任侠おすすめアニメランキング 7

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの任侠成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年04月20日の時点で一番の任侠おすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

74.7 1 任侠アニメランキング1位
アキバ冥途戦争(TVアニメ動画)

2022年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (327)
922人が棚に入れました
1999年 春 かわいいメイドに憧れて、 ひとりの少女が秋葉原にやってくる。 世紀末の“アキバ”は、 多種多様なメイドさんでいっぱいいっぱい。 メイドカフェ「とんとことん」通称『ブタ小屋』は、 今日もブヒブヒ営業中! 一緒に入店した新人メイドは破天荒さんで、 ドッタンバッタン大慌て。 推しメイドや調教師、 秋葉外生命体も現れて、 赤バットはフルスイング! これは、 全てのご主人さまとお嬢さまに贈る、 渾身のメイドお仕事奮闘記。 「みなさまのお帰りをお待ちしてますブー」

nyaro さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.8

追記 日本アニメの衰退のベクトルを加速させるような作品

追記 なぜ本作が気に入らないのか。それはストーリーを排除して、キャラ設定、作画、メイドという要素を昭和任侠というフレームに乗せて動かすという作り方をしています。
 これは日本のアニメの衰退のベクトルを早めるようなやり方だし、それを意図的にやっているからです。

「ストーリーの排除」というのはテーマやメッセージなどの思想性だけでなく、恋愛、冒険、戦い、旅、闘病などによる物語性も除外してしまっています。そういう「エピソード」はありますし、一見ストーリーがあるように見えますが、キャラ・世界観の背景(裏にある社会や歴史その設定が生まれた意味性)をすべて排除して「メイドが昭和任侠」を行うという表面に見える要素だけで作品を作ってしまっています。これは作品を貫く全体としての「なんの物語か」が無いと言う意味で、物語性がないということです。

 では文学性はあるかというと、私小説的な経験もないし自然主義的な人間も感じられません。目標や選択がないので実存主義も感じないし、説明がないので読み取るべき構造も感じられません。少女が金の為ならメイド=可愛いという象徴で何でもやるならまだ分かりますが、昭和任侠の皮をかぶせたのでアナロジーが成立していません。
 ヒロインに不条理性があるかもしれませんが、脱出可能な状況なのでそこも思想があるとは思えません。あるとすればポスト構造主義ですが意味のない脱構築は「滅茶苦茶」としか言いようがありません。

 なろうに見られるような欲望も見えません。人情の部分もペラペラな表面上の関係性を見せているだけで置換不可能な人間のつながりがないので、感動も意味性もありません。つまり本作は中が空洞で虚無な「ガワ」でしかない気がします。
 日本アニメが発展してきた大きな理由である高度な物語性に喧嘩を売っている気がしました。

 本作はマーケティングの結果とも言えますが、その迎合の仕方がクリエータとしては「やってはいけない領域」に手を付けた感があるからです。

 ですので、私は本作については非常に不快な気分になりました。日本のアニメが進んでほしくない方向を体現しているようなアニメだからです。劇場版SHIROBAKO、アクアトープ、本作とそのベクトルが強まっている気がしてなりません。



1回目レビュー
 馬鹿にしてる?作画とキャラ萌えだけで良いんだろってこと?

 途中断念しましたが、最終話を確認。あまりと言えばあまりの終わり方にちょっと苦言です。結局各話一応確認しましたが、いや、これは無いでしょう。

 テーマ性、思想性、文学性などはエンタメ系としてなくてもいいと思います。1話2話くらいの掴みはあったと思いますのでそこまでは理解します。

 ただ、メイドへの憧れとかメイドをやりたいというモチベーションや夢と、命のやり取りが全くリンクしません。人を喜ばせるあるいは自己承認または生活苦などの理由が全くないのに、命のやり取りをしています。
 アンダーグラウンドな場面もありましたしフィギアが資金源みたいな感じがありましたが、なんの象徴にもなっていません。売春やクスリのアナロジーにすらなっていません。

 最後の方の感動的っぽい感じも、単なる型でしかなかったですし…さらに、これが洒落やユーモアだと思うならセンスが狂ってます。ウイットが全然感じられません。

 つまり、エンタメ極振りだとしても、せめて世界観と舞台設定、登場人物の行動原理に何か理屈とか整合性を持たせないと訳がわかりません。不条理、エログロ作品ですら設定については筋を通すと思います。

 となったときに、作画が良くて、萌えキャラがいて、ちょっと変わった設定があれば話題になるだろう?面白いって言うだろう?的なマーケティング的な発想から作られて馬鹿にされている気がしました。

 アクアトープも似たような作風でしたけど、本作はもっと極端なキャラと作画だよりな気がします。うーん、監督のヒストリーを見てもそんなにひどい作品を作る監督ではないと思うのですが、社風で企画が監督に優先するのでしょうか?

 だとしたら会社の体質です。本作はちょっと虚無を通り越して、視聴者を貶めるような考えが無かったか反省してほしいと思います。
 PAのオリジナルは2作連続だなあ…いや、神さまになった日とSHIROBAKO劇場版含めると4つ連続で似たような印象だなあ…うーん。かえって「天晴爛漫」の出来も確認したい気も…わかりません。どうしちゃたのかなあ…それが市場ってこと?
「シャーロット」は悪くなかったし「色づく世界」は最高だったのに…まあ、同社のお仕事系は正直出来が悪いと思ってますので、その流れかなあ…
 
 私が見逃した、作画やキャラデザ以外で、作品としての優れたポイントがあれば撤回しますが、しかしなあ…


 初回時のレビューは消します。6話断念でしたが、その時の感想は単なる昭和ヤクザ映画の女体擬人化でしかない、という感想でした。まあ、その通りなんですけど、昭和ヤクザ映画の事も、メイド喫茶で働く少女の事も、リスペクトしていない気がしました。

 

投稿 : 2024/04/20
♥ : 22
ネタバレ

アンデルエレーラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

君の膵臓を借りたい

1999年春、
1人の少女が秋葉原にやってくる…

ー1話ー
P.A.WORKSのお仕事アニメと聞いて観たのですが...
ヤバすぎる(良い意味で)。
カオスすぎて、まだ消化しきれませんが、次回が楽しみです。
今期のダークホースになる予感。

ー5話ー
正直2話を観た時は、面白いけど1話のインパクトが強すぎたかな~、
と思ってました…

それでも、3話・4話・5話と来て、確信!
この作品めちゃんこ好きです(笑)

{netabare}2話→闇カジノ回
3話→八百長格闘技フィギュア回
4話→ブラック企業洗脳ネタ回
5話→羊たちの沈黙&ハッピーバースデー回

オリジナル作品だけあって、毎話毎話何が起こるか分からないワクワク感がたまらないし、安定のドンパチエンドも最高。

狂気の嵐子、on/offゆめち、ギャルしぃぽん、クズの店長、
主人公を囲む個性的な仲間たちもキャラが立ってます。
そしてパンダ… お前は一体なんなんだ!?(笑){/netabare}

OPとEDそして、{netabare}要所でのキャラソン{/netabare}も良すぎる。
本当にこのまま突っ走って欲しい。

ー10話ー
{netabare}6・7話→癖強赤バット登場&まさかのシリアス回
8話→ゾンビ宇垣整列熱唱野球回
9話→クズの店長お祭り回
10話→切なすぎる神回{/netabare}

ギャグ要素だけでなく、シリアス要素も入れてくる所は本当にさすが。
第1のターニングポイントが6話なら、第2のターニングポイントは9話でしょうか。
中盤から終盤に差し掛かる物語の見せ方が上手い!

それにしても10話は…{netabare}見入ってしまいますね。 末広&御徒町の正体に驚くとともに、あの結末、あのCパート…

次回からはいよいよ凪との全面対決でしょうか…{/netabare}

ー11話ー
{netabare}衝撃のラスト… そうか… そうだよな…
凄いわこのアニメ。{/netabare}

1週間どう過ごせば…
最終回どうなるのかな?

ー12話ー
{netabare}たぶん凪はなごみに殺されたかったんでしょうね…
でも死に方なんて選べないのがメイド道… 
笑ったら良いのか泣けば良いのか分からないこの最終話、大好きです(笑){/netabare}

最高にぶっ飛んだ最高のアニメでした。
久しぶりに毎週リアタイした作品が終わってしまうのは寂しいですが、
この時代にこんな狂った(←褒めてます)作品を観れたことに感謝です(笑)
またこういうオリジナル作品に出会いたいですね(^^)

投稿 : 2024/04/20
♥ : 16

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

メイドの皮を被ったなにか

【紹介】
ギャグアニメで人が死ぬようなシリアスなシーンでも笑いをとりに来てるのが不快な人は見ないほうがいいかも

見た目がメイドなだけでやってることはヤ〇ザの抗争で、メイドの皮をかぶった過激なヤ〇ザアニメでした、美少女メイドさん達がガチな殺し合いをしているのを見て楽しめる人にオススメ!

【感想】
クオリティの高い出オチアニメ、話はありきたりだけど雰囲気とキャラクターの良さで最後まで勢い任せに突き抜けた感じ、主人公以外みんなぶっ飛んでいて何が起きるかわからなくて、最初に期待しすぎてちょっとガッカリはしたけど最後まで楽しめました

最初はゾンビランドサガの再来かな?って思ってワクワクした
見た目をメイドにしたことで過激な暴力シーンやシリアスなシーンがなんかギャグみたいになってるのをポジティブに感じるか、ネガティブに感じるかで評価わかれそう?

【シナリオ】
つかみが完璧で予想外すぎる展開で一気に引き込んだけど、2話以降は過激すぎる展開にごまかされがちだけどシナリオは普通かな?

【メイド】
衣装は可愛いけど、メイドカフェの雰囲気は出せてないかなー?
仕草とか、接客の流れとか、ふつうのカフェの従業員がメイドさんごっこしてるだけになってるので、そこをちゃんとしてほしかったかも

【主題歌】
主題歌のメイド大回転がOPアニメも曲調も斬新で好きです
サビの振り付けがかわいい!

投稿 : 2024/04/20
♥ : 30

74.0 2 任侠アニメランキング2位
ぬらりひょんの孫(TVアニメ動画)

2010年夏アニメ
★★★★☆ 3.7 (853)
5925人が棚に入れました
『ぬらりひょんの孫』は、椎橋寛による日本の漫画作品。『週刊少年ジャンプ』(集英社)にて連載。妖怪を題材とした少年漫画作品。ファンからの略称は「ぬら孫」。主人公・奴良リクオは一見はごく普通の中学生。しかし実は妖怪「ぬらりひょん」の孫。4分の1妖怪の血を継いでいる。家にいる妖怪たちと毎日どたばたと付き合いながらなんとか普通の生活を送っている。幼い頃、祖父から色々と武勇伝を聞かされ、妖怪とはかっこいいものであると思っていた。しかし、ある日友人との会話から、妖怪が人間から馬鹿にされる存在であることを知ってしまうが…。


声優・キャラクター
福山潤、平野綾、堀江由衣、安元洋貴、鳥海浩輔、櫻井孝宏、杉田智和、中田譲治、吉野裕行、保志総一朗、間島淳司、矢部雅史、前田愛、谷山紀章、阿澄佳奈、平田真菜、柿原徹也、辻親八、新井里美、小桜エツコ、かかずゆみ、水野理紗、松山鷹志、石井真、下野紘、入野自由、小清水亜美、星野貴紀、石田彰、岡本信彦、竹田雅則、斧アツシ、折笠愛、後藤哲夫、チョー、鶴岡聡、森功至、子安武人、高木渉、古澤徹、井上喜久子、置鮎龍太郎、喜多村英梨、國立幸、辻谷耕史、岩田光央、廣田行生、大久保藍子、神谷浩史、大塚周夫、遊佐浩二

Anna さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

妖怪も人間も守るっ!!

さすが、安定感のある作品・・・!
長期を見越した作品だけあって、なかなか展開は見込めませんが、少年アニメの王道をがっちりつかんでいます。

妖怪である自分を受け入れることができずに、己の力に目をつむり逃げていたリクオ…。あたりまえであった平穏な生活や大切な仲間を守り抜くため、少しずつリクオは成長しどんな自分も受け入れる覚悟をします!

全体的にキャラクターもかなり魅力的ですし、声優陣も豪華!少年向けなのはもちろんですが、しっかり大人も盛り上がれる作品に仕上がっています!

今後の展開を楽しみにしています!!

投稿 : 2024/04/20
♥ : 2

にゃろろ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

妖怪と人間のクォーター(^^)/

妖怪モノでしかもイケメンとは、自分の大好物でした!

リクオがカッコいいというよりは、覚醒したリクオがカッコいいです!
姿も性格も別人過ぎるので(笑)
覚醒したリクオは申し分無くカッコいいです。
強くて優しくて余裕があって、ギラッとした目が素敵でした(*´ω`*)

他の仲間の妖怪たちも良い人ばかりですよ!
つららは可愛いし、黒田坊はかっこいいし(〃ω〃)

けどストーリーは後半ちょっとテンポ悪いかなという感じでした。
それと戦闘に物足りなさを感じます( ´△`)
結構あっけないし、もっと刃を交えて欲しかったです。

妖怪モノ、イケメンが好きであれば見て損はないかと(*^^*)

投稿 : 2024/04/20
♥ : 13

kooodain さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

どことなく懐かしさを感じるアニメ

少々伝承やらと異なるのはご愛嬌です。
この作品の特徴は妖怪の総大将を題材にしている所です。
百鬼夜行の主ぬらりひょん。
この第一期(2クール分)では妖怪とは何か、総大将とはどういう物かを題材としています。
一応主人公最強系かもしれません。

作風はどことなく小学生向けアニメの様な雰囲気があります。
犬夜叉や結界師の様な雰囲気です。
ですがやはり侮ってはいけません。
気持ちの移り変わり等の心理描写も一級品です。
複雑さはありませんがよく描かれていると感じました。

またバトル物としても面白くあります。
妖怪の特性を活かした戦闘方法と主人公の強さで戦闘シーンを盛り上げます。
戦闘自体の演出は深夜アニメには届きませんがシチュエーションでカバーされています。

そしてBGM演出もとても良かったです。
主人公たち妖怪の世界は和風ですのでそれに合う和の楽器を利用しています。
全体的に和を意識した楽曲群はとても良く雰囲気を演出していました。

あと一応恋愛模様?のような物もあります。
この描写が非常に薄い所が小学生向けと感じる理由かもしれません。

何はともあれ話数が多いですがそれに見合うだけの面白さがあります。
懐かしさと面白さを感じられる良い作品になってます。

▼物語の評価
妖怪側の世界と人間側の世界をわかりやすく描けている。
また心の移り変わり等の心理描写も単純ではあるが良く表現されていた。
どことなく小学生向けの様な懐かしさも感じるアニメだった。
▼作画の評価
深夜アニメの様な無駄に可愛い感じではない。
シンプルなタッチでちょっとだけ古い感じの絵。
たまに差し込まれる水墨画の様な絵が素晴らしい。
戦闘シーンはもう少し演出を強化してほしかった。
▼声優の評価
違和感全くなし。
コードギアス以上に表裏ある福山潤の演技が楽しめます。
また周りの妖怪たちの演技もとても良かったです。
▼音楽の評価
作品にあった和のBGM群がとても雰囲気を出していた。
OPEDはあまり合っていないように感じた。
▼キャラの評価
妖怪たちを特に魅力的に表現していた。
人間のキャラは良くある感じ。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 1

69.1 3 任侠アニメランキング3位
TEXHNOLYZE テクノライズ(TVアニメ動画)

2003年春アニメ
★★★★☆ 3.8 (227)
1400人が棚に入れました
舞台は、絶望と暴力に支配され荒廃した都市・流9洲(ルクス)。老朽化したこの街は現在、外界からのネットワークから外されて孤立しており、街から他の都市へ行くことは困難だが、逆に行き場を失くした者達が流れ着く、吹き溜まりの場所と化していた。

ある日、この地に一人の男が外界から降りてきた。男の名は吉井。ある野望を遂行すべく降り立ったこの男を迎えるのは、生きる為に賭けボクシングで生計を立てる少年・櫟士、近い未来を見ることの出来る少女・蘭、街の声を聞くことの出来るオルガノの長・大西京呉、そして未来の義肢である「テクノライズ」の技術に魅せられクラースから降りてきた科学者・ドク。この男の来訪により、やがて流9洲は街全体を巻き込んだ事件へと発展していく。
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

中盤まで恐ろしく退屈で、終盤は胸糞悪くなる・・・全くもってお勧めできない作品!

本作が好きな人は余程のマゾなのか?(失礼!)

私は根性で完走しましたが、かなりの苦行でした。
そして見終わって、「途中で投げださないで頑張って良かった。」という報われ感が全然ないところが・・・また何とも。

変わったアニメが見たい人にはお勧めできる作品なのかも?(これ以上の感想は出てきません・・・)


◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回


=========== TEXHNOLYZE テクノライズ (2003年4-9月) ============

{netabare}ROGUE 01 STRANGER (部外者) ☆ ※初見では何が何やらサッパリ分からない・・・
ROGUE 02 FORFEITURE (喪失) ☆ ※同上
ROGUE 03 TEXHNOPHILE (ハイテクマニア) ★ ※「テクノライズ(義体化する)」という特殊技術
ROGUE 04 SYNAPSE (神経細胞の連接部) ☆ テクノライズ技術の解説回
ROGUE 05 LOITER (彷徨い歩き) ☆
ROGUE 06 REPETITION (反復、模写) ★
ROGUE 07 PLOT (策謀) ☆
ROGUE 08 CRUCIBLE (坩堝、激しい試練) ★ 市街での抗争勃発
ROGUE 09 WIGGLE (体の揺れ) ☆ 
ROGUE 10 CONCLUSION (結論) ★ 吉井の死 ※初めて少し面白いと思い始める
ROGUE 11 VAGRANT (ルンペン) ☆
ROGUE 12 PRECOGNITION (認識) ☆
ROGUE 13 VISTA (展望) ★ もの見(ラン)の予言
ROGUE 14 REJECTION (拒絶) ☆
ROGUE 15 SHAPES (形状) ☆
ROGUE 16 STRAIN (圧力、旋律) ★ シェイプスの侵攻  
ROGUE 17 DEPENDENCE (依存) × シェイプスの秘密 ※単に悪趣味の話だったとは
ROGUE 18 THRONE (玉座) × 三長老惨殺 ※悪趣味さを見せ付ける作品?
ROGUE 19 HEAVENWARD (天国の方へ) ☆ 地上の世界 ※だからどうしたの?という感じ
ROGUE 20 HADES (ハデス(冥府の王)) ☆ 
ROGUE 21 ENCEPHALOPATHY (脳疾患) × ※もうどうでもいい話になってしまっている
ROGUE 22 MYTH (神話) × ※同上 ※ED 「WALKING THROUGH THE EMPTY AGE」{/netabare}
--------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)0、★(良回)6、☆(並回)12、×(疑問回)4 ※個人評価 × 3.1


OP 「GUARDIAN ANGEL (XAVIER'S EDIT)」
ED 「月の詩」

投稿 : 2024/04/20
♥ : 17

ソーカー さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

未来は残酷で美しい、戦慄のSFカルトアニメ

舞台は、絶望と暴力に支配され荒廃した都市「ルクス」。
ヤクザ組織「オルガノ」、オルガノに対立する労働者連合「救民連合」、ギャング集団「ラカン」
様々な組織が入り乱れる混沌とした世界で、巻き起こる抗争を描いたSFカルトアニメ
もちろんただの抗争を描いているわけではなく、何者かの陰謀や謎が付きまといます

このアニメは終始退廃的かつ陰鬱で非常に難解なので、決しておすすめはできないですw

中盤までは「ヤクザの抗争を描いたVシネマ」みたいな内容ですので、
凄まじくバイオレンスな描写も多いです
そして痛快さ・爽快さの欠片もないので、単純に娯楽性を見いだすのは厳しいです。
特に意味不明な1話で90%ぐらいの人がリタイアするんじゃないかな?w
まぁそんな感じなので・・・それでも見てみたい人は挑戦してみてください

どこが難解なのか?というと情報の提示の仕方が、視聴者にあまりにも不親切すぎるところですね。
普通にぼんやり見てたら、間違いなく理解不能な状態に陥るでしょう。
なので、多少ネタバレ覚悟でwikiもしくは公式サイトで調べてから見るか、調べつつ見ることをおすすめします

とりあえず基本設定である「テクノライズ」についてだけ説明すると・・・・
テクノライズとは損失した人体の一部を補う、未来の義肢のことです
そのテクノライズの人間にもたらす影響が、この作品の大きなテーマになってきます。
後半になるにつれ、事態が大きくなってくるので徐々に分かってくるでしょう。
人間が「テクノライズすることによる功罪とその意味」を直接的に描いています

他にも重要な設定は多々あるのですが・・・興味があれば自分で調べてくださいw
設定や世界観がぼんやり分かってきたら、中盤から目まぐるしく事態が動くので面白さが増してくる
ただ終盤はもう想像を絶するカオスです。プラス超絶鬱展開・・・

『serial experiments lain』(脚本家が同じ)と双璧をなす難解作品ですが
個人的にはストーリー性・世界観・設定全てにおいてテクノライズの方が断然面白かったです
SF設定も、殺伐とした世界観・独特の演出も素晴らしい
今まで色々アニメを見てきましたが、色んな意味で一番衝撃的な作品です。

こんなハードなアニメには、もはやお目にかかれないででしょうね。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 20

カカオ副担任 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

慈悲を全く感じい取れない苦味100%のブラックコーヒー

鬱の極致に君臨する後味が悪すぎる良作でした

OPが個人的に大好きだったため視聴をすることに
鬱が好きな私にとって、とても好きな作品でした。
これをHUNTER×HUNTERやワンパンマンを発表したMAD HOUSEが作ってたなんて意外です。視聴者受けなんてあまりなさそうな作品でしたので。

舞台は近未来の世界です。
賭けボクシングで日々生き凌いでいる櫟士(いちせ)がとあることで手足それぞれ一本ずつ切断されてしまいます。それでも生き耐える櫟士が美人医師のドクとであってから物語が少しずつ動き出し、加速していきます。

一話目から鬱の香りが匂ってきます。ここまで暗いのはlainくらいかな。
暴力やエロも気持ち悪さも容赦なく個人的に面白かったです。今発表したら規制されるのは間違いないですね。よくアニメ化できたものです。

本作の世界観を理解するためには、なかなかの時間を使うと思います。
私は下のサイトを見ながら設定を確認し、視聴しながら物語を理解していきました。ぜひ参考にしてみてください。
1話~10話の解説→http://texhnolyzed.blog.fc2.com/archives.html
作品用語集→https://www.fujitv.co.jp/b_hp/texhno/word.html

ここまで暗く重苦し雰囲気は今では中々類を見ない貴重な作品です。
後味が悪いので見終わったらすぐに心を癒すことを強くオススメします。
鬱作品は気分が良くならないのについつい見てしまうのはとても魅力的です。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 5

66.3 4 任侠アニメランキング4位
極主夫道(Webアニメ)

2021年4月8日
★★★★☆ 3.3 (115)
471人が棚に入れました
“不死身の龍"と恐れられ、いくつもの組を潰した伝説も持つ、龍。しかし極道から足を洗い、結婚。専業主夫の道を極めるため、毎日の家事を一生懸命こなしている。掃除、洗濯、買い物に料理。町内会の付き合いも欠かさない。朝から晩まで会社で忙しく働いている妻・美久のサポートも龍の役割だ。町内会婦人部の面々や、スーパーでパートとして働くヤクザの姉御など、個性的すぎるキャラクターたちが登場し、龍のクスっと笑える日常を描くギャグコメディ。

声優・キャラクター
津田健次郎、伊藤静、興津和幸

ミュラー さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6

これほど残念なことは記憶に無いかも

酷評となっていますので、ご了承ください。


原作も人気、玉木宏さん主演で実写ドラマ化され、こちらも好評だった。
原作を改変するのは全然かまわないと思う。だってエンタメなんだから。
この人気コンテンツをアニメ化するということで、大変期待していた。
Netflix限定だったが、地上波でも見られると言うことで早速見てみましたが・・。

見始めて数秒でもう絶望。
何なんですかこれは。これがアニメと言えるんでしょうか。
単なる紙芝居だし、原作漫画見ていた方がマシ。
というか、こんなの割り切って漫画をそのまま映せばいいじゃん!
アニメだからこそ、動きを期待しているのに・・。漫画なら頭で動きを想像するからいいけれど、アニメで動かないのはハッキリ言ってイライラしかない。

もっと嫌だったのは、後半1/3ほどを占める実写の「極工夫道」。
「焼くならマグカップも」のアニメで後半が実写声優パートになっているのを耐えきれずに、途中断念した。アニメそのものは良かったとおもうけど。
いったい誰のための実写パート?津田さんファン向け?

声優が表に出てくるのが多くなった気がしますが、アニメ作品とは別でやって欲しい。こんなアニメが増えるようなことが無いよう、切にお願いしたいところ。

断念アニメのレビューはあまり書かないのだが、危機感を感じてしまったので、あえて書きました。

コンテンツとしての「極主夫道」は素晴らしいと思いますので、このアニメで評価が下がることの無いようにしてほしい。
声優を含めて、裏方が前に出てくるようなアニメ作品は、やめてほしい。
それらを願ってレビューを終わります。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 7

アニメ好き さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

アニメになってない。原作者かわいそう

原作漫画が面白いので、ひなまつりのような神作品になるかと期待したら。
Netflixのクソアニメでした。Netflixが出したアニメはすべて糞というジンクスを今回も守っているようです。
何がクソかと言うとアニメになっていない。動く漫画みたいな、静止画をスライドさせて動いてるふうに見せて、口や一部手の動きなどを動かしてアニメっぽくしているだけの静止画漫画です
こういう演出なんでしょ、という言い訳を使った制作費を使う気もない手抜き漫画。
開始10分で見る気が失せました。
これを見るくらいなら原作マンが読む。
作者は一体何を考えているのでしょうか?原作漫画が面白くて、アニメ化をちゃんとすれば話題にもなるのに、なぜこんな質の低いNetflixオリジナルアニメなんかに許可を出したのか。意味不明です
名作を潰されてがっかりしました。
褒めるところはオープニングの曲です。この曲は頭に残ってよかった。エンディングはそこまで行く前に苦痛で切ったので見てません
あとは津田という有名な声優が声をやってるので、ボイスドラマパラパラ漫画として見る層がいるみたい
クロマティ高校はこんなようなアニメだったけど面白かったな。あれはもとの漫画からして絵に動きのない作品だったので、ちゃんとした漫画を手抜きアニメにされるとこうも腹が立つものになるのかと思った

投稿 : 2024/04/20
♥ : 1

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

最強主夫は、元極道!?

この作品の原作は未読です。
NETFLIXのオリジナルとして配信されていた作品です。


"不死身の龍"と恐れられるも、極道の世界からこつ然と姿を消した伝説の男がカタギの世界に現れた。
家族を守り、忠誠と仁義を尽くす専業主夫の道を極めるために。


NETFLIXの作品紹介の一部を引用させて頂きました。
因みに、この作品はテレビドラマが先行して2020年の10月~12月に「日曜ドラマ」枠として放送されていたようです。
こちらのテレビドラマは未視聴ですけれど…

お互い全く関連性の無い「極道」と「主夫」という組み合わせ…
この相反するギャップがこの作品の魅力であることは、おそらく視聴しなくても分かると思います。
私もその点は想定範囲内でした。

ですが、主夫が極道の気概を持ったまま主夫道を貫き通す様は、例え想定範囲内であったとしても見ていて面白いと思いました。

龍は、小さい子供が見ただけで泣き出すよな「極道そのもの」の風貌をしているにも関わらず、何故かそういうシーンは殆ど皆無なんですよね。
そう、見た目の恐さをお菓子の味覚や可愛らしさで帳消しにしてしまうほど、龍は女子力のスキルが半端無いんです。
この女子力の高さには正直脱帽でした。

近所の奥さんたちとも馴染んでいましたし…
何より、龍より奥さんの美久(CV:伊藤静さん)の方がよっぽど怖かったような気がしました。

しかし、最近「主夫」という単語が広く認知されていますよね。
本当に耳が痛いと言うか、肩身が狭いというか…

厚労省の纏めた平成30年の「厚生労働白書」等によると、専業主婦の世帯は約33%なんだそうです。
1980年頃は約65%であり、1995年頃を境に割合が反転している結果になったんだとか…
つまり、約7割の家庭は共働きなんですよね。
もう、仕事だけやっていれば良い時代は終わってしまったのかもしれません。
因みに、2015年の国勢調査によると、専業主夫世帯の割合は全体の5%も占めていて、近年増え続けているんだとか…
龍さん、時代の最先端を驀進しているんですね。

オープニングテーマは、「シュフノミチ」
エンディングテーマは、「極・夫婦街道」
どちらも、打首獄門同好会さんが歌っています。

1クール全5話ですが、1話にショート作品が6話入っていたので合計30話の物語でした。
NETFLIXの作品なので、もしかすると続編があるかもしれないと期待しています。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 10

55.9 5 任侠アニメランキング5位
蒼天の拳(TVアニメ動画)

2006年秋アニメ
★★★★☆ 3.2 (49)
276人が棚に入れました
30年代の上海。黒社会が支配するこの都市で“閻王”と呼ばれる男・霞拳志郎。彼こそ最強の暗殺拳・北斗神拳の伝承者だった。

だわさ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

北斗の文句は俺に言ええええええええええひでぶ

ケーン!
ユリアーーーー!

・・・ではなくて、別人w
全26話。

北斗の拳の何十年か前の話ですね。
でも主人公の名はやっぱりケンシロウですv

この作品は、起承転結の承あたりで先が読めてしまう物語だと思います。もしくは、それ以下の展開が待っていてがっかりします。

無駄な伏線、死んだようで死なない主要キャラ、強さアピールの時間がものすごく長いのにすぐ死ぬ敵、北斗の拳と展開が似ているので先が読めてしまって違う結果を期待しつつも結局同じ展開、いろいろ次から次へとあまり考えたらいけないことがありますが、そのへん気にせずに


「うおー!北斗つええええ」
ってしたい人は問題なく視聴出来ますが、
それ以外の人は正直微妙だと思います。

今度のケンシロウは常にたばこ吸いまくってる
やんちゃなケンシロウなので、
そんな強くてかっこいい北斗神拳を見てみたくなったらどうぞ^^

投稿 : 2024/04/20
♥ : 6

ココ吉 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

北斗の文句は俺に言え!んじぁ、作画の文句は?

原作漫画ファンなので恐る恐るアニメの方に手を伸ばしてみましたが、作画が酷い。

まず、第一話を観て思った事は

『コレ…、本当に2006年製作なのか!?
80年代に放送された「北斗の拳」の方が幾分マシだぞw』

と、思えるぐらいに酷いレベルでした。

主人公の霞 拳志郎の顔が全然違うし(;つД`)
漫画の拳志郎の方が100倍カッコいいです!

ほんと、原哲夫先生によく怒られなかったなぁ…

序盤のストーリーの組み立てはほぼ原作通りなのは好印象なのですが、
演出面が陳腐と言うか質素と言うか…、分かりやすく言えば全然ドキドキしないのです。

この作品の一番の見せ場であるバトル面でも同じ事が言えて、気持ちが全く盛り上がらなかったなぁ…。
コレは明らかに作画と演出面に問題があるのは明白ですね(*_*)

製作会社を変更して綺麗にリメイクしたらヒットすると思う作品なだけに残念です。


ただ、ED曲の「心のリズム飛び散るバタフライ」は良かった(*^^*)♪

投稿 : 2024/04/20
♥ : 13

テングタケ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5

絵がきったねえ

作画が悪いというよりは、絵がヘッタクソという表現がピッタリ。ケンシロウとか場面ごとに全然顔が違う。それを作画が悪いというのかな?
そもそも蒼天の拳って、原作からして面白くない。個々のキャラクターは魅力的。だが、敵が秘孔変位を使うと変位しない秘孔を突き、敵がスピードを売りにすると速さでその上をいく。そんなバトルつまらんよ。ケンシロウが強すぎて、偽レイとの戦いも偽ラオウとの戦いもグダグダで全然面白くない。ヤサカの登場も、今までにないキャラで期待させておいて全く盛り上がらずじまい。アニメは大炎の退場までだが、そういえばちょっと面白いキャラだったデカブツの出番が丸々カットされている。
というわけで、一世を風靡した名作「北斗の拳」の安直な劣化版でしかない原作のアニメ化が面白いわけがない。紅華会の連中の馬鹿っぷりも動画にすると目も当てられないバカバカしさだし、イベントが起こったときの「ブチュッ」という秘孔を突いたSEが多用されるのもチープ過ぎる(さすがに中盤からは無くなったが)。アニメらしい派手な演出も無く、ほめるのが難しい。あと本作とか、寺沢武一とか徳弘正也の描く、アメリカンなまん丸ボインは全くソソらないんですが。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 0

62.2 6 任侠アニメランキング6位
WIND BREAKER[ウィンドブレイカー](TVアニメ動画)

2024年春アニメ
★★★★☆ 3.2 (16)
97人が棚に入れました
人を傷つける者、物を壊す者、悪意を持ち込む者何人も例外なくボウフウリンが粛清する――!偏差値は最底辺、ケンカは最強。超不良校として名高い、風鈴(ふうりん)高校。その「てっぺん」を獲るため、街の“外”からやってきた高校1年生・桜遥。しかし、現在の風鈴高校は“防風鈴”(ボウフウリン)と名付けられ街を守る集団となっていて━━!?不良高校生・桜の英雄伝説、ここに開幕!


声優・キャラクター
桜遥:内田雄馬
楡井秋彦:千葉翔也
杉下京太郎:内山昂輝
蘇枋隼飛:島﨑信長
梅宮一:中村悠一
柊登馬:鈴木崚汰
柘浦大河:河西健吾
桐生三輝:豊永利行
橘ことは:長谷川育美

大重 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

不良ものはアニメではいちいち見ないのですが… クオリティ高いですね。見たくなりました

不良ものといえば漫画では一大ジャンルで、定期的に人気作が出現しますね。

漫画では普通に読むのですが、ジャンル的にはそんなに好きではないです。
まあ大人しいオタクってのは、不良漫画で言えばカツアゲされる側ですからね。

不良ものを好む層と好まない層が居て、好む層の間でヒットしているのだろう、と思っています。

なので、漫画でサラッと読めるなら目を通しますが、見るのに約30分かかるアニメでまでわざわざ見たくは無いかなぁと…。
アニメではあまり見た覚えが無いです。

しかし本作は作画レベルが高い。さすがCloverWorks。絵がめっちゃ綺麗ですね。
これだけでぐっと心惹かれました。

主人公もなかなか良かったですね。特異な見た目のせいで周りから差別されて不良化。あると思います。
そんな主人公が受け入れてくれる仲間を得ていく話… というのは、なかなか心を掴まれました。

まあ、まだ本当に見るかは考えますが、非常にクオリティは高く、見たいと思えました。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 1

たナか さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

HOOLIGAN'S HOLIDAY

意外と無かった正統派ヤンキー×イケメンアニメ。
クラシックタイプだが今風にアップデートされた最新型。

奇妙な風貌ゆえ孤独なサクラは、不良たちが一般住民に慕われている奇妙な風景に遭遇する。彼らは風鈴高校の生徒たち。住民を脅威から守る盾、防風鈴(ウインドブレーカー)だった。

昔の任侠映画の愚連隊っぽい設定。ツッコんだら負け的なやつ。タイトルはダジャレか。防風林って田舎者しか知らないのでは。若い子向けに英語タイトルで生々しさを消臭したのは英断。ヒロイン枠がいないのでやはり女性がターゲットかな。学ランのデザインもコスプレ映えと同時に、こんなのありえないファンタジーだから真に受けんなよってのを提示してて良き。でも完全反社な半グレとかよりまだ暴走族やチーマーの方がヤンチャで済んでたような。

01
サクラの孤独な心境を表現した冒頭はアニオリ。あとはまんま。

舞台設定に微塵もリアリティのないキレイキレイなイケメンアニメで見やすい。忌み嫌われてきたサクラの孤独の演出も非常にわかりやすく、コテコテだが省略せず丁寧に描くことでキャラクターの造形にもしっかりと納得感があり、昨今では稀に見るレベルでコテコテなマンガの主人公感を醸し出している。題材のせいもあってか誰にわかってもらえない可哀想なボクに酔ってる悲劇の主人公感もなくていい。奇抜な見た目も画面映えと同時に設定の補強、さらにコスプレのしやすさも兼ねてるグレイトなデザイン。ヤンキー作品の主人公にオッドアイという衝撃。おっさん世代にはこんなのとても真似できない。

アクションはなかなか気合い入ってる。肉弾戦のリアリティではぶっちぎりのほうが見応えはあったが、こっちはスタイリッシュアクションの爽快感がある。マンガチックな身体能力だがギリギリ人間の喧嘩の範疇で、見ててきちんとサクラツエーってなる。ただいつもの悪い癖で無駄に背景グルグル回しすぎ。

街を守る愚連隊ってな最初からファンタジーヤンキーという宣言があるので、昔のヤンキーものと違ってリアリティを出すための胸糞描写も犯罪描写も完全に不要だろうから安心して観れると思う。

あとは◯◯クンカッコイイ!推し!って言わせたら勝ちなんでしょう。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 1
ネタバレ

なっぱ‪‪𖧷‪‪𓈒𓂂 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

1・2話目の感想。作画すッッッごい!ハイクオリティ且つとても好み

原作未読。予備知識なしの初鑑賞。

母が面白かったと楽しそうに話していたので再生。

✎︎_______第1・2話の感想_______

ただのヤンキー作品とは思えない
疾走感、爽快感のある作画クオリティに
1話目から釘付けになりました。

1番好きなヤンキー作品がスラムダンクの私は、
(いやいやあれはスポ根だろw)
世間で大人気の東リべが肌に合わず
それ以降やれやれまたヤンキー作品か‥と
異世界や悪役令嬢作品と似た扱いをし始めていたので
正直こちらも期待していなかったのですが謝ります。

街を守る正統派不良ヒーロー!!

こちら側にヤンキーが立つ物語、
ありそうでなかった新しい視点にワクワクします。
(もし既にあったなら私が出会わなかっただけか‥)

作画、キャラデザ、声優は現時点で満足していて
今後のストーリー展開も期待できそうな予感です!

わざわざ書く必要はないかもしれませんが
唯一少し気になった部分に触れるならば
桜がこの街へ来る前の回想シーンですかね。
{netabare}
見た目が派手な不良が堂々と一般生徒達に悪口言われて
ハブられてるような様子は理解し難いというか‥

桜の性格が、
少なくとも街へ来た時点では既に
声も出るしハキハキ言うタイプだから
尚更その過去に違和感がありました。{/netabare}

とは言ったものの、
他の部分の出来がいい作品なので
そんな違和感すらも"その程度"で済ませられます。

防風鈴の中で桜が今後どんなポジションとなるのか
3話以降も楽しみに鑑賞続けようと思います。
✎︎______________________

作画がずば抜けて好きだったので
現段階で☆は作画だけ評価しています、他は後ほど。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 2

67.1 7 任侠アニメランキング7位
てなもんやボイジャーズ(OVA)

1999年6月25日
★★★★☆ 3.9 (18)
52人が棚に入れました
宇宙の果ての高校に就職することになった花菱アヤコだったが、着任早々、経営難で学校は閉鎖。路頭に迷ったアヤコは、スポーツ奨学生・七宮若菜と二人で地球へ戻ることを決意する。そこへひょんなことから元ヤクザ組織の幹部のパライラも仲間入り。三人での旅が始まるが、果たしてアヤコたちは無事地球に帰ることができるのだろうか? 『ネギま!?』『ひだまりスケッチ』『さよなら絶望先生』など、斬新な映像演出で知られる新房昭之監督が1999年に手掛けたOVA作品。

セメント さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

うーしししし

大橋巨泉


スペースオペラものに任侠ものやら学園ものやら色々混ぜてめちゃくちゃ煩雑に思えます。
でも世界観の勝利みたいなとこはあって、雰囲気に蹴飛ばされる勢いでさらっと見れちゃいますね。
次から次へと絶叫アトラクションが出てきて乗ることを強要される、みたいなノリですねw
して肝心の物語は、女四人の珍道中です、稀に増えたり減ったりもしますが。

監督は新房さん、作監は石浜さんです、制作はスタジオぴえろ。
アニメーションとしてははっちゃけてるんですが、作品としてはかなり隠れてしまった作品で、知る人ぞ知るアニメなんですよね。
原画には佐々木政勝さん(この頃は佐々木正勝名義)が入りメカアクションで咲かせてます。
レイアウトがどのカットもばっちし決まっていて、そういうのが見たい層からしたら本作はとてもお勧めです。

声優は高橋美紀さん、川上とも子さん、三田ゆう子さん、大谷育江さん等。
パライラって邪王会にいながら広島弁ではなく博多弁を話していませんでしたか?どちらにしても三田さんは出身ではないので似非になるのですが。
そんなパライラを追う女刑事は広島弁でしたけど、演じる土井さんは広島出身ではありませんね。
あと江原正士さんが一人四役やっててその演技力が見所でもあります。

オープニングテーマは誰もが知ってるあの楽曲、「ゲバゲバ90分のテーマ」ですね。
曲名を聞いてもピンと来ない方も多いと思いますが、キリンののどごし<生>のCMの曲といえばすぐ分かるんじゃないでしょうか。
まさかこんなところで使われていたとは・・・
というか他にも「仁義なき戦い」のBGMだったり「赤い靴」だったりが劇中でよく流れるんですが、ちゃんと許可取ってるのか怪しいですw

若菜がTHE褐色っ娘って感じで結構可愛いですね。
なんだかんだパライラのことを心配しちゃうのがまたなんとも。


4人の女の子達が旅するアニメですね。
いつの時代でもあるんですねー、こういうの。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 3

Aurum さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

Early_新房昭之

作り手の熱意(と、リソース投入)が凄いと感じました。
20世紀の作品ですので、今現在で面白いかというと、...。
ですが、タイトルの視点で観ると趣き深いと思います。

作品情報⇒<a href="https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%A6%E3%81%AA%E3%82%82%E3%82%93%E3%82%84%E3%83%9C%E3%82%A4%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%82%BA" target="_blank">Wikipedia</a>

新房昭之評@2005⇒<a href="http://www.style.fm/log/05_column/animesama06.html" target="_blank">旧旧.WEBアニメスタイル</a>

投稿 : 2024/04/20
♥ : 1

tinzei さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

よく聞くop

女三人組の地球へのハチャメチャな旅を描いた作品。
すごく面白いのに知名度がなさ過ぎて、周りで知ってる人皆無だった。
正直内容はほとんどギャグ、けれどちゃんと地球への旅路を描いている、三人組もそれぞれ天然、トラブルメーカー、ツッコミでバランスとれてるし、それを追う敵?もちゃんといる、ハチャメチャだけど筋道はちゃんと立てているからしっかり楽しめるアニメ。
ただovaだから4話しかないのが残念、普通に1クールでやってもよかったんじゃないかな。




個人的には乳首見して欲しかった・・・

投稿 : 2024/04/20
♥ : 0
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