1986年度の入学試験おすすめアニメランキング 1

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67.0 1 1986年度の入学試験アニメランキング1位
11人いる!(アニメ映画)

1986年11月2日
★★★★☆ 3.6 (73)
409人が棚に入れました
少女漫画としても、SFとしても評判が高い萩尾望都の代表作をアニメ化。宇宙船という密閉空間の中で、サバイバルを行うことになった異星人たちの対立や葛藤を描くSFサスペンス。同時上映は新井素子原作の「扉を開けて」。遙か未来、惑星シベリーヌ出身の少年ダダは、3年に一度行われる宇宙最高峰の大学“コスモ・アカデミー”の入学試験に臨んでいた。最終試験は、10人の受験生たちがひとつのグループになり、漂流する宇宙船の中で53日間サバイバルを行うというもの。しかし、集まった受験生たちは11人いた!

ねこmm。 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

「直感は狂わない 狂っていては直感ではない……」  【ねこ's満足度:70pts】

宇宙最高峰の大学『コスモ・アカデミー』の入学試験に臨む全宇宙の受験生達。
超難関な試験の最終課題は、10人一組になっての宇宙船でのサバイバルでした。
決められた期間力を合わせて様々な困難に立ち向かい、
最後まで一人の脱落者も出すことなく無事試験を終えることができれば合格というもの。
ところがいざ始まってみるとなぜか受験生は11人いて……。

1人多いことで受験生達は冒頭から猜疑心を持ちます。
どうして1人多いのか。その多い1人は誰なのか。いったいなにが目的なのか。
さらには次々と起きるトラブルによって、彼らは徐々に相互不信に陥っていきます。
その上、主人公ダダには思い出せない過去の記憶がありました。
宇宙船内という密閉された中でのサスペンス要素に加え、ダダの記憶に関するミステリー。
90分が短く感じるほどテンポよく、軽快に物語は進んでいきます。

声優陣は神谷明、田中秀幸、古川登志夫、玄田哲章、故・鈴置洋孝、若本規夫、TARAKO
といったいまや重鎮といってもいいほどの超豪華な顔ぶれです。
ところがヒロイン(?)役のフロルだけは、当時のアイドル河合美智子が担当。
この子の演技がとても残念なことに……。
さらに挿入歌も歌ってるんですが、この歌唱力がまたまた残念なことに……(笑)。
昔から映画のこういうキャスティングってあるんですね。
唯一にして最大の欠点がこのキャスティング。ホントに残念でした。

しかし、それ以外は中弛みもなくおおむね満足。
最後までドキドキしながら楽しむことができました。
さすがは知る人ぞ知る傑作、といったところでしょうか♪

投稿 : 2024/03/23
♥ : 33

kuroko85 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

古典ですね。当事はこれで十分です。

まだ、それほどアニメが社会的な地位を得ていない時代に、
大きくロードショーされた作品。
(原作が少女マンガだったので、少し恥ずかしかった記憶がある)
当事はこれで十分ですし、
プロットはしっかりしているので、
懐かしく見る分にはなにも問題はない。

宇宙最高峰の入学試験に臨んでいた各星を代表する
エリート学生達。
(その中には時期国王等がいたはず、、)
その最終試験は宇宙船に10人で乗り込み、
暫く共存生活を行うと言う物、、
だが、現場には1人多い「11人いた!」
王道というか、完璧なプロットです。
今でも、落ち(11人目の正体)や
主人公などの絡みを思い出せますが、
ほとんどがネタばれになるほど、、精密に仕組まれていた。
(しまった! レビュー書いていたら、もう一度見たくなってきた)

ちなみに作画の評価が低いのは、このタッチが好きでないからだけです。
(器量のない私を許してください)

投稿 : 2024/03/23
♥ : 7
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