野曜平、雨蘭咲木子、笹本優子、立花理香、堀江一眞、久保ユリカ

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

日中雑誌に掲載されている作品を中国人スタッフがアニメ化したら…?

この作品の原作は未読です。
タイトルを見た時、中華系の作品だとピンときましたが、最近面白い作品も増えているのでこの作品も試しに…という感じで視聴を始めました。

完走して思ったこと…
当初の想像以上に堪能できた、ということです。
中国の作品において無双やチート系が多い中、こういう家族に焦点を当てた柔らかでハートフルな物語自体に出会った数が少なかったからかもしれません。

正直最初の設定にはビックリです。
両親がマッドサイエンティストで、一人を残し自分の子供に動植物などの遺伝子を組み込むという生体実験を行ったあとの日常が描かれているのですから…

しかも唯一生体実験が行われなかったのは末っ子の男の子一人で、それ以外は日常生活において必要な最低限の知識も持ち合わせていないんです。
そういう両親…まぁ、人道から大きく外れているので逮捕されますよね。

すると子供たちは当然残されます。
そして子供たちは親無しでも生きていかなければなりません。
おまけに兄や姉…その特殊性が容易に分かる容姿を人に晒せないというハンデも背負わなくちゃいけないんです。

世間の一般常識も…荒波への立ち向かい方も何も知らない子供が放り出されたら…どうなるかは想像に易しいことです。

末っ子が生体実験の対象にならなかったのは、その子が天才的な頭脳を持っていたから…
ですが、いくら天才的な頭脳を持っていても、人並みの生活を維持するスキルの足しには殆どなりません。

それでも…末っ子のタニスは、兄妹一緒に暮らしたいからと一生懸命頑張ろうとするんです。
たった11歳の男の子なんですけどね。

そのタニスが一緒に居たいと願う兄と姉は以下の通りです。

アシス(CV:はやみん):16歳の長女で植物の遺伝子を組み込まれた
アイスリ(CV:森ななこさん):16歳の次女でアシスの双子の姉妹でクモの遺伝子を組み込まれた
スイシ(CV:生田善子さん):14歳の三女で改造により読唇術を習得
スノー(CV:浪川大輔さん):17歳の長男で犬と融合

タニスは普通の暮らしをしようと必死に頑張りますが、兄・姉との歯車がどうしても噛み合いません。
もちろん何度も衝突します。
いっそ他の大人に救いの手を求めては…とも思うのですが、万が一兄、姉の事がバレて離れ離れになってしまったらと思うと、どうしても躊躇してしまうんです。

たくさん迷って悩んで…いっぱい泣いて…
色んなことがあっても根底に流れる家族という絆だけは不変なんです。

お互いに出来ることと出来ないこと…
頼れることと頼られること…
自分たちのペースのゆっくりで良いと思います。

みんなで納得しながら歩んでいく一歩一歩…
地味ですが、きっと一番大切なことなのではないでしょうか。

オープニングテーマは、暁月凛さんの「Early Days」
エンディングテーマは、鹿乃さんの「春に落ちて」
制作スタッフは殆ど中華系でしたが、主題歌はお馴染みのお二人が担当されました。
どちらも通勤途中に聞いている曲です。

1クール11話の物語でした。
私にとってこの作品で唯一謎な部分があります。
それは物語の終わり方です。
停電でテレビがぶつっと切れたかのような感じで終わるんです。
何の脈絡も無いというか…
これが続編に繋がる布石なら納得もできるんですけどね。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 13
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

この作品世界の「常識・一般社会」が日本のソレとは限らない

3話までの感想{netabare}
両親が逮捕されたはいいとして、その子供達は政府からどう思われてる?

1.ただの人間だと思われててスルー
2.子供が居たこと自体知らない(戸籍自体無い※)
3.子供が居たのは知ってるけど改造人間だとは知らない
4.改造人間だと知りつつ知らないフリをしてる

これのどれ?それが分からないのでモヤモヤする。
児童福祉施設行きとかにならんのか…ちゅ、中国だとこれが普通なのか?
もしくは「身寄りが居る」と偽ったのか?…ひょっとしたら今後大家がそれに当たるようなことを語ってくれるのかな。
早めにやってくれないとついて行けないぞ。

ところで3話、いくら都会の真ん中とはいえ人々が冷たい&治安が悪くてビックリ。
単に治安が悪いってだけならひと昔前のニューヨーク地下鉄みたいに落書きされてたりで「いかにも」って感じにすればいいのに、なまじ小綺麗な世界でどうにも不気味。
これって中国らしいっていうよりも……台湾から見た中国イメージだったりして。

家庭教師もちょっと謎。
教えることが無いんだったら「勉強」の時間は遊んでればいいので楽じゃん、「何か教えなければいけない」って前提自体が意味フ。
教師の評価は生徒の成績だと思うので、優秀なのなら何も問題ないような?
ってか教え子が〇〇難問とか解いたら教師としては鼻高々なんじゃないの?
こ、これが中国思想ってヤツなのか?
ってか政府に密告しないだけ偉いじゃん、と思ってしまったり(といいつつ今後密告したりして)。

ってかね、偏見まみれになるだろうけど、中国なら両親逮捕された時点で子供含め一家全員逮捕じゃねーの?って思ったり。
結局これは「何の罪で捕まったか」になるんだろうけど(政治犯だったら間違いないっしょ)…両親も「うちの子供達使って実験しましたよ」って供述はしてないのか。
※についても、日本ならならかなり珍しいケースになると思うけど、中国だと日常茶飯事なのかな?
どこまで向こうの事情知ってるかで解釈別れそう…あ、私はよく知りません、お陰で違和感ががが。
あらすじで「タニスと4人の改造人間兄姉は人間社会との齟齬やギャップと直面~」と紹介されてるが、視聴者は中国社会との齟齬やギャップと直面することになると思います。{/netabare}

投稿 : 2024/04/20
♥ : 9
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

なんかこう、メッセージ性が押し付けがましくて(汗)

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
台湾? 中国? の制作会社が作ったアニメ。作画、シナリオともに、そこまで悪くはないのだけれど、雑さとか粗さが目立ったかな。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
感じたのは、「教育」の怖さ。「そう育てられた」ら、「そう考えるのが普通」になる。

本作、「家族愛」がテーマなんだろうけど、押し付けがましいというか、直接的過ぎて説教臭い。

「学ぶ」のは楽しいけれど、「学ばせられる」のは、なんか違う気がする。いや、本質的には大した違いはないのだけれど、そこは作り手が、どう誤魔化すかだと思う。

アニメは基本的に娯楽で、その中に学びがあるんだけど、最初から教育目的で作ったアニメって感じでした。

あと、大家さんがいい人過ぎたり、世間一般の人が悪い人過ぎたり、キャラにも魅力がなかったかな。
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目
なんか、クソ重い設定をサラッと終わらしたけど(苦笑)。普通にならなきゃいけないのか? は、まあ良いんだけど、単純に、あれだけ騒がれたら迷惑だけどな。

2話目
ちょいラブコメに、家族愛。まあ、分かりやすいスジだな。

3話目
自分は田舎者だけど、道案内とか、都会の人の方が親切に教えてくれる印象あるけどな。田舎者は、良い人でも、シャイだからw なんか、みんな酷いな。止め絵の風景画は綺麗なんだよな。

4話目
ディフォルメキャラに、違和感。

5話目
アクションアニメをやってみたかった感じかな?

6話目
ノリがサブいな(苦笑) なんかよく分からない3人娘。シリアス。

7話目
良い人、だよね。おしゃれ家具も良いけど、手作り家具や拾い物も良いよね。

8話目○
大家さん、めっちゃ良い人だけど、ただの大家と店子だとしたら、良い人過ぎるなと。心を読めてしまうスイシにとって、心を読めないネットや手紙が良いってのは、良いね。

9話目
私も、学生時代は貰い物やリサイクル品ばかりで、統一感なんかなったけど、それで充分だったな~。

10話目
スノー回。兄弟の中で一番まともっぽいけど、やっぱり悩みはあるわけですね。

11話目
ここで総集編とは(苦笑)

12話目
まあなんか、ハッピーエンド。
{/netabare}

投稿 : 2024/04/20
♥ : 21

54.8 5 中国アニメランキング5位
縁結びの妖狐ちゃん(TVアニメ動画)

2017年夏アニメ
★★★☆☆ 2.7 (51)
263人が棚に入れました
妖怪と人間が共存し、愛し合える世界。しかし、人間の寿命を遥かに凌ぐ妖怪は、愛する人間が死んでも命尽きることなく生き続けていた。人は輪廻転生し、生まれ変わることができても前世の記憶は失われてしまうため、妖怪の間では、ある「サービス」が普及していた。

それは、生まれ変わった人間にかつての恋人の記憶を蘇らせることのできる「妖狐仲人」によるサービス。愛する人が死んでもなおその人を愛し続ける妖怪は、「妖狐仲人」が販売する「サービス」を買い、転生したかつての恋人と再び愛しき日々を取り戻そうとする。

この物語は、そんな仲人の仕事をする妖狐が繰り広げる縁結びのストーリーなのである。

声優・キャラクター
羽多野渉、阿澄佳奈、金元寿子、米澤円、桐井大介

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

この思い 時を超える…

この作品は中国の漫画配信サイトで連載されているようですが未読です。
最近、中国発の作品が増えているなぁ…と思いますが、中国作品の増加に伴ってある現象が発生しているんです。
少し考えれば分かる事なのですが、中国作品のキャストに日本の旬な声優さんが結構出演されるようになってきてるんですよね…
これが自然の流れである事は理解しているつもりです。

只でさえ声優業は激務なんです。
だから同じ労力を使うなら日本のアニメの発展に貢献して欲しいとも思ってしまいますけど…
この考えは我が儘なんでしょうかね…?

そしてこの作品ですが…キャストで視聴を決めた作品でもありました。
だって、あすみん、米澤さんや金元さんが出演って…日本のアニメと変わらない顔ぶれじゃありませんか。
と思いながら視聴を始めた訳ですが…

公式HPにこの作品のイントロダクションが記載されていました。


「妖怪と人間が共存し、愛し合える世界。

人の寿命には限りがある。愛する人間が死んでも妖怪は命尽きることなく生き続けていた。
人は輪廻転生し、生まれ変わることができても、前世の記憶は失われてしまう。

そんな背景の中、妖怪の間では、ある「サービス」が普及していた。
生まれ変わった人間に、かつての恋人の記憶を蘇らせることのできる「妖狐仲人」。

愛する人が死んでもなおその人を愛し続ける妖怪は、「妖狐仲人」が販売する「サービス」を買い、転生したかつての恋人と再び愛しき日々を送らんとする。

この物語は、そんな仲人の仕事をする妖狐が繰り広げる縁結びのストーリーなのである。」


確かに、序盤はそんなサービスを受ける展開も確かにありました。
でもこの作品がそれで終わる筈がありません。
なぜなら、それだけなら中国独特のオンリーワン旋風の要素が少な過ぎですから…

物語としては可もなく不可もなく…といったところでしょうか。
主人公が食いしん坊で貧乏なのですが、エサでの釣られ方がありきたりでしたね。
基本的に笑いを狙っていたような気がするのですが、笑いのツボがずれていたからでしょうか…
私はあまり笑う事ができませんでした。

かと言って、感動して泣けたか…と問われると、正直あまりそれも無かったような…
声優さんの迫真の演技には何度も素晴らしさを感じました。
流石日本を代表する声優さんだけのことはあります。

ですが物語の終盤…この時は主人公とヒロインは完全においてけぼり状態だったのですが、ここで登場したのが、まさかのくまちゃん…
正直くまちゃんが出演されるとは思っていなかったので、正直ビックリでした。
でも、これは所謂嬉しい誤算…

くまちゃんは、とある国のお姫様役として出演されていたのですが、これまで下してきた決断、これまでの習慣を是としない強い気持ち…
約束を違えぬように…姫の気持ちをちゃんと伝えようとするくまちゃんの演技に感動してしまいました。

2クール24話の物語でした。中国では先行して放送されているらしく、日本では中国で放送されたモノが尺に合わせて再編集されたものが放送されたようです。
中国作品の続編がどうやって決まるかは分かりませんが、今回の放送スタイルならアニメのストックが先行して中国で作られるので日本でも視聴されるのでしょうか…

でもどうだろう…
中国発の作品は山ほどあるんでしょうけど、日本で放送する「ハオライナーズ枠」がそもそもそれほど広くありませんから、中国作品同士の争いは、今後益々激化していくんでしょうね。
それに日本でもアニメの放送数が激増して、今では土日の早朝枠まで使っている状況ですから…
文化の一つとして位置づけられたアニメ発展のためにも限られた枠を効果的に使って欲しいモノです…

投稿 : 2024/04/20
♥ : 9

にゃわん さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6

ダメおやじで断念した

主人公が頑張っているのに
同情を装い、金だけもっていく
泥棒しているようなオヤジが嫌いで
見るのをやめました。

スーは可愛いのに
オヤジが死なない限り
全話見ようとは思わない

この作品も含めそうだが
主人公が頑張っているのに
主人公が稼いだ金を、自分のために使う
クズ親が出てくる作品は最後まで見る気になれない
そういうクズ親に育てられた子供は
意外と良心的な子供になるが

投稿 : 2024/04/20
♥ : 0

みぃ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.3

そこまで。

キャラデザが引き込まれるようにかわいかったので気になってみてみましたが、アニメだと作画が全くもって違いました。
正直がっかりしました。

私の場合、ハードルをあげすぎたのかもしれません。
キャラデザからアニメに入ったので。

1話を見てキャラデザが違いすぎたので見る気をなくしました。


ですがこれは私自身が感じたことなのでほかの方がみたらまた番う考え方があるかもしれません。(^▽^;)

※個人的な見解です

投稿 : 2024/04/20
♥ : 1

67.4 6 中国アニメランキング6位
兄に付ける薬はない!2(TVアニメ動画)

2018年夏アニメ
★★★★☆ 3.5 (57)
259人が棚に入れました
学園ライフをコミカルに描き、中国では累計約30億回の再生回数を誇る人気WEB漫画「快把我哥帯走」が原作。1期は、2017年春より日中両国で放送・配信。第1期と同様、イマジニアが、アニメーション制作、及び、日本でのTV放送までのコーディネート業務を担当。アニメーション制作は「アキンド星のリトル・ペソ」(プロデュース イマジニア株式会社)「がんばれ!ルルロロ」等のファンワークスが共に進行しております。脚本、監督は「やわらか戦車」、「英国一家、日本を食べる」、現在「アグレッシブ烈子」がNetflixで配信され海外を中心に話題沸騰中のラレコが担当。ファンワークスがアニメーション制作を担当する。2018年7月より放送・配信。

声優・キャラクター
中村悠一、雨宮天、小野賢章、花江夏樹

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

仲良し兄妹(!?)の「時分(シーフン)」「時秒(シーミョ)」が送る、日常コメディ☆

この作品の原作は未読です。
もともと中国のWEB漫画として発表され、中国国内では5億回の再生数を誇る作品です。
でもこの作品はこれだけじゃないんです。
日本の少年ジャンプ+でも配信されているんです。
つまり日本でも認められた作品、ということになるんです。

その兆候は理解できない訳ではありません。
アニメ第1期は、2017年の春アニメで1クール…
ところが今回のアニメ第2期は堂々の2クール作品になりましたから…

アニメ第1クールは、天ちゃん演じる時秒のお陰で完走できたと思っていました。
でも今回この作品を視聴して思ったのは、天ちゃんだけではなく、兄の時分や開心など時秒を取り巻くキャラ全般的に面白いから完走できた事を改めて感じました。

でもとりわけ面白いのが時分と時秒の掛け合いです。
兄の時分は、結構だらしない感じ…時間とか、お金とか…
自分で散々食い散らかしておいて、いざという時の考えが浅はかなんですよね^^;
他力本願な部分も大いにありますし…
だからこの作品の中で一番空回りしているのが時分だと思います。

そして兄のとばっちりを受けるのが妹の時秒…という構図なんです。
そりゃ、兄に対して鉄拳制裁を加えたくなるのも理解できます。
でも、時々「あぁ、やっぱり兄妹なんだなぁ…」と思うこともあるんです。
例えば恋愛に対する態度や姿勢とか…

兄妹による日常ドタバタ系が嫌いじゃなかったらきっと楽しめる作品だと思います。
天ちゃんの魅力もたくさん感じられますし…

まぁ百聞は一見に如かずと言いますから、気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

2クール全24話の物語でした。
続編が制作されるなら絶対に視聴したいと思います。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 9

pooki さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

<60> 現代中国人兄妹の暴力的ショート ギャグ二期。リアル妹。

現代中国人兄妹の暴力的ショート ギャグ二期。
原作こそ中国だけど、実質的にはラレコかな。ネタは力押し。国産に比べてガサツで荒々しい。
新キャラやラブコメ要素が増えた二期。個人的にはリアル妹を拡張した感じが好きだったんで、妹の出番が減ったのは不満。でもまぁ絵柄も含めて好きな作品。

<60> 現代中国人兄妹の暴力的ショート ギャグ二期。リアル妹。
1 話視聴。
現代中国人兄妹の暴力的ショート ギャグ二期。
原作こそ中国だけど、実質的にはラレコかな。ネタは力押しで、国産に比べてガサツで荒々しい。もうちょいチャイナぽくてもええんやで。
感覚的に合わない人も居ると思うけど、リアル妹を拡張した感じが好き。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 2

TAMA さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

この兄に付ける薬を!!

1期途中から出てきたキャラも2期は結構活躍してました。中国作品ですが脚本・監督がラレコさんがやってるのでギャグ物として結構楽しめました。


原作・未読。
アニメ・全話視聴。(全24話・5分アニメ)


他作品(日本の)ではありますが『ガ○活!』みたいなノリですね。簡単に例えると。
この作品を観るにあたり大きな欠点は中国の風習や学校の行事や授業など色々と日本とは違うとこがあるので理解出来ない部分があるかもしれません。
ただそこをクリア、若しくは気にしない方でギャグ物が好きな方には楽しめる作品だと思います。
中国アニメはハズレが多いと感じてますがこの作品は中々楽しめました。


んー…簡単に作品の説明をすると中国学園物?(日本で言うと兄は高校あたりで妹は中学あたり)でギャグ作品。
兄『時分←シーフン』は学力なし、根性なし、妹おもいだが考えが浅くあくどい行為を色々やるのでいつも妹にボコボコに…。
妹『時秒←シーミョ』は格闘技が得意。なので兄はいつも…って兄が余計な事をするからだが(笑)
妹は兄の同級生の『開心←カイシン』に恋心を持っておりたまに盲目的になってしまう。
と、この兄妹と周りの人間を巻き込んだギャグ作品です。
…後半で兄と委員長のとこは中々カッコ良かったかな。フフッ、鼻毛。
そして『腐』もあるでよ!


ギャグや間のとり方などは問題なし。同級生達の悪ふざけや恋愛観なども学生ノリとしては問題なく視聴出来ると思います。
とりあえず授業中に居眠りして先生からさされたら「SAM」と答えてれば良いのかな(笑)
気になる方は本編でどうぞ!

投稿 : 2024/04/20
♥ : 4

56.1 7 中国アニメランキング7位
悪偶 -天才人形-(TVアニメ動画)

2018年夏アニメ
★★★☆☆ 2.8 (66)
213人が棚に入れました
平凡な少女、愛はどこにでもいるダンサーである。親友である町とのダンサーとしての才能を見せつけられ落ち込む日々であったが、ある時彼女の才能の「秘密」を知ってしまう。それは、邪な術方により掌サイズまでされた天才たち「悪偶(あぐう)」の存在である。悪偶(あぐう)を持っているものは誰でも天才になれるのだ。悪偶を作る「裁縫師」となってしまった町を救うべく、愛は裁縫師と代々対立してきた「救済者」となる。



声優・キャラクター
芝崎典子、松井恵理子、高木渉、安元洋貴、井上喜久子、M・A・O、水野理紗、内田彩
ネタバレ

yuugetu さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

原作を読んでみたくなる

2018年夏アニメ。全12話。
中国のウェブ漫画のアニメ化。
独特だけど不思議な魅力がある作品です。

「悪偶」とは、生まれ持った才能ごと人間を小さな生ける人形にしたもの。悪偶を体内に縫い込めば凡人でも仮初の天才になれるという代物です。この世界では、残酷な手段で悪偶を作る「裁縫師」と悪偶を救う「救済者」の戦いが繰り広げられていました。
主人公であるバレリーナ候補生の愛は、親友・町が悪偶を持っていたことからその戦いに巻き込まれ、「救済者」となる決意をします。

全体のクオリティは高いとは言えないものの、独特の設定と世界観はなかなか魅力的で、一風変わった異能バトルものとしても興味深いアニメ。
ビジュアルが特徴的で肌に合わないと視聴が辛いかな、という印象です。原作の魅力をアニメにするのは難しかったのかも。クリスティ・ロスのキャラクターデザインめっちゃ好きです。
放送直前特番で少しだけ原作コミックが見られたんですが、ちょっとグロテスクなんだけど美麗な作品のようですね。原作読みたいなあ。

{netabare}
原作者が中国人故かもしれませんが、キャラクターの行動の動機付けが面白いと思いました。人間関係の基礎である「情」と契約の基礎である「論理」とのバランスが特徴的で、独特の雰囲気を醸し出してますね。理解しにくい部分もあるし、命のやり取りの中で交換条件の話がいきなり出てきたりして結構シュールでもあるけど。
ですがどのキャラクターも「何のために戦うのか」がかなり明確でした。

私は愛と町の友情がどこに行きつくのかが一番気になっていました。
主人公の愛が能力も思考も凡人であることがこの物語の肝なのだろうと思います。愛と町はお互いに無いものを持っていて、考え方も正反対。普通に生きていく上ではそれがいい刺激になるのでしょうが、「悪偶」によって二人とも人生が変わってしまい、最終的には道を別つことに。二人の関係性の変化は割と王道で心理描写も納得しやすかったです。
そんなに重要なキャラじゃないだろうと思っていた人物に意外な秘密があったり、重要人物だったりすることもあって予測できない面白さもありました。

ただ残念だったのが、物語を切りのいい所まで進められなかったこと。色々な伏線を回収できていませんし、今後活躍しそうなキャラクターも顔見せにとどまっていたり、今後の成長が見られそうなキャラクターが再登場せずに終わっていたり。{/netabare}

続きが見たいけど…どうなんでしょうね。
ちょっとだけ期待してみたいと思います。(2018.11.12)

投稿 : 2024/04/20
♥ : 13
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6

霊幻道士には届かず・・・

2018.07.29記


3話で断念・・・せざるを得ない的な。。。

呪術とか○○師とかChinaならではのオカルティックな要素を盛り込んだなにか。

1話観た時に「これは完走むずい」と思った通りの展開となってます。
良くも悪くも made in CHINA です。

ケチのつけようはいくらでもあるかもしれませんが、chineseが共感するだろう要素がふんだんに盛り込まれているので、作画その他のツッコミどころを乗り越えて、比較文化の観点で視聴すると意外な発見があると思います。

{netabare}例えば3話で、瀕死の状態から目覚めた“町”の横でモブがなんかしら話しかけている。そんなの一切無視して“町”は「殺す、、殺す」と連呼すること数分。いくら“愛”に裏切られたと思ってもちょっと異常なくらいの執着を見せます。

まぁ 観てるほうはヒキますわな

せめてモブと会話くらいするとか、目覚めてよくわからない環境にいるわけですから、自身の置かれた状況を確認する所作をするといった描写ならわかりやすいのですがそうではありません。
これがchinese視点だと、

「町!あんたの気持ちようわかるわー」

になります。
これは同族とみなした人物はとことん守る、裏切らないという彼らの基本の倫理観に基づく描写だったりします。逆に裏切ったらただの他人よりも憎し!ってやつですね。{/netabare}

悪偶(あぐう)という設定自体は悪くないし、良くも悪くもクセがあるので世間一般に流通している作品群とはまた違います。

セリフ回しで感じる違和感はchineseにはしっくりくる
物語の展開で感じる違和感もchineseにはしっくりくる

日中の相互理解はこういうところからかもしれません(大言壮語)。

自分はせめて、キョンシーが出てくる往年の香港映画みたいなつかみがあったら観れたかもですが、今のところないので撤退します。



-----
2019.02.26追記
《配点を修正》


2018年観てきたアニメの中でも群を抜いて意味不明でした。
一方で、これだけ尖っていると印象も薄れず、変な気分にさせられる不思議な作品です。

誰にも知られずひっそりと埋もれていくであろう作品でしょうが、一点褒めるとしたら、OPですね。あれはカオス!

投稿 : 2024/04/20
♥ : 25
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4

中華アニメって・・・。

当たりハズレが多い(と言うか、ハズレの方が多い)って分かっていながら、”この作品こそは”なんて思いながら視聴開始・・・。
はてさてこの作品は当たりかハズレか???

原作未読。最終話まで視聴。

立ち上がりは面白いと思ったんですけど、だんだんと尻すぼみ・・・。
というのが正直な感想です。

設定が目新しかったし、独特のキャラデザも中華風な感じで悪くないと思っていたんですけど・・・。

中盤の、{netabare}町が悪落ちした辺りから、羅布が再修業を命じられた辺りから徐々に尻すぼみが始まった気がする。
物語が、突然幼稚になったというか・・・。

結果が見え見えのバトルが長々と続くのもキツかった。{/netabare}

終盤の、{netabare}超展開というか、”大急ぎ”感は凄かった。
バトルシーンをもう少し割愛すれば・・・、って思っちゃう。
もう少し丁寧に描けたんじゃないかって・・・。{/netabare}

あと、{netabare}中途半端なエンディング。
まさか、まだ続くの?{/netabare}

投稿 : 2024/04/20
♥ : 13

61.4 8 中国アニメランキング8位
ほら、耳がみえてるよ!(TVアニメ動画)

2018年秋アニメ
★★★★☆ 3.1 (35)
113人が棚に入れました
養護施設で育てられてきた売れない漫画家・ダイスウは、周囲との交流も持たない、孤独で退屈な毎日を漫然と過ごしていた。しかしある日、謎めいた“猫耳を生やした少年"—ミョウの出現によってダイスウの生活が一変される。いつもトラブルばかり起こすミョウだが、ダイスウの心は今までの孤独な生活では感じられなかった“暖かさ"で満たされてゆく。猫耳が生えた少年・ミョウと、孤独で売れない漫画家・ダイスウのコミカルな日常を描きつつ、謎に包まれたミョウの正体が徐々に明らかになっていく、新感覚日常系作品です。

声優・キャラクター
村瀬歩、内田雄馬、勝間田啓吾、章翔サリナ

ねるる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

ネコ耳少年が家にやってくる癒し系ショート作品

中国の漫画原作。
孤独な主人公の元に猫耳を生やした少年がやってくる話。
1話3分のショートアニメ。

孤独な人の元に、癒される可愛い存在が突如表れて、共に仲良く暮らすようになる。というよくありがちな設定でしたが、まあまあ楽しめました。種族や、性別にとらわれない、幸せな暮らしというのがテーマと思いますが、ちょっとBLっぽいのが気になりました。BL恋愛要素いらないなーと思った。

キャラビジュも、素朴な柔らかい感じで、キャラ自体もふわふわゆっくり喋るので癒し系作品ではあります。
OPのひーふーみぃー!の音がとっても好きでした。
3分アニメの割にストーリーもあるし、ネコ耳可愛いので息抜きに見るのは丁度いい作品でした。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 9

54.5 9 中国アニメランキング9位
剣王朝(TVアニメ動画)

2018年冬アニメ
★★★☆☆ 2.7 (24)
94人が棚に入れました
紀元前770年、中国の春秋戦国末期の頃、「秦」が六国統一をなし、「韓」をも併呑し、「趙」との戦いが終わったばかりであった。
だが秦の覇権を阻止すべく各国のレジスタンスが密かに集まる者たちがいた。
彼らは数々の選ばし人の能力を引き出す剣を作りだし対抗しようと画策していた。
そんな戦乱の中、1人の青年「丁寧」は平和な村で過ごしていたが、レジスタンスを一掃しようとする秦の軍勢に村を焼き尽くされる。
秦に怨念を抱くが自分の非力さを知り、立ち向かう決意を糧とし、修行の旅に出るのであった。

声優・キャラクター
下野紘、岩澤俊樹、うえだゆうじ、天﨑滉平、中原麻衣、小見川千明、斎賀みつき、原由実、渕崎ゆり子

えたんだーる さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

責任者、出て来い!

EPG(電子番組表)でタイトルに[終]マークが付いていることを確認したときに我が目を疑いました。これは『王様ゲーム』なんて目じゃない(笑)!

第12話が予定話数通りでこれマジで最終回なのであれば、シリーズ構成・脚本の担当者にはギャラを払わなくても良いんじゃないかなというレベルの、週刊少年ジャンプの連載打ち切りよりも酷い「俺たたエンド」ですらない超打ち切り状態で終了…。

……もう一回訊くけど、本当にこれが最終回なんでしょうか?
(ということで、これは続編がない限り観る価値はないと断じますので内容も紹介しません。)

※後で知りましたが分割2クールみたいです。でもまともなシリーズ構成ではないですね。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 24
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0

初見で理解できたら天才

2話までの感想{netabare}
話の展開はええ。
1話最後に颯爽と現れたちょっとイメチェンした王陸と聞宝がゾンビ撃退するシーンから始まると思ったら…丸っきりカット。
既に退治し終えて説教かました後、からの2話スタートで「あれ?なんか見逃した?」と思わずには居られない。
更には賭場荒らし登場→王陸モドキが剣を抜こうとしたことに人形が反応→返り討ちで人形破壊→賭場荒らし泣く→落とし前でロシアンルーレット提示→主人公威圧→賭場荒らしが主人公を投げ飛ばす→イカサマを暴露→落とし前の代わりにゾンビの呪い解除を教授。
この一連の流れがすっごい雑。
その後も、ゾンビ村へ向かう→王陸モドキが主人公に「お前は足手まといだから下がれ」と言ったのに、次のシーンでは普通について歩いてるし。
そもそも1話でのネクロマンサー登場シーン自体が、果たしてどこの勢力の者かサッパリ分からなくて困惑したし(襲おうとしてたの秦の軍勢だと思ったわ)。
で、ネクロマンサーとの戦闘も物凄くテンポ悪いし。
主人公と対峙してた時、他の連中はどうしてたのっと、クジラかよ。
ってか王陸と聞宝、キャラが全然立ってない(見せてない)状態で次の場面へ進んでるせいでスゲー弱っちく見えるし。
やろうとしてることは分かるのだけど、描写がとにかく雑で理解するのに1テンポ遅れる。
そうでなくとも1話で出た傘がどう見ても現代のコンビニ傘でイセスマ状態だったり、折れたダイケイケン(大敬剣?)と思われる柄部分を箱にしまったの誰だよ?とか突っ込みだしたらキリが無い。
久々に中華アニメの真骨頂を味わった気分…間の取り方がおかしいってのはいつものことだけど、霊剣山や時間の支配者はまだマシな方だったのねー(スピリットパクトはさすがに途中で切った)。
けどこれだけ展開早いのならブラッディヴォーレスみたいな終わり方にはならないんじゃないかな?という気休めはあったり。

それと幼女が賭場の元締め(イカサマやったら腕切り落とすのが掟、ってのを当たり前としてる)だったのはちょっと評価。
ヤクザやん…あの時代の村の名主なら普通なのかも知れんけど、なんかそういう設定久々に見た感じ。{/netabare}

5話までの感想{netabare}
あれ?なんか面白くなってきた??
相変らず展開が雑なのは雑なんだけど…。

5話にしてようやく秦がダイケイケンを探してた理由が判明。
それ以前からも語られてたのかも知れないけど、なまじ漢字読みのせいで、難しい言葉なのか固有名詞なのか判別し辛くて分かりにくくてのう(※)。
秦の侵攻に耐えてる真っ最中の魏にはケンキ(※)っていうバリアーが張ってあって、ダイケイケンにはそれを破る力があるらしい。
またダイケイケンを使わずともケンキをぶち破る強力な術もあるらしいのだけど、それを習得するのはかなり困難な上に使うと術者もタダでは済まないらしい。
ナルホドできればそんな術は使いたくないし、ダイケイケンで済むならそれを欲しがるのは分かる。
結局秦はダイケイケンはもう手に入らないと諦めたのか、ケンキ破りのために強力な術を使うことに決定。

秦に国や村を滅ぼされた主人公や霊剣山ペアは魏を救うために協力するって流れで…ただ幼女はなんでついてきてるのかワカラン、ヤサクレイもメンヘラ元上司に抵抗できればいいって感じなのかな、テイネイに従うって感じではあるけど。
そうそう、↑ダイケイケンか?と思ってた1話序盤で倒された(ってよりメガンテ使った)オッサンの持ってた折れた稲妻剣はダイケイケンではありませんでした。
ってか折れた柄部分お前が持ってたのかよ、と。
ってか折れた状態でも“仕掛け”は発動すんのかよ、と。


それこそ自分、最初はダイケイケンはダイケイテンと聞き間違え、「ダイケイ典?経典か何かか?」と勘違いしたくらい。
ケンキって言葉自体も前から出てた気がするけど5話でようやく具体的なビジュアル登場で、それまでは何のことなんだかサッパリ分かりませんでした。
ってかケンキってバリアのことだけじゃなく、あの世界での魔法のことを指してる?
他にも分からん単語いくつかあったハズだけど、分からんせいで覚えてもいない。
せめて字面映してくれれば有難いんだが…。

とはいえ、今まで謎だった部分が次第に明かされ、なーんか面白いように思えて来てしまって…自分当てられて狂っちゃったかも?
5話最後の仏像突き刺しも「いくら剣に選ばれたとはいえ主人公はまだ剣術の腕は大したことない」が表現されてて良いじゃんと思ってしまったり…。
なんだかんだ言って脳内補完込みであらすじをまとめると「面白そう」って誤認できそうな気がする、王道展開で余計なテクに走ってないせいかな?

追記・幼女こと商のお嬢様はケンロゆかりの者でした、1話を2回見て気付きました。
{/netabare}

最終回見終わって・↑と被るのでこれだけ見れば良いかも{netabare}
初見で内容理解できたら天才。
それに挑戦してみるってのもアリ…かも?
「何が分からないのか分からない」ってのを味わえると思います。
大抵起きることが唐突で「え、なにやってるの?」って感じ。
でもって2回以上、更にメモ取りながら見ると「何が分からないのか分かる」…結局分からないんかーい!って感じだけど、まぁなんつーか…本当分かりにくい。
情報を明かす順番がおかしいというか、明かし方がおかしいというか…これは「中国人だったら理解できる」って範囲を超えてると思います。
重用キャラが登場しても名前明かすのが次の回以降とか、重要なワードを1回しか言わない(しかも別の場面で)とか、敬称と名前がゴッチャだったりとか(例・ソシンとシソンは別)。
酷いのでは言葉だけでしか出てこないバザンケンジョウとゴザンケンゾウは別モノらしい…これはメモ取っておきながらも気付けんかった。
他にはお殿様=リリョウクンって気付けないと、チョウヨンが何でチンボクリンと同行することになったのか理解できないかと。

というか…うん、まぁ、メモ取ったワケですよ。
折角なんで一番ボリュームのある1話のメモだけでも載せときます。{/netabare}

ネタバレありの1話あらすじ(長いので注意){netabare}
【】は2話以降明らかにされるもの、『』は個人的な推察

ゴトウの村の賭場でイカサマをやる主人公のテイネイ。
イカサマがバレて逃げる──ってところからスタート。

場面変わってゴトウの村内の裏路地。
秦に滅ぼされた趙はケンロのチョウザン、ダイケイケンの手がかりを追う秦の手先に襲われる。
それらを蹴散らすも、シュウスイケンを携えたヤサクレイに苦戦。
「商のお嬢様との約束を果たしてもないのに…」と無念がりながらも、ダイケイケンの秘密を守るために自爆技を発動。

その後、爆発現場を通りがかるテイネイ、倒れてるヤサクレイを発見、どこの誰かは知らないが美女が倒れてるので助けることに。
また、チョウザンの使ってた剣──自爆技で折れて柄しか残ってないがそれも見つけて拾っておく。
『どこの誰だか分からないからかな?』村人には知られないよう小屋でヤサクレイを看病する。

翌日、看病のための薬を買いに薬屋へ。
その途中、前日のイカサマを咎める兄貴分に見付かり、〆られそうになるが少年が屋根から小便を垂れて逃がす。
薬屋では懐に仕舞ってたチョウザンの剣を見て「あれは…」と反応する人アリ→この人はショウラ『すっごい気付きにくいです』
薬屋から帰る途中、村が秦の軍勢に襲われる。
また、小屋で看病されてたヤサクレイは保護される。

秦の軍による殺戮、次々と村人が殺され、少年もテイネイの目の前で後ろからグサリ【この時少年の首に仏像が下げられてるのだが、これが5話でシンカンシュにトドメを刺すものになる、すっごい気付きにくい】
怒り狂ったテイネイはチンカンシュ【名前が明かされるのは2話】へ突き進むが、その前をヤサクレイが立ちはだかる。
ヤサクレイに刺されるテイネイ、その場で倒れる。

一方、すっかり蹂躙されらゴトウの村、わずかに生き残った村民に追い打ちをかける不穏な影→【キオウ】

一方秦の王宮。
フウソウ【パっと見皇帝かと思うけど違って大王の息子、大王は健在でこの段階ではハチキョウの修行中で王宮を留守にしている、明確に分かるのは7話以降】に叱責されるシントカン『よく分からない言葉』のリョウレン将軍。
・フウソウ「剣を抜いたら人死に出る、無駄な諍いはヤメロ」
・リョウレン「乱世の世、剣を抜かずして支配できましょうか」
意見の対立『とはいえ即座に処罰が下るワケではないっぽい』
又、ヤサクレイにダイケイケンの探索を命じたのはフウソウ、それにリョウレンは不満げな顔。

場面は変わってゴトウの村の隣の村?【名前は出てこない】
そこの「商のお嬢様」の屋敷へ瀕死のテイネイが担ぎ込まれる、既にゴトウの村の生き残りはテイネイだけ。
またショウラは商のお嬢様の屋敷に仕えてた模様。
そこでテイネイの持つチョウザンの剣を見て「意思を継ぐ」と言い、その後裏庭で配下を集めて「あの2人を探せ」と言って忍者のように散開。
『この「あの2人」とはチンカンシュとヤサクレイのことではなく、後で出るチョウイチとチョウヨンのことかと※』

場面変わってゴトウの村、死人を相手にご飯を食べさせようとする狂人の影→【キオウ】

場面変わって商のお嬢様の屋敷。
ヤサクレイはワザと急所を外してたと判明、とはいえ瀕死は瀕死。
商のお嬢様がなにやら術を使ってテイネイの傷を治す【ヒール能力持ち、6話では「怪我人は商飲お嬢様の元へ」とまで言われる】
その時テイネイの内にカイコのイメージを見る→【伏線、カイコはキュウシサン(九死蚕)、転生の象徴?】

場面変わって秦の駐屯所?
チンカンシュの元へリョウレンからの指令が届く、内容は「ダイケイケンを手に入れヤサクレイを殺せ」
でもってヤサクレイは既に捕らえてあって鎖で繋いであるのであった。

場面変わってゴトウの村跡地、死体に手を合わせる謎の人影【キオウ】を取り囲む人達→『ショウラ達でした。数回見て気付いた』

場面変わって夜、商のお嬢様の屋敷。
まだ目の覚めぬテイネイの傍らで寝てた商のお嬢様がなにやら気配を感じて目覚める。
なんとゾンビたちが屋敷を囲んでいた→『ショウラ達でした。数回見て気付いた』
【ここまで何度も出てるキオウは死操術、要はゾンビ使いであることが2話で明かされる、つまりはショウラ達はキオウにやられたってこと】
テイネイも目覚めて抵抗するも、地から及ばず絶体絶命~ってところで突如降って湧いた2人【チョウイチとチョウヨン】が助けに現れて1話終了。



書いてて気付いたけど、ケンロゆかりの者(チョウザン、チョウイチ、チョウヨン、ショウラ、商のお嬢様)は、ダイケイケンへ繋がる「鍵」を探してた?
のちにチョウザンの持ってた剣が実際「鍵」になるんだけど、それまでずっと愛用してた剣だと思ってたけどダイケイケン探索で最近見付けたのかも?
で、それを見つけたらゴトウの村か商のお嬢様の屋敷に集合する予定だった、とか?{/netabare}

↑1話が一番文章量多いけど、他の回も大体こんな感じ。{netabare}
というより後になればなるほど固有名詞が増えてエラいことになります。
ひょっとしたら追加で乗せてくかも?
あ、そうそう、それと1話はアバンが無くて「時は春秋時代~」って明かされません。
そんな中で賭場の壺にプラスチックケース被せてあったりダイバースーツやゴーグル出たりで、時代いつなんだかすごい戸惑いました。
春秋時代って紀元前ね、一応…ついでに3話では打ち上げ花火が出るぞい。
ってかね…なにより辛いのがね…

7話以降、商のお嬢様が登場しない

つれぇ。
でもって最終回は“ブラッディヴォーレス”と同じ運命…つまりはブツ切り。
ミンザンケンカイの行方は?バザンケンジョウとは?テイネイはワンジンモンの記憶が戻った?ワンジンモンを仇と言うチョウソンはどうする?ダイフスイロウに囚われてたリンジュウジョウとは?チョウイチと商のお嬢様の消息は?シンゲンの企みとは?ソシンの復讐は?チョウヨンのリリョウクン護衛ミッションは?アビに飲み込まれて死んだと思われたヤサクレイが敵なのは一体何故?
等々…他にも沢山中途半端なものがあって、それらぜ~~~んぶ投げっ放し(ついでにリョウレンも空の彼方へ投げっ放しは吹いた)。

いやぁてっきりミンザンケンカイには秦王も来るので、テイネイの対戦相手がいきなり秦王に襲い掛かって、けど簡単にいなされて、テイネイはその瞬間秦王の後ろによからぬ影を一瞬見てて、その陰の正体を探るために一緒に逃亡図って、秦にはモグサが居て、S装備があって…。
なーんて終わり方だったら神アニメ認定するところだったんだけど、そうはなりませんでしたね。

とりあえずブツ切りについてはブラヴォの経験があるので「ああまたか」って程度。
けどあんまりこういうのばっかりやってたら信用無くしますぞ。
ブラヴォでもいいんで続きやってくれんかのう…面白い面白くない以前にモヤモヤするんで。{/netabare}

投稿 : 2024/04/20
♥ : 7

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

宿業ノ剣

この作品は、中国のWeb小説がアニメ化されたものです。
もちろん、事前情報も何もなく視聴を始めた作品でした。

色々と難しい作品でしたが、それでも完走できたのは1話で受けた衝撃が大きかったから…
その衝撃とは、オープニングを歌っているのが「いとうかなこ」さんだったということです。

オープニングテーマは「宿業ノ剣」という曲なのですが、これがいとうさんの魅力の引き出し方のツボを熟知している様な曲調で、痺れるほど格好良いんです。
毎回視聴を欠かせないオープニング…
これがあったから完走できたと言っても過言ではありません。

実は12話だけ未視聴のまま、1ヶ月が過ぎていました。
今期のアニメ放送数も相当ボリュームがあるので、今期のアニメを優先して視聴していましたが、いとうさんの曲が恋しくなって視聴したところ、続きが気になったのでTOKYO MXの作品紹介ページを覗いてみたんです。
そしたら「放送は終了いたしました。」との記載にビックリ…
まさか1クールで終わってしまうとは想像すらしていなかったので…

「宿業ノ剣」は冬アニメのアニソンBEST10に絶対入れたい楽曲だと思っていました。
1クールと知っていれば、もっと前に見てアニソンBEST10に入れたのに…
もう冬アニメのアニソンBEST10作っちゃいましたよ…

12話のラストで大きな扉が開いてまばゆい光があたり一面に広がって、物語的には誰もが新たな展開を期待するお約束の場面…というところで終わっちゃうんです。
ドラゴンボールで例えるなら、天下一武道会の開会式で物語が終わっちゃう感じ…
響け! ユーフォニアムで例えるなら、府大会を通過し関西大会の目前で終わっちゃう感じ…
「目が点になる」とは、きっとこういう事を言うのでしょう…

そんな物語の主人公は、下野紘さん演じる丁寧(テイネイ)
元々は平和な村で暮らしていましたが、戦乱に巻き込まれて村を焼かれ流浪の旅に出る。
その旅で様々な人との出会い、思惑や策略に翻弄されながらも、己を鍛える修行を欠かさず行いつつ、自分に眠っているであろう秘密の力に覚醒する…前に物語が終わってしまったので、覚醒が正しいかは分かりません。
ですが、中国の作品はとかく俺TUEEEE系が大好きなので、きっとこの作品もその系統なんだろうと思います。

そして残念だったのが一つ…
旅先で始めに知り合った仲間が、途端にいなくなってしまったことです。
意気投合していたのに、ある時を境にぱったり…
結構いい感じのキャラが揃っていただけに残念…というより、もっとキャラを大切に扱って欲しかったのが本音です。

こんな感じの作品ですが、声優陣は超豪華です。
中原麻衣さん、小見川千明さん、原由実さんに日笠陽子さん…
この布陣を見ると、尚更12話で終わってしまったのが残念です。

とりとめの無いレビューになってしまいました。
wikiで調べてみると、原作は完結しているようなので、アニメ化するのらどうして最後まで描かれなかったのかが普通に分からないです。

バクマン。を視聴済なので、作品がアニメ化される…それがどんなに凄い事で嬉しい事かは分かっているつもりです。
だからこそ一つの作品として世に送り出すなら、しっかりと終いまで制作して欲しいと思います。
まぁ、そう言いながら中途半端で終わっている販促作品は世の中に溢れ返っていますけどね^^;

投稿 : 2024/04/20
♥ : 9
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