主従でシリアスなおすすめアニメランキング 2

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの主従でシリアスな成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年04月17日の時点で一番の主従でシリアスなおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

65.1 1 主従でシリアスなアニメランキング1位
星界の戦旗II(TVアニメ動画)

2001年夏アニメ
★★★★☆ 3.6 (69)
435人が棚に入れました
『星界の戦旗』は、森岡浩之のライトノベル、SF小説(スペースオペラ)『星界の紋章』の続編となるシリーズである。他媒体には、アニメ化、ゲーム化、漫画化もされている。
「アーヴによる人類帝国」と「3ヵ国連合」との戦争は、当初こそ連合側に帝都ラクファカール目前まで攻め込まれたものの、時間をかけて帝国史上最大の艦隊を整備した帝国側に有利に展開していた。
戦役の発端となった人類統合体の先制攻撃は、双方に甚大な損害を出し、艦隊の再建に3年を必要とした。再編成を終えた星界軍は、人類統合体領打通作戦「幻炎」を発動。
新米艦長として新設の突撃艦「バースロイル」に乗り込んだラフィールは、同じく書記として乗り込んだジント(父の死により爵位を継いだ)と共に、戦いに身を投じて行く。二人の直属の上司アトスリュア百翔長は、3年前にラフィールが殺したフェブダーシュ男爵の妹であった。担当領域のアプティック門は前線を遠く離れ、予備艦隊が駐留していたのだが…。

ato00 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

愛情ある「バカ」、いいですねえ。

今作は、刑務所惑星が主舞台です。
引き続き会話はスパイスがよく効いています。

途中ストレスの溜まる展開でしたが、ラストは相変わらずでした。

今回もラフィール大活躍。
ラフィールの愛情ある「バカ」は、ほんと好きです。

ラフィールの声を務める川澄綾子さん、この作品で初めて意識しました。
今ではだいぶうまいです。
私の好きな声優さんのひとりです。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 11

こたろう さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

僕の、かわいい殿下

星界シリーズ第3弾。
スペースオペラでありながら、登場人物の会話に重点を置いた作風はそのままです。
キャラ同士の掛け合いで、その人となりや、置かれている状況、微妙な人間関係を表現するのに長けた作品。
長々とした会話中心なので、ストーリ進行は遅いのですが、その遅さが気になりません。


前回の続きですが戦線は帝国に有利に拡大しており、主人公達が宇宙空間でドンパチやって活躍する場はありません。
今回はの舞台は1つの星系の地上世界、占領地でのエピソードです。
ネタバレになるので内容は詳しくは語りませんが、この事件を経て主人公達の絆が深まります。
いや、絆が深まるというより、初めて会ったときから今まで培ってきた、互いの想いを再確認するといった方が正確でしょうか。

周りの連中にはバレバレなのですが、感情を見せず、上官として、軍人として、皇族として振舞っていた毅然とした態度が崩れ去るとき、深い愛情が溢れているのが見て取れました。
胸のあたりがこそばゆくなりましたがw、素直に感動を覚える瞬間でもあります。
やぁ、ほんとにイイ関係の2人です。


スペースオペラ・・・・というより、スペースラブロマンス。
前作を見ないで本作を見る人はいないとおもいますが、
ここまでシリーズを見てきて、2人の関係を知っているからこその感動です。
是非とも、星界の紋章、星界の戦旗、と続けてご覧ください。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 7

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

陰鬱すぎてストレスが半端ない。シリーズファン以外は見れないかも。

 さて、私はこのシリーズは大好きなのですが、この戦旗Ⅱの陰鬱さはさすがに厳しかったです。

 遺伝子改良をして宇宙に適合した人間で構成される帝国と通常の遺伝子の統合政府(人類統合体)間の争いが、このシリーズの根幹にあります。
 銀河帝国もの、宇宙戦争ものですから、当然華やかな艦隊戦などを楽しみにしてもいいでしょうが、本作のほとんどの部分は人間ドラマになります。

 シリーズ全体では、いままで帝国の存在を知らなかった遺伝子を改良していない主人公ジントが皇孫女のラフィールと出会い、お互い惹かれ合う。歳のとり方の違いが物悲しい雰囲気を醸し出します。帝国の艦隊運用や、艦の中の人間模様と掛け合い。平面宇宙での戦闘などが描かれます。
 また、帝国側のアーヴと呼ばれる貴族たちの強烈なキャラクターも楽しみです。

 が、本作のストーリーがなんというか…

 帝国の支配領域に入ったことにより、混乱する流刑惑星が舞台です。この惑星には刑務官つまり刑務所としての機能を担う人間、男性・女性・去勢された男女の4つの勢力に分断しています。

 地上の統治に興味がない帝国の支配地になることで、刑務官たちは武力が不十分と考え亡命を希望します。
 また、女性たちも犯罪者ではありますが性的な犯罪被害にあっている人間も多く、男性との共存はできないと考え亡命を希望します。男性側は子供が残せなくなる、惑星で子供が増えなくなるのは許せないとして、壁を取り払い男女が共存することを望みますが、当然性欲が本当の理由です。

 そして男性が反乱を起こしますが、運の悪い事にジントが捕まってしまいます。さて、ジントは救出されるのか?という話です。

 一応ドンパチはありますが、ほとんどが会話劇です。しかも犯罪者の対立ですから非常に言葉が荒いです。結局、交渉と言う名の喧嘩を延々と見せつけられる感じになります。アブリエルの裏の顔が見えたりもします。

 そして、ジントが非常に苦しい目に合います。ラストはネタバレしませんが、まあ、シリーズが続いているのでそこはわかるでしょう。が、いや、こんなの2度と見たくない…という息苦しさがある感じです。

 性犯罪とか男女の問題も根底のテーマにはあるかもしれませんが、若干設定に無理がある感じもあります。
 というように非常にストレスフルな展開が延々続きます。いついつものジントとラフィールの2人のやり取りを見せてくれるんだろう?という期待は裏切られます。そしてカタルシスも残念ながら弱いです。視聴後感に爽快感はまったくありません。


 私はファンなのでひいき目に付けますが、それでもアニメの評価の最大のポイントを再視聴したくなるか?特に数年後に見ても面白いと言えるだろうか?で判断していますので、本作はあまり高い点はつけられません。

 作画はサンライズのWOWOW枠ですので、クオリティは高いです…と言いたいですけど、時々オヤ?という崩れ方がある気がします。動いている分にはあまり気になりませんが。
 ラフィールの横顔の迫力がとてもいいです。
 声優さんは相変わらずいいですねえ。ジントもラフィールもとてもキャラに合っています。

 全体的には評価したいけど、さすがに擁護しきれないという感じです。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 4

63.5 2 主従でシリアスなアニメランキング2位
そらのおとしものFinal 永遠の私の鳥籠(アニメ映画)

2014年4月26日
★★★★☆ 3.5 (292)
2103人が棚に入れました
空から落ちてきた未確認生物《イカロス》は、空美町で「平和が一番」がモットーの少年、桜井智樹と共に暮らしていたが、いまだに智樹に笑顔を見せたことがなかった。
イカロスと同じく空に浮かぶ『新大陸』からやってきた未確認生物である《ニンフ》《アストレア》が、《マスター》の支配から解放されて自由に笑って生きている姿を見た智樹は、どうにかイカロスにも『普通の女の子』として自由に笑ってほしいと思うようになる。
戦略エンジェロイドとして作られ、感情をうまく表情に表せないイカロスが笑えないのは、主従の関係を結んでいることが原因であると考えた智樹だったが、突如あてがわれた自由に、イカロスは―――。

原作累計400万部を突破した大ヒットアニメシリーズが遂に完結!!感動に包まれた原作最終話にリンクした、ヒロイン《イカロス》の真実の物語。これが本当のそらおとフィナーレ!!
ネタバレ

ストライク さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

Finalって・・・「チョット、チョットチョット!」 

原作:既読

本編:約50分

自分はそらおとファンです
劇場版そらおと限定フィギュア付き前売り買って観に行って来ました!
(フィギュアは後日郵送)

これから観る人へ

原作11巻~20巻(最終巻)までの10巻分を、50分に無理やりはしょって詰め込んだ内容です。
なので、期待せずに観て下さい。

原作読んでいない人が1800円払って劇場で見る価値はあるのか?
って聞かれると、正直 「ないな・・・」
これだったらレンタルで十分だと思うレベル。

事実、劇場で映画が終わって出る時、前を歩いていた3人(20代男女)は、「よく分からなかった。。。」って言ってました。

僕はこの作品、1期をTVで見て好きになり、即、原作漫画買って読んでました。

このFinal観る前日に、原作最終巻読んで、さらに前回の
『劇場版 そらのおとしもの 時計じかけの哀女神』を見直してからの視聴。

なので、最後は泣けてハンカチ使いました。
「見に来て良かった」って思えました
が・・・

原作14巻の帯には「特報!アニメ第3期製作決定!」と書かれてて嬉しかった。。。
15、16巻の帯には、「アニメ第3期製作快調!」って書かれてて、
18巻の帯には、「特報!2014年劇場公開決定!」の知らせで、TV放送3期が流れてがっかり orz
19巻の帯には「そらのおとしものFinal」って・・・
え~Final!!! 11巻~のストーリーを、劇場版で終わらせるの?
角川やりやがったなーーーー!!!
でした。。。

原作の会社は勿論「角川」なので仕方ないけど。。。

角川って、最近のアニメでは10話で中途半端に終わらせる作品が多くありますよね!

なんか最近「続き知りたかったら原作買って読んでね!」的な感じに作ってるので、自分の中では嫌いなアニメ製作会社になりました。
元々、アニメの製作会社とかは、好き嫌いないんですが、この「そらおと」で一気にイメージダウンです。

どこか製作会社変えて、3期を新しく原作通り作り直す事ってできないんですかね!?

非常ーーーに残念でした。。。。。。。。。。。。。





ネタバレ感想(視聴した人向け)
{netabare}
最初始まって、「えーーー!こっから始まるの?!」
先輩がどうしてああなったのか?  とか
ニンフは?
アストレアは?
カオスは?
日和は?(前作劇場版で死んでる筈なのに生きてるし!)(でも、原作は{netabare}ニンフによって助かって生きてる{/netabare})
はしょり過ぎだろ~!

その後直ぐに回想シーンで過去へ・・・

でも内容は、原作の時系列がごちゃごちゃになって詰め込んでるし・・・
原作で泣けるエピソードのシーンを、良いとこだけ切りはめ込んだ作りで見せられても、感情移入できず、気持ちも盛り上がらない。
ε- (´ー`*) はぁ~
3期をTVで見れてたなら・・・
残念 無念 ><

でも、
ラスト、イカロスが初めて自分の気持ちに気づき理解して
何度も「愛しています」
って言って燃え尽きてしまうシーンは、流石に泣けました。
これ見る為に来た甲斐はあった!って感じ。

映画はここで終わってしまっていますが、原作はちゃんとこの先あります。

Finalとして、こんな形でアニメを終わらすのは ホントガッカリ!

「そらおとファン なめんな!」 って言ってやりたいですよ!!!

どこかTV3期として作り直して欲しいです。
{/netabare}

投稿 : 2024/04/13
♥ : 56

Key’s さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

えっ!これで終わり・・・?

あらすじ

空から落ちてきた未確認生物《イカロス》は、
空美町で「平和が一番」がモットーの少年、
桜井智樹と共に暮らしていたが、
いまだに智樹に笑顔を見せたことがなかった。

イカロスと同じく空に浮かぶ『新大陸』からやってきた未確認生物
である《ニンフ》《アストレア》が、《マスター》の支配から
解放されて自由に笑って生きている姿を見た智樹は、
どうにかイカロスにも『普通の女の子』として
自由に笑ってほしいと思うようになる。
戦略エンジェロイドとして作られ、
感情をうまく表情に表せないイカロスが笑えないのは、
主従の関係を結んでいることが原因であると考えた智樹だったが、
突如あてがわれた自由に、イカロスは―――。



感想

映画なんですが1時間ちょっとしか
無かったとお思います

原作は全部見てないんですが
ちょいちょい見てるのでわかりましたが
これは基本原作の最後の所をしているので
1期と2期だけ見ていても
全部は理解できないと思います

アニメで出てきてないキャラが
何の説明もなしに
普通に登場していましたし
これはアニメを知らない人は
完全に理解できない映画です

この映画は
原作を読んでいる人の
ための作品だと思いました

キャラも可愛いし
音楽も良かったんですが
やっぱり消化不良でした

最後のシーンが途中で終わって
原作の最後の巻に
続くようになっていて
多分販促なんだろうけど
これはちょっと残念だったかな

ただギャグの部分は好きだったな
やっぱりエロいシーンもあって
個人的にはそのシーンも好きだった

智樹の社窓が映像で見れて良かったw
でもやっぱり最後まで映像化してほしかったな
期待してた分残念だった・・・

投稿 : 2024/04/13
♥ : 35

こたろう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

無念、そのひとこと

エロくておバカで、ちょっぴり感動の愛すべき問題アニメ。
そらのおとしものの第3期・・・だったはずが、いつのまにやら劇場版に。
諸事情がいろいろあるようですが、ともかくフィァナルとタイトルにもついているので、これで最後、締めくくりとなります。


さて、公開初日の一発目で観賞したワケですが、終わったあと館内にはどよめきが(^-^;)
皆、口々に言ってるのは
「これは原作読んだ人にしかわからん」
とのこと。
確かに(´д`)


いつものノリ、いつもの連中、おバカなパートも少々ありますが、お話の中心はイカロスなので設定の本質に迫る内容。
メインヒロインが過去を明かし感情を得る、すっごいイイ話で感動的に締めくくる!
・・・・・はずだった・・・と思います。
本来の予定どうり3期が作られていたのなら。
1クールでやろうとしてた事を、1時間チョイにまとめるのは大変、それもクライマックス部分を。
それは解る、解るんですが、しかしなぁ(´・ω・`)
どう贔屓目にみても、これはナイよなぁ。

つくづく、歯痒いです。
ちゃんと作られていたのなら、涙ボロボロでそらおとがさらに好きになっていた事は疑いようもないだけに、こんな完結編にしなければならなかった事が残念至極。

上映館が異様に少ないので、ヤな予感はしてたんですが、納得してしまいました。
はぁ・・・(´д`)

投稿 : 2024/04/13
♥ : 35
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