おすすめ今泉俊昭人気アニメランキング 13

あにこれの全ユーザーが人気アニメの今泉俊昭成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2019年09月19日の時点で一番の今泉俊昭アニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

66.8 1 11人いる!(アニメ映画)

1986年11月2日
★★★★☆ 3.6 (65)
371人が棚に入れました
少女漫画としても、SFとしても評判が高い萩尾望都の代表作をアニメ化。宇宙船という密閉空間の中で、サバイバルを行うことになった異星人たちの対立や葛藤を描くSFサスペンス。同時上映は新井素子原作の「扉を開けて」。遙か未来、惑星シベリーヌ出身の少年ダダは、3年に一度行われる宇宙最高峰の大学“コスモ・アカデミー”の入学試験に臨んでいた。最終試験は、10人の受験生たちがひとつのグループになり、漂流する宇宙船の中で53日間サバイバルを行うというもの。しかし、集まった受験生たちは11人いた!

ねこmm。

★★★★★ 4.1

「直感は狂わない 狂っていては直感ではない……」  【ねこ's満足度:70pts】

宇宙最高峰の大学『コスモ・アカデミー』の入学試験に臨む全宇宙の受験生達。
超難関な試験の最終課題は、10人一組になっての宇宙船でのサバイバルでした。
決められた期間力を合わせて様々な困難に立ち向かい、
最後まで一人の脱落者も出すことなく無事試験を終えることができれば合格というもの。
ところがいざ始まってみるとなぜか受験生は11人いて……。

1人多いことで受験生達は冒頭から猜疑心を持ちます。
どうして1人多いのか。その多い1人は誰なのか。いったいなにが目的なのか。
さらには次々と起きるトラブルによって、彼らは徐々に相互不信に陥っていきます。
その上、主人公ダダには思い出せない過去の記憶がありました。
宇宙船内という密閉された中でのサスペンス要素に加え、ダダの記憶に関するミステリー。
90分が短く感じるほどテンポよく、軽快に物語は進んでいきます。

声優陣は神谷明、田中秀幸、古川登志夫、玄田哲章、故・鈴置洋孝、若本規夫、TARAKO
といったいまや重鎮といってもいいほどの超豪華な顔ぶれです。
ところがヒロイン(?)役のフロルだけは、当時のアイドル河合美智子が担当。
この子の演技がとても残念なことに……。
さらに挿入歌も歌ってるんですが、この歌唱力がまたまた残念なことに……(笑)。
昔から映画のこういうキャスティングってあるんですね。
唯一にして最大の欠点がこのキャスティング。ホントに残念でした。

しかし、それ以外は中弛みもなくおおむね満足。
最後までドキドキしながら楽しむことができました。
さすがは知る人ぞ知る傑作、といったところでしょうか♪

投稿 : 2019/09/14
♥ : 33

えんな

★★★★☆ 3.2

タレントさんを声優に使うとこうなる・・

86年の映画です
メインヒロイン(?)に当時アイドルだった河合美智子さんを起用した少女漫画原作のSFモノです

「宇宙大学」の入試試験で10人でチーム分けし、完全隔離された船の中で数々のミッションをこなす
チームの団結力と緊急時においての危機管理能力を試されます
が!?11人いる・・・

とってもいい題材なのに・・・
90分の限られた尺では世界観を全部出し切れてない感じがします。

投稿 : 2019/09/14
♥ : 19

ato00

★★★★☆ 3.8

萩尾望都原作アニメ

原作(萩尾望都さん)はアニメ化のさらに10年前なので、相当古い作品。

コスモアカデミーの入学試験。
宇宙船内の閉鎖された空間での最終サバイバル試験。
10人での集団試験であるが、なぜかいつの間にか11人いるというホラー調。
極限状態の中での各人の行動が見ものです。

いまどきのアニメと比べると未熟な部分が多いですが、十分楽しめます。
90分間と短いながらも、設定やストーリーはしっかりしているし、わかりやすいです。
意外と面白かったという印象。

投稿 : 2019/09/14
♥ : 14

66.3 2 うる星やつら 夢の仕掛人、因幡くん登場! ラムの未来はどうなるっちゃ!? (OVA)

1987年7月18日
★★★★☆ 3.7 (21)
113人が棚に入れました
TVアニメ『うる星やつら』の放映終了後に制作された、OVAシリーズの実質的な第一弾。自らの男運のなさを嘆くしのぶは、ウサギの着ぐるみをまとった行き倒れの少年を助けた。運命製造管理局員を務める彼、因幡はそこで運命の鍵を落としてしまい、拾ったしのぶを通じてラムの手により亜空間の扉が開かれる。その先に待ち受けていた光景は、未来のしのぶがあたるとの間に生まれた子供と連れ立っている姿だった……。原作終盤に描かれ、TVシリーズ放映中にはアニメ化されなかったファンに人気のエピソードを、のちのOVA版よりも大幅に尺が長い一時間の枠を使って映像化。監督・出崎哲&キャラクターデザイン・四分一節子のコンビは、本作の高い完成度を受け翌年の映画『完結篇』でも続投した。

Britannia

★★★★☆ 4.0

おもしろかったです

■おはなし
無数に存在すると言われる並列世界
その未来への扉とは別に理想の未来を作れるとしたら
あなたは、どんな理想を求めますか・・・


TV版より作画が格段に上がり話も面白い
1987年の作品とは思えない。

投稿 : 2019/09/14
♥ : 8

56.4 3 新・巨人の星(TVアニメ動画)

1977年秋アニメ
★★★☆☆ 2.9 (10)
66人が棚に入れました
行方不明だった飛雄馬が草野球の助っ人として現れ、どん底にあえぐ長嶋監督を救うため、既に引退している伴の協力で再び巨人に入団する。繁華街でチンピラに絡まれ左肩を損傷した為に復帰当初は代打専門の打者として殺人スクリュー・スライディングを武器に阪神の掛布と激闘を繰り広げ活躍する。花形も引退していたが、ヤクルトでの復帰を決意、飛雄馬と同じ背番号3を背負う。すっかり白髪になり老け込んだ一徹は飛雄馬の球界復帰に「大どんでん返し」の秘密があると語る。その秘密とは右投手として不死鳥の如く復活するというものだった。

AKIRA

★★★☆☆ 3.0

大どんでん返し

右投手で復活ってww

ビル・サンダーのあの怪しい日本語が好きでしたw

投稿 : 2019/09/14
♥ : 1

えたんだーる

★★★★☆ 3.2

♪夕日に消~え~た あのヒーローが~

朝日~を浴び~て 帰ってき~た~ぞ~♪

…というわけで、お馴染み『巨人の星』の続編にあたる作品でマンガ原作も存在します。

『巨人の星』の最終回で左手の指は動かなくなったハズなんじゃ、と思うのですが普通に「左肩が壊れて投手生命を絶たれた」的な設定にサラっと変更されています。これは放送当時も納得できませんでした。いや、大リーグボール3号って、やっぱり「肩を壊す」じゃなくて「指が動かなくなる」が正しいですよね(笑)。

一応当時報道もされたとは思うのですが、私の記憶が確かなら(…って『料理の鉄人』か(笑))本作は元々『新・巨人の星』と『新・巨人の星2』に分割される予定はなくて、『~2』の放送に必要なセル画だかコンテだかが盗難に遭い、『~2』部分の放送延期を余儀なくされたとかいうアニメ放送史上極めて珍しい事件があったように記憶しています。

で、あらすじとかストーリー詳細ははあにこれとかWikipediaを観ていただく(確認しましたが、だいたい合ってました)として、ツッコミどころ満載なのは「スクリュー・スピン・スライディング」、俗称「殺人スライディング」ですよね。

飛雄馬はテスト生として入団しなおして当初、代打・代走要員として1軍復帰するわけですがそのときの技が身体をスピンさせながらスパイク裏でベースカバーに入った野手をビビらせて落球やベースカバーが遅れることを狙うという酷い技でした。いやおまえ、それ普通に守備妨害ちゃうのん…。

ちなみに日本プロ野球では最近、正式に「危険走塁」が禁止となりました。

投稿 : 2019/09/14
♥ : 18

計測不能 4 うしろの正面だあれ(アニメ映画)

1991年3月9日
★★★★☆ 3.6 (9)
42人が棚に入れました
落語家・故林家三平夫人、海老名香葉子の同名原作を映画化した長編アニメーション。太平洋戦争を背景に、東京の下町に暮らす一家の温かな日常と、そんな家族を空襲でいっぺんに失った少女が悲劇を乗り越え自力で前へと進んでいく姿を描く。昭和15年、東京の下町・本所に暮らす8歳の少女かよ子。彼女の家は、5代続いた釣竿づくりの老舗“竿忠”。働き者の両親と祖母、そして妹思いの3人の兄に囲まれ、楽しい毎日を送るかよ子。やがて弟が生まれ喜びに沸いたのも束の間、日本はついに太平洋戦争に突入、一家の周囲にも暗い影を落としていく。その後昭和19年に入り、B29の来襲が頻繁になってきたことから、かよ子は一人で沼津のおばの家に縁故疎開するこになるのだった。

声優・キャラクター
三輪勝恵、池田昌子、野沢雅子、若本規夫、沼波輝枝、佐々木望

計測不能 5 うる星やつら’87(OVA)

1991年6月21日
★★★★☆ 3.8 (8)
41人が棚に入れました
1978~87年に「週刊少年サンデー」で連載された、高橋留美子のコミック『うる星やつら』を原作とするOVAシリーズ第3作。劇場版『うる星やつら 完結篇』にも登場したキャラクター、因幡くんが活躍する。監督は『プレイボール』で総監督を務めた出崎哲。 友引商店街を歩いていたしのぶは、ウサギの着ぐるみを着た少年・因幡くんを助ける。彼の正体は、なんと「運命製造管理局」のおちこぼれ局員。しのぶ、あたる、ラムは因幡くんの導きでそれぞれの未来を確認しに行くと、そこには意外な光景が。しのぶはオールドミス、ラムは面堂と結ばれ、あたるは面堂家の使用人となっていたのだ。怒った3人はほかの未来も見に行くが、どれも悲惨なものばかり。結局、それぞれが理想の未来を製造しようということになる。

Moji

★★★★★ 4.1

長寿アニメならでは

他のうる星映画にもちょくちょく顔を出している因幡くんメインの話。
「夢の仕掛人、因幡くん登場! ラムの未来はどうなるっちゃ!? (OVA)」と同じ内容だと思うのだが、OVA版が見つからないので未確認。
「うる星」の映画やOVAは何も予備知識が無いヒトが視聴しても面白いが、やはり知っておくと数倍面白い。
TVシリーズ全218話+映画6作品+長編OVA2作品+短編OVA10作品・・・(単行本34巻)。
こんなに面白い作品がだんだん忘れられていくのか・・・(TT)。

投稿 : 2019/09/14
♥ : 1

計測不能 6 華星夜曲(OVA)

1989年3月25日
★★★★★ 4.3 (5)
16人が棚に入れました
漫画家・平田真貴子の原作による大正時代を舞台にしたレトロタッチの大河メロドラマをOVA化(全4巻)。 20歳の誕生日を迎えた羽生子。侯爵の娘である子は華やかな誕生パーティを開くが、貧しい環境で育ったメイドの内田沙羅もまた今日が20歳の誕生日だった。古い因習を嫌う子は沙羅を友人として扱うが、沙羅自身は身分の差を意識してしまう一方、子の婚約者・西園寺清洲にほのかな恋心をよせる。このパーティの後、チンピラにからまれる子と清洲だが、そんな二人を青葉組の組員にして鷹の異名を持つヤクザの伊東タカオが救った。これを機に自由奔放な愛に目覚めた子は鷹を激しく追う一方、清洲を沙羅に半ば押し付けてしまう。だがこれが原因で沙羅は羽生家を去ることとなるが、自分自身が孤児であった鷹はそんな彼女の力になろうとする……。 本作のアニメの実制作はマジックバスが担当。監督は同社の代表・出崎哲の実弟にして巨匠演出家の出崎統が務めた。作画監督やキャラクターデザインも監督とは縁の深い杉野昭夫が手がけている。

jethro

★★★★★ 4.9

出崎ファンなら必見!

知っている限りVHSとLDまでのソフトでしか販売されておらず
レンタル店においても見つけるのが困難な作品なのではないでしょうか
ですから当然、視聴する機会も少ないと思いますが
傑作です。

当時からしても出崎、杉崎コンビの作品でしたし
「エースをねらえ!」や「あしたのジョー」「宝島」劇場版「ゴルゴ13」劇場版「コブラ」などの今をときめく傑作の数々と肩を並べられる作品です。
リアルタイムでLDを買い揃えていましたが
当時の状況からしても発売情報は非常に稀薄で
買い揃えるのに苦労した思い出があります。

このOVA華星夜曲は全部で第4章までありますが
それなりにいい感じのところをラストとしていますが
完結しているようには思えません(原作は読んでいないので不明)
しかしながら、物語及びクオリティも最上の出来です。
出崎ファンなら中古市場を探し回っても入手すべき作品であると思います。

投稿 : 2019/09/14
♥ : 1

計測不能 7 藤子・F・不二雄のSF(すこしふしぎ)短編シアター ニューイヤー星調査行(OVA)

1990年4月1日
★★★☆☆ 3.0 (1)
16人が棚に入れました
藤子・F・不二雄のSF(すこし・ふしぎ)な世界観を描いた短編アニメ。多くの星が「神が降り立ちて世界を作った」という神話を持つ中で、「神が世界に飛び立っていく」という神話を持つニューイヤー星。人類らしき生物も発見されたがあまりにも辺境にあるために学会からは価値のない星であると考えられ長年に亘り無視されていた。しかしバルボング教授は神話伝説の奇異さから、その星に人類発祥の起源があるという学説を唱えて調査団を結成した。人の好い星の住民の協力により調査は劇的に進み、バルボング教授の学説はほぼ立証されたかに見えた。だがその裏には……。

計測不能 8 1月にはChristmas(OVA)

1991年11月21日
★★★★☆ 3.5 (3)
8人が棚に入れました
人気少女漫画家・岩館真理子の短編コミックを原作にしたOVA。謎めいた暮らしをしている少女・瑞希。そんな彼女と知り合ったのは、靴屋の青年アルバイト・藤岡順正(じゅんしょう)だった。当初は屈折した瑞希の行動に悩まされる順正だが、相手に深い孤独の影を認めた彼はめげずに優しく接する。そんな順正に次第に心を開き始めた瑞希だが、彼女は順正に恋人・世衣子がいると知って再び心を閉ざす。順正といっしょに、瑞希の孤独をほぐそうと真剣になる世衣子。やがて恋人たちは、瑞希が他者との間に心の壁を作る原因が、あまりに厳格な性格の父にあると知った。だがその父親は、現在は生命の危機にあり……。 制作は、出崎哲監督が率いるマジックバス。キャラクターデザインと作画監督を担当する同社のアニメーター・小林ゆかりの描線が、アニメ版にリメイクされた登場人物たちを繊細な感覚で動かしている。
ネタバレ

とまときんぎょ

★★★★☆ 4.0

赤い靴はいていた 嫌いなものの多い女の子 (綾波=林原はここから)

誰もレビューしてないものに書き込んでみるシリーズ。また長文になってしまいました。^^;
**********

『クリスマスパーティに こないか?
毎年招待状を出しているのに 君はまだ一度も来てくれたことがないね。

君は 僕が嫌いで
パーティが嫌いで
12月が嫌いだ。

君は 嫌いなものが多すぎる。
クリスマスパーティに来てほしい。
とびきり 面白くないパーティにしてあげるから。

楽しいことが嫌いな 君へ』

************

岩館真理子原作漫画のOVA、50分弱。
(岩館真理子の作風は、ほわっとクールで線の細い少女な絵柄でありながら、シリアスと笑いを両立させてみたり、シリアスのみの時は物凄く胸に迫る美しい痛々しさや哀しみを描いたりします。)

本作はというと、絵柄はまぁ、年代を感じさせる垢抜けないアニメ絵になっておりますが、シリアスな短いドラマです。モノローグやセリフにすごく味があるのは、忠実に重用された原作の

クリスマス間近の雪の降る日、主人公の働く靴屋にやってきた、ひとくせある女の子。ショートカットにつぶらな瞳、赤い口紅。ダブタブの赤いコートにリトルミイのような細い手脚。見た目は中学生みたいにちまっとしていてかわいいいのに(でも本当の歳はいってる)、態度がそれはそれは意固地で。この娘がどうも隣の洋館に住み出したらしい。絵本に出てきそうな可愛らしい大きな家には、灯りもつかず、ストーブもない。彼女はひとり、何をしているのか…。

元は少女漫画であるし、主人公と幼なじみの恋人とのラブストーリーもあるのですが、それは付随的なことで、本題は、頑なに孤独にしか生きられない少女との、短い期間の接点を描いた人間ドラマです。
さびしそうな彼女を心配して気にかける主人公と恋人ですが…相手は、手負いの野良猫のような少女です。


「あなたってね、優しそうに笑うけどほんとはとっても意地悪ね。意地悪なくせに いい人のふりして、大嫌い。」

と言ったかと思うと、婚約した主人公と恋人に対し
「あんたたち、結婚なんかできないわ。私が邪魔するもの‼」

と物騒なことを言ったり。
あるいはぽつんと振り返って
「ねえ、教えて。彼女になんといって、気持ちを打ち明けたの?どんな風にいったの?あなた、どんな風に女の人に想いを打ち明けるの?教えて…」


簡単に人を救うことなんて出来ないさびしさと、それでも、出会って心惹かれてすれ違うことはあるという…。この子がこの先どう生きて行ったのか、とても気がかりに胸に残るのです。


ネタバレも含む、最終局面での少女の激白セリフ…

{netabare} 「おとうさん…おとうさん…待ってたのに。ひとりでずっと待ってたのに、この家で。こんな家だけあったって…お父さん。」

「クリスマスはね、私の誕生日なの。毎年、お母さんとパーティの用意をして、お父さんの帰りを待ってたの。今日こそは、今日こそは絶対きっと帰ってくる。だって、クリスマスは私の誕生日だもの。今日こそはって、思うでしょ?
なのに…なのに、あの人はね…必ず酔って帰ってきて、パーティをめちゃくちゃにしたの。お母さんは、一度も楽しいクリスマスを迎えないまま死んだのよ。
だからあたし、お父さん大っ嫌い。12月は嫌い。クリスマスは嫌い。誕生日は嫌い‼
なんにも好きになったり期待したりしなければ、裏切られることないんだもの。」

(´・_・`)「でも君は、お父さんが帰ってくるのを、待ってたんだろ?あの家で。期待して。」

「だって。あの人、突然あんな家…ばかみたい。昔私が、一度だけ住んでみたいって言った、絵葉書に描いてあった絵を、あの人ずっと覚えてて…。

あたし、大人になれないわ。いつまでもずっとこのままよ。
あたしの気持ちは子供の頃にしか帰れないの。このままずっと大人にはなれないのよ。でも、可愛げのない子供だから、誰も愛してなんかくれないわ。

あなただって私が嫌いでしょう。あたしも自分が嫌い。自分の中に、自分勝手で冷たい自分しかいないこと知ってるから。」

(´・_・`)ソンナコトナイヨ

「あたし、子供の頃からお父さんが怒鳴ったり怒ったりしてる声しか、聞いてこなかったわ。
どうしたら、優しい言葉をしゃべれるの?教えて。
どうしたら、優しくなれるの?あたし、どういう風に生きていけばいいの?教えて…教えて…教えてよ」 {/netabare}

(T ^ T)こげな可愛げのない態度でありながらも、限りなくどこまでも果てしなくさびしんぼな女の子。「あたしの気持ちは子供の頃にしか帰れないの」なんて、ここまで美しくまとまったセリフでさびしぼになられてしまうと、ぐうの音も出ない〜〜。手に負えない〜〜。

ちなみに、庵野秀明が林原めぐみを綾波レイの声優に決めるきっかけになった作品です。林原めぐみの感情を抑えながらも力のある演技も、軽くなくていいのでしょうね。ともすればこんなヤツムカつくって単に思われてしまう、難しい子です。
しかし実際こういう厳しい少女時代を送った人って、こんな素直につっけんどんではない気もしますね。むしろ柔和で、ニコニコして負けてたまるか!って生きている人もいますよね。

まぁ、あくまでも物語なので。手紙、ショーウィンドウ、ストーブ、マフラー、本、絵葉書…赤い靴、といったアナログな物達が彷彿とさせる普遍的なイメージもこもっているかなと感じます。



恋人(すごく包容力のあるいい女性)や、住職である飄々とした主人公のお父さん、センチメンタルで調子のいい仕事仲間など、周囲の人物の言動も面白いんです。実は冒頭のセリフを言ったのは、主人公でも少女のお父さんでもないのですが。


************
気になったらぜひ、観てみてください。辛気臭そうとか思わずに〜

こういう日の当たらない(LD、VHS以外出てないよ〜)古い短編くらい、動画サイトでみちゃってもバチ当たらないと思うんだ…むしろ作品が報われると思います。YouTubeにあります。

原作もおすすめです。
短編集の集英社文庫版などに入っています。

岡崎律子が初めてアニメのテーマソングを作った作品でもあり、ラストに流れる「冬のないカレンダー」は透明感のあるいい歌です。



************
「綾波レイに抜擢されるきっかけ」のネタはどこかで読んだような気がしてたのですが、wikiによると林原めぐみのラジオで本人が語っていたようです。
そういや、昔聴いてました。ハガキ読まれたことあるよ\(//∇//)

投稿 : 2019/09/14
♥ : 19

計測不能 9 みいちゃんのてのひら(アニメ映画)

1993年5月29日
★★★☆☆ 3.0 (2)
8人が棚に入れました
3月10日の東京大空襲を生き延びつつも、息子を失い心に深い傷を負った「森下の叔父さん」と、自分のせいでおじさんの子どもを死なせたと苦しむお手伝いの「みいちゃん」。その2人の心の葛藤や感情のもつれを、当時12歳だった姪の「きくちゃん」の視点から語る物語。上映時間は約24分。稲葉喜久子・作の『てのひらの記憶』(草土文化・刊)を原作としたアニメ作品。監督は、『ガラスのうさぎ』『いのちの地球 ダイオキシンの夏』などの児童向けアニメ作品に関わってきた四分一節子。また『白旗の少女琉子』ほか、多くの子供向け反戦アニメを作ってきた出崎哲が、本作ではプロデューサーとして参加している。

計測不能 10 火の雨がふる(アニメ映画)

1988年9月15日
★★★☆☆ 3.0 (1)
7人が棚に入れました
第二次大戦末期の一大戦禍「福岡空襲」についての証言集『火の雨が降った』をベースにした、反戦テーマの劇場アニメ。日本の主要都市の大半が米軍の空襲を受けて焼土と化していた昭和20年。その6月19日に米国の爆撃機B29の編隊230機は、静かに市民が眠りにつく福岡を襲う。少女・頼子の手をとって防空壕にとびこんだ友次少年は、夜空に降り注ぐ焼夷弾を見て「火の雨だ……火の雨がふる!」と絶叫した。疲弊した福岡。その年、700年も続いていた福岡市の伝統祭事・博多祇園山笠はついに行なわれることはなかった……。キャラクター原案を漫画家の長谷川法世(『博多っ子純情』)、音楽はクニ河内、ナレーションは米倉斉加年と、多数の福岡出身の文化人が参加。子供のCVは、地元の児童19人が出演している。

計測不能 11 ライヤンツーリーのうた(アニメ映画)

1994年7月21日
☆☆☆☆☆ 0.0 (0)
0人が棚に入れました
北海道を舞台に強制労働からの逃亡生活を過ごしてきた中国人・劉連仁。その14年間にわたる実話を元に描かれた、たかしよいちによる同題児童文学(旧題は『北の逃亡者』)を原作とした約90分の長編劇場用アニメ。タイトルのライヤンツーリーは中国梨の一種で、中国語で「菜陽慈梨」と書く。1947年の春。北海道の白糖台地にあるおじさんの家で幼い少女とも子は暮らしていた。中国・満州で戦時中を過ごしたとも子はその時のショックで口がきけない。そんなある日とも子は、かつて母親が歌っていた中国語の歌を耳にする。その歌の主こそ中国人の王英仁(ワン・インレン)。ライヤンツーリーの木の前で、とも子は英仁と運命の出会いを果たす。日本兵に捕まって北海道の炭鉱で過酷な労働を強いられていた農民の英仁は、脱走して終戦すら知らないまま逃亡生活を続けていたのだ。やがて時は流れ、英仁の子守歌をきっかけに、とも子は言葉を回復。高校3年生になった彼女が英仁の行方を追う一方、英仁もまた死ぬ前に一度だけライヤンツーリーの木を見たいと願っていた……。本作の実制作は虫プロダクションが担当。音楽は小六禮次郎が手がけている。

計測不能 12 栄光へのシュプール -猪谷千春物語-(アニメ映画)

1997年9月13日
☆☆☆☆☆ 0.0 (0)
0人が棚に入れました
1956年のコルティナダンペッツォオリンピックで、日本人初の冬季五輪メダリスト(銀メダル)となったスキー選手、猪谷千春の生涯をアニメ化した長編作品。和田 登・作の伝記『スキーに生きる』(ほるぷ出版・刊)が原作。物語的には、日本のスキーの振興に精力を傾けた猪谷の父・猪谷六合雄(演:大塚明夫)にも焦点があてられ、彼の指導の元で猪谷千春が一流のスキー選手になる過程が丁寧に描かれる。実制作を担当したのは虫プロダクション。監督は『ルパン三世 燃えよ斬鉄剣』ほかの監督を手がけた奥脇雅晴。

計測不能 13 せんぼんまつばら 川と生きる少年たち(アニメ映画)

1992年7月11日
☆☆☆☆☆ 0.0 (0)
0人が棚に入れました
18世紀の江戸中期を舞台にした大治水工事「宝暦治水」に臨む人々の姿を描いた、作家・岸武雄による原作『千本松原』を約100分の劇場用アニメ化。東京都知事・千葉県知事・大阪府教育委員会の推奨のもと、芸術文化振興基金助成作品として制作された。 宝暦3年。木曽・長良・揖斐の三川に接した中洲である高須輪中瀬古村。長らく水害に苦しめられてきた農民たちは今年こそ豊作だと喜ぶが、思いもかけぬ雨続きのため、大洪水に見舞われてしまう。少年・与吉は将軍が川をせき止めないことに疑問を抱き、自分自身が大人にまじって防水工事に参加する。その翌年の春、ついに尾張三国にまたがった大規模な治水工事が開始され、幕府の指示で薩摩から何百もの侍が工事にやってくる。与吉とその友だち幸助も高い人足賃がもらえると聞いて工事へ赴くが、薩摩の侍たちの言葉がわからずに苦労し……。 本作の実制作はマジックバスが担当。その代表である出崎哲が監督を務めた。主人公の与吉は佐々木望が演じている。
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