委員長アニメ映画ランキング 2

あにこれの全ユーザーがアニメ映画の委員長成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2020年02月20日の時点で一番の委員長アニメ映画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

78.9 1 委員長アニメランキング1位
傷物語Ⅲ 冷血篇(アニメ映画)

2017年1月6日
★★★★☆ 4.0 (396)
2728人が棚に入れました
〈III 冷血篇〉は暦と怪異の別れを描く

ドラマツルギー、エピソード、そしてギロチンカッター―
怪異の専門家・忍野メメの助力も得て、3人の強敵との戦いに勝ち抜いた阿良々木暦。

彼はついに、吸血鬼キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードの
四肢を奪い返すことに成功する。
すべては、普通の人間に戻るため……。

しかし再びキスショットのもとを訪れた暦は、吸血鬼という存在、
その恐るべき本質を知ることになるのだった。
決して取り返しのつかいない自分の行為を悔やみ、そしてその顛末に困惑する暦。
後悔にさいなまれる彼の前に現れたのはほかでもない、暦の「友人」羽川翼だった。
そして彼女が暦に告げた、ある提案とは……。

声優・キャラクター
神谷浩史、坂本真綾、堀江由衣、櫻井孝宏、入野自由、江原正士、大塚芳忠
ネタバレ

shino73 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

怪異譚の始まり 夜のお伽噺

怪異譚の始まり。
化物語の前日譚、
こよみヴァンプ最終章。

全編を通じて陽が登らない夜のお伽噺。
吸血鬼との邂逅。
羽川翼との出会い。
独特でダークな映像と会話の妙。
劇伴「鉄血篇エンドロール」「スパシーボ!」必聴です。
不穏な音に痺れますね。

ここまで登場人物が少ないのに、
どうして映画が成立するのか、
ほんとに不思議なシリーズです。

忍野メメの真骨頂。
{netabare}どちらかが死ぬぐらいなら、
お互いが苦しむことを選択する。
苦しみを分かち合う。{/netabare}
そうやって生きていく。
これは傷を舐め合う血の物語。

人間側の正義と化物側の正義。
それぞれの倫理の対立。
そして阿良々木暦の覚悟。

僕もまた今日を生きていこうと誓う。
これがシリーズの始まりである。

投稿 : 2020/02/15
♥ : 41

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

化物語の前日譚の「第3弾」に該当する本作は「赤く濡れて黒く乾いた血の物語…決して癒えない僕たちの大事な傷の物語…」

ここまであっという間…気が付いたら第3弾に到達してしまった気がします。
これまで視聴してきた2作はどちらも1時間そこそこ…
実質2時間ちょっとしか経っていないのだから当然といえば当然なのですが、内容の濃密さが余計に体感時間を加速させるのでしょう…

阿良々木 暦とキスショットは可能性の低いと思っていた賭けに勝利しました。
これもキスショットの持つ吸血鬼としての能力が結果的に功を奏した訳ですが…

キスショットが歩んできた道程…
時折見せるキスショットの本気の笑顔がとても印象的だったと思います。

でも、心に沸々を湧き上がる違和感が払拭できない…というか徐々に大きくなっていくんです。
それは化物語で最初に見た忍とのギャップです。

本作に登場するキスショットは大人…けれど、化物語に登場する忍はどうみても子供…
そう、容姿にギャップが有り過ぎるんです。

だから本作の一番の見どころは、傷物語がどの様に化物語に繋がっていくのか…という点に尽きると思います。
でも物語の展開上その予兆は一切無く…心の折れるような出来事が突然やってくるんです。
心の準備なんてしている余裕は微塵もありませんでした。

少なくてもこれまで間違った事をしているとは思わなかった…
振り返っても決して間違った行いは無かったと思います。
唯一違うとすれば、たまたま立場が違っただけ…
ただそれだけ…
なのに、僅かなその違いはその後の道筋を真逆に違えるに十分足り得た…という事実だけが取り残されてしまうんです。
そしてその事実は一人の人間が背負うにはあまりに重すぎました…
だから自分の良心への呵責に悩まされるかは別にしても、逃げてもきっと誰も文句は言わなかったと思います。

ううん、正直軸足はだいぶそっち側に向いていたように思います。
だから思います…
彼の友人である彼女は心底優しいと…
言っていることだけなら残酷にも捉えられるその一言一句の裏には、彼の未来に禍根を残したくない、という何とも彼女らしい優しさが感じられるではありませんか…

だから彼女も全力全開で彼に挑みました。
言い方はとてもソフトだったけれど、微塵の隙間もなく否応なしに納得せざるを得ないロジックが展開されたと思います。
彼女の言動の理由は、それがお互いがお互いのままでいられる唯一無二だときっと知っていたから…
ちょっぴりへたれだったのは間違いなく彼の方…
でも、勝機ゼロの戦いに向かおうと決意させてもらったのは事実です。

次の瞬間、画面いっぱいに広がる死闘…死闘…死闘…
その死闘を見ていて思いました…
「これじゃ誰も報われない」という事を…
だからこんな感じでは絶対終わって欲しくないと思っていました。
だって私の愛すべきキャラ像とかけ離れていましたから…
こんな風に壊して欲しくないよ…

阿良々木 暦とキスショットが紡ぐ決意と懇願の物語…
そして死闘の裏に潜む真実に気付いたのは彼女…
どこまで行ったら立ち止まれるのだろう…
どれだけ血を流したら優しさに気付くのだろう…
今言わなきゃ絶対後悔する事を悟った彼女は事態に対して身を呈する事を厭いませんでした。

本懐は遂げられなかったのかもしれない…
この結末は残酷だったのかもしれない…
でも、彼の目から溢れる無色透明な血液は、彼の優しさの証だったと信じています。
だから一緒に歩んでいくと決意した…
ラストの笑顔にそんな彼の強い意志を感じた気がします。
きっとこれ以上無い最高の形で化物語に繋がったと思います。

この作品を視聴したら、化物語がもう一度見たくなりました。
化物語に登場するキャラをもう一歩深掘りしながら視聴できる事に喜びが感じられると思うから…
視聴して良かった…待って良かったと思えた作品でした。

投稿 : 2020/02/15
♥ : 20

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

Film noir directed by 尾石達也 これが【死闘】である

西尾維新の物語シリーズの全ての始まり、『傷物語』の映画3部作の最終作
過去最長の83分で監督は『化物語』の尾石達也
キャラデザと総作監に守岡英行
シリーズで唯一PG12指定


前作『熱血篇』で眷属の力を駆使した阿良々木暦は、紆余曲折ありつつも見事ドラマツルギー、エピソード、ギロチンカッターに勝利を収めました
キスショットの四肢を取り戻し完全体への復活=暦が眷属から開放される時も目前に迫っていました
しかし忍野メメから衝撃の真実が口にされます
元々のキスショットの実力を持ってすれば、三人のヴァンパイアハンターは敵ではなかったはず
キスショットを弱体化させたのは、メメがキスショットの心臓を密かに奪ったからだと・・・
そう言ってメメは暦にキスショットの心臓を差し出し、そして去っていくのでした
「仕事は失敗に終わった」と、意味深な暗示を口にして・・・
完全体となり満足げなキスショット、これでようやく全てが終わると安堵する暦
しかし暦は最も重大な事実を見て見ぬ振りをしていたことに気付かされます
そう、キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードは「鉄血にして熱血にして冷血の吸血鬼」であるという事実を・・・


この映画は大体3つのパートに分かれています
元々『鉄血篇』でも、
①暦の人となりや羽川との関係を描くパート
②キスショットと遭遇するパート
③キスショットを救った暦の身に何が起こったのか説明されるパート
の3つ


さらに『熱血篇』でも
①ドラマツルギー戦
②エピソード戦
③ギロチンカッター戦
の3つに別けられていました


それが今作では
①完全復活したキスショットが過去を語る、キスショットをヒロインとして捉えたパート
②自暴自棄になった暦が羽川に【おっぱいモミモミ】を強要する、羽川をヒロインとして捉えたパート
③最終決戦パート
の3つに分割できます


そう、ここでやっとハッキリする
暦という主人公に対して、表と裏、光と闇、善と悪という対比的な二人のヒロインが並行している映画が今作なのだと
これは単に羽川を選ぶのか、キスショットを選ぶのかという男女関係の話だけでなく、暦のその後の人生(もはや“人”ではありませんが)を左右する決断を迫られる作品だ、という部分に被せてきているのですね
上手いなー


②パートだけ観ればポルノ映画のように観えますし、③パートだけ観ればスプラッター映画、特に『フレディvsジェイソン』とか『エイリアンvsプレデター』とか、悪趣味が極まったアクションスリラーのようにも観えます
数ある物語シリーズにおいて、なんで今作だけが映画なのか、はこの『冷血篇』でハッキリしました
【正直、心臓の弱い方にはオススメしかねる内容だからです】
ですが、テレビ放送で中途半端にやられても誰も満足しなかったことでしょう
血肉飛び散るまさに死闘、よくぞここまで派手にやってくれた!と“本気”のクオリティで描かれる大人の映画と呼べる仕上がりだからです


キスショットが室外機の上を両手を広げて子供のように歩くカットは林勇雄さん?
ブラジャー姿の羽川を真正面から見下すカットは木村貴宏さん?
斬りつけあいはウメンヅだな
吉成兄弟は・・・言わなくてもすぐわかるでしょ?www
ウエダハジメさんや高山カツヒコさん(相変わらず特撮パート担当w)も携わっていて、オールドシャフトの人脈大活用のオールスタースタッフ


とかく【血祭り】という表現が似つかわしい映画でしょう
それもこんな豪華原画陣、さらにはほぼ全ての背景がCGという特殊な作りをした映画、後にも先にも例がありません
映像表現として、とても貴重な一作になったと感じます


さらに人であることを失くしていく暦の絶望感、それを案ずる二人のヒロインの心境が、そこはかとない哀愁を漂わせていて、観終えた後も程よい余韻を味わえます


改めて言わせて欲しいです
尾石達也監督「おかえりなさい」と

投稿 : 2020/02/15
♥ : 10

63.0 2 委員長アニメランキング2位
忍たま乱太郎 忍術学園 全員出動!の段(アニメ映画)

2011年3月12日
★★★★☆ 3.8 (32)
141人が棚に入れました
 尼子騒兵衛原作の人気長寿アニメ番組「忍たま乱太郎」の劇場版長編アニメ作品。エリート忍者になるべく忍術学園に入学した忍者のたまご“忍たま”の乱太郎と仲間たちの活躍を描く。監督は「おまえうまそうだな」の藤森雅也。忍術学園では夏休みの宿題を巡って大トラブルが発生する。なんと事務員のミスで忍たまたちの宿題が入れ替わり、一年は組の山村喜三太は六年生用の宿題を与えられ、タソガレドキ軍との戦が行われていたオーマガトキ城で行方不明となってしまう。忍術学園は忍たまの選抜チームを結成して喜三太救出に向かう。さらに、乱太郎たち一年は組も合戦の調査という仕事に名乗りを上げ、喜三太を捜すため危険な合戦の真っ只中に飛び込んでいくのだが…。

けみかけ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

一年は組13人!二年1人!三年3人!四年4人!五年4人!六年6人!ってこれはたかがメインキャラですよwぼくらの善法寺伊作先輩も大活躍すっぞ!イケメン☆パラダイスキターッ!

25年続く原作、18年続くテレビシリーズ、前回の映画化は15年前ですが長編としてはこれが初です!


まさか本当に全員集めるとかそんなバカなw
と、ナメてかかりましたが、どうやら本気だったようです^q^


忍たまに詳しい方wオイラが把握してない学園生徒がいるのか是非に解説をお願いいたしますw


ひょんなことから戦の最中に巻き込まれてしまった(なめくじで有名な)喜三太を救出すべく、忍術学園一同が忍術大作戦を繰り広げます!


クスwっとくるメタギャグシーン有りぃーの!
ガチンコで忍術を使った忍者ならではの戦略の数々を用いた合戦有りぃーの!
ホントっ!!!映画化して良かったですねーーーーーー!!!!!!!!!


本編に登場した【ガチ忍術】の数々、調べてみるのもまた面白いんじゃないでしょうかね!?


作法委員、用具委員、火薬委員だのって超細けぇ設定も今更思い出させてくれましたねw
本当にありがとうございました!


保健委員長で乱太郎たちの良き先輩、善法寺伊作先輩なんか事実上主人公じゃねーかー!ってぐらい活躍しますよ!


あーっ!誰かーっ!お客様の中に「事務の小松田さん」とか語れるお方はいらっしゃいますかー!?w
まさかの最強(?)レアキャラ、山田利吉さんとかもちゃんと出ますよー!
これってあれですよね!?w
むしろ古参ファンにはハァハァモノで、よい子のお友達のことは若干スルー気味ってやつですよね?w
酷ぇなw

投稿 : 2020/02/15
♥ : 7

まりんこ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

なつかしの忍たまギャグ♪

忍たま乱太郎、久しぶりに拝見しましたが。
なつかしのギャグテンポにによによしつつ、相変わらずキャラ立ってるなあ!と感心しつつ、キャストの良さと映画ならではの作画に、良い鑑賞時間を過ごしました。

ただ、これなあ…
忍たま乱太郎、見たことない人には、やっぱりあんまり面白みがわからないんじゃないかなあ…?
ギャグセンスとか。特にギャグセンスとか。
あと、お約束の定番ネタがたくさん仕込んであるのですが、これも本編で把握していないと、ついていきづらいかもですね。
長年のファンのためのスペシャルプレゼント的な、映画だったのではないでしょうか~。

しっかり、忍術雑学について語るシーンもありますし、ミュージカルへのオマージュシーン?みたいなものも入ってます。

投稿 : 2020/02/15
♥ : 0

Baal さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

久々に懐かしい気がしました。

尼子騒兵衛の忍者ギャグ漫画『落第忍者乱太郎』

が原作で、1996年以来の映画作品です。

小学生の頃に毎日のようにNHKで見ていた

作品ですが、弟妹と一緒に懐かしみ

ながら(懐かしんでいたのは私だけですが・・・)

この作品を見ました。

あの頃に面白かったエピソードとかが

頭の中に浮かんできて、あの頃の何も

考えずに見ていた自分がすごくいいなあ

と思い返していました。

小学生当時に「忍たま」がどれくらい私に影響

していたのかを再び感じることが

できたように思いました。

小学生の頃とかによく見ていた人なら

当時の記憶や感覚が蘇ってくる感じがして

いいと思います。

投稿 : 2020/02/15
♥ : 9
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