おすすめ倍賞千恵子人気アニメランキング 9

あにこれの全ユーザーが人気アニメの倍賞千恵子成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2019年08月21日の時点で一番の倍賞千恵子アニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

76.9 1 天気の子(アニメ映画)

2019年7月19日
★★★★★ 4.1 (172)
602人が棚に入れました
「あの光の中に、行ってみたかった」高1の夏。離島から家出し、東京にやってきた帆高。しかし生活はすぐに困窮し、孤独な日々の果てにようやく見つけた仕事は、怪しげなオカルト雑誌のライター業だった。彼のこれからを示唆するかのように、連日降り続ける雨。そんな中、雑踏ひしめく都会の片隅で、帆高は一人の少女に出会う。ある事情を抱え、弟とふたりで明るくたくましく暮らす少女・陽菜。彼女には、不思議な能力があった。「ねぇ、今から晴れるよ」少しずつ雨が止み、美しく光り出す街並み。それは祈るだけで、空を晴れに出来る力だった――

声優・キャラクター
醍醐虎汰朗、森七菜、本田翼、吉柳咲良、平泉成、梶裕貴、倍賞千恵子、小栗旬
ネタバレ

でこぽん

★★★★★ 4.7

人の命は何事にも代えられない尊いものであると言い切った映画

この映画を一言で言い表すのは、とても難しいです。
しいていうならば、人の命は何事にも代えられない尊いものであると言いきった映画だと感じました。
ここまで言い切る新海監督は凄いです。尊敬しました。

物語は、
あるきっかけで、雨天を晴れに変える能力を身につけた少女、陽菜(ひな)。
離島から飛び出し、都会へとやって来た少年、帆高(ほだか)。
この二人が、都会で雨の日に出会います。
そして、帆高と陽菜は、雨天を晴天に変えるための仕事を始めます。

世の中には晴天を望む人が沢山いることを、二人は知ります。
そして、晴天を望む理由も、人それぞれで違うことを知ります。
その理由は、それぞれの依頼人にとって、とても大切なことなのです。
だから、空が晴れ渡ると、依頼人の顔が皆、笑顔になる。
二人は、依頼人の笑顔を見るのが好きでした。

仕事は一見、順調に進みますが、無理をして天気を変えると、それなりの『みかえり』があります。
そのみかえりとは・・・


作画はこの上なく美しい。
但し雨のシーンが多いので、美しさを感じる場面が少ないですが、だからこそ、晴れたときの青空は格別に綺麗に見えます。
音楽も大変すばらしい。
そして、帆高が陽菜をとても大切にしているのがわかるので、思わず応援したくなります。

ぜひ、映画館で鑑賞してください。良い思い出となります。

{netabare}
ところで、
陽菜(ひな)は、子供なのに、弟と二人で暮らしています。
都会で、子供だけで生きるのは、とてもつらいことです。
帆高も、都会で暮らし始めて、子供が一人で生きることの厳しさを知りました。

皆さんは、毎日三食を食べていると思います。
でも、子供が都会で一人で生活をすると、仕事にありつけず、食事もまともに食べられません。

おそらく、皆さんの中には、将来都会で暮らすことを計画されている人がいると思います。
都会は、お金を持っている人であれば、快適な生活が送れます。
但し、都会でお金を稼ぐためには、とても厳しい現実があることも、覚えておいてください。
そして、安易にお金を稼げる悪の道に入ることが無いように、切に願います。
{/netabare}

投稿 : 2019/08/17
♥ : 37
ネタバレ

101匹足利尊氏

★★★★★ 4.1

もう少し器用な賛否の割り方があるのでは?と思ってしまいました……。

主人公に共感できない人もいるかもしれない……。
もっと叱られる作品を目指す……。

事前にこうした新海監督の決意表明も拝見していた私にとっては、
賛否が分かれる内容も評判も想定内。

むしろ、国民的な大ヒットとなった『君の名は。』の次という
王道大衆娯楽作への期待と、
前作から制作スタッフが倍増し、工程がさらに大規模化し、
監督の個性を出し辛い体制が続く中、
よく怯まずに作家性を発揮して下さった。

ウリとなった天候の描写も、
人々の都合など知らずに天の気分でゲリラ豪雨を浴びせる、
監督らしい狂気も戻って来たように感じ、何だか嬉しくなりました。

ですが、それでも鑑賞していて、私は、
にしたって、もう少し一般大衆との折り合いも考えても良いんじゃないか?
などモヤモヤした感情が沸いてきてしまいました。


以下、ストーリーの重大なネタバレを含む辛口コメント
{netabare}
結局、主人公少年は東京や文明社会の安定より、少女を選択した本作。

そもそも新海作品においては大抵、
人間社会とは残酷で、大人たちは頑固で分からず屋で、
こんな人間たちや世界なんて知らない!と登場人物たちが青臭く思ったとしても許される。
こうしたムードが一つの形……と言うより前提であることが多い印象ですが、

今回の人間社会。すなわち東京は、
少女か皆かの天秤にかけるにはリアルで生々しかった印象。
SoftBankに、日清食品に、マクドナルドに、ヤフー知恵袋
とスポンサーの物量が凄まじく、
目に付く物の多くが実名で他人事とは思えませんでした。

だからこそ、東京に対する大した弁護もなく、ほぼ少年少女だけの秘密の内に、
東京を劇的に変えてしまう決断が成された点には、
審理不足の裁判を見せ付けられたような不条理さも感じてしまいました。

加えて、東京があんな風になってしまったら、
例え直接、被災して死ななくても、経済的損失等で、
きっと万単位の死者や自殺者が出てしまうと思うんですよ。
その辺りの描写が飛ばされたのもアンフェアだと感じました。

こうした不公正な刺々しさも新海作品らしいと言えばらしいのですが、
本作における圧倒的な東京の存在感故なのか、
私の嗜好が擦れたオッサン化してきているからなのか……。
今回はスルーしきれませんでした。

それでも、天への感謝も、天と交信する伝統も忘れ、世界の仕組みを知ろうともせず、
ちょっとした気候変動を“異常気象”と大騒ぎするのは
人間たちの身勝手と言えば身勝手と言うことなのでしょうが、
それにしたって世界の理を二人だけの秘密にされちゃ分らないでしょう。
与えられた常識に従って職務を遂行する警官たちが、
分ってない大人の代表格にされているようで少し可哀想に思えました。

一応、主人公少年は晴れ女ビジネス……晴れを願う東京都民への利他などを通じて、
捨てたもんじゃない人間社会の一端も知りはしますが、
家出少年らに審判を委ねたら、そりゃ人間社会の安定より大切なあの娘を取るでしょう。


少女か人間社会か世界か……これほど大きな決断を、
一人の主人公少年に背負わせ自己完結の内に結論を迫る。
このプロット構造にも、そろそろ限界を感じます。

これだと、主人公の拒絶が、作品の否定に直結しかねません。

私は代案として、少女に与する少年主人公に敵対する、
人間社会や“天気の巫女”の伝統を背負った側に
ラスボス役、ライバル役のキャラクターを確立し、
アンチの心情を代弁させ溜飲を下げさせる。
こんなパターンもあっても良いのかなとも思いました。

これなら、例え主人公に反感を覚えたとしても、
対立軸は作品の可否ではなく、主人公派かライバル派かに帰結し、
作品への支持は保たれると思われます。

いやいや、青臭い少年の心に諸々のジレンマを混在させてこそ新海作品。
心の葛藤を他のキャラクターとして外部化させるなど、
それこそ、大衆迎合による新海監督らしさの喪失だろうとお叱りも受けるかもしれませんが、
私は制作が大規模化しても個性を失わなかった新海監督には、
人物相関のパターンを変えても尖った表現ができる引き出しはあると思っています。{/netabare}


プロモーションについて……

スポンサーの物量に比例してコラボCMも盛りだくさんな本作。
これも、作品だけでなく、宣伝も評価も自分が完璧にコントロールしたい!
と言う新海監督の強烈な意志の賜物なのでしょうが、
今回、私は流石にしつこいと感じてしまいました。
私も危うく、みんなが観るゴリ押し作品は観たくないと言う天邪鬼が発症する所でしたよ。

特に本作みたいに賛否を割りに行く尖った作品では、
事前のメディアへの露出を敢えて控えて、
観たい欲求を煽ってみるのも有効な宣伝方法だと思います。

新海監督はもう既に黙って作品出しても観に来て貰える存在でしょうから。


色々と批判的な感想を書き連ねてしまいましたが、
作画、音楽などクオリティは高い本作。
劇場で体感する価値は十分にある映画だと思います。

今回、擦れた大人である私なんかはモヤモヤしてしまいましたが、
大人は分ってくれないとささくれ立っている青少年なんかには、
スッキリと背中を押してくれる勇気を与えてくれる作品になるのかもしれません。

是非、色んな人に体験してもらって、賛否を聞いてみたい一本です。


最後に、そう言えば、昨年の盆、墓参りをサボってしまった私……。
天や、先祖の方々にお叱りを受けないように、
今年は線香を上げて、行き帰りの道を確保して差し上げようと思い直しました。

投稿 : 2019/08/17
♥ : 38
ネタバレ

shino73

★★★★★ 4.1

空の青み

待望の新海誠、最新監督作品。

雨の降りしきる東京のとある病室から、
憂鬱に外を眺める少女。
不意に射し込んだ光に誘われ、
少女は不思議な力を手に入れる。
同じ頃、家族と離れ東京に降り立つ少年がいた。

彼特有の日常への機敏な眼差しは健在で、
映像は満点でしょう。劇伴も素晴らしい。
置き時計、蛇口、錆びた三輪車、雨粒、
きっと配置にまで意味があるに違いない。
…と、思わせる描写の力に感嘆です。
敬愛する村上春樹文学の匂いも健在である。
鳥居とは現世と幽界を繋ぐ門なのでしょう。

母なる海の物語を壮大に描く「海獣の子供」、
広大で青く美しい透明な空を描く「天気の子」、
重力が躍るその上下運動の美しさに圧倒される。
僕たちは空と海の子供だと教わる。

セカイ系2.0と呼ぼう。
新時代の映像作家として自らを更新していく。
そしてここにこそ賛否が問われるだろう。
僕なりの主題を簡潔に伝えればこうだ。
{netabare}希望的観測に従えば「個の回復」であり、
そして「個々人が繋がる強さ」でしょう。
例え不調和な世界でもいい、君と寄り添う。
歪んだ世界を歪んだまま共に歩こうと。{/netabare}

序盤から中盤にかけて素晴らしい演出が続き、
豪雨の中、結末に向け悲劇性は増すばかりで、
{netabare}強烈なナルシシズムと世界が衝突を始めるのだ。{/netabare}
ここに於いて、この衝突には参った。
物語の構造的観点からは「前進」でしょうが、
率直な印象としては「後退」だと感じる。
{netabare}否、これは「君の名は」の次なる挑戦ではなく、
登場した人物描写の通り並行する世界なのでしょう。{/netabare}
ならばますます次に期待がもてますね。

なんて不思議な作品なのでしょう。
フィクションが歪んだまま愛を知るなんて。

投稿 : 2019/08/17
♥ : 45

74.0 2 ハウルの動く城(アニメ映画)

2004年11月20日
★★★★☆ 3.8 (935)
5938人が棚に入れました
魔法と科学が同時に存在する時代。町の小さな帽子屋で働くソフィーは、自分に自信が持てない内気な18歳。彼女の住む王国では戦争が起きているが、それも遠い世界の話でしかない。しかし、町はずれの荒野に住む荒地の魔女の意地悪により呪いをかけられ、90歳の老婆の姿に変えられてしまう。家を出て荒地を放浪する彼女の前に現れた巨大な動く城。生きるために城の主で魔法使いのハウルに掃除婦として雇われるソフィー。

甘ったれで自信家のハウルに呆れながらも、彼の弟子のマルクルや、荒地からついてきた案山子のカブ、この城を動かしている火の悪魔であるカルシファーと家族のような時間を過ごすソフィー。風変わりなハウルとの生活に驚きながらも心を開いていくが、戦火は確実に彼らへ忍び寄っていた。

声優・キャラクター
倍賞千恵子、木村拓哉、美輪明宏、我修院達也、神木隆之介、伊崎充則、大泉洋、大塚明夫、原田大二郎、加藤治子

大和撫子

★★★★☆ 3.7

気品漂う作品

ワクワクするような魔法の世界観がとても良かったです。
劇中に流れる音楽を聴くだけでもこの作品に引き込まれます。
二転三転するストーリーもそれなりに楽しめました。
ハウルの声優に「木村拓哉」さんをキャスティングしたのもこの作品の魅力の一つ。
しかしヒロインのソフィーの声優が「倍賞千恵子」さんなだけに、失礼な発言になってしまいますが少女の頃のソフィーは若々しくなく、恋愛ファンタジー作品のヒロインとしては華が足りない感じを受けました。
ヒロインの声優は二人使っても良かったのでは?

投稿 : 2019/08/17
♥ : 3
ネタバレ

てけ

★★★★☆ 4.0

我を通す!

原作「魔法使いハウルと火の悪魔」は未読。


「荒地の魔女」の呪いで老婆に変えられたソフィー。
彼女は魔法使いハウルの家で、清掃婦として働くことになる。


なんとも支離滅裂なストーリーです。

・ソフィーの冒険記
・ソフィーとハウルの恋物語
・戦争ストーリー

複数のエピソードを切り貼りしたような感じです。
主軸が定まっていません。
山場がどこにあったのかもわかりません。


しかし、そこはさすがジブリマジック。
どこに面白みを見つけたらいいのかわからない脚本を、それなりのエンターテインメントに仕上げています。
映像や効果音など、アニメーションとしての見せ方が上手なんですよね。
ソフィーが時によって少しだけ若返る描写など、さすがジブリという感じです。

配役も言われるほど違和感はありませんでした。
特にハウル役の木村拓哉は、よく合っていたのではないかと思います。
気になる人は気になるだろうけど……。


でも、ちぐはぐな展開はやっぱりひっかかります。
そこで、一貫したテーマ性を自分なりに模索してみました。

「大人の中にある子供心、特にわがままな点」

主人公のソフィーは老婆の姿。
しかし、中身は少女のままで好奇心旺盛。

ハウルはクールで大人っぽい印象。
しかし、幼稚な面を多分に持っています。
{netabare}
特に、髪の毛の色が変わったシーンが印象的です。
それまでのハウルとのギャップに驚いた人は多いのではないでしょうか。
{/netabare}
荒れ地の魔女や国王、サリバンなど、準レギュラーメンバーも同様です。
子供っぽいわがままな態度が目立っています。
「我を通す」という意味では共通していると思います。

これなら戦争というオリジナルの要素にも、ある程度筋が通ると思います。
戦争の原動力は「エゴ」だと思うので。
制作側がこれを意図していたかどうかはわかりません。
しかし、ひととおり見た感じではこの解釈が一番しっくりきました。

恋愛に関しても惚れた腫れたの描写はありませんが、一目ぼれってことにしてしまえばOK。
あとは「わがまま」で目標に向かってまっしぐらです。


まあ、ジブリ作品の中ではよくわからない部類に入ると思います。
伝えたいこともはっきりしません。
それでもアニメーションとしての面白さは持っています。
大ハズレということはないと思います。

投稿 : 2019/08/17
♥ : 52

kFNFM66461

★★★☆☆ 3.0

主人公二人の声優さんがダメダメ

ところどころに宮崎駿監督のステキな世界観や言葉があってそれなりに楽しめた。
でも声優さんが・・・。ハウルの声優さんは最悪だった。声を聴いていると「ハウルじゃない。キムタクやん」と現実に引き戻されてしまい、うんざり。声優さんは声優さん自身のキャラクターを登場人物に写してはいけないと思う。まあキムタクさんが悪いのではなく、完全なミスキャストなだけで。
ソフィーも声優さんがひどい。こんなに超難度の役を頑張っておられる倍賞さんが目に浮かぶようで・・・以下略。

主人公二人の声優さんをベテランの職業声優さんにしてくれていたら、作品の出来が随分違ったのではないだろうか。

あと、宮崎駿監督がこの作品を作るとき、「メロドラマを描く」とか言われてたようだが・・・見終わって、宮崎駿監督にはメロドラマは無理なんだな、となんだかしみじみ感じてしまった。

投稿 : 2019/08/17
♥ : 3

60.9 3 GAMBA ガンバと仲間たち(アニメ映画)

2015年10月10日
★★★★☆ 3.6 (14)
54人が棚に入れました
斎藤惇夫による児童文学の傑作「冒険者たち ガンバと15ひきの仲間」を原作とするCGアニメ。

声優・キャラクター
梶裕貴、神田沙也加、高木渉、大塚明夫、池田秀一、高戸靖広、藤原啓治、矢島晶子、野沢雅子

けみかけ

★★★★☆ 4.0

ヲタもお涙も狙っちゃった感が遂に滲み出た白組;しかし真っ向勝負に来た姿勢だけは拍手b

原作とも出崎版とも違う第3の『ガンバ』とも言うべき3DCG映画
『SBMドラ』で一般人にも広く名の知れることとなった白組の制作
と、大きく打って出たは良いが、知る人ぞ知る【ビッグバジェットの駄作を数々生んだ“あの白組”】の作品なので期待半分、不安半分って感じでした


メインスタッフは『SBMドラ』等と比較してどちらかと言えば自社の若手に託したように見えます
若手のOJTによる育成と、学生のインターンと、各地で開かれたワークショップが綿密に絡み合い、ついでに一山当てようってわけ
でもそーゆー取り組みは嫌いじゃない
むしろ、いいぞもっとやれってのが率直な気持ち


ネズミのガンバと仲間達が海を越えて白い悪魔と呼ばれる恐ろしいイタチ、ノロイとの死闘を繰り広げる冒険活劇
序盤は現代の東京の風景が流れ、後半の夢見ヶ島(ノロイ島)はたぶん八丈島がモデル


原作はガンバ+15匹、出崎版はガンバ+6匹(シオジも入れれば7匹か)
でしたが今作では、、、
ガンバ(梶裕貴)
潮路(神田沙也加)
マンプク(高木渉)
忠太(矢島晶子)
ボーボ(高戸靖広)
イカサマ(藤原啓治)
ガクシャ(池田秀一)
ヨイショ(大塚明夫)
といった具合
出崎版を知っているとシジンがいないのはなんとなく寂しい;
だいぶ改変、統合があった出崎版よりも原作のキャラに近いです
その中で潮路がちゃんとヒロインとして機能しているのは出崎版に寄せてみた結果ですかね


キャスティングは話題性優先の為かなり豪華なメンツを揃えてます
けどそれって配役決めてからシナリオ仕上げる実写映画屋がよくやるやつじゃないですか・・・でも素直に見どころの一つとしても受け取れます
ガンバが指噛んで巨人化しそう、とか(結局ネタかよw)
矢島晶子さんは永遠に5歳のままですねw保護者の藤原啓治もちゃっかりいますし
池田秀一の口から出る「白い悪魔」というセリフはどこぞの『ガンダム』かと思いましたw


ガンバ達の心強い味方となってくれるオオミズナギドリのツブリが明らかにメスで、しかも野沢雅子なのは嬉しかった改変の一つ


ノロイは原作では身体は小さいが頭がキレる謀略家、出崎版ではラストで怪獣化した巨体のイメージでしたが、今作ではなぜかベルク・カッツェみたいなオカマキャラで野村萬斎が演じました
中盤、催眠術で手下のイタチ達が宴と称し奇妙に踊りだすパートは笑いどころの一つ


基本的に話の流れは恐ろし過ぎた原作と原作を膨らませまくった出崎版のイイトコ取り
しかも100分強にまとめあげているので長過ぎず、短過ぎずでちょうどいい尺でした
もっとも大きく改変されたのは仲間の死、を克明に描いたところでしょうか


歌あり、踊りあり、笑いあり、涙あり、冒険あり、尺ちょうどいい
とまあ、何もかもが完璧に思える今作なんですが、いかんせんキャラのモデリングが、、、スマートなガンバの体型はともかくとして、もうちょっと毛並みが柔らかそうな感じの方が絶対可愛かったろ!って思わずツッコミを入れずにはいられない;
わかるんですけね!毛並みが工数的に大変だってのは!
でもネズミって基本的に毛嫌いされてる生き物ですし、そこは可愛く仕上げるべきだったのでは・・・;


総評としては、残念ながら悪いところが無かったようで突出して褒めたいところも無い映画でした
なんせ「売りたい」って声が完全に漏れちゃってる、これは制作というよりプロモーションとかマーケティングの方々がアホゥなことが原因だと思います
まあ構想に15年、総製作費20億円と聞かされればそれも致し方無いです
よくもまあそこまで金を掛けたな、と呆れるが(笑)
ちなみに『SBMドラ』と比較するまでも無く、全く持って客入りは悪い様子
お子様と一緒に観る作品としては言うほど怖い映画では無いのでオススメできます
とりまコレを糧にしてもっと面白い次回作を期待してますb

投稿 : 2019/08/17
♥ : 14

とまときんぎょ

★★★★☆ 4.0

野村ノロイが印象的

ガンバを観てきました。
昔の出崎統版「ガンバの冒険」に親子ではまって観てたので、新しいのも気になって。

結論としてはとてもハラハラドキドキさせられ、最後までなかなか気を抜けない展開を楽しめました。本当にホロリともさせられましたよ。

強烈な敵イタチの「ノロイ」がもはや、イタチではなくクリーチャーみたいでした。そして声の野村萬斎のオネエ口調^^;

昔のアニメの、コロコロしたど根性ガエル的な絵柄と違って、全体的に大人みたいな体系なのが、気持ちがついていけるだろうかと心配だったのですが。微細な表情も丁寧に作られていて段々慣れました。
背景の植物の生え仕方や、オオミズナギドリが海の中へ潜ったり上がったりの目線から描かれる、水しぶきと夕陽の差す情景なんかは、壮大な自然番組を観ているかのようでした。

メリハリの効いたアクションシーンのここぞと良いところで、スピードを緩めて浮遊する感じでスローモーに見せるあたりは心憎く、出崎版の劇画調止め絵を思い起こしてみたり。

とくにボーボが個人的にとても心打ちました。
いつも目を細めて穏やかに全てを受け止めていたボーボ。そのマイペースさゆえに足を引っ張ることを密かに気にしていて。彼なりの努力でみんなと力を合わせることに参加できた、その事実が嬉しくてただ誇らしくて。献身は評価のためじゃなく、みんなの役に立ちたくて、得意には見えないその身体を精一杯動かす事が、自分でもこんなに楽しいと実感している姿は、集団の中に居ながらにしてとても自由で柔軟であったように見えました。
また忠太父の、皆が生き延びるための指針を示してきた責任ゆえの年長者の決断場面や、大人に仕切られることに反発していた七郎の更生なども、感情移入させるポイントとしてジワァッ‼︎とくる人情味がありました。



ガンバは、キャラクターの性格づけがうまく仕分けられてますよね。
キャラ立ちがとても豊かなんですが、難を言うとかっちり出来すぎてて、たぶんそのうち忘れてしまいそうです。
出崎版は、作ってる側のクセや悪ノリが強くて、仕草や勢いがはみ出して迫ってくるものがあって、あいつあの時こんな風に言ってたよな〜走ってたよな〜って真似したくなるような強烈な印象があるんです。
この映画版で言えば、ノロイの野村口調は印象に強いんですが、そんな、作品を食う勢いがもっと他にもあったらよかったかもと感じます。


エンディングに流れる倍賞千恵子の小沢健二カバーソングが、物語の興奮が覚めたあとに穏やかでいい感じでしたが、これも妙に品が良くなってしまっている印象のひとつです。
でもこのエンディングアニメだけで「みんなのうた」で流れてたら、すごく見入ってしまうような魅力はあるんですけどね。

投稿 : 2019/08/17
♥ : 20

このままじゃダメだ

★★★★☆ 3.8

GAMBA…好き

劇場で視聴。
昔のアニメのガンバや、原作は知りません。
早いうちに見られた方のレビューが賛否両論でマイナスの感想が物語に対して多かったので、あまり期待せず視聴しました。

物語は、前半が少し退屈で眠いなあーと思う場面もあったのですが、ガクシャの「白い悪魔」のセリフで持ちこたえることが出来ました。そして、ノロイ率いるイタチ軍団との対決に差し掛かるのですが…いきなりイタチが踊り始めるんです。一糸乱れぬ姿で。他に笑っている人がいなかったので笑ってはいけないシーンなのかなと思ったのですがちょっと堪えられなくてこっそり笑っていました。

まあ、このように突っ込みどころの多い物語ではあったのですが、泣いてしまうシーンもあったのです。

私が泣いてしまったポイントは、ボーボが死んだ次のシーンでした。
ボーボは好きだったのでフラグが回収されたことがかなりショックでした。しかし、涙が溜まり始めたところで次のシーンにいってしまい泣けない!!
何で何事も無いように話進めてるんだちくしょう。ボーボ良い奴だったな…そんなことを考えていたらとまらなくなって…
隣の人は肩を震わせて笑っていました。ひどいです。

物語はこんなところですね。というか魅力を語るつもりでどんどん評価を下げている気がするのでここまでにしておきます。


続いて声優についてですが、素晴らしかった以外の言葉が出てきません。
野村萬斎が野村萬斎っぽく無い声質だったのでびっくりしました。

キャラについて
キャラは本当に良く出来ていたと思います。
役者に合わせてキャラを作ったのかな?声と性格と顔がぴったりでした。
昔のアニメと比べると、だいぶ顔が違っているので、観ていた方は違和感を感じるかもしれませんが、初見的には最高評価です。

作画について
モデルはそこそこかなという印象を、受けました。
ネズミの毛がふぁさー、っとしていれば凄いとおもうのですが、バンプっぽかったのが残念。(バンプ:白黒画像を表面に貼り付けて凹凸を出す方法)
凄かったのはアニメーションですね。ドラえもんの時はまだ違和感があったのですが、今回は本当に良かったです。
特に表情が素晴らしかった。笑い方が一人一人違うんですよ。
ボーボの笑い方とか本当に可愛い

白組って凄いなと思いました。

これだけ語りがいのある作品に出会ったのは久しぶりです。
良い作品でした。

投稿 : 2019/08/17
♥ : 11

計測不能 4 ジャングル大帝 劇場版(アニメ映画)

1997年8月1日
★★★★☆ 3.6 (6)
37人が棚に入れました
手塚治虫の代表作のひとつである『ジャングル大帝』の劇場版。雄大なサバンナを舞台に、人間に育てられた白いライオン・レオの成長を描いた物語。監督は「キャッツ・アイ」の竹内啓雄、音楽はシンセサイザー奏者の冨田勲。声優として倍賞千恵子、立川談志が出演し注目を集めた。アフリカのジャングルには莫大なエネルギーを持つ“月光石"が眠っていた。この石を求めてジャングルを侵略しようとする人間を阻止するため、ライオンのレオが立ち上がる。

計測不能 5 ユニコ(アニメ映画)

1981年3月14日
★★★★★ 4.3 (5)
30人が棚に入れました
人々を幸福にする不思議な力を持つ一角獣ユニコの冒険を描いた長編ファンタジー。原作はユニコーンを題材に、手塚治虫がオールカラーで描いた同名の傑作漫画。監修も手塚自身が手がけ、原作のイメージに添ったものとなっている。白い角のユニコは、そこにいるだけで人々を優しく、明るくしてしまう存在。しかし、神々は人間が苦労もせずに幸せになるのを喜ばす、ユニコを忘却の丘へと追放してしまう。そこには、意地悪な悪魔の子供“悪魔くん"がいた。けれども、ユニコの優しさに触れるうち、悪魔くんも人を助けることの歓びを知っていく。

遥か彼方

★★★★★ 4.7

この作品の存在だけでも知って下さい。

皆さんに興味を持って頂けるレビューはまだ上手く書けないので、紹介だけでもさせて頂きます。
この作品を検索した時画像はおろかレビュー、棚に入れてる人数が0でした。知名度等寂しいと思う反面一番にこれを棚に入れられた事に嬉しさも感じました。
説明の通り手塚治虫原作、出会った全てのものを幸せにする子供のユニコーンの話です。出会った人、動物、悪魔でさえ幸せにしていきます。しかし幸せにした仲間のもとにはいられない。必ず別れが待っているのです。
http://www.youtube.com/watch?v=YHlePedeWpE
「愛こそすべて」作品のEDです。
このアニソンは非常に古いですが私のアニソンベスト5に入るくらい大好きで、歌詞もとても深いものです。
もしこれを聴いて頂いて少しでも興味を持たれた方は、是非本編を観てみて下さい。

読んで下さった、または曲を視聴して下さった方々、それだけでも感謝です!

投稿 : 2019/08/17
♥ : 5

計測不能 6 二十四の瞳(TVアニメ動画)

1980年秋アニメ
★★★☆☆ 3.0 (1)
11人が棚に入れました
何度も実写映画になった、壺井栄の代表作のTVスペシャルアニメ化。瀬戸内海の小豆島の分教場に赴任した、若い女性教師・大石先生。教え子から「おなご先生」と呼ばれる彼女は、当初は都会風の新しい考え方で周囲を戸惑わせるが、その誠実さは子供たちや島民との強い絆を育んでいく。だが悪童の仕掛けた落とし穴で負傷した大石は一度、分教場を退去。やがて5年生に進級した教え子たちの元に帰ってきた。再会を喜ぶ大石と生徒たちだが、時代は悲劇の太平洋戦争へと突入しようとしていた……。日生ファミリースペシャルの一本で、序盤と終盤に実写ドラマパートを設けて、アニメドラマの本編と組み合わせた構成。実写部分の演出は実相寺昭雄で、同部の大石は倍賞千重子が演技。アニメの大石も倍賞をモデルにしている。アニメパートの演出は「ルパン三世」シリーズなどで活躍の吉田茂承。

計測不能 7 いのちの地球 ダイオキシンの夏(アニメ映画)

2001年8月18日
★★★★☆ 3.1 (3)
10人が棚に入れました
1976年に北イタリアの街セベソの化学工場の爆発事故によって引き起こされた大規模なダイオキシン災害を基にした児童文学『ダイオキシンの降った街』を出崎哲監督が映画化した社会派アニメ。1976年、北イタリアの街セベソ。平穏なこの街に、突如、轟音がとどろき、巨大な煙が吹き上がった。街のイクメナ化学工場で爆発事故が起こったのだ。煙は街を覆い、その強烈な刺激臭で多数の人々が頭痛や目の痛みを訴えた。しかし、工場の幹部たちはあくまで一時的な症状で心配はないと言うのだったが……。
ネタバレ

天上しょーと♪♪

★★★★☆ 3.8

タイトルなし

実際にあった事件を元にしてるらしく、内容も内容なので
面白く見られたって言うのもあれかもだけど
1時間20分だれることなく見れました。

僕はその事件も知らなかったし、
ダイオキシンも危ないってことと名前は知ってても
どうなるかまでは知らなかったので
興味深く見られました。

序盤の謎がタイトルでばれてるんだけど特に問題なく見れます。
{netabare}動物から人間へと被害が続いていく {/netabare}恐ろしさもよく出ていたと思います。

子供たちがみんな格好良いですね。
{netabare}特にエンリコは自分の父親の否についても言及し見事に切り返して
父親のことで他の子供たちに謝る
とか {/netabare}あの年齢でなかなかできないことだと思います。
声優が折笠さんなのもあって余計に格好良く感じました。

投稿 : 2019/08/17
♥ : 1

計測不能 8 シュンマオ物語 タオタオ(アニメ映画)

1981年12月28日
☆☆☆☆☆ 0.0 (0)
0人が棚に入れました
日中国交回復のシンボル的な動物・パンダを主役にした初の日中合作アニメ。 四川省のチンサ台地で、恋人のアンとともに平和に暮らす雄パンダのタオタオ。だが人間がパンダ捕獲に現れ、アンを守ってタオタオのみが捕まる。長い旅の末、ヨーロッパの動物園にやってきたタオタオは、飼育者の女性メアリー、その恋人たちとも心を通わした。だがそんな一同の上に、重く暗い戦争の影がのしかかった。 『男はつらいよ』シリーズで有名な山田洋次監督が初めてアニメ制作に参加(原案と全体の監修を担当)したことでも話題になった作品。アニメーション監督は、CMアニメーション分野で活躍したクリエイターで、映像企画制作会社・白組の代表でもある島村達雄が担当している。エアブラシや点描による作画、ミニチュア特撮や実写合成などの手法も活用された映像が印象的。美術・作画に、中国側の組織・天津市工芸美術設計院が参加している。

計測不能 9 蓮如物語(アニメ映画)

1998年4月25日
☆☆☆☆☆ 0.0 (0)
0人が棚に入れました
浄土真宗本願寺派中興の祖として知られる、室町時代の高僧・蓮如上人の波乱に満ちた生涯を描く伝記アニメーション。五木寛之の同名児童小説を、『極道の妻たち 決着』の中島貞夫が脚色。 貧しい寺の息子として生まれ、幼い頃に生きながら母と離れ離れになるなど、つらい経験をした布袋丸。彼は成長して僧侶となり、名を蓮如と改名。戦争や飢饉・疫病に苦しむ民衆を救うため、師である親鸞の教えを得ようと厳しい修行を重ねるのだった……。本作は松方弘樹、吉永小百合、奥田瑛二、倍賞千恵子ら大物俳優が声優として参加し、蓮如上人没後500年にあたる1998年に記念作品として公開された。
<< 前へ 次へ >>
ページの先頭へ