喧嘩で泣けるなおすすめアニメランキング 4

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの喧嘩で泣けるな成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年03月28日の時点で一番の喧嘩で泣けるなおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

88.3 1 喧嘩で泣けるなアニメランキング1位
スラムダンク-SLAM DUNK(TVアニメ動画)

1993年秋アニメ
★★★★★ 4.1 (1283)
7270人が棚に入れました
中学3年間で50人もの女性にフラれた高校1年の不良少年・桜木花道は背の高さと身体能力からバスケットボール部の主将の妹、赤木晴子にバスケット部への入部を薦められる。彼女に一目惚れした「初心者」花道は彼女目当てに入部するも、練習・試合を通じて徐々にバスケットの面白さに目覚めていき、才能を開花させながら、全国制覇を目指していく。

声優・キャラクター
草尾毅、平松晶子、梁田清之、緑川光、置鮎龍太郎、塩屋翼、西村知道、森川智之、幹本雄之、塩屋浩三、神奈延年、田中秀幸、原えりこ

大和撫子 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

名作中の名作ですね!

私が最も好きなアニメの一つ。
おそらく誰もが名作として疑うことのない作品ではないでしょうか?

◆面白すぎます・・・
あまりにもその内容の良さに今更この作品について語る事などないのですが、バスケアニメとしてこれ以上の物はないほどストーリーが非常に濃く、スポ根アニメ・ギャクアニメとしても最高に面白いです。
バスケに興味なくても絶対にハマる作品だと断言してもいいかと思います。

◆みなぎる気力・・・
バスケを始めたばかりの主人公桜木花道が、がむしゃらにバスケに向かい合い日々成長していく姿は、エネルギーをもてあましているなんの目的を持たない若者達にとって、何かやる気を起こさせるような気持にさせてくれるのではないでしょうか。
気合いと根性と努力がこの作品には詰まっていますね!

◆TVアニメならではの試合が最後にあります・・・
TVアニメ版の最後は急な終わり方で非常に残念でした。
でもラストには原作にはない「湘北VS陵南・翔陽合同チーム」との試合が見れて良かったです。

◆続編を希望したい・・・
私的には全アニメの中で一番続編を希望するアニメでもあります。
作者は「続編はあるかもしれないし書きたくなったら書く」と公言していますが、逆に「前の試合よりもつまらない試合は絶対に書きたくない」とも言ってますから難しいところですね。
ちなみにジャンプ最終回の「第1部完」は編集部が勝手に入れたらしいですよ。

◆あれから10日後・・・
原作漫画最終回後の10日後のエピソードが黒板漫画として制作されています。
主要キャラ達や湘北・海南・陵南・翔陽・山王の部員達のその後が黒板に書かれた絵で見られる内容です。
ネットとかで検索すれば10分くらいの内容で見れるので興味があったら見て下さい。
意外な一面とかもいろいろ見れますよ。
「ムリだっていうのはいつだってチャレンジしてない奴よね」
名言が多いこの作品にまた名言が一つ追加です♪

◆台湾で・・・
私、この話を知った時にはおもわず苦笑してしまいました。
スラムダンク2が作者の許可なく勝手に制作されたらしいです。
指導者になった流川が主人公という内容らしく、三井が不良仲間に刺されて死んだりと相当ひどい内容らしいです。
スラムダンクへの冒涜だ~!!
ε=(=`・´=) プンスカプン!

投稿 : 2024/03/23
♥ : 20

カンパニー さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

バスケがしたいです!

このアニメの原作を見てバスケがしたくなった人もかなりいると思います。バスケの楽しさが余す事無くわかると思います。
初めは浮ついた気持ちでバスケ部にはいった桜木、しかし徐々に楽しさを知りいつしか夢中に。
何か一つの事に熱中する楽しさ、やり遂げた時の達成感、何よりスポーツの楽しさ、それらを教えてくれるアニメです。


そしてスラムダンクと言えば名言!!


諦めたらそこで試合終了だよ。
安西先生バスケがしたいです。
左手はそえるだけ。
俺はバスケットをやる・・・バスケットマンだからだ!


などなど、みなさんも記憶に残るものがいっぱいあると思います。みなさんはどの名言がお好きですか?

投稿 : 2024/03/23
♥ : 8

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

努力したものが全て報われるとは限らない。しかし、報われるものはすべからく努力している。

「はじめの一歩」鴨川源二の言葉ですが、その通りだと思います。

努力は報われるとは思いません。こんなに絵が上手いのに。。。こんなに努力しているのに日の目を見ない人はごまんと見てきました。

しかし、

報われている人はすべからく皆、努力しているのです。

それもまた事実。

「スラムダンク」はスポーツ漫画ですが、芸術にも同じことが言えます。

報われるとは限りませんし、今の時代、情報があふれる中で頭抜きん出ることはかなり難しいです。

しかし、皆努力をしている。

そのことに間違いはないと、この漫画は教えてくれます。

いや、漫画家は皆そうですけどね。

投稿 : 2024/03/23
♥ : 24

76.0 2 喧嘩で泣けるなアニメランキング2位
Gungrave ガングレイヴ(TVアニメ動画)

2003年秋アニメ
★★★★☆ 3.9 (426)
3156人が棚に入れました
権力への野心に心奪われた親友、ハリーの暴走を止めようとするも裏切りの銃弾に倒れたブランドン。皮肉にもハリーの勧めていた秘密研究により巨大な二挺拳銃と、武器を満載した棺桶を携えた人間兵器“ビヨンド・ザ・グレイヴ”として甦る。そしてまたハリーの暴走を止めるべく組織へ、そして親友へ一人戦いを挑む。

声優・キャラクター
関智一、浜田賢二、磯部勉、佐久間紅美、茶風林、子安武人、大友龍三郎、立木文彦、井上喜久子

セメント さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

お前を撃つなんて、出来ないよ

うおおおおおおおおおおおお(雄叫び
熱い!熱すぎる!ハードボイルド!!!
男の友情、これより熱く厚いものなんて存在しないでしょう
ガンアクションが売りのゲーム原作でありますが、
むしろゲームの設定が足枷になってるような(ry
隠れた名作、見た後はオサレアニメ症候群に罹るも致し方なし


ストーリー重視型アニメです
構成がなかなか挑戦的な組立になっており
1話が視聴者をその世界に突如としてほっぽりだしたかの如く、何の説明もなくストーリーが始まります
その後、2話からは過去編が、そして17話になると、1話の時系列に戻ってきて、一気に最終章へと駆け上がります
1話の視聴者放置プレイを食らって切ってしまう人は人数いたと思われますが、大いに勿体ない
全体を通しての盛り上がりを演出する一つのファクターであり、事実過去編の中でほどけていく1話との繋がり、それからの展開も含め、満足のいく出来となってます
そして最終回、回想に入ってのあの締め方、もう最高です
ブランドン・・・ハリー・・・

制作はマッドハウス、シリーズ構成は黒田洋介氏
作画は崩れ気味です、映像自体が暗くて見にくいというのもありますが
チンピラ時分、ミレニオン下っ端時分、メガネスーツ時分、そしてスペリオール時分、様々な人物たちとの関わりの中で繰り広げられる時には熾烈な、時には心温まる人間模様
一切シリアス調、迫力ある演出は流石マッドハウス制作とも言うべきでしょうか、巧いものです

声優はハリーの声変わりすぎだろ、とは思いますが
まぁ物語を見れば納得するような、しないような
あとは文治さんスかね、立木文彦をして関智をアニキと呼ぶ作品はこれ以外ないでしょう
ボブコプター役の茶風林さんのビチクソォォォォッや
バラッドバードリー役の子安さんのヨクモデースや
色々すごい台詞がありましたね・・・

音楽について言及するならば、やっぱオサレ走り(ry
ED「茜色が燃えるとき/Scoobie Do」でしょうね、あのオサレ走り(ry
いまに!
OPもかっこいいです、歌はありませんが

ウィッジとゲーリーは良い奴らでした・・・


実写映画化が決定したわけですが、どうなるんでしょう・・・
確かに映像的に映えそうな部分は多々ありますが
実写か・・・

投稿 : 2024/03/23
♥ : 17

ルル さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

レジェンド作品

ゲームを元に制作された作品。ゲームは未プレイ。


『スラム街でうだつが上がらないチンピラ生活を送る「無口で不器用なブランドン・ヒート」と「野心家のハリー・マクドゥエル」の親友の2人。喧嘩に明け暮れ自堕落な生活が続いていたある日こと、街に巨大マフォア組織「ミレニオン」のボス、通称「ビッグ・ダディ」が偶然訪れたことをきっかけに2人は「ミレニオン」に加わることになる。こうして名実共にマフォアの一員となった2人は、やがて組織の中で頭角を現し始め上へ上へと出世階段を昇り詰めていく。だが、2人は気づかなかった。固い友情の絆で結ばれていたはずの2人の間に、徐々に不穏な空気が漂い始めていた事を・・そして・・』という全26話の物語。 制作は、「マッドハウス」で、キャラクターデザインと原作は、「血界戦線」の「内藤泰弘さん」です。


実話、私はずっと前からこの作品が名作である事を知っていたんですよ。他の方のレビューも恐ろしいほど軒並み高評価ですしね。ただ、何せ26話もあるので時間が無くて指をくわえて放置していました。しかし今回は思い切って観てみました。で、観終えた率直な感想なんですけど、名作の名にふさわしい名作でしたね。途中からはアニメを観ているという感じが段々と無くなってきて、コッポラやタランティーノやリュック・ベッソンのクライム映画を観ているような感覚になりましたよ。観始めたら止まらない状態になってしまい、「あと1話だけ観てから寝る、あと1話だけ観てから絶対に寝る」の連続。こうして自分に負け続けた結果、とどのつまりの朝の5時。寝不足で死にそうになりましたよ。アホですよね~私は(笑)


この作品は、ざっくり大きく分けて「過去篇」と「現在篇」の2つで構成されています。「過去篇」は2話~16話で、「現在篇」は残り全話です。あっ それから、第1話はとりあえず意味が分からないと思いますが、そこで切らずに我慢して2話を観てみて下さいね。2話からはいよいよ過去篇が始まりますので。そこからが本番なんです。マフォア組織に加わったブランドンとハリーがどんどん成り上がっていく姿は必見ですので心して下さいな兄貴。特に14話は神回ですぜ。


この作品は、2003年~2004年に放送されたのですが、キャラクターデザインにそれほど古さを感じませんでした。


声優陣が重鎮ばかりでキャラの魅力アップに華を添えてくれていました。中には亡くなられた声優さんもいます。私が個人的に好きなのは、哀愁を感じさせる渋い声「ビッグ・ダディ」役の「家弓 家正(かゆみ いえまさ)さん」と、イケボな低音でジンジン響いてくる、ヘッドホンで聴いているとやばい「ベア・ウォーケン」役の「大友 龍三郎さん」ですね。特にウォーケンは良かったなぁ~。ナイスミドルの魅力というやつです(*´⊥`*)ポッ


人を狂わせるものと言えば金・権力・女(男)など、大抵相場は決まっていますが、25話と最終話では何かを犠牲にしてそれら全てを手に入れた者の悲哀が描かれていました。見所満載ですよ。また、過去と現実が入り乱れる演出も見応えがありました。ちなみに私は最終話でブランドンに泣かされちゃいましたよ。つまり見事ブランドンに心を撃ち抜かれたわけです....。←カリオストロ風オチのパクリとか言う突っ込みは一切受け付けません。(笑)


注)徹夜でアニメを観るのはやめた方がいいです。これはホントの話。人に気付かれるくらいのクマを目の下に作る事になります。おまけに何者にもなれません。

投稿 : 2024/03/23
♥ : 38

waku さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

親友と呼べる存在

このアニメをみて、俺には親友はいないと思ってしまう
それほど大切な存在恋人どころか家族以上

見どころは【友情】これ以外ないでしょう

簡単なあらすじを話すと
ブランドン(主人公)とハリー(主人公)が犯罪が横行する町で生まれ育って
盗みも殺人もあらゆる犯罪が日常化する町である日友達の1人が殺される

守るための力を欲するブランドンとすべてを奪え、与える力を欲したハリー二人はミレニオンというマフィア組織に入り一緒に駆け上がろうと約束する

ミレニオンそこでは仲間をファミリーと呼び そこにはただ一つ鉄の掟があった  それは【裏切らない】唯一にして絶対、裏切れば死

この【裏切らない】も一つのテーマとして作中に何度も登場します。

【守ることは、裏切らないこと】と思うブランドンと
【裏切れば死を与える】と思うハリー

同じ目的なのに考え方の違う二人も見どころ

1話は見ずに2話からみてもいいと思います
全26話 前半は過去編 後半は現代編

少々長いかと思いますが全部が最終話に繋がっていてそれを見た後
あなたの今までみた友情系アニメのベスト3入りにはなると思います

この二人の主人公だけではなくいろんな人との繋がりも全部見逃さず最高の最終話をご覧ください

長文になったがこれでも足りない!!って思うくらい言いたい!!

投稿 : 2024/03/23
♥ : 11

74.1 3 喧嘩で泣けるなアニメランキング3位
東京リベンジャーズ(TVアニメ動画)

2021年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (387)
1423人が棚に入れました
人生どん底のダメフリーター花垣武道(タケミチ)。中学時代に付き合っていた人生唯一の恋人・橘日向(ヒナタ)が、最凶最悪の悪党連合"東京卍會"に殺されたことを知る。事件を知った翌日、駅のホームにいたタケミチは何者かに背中を押され線路に転落し死を覚悟したが、目を開けると何故か12年前にタイムリープしていた。人生のピークだった12年前の中学時代にタイムリープし、恋人を救うため、逃げ続けた自分を変えるため、人生のリベンジを開始する!

声優・キャラクター
新祐樹、和氣あず未、逢坂良太、林勇、鈴木達央
ネタバレ

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

元ヤン、母校に帰る。

【紹介】
元ヤンがヤンキーやってた中学生時代にタイムリープして未来を変えるため奮闘する話。
暴力や殺人など刺激的なシーンが多いので苦手な方はやめたほうがいいかも。
シナリオはかなり雑で粗が多いけど面白い。
特に主人公の行動の妥当性のなさと、タイムリープの取り扱いの適当さが酷い。
キャラクターの魅力がすべてかもしれない。
バジ君、ドラケン君、ミツヤ君、マイキー君、千冬あたりが特に好きです。

きさきも含めて敵対するキャラにほぼ人間的な魅力がないのが欠点かも。
味方の魅力を描くのは上手でも、敵の魅力を描くのは苦手なのかな?

【タイムリープについて】
{netabare}
タイムリープはかなりご都合主義というか、いい加減ですね。
過去と現在を行き来して過去の出来事が未来に影響及ぼすのはいいのですが、その影響がかなり大雑把ですね。
それに、未来にいってる間のタケミチや過去変えた後未来に行くまでの十数年は当時のタケミチが自分の意思で動いている設定ですが、そのタケミチは大人の記憶がないので、あんな都合よく話が進まないとおもう。
細かいこと気にしないほうがよさそうです。
{/netabare}

【シナリオ】
{netabare}
タイムリープだけじゃなくシナリオも結構いい加減。

最初はヒナを助けるという明確な目的があったけど、その目的がいつの間にか暴走族の仲間を助けることにすり替わっていて、まずはヒナの安全確保という誰でも思いつくような当たり前の安全策をとらずに、ふつうはどうにもできるわけがない不良の抗争をなんとかすることばかり考えていて、都合のいいときだけヒナを助けるために根性で身体はってんだ!みたいな空気出すのがおかしいと思う。

最初からヒナは誰かに命狙われているわけじゃなくて、事故に巻き込まれているだけなんだから、抗争を止める必要なんてないんじゃないの?
タケミチが何度もタイムリープする動機付けのためだけに関係ないのに殺されるから不自然な感じがする。

きっかけはヒナを救うためでもいいけど、とりあえずヒナの安全を確保して、ドラケン君たちを気に入ってしまったから助けたいという風にタイムリープする目的を切り替えれば良かったと思う。

どっちかというと命狙われているのはヒナじゃなくてタケミチなわけで
劇中でもタケミッチ自身も提案していたが
事件の日付と場所だけマサトとヒナに伝えておいて、この日は絶対にここに近づかないようにって言うのが一番確実で安全な方法だと思う。
ふつうはまずこれを試そうとする。

その方法はマサトが、変な奴だと思われて嫌われるだけだからやめとけって言って止めるけど、これがこの作品で一番おかしいところ。
大事な姉の命かかってるのに何言ってるの?って思った。

それにヒナの性格からしてその程度で嫌うような子じゃないでしょうに

{/netabare}


【キャラクター】
{netabare}
こういう世界と全く縁がないので詳しくないですが、これって昔の暴走族ですよね? 
今はあんまりここまでベタな暴走族なかなかいない気がしますね。
登場キャラは多いが重要な人物とモブの書き分けもしっかりしているしキャラづけがしっかりしているので誰これ?ってのがあまりない。
生き方がカッコいいキャラが多くて魅力的。

残念なのはキサキ。
敵だからというのを抜きにしても魅力が低いですね。
やたら脅威感を強調されていますが、そんなに脅威でしょうか?
現状、ただの詐欺師ですよ?

こういう詐欺師キャラで本人の力が強くない場合って、
たいてい根っこがしょうもない場合が多い。
底がすごく浅そう。

圧倒的な力を持っていて、手が届きそうにない圧倒的な差があるって感じなら良かったんだけど、そうでもなくて
もし演技じゃないのなら、頭もそんなに良くないし、強くもないと思う。
暗躍するのも、そんなにうまくやっている感じもしない

それなのにみんなして、「きさきがこえーんだよ」「とにかくやべーんだよ」ばっかりなのが冷める。
なんでこんな口先だけの詐欺師にビクビクしてるの?
{/netabare}

【バトル】
{netabare}
自分のチームの総長が敵に囲まれて、卑怯な方法で一方的に攻撃されているのに、ぼーっと見ている人多すぎ。助けに行ってあげて。

あと、乱戦中に刃物で刺されるシーン何度かあるけど、刺した人は殺す気で刺していて、刺された人は無警戒で、不意打ちに成功しているのに、なんか変な場所刺しているのが雑だった。

マイキー君の兄は、あの武器の重さと一虎の叩き方からして一撃で即死になるでしょうか? 
ドラケン君はあの出血量だとたぶん死ぬと思うし、バジ君はあの位置刺されてもたぶん死なないと思う。こういうところもよくわかんなかった。


{/netabare}

【音楽】
主題歌はOPもEDもかなりの良曲で作品のテーマにもよくあっている。

【総評】
変なところで終わりますね。
このあとどうなっちゃうんでしょうか?早く続きが見たいです。
細かいことを気にしなければ面白いアニメだと思う。

投稿 : 2024/03/23
♥ : 32
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ヒットするには理由がある!、、、が。

[文量→大盛り・内容→感想系]

【総括】
リアタイでは、「タイトルがダサ過ぎると思った」ので、視聴をスルーしていた(笑)のですが、流行ったアニメですし、A-TXの一挙放送で観ました。

なる程、面白い。個人的には「鬼滅の刃」よりも好きですね(呪術は未視聴)。

私自身がヤンキー漫画大好き(全部合わせると200冊くらいは読んでるな~w)なこともあり、コンプライアンス的なことは気になりませんでした。リアルヤンキーは嫌いですが、フィクションヤンキーは好きなんですよ(笑)

中盤まではとても面白く、☆5もチラっと考えるくらいだったのですが、終盤で評価がガタ下がり。危うく☆3にするところでした(苦笑)

レビューでは、まず本作を絶賛し、その後に不満に感じた一点の酷評を書きたいと思います。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
非常によく作られた作品だと思った。

元々、「新宿スワン」を描いていた人だけに、社会の闇や人の闇的な話は得意。しかし、現代の若者に、潜在的なヤンキーへの憧れはあったとしても、(ヤンキー漫画全盛期の)昔のようにリアリティがあるわけじゃない。

そこで、花垣武道という「弱キャラ」を主人公に据える(まあ、「特攻の拓」だけど)。

彼の、一歩引いた位置からの視点は、視聴者の視点だ。彼は特別な力は持たないし、強くなるための努力もしない。あるのは根性と綺麗事だけ。それなのに、なぜか上手くいく。周りに助けられながら。

ある意味これは、なろうの系譜だ。

もっとも、それを感じさせないところに、作者の力量がある。

というか、サブキャラの魅力に救われたよね、実際。

また、コメディ色の強いところは、近年で言うと、「今日から俺は」のヒットも取り入れているのかもしれない(バイオレンスな作品だけに、Cパートのちびリベは効果的だった。あれはアニメスタッフの手柄だな)。

(まあ、個人的には「湘南純愛組」のノリに近いと思ったけど。)

作画、バトルシーン、キャラデザ、音楽。全部クオリティ高い。

近年トレンドの転生要素と、近年の若者に馴染みの薄いヤンキーものをブレンド。

そこに更にシュタインズゲートをふりかけている。

これは「鬼滅」でもそうだが、「主人公が頑張る、キレイな理由」というのは、今の時代のアニメには大事なんだと思う。昔以上に。

「鬼滅」は、ようは単なる鬼退治なのだが、「妹のため」。本作は、ようは単なるケンカなのだが、「恋人のため」「友達のため」。そういうキレイな理由が暴力を正当化させ、女心や子供心を掴むのかな?(知らんが)

まあ、そういう既視感は低評価の理由にはしないけどね。

同じように面白い要素を混ぜようと、つまらない作品しか作れないことも多々ある。まるパクりしてないならば、この面白さは充分に作者の力量と言って良い範囲だと思う。

そして、散々ヤンキー漫画の名作に触れ、たくさんのアニメを観てきた私達には、色々浅く見えても、今の子供達やアニメに縁遠い人達に受けなければ、アニメの裾野は広がらないのだから、本作のようにヒットするアニメが出るのは、1アニメファンとしては歓迎したい。


と、ここまでは絶賛。

ここからが酷評。


とにかく納得いかなかったのが、場地圭介の「死に様」。死んだことがじゃなくて、「死に様」。

マイキーに一虎を殺させたくない、一虎にマイキーを殺させたくない、東卍を守りたい。だから、瀕死の状態で自決を選んだ。それは分かる。

でもだったら、自分が死ぬ前に稀咲を刺し殺すべきだと思う。もし、それがかなわなかったとしても、死の間際に遺言を託すなら、(千冬はともかく)武道よりマイキーでしょ、絶対に。

「マイキー、一虎を許してやってくれ。あと、稀咲は敵だ。東卍に近付けるな。俺からの、最後の願いだ」

くらいをマイキーに言えば、稀咲は終わりでしょ。何てったって、大好きな場地の命をかけた願いだ。

私は理系ではないので、タイムリープの齟齬的な話はどーでも良いんですよ、結構。

そのかわり、文系だからか、人の心の齟齬的な話には納得いかないんすよね、大分。

あれだけマイキーのことが大好きな場地が、あそこまで動ける状態で、マイキーよりも武道に遺言を残すなんてあり得ないと思った。場地は、もっと賢く、もっと情に厚いキャラクターでしょ。

この一連の流れは、ドラケンが刺されるのと同じような展開だが、そこから変化をつけるため。また、ドラケンは(重要かつ格好良すぎて)殺せないから、「ドラケンみたいに格好良いキャラを作って、代わりに殺した」ように見えてしまった。

また、場地が今後も生きていれば、「ラスボス」の稀咲を活用できないし、場地の遺志を継ぐことで武道を(キャラ的に)強くするという効果を狙ったのだろう(ONE PIECEもキングダムも、強キャラの遺志を継ぐのは定番だよね)。現に武道は出世した。

そういう作為が透けて見えてしまい、せっかくの熱いアニメに、水をさされた気分になってしまった。「作品のために生み出され、殺されたい場地が可哀想に感じた」。それが、本当に残念だった。

せめてもの演出として、動けない場地が大声で叫び、視線を集めて、寝たまま自分の腹を刺す。偶然近くにいた武道と千冬だけが場地の最期の言葉を聞けた。

もしくは、「このことを知れば、マイキーは稀咲を殺す。頼む、マイキーを人殺しにさせないでくれ。お前達の力で、稀咲を東卍から追い出してくれ」と、武道や千冬に頼むか。

くらいなら、ギリギリ納得できたかな。

まあ、気になる終わり方でもあるし、全体としては面白かったので、二期があったら確実に観ますし、ていうか、原作を買いたくなるくらいな好きでした、久しぶりに。
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆3
タイムスリップ+ヤンキー漫画。今のトレンドと昔の焼き直し。

2話目 ☆4
なる程、悪い→良い、のタイムリープじゃなく、良い→悪い、のタイムリープか。まあ、無い→悪い、とも言えるか。

3話目 ☆3
正義の不良系? マイキー、王道キャラだな。難しいな、不良の格好良さ。一般人に迷惑かけたらな。

4話目 ☆4
ナオトと握手(笑) わりといったりきたりするんだね。現代も緩やかに変化と成長をしていく。あっくん。飛び降りのリアルさを出すあたりが、攻めてるよな。

5話目 ☆4
ドラケンの格好良さ。Cパート、笑えるな(笑) 

6話目 ☆3
マイキーとドラケンの出会い。流石にタケミチも、もうちょい活躍しないとな。

7話目 ☆4
ウンコで仲直り(笑) コメディの強さも特徴。まあ、これでは終わらないよな。もうひと波乱あるよな。許してねーぞ(笑) これ、ドラケン死ぬ流れ? もったいないキャラだけどな、死ぬには。そんで、ドラケンの代わりに、タケミチがなっていく話になるのかな。


8話目 ☆4
なるほどね、ここで仲直りの伏線。ケンカ中なら来ないか。

9話目 ☆4
スリーパー。さて、ドラケン、助かるか?

10話目 ☆4
ドラケン、助かるか。そして、違う世界線から、違うトラブルが。いや、左手刺されてんだら、入院だろ(笑)これ、ナオトの方の記憶の在りようが気になるな。どういうシステム?   

11話目 ☆4
ネックレス付けてるのがね。ナオトのイライラ(笑) 変わってない。

12話目 ☆4
まあ、シュタインズゲートに至る道は簡単じゃないよな。

13話目☆3

14話目☆4
場地。敵か味方か。どっちかな。

15話目☆4
虎穴に入らずんば虎児を得ず、だな、まんま(笑) ケンカが正当化される設定だからな。

16番目☆4
マイキー、格好良いな。なるほど、マイキーの兄貴殺したのは、一虎か。

17話目☆4
一番隊副長、千冬。ここにも格好良い男が。武道、次は一番隊隊長になるのかな。

18話目☆4
一虎は、マイキーに殺されたいのかな。場地は、一虎も救いたいし、マイキーも救いたいし。実写映画のメインシーンだよな(笑)

19話目☆3
流石に作画ヘタってきたかな。大事なシーンだけに、枚数が少ないのは残念。

20話目☆3
基本、ドラケンの時と同じ展開。じゃあ、流石に場地は死ぬかな?

21話目☆1
とっとと全員でマイキー取り押さえろよ。場地の行動もワケわからん。それでマイキー止まるか? だったら、稀咲を刺した方が効果的では? それか、死ぬ間際に伝えるべきは、マイキーにでしょ、稀咲が敵だって。

22話目☆2
ここで回想。いや、死んでても救急車だろ。放置して帰るか? ドラケンは(格好良すぎて)殺せないから、ドラケンみたいな奴を殺したとしか思えないな。んで、死んだ後にキャラつけてくのも、あまり好きじゃないな。

23話目☆3
ここで日常系か。さて、どう締める? まあ、中学生だしね(笑)

24話目☆

{/netabare}

投稿 : 2024/03/23
♥ : 21
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

マイキー キックで Good Enough

原作未読

“ヤンキー”דタイムリープ”ですって。
水と油に見えてなかなかどうして化学反応起こっていい感じで乳化してくれた模様です。
“タイムリープ”要素が牽引役になるんだろうなぁと思いきや意外なことに“ヤンキー”が面白い一品。

(1)ヤンキー
ヤンキーものは苦手です。面白いと感じたことがないですね。そういえばどんなのあるかと人気ヤンキー漫画を挙げてた某サイトから引っ張ってきたのがこちら↓

 1位 東京卍リベンジャーズ
 2位 今日から俺は!!
 3位 クローズ
 4位 ろくでなしBLUES
 5位 ごくせん
 6位 ビー・バップ・ハイスクール
 6位 湘南純愛組!
 8位 ROOKIES
 9位 GTO
 9位 カメレオン
 11位 疾風伝説 特攻の拓
 12位 湘南爆走族

直近の調査だからってのもあって堂々の一位が本作。ちなみに当方まともに読んだのは4位6位くらいです。よくある“強い仲間意識”とかヤンキーものでなくても代替が利くし、“不屈の闘志”“拳の強さ”見るなら格闘漫画でよいのですよ。中高生でやる必要はありません。
一方、長渕剛や北野作品だったりコッポラ監督の一連シリーズはもちろん、あと当方のサムネがそうであるようにヤクザやマフィアもんは好きだったりします。両者の違いはさておき、本作には“本職”の匂いが色濃いのであります。たぶん中高生ものでは無縁なはずだった命のやり取りが描かれててそう感じるのかもしれません。物騒です。
一言で言えば、“男”がかっこいい。非行ものにありがちな荒んだ家庭環境的背景説明は控えめ。筋を通すやつと打算でごまかすやつらのギリギリな人間模様が描かれているのは社会の縮図ですね。


(2)タイムリープ
視聴のトリガーでした。が、けっこうザル設定でところどころ気分が削がれちゃって没入することは無かったと思います。
ただしタイトル“リベンジ”にあるように行動の根っこにあるのが主人公の“後悔”なので、繰り返しを経て濃縮されていくリープもののお約束は踏まえてたような。ちゃんとしたスパイスにはなってます。


全24話。最終話が兼総集編みたいで、これは2期含みといったところでしょうか。
2017年を現在と見立てそこから遡って12年。20代後半に差し掛かったうだつのあがらない主人公花垣武道(CV新祐樹)が過去改変目指してタイムリープ(の亜種!?)する物語。
ヤンキーものというより『仁義なき戦い』『ゴッドファーザー』を学生にやらせてみたら○○だった!な印象です。ヤンキーものは大概強いやつがメイン張りますが、本作では中田小兵二(こへーじ『ろくでなしBLUES』)や兼子信雄(ノブ『ビーバップ』)みたいな雑魚キャラが主役。ダメダメなしゃば僧が覚悟決めたりするわけでして、普段とのギャップにドキッとする仕様なのかと思えます。
ヤンキー特有のイキリ日常が延々と続くわけではないことは私が保障します。



※雑感

■小並感

ちなみにレビューのタイトルが『グーニーズ』からってお気づきだったでしょうか?
主人公マイキーはゲームだとキック専任でした。そんな1980年代。

{netabare}ドラケンは武道を気に入っちゃう。
「“譲れねえもんがある”。今どき女にそれ言うやついねえぞ。昭和だな」
マイキーも河原の土手と限りなく昭和的な場所でこうも言う。
「今って…不良がダセえって言われる時代だろ?」
「だからオレが…不良の時代を創ってやる。…(以下略)」{/netabare}

校内暴力やらヤンキーが跋扈してたピークってたしか80年代とのこと。

{netabare}それからどんどん減っていって、マイキー兄貴が不良やってた10年くらい前(1995年前後!?)までがギリギリ不良がかっこよかった時代だと言われると、『SLAMDUNK』のメインどころが不良設定だったのを思い出し、たしかにそうだと妙に納得する。
そして時は2005年。不肖ぺーが破壊王の訃報を旅先ホテルで知りその足で“知床遊覧船”に乗船した年ですね。そんなんどうでもよいとして、不良関連だと『青春アミーゴ』リリース年だったか。亀梨君や山Pが不良枠だったりでたしかにぬるい。ただの不機嫌そうなイケメンですから。{/netabare}

そんでもって本題。

{netabare}マイキーが理想とした“不良の時代”ってけっして現在(2017年)の東京卍會じゃないんだろうと思われる。
武道と同じく「こんなはずじゃなかった」人という対比も可能。時折マイキーが武道に「お前ほんとに中学生?」と匂わせツッコミするのってマイキーなりのSOSな気がしてくる。ヒナ弟みたいに仕組みを感づいているよないないよな。はたまた実はタイムリーパー仲間だったりしてね。{/netabare}

そんでもって副題。

鈴木達央さんのドラケン良かったよ。余人をもって代えがたしだと思うんだけどなぁ。


続きに期待してます。

投稿 : 2024/03/23
♥ : 25

69.0 4 喧嘩で泣けるなアニメランキング4位
劇場版 蒼き鋼のアルペジオ-アルス・ノヴァ-Cadenza(カデンツァ)(アニメ映画)

2015年10月3日
★★★★☆ 4.0 (226)
1181人が棚に入れました
劇場版第2弾。

今回は完全新作エピソードとなる。

声優・キャラクター
興津和幸、渕上舞、沼倉愛美、山村響、ゆかな、藤田咲、内山夕実、松本忍、宮下栄治、津田美波、東山奈央、原紗友里、M・A・O、福原綾香、佐藤聡美、三森すずこ、五十嵐裕美、木内秀信、置鮎龍太郎、釘宮理恵、中原麻衣、中田譲治
ネタバレ

ホワイトマウス さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

カメオが意味するもの、それはコピーじゃない、自分自身。

アルペジオCadenzaでロシアの港町で群像さまがイオナに買ってあげたもの、あにこれの男性はご存知かどうかわからなかったので気になって書いてます。これをご存知の男性の方はとっても素敵だと思います。群像さまがイオナに買ってあげたもの、それは単なるブローチではなく {netabare} 、カメオです。

カメオの説明のwikiです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%A1%E3%82%AA

私もそうですが、光るプレゼントを頂くと、きれいですし、とっても嬉しいです。でも、カメオの場合、私の気持ちとしてはちょっと違う。奥深い感じ。カメオはもともと、ローマとかギリシャの時代は、ハンコのような役割をもってて自分の分身というものでした。それにカメオは偽造されないようにとっても細やかに作られていて、きれいで芸術性もあるけど、それが本当じゃなくて、本来は自分自身を証明するもの、コードとか認証とか暗号とか、そういったものだったようなんです。群像さまが最初にイオナに出会った時、イオナは群像さまのコードがわかって動いたけど、今回、群像さまが自分でカメオをイオナに買ってあげたことで、それがとても強く感じました。でも、イオナはヤマトの偽物だと思ったときから、カメオを着けていませんでした。大事なものを身に着けないって、とっても悲しいこと・・・・。でも、ラストシーンで、イオナはコンゴウとのふれあいで、ヤマトという人格じゃない、ヤマトに託された自分自身、イオナはイオナなんだとわかって、最後にカメオを身につける。でも、結局、別れの時だったんですよね、その意味を私が理解した時って。
イオナが自分自身がわかったのに、消えていくなんて、あまりに悲しすぎて、つらくて・・・

この作品で、群像さまがカメオを買ってあげるシーン、私にとってすごく重くて、 {/netabare}このシーンはアルペジオCadenzaではとってもささやかなんだけど、重要なシーンだったと思います。


これまでのレビューです。


●2015.11.14 01:14 イオナ、あなたは・・・・

今日、お仕事が終わったあとにレイトショー、見てきました。

私、前回見た時はラストシーンでイオナが{netabare}艦長の前に戻ってきたんだと思ったんですけど、今日観た感想は・・・悲しいけど、イオナの魂だけが帰ってきたみたい・・・・。そう見えたんです。そう感じた途端、{/netabare} 艦長どうして笑っていられるの? どうしてお帰りって言えるの? 

悲しくて、でも素敵な作品だったと思います。

最後のnanoさんの歌、ほんとうに素敵でした。

でも、これでアルペジオは終わるのかと思うと、とても寂しいですね。

●2015.11.03 16:55
人間よりもなんて素敵なの、メンタルモデルって・・

アルペジオCadenza、見てきました。もう、涙があふれ出てしまって、最後のほうは、もう耐えられなくなって・・・・

ひどいよ・・・予告編やアルペジオのHPではCadenzaでnanoさんの曲が使われるなんて全然書かれていなくって、がっかりしてたんだけど、それがCadenzaのラストで、あんな素敵なnanoさんの曲が流れるなんて、もう、反則だよ・・・・
{netabare}

群像さまのおとうさん、心変わりしたんじゃなくてよかった。
ヤマトとの会話してるシーン、群像さまがタカオやハルナ、キリシマ、ヒュウガたちとお話ししているのと同じ雰囲気で素敵でした。結局、人類との戦いを混乱させたのは、群像さまのお父さんの暗殺だったのがすごい衝撃で、それでムサシにあんな行動をとらせたんですよね。ムサシの気持ち、とってもよく分かって、悲しかった。それにヤマトって、優しくって素敵。だからイオナが生まれたんだよね。
ヤマトとムサシのシーン、とっても悲しくって、見ていられなかった。人間と同じだよね。いえ、人間よりも純粋かも。メンタルモデルのほうが人間よりもとっても素敵に思えてしまう。

コンゴウとイオナのシーンも感動しました。TV版の最終回とは立場が逆転していて、でもコンゴウがイオナを励ます場面、とても自然でした。この時のコンゴウ、とてもきれいでした。

そして、イオナ、きれいでした。ラストは特に。それとロシアの街のシーンもすてき。特に群像さまがイオナにカメオを買ってあげるシーン、大好きです。そして、nanoさんの歌とともに消えていくイオナ、群像さまの絶叫。あの絶叫が、nanoさんの歌が、いまだに耳から離れません。

群像さま、ご両親のお墓の前で、再会できたのでしょうか。

あれ、なんかこのシュチュエーション、「結城優奈は勇者である」に似てなくもないかも。{/netabare}

投稿 : 2024/03/23
♥ : 55

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

「嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い―――――――――――――何もかもっ――――――――――――消えてしまえええええ!!!」

昨今のアニメは原作遵守を謳うあまり〆のあまい作品ばかりですが近年最高の原作超越アニメである3DCG作品『蒼き鋼のアルペジオ-アルス・ノヴァ-』の完結編
『DC』の新作パートから直接の続編になっているので鑑賞前に最低でも『DC』をご覧になることをオススメします


原作をご存知の方はわかってらっしゃると思いますが、もうこのシリーズは原作と同じ路線へ修正舵を効かせることは不可能なほどオリジナル展開に進んでいます
そして今作、堂々とオリジナルの結末を迎えての大団円です!!!


前作ラスト、大戦艦ヒエイとの戦闘に痛手を負いながらも引き分けたイ-401とそのクルー
そして遂に霧の艦隊総旗艦、超戦艦ムサシと千早翔像により人類への最終降伏勧告がなされる
引き続き総旗艦ヤマトを追うつもりのイ-401にヒエイが率いる霧の生徒会の追っ手がかかる
人類に残された猶予は1週間
蒼き鋼と霧の生徒会、そして霧の総旗艦艦隊を交えた最終決戦の火蓋が切って落とされる


遂に明かされる大海戦の真実
イオナはどこから来たのか!?
翔像はなぜ人類を裏切ったのか!?
オリジナルながらも見事に総まとめにかかってきています
もはや何も言うことは無い・・・
そして、これで本当に最後なんだね、という哀愁に思わず涙が;;;


もちろん個性豊かな霧の生徒会にも注目
センサービット、ロケットアンカー、ビームサーベル、超長距離射撃、、、もはや艦隊戦の常識を覆す武装(笑)
これに対して蒼き鋼は千早群像の機知に富んだ戦術と文字通りの“総力戦”で迎え撃つ
さらにイ-401では、イオナが一時的に機能を停止したことで人間クルーだけでの対応を迫られることになり、401クルーの真の実力がイオナのピンチをフォローする
うーん、これには胸がアツくなります
さらに終盤では“男のロマン”が炸裂!思わず人目も憚らず爆笑しましたwww


深夜テレビシリーズから地続きになった映画としては本当に最高の1作になったと思います
まさかのクライマックスでは、戦艦の類がお好きな方なら夢にも思わぬ形で実現する、あのアルス・ノヴァモードを超える最終決戦に原作ファンもアニメファンも“ド肝を抜かされる”ことでしょう


ラストシーンをハッピーエンド取るか、バットエンド取るかもアナタ次第
手放しではない、かと言ってダラダラとした続きを匂わせることも無い
今シリーズの魅力が解る方は、是非その目で最後を見届けていただきたい

投稿 : 2024/03/23
♥ : 19
ネタバレ

Kuzuryujin さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

公開前に冒頭の20分だけ観れました。これはいい!!

劇場公開は2015年10月3日が初日ですが、なんと!
9月24日22時~、TOKYO MXにて放送された、
『劇場版アルペジオ第2弾『Cadenza』公開記念特別番組 冒頭20分大公開!!』
を視聴することが出来ました。(BS11では29日(火)の25時より放送)

通常TV放映枠の公開前のプロモーション。
本編からそのまんま20分も放送するとは…
制作者の自信の現れですね。

いいですねー!
やばいっ、掴みは最高!!
あっという間に話に惹きこまれました。
これは出来がかなりよさそう!

特に、新キャラの霧の生徒会のナチ、アシガラ。
陰と陽、柔と剛の対比が見事でキャラ立ちまくり。
ムサシも冒頭から存在感が半端無い。

{netabare}
20分などあっという間。
傷つき武器弾薬も不足、ナノマテリアル不足で回復もままならないイ401。
ナチ、アシガラの猛攻に晒され、早速窮地に追い込まれ、
さてこれからどうなる、あわや轟沈かというところで時間切れ~
コンゴウのその後など、話題には上がってもまだ不明なまま。
商売上手過ぎや~ファンなら誰でも、これ観たら劇場に足運びたくなりそう。
{/netabare}
現時点の評価は、あくまでも冒頭の20分+期待値での評価です。
BD/DVD発売後になってしまうかもしませんが、
いずれは必ず全部観て、レビューと評価は修正するつもりです。

投稿 : 2024/03/23
♥ : 8
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